JP2004106659A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】バイザ本体の支軸に対する抜け止めが容易な構造によって構成される車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】車両用サンバイザは、車室天井面に取り付けられる支軸5と、その支軸5に回動可能に取り付けられるバイザ本体10を備え、バイザ本体10は、支軸5が挿通される軸受体4を有する。そしてバイザ本体10が支軸5から抜けることを防止するために、軸受体4は、その一部が支軸5に向けて突出する抜止部21c,22c,31c,32cを有し、その抜止部21c,22c,31c,32cが支軸5に形成された係合部52,53に係合する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車室内への光の侵入を防止する車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用サンバイザは、一般に車室天井面に取り付けられる支軸と、その支軸に回動可能に取り付けられる板状のバイザ本体を備える。
またバイザ本体が支軸から抜けることを防止するための抜止構造を有する車両用サンバイザも従来知られていた。例えば下記の特許文献1にかかる車両用サンバイザが知られていた。
特許文献1によるとバイザ本体の内部には、支軸が挿通される軸受部材が設けられており、その軸受部材に抜止部材が取り付けられていた。この抜止部材は、金属板を略環状に形成した部材であって、支軸が挿通される貫通孔と、その貫通孔に張り出す複数の弾性片を有していた。そして抜止部材が軸受部材に取り付けられた状態で、支軸が軸受部材に挿通されることで、支軸が抜止部材の貫通孔に挿通され、抜止部材の弾性片が支軸に形成された溝部に係合していた。
すなわち抜止構造は、支軸の溝部と抜止部材とによって形成されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−199238号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の構造によると、抜止部材という新たな部材が必要であって車両用サンバイザの構造が複雑になっていた。また抜止部材は、金属板から形成されており、その構造は複雑な構造であった。また抜止部材が取り付けられる軸受部材も抜止部材を取り付けるために複雑な構造になっていた。また抜止部材を軸受部材に取り付ける作業も必要であった。
そこで本発明は、バイザ本体の支軸に対する抜け止めが容易な構造によって構成されるなどの合理的な構造を備えた車両用サンバイザを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、バイザ本体が支軸から抜けることを防止するために、軸受体は、その一部が支軸に向けて突出する抜止部を有する。そしてその抜止部が支軸に形成された係合部に係合する。
すなわちバイザ本体は、軸受体の一部である抜止部と、支軸に形成された係合部によって支軸に対する抜け止めがなされている。したがって新たな部材を設けることなく、バイザ本体の支軸に対する抜け止めの構造が構成される。かくして車両用サンバイザは、少ない部品点数で構成される。
なお軸受体は、バイザ本体に対して一体状に形成される形態であってもよいし、別体状に形成される形態であってもよい。
【0006】
請求項2に記載の発明によると、バイザ本体は、中空部を有する殻体を備える。また殻体の一側面を構成する一側構成部と、他側面を構成する他側構成部のそれぞれには、中空部に向けて突出する突部が設けられ、一側構成部の突部と他側構成部の突部が協働して支軸の軸周りを覆う。そして軸受体は、その一側構成部の突部と他側構成部の突部によって構成されるとともに、軸受体の抜止部は、突部の先端の一部によって形成されている。
すなわち軸受体は、一側構成部の突部と、他側構成部の突部によって形成されている。そして一側構成部と他側構成部は、中空部を有する殻体の一部である。したがって一側構成部と他側構成部は、バイザ本体の変形によって近接・離間しやすい。
【0007】
そして一側構成部と他側構成部が近接・離間することで、それぞれに形成された突部が相互に近接・離間し、支軸に対して近接・離間する。そのため突部間を離間させた状態にすることでバイザ本体を支軸に取り付けやすい。
そして支軸が突部間に差し込まれた後は、突部間が近接する。これによって突部の先端である抜止部が支軸の係合部に係合する。したがって本発明によるとバイザ本体を支軸に対して取付けやすい。そして突部の先端の一部である抜止部は、支軸の係合部に係合しやすい。
【0008】
請求項3に記載の発明によると、軸受体は、第一受部と第二受部を有する。そして第一受部は、支軸が差し込まれるバイザ本体の差込口近傍に設けられている。また第二受部は、バイザ本体に取り付けられた支軸の先端近傍のバイザ本体に形成されている。したがって支軸は、軸方向に並んだ第一受部と第二受部によって支持され、安定良く軸受体に支持される。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1に係る車両用サンバイザ1を図1〜3にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように車室天井面に取り付けられるブラケット12と、そのブラケット12に回動可能に取り付けられる支軸5と、その支軸5に回動可能に取り付けられる略板状のバイザ本体10を備える。
支軸5は、図1に示すように縦軸50と横軸51とを備えた略L字状に形成されており、横軸51にバイザ本体10が回動可能に装着される。また縦軸50は、ブラケット12を介して車室天井面に回動可能に取り付けられる。
したがってバイザ本体10は、横軸51周りに回動されることで、車室天井面に沿う格納位置と、フロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバイザ本体10は、支軸5を縦軸50周りに回動させることでフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに回動する。
【0010】
また支軸5は、図2に示すように内筒体5aとその内筒体5aを覆う外筒体5bを備えた二重管状に形成されている。内筒体5aは、金属管から形成され、外筒体5bは、樹脂管から形成されている。
内筒体5aは、その先端側に広口部5cを有する。この広口部5cは、外筒体5bから露出しており、先端へ行くほど径が広がるラッパ形状を有する。したがって広口部5cは、外筒体5bの先端が内筒体5aから抜けることを防止する。また横軸51は、軸方向に並設された複数の係合部52,53を有する。係合部52,53は、軸周りを溝状に窪み、横軸51の径を細くすることで形成されている。
【0011】
バイザ本体10は、図2に示すように中空部13を有する中空板状の殻体を有する。この殻体は、厚み方向に二分割状に構成されており、バイザ本体10は、二つの半割れ殻状の分割体2,3を備える。またバイザ本体10には、その外表面を覆う表皮材11が取り付けられている。
分割体2,3は、例えばポリプロピレン樹脂のような熱可塑性樹脂を素材とした射出成形品であって、外周縁を相互に突き合わせた状態で相互に結合される。例えば分割体2,3の内側面に結合部が形成され、結合部同士が結合されることで結合される。あるいは相互の当接部分である外周縁を溶着させることで結合される。
【0012】
分割体2は、図2に示すようにバイザ本体10(殻体)の一側面を構成する略板状の一側構成部20を有する。また分割体2は、一側構成部20の外周縁から分割体3側へ立設してバイザ本体10の外周側面を構成する周壁部23を一体状に有する。
同様に分割体3は、バイザ本体10(殻体)の他側面を構成する略板状の他側構成部30を有し、その他側構成部30の外周縁から分割体2側へ立設してバイザ本体10の外周側面を構成する周壁部33を一体状に有する。
【0013】
バイザ本体10は、図3に示すように支軸5が挿通される軸受体4を内設する。またバイザ本体10は、バイザ本体10を支軸5に取り付ける際に、支軸5が差し込まれる差込口10aを有する。
軸受体4は、図2に示すように分割体2に一体状に形成された突部21,22と、分割体3に一体状に形成された突部31,32によって形成されている。
【0014】
突部21,22は、図2に示すように一側構成部20から中空部13に向けて突出する。そしてこれら突部21,22は、一体成形によって一側構成部20に形成される。一方突部31,32は、他側構成部30から中空部13に向けて突出し、一体成形によって他側構成部30に形成される。
突部31は、図2,3に示すように支軸5の他側面側を覆うように突出している。すなわち突部31は、支軸5へ向けて突出し、その先端に支軸5が挿通される断面略半円状の溝部を有する。
また突部31は、先端側が除々に先細りとなる形状を有し、突部31の先端が先細りになっている。すなわち突部31は、その一部(先端部)が支軸5に向けて突出する抜止部31cを有する。そしてその抜止部31cが支軸5の係合部52に係合する。
【0015】
また突部31は、図2に示すように差込口10a側に傾斜面31aを有する。したがって横軸51は、傾斜面31aによってバイザ本体10の奥へ容易に差込まれ得る。
また突部31は、係合部52から抜けにくくするために横軸51先端側に係合部52に対して立設する直立面31bを有する。
他の突部21,22,32も突部31と同様に形成されている。すなわち突部21,22,32は、それぞれ抜止部21c,22c,32c、傾斜面21a,22a,32a、直立面21b,22b,32bを有する。そして抜止部21cが係合部52に係合し、抜止部22c,32cが係合部53に係合する。
【0016】
突部21,22,31,32のうちの第一突部21,31は、図2に示すようにバイザ本体10の差込口10aの近傍に形成されている。そして第一突部21,31は、協働して支軸5の軸周りを覆うことで軸受体4の第一受部4aを形成する。すなわち第一突部21が支軸5の表側を支持し、第一突部31が支軸5の裏側を支持する。
また突部21,22,31,32のうちの第二突部22,32は、バイザ本体10に取り付けられた横軸51の先端近傍のバイザ本体10に形成されている。そして第二突部22,32は、協働して支軸5の軸周りを覆うことで軸受体4の第二受部4bを形成する。
すなわち軸受体4は、第一受部4aと第二受部4bを有し、これら第一受部4aと第二受部4bは、軸方向に所定距離を有して並んでいる。そのため支軸5は、第一受部4aと第二受部4bによって安定良く支持される。
【0017】
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成される。
すなわち支軸5が係合部52,53を有し、バイザ本体10がその係合部52,53に係合する突部21,22,31,32を有する。したがってバイザ本体10は、支軸5に対する抜け止めがなされる。換言すると、バイザ本体10の支軸5に対する抜け止めをなすための抜止構造は、支軸5の係合部52,53と、バイザ本体10の突部21,22,31,32によって構成されている。
【0018】
また突部21,22,31,32は、軸受体4の構成部材であって、抜止部21c,22c,31c,32cは、突部21,22,31,32の一部により形成されている。したがって抜止構造は、軸受体4と支軸5によって形成され、新たな部材を設けることなく構成される。かくして車両用サンバイザ1は、少ない部品点数で構成される。また新たな部材を有しないため、その部材を取り付けるための構造を軸受体4などに設ける必要がない。また新たな部材の取付作業も不要である。したがって車両用サンバイザ1は、容易な構造になるとともに、その製造も容易になる。
【0019】
また軸受体4は、一側構成部20の突部21,22と、他側構成部30の突部31,32によって形成されている。そして一側構成部20と他側構成部30は、中空部13を有する殻体の一部を構成する。
またバイザ本体10の殻体は、樹脂から成形されている。そのため殻体は、弾性変形可能な形態である。したがって一側構成部20と他側構成部30は、バイザ本体10の変形によって近接・離間しやすい。
【0020】
そして一側構成部20と他側構成部30が近接・離間することで、それぞれに形成された突部21,22,31,32が相互に近接・離間し、支軸5に対して近接・離間する。そのため突部21,31間と突部22,32間を離間させた状態にすることでバイザ本体10を支軸5に取り付けやすい。
そして支軸5が突部21,31間と突部22,32間に差し込まれた後は、突部21,31間と突部22,32間が近接する。これによって突部21,22,31,32の先端である抜止部21c,22c,31c,32cが支軸5の係合部52,53に係合する。したがってバイザ本体10を支軸5に対して取付けやすい。そして抜止部21c,22c,31c,32cは、支軸5の係合部52,53に係合しやすい。
【0021】
ところで従来、次の構成を有する車両用サンバイザもあった。すなわちバイザ本体に支軸を取り付けた後に、Eリングなどの抜止部材をバイザ本体内の支軸に取り付ける構成のものもあった。そしてこの構成の場合、抜止部材をバイザ本体内に差込むために表皮材の一部に開口部を設ける必要があった。そして抜止部材を取り付けた後にその開口部を閉じる必要があった。
これに対して本形態は、バイザ本体10が表皮材11に覆われた状態で支軸5に取り付けられ、この取り付け動作によって抜止部21c,22c,31c,32cが係合部52,53に係合する。したがって本形態によると表皮材11に開口部を設ける必要がなく、その開口部を閉じる作業も不要である。
【0022】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2を図4にしたがって説明する。
実施の形態2は、バイザ本体の殻体がブロー成形によって形成されている点が実施の形態1と異なる。またバイザ本体に形成された軸受体も実施の形態1の構造と異なっている。以下に実施の形態1と異なる部分についての説明をする。
【0023】
バイザ本体10は、中空部13を有する中空板状の殻体を有し、殻体は、ブロー成形により形成されている。したがって殻体は、一体成形によって形成されている。またバイザ本体10は、殻体の一側面を形成する一側構成部20と、殻体の他側面を形成する他側構成部30を有する。そして一側構成部20には、突部25,26が一体状に形成され、他側構成部30には、突部35,36が一体状に形成されている。
突部25,26は、一側構成部20から中空部13に向けて突出し、突部31,32は、他側構成部30から中空部13に向けて突出する。
【0024】
これら突部25,26,35,36は、ブロー成形の成形型によって形成される。したがって殻体には、突部25,26,35,36を形成するために表面から中空部13に向けて溝状に形成された溝部25a,26a,35a,36aが形成される。またバイザ本体10の外表面には、表皮材11が取り付けられており、溝部25a,26a,35a,36aは、表皮材11によって覆い隠される。
突部25,26は、支軸5の表側を覆うように突出し、突部35,36は、支軸5の裏側を覆うように突出する。したがって突部25,26と突部35,36は、協働して支軸5の軸周りを覆う。また突部25,26,35,36は、その一部(先端部)が支軸5に向けて突出する抜止部25b,26b,35b,36bを有する。そして抜止部25b,35bが係合部52に係合し、抜止部26b,36bが係合部53に係合する。
【0025】
突部25,26,35,36のうちの第一突部25,35は、バイザ本体10の差込口10aの近傍に形成され、第一突部21,31は、軸受体4の第一受部4aを形成する。
また突部25,26,35,36のうちの第二突部26,36は、バイザ本体10に取り付けられた横軸51の先端近傍のバイザ本体10に形成されている。そして第二突部26,36は、軸受体4の第二受部4bを形成する。
また突部25,26,35,36は、実施の形態1と同様にバイザ本体10の差込口10a側に傾斜面25c,26c,35c,36cを有する。したがって支軸5をバイザ本体10の奥側へ差し込みやすい。
【0026】
(実施の形態3)
次に、実施の形態3を図5にしたがって説明する。
実施の形態3は、支軸が実施の形態2と異なる係合部を有する。すなわち実施の形態3の支軸5は、図4の係合部52,53に代えて突状に形成された係合部55〜58を有する。
各係合部55〜58は、横軸51の軸周りに沿って形成され、横軸51の軸側方側へ突出する。また係合部55〜58は、横軸51の軸方向に並んで設けられ、係合部55,56間にバイザ本体10の突部25,35が配設される。そして係合部57,58間にバイザ本体10の突部26,36が配設される。
また突部25,35は、その先端部が係合部55,56に係合する抜止部25b,35bを有する。同様に突部26,36は、その先端部が係合部57,58に係合する抜止部26b,36bを有する。
【0027】
また係合部55〜58は、横軸51の先端側に傾斜面55a〜58aを有する。したがってバイザ本体10を横軸51に取り付ける際、容易に突部25,35を係合部55,56間に配設でき、突部26,36を係合部55,56間に配設できる。
また係合部56,58は、差込口10a側に突部25,26,35,36に対して立設する直立面56b、58bを有する。したがってバイザ本体10は、直立面56b,58bによって支軸5に対して抜けにくくなっている。
【0028】
(他の実施の形態)
また本発明は、以下の形態であっても構わない。
(1)すなわちバイザ本体を支軸に対して回動させる際に、バイザ本体を車室天井面に付勢する付勢手段が実施の形態1〜3のバイザ本体に設けられる形態であってもよい。例えば板バネから形成された付勢手段が軸受体の第一受部と第二受部との間に取り付けられる形態であってもよい。
(2)また実施の形態1〜3では、バイザ本体が中空板状の殻体を有していた。しかしバイザ本体がバイザ本体の外周を形成する枠部と、その枠部の枠内を遮蔽する板状の遮蔽部とを有する形態であって、枠部が殻体によって形成される形態であってもよい。すなわち枠部が中空部を有する殻体によって形成され、殻体の一側面を構成する一側構成部と、他側面を構成する他側構成部を有する形態であってもよい。
(3)また車両用サンバイザが、実施の形態3にかかる支軸と、実施の形態1にかかるバイザ本体とを備えて構成される形態であってもよい。
(4)また実施の形態1〜3では、軸受体がバイザ本体の殻体に一体状に形成されていた。しかし軸受体が殻体と別体状に形成され、殻体内に取り付けられる形態であってもよい。また軸受体が殻体と別体状に形成された場合は、軸受体が第一受部と第二受部とを一体状に有する形態であってもよいが、第一受部と第二受部とを別々に有し、これらが別々に殻体内に取り付けられる形態であってもよい。
(5)また実施の形態1〜3では、軸受体が一側構成部と他側構成部のそれぞれに形成された突部によって軸受体が半割れ状に形成されていた。しかし一側構成部と他側構成部のいずれか一方に半割れ状になっていない軸受体が一体成形によって一体状に形成される形態であってもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る車両用サンバイザによれば、バイザ本体の支軸に対する抜け止めが容易な構造によって構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用サンバイザの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】図2のB−B線断面矢視図である。
【図4】実施の形態2の車両用サンバイザであって、実施の形態1の図2に相当する一部断面図である。
【図5】実施の形態3の車両用サンバイザであって、実施の形態1の図2に相当する一部断面図である。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ
4…軸受体
4a…第一受部
4b…第二受部
5…支軸
10…バイザ本体
10a…差込口
13…中空部
20…一側構成部
21,31,25,35…第一突部(突部)
22,32,26,36…第二突部(突部)
21c,22c,31c,32c,25b,26b,35b,36b…抜止部
30…他側構成部
52,53,55〜58…係合部

Claims (3)

  1. 車室天井面に取り付けられる支軸と、その支軸に回動可能に取り付けられるバイザ本体を備え、前記バイザ本体は、前記支軸が挿通される軸受体を有する車両用サンバイザであって、
    前記バイザ本体が前記支軸から抜けることを防止するために、前記軸受体は、その一部が前記支軸に向けて突出する抜止部を有し、その抜止部が前記支軸に形成された係合部に係合することを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載した車両用サンバイザであって、
    バイザ本体は、中空部を有する殻体を備え、その殻体の一側面を構成する一側構成部と、他側面を構成する他側構成部のそれぞれには、前記中空部に向けて突出する突部が設けられ、前記一側構成部の突部と前記他側構成部の突部が協働して支軸の軸周りを覆い、軸受体は、前記一側構成部の突部と前記他側構成部の突部によって構成されるとともに、前記軸受体の抜止部は、前記突部の先端の一部によって形成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項2に記載した車両用サンバイザであって、
    軸受体は、第一受部と第二受部を有し、
    前記第一受部は、支軸が差し込まれる前記バイザ本体の差込口近傍に形成され、前記第二受部は、前記バイザ本体に取り付けられた前記支軸の先端近傍の前記バイザ本体に形成され、
    前記第一受部と前記第二受部は、それぞれが前記バイザ本体の一側構成部から中空部に向けて突出する突部と、他側構成部から前記中空部に向けて突出する突部とによって形成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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