JP2002210129A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002210129A
JP2002210129A JP2001009507A JP2001009507A JP2002210129A JP 2002210129 A JP2002210129 A JP 2002210129A JP 2001009507 A JP2001009507 A JP 2001009507A JP 2001009507 A JP2001009507 A JP 2001009507A JP 2002210129 A JP2002210129 A JP 2002210129A
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JP2001009507A
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Kazuyuki Sakashita
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】図柄変動態様及び、図柄確定過程が変化に富
み、しかもに遊技に持続感がある構成を提供する。 【解決手段】特別図柄表示装置6で表示される停止図柄
態様が所定の図柄態様である場合に、常に又は再生選択
乱数Wの抽選により再生選定された場合に、次回の図柄
変動行程で、一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄
のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するよ
うにした。これにより、図柄変動態様及び図柄確定過程
が変化に富んだものとなり、遊技に持続感を生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置に確
定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様であ
る場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特
別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の図柄を変動表示する図柄表示装置
と、図柄始動領域への遊技球通過に起因して図柄を変動
開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、
図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の
当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与
することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチ
ンコ遊技機は良く知られている。これらには、いわゆる
第1種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ遊技機があ
る。
【0003】ここで、第1種パチンコ遊技機は、図柄を
変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置
と、開閉片により開閉制御される可変入賞口を具備する
可変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄
始動領域への遊技球通過に起因して表示図柄を変動開始
し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄
表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示された場合
に、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可変入賞口の
所定制限時間の経過又は該所定制限時間内での規定個数
の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次生じてなる
開閉ラウンドを、可変入賞口内に設けられた特定領域を
遊技球が通過することを継続条件として、所定制限回数
まで繰り返してなる特別遊技作動を実行するものであ
る。
【0004】また、第3種パチンコ遊技機は、図柄を変
動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動
領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ
球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動
役物と、開閉制御される可変入賞口とを備え、球通過に
伴って該可変入賞口を開放する特定領域への流入制御を
行う役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因
して、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示す
るようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様で
ある場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動
領域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ
該特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過
が可能となり、かつ該球通過ごとに、可変入賞口の開放
と、閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返し
てなるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のパチン
コ遊技機にあって、上述の図柄変動態様として、変動後
に図柄が停止すると、その図柄のまま、順次確定するこ
ととなるものが一般的である。このため、図柄の変動態
様がワンパターンで、変化に乏しいものであった。ま
た、各図柄が一旦表示されると確定してしまい、遊技者
の期待感がそこで一旦完了して、遊技に持続感がなく、
面白みに欠けるという問題もあった。
【0006】本発明は、図柄変動態様及び、図柄確定過
程が変化に富み、しかもに遊技に持続感がある構成を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の複数の
図柄を変動表示する図柄表示装置と、図柄始動領域への
遊技球通過に起因して図柄を変動開始し、停止して図柄
確定する図柄制御手段とを備え、図柄表示装置に確定表
示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様である場
合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特別遊
技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機において、
前記停止図柄態様が所定の図柄態様である場合に、次回
の図柄変動行程で、停止図柄のうち一部の図柄を停止保
持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄
再生行程を、常に実行するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、前記停止図柄態様が所定の図柄態様
である場合に、次回の図柄変動行程で、停止図柄のうち
一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動し
て確定表示する図柄再生行程を、再生選択乱数の抽選に
より再生選定されたことを条件として実行するようにし
ても良い。
【0009】この再生選択乱数の抽選により再生選定さ
れたことを前提とする場合には、遊技者はその付加条件
が具備されたかどうかを、必ずしも認識し得ないので、
再生可能表示を実行する表示手段を備えるようにして遊
技者に報知するようにしてもよい。この表示手段として
は、図柄表示装置の図柄表示領域に表示したり、または
発光ダイオード等の専用表示器で表示する手段が提案さ
れる。
【0010】この図柄再生行程の前提条件である所定の
図柄態様としては、所定のはずれリーチ図柄態様とし、
該リーチ図柄態様で変動停止した場合に、次回の図柄変
動行程で、停止図柄のうちリーチ図柄を停止保持し、そ
れ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程
を実行することができる。例えば前回に最後に停止する
図柄のみが不揃いとなってハズレとなった場合には、そ
の図柄のみを次回には変動させるようにするものであ
る。これにより、遊技者は前回において、はずれリーチ
図柄態様により、おしくもはずれたとの印象を抱くが、
このはずれリーチ図柄態様に基づいて再生されるため、
遊技の継続意識を抱くこととなる。
【0011】さらに図柄再生行程の前提条件である所定
の図柄態様が、所定の再生条件図柄を含む図柄態様とす
ることができる。例えば、「7」を再生条件図柄とすれ
ば、この「7」を含む図柄態様が表示された場合には、
再生変動可能とする。
【0012】また、すべての図柄の機能を有するオール
マイティ図柄または複数の図柄の機能を有するグルーピ
ング図柄等の、通常図柄よりも有利な特定有利図柄を含
む図柄で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、
停止図柄のうち特定有利図柄を優先的に停止保持し、そ
れ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程
を実行するようにした構成が提案される。その他、特定
有利図柄としては当該図柄で大当たりとなると、次回に
当たり確率が高くなる確率変動図柄としてもよい。この
ような特定有利図柄は単独でも次回に停止保持すること
により、遊技者に期待感を生じさせることができる。こ
の特定有利図柄を上述の再生条件図柄とすることができ
る。
【0013】上述のリーチ図柄態様または特定有利図柄
が発生した場合以外にあっては、図柄再生行程を実行し
ないようにしても良い。尚、どのような図柄態様で停止
しても、始動記憶数が付加条件を具備するものであれ
ば、常に実行するようにしても良い。この場合にあって
も、時短作用を生じる等の効果を奏することとなる。こ
のリーチ図柄態様または特定有利図柄が発生した場合以
外は、最初に停止した図柄など、予め定められた図柄領
域の図柄を常に停止保持したり、抽選により選定された
図柄領域の図柄を停止保持するなどの構成が提案され
る。
【0014】ところで、一部の図柄を残して、他の図柄
を再変動する場合にあって、いずれの図柄を残すかが定
まっている必要がある。そこで、あらかじめ優先図柄順
序を定め、この順序に従って停止図柄のうち一部の図柄
を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示
する図柄再生行程を実行するようにすればよい。例えば
リーチ図柄態様であれば、該リーチを構成する図柄を優
先的の停止保持し、各図柄がバラバラの場合には、特定
有利図柄を優先して停止保持するなどが提案される。
【0015】さらに上述の各構成にあって、図柄再生行
程の連続実行回数が所定の規定回数を上限とするものと
することができる。例えば、上述のはずれリーチ図柄態
様となった場合に、図柄再生行程を実行する構成にあっ
ては、「7」でリーチとなった場合には3回、「3」で
リーチとなった場合には2回、大当たりとならない場合
に、図柄再生行程が連続的に行われるようにしても良
い。
【0016】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に
本発明を適用した一実施例を説明する。図1はパチンコ
遊技機の遊技盤1の正面図である。また図2は、遊技盤
1の内側レール内の中央に配設されたセンターケース4
の正面図である。ここでセンターケース4内には液晶表
示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグ
メント指示器等からなる特別図柄表示装置6が設けられ
る。この特別図柄表示装置6の表示領域Fには三つの特
別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,
Cは、「0」〜「9」からなる10の数字からなる図柄
が表示される。この特別図柄表示装置6の前部は遊技球
の通過領域となっており、センターケース4の両側部に
形成した流入口5,5から入った球が、該特別図柄表示
装置6の前部を経由して、後述する普通電動入賞口15
上に流下するようにしている。
【0017】センターケース4の下部両側には4個のパ
イロットランプからなる始動記憶数表示装置8が設けら
れる。この始動記憶数表示装置8は、図4で示す記憶装
置RAMの一部領域により構成される始動記憶装置に記
憶された球数を表示する。さらにセンターケース4の上
部には、三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が
配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の
組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態
様が所定の当り態様の場合には、普通電動入賞口15を
開放する。この普通図柄表示装置10としては、液晶表
示器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成
し、その表示内容により、当り,はずれを決定するもの
であっても良い。
【0018】さらに、普通図柄表示装置10の直下位置
には、4個のパイロットランプからなる普通図柄始動記
憶数表示装置12が設けられ、前記普通図柄始動スイッ
チからの球検出信号が、所定数を上限として記憶装置R
AMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示
する。
【0019】一方、センターケース4の両側には、普通
図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設け
られ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13,
13に内蔵された普通始動スイッチS2(図4参照)か
ら球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図
柄変動する。
【0020】 また、特別図柄表示装置6の直下位置に
は、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片によ
り始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるように
した普通電動入賞口15が配設されている。そして普通
図柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の
当り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、
特別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易
い状態となる。普通電動入賞口15内には、光電スイッ
チ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1
(図4参照)が備えられ、該始動スイッチによる球通過
検知に伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄A,B,
Cが変動表示し、所定の図柄を停止表示することとな
る。
【0021】普通電動入賞口15のさらに下方には、図
3で示すように、特定領域25と通常領域26とを有す
る可変入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口開
放ソレノイド(図4参照)により開閉制御することによ
り可変入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変
換する可変入賞装置22が配設されている。この可変入
賞装置22は、前面板体27と、誘導枠体28とからな
り、前面板体27に、可変入賞口23及び該可変入賞口
23を開閉する開閉片24とが設けられ、誘導枠体28
には、特定領域25,通常領域26と、さらに、可変入
賞口23から流入した遊技球を特定領域25と通常領域
26のいずれかに案内する案内部材29が設けられてい
る。そして、特別図柄表示装置6が所定の組み合わせで
表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、その
開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、可変入
賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域25に遊
技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連
続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。
この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行
するものであって、その可変入賞口23には、図4で示
すように、特定領域25に入った遊技球を検知する特定
領域スイッチS3と、大当り中の入賞個数を計数する入
賞球検知スイッチS4とが設けられている。ここで役物
連続作動スイッチは、特定領域スイッチS3とともに、
特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとして
の機能も備える。
【0022】次に上記パチンコ遊技機の作動につき説明
する。特別図柄始動領域14から遊技球が流入すると、
賞品球の供給と共に特別図柄表示装置6が駆動する。
尚、連続的に通過した場合には、始動スイッチによる球
検出が始動記憶装置(RAM)に記憶され、その記憶に
基づいて上述のように始動記憶数表示装置8のLEDが
順次点灯し、最高四回まで保留される。このLEDは図
柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少す
る。
【0023】図柄表示装置6が駆動すると、特別図柄
A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、通常
では約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの
順番に図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,
Cが後述するように、同じ図柄の組み合わせになると、
大当りが発生し、サウンドジェネレーター(図4参照)
がファンファーレを発すると共に、特別遊技作動が開始
され、大入賞口開放ソレノイド(図4参照)が駆動し、
開閉片24が前方に傾動して可変入賞口23が開放さ
れ、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンドは、
所定制限時間(20秒,30秒)が経過するか、該所定
制限時間内で、入賞球検知スイッチS4により9個又は
10個の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。
また上述したように、可変入賞口23の特定領域25を
通過し、特定領域スイッチS3がオンした時は、次の開
閉ラウンドへの条件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖
駆動して、一ラウンドが終了する。そして、その動作終
了後に再び可変入賞口23が開放して、次の開閉ラウン
ドへ移行する。このように開閉ラウンドが最大16回繰
り返されて、可変入賞口23の連続開放作動を生じ、遊
技者に所定の利得が供される。ここで役物連続作動スイ
ッチは、特定領域スイッチS3とともに、特定領域に入
った球を計数するカウントスイッチとしての機能も備え
る。前記サウンドジェネレータは、中央制御装置CPU
に接続され、音データを受けてアンプに出力するもので
あり、これにより各スピーカに鳴音が発せられる。
【0024】さらには、この遊技作動にあって、特別図
柄が特定図柄(奇数図柄)で大当たりとなったときに
は、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率が高確率
(1/60)となる。また、偶数図柄で大当たりとなっ
たときには、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率
が低確率(1/300)となる。このような確率状態は
次の大当たりが生ずるまで継続される。
【0025】上述の図柄表示装置6及び普通図柄表示装
置12の図柄制御手段は、図4で示す中央制御装置CP
U等からなる遊技制御装置80(マイクロコンピュータ
システム)によって構成される。かかる構成及び制御態
様につき説明する。
【0026】この中央制御装置CPUは、制御動作を所
定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格
納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き
できる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置RO
Mには、制御プログラム、乱数テーブル、大当り遊技パ
ターン及びランプ,LEDの表示パターン、スピーカか
らの効果音等を発生させるための音声発生パターン等の
固定データが記憶されている。そして前記乱数テーブル
には上述した各種の乱数が格納され、これにより、上述
の各ステップに沿って、各抽選がなされる。
【0027】また中央制御装置CPUには入力ポートを
介して図柄始動領域14に設けられた特別図柄始動スイ
ッチS1 、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッ
チ(役物連続作動スイッチ)S3 、入賞球検知スイッチ
4 が接続され、各スイッチから送り出された信号を波
形整形回路により波形整形して中央制御装置CPUに入
力データとして伝えられ、その情報が記憶装置RAMに
記憶される。記憶装置RAMには図柄表示装置6で表示
される特別図柄A,B,Cの停止表示態様を定めるデー
タ等を一時的に記憶する記憶エリア、ソフトタイマを構
成するレジスタ領域及び遊技制御装置80のワークエリ
ア等が設けられている。この記憶装置RAMには、メモ
リにデータを読み書きするアドレスを指定する情報を一
方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、中央制御装
置CPUと記憶装置ROM,RAMとデータのやり取り
を行なうデータバスとが接続される。さらには、記憶装
置RAMの記憶エリアには、特別図柄始動スイッチS
1 ,普通図柄始動スイッチS 2 からの球検知信号が所定
個数(4個)を限度として記憶される。
【0028】さらに、中央制御装置CPUには、出力ポ
ートを介して制御する図柄制御装置81、上述した各種
ソレノイド、始動記憶数表示装置8,12,装飾ランプ
・LED等の周辺機器が接続される。この図柄制御装置
81は中央制御装置CPU等と共に図柄表示装置6の画
面上で実行される図柄変動態様を実行する図柄制御手段
を構成する。またこ図柄制御装置81は、LCD可変表
示用CPU及びドライバーとを備え、そのドライバーに
液晶表示器からなる図柄表示装置6が接続され、その図
柄を制御するようにしている。この図柄制御装置81の
図示しない記憶装置には、液晶表示器(図柄表示装置
6)への可変表示データ、その表示パターン及び大当り
表示態様等の固定データが記憶されている。さらには本
発明の要部に係る図柄再生行程を実行するための画像処
理データが記憶される。
【0029】その他、中央制御装置CPUには、上述し
たように、音データを受けてアンプに出力するサウンド
ジェネレータが接続されている。さらには、後述するよ
うに、特別遊技作動の開始から、規定個数10個が入賞
満了するまでの時間を計測するタイマーTMが接続され
ている。
【0030】次に図柄制御装置81による図柄表示装置
6の図柄制御につき説明する。上述の記憶装置ROMに
は、0〜899の900コマからなる大当たり特別乱数
Kが格納される。ここで、通常遊技状態である低確率時
では、大当たり特別乱数KがK=7,347,647が
大当たりとなる。すなわち大当たり確率は3/900=
1/300である。また、高確率時でK=7,77,1
37,157,197,247,347,407,45
7,507,577,647,707,767,847
の場合には大当たりとなる。すなわち大当たり確率は1
5/900=1/60である。そしてそれ以外はハズレ
となる。
【0031】また記憶装置ROMには、大当たり特別乱
数Kの結果により選定される大当たり図柄乱数Lと、ハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc が格納され、当たり,ハ
ズレに基づき停止図柄となる図柄を決定する。さらにま
た記憶装置ROMには、0〜28のリーチ乱数Nが格納
される。このリーチ乱数Nは、非リーチ状態のときと異
なる変動態様の特殊なリーチ変動態様を複数種類備えて
いることから、いずれのリーチ変動態様でリーチ作動を
行うかを決定するものであり、大当たり図柄の場合、及
びハズレ図柄であってA=Bの場合に選択される。この
特殊変動態様としては、例えば、ロングリーチ,低速ス
クロール,逆走行,低速走行からの加速度的停止,図柄
の反転等の、種々の変動態様がある。
【0032】次に、上述の各乱数を用いてなる、図柄表
示態様を説明する。まず、図柄始動領域14を球が通過
すると同時に大当たり特別乱数Kを選定し、当たりまた
はハズレを決定する。尚、この過程で、始動記憶数表示
装置8に表示される始動記憶数が満杯状態(4個)とな
っている場合には、図柄始動領域14を球が通過しても
無効としたり、変動中の場合には、始動記憶数を一個加
算する等の処理が行なわれる。そして、この図柄始動領
域14への球通過、または始動記憶数の減算に基づき特
別図柄表示装置6が変動する。
【0033】そして、大当たり特別乱数Kを抽選して、
これが所定乱数値であると、大当たりとなる。ここで、
上述したように通常遊技状態である低確率時では、大当
たり確率は1/300である。また、高確率時で1/6
0である。そして始動スイッチからの球検知信号の発生
に伴って、又は始動記憶装置に記憶されている場合には
その記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを変動させ
ると共に、図4で示す大当たり図柄乱数Lから値を選出
して、当たり図柄を決定する。さらにはリーチ乱数Nを
抽選し、いずれの特殊変動態様でリーチ作動を行うかを
決定する。ここで、大当たり図柄乱数Lは、0〜9の1
0コマからなり、該コマに対応する当たり図柄を選出す
る。この乱数が、奇数(停止図柄もこの数字に対応)の
場合には、停止図柄が特定図柄により当たりとなり、大
当たり遊技終了、次の大当たりが生ずるまで高確率とな
る。
【0034】そして、特別図柄A,Bを順次循環変動し
て停止させ、同一図柄となるようにしてリーチ状態と
し、リーチ乱数Nにより指定された所定の特殊動作形態
を実行した後に、特別図柄Cが図柄停止して、大当たり
図柄乱数Lによりあらかじめ決定された、同一図柄の組
み合わせを特別図柄A,B,Cに表出し、当たり図柄態
様となるようにする。そして、「大当たり」となって、
上述の可変入賞装置23の作動が行われることとなる。
【0035】一方、Kが当たりコマでない場合には、ハ
ズレとなり、特別図柄A,B,Cを変動させると共にハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc を順次選出し、特別図柄
A,B,Cをハズレ表示する。この時、ハズレ図柄乱数
Ma ,Mb から選出された図柄が、特別図柄A=Bとな
った場合には、リーチ作動を発生させるようにし、当た
り図柄が得られた場合は、再度、ハズレ図柄乱数を選出
し直して、ハズレ図柄態様となるようにする。
【0036】さらに一方、始動記憶装置の記憶消化に伴
って、図柄表示装置を変動表示させる場合にあって、始
動記憶装置の始動記憶数には限度(通常四個)があり、
この個数を越えると、始動スイッチからの球検知信号が
あっても、無効となってしまう。このため、このような
記憶満杯に伴う無効球の発生を少なくするためには、始
動記憶数が迅速に消化されることが望まれる。そこで、
大当たり(特別遊技作動)が終了した直後には、通常の
図柄変動時間よりも、短い図柄変動時間を選択して、特
別図柄A,B,Cにつき変動短縮作動(時短)を実行す
るようにしている。すなわち特別図柄A,B,Cの変動
固定時間(図柄合わせに要する時間を除いた固定的な時
間)が通常6秒であるのが2秒に短縮される。
【0037】次に普通図柄作動につき説明する。遊技球
が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普
通始動スイッチ(図4参照)で検出される。この普通始
動スイッチで球検出されると、、普通図柄表示装置10
の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑
色,右赤色の3個のLEDで構成される。この普通図柄
表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中
のときに、普通始動スイッチで球検出されると、普通始
動記憶装置(RAM)にその球検出が記憶され、記憶数
の消化に伴って普通図柄始動記憶数表示装置12のLE
Dが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯され
て、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶数表
示装置12の最大記憶数は4個であり、それ以上は無効
とされる。
【0038】普通図柄表示装置10の変動停止後、又は
普通電動役物15の開放動作終了後に、普通始動記憶数
表示装置12に表示された始動記憶に基づいて普通図柄
表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表示装置1
0が変動開始後、通常状態では、約30秒以上経過する
と変動が停止し、左右いずれかのLEDが1個でも点灯
した状態であれば当たりとなり、普通電動役物15が約
0.2秒間開放される。
【0039】一方、前述の特別図柄表示装置6の変動短
縮作動中においては、普通図柄表示装置10の変動時間
も、常態の約30秒から短縮され、約5秒経過すると変
動が停止する。すなわち所定有利状態となる。さらにこ
れとともに、普通電動役物15の開放時間が約0.2秒
間から約3秒間に延長される。
【0040】普通図柄表示装置10が変動を停止したと
きに表示する図柄態様は、「0」から「20」までのコ
マからなる記憶装置ROMに格納された普通図柄当たり
乱数Pにより決定される。すなわち普通始動スイッチで
球検知されると、普通図柄当たり乱数Pから乱数値が選
出され、その内容が記憶されて、普通図柄表示装置10
が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、「3」
〜「20」のいずれかであれば当たりとしている。この
当たりの場合は、当たり普通図柄乱数Qにより停止態様
を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが
点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色のLED
のみが点灯した状態となる。
【0041】上述したように、この実施態様にかかるパ
チンコ遊技機は、特別図柄が大当たりとなる確率の高い
高確率状態、特別図柄の変動時間が短い特別図柄時短状
態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄時短状態、普通
電動役物の開放時間が長い状態等、特別遊技作動の終了
後に生ずる遊技者に有利な種々の利得内容が出現する。
そして一方、利得が供与されない状態が常態として発生
する。
【0042】そしてこれらの利得内容は、大当たり図柄
態様におけるその図柄内容に関係している。すなわち、
表示領域Fに表出される図柄態様が「111」、「33
3」,「555」,「777」,「999」の場合に
は、特別遊技作動にあって、各開閉ラウンド規定入賞個
数が10個、最大開放時間が25秒とされると共に、大
当たり終了後、高確率状態(1/60)となり、かつ特
別図柄の変動時間が短い特別図柄時短状態、普通図柄の
変動時間の短い普通図柄時短状態、及び普通電動役物の
開放時間が長い状態が次回の大当たりまで継続する。ま
た「000」、「222」,「444」,「666」,
「888」の場合には、特別遊技作動にあって、各開閉
ラウンド規定入賞個数が9個、最大開放時間が20秒と
されると共に、大当たり終了後、低確率状態(1/30
0)となり、かつ特別図柄の変動時間が短い特別図柄時
短状態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄時短状態、
及び普通電動役物の開放時間が長い状態が次の大当たり
となるまで継続する。このように、大当たり図柄に従っ
て、その利得内容は変化する。
【0043】次に本発明の要部につき説明する。通常、
図柄表示装置6に表示された特別図柄A,B,Cが、所
定の大当たり図柄でない場合には、ハズレが確定し、次
回の変動は、大当たり図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma
,Mb ,Mcから抽出された乱数値により、前回の確定
図柄とは無関係に図柄が生成される。しかるに本発明
は、前記停止図柄態様が所定の図柄態様である場合に、
常に又は所定条件が具備した場合に、次回の図柄変動行
程にあって、前回確定した図柄態様の内、一部の図柄を
停止保持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示す
ることにより図柄態様を生成する図柄再生行程を実行す
るようにしたものである。かかる実施態様例を以下説明
する。
【0044】1)所定の図柄態様例 この図柄再生行程にあって、所定の図柄態様の場合に
は、後述する所定付加条件を前提とする場合と、所定付
加条件無く常に実行される場合のいずれもが、本発明の
対象となる。
【0045】イ)リーチ図柄態様である場合 図5で示すように、例えば特別図柄A,B,Cが「77
8」で図柄が確定した場合には、次回の図柄変動は、特
別図柄A,Bは「77」を停止保持し、特別図柄Cのみ
を変動させる。この場合に、始動領域14への球通過に
伴って選出された大当たり特別乱数Kの抽選乱数が、当
たりの場合には、記憶装置RAMに記憶保持された前回
の図柄情報に基づき、「777」を生成する。一方、ハ
ズレの場合には、ハズレ図柄乱数Mcのみを抽選し、
「7」以外の数値を選出して、例えば「773」などの
図柄を生成する。なお、この図柄再生行程にあっても、
上述したリーチ作動を行うことにより、遊技者の期待感
を昂揚させることができる。かかる構成にあって、特別
図柄A,B,Cが「353」、「177」のように、い
ずれか二つの図柄が揃った場合に、不揃いの特別図柄の
みを次回変動させるようにした図柄再生行程も、この実
施態様に含まれるものである。
【0046】ロ)順子図柄態様である場合 例えば、図6で示すように、特別図柄A,B,Cが「1
23」又は「987」のように、数字順列を構成するい
わゆる順子(ポーカーゲームのストレートと同じ)図柄
態様となった場合に、次回の図柄変動は、特別図柄Aの
「1」を停止保持し、特別図柄B,Cのみを変動させ
る。この場合も、始動領域14への球通過に伴って選出
された大当たり特別乱数Kの抽選乱数が、当たりの場合
には、記憶装置RAMに記憶保持された前回の図柄情報
に基づき、「111」を生成する。一方、ハズレの場合
には、ハズレ図柄乱数Mb ,Mcを抽選し、例えば「1
22」などの図柄を生成する。この場合に、図柄再生行
程が実行されることによる期待感を向上させるために、
この行程が行われた場合には、特別図柄B,Cを常に同
じ数字で同時に変動させるようにしてもよい。これによ
り当たり確率は見かけ上、1/10の高確率となり、遊
技者にとって再生変動の意義が生ずる。
【0047】ロ)再生条件図柄を含む図柄態様となった
場合 例えば、「7」を再生条件図柄とすれば、この「7」を
含む図柄態様が表示された場合には、再生変動可能とす
る。この場合にその再生条件図柄の内容により再生変動
回数を定めても良い。
【0048】ハ)特定有利図柄が出現した場合 次の特定有利図柄が出現した場合には、単一でも停止保
持される。 a)オールマイティ図柄 ここでオールマイティ図柄xとはすべての図柄の機能を
有するものである。すなわち図6で示すように、「M」
がオールマイティ図柄xであり、「M07」で停止する
と、次回の変動時には「M」のみが停止保持され、それ
以外の特別図柄B,Cが変動する。そして、特別図柄
B,Cが一致すると、オールマイティ図柄xの役割によ
り、「M22」等で、大当たりとなる。この場合も、始
動領域14への球通過に伴って選出された大当たり特別
乱数Kの抽選乱数が、当たりの場合には、記憶装置RA
Mに記憶保持された前回の図柄情報に基づき、「M2
2」を生成する。一方、ハズレの場合には、ハズレ図柄
乱数Mb ,Mcを抽選し、例えば「M23」などの図柄
を生成する。以下各実施態様にあって制御は同じであ
る。
【0049】b)グルーピング図柄 ここでグルーピング図柄yとは複数の図柄の機能を有す
るものである。すなわち図7で示すように、「3/4」が
グルーピング図柄yであり、「3」と「4」との機能を
有する。そこで「3/407」で停止すると、次回の変動
時には「3/4」のみが停止保持され、それ以外の特別図
柄B,Cが変動する。そして、特別図柄B,Cが「3
3」または「44」で一致すると、グルーピング図柄y
の役割により、大当たりとなる。
【0050】c)付加利得と関係する図柄 上述したように、大当たり図柄は、その内容により、確
率又は、時短などの利得が供与される。上述の実施態様
では、大当たり図柄が奇数の場合にのみ、特別遊技作動
(大当たり作動)終了後に、前記利得が供与される。そ
こで、図8で示すように、特別図柄Aが奇数図柄の場合
(例えば「183」)等、特定の利得に関係する図柄の
場合にのみ、次回は、他の図柄B,Cのみを変動させ、
「111」の場合には大当たりとなると共に、その終了
後に、確率又は、時短などの利得が供与される。
【0051】2)再生選択乱数の抽選 上述の図柄再生行程は、上述した実施態様のように、所
定の図柄態様である場合には常に実行するようにしても
良いが、再生選択乱数Wの抽選により再生選定された場
合に実行するようにしても良い。この場合には、次回再
生可能となると、図2で示すように、図柄表示装置6の
図柄表示領域Fに「次回再生」などの再生可能表示xを
行うようにしてもよい。または発光ダイオード,報知ラ
ンプ等の専用表示器で表示するようにしてもよい。これ
により、リーチ態様ではずれた場合などに、敗者復活戦
的な再生が可能であることが遊技者に報知され、遊技者
に期待感を抱かせることができる。すなわち、再生選択
乱数Wを「0」〜「9」の乱数値で構成し、この乱数値
が偶数など所定値である場合に、上述した所定の図柄態
様となると、図柄再生行程が実行される。従って、例え
ばリーチ態様で図柄が確定しても、次回に常に図柄再生
行程が実行されるとは限らないものである。
【0052】3)優先図柄順序 図9で示すように、リーチ図柄態様と、グルーピング図
柄yとが混同した場合には、リーチ図柄態様を構成する
同一図柄を優先する。図10で示すように、オールマイ
ティ図柄xと、二つのグルーピング図柄yとが混同した
場合には、いずれかのグルーピング図柄yを再変動す
る。また、このような各種の図柄が表示されなかった場
合には、特別図柄Aを優先して停止保持する。この様
に、各リーチ図柄態様及び特定有利図柄に優先順序を定
めて制御する。
【0053】4)図柄変動行程の繰り返し制限 この図柄再生行程にあって、定められた上限回数(通常
は1回)だけ行われる。特に所定付加条件が無い場合に
あってはこの上限回数を設ける必要を生じる。ここで所
定の図柄態様と関係付けて、上限回数を定めても良い。
例えば、上述のはずれリーチ図柄態様となった場合に、
図柄再生行程を実行する構成にあっては、「7」でリー
チとなった場合には3回、「3」でリーチとなった場合
には2回、大当たりとならない場合に、図柄再生行程が
連続的に行われるようにしても良い。さらには、乱数の
抽選を行って、その結果により選定された上限回数だけ
再生可能としてもよい。例えば後述するリーチ図柄態様
または順子等の特定の図柄態様となると、回数乱数を選
定して、例えば3回が選定されたら、その一部のみが3
回まで再生変動する。このように、規定回数を定めるこ
とにより、遊技者は緊張感を与えられることとなる。な
お、2回目以降は選定乱数により、その都度、再生変動
するかどうかを選択する等も提案される。
【0054】
【発明の効果】本発明は、上述したように 停止図柄態
様が所定の図柄態様である場合に、常に又は再生選択乱
数Wの抽選により再生選定された場合に、次回の図柄変
動行程で、停止図柄のうち一部の図柄を停止保持し、そ
れ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程
を実行するようにしたから、図柄変動態様及び図柄確定
過程が変化に富んだものとなる。さらにリーチ図柄態様
などではずれても、図柄再生行程により、前回の停止図
柄のうち有利な部分を残したまま、次回には一部のみが
変動されることとなり、前回のチャンスを次回も継承可
能となって、遊技者は通常の変動に比して、大当たりへ
の期待が膨らむとともに、図柄変動に継続性を生じさせ
ることができる。このため、遊技全体に有機的な連続性
を生じさせることができ、遊技者の挑戦意欲が持続し
て、遊技への集中度が向上し、而して、パチンコ遊技の
興趣が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤1の正面図である。
【図2】センターケース4の拡大正面図である。
【図3】可変入賞装置22の分解斜視図である。
【図4】マイクロコンピュータを示すブロック回路図で
ある。
【図5】第一実施態様の図柄再生行程柄図である。
【図6】第二実施態様の図柄再生行程柄図である。
【図7】第三実施態様の図柄再生行程柄図である。
【図8】第四実施態様の図柄再生行程柄図である。
【図9】第五実施態様の図柄再生行程柄図である。
【図10】第六実施態様の図柄再生行程柄図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 6 特別図柄表示装置 22 可変入賞装置 23 可変入賞口 W 再生選択乱数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図柄を変動表示する図柄表示装置
    と、図柄始動領域への遊技球通過に起因して図柄を変動
    開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、
    図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の
    当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与
    することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチ
    ンコ遊技機において、 前記停止図柄態様が所定の図柄態様である場合に、次回
    の図柄変動行程で、停止図柄のうち一部の図柄を停止保
    持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄
    再生行程を、常に実行するようにしたことを特徴とする
    パチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】複数の図柄を変動表示する図柄表示装置
    と、図柄始動領域への遊技球通過に起因して図柄を変動
    開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、
    図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の
    当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与
    することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチ
    ンコ遊技機において、 前記停止図柄態様が所定の図柄態様である場合に、次回
    の図柄変動行程で、停止図柄のうち一部の図柄を停止保
    持し、それ以外の図柄のみを変動して確定表示する図柄
    再生行程を、再生選択乱数の抽選により再生選定された
    ことを条件として実行するようにしたことを特徴とする
    パチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】再生選択乱数の抽選により再生選定された
    場合に、再生可能表示を実行する表示手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】図柄再生行程の前提である所定の図柄態様
    を、所定のはずれリーチ図柄態様として、該リーチ図柄
    態様で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、停
    止図柄のうちリーチ図柄を停止保持し、それ以外の図柄
    のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行するよ
    うにした請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の記載
    のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】図柄再生行程の前提条件である所定の図柄
    態様が、所定の再生条件図柄を含む図柄態様である請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の記載のパチンコ遊
    技機。
  6. 【請求項6】すべての図柄の機能を有するオールマイテ
    ィ図柄または複数の図柄の機能を有するグルーピング図
    柄等の、通常図柄よりも有利な特定有利図柄を含む図柄
    で変動停止した場合に、次回の図柄変動行程で、停止図
    柄のうち特定有利図柄を優先的に停止保持し、それ以外
    の図柄のみを変動して確定表示する図柄再生行程を実行
    するようにした請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のパチンコ遊技機。
  7. 【請求項7】所定優先図柄順序に従って停止図柄のうち
    一部の図柄を停止保持し、それ以外の図柄のみを変動し
    て確定表示する図柄再生行程を実行するようにした請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  8. 【請求項8】図柄再生行程の連続実行回数が所定の規定
    回数を上限とするものである請求項1乃至請求項7のい
    ずれかに記載のパチンコ遊技機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195583A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Aruze Corp 遊技機
JP2007236454A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Heiwa Corp パチンコ機
JP2008161585A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Samii Kk 弾球遊技機
JP2010063927A (ja) * 2009-12-22 2010-03-25 Heiwa Corp 遊技機
JP2011245339A (ja) * 2011-08-09 2011-12-08 Heiwa Corp パチンコ機
JP2013009861A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2015123158A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 タイヨーエレック株式会社 弾球遊技機

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