JP2004118303A - 顧客サービスサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業員が出先で、物件の情報を持参していなくても、必要な物件に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができる顧客サービスサーバを提供することを目的とするものである。
【解決手段】所定の物件に関する情報を格納している物件情報格納手段と、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段と、上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段と、上記抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する情報送信手段とを有する顧客サービスサーバである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客サービスサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の物件に火災報知設備が設置され、定期点検等の目的で、作業員が定期的に、各物件を巡回する。この定期点検を行った履歴を、センターのコンピュータ等に記録し、その後の定期点検等に備える。
【0003】
そして、次回以降の定期点検時に、上記定期点検履歴情報を持参し、定期点検に役立たせている。また、定期点検履歴情報の他に、訪問しようとする物件に設置されている火災報知設備に関する緊急対応履歴情報、設備状況の情報をも持参し、これらを、定期点検時の参考にしている。設備状況情報は、たとえば、どういう設備が、どこに、いつから設置されているかを示す情報、所定の物件の住所、電話番号である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、作業員が出先で、物件の情報を持参していなければ、必要な物件に関する情報を見ることができず、また、物件の情報を出先に持参するようにすると、情報を一元管理することができず、つまり、個人のみが保持している情報以外の情報を共有することができないという問題がある。
【0005】
本発明は、作業員が出先で、物件の情報を持参していなくても、必要な物件に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができる顧客サービスサーバを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定の物件に関する情報を格納している物件情報格納手段と、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段と、上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段と、上記抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する情報送信手段とを有する顧客サービスサーバである。
【0007】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である顧客サービスサーバ10を有する顧客サービスシステムCSS1の全体像を示す図である。
【0008】
顧客サービスシステムCSS1は、顧客サービスセンタ100と、ネットワークNWと、一般物件201、202と、防犯機能付自動火災報知設備203と、普及型自動試験機能付自動火災報知設備204と、ネットワークNWを介して顧客サービスサーバ10との間で送受信する出先の端末機器301と、協力会社の端末機器302と、営業所の端末機器303と、GPS衛星401と、PHS位置情報センタ402とを有する。
【0009】
顧客サービスセンタ100は、防災設備に関する問合せを受け付ける窓口、いわゆるコールセンターであり、たとえば全国を一括して制御する本社ビル等であり、顧客サービスセンタ100に顧客サービスサーバ10が設置されている。この顧客サービスサーバ10は、顧客サービスセンタ100内において、LANケーブルC1を介して、図示しないパソコンを複数、接続し、ローカルエリアネットワークが形成されている。また、顧客サービスセンタ100から離れている各地の支社・営業所へは、広域ネットワークWANを介して、端末機器303が顧客サービスサーバ10に接続可能である。
【0010】
また、顧客サービスサーバ10は、インターネット等のネットワークNWを介して、協力会社の端末機器302や出先からの作業員の端末機器301を接続することができ、離れたところから、顧客サービスサーバ10の設定された情報を利用することができる。
【0011】
さらに、防災設備が設置された建物として、詳細に示さないが、多数存在する一般物件201から、その設備の動作としての火災発生時や、異常時等に、不明点が電話によって問い合わされ、その公衆回線を介した呼出は、まず顧客サービスサーバ10が受け付ける。なお、ここでは、呼出受付を把握する動作を実行する。
【0012】
また、防災設備が設置される建物のうちで、高機能の自動火災報知設備203、204は、ISDNによる専用回線を用いて、図示しない火災受信機から顧客サービスサーバ10に、情報を送信できるように構成されている。これらの設備203、204では、火災受信機での火災信号受信や、盤面操作時、さらに自動試験機能の結果等を、顧客サービスサーバ10に送信することができる。そして、高機能でない一般物件であっても、火災受信機から、上記火災信号受信や盤面操作時等を移報情報として入力され、情報として変換し、送出する図示しないインターフェースを設けることによって、移報可能な一般物件202として、設備203、204と同様に、防災設備の監視状態を顧客サービスサーバ10に取り込むことができる。
【0013】
なお、顧客サービスサーバ10と各物件の火災報知設備202、203、204とは、ISDNによる専用回線で接続され、確実な回線確保と迅速な情報送信とが図られているが、一般的な公衆回線を利用してもよく、また、専用回線でなく、ダイヤルアップ接続のような電話呼出しを介して通信するようにしてもよい。
【0014】
図2は、上記実施例である顧客サービスサーバ10の具体例を示すブロック図である。
【0015】
顧客サービスサーバ10は、メモリM1と、受信手段1と、制御手段2と、表示手段3と、送信手段4と、入力手段5とを有する。
【0016】
受信手段1は、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段の例である。
【0017】
メモリM1は、所定の物件に関する情報を格納している物件情報格納手段の例である。
【0018】
制御手段2は、ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段の例である。
【0019】
送信手段4は、抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に送信する情報送信手段の例である。上記物件に関する情報は、定期点検履歴情報、緊急対応履歴情報、設備状況の情報のうちで、少なくとも1つの情報である。設備状況の情報は、たとえば、どういう設備が、どこに、いつから設置されているかを示す情報、所定の物件の住所、電話番号である。
【0020】
入力手段5は、キーボード、マウス等である。
【0021】
また、上記実施例において、所定の物件の代わりに、所定の製品を想定することができる。
【0022】
つまり、メモリM1は、所定の製品に関する情報を格納している製品情報格納手段の例であり、受信手段1は、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報の要求を受信する受信手段の例である。また、制御手段2は、ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報が要求されると、上記製品情報格納手段に格納されている製品に関する情報のうちで、上記製品に関する情報を抽出する製品情報抽出手段の例であり、送信手段4は、上記抽出された製品に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する情報送信手段の例である。
【0023】
この場合、上記製品に関する情報は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書、法規の条文のうちで、少なくとも1つの情報、または、上記1つの情報とその他の情報とを組み合わせた情報である。
【0024】
また、制御手段2は、ネットワークを介して、上記端末機器が接続されたときに、上記接続された端末機器が正当な端末機器であることを確認する端末機器確認手段の例である。
【0025】
さらに、上記端末機器が、携帯端末機器である場合、制御手段2は、GPSを介して、上記携帯端末機器の位置情報を取得する位置確認手段の例である。
【0026】
図3は、上記実施例におけるメモリM1の具体例を示す図である。
【0027】
メモリM1は、地図情報データベースDB21、顧客基本情報データベースDB22、緊急対応履歴データベースDB23、定期点検履歴データベースDB24、改修履歴データベースDB25、リモートメンテナンスログ情報データベースDB26、契約情報データベースDB27、定期点検スケジュールデータベースDB28、ロケーション情報データベースDB29、技術情報データベースDB30を格納している。なお、上記各DBは、メモリM1に格納されているデータベースである。
【0028】
次に、上記各データベースについて簡単に説明する。
【0029】
地図情報データベースDB21は、いくつかの縮尺に対応した地図を表示するデータを、地区毎に格納し、顧客基本情報データベースDB22は、火災報知設備が設置されている物件に加え、営業対象となっている物件や建築予定の建物等、全ての物件について基本的な情報を格納し、緊急対応履歴データベースDB23は、顧客サービスセンタ100に連絡のあった故障等に対処が必要なケースについて、それぞれ発生から対処終了までを格納している。
【0030】
定期点検履歴データベースDB24は、各物件における消防用設備について、法定点検として年2回等の作業員による点検結果をそれぞれ格納し、改修履歴データベースDB25は、各物件における消防用設備の改修についての各情報を格納し、リモートメンテナンスログ情報データベースDB26は、顧客サービスサーバ10に接続されている各火災受信機を、後述する1日1回等のID呼出動作の結果をそれぞれ格納している。
【0031】
契約情報データベースDB27は、各物件に対する消防用設備についての保守点検に関する契約情報を格納し、定期点検スケジュールデータベースDB28は、上記法定点検の期日を管理し、その日程についてそれぞれ格納し、ロケーション情報データベースDB29は、作業員や営業担当者の外出先について現在位置に関する情報をそれぞれ格納し、技術情報データベースDB30は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書等の製品に関する各種情報を格納している。
【0032】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0033】
作業の項目として、物件(建物)での故障発生による現場からの電話連絡時の動作、物件の受信機が自動試験を実行した際の異常検出によるネットワーク(ISDN)経由の通報時の動作、サーバによるID呼出時、サーバからの操作入力時の動作、サーバからの物件のデータベース更新・確認時の動作を、全体的な動作から代表的に取り上げる。
【0034】
まず、物件で故障が発生したときに、現場から電話連絡を受けた場合の動作について説明する。
【0035】
図4は、上記実施例において、電話対応時における動作を示すフローチャートである。
【0036】
[電話対応時の動作]
まず、物件(建物)において、設備に異常(故障)が発生し、この異常発生を、物件の管理人、所有者、点検員等(以下、「管理人」という)が発見する(S11)。
【0037】
この異常について、管理人が顧客サービスセンタ100に電話で連絡する(S12)。
【0038】
顧客サービスセンタ100において24時間体制で電話連絡等を受け付ける管理者(以下、「受付管理者」という)は、ステップS12の連絡に基づいて、物件の設備の状況を確認する(S13)。
【0039】
受付管理者が物件を特定することができ、ISDN経由で、その物件の火災受信機から、設備の情報を取り込むことができる場合、受付管理者は、情報を取り込み、確認する(S14)。
【0040】
受付管理者と物件の管理人との電話連絡で、受付管理者は、異常が復旧されるかを判別する(S15)。
【0041】
ステップS15で行った異常有無の結果に基づいて、受付管理者が、異常がなくなったと判断すれば、対応を終了し、事故処理連絡表として顧客サービスサーバ10に必要な情報を手入力する(S16)。この情報は、ステップS22で、顧客サービスサーバ10が自動格納した緊急対応履歴データベースDB23を更新する。
【0042】
[電話に対する顧客サービスサーバ10の動作]
物件の管理人から電話連絡による呼出を受信するときに、その電話番号から契約情報データベースDB27を参照し、検索し、物件を特定できれば、検索結果を表示する(S21)。
【0043】
このときに、物件IDを特定し、顧客基本情報データベースDB22から、物件としての建物201の所在を示す位置情報を取り出し、その位置情報に合わせて、地図情報データベースDB21から、建物201が含まれるエリアの地図情報を取り出し、これに建物201の位置情報に合わせてシンボルを配置し、表示手段3に表示する。
【0044】
建物201の位置情報は、具体的には緯度と経度との情報でよく、これに合わせて、地図情報の上にシンボルを配置する。この位置情報が設定されてない場合、建物の住所を利用し、地図情報の地番等を対比して、適正な部分にシンボルを表示するようにしてもよい。
【0045】
その電話連絡について、物件ID、日時、故障内容等を、緊急対応履歴データベースDB23に格納する(S22)。物件IDを特定できなければ、電話番号等でもよく、故障内容は、当面空白でもよい。
【0046】
電話連絡の物件IDを特定することができれば、緊急対応履歴データベースDB23を参照し、検索し、過去の事例を表示する(S23)。このときに、定期点検履歴データベースDB24や改修履歴データベースDB25等、関係する情報のデータベースについて、上記と同様に実行するようにしてもよい。
【0047】
異常を発生している機器について、機器毎の技術資料や補修マニュアル等、技術情報データベースDB30を参照し、検索し、表示する(S24)。ステップS13において状況確認する過程で、受付管理者が判明された場合に、検索された機器について、手入力してもよく、過去事例から自動検索するようにしてもよい。
【0048】
[出動要請の動作]
電話対応で異常が復旧(回復)できない場合、受付管理者は、物件に赴いて作業する作業員としてのサービスエンジニア(以下、SEという)を手配し、出動要請する(S31)。このときに、受付管理者は、表示手段3に表示されている地図情報から、物件の位置を把握した上で、物件またはエリアの担当者の有無や、緊急出動名簿表等から、SEを選定する。
【0049】
受付管理者から要請を受けたSEは、ノートパソコン等の端末機器301を携帯し、物件(建物201等)へ向かう(S32)。このときに、顧客サービスサーバ10における契約情報データベースDB27等に、物件情報を格納し、緊急対応履歴データベースDB23等に故障情報等を格納した後に、出動する。
【0050】
SEは、管理人の協力を含めて、物件における必要な処置を行う(S33)。その際に、SEは、携帯した端末機器301をネットワークNWに接続し、顧客サービスサーバ10から技術情報や過去事例等を、各データベースDB21〜29から検索し、現場で表示させることができる(S34)。
【0051】
物件において異常が復旧すれば、SEは、受付管理者に報告する(S35)。
【0052】
ステップS35において復旧の報告を受けると、受付管理者は、顧客サービスサーバ10に、必要な情報を手入力する(S36)。この手入力された情報によって、ステップS22で、顧客サービスサーバ10が自動格納した緊急対応履歴データベースDB23を更新する。なお、上記入力を、SEが実行するようにしてもよい。
【0053】
[通報発生の動作]
次に、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作について説明する。
【0054】
図5は、上記実施例において、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作を示すフローチャートである。
【0055】
物件における火災受信機が自動試験を実行する(S41)。通常、1週間に1回自動試験を実行するように設定され。つまり、具体的な曜日・時刻が自動試験開始時刻として設定され、自動試験が実行されるが、物件の管理人が、必要に応じて手動入力で、試験を実行することもできる。この自動試験の結果として、設備に異常があるときには、異常を解消する対応が必要になる。
【0056】
ISDNを介して、顧客サービスシステムCSS1における移報機能を有する物件202、203、204のいずれかから、火災受信機が、異常ありを、顧客サービスサーバ10に自動通報する(S42)。この自動通報に際して、自動試験結果としての異常内容と、火災受信機のデータベースに設定されている物件を特定するための物件情報とを合わせて送信する。
【0057】
異常の通報を顧客サービスサーバ10が受信し、その旨を、表示手段3が表示する(S43)。顧客サービスセンタ100には、受付管理人が存在しているので、その受付管理人が、物件の管理人と電話連絡し、上記異常の通報を確認することができる(ステップS13、S15と同じ)。いうまでもないが、顧客サービスシステムCSS1におけるISDNによる専用回線で接続されている物件202、203、204とは、別途電話で連絡できる。
【0058】
異常の通報の内容に基づいて、物件ID、日時、故障内容等を、緊急対応履歴データベースDB23に格納する(S44)。そして、通報の情報から、電話番号を取得する(S45)。ここで、受信機のデータベースに格納する物件情報には、電話番号が含まれ、自動通報の内容に情報としての電話番号が含まれている。
【0059】
この後は、上記ステップS21、S23、S24と同じ動作を実行する。また、出動要請として、上記ステップS31〜S36と同じ動作を実行する。
【0060】
次に、顧客サービスサーバ10から各火災受信機にIDを呼出す動作について説明する。
【0061】
図6は、上記実施例において、顧客サービスサーバ10から各火災受信機にIDを呼出す動作を示すフローチャートである。
【0062】
ISDNを介して、顧客サービスサーバ10は、各火災受信機を個別に呼び出し、そのIDを収集する(S50)。この呼び出しの定時通信は、1日1回、接続されている各火災受信機の全てについて実行する。これによって、回線状態を確認する。そして、呼出を受ける物件は、ISDNによる専用回線で接続されている物件202、203、204である。
【0063】
呼出を受けた物件の火災受信機は、この呼出に応答して火災受信機IDを返送する(S51)。火災受信機IDは、各火災受信機内のデータベースに設定されている。
【0064】
全ての火災受信機から、顧客サービスサーバ10が、火災受信機IDを正常に収集すると、正常であるので、そのまま終了する(S52)。
【0065】
また、火災受信機からの応答がなく、火災受信機IDの収集が正常に行われていない場合、異常終了を表示する(S53)。
【0066】
上記ステップS22と同様に、物件ID、日時、故障内容(火災受信機ID呼出無応答)等を、緊急対応履歴データベースDB23に格納する(S54)。
【0067】
この後は、上記ステップS13、S15と同じく、顧客サービスセンタ100における受付管理者の対応によって、電話連絡によって異常の有無を確認し、必要に応じて、出動要請し、上記ステップS31〜S36と同じ動作を実行する。
【0068】
次に、顧客サービスサーバ10から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作について説明する。
【0069】
図7は、上記実施例において、顧客サービスサーバ10から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作を示すフローチャートである。
【0070】
たとえば、物件から異常発生の電話連絡を受けたときに、上記ステップS15、S16との関係で、受付管理者が、物件の管理人と連絡し、顧客サービスサーバ10からの復旧操作が必要であると判断した場合、次の動作を実行する。
【0071】
物件の火災受信機に復旧操作する必要があると判断されると、受付管理者が、顧客サービスサーバ10に、復旧操作入力を行う(S61)。
【0072】
復旧操作が入力された顧客サービスサーバ10は、ISDNを介して、必要な物件の火災受信機に、復旧信号を送信し(S62)、ISDNを介して、物件の火災受信機が、復旧信号を受信する(S63)。
【0073】
この火災受信機における盤面操作(復旧スイッチの動作入力)と同様に、火災受信機が復旧動作を実行する(火災信号の保持を解除し、通常の監視状態に戻る)(S64)。
【0074】
なお、操作入力として、復旧操作する場合を示したが、復旧操作の代わりに、地区音響停止入力、防排煙機器等、被制御機器の起動/復帰入力等、他の操作を実行するようにしてもよい。
【0075】
[データベースの更新時の動作]
次に、顧客サービスサーバ10から、個別の火災受信機にデータベースを更新・確認する動作について説明する。
【0076】
受付管理者は、更新しようとする物件のデータベースを、顧客サービスサーバ10に準備し、顧客サービスサーバ10に、データベースの更新入力を行う(S71)。
【0077】
データベースの準備は、通常、データベース作成ソフトによってノートパソコン等にデータファイルとして作成するが、データ通信によって、顧客サービスサーバ10内の所定の記憶装置に格納し、または、フロッピー(登録商標)ディスク、MO、CD−R等、所定の記憶媒体に格納し、顧客サービスサーバ10のドライブに読み出させるようにしてもよい。また、この入力の際に、物件を特定するためにIDが用いられるとともに、さらにパスワードが設定されて、受付管理者にパスワード入力を要求する。
【0078】
データベースの更新入力を行うと、顧客サービスサーバ10は、ISDNを介して、特定の物件の火災受信機に更新用のデータベースを送信する(S72)。
【0079】
特定された物件の火災受信機は、ISDNを介して、更新用のデータベースを受信する。データベースの物件情報や、データ自体の誤りチェック等の確認を行う(S73)。このときに、物件の火災受信機は、更新用のデータベースと同時に受信するIDとパスワードとから、適正な相手からの正式なデータベースであることを認識する。
【0080】
物件の火災受信機は、上記更新用のデータベースを確認した後に、実行しているデータベースを更新する(S74)。
【0081】
[データベースの確認時の動作]
受付管理者は、確認しようとする物件を特定し、顧客サービスサーバ10に、データベース確認の入力を行う(S81)。上記同様、パスワード入力も行う。
【0082】
データベース確認の入力が行われると、顧客サービスサーバ10は、ISDNを介して、特定された火災受信機に、データベース返送信号を送信し(S82)、ISDNを介して、特定の火災受信機が、データベース返送信号を受信する(S83)。データベース返送信号を受信した火災受信機は、実行しているデータベースを読み出し、ISDNを介して顧客サービスサーバ10に送信する(S84)。このときに、上記同様、パスワードチェックも行う。
【0083】
ISDNを介して、顧客サービスサーバ10が、更新用のデータベースを受信し、この受信したデータベースの誤りチェック等の確認を行う(S85)。
【0084】
更新用のデータベースを、顧客サービスサーバ10が正確に受信していれば、この受信した更新用のデータベースを表示し、受付管理者が利用できるようにする(S86)。
【0085】
そして、上記実施例の動作において、出先の端末機器301が、顧客サービスサーバ10から、所定の物件に関する情報を取り寄せる場合の動作について説明する。
【0086】
この動作は、たとえば、図4におけるステップS34において行われるが、その他、建物201等の出先からSEが、顧客サービスサーバ10に接続する場合に行われる。
【0087】
図8は、上記実施例において、出先の端末機器301が、顧客サービスサーバ10から、所定の物件に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【0088】
SEが、出先から端末機器301を、ネットワークNWに接続し(S91)、このネットワークNWを介して、顧客サービスサーバ10にアクセスし(S92)、所定の物件に関する情報を要求する(S93)。
【0089】
ここで、顧客サービスサーバ10へアクセスする場合、SEは、ユーザIDとパスワード等を、入力し、端末機器301に顧客サービスサーバ10の認証を受ける。
【0090】
顧客サービスサーバ10は、ネットワークNWを介して、受信手段1が、出先の端末機器301から、所定の物件に関する情報の要求を受信する(S94)。
【0091】
そして、メモリM1に格納されている物件に関する情報(顧客基本情報データベースDB22等に格納されている情報)のうちで、上記所定の物件(所望の物件)に関する情報を、制御手段2が抽出する(S95)。この抽出された物件に関する情報を、出先の端末機器301に、送信手段4が送信する(S96)。
【0092】
ここで、顧客サービスサーバ10は、SEのユーザID等から、所定の物件に関する情報が取得可能か否かを判断する。これには、物件に関する情報の保護としての担当者判別のレベルと、SEの資格判別のレベルの場合があり、緊急対応の場合としては、資格判別のみでよい。
【0093】
そして、SEは、顧客サービスサーバ10から送信された物件に関する情報を受信し(S97)、端末機器301に設けられている表示装置に、上記受信した物件に関する情報を表示する(S98)。
【0094】
上記実施例によれば、SEは、出先から、必要な物件に関する情報を、確実かつ迅速に見ることができる。
【0095】
また、上記実施例によれば、物件に関する情報を、SEが持ち歩く必要がないので、情報の修正、加入等、情報を一元管理することができ、つまり、情報を共有することができる。
【0096】
なお、上記物件に関する情報は、定期点検履歴情報、緊急対応履歴情報のうちで、いずれかまたは組み合わせでもよく、また、上記いずれかまたは組み合わせに、さらにその他の情報を組み合わせた情報とすることができ、特定の物件に関して抽出して情報提供できることが好ましい。
【0097】
次に、SEが出先で、製品に関する情報を利用する場合について説明する。
【0098】
この動作も、たとえば図4に示すステップS34の部分で実行されるが、図8に示す動作と同様に、その他、必要な出先から顧客サービスサーバ10に接続可能である。
【0099】
図9は、上記実施例において、出先の端末機器301が、顧客サービスサーバ10から、所定の製品に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【0100】
SEが、出先から端末機器301を、ネットワークNWに接続し(S101)、このネットワークNWを介して、顧客サービスサーバ10にアクセスし(S102)、所定の製品に関する情報を要求する(S103)。
【0101】
ここで、顧客サービスサーバ10へアクセスしたSEは、図4に示す場合と同様に、端末機器301に対してユーザIDとパスワード等を入力して、顧客サービスサーバ10の認証を受けるのはもちろんである。
【0102】
顧客サービスサーバ10は、ネットワークNWを介して、受信手段1が、出先の端末機器301から、所定の製品に関する情報の要求を受信する(S104)。
【0103】
そして、メモリM1に格納されている製品に関する技術情報データベースDB30のうちで、上記所定の製品(所望の製品)に関する情報を、制御手段2が、抽出する(S105)。この抽出された製品に関する情報を、出先の端末機器301に、送信手段4が送信する(S106)。
【0104】
ここで、顧客サービスサーバ10は、図4に示す場合と同様に、SEのユーザID等から所定の製品に関する情報が取得可能か否かを判断している。この判断は、製品に関する情報の保護としての資格判別に使用する。
【0105】
そして、SEは、顧客サービスサーバ10から送信された製品に関する情報を受信し(S107)、端末機器301に設けられている表示装置に、上記受信した製品に関する情報を表示する(S108)。
【0106】
また、製品に関する情報の要求が、物件に関する情報の要求に連続して行われる場合、顧客サービスサーバ10は、該当物件に設備されている機器を判別し、要求された製品がその機器に該当するか否かを判別するようにしてもよい。これによって、無関係な情報を顧客サービスサーバ10から送信することを防止し、情報漏洩の歯止めとすることができる。
【0107】
上記実施例によれば、SEは、出先から、必要な製品に関する情報を確実かつ迅速に見ることができる。
【0108】
また、上記実施例によれば、SEが製品に関する情報を持ち歩く必要がないので、情報の修正、加入等、情報を一元管理することができ、したがって、個人のみが保持している情報以外の情報を共有することができる。
【0109】
なお、上記製品に関する情報は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書のうちで、いずれかまたは組み合わせ、また、いずれかまたは組み合わせにさらにその他の情報を組み合わせた情報とすることができ、技術情報提供できることが好ましい。
【0110】
物件に関する情報と製品に関する情報とに加え、部品調達のための店舗に関する情報を、出先の端末機器へ参照できることが好ましい。すなわち、上記のような出先からの動作として、出先の端末機器301から、顧客サービスサーバ10に接続し、物件の位置(またはSEの現在位置)を中心とする所定の地区内に存在する店舗を表示させることができる。
【0111】
この場合、部品調達に役立つ店舗の位置情報を、顧客サービスサーバ10のメモリM1に、地図情報データベースDB21の一部としての店舗情報として、常時蓄え、出先となる物件の位置について、地図情報を取得し、その地図情報の地区内に存在する店舗を、店舗情報から抽出し、地図情報と合わせて店舗の位置を示した地図表示を行えばよい。
【0112】
そして、店舗の位置について、販売している部品等の種類、たとえば、資材、電線、文房具、電器等を、所定のマークによって区別できるようにしておけば、急いで手配したいSEは、端末機器301において地図を見るだけで、所望の部品を取得することができる店舗を把握できる。なお、このような店舗について、出先の端末機器301から、顧客サービスサーバ10に登録できるようにしておけば、新しく発見した店舗の設定を後回しにすることなく、その場で、データベースとして登録することができ、便利である。
【0113】
なお、顧客サービスサーバ10は、情報提供を要求している端末機器301が正当であるか否かを、パスワード等で確認し、不用意な情報流出を防止するが、この場合、誰が、いつ、どの情報を見たか、ダウンロードしたか等のログを保存する。特に、事故の情報、その対策等の特別の技術情報に関して、ログを保存することには意味がある。
【0114】
また、顧客サービスサーバ10は、携帯端末機器301の位置を確認し、たとえば、物件を中心とする半径、何十m以内でなければ、情報を送出しない等の操作を実行することによって、客先でない者へ、不要な情報が送出されることを防止することができる。
【0115】
上記実施例によれば、インターネット等のネットワークを使用し、各種サービスを行う顧客サービスサーバ10を設置して、出先で、端末機器をインターネット等に接続して各種情報の提供を受けることができる。
【0116】
上記実施例によれば、出先から、顧客情報を参照することができ、したがって、出先での対応作業を支援することができる。
【0117】
また、上記実施例によれば、出先から、技術情報を参照することができ、したがって、出先での対応作業を支援することができる。
【0118】
次に、上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作について説明する。
【0119】
この動作は、図4に示すステップS21において実行され、その部分を詳細に示す動作である。
【0120】
図10は、上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【0121】
まず、管理すべき物件に関する情報と、上記物件に関する電話番号とが、互いに対応して、メモリM1に予め格納されている。
【0122】
電話回線を介して、物件201の管理者から電話の呼出を受けると(S111)、受信手段1が、ナンバーディスプレイ等のサービスを利用し、上記呼出した相手の電話番号を取得し(S112)、受信手段1が取得した電話番号が、メモリM1に格納されている電話番号‐物件情報の対応表に存在しているか否かを判断する(S113)。
【0123】
受信手段1が取得した電話番号が、電話番号‐物件情報の対応表に存在していれば、その電話番号に基づいて、メモリM1に格納されている電話番号‐物件情報の対応表から、対応する物件に関する情報を、制御手段2が検索する(S114)。
【0124】
そして、物件に関する情報を表示手段3が表示する(S115)。この場合、メモリM1が、上記物件に関する情報として、過去の緊急対応の履歴または定期点検の履歴に関する履歴情報を格納しており、上記検索した物件に基づいて、対応する履歴情報を、制御手段2が抽出し、上記抽出された履歴情報を表示手段2が表示する。
【0125】
一方、メモリM1は、その地図情報データベース21に地図情報を格納し、制御手段2は、上記検索された物件が存在する地区の地図情報を、地図情報データベース21から検索し(S116)、上記検索された物件が存在する地区の地図を、表示装置3に表示させ(S117)、しかも、上記検索された物件が存在する位置を示す所定のマーク(丸印、矢印、×印等のマーク)を、上記地図上に表示させる(S118)。
【0126】
また、上記取得した電話番号に対応する物件の近隣の物件にSEが存在していれば、そのSEの位置を、上記表示した地図上に重ねて表示する(S119)。
【0127】
なお、物件201から受信し、取得した電話番号が、上記電話番号‐物件情報テーブルに格納されていなければ(S113)、制御手段2は、上記取得された電話番号に応じた地図上の比較的広い領域を検索する(S120)。たとえば、取得した電話番号に含まれている市外局番をカバーする比較的広い地区を検索し、この検索された比較的広い地区を表示手段3に地図表示する(S121)。
【0128】
なお、上記取得した電話番号が上記対応表に格納されていない場合であって、上記格納されていない電話番号に対応する物件が、その後に判明した場合(S122)、上記格納されていない電話番号と上記判明した物件とを対応させて、上記電話番号‐物件情報格納手段に格納する(S123)。
【0129】
次に、上記実施例において、物件202、203、204に設置された火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作について説明する。この動作は、図5に示すステップS43、S45、S21に係る部分を詳細に示すものである。
【0130】
図11は、上記実施例において、火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【0131】
まず、顧客サービスサーバ10は、ISDNを介して、複数の火災受信機(複数の物件202、203、204にそれぞれ設置されている火災受信機)のうちの少なくとも1つから異常情報を受信し(S131)、火災受信機からの異常情報を受信して取り込み(S132)、顧客サービスサーバ10はその旨の表示等を行う。
【0132】
この取り込んだ異常情報から、電話番号を取得し(S133)、この取得した電話番号に基づいて、図10のフローチャートと同じ動作が可能となり、そのステップS114と同様に、対応表から物件に関する情報を検索し(S134)、図10のステップS115と同様に、この特定された物件に関する情報を表示し(S135)、図10のステップS117からS119までに該当するように、この検索された物件に関する地図を、表示手段3が表示する(S136)。なお、上記の電話番号の割出しは、専用回線の接続先として取得することもできる。
【0133】
上記実施例によれば、客先から電話連絡があると、電話番号を受信し、この受信した電話番号に基づいて、対象物件を容易に特定することができ、緊急事態に迅速に対応することができる。この場合、特定された客先を地図表示するので、その客先の場所を容易に把握することができる。
【0134】
また、上記実施例によれば、電話番号が登録されていなくても、その電話番号に基づいて、その物件が存在するであろう地区を特定することができる。
【0135】
さらに、上記実施例によれば、ネットワーク接続された火災受信機から異常情報を受信した場合にも、上記と同様に、物件を特定することができ、その物件が存在している周辺の地図を表示することができる。
【0136】
そして、上記実施例によれば、物件を特定することによって、過去の緊急対応や定期点検等の履歴を特定することができる。
【0137】
また、上記実施例によれば、地図を表示する際に、近傍の物件に存在しているSEの位置を表示するので、現場へ迅速に派遣させることができる。
【0138】
顧客サービスサーバ10は、顧客からの問い合わせや端末機器としての火災受信機からの通報時に、CTI(Computer Telephony Integration)機能を使用し、これによって、対象物件を迅速に検出し、迅速に緊急対応することができ、対象物件を特定する時間を短縮することができる。
【0139】
また、過去の履歴を参照することによって、対応作業を支援することができる。なお、緊急対応として、過去の情報を参照する場合、顧客サービスサーバ10のイベントログを参照すればよい。
【0140】
上記実施例によれば、検索された物件が存在している地区の地図と、上記検索された物件の位置を示すマークとを表示するので、検索された物件を迅速に検出することができ、迅速に緊急対応することができる。
【0141】
また、上記実施例によれば、履歴を参照するので、対応作業を支援することができる。
【0142】
さらに、上記実施例によれば、顧客からの問い合わせや端末機器としての火災受信機からの通報時に、CTI機能を使用するので、対象物件を迅速に検出し、迅速に緊急対応することができる。
【0143】
[スケジュールの自動作成]
次に、上記実施例における顧客に関する情報を利用する訪問スケジュールを作成する動作について説明する。
【0144】
この訪問スケジュールは、上記SEも利用できるが、営業担当者が顧客となる物件を訪問する場合における予定作成に有用なものであり、顧客サービスサーバ10に訪問スケジュールの作成を支援する機能を備えている。訪問スケジュールを作成する場合、まず地区の地図を表示し、その後に、必要な物件を選択し、訪問スケジュールを作成する。なお、この動作は、図4〜図6に示す上記代表的な動作中に含まれてはいない動作である。
【0145】
図12、図13は、上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【0146】
営業担当者は、たとえば営業所に設置されている端末機器303から、WANやLANケーブルC1によるネットワークを経由し、顧客サービスサーバ10にアクセスする(S141)。そして、自己の担当に関する地区または物件を、端末機器303によって選択し(S142)、顧客サービスサーバ10は、WANやLANケーブルC1を介して、地図または物件の選択を受信する(S143)。
【0147】
そして、メモリM1に格納されている地図情報データベースDB21から、必要な地区の地図情報を検索し、該当地区の地図を制御手段2が読み込み(S144)、同時に、当該地区の範囲に存在する物件を抽出し、当該物件が存在する位置を、制御手段2が読込み(S145)、これらを、端末機器303に送信する(S146)。
【0148】
ここで、地区と物件とを指定する場合、単純には営業担当者が訪問しようとする物件を指定すればよいが、地区を選択し、その範囲の物件や、営業担当者の担当する全ての物件として、一度に選択するようにしてもよい。一括的な選択であっても、個々の物件を個別に削除できるようにすればよい。
【0149】
また、ここでは、顧客サービスサーバ10から端末機器303へ、地区の地図と地区内全ての物件の位置とを送信するが、訪問の有無に係わらず、地区に係わる物件全てを表示することによって、意識していない物件を認識し、また、近傍の物件をついでに訪問できる等、営業担当者の業務による対応を広くすることができる。
【0150】
そして、地図上に物件の位置を表示する際に、所定のマークを複数用意し、訪問選択の有無、担当に該当する、しない等の区別を表示すればよい。
【0151】
営業担当者は、顧客サービスサーバ10から送信された地図と物件の位置とに関する情報を受信し(S147)、端末機器303の表示装置に地図を表示する(S148)。
【0152】
このように、顧客サービスサーバ10から端末機器303へ、物件の位置が示された地図表示を行うことによって、営業担当者は、所望の物件以外に、その近辺に存在する物件を把握することができ、訪問先として組み込む等の積極的な判断も可能になる。また、端末機器303に一度表示した地図表示は、別の地区に切り替えることができ、当初のステップS142に戻り、別の地区を選択すればよい。ここで、地区を選択する場合、営業担当者の担当に係わらず選択可能であるとしてもよい。
【0153】
上記のように、端末機器303へ複数の物件の位置が示された地図が表示されている状態から、必要な物件を選択し、訪問スケジュールを作成する(S151)。
【0154】
営業担当者は、端末機器303の表示装置に表示され、所定のマークによって要否が区別されている各物件に対して、それぞれ要否を追加削除しながら、訪問先としたい物件を選択する(S152)。そして、営業担当者は、必要に応じて訪問時間を設定し(S153)、端末機器303へスケジュール作成入力を行い、選択された物件によるスケジュール作成を、顧客サービスサーバ10へ要求する(S154)。
【0155】
端末機器303へのスケジュール作成入力を受信した顧客サービスサーバ10は(S155)、該当地区の地図上において選択された複数の物件間のそれぞれの組み合わせに対して、距離を算出し、その距離に基づいて、移動時間を算定する(S156)。このとき、営業担当者の営業所等の始点を必要とすれば、それを含めて算出する。
【0156】
ここで、移動時間の算出について、物件間を地図上の2点間の直線距離、または、2点間を道路に沿って移動する道程距離等によって算出することが可能である。これらの距離を、単位時間当たりの移動量で割れば、移動時間を算定することができ、また、道程距離の場合には、沿う道路の種類(主要幹線道路や脇道等)に応じて、上記単位時間当たりの移動量に係数をかけるようにしてもよい。
そして、算出した各物件間の移動時間に基づいて、所定数の物件を移動する順序を判別する(S157)。このときに、たとえば移動順序の全ての組み合わせに対して、それぞれ移動時間の合計を算出し、最も短時間のものを、移動ルートして選定することができる。
【0157】
ここで、移動ルートを選定する場合、物件数によって選定方式を異ならせてもよい。物件数が数件である場合は、全ての組み合わせの中から、移動時間の合計を算出するようにしてもよく、20〜30件以上の場合には、組み合わせの数が多過ぎるので、線系の数学的解法を用いることによって、最短時間を算出するようにしてもよい。
【0158】
このように、各物件全てを訪問する選定した移動ルートは、端末機器303へ送信される(S158)。そして、移動ルートを受け取った端末機器303は、地図表示と同時に、移動ルート表示がなされる(S159)。この移動ルートを表示する場合、たとえば、上記演算に基づいて、営業所等の始点から各物件の本文順序が示されるとともに、その間の移動時間と訪問時間とそれらを合計した総移動時間とを示すことができる。
【0159】
このような地図表示と移動ルート表示とは、画面上にシートを重ねたような表示形態として、いわゆるウィンドウ表示によって、所望の表示を選択的に前面に表示されるように切り替えられることが好ましい。そして、作成された移動ルートについて、物件の加除を行うことができるようにし、たとえば地図表示を選択した状態において、ステップS152に戻り、改めてスケジュール作成入力を行えるようにしている。
【0160】
また、作成された移動ルート表示に対して、最短の移動ルートとは異なる訪問順序を変更することもできるようにしてある。たとえば、特定の物件について、日中の早い時間または遅い時間に訪問したい場合、訪問先の順序の先後を設定したい場合等、移動ルート表示の修正を入力し(S160)、顧客サービスサーバ10が再計算し(S161)、端末機器303に修正後の移動ルートを送信し(S162)、ステップS159に戻り、端末機器303の表示装置に修正後の移動ルートを表示する。
【0161】
さらに、特定部分の順序を固定することによって、残りの移動ルートを再計算する手順を採用することができる。
【0162】
そして、端末機器303への入力によって(S163)、この作成されたスケジュールが、顧客サービスサーバ10のメモリM1に登録され(S164)、この訪問スケジュールを登録し、この登録された訪問スケジュールを、営業担当者の業務日程として使用することができる。なお、営業担当者が訪問先である物件に滞在する時間を所定の一定時間に設定することができるが、SEが設備の点検作業を行うような場合には、物件毎に所要時間を個別に設定する必要がある。
【0163】
[SEの所在確認の動作]
次に、上記実施例において、顧客サービスサーバ10が所定の物件にSEを手配する動作について説明する。
【0164】
この動作は、たとえば、図4に示すS15の部分において行うことができ、その他、受付管理者が必要に応じて、SEのみでなく、営業担当者等を手配する場合にも用いられる。
【0165】
図14は、SE等の現在位置を確認し、現場への出動要請を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【0166】
まず、顧客サービスサーバ10は、特定の物件の位置情報に基づいて、該当する地区の地図情報を、地図情報データベースDB21から読込み、表示手段3に表示する(S171)。この動作は、図4に示すステップS21において、電話連絡による呼出から、物件が特定され、移動するときに実行することができ、その他に、受付担当者が電話連絡による物件確認によって地区を選択し、表示し、物件の位置を特定するようにしてもよい。
【0167】
そして、受付担当者が顧客サービスサーバ10に、出先の端末機器301の位置確認入力を行う(S172)。このときに、出先の端末機器301として、SEまたは営業担当者が携帯しているノートパソコン等に限らず、PHSを含む携帯電話等を想定してもよい。顧客サービスサーバ10は、GPS衛星401を介して、または、PHS位置情報センタ402を介して、SEまたは営業担当者の現在位置を取得することができる(S173)。
【0168】
この取得したSEまたは営業担当者の位置情報によって、顧客サービスサーバ10は、物件が存在する地図を表示し、その表示範囲内に存在するSEまたは営業担当者を、所定のマークによって表示する(S174)。
【0169】
この表示の際、SEと営業担当者とは、マーク等によって区別されるべきであるとともに、物件の所在とも区別されるべきである。また、マークとともに個人名を表示するようにしてもよく、マークから情報を表示する別の操作によって、個人情報を表示するようにしてもよい。
【0170】
また、このときに、顧客サービスサーバ10は、地図表示上において、物件に対して、その範囲内のSEまたは営業担当者との距離と移動時間とを算出する(S175)。このように、距離と移動時間とを算出し、最寄りのSE等を判別し、表示することによって、緊急手配が必要な物件に対して、最寄りのSE等を判別することができる。この判別結果は、表示された地図に、そのまま順位を表示してもよく、また、SEについて、メモリM1に登録されているスケジュールに基づいて、作業終了時間からの移動時間を算出し、最短の時間で到達できるSEを選ぶこともできる。
【0171】
この結果から、受付担当者は、手配するSE等を特定し、緊急の物件へ訪問させるための手配をすることができ(S176)、電話連絡等で直接SEに連絡することも可能である。この場合、顧客サービスサーバ10へ、入力手段5によって緊急手配入力を実行し、表示中の物件名や住所等の位置を含め、所定のフォーマットでのメール送信によって、連絡することができる(S177)。
【0172】
上記動作によって、顧客サービスサーバ10において、所定の物件の位置を把握できるのみでなく、SE等の派遣を緊急に手配した場合に、その近辺に存在しているSE等を把握することができ、現場への出動を要請することができる。なお、図4に示すステップS31における出動要請の部分で、上記動作を実行するようにしてもよい。
【0173】
また、図14に示す動作のみでなく、この実施例における各地図表示を行う時点において、顧客サービスサーバ10は、地区の地図情報を読み出すと同時に、その範囲内に存在する物件を検索し、該当する物件の位置情報を抽出するとともに、各SEと営業担当者等の現在位置を取得し、その範囲内に存在するSE等を抽出し、それぞれ所定のマークによって互いを区別し、地図表示するようにしてもよい。
【0174】
上記実施例によれば、顧客としての物件(建物)の位置が地図上に表示されるので、顧客訪問の際に便利であり、緊急に駆けつける際にも、事前に周辺を確認できるので、極めて有用である。
【0175】
また、上記実施例によれば、物件位置までの移動距離に基づいて、物件までの移動時間を算出し、または、直接移動時間を算出するので、SEは、物件を訪問する際に、計画的に移動することができる。
【0176】
さらに、上記実施例によれば、移動距離を、所定の2つの物件間の道順の距離に沿って移動距離を求めるので、単なる直線距離でなく、比較的現実的な距離を把握することができる。
【0177】
そして、上記実施例によれば、移動距離に単位時間を当てはめて換算するので、比較的現実的な移動時間を把握することができる。
【0178】
また、上記実施例によれば、全ての物件間の移動距離または移動時間を算出した上で、最短距離または最短時間で結ぶ道順を選択するので、訪問計画を簡便に立てることができる。
【0179】
さらに、上記実施例によれば、表示されている地図に、各物件の位置と少なくとも1人のSEの現在位置とを示すので、SEの位置を認識することができ、必要に応じて、指示を的確に出すことができ、また、緊急の際に、最寄りのSEを判別することができ、顧客への素早い対応が可能である。
【0180】
そして、上記実施例によれば、SEが自分の担当エリアの物件情報を簡便に参照することができる。
【0181】
また、上記実施例によれば、地図情報にCTIを付加することによって、連絡事項のある顧客の位置を素早く特定することができ、迅速に手配することができる。
【0182】
なお、上記「CTI」は、computer telephony integrationの略であり、コンピュータと電話/通信機器との融合によって実現する新しいコミュニケーション・システムである。顧客から電話を受け付けるコールセンタは、代表的な応用分野であり、顧客対応を向上させ、生産性を上げるためには、CTIは不可欠のものである。音声だけでなく、メールやファクシミリも統合されつつある。
【0183】
「コンピュータテレフォニー」は、電話とコンピュータとを融合することによって、電話の新しいサービスを提供する技術の総称である。内線電話網や電話網等の音声ネットワークとLAN等のネットワークとを統合し、テレマーケティング等の分野で、電話番号から、顧客データベースを検索するアプリケーション等を容易に構築できる。
【0184】
具体的には、テレフォニーボードを搭載しているパソコンを、電話として兼用する方法、LANの顧客サービスサーバ10とPBX(プライベート・ブランチ・エクスチェンジ)とを接続し、クライアントから顧客サービスサーバ10の経由線を制御する方法等がある。
【0185】
パソコンのGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を使い、画面に電話機を表示し、データベースや電子メール等のアプリケーションから必要なときに電話を発呼する等の利用も可能である。
【0186】
なお、上記動作によって、顧客サービスサーバ10が、各種情報を管理しながら、現場等において、情報を送受信する。
【0187】
顧客サービスシステムCSS1は、移報機能を備えた一般物件202、防犯機能付き自動火災報知設備203、普及型自動試験機能付き自動火災報知設備204のような物件に設置されている状態情報を移報する図示しないインターフェースを備えた複数の火災受信機が、ISDNによる専用回線を介して、顧客サービスサーバ10に集中的に接続されている。
【0188】
そして、各物件における火災受信機の状態情報が受信され、関係する出先の端末機器301、協力会社の端末機器302、営業所の端末機器303等の複数の端末機器が、LANまたはインターネットNWを介して、顧客サービスサーバ10に接続され、顧客サービスサーバ10に集約される情報を、関係各所の端末機器が取り込むことが可能である。
【0189】
顧客サービスサーバ10に情報を集約して配信することによって、総合的に情報管理することができる利点があり、複数の火災受信機は、状態情報等の送受信を、顧客サービスサーバ10に対してのみ行えばよく、また、関係業者は、端末機器によって顧客サービスサーバ10と送受信することによって、いくつもの火災受信機の情報を参照することができる。関係業者が扱うことができる情報等の制限を、顧客サービスサーバ10において集中的に管理することが可能である。
【0190】
さらに、顧客サービスサーバ10を、顧客サービスセンタ100に設置し、物件202等も含む多数の一般物件201から、顧客サービスセンタ100に電話連絡を受けることが可能であり、必要な関係業者への連絡を、必要な端末機器301等へ簡便に行うことができる。
【0191】
【発明の効果】
請求項1、2、5、6記載の発明によれば、作業員が出先で、物件の情報を持参していなくても、必要な物件に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができるという効果を奏する。
【0192】
また、請求項3〜6記載の発明によれば、作業員が出先で、製品の情報を持参していなくても、必要な製品に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である顧客サービスサーバ10を有する顧客サービスシステムCSS1の全体像を示す図である。
【図2】上記実施例である顧客サービスサーバ10の具体例を示すブロック図である。
【図3】上記実施例におけるメモリM1の具体例を示す図である。
【図4】上記実施例において、電話対応時における動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例において、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例において、顧客サービスサーバ10から各火災受信機にIDを呼出す動作を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例において、顧客サービスサーバ10から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例において、出先の端末機器301が、顧客サービスサーバ10から、所定の物件に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【図9】上記実施例において、出先の端末機器301が、顧客サービスサーバ10から、所定の製品に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【図10】上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【図11】上記実施例において、火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【図12】上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【図13】上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【図14】上記実施例において、SE等の現在位置を確認し、現場への出動要請を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
CSS1…顧客サービスシステム、
100…顧客サービスセンタ、
10…顧客サービスサーバ、
1…受信手段、
2…制御手段、
3…表示手段、
4…送信手段、
5…入力手段、
M1…メモリ、
201、202…一般物件、
203…防犯機能付自動火災報知設備、
204…普及型自動試験機能付自動火災報知設備、
301…出先の端末機器、
302…協力会社の端末機器、
303…営業所の端末機器、
401…GPS衛星、
402…PHS位置情報センタ、
NW…インターネット。

Claims (6)

  1. 所定の物件に関する情報を格納している物件情報格納手段と;
    所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段と;
    上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段と;
    上記抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に送信する情報送信手段と;
    を有することを特徴とする顧客サービスサーバ。
  2. 請求項1において、
    上記物件に関する情報は、定期点検履歴情報、緊急対応履歴情報、設備状況の情報のうちで、少なくとも1つの情報であることを特徴とする顧客サービスサーバ。
  3. 所定の製品に関する情報を格納している製品情報格納手段と;
    所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報の要求を受信する受信手段と;
    上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報が要求されると、上記製品情報格納手段に格納されている製品に関する情報のうちで、上記製品に関する情報を抽出する製品情報抽出手段と;
    上記抽出された製品に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する情報送信手段と;
    を有することを特徴とする顧客サービスサーバ。
  4. 請求項3において、
    上記製品に関する情報は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書、法規の条文のうちで、少なくとも1つの情報、または、上記少なくとも1つの情報とその他の情報とを組み合わせた情報であることを特徴とする顧客サービスサーバ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
    ネットワークを介して、上記端末機器が接続されたときに、上記接続された端末機器が正当な端末機器であることを確認する端末機器確認手段を有することを特徴とする顧客サービスサーバ。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
    上記端末機器が、携帯端末機器であり、
    GPSを介して、上記携帯端末機器の位置情報を取得する位置確認手段を有することを特徴とする顧客サービスサーバ。
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