JP2004087720A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による半導体装置200は、半導体基板210と、半導体基板210の表面上に設けられた絶縁膜220と、絶縁膜220上に形成された浮遊ゲート電極235と、浮遊ゲート電極235の表面上に、シリコン酸化膜270a、シリコン窒化膜270bおよびシリコン酸化膜270cの順に積層された三層構造を有するONO膜270と、ONO膜270上に形成された制御ゲート電極280と、浮遊ゲート電極235の側面または制御ゲート電極280の側面が含まれる平面P1と、シリコン窒化膜270bの側面が含まれる平面P2とを備え、平面P1と平面P2との間の間隔が5nm以下である。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体記憶装置としてフラッシュメモリが頻繁に使用されている。フラッシュメモリを有する従来の半導体装置を図14および図15に示す。
【0003】
図14および図15は、従来の半導体装置100のメモリ領域の拡大断面図である。図14に示す断面は、図1のX−X線に沿った断面に相当し、図15に示す断面は、図1のY−Y線に沿った断面に相当する。
【0004】
図14に示すように、半導体基板10内に素子分離用のSTI(Shallow Trench Isolation)40が設けられている。隣り合うSTI40の間に素子形成領域45がある。素子形成領域45の表面上にはゲート絶縁膜20が設けられており、ゲート絶縁膜20上には浮遊ゲート電極35が形成されている。浮遊ゲート電極35は、ドープトポリシリコン層30、60から成る。浮遊ゲート電極35の上面および側面は絶縁膜70によって被覆されている。よって、浮遊ゲート電極35は絶縁膜によって囲まれ浮遊状態となっている。絶縁膜70は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を積層して成る、いわゆるONO膜である。絶縁膜70の上には、制御ゲート電極80が形成されている。制御ゲート電極80は、ドープトポリシリコンから成る。制御ゲート電極80の上には、シリサイド(例えば、WSi)層90が形成されている。シリサイド層90の上には、シリコン窒化膜95が設けられ、さらにシリコン窒化膜95上にシリコン酸化膜98が設けられている。
【0005】
図15は、図14に示す浮遊ゲート電極35および制御ゲート電極80が延伸する方向に対して垂直方向に切断したときの半導体装置100の断面図である。図15に示すように、浮遊ゲート電極35および制御ゲート電極80の側面にはシリコン酸化膜99が形成されている。
【0006】
次に、図17(A)および図17(B)を参照して、従来の半導体装置100の製造方法をシリコン酸化膜98の形成後から簡単に説明する。尚、図17(A)および図17(B)は、図1のY−Y線に沿った断面に相当する。
【0007】
図17(A)に示すように従来の方法によりシリコン酸化膜98等の層が形成された後、フォトリソグラフィおよびRIE(Reactive Ion Etching)により、シリコン酸化膜98およびシリコン窒化膜95をパターニングする。次に、シリコン窒化膜95をマスクとして、RIEによって、シリサイド層90、ドープドポリシリコン層(制御ゲート電極)80、絶縁膜70、ドープドポリシリコン層30、60およびゲート絶縁膜20をエッチングする。
【0008】
次に、RTO(Rapid Thermal Oxidation)法を用いて、酸素雰囲気中で熱処理することによって 図17(B)に示すようにシリコン酸化膜99が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図15に示した浮遊ゲート電極35と制御ゲート電極80との境界部C1の拡大断面図を図16(B)に示す。図16(A)はRTO処理前の断面図であり、図16(B)はRTO処理後の断面図である。
【0010】
RTO処理前においては、図16(A)に示すように、浮遊ゲート電極35、絶縁膜70および制御ゲート電極80のそれぞれの側面は同一平面上にある。
【0011】
しかし、RTO処理後においては、図16(B)に示すように、浮遊ゲート電極35の側面または制御ゲート電極80の側面には相当のシリコン酸化膜99が成長する一方で、シリコン窒化膜70bの側面にはほとんどシリコン酸化膜が成長しない。即ち、シリコン酸化膜99が局部的に成長してしまう。それによって、浮遊ゲート電極35および制御ゲート電極80の側面のシリコン酸化膜厚とシリコン窒化膜70bの側面のシリコン酸化膜厚は著しく不均一となる。従って、シリコン窒化膜70bの側面と浮遊ゲート電極35の側面または制御ゲート電極80の側面との間隔d1が大きくなる。
【0012】
RTO処理前においては間隔d1はほぼ0であるのに対しRTO処理後においては間隔d1は大きくなるので、境界部C1の絶縁膜70の端には大きな機械的応力が発生する。その応力は、浮遊ゲート電極35を介してゲート絶縁膜20に伝播する。一般に、ゲート絶縁膜20は、浮遊ゲート電極35が電荷を受け渡しするときにトンネルゲート酸化膜として機能する。従って、ゲート絶縁膜20に応力が作用する場合には、ゲート絶縁膜20の端に電子トラップが誘起される。
その結果、素子のしきい値の変動や電荷の移動度の低下などの問題が生じる。
【0013】
一般に、図8に示すように、ゲート絶縁膜20に作用する応力が大きくなるほど電子トラップが増加し、図10に示すように、電子トラップに比例してしきい値の変化量が大きくなる。よって、ゲート絶縁膜20に作用する応力が大きくなることは好ましくない。
【0014】
また、図9に示すように、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置において書込み/消去(以下、W/E(Write and Erase)ともいう)の繰返しによってしきい値電圧が変化することは、電子トラップの増加が原因と考えられる。
ゲート絶縁膜20に作用する応力が大きくなることにより、不揮発性半導体記憶装置の電子トラップが多くなる。よって、この観点からも、ゲート絶縁膜20に作用する応力が大きくなることは好ましくない。
【0015】
そこで、本発明の目的は、ゲート絶縁膜に作用する応力が従来よりも低く、ゲート絶縁膜にトラップされる電子が従来よりも少ない半導体装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に従った実施の形態による半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の表面上に設けられた第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、前記第1のゲート電極上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層の順に積層された三層構造を有する第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成された第2のゲート電極とを備え、前記第1のゲート電極の側面または前記第2のゲート電極の側面が含まれる第1の平面と前記第2種類の絶縁層の側面が含まれる第2の平面との間の間隔が5nm以下である。
【0017】
好ましくは、前記第1のゲート電極の表面と前記第1のゲート電極の側面との境界にある第1の端部の曲率半径が1nm以上である。
【0018】
好ましくは、前記第2のゲート電極の底面と前記第2のゲート電極の側面との境界にある第2の端部の曲率半径が1nm以上である。
【0019】
好ましくは、前記第1の平面と前記第2の平面との間の間隔が2nm以上である。
【0020】
好ましくは、前記第1種類の絶縁層はシリコン酸化膜であり、前記第2種類の絶縁層はシリコン窒化膜であり、第2の絶縁膜は該シリコン酸化膜および該シリコン窒化膜から成るONO膜である。
【0021】
好ましくは、前記第1のゲート電極は電荷を保持することができる浮遊ゲート電極であり、前記第2のゲート電極は、前記浮遊ゲート電極への電荷の注入および該浮遊ゲート電極からの電荷の引き出しを制御する制御ゲート電極であり、不揮発性記憶装置である。
【0022】
本発明に従った実施の形態による半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面上に第1の絶縁膜を設けるステップと、前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極材料を堆積するステップと、前記第1のゲート電極材料上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層を順に積層した三層構造の第2の絶縁膜を設けるステップと、前記第2の絶縁膜上に第2のゲート電極材料を堆積するステップと、前記第2のゲート電極材料、前記第2の絶縁膜および前記第1のゲート電極材料を同一パターンにエッチングし、前記第1のゲート電極材料から成る第1のゲート電極および前記第2のゲート電極材料から成る第2のゲート電極を形成するエッチングステップと、少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面をオゾン(O3)雰囲気中で酸化するステップとを備えている。
【0023】
本発明に従った実施の形態による他の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面上に第1の絶縁膜を設けるステップと、前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極材料を堆積するステップと、前記第1のゲート電極材料上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層を順に積層した三層構造の第2の絶縁膜を設けるステップと、前記第2の絶縁膜上に第2のゲート電極材料を堆積するステップと、前記第2のゲート電極材料、前記第2の絶縁膜および前記第1のゲート電極材料を同一パターンにエッチングし、前記第1のゲート電極材料から成る第1のゲート電極および前記第2のゲート電極材料から成る第2のゲート電極を形成するエッチングステップと、少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面を水素(H2)および酸素(O2)雰囲気中で酸化するステップとを備えている。
【0024】
好ましくは、前記エッチングステップ後に、少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面を酸素(O2)雰囲気中でドライ酸化するステップと、少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面に酸化膜を堆積するステップとをさらに備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。尚、本実施の形態は本発明を限定するものではない。
【0026】
図1は、本発明に係る実施の形態に従った半導体装置200のメモリ領域の平面図である。図1の縦方向に能動領域Aと素子分離領域Iとが交互に延在している。能動領域Aにはメモリ素子が形成され、隣り合う能動領域Aは素子分離領域Iによって電気的に絶縁されている。ゲート部Gが、能動領域Aおよび素子分離領域Iの上に、能動領域Aと素子分離領域Iとを横切るように延在している。
【0027】
図2は、図1のX−X線に沿った半導体装置200の断面図である。素子分離領域IにはSTI240が形成され、能動領域Aには素子形成領域245が形成されている。
【0028】
半導体装置200は、半導体基板210と、半導体基板210の表面上に設けられたゲート絶縁膜220と、ゲート絶縁膜210上に形成された浮遊ゲート電極235と、浮遊ゲート電極235の表面上に設けられた絶縁膜270と、絶縁膜270上に形成された制御ゲート電極280と、制御ゲート電極280上に設けられたシリサイド層290と、シリサイド層290上に設けられたシリコン窒化膜295と、シリコン窒化膜295上に設けられたシリコン酸化膜298とを備える。
【0029】
浮遊ゲート電極235は、ゲート絶縁膜220、STI240および絶縁膜270によって囲まれることによって半導体基板210や制御ゲート電極280から絶縁された浮遊状態にある。ある電位を制御ゲート電極280に与えることによって、電荷が素子形成領域240からゲート絶縁膜220をトンネリングして浮遊ゲート電極235へ取り込まれる。これによりデータの書込みが実行され得る。この電荷を保持することによってデータが記憶される。
【0030】
一方で、データの書込み時とは逆極性の電位を制御ゲート電極280に与えることによって、電荷が浮遊ゲート電極235からゲート絶縁膜220をトンネリングして素子形成領域240へ排出される。これによりデータの消去が実行され得る。
【0031】
このように、データの書込みおよび消去(W/E)は、電荷がゲート絶縁膜220をトンネリングすることによって行われる。よって、ゲート絶縁膜220は、トンネルゲート絶縁膜ともいう。
【0032】
図3は、図1のY−Y線に沿った半導体装置200の断面図である。Y−Y線は図1に示すゲート部Gを横切っているので、図3には複数のゲート部Gの断面が示されている。浮遊ゲート電極235の側面および制御ゲート電極280の側面にはシリコン酸化膜298が形成されている。尚、素子形成領域245には、拡散層(図示せず)が形成されている。
【0033】
次に、半導体装置200の製造方法を説明する。図4(A)から図4(F)および図5(A)から図5(C)は、半導体装置200の製造方法を工程順に示した素子断面図である。尚、図4(A)から図4(F)に示す断面図は、図1のX−X線に沿った断面図に相当する。
【0034】
図4(A)を参照して、まず、半導体基板210の表面を酸化して約8nmの厚さのゲート絶縁膜220を形成する。次に、ゲート絶縁膜220上に、LP−CVD(Low Pressure−Chemical Vapor Deposition)を用いて、約40nmの厚さのドープドポリシリコン層230、約90nmの厚さのシリコン窒化膜232、さらに、約230nmの厚さのシリコン酸化膜234を積層する。
【0035】
次に、フォトリソグラフィ技術により所定のパターンのレジストを形成し、このレジストをマスクとしてRIE法により、シリコン酸化膜234、シリコン窒化膜232、ドープドポリシリコン層230、ゲート絶縁膜220および半導体基板210をエッチングする。これにより、図4(A)に示すようにトレンチ205が半導体基板10に形成される。
【0036】
次に、RTO(Rapid Thermal Oxidation)法を用いて酸素雰囲気中で熱処理することによって、トレンチ205内で露出したシリコン側壁に約6nmの厚さのシリコン酸化膜238を形成する。
【0037】
次に、HDP (High Density Plasma) 法を用いて、約550nmの厚さのシリコン酸化膜236を堆積する。
【0038】
図4(B)に示すように、次に、シリコン酸化膜236をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法によりシリコン窒化膜232が露出するまで削り平坦化する。さらに、窒素雰囲気で熱処理する。
【0039】
図4(C)に示すように、次に、シリコン窒化膜232をマスクとして、バッファードフッ酸(BHF)によりシリコン酸化膜236を約10nmエッチングする。次に、燐酸処理することによって、シリコン窒化膜232を除去する。このようにして、STI240が形成される。
【0040】
図4(D)に示すように、次に、LP−CVDにより約60nmの厚さのドープトポリシリコン層260、約130nmの厚さのシリコン酸化膜262を積層する。次に、フォトリソグラフィ技術およびRIE法を用いてシリコン酸化膜262をパターニングする。さらに、LP−CVDにより約45nmの厚さのシリコン酸化膜264を堆積する。
【0041】
図4(E)に示すように、次に、全面エッチバック法を用いて、シリコン酸化膜264をエッチングする。その後、残存するシリコン酸化膜264およびシリコン酸化膜262をマスクとして、RIE法によりドープトポリシリコン層260をエッチングする。
【0042】
図4(F)を参照して、ドープトポリシリコン層260をエッチングした後、シリコン酸化膜264およびシリコン酸化膜262を除去し、LP−CVD法により約17nmの厚さの絶縁膜270を堆積する。絶縁膜270は、約5nmの厚さのシリコン酸化膜、約7nmの厚さのシリコン窒化膜および約5nmの厚さのシリコン酸化膜を順に堆積して形成された三層構造の膜(以下、ONO膜270ともいう)である。これにより、隣り合う浮遊ゲート電極235が電気的に絶縁される。
【0043】
ONO膜270が形成された後、LP−CVD法により約80nmの厚さのドープトポリシリコン280を堆積する。次に、PVD (Physical Vapor Deposition) 法により約70nmの厚さのシリサイド層(例えば、WSi膜)290を堆積する。さらに、LP−CVD法により約300nmの厚さのシリコン窒化膜295を堆積する。
【0044】
次に、シリコン窒化膜295等を加工する。しかし、この工程は、図4に示す断面では現れないので、図5(A)から図5(C)において説明する。図5(A)から図5(C)に示す断面図は、図1のY−Y線に沿った断面図に相当する。
【0045】
図5(A)には、シリコン窒化膜295が堆積された後の素子断面図が示されている。
【0046】
図5(B)を参照して、フォトリソグラフィ技術およびRIE法により、シリコン窒化膜295がエッチングされる。さらに、シリコン窒化膜295をマスクとしてRIE法によりシリサイド層290、ドープトポリシリコン280、ONO膜270、ドープトポリシリコン層260、230およびシリコン酸化膜236がエッチングされる。これにより、ゲート部Gが形成される(図1参照)。
【0047】
図5(C)に示すように、次に、シリコン窒化膜295、シリサイド層290、ドープトポリシリコン(制御ゲート電極)280、ONO膜270、ドープトポリシリコン層260、230およびシリコン酸化膜236のそれぞれの側面を酸化する(以下、ゲート酸化ともいう)。このゲート酸化では、ラジカル酸素を主とした酸化種とするオゾンO3酸化が採用されている。このようにして図2および図3に示す半導体装置200が形成される。このようにして半導体装置200が製造される。
【0048】
図6(A)および図6(B)は、オゾン(O3)酸化処理前後における図3に示す浮遊ゲート電極235と制御ゲート電極280との境界部C2の拡大断面図を示す。図6(A)はオゾン酸化処理前における境界部C2の断面図であり、図6(B)はオゾン酸化処理後における境界部C2の断面図である。
【0049】
酸化処理前においては、図6(A)に示すように、制御ゲート電極280の側面および浮遊ゲート電極235の側面とシリコン窒化膜270bの側面とは同一平面内にある。
【0050】
従来のようにゲート酸化工程にRTO法によるドライ酸化を用いた場合には、シリコン窒化膜70bの側面は酸化されない(図16(B)参照)。しかし、本実施の形態によればゲート酸化工程にオゾン酸化が用いられているので、ゲート酸化処理後において、図6(B)に示すようにONO膜270のうちシリコン窒化膜270bの側面も酸化される。従って、制御ゲート電極280の側面および浮遊ゲート電極235の側面が含まれる平面P1とONO膜270のうちシリコン窒化膜270bの側面が含まれる平面P2との間の間隔d2は従来の間隔d1と比べて小さい。よって、本実施の形態によれば、酸化処理後に、ONO膜270の端部に作用する応力が小さい。
【0051】
このように、シリコン窒化膜270bの側面を強制的に酸化することによって、ONO膜270の端部での酸化膜の薄膜化を防ぐことができる。その結果、ONO膜270の端部に作用する応力を低減し、さらに、ゲート酸化膜220への応力を低減することができる。
【0052】
本実施の形態においては、ゲート酸化工程にオゾンO3酸化を採用している。
しかし、オゾンO3酸化に代えて、水素H2と酸素O2を高温で反応させてラジカル酸素を生成する酸化方法を採用しても同様の効果が得られる。
【0053】
図7は、定電流ストレス時間とその定電流を保つようにゲートに印加する電圧Vgを示す一般的なグラフである。ゲート絶縁膜220に約0.1A/cm2の定電流ストレスを約20秒間加える。即ち、ゲート絶縁膜220に約2C/cm2の電荷を注入する。
【0054】
一般的に、定電流ストレス時間tを長くすると、Vgは一旦低下し、その後、上昇に転じる。このときVgの最小値をVminとし、時間tが20秒のときのVgをV20sする。電子トラップΔVgeをV20s−Vminと定義する。
【0055】
図8は、ゲート絶縁膜220に作用する機械的応力と電子トラップΔVgeとの関係を示す一般的なグラフである。ゲート絶縁膜220に作用する応力と電子トラップΔVgeとは比例関係にあることがわかる。本実施の形態による半導体装置200は、ゲート絶縁膜220に作用する応力が従来例より小さいので、ゲート絶縁膜220の電子トラップΔVgeも従来例より少ない。
【0056】
図9は、半導体記憶装置において、書込み/消去の回数、即ち、W/E耐性とメモリ素子のしきい値電圧との関係を示す一般的なグラフである。このグラフから書込み/消去の回数が多くなると、メモリ素子の書込み時のしきい値電圧が変化することがわかる。半導体装置200はゲート絶縁膜220に作用する応力が従来例より小さいので、書込み/消去の回数が多くなっても電子トラップΔVgeが少ない。よって、本実施の形態によれば、しきい値電圧の変化ΔVthが従来例より小さいという効果が得られる。
【0057】
図10は、周辺回路素子における電子トラップΔVgeとしきい値電圧の変化ΔVthとの関係を示すグラフである。このグラフから、電子トラップΔVgeとしきい値電圧の変化ΔVthとは比例関係にあることがわかる。本実施の形態によれば、ゲート絶縁膜220に作用する応力が従来例より小さいので、電子トラップΔVgeが少ない。よって、ゲート絶縁膜220を有する周辺回路素子においてしきい値電圧の変化ΔVthが小さいという効果が得られる。
【0058】
図11は、図6(B)に示す間隔d2と図16(B)に示す間隔d1とを比較したグラフである。このグラフの横軸は、ゲート酸化工程に挿入されたテストピース(TP)に形成された酸化膜厚を示す。縦軸は、間隔d1または間隔d2を示す。間隔d2は間隔d1よりも小さいことが明確にわかる。即ち、本実施の形態にゲート絶縁膜220に作用する応力は、従来のゲート絶縁膜20に作用する応力よりも小さいことがわかる。
【0059】
尚、一般的に、TPの酸化膜厚を6nm以下にした場合には、ゲート絶縁膜220にトラップされる電子が多くなってしまう。また、TPの酸化膜厚を12nm以上にした場合には、比較的長時間に亘り高温の熱処理を施さなければならないので、それにより、ゲート絶縁膜220に欠陥が生じ易くなる。従って、TPの酸化膜厚は約6nmから約12nmであることが好ましい。
【0060】
TPの酸化膜厚が約6nm以上かつ約12nm以下であることが好ましいことから、間隔d2は約2nm以上かつ5nm以下であることが好ましいことが導出できる。
【0061】
また、図6(B)の破線円で示す浮遊ゲート電極235および制御ゲート電極280のそれぞれの端部C3およびC4の曲率半径は約1nm以上である。端部C3およびC4の曲率半径が大きいことによって、浮遊ゲート電極235の端部および制御ゲート電極280の端部に集中する電界が緩和される。それによって、ONO膜270が破壊され難くなる。
【0062】
図12は、端部C3およびC4の曲率半径とそれらの最大電界強度の関係を示すグラフである。端部C3およびC4の曲率半径が小さくなると、電界は指数関数的に大きくなる。浮遊ゲート電極の端部および制御ゲート電極の曲率半径が約1nm未満の場合には、約20MV/cm以上という非常に高い電界が浮遊ゲート電極の端部と制御ゲート電極の端部との間に印加される。
【0063】
端部C3およびC4の曲率半径が約1nm以上であることによって、浮遊ゲート電極235の端部および制御ゲート電極280の端部に印加される電界は約15MV/cm以下になる。これにより、ONO膜270が破壊され難くなる。より好ましくは、端部C3およびC4の曲率半径が約3nmから約4nmであることによって、浮遊ゲート電極235の端部および制御ゲート電極280の端部に印加される電界は約10MV/cm以下にすることができる。これにより、さらに、ONO膜270が破壊され難くなる。尚、図12は、ONO膜270の厚さが約7nmであって、かつ、浮遊ゲート電極235の平坦部と制御ゲート電極280の平坦部との間には約5MV/cmの電界が印加されていたときのグラフである。
【0064】
図13は、本発明に係る第2の実施の形態による半導体装置300の断面図を示す。本実施の形態の平面図は、図1に示す第1の実施の形態と同様である。また、本実施の形態のX−X線に沿った断面図は、図2に示す第1の実施の形態と同様である。図13に示す断面図は、図1の平面図におけるY−Y線に沿った断面図に相当する。
【0065】
半導体装置300の製造方法は、図4(A)から図5(B)までは半導体装置200の製造方法と同様である。図5(B)の工程の後、酸素雰囲気中においてRTO法によりゲート酸化する。このとき図1の平面図におけるY−Y線に沿った半導体装置300の断面図は、図17(B)に示す断面図と同様である。
【0066】
次に、図13に示すように、LP−CVDによりシリコン酸化膜301を形成する。これは、シリサイド層(WSi層)290がオゾン(O3)酸化によって異常酸化することを防止するためである。その後、ラジカル酸素を主な酸化種とするオゾン酸化を用いてさらにゲート酸化する。このオゾン酸化によりシリコン酸化膜301が加熱処理され、また、このオゾン酸化によりONO膜270の端が酸化される。それによって、破線円で示す境界部C5は、図6(B)に示す断面図と同様の断面図となる。従って、第2の実施の形態による半導体装置300も第1の実施の形態による半導体装置200と同様の効果を有する。
【0067】
シリサイド層290がオゾン酸化によって異常酸化される場合があるが、本実施の形態によれば、オゾン酸化工程の前にLP−CVDによりシリコン酸化膜301が形成されるので、シリサイド層290がオゾン酸化によって異常酸化されることはない。さらに、本実施の形態によれば、酸素雰囲気中においてRTO法によりゲート酸化が行われている。これにより、浮遊ゲート電極235の端部付近のゲート絶縁膜220に発生した欠陥が消滅し、その結果、ゲート絶縁膜220の電子トラップを低減することができる。また、ゲート絶縁膜220内の水素を排除する効果もある。さらに、RTO法はオゾン酸化よりも高温であるので、RTO法を用いていない第1の実施の形態に比較して、シリサイド層290をより低抵抗化するという効果もある。
【0068】
尚、本実施の形態においてゲート酸化にオゾン酸化を用いているが、オゾン(O3)に代えて、水素(H2)と酸素(O2)を高温で反応させてラジカル酸素を生成する酸化方法を用いても本実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】
本発明に従った半導体装置によれば、ゲート絶縁膜に作用する応力が従来よりも低く、ゲート絶縁膜にトラップされる電子が従来よりも少ない。
【0070】
本発明に従った半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜に作用する応力が従来よりも低く、ゲート絶縁膜にトラップされる電子が従来よりも少ない半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態に従った半導体装置200のメモリ領域の平面図。
【図2】図1のX−X線に沿った半導体装置200の断面図。
【図3】図1のY−Y線に沿った半導体装置200の断面図。
【図4】半導体装置200の製造方法を工程順に示した素子断面図。
【図5】半導体装置200の製造方法を工程順に示した素子断面図。
【図6】図3に示す境界部C2の拡大断面図。
【図7】定電流ストレス時間と電子トラップの量を示すグラフ。
【図8】ゲート絶縁膜220に作用する機械的応力と電子トラップΔVgeとの関係を示す一般的なグラフ。
【図9】W/E耐性とメモリ素子のしきい値電圧との関係を示す一般的なグラフ。
【図10】周辺回路素子における電子トラップΔVgeとしきい値電圧の変化ΔVthとの関係を示すグラフ。
【図11】間隔d2と間隔d1とを比較したグラフ。
【図12】端部C3およびC4の曲率半径とそれらの最大電界強度の関係を示すグラフ。
【図13】本発明に係る第2の実施の形態による半導体装置300の断面図。
【図14】従来の半導体装置100のメモリ領域の拡大断面図。
【図15】従来の半導体装置100のメモリ領域の拡大断面図。
【図16】図15に示す境界部C1の拡大断面図。
【図17】従来の半導体装置100の製造方法を示す素子断面図。
【符号の説明】
200、300 半導体装置
210 半導体基板
220 ゲート絶縁膜
230、260 ドープドポリシリコン層
232、295、270b シリコン窒化膜
234、236、238、262、264、298、270a、270c、301 シリコン酸化膜
235 浮遊ゲート電極
240 STI
245 素子形成領域
270 絶縁膜ONO膜
280 制御ゲート電極
290 シリサイド層
P1、P2 平面
d2、d1 間隔
Claims (9)
- 半導体基板と、
前記半導体基板の表面上に設けられた第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
前記第1のゲート電極上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層の順に積層された三層構造を有する第2の絶縁膜と、
前記第2の絶縁膜上に形成された第2のゲート電極とを備え、
前記第1のゲート電極の側面または前記第2のゲート電極の側面が含まれる第1の平面と前記第2種類の絶縁層の側面が含まれる第2の平面との間の間隔が5nm以下である半導体装置。 - 前記第1のゲート電極の表面と前記第1のゲート電極の側面との境界にある第1の端部の曲率半径が1nm以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2のゲート電極の底面と前記第2のゲート電極の側面との境界にある第2の端部の曲率半径が1nm以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
- 前記第1の平面と前記第2の平面との間の間隔が2nm以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1種類の絶縁層はシリコン酸化膜であり、
前記第2種類の絶縁層はシリコン窒化膜であり、
第2の絶縁膜は該シリコン酸化膜および該シリコン窒化膜から成るONO膜であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体装置。 - 前記第1のゲート電極は電荷を保持することができる浮遊ゲート電極であり、前記第2のゲート電極は、前記浮遊ゲート電極への電荷の注入および該浮遊ゲート電極からの電荷の引き出しを制御する制御ゲート電極であり、
不揮発性記憶装置であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。 - 半導体基板の表面上に第1の絶縁膜を設けるステップと、
前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極材料を堆積するステップと、
前記第1のゲート電極材料上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層を順に積層した三層構造の第2の絶縁膜を設けるステップと、
前記第2の絶縁膜上に第2のゲート電極材料を堆積するステップと、
前記第2のゲート電極材料、前記第2の絶縁膜および前記第1のゲート電極材料を同一パターンにエッチングし、前記第1のゲート電極材料から成る第1のゲート電極および前記第2のゲート電極材料から成る第2のゲート電極を形成するエッチングステップと、
少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面をオゾン(O3)雰囲気中で酸化するステップとを備えた半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の表面上に第1の絶縁膜を設けるステップと、
前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極材料を堆積するステップと、
前記第1のゲート電極材料上に、第1種類の絶縁層、第2種類の絶縁層および第1種類の絶縁層を順に積層した三層構造の第2の絶縁膜を設けるステップと、
前記第2の絶縁膜上に第2のゲート電極材料を堆積するステップと、
前記第2のゲート電極材料、前記第2の絶縁膜および前記第1のゲート電極材料を同一パターンにエッチングし、前記第1のゲート電極材料から成る第1のゲート電極および前記第2のゲート電極材料から成る第2のゲート電極を形成するエッチングステップと、
少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面を水素(H2)および酸素(O2)雰囲気中で酸化するステップとを備えた半導体装置の製造方法。 - 前記エッチングステップ後に、少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面を酸素(O2)雰囲気中でドライ酸化するステップと、
少なくとも前記第1のゲート電極の側面、前記第2のゲート電極の側面および前記第2の絶縁膜の側面に酸化膜を堆積するステップとをさらに備えたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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