JP2004165535A - 自己走査型発光素子アレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子への給電ラインの配線抵抗を低減化させることで、給電ラインの影響により発生していたチップ内における各発光素子の光量ばらつきを低減させる。
【解決手段】φ ライン14とφ ライン15のボンディングパッド54,55の位置を、発光素子アレイを挟んだチップ両端に配置する。このような構造とすることで、φ 用ボンディングパッド54からφ 用ボンディングパッド55へ至る配線長が全ての発光素子について同一になり発光光量の均一化が実現できる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自己走査型発光素子アレイ、特に、発光光量の均一化を図った自己走査型発光素子アレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
多数個の発光素子を同一基板上に集積した発光素子アレイは、その駆動用ICと組み合わせて光プリンタヘッド等の光書込みヘッドとして利用されている。本発明者らは、発光素子アレイの構成要素としてPNPN構造を持つ3端子発光サイリスタに注目し、発光点の自己走査が実現できることを既に特許出願(特許文献1,2,3,4参照)し、光プリンタヘッドとして実装上簡便となること、発光素子ピッチを細かくできること、コンパクトな自己走査型発光素子アレイを作製できること等を示した。
【0003】
さらに本発明者らは、スイッチ素子(発光サイリスタ)アレイをシフト部として、発光部である発光素子(発光サイリスタ)アレイと分離した構造の自己走査型発光素子アレイを提案している(特許文献5参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−238962号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平2−14584号公報
【0006】
【特許文献3】
特開平2−92650号公報
【0007】
【特許文献4】
特開平2−92651号公報
【0008】
【特許文献5】
特開平2−263668号公報
図1に、シフト部と発光部を分離したタイプのダイオード結合自己走査型発光素子アレイチップ10の等価回路図を示す。この自己走査型発光素子アレイは、スイッチ素子T ,T ,T …、発光素子L ,L ,L …からなる。スイッチ素子および発光素子のいずれも3端子発光サイリスタが用いられる。シフト部の構成は、ダイオード接続を用いている。すなわち、スイッチ素子のゲート電極間は、ダイオードD ,D ,…で結合されている。VGAは電源(通常−5V)であり、VGAライン13から負荷抵抗R を経て各スイッチ素子のゲート電極に接続されている。また、スイッチ素子のゲート電極は、発光素子のゲート電極にも接続される。スイッチ素子T のゲート電極は、スタートパルス端子φ に接続されている。スイッチ素子のカソード電極は、交互に転送用クロックパルスφ1,φ2ライン11,12を経て、クロックパルス端子φ1,φ2に接続されている。抵抗R1,R2は、ライン11,12にそれぞれ挿入された電流制限用抵抗である。また、発光素子のカソード電極は、発光素子給電ライン14を経て、発光素子給電端子φ に接続されている。抵抗R は、ライン14に挿入された電流制限用抵抗である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような自己走査型発光素子アレイは、例えば、p型半導体基板上に、pnpnの順で半導体層を積層することにより作製することができる。しかし、p型の半導体基板、例えばp型GaAs基板は、その生産量がn型半導体や半絶縁性基板に比べて相対的に少なく、したがって高価である。このため、p型GaAs基板を用いた自己走査型発光素子アレイチップの単価の低減化が阻害されていた。
【0010】
一方、大量に使用されている半絶縁性基板(SI基板)はp型基板より安価であり、SI基板を使用することで自己走査型発光素子アレイチップ単価の低減化を図れる。SI基板を使用するためには、図2(A)に示すように、従来、基板の裏面に形成していたアノード電極を、図2(B)に示すように、基板の表面から取り出す構造に変えなくてはならない。
【0011】
なお図2(A)において、20はp型半導体基板、22はp型半導体層、24はn型半導体層、26はp型半導体層、28はn型半導体層、30はカソード電極、32はゲート電極、34はアノード電極である。図2(B)において、40はSI基板、44はp型半導体層22上に形成されたアノード電極である。
【0012】
p型GaAs基板を使用した場合の128発光素子の典型的な自己走査型発光素子アレイチップのパターンを図3に示す。アノード電極は、図2(A)に示したように基板20の裏面全面に蒸着形成するため、表面のパターンにはアノード電極配線は含まれていない。なお、図3において、11〜14は図1と同じラインを示しており、11はφ1ライン、12はφ2ライン、13はVGAライン、14はφ ラインである。また、51〜54はそれぞれのラインに接続されるボンディングパッドを示している。全部のボンディングパッドが、発光素子アレイL ,L ,L ,…,L128 の片側(図面では左側)に配置されている。なお、各ラインは、Al配線で形成されている。
【0013】
一方、図2(B)に示したようにSI基板40を使用した自己走査型発光素子アレイのパターンを図4に示す。図2(B)に示したアノード電極44は、1本の共通のアノード配線(φ ライン)15としてパターニングされて形成されている。すなわち、φ ライン15は、各発光素子のアノード電極を兼ねている。φ ライン15は、発光素子との距離を最短とするために、発光素子に並置するデザインとなっており、その作製方法は、素子分離エッチングを実施する際に、そのエッチング深さをアノード層となるp型層22までとし、p型層22にオーミック接触が得られるように、AuSb、続いてAuZnを蒸着し、リフトオフで形成していた。
【0014】
なお図4において、55はφ ライン15が接続されるボンディングパッドである。このボンディングパッド55は、他のボンディングパッド51〜54と同じ側に設けられている。なお正確には、φ ラインは、図示のようにAl配線を経てボンディングパッド55に接続されている。このAl配線をも含めてφ ラインと言うものとする。
【0015】
この構成における発光素子への電流供給用配線(φ ライン14およびφ ライン15)の等価回路を図5に示す。φ ライン14において、ボンディングパッド54から第1番目の発光素子L までの配線抵抗値をRc、発光素子間の配線抵抗値をrc、φ ライン15において、ボンディングパッド55から第1番目の発光素子L までの配線抵抗値をRa、発光素子間の配線抵抗値をraで表した。等価回路図から明らかなように、ボンディングパッド54,55から遠い位置にある発光素子ほど配線抵抗の影響を受けて、結果として給電量が少なくなり、光量が低下する。この構成であれば、第1番目の発光素子L が最も明るく、以後順次暗くなっていき、第128番目の最終発光素子L128 が最も暗くなる特性を有していた。第128番目の発光素子L128 が受ける配線抵抗は、
【0016】
【数1】
R=Rc+127rc+127ra+Ra (1)
である。
【0017】
図2(B)に示したアノード電極44は、アノード層22とのオーミック接触を得るために、AuSb/AuZnを膜厚にして約0.2μm蒸着して作成しており、その電極をそのままφ ライン14(図4)に使用していた。オーミック化の際のAu−GaAs間の合金化などにより、φ ラインは抵抗が大きくなる。抵抗率にして約1×10−5Ωcmであり、配線幅を10μmとした場合、約50Ω/mmとなった。配線長はチップ内で5.5mmあるため、末端の発光素子L128 が受ける抵抗は、SI基板を使用しない図3の構造の場合と比較して275Ω増加しており、第1番目の発光素子L の発光光量を100とすると、第128番目の発光素子L128 の光量は65で、35%低下してしまった。このような自己走査型発光素子アレイチップをプリンタなどの光源と使用する場合、チップ内の各発光素子の光量均一化をするために補正を行う外部駆動回路に負担がかかり、また補正は最低光量を基準に実施するため、全体として暗くなってしまい、高速印字用に使用できない等の欠点があった。
【0018】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、各発光素子への電流供給用配線(給電ライン)の配線抵抗を低減化させることで、給電ラインの影響により発生していたチップ内における各発光素子の光量ばらつきを低減させることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、半絶縁性基板上に、4層の半導体層よりなるPNPN構造の3端子発光サイリスタが複数個1次元に配列された発光素子アレイと、最下層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのアノード電極/カソード電極を兼ねる第1の給電ラインと、最上層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのカソード電極/アノード電極を接続する第2の給電ラインとを少なくとも備える自己走査型発光素子アレイにおいて、前記第1の給電ラインに接続されるボンディングパッドと、前記第2の給電ラインに接続されるボンディングパッドとが、前記発光素子アレイの両端に分かれて配置されていることを特徴とする。
【0020】
このような構成によれば、第1の給電ラインのボンディングパッドから第2の給電ラインのボンディングパッドへ至る配線長を全ての発光素子について同一にすることができるので発光光量の均一化が実現できる。従来の構造において配線抵抗を最も受けた最終番目の発光素子と比較して約半分の配線長になることから、配線抵抗の半減化ができる。
【0021】
本発明の第2の態様は、半絶縁性基板上に、4層の半導体層よりなるPNPN構造の3端子発光サイリスタが複数個1次元に配列された発光素子アレイと、最下層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのアノード電極/カソード電極を兼ねる第1の給電ラインと、最上層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのカソード電極/アノード電極を接続する第2の給電ラインとを少なくとも備える自己走査型発光素子アレイにおいて、前記第1の給電ラインに接続されるボンディングパッドが、前記発光素子アレイの両端に配置され、前記第2の給電ラインに接続されるボンディングパッドが、前記発光素子アレイの両端に配置されていることを特徴とする。
【0022】
このように各発光素子へ給電する経路を2箇所にする、すなわち給電線を並列化することで、配線抵抗を低減化することができる。
【0023】
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記第1の給電ラインは、前記最下層の半導体層にオーミック接触する金属と、この金属上に形成された導電性金属との2層構造よりなることを特徴とする。
【0024】
2層構造とすることにより、配線の断面積を増加させることで、配線抵抗の低減化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【第1実施例】
図6に示すように、φ ライン14とφ ライン15のボンディングパッド54,55の位置を、発光素子アレイを挟んだチップ両端に配置した。本実施例の構造での給電ラインの等価回路を図7に示す。
【0027】
この等価回路図から明らかであるが、第128番目の発光素子L128 がONの時に注目すると、給電に影響を与える配線抵抗は、
【0028】
【数2】
128 =Rc+127rc+Ra (2)
であり、発光素子への配線抵抗はほぼφ ライン14のみで、従来影響を受けていたφ ライン15の配線抵抗をほとんど考えなくて良いことになる。
【0029】
一方、第1番目の発光素子L がONの時に注目すると、
【0030】
【数3】
=Rc+127ra+Ra (3)
となる。φ ライン15は、AuSb/AuZnのオーミック電極で形成しているため、φ ライン14のAl配線よりも抵抗が高い。R >R128 であるから、1番目の発光素子L に向かって、光量が暗くなることがわかる。しかしながら、(1)式と比較しても明らかなように、図3の構造における抵抗よりも小さくなっており、発光素子L の光量が100、発光素子L128 の光量が65であったものが、発光素子L の光量が75、発光素子L128 の光量が100となり、10%光量増加を実現できた。
【0031】
一般に、第n番目の発光素子L がONの時の配線抵抗は、
【0032】
【数4】
R=Rc+rc(n−1)+ra(128−n)+Ra (4)
で表される。特に、φ ライン14とφ ライン15を同一構造で作成した場合、r=ra=rcであるから、全ての発光素子への配線抵抗は、R=Rc+Ra+127rで一定となる。すなわち配線抵抗による給電電流の違いはなくなることになり、発光光量の均一化が実現できる。
【0033】
φ ライン14とφ ライン15を同一構造で作成する場合の方法を説明する。
【0034】
まず第1の方法は、後述する図12に示すように、φ ライン15を、オーミック電極配線上にAl配線を蒸着リフトオフ手法により、追加パターニングして、Al配線/オーミック電極の2層構造とする。そして、このAl配線は、φ ライン14のAl配線幅と同じにする。
【0035】
φ ライン15には、Al配線の下にオーミック電極44があるが、この電極44の線抵抗(単位長さあたりの抵抗)は、Al配線に比べて十分大きいので、φ ライン15の線抵抗はAl配線の線抵抗でほぼ決まる。
【0036】
したがって、φ ライン14とφ ライン15の線抵抗をほぼ同じにできる。
【0037】
第2の方法は、φ ライン14とφ ライン15の双方を、Al配線/オーミック電極の2層構造とする。これにより、φ ライン14とφ ライン15の線抵抗を同じにする。なお、オーミック電極は、φ ラインおよびφ ライン共に、同じ材料が用いられる。
【0038】
この方法は、第1の方法において、φ ラインのAl配線の線抵抗に比べてオーミック電極44の線抵抗があまり大きくなく、φ ライン15の線抵抗が配線の線抵抗だけで表し難い場合に有効である。
【0039】
以上のように第1実施例によれば、φ ラインとφ ラインのボンディングパッド位置を発光素子配列を挟んだチップ両端に配置する構造とすることで、φ 用ボンディングパッド54からφ 用ボンディングパッド55へ至る配線長が全ての発光素子について同一になり発光光量の均一化が実現できる。
【0040】
なお、φ ラインおよびφ ラインの配線材料としては、Al以外に、Au,Ag,Cuおよび、これら4種のいずれかを母材とした材料を用いてもよい。
【0041】
【第2実施例】
本実施例は、図8に示すように、φ ライン14とφ ライン15のボンディングパッドを、発光素子アレイを挟んでチップ両端にそれぞれ配置する構造とした。φ ライン14のチップ両端に配置されたボンディングパッドを54 ,54 で示し、φ ライン15のチップ両端に配置されたボンディングパッドを55 ,55 で示す。このような構造の等価回路図を、図9に示す。
【0042】
このように、φ ラインおよびφ ラインの給電用ボンディングパッドをそれぞれ2個配置することにより、各発光素子への給電ラインの並列化により、配線抵抗は第1の実施例の構造と比較して更に低減化できることがわかる。この構造による自己走査型発光素子アレイの光量特性を評価した結果、発光素子L の光量が100、発光素子L128 の光量が100、発光素子L64の光量が85となり、配列発光素子アレイの両端部で光量が高く、アレイの中央部で光量が低い特性が得られた。図3の構造において存在した35%チップ内光量差を、本実施例の構造にすることで15%まで低減させることができた。
【0043】
この場合、第1実施例のように各発光素子に対する配線抵抗の均一化はできないが、最も配線抵抗の影響を受ける中間発光素子(L64,L65)でも、図3の自己走査型発光素子アレイの配線抵抗の1/4、第1実施例の配線抵抗の1/2にまで低減することができる。
【0044】
【第3実施例】
図2(A)に示したように、p型基板を用いた自己走査型発光素子アレイでは、発光素子への給電は基板裏面全面に成膜された電極から行われていたので、アノード側の配線抵抗は全く問題にならなかった。一方のSI基板を使用した場合、図2(B)で示したようにアノード電極をφ ラインとして数μm幅にパターニングする必要が生じたために、その配線抵抗が発光光量に影響を及ぼすようになった。
【0045】
これに対して、第1,第2実施例で示したレイアウトを構成することで、相当の改善が認められたが、さらに本実施例では、このオーミック電極を兼ねるφ ライン上に、厚さ1.0μmのアルミ配線を蒸着リフトオフ手法により、追加パターニングする。
【0046】
これを、第1の実施例に適用した例を、図10,図11に示す。図10は図6と同一であり、断面線▲1▼−▲2▼を示してある。図10の▲1▼−▲2▼線断面図を、図11に示す。図11において、36は絶縁膜である。φ ライン14は、絶縁膜36に開けられたコンタクトホールを介して各発光素子のカソード電極30に接続されている。
【0047】
φ ライン15は、SI基板40上のp型アノード層22にオーミック電極(AuSb/AuZn)44を形成する際にパターニング形成するが、本実施例では、このオーミック電極配線上に厚さ1.0μmのAl配線45を蒸着リフトオフ手法により、追加パターニングした。その結果、約50Ω/mmあった抵抗を、2.7Ω/mmまで低減することができた。
【0048】
このように、本実施例では、φ ライン15の配線の厚みをデバイス作製プロセスで厚くする構造とし、配線の断面積を増加させることで、配線抵抗の低減化を図ることができる。
【0049】
なお、このような考え方は、第2の実施例の構造に適用できることは明らかである。
【0050】
以上の各実施例では、アノード層上のアノード電極には、AuSb/AuZnを用いたが、これに限られるものではなく、オーミック接触が得られる金属であれば、いかなるものでもよい。
【0051】
また、φ ラインの断面積拡大による配線抵抗低減化にAlを使用したが、Au,Ag,Cuなどの金属でもよい。
【0052】
また、φ ラインの積層方法としてリフトオフによる手法を示したが、エッチングによる手法も可能である。この場合は、図12のようにφ ,φ1,φ2のラインと同時に作製することで、工程の増加をせずに形成することができる。
【0053】
また、SI基板上にpnpnの順序で積層した3端子発光サイリスタについて記述したが、npnpの順序で積層した場合にも適用できる。
【0054】
【第4の実施例】
次に、以上に説明した自己走査型発光素子アレイチップを用いた光プリンタヘッド、このような光プリンタヘッドを用いた光プリンタについて説明する。
【0055】
図13は、光プリンタヘッドの主要部を示す斜視図である。光プリンタヘッドは、実装基板130上に複数個の自己走査型発光素子アレイチップ132を千鳥配置で配列して構成された自己走査型発光素子アレイ134と、複数個の正立等倍レンズ(ロッドレンズ)136を配列して構成された正立等倍レンズアレイ138とを備えている。発光素子アレイ134から出た光は、レンズアレイ138により集光されて、感光ドラム(図示せず)上に照射される。
【0056】
図14は、このような光プリンタヘッド140を備える光プリンタの構成を示す。円筒形の感光ドラム142の表面に、アモルファスSi等の光導電性を持つ材料(感光体)が作られている。このドラムはプリントの速度で回転している。回転しているドラムの感光体表面を、帯電器144で一様に帯電させる。そして、光プリンタヘッド140で、印字するドットイメージの光を感光体上に照射し、光の当たったところの帯電を中和する。続いて、現像器148で感光体上の帯電状態にしたがって、トナーを感光体上につける。そして、転写器150でカセット152中から送られてきた用紙154上に、トナーを転写する。用紙は、定着器146にて熱等を加えられ定着され、スタッカ158に送られる。一方、転写の終了したドラムは、消去ランプ160で帯電が全面にわたって中和され、清掃器162で残ったトナーが除去される。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、各発光素子への給電ラインの配線抵抗を低減化させることで、給電ラインの影響により発生していたチップ内における各発光素子の光量ばらつきを低減させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】自己走査型発光素子アレイチップの等価回路図である。
【図2】(A)はp型半導体基板を用いた自己走査型発光素子アレイの断面図、(B)は半絶縁性基板を用いた自己走査型発光素子アレイの断面図である。
【図3】p型GaAs基板を使用した自己走査型発光素子アレイチップのパターンを示す図である。
【図4】半絶縁性基板を使用した自己走査型発光素子アレイのパターンを示す図である。
【図5】図4の構成における発光素子への電流供給用配線の等価回路を示す図である。
【図6】第1実施例の自己走査型発光素子アレイのパターンを示す図である。
【図7】図6の構成における発光素子への電流供給用配線の等価回路を示す図である。
【図8】第2実施例の自己走査型発光素子アレイのパターンを示す図である。
【図9】図8の構成における発光素子への電流供給用配線の等価回路を示す図である。
【図10】第3実施例の自己走査型発光素子アレイのパターンを示す図である。
【図11】図10の▲1▼−▲2▼線断面図である。
【図12】変形例を示す断面図である。
【図13】光プリンタヘッドの主要部を示す斜視図である。
【図14】光プリンタヘッドを備える光プリンタの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 φ1ライン
12 φ2ライン
13 VGAライン
14 φ ライン
20 p型半導体基板
22 p型半導体層
24 n型半導体層
26 p型半導体層
28 n型半導体層
30 カソード電極
32 ゲート電極
34 アノード電極
36 絶縁膜
40 SI基板
44 アノード電極
45 Al配線
51,52,53,54,55 ボンディングパッド

Claims (8)

  1. 半絶縁性基板上に、4層の半導体層よりなるPNPN構造の3端子発光サイリスタが複数個1次元に配列された発光素子アレイと、最下層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのアノード電極/カソード電極を兼ねる第1の給電ラインと、最上層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのカソード電極/アノード電極を接続する第2の給電ラインとを少なくとも備える自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記第1の給電ラインに接続されるボンディングパッドと、前記第2の給電ラインに接続されるボンディングパッドとが、前記発光素子アレイの両端に分かれて配置されていることを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  2. 半絶縁性基板上に、4層の半導体層よりなるPNPN構造の3端子発光サイリスタが複数個1次元に配列された発光素子アレイと、最下層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのアノード電極/カソード電極を兼ねる第1の給電ラインと、最上層の半導体層上に形成された各発光サイリスタのカソード電極/アノード電極を接続する第2の給電ラインとを少なくとも備える自己走査型発光素子アレイにおいて、
    前記第1の給電ラインに接続されるボンディングパッドが、前記発光素子アレイの両端に配置され、前記第2の給電ラインに接続されるボンディングパッドが、前記発光素子アレイの両端に配置されていることを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  3. 前記第1の給電ラインは、前記最下層の半導体層にオーミック接触する金属と、この金属上に形成された導電性金属との2層構造よりなることを特徴とする請求項2または3に記載の自己走査型発光素子アレイ。
  4. 前記第1の給電ラインは、前記最下層の半導体層にオーミック接触する金属と、この金属上に形成された導電性金属との2層構造よりなり、
    前記第2の給電ラインは、前記第1の給電ラインの導電性金属と同一の導電性金属よりなり、
    前記第1の給電ラインの導電性金属の線幅と前記第2の給電ラインの導電性金属の線幅とが同一であることを特徴とする請求項1に記載の自己走査型発光素子アレイ。
  5. 前記第1の給電ラインは、前記最下層の半導体層にオーミック接触する金属と、この金属上に形成された導電性金属との2層構造よりなり、
    前記第2の給電ラインは、前記最上層の半導体層にオーミック接触する金属と、この金属上に形成された導電性金属との2層構造よりなり、
    前記第1および第2の給電ラインの導電性金属は同一であり、
    前記第1および第2の給電ラインのオーミック接触する金属は同一であることを特徴とする請求項1に記載の自己走査型発光素子アレイ。
  6. 前記導電性金属は、Al,Au,AgまたはCuであることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイを備える光プリンタヘッド。
  8. 請求項7に記載に光プリンタヘッドを備える光プリンタ。
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