JP2004148999A - サスペンションブッシュ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サスペンションブッシュ10を、それぞれ筒状をなす剛性の外筒16及び内筒18と、外筒16及び内筒18の各同じ側の軸方向端部において且つ軸方向に距離を隔ててそれら外筒16及び内筒18から軸直角方向に延出する剛性の外筒側鍔板26及び内筒側鍔板28と、外筒16と内筒18との間に径方向に挟まれたブッシュゴム部22及び外筒側鍔板26と内筒側鍔板28との間に軸方向に挟まれた鍔ゴム部24とを有するゴム弾性体20とを備えて構成する。そして鍔ゴム部24は径方向の外周側において中心側よりもゴム肉厚を厚く形成しておく。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明はサスペンションブッシュに関し、詳しくはトーションビーム式サスペンションに備えられて、トレーリングアームの前端部と車体側とを弾性的に連結するサスペンションブッシュに関する。
【0002】
【発明の背景】
自動車のサスペンション方式の一つとして、車両の略前後方向に延びる一対のトレーリングアームと、車幅方向に延びてそれら一対のトレーリングアームをつなぐトーションビームとを備え、各トレーリングアームの前端部においてサスペンションブッシュを介し車体側に弾性的に連結されるトーションビーム式サスペンションが用いられている。
このトーションビーム式サスペンションでは、トーションビームが捩れることにより左右別々の動きが許容される。
【0003】
この方式のサスペンションに用いられるサスペンションブッシュの一例が、トーションビーム式サスペンションとともに下記特許文献1に開示されている。
図12はその具体例を示している。
【0004】
同図において200はトーションビーム式サスペンション(以下単にサスペンションとする)202におけるトレーリングアーム、204はトーションビームである。
ここでトレーリングアーム200は車両の右側及び左側において略前後方向に延びており、またトーションビーム204は車幅方向に延びてそれら一対のトレーリングアーム200をつないでいる。
【0005】
一対のトレーリングアーム200のそれぞれの後端部にはスピンドル206が設けられており、それらスピンドル206において車輪を回転可能に支持するようになっている。
一対のトレーリングアーム200の各前端部には円筒形状の圧入部208が一体に形成されており、そこにサスペンションブッシュ(以下単にブッシュとする)210が圧入固定されている。
【0006】
図12(B)にそのブッシュ210及びその取付構造が具体的に示してある。図示のようにブッシュ210は、それぞれ円筒形状をなす金属製の剛性の外筒212及び内筒214と、それらの間に挟まれた円筒形状のゴム弾性体216とを有しており、それらが加硫接着により一体に固着されいる。
【0007】
217,218はそれぞれ車体側のブラケットで、ブッシュ210はそれらブラケット217,218により軸方向に挟まれた状態で、内筒214にボルト219が挿通された上、反対側においてナット220がねじ込まれることで車体側に連結される。
即ちブッシュ210は、外筒212においてトレーリングアーム200の前端部に固定され、また内筒214において車体側に固定されて、トレーリングアーム200の前端部と車体側、即ちサスペンション202と車体側とを弾性的に連結する。
【0008】
このサスペンション202の場合、ブッシュ210におけるゴム弾性体216の軸周りの捩り弾性変形によって一対のトレーリングアーム200の上下回動、即ち車輪の上下動を吸収するとともに、サスペンション202と車体との間でゴム弾性体216の弾性変形により振動絶縁する。
【0009】
ところでこのサスペンション202の場合、ブッシュ210の左右方向の弾性変形抵抗が小さいと、即ち左右方向のばね定数が小さいと、車両旋回時等において車輪に横力が働いたときサスペンション202全体が車輪とともに左右方向に動いてしまって走行の安定性を損なう要因となる。
【0010】
図13はこの問題を改善するために案出されたブッシュの形態を比較例として示したものである。
図示のブッシュ222は、それぞれ筒状をなす金属製の剛性の外筒224及び内筒226と、外筒224及び内筒226の各同じ側の軸方向端部において且つ軸方向に距離を隔てて外筒224及び内筒226から軸直角方向に延出する、それら外筒224,内筒226に一体に形成された外筒側鍔板228及び内筒側鍔板230と、外筒224と内筒226との間に径方向に挟まれたブッシュゴム部232及び外筒側鍔板228と内筒側鍔板230との間に軸方向に挟まれた鍔ゴム部234とを有するゴム弾性体236とを備えた形態をなしている。
【0011】
また外筒側鍔板228と内筒側鍔板230との間において、金属製の剛性の中間板238が、鍔ゴム部234内部に埋め込まれている。
図13に示すブッシュ222の場合、図中左右方向に対してばね定数の大きな鍔ゴム部234が設けられているため、車輪に横力が働いた場合であっても鍔ゴム部234の弾性変形抵抗によりサスペンション全体が車輪とともに左右方向に動いてしまうのを良好に抑制し、車両の走行の安定性を良好となすことができる。
【0012】
この働きのため、ブッシュ222は鍔ゴム部234の図中左右方向のばね定数を大きくすることが望ましい。
そのためには外筒側鍔板228,内筒側鍔板230及び鍔ゴム部234の径方向(外筒224,内筒226及びブッシュゴム部232からなるブッシュ本体部の径方向)の寸法を大きくとることが望ましいが、一方でそのようにすると、ブッシュ222が車輪の上下動に伴って軸周りに所定角度回転運動したとき、即ち捩り変形したとき、鍔ゴム部234の外周側に大きな歪みが発生し、その大きな歪みによってブッシュ222の耐久性、詳しくは鍔ゴム部234における耐久性が低下してしまう問題を生ずる。
【0013】
このブッシュ222においてはまた、軸直角方向に長い外筒側鍔板228,内筒側鍔板230及び鍔ゴム部234を設けたことによって、外筒224を加硫成形時の形状から縮径のために絞り加工したとき、外筒側鍔板228が変形して鍔ゴム部234に引張り力が働き、そのことが鍔ゴム部234の耐久性を低下させる要因となる問題も内在している。
【0014】
【特許文献1】
特開平9−104212号公報
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のサスペンションブッシュはこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、車両の略前後方向に延びる一対のトレーリングアームと、車幅方向に延びてそれら一対のトレーリングアームをつなぐトーションビームとを備えたトーションビーム式サスペンションの前記トレーリングアームの前端部と車体側との連結点に装着されるサスペンションブッシュであって、(イ)それぞれ筒状をなす剛性の外筒及び内筒と、(ロ)該外筒及び内筒の各同じ側の軸方向端部において且つ軸方向に距離を隔ててそれら外筒及び内筒から軸直角方向に延出する剛性の外筒側鍔板及び内筒側鍔板と、(ハ)該外筒と内筒との間に径方向に挟まれたブッシュゴム部及び前記外筒側鍔板と内筒側鍔板との間に軸方向に挟まれた鍔ゴム部とを有するゴム弾性体とを備えており、且つ該鍔ゴム部は径方向の外周側において中心側よりもゴム肉厚が厚く形成してあることを特徴とする。
【0016】
請求項2のものは、請求項1において、前記外筒側鍔板,内筒側鍔板若しくはそれら外筒側鍔板と内筒側鍔板との間において前記鍔ゴム部に埋め込まれた剛性の中間板の少なくとも何れかの板厚を前記中心側と外周側とで異ならせることにより、前記鍔ゴム部のゴム肉厚を該中心側と外周側とで異ならせたことを特徴とする。
【0017】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記外筒側鍔板,内筒側鍔板の少なくとも何れかを曲り形状とすることによって、前記鍔ゴム部のゴム肉厚を前記中心側と外周側とで異ならせてあることを特徴とする。
【0018】
請求項4のものは、請求項1において、前記外筒側鍔板と内筒側鍔板との間の位置において前記鍔ゴム部に剛性の中間板を埋め込むとともに、該中間板の埋込位置を、該中間板と前記外筒側鍔板との間のゴム肉厚が、該中間板と前記内筒側鍔板との間のゴム肉厚よりも厚くなる位置となしたことを特徴とする。
【0019】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は、軸直角方向に延出する外筒側鍔板,内筒側鍔板及びそれらの間の鍔ゴム部を備えたサスペンションブッシュにおいて、その鍔ゴム部における外周側のゴム肉厚を中心側のそれよりも厚くしたもので、本発明のサスペンションブッシュは、ブッシュ全体の捩り変形の際にその鍔ゴム部において大きな歪みの発生する外周側のゴム肉厚が厚くされていることによって、外周側に発生する応力を効果的に小さくでき、以って繰返し捩り変形をした場合においても鍔ゴム部の耐久寿命を長くすることができる。
一方において鍔ゴム部の中心側のゴム肉厚は外周側のそれに比べて相対的に薄く、従ってその相対的に薄いゴム肉厚によってブッシュ軸方向の大きなばね定数を確保することができる。
【0020】
本発明においては、外筒側鍔板,内筒側鍔板若しくは鍔ゴム部に埋め込まれた剛性の中間板の少なくとも何れかの板厚を中心側と外周側とで異ならせることにより、鍔ゴム部の外周側のゴム肉厚を中心側のそれに比べて厚くすることができる(請求項2)。
【0021】
或いは外筒側鍔板,内筒側鍔板の少なくとも何れかを曲り形状とすることで、鍔ゴム部のゴム肉厚を外周側において厚く、中心側において相対的に薄くすることもできる(請求項3)。
これら何れの場合においても比較的簡単に鍔ゴム部のゴム肉厚を中心側と外周側とで異ならせることができる。
【0022】
次に請求項4のものは、鍔ゴム部に剛性の中間板を埋め込むとともに、その中間板の埋込位置を内筒側鍔板の側に偏った位置となしたもので、この請求項4によれば、外筒を縮径させるべく絞り加工したときに外筒側鍔板が変形しても、鍔ゴム部のゴム肉厚が、中間板と内筒側鍔板との間よりも中間板と外筒側鍔板との間で厚くされているため、絞り加工に伴う外筒側鍔板の変形による悪影響が鍔ゴム部に及ぶのを可及的に小さく抑え得て、絞り加工による鍔ゴム部の耐久性低下を防ぐことが可能となる。
【0023】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図4において、10は本例のブッシュ(サスペンションブッシュ)で、12はブッシュ本体部、14は鍔部である。
ブッシュ10は、それぞれ円筒形状をなす金属製の剛性の外筒16及び内筒18と、それらを弾性的に連結するゴム弾性体20とを有している。
ここでゴム弾性体20は、外筒16と内筒18とで挟まれた円筒形状をなすブッシュゴム部22と、鍔部14のゴム部を構成する鍔ゴム部24とに分かれている。
【0024】
尚、鍔部14は図1,図2及び図5に示しているように大形部14Aと小形部14Bとを有する形状をなしている。
またゴム弾性体20は、外筒16,内筒18,後述する外筒側鍔板26,内筒側鍔板28及び中間板44に対し加硫接着により一体に固着されている。
図3,図4及び図9に示しているように、ゴム弾性体20におけるブッシュゴム部22には、鍔部14とは反対側の軸方向端部から鍔部14側に向って設けられた空所30,31が設けられている。
【0025】
図3において26,28はそれぞれ外筒16,内筒18の同じ側の軸方向端部から軸直角方向(ブッシュ本体部12の軸直角方向)に且つ軸方向に距離を隔てて延出した外筒側鍔板及び内筒側鍔板で、それらの間に鍔ゴム部24が軸方向に挟まれて加硫接着により一体に固着されている。
尚、外筒側鍔板26は外筒16と一体成形で構成されており、また内筒側鍔板28は、内筒18とは別体の金具を溶接にて内筒18に接合して構成してある。ここで内筒側鍔板28の図中左側の外面には被覆ゴム層42が形成してある。
【0026】
内筒側鍔板28は、外周側と中心側との板厚が異なった板厚で構成されている。即ち外周側が薄板部32として、また中心側が厚板部34として構成されている。
一方外筒側鍔板26は、外周側の部分が内筒側鍔板28から軸方向に離れる側に凹曲する凹曲部36とされている。
【0027】
この結果鍔ゴム部24は、外周側の部分が厚肉部38として、またそれより中心側の部分が薄肉部40として構成されている。
即ち鍔ゴム部24は、図3の部分拡大図に示しているように中心側の薄肉部40のゴム肉厚t1+t2に対し、厚肉部38のゴム肉厚t3+t4が厚くされている。
【0028】
鍔ゴム部24の内部には、金属製の剛性の中間板44が埋め込まれている。
この中間板44には、図7に明らかに示しているように中心側に大きな開口46が形成されている。
このように鍔ゴム部24に中間板44を埋め込むことによって、鍔ゴム部24の軸方向のばね定数が高められている。
【0029】
尚、この中間板44はその埋込位置が外筒側鍔板26と内筒側鍔板28との間の丁度中央位置ではなく、それよりも図中左側即ち内筒側鍔板28の側に偏った位置とされている。
その結果として、図3の部分拡大図中t1及びt3の寸法が、t2及びt4の寸法よりも大寸法とされている。
つまり中間板44と内筒側鍔板28との間のゴム肉厚よりも、中間板44と外筒側鍔板26との間のゴム肉厚の方が厚くされている。
【0030】
これら図1〜図6に示したブッシュ10は、図8及び図9に示す加硫成形後のブッシュ10Aを絞り加工したものである。
詳しくは、外筒16を絞り加工してこれを所定寸法縮径させたものである。
【0031】
かかる本例のサスペンションブッシュ10は、鍔ゴム部24の外周側が厚肉部38とされることによって、ブッシュ10全体の捩り変形の際に外周側において変形が大きくなっても同部の歪み,応力を小さくでき、以って繰返し捩り変形をした場合においても鍔ゴム部24の耐久寿命を長くすることができる。
一方において中心側の薄肉部40によってブッシュ軸方向のばね定数を大きくすることができる。
【0032】
また本例のものは、中間板44の埋込位置が内筒側鍔板28の側に偏った位置となしてあるので、外筒16を縮径させるべく絞り加工したときに外筒側鍔板26が変形してもその悪影響が鍔ゴム部24に及ぶのを可及的に小さく抑え得て、絞り加工による鍔ゴム部24の耐久性低下を防ぐことができる。
【0033】
図10は本発明の他の実施例を示している。
ここでは内筒側鍔板28を均等な厚みで形成する一方、その外周側部分を外筒側鍔板26から軸方向に離れる側に凹曲させたものである。図中48はその凹曲部を示している。
その結果として、この例においても鍔ゴム部24の外周側の部分が厚肉部38として、また中心側の部分が薄肉部40として構成されている。
尚他の点については基本的に上記実施例と同様である。
【0034】
図11は本発明の更に他の実施例を示している。
この例は中間板44の肉厚を外周側の部分と中心側の部分とで異ならせたものである。
即ち外周側の部分を薄板部50として、また中心側の部分を厚板部52として構成し、その結果として上記実施例と同様に鍔ゴム部24の外周側の部分を厚肉部38として、また中心側の部分を薄肉部40として構成した例である。
他の構成については基本的に上記実施例と同様である。
【0035】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるブッシュ(サスペンションブッシュ)を示す斜視図である。
【図2】同実施例のブッシュを図1とは異なる方向から示した斜視図である。
【図3】同実施例のブッシュの縦断面図である。
【図4】同実施例のブッシュの横断面図である。
【図5】同実施例のブッシュの平面図である。
【図6】同実施例のブッシュの図3中ア−ア断面図である。
【図7】同実施例のブッシュにおける中間板を示す図である。
【図8】図3に示すブッシュの絞り加工前の形状を表した断面図である。
【図9】同実施例のブッシュの図4中イ−イ断面図(絞り加工前)である。
【図10】本発明の他の実施例を示す図である。
【図11】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図12】従来のブッシュをトーションビーム式サスペンションとともに示す図である。
【図13】従来の問題点を解決するために案出されたブッシュの形態を比較例として示す断面図である。
【符号の説明】
10 サスペンションブッシュ
16 外筒
18 内筒
20 ゴム弾性体
22 ブッシュゴム部
24 鍔ゴム部
26 外筒側鍔板
28 内筒側鍔板
32,50 薄板部
34,52 厚板部
36,48 凹曲部
38 厚肉部
40 薄肉部
44 中間板
Claims (4)
- 車両の略前後方向に延びる一対のトレーリングアームと、車幅方向に延びてそれら一対のトレーリングアームをつなぐトーションビームとを備えたトーションビーム式サスペンションの前記トレーリングアームの前端部と車体側との連結点に装着されるサスペンションブッシュであって、
(イ)それぞれ筒状をなす剛性の外筒及び内筒と
(ロ)該外筒及び内筒の各同じ側の軸方向端部において且つ軸方向に距離を隔ててそれら外筒及び内筒から軸直角方向に延出する剛性の外筒側鍔板及び内筒側鍔板と
(ハ)該外筒と内筒との間に径方向に挟まれたブッシュゴム部及び前記外筒側鍔板と内筒側鍔板との間に軸方向に挟まれた鍔ゴム部とを有するゴム弾性体と
を備えており、且つ該鍔ゴム部は径方向の外周側において中心側よりもゴム肉厚が厚く形成してあることを特徴とするサスペンションブッシュ。 - 請求項1において、前記外筒側鍔板,内筒側鍔板若しくはそれら外筒側鍔板と内筒側鍔板との間において前記鍔ゴム部に埋め込まれた剛性の中間板の少なくとも何れかの板厚を前記中心側と外周側とで異ならせることにより、前記鍔ゴム部のゴム肉厚を該中心側と外周側とで異ならせたことを特徴とするサスペンションブッシュ。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記外筒側鍔板,内筒側鍔板の少なくとも何れかを曲り形状とすることによって、前記鍔ゴム部のゴム肉厚を前記中心側と外周側とで異ならせてあることを特徴とするサスペンションブッシュ。
- 請求項1において、前記外筒側鍔板と内筒側鍔板との間の位置において前記鍔ゴム部に剛性の中間板を埋め込むとともに、該中間板の埋込位置を、該中間板と前記外筒側鍔板との間のゴム肉厚が、該中間板と前記内筒側鍔板との間のゴム肉厚よりも厚くなる位置となしたことを特徴とするサスペンションブッシュ。
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