JP2004113827A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄変動態様及び、図柄確定過程が変化に富み、しかもに遊技に持続感がある構成を提供する。
【解決手段】特別図柄始動記憶数表示装置8で表示される始動記憶数が所定個数以下の場合に、常に又は付加条件が具備した場合に、次回の図柄変動行程で、一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにした。これにより、図柄変動態様及び図柄確定過程が変化に富んだものとなり、遊技に持続感を生ずる。また、このような、始動記憶数が少ないときには、遊技開始直後の他、遊技不調の場合が多いが、この場合には、図柄再生行程により、大当たりとなる可能性を表面上向上させて、遊技者の遊技意欲を刺激することができる。
【選択図】 図2

Description

 本発明は、図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機に関する。
 複数の図柄を変動表示する図柄表示装置と、遊技球通過を検知する図柄始動領域と、図柄始動領域への遊技球通過を所定始動記憶数を限度として記憶保持し、かつ始動記憶数を順次記憶消化する始動記憶装置と、始動記憶装置の始動記憶に基づいて所定個数を限度として始動記憶数を表示する始動記憶数表示装置と、図柄始動領域への遊技球通過または始動記憶装置の始動記憶数消化に起因して図柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機は良く知られている。これらには、いわゆる第1種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ遊技機がある。
 ここで、第1種パチンコ遊技機は、図柄を変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置と、開閉片により開閉制御される可変入賞口を具備する可変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄始動領域への遊技球通過に起因して表示図柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示された場合に、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可変入賞口の所定制限時間の経過又は該所定制限時間内での規定個数の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次生じてなる開閉ラウンドを、可変入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が通過することを継続条件として、所定制限回数まで繰り返してなる特別遊技作動を実行するものである。
 また、第3種パチンコ遊技機は、図柄を変動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動役物と、開閉制御される可変入賞口とを備え、球通過に伴って該可変入賞口を開放する特定領域への流入制御を行う役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因して、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示するようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様である場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動領域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ該特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過が可能となり、かつ該球通過ごとに、可変入賞口の開放と、閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返してなるものである。
 ところで従来のパチンコ遊技機にあって、上述の図柄変動態様として、変動後に図柄が停止すると、その図柄のまま、順次確定することとなるものが一般的である。このため、図柄の変動態様がワンパターンで、変化に乏しいものであった。また、各図柄が一旦表示されると確定してしまい、遊技者の期待感がそこで一旦完了して、遊技に持続感がなく、面白みに欠けるという問題もあった。
 本発明は、図柄変動態様及び、図柄確定過程が変化に富み、しかもに遊技に持続感がある構成を提供することを目的とするものである。
 本発明は、上述のパチンコ遊技機において、始動記憶数が所定個数以下である場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を、常にまたは付加条件が具備された場合に実行するようにしたことを特徴とするものである。このように図柄再生行程を実行するようにしたから、後述するように有利な図柄が停止保持して、図柄再生されることにより、大当たりとなる可能性を表面上向上させることができ、遊技者に期待感を生じさせる。また、始動記憶数が所定個数以下となり、この始動記憶数が少ない場合は、遊技開始直後の他、遊技不調の場合が多いから、この場合には、図柄再生行程により、大当たりとなる可能性を表面上向上させて、遊技者の遊技意欲を刺激することができる。
 また、始動記憶数が特定個数である場合を所定条件数とすることができる。例えば、3個の始動記憶数の場合にのみ、図柄再生行程が実行され得るようにすれば、遊技者は始動記憶数が3個に維持されるように打球操作を行うなど、戦略的遊技操作を刺激することとなる。
 ここで、特定個数としては、始動記憶数の最大値としてもよい。すなわち記憶満杯の場合にのみ図柄再生行程を実行するものである。この満杯状態の場合に、始動領域に遊技球が通過しても、記憶されないで無効となる。そこで、その補償として、図柄再生行程の実行を可能するものである。また、この場合には上述したと同様に時短効果を生じて、記憶無効を可及的に抑止できる。
 始動記憶数が特定個数には、始動記憶数0個も含む。すなわち始動記憶が全くない場合にのみ、図柄再生行程の実行を可能とするようにしてもよい。これは、上述した始動記憶数が所定個数以下の場合と同様に、このような状態の場合には遊技が不調な状態の場合が多いから、遊技者を激励する作動として図柄再生行程が実行されるものである。
 ここでリーチ図柄態様で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうちリーチ図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにした構成が提案される。すなわちはずれリーチ図柄態様となった場合に、不揃いの図柄のみを次回には変動させるようにするものである。これにより、遊技者は前回において、はずれリーチ図柄態様により、おしくもはずれたとの印象を抱くが、このはずれリーチ図柄態様に基づいて再生されるため、再チャンスが与えられたとの意識を抱くこととなる。
 また、すべての図柄の機能を有するオールマイティ図柄または複数の図柄の機能を有するグルーピング図柄等の、通常図柄よりも有利な特定有利図柄を含む図柄で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち特定有利図柄を優先的に停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにした構成が提案される。その他、特定有利図柄としては当該図柄で大当たりとなると、次回に当たり確率が高くなる確率変動図柄としてもよい。このような特定有利図柄は単独でも次回に停止保持することにより、遊技者に期待感を生じさせることができる。
 上述のリーチ図柄態様または特定有利図柄が発生した場合以外にあっては、図柄再生行程を実行しないようにしても良い。尚、どのような図柄態様で停止しても、始動記憶数が付加条件を具備するものであれば、常に実行するようにしても良い。この場合にあっても、時短作用を生じる等の効果を奏することとなる。このリーチ図柄態様または特定有利図柄が発生した場合以外は、最初に停止した図柄など、予め定められた図柄領域の図柄を常に停止保持したり、抽選により選定された図柄領域の図柄を停止保持するなどの構成が提案される。
 さらに上述の各構成にあって、図柄再生行程の連続実行回数が所定の規定回数を上限とするものとすることができる。例えば、上述のはずれリーチ図柄態様となった場合に、図柄再生行程を実行する構成にあっては、「7」でリーチとなった場合には3回、「3」でリーチとなった場合には2回、大当たりとならない場合に、図柄再生行程が連続的に行われるようにしても良い。
 本発明は、上述したように始動記憶数が所定個数以下の場合又は始動記憶数が所定個数の場合に、常に又は付加条件が具備した場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにしたから、図柄変動態様及び図柄確定過程が変化に富んだものとなる。さらにリーチ図柄態様などではずれても、図柄再生行程により、前回の前回確定した図柄態様のうち有利な部分を残したまま、次回には一部のみが変動されることとなり、前回のチャンスを次回も継承可能となって、遊技者は通常の変動に比して、大当たりへの期待が膨らむとともに、図柄変動に継続性を生じさせることができる。このため、遊技全体に有機的な連続性を生じさせることができ、遊技者の挑戦意欲が持続して、遊技への集中度が向上する。
 また、特に始動記憶数が始動記憶数が所定個数以下を条件とした場合にあって、この条件下では、遊技開始直後の他、遊技不調の場合が多いから、この場合には、図柄再生行程により、大当たりとなる可能性を表面上向上させて、遊技者の遊技意欲を刺激することができる。
 始動記憶数が所定個数の場合にのみ図柄再生行程を実行するようにした構成にあっては、所定始動記憶数を意識しながら遊技を行うこととなり、興趣ある遊技形態を実現できることとなる。
 いわゆる第1種パチンコ遊技機に本発明を適用した一実施例を説明する。
 図1はパチンコ遊技機の遊技盤1の正面図である。また図2は、遊技盤1の内側レール内の中央に配設されたセンターケース4の正面図である。ここでセンターケース4内には液晶表示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグメント指示器等からなる特別図柄表示装置6が設けられる。この特別図柄表示装置6の表示領域Fには三つの特別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,Cは、「0」〜「9」からなる10の数字とオールマイティ図柄xと、複数のグルーピング図柄yからなる図柄群のいずれかが表示される。この特別図柄表示装置6の前部は遊技球の通過領域となっており、センターケース4の両側部に形成した流入口5,5から入った球が、該特別図柄表示装置6の前部を経由して、後述する普通電動入賞口15上に流下するようにしている。
 センターケース4の下部両側には4個のパイロットランプからなる始動記憶数表示装置8が設けられる。この始動記憶数表示装置8は、図4で示す記憶装置RAMの一部領域により構成される始動記憶装置に記憶された球数を表示する。さらにセンターケース4の上部には、三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態様が所定の当り態様の場合には、普通電動入賞口15を開放する。この普通図柄表示装置10としては、液晶表示器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成し、その表示内容により、当り,はずれを決定するものであっても良い。
 さらに、普通図柄表示装置10の直下位置には、4個のパイロットランプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けられ、前記普通図柄始動スイッチからの球検出信号が、所定数を上限として記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示する。
 一方、センターケース4の両側には、普通図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設けられ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13,13に内蔵された普通始動スイッチS2(図4参照)から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図柄変動する。
 また、特別図柄表示装置6の直下位置には、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片により始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるようにした普通電動入賞口15が配設されている。そして普通図柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、特別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い状態となる。普通電動入賞口15内には、光電スイッチ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図4参照)が備えられ、該始動スイッチによる球通過検知に伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cが変動表示し、所定の図柄を停止表示することとなる。
 普通電動入賞口15のさらに下方には、図3で示すように、特定領域25と通常領域26とを有する可変入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口開放ソレノイド(図4参照)により開閉制御することにより可変入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配設されている。この可変入賞装置22は、前面板体27と、誘導枠体28とからなり、前面板体27に、可変入賞口23及び該可変入賞口23を開閉する開閉片24とが設けられ、誘導枠体28には、特定領域25,通常領域26と、さらに、可変入賞口23から流入した遊技球を特定領域25と通常領域26のいずれかに案内する案内部材29が設けられている。そして、特別図柄表示装置6が所定の組み合わせで表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、その開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、可変入賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域25に遊技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行するものであって、その可変入賞口23には、図4で示すように、特定領域25に入った遊技球を検知する特定領域スイッチS3と、大当り中の入賞個数を計数する入賞球検知スイッチS4とが設けられている。ここで役物連続作動スイッチは、特定領域スイッチS3とともに、特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとしての機能も備える。
 次に上記パチンコ遊技機の作動につき説明する。
 特別図柄始動領域14から遊技球が流入すると、賞品球の供給と共に特別図柄表示装置6が駆動する。尚、連続的に通過した場合には、始動スイッチによる球検出が始動記憶装置(RAM)に記憶され、その記憶に基づいて上述のように始動記憶数表示装置8のLEDが順次点灯し、最高四回まで保留される。このLEDは図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少する。
 図柄表示装置6が駆動すると、特別図柄A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、通常では約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの順番に図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,Cが後述するように、同じ図柄の組み合わせになると、大当りが発生し、サウンドジェネレーター(図4参照)がファンファーレを発すると共に、特別遊技作動が開始され、大入賞口開放ソレノイド(図4参照)が駆動し、開閉片24が前方に傾動して可変入賞口23が開放され、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンドは、所定制限時間(25秒)が経過するか、該所定制限時間内で、入賞球検知スイッチS4により9個又は10個の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。また上述したように、可変入賞口23の特定領域25を通過し、特定領域スイッチS3がオンした時は、次の開閉ラウンドへの条件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動して、一ラウンドが終了する。そして、その動作終了後に再び可変入賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移行する。このように開閉ラウンドが最大16回繰り返されて、可変入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所定の利得が供される。ここで役物連続作動スイッチは、特定領域スイッチS3とともに、特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとしての機能も備える。前記サウンドジェネレータは、中央制御装置CPUに接続され、音データを受けてアンプに出力するものであり、これにより各スピーカに鳴音が発せられる。
 さらには、この遊技作動にあって、特別図柄A,B,Cが特定図柄(奇数図柄)で大当たりとなったときには、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率が高確率(1/60)となる。また、偶数図柄で大当たりとなったときには、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率が低確率(1/300)となる。このような確率状態は次の大当たりが生ずるまで継続される。
  上述の図柄表示装置6及び普通図柄表示装置12の図柄制御手段は、図4で示す中央制御装置CPU等からなる遊技制御装置80(マイクロコンピュータシステム)によって構成される。かかる構成及び制御態様につき説明する。
 この中央制御装置CPUは、制御動作を所定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置ROMには、制御プログラム、乱数テーブル、大当り遊技パターン及びランプ,LEDの表示パターン、スピーカからの効果音等を発生させるための音声発生パターン等の固定データが記憶されている。そして前記乱数テーブルには上述した各種の乱数が格納され、これにより、上述の各ステップに沿って、各抽選がなされる。
 また中央制御装置CPUには入力ポートを介して図柄始動領域14に設けられた特別図柄始動スイッチS1 、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッチ(役物連続作動スイッチ)S3 、入賞球検知スイッチS4 が接続され、各スイッチから送り出された信号を波形整形回路により波形整形して中央制御装置CPUに入力データとして伝えられ、その情報が記憶装置RAMに記憶される。記憶装置RAMには図柄表示装置6で表示される特別図柄A,B,Cの停止表示態様を定めるデータ等を一時的に記憶する記憶エリア、ソフトタイマを構成するレジスタ領域及び遊技制御装置80のワークエリア等が設けられている。この記憶装置RAMには、メモリにデータを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、中央制御装置CPUと記憶装置ROM,RAMとデータのやり取りを行なうデータバスとが接続される。さらには、記憶装置RAMの記憶エリアには、特別図柄始動スイッチS1 ,普通図柄始動スイッチS2 からの球検知信号が所定個数(4個)を限度として記憶される。
 さらに、中央制御装置CPUには、出力ポートを介して制御する図柄制御装置81、上述した各種ソレノイド、始動記憶数表示装置8,12,装飾ランプ・LED等の周辺機器が接続される。この図柄制御装置81は中央制御装置CPU等と共に図柄表示装置6の画面上で実行される図柄変動態様を実行する図柄制御手段を構成する。またこの図柄制御装置81は、LCD可変表示用CPU及びドライバーとを備え、そのドライバーに液晶表示器からなる図柄表示装置6が接続され、その図柄を制御するようにしている。この図柄制御装置81の図示しない記憶装置には、液晶表示器(図柄表示装置6)への可変表示データ、その表示パターン及び大当り表示態様等の固定データが記憶されている。さらには本発明の要部に係る図柄再生行程を実行するための画像処理データが記憶される。
 その他、中央制御装置CPUには、上述したように、音データを受けてアンプに出力するサウンドジェネレータが接続されている。さらには、後述するように、特別遊技作動の開始から、規定個数10個が入賞満了するまでの時間を計測するタイマーTMが接続されている。 
  次に図柄制御装置81による図柄表示装置6の図柄制御につき説明する。
 上述の記憶装置ROMには、0〜899の900コマからなる大当たり特別乱数Kが格納される。ここで、通常遊技状態である低確率時では、大当たり特別乱数KがK=7,347,647が大当たりとなる。すなわち大当たり確率は3/900=1/300である。また、高確率時でK=7,77,137,197,247,347,407,457,507,577,607,647,707,767,847の場合には大当たりとなる。すなわち大当たり確率は15/900=1/60である。そしてそれ以外はハズレとなる。
 また記憶装置ROMには、大当たり特別乱数Kの結果により選定される大当たり図柄乱数Lと、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc が格納され、当たり,ハズレに基づき停止図柄となる図柄を決定する。さらにまた記憶装置ROMには、0〜28のリーチ乱数Nが格納される。このリーチ乱数Nは、非リーチ状態のときと異なる変動態様の特殊なリーチ変動態様を複数種類備えていることから、いずれのリーチ変動態様でリーチ作動を行うかを決定するものであり、大当たり図柄の場合、及びハズレ図柄であってA=Bの場合に選択される。この特殊変動態様としては、例えば、ロングリーチ,低速スクロール,逆走行,低速走行からの加速度的停止,図柄の反転等の、種々の変動態様がある。
 次に、上述の各乱数を用いてなる、図柄表示態様を説明する。
 まず、図柄始動領域14を球が通過すると同時に大当たり特別乱数Kを選定し、当たりまたはハズレを決定する。尚、この過程で、始動記憶数表示装置8に表示される始動記憶数が満杯状態(4個)となっている場合には、図柄始動領域14を球が通過しても無効としたり、変動中の場合には、始動記憶数を一個加算する等の処理が行なわれる。そして、この図柄始動領域14への球通過、または始動記憶数の減算に基づき特別図柄表示装置6が変動する。
 そして、大当たり特別乱数Kを抽選して、これが所定乱数値であると、大当たりとなる。ここで、上述したように通常遊技状態である低確率時では、大当たり確率は1/300である。また、高確率時で1/60である。そして始動スイッチからの球検知信号の発生に伴って、又は始動記憶装置に記憶されている場合にはその記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを変動させると共に、図4で示す大当たり図柄乱数Lから値を選出して、当たり図柄を決定する。さらにはリーチ乱数Nを抽選し、いずれの特殊変動態様でリーチ作動を行うかを決定する。ここで、大当たり図柄乱数Lは、所定コマ数からなり、該コマに対応する当たり図柄を選出する。この乱数が、奇数(停止図柄もこの数字に対応)の場合には、停止図柄が特定図柄により当たりとなり、大当たり遊技終了後、次の大当たりが生ずるまで高確率となる。
 そして、特別図柄A,Bを順次循環変動して停止させ、同一図柄となるようにしてリーチ状態とし、リーチ乱数Nにより指定された所定の特殊動作形態を実行した後に、特別図柄Cが図柄停止して、大当たり図柄乱数Lによりあらかじめ決定された、同一図柄の組み合わせを特別図柄A,B,Cに表出し、当たり図柄態様となるようにする。そして、「大当たり」となって、上述の可変入賞装置23の作動が行われることとなる。
 一方、Kが当たりコマでない場合には、ハズレとなり、特別図柄A,B,Cを変動させると共にハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc を順次選出し、特別図柄A,B,Cをハズレ表示する。この時、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb から選出された図柄が、特別図柄A=Bとなった場合(グルーピング図柄yを含む)又はオールマイティ図柄xを含む場合には、リーチ作動を発生させるようにし、当たり図柄が得られた場合は、再度、ハズレ図柄乱数を選出し直して、ハズレ図柄態様となるようにする。
 さらに一方、始動記憶装置の記憶消化に伴って、図柄表示装置を変動表示させる場合にあって、始動記憶装置の始動記憶数には限度(通常四個)があり、この個数を越えると、始動スイッチからの球検知信号があっても、無効となってしまう。このため、このような記憶満杯に伴う無効球の発生を少なくするためには、始動記憶数が迅速に消化されることが望まれる。そこで、大当たり(特別遊技作動)が終了した直後には、通常の図柄変動時間よりも、短い図柄変動時間を選択して、特別図柄A,B,Cにつき変動短縮作動(時短)を実行するようにしている。すなわち特別図柄A,B,Cの変動固定時間(図柄合わせに要する時間を除いた固定的な時間)が通常6秒であるのが2秒に短縮される。この時短状態は、変動回数により制御され、例えば奇数で大当たりとなると、その特別遊技作動終了後に、次の大当たりが生ずるまで変動短縮作動が実行される。
 次に普通図柄作動につき説明する。
 遊技球が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普通始動スイッチ(図4参照)で検出される。この普通始動スイッチで球検出されると、、普通図柄表示装置10の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑色,右赤色の3個のLEDで構成される。この普通図柄表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中のときに、普通始動スイッチで球検出されると、普通始動記憶装置(RAM)にその球検出が記憶され、記憶数の消化に伴って普通図柄始動記憶数表示装置12のLEDが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯されて、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶数表示装置12の最大記憶数は4個であり、それ以上は無効とされる。
 普通図柄表示装置10の変動停止後、又は普通電動役物15の開放動作終了後に、普通始動記憶数表示装置12に表示された始動記憶に基づいて普通図柄表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表示装置10が変動開始後、通常状態では、約30秒以上経過すると変動が停止し、左右いずれかのLEDが1個でも点灯した状態であれば当たりとなり、普通電動役物15が約0.2秒間開放される。
 一方、前述の特別図柄表示装置6の変動短縮作動中においては、普通図柄表示装置10の変動時間も、常態の約30秒から短縮され、約5秒経過すると変動が停止する。すなわち所定有利状態となる。さらにこれとともに、普通電動役物15の開放時間が約0.2秒間から約3秒間に延長される。
 普通図柄表示装置10が変動を停止したときに表示する図柄態様は、「0」から「20」までのコマからなる記憶装置ROMに格納された普通図柄当たり乱数Pにより決定される。すなわち普通始動スイッチで球検知されると、普通図柄当たり乱数Pから乱数値が選出され、その内容が記憶されて、普通図柄表示装置10が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、「3」〜「20」のいずれかであれば当たりとしている。この当たりの場合は、当たり普通図柄乱数Qにより停止態様を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色のLEDのみが点灯した状態となる。
 上述したように、この実施態様にかかるパチンコ遊技機は、特別図柄が大当たりとなる確率の高い高確率状態、特別図柄の変動時間が短い特別図柄時短状態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄時短状態、普通電動役物の開放時間が長い状態等、特別遊技作動の終了後に生ずる遊技者に有利な種々の利得内容が出現する。そして一方、利得が供与されない状態が常態として発生する。
 そしてこれらの利得内容は、大当たり図柄態様におけるその図柄内容に関係している。すなわち、表示領域Fに表出される図柄態様が「111」,「333」,「555」,「777」,「999」またはこれに準ずるオールマイティ図柄x,グリーピング図柄yを含む大当たり図柄態様の場合には、特別遊技作動にあって、各開閉ラウンド規定入賞個数が10個、最大開放時間が25秒とされると共に、大当たり終了後、高確率状態(1/60)となり、かつ特別図柄の変動時間が短い特別図柄時短状態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄時短状態、及び普通電動役物の開放時間が長い状態が次の大当たりが生ずるまで継続する。またその他の大当たり図柄態様の場合には、特別遊技作動にあって、各開閉ラウンド規定入賞個数が9個、最大開放時間が20秒とされると共に、大当たり終了後、低確率状態(1/300)となる。このように、大当たり図柄に従って、その利得内容は変化する。
 次に本発明の要部につき説明する。
 通常、図柄表示装置6に表示された特別図柄A,B,Cが、所定の大当たり図柄でない場合には、ハズレが確定し、次回の変動は、大当たり図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcから抽出された乱数値により、前回の確定図柄とは無関係に図柄が生成される。しかるに本発明は、特別図柄始動記憶数表示装置8の始動記憶数が付加条件を具備した場合に、次回の図柄変動行程にあって、前回確定した図柄態様の内、一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示することにより図柄態様を生成する図柄再生行程が実行される場合があることを特徴とするものである。このように図柄再生行程を実行するようにしたから、後述するように有利な図柄を停止保持して、図柄再生されることにより、大当たりとなる可能性を表面上向上させることができ、遊技者に期待感を生じさせる。
 始動記憶数の所定条件数としては次の態様がある。
1)記憶数が所定個数以下の場合に図柄再生行程を実行する。
 始動記憶数が所定個数以下の場合に、図柄再生行程を実行するようにしても良い。この始動記憶数が少ない場合は、遊技開始直後の他、遊技不調の場合が多いから、この場合には、図柄再生行程により、大当たりとなる可能性を表面上向上させて、遊技者の遊技意欲を刺激することができる。
2)始動記憶が全くない場合にのみ図柄再生行程を実行する。
 ここで始動記憶数が所定個数以下の場合には、始動記憶数0個も含む。すなわち始動記憶が全くない場合に、図柄再生行程の実行を可能とするようにしてもよい。これは、上述した始動記憶数が所定個数以下の場合と同様、このような状態の場合には遊技が不調な状態の場合が多いから、遊技者を激励する作動として図柄再生行程が実行されるものである。
3)始動記憶数が所定個数の場合にのみ図柄再生行程を実行する。
 例えば、3個の始動記憶数の場合にのみ、図柄再生行程が実行され得るようにすれば、遊技者は始動記憶数が3個に維持されるように打球操作を行うなど、戦略的遊技操作を刺激することとなる。例えば、始動記憶数が3個となるまで、打球を早め、3個となると、変動に伴う記憶消化を確認しながら打球操作を行うこととなる。このように、所定始動記憶数を意識しながら遊技を行うこととなり、興趣ある遊技形態を実現できることとなる。
 この図柄再生行程にあって、上述の始動記憶数が所定の場合には、常に実行される構成と、この始動記憶数の所定条件数に加えて付加条件が具備された場合に実行される構成とが提案される。ここで次の場合には、図柄再生行程が実行されることとなる。
イ)リーチ図柄態様である場合
 図5で示すように、例えば特別図柄A,B,Cが「778」で図柄が確定した場合には、次回の図柄変動は、特別図柄A,Bは「77」を停止保持し、特別図柄Cのみを変動させる。この場合に、始動領域14への球通過に伴って選出された大当たり特別乱数Kの抽選乱数が、当たりの場合には、記憶装置RAMに記憶保持された前回の図柄情報に基づき、「777」を生成する。一方、ハズレの場合には、ハズレ図柄乱数Mcのみを抽選し、「7」以外の数値を選出して、例えば「773」などの図柄を生成する。なお、この図柄再生行程にあっても、上述したリーチ作動を行うことにより、遊技者の期待感を昂揚させることができる。
 かかる構成にあって、特別図柄A,B,Cが「353」、「177」のように、図柄位置と無関係にいずれか二つの図柄が揃った場合をリーチ図柄態様として、不揃いの特別図柄のみを次回変動させる。尚、特別図柄A,Bのみが揃った場合をリーチ図柄態様とし、この場合のみ次回に特別図柄Cのみを変動させるようにしても良い。
ロ)特定有利図柄が出現した場合
 次の特定有利図柄が出現した場合には、単一でも停止保持される。
a)オールマイティ図柄
 ここでオールマイティ図柄xとはすべての図柄の機能を有するものである。
 すなわち図6で示すように、「M」がオールマイティ図柄xであり、「M07」で停止すると、次回の変動時には「M」のみが停止保持され、それ以外の特別図柄B,Cが変動する。そして、特別図柄B,Cが一致すると、オールマイティ図柄xの役割により、「M22」等で、大当たりとなる。この場合も、始動領域14への球通過に伴って選出された大当たり特別乱数Kの抽選乱数が、当たりの場合には、記憶装置RAMに記憶保持された前回の図柄情報に基づき、「M22」を生成する。一方、ハズレの場合には、ハズレ図柄乱数Mb ,Mcを抽選し、例えば「M23」などの図柄を生成する。以下各実施態様にあって制御は同じである。
b)グルーピング図柄
 ここでグルーピング図柄yとは複数の図柄の機能を有するものである。
 すなわち図7で示すように、「3/4」がグルーピング図柄yであり、「3」と「4」との機能を有する。そこで「3/407」で停止すると、次回の変動時には「3/4」のみが停止保持され、それ以外の特別図柄B,Cが変動する。そして、特別図柄B,Cが「33」または「44」で一致すると、グルーピング図柄yの役割により、大当たりとなる。
c)付加利得と関係する図柄
 上述したように、大当たり図柄は、その内容により、確率又は、時短などの利得が供与される。上述の実施態様では、大当たり図柄が奇数の場合にのみ、特別遊技作動(大当たり作動)終了後に、前記利得が供与される。そこで、図8で示すように、特別図柄Aが奇数図柄の場合(例えば「183」)等、特定の利得に関係する図柄の場合にのみ、次回は、他の図柄B,Cのみを変動させ、「111」の場合には大当たりとなると共に、その終了後に、確率又は、時短などの利得が供与される。
ハ)リーチ図柄態様及び特定有利図柄が混合した場合
 図9で示すように、リーチ図柄態様と、グルーピング図柄yとが混同した場合には、リーチ図柄態様を構成する同一図柄を優先する。
 図10で示すように、オールマイティ図柄xと、二つのグルーピング図柄yとが混同した場合には、いずれかのグルーピング図柄yを再変動する。
 この様に、各リーチ図柄態様及び特定有利図柄に優先順序を定めて、混同を生じた場合に制御する。
ニ)図柄変動行程の繰り返し制限
 この図柄再生行程にあって、定められた上限回数(通常は1回)だけ行われる。特に付加条件が無い場合にあってはこの上限回数を設ける必要を生じる。ここで所定の図柄態様と関係付けて、上限回数を定めても良い。例えば、上述のはずれリーチ図柄態様となった場合に、図柄再生行程を実行する構成にあっては、「7」でリーチとなった場合には3回、「3」でリーチとなった場合には2回、大当たりとならない場合に、図柄再生行程が連続的に行われるようにしても良い。さらには、乱数の抽選を行って、その結果により選定された上限回数だけ再生可能としてもよい。
 上述の構成は、リーチ図柄態様及び特定有利図柄が出現した場合にのみ、図柄再生行程を行うようにしても良いが、常に図柄再生行程を実行するようにしても良い。この場合にあっても、時短作用を生じる等の効果を奏することとなる。このリーチ図柄態様または特定有利図柄が発生した場合以外は、最初に停止する特別図柄Aなど、予め定められた図柄領域の図柄を常に停止保持したり、抽選により選定された図柄領域の図柄を停止保持するなどの構成が提案される。
 その他、始動記憶数の所定条件数に加えられる他の付加条件としては、賞球総数や打球累積数が所定個数以上又は所定個数以下であるような場合や、所定の大当たり図柄の発生後、次の大当たりまでの間である場合等、種々の例が提案される。
遊技盤1の正面図である。 センターケース4の拡大正面図である。 可変入賞装置22の分解斜視図である。 マイクロコンピュータを示すブロック回路図である。 第一実施態様の図柄再生行程柄図である。 第二実施態様の図柄再生行程柄図である。 第三実施態様の図柄再生行程柄図である。 第四実施態様の図柄再生行程柄図である。 第五実施態様の図柄再生行程柄図である。 第六実施態様の図柄再生行程柄図である。
符号の説明
  1 遊技盤
  6 特別図柄表示装置 
  8 特別図柄始動記憶数表示装置
 22 可変入賞装置
 23 可変入賞口
  x オールマイティ図柄
  y グルーピング図柄

Claims (5)

  1.  複数の図柄を変動表示する図柄表示装置と、遊技球通過を検知する図柄始動領域と、図柄始動領域への遊技球通過を所定始動記憶数を限度として記憶保持し、かつ始動記憶数を順次記憶消化する始動記憶装置と、始動記憶装置の始動記憶に基づいて所定個数を限度として始動記憶数を表示する始動記憶数表示装置と、図柄始動領域への遊技球通過または始動記憶装置の始動記憶数消化に起因して図柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機において、
     始動記憶数が所定個数以下である場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を、常にまたは付加条件が具備された場合に実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  2.  始動記憶数が特定個数である場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を、常にまたは付加条件が具備された場合に実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3.  リーチ図柄態様で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうちリーチ図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにした請求項1又は請求項2のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  4.  すべての図柄の機能を有するオールマイティ図柄または複数の図柄の機能を有するグルーピング図柄等の、通常図柄よりも有利な特定有利図柄を含む図柄で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、前回確定した図柄態様のうち特定有利図柄を優先的に停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するようにした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  5.   図柄再生行程の連続実行回数が所定の規定回数を上限とするものである請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
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