JP2000158943A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2000158943A
JP2000158943A JP10334422A JP33442298A JP2000158943A JP 2000158943 A JP2000158943 A JP 2000158943A JP 10334422 A JP10334422 A JP 10334422A JP 33442298 A JP33442298 A JP 33442298A JP 2000158943 A JP2000158943 A JP 2000158943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
sun visor
core
cylindrical
support shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP10334422A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Torii
英和 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neo Ex Lab Inc
Original Assignee
Neo Ex Lab Inc
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンバイザ本体の片側端壁部に対しサポート
軸を簡単な構造によって容易に設けることができる車両
用サンバイザを提供する。 【解決手段】 支軸2の横軸部4に対し回動可能に装着
されるサンバイザ本体10は中空状に形成される。サン
バイザ本体10の片側端壁部11には、横軸部4と同一
中心線上において芯軸体21が一体に突設される。芯軸
体21には筒軸体21が弾性的な抜止手段26を介して
抜け止めされて嵌挿され、芯軸体21と筒軸体30によ
ってサポート軸20が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用サンバイザ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用サンバイザの軽量化を図る
ために、例えば、特開平3−21519号公報に開示さ
れているように、サンバイザ本体がブロー成形等によっ
て中空状に形成されたものが知られている。前記従来の
車両用サンバイザにおいて、中空状のサンバイザ本体
は、その一側に設けられた軸受け部に対し支軸の横軸部
が相対的に回動可能に嵌挿される。そして、支軸の横軸
部に対しサンバイザ本体が回動操作されることで、その
サンバイザ本体は、車室の天井面に沿う格納位置と、フ
ロントガラスに沿う遮光位置とに配置切換されるように
なっている。
【0003】また、サンバイザ本体の回動操作時におい
て、サンバイザ本体を上下方向に振れることがないよう
に安定よく支持するために、サンバイザ本体の片側端壁
部には、横軸部と同一中心線上においてサポート軸が設
けられている。サンバイザ本体の片側端壁部にサポート
軸を設けるために、インサート部材とサポート軸とがそ
れぞれ別個に形成されてから、そのインサート部材に対
しサポート軸が組み付けられる。そして、サンバイザ本
体の成形型内にサポート軸と共にインサート部材が位置
決めされてセットされた状態で、サンバイザ本体がブロ
ー成形される。これによって、サンバイザ本体の端壁部
にインサート部材がインサートされて固定され、サンバ
イザ本体の片側端壁部に対しサポート軸が設けられるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
車両用サンバイザにおいては、サンバイザ本体の片側端
壁部にサポート軸を設けるために、インサート部材及び
サポート軸をそれぞれ個別に形成して組み付けなければ
ならず、部品点数や組付工数が多くなり、コスト高とな
るという問題点があった。また、サンバイザ本体の成形
型内に対しサポート軸と共にインサート部材を位置決め
してセットする手間も必要となっていた。
【0005】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、サンバイザ本体の片側端壁部に対しサポート軸を簡
単な構造によって容易に設けることができる車両用サン
バイザを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用サンバイザは、支軸の
横軸部に対し回動可能に装着されるサンバイザ本体は中
空状に形成され、前記サンバイザ本体の片側端壁部に
は、前記横軸部と同一中心線上において芯軸体が一体に
突設され、前記芯軸体には筒軸体が弾性的な抜止手段を
介して抜け止めされて嵌挿され、前記芯軸体と筒軸体に
よってサポート軸が構成されている。したがって、芯軸
体の先端側から筒軸体が所定位置まで嵌挿されること
で、筒軸体が弾性的な抜止手段によって抜け止めされて
装着される。これによって、サンバイザ本体の片側端壁
部にサポート軸が容易に設けられる。
【0007】また、請求項2の発明に係る車両用サンバ
イザは、請求項1に記載の車両用サンバイザにおいて、
弾性的な抜止手段は、芯軸体の軸部外周に形成され、か
つ筒軸体の内周面に弾性的に係合する蛇腹状の凹凸部に
よって構成されている。したがって、芯軸体の先端側か
ら筒軸体が所定位置まで嵌挿されることで、芯軸体の蛇
腹状凹凸部の外周部が筒軸体の内孔の内周壁面に弾性的
に係合し、これによって芯軸体に対し筒軸体が抜け止め
されて容易に装着される。
【0008】請求項3の発明に係る車両用サンバイザ
は、請求項1に記載の車両用サンバイザにおいて、弾性
的な抜止手段は、芯軸体の先端部に割溝によって弾性的
に縮開可能に形成され、かつ筒軸体の先端部内周面に弾
性的に係合する抜止部によって構成されている。したが
って、芯軸体先端の抜止部を弾性的に縮小させながら筒
軸体が所定位置まで嵌挿されることで、芯軸体の抜止部
の弾性縮小に基づく弾発力によって、その抜止部が筒軸
体の内周壁面に弾性的に係合し、これによって芯軸体に
対し筒軸体が抜け止めされて容易に装着される。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1を図1〜図4にしたがって説明する。車両用サ
ンバイザを斜視図で表した図4において、車両用サンバ
イザ1は、支軸2とサンバイザ本体10とを備えてい
る。支軸2は略L字状をなし、その縦軸部3において取
付ブラケット5によって車室天井面の前縁部に装着され
ている。支軸2の横軸部4には、サンバイザ本体10が
回動可能に嵌挿されている。そして、サンバイザ本体1
0は、横軸部4の軸回りに回動操作されることで、車室
の天井面に沿う格納位置と、フロントガラスに沿う遮光
位置とに配置切り換えされるようになっている。
【0010】サンバイザ本体10は、熱可塑性合成樹脂
よりなり、かつ、ブロー成形によって中空状に形成され
ている。そして、サンバイザ本体10の一側隅部には、
横軸部4が回動可能に嵌挿される軸受け孔を有する軸受
け部材8が、サンバイザ本体10のブロー成形と同時に
インサートされて内設されている。また、ブロー成形に
よって中空状に形成されたサンバイザ本体10は、必要
に応じて外装表皮40によって被覆される。なお、図4
において、外装表皮40は一部破断されて図示されてい
る。
【0011】サンバイザ本体10の他側(軸受け部材8
と反対側)の端壁部11には、芯軸体21と筒軸体30
によって構成されたサポート軸20が設けられている。
そして、サンバイザ本体10は、そのサポート軸20が
車室天井面に固定のサポートフック6の軸受け部7に係
脱可能に掛け止めされた状態で、安定よく回動操作され
るようになっている。図1〜図3に示すように、芯軸体
21は、軸受け部材8の軸受け孔に嵌挿された横軸部4
と同一中心線上においてサンバイザ本体10の他側の端
壁部11から延出されている。さらに、芯軸体21は、
サンバイザ本体10のブロー成形時おいて、サンバイザ
本体10と一体に中空の軸状に形成されてる。この芯軸
体21には、筒軸体30が弾性的な抜止手段を介して抜
け止めされて嵌挿されている。
【0012】この実施の形態1において、芯軸体21の
略中央部外周には蛇腹状凹凸部26が形成され、この蛇
腹状凹凸部26によって弾性的な抜止手段が構成されて
いる。これに対し、筒軸体30は、硬質の合成樹脂より
一端が閉じられた筒軸状に形成され、その内孔は、蛇腹
状凹凸部26の外径寸法と略同じあるいは僅かに小さい
孔径に形成されている。そして、芯軸体21の先端側か
ら筒軸体30が所定位置まで圧入されることで、芯軸体
21の蛇腹状凹凸部26の外周部が筒軸体30の内孔の
内周壁面に弾性的に係合し、これによって芯軸体21に
対し筒軸体30が抜け止めされて装着され、サポート軸
20が構成されるようになっている。また、筒軸体30
は、外装表皮40と同色又は同系色に形成され、色相の
相異による見栄えの悪化が防止されている。
【0013】この実施の形態1は上述したように構成さ
れる。したがって、サンバイザ本体10のブロー成形時
おいて、サンバイザ本体10と一体に芯軸体21が形成
される。そして、芯軸体21の先端側から筒軸体30が
所定位置まで圧入されることで、芯軸体21の蛇腹状凹
凸部26の外周部が筒軸体30の内孔の内周壁面に弾性
的に係合し、これによって芯軸体21に対し筒軸体30
が抜け止めされて装着され、サポート軸20が構成され
る。このようにして、サンバイザ本体の端壁部11に対
し、サポート軸20を簡単な構造によって容易に設ける
ことができる。このため、従来と異なり、インサート部
材及びサポート軸をそれぞれ個別に形成して組み付けた
後、サンバイザ本体の成形型内に対しサポート軸と共に
インサート部材を位置決めしてセットする手間を省くこ
とができ、部品点数や組付工数を軽減してコスト低減を
図ることができる。
【0014】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図5と図6にしたがって説明する。サンバイザ
本体10の端壁部11に設けられるサポート軸20を構
成している芯軸体21と筒軸体30のうち、芯軸体21
は、サンバイザ本体10のブロー成形時おいて、サンバ
イザ本体10と一体に中空の軸状に形成される。この実
施の形態2において、芯軸体21の先端部には割溝28
によって弾性的に縮開可能な中空球形状の抜止部27が
形成されている。そして、この抜止部27によって弾性
的な抜止手段が構成されている。
【0015】これに対し、筒軸体30は、軟質の合成樹
脂より一端が閉じられかつ芯軸体21の外径寸法と略同
じあるいは僅かに小さい内孔を有する筒軸状に形成さ
れ、その先端部には、芯軸体21の抜止部27に対応す
る膨らみ部31が形成されている。そして、芯軸体21
先端の抜止部21を弾性的に縮小させながら筒軸体30
が所定位置まで圧入されることで、芯軸体21の抜止部
21の弾性縮小に基づく弾発力によって、その抜止部2
1が筒軸体30先端の膨らみ部31の内周壁面に弾性的
に係合し、これによって芯軸体21に対し筒軸体30が
抜け止めされて装着され、サポート軸20が構成される
ようになっている。
【0016】この実施の形態2のその他の構成は、実施
の形態1と略同様に構成されるためその説明は省略す
る。したがって、この実施の形態2においても、実施の
形態1と略同様にして、サンバイザ本体の端壁部11に
対しサポート軸20を簡単な構造によって容易に設ける
ことができるため、部品点数や組付工数を軽減してコス
ト低減を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
サンバイザ本体の片側端壁部に一体に突設された芯軸体
の先端側から筒軸体を所定位置まで嵌挿するという、極
めて簡単な構造によってサンバイザ本体の片側端壁部に
サポート軸を容易に設けることができるため、部品点数
や組付工数を軽減してコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の車両用サンバイザの
サンバイザ本体の端壁部から延出された芯軸体と、筒軸
体とが分離された状態を示す斜視図である。
【図2】同じく芯軸体に筒軸体が装着されてサポート軸
が構成された状態を示す斜視図である。
【図3】同じく図2のIII−III線に基づく断面図
である。
【図4】同じく車両用サンバイザの全体を示す斜視図で
ある。
【図5】この発明の実施の形態2の車両用サンバイザの
サンバイザ本体の端壁部から延出された芯軸体と、筒軸
体とが分離された状態を示す斜視図である。
【図6】同じく芯軸体に筒軸体が装着されてサポート軸
が構成された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用サンバイザ 2 支軸 10 サンバイザ本体 11 端壁部 20 サポート軸 21 芯軸体 26 蛇腹状凹凸部(弾性抜止手段) 27 抜止部(弾性抜止手段) 30 筒軸体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸の横軸部に対し回動可能に装着され
    るサンバイザ本体は中空状に形成され、 前記サンバイザ本体の片側端壁部には、前記横軸部と同
    一中心線上において芯軸体が一体に突設され、 前記芯軸体には筒軸体が弾性的な抜止手段を介して抜け
    止めされて嵌挿され、 前記芯軸体と筒軸体によってサポート軸が構成されてい
    る車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザにお
    いて、弾性的な抜止手段は、芯軸体の軸部外周に形成さ
    れ、かつ筒軸体の内周面に弾性的に係合する蛇腹状の凹
    凸部によって構成されている車両用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用サンバイザにお
    いて、弾性的な抜止手段は、芯軸体の先端部に割溝によ
    って弾性的に縮開可能に形成され、かつ筒軸体の先端部
    内周面に弾性的に係合する抜止部によって構成されてい
    る車両用サンバイザ。
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