JP2002015099A - 災害対策活動支援システム - Google Patents

災害対策活動支援システム

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JP2002015099A
JP2002015099A JP2000196881A JP2000196881A JP2002015099A JP 2002015099 A JP2002015099 A JP 2002015099A JP 2000196881 A JP2000196881 A JP 2000196881A JP 2000196881 A JP2000196881 A JP 2000196881A JP 2002015099 A JP2002015099 A JP 2002015099A
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JP2000196881A
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Hiroyuki Taniguchi
博之 谷口
Chiharu Shirakawa
千治 白川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各地域において被害状況に関する情報の収集
や、救急活動等の作業を迅速的確に行わせることを可能
にする災害対策活動支援システムを提供する。 【解決手段】 災害対策活動支援システム1000は、
災害対策活動の各作業者に所持される携帯端末120
0、1300等と災害対策本部に置かれるセンタ側シス
テム1100とから構成される。各携帯端末は、GPS
受信機能を有し、センタ側システム1100から要求さ
れる所在位置情報を送信する。所在位置情報を受信する
ことによりセンタ側システム1100は各携帯端末の所
在位置を把握し、各携帯端末がa町、b町等のどの地域
に所在するかを記憶する。災害対策活動シナリオ記憶部
1120に記憶されている災害対策活動シナリオに従っ
て被害状況の報告指示等を示す作業指示情報を特定の地
域に所在する携帯端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業指示情報をセ
ンタ装置から複数の端末に送信するシステムに関し、特
に、災害発生時の災害対策活動を支援するものとして、
災害対策本部に置かれたセンタ装置が災害対策活動を行
う作業者に端末を通じて災害状況報告等の作業指示を伝
える災害対策活動支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】災害発生時には、被害状況の確認や救急
活動員の被災地への派遣等の災害対策活動を迅速的確に
展開することが求められ、従来、この災害対策活動を支
援する災害対策活動支援システムが各都道府県等におい
て利用されている。以下、従来の災害対策活動支援シス
テムについて説明する。
【0003】図8は、従来の災害対策活動支援システム
の構成図である。同図に示すように、従来の災害対策活
動支援システム900は、A県の県庁の庁舎等に設けら
れたA県災害対策本部910に置かれLAN接続された
メインコンピュータ911と災害対策活動シナリオデー
タベース(DB)912と端末装置913、914等と
通信制御装置915と、A県a町内の災害対策部920
に置かれた通信制御装置921とこれに接続された端末
装置922と、A県b町内の災害対策部930に置かれ
た通信制御装置931とこれに接続された端末装置93
2とを含んで構成される。なお、通信制御装置と端末装
置の組はA県内の全ての災害対策拠点、即ち各市町村等
のA県内各エリアに設けられた全ての災害対策部に置か
れ、A県災害対策本部910に置かれた通信制御装置9
15は、各災害対策部の通信制御装置と電話回線により
接続されている。
【0004】ここで、災害対策活動シナリオDB912
は、災害対策活動シナリオや災害対策活動の実行に必要
な各種情報を格納するハードディスク装置等の記憶装置
である。ここで、災害対策活動シナリオは、災害発生時
にメインコンピュータ911によって実行されるプログ
ラムであり、災害が発生した場合に災害対策活動を迅速
円滑に推進するために予め定められたものである。
【0005】災害対策活動シナリオは、例えば、全て
の災害対策拠点に問い合わせて、各地域における被害の
発生状況の情報を収集する、収集した情報を分析して
被害の多い地域を特定し、その地域に救急活動員を派遣
するよう各災害対策拠点に指示を出す等、一連の処理手
順を実現するためのプログラムとなっている。なお、こ
のプログラムは基本的に、各災害対策拠点から収集した
情報に応じて、次に各災害対策拠点に対して伝える作業
指示の内容が定まるような構造を有する。
【0006】また、メインコンピュータ911は、災害
対策活動シナリオDB912に格納された災害対策活動
シナリオに従って、通信制御装置を介して、各災害対策
拠点の端末装置に対して作業指示を通知したり、各災害
対策拠点の端末装置から伝達される情報を取得して集計
等の処理を行って災害対策本部内の端末装置にグラフを
表示したり、といった制御を行う。
【0007】端末装置913、914、922、932
は、キーボード等の入力装置及びディスプレイ装置を備
えるパーソナルコンピュータであり、メインコンピュー
タ911の制御下で、作業者に対して情報や作業指示を
示し、また、作業者による情報の入力を受け付ける。こ
のような従来の災害対策活動支援システムでは、メイン
コンピュータ911が、災害対策活動シナリオに従っ
て、各災害端末拠点における端末装置に被害状況報告等
の作業指示を表示させ、この表示を見て作業者が端末装
置に入力する被害状況等の情報を、各端末装置から受信
し集計等してグラフ等を表示し、集計結果に応じて又は
災害対策活動本部の作業者の指示に応じて、各端末装置
に新たな作業指示を表示させる等により、災害対策活動
の遂行を支援する。
【0008】なお、このような従来の災害対策活動を支
援するシステムに関する技術は、公開特許公報(特開平
10−334078号公報)にも掲載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
災害対策活動支援システムでは、災害対策本部の装置と
ネットワーク接続されたパソコン端末が置かれた各災害
対策拠点に、災害対策活動を行う作業者が出向く必要が
あるため、災害発生時にその作業者が災害対策拠点から
離れた位置に所在しているならば災害対策拠点に到着す
るまでに時間がかかり災害対策活動の展開が迅速に行え
ないという問題がある。
【0010】なお、災害は突然発生するものであるた
め、作業者が災害発生時に災害対策拠点から離れている
という事態は十分起り得る。例えば、ある県のa町の災
害対策活動の作業者が同じ県内のb町にいる場合に災害
が発生すると、b町からa町の災害対策拠点まで到着す
るのに時間がかかりa町における被害状況の報告等の災
害対策活動の開始が遅れてしまう。
【0011】そこで、本発明は、各地域において被害状
況に関する情報の収集や、救急活動等の作業を迅速的確
に行わせることを可能にする災害対策活動支援システム
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る災害対策活動支援システムは、災害対
策活動の作業指示を示す作業指示情報を携帯情報端末に
送信する指示装置と、複数の携帯情報端末とから構成さ
れる災害対策活動支援システムであって、前記携帯情報
端末は、当該携帯情報端末の所在地点を示す位置情報を
前記指示装置に送信する位置情報送信手段と、前記指示
装置から作業指示情報を受信する作業指示情報受信手段
と、前記作業指示情報受信手段により受信された作業指
示情報に基づいて作業指示を当該携帯情報端末の所持者
に提示する作業指示提示手段とを有し、前記指示装置
は、携帯情報端末から位置情報を受信する位置情報受信
手段と、作業指示情報を記憶している作業指示情報記憶
手段と、前記作業指示情報を送信すべき宛先の位置範囲
を特定する送信先位置範囲特定手段と、前記位置情報受
信手段により受信された位置情報に基づき、前記送信先
位置範囲特定手段により特定された位置範囲に所在する
携帯情報端末を特定して当該携帯情報端末に前記作業指
示情報を送信する作業指示情報送信手段とを有すること
を特徴とする。
【0013】上記構成により、作業指示を発する指示装
置が、各携帯情報端末の所在位置を把握して、作業指示
を与えるべき地域に所在する携帯情報端末に対して作業
指示情報を送ることができるので、例えば、ある県のa
町、b町等の各エリアに所在する各携帯情報端末の所持
者に作業指示を与えることができ、また被害が大きい所
等の特定のエリアに所在する携帯情報端末の所持者に特
定の作業指示を与えることができ、災害対策活動が迅速
かつ的確に行なえるようにすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
災害対策活動支援システムについて、図面を用いて説明
する。 <構成>図1は、本発明の実施の形態に係る災害対策活
動支援システム1000の機能ブロック図である。
【0015】災害対策活動支援システム1000は、A
県における災害の発生に対する対処活動を迅速適切に行
うことを支援するシステムであり、A県の県庁等に設置
された災害対策本部に置かれたセンタ側システム110
0と、複数の災害対策活動作業者それぞれに携帯される
携帯端末1200、1300等とから構成される。ここ
で、センタ側システム1100は、ハードウェアとして
はCPU、メモリ等を有するコンピュータとその周辺装
置とで構成され、機能的には制御部1110、災害対策
活動シナリオ記憶部1120、携帯端末情報格納部11
30、無線通信制御装置1140、入力受付部115
0、表示部1160及び地図情報記憶部1170を備え
る。
【0016】災害対策活動シナリオ記憶部1120は、
災害発生時に災害対策活動を迅速円滑に推進することを
目的として作成されたプログラムである災害対策活動シ
ナリオを記憶しているハードディスク等の記憶領域であ
る。なお、災害対策活動シナリオについては後に詳しく
説明する。携帯端末情報格納部1130は、携帯端末1
200、1300等のそれぞれについての携帯端末番号
やその所持者に関する情報等を含む携帯端末情報を格納
しているハードディスク、メモリ等の記憶領域である。
この携帯端末情報は制御部1110により参照及び更新
されるものである。なお、この携帯端末情報については
後に詳しく説明する。
【0017】地図情報記憶部1170は、A県の地図情
報を記憶しているハードディスク等の記憶領域である。
入力受付部1150は、キーボード等の入力装置で実現
され、作業者による入力を受け付けて制御部1110に
伝える機能を有する。表示部1160は、ディスプレイ
装置で実現され、制御部1110の制御下で作業指示等
を示す画像を表示する。
【0018】無線通信制御装置1140は、各携帯端末
とデータを送受信する機能を有するものであり、例え
ば、各携帯端末が無線電話装置の機能を有するものであ
る場合にはモデム等の電話回線でデータを送受信する装
置でも実現でき、公衆回線網を通じて最終的には各携帯
端末とデータの送受信が可能になる。以下、無線通信制
御装置1140は電話回線でデータを送受信するものと
して説明する。
【0019】制御部1110は、メモリ及びCPUによ
り実現され、災害対策活動シナリオに従って、センタ側
システム1100の各部を制御するものであり、所在エ
リア特定部1111と作業指示対象特定部1112とを
有する。制御部1110は、例えば、災害対策活動シナ
リオであるプログラムを実行し、必要な情報を作業者に
入力させるためのメッセージを表示部1160に表示さ
せる機能や、無線通信制御装置1140を制御して特定
の携帯端末に対して作業指示を送信する機能や、携帯端
末から送られるデータを受信して集計する機能等を実現
する。
【0020】所在エリア特定部1111は、各携帯端末
がA県内のどのエリアに所在するかを特定する機能部分
である。作業指示対象特定部1112は、作業指示の送
信先となる携帯端末を特定する機能部分である。また、
携帯端末1200は、携帯電話機の機能を拡張したも
の、即ち、文字や画像を表示可能な液晶パネルを備え、
無線電話通信の機能とGPS(Global Posi
tioning System)の受信機能とを有しデ
ータ通信が可能な携帯端末であり、機能面ではGPS受
信部1210と無線通信部1220と入力受付部123
0と作業指示表示部1240とから構成される。
【0021】GPS受信部1210は、GPSにより携
帯端末1200の所在する位置情報を受信するものであ
る。無線通信部1220は、センタ側システムから送ら
れてくる作業指示等のデータを受信し、作業指示を作業
指示表示部1240に伝え、入力受付部1230から渡
されたデータ或いはGPS受信部1210から伝えられ
た位置情報を、自端末の携帯端末番号とともにセンタ側
システムに送信する。
【0022】入力受付部1230は、数字等の入力用の
複数のキー、つまりいわゆるテンキーで実現され、キー
を作業者が押下することにより入力されるデータを取得
する機能を有する。作業指示表示部1240は、液晶パ
ネルにより実現され、センサ側システムから送られてく
る作業指示を表示する機能を有する。
【0023】なお、災害対策活動支援システムを構成す
る全ての携帯端末は、上述した携帯端末1200と同じ
構成である。 <データ>以下、災害対策活動シナリオ記憶部1120
に記憶されている災害対策活動シナリオについて説明す
る。
【0024】図2は、災害対策活動シナリオのデータ内
容とその例を示す図である。災害対策活動シナリオ21
00は、プログラムであるがその内容は、項目単位に分
けられるデータ及び手順の集合である。同図には、項目
単位のデータを示している。つまり、災害対策活動シナ
リオはデータとしては、作業指示項目2101と作業指
示情報2102と指示対象情報2103と受信要否21
04とを含む項目情報の集合である。
【0025】ここで、作業指示項目2101は、項目を
識別するための名称である。作業指示情報2102は、
携帯端末に対して送信すべきデータであり、携帯端末を
所持する作業者に対しての作業指示を内容とするデータ
である。この作業指示情報2102としては、携帯端末
に表示されるべき作業指示のテキストデータや、その表
示を制御するためのスクリプトや、作業指示を音声で表
した音声データ等が用いられる。
【0026】指示対象情報2103は、作業指示情報2
102の送信先の携帯端末を特定するために必要な情報
であり、携帯端末を所持する作業者が担当することと予
め定められている作業区分や、携帯端末の所在するエリ
アといった携帯端末に求める条件を指定し、また条件に
合致する携帯端末のうち何台に送信するかを指定する情
報である。なお、この条件は、後に詳述する携帯端末情
報に含まれる各項目を1つ又は組み合わせて指定する。
この指示対象情報2103は、作業指示対象特定部11
12により作業指示の送信先の特定に用いられる。
【0027】また、受信要否2104は、作業指示情報
2102の送信に対して携帯端末からの返信を要求する
か否かを示す情報である。以下、同図に示した項目の例
に即して災害対策活動シナリオについて説明する。被害
状況報告指示についての項目2111は、作業指示情報
2102が被害状況を大、中、小の3段階のレベルで報
告することを命ずる作業指示を内容とするテキストデー
タであり、指示対象情報2103が報告担当で全エリア
の各1名という条件を定める情報であり、受信要否21
04が受信を要する旨の内容となっている。なお、図示
はしていないが被害状況を報告することを命ずる作業指
示のテキストデータと同じ内容を音声で表した音声デー
タや、テキストデータを携帯端末の液晶パネルに表示す
る際の表示位置情報等を含み表示方法を記述したスクリ
プトも作業指示情報2102には含まれている。
【0028】つまりこの項目2111は、報告を担当す
る作業者に所持されているものとして携帯端末情報に登
録されている携帯端末であり、かつ、A県内の各エリ
ア、即ちa町、b町等に所在するものとして携帯端末情
報に登録されている携帯端末を各エリア毎に1台特定し
て、その特定した携帯端末に対して、被害状況の報告と
いう作業指示を示すデータを送信することを定めたもの
である。なお、作業対策活動シナリオには、携帯端末の
特定や、作業指示のデータを送信する制御を行う等の処
理内容も含まれている。
【0029】また、救助参集可否報告指示についての項
目2112は、作業指示情報2102が、△△エリアに
参集可能な時間又は参集不可である旨を報告することを
命ずる作業指示を内容とするテキストデータであり、指
示対象情報2103が、現地での救助活動を行う担当区
分である救助担当で、△△エリアの周辺のエリアの全員
という条件を定める情報であり、受信要否2104が受
信を要する旨の内容となっている。なお、△△エリアの
部分は、初めは未確定であるが、この項目2112が選
択されて実行される段階において、A県災害対策本部の
作業者により入力受付部1150からの入力を受け付け
て、例えばa町等と確定することを示している。また、
指示対象情報2103の△△エリアの周辺のエリアは、
初めは未確定であるが、前述のように△△エリアが確定
した後に、制御部1110が地図情報を参照してその△
△エリアと同エリアに接する全てのエリアとを特定し
て、これらの特定したエリアを、△△エリアの周辺のエ
リアとして確定するものとする。同図には作業対策活動
シナリオのデータ面のみを表したが、作業対策活動シナ
リオには△△エリア等を確定するための処理内容も含ま
れている。
【0030】つまりこの項目2112は、救助を担当す
る作業者に所持されているものとして携帯端末情報に登
録されている携帯端末であり、かつ、A県災害対策本部
において指定された特定エリアの周辺のエリアに所在す
るものとして携帯端末情報に登録されている携帯端末の
全てを特定して、その特定した携帯端末に対して、救助
参集可否の報告という作業指示を示すデータを送信する
ことを定めたものである。
【0031】また、救助準備指示についての項目211
3は、作業指示情報2102が、△△エリアに移動する
ことを命ずる作業指示を内容とするテキストデータであ
り、指示対象情報2103が30分以内に参集可能な救
助担当全員という条件を定める情報であり、受信要否2
104が受信を要しない旨の内容となっている。つまり
この項目2113は、救助を担当する作業者に所持され
ているものとして携帯端末情報に登録されている携帯端
末であり、かつ、30分以内に参集可能として携帯端末
情報に登録されている携帯端末の全てを特定して、その
特定した携帯端末に対して、特定エリアへの移動という
救助準備指示を示すデータを送信することを定めたもの
である。
【0032】以下、携帯端末情報格納部1130に記憶
されている携帯端末情報について説明する。図3は、携
帯端末情報のデータ構造と内容例を示す図である。同図
に示すように、携帯端末情報2200は、災害対策活動
支援システム1000を構成する全ての携帯端末それぞ
れについての携帯端末個別情報の集合であり、携帯端末
個別情報は携帯端末番号2201と担当区分2202と
所在エリア2203と参集可能時間2204とを含んで
構成される。
【0033】ここで、携帯端末番号2201は、携帯端
末にデータを送信するために必要となる情報であり、こ
こでは電話番号としている。担当区分2202は、携帯
端末を所持する作業者の担当する任務の区分を示すもの
である。災害対策活動における作業者の担当区分として
は、例えば報告担当、救助担当、水防担当、医療担当、
消火担当等がある。
【0034】所在エリア2203は、携帯端末の所在す
るエリアを示すものである。また、参集可能時間220
4は、あるエリア等への参集可否や参集可能時間を示す
ものであり、各携帯端末からセンタ側システムが参集可
否の報告を受けた場合にその報告内容が登録される。な
お、携帯端末番号2201及び担当区分2202の値は
変動しないものであるため、初めから定められている
が、所在エリア2203及び参集可能時間2204の値
は制御部1110により動的に更新される。
【0035】同図に示した例では、携帯端末個別情報2
211は、電話番号が090−△△△△−0001であ
る携帯端末の所持者の担当区分が報告担当であり、その
携帯端末は現在a町に所在することを示している。ま
た、携帯端末個別情報2214は、電話番号が090−
△△△△−0004である携帯端末の所持者の担当区分
が救助担当であり、その携帯端末は現在c町に所在し、
その所持者の参集可能時間は1時間以内であることを示
している。
【0036】以下、地図情報記憶部1170に記憶され
ている地図情報について説明する。図4は、地図情報記
憶部1170に記憶されている地図情報の例を示す図で
ある。同図に示すように地図情報は、A県の平面形状を
示し、a町、b町等、A県内の各エリアの範囲を示して
いる。この地図情報を用いれば、2次元空間におけるあ
る位置がどのエリアの範囲に含まれているかを判定する
ことが可能となる。また、この地図情報は、制御部11
10が各エリアにおける被害の程度の別を色分けして表
した地図を表示部1160に表示すること等にも用いら
れる。
【0037】<動作>以下、上述した構成を備える災害
対策活動支援システム1000の動作について説明す
る。図5は、センタ側システム1100の所在エリア特
定部1111の行う携帯端末所在エリア特定処理を示す
フローチャートである。
【0038】災害が発生した場合に所在エリア特定部1
111は、携帯端末情報から携帯端末番号を得て、全て
の携帯端末に対して、無線通信制御装置1140を介し
て所在位置を示す位置情報の送信を要求する(ステップ
S11)。この位置情報の送信要求を受けると各携帯端
末は、GPS受信部1210によりGPSからその携帯
端末が所在する位置情報を取得して、センタ側システム
1100に対して送信する。なお、各携帯端末は、セン
タ側システム1100の電話番号を記憶しており、その
電話番号に対して発信して位置情報を送信する。
【0039】所在エリア特定部1111は、各携帯端末
に位置情報の送信を要求した後、各携帯端末から送られ
る位置情報を受信し、地図情報に照らしてその携帯端末
の所在するエリアを得て、各携帯端末についての所在エ
リアを携帯端末情報格納部1130の携帯端末情報に登
録する(ステップS12)。なお、各携帯端末は携帯端
末番号とともに位置情報を送信する。従って、所在エリ
ア特定部1111は携帯端末から位置情報を受信する
と、地図情報を参照してその位置情報で示される地点が
どのエリアの範囲内に含まれるのかを判定し、含まれる
エリア名を、その携帯端末から送られた携帯端末番号で
識別される携帯端末個別情報の所在エリア2203とし
て設定する。
【0040】この携帯端末所在エリア特定処理は、所在
エリア特定部1111により例えば30分毎に行われ
る。図6は、災害対策活動シナリオに基づいて制御部1
110が行う項目単位の処理を示すフローチャートであ
る。制御部1110は、まず災害対策活動シナリオに基
づき、1つの作業指示項目に着目する(ステップS10
1)。災害対策活動シナリオでは、作業処理手順を各項
目に分割しており、ある作業指示項目の次に着目される
べき作業指示項目が予め固定的に定まっているものもあ
るが、各携帯端末からの報告等によってどの作業指示項
目を実行するかが動的に決定されようになっているもの
もある。この動的な決定には、例えばA県災害対策本部
の作業者による作業指示項目の指定を入力受付部115
0から得ることにより決定されるものも含まれる。
【0041】1つの作業指示項目に着目すると制御部1
110は、作業指示対象特定部1112によりその作業
指示項目の指示対象情報2103を参照して作業指示情
報2102の送信先となる携帯端末を特定し(ステップ
S102)、無線通信制御装置1140を制御して、そ
の特定した携帯端末に対して着目した作業指示項目の作
業指示情報2102を送信する(ステップS103)。
なお、送信先となる携帯端末の特定は、指示対象情報2
103に示された条件を満たす携帯端末を、携帯端末情
報を検索して見つけ出すことにより行われる。この特定
に関して、例えば条件を満たす携帯端末の1台を送信先
として特定する必要がある場合においてその条件を満た
す携帯端末が複数あるときには、制御部1110は条件
を満たす複数の携帯端末のうちいずれか1台のみを送信
先として特定する。
【0042】作業指示情報を送信した後、制御部111
0は、受信要否2104を参照して送信先の携帯端末か
ら送られる返信を受信することになっているか否かを判
断し(ステップS104)、受信することになっている
場合には携帯端末から情報が送られてくれば受信する
(ステップS105)。ステップS105は5分間を限
度として受信を待つものであり、制御部1110は受信
ができたか否かを判断し(ステップS106)、受信が
できた場合には受信した情報を用いて集計等の処理を行
い(ステップS107)、ステップS101において着
目した作業指示項目に関する処理を終了する。
【0043】なお、ステップS103において作業指示
情報を複数の携帯端末に送信した場合には、制御部11
10は、携帯端末からの情報の受信を行うステップS1
05では複数の携帯端末それぞれから情報を受信するこ
とになる。従って、この場合にはステップS107で
は、制御部1110は各携帯端末から受信した情報を分
類、集計してその結果をグラフ等の形式で表示部116
0に表示させる等の処理を行うことになる。また、この
ステップS107における集計等の処理内容は災害対策
活動シナリオに具体的に定められているものとする。
【0044】ステップS106において、作業指示情報
の送付先の携帯端末から情報の受信ができなかった場合
には、制御部1110はその携帯端末の代わりとなる携
帯端末があるか否かを判断し(ステップS108)、代
わりの携帯端末がなければ例えば返信無しのエラーメッ
セージを表示部1160に表示させる等のエラー処理を
行って、ステップS101において着目した作業指示項
目に関する処理を終了する。なお、代わりの携帯端末と
は、作業指示情報が送信された携帯端末に対して指示対
象情報2103により定められた条件を満たす他の携帯
端末をいう。
【0045】またステップS108において代わりの携
帯端末があった場合には制御部1110は無線通信制御
装置1140を制御して、その代わりの携帯端末に対し
て着目した作業指示項目の作業指示情報2102を送信
し(ステップS109)、その後ステップS105の処
理に戻る。なお、1つの着目した作業指示項目に関する
処理を終了した後、制御部1110はまたA県災害対策
本部の作業者による作業指示項目の指定を入力受付部1
150から得る等に基づき次の作業指示項目に着目して
処理を行う。この結果、図6のフローチャートに示した
処理手順は繰り返されることになる。
【0046】一方、携帯端末1200、1300等は、
上記ステップS103の処理によりセンタ側システムか
ら作業指示情報が送信されると、無線通信部1220、
1320等を介してこの作業指示情報を受信し、作業指
示表示部1240、1340等により作業指示情報に基
づいて作業指示を表示する。また携帯端末1200、1
300等は、作業指示の表示のみならず、作業指示情報
中の音声データに基づいて音声の再生をも行う。これに
より、各携帯端末を所持する作業者は作業指示を認識
し、その作業指示に応じて報告等の行動を行うことがで
きるようになる。
【0047】なお、作業指示が報告を求める指示であれ
ば、作業者は携帯端末のキーを押下して報告を入力する
ことになるので、携帯端末1200、1300等は入力
受付部1230、1330等を介して入力を受け付け
て、報告された情報を無線通信部1220、1320等
によりセンタ側システムに送信する。つまり、携帯端末
はセンタ側システムに電話をかけて作業者に入力された
情報を伝送する。
【0048】以下、ある災害対策活動シナリオを想定し
て、これに基づく災害対策活動支援システムの具体的動
作を説明する。図7は、ある災害対策活動シナリオに基
づくセンタ側システムの動作手順の例を示す図である。
まず、制御部1110は、各エリアの被害状況の指示を
する(ステップS201)。即ち、制御部1110は災
害が発生すると図2に示した項目2111に着目し(ス
テップS101)、作業指示対象特定部1112におい
て携帯端末情報を検索することにより報告担当の作業者
に所持されている携帯端末を各エリアにつき1台特定し
て(ステップS101)、各エリアに所在する各携帯端
末に対して、「1.被害大、2.被害中、3.被害小」
を選択して被害状況を報告せよという作業指示を送信す
る(ステップS103)。一方、この作業指示を受けた
携帯端末の所持者は被害状況を1、2又は3のキーによ
り入力し、これに応じて携帯端末からはセンタ側システ
ムに被害状況の情報が携帯端末番号とともに送信され
る。
【0049】ステップS201に続いて、制御部111
0は、被害状況を受信し表示部1160を介して地図に
被害レベルを色分けして表示する(ステップS20
2)。即ち、制御部1110は、項目2111の受信要
否2104は受信を要する旨となっているので(ステッ
プS104)、各携帯端末から送られてくる被害状況に
関する情報と携帯端末番号とを受信し(ステップS10
5、S106)、携帯端末情報を参照して携帯端末番号
から所在エリアを得て各エリアの被害状況を把握し、地
図情報記憶部1170に格納された地図情報を利用する
ことにより、被害状況をエリア毎に色分けして、つまり
受信した被害状況が大のエリアは赤色、中のエリアは黄
色、小のエリアは緑色に色分けして地図を表示部116
0を介して表示する(ステップS107)。
【0050】ステップS202に続いて、制御部111
0は、被害大のエリアとそれに隣接するエリアに所在す
る救助担当の作業者に参集可否の報告の指示をする(ス
テップS203)。即ち、制御部1110は、ステップ
S202により受信した被害状況の状況に基づいて被害
大のエリアを特定し、その被害大のエリアを図2に示し
た項目2112の△△エリアとして、項目2112に着
目し(ステップS101)、作業指示対象特定部111
2においてその指示対象情報2103に基づき携帯端末
情報を検索することにより、その被害大のエリアとそれ
に隣接するエリアに所在する救助担当の作業者に所持さ
れている携帯端末を全て特定して(ステップS10
2)、その特定した全ての携帯端末に対して参集可能な
時間又は参集不可であることを「1.30分以内、2.
1時間以内、3.参集不可」を選択することにより報告
せよという作業指示を送信する(ステップS103)。
なお、ここでは被害大のエリアがb町であったこととす
る。従って、制御部1110は図4に示した地図情報を
参照することによりb町とこれに隣接するa町、c町、
d町に所在し救助担当の作業者に所持されている携帯端
末を特定して作業指示を送信する。一方、この作業指示
を受けた携帯端末の所持者は被害状況を1、2又は3の
キーにより入力し、これに応じて携帯端末からはセンタ
側システムに参集可能時間又は参集不可能の旨を示す情
報が携帯端末番号とともに送信される。
【0051】ステップS203に続いて、制御部111
0は、参集可能時間又は参集不可能の旨を示す情報を受
信し、30分以内に参集可能な作業者の人数と1時間以
内に参集可能な作業者の人数とを集計して表示する(ス
テップS204)。即ち、制御部1110は、項目21
12に受信要否2104は受信を要する旨となっている
ので(ステップS104)、各携帯端末から送られてく
る参集可否に関する情報と携帯端末番号とを受信し(ス
テップS105、S106)、30分以内に参集可能と
の情報が送られた数と1時間以内に参集可能との情報が
送られた数とを集計して表示部1160を介して表示す
る(ステップS107)。この結果としてディスプレイ
画面には参集可能な作業者の数が参集可能時間に区分け
され表示されるので、A県災害対策活動本部の作業者は
ディスプレイ画面を見ることにより、被害大のエリアに
参集可能時間が30分以内の作業者だけを移動させれば
足りるか、1時間以内の作業者をも移動させなければな
らないか等の判断を行うことが可能となる。
【0052】またステップS204に続いて、制御部1
110は、受信した参集可否に関する情報を携帯端末情
報に含ませる(ステップS205)。これにより、携帯
端末情報は図3に示すような状態に更新される。また、
ステップS205に続いて、制御部1110は、30分
以内に参集可能である救助担当の作業者全員に被害大の
エリアへの参集を指示する(ステップS206)。即
ち、制御部1110は、A県災害対策活動本部の作業者
に被害大のエリアであるb町に派遣する救助担当者の範
囲を選択させ、入力受付部1150を介して例えば30
分以内に参集可能な作業者との選択入力を受け付けて、
図2に示した項目2113の△△エリアをb町としたも
のに着目し(ステップS101)、作業指示対象特定部
1112においてその指示対象情報2103に基づき携
帯端末情報を検索することにより、30分以内に参集可
能な救助担当の作業者に所持されている携帯端末を全て
特定して(ステップS102)、その特定した全ての携
帯端末に対してb町への参集を指示する旨の作業指示情
報を送信する(ステップS103)。この作業指示を受
けた携帯端末の所持者はb町に向かって移動する作業を
遂行することになる。
【0053】つまり、このような災害対策活動シナリオ
をセンタ側システムに備えることにより、被害状況の報
告を受け、被害の大きい地域の周辺に所在する携帯端末
に対して救助等の直接的な活動を迅速に指示することが
できる災害対策活動システムが実現できる。以上、本発
明に係る災害対策活動支援システムについて、実施の形
態に基づいて説明したが、本発明は本実施の形態に限ら
れないことは勿論である。即ち、 (1)本実施の形態では、センタ側システムは公衆回線
網に接続され、携帯電話機能を有する携帯端末との間で
データの送受信を行うことができるものとしたが、本発
明は電話に限定されることはなく、センタ側システムと
携帯端末との間では、電話以外の一般の無線通信技術を
用いて無線でデータの送受信を行うこととしてもよい。
また、携帯電話機能は、パーソナル・ハンディホン・シ
ステム(PHS)の携帯機の機能を持つものであっても
よい。なお、各携帯端末がGPSの受信機能を有するこ
ととし、センタ側システムが各携帯端末から送られる位
置情報を取得することとしたが、PHS事業者によりP
HS網における無線基地局を通じて各携帯端末の所在位
置を知らせるサービスが提供されているので、このサー
ビスを利用してセンタ側システムが災害発生時や一定周
期毎等に各携帯端末の所在位置情報を取得することとし
てもよい。 (2)本実施の形態で示した携帯端末情報は、所在エリ
ア等、携帯端末の所在位置に関する情報と、携帯端末番
号とを含むものであれば、他の内容はどのようなもので
あってもよい。携帯端末から報告を受けた何らかの情報
を携帯端末情報に含ませてもよい。また、本実施の形態
で示した担当区分の他にも、災害対策活動における権限
レベルを示す役職等の携帯端末を所持する作業者に関す
る情報を携帯端末情報に予め含ませてもよい。
【0054】また、本実施の形態で示した災害対策活動
シナリオにおける作業指示情報はどのような作業指示を
内容とするものであってもよく、報告指示を内容とした
作業指示情報は3段階の選択肢を示して選択促すものに
限られない。また指示対象情報は携帯端末情報を参照す
ることにより判断できる条件であれば、どのような内容
のものであってもよい。
【0055】つまり、携帯端末情報には様々な情報を含
ませることができ、災害対策活動シナリオは、携帯端末
情報に含ませた情報を作業指示の対象を特定するための
判断材料として用いる様々な内容のものとすることがで
きる。なお、携帯端末情報に、複数のレベルに区分した
優先度を示す情報を含ませておき、ステップS102に
おいて指示対象情報で示された条件を満たす携帯端末を
特定する場合に、条件を満たす携帯端末のうち優先度の
高い携帯端末から順に必要数の携帯端末を特定すること
としてもよい。 (3)本実施の形態では、所在エリア特定部1111が
図5に示した携帯端末所在エリア特定処理を例えば30
分毎に行うこととしたが、30分に限らず15分でも1
時間でもよい。また、災害発生後に携帯端末所在エリア
特定処理が1度だけ行われることとし、それ以後は各携
帯端末を所持する作業者が所在エリアを変更する場合に
位置情報を送信させるように操作をすることと予め定め
ておき、この作業者の操作を受けて各携帯端末は位置情
報をセンタ側システムに送信することとし、これに対し
てセンタ側システムは位置情報を受信して地図情報に照
らして各携帯端末についての所在エリアを得て携帯端末
情報中の所在エリア2203を更新することとしてもよ
い。
【0056】また、図6に示したステップS105の処
理において5分間まで携帯端末からの情報の受信を待つ
こととしたが、5分に限らず15分等であってもよい。 (4)本実施の形態では、図6に示したステップS10
6で受信できなかった場合にステップS108及びS1
09によって代わりの携帯端末に作業指示情報を送信す
ることとしたが、同じ携帯端末に作業指示情報を再送す
ることとしてもよい。また、例えば3回等の所定回数ま
で再送を行っても応答がなければ、携帯端末情報に通信
不能である旨の情報を追加登録して、通信不能である携
帯端末はそれ以後はステップS102における特定の対
象から除外することにしてもよい。 (5)本実施の形態におけるセンタ側システムの処理手
順(図5、図6に示した手順等)を、汎用のコンピュー
タ等に実行させるためのコンピュータプログラムを、記
録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒
布することもできる。このような記録媒体には、ICカ
ード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM等が
ある。流通、頒布されたコンピュータプログラムは、コ
ンピュータ等にインストール等されることにより利用に
供され、コンピュータは、当該コンピュータプログラム
を実行して、本実施の形態で示したようなセンタ側シス
テムを実現する。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る災害対策活動支援システムは、災害対策活動の作
業指示を示す作業指示情報を携帯情報端末に送信する指
示装置と、複数の携帯情報端末とから構成される災害対
策活動支援システムであって、前記携帯情報端末は、当
該携帯情報端末の所在地点を示す位置情報を前記指示装
置に送信する位置情報送信手段と、前記指示装置から作
業指示情報を受信する作業指示情報受信手段と、前記作
業指示情報受信手段により受信された作業指示情報に基
づいて作業指示を当該携帯情報端末の所持者に提示する
作業指示提示手段とを有し、前記指示装置は、携帯情報
端末から位置情報を受信する位置情報受信手段と、作業
指示情報を記憶している作業指示情報記憶手段と、前記
作業指示情報を送信すべき宛先の位置範囲を特定する送
信先位置範囲特定手段と、前記位置情報受信手段により
受信された位置情報に基づき、前記送信先位置範囲特定
手段により特定された位置範囲に所在する携帯情報端末
を特定して当該携帯情報端末に前記作業指示情報を送信
する作業指示情報送信手段とを有することを特徴とす
る。
【0058】これにより、作業指示を発する指示装置
が、各携帯情報端末の所在位置を把握して、作業指示を
与えるべき地域に所在する携帯情報端末に対して作業指
示情報を送ることができるので、例えば、ある県のa
町、b町等の各エリアに所在する各携帯情報端末の所持
者に作業指示を与えることができ、また被害が大きい所
等の特定のエリアに所在する携帯情報端末の所持者に特
定の作業指示を与えることができ、災害対策活動が迅速
かつ的確に行なえるようにすることができる。
【0059】また、前記作業指示情報記憶手段が記憶し
ている作業指示情報には、被害状況の報告を指示内容と
する作業指示情報と、被害地に対する援助活動を指示内
容とする作業指示情報とがあり、前記送信先位置範囲特
定手段は、作業指示情報毎に宛先の位置範囲を特定する
ものであり、前記被害状況の報告を指示内容とする作業
指示情報については複数の地域を当該宛先の位置範囲と
して特定し、前記作業指示情報送信手段は、作業指示情
報毎に宛先の携帯情報端末を特定して、特定した携帯情
報端末に当該作業指示情報を送信するものであり、前記
被害状況の報告を指示内容とする作業指示情報について
は前記複数の地域それぞれに所在する各携帯情報端末に
送信し、前記指示装置はさらに、前記被害状況の報告を
指示内容とする作業指示情報を前記作業指示情報送信手
段により送信した宛先の各携帯情報端末から被害状況の
報告を受信する報告受信手段と、前記報告受信手段によ
り受信した報告に基づき被害が大きな地域を特定する被
害地域特定手段とを有し、前記送信先位置範囲特定手段
は、前記被害地に対する援助活動を指示内容とする作業
指示情報については前記被害地域特定手段により特定さ
れた被害地域とその周辺の地域とを前記宛先の位置範囲
として特定し、前記作業指示情報送信手段は、前記被害
地に対する援助活動を指示内容とする作業指示情報につ
いては前記被害地域とその周辺の地域に所在する各携帯
情報端末に送信することとしてもよい。
【0060】これにより、被害状況は各エリアからの報
告によって得ることができ、被害が大きいエリアの周辺
に所在する作業者のみに被害現地での救助等の援助活動
を行わせるように迅速に指示を与えることが可能にな
る。また、前記作業指示情報記憶手段は、複数の作業指
示情報を、それぞれ送信すべき宛先の位置範囲を示す指
示対象情報と対応させて記憶しており、前記送信先位置
範囲特定手段は、作業指示情報毎に、当該作業指示情報
を送信すべき宛先の位置範囲を当該作業指示情報に対応
する指示対象情報により特定し、前記作業指示情報送信
手段は、作業指示情報毎に前記携帯情報端末の特定を行
い、各作業指示情報を、特定した携帯情報端末に送信す
ることとしてもよい。
【0061】これにより、特定のエリアに所在する作業
者に対して与えられるべき作業指示を、適切にそのよう
な作業者に伝えることができる。また、前記指示装置は
さらに、各携帯情報端末についての所持者が担う災害対
策活動の分担区分を示す端末分担情報を記憶している端
末分担情報記憶手段を有し、前記作業指示情報記憶手段
は、複数の作業指示情報を、それぞれ災害対策活動の分
担区分を示す分担区分情報と対応させて記憶しており、
前記作業指示情報送信手段は、前記端末分担情報を参照
して、前記特定した携帯情報端末のうち、前記作業指示
情報に対応する分担区分情報と一致する分担区分を所持
者が担っている携帯情報端末に、当該作業指示情報を送
信することとしてもよい。
【0062】これにより、例えば報告作業の指示を報告
担当の作業者に、救助作業の指示を救助担当の作業者
に、適切に伝えることができるようになる。また、前記
作業指示情報は、報告を指示内容とする情報であり、前
記指示装置はさらに、前記作業指示情報を前記作業指示
情報送信手段により送信した宛先の携帯情報端末から報
告を、当該送信から所定時間経過するまでの間に受信で
きなかった場合には、再度当該携帯情報端末に当該作業
指示情報を送信する作業指示情報再送手段を有すること
としてもよい。
【0063】これにより、携帯情報端末側が送られた作
業指示情報を受信できなかった場合等においても再送す
るため、作業指示をより確実に作業者に伝えることが可
能になる。また、前記作業指示情報は、報告を指示内容
とする情報であり、前記指示装置はさらに、前記作業指
示情報を前記作業指示情報送信手段により送信した宛先
の携帯情報端末から報告を、当該送信から所定時間経過
するまでの間に受信できなかった場合には、前記位置情
報受信手段により受信された位置情報に基づき前記送信
先位置範囲特定手段により特定された位置範囲に所在す
る携帯情報端末であって前記送信した宛先の携帯情報端
末以外のものに当該作業指示情報を送信する作業指示情
報再送手段を有することとしてもよい。
【0064】これにより、携帯情報端末側が送られた作
業指示情報を受信できなかった場合等には、他の代わり
の携帯情報端末に作業指示情報を送信するため、作業指
示を伝えるべき特定のエリアに所在する作業者により確
実に作業指示を伝えることができるようになる。つま
り、a町における被害報告を要求する作業指示をa町に
所在するいずれかの作業者に伝えることがより確実に行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る災害対策活動支援シ
ステム1000の機能ブロック図である。
【図2】災害対策活動シナリオのデータ内容とその例を
示す図である。
【図3】携帯端末情報のデータ構造と内容例を示す図で
ある。
【図4】地図情報記憶部1170に記憶されている地図
情報の例を示す図である。
【図5】センタ側システム1100の所在エリア特定部
1111の行う携帯端末所在エリア特定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】災害対策活動シナリオに基づいて制御部111
0が行う項目単位の処理を示すフローチャートである。
【図7】ある災害対策活動シナリオに基づくセンタ側シ
ステムの動作手順の例を示す図である。
【図8】従来の災害対策活動支援システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
1000 災害対策活動支援システム 1100 センタ側システム 1110 制御部 1111 所在エリア特定部 1112 作業指示対象特定部 1120 災害対策活動シナリオ記憶部 1130 携帯端末情報格納部 1140 無線通信制御装置 1150 入力受付部 1160 表示部 1170 地図情報記憶部 1200 携帯端末 1210 GPS受信部 1220 無線通信部 1230 入力受付部 1240 作業指示表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC00 DD00 DD01 EE00 FF04 GG03 GG06 GG07 GG09 5C087 AA09 AA10 AA16 AA21 AA25 AA37 BB12 BB20 BB46 BB73 DD02 DD23 EE15 FF01 FF02 FF16 FF19 FF23 GG07 GG08 GG10 GG21 GG24 GG30 GG70

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 災害対策活動の作業指示を示す作業指示
    情報を携帯情報端末に送信する指示装置と、複数の携帯
    情報端末とから構成される災害対策活動支援システムで
    あって、 前記携帯情報端末は、 当該携帯情報端末の所在地点を示す位置情報を前記指示
    装置に送信する位置情報送信手段と、 前記指示装置から作業指示情報を受信する作業指示情報
    受信手段と、 前記作業指示情報受信手段により受信された作業指示情
    報に基づいて作業指示を当該携帯情報端末の所持者に提
    示する作業指示提示手段とを有し、 前記指示装置は、 携帯情報端末から位置情報を受信する位置情報受信手段
    と、 作業指示情報を記憶している作業指示情報記憶手段と、 前記作業指示情報を送信すべき宛先の位置範囲を特定す
    る送信先位置範囲特定手段と、 前記位置情報受信手段により受信された位置情報に基づ
    き、前記送信先位置範囲特定手段により特定された位置
    範囲に所在する携帯情報端末を特定して当該携帯情報端
    末に前記作業指示情報を送信する作業指示情報送信手段
    とを有することを特徴とする災害対策活動支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記作業指示情報記憶手段が記憶してい
    る作業指示情報には、被害状況の報告を指示内容とする
    作業指示情報と、被害地に対する援助活動を指示内容と
    する作業指示情報とがあり、 前記送信先位置範囲特定手段は、作業指示情報毎に宛先
    の位置範囲を特定するものであり、前記被害状況の報告
    を指示内容とする作業指示情報については複数の地域を
    当該宛先の位置範囲として特定し、 前記作業指示情報送信手段は、作業指示情報毎に宛先の
    携帯情報端末を特定して、特定した携帯情報端末に当該
    作業指示情報を送信するものであり、前記被害状況の報
    告を指示内容とする作業指示情報については前記複数の
    地域それぞれに所在する各携帯情報端末に送信し、 前記指示装置はさらに、 前記被害状況の報告を指示内容とする作業指示情報を前
    記作業指示情報送信手段により送信した宛先の各携帯情
    報端末から被害状況の報告を受信する報告受信手段と、 前記報告受信手段により受信した報告に基づき被害が大
    きな地域を特定する被害地域特定手段とを有し、 前記送信先位置範囲特定手段は、前記被害地に対する援
    助活動を指示内容とする作業指示情報については前記被
    害地域特定手段により特定された被害地域とその周辺の
    地域とを前記宛先の位置範囲として特定し、 前記作業指示情報送信手段は、前記被害地に対する援助
    活動を指示内容とする作業指示情報については前記被害
    地域とその周辺の地域に所在する各携帯情報端末に送信
    することを特徴とする請求項1記載の災害対策活動支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記作業指示情報記憶手段は、複数の作
    業指示情報を、それぞれ送信すべき宛先の位置範囲を示
    す指示対象情報と対応させて記憶しており、 前記送信先位置範囲特定手段は、作業指示情報毎に、当
    該作業指示情報を送信すべき宛先の位置範囲を当該作業
    指示情報に対応する指示対象情報により特定し、 前記作業指示情報送信手段は、作業指示情報毎に前記携
    帯情報端末の特定を行い、各作業指示情報を、特定した
    携帯情報端末に送信することを特徴とする請求項1記載
    の災害対策活動支援システム。
  4. 【請求項4】 前記指示装置はさらに、各携帯情報端末
    についての所持者が担う災害対策活動の分担区分を示す
    端末分担情報を記憶している端末分担情報記憶手段を有
    し、 前記作業指示情報記憶手段は、複数の作業指示情報を、
    それぞれ災害対策活動の分担区分を示す分担区分情報と
    対応させて記憶しており、 前記作業指示情報送信手段は、前記端末分担情報を参照
    して、前記特定した携帯情報端末のうち、前記作業指示
    情報に対応する分担区分情報と一致する分担区分を所持
    者が担っている携帯情報端末に、当該作業指示情報を送
    信することを特徴とする請求項1記載の災害対策活動支
    援システム。
  5. 【請求項5】 前記作業指示情報は、報告を指示内容と
    する情報であり、 前記指示装置はさらに、前記作業指示情報を前記作業指
    示情報送信手段により送信した宛先の携帯情報端末から
    報告を、当該送信から所定時間経過するまでの間に受信
    できなかった場合には、再度当該携帯情報端末に当該作
    業指示情報を送信する作業指示情報再送手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の災害対策活動支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記作業指示情報は、報告を指示内容と
    する情報であり、 前記指示装置はさらに、前記作業指示情報を前記作業指
    示情報送信手段により送信した宛先の携帯情報端末から
    報告を、当該送信から所定時間経過するまでの間に受信
    できなかった場合には、前記位置情報受信手段により受
    信された位置情報に基づき前記送信先位置範囲特定手段
    により特定された位置範囲に所在する携帯情報端末であ
    って前記送信した宛先の携帯情報端末以外のものに当該
    作業指示情報を送信する作業指示情報再送手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の災害対策活動支援シス
    テム。
  7. 【請求項7】 携帯情報端末から位置情報を受信する位
    置情報受信手段と、災害対策活動の作業指示を示す作業
    指示情報を記憶している作業指示情報記憶手段とを有
    し、前記作業指示情報を携帯情報端末に送信する指示装
    置と、 所在地点を示す位置情報を前記指示装置に送信する複数
    の携帯情報端末とから構成される災害対策活動支援シス
    テムにおける指示装置の制御処理をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記制御処理は、 前記作業指示情報記憶手段に記憶されている作業指示情
    報を送信すべき宛先の位置範囲を特定する送信先位置範
    囲特定ステップと、 前記位置情報受信手段により受信された位置情報に基づ
    き、前記送信先位置範囲特定ステップにより特定された
    位置範囲に所在する携帯情報端末を特定して当該携帯情
    報端末に前記作業指示情報を送信するよう制御する作業
    指示情報送信制御ステップとを含むことを特徴とする記
    録媒体。
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