JP2004131999A - 車両用遠隔制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】故障診断時の携帯端末の消費電力を低減するとともに、故障個所の特定が容易な車両用遠隔制御装置を提供する。
【解決手段】車載ユニット1に設けられたLF送信回路23a、23b、24a、24bと各LF送信回路に接続されたLFアンテナ21a、21b、22a、22bから送信されたリクエスト信号を携帯される無線端末3に設けたLFアンテナ31を介してLF受信回路32で受信し、応答情報をRF送受信回路34からアンテナ33を介して送信し、応答情報を車載ユニット1に設けられたRFユニット15で受信し、応答信号と車両固有の識別情報との適合判断結果に応じて車載機器の作動状態を制御する車両用遠隔制御装置Aにおいて、無線端末3に発光ダイオード36を備え、リクエスト信号に代えて送信されてきた故障診断信号を受信したとき、応答信号を送信せずに、発光ダイオード36を点灯駆動させる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用遠隔制御装置に関し、遠隔制御器との通信によりコード照合を行い、照合結果に基づいて車載機器の作動状態の制御を行う車両用遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車載機器などを制御する車両用遠隔制御装置の故障診断を行う場合がある。
【0003】
従来の車両用遠隔制御装置が車両施錠制御装置の場合における故障診断では、車両用施錠制御装置が正常時において、携帯機を車体に設けたループアンテナに密着させて装置を作動させたときの受信強度に相当する基準値Rsが予め求めてある。イグニッションキーが抜き出されたとき車体側からリクエスト信号を送信し、このリクエスト信号を受けた携帯機からキーコード信号を送信する。このキーコード信号を受信した車体側で携帯機から送信されたキーコード信号に付加された受信信号強度Rfを読み込むとともに、送信されてきたキーコードと車体側のキーコードとの一致が検出されたとき、ドアが施錠状態のときは解錠処理を行い、ドアが解錠状態のときは施錠処理を行うドアの施錠、解錠処理を行い、続いて受信信号強度Rf≧基準値Rsか否かをチェックし、受信信号強度Rf≧基準値Rsのときは正常とし、受信信号強度Rf≧基準値Rsでないときは異常として、正常、異常を判別している。
【0004】
このように携帯機を車体に設けたループアンテナに密着させた状態でこのルーチンを実行させることにより、受信信号強度Rf≧基準値Rsとならないときはアンテナの断線、異常搬送波周波数の発生、電源電圧の低下など携帯機の異常、車体に設けたループアンテナが異常であると判別している(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
また、従来の車両用遠隔制御装置における他の故障診断は、故障診断ルーチンに入ると運転席ドアハンドル近傍に設けたアンテナからリクエスト信号を送信し、リクエスト信号を受けた携帯機から送信されるRF周波数の返信信号を受信して復調し、返信信号に含まれているコードと車体側に記憶させてあるコードとの一致を確認し、コードが一致したとき応答音を発生させる。次いで、携帯機のアンロックスイッチを押すことで携帯機から送信されるアンロックスイッチに対応したコードを受信して復調し、復調ができたとき次のアンテナからリクエスト信号を送信することにより同様の作用を行う。上記のリクエスト信号の送信を繰り返すことによって、この繰り返し中に、使用者はアンテナの検知域内に携帯機を置いて応答音の存否を確認して、携帯機、それぞれの送信アンテナおよび送信部の不良、受信アンテナおよび受信部の不良か否かの故障診断を行うものもある(たとえば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特公平5−2791号公報(第4−5頁、第6図)
【特許文献2】
特開2000−85532号公報(第4−第6頁、図6−7)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術に係る車両用遠隔制御装置においては、故障診断のときにおいても、携帯機の送受信回路において送受信動作を行わせる必要があり、携帯機の電力消費が大きいという問題点がある。
【0008】
さらに、上記従来技術に係る車両用遠隔制御装置においては、故障箇所の特定が必ずしも容易でないという問題点がある。
【0009】
またさらに、故障診断を信号のレベル比較で行う場合には、雑音の混入などにより必ずしも正確な診断ができない場合も生ずるという問題点もある。
【0010】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、携帯機の電力消費を低減するとともに、故障個所の特定が容易な車両用遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に記載の車両用遠隔制御装置は、送信要求信号を送信する車両側送信手段と、該車両側送信手段からの送信要求信号を受信し応答信号を送信する携帯可能な携帯機と、前記応答信号を受信する車両側受信手段と、該車両側受信手段が受信した応答信号が車両に予め記憶させたの識別情報に適合するか否かを判断し、その判断結果に応じて車載機器の作動状態を制御する制御手段とを備える車両用遠隔制御装置において、
前記携帯機は、報知手段と、送信要求信号に代えて送信されてきた故障診断診断信号の受信を判別する判別手段とを備え、
前記判別手段によって故障診断信号の受信を判別したとき、前記報知手段を作動させることを特徴とする。
【0012】
この発明の請求項1にかかる車両用遠隔制御装置によれば、車両側送信手段から携帯機へ送信要求信号に代えて故障診断信号が送出されてくるとその旨が判別手段によって判別されて、この判別に基づいて報知手段を作動させることにより故障診断がなされる。この場合に報知手段が作動させられるだけで応答信号を返送しないため、携帯機の省電力化が可能となるとともに、手元の携帯機における報知手段の作動/不作動によって故障か否かが判定できるため、故障診断が容易になる。
【0013】
この発明の請求項2に記載の車両用遠隔制御装置は、送信要求信号を送信する車両側送信手段と、該車両側送信手段からの送信要求信号を受信し応答信号を送信する携帯可能な携帯機と、前記応答信号を受信する車両側受信手段と、該車両側受信手段が受信した応答信号が車両に予め記憶させた識別情報に適合するか否かを判断し、その判断結果に応じて車載機器の作動状態を制御する制御手段とを備える車両用遠隔制御装置において、
前記車両送信手段から送信要求信号に代えて故障診断信号を送信させることにより、車両側送信手段の故障を診断する故障診断手段を車両に設け、
前記携帯機は、報知手段を有するとともに、前記故障診断信号を受信すると前記報知手段を作動させることを特徴とする。
【0014】
この発明の請求項2にかかる車両用遠隔制御装置によれば、車両送信手段から通信要求信号に代えて故障診断信号が送信されると、携帯機によって車両送信手段の故障が診断され、故障診断信号を受けて報知手段が作動させられることで、故障診断がなされる。この場合に報知手段が作動させられるだけで応答信号を返送しないため、携帯機の省電力化が可能となるとともに、手元の携帯機における報知手段の作動/不作動によって故障か否かが判定できるため、故障診断が容易になる。
【0015】
また、この発明の請求項1および2記載の車両用遠隔制御装置では、故障診断を信号のレベル比較で行っておらず、雑音の混入などによって正確な診断が妨げられるというようなこともない。
【0016】
さらにまた、送信要求信号と応答信号とを基に故障診断を行う従来技術(特許文献2の技術)によれば故障診断個所が車両側の送信機と受信機および携帯機側の送信機と受信機であるのに対し、本発明の車両用遠隔制御装置では、故障診断個所が車両側送信手段および携帯機側の受信手段であり、故障診断個所が絞りこまれるので故障個所の特定が容易となり、故障の原因が正確に解析可能となる。さらに、報知手段が報知をしないときは、携帯機を交換する。交換した携帯機の報知手段が報知をしなければ、診断したい個所である車両側送信手段の故障と断定できる。一方、従来技術(特許文献2の技術)では、交換した携帯機において車両ブザーが鳴らなくても、車両側送信機または車両側受信機が故障の可能性があり、故障個所を簡単に特定することができない。これに対してこの発明の車両用遠隔制御装置では、上記のように故障個所の特定が容易である。
【0017】
なお、従来技術では、送信要求信号と応答信号に基づいて故障診断が行われるため、故障診断に使用可能な携帯機は、応答信号が車両と適合するもの、即ち、車両に予め登録され使用許可となっている携帯機に限られる。故に、使用許可されている携帯機が一つの場合には、上記のように交換する携帯機がなく、よって、携帯機側の故障か否かを容易に判定することができない。したがって、本来故障診断を行っている車両側送信手段の故障を判定することが非常に困難である。
【0018】
また、この発明の車両用遠隔制御装置において、携帯機に対する故障診断信号は車両にかかわらず共通の信号としてもよい。このようにすることによって、どの携帯機でも故障診断に用いることが可能となり、携帯機を交換するだけで、故障個所が携帯機側受信手段なのか、車両側送信手段なのかを容易に特定することができ、故障診断作業を簡略化することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態である車両用遠隔制御装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
本発明にかかる車両用遠隔制御装置Aは、図1に示すように、車両に搭載される車載ユニット1と当該車両の使用者に携帯されて車載ユニット1と無線により交信する一次電池駆動の無線端末3とを備えている。
【0022】
車載ユニット1には、車両ドアの取手(ドア・ハンドル)にドアを解錠するときに触れられたことを検出するドアタッチセンサ11およびドア施錠のときに操作されるドアロックスイッチ12が設けてある。
【0023】
さらに、車載ユニット1には、図1および図2に示すように、インスツルメントパネルの表面または裏側にRFアンテナ13およびRFアンテナ13を介して送受信動作を行うRF送受信回路14を含むRFユニット15が設けてあって、RF周波数の送信信号を、RFアンテナ13を介して送信し、RFアンテナ13を介して無線端末3から送信されたRF周波数からなる送信信号を受信して、無線端末3とRF信号による交信を行うように構成してある。
【0024】
車載ユニット1には、さらに、図1および図2に示すように、車両Bの前部席のフロア中央部には車内LFアンテナ21a、後部席のフロア中央部には車内LFアンテナ21b、車両Bの後部座席に対応する一方側の車外面には車外LFアンテナ22a、車両Bの一方側のバックミラー裏面側には車外LFアンテナ22bがそれぞれ設けてあり、車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bのそれぞれに各別に接続されたLF送信回路23a、23b、24a、24bが設けてあって、LF送信回路23a、23b、24a、24bから送信されるLF周波数の送信信号を対応する車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bを介して無線端末3に対して送信し、車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bから送信される送信信号は無線端末3のLFアンテナ31を介して無線端末3のLF受信回路32にて受信されるように構成してある。
【0025】
ここで、LF周波数の信号(LF信号とも記す)を用いて通信するのは車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bの送信有効範囲内にある無線端末3とLF信号による交信を行うためであり、RF周波数の信号(RF信号とも記す)を用いて無線端末3と交信するのは、交信のための情報量が多く、高速に交信を行いためである。
【0026】
図2に破線の斜線によって模式的に示すように、車内LFアンテナ21a、21bの送信有効範囲は車両Bの外板によって車室内の領域に制限するようにしてあり、車外LFアンテナ22a、22bの送信有効範囲は図2に斜線によって模式的に示すように、車外LFアンテナ22a、22bの取り付け位置を中心として、運転者の腕の長さ程度、たとえば1m程度を半径とするように制限されている。
【0027】
一方、車載ユニット1には、メモリを含むCPUからなるコントロールユニット16を備えている。
【0028】
コントロールユニット16はドアタッチセンサ11からの出力、ドアロックスイッチ12からの出力、コネクタ42を介して選択的に接続されてLFアンテナを指定等をするための故障診断器41からの出力および図示しない車速センサからの出力を受けて、ドアタッチセンサ11からの出力に基づき無線端末3とLF信号による通信およびRF信号による交信を行って車載ユニット1に設けたドアロックアクチュエータ17を駆動してドアをアンロックするドアセンサ入力処理、ドアロックスイッチ12からの出力に基づき無線端末3とLF信号による通信およびRF信号による交信を行ってドアロックアクチュエータ17を駆動してドアをロックするドアロックスイッチ処理、故障診断器41からの出力に基づき無線端末3とLF信号による通信を行って故障診断処理を行うとともに、たとえばハザードランプからなる表示灯25およびアンサーバックブザー26を駆動して外部に報知を行わせる。
【0029】
無線端末3は、LFアンテナ31と、LFアンテナ31を介して車内LFアンテナ21a、21bおよび車外LFアンテナ22a、22bから送信されるLF信号を受信するLF受信回路32と、RFアンテナ33と、RFアンテナ33を介してRFユニット15とRF信号の送受信を行うRF送受信回路34と、故障診断のときに発光駆動される発光ダイオード36と、LF受信回路32とRF送受信回路34と発光ダイオード36を制御するメモリを含むCPUからなるコントロールユニット35とを備え、LF受信回路32における受信出力信号を起動信号としてRF送受信回路34を起動させるとともにコントロールユニット35も起動させるようにされており、コントロールユニット35はLF信号の受信に続いてRF送受信回路34から識別信号を送信させるとともに、RFユニット15から送信されるたとえば乱数からなるRF周波数の暗号コードを受信し、受信したRF周波数の受信暗号コードに基づくRF周波数の暗号計算結果信号を送出させ、故障診断信号受信のときに発光ダイオード36を発光駆動させる。
【0030】
なお、無線端末3、すなわちLF受信回路32、RF送受信回路34およびコントロールユニット35は、一次電池37によって電力の供給を受けて作動する。
【0031】
ここで、それぞれ実質的に、車両側送信手段は車内LFアンテナ21aおよびLF送信回路23a、車内LFアンテナ21bおよびLF送信回路23b、車外LFアンテナ22aおよびLF送信回路24a、車外LFアンテナ22bおよびLF送信回路24bが対応し、要求信号は後記のリクエスト信号が対応し、携帯機は無線端末3が対応し、制御手段はコントロールユニット16が対応し、車両側送信手段からの送信信号を受けて応答信号を送信するのは無線端末3におけるRFアンテナ33およびRF送受信回路34が対応し、車両側受信手段はRFユニット15が対応し、報知手段は発光ダイオード36が対応し、判別手段は後記のステップS308(図7参照)における判別ステップが対応している。
【0032】
上記のように構成された車両用遠隔制御装置Aでは、電源が投入されることによって、図3に示すように、コントロールユニット16の制御の下にプログラムがスタートして、タイマーやメモリ等の初期化が行われ(ステップS101)、続いてドアセンサ入力処理に入る(ステップS102)。
【0033】
ドアセンサ入力処理(ステップS102)に入ると、ドアタッチセンサ11の出力がオン出力であるか否かがチェックされ、ドアタッチセンサ11の出力がオン出力でないと判別されると、ドアセンサ入力処理がスキップされてドアロックスイッチ処理に入る(ステップS104)。
【0034】
ドアセンサ入力処理(ステップS102)に入ったとき、ドアタッチセンサ11の出力がオン出力であると判別されたときはドアセンサ入力処理が実行されて、その終了に続いてドアロックスイッチ処理に入る(ステップS104)。
【0035】
ドアロックスイッチ処理(ステップS104)に入ると、ドアロックスイッチ12の出力がオン出力であるか否かがチェックされ、ドアロックスイッチの出力がオン出力でないと判別されると、ドアロックスイッチ処理がスキップされて故障診断処理に入る(ステップS106)。
【0036】
ドアロックスイッチ処理(ステップS104)に入ったとき、ドアロックスイッチの出力がオン出力であると判別されたときはドアロックスイッチ処理が実行されて、その終了に続いて故障診断処理(ステップS106)に入る。
【0037】
故障診断処理(ステップS106)に入ると、故障診断器41から故障診断モードに入ることを指示する故障診断モード切替信号とそれに続いて送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号が入力されているか否かがチェックされ、故障診断モード切替信号と送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号が入力されていないと判別されたときは、ドアセンサ入力処理の実行へ進む。
【0038】
故障診断処理(ステップS106)に入ったとき、故障診断モード切替信号が入力されていると判別されたときは故障診断処理が実行され、実行終了に続いてドアセンサ入力処理が実行される。
【0039】
ドアセンサ入力処理の概略は、ドアタッチセンサ11にタッチすることによってドアタッチセンサ11からオン出力が送出されると、車内外LFアンテナからLF信号を送信し、このLF信号を受けた無線端末3からRF周波数の識別信号を送信し、これを受けたコントロールユニット16では当該車両に割り当てられている識別信号と一致することを検出し、RFユニット15からRF周波数の暗号コード信号を送信し、この暗号コード信号を受けた無線端末3ではRF周波数の暗号計算結果信号を送信し、暗号計算結果信号を受けてコントロールユニット16が自己の暗号計算結果信号と一致したと判別したとき、無線端末3が車外にあることを検出して、ドアロックアクチュエータ17へドアアンロックコマンドを送出してドアを解錠状態に制御させる処理である。
【0040】
ドアロックスイッチ処理の概略は、ドアロックスイッチ12を押圧することによって、ドアロックスイッチ12からオン出力が送出されると、車内外LFアンテナからLF信号を送信し、このLF信号を受けた無線端末3からRF周波数の識別信号を送信し、これを受けたコントロールユニット16では当該車両に割り当てられている識別信号と一致することを検出し、RFユニット15からRF周波数の暗号コード信号を送信し、この暗号コード信号を受けた無線端末3ではRF周波数の暗号計算結果信号を送信し、暗号計算結果信号を受けてコントロールユニット16が自己の暗号計算結果信号と一致したと判別したとき、無線端末3が車外にあることを検出して、ドアロックアクチュエータ17へドアロックコマンドを送出してドアを施錠状態に制御させる処理である。
【0041】
故障診断処理については後記する。
【0042】
次に、ドアセンサ入力処理およびドアロックスイッチ処理を代表して、ドアセンサ入力処理について、図4〜図7のフローチャートに基づいて説明する。ドアロックスイッチ処理もドアセンサ入力処理と同様であり、ドアセンサ入力処理から容易に推測できるため、ドアロックスイッチ処理については説明を省略する。
【0043】
ドアセンサ入力処理にはいると、ドアタッチセンサ11からのオン出力の入力があるか否かがチェックされ(ステップS111)、ドアタッチセンサ11からのオン出力の入力がないと判別されたときには、ドアセンサ入力処理は終了させられる。
【0044】
ステップS111において、ドアタッチセンサ11からのオン出力の入力があると判別されたときは車速が0より大きいか否かがチェックされ(ステップS112)、車速が0より大きいと判別されたとき、すなわち車両が走行中と判別されたときには、ドアセンサ入力処理は終了させられる。
【0045】
ステップS112において車速が0より大きくないと判別されたとき、すなわち車両が停車中であると判別されたときには、車載ユニット1側の処理であるステップS201〜ステップS217(図5〜図6参照)および無線端末3側の処理であるステップS301〜ステップS309(図7参照)に示すステップである後記の車外通信が実行され(ステップS113)、続いて無線端末3が車外にあるか否かがチェックされる(ステップS114)。次いで、ステップS114において無線端末3が車内にあると判別されたときには、ドアセンサ入力処理は終了する。
【0046】
ステップS114において無線端末3が車外にあると判別されたときは、ドアアンロックコマンドがドアロックアクチュエータ17へ送出されてドアが解錠状態にされて(ステップS115)、アンサーバックブザー26が所定期間駆動されて、ドアが解錠状態にされたことが所定期間アンサーバックブザー26の吹鳴によって報知され(ステップS116)、次いで表示灯25が所定期間点灯駆動されて、ドアが解錠状態にされたことがアンサーバックのために表示灯25の所定期間点灯によって報知されて(ステップS117)、ドアセンサ入力処理は終了する。
【0047】
次に、ステップS113における車外通信について説明する。
【0048】
ステップS113において車外通信が実行されると、図5および図6に示すように、車内LFアンテナ21aからLF周波数の待機信号が送信され(ステップS201)、車内LFアンテナ21aの待機信号の送信終了に続いて車内LFアンテナ21bからLF周波数の待機信号の送信がなされ(ステップS202)、車内LFアンテナ21bからの待機信号の終了に続いて車外LFアンテナ22aからLF信号のリクエスト信号が送信される(ステップS203)。
【0049】
車内LFアンテナ21a、21bから待機信号を送出するのはこの待機信号を受信した無線端末3において所定時間待機させて、次にくる信号をLF受信回路32で受信させないためである。
【0050】
ステップS203において送信されたリクエスト信号を受けた無線端末3からはRF信号からなる応答識別信号が送信され、この送信されてきた応答識別信号がRFユニット15において受信される(ステップS204)。この応答識別信号は車両において予め定めた識別信号であるが、車種固有の識別信号であっても差し支えない。
【0051】
ステップS204にて受信した応答識別信号が自己に割り当てられている識別信号と一致するか否かがチェックされ(ステップS205)、応答識別信号が自己に割り当てられている識別信号と一致したと判別されたときは、たとえば乱数からなる暗号コード(x)がRFユニット15から送信される(ステップS206)。ここで、暗号コードはビット数の多い情報量の多いコードに設定してある。このために、仮に識別信号のビット数は少なく情報量の少ないコードであっても差し支えないようにしてある。
【0052】
ステップS206に続いて暗号コードを受信した無線端末3からRF周波数の暗号計算結果(f(x))信号が送信される。この暗号計算結果(f(x))信号がRFユニット15において受信され(ステップS207)、受信された暗号計算結果(f(x))が、自己が送信した暗号コード(x)に対して計算した暗号計算結果(f(x))と一致するか否かを検出することによって受信した暗号計算結果(f(x))が正しいか否かがチェックされる(ステップS208)。
【0053】
ここで、コントロールユニット16では暗号コード(x)に対する暗号計算式が予め記憶されているため、暗号(x)に対して暗号計算結果(f(x))を車載ユニット1側で求めることができて、ステップS208において一致検出が可能である。
【0054】
ステップS208において暗号計算結果が正しいと判別されると、ステップS208に続いて無線端末3が車外に存在しているとのフラグがセットされて(ステップS217)、車載ユニット1側の処理は終了する。
【0055】
ステップS208において暗号計算結果(f(x))が正しくないと判別されると、車内LFアンテナ21aからLF周波数の待機信号が送信され(ステップS209)、車内LFアンテナ21aの待機信号の送信終了に続いて車内LFアンテナ21bからLF周波数の待機信号の送信がなされ(ステップS210)、車内LFアンテナ21bからの待機信号の終了に続いて車外LFアンテナ22bからLF周波数のリクエスト信号が送信される(ステップS211)。
【0056】
ステップS205において一致が検出されないときは、ステップS205に続いてステップS209から実行される。
【0057】
ステップS211に続いて、ステップS211において送信されたリクエスト信号を受けた無線端末3からはRF周波数の応答識別信号が送信され、この送信されてきた応答識別信号がRFユニット15において受信される(ステップS212)。
【0058】
ステップS212にて受信した応答識別信号が自己に割り当てられている識別信号と一致するか否かがチェックされ(ステップS213)、応答識別信号が自己に割り当てられている識別信号と一致したと判別されたときは暗号コード(x)がRFユニット15から送信される(ステップS214)。
【0059】
ステップS214に続いて暗号コードを受信した無線端末3からRF周波数の暗号計算結果(f(x))信号が送信される。この暗号計算結果(f(x))信号がRFユニット15において受信され(ステップS215)、受信された暗号計算結果(f(x))が、自己が送信した暗号コード(x)に対して計算した暗号計算結果(f(x))と一致するか否かを検出することによって受信した暗号計算結果(f(x))が正しいか否かがチェックされる(ステップS216)。
【0060】
ステップS216において暗号計算結果が正しいと判別されると、ステップS216に続いて無線端末3が車外に存在しているとのフラグがセットされて(ステップS217)、車載ユニット1側の処理は終了する。
【0061】
ステップS213において一致が検出されないときは、ステップS213に続いて車両側の処理は終了し、ステップS216において暗号計算結果が正しくないと判別されたときは、ステップS216に続いて車両側の処理は終了する。
【0062】
ここで、リクエスト信号をステップS203の場合における車外LFアンテナ22aに代わって、ステップS211において車外LFアンテナ22bから送信するのは、車外LFアンテナ22a、22bの送信有効範囲で、無線端末3の所有者がドアの施錠・解錠を行う際に、無線端末3が存在する可能性のある車両外側の全範囲がカバーされるためである。
【0063】
上記した車両側の処理に対応して無線端末3側では、図7に示すように、受信待機状態で車載ユニット1側からの待機信号を受信するのを待ち(ステップS301)、次いで待機信号の受信か否かがチェックされ(ステップS302)、ステップS302において待機信号を受信したと判別されたときは受信無効期間待機し(ステップS303)、受信無効期間が経過したときはステップS301から実行される。
【0064】
ステップS302において待機信号を受信しないと判別されたときは、リクエスト信号を受信したか否かがチェックされ(ステップS304)、ステップS304においてリクエスト信号を受信したと判別されたときは、識別信号が車載ユニット1側に送信され(ステップS305)、次いで、車載ユニット1側から送信されてくる暗号コード(x)を受信し(ステップS306)、受信した暗号コードに基づく暗号計算を行って暗号計算結果(f(x))信号を車載ユニット1側に送信して、終了する。
【0065】
ここで、ドアセンサ入力処理における上記の各ステップの実行においてリクエスト信号が送信されてくるときは、故障診断指示をする故障診断モード切替信号とこれに続いて送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指示信号からなる故障診断信号受信のチェック(ステップS308)がなされることはなく、受信表示(ステップS309)が実行されることはない。
【0066】
上記はドアセンサ入力処理を例に説明したが、ドアロックスイッチ処理の場合もドアセンサ入力処理の場合と同様であって、ドアロックスイッチ処理の場合も容易に推定することができよう。これらの処理の場合において、ステップS308およびステップS309の処理ルートが実行されることはない。
【0067】
次に故障診断処理について、図8、図9および図7により説明する。
【0068】
図8に示すように、故障診断器41から故障診断モードに入る旨の故障診断モード切替信号とこれに続いて送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号が送出されてきたか否かがチェックされる(ステップS401)。故障診断器41がコントロールユニット16に接続されていないとき、または接続されていても故障診断モード切替信号および送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号が送出されてこないときは故障診断処理に入らず、終了する。
【0069】
ステップS401において、故障診断器41から故障診断モード切替信号および送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号が送出されてきたと判別されたときは、故障診断器41からアンテナ指定信号によって車内LFアンテナ21aが指定されたか否かがチェックされる(ステップS402)。ステップS402において車内LFアンテナ21aが指定されたと判別されたときはコントロールユニット16内に設けたメモリに変数として車内LFアンテナ21aが指定された旨の情報を格納することによって該メモリの内容が車内LFアンテナ21aの出力モードに切り替えられる(ステップS403)。
【0070】
ステップS403に続いて、図9および図7に示す処理によって車載ユニット1側と無線端末3との通信による故障診断通信処理が行われて(ステップS410)、終了する。
【0071】
ステップS402において車内LFアンテナ21aが指定されていないと判別されたときは、故障診断器41から送出されてきたアンテナ指定信号によって車外LFアンテナ22aが指定されたか否かがチェックされる(ステップS404)。ステップS404において車外LFアンテナ22aが指定されたと判別されたときはコントロールユニット16内に設けたメモリに変数として車外LFアンテナ22aが指定された旨の情報を格納することによって該メモリの内容が車外LFアンテナ22aの出力モードに切り替えられる(ステップS405)。
【0072】
ステップS405に続いて、図9および図7に示す処理によって車載ユニット1側と無線端末3との通信による故障診断通信処理が行われて(ステップS410)、終了する。
【0073】
ステップS404において車外LFアンテナ22aが指定されていないと判別されたときは、故障診断器41から送出されてきたアンテナ指定信号によって車内LFアンテナ21bが指定されたか否かがチェックされる(ステップS406)。ステップS406において車内LFアンテナ21bが指定されたと判別されたときはコントロールユニット16内に設けたメモリに変数として車内LFアンテナ21bが指定された旨の情報を格納することによって該メモリの内容が車内LFアンテナ21bの出力モードに切り替えられる(ステップS407)。
【0074】
ステップS407に続いて、図9および図7に示す処理によって車載ユニット1側と無線端末3との通信による故障診断通信処理が行われて(ステップS410)、終了する。
【0075】
ステップS406において車内LFアンテナ21bが指定されていないと判別されたときは、故障診断器41から送出されてきたアンテナ指定信号によって車外LFアンテナ22bが指定されたか否かがチェックされる(ステップS408)。ステップS408において車外LFアンテナ22bが指定されたと判別されたときは、コントロールユニット16内に設けたメモリに変数として車外LFアンテナ22bが指定された旨の情報を格納することによって該メモリの内容が車外LFアンテナ22bの出力モードに切り替えられる(ステップS409)。
【0076】
ステップS409に続いて、図9および図7に示す処理によって車載ユニット1側と無線端末3との通信による故障診断通信処理が行われて(ステップS410)、終了する。
【0077】
ステップS408において車外LFアンテナ22bが指定されていないと判別されたときは、終了する。
【0078】
ここで、故障診断器41から故障診断指示をする故障診断モード切替信号およびこれに続く送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号とからなる場合を例示したが、ステップS402、ステップS404、ステップS406、ステップS408においてLFアンテナの指定がされていないときは、次のステップが次々に実行されて終了させられるため、故障診断モード切替信号を省略してもよく、この場合にはステップS401は省略される。
【0079】
次に、車載ユニット1側と無線端末3との故障診断通信に入ると(ステップS410)、コントロールユニット16のメモリにおいて車内LFアンテナ21aの出力モードに設定されているか否かがチェックされ(ステップS413)、ステップS413において車内LFアンテナ21aの出力モードに設定されていると判別されたときは車内LFアンテナ21a系から故障診断信号が無線端末3に送信される(ステップS421)。車内LFアンテナ21a系と記しているのは車内LFアンテナ21aのほかにLF送信回路23aも含むためである。
【0080】
ステップS413において車内LFアンテナ21aの出力モードに設定されていないと判別されたときは、コントロールユニット16のメモリにおいて車外LFアンテナ22aの出力モードに設定されているか否かがチェックされ(ステップS415)、ステップS415において車外LFアンテナ22aの出力モードに設定されていると判別されたときは車外LFアンテナ22a系から故障診断信号が無線端末3に送信される(ステップS422)。車外LFアンテナ22a系と記しているのは車外LFアンテナ22aのほかにLF送信回路24aも含むためである。
【0081】
ステップS415において車外LFアンテナ22aの出力モードに設定されていないと判別されたときは、コントロールユニット16のメモリにおいて車内LFアンテナ21bの出力モードに設定されているか否かがチェックされ(ステップS417)、ステップS417において車内LFアンテナ21bの出力モードに設定されていると判別されたときは車内LFアンテナ21b系から故障診断信号が無線端末3に送信される(ステップS423)。車内LFアンテナ21b系と記しているのは車内LFアンテナ21bのほかにLF送信回路23bも含むためである。
【0082】
ステップS417において車内LFアンテナ21bの出力モードに設定されていないと判別されたときは、コントロールユニット16のメモリにおいて車外LFアンテナ22bの出力モードに設定されているか否かがチェックされ(ステップS419)、ステップS419において車外LFアンテナ22bの出力モードに設定されていると判別されたときは車外LFアンテナ22b系から故障診断信号が無線端末3に送信される(ステップS424)。車内LFアンテナ22b系と記しているのは車外LFアンテナ22bのほかにLF送信回路24bも含むためである。
【0083】
ステップS419において車外LFアンテナ22bの出力モードに設定されていないと判別されたときは終了する。
【0084】
ここで、ステップS421、ステップS422、ステップS423、ステップS424における故障診断信号は、たとえば所定回数繰り返し送信してもよく、または、診断終了信号が入力されるまで継続して送信を続けても差し支えない。
【0085】
ステップS421、ステップS422、ステップS423、ステップS424において送信された故障診断信号を受けた無線端末3では、受信した信号が待機信号でも、リクエスト信号でもないため図7において、ステップS301、ステップS302、ステップS304を通過して、直ちに故障診断信号受信か否かのチェックがなされ(ステップS308)、ステップS308において故障診断信号受信と判別されて、無線端末3に設けられている発光ダイオード36が発光駆動されて、発光ダイオード36の発光によって故障診断信号受信表示がなされる(ステップS309)。
【0086】
この場合に、ステップS305〜ステップS307が実行されることがないため(図7参照)、無線端末3において電力を必要とするRF送受信回路34を送受信駆動する必要はなく、無線端末3の消費電力は少なくてすみ、一次電池37の消耗は低減されて、一次電池37の使用期間がのびる。
【0087】
ステップS308(図7参照)において、故障診断信号受信と判別されないときには、故障診断モードは終了する。
【0088】
次に、故障診断器41を用いて車両用遠隔制御装置Aの故障診断を行う場合について説明する。
【0089】
故障診断器41から故障診断モード切替信号と続いて送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号とによって車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bの一つを指定すると、前記指定された一つのLFアンテナが出力モードに切り替えられ、出力モードに切り替えられたLFアンテナから故障診断信号が送信される。
【0090】
車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナから送信されてきた故障診断信号は無線端末3のLFアンテナ31を介してLF受信回路32にて受信される。この受信によってLFアンテナ31における故障診断信号の受信がコントロールユニット35にて検出され、発光ダイオード36が点灯駆動されて、点灯させられる。この場合、発光ダイオード36は無線端末3に設けられているために、故障か否かを使用者の手元で確認することができる。
【0091】
しかるに、故障診断の場合に、上記のように発光ダイオード36が点灯したときは、車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナ、該LFアンテナに接続されたLF送信回路、無線端末3のLFアンテナ31およびLF受信回路32は正常であると判断される。
【0092】
上記に反して、発光ダイオード36が点灯しないときは、車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナ、該LFアンテナに接続されたLF送信回路、無線端末3のLFアンテナ31、またはLF受信回路32のいずれかが故障であると判断される。しかしこれらのうちのいずれが故障であるかは不明である。このため、別の無線端末3を用いて、上記と同一の方法による故障診断を行う。
【0093】
この結果、発光ダイオード36が点灯したときは、前の故障診断に使用した無線端末3のLFアンテナ31、またはLF受信回路32が故障であって、車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナおよびLF送信回路は故障ではなかったことがわかる。
【0094】
上記のように新たな無線端末3に取り替えても発光ダイオード36が点灯しないときは、車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナまたはLF送信回路が故障したことがわかる。このように、車載ユニット1の前記指定されたLFアンテナまたはLF送信回路の故障か、無線端末3のLFアンテナ31またはLF受信回路32の故障か否かが容易に判断できる。
【0095】
上記の故障診断を、車載ユニット1における全てのLFアンテナを指定して行うことによって、全LFアンテナおよびそれに接続されたLF送信回路、LFアンテナ31およびLF受信回路32について故障診断をすることができる。
【0096】
また、車載ユニット1側の車内LFアンテナ21a、21b、車外LFアンテナ22a、22bの送信有効範囲が狭くなったように感じたときは、上記の故障診断を行って、発光ダイオード36の発光を確認したうえで、無線端末3の位置を移動させて発光ダイオード36が消灯したときにおける無線端末3の位置と車載ユニット1側の対象LFアンテナの中心位置との間の距離を測ることによって、基準の距離よりも少ないか否かにより、送信有効範囲の正常、異常を確認することができる。
【0097】
上記のように、故障診断のときには、識別信号の一致、暗号コードの一致は判別せずこれらには無関係であるため、故障診断に使用する無線端末3と車載ユニット1との間における識別信号の一致および暗号コードの一致は必要ないため、車載ユニット1に予め記憶されている識別情報に適合した識別情報を有する無線端末3でしか故障診断ができないわけでなく、故障診断に用いる無線端末3を問わないため、故障診断を簡単に行うことができる。さらに、故障診断のときには、識別信号の一致、暗号コードの一致は判別しないために、RF送受信回路34を動作させる必要がない。このように電力消費量の多いRF送受信回路34を動作させる必要がないため、一次電池37の電力消費が少なくてすむ。
【0098】
また、送信要求信号と応答信号とを用いた車両と無線端末3との双方向通信による故障診断ではなく、車両から無線端末3への一方向通信で故障診断が行われるため、故障診断個所が絞られ故障個所の特定が容易となる。
【0099】
なお、故障診断器41を用いて車両用遠隔制御装置Aの故障診断を行う場合を例示したが、故障診断器41に代わって車載ユニット1に故障診断モード切替信号送出スイッチ手段と、LFアンテナに対して故障診断信号を送出するためのLFアンテナ指定スイッチ手段とを独立して設けて、故障診断モードに入り、指定したLFアンテナおよびLF送信回路を通じた故障診断を行うようにしてもよい。
【0100】
または、車両用遠隔制御のために通常は同時に操作されない複数のスイッチを同時に操作したときに故障診断モード切替信号を送出し、通常は同時に操作されない複数のスイッチを同時に操作したときに故障診断のためにLFアンテナに対して故障診断信号を送出させるようにしてもよい。
【0101】
なお、この場合に、前記したように故障診断信号を、送信させるLFアンテナを指定するアンテナ指定信号のみとしてもよいことは勿論である。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の車両用遠隔制御装置によれば、故障診断を信号のレベル比較で行っていないために、雑音の混入などにより誤診断をすることはなく、携帯機の電力消費を低減するとともに、故障個所の特定が容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置におけるLFアンテナの送信有効範囲の説明に供する模式図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供する全体処理フローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供するドアセンサ入力処理フローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供するドアセンサ入力処理中の車両側車外通信処理フローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供するドアセンサ入力処理中の車両側車外通信処理フローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供するドアセンサ入力処理中の無線端末側車外通信処理フローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供する故障診断処理フローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態にかかる車両用遠隔制御装置における作用の説明に供する故障診断処理中の故障診断通信処理フローチャートである。
【符号の説明】
1…車載ユニット         3…無線端末
11…ドアタッチセンサ      12…ドアロックスイッチ
13、33…RFアンテナ     14、34…RF送受信回路
15…RFユニット        16、35…コントロールユニット
17…ドアロックアクチュエータ  21a、21b…車内LFアンテナ
22a、22b…車外LFアンテナ
23a、23b、24a、24b…LF送信回路
31…LFアンテナ        32…LF受信回路
36…発光ダイオード       37…一次電池
A…車両用遠隔制御装置

Claims (3)

  1. 送信要求信号を送信する車両側送信手段と、該車両側送信手段からの送信要求信号を受信し応答信号を送信する携帯可能な携帯機と、前記応答信号を受信する車両側受信手段と、該車両側受信手段が受信した応答信号が車両に予め記憶させた識別情報に適合するか否かを判断し、その判断結果に応じて車載機器の作動状態を制御する制御手段とを備える車両用遠隔制御装置において、
    前記携帯機は、報知手段と、送信要求信号に代えて送信されてきた故障診断診断信号の受信を判別する判別手段とを備え、
    前記判別手段によって故障診断信号の受信を判別したとき、前記報知手段を作動させることを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  2. 送信要求信号を送信する車両側送信手段と、該車両側送信手段からの送信要求信号を受信し応答信号を送信する携帯可能な携帯機と、前記応答信号を受信する車両側受信手段と、該車両側受信手段が受信した応答信号が車両に予め記憶させた識別情報に適合するか否かを判断し、その判断結果に応じて車載機器の作動状態を制御する制御手段とを備える車両用遠隔制御装置において、
    前記車両送信手段から送信要求信号に代えて故障診断信号を送信させることにより、車両側送信手段の故障を診断する故障診断手段を車両に設け、
    前記携帯機は、報知手段を有するとともに、前記故障診断信号を受信すると前記報知手段を作動させることを特徴とする車両用遠隔制御装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用遠隔制御装置において、携帯機に対する故障診断信号は車両にかかわらず共通の信号であることを特徴とする車両用遠隔制御装置。
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