JP2002172232A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
- Publication number
- JP2002172232A JP2002172232A JP2000373351A JP2000373351A JP2002172232A JP 2002172232 A JP2002172232 A JP 2002172232A JP 2000373351 A JP2000373351 A JP 2000373351A JP 2000373351 A JP2000373351 A JP 2000373351A JP 2002172232 A JP2002172232 A JP 2002172232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- predetermined
- symbol
- state
- display device
- advantageous state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】所定有利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ
遊技機において、所定有利状態時の単調感を改善する。 【解決手段】変動短縮作動状態などの所定有利状態と、
通常状態とを生ずるパチンコ遊技機において、継続乱数
Wを用いて所定継続値を選定して、所定継続値の消化満
了により所定有利状態を終了すると共に、所定有利状態
の所定継続値の消化値が、所定消化値となると、特別図
柄表示装置6等の表示手段により継続情報報知Xを表示
実行し、かつ所定継続値の消化を逐一的に報知しないよ
うにしたものであるから、遊技者は、継続情報報知Xが
なされるまで、その消化状況が解らず、不安な状態に置
かれると共に、適宜間隔で報知されることにより遊技者
は期待感や切迫感を刺激されることとなり、而して、遊
技者は安堵感と緊張感の入り交じった心理状態に置か
れ、該有利状態中におけるパチンコ遊技の興趣が増すこ
ととなる。
遊技機において、所定有利状態時の単調感を改善する。 【解決手段】変動短縮作動状態などの所定有利状態と、
通常状態とを生ずるパチンコ遊技機において、継続乱数
Wを用いて所定継続値を選定して、所定継続値の消化満
了により所定有利状態を終了すると共に、所定有利状態
の所定継続値の消化値が、所定消化値となると、特別図
柄表示装置6等の表示手段により継続情報報知Xを表示
実行し、かつ所定継続値の消化を逐一的に報知しないよ
うにしたものであるから、遊技者は、継続情報報知Xが
なされるまで、その消化状況が解らず、不安な状態に置
かれると共に、適宜間隔で報知されることにより遊技者
は期待感や切迫感を刺激されることとなり、而して、遊
技者は安堵感と緊張感の入り交じった心理状態に置か
れ、該有利状態中におけるパチンコ遊技の興趣が増すこ
ととなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者に有利な所
定有利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機に関
するものである。
定有利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図柄を変動表示する図柄表示装置と、図
柄始動領域への遊技球通過を契機として、図柄表示装置
の表示図柄を変動させた後に確定表示する図柄制御手段
とを備え、確定図柄態様が所定の当たり図柄態様となる
と、遊技者にとって利益ある特別遊技作動を実行するよ
うにしたパチンコ遊技機が提案されている。これらに
は、いわゆる第1種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ
遊技機がある。
柄始動領域への遊技球通過を契機として、図柄表示装置
の表示図柄を変動させた後に確定表示する図柄制御手段
とを備え、確定図柄態様が所定の当たり図柄態様となる
と、遊技者にとって利益ある特別遊技作動を実行するよ
うにしたパチンコ遊技機が提案されている。これらに
は、いわゆる第1種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ
遊技機がある。
【0003】ここで、第1種パチンコ遊技機は、図柄を
変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置
と、開閉片により開閉制御される可変入賞口を具備する
可変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄
始動領域への遊技球通過に起因して図柄表示部の表示図
柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段と
を備え、図柄表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示
された場合に、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可
変入賞口の所定制限時間の経過又は該所定制限時間内で
の規定個数の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次
生じてなる開閉ラウンドを、可変入賞口内に設けられた
特定領域を遊技球が通過することを継続条件として、所
定制限回数まで繰り返してなる特別遊技作動を実行する
ものである。
変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置
と、開閉片により開閉制御される可変入賞口を具備する
可変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄
始動領域への遊技球通過に起因して図柄表示部の表示図
柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段と
を備え、図柄表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示
された場合に、可変入賞装置の可変入賞口の開放と、可
変入賞口の所定制限時間の経過又は該所定制限時間内で
の規定個数の入賞満了による可変入賞口の閉鎖とを順次
生じてなる開閉ラウンドを、可変入賞口内に設けられた
特定領域を遊技球が通過することを継続条件として、所
定制限回数まで繰り返してなる特別遊技作動を実行する
ものである。
【0004】また、第3種パチンコ遊技機は、図柄を変
動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動
領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ
球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動
役物と、開閉制御される可変入賞口とを備え、球通過に
伴って該可変入賞口を開放する特定領域への流入制御を
行う役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因
して、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示す
るようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様で
ある場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動
領域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ
該特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過
が可能となり、かつ該球通過ごとに、可変入賞口の開放
と、閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返し
てなるものである。
動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動
領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ
球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動
役物と、開閉制御される可変入賞口とを備え、球通過に
伴って該可変入賞口を開放する特定領域への流入制御を
行う役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因
して、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示す
るようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様で
ある場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動
領域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ
該特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過
が可能となり、かつ該球通過ごとに、可変入賞口の開放
と、閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返し
てなるものである。
【0005】さらには、開閉片により開閉制御される可
変入賞口を具備し、かつ該可変入賞口と連通する作動領
域内に普通入賞領域と特定入賞領域とを具備する変動入
賞装置を備え、遊技盤面に設けられた始動領域に遊技球
が通過すると、開閉片が可変入賞口を開放すると共に、
該可変入賞口から流入した遊技球が作動領域内の特定入
賞領域に球が流入すると、開閉片が往復開閉駆動を行な
い、開閉片の所定制限開閉回数の開閉満了、または可変
入賞口からの規定個数の入賞満了により、往復開閉駆動
を停止する開閉ラウンドを、1回又は複数回繰り返して
なる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機
も、第2種パチンコ機として良く知られている。
変入賞口を具備し、かつ該可変入賞口と連通する作動領
域内に普通入賞領域と特定入賞領域とを具備する変動入
賞装置を備え、遊技盤面に設けられた始動領域に遊技球
が通過すると、開閉片が可変入賞口を開放すると共に、
該可変入賞口から流入した遊技球が作動領域内の特定入
賞領域に球が流入すると、開閉片が往復開閉駆動を行な
い、開閉片の所定制限開閉回数の開閉満了、または可変
入賞口からの規定個数の入賞満了により、往復開閉駆動
を停止する開閉ラウンドを、1回又は複数回繰り返して
なる特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機
も、第2種パチンコ機として良く知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の各パチンコ遊技
機にあっては、遊技者に有利な所定有利状態と、通常状
態とを生ずる構成が種々提案されている。例えばこの所
定有利状態としては、図柄表示装置の変動時間が短い変
動短縮作動状態や、図柄表示装置が大当たりとなる確率
の高い高確率状態等が挙げられる。
機にあっては、遊技者に有利な所定有利状態と、通常状
態とを生ずる構成が種々提案されている。例えばこの所
定有利状態としては、図柄表示装置の変動時間が短い変
動短縮作動状態や、図柄表示装置が大当たりとなる確率
の高い高確率状態等が挙げられる。
【0007】ところで、これらの有利な状態にあって、
従来は、変動短縮作動状態の場合には、奇数図柄で大当
たりとなると200回、偶数図柄で大当たりとなると1
00回など、図柄表示装置があらかじめ定められた所定
変動回数を消化すると満了するようにしている。このた
め、遊技者は、その有利な状態の修了時期を予め知って
遊技することとなり単調感が否めない。
従来は、変動短縮作動状態の場合には、奇数図柄で大当
たりとなると200回、偶数図柄で大当たりとなると1
00回など、図柄表示装置があらかじめ定められた所定
変動回数を消化すると満了するようにしている。このた
め、遊技者は、その有利な状態の修了時期を予め知って
遊技することとなり単調感が否めない。
【0008】本発明は、かかる有利状態が発生するパチ
ンコ遊技機において、上述の問題点を除去することを目
的とするものである。
ンコ遊技機において、上述の問題点を除去することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄を変動表
示する図柄表示装置と、図柄始動領域への遊技球通過を
契機として、図柄表示装置の表示図柄を変動させた後に
確定表示する図柄制御手段とを備え、確定図柄態様が所
定の当たり図柄態様となると、遊技者にとって利益ある
特別遊技作動を実行すると共に、遊技者に有利な所定有
利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機におい
て、継続乱数を用いて所定継続値を選定して、前記所定
有利状態の終了契機を、選定された所定継続値の消化満
了とすると共に、所定有利状態の所定継続値の消化値
が、所定消化値となると、継続情報報知を表示実行し、
かつ所定継続値の消化を逐一的に報知しないようにした
表示制御作動を実行する表示手段を備えたことを特徴と
するものである。かかる構成にあって、所定有利状態の
終了契機を、抽選された所定継続値の消化満了としたか
ら、抽選により所定継続値が変化して、一律ではなくな
り、運不運を生じて、利得にばらつきが発生する。
示する図柄表示装置と、図柄始動領域への遊技球通過を
契機として、図柄表示装置の表示図柄を変動させた後に
確定表示する図柄制御手段とを備え、確定図柄態様が所
定の当たり図柄態様となると、遊技者にとって利益ある
特別遊技作動を実行すると共に、遊技者に有利な所定有
利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機におい
て、継続乱数を用いて所定継続値を選定して、前記所定
有利状態の終了契機を、選定された所定継続値の消化満
了とすると共に、所定有利状態の所定継続値の消化値
が、所定消化値となると、継続情報報知を表示実行し、
かつ所定継続値の消化を逐一的に報知しないようにした
表示制御作動を実行する表示手段を備えたことを特徴と
するものである。かかる構成にあって、所定有利状態の
終了契機を、抽選された所定継続値の消化満了としたか
ら、抽選により所定継続値が変化して、一律ではなくな
り、運不運を生じて、利得にばらつきが発生する。
【0010】ここでこの抽選された所定継続値は、遊技
者には不明である。そこで、所定有利状態の所定継続値
の消化値が、所定消化値となると、継続情報報知を表示
するようにしており、このため、その中間的な継続値の
消化状況や、所定継続値の消化満了を知得でき、遊技者
はこの情報により励まされたり、又はその終了を知得す
ることができる。しかし一方では、所定継続値の消化進
行状態は逐一的に報知されず、適宜に間隔を置いて報知
される。このため、次の報知があるまでその進行状態を
遊技者は知ることができず、所定有利状態の終了時期を
正確に予測できず、場合によっては、突如として、その
終了が訪れることとなる。而して、遊技者は、継続情報
報知がなされるまで、その消化状況が解らず、不安な状
態に置かれると共に、適宜間隔で報知されることにより
期待感や切迫感を刺激される。すなわち、情報の間隔を
置いた報知により、安堵感と緊張感の入り交じった心理
状態が遊技者に生成され、該有利状態中におけるパチン
コ遊技の興趣が増すこととなる。
者には不明である。そこで、所定有利状態の所定継続値
の消化値が、所定消化値となると、継続情報報知を表示
するようにしており、このため、その中間的な継続値の
消化状況や、所定継続値の消化満了を知得でき、遊技者
はこの情報により励まされたり、又はその終了を知得す
ることができる。しかし一方では、所定継続値の消化進
行状態は逐一的に報知されず、適宜に間隔を置いて報知
される。このため、次の報知があるまでその進行状態を
遊技者は知ることができず、所定有利状態の終了時期を
正確に予測できず、場合によっては、突如として、その
終了が訪れることとなる。而して、遊技者は、継続情報
報知がなされるまで、その消化状況が解らず、不安な状
態に置かれると共に、適宜間隔で報知されることにより
期待感や切迫感を刺激される。すなわち、情報の間隔を
置いた報知により、安堵感と緊張感の入り交じった心理
状態が遊技者に生成され、該有利状態中におけるパチン
コ遊技の興趣が増すこととなる。
【0011】ここで所定有利状態が、図柄表示装置の変
動時間が短い、変動短縮作動状態とすることができ、こ
の場合に所定継続値が、図柄表示装置の所定変動回数と
することができる。たとえば、所定変動回数として、継
続乱数を用いて、その乱数値により、所定変動回数とし
て、特別図柄が、50回、100回、200回が夫々選
定されるようにする。この選定値は遊技者には報知され
ない。そして、特別図柄の所定変動回数が、50回が選
定された場合には、その消化満了により「おしまい」等
の満了報知のみを行う。この場合には所定有利状態は突
如終了することとなる。また、100回が選定された場
合には、50回を所定消化値として、「まだまだ続く」
などの中間報知を行い、遊技者に安堵感を与えた後、1
00回消化に伴い、「おしまい」等の満了報知を行う。
さらにまた、200回が選定された場合には、50回,
100回,150回を所定消化値として、その消化ごと
に、「まだまだ続く」などの中間報知を行い、200回
消化に伴い、「おしまい」等の満了報知を行う。
動時間が短い、変動短縮作動状態とすることができ、こ
の場合に所定継続値が、図柄表示装置の所定変動回数と
することができる。たとえば、所定変動回数として、継
続乱数を用いて、その乱数値により、所定変動回数とし
て、特別図柄が、50回、100回、200回が夫々選
定されるようにする。この選定値は遊技者には報知され
ない。そして、特別図柄の所定変動回数が、50回が選
定された場合には、その消化満了により「おしまい」等
の満了報知のみを行う。この場合には所定有利状態は突
如終了することとなる。また、100回が選定された場
合には、50回を所定消化値として、「まだまだ続く」
などの中間報知を行い、遊技者に安堵感を与えた後、1
00回消化に伴い、「おしまい」等の満了報知を行う。
さらにまた、200回が選定された場合には、50回,
100回,150回を所定消化値として、その消化ごと
に、「まだまだ続く」などの中間報知を行い、200回
消化に伴い、「おしまい」等の満了報知を行う。
【0012】かかる構成にあって、所定有利状態が、図
柄表示部の停止図柄が大当たりである所定の組み合わせ
となる確率の高い、高確率状態としてもよい。この場合
には、所定継続値を、特別図柄の所定変動回数のほか
に、高確率状態が継続する時間、打球数等とすることが
できる。
柄表示部の停止図柄が大当たりである所定の組み合わせ
となる確率の高い、高確率状態としてもよい。この場合
には、所定継続値を、特別図柄の所定変動回数のほか
に、高確率状態が継続する時間、打球数等とすることが
できる。
【0013】ここで、表示手段として、図柄表示装置を
用いることができ、この場合には、該図柄表示装置の表
示領域の一部にかかる表示制御作動を実行することによ
り、図柄表示領域への注目度が高まって該図柄表示装置
の有用性が向上し、さらに別途表示装置を設ける必要が
ないという利点がある。
用いることができ、この場合には、該図柄表示装置の表
示領域の一部にかかる表示制御作動を実行することによ
り、図柄表示領域への注目度が高まって該図柄表示装置
の有用性が向上し、さらに別途表示装置を設ける必要が
ないという利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に
本発明を適用した一実施例を説明する。図1はパチンコ
遊技機の遊技盤1の正面図である。また図2は、遊技盤
1の内側レール内の中央に配設されたセンターケース4
の正面図である。ここでセンターケース4内には液晶表
示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグ
メント指示器等からなる特別図柄表示装置6が設けられ
る。この特別図柄表示装置6の表示領域Fには三つの特
別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,
Cは、「0」〜「9」からなる10の数字からなる図柄
が表示される。この特別図柄表示装置6の前部は遊技球
の通過領域となっており、センターケース4の両側部に
形成した流入口5,5から入った球が、該特別図柄表示
装置6の前部を経由して、後述する普通電動役物15上
に流下するようにしている。
本発明を適用した一実施例を説明する。図1はパチンコ
遊技機の遊技盤1の正面図である。また図2は、遊技盤
1の内側レール内の中央に配設されたセンターケース4
の正面図である。ここでセンターケース4内には液晶表
示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグ
メント指示器等からなる特別図柄表示装置6が設けられ
る。この特別図柄表示装置6の表示領域Fには三つの特
別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,
Cは、「0」〜「9」からなる10の数字からなる図柄
が表示される。この特別図柄表示装置6の前部は遊技球
の通過領域となっており、センターケース4の両側部に
形成した流入口5,5から入った球が、該特別図柄表示
装置6の前部を経由して、後述する普通電動役物15上
に流下するようにしている。
【0015】センターケース4の下部両側には4個のパ
イロットランプからなる始動記憶数表示装置8が設けら
れる。この始動記憶数表示装置8は、図4で示す記憶装
置RAMの一部領域により構成される始動記憶装置に記
憶された球数を表示する。さらにセンターケース4の上
部には、三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が
配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の
組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態
様が所定の当り態様の場合には、普通電動役物15を開
放する。この普通図柄表示装置10としては、液晶表示
器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成
し、その表示内容により、当り,はずれを決定するもの
であっても良い。
イロットランプからなる始動記憶数表示装置8が設けら
れる。この始動記憶数表示装置8は、図4で示す記憶装
置RAMの一部領域により構成される始動記憶装置に記
憶された球数を表示する。さらにセンターケース4の上
部には、三個のLEDからなる普通図柄表示装置10が
配設される。この三個のLEDは順次点滅して、種々の
組み合わせの点灯態様を表示する。そして、この点灯態
様が所定の当り態様の場合には、普通電動役物15を開
放する。この普通図柄表示装置10としては、液晶表示
器や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成
し、その表示内容により、当り,はずれを決定するもの
であっても良い。
【0016】 一方、センターケース4の両側には、普
通図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設
けられ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート1
3,13に内蔵された普通始動スイッチS2(図4参
照)から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置1
0が図柄変動する。
通図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設
けられ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート1
3,13に内蔵された普通始動スイッチS2(図4参
照)から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置1
0が図柄変動する。
【0017】さらに、センターケース4にあって、普通
図柄表示装置10の直下位置には、4個のパイロットラ
ンプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けら
れ、普通始動スイッチS2からの球検出信号が、所定数
を上限として記憶装置RAMの一部領域に記憶された場
合に、その記憶数を表示するようにしている。
図柄表示装置10の直下位置には、4個のパイロットラ
ンプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けら
れ、普通始動スイッチS2からの球検出信号が、所定数
を上限として記憶装置RAMの一部領域に記憶された場
合に、その記憶数を表示するようにしている。
【0018】 また、特別図柄表示装置6の直下位置に
は、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片によ
り始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるように
した普通電動役物15が配設されている。そして普通図
柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当
り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、特
別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い
状態となる。普通電動役物15内には、光電スイッチ、
リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図4
参照)が備えられ、該始動スイッチによる球通過検知に
伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cが変
動表示し、所定の図柄を停止表示することとなる。
は、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片によ
り始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるように
した普通電動役物15が配設されている。そして普通図
柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当
り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、特
別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い
状態となる。普通電動役物15内には、光電スイッチ、
リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図4
参照)が備えられ、該始動スイッチによる球通過検知に
伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cが変
動表示し、所定の図柄を停止表示することとなる。
【0019】普通電動役物15のさらに下方には、図3
で示すように、特定領域25と通常領域26とを有する
可変入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口開放
ソレノイド(図4参照)により開閉制御することにより
可変入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変換
する可変入賞装置22が配設されている。この可変入賞
装置22は、前面板体27と、誘導枠体28とからな
り、前面板体27に、可変入賞口23及び該可変入賞口
23を開閉する開閉片24とが設けられ、誘導枠体28
には、特定領域25,通常領域26と、さらに、可変入
賞口23から流入した遊技球を特定領域25と通常領域
26のいずれかに案内する案内部材29が設けられてい
る。そして、特別図柄表示装置6が所定の組み合わせで
表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、その
開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、可変入
賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域25に遊
技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連
続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。
この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行
するものであって、その可変入賞口23には、図4で示
すように、特定領域25に入った遊技球を検知する特定
領域スイッチS3と、大当り中の入賞個数を計数する入
賞球検知スイッチS4とが設けられている。ここで役物
連続作動スイッチは、特定領域スイッチS3とともに、
特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとして
の機能も備える。
で示すように、特定領域25と通常領域26とを有する
可変入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口開放
ソレノイド(図4参照)により開閉制御することにより
可変入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変換
する可変入賞装置22が配設されている。この可変入賞
装置22は、前面板体27と、誘導枠体28とからな
り、前面板体27に、可変入賞口23及び該可変入賞口
23を開閉する開閉片24とが設けられ、誘導枠体28
には、特定領域25,通常領域26と、さらに、可変入
賞口23から流入した遊技球を特定領域25と通常領域
26のいずれかに案内する案内部材29が設けられてい
る。そして、特別図柄表示装置6が所定の組み合わせで
表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、その
開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、可変入
賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域25に遊
技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連
続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。
この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行
するものであって、その可変入賞口23には、図4で示
すように、特定領域25に入った遊技球を検知する特定
領域スイッチS3と、大当り中の入賞個数を計数する入
賞球検知スイッチS4とが設けられている。ここで役物
連続作動スイッチは、特定領域スイッチS3とともに、
特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとして
の機能も備える。
【0020】次に上記パチンコ遊技機の作動につき説明
する。特別図柄始動領域14から遊技球が流入すると、
景品球の供給と共に特別図柄表示装置6が駆動する。
尚、連続的に通過した場合には、始動スイッチS1によ
る球検出が始動記憶装置(RAM)に記憶され、その記
憶に基づいて上述のように始動記憶数表示装置8のLE
Dが順次点灯し、最高四回まで保留される。このLED
は図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少
する。
する。特別図柄始動領域14から遊技球が流入すると、
景品球の供給と共に特別図柄表示装置6が駆動する。
尚、連続的に通過した場合には、始動スイッチS1によ
る球検出が始動記憶装置(RAM)に記憶され、その記
憶に基づいて上述のように始動記憶数表示装置8のLE
Dが順次点灯し、最高四回まで保留される。このLED
は図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶数が減少
する。
【0021】図柄表示装置6が駆動すると、特別図柄
A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、通常
では約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの
順番に図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,
Cが後述するように、同じ図柄の組み合わせになると、
大当りが発生し、サウンドジェネレーター(図4参照)
がファンファーレを発すると共に、特別遊技作動が開始
され、大入賞口開放ソレノイド(図4参照)が駆動し、
開閉片24が前方に傾動して可変入賞口23が開放さ
れ、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンドは、
所定制限時間(30秒)が経過するか、該所定制限時間
内で、入賞球検知スイッチS4により10個の遊技球の
入賞検知がなされるまで継続される。また上述したよう
に、可変入賞口23の特定領域25を通過し、特定領域
スイッチS3がオンした時は、次の開閉ラウンドへの条
件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動して、一ラウ
ンドが終了する。そして、その動作終了後に再び可変入
賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移行する。こ
のように開閉ラウンドが最大16回繰り返されて、可変
入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所定の利得
が供される。ここで役物連続作動スイッチは、特定領域
スイッチS3とともに、特定領域に入った球を計数する
カウントスイッチとしての機能も備える。前記サウンド
ジェネレータは、中央制御装置CPUに接続され、音デ
ータを受けてアンプに出力するものであり、これにより
各スピーカに鳴音が発せられる。
A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、通常
では約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,Cの
順番に図柄変動が停止する。そして、特別図柄A,B,
Cが後述するように、同じ図柄の組み合わせになると、
大当りが発生し、サウンドジェネレーター(図4参照)
がファンファーレを発すると共に、特別遊技作動が開始
され、大入賞口開放ソレノイド(図4参照)が駆動し、
開閉片24が前方に傾動して可変入賞口23が開放さ
れ、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンドは、
所定制限時間(30秒)が経過するか、該所定制限時間
内で、入賞球検知スイッチS4により10個の遊技球の
入賞検知がなされるまで継続される。また上述したよう
に、可変入賞口23の特定領域25を通過し、特定領域
スイッチS3がオンした時は、次の開閉ラウンドへの条
件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動して、一ラウ
ンドが終了する。そして、その動作終了後に再び可変入
賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移行する。こ
のように開閉ラウンドが最大16回繰り返されて、可変
入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所定の利得
が供される。ここで役物連続作動スイッチは、特定領域
スイッチS3とともに、特定領域に入った球を計数する
カウントスイッチとしての機能も備える。前記サウンド
ジェネレータは、中央制御装置CPUに接続され、音デ
ータを受けてアンプに出力するものであり、これにより
各スピーカに鳴音が発せられる。
【0022】さらには、この遊技作動にあって、特別図
柄が特定図柄(奇数図柄)で大当たりとなったときに
は、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率が高確率
(1/63)となる。このように、通常状態(低確率状
態)と、高確率状態のいずれかが現出することとなる。
柄が特定図柄(奇数図柄)で大当たりとなったときに
は、大当たり遊技の終了後、図柄の当たり確率が高確率
(1/63)となる。このように、通常状態(低確率状
態)と、高確率状態のいずれかが現出することとなる。
【0023】また、特別図柄又は普通図柄にあって、図
柄の変動時間は短縮される有利状態(変動短縮作動)が
実行される。そして、本発明にあっては、このような有
利な状態の終了契機を継続乱数の抽選により決定してい
るものである。
柄の変動時間は短縮される有利状態(変動短縮作動)が
実行される。そして、本発明にあっては、このような有
利な状態の終了契機を継続乱数の抽選により決定してい
るものである。
【0024】かかる制御態様につき詳細に説明する。上
述の特別図柄A,B,Cの図柄変動は、図4で示す中央
制御装置CPU等からなるマイクロコンピュータにより
構成される遊技制御装置80と連係する図柄制御装置
(図柄制御手段)81によって制御される。ここで、中
央制御装置CPUには記憶装置ROM及び記憶装置RA
Mが接続される。この記憶装置RAMの記憶領域に、始
動スイッチからの球検知信号が所定個数を限度として記
憶される。
述の特別図柄A,B,Cの図柄変動は、図4で示す中央
制御装置CPU等からなるマイクロコンピュータにより
構成される遊技制御装置80と連係する図柄制御装置
(図柄制御手段)81によって制御される。ここで、中
央制御装置CPUには記憶装置ROM及び記憶装置RA
Mが接続される。この記憶装置RAMの記憶領域に、始
動スイッチからの球検知信号が所定個数を限度として記
憶される。
【0025】さらには記憶装置ROMには、0〜944
の945コマからなる大当たり特別乱数Kが格納され
る。ここで、通常遊技状態である低確率時では、大当た
り特別乱数KがK=7,347,647が大当たりとな
る。すなわち大当たり確率は3/945である。また、
高確率時でK=7,77,137,197,247,3
47,407,457,507,577,647,76
7,847の場合には大当たりとなる。すなわち大当た
り確率は15/945=1/63である。そしてそれ以
外はハズレとなる。ここで高確率状態は、上述したよう
に、奇数図柄(特定図柄)により大当たりがあると、そ
の大当たり遊技終了毎に実行される。
の945コマからなる大当たり特別乱数Kが格納され
る。ここで、通常遊技状態である低確率時では、大当た
り特別乱数KがK=7,347,647が大当たりとな
る。すなわち大当たり確率は3/945である。また、
高確率時でK=7,77,137,197,247,3
47,407,457,507,577,647,76
7,847の場合には大当たりとなる。すなわち大当た
り確率は15/945=1/63である。そしてそれ以
外はハズレとなる。ここで高確率状態は、上述したよう
に、奇数図柄(特定図柄)により大当たりがあると、そ
の大当たり遊技終了毎に実行される。
【0026】また記憶装置ROMには、大当たり特別乱
数Kの結果により選定される大当たり図柄乱数Lと、ハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc が格納され、当たり,ハ
ズレに基づき停止図柄となる図柄を決定する。さらにま
た記憶装置ROMには、0〜28のリーチ乱数Nが格納
される。このリーチ乱数Nは、非リーチ状態のときと異
なる変動態様の特殊なリーチ変動態様ア〜キを複数種類
備えていることから、いずれのリーチ変動態様でリーチ
作動を行うかを決定するものであり、大当たり図柄の場
合、及びハズレ図柄であってA=Bの場合に選択され
る。この特殊変動態様としては、例えば、ロングリー
チ,低速スクロール,逆走行,低速走行からの加速度的
停止,図柄の反転等の、種々の変動態様がある。
数Kの結果により選定される大当たり図柄乱数Lと、ハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc が格納され、当たり,ハ
ズレに基づき停止図柄となる図柄を決定する。さらにま
た記憶装置ROMには、0〜28のリーチ乱数Nが格納
される。このリーチ乱数Nは、非リーチ状態のときと異
なる変動態様の特殊なリーチ変動態様ア〜キを複数種類
備えていることから、いずれのリーチ変動態様でリーチ
作動を行うかを決定するものであり、大当たり図柄の場
合、及びハズレ図柄であってA=Bの場合に選択され
る。この特殊変動態様としては、例えば、ロングリー
チ,低速スクロール,逆走行,低速走行からの加速度的
停止,図柄の反転等の、種々の変動態様がある。
【0027】一方、記憶装置ROMは継続乱数Wを備
え、該継続乱数Wに基づき後述する変動短縮作動状態の
所定変動回数(所定継続値)を選定する。すなわち継続
乱数Wと、該継続乱数Wを各所定変動回数の消化満了に
伴って再抽選する制御を行う中央制御装置CPU等によ
り継続値選定手段を構成している。
え、該継続乱数Wに基づき後述する変動短縮作動状態の
所定変動回数(所定継続値)を選定する。すなわち継続
乱数Wと、該継続乱数Wを各所定変動回数の消化満了に
伴って再抽選する制御を行う中央制御装置CPU等によ
り継続値選定手段を構成している。
【0028】次に、上述の各乱数を用いてなる、図柄表
示態様を説明する。まず、図柄始動領域14を球が通過
すると同時に大当たり特別乱数Kを選定し、当たりまた
はハズレを決定する。尚、この過程で、始動記憶数が満
杯状態(4個)となっている場合には、図柄始動領域1
4を球が通過しても無効としたり、変動中の場合には、
始動記憶数を一個加算する等の処理が行なわれる。そし
て、この図柄始動領域14への球通過、または始動記憶
数の減算に基づき特別図柄表示装置6が変動する。
示態様を説明する。まず、図柄始動領域14を球が通過
すると同時に大当たり特別乱数Kを選定し、当たりまた
はハズレを決定する。尚、この過程で、始動記憶数が満
杯状態(4個)となっている場合には、図柄始動領域1
4を球が通過しても無効としたり、変動中の場合には、
始動記憶数を一個加算する等の処理が行なわれる。そし
て、この図柄始動領域14への球通過、または始動記憶
数の減算に基づき特別図柄表示装置6が変動する。
【0029】そして、大当たり特別乱数Kを抽選して、
これが所定乱数値であると、大当たりとなる。ここで、
上述したように通常遊技状態である低確率時では、大当
たり確率は3/945である。また、高確率時で1/6
3である。そして始動スイッチからの球検知信号の発生
に伴って、又は始動記憶装置に記憶されている場合には
その記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを変動させ
ると共に、図4で示す大当たり図柄乱数Lから値を選出
して、当たり図柄を決定する。さらにはリーチ乱数Nを
抽選し、いずれの特殊変動態様でリーチ作動を行うかを
決定する。ここで、大当たり図柄乱数Lは、0〜9の1
0コマからなり、該コマに対応する当たり図柄を選出す
る。この乱数が、奇数(停止図柄もこの数字に対応)の
場合には、停止図柄が特定図柄により当たりとなり、大
当たり遊技終了後、継続乱数Wにより抽選された図柄表
示装置6の所定変動回数が消化満了するまで変動短縮作
動状態となる。
これが所定乱数値であると、大当たりとなる。ここで、
上述したように通常遊技状態である低確率時では、大当
たり確率は3/945である。また、高確率時で1/6
3である。そして始動スイッチからの球検知信号の発生
に伴って、又は始動記憶装置に記憶されている場合には
その記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを変動させ
ると共に、図4で示す大当たり図柄乱数Lから値を選出
して、当たり図柄を決定する。さらにはリーチ乱数Nを
抽選し、いずれの特殊変動態様でリーチ作動を行うかを
決定する。ここで、大当たり図柄乱数Lは、0〜9の1
0コマからなり、該コマに対応する当たり図柄を選出す
る。この乱数が、奇数(停止図柄もこの数字に対応)の
場合には、停止図柄が特定図柄により当たりとなり、大
当たり遊技終了後、継続乱数Wにより抽選された図柄表
示装置6の所定変動回数が消化満了するまで変動短縮作
動状態となる。
【0030】そして、特別図柄A,Bを順次循環変動し
て停止させ、同一図柄となるようにしてリーチ状態と
し、リーチ乱数Nにより指定された所定の特殊動作形態
を実行した後に、特別図柄Cが図柄停止して、大当たり
図柄乱数Lによりあらかじめ決定された、同一図柄の組
み合わせを特別図柄A,B,Cに表出し、当たり図柄態
様となるようにする。そして、「大当たり」となって、
上述の可変入賞装置23の作動が行われることとなる。
て停止させ、同一図柄となるようにしてリーチ状態と
し、リーチ乱数Nにより指定された所定の特殊動作形態
を実行した後に、特別図柄Cが図柄停止して、大当たり
図柄乱数Lによりあらかじめ決定された、同一図柄の組
み合わせを特別図柄A,B,Cに表出し、当たり図柄態
様となるようにする。そして、「大当たり」となって、
上述の可変入賞装置23の作動が行われることとなる。
【0031】また、Kが当たりコマでない場合には、ハ
ズレとなり、特別図柄A,B,Cを変動させると共にハ
ズレ図柄乱数Ma,Mb ,Mc を順次選出し、特別図柄
A,B,Cをハズレ表示する。この時、ハズレ図柄乱数
Ma ,Mb から選出された図柄が、特別図柄A=Bとな
った場合には、リーチ作動を発生させるようにし、当た
り図柄が得られた場合は、再度、ハズレ図柄乱数を選出
し直して、ハズレ図柄態様となるようにする。
ズレとなり、特別図柄A,B,Cを変動させると共にハ
ズレ図柄乱数Ma,Mb ,Mc を順次選出し、特別図柄
A,B,Cをハズレ表示する。この時、ハズレ図柄乱数
Ma ,Mb から選出された図柄が、特別図柄A=Bとな
った場合には、リーチ作動を発生させるようにし、当た
り図柄が得られた場合は、再度、ハズレ図柄乱数を選出
し直して、ハズレ図柄態様となるようにする。
【0032】一方、始動記憶数表示装置8に表示された
始動記憶数の消化に伴って、特別図柄表示装置6を変動
表示させる場合にあって、始動記憶数には限度(通常四
個)があり、この個数を越えると、始動スイッチS1か
らの球検知信号があっても、無効となってしまう。この
ため、このような記憶満杯に伴う無効球の発生を少なく
するためには、始動記憶数が迅速に消化されることが望
まれる。そこで、大当たり作動(特別遊技作動)が終了
直後には、通常の図柄変動時間よりも、短い図柄変動時
間を選択して、特別図柄A,B,Cにつき変動短縮作動
を実行するようにしている。すなわち特別図柄A,B,
Cの変動固定時間(図柄合わせに要する時間を除いた固
定的な時間)が通常6秒であるのが2秒に短縮される。
さらにはこの高確率状態では普通図柄にあって、変動時
間が短縮する。本発明は、かかる有利状態の終了契機に
かかるものであり、その詳細は後述する。
始動記憶数の消化に伴って、特別図柄表示装置6を変動
表示させる場合にあって、始動記憶数には限度(通常四
個)があり、この個数を越えると、始動スイッチS1か
らの球検知信号があっても、無効となってしまう。この
ため、このような記憶満杯に伴う無効球の発生を少なく
するためには、始動記憶数が迅速に消化されることが望
まれる。そこで、大当たり作動(特別遊技作動)が終了
直後には、通常の図柄変動時間よりも、短い図柄変動時
間を選択して、特別図柄A,B,Cにつき変動短縮作動
を実行するようにしている。すなわち特別図柄A,B,
Cの変動固定時間(図柄合わせに要する時間を除いた固
定的な時間)が通常6秒であるのが2秒に短縮される。
さらにはこの高確率状態では普通図柄にあって、変動時
間が短縮する。本発明は、かかる有利状態の終了契機に
かかるものであり、その詳細は後述する。
【0033】次に普通図柄作動につき説明する。遊技球
が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普
通始動スイッチ(図4参照)で検出される。この普通始
動スイッチで球検出されると、、普通図柄表示装置10
の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑
色,右赤色の3個のLEDで構成される。この普通図柄
表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中
のときに、普通始動スイッチで球検出されると、普通始
動記憶装置(RAM)にその球検出が記憶され、記憶数
の消化に伴って普通図柄始動記憶数表示装置12のLE
Dが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯され
て、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶数表
示装置12の最大記憶数は4個であり、それ以上は無効
とされる。
が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普
通始動スイッチ(図4参照)で検出される。この普通始
動スイッチで球検出されると、、普通図柄表示装置10
の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑
色,右赤色の3個のLEDで構成される。この普通図柄
表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中
のときに、普通始動スイッチで球検出されると、普通始
動記憶装置(RAM)にその球検出が記憶され、記憶数
の消化に伴って普通図柄始動記憶数表示装置12のLE
Dが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯され
て、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶数表
示装置12の最大記憶数は4個であり、それ以上は無効
とされる。
【0034】普通図柄表示装置10の変動停止後、又は
普通電動役物15の開放動作終了後に、普通始動記憶数
表示装置12に表示された始動記憶に基づいて普通図柄
表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表示装置1
0が変動開始後、通常状態では、約30秒以上経過する
と変動が停止し、左右いずれかのLEDが1個でも点灯
した状態であれば当たりとなり、普通電動役物15が約
0.2秒間開放される。
普通電動役物15の開放動作終了後に、普通始動記憶数
表示装置12に表示された始動記憶に基づいて普通図柄
表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表示装置1
0が変動開始後、通常状態では、約30秒以上経過する
と変動が停止し、左右いずれかのLEDが1個でも点灯
した状態であれば当たりとなり、普通電動役物15が約
0.2秒間開放される。
【0035】一方、前述の特別図柄表示装置6の変動短
縮作動中においては、普通図柄表示装置10の変動時間
も、常態の約30秒から短縮され、約5秒経過すると変
動が停止する。すなわち所定有利状態となる。さらにこ
れとともに、普通電動役物15の開放時間が約0.2秒
間から約3秒間に延長される。これも本発明にかかる所
定有利状態である。
縮作動中においては、普通図柄表示装置10の変動時間
も、常態の約30秒から短縮され、約5秒経過すると変
動が停止する。すなわち所定有利状態となる。さらにこ
れとともに、普通電動役物15の開放時間が約0.2秒
間から約3秒間に延長される。これも本発明にかかる所
定有利状態である。
【0036】普通図柄表示装置10が変動を停止したと
きに表示する図柄態様は、「0」から「20」までのコ
マからなる記憶装置ROMに格納された普通図柄当たり
乱数Pにより決定される。すなわち普通始動スイッチで
球検知されると、普通図柄当たり乱数Pから乱数値が選
出され、その内容が記憶されて、普通図柄表示装置10
が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、「3」
〜「20」のいずれかであれば当たりとしている。この
当たりの場合は、当たり普通図柄乱数Qにより停止態様
を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが
点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色のLED
のみが点灯した状態となる。
きに表示する図柄態様は、「0」から「20」までのコ
マからなる記憶装置ROMに格納された普通図柄当たり
乱数Pにより決定される。すなわち普通始動スイッチで
球検知されると、普通図柄当たり乱数Pから乱数値が選
出され、その内容が記憶されて、普通図柄表示装置10
が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、「3」
〜「20」のいずれかであれば当たりとしている。この
当たりの場合は、当たり普通図柄乱数Qにより停止態様
を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが
点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色のLED
のみが点灯した状態となる。
【0037】上述したように、この実施態様にかかるパ
チンコ遊技機は、特別図柄が大当たりとなる確率の高い
高確率状態、特別図柄の変動時間が短い特別図柄変動短
縮作動状態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄変動短
縮作動状態、普通電動役物の開放時間が長い状態等、遊
技者に有利な種々の有利状態が出現する。そして一方、
有利でない状態が常態として発生する。
チンコ遊技機は、特別図柄が大当たりとなる確率の高い
高確率状態、特別図柄の変動時間が短い特別図柄変動短
縮作動状態、普通図柄の変動時間の短い普通図柄変動短
縮作動状態、普通電動役物の開放時間が長い状態等、遊
技者に有利な種々の有利状態が出現する。そして一方、
有利でない状態が常態として発生する。
【0038】本発明にあっては、このような有利な状態
が、継続乱数Wの抽選結果により終了するものとし、か
つ継続乱数Wにより抽選される所定継続値が、所定消化
値となると、継続情報報知を表示実行するようにしたこ
とを要部とするものである。ここでかかる要部につき説
明する。
が、継続乱数Wの抽選結果により終了するものとし、か
つ継続乱数Wにより抽選される所定継続値が、所定消化
値となると、継続情報報知を表示実行するようにしたこ
とを要部とするものである。ここでかかる要部につき説
明する。
【0039】確定図柄態様が所定の当たり図柄態様とな
ると、大当たり作動(特別遊技作動)を実行すると共
に、可変入賞口23が開放され、開閉ラウンドが実行さ
れる。そして、かかる大当たり作動が終了すると、継続
乱数Wを抽選して、その抽選された乱数値により、時短
の終了契機となる特別図柄A,B,Cの所定変動回数
(所定継続値)を選定する。尚、この特別図柄A,B,
Cの時間短縮作動中には、普通図柄の変動時間の短縮及
び普通電動役物15の作動時間の延長を実行するように
しても良い。
ると、大当たり作動(特別遊技作動)を実行すると共
に、可変入賞口23が開放され、開閉ラウンドが実行さ
れる。そして、かかる大当たり作動が終了すると、継続
乱数Wを抽選して、その抽選された乱数値により、時短
の終了契機となる特別図柄A,B,Cの所定変動回数
(所定継続値)を選定する。尚、この特別図柄A,B,
Cの時間短縮作動中には、普通図柄の変動時間の短縮及
び普通電動役物15の作動時間の延長を実行するように
しても良い。
【0040】図5は、かかる継続乱数Wから抽選された
乱数値と所定変動回数及び抽選割合(確率)との関係を
示すものである。ここで、継続乱数は、「0」〜「9」
の10コマからなり「0」〜「4」で所定変動回数が5
0回、割合40%、「5」〜「7」で所定変動回数が1
00回、「8」〜「9」で変動回数が200回となる。
この選定値は遊技者には報知されない。
乱数値と所定変動回数及び抽選割合(確率)との関係を
示すものである。ここで、継続乱数は、「0」〜「9」
の10コマからなり「0」〜「4」で所定変動回数が5
0回、割合40%、「5」〜「7」で所定変動回数が1
00回、「8」〜「9」で変動回数が200回となる。
この選定値は遊技者には報知されない。
【0041】一方、特別図柄表示装置6(表示手段)の
表示領域Fには、「時短情報」等の機能表示Yととも
に、継続情報報知Xが表示される。そして、特別図柄
A,B,Cの所定変動回数が、50回が選定された場合
には、変動回数50回の消化満了により継続情報報知X
として、「おしまい」等の満了報知を、図2で示すよう
に、図柄表示装置6の表示領域Fに表示する。この場合
には所定有利状態は突如終了することとなる。また、1
00回が選定された場合には、所定消化値として50回
を設定しておき、該回数が消化されると、継続情報報知
Xとして、「まだまだ続く」などの中間報知を行い、遊
技者に安堵感を与えた後、100回消化に伴い、継続情
報報知Xとして、「おしまい」等の満了報知を行う。さ
らにまた、200回が選定された場合には、50回,1
00回,150回を所定消化値として、その消化ごと
に、継続情報報知Xとして、「まだまだ続く」などの中
間報知を行い、200回消化に伴い、継続情報報知Xと
して、「おしまい」等の満了報知を行う。
表示領域Fには、「時短情報」等の機能表示Yととも
に、継続情報報知Xが表示される。そして、特別図柄
A,B,Cの所定変動回数が、50回が選定された場合
には、変動回数50回の消化満了により継続情報報知X
として、「おしまい」等の満了報知を、図2で示すよう
に、図柄表示装置6の表示領域Fに表示する。この場合
には所定有利状態は突如終了することとなる。また、1
00回が選定された場合には、所定消化値として50回
を設定しておき、該回数が消化されると、継続情報報知
Xとして、「まだまだ続く」などの中間報知を行い、遊
技者に安堵感を与えた後、100回消化に伴い、継続情
報報知Xとして、「おしまい」等の満了報知を行う。さ
らにまた、200回が選定された場合には、50回,1
00回,150回を所定消化値として、その消化ごと
に、継続情報報知Xとして、「まだまだ続く」などの中
間報知を行い、200回消化に伴い、継続情報報知Xと
して、「おしまい」等の満了報知を行う。
【0042】ここで継続情報報知Xを表示実行する表示
手段は、特別図柄表示装置6とは別途独立して、センタ
ーケース4の上部にLED等を配設して構成したり、遊
技盤面2の隅部や、上皿の前面等に配設することができ
る。
手段は、特別図柄表示装置6とは別途独立して、センタ
ーケース4の上部にLED等を配設して構成したり、遊
技盤面2の隅部や、上皿の前面等に配設することができ
る。
【0043】而して、かかる構成にあって、所定有利状
態の終了契機を、継続乱数Wから抽選された乱数値によ
り決定される所定変動回数(所定継続値)の消化満了と
したから、抽選により所定変動回数が変化して、一律で
はなくなり、運不運を生じて、利得にばらつきが発生す
る。
態の終了契機を、継続乱数Wから抽選された乱数値によ
り決定される所定変動回数(所定継続値)の消化満了と
したから、抽選により所定変動回数が変化して、一律で
はなくなり、運不運を生じて、利得にばらつきが発生す
る。
【0044】また、この抽選された所定継続値は、遊技
者には不明である。そこで、所定有利状態の所定継続値
の消化値が、所定消化値となると、継続情報報知Xを表
示するようにしており、このため、その中間的な変動回
数の消化状況や、所定変動回数の消化満了を知得でき、
遊技者はこの情報により励まされたり、又はその終了を
知得することができる。しかし一方では、所定変動回数
の消化進行状態は逐一的に報知されず、適宜に間隔を置
いて報知される。このため、次の報知があるまでその進
行状態を遊技者は知ることができず、所定有利状態の終
了時期を正確に予測できず、場合によっては、突如とし
て、その終了が訪れることとなる。而して、遊技者は、
継続情報報知Wがなされるまで、その消化状況が解ら
ず、不安な状態に置かれると共に、適宜に報知されるこ
とにより期待感を刺激され、安堵感と緊張感の入り交じ
った心理状態に置かれ、該有利状態中におけるパチンコ
遊技の興趣が増すこととなる。
者には不明である。そこで、所定有利状態の所定継続値
の消化値が、所定消化値となると、継続情報報知Xを表
示するようにしており、このため、その中間的な変動回
数の消化状況や、所定変動回数の消化満了を知得でき、
遊技者はこの情報により励まされたり、又はその終了を
知得することができる。しかし一方では、所定変動回数
の消化進行状態は逐一的に報知されず、適宜に間隔を置
いて報知される。このため、次の報知があるまでその進
行状態を遊技者は知ることができず、所定有利状態の終
了時期を正確に予測できず、場合によっては、突如とし
て、その終了が訪れることとなる。而して、遊技者は、
継続情報報知Wがなされるまで、その消化状況が解ら
ず、不安な状態に置かれると共に、適宜に報知されるこ
とにより期待感を刺激され、安堵感と緊張感の入り交じ
った心理状態に置かれ、該有利状態中におけるパチンコ
遊技の興趣が増すこととなる。
【0045】ここで、継続情報報知Xの内容は、種々提
案され、上述の「まだまだ続く」などの間接表現の他
に、「後50回」などの直接表現としても良い。この場
合にも、中間で、かかる直接表現が表出するまで、遊技
者は、その継続可能性を知らず、このため安堵感と緊張
感の入り交じった心理状態に置かれるとともに、例え直
接表現がなされても、実際には特別図柄A,B,Cの変
動回数を数えながら遊技を行うことはあまりないから、
間接表現と同様に、継続情報報知Xがなされた以後にあ
っても遊技者は残り数を正確に知っていることはないと
言って良い。
案され、上述の「まだまだ続く」などの間接表現の他
に、「後50回」などの直接表現としても良い。この場
合にも、中間で、かかる直接表現が表出するまで、遊技
者は、その継続可能性を知らず、このため安堵感と緊張
感の入り交じった心理状態に置かれるとともに、例え直
接表現がなされても、実際には特別図柄A,B,Cの変
動回数を数えながら遊技を行うことはあまりないから、
間接表現と同様に、継続情報報知Xがなされた以後にあ
っても遊技者は残り数を正確に知っていることはないと
言って良い。
【0046】有利な状態としては上述した変動短縮作動
状態のほかに、図柄表示部の停止図柄が大当たりである
所定の組み合わせとなる確率の高い、高確率状態とする
ことができる。この場合に、所定継続値を、高確率状態
が継続する時間や、打球数等とし、抽選によりその所定
継続値を選定するようにしても良い。
状態のほかに、図柄表示部の停止図柄が大当たりである
所定の組み合わせとなる確率の高い、高確率状態とする
ことができる。この場合に、所定継続値を、高確率状態
が継続する時間や、打球数等とし、抽選によりその所定
継続値を選定するようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は、変動短縮作動状態などの所定
有利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機におい
て、継続乱数を用いて所定継続値を選定して、所定継続
値の消化満了により所定有利状態を終了すると共に、所
定有利状態の所定継続値の消化値が、所定消化値となる
と、特別図柄表示装置等の表示手段により継続情報報知
を表示実行し、かつ所定継続値の消化を逐一的に報知し
ないようにしたものであるから、遊技者は、継続情報報
知がなされるまで、その消化状況が解らず、不安な状態
に置かれると共に、適宜間隔で報知されることにより遊
技者は期待感や切迫感を刺激されることとなり、而し
て、遊技者は安堵感と緊張感の入り交じった心理状態に
置かれ、該有利状態中におけるパチンコ遊技の興趣が増
すこととなる。ここで、表示装置として、図柄表示装置
を用いることができ、この場合には、該図柄表示装置の
表示領域の一部にかかる表示制御作動を実行することに
より、図柄表示領域への注目度が高まって該図柄表示装
置の有用性が向上し、さらに別途表示装置を設ける必要
がないという利点がある。
有利状態と、通常状態とを生ずるパチンコ遊技機におい
て、継続乱数を用いて所定継続値を選定して、所定継続
値の消化満了により所定有利状態を終了すると共に、所
定有利状態の所定継続値の消化値が、所定消化値となる
と、特別図柄表示装置等の表示手段により継続情報報知
を表示実行し、かつ所定継続値の消化を逐一的に報知し
ないようにしたものであるから、遊技者は、継続情報報
知がなされるまで、その消化状況が解らず、不安な状態
に置かれると共に、適宜間隔で報知されることにより遊
技者は期待感や切迫感を刺激されることとなり、而し
て、遊技者は安堵感と緊張感の入り交じった心理状態に
置かれ、該有利状態中におけるパチンコ遊技の興趣が増
すこととなる。ここで、表示装置として、図柄表示装置
を用いることができ、この場合には、該図柄表示装置の
表示領域の一部にかかる表示制御作動を実行することに
より、図柄表示領域への注目度が高まって該図柄表示装
置の有用性が向上し、さらに別途表示装置を設ける必要
がないという利点がある。
【図1】遊技盤1の正面図である。
【図2】センターケース4の拡大正面図である。
【図3】可変入賞装置22の分解斜視図である。
【図4】マイクロコンピュータを示すブロック回路図で
ある。
ある。
【図5】継続乱数Wから抽選された乱数値と変動回数と
の関係を示す図表である。
の関係を示す図表である。
1 遊技盤 6 特別図柄表示装置 14 特別図柄始動領域 22 可変入賞装置 23 可変入賞口 X 継続情報報知 W 継続乱数
Claims (4)
- 【請求項1】図柄を変動表示する図柄表示装置と、図柄
始動領域への遊技球通過を契機として、図柄表示装置の
表示図柄を変動させた後に確定表示する図柄制御手段と
を備え、確定図柄態様が所定の当たり図柄態様となる
と、遊技者にとって利益ある特別遊技作動を実行すると
共に、遊技者に有利な所定有利状態と、通常状態とを生
ずるパチンコ遊技機において、 継続乱数を用いて所定継続値を選定して、前記所定有利
状態の終了契機を、選定された所定継続値の消化満了と
すると共に、所定有利状態の所定継続値の消化値が、所
定消化値となると、継続情報報知を表示実行し、かつ所
定継続値の消化を逐一的に報知しないようにした表示制
御作動を実行する表示手段を備えたことを特徴とするパ
チンコ遊技機。 - 【請求項2】所定有利状態が、図柄表示装置の変動時間
が短い変動短縮作動状態であり、所定継続値が、図柄表
示装置の所定変動回数とした請求項1記載のパチンコ遊
技機。 - 【請求項3】所定有利状態が、図柄表示部の停止図柄が
大当たりである所定の組み合わせとなる確率の高い、高
確率状態である請求項1記載のパチンコ遊技機。 - 【請求項4】表示手段として、図柄表示装置を用いた請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパチンコ遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000373351A JP2002172232A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000373351A JP2002172232A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | パチンコ遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002172232A true JP2002172232A (ja) | 2002-06-18 |
Family
ID=18842756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000373351A Withdrawn JP2002172232A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002172232A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000568A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2008289946A (ja) * | 2008-09-10 | 2008-12-04 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2009233445A (ja) * | 2009-07-23 | 2009-10-15 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284422A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284412A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284426A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284415A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284420A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284429A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2012005614A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2012005584A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2013052265A (ja) * | 2012-12-17 | 2013-03-21 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2013059454A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230821A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230822A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230823A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230820A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-12-07 JP JP2000373351A patent/JP2002172232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006000568A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2008289946A (ja) * | 2008-09-10 | 2008-12-04 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284429A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284412A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284426A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284415A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284420A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2010284422A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2009233445A (ja) * | 2009-07-23 | 2009-10-15 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2012005584A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2012005614A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2013059454A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2013052265A (ja) * | 2012-12-17 | 2013-03-21 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230821A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230822A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230823A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2014230820A (ja) * | 2014-07-31 | 2014-12-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002172232A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2772774B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2001145736A (ja) | パチンコ機 | |
JP3701216B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002177541A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002315917A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002159686A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002253796A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2001145746A (ja) | パチンコ機 | |
JP2002165994A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002210129A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3839270B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3976506B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002165993A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002186729A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002210125A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2929054B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2004113827A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3640617B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2681248B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2001314599A (ja) | パチンコ機 | |
JP2002066021A (ja) | パチンコ機 | |
JP3741270B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002239152A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2002224348A (ja) | パチンコ遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040702 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070209 |