JP2004093734A - 表示装置用基板及びそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の導電性材料で形成され、TFT基板2の一端側から駆動信号が入力されるゲートバスライン14と、ゲートバスライン14に絶縁膜を介して交差し、第2の導電性材料で形成されたドレインバスライン24と、ゲートバスライン14に並列して第1の導電性材料で形成された蓄積容量バスライン18と、TFT基板2の他端側に第1の導電性材料で形成され、蓄積容量バスライン18に接続された共通蓄積容量配線20と、TFT基板2の他端側に第2の導電性材料で形成され、接続配線を介して蓄積容量バスライン18に電気的に接続された共通蓄積容量配線22とを有するように構成する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報機器等の表示部に用いられる表示装置及びそれに用いる表示装置用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、複数の画素領域毎に形成された画素電極と、スイッチング素子として各画素電極に接続された薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)とが形成されたTFT基板と、共通電極(対向電極)が全面に形成された対向基板との間に液晶を封止して形成されている。液晶表示装置には、必要に応じて対向基板上に形成されるカラーフィルタ等により、分光機能が付与される。
【0003】
TFT基板では、TFTがオン状態になると所定の電位が画素電極毎に書き込まれ、液晶層に印加される電圧が画素領域毎に制御される。液晶層に印加される電圧は、TFTがオフ状態になっても次フレームまで維持される必要がある。ところが、TFTに生じる寄生容量や画素電極と共通電極との間に生じるリーク電流等により、画素電極の電位は1フレーム期間内で変動してしまう。このため、各画素領域には画素容量(Clc)と並列に接続され、画素電極を一方の電極とする蓄積容量(Cs)が設けられている。蓄積容量により画素電極の電位の変動が抑制され、液晶層に印加される電圧が1フレーム期間維持される。
【0004】
液晶表示装置には、隣り合う画素のゲート電極を蓄積容量の他方の電極として用い、当該ゲート電極に電圧が印加されていないオフ状態のときに容量を形成するCsオンゲート型と、独立して形成された蓄積容量バスラインを蓄積容量の他方の電極として用いる独立Cs型とがある。Csオンゲート型は、蓄積容量バスラインが不要であるため、独立Cs型よりも画素の開口率を向上できる。
【0005】
ところで、液晶表示装置の製造プロセス及び製造工程を簡略化する試みとして、特開平6−202153号公報には、以下のような技術が開示されている。液晶表示装置のTFT基板上には、TFTのゲート電極とゲートバスラインと蓄積容量バスラインとが第1の導電性材料で形成されている。ゲート電極、ゲートバスライン及び蓄積容量バスライン上には、絶縁膜が形成されている。絶縁膜上には、TFTのソース/ドレイン電極とドレインバスラインとが第2の導電性材料で形成されている。さらに絶縁膜上には、蓄積容量バスラインとの間に蓄積容量を形成する蓄積容量電極(中間電極)が第2の導電性材料で形成されている。ソース/ドレイン電極、ドレインバスライン及び蓄積容量電極上には保護膜が形成されている。ソース電極上、蓄積容量電極上及びドレインバスライン端部のドレインバスライン端子上の保護膜が開口され、コンタクトホールが形成されている。また、上記のコンタクトホールの形成と同時に同一のフォトマスクを用いて、ゲートバスライン端部のゲートバスライン端子上及び蓄積容量バスライン端部の蓄積容量バスライン端子(以下、単に外部接続端子ともいう)上の保護膜及び絶縁膜が開口され、コンタクトホールが形成されている。その後、第3の導電性材料からなる画素電極が画素毎に形成されている。画素電極は、コンタクトホールを介してソース電極及び蓄積容量電極に電気的に接続されている。
【0006】
独立Cs型の液晶表示装置では、各蓄積容量バスラインを同電位に維持するために、複数の蓄積容量バスラインを電気的に接続する共通蓄積容量配線が形成される。共通蓄積容量配線には、外部接続端子を介して所定の電圧が印加される。
特開昭62−265688号公報には、蓄積容量バスラインを束ねた共通蓄積容量配線の例が記載されている。特開平3−72321号公報には、表示領域外でゲートバスラインとの間に付加容量を形成する共通蓄積容量配線の構成が記載されている。特開平9−160076号公報には、蓄積容量バスライン及び共通蓄積容量配線上にそれぞれ形成されたコンタクトホールと、両コンタクトホール間に形成された接続配線とを介して、蓄積容量バスラインと共通蓄積容量配線との間を電気的に接続する構成が記載されている。特開平7−218930号公報には、正スタガ型のTFTを備え、ゲート電極と同一の形成材料ではなく遮光膜と同一の形成材料で蓄積容量バスラインが形成された構成が記載されている。
【0007】
また、独立Cs型の液晶表示装置では、対向基板上に形成される共通電極と蓄積容量バスラインとを同電位にするために、表示領域外に設けられるトランスファ部を介して共通電極と各蓄積容量バスラインとの間が電気的に接続される。特開平8−234220号公報には、トランスファ部を基板外周に複数配置する例が記載されている。特開平8−136949号公報には、正スタガ型のTFTを備え、ゲート電極と同一の形成材料ではなく遮光膜と同一の形成材料でトランスファ部の接続端子が形成された構成が記載されている。特開平9−15646号公報には、付加抵抗を介して共通蓄積容量配線と共通電極との間を接続する構成が記載されている。
【0008】
図6は、従来の表示装置用基板の構成の一例を示している。図6に示すように、TFT基板102の破線で囲まれた表示領域には、互いに並列して図の左右方向に延びる複数のゲートバスライン114(図6では4本示している)が形成されている。各ゲートバスライン114の図中左方の端部には、ゲートバスライン端子116がそれぞれ形成されている。
【0009】
またTFT基板102の表示領域には、ゲートバスライン114に並列して、ゲートバスライン114と同一の形成材料からなる複数の蓄積容量バスライン118(図6では4本示している)が形成されている。蓄積容量バスライン118の図中右方の端部には、ゲートバスライン114及び蓄積容量バスライン118と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線120が図の上下方向に延びて形成されている。共通蓄積容量配線120は、複数の蓄積容量バスライン118に接続されている。図示を省略しているが、表示領域には、ゲートバスライン114及び蓄積容量バスライン118に絶縁膜を介して交差して、互いに並列して図の上下方向に延びる複数のドレインバスラインが形成されている。
【0010】
TFT基板102の図中左上、右上及び右下の3つの端部には、外部接続端子142がそれぞれ形成されている。外部接続端子142は、蓄積容量バスライン118又は共通蓄積容量配線120に接続されている。各蓄積容量バスライン118には、外部接続端子142を介して外部から所定の電圧が印加されるようになっている。
【0011】
共通蓄積容量配線120の近傍には、対向基板(図示せず)と貼り合わせた際に、対向基板上の共通電極にトランスファ部を介して接続されるトランスファ形成領域144が配置されている。トランスファ形成領域144には、例えばゲートバスライン114と同一の形成材料により接続パッドが形成されている。接続パッドは、共通蓄積容量配線120に電気的に接続されている。しかしながら、図6に示す構成では、特に外部接続端子142に接続されていない蓄積容量バスライン118の先端部で信号の遅延が問題になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図7は、従来の表示装置用基板の構成の他の例を示している。図7に示すように、TFT基板102上には、互いに並列して図の左右方向に延びる複数のゲートバスライン114(図7では4本示している)が形成されている。各ゲートバスライン114の両端部には、ゲートバスライン端子116がそれぞれ形成されている。
【0013】
またTFT基板102上には、ゲートバスライン114に並列して、ゲートバスライン114と同一の形成材料からなる複数の蓄積容量バスライン118(図7では4本示している)が形成されている。蓄積容量バスライン118の図中右方の端部には、蓄積容量バスライン118と異なる導電性材料からなる共通蓄積容量配線120が図の上下方向に延びて形成されている。共通蓄積容量配線120は、複数の蓄積容量バスライン118に接続されている。蓄積容量バスライン118の図中左方の端部には、蓄積容量バスライン118と異なる導電性材料からなる共通蓄積容量配線121が図の上下方向に延びて形成されている。共通蓄積容量配線121は、複数の蓄積容量バスライン118に接続されている。
【0014】
本例の構成では、共通蓄積容量配線120、121が蓄積容量バスライン118の両端側に形成され、外部接続端子を介して所定の電圧が印加されるようになっている。図6に示す構成と比較して、付加容量C、電気抵抗Rがともに約半分になるため、蓄積容量バスライン118での信号の遅延を抑制できる。しかし本例の構成では、蓄積容量バスライン118と異なる導電性材料からなる共通蓄積容量配線120、121を新たに形成する必要があるため、製造工程が増加してしまう可能性があるという問題が生じる。
【0015】
近年、液晶表示装置の表示画面の大型化に伴って、蓄積容量バスライン118の長さは長くなり、面電極である共通電極の面積は大きくなっている。これにより、蓄積容量バスライン118及び共通電極の電気抵抗がさらに増加している。
蓄積容量バスライン118の電気抵抗を減少させるには配線幅を太くするか、厚さ(膜厚)を厚くする必要がある。しかし、蓄積容量バスライン118の配線幅を太くすると開口率が低下してしまう。また蓄積容量バスライン118の厚さを厚くするのには限界があり、また製造工程での蓄積容量バスライン形成材料の成膜時間が増加してしまう。
【0016】
また、液晶表示装置の画素の高精細化に伴って、各蓄積容量バスライン118が絶縁膜を介してドレインバスラインと交差する交差領域の数が増加している。
これにより、各蓄積容量バスライン118の付加容量がさらに増加している。
【0017】
蓄積容量バスライン118の電気抵抗や付加容量が増加すると、電気抵抗及び付加容量の値の積で決定されるCR時定数に基づき、画素電位の補償に対する信号の遅延が生じる。信号の遅延が生じると、液晶表示装置の表示品質が低下してしまう。
【0018】
一方、画素の高精細化に伴ってゲートバスラインの本数も増加するため、フレーム周期が不変であれば、ゲートバスライン毎に割り当てられる画素電位の書込み時間が減少する。したがって、上記の信号の遅延がさらに問題になる。
【0019】
特に、ゲート電極の非駆動時にのみ蓄積容量を形成するCsオンゲート型の液晶表示装置では、ゲートバスラインに要求されるCR時定数が、独立Cs型の液晶表示装置の蓄積容量バスラインとゲートバスラインに要求されるCR時定数よりも厳しくなる。このため、大画面、高精細の液晶表示装置では、独立Cs型が用いられる。独立Cs型においても、各バスラインの信号の入力端子近傍と、入力端子からの距離が長くなるバスラインの先端部との双方で要求される抵抗値を満たすためには、更なる低抵抗化が望まれている。共通電極においても、信号の入力端子近傍と入力端子からの距離が長くなる端部との双方で要求抵抗値を満たすためには、更なる低抵抗化が望まれる。
【0020】
十分な低抵抗化が果たせない場合、画素電極と共通電極との間には所望の電圧と異なる電圧が印加されてしまう。このため、ノーマリホワイトモードの液晶表示装置では、バスラインの先端部に接続された画素が所望の階調よりも白っぽく表示される表示むら(輝度傾斜)が生じてしまうという問題が生じる。同様に、ノーマリブラックモードの液晶表示装置では、バスラインの先端部に接続された画素が所望の階調よりも黒っぽくなる表示むらが生じてしまうという問題が生じる。これらの表示むらの問題は、蓄積容量バスラインあるいは共通電極単独での解決は困難である。
【0021】
本発明の目的は、製造工程を増加させずに良好な表示特性の得られる表示装置用基板及びそれを備えた表示装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、基板上に互いに並列して第1の導電性材料で形成され、前記基板の一端側から駆動信号が入力される複数の第1のバスラインと、前記複数の第1のバスラインに絶縁膜を介して交差し、互いに並列して第2の導電性材料で形成された複数の第2のバスラインと、前記複数の第1のバスラインに並列して、前記第1の導電性材料で形成された複数の第3のバスラインと、前記基板の他端側に前記第1の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインに接続された第1の共通配線と、前記基板の他端側に第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の接続配線と、前記基板の他端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第2の共通配線とを有することを特徴とする表示装置用基板によって達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態による表示装置用基板及びそれを備えた表示装置について図1乃至図5を用いて説明する。まず、本実施の形態の前提となる液晶表示装置の構成について説明する。液晶表示装置には、TAB(Tape Automated Bonding)実装によりドライバIC回路が接続される。液晶表示装置の製造コスト低減、製造工程の簡略化及び信頼性の向上等の観点から、TAB実装を行う箇所はできるだけ少ない方がよい。すなわち、ゲートバスライン、ドレインバスラインともに、それぞれ一端側から駆動信号が入力される実装方式である片側実装(片側取出し)が望ましい。
【0024】
一方、蓄積容量バスラインや共通電極に対しては、基板の両端側から所定の電圧が印加されるのが望ましい。基板の一端側から所定の電圧が印加される構造では、電圧信号の遅延が最も問題となる領域は入力端子からの距離が長い他端側である。それに対し、基板の両端側から所定の電圧が印加される構造では、電圧信号の遅延が最も問題となる領域は表示領域の中央部である。すなわち、基板の両端側から電圧が印加される構造では、最も遅延が問題となる領域の入力端子からの距離が約半分になるため、電気抵抗R及び付加容量Cがともに約半分になり、時定数は約4分の1になる。
【0025】
図1は、本実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示している。図1に示すように、液晶表示装置は、TFTや画素電極等が画素領域毎に形成されたTFT基板2と、TFT基板2に対向配置され、カラーフィルタ(CF)等が形成された対向基板4と、両基板2、4間に封止された液晶(図示せず)とを有している。対向基板4側から見ると、TFT基板2の隣接する2辺近傍の表面は露出している。TFT基板2の露出した領域のうち図の左側には、ゲートバスラインを駆動するドライバICが搭載された複数のTCP(Tape Carrier Package)10(図1では2つ示している)が実装されている。また、TFT基板2の露出した領域のうち図の上側には、ドレインバスラインを駆動するドライバICが搭載された複数のTCP12(図1では4つ示している)が実装されている。複数のTCP10、12は、周辺回路基板(図示せず)に接続されている。
【0026】
図2は、本実施の形態によるTFT基板の構成を示している。図2に示すように、TFT基板2上には、互いに並列して図の左右方向に延びる複数のゲートバスライン14(図2では4本示している)が形成されている。各ゲートバスライン14の図中左方の端部には、ゲートバスライン端子16がそれぞれ形成されている。
【0027】
またTFT基板2上には、ゲートバスライン14に並列して、ゲートバスライン14と同一の形成材料からなる複数の蓄積容量バスライン18(図2では4本示している)が形成されている。ゲートバスライン14及び蓄積容量バスライン18に絶縁膜を介して交差して、複数のドレインバスライン24(図2では6本示している)が形成されている。各ドレインバスライン18の図中上方の端部には、ドレインバスライン端子26がそれぞれ形成されている。
【0028】
蓄積容量バスライン18の図中右方の端部には、ゲートバスライン14及び蓄積容量バスライン18と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線20(共通配線)が図の上下方向に延びて形成されている。共通蓄積容量配線20は、複数の蓄積容量バスライン18に接続されている。また、蓄積容量バスライン18の図中右方の端部には、ドレインバスライン24と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線22が形成されている。共通蓄積容量配線22は、複数の蓄積容量バスライン18に電気的に接続されている。蓄積容量バスライン18の図中左方の端部には、ドレインバスライン24と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線23が形成されている。共通蓄積容量配線23は、複数の蓄積容量バスライン18に電気的に接続されている。
【0029】
TFT基板2の図中右上、左上及び左下の3つの端部には、蓄積容量バスラインに所定の電圧が印加される外部接続端子42が形成されている。外部接続端子42は、共通蓄積容量配線20又は23に電気的に接続されている。外部接続端子42は、図1に示すTCP10、12を介して外部と接続される。
【0030】
TFT基板2の四隅の端部には、対向基板と貼り合わせた際に、対向基板側に形成されている共通電極とトランスファ部を介して電気的に接続されるトランスファ形成領域44が配置されている。トランスファ形成領域44には、例えば蓄積容量バスライン18と同一の形成材料からなる下部電極と、画素電極と同一の形成材料からなる上部電極とで構成される接続パッドがそれぞれ形成されている。接続パッドは、共通蓄積容量配線20、22、23に電気的に接続されている。トランスファ形成領域44は、TFT基板2の少なくとも1組の対角近傍、又はTFT基板2のゲートバスライン14の延びる方向に沿う1辺の少なくとも両端部近傍に配置されるのが望ましい。また、さらに多数のトランスファ形成領域44を例えば表示領域の周囲にほぼ均等に配置してもよい。
【0031】
図3は、蓄積容量バスライン18と共通蓄積容量配線23とが接続されている領域を蓄積容量バスライン18の延びる方向に平行に切断した断面構成を示している。図3に示すように、ガラス基板30上に形成された蓄積容量バスライン18上の絶縁膜32及び保護膜34が開口され、コンタクトホール36が形成されている。また、絶縁膜32上に形成された共通蓄積容量配線23上の保護膜34が開口され、コンタクトホール38が形成されている。保護膜34上には、画素電極と同一の形成材料からなる接続配線40が形成されている。接続配線40は、コンタクトホール36を介して蓄積容量バスライン18に電気的に接続され、コンタクトホール38を介して共通蓄積容量配線23に電気的に接続されている。なお、コンタクトホール36、38がそれぞれ形成される領域の蓄積容量バスライン18、共通蓄積容量配線23は、接続配線40との電気的接続を確実にするために他の領域よりも太い配線幅で形成されている。
【0032】
本実施の形態では、蓄積容量バスライン18と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線20が、ゲートバスライン14に電気的に接続されることなくTFT基板2の一端側に形成されている。また、ドレインバスライン24と同一の形成材料からなる共通蓄積容量配線22、23が、TFT基板2の両端側に形成されている。このため、共通蓄積容量配線全体の電気抵抗Rを低減でき、それに伴い各蓄積容量バスライン18の時定数を低減できる。したがって、複数の蓄積容量バスライン18間の入力信号の遅延及びばらつきを防止できる。このため、画素電極と共通電極との間に所望の電圧を印加でき、輝度むらのない良好な表示特性が得られる。
【0033】
また本実施の形態では、TFT基板2の図中右上、左上及び左下の3つの端部に外部接続端子42が形成されている。このため、基板の一端側からのみ所定の電位が入力される構造と比較して、最も遅延が問題となる領域の外部接続端子42からの距離が約半分になるため、電気抵抗R及び付加容量Cがともに約半分になり、時定数は約4分の1になる。外部接続端子42は、TFT基板2の四隅に配置されればさらに効果的である。しかし、ゲートバスライン、ドレインバスラインともにそれぞれ一端側から信号が入力される実装方式である片側実装の液晶表示装置では、図2の右下の端部にはTCP10、12が接続されない(図1参照)。このため、外部接続端子42は、TFT基板2の少なくとも1組の対角近傍(図の右上及び左下の端部)、又は蓄積容量バスライン18の延びる方向にほぼ平行なTFT基板2の端辺の両端部(図の右上及び左上の端部)に配置される。
【0034】
さらに本実施の形態では、TFT基板2の四隅の端部にトランスファ形成領域44が配置されている。すなわち、対向基板側に形成される共通電極には、基板の四隅から所定の電圧が印加されることになる。このため、共通電極の時定数を低減できる。したがって、共通電極の入力信号の遅延及びばらつきを防止でき、良好な表示特性が得られる。また、トランスファ形成領域44を表示領域周囲にほぼ均等に配置することにより、さらに優れた表示特性が得られる。
【0035】
次に、本実施の形態による表示装置用基板及びそれを備えた表示装置の製造方法について説明する。ガラス基板30等の透明絶縁性基板上に、例えばアルミニウム(Al)、クロム(Cr)若しくはモリブデン(Mo)等、又はこれらの積層膜からなる金属層をスパッタ法等を用いて形成する。次に、金属層上の基板全面にレジストを塗布してパターニングし、所定形状のレジストパターンを形成する。次に、レジストパターンをエッチングマスクとして用いてエッチングし、ゲートバスライン14、ゲートバスライン端子16の下部電極、蓄積容量バスライン18、共通蓄積容量配線20、外部接続端子42の下部電極、及びトランスファ形成領域44の下部電極を形成する。
【0036】
次に、プラズマCVD法等を用いて、シリコン窒化膜(SiN膜)、又はシリコン酸化膜(SiO2膜)とSiN膜との2層膜等からなる厚さ約400nmの絶縁膜32を基板全面に形成する。なお、ゲート電極上の絶縁膜32はゲート絶縁膜となる。続いて、絶縁膜32上の基板全面に、プラズマCVD法等を用いて、例えば厚さ20nmのノンドープのi型アモルファスシリコン(a−Si)層と、例えば厚さ150nmのSiO2膜又はSiN膜とを順に形成する。次いで、フッ酸緩衝液を用いたウエットエッチングあるいはフッ素系ガスを用いたドライエッチング等によりSiO2膜又はSiN膜をパターニングし、TFTのゲート電極上の領域にチャネル保護膜を形成する。
【0037】
次に、プラズマCVD法等を用いて、例えば厚さ60nmのn+a−Si層を基板全面に形成する。次いで、スパッタ法等を用いて、例えば厚さ200nmのAl、Cr若しくはMo等、又はこれらの積層膜からなる金属層を基板全面に形成する。次に、金属層上の基板全面にレジストを塗布してパターニングし、所定のレジストパターンを形成する。次に、レジストパターンをエッチングマスクとして用いて、金属層、n+a−Si層及びa−Si層を順にエッチングする。これにより、TFTのゲート電極上にa−Si層からなる動作半導体層が形成されるとともに、n+a−Si層からなるオーミックコンタクト層を介してそれぞれ動作半導体層に接続されるソース電極及びドレイン電極が、所定の間隙を介して互いに対向して形成される。以上の工程によりTFTが完成する。
【0038】
また、ソース電極及びドレイン電極の形成と同時に、絶縁膜32及びa−Si層からなる誘電体層を介して蓄積容量バスライン18上に、n+a−Si層及び金属層からなる蓄積容量電極が形成され、ゲートバスライン14に絶縁膜32を介して交差してドレインバスライン24が形成される。さらに、ドレインバスライン24の端部には、n+a−Si層及び金属層からなるドレインバスライン端子26の下部電極が形成される。
【0039】
さらに、ドレインバスライン24の形成と同時に、表示領域の外側には、ドレインバスライン24と同一の形成材料でゲートバスライン14及び蓄積容量バスライン18と例えば直交する共通蓄積容量配線22、23が形成される。
【0040】
次いで、CVD法又はスパッタ法等を用いて、SiN膜やSiO2膜、あるいはこれらの複合膜からなり、TFTを覆う厚さ400nmの保護膜34を基板全面に形成する。次に、レジストを塗布してパターニングし、ソース電極及び蓄積容量電極上と、ドレインバスライン端子26、ゲートバスライン端子16、外部接続端子42及びトランスファ形成領域44の下部電極上とがそれぞれ開口されたレジストパターンを形成する。当該レジストパターンをマスクとして、保護膜のみ、あるいは保護膜及び絶縁膜をエッチングし、コンタクトホールをそれぞれ形成する。このエッチングは、フッ酸緩衝液によるウエットエッチング、又はCF4ガスによる反応性イオンエッチング(RIE)法等を用いて行われる。
【0041】
次いで、スパッタ法等を用いて、例えば厚さ100nmのITO等からなる透明導電膜を形成する。次に、透明導電膜を所定の形状にパターニングし、コンタクトホールを介してソース電極及び蓄積容量電極に接続される画素電極を画素領域毎に形成する。また同時に、コンタクトホールを介してドレインバスライン端子26、ゲートバスライン端子16、外部接続端子42及びトランスファ形成領域44の下部電極にそれぞれ接続される上部電極を形成する。さらに同時に、コンタクトホール36、38を介して共通蓄積容量配線22、23と蓄積容量バスライン18とを電気的に接続する接続配線40が形成される。
【0042】
本実施の形態では、共通蓄積容量配線22、23と蓄積容量バスライン18とは、画素電極と同時に形成された接続配線40と、各画素領域及び各端子部に形成されるコンタクトホールと同時に形成されたコンタクトホール36、38を介して電気的に接続されている。このため、製造工程を増加させることなく、複数の蓄積容量バスライン18間の入力信号の遅延及びばらつきを防止できる。
【0043】
次に、本実施の形態によるTFT基板の変形例について説明する。図4は、本変形例によるTFT基板2の共通蓄積容量配線近傍の構成を示している。図4に示すように、共通蓄積容量配線22’は、外部接続端子からの距離が長くなるほど配線幅が太くなるように形成されている。すなわち、共通蓄積容量配線22’の上下端に外部接続端子が接続された構成では、図4に示すように共通蓄積容量配線22’の平面形状が菱形状になる。図示を省略しているが、他の共通蓄積容量配線20’、23’は、共通蓄積容量配線22’と同様の構成を有している。
本変形例によれば、上記実施の形態と同様の効果が得られるとともに、共通蓄積容量配線20’、22’、23’の電気抵抗Rを低減できる。したがって、蓄積容量バスライン18毎の入力信号の遅延の差をより低減できるため、表示むらのより少ない優れた表示特性が得られる。
【0044】
次に、本実施の形態によるTFT基板の他の変形例について説明する。図5は、本変形例によるTFT基板2の共通蓄積容量配線20近傍の構成を示している。図5に示すように、TFT基板2は、共通蓄積容量配線20とトランスファ形成領域44との間を接続する接続配線28(第3の接続配線)を有している。接続配線28は、例えば共通蓄積容量配線20と同一の形成材料で形成されている。接続配線28は、他の共通蓄積容量配線22、23に接続されていてもよいし、共通蓄積容量配線22、23と同一の形成材料で形成されていてもよい。本変形例によっても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0045】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、有機EL表示装置や無機EL表示装置等の他の表示装置にも適用できる。
【0046】
また、上記実施の形態では、透明導電膜で画素電極が形成された透過型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、反射型や半透過型等の他の液晶表示装置にも適用できる。さらに、上記実施の形態ではボトムゲート型の液晶表示装置用基板を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、トップゲート型の液晶表示装置用基板にも適用できる。
【0047】
また、上記実施の形態では、ドライバICがTAB実装により接続されているが、本発明はこれに限らず、ドライバICがCOG(Chip On Glass)実装やCOF(Chip On Film)実装等の他の実装方法により接続されてもよい。
【0048】
以上説明した実施の形態による表示装置用基板及びそれを備えた表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
基板上に互いに並列して第1の導電性材料で形成され、前記基板の一端側から駆動信号が入力される複数の第1のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに絶縁膜を介して交差し、互いに並列して第2の導電性材料で形成された複数の第2のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに並列して、前記第1の導電性材料で形成された複数の第3のバスラインと、
前記基板の他端側に前記第1の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインに接続された第1の共通配線と、
前記基板の他端側に第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の接続配線と、
前記基板の他端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第2の共通配線と
を有することを特徴とする表示装置用基板。
【0049】
(付記2)
付記1記載の表示装置用基板において、
前記基板の一端側に前記第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の第2の接続配線と、
前記基板の一端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の第2の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第3の共通配線とをさらに有すること
を特徴とする表示装置用基板。
【0050】
(付記3)
基板上に互いに並列して第1の導電性材料で形成され、前記基板の一端側から駆動信号が入力される複数の第1のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに絶縁膜を介して交差し、互いに並列して第2の導電性材料で形成された複数の第2のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに並列して、前記第1の導電性材料で形成された複数の第3のバスラインと、
前記基板の他端側に前記第1の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインに接続された第1の共通配線と、
前記基板の一端側に第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の接続配線と、
前記基板の一端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第3の共通配線と
を有することを特徴とする表示装置用基板。
【0051】
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記第1のバスラインは、前記基板上に形成された薄膜トランジスタのゲート電極に接続され、
前記第2のバスラインは、前記薄膜トランジスタのドレイン電極に接続されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0052】
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記基板の両端側に少なくとも1つずつ配置されて前記第1乃至第3のいずれかの共通配線にそれぞれ電気的に接続され、外部から所定の電圧が印加される複数の外部接続端子をさらに有すること
を特徴とする表示装置用基板。
【0053】
(付記6)
付記5記載の表示装置用基板において、
前記外部接続端子は、前記基板の他端側であって前記第2のバスラインの一端側に少なくとも配置されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0054】
(付記7)
付記1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記第2のバスラインは、当該第2のバスラインの一端側からのみ駆動信号が入力されること
を特徴とする表示装置用基板。
【0055】
(付記8)
付記1乃至7のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記第1乃至第3のいずれかの共通配線と、対向基板上に形成される共通電極との間を電気的に接続するトランスファ部が形成される複数のトランスファ形成領域と、前記第1乃至第3のいずれかの共通配線と、前記トランスファ形成領域との間を接続する第3の接続配線とをさらに有し、
前記トランスファ形成領域は、前記基板の少なくとも1組の対角近傍に配置されていること
を特徴とする表示装置用基板。
【0056】
(付記9)
付記1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記第3の導電性材料は、前記基板上の複数の画素領域毎に形成された画素電極の形成材料であること
を特徴とする表示装置用基板。
【0057】
(付記10)
複数のバスラインを有する基板を備えた表示装置において、
前記基板に、付記1乃至9のいずれか1項に記載の表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする表示装置。
【0058】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、製造工程を増加させずに良好な表示特性の得られる液晶表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による表示装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態による表示装置用基板の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による表示装置用基板の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態による表示装置用基板の構成の変形例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態による表示装置用基板の構成の他の変形例を示す図である。
【図6】従来の表示装置用基板の構成を示す図である。
【図7】従来の表示装置用基板の他の構成を示す図である。
【符号の説明】
2 TFT基板2
4 対向基板4
10、12 TCP
14 ゲートバスライン
16 ゲートバスライン端子
18 蓄積容量バスライン
20、22、23 共通蓄積容量配線
24 ドレインバスライン
26 ドレインバスライン端子
28 接続配線
30 ガラス基板
32 絶縁膜
34 保護膜
36、38 コンタクトホール
40 接続配線
42 外部接続端子
44 トランスファ形成領域
Claims (5)
- 基板上に互いに並列して第1の導電性材料で形成され、前記基板の一端側から駆動信号が入力される複数の第1のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに絶縁膜を介して交差し、互いに並列して第2の導電性材料で形成された複数の第2のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに並列して、前記第1の導電性材料で形成された複数の第3のバスラインと、
前記基板の他端側に前記第1の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインに接続された第1の共通配線と、
前記基板の他端側に第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の接続配線と、
前記基板の他端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第2の共通配線と
を有することを特徴とする表示装置用基板。 - 請求項1記載の表示装置用基板において、
前記基板の一端側に前記第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の第2の接続配線と、
前記基板の一端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の第2の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第3の共通配線とをさらに有すること
を特徴とする表示装置用基板。 - 基板上に互いに並列して第1の導電性材料で形成され、前記基板の一端側から駆動信号が入力される複数の第1のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに絶縁膜を介して交差し、互いに並列して第2の導電性材料で形成された複数の第2のバスラインと、
前記複数の第1のバスラインに並列して、前記第1の導電性材料で形成された複数の第3のバスラインと、
前記基板の他端側に前記第1の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインに接続された第1の共通配線と、
前記基板の一端側に第3の導電性材料で形成され、前記複数の第3のバスラインにそれぞれ接続された複数の接続配線と、
前記基板の一端側に前記第2の導電性材料で形成され、前記複数の接続配線を介して前記複数の第3のバスラインに電気的に接続された第3の共通配線と
を有することを特徴とする表示装置用基板。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置用基板において、
前記基板の両端側に少なくとも1つずつ配置されて前記第1乃至第3のいずれかの共通配線にそれぞれ電気的に接続され、外部から所定の電圧が印加される複数の外部接続端子をさらに有すること
を特徴とする表示装置用基板。 - 複数のバスラインを有する基板を備えた表示装置において、
前記基板に、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする表示装置。
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