JP2004126668A - ドロワ装置 - Google Patents

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JP2004126668A
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Japan
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money case
cash box
case
money
flange portion
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JP2002285891A
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Mamoru Tago
田子 守
Yukio Tsuchiya
土屋 幸雄
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

【課題】マネーケースの破損を防止することができるドロワ装置を得る。
【解決手段】前面に開口部を有するキャビネットにその開口部から引出自在に収納される上面開口のキャッシュボックス4と、硬貨を収納するコインケース9と紙幣を収納する紙幣収納部と前面壁から略水平方向へ伸びるフランジ部Fとを有してキャッシュボックス4に着脱自在に収納されるマネーケース5と、を備えるドロワ装置において、フランジ部Fの略先端からマネーケース5の前面壁に向かって傾斜するガイド部材Gを設けるようにした。このガイド部材Gによって、フランジ部Fがキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛からずに滑り落ち、マネーケース5がキャッシュボックス4内に導かれて完全に収納されるので、マネーケース5の破損を防止することができる。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドロワ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ドロワ装置は、ECR(Electronic Cash Register:電子式キャッシュレジスタ)やPOS(Point of Sales:販売時点情報管理)端末等の商品販売データ処理装置による商品販売処理に連動して金銭を出し入れするための装置である。
【0003】
この種のドロワ装置100は、例えば、図6に示すように、金銭を収納するためのマネーケース101が着脱自在に収納された上面開口のキャッシュボックス102と、このキャッシュボックス102を引出自在に収納するキャビネット103とを備え、ECR(図示せず)に接続されており、ECR側の商品販売処理に伴う締め処理に連動してキャッシュボックス102を開放する構造になっている。このようなドロワ装置100は、通常、キャッシュボックス102を操作者側に開放するように設置されている。
【0004】
マネーケース101には、高額紙幣や商品券等の取引に関わる券を収納する券収納部104が操作者から見て手前側に設けられており、高額紙幣以外の紙幣を金種別に収納する複数の紙幣収納部105が操作者から見て奥側に設けられている。そして、券収納部104の上部には、硬貨を金種別に収納するコインケース106が着脱自在に収納されている。
【0005】
さらに、マネーケース101の手前側に位置する前面壁には、その上端から略水平方向に伸びるフランジ部Fが設けられている。このフランジ部Fは、マネーケース101を補強する補強材として機能し、マネーケース101に対するコインケース106の着脱時やキャッシュボックス102に対するマネーケース101の着脱時等にマネーケース101の破損を防止する。
【0006】
ここで、マネーケース101はフランジ部Fが前面壁の上端から突出する構造になっているが、これは、射出成型されたマネーケース101の金型からの取り外し作業を容易にすることができ、同時に、金型の設計を簡単にするのでコストを抑えることができるためである。
【0007】
一方、マネーケース101を補強することは、フランジ部Fを設けなくてもマネーケース101を肉厚に形成することで実現できる。ところが、マネーケース101は、紙幣や硬貨等が収納された状態でキャッシャ等により持ち運びされるためその軽量化が望まれており、さらに、その材料費を抑えるためにも、その肉厚を必要強度に基づき可能な限り薄くして形成されている。
【0008】
上述したような構成で、キャッシュボックス102がECRにおける締め処理での締め操作に基づき自動的にキャビネット103から引出開放されると、操作者は顧客から受け取った紙幣を紙幣収納部105に収納するとともに受け取った硬貨をコインケース106に収納する。受け取った紙幣が高額紙幣や商品券等であった場合には、コインケース106を持ち上げて券収納部104に収納する。
【0009】
また、操作者が一旦取り出したマネーケース101を引出開放されたキャッシュボックス102内に収納する場合には、操作者はマネーケース101を傾斜させ、マネーケース101の先端をキャッシュボックス102の奥側へ挿入し、徐々にマネーケース101の手前側を降下させることでマネーケース101を収納する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マネーケース101の収納時に、マネーケース101の先端がキャッシュボックス102の奥側まで十分に挿入されず、マネーケース101のフランジ部Fがキャッシュボックス102の前面壁の上端に引っ掛かってしまい、マネーケース101がキャッシュボックス102内に完全に収まらない場合がある。この状態で、操作者がキャッシュボックス102をキャビネット103に収納しようと押し込むと、フランジ部Fがキャッシュボックス102とキャビネット103とに挟まれ、マネーケース101に強い衝撃が加えられて、マネーケース101が破損してしまうという問題がある。
【0011】
本発明の目的は、マネーケースの破損を防止することができるドロワ装置を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のドロワ装置は、前面に開口部を有するキャビネットと、前記開口部から前記キャビネットに引出自在に収納される上面開口のキャッシュボックスと、硬貨を収納するコインケースと、上面開口の筐体状に形成され、前記コインケースを上面から収納するケース収納部と紙幣を上面から収納する紙幣収納部とを有し、前記キャッシュボックスの上面から前記キャッシュボックスに着脱自在に収納されるマネーケースと、前記マネーケースの前面壁の上端から略水平方向に伸びるフランジ部と、前記フランジ部の略先端から前記マネーケースの前面壁に向かって傾斜するガイド部材と、を具備する。
【0013】
したがって、操作者が一旦取り出したマネーケースを引出開放されたキャッシュボックス内に収納する際に、フランジ部がガイド部材によってキャッシュボックスの前面壁の上端に引っ掛からずに滑り落ち、マネーケースがキャッシュボックス内に導かれて完全に収納される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態は、ECRに接続されるドロワ装置に適用した一例である。なお、以下の説明において方向を述べる際には、操作者から見た方向を適用する。
【0015】
図1はドロワ装置1をECR3と共に概略的に示す外観斜視図である。図1に示すように、ドロワ装置1は、薄型偏平な筐体であって前面に開口部2aを有するキャビネット2を備え、このキャビネット2の上部に載置されたECR3に接続されている。キャビネット2には、上面開口のキャッシュボックス4がキャビネット2の開口部2aから引出自在に収納されている。
【0016】
図2はキャッシュボックス4の構造を概略的に示す分解斜視図である。図2に示すように、キャッシュボックス4には、筐体状に形成された上面開口のマネーケース5が着脱自在に収納されている。このマネーケース5には、高額紙幣や商品券等の取引に関わる券を収納する券収納部6と高額紙幣以外の紙幣を金種別に収納する複数の紙幣収納部7とが仕切られた状態で設けられており、券収納部6が手前側に位置付けられ、複数の紙幣収納部7が奥側に位置付けられている。これらの紙幣収納部7には、上下方向に回動自在に軸支された複数の札押え8が各々設けられている。そして、券収納部6の上部には、コインケース9が着脱自在に収納されている。このコインケースには、硬貨を金種別に収納する複数の硬貨収納部10が仕切られた状態で設けられている。なお、券収納部6がケース収納部として機能する。
【0017】
図3はマネーケース5を示す側面図、図4はマネーケース5を示す正面図、図5はキャッシュボックス4の引出開放状態におけるマネーケース5の前面周辺を拡大して示す側面図である。マネーケース5の手前側の前面壁には、その上端から略水平方向に伸びるフランジ部Fが設けられている。このフランジ部Fは、マネーケース5を補強する補強材として機能し、マネーケース5に対するコインケース9の着脱時やキャッシュボックス4に対するマネーケース5の着脱時等にマネーケース5の破損を防止する。また、フランジ部Fの両端には、フランジ部Fの先端からマネーケース5の前面壁に向かって傾斜する2つのガイド部材Gが各々設けられている。このガイド部材Gには、手前側から奥側に向かうに従い低くなるように平坦に形成された傾斜面Sが設けられており、ガイド部材Gは、キャッシュボックス4の前面壁の上端と当接してフランジ部Fを傾斜面Sの傾斜方向に案内して滑り落とし、マネーケース5をキャッシュボックス4内に導くものである。
【0018】
このような構成において、操作者が一旦取り出したマネーケース5を引出開放されたキャッシュボックス4内に収納する場合におけるガイド部材Gの機能について説明する。
【0019】
操作者が一旦取り出したマネーケース5を引出開放されたキャッシュボックス4内に収納する場合には、操作者はマネーケース5を傾斜させ、マネーケース5の先端をキャッシュボックス4の奥側へ挿入し、徐々にマネーケース5の手前側を降下させることでマネーケース5を収納する。このとき、マネーケース5の先端がキャッシュボックス4の奥側まで十分に挿入されていない場合には、マネーケース5の手前側がある程度まで下降すると、マネーケース5のガイド部材Gはキャッシュボックス4の前面壁の上端に当接する(図5参照)。そのまま、マネーケース5を挿入していくと、フランジ部Fはガイド部材Gによりその傾斜面Sの傾斜方向に案内されてキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛からずに滑り落ち、マネーケース5はキャッシュボックス4内に導かれる。あるいは、マネーケース5の手前側がある程度まで下降した状態で、操作者がマネーケース5から手を放しても、マネーケース5のガイド部材Gは重力に従ってキャッシュボックス4の前面壁の上端に当接する(図5参照)。すると、フランジ部Fはガイド部材Gによりその傾斜面Sの傾斜方向に案内されてキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛からずに自動的に滑り落ち、マネーケース5はキャッシュボックス4内に導かれる。
【0020】
これにより、フランジ部Fがキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛かることが無くなり、マネーケース5がキャッシュボックス4内に完全に収納されるので、マネーケース5の破損を防止することができる。
【0021】
また、本実施の形態では、ガイド部材Gは、フランジ部Fの両端に各々設けられているため、フランジ部Fがキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛かることを確実に防止することができる。
【0022】
なお、本実施の形態においては、ガイド部材Gをフランジ部Fの先端から形成しているが、これに限るものではなく、例えばフランジ部Fの先端近傍位置、すなわちフランジ部Fの先端がキャッシュボックス4の前面壁の上端に引っ掛からない位置から形成しても良い。
【0023】
また、本実施の形態においては、ガイド部材Gの傾斜面Sを平坦に形成しているが、これに限るものではなく、例えば縦断側面R形状に形成しても良い。
【0024】
また、本実施の形態においては、フランジ部Fの両端に2つのガイド部材Gを各々設けているが、これに限るものではなく、例えばフランジ部の左右方向への長さが短い場合にフランジ部Fの中央に1つのガイド部材Gを設けても良く、また、フランジ部の左右方向への長さが極端に長い場合にフランジ部Fに複数個のガイド部材Gを並べて設けても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、操作者が一旦取り出したマネーケースを引出開放されたキャッシュボックス内に収納する際に、フランジ部がガイド部材によってキャッシュボックスの前面壁の上端に引っ掛からずに滑り落ち、マネーケースがキャッシュボックス内に導かれて完全に収納されるので、マネーケースの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のドロワ装置をECRと共に概略的に示す外観斜視図である。
【図2】キャッシュボックスの構造を概略的に示す分解斜視図である。
【図3】マネーケースを示す側面図である。
【図4】マネーケースを示す正面図である。
【図5】キャッシュボックスの引出開放状態におけるマネーケースの前面周辺を拡大して示す側面図である。
【図6】従来のマネーケースの内部構造を示す縦断側面図である。
【符号の説明】1…ドロワ装置、2…キャビネット、2a…開口部、4…キャッシュボックス、5…マネーケース、6…ケース収納部(券収納部)、7…紙幣収納部、9…コインケース、F…フランジ部、G…ガイド部材

Claims (2)

  1. 前面に開口部を有するキャビネットと、
    前記開口部から前記キャビネットに引出自在に収納される上面開口のキャッシュボックスと、
    硬貨を収納するコインケースと、
    上面開口の筐体状に形成され、前記コインケースを上面から収納するケース収納部と紙幣を上面から収納する紙幣収納部とを有し、前記キャッシュボックスの上面から前記キャッシュボックスに着脱自在に収納されるマネーケースと、
    前記マネーケースの前面壁の上端から略水平方向に伸びるフランジ部と、
    前記フランジ部の略先端から前記マネーケースの前面壁に向かって傾斜するガイド部材と、
    を具備するドロワ装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記フランジ部の両端に各々設けられている請求項1記載のドロワ装置。
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