JP2002190535A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002190535A
JP2002190535A JP2000388799A JP2000388799A JP2002190535A JP 2002190535 A JP2002190535 A JP 2002190535A JP 2000388799 A JP2000388799 A JP 2000388799A JP 2000388799 A JP2000388799 A JP 2000388799A JP 2002190535 A JP2002190535 A JP 2002190535A
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oxide film
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Kiyoteru Kobayashi
清輝 小林
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
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    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソース、ドレインのそれぞれ直上のシリコン
窒化膜中に捕獲した電子による情報が容易に失われた
り、書き換わったりしない不揮発性記憶半導体装置を提
供する。 【解決手段】 半導体装置は、半導体基板1の表面内部
に形成されたドレイン7と、ソース8と、前記ドレイン
と前記ソースの上にわたって形成された絶縁膜5と、前
記絶縁膜の上に設けられたゲート電極とからなるメモリ
トランジスタを有し、前記ドレインと前記ソースとの間
の前記ゲート絶縁膜の一部に電子移動の障害となる電子
移動障害領域14が設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置等の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置としては、例え
ば、図13に示すように、シリコン基板1の表面内部に
n+拡散層からなるドレイン7、それにn+拡散層から
なるソース8が形成されている。また、ドレイン7とソ
ース8の上にわたってゲート絶縁膜5が積層され、この
ゲート絶縁膜5の上にゲート電極21が設けられてメモ
リトランジスタは構成されている。さらに、ドレイン7
とソース8の直上には分離酸化膜(LOCOS)6が形
成されており、さらにこの各メモリトランジスタを構成
するゲート絶縁膜5は分離酸化膜(LOCOS)6の上
で分離されている。また、このゲート絶縁膜5は、シリ
コン酸化膜2、シリコン窒化膜3、シリコン酸化膜4か
らなる積層膜(ONO膜)で構成されている。この不揮
発性半導体記憶装置は、NROMとして知られている
(Extended Abstracts of the 1999 International Con
ference on Solid State Devices and Materials, Toky
o, 1999, pp.522-523、米国特許第5,768,192
号公報)。
【0003】この不揮発性半導体記憶装置(NROM)
への書き込み動作を、以下に添付図面を用いて説明す
る。この不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ
では、ドレイン7の直上のシリコン窒化膜3に電荷が捕
獲されて情報が記憶される場合(ビットAでの記憶)
と、ソース8の直上のシリコン窒化膜3に電荷が捕獲さ
れて情報が記憶される場合(ビットBでの記憶)とがあ
る。
【0004】このうち、まずビットAへの書込み動作を
述べる。図14の(a)に示すように、シリコン基板1
は接地され、ドレイン7に5V、ソース8に0V、ゲー
ト電極5に10Vを加えておき、チャネルホットエレク
トロン注入を行ってドレイン7直上のシリコン窒化膜3
に電子を注入する。注入された電子はシリコン窒化膜3
のトラップ準位に捕獲される。この電子のトラップ準位
への捕獲をビットAへの書込み動作と定義する。一方、
ビットBへの書込みの場合には、図14の(b)に示す
ように、シリコン基板1を接地し、ドレイン7に0V、
ソース8に7V、ゲート電極5に10Vを加え、チャネ
ルホットエレクトロン注入を行いソース8直上のシリコ
ン窒化膜3に電子を注入する。この電子は、シリコン窒
化膜3のトラップ準位に捕獲される。この電子のトラッ
プ準位への捕獲をビットBへの書込み動作と定義する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、従来の不
揮発性メモリでは、ドレイン7直上のシリコン窒化膜3
あるいはソース8直上のシリコン窒化膜3に電子を捕獲
して情報を記憶する。しかし、ドレイン7直上のシリコ
ン窒化膜3に捕獲された電子がシリコン窒化膜3中を移
動してソース8の近傍にまで達すると、ドレイン7直上
のシリコン窒化膜3中での電子密度が減ってこのビット
Aの情報が失われる。一方、ソース8近傍のビットBの
情報は書き換わってしまう。この逆の場合も同様に起こ
る場合があり、ビットAとビットBの情報はそれぞれ書
き換わったり、失われたりする。
【0006】そこで、本発明の目的は、ソース、ドレイ
ンのそれぞれ直上のシリコン窒化膜中に捕獲した電子に
よる情報が容易に失われたり、書き換わったりしない不
揮発性記憶半導体装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、半導体基板の表面内部に形成されたドレインと、ソ
ースと、前記半導体基板の表面に前記ドレインと前記ソ
ースの上にわたって形成された絶縁膜と、前記絶縁膜の
上に設けられたゲート電極とからなり、前記絶縁膜にお
いて、前記ドレインと前記ソースとの中間の上のチャネ
ル部を含む領域に電子移動の障害となる電子移動障害領
域が設けられてなることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る半導体装置は、前記半
導体装置であって、前記電子移動障害領域は、前記絶縁
膜において、前記チャネル部を含む領域であって、前記
ドレインと前記ソースのいずれにも平行な方向に延在し
て設けられてなることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係る半導体装置は、前記
半導体装置であって、前記絶縁膜は、シリコン酸化膜/
シリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜からなること
を特徴とする。
【0010】またさらに、本発明に係る半導体装置は、
前記半導体装置であって、前記電子移動障害領域は、前
記絶縁膜の前記チャネル部を含む領域に水素イオンを注
入してなる水素注入領域からなることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る半導体装置は、前記半
導体装置であって、前記電子移動障害領域は、前記絶縁
膜の前記チャネル部を含む領域にフッ素イオンを注入し
てなるフッ素注入領域からなることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明に係る半導体装置は、前記
半導体装置であって、前記電子移動障害領域は、前記絶
縁膜を構成する前記シリコン窒化膜の不連続部分からな
り、該不連続部分は、前記チャネル部を含むと共に、シ
リコン酸化膜が挿入されてなることを特徴とする。
【0013】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板の表面内部にドレインと、ソースとを形成する
工程と、前記半導体基板の表面に前記ドレインと前記ソ
ースの上にわたって絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁
膜において、前記ドレインと前記ソースとの中間の上の
チャネル部を含む領域に電子移動の障害となる電子移動
障害領域を設ける工程と、前記絶縁膜の上にゲート電極
を設ける工程とからなることを特徴とする。
【0014】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板上に絶縁膜を積層する工程と、前記絶縁膜の上
にレジスト膜をパターニングする工程と、前記パターニ
ングしたレジスト膜をマスクとして前記絶縁膜に少なく
とも2つの開口部を形成するように前記絶縁膜をエッチ
ングする工程と、前記絶縁膜の前記2つの開口部から前
記半導体基板内へイオン注入を行って、前記半導体基板
の表面にドープ領域を形成する工程と、前記2つの開口
部から半導体表面を加熱酸化して分離酸化膜を形成する
工程と、前記2つの開口部を埋めるように前記分離酸化
膜の上に酸化膜を堆積させる工程と、前記分離酸化膜上
の前記酸化膜を残すようにして前記レジスト膜を除去す
る工程と、前記分離酸化膜上の前記酸化膜の周囲にサイ
ドウオールを形成する工程と、前記サイドウオール間で
露出している前記絶縁膜の一部にイオン注入を行ってイ
オン注入領域を形成する工程と、前記露出している前記
絶縁膜の上にワード線を形成する工程とからなることを
特徴とする。
【0015】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、前記半導体装置の製造方法であって、前記イオン注
入領域を形成する工程において、前記イオンは、水素イ
オンであることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明に係る半導体装置の製造方
法は、前記半導体装置の製造方法であって、前記イオン
注入領域を形成する工程において、前記イオンは、フッ
素イオンであることを特徴とする。
【0017】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板上に絶縁膜を積層する工程と、前記絶縁膜の上
にレジスト膜をパターニングする工程と、前記パターニ
ングしたレジスト膜をマスクとして前記絶縁膜に少なく
とも2つの開口部を形成するように前記絶縁膜をエッチ
ングする工程と、前記絶縁膜の前記2つの開口部から前
記半導体基板内へイオン注入を行って、前記半導体基板
の表面にドープ領域を形成する工程と、前記2つの開口
部から半導体表面を加熱酸化して分離酸化膜を形成する
工程と、前記2つの開口部を埋めるように前記分離酸化
膜の上に酸化膜を堆積させる工程と、前記分離酸化膜上
の前記酸化膜を残すようにして前記レジスト膜を除去す
る工程と、前記分離酸化膜上の前記酸化膜の周囲にサイ
ドウオールを形成する工程と、前記サイドウオール間で
露出している前記絶縁膜の一部をエッチングする工程
と、前記絶縁膜の前記エッチングされた箇所に酸化膜を
埋設する工程と、前記埋設酸化膜の上にワード線を形成
する工程とからなることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、前記半導体装置の製造方法であって、前記絶縁膜
は、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜
の積層膜からなることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る半導体
装置は、ゲート絶縁膜を構成するシリコン窒化膜にドレ
インとソースの間のチャネル部を含む領域に電子移動の
障害となる電子移動障害領域を有する。この電子移動障
害領域としては、例えば、水素イオンを注入した水素注
入領域、フッ素イオンを注入したフッ素注入領域等のイ
オン注入領域がある。このイオン注入領域としては、こ
れに限られず、例えば、酸素イオンを注入した酸素イオ
ン注入領域であってもよい。また、電子移動障害領域と
しては、ゲート絶縁膜を構成するシリコン窒化膜の一部
にシリコン酸化膜を挿入されたシリコン窒化膜の不連続
部分であってもよい。このように、この半導体装置で
は、ゲート絶縁膜を構成するシリコン窒化膜に電子移動
障害領域を有するので、ドレインとソースのそれぞれの
直上にあるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動
しにくくなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれの
ビットに記憶している情報は容易に失われず安定に保持
できる。
【0020】なお、特開平11−40803号公報に
は、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜からなるゲート
絶縁膜に元素濃度1020個/cm3〜1021個/cm3
ハロゲン元素を含んでいる半導体装置が開示されてい
る。この半導体装置では、ゲート絶縁膜の絶縁破壊耐性
向上を目的としてゲート絶縁膜の全体にハロゲン元素を
導入している。このようにゲート絶縁膜の全体にハロゲ
ン元素を導入した場合には、情報記憶のために注入され
た電子がトラップされにくくなるため、情報記憶が確実
に行われなかったり、情報記憶に時間がかかるなどの欠
点が生じるものと考えられる。また、この半導体装置
は、いわゆるNROMではなく、ドレイン、ソースのそ
れぞれの直上にあるゲート絶縁膜で情報を記憶させるも
のではない。一方、本発明は、ドレイン、ソースの上に
記憶させている電子が移動することによって情報が失わ
れるというNROM特有の課題を解決するものである。
そこで、本発明に係る半導体装置では、情報を記憶させ
るドレイン直上とソース直上を避けてドレインとソース
との間のゲート絶縁膜の一部に電子移動障害領域を設け
て、ドレインとソース間での電子移動を抑制している。
【0021】実施の形態1.本発明の実施の形態1に係
る半導体装置は、ゲート絶縁膜を構成するシリコン窒化
膜にドレインとソースの中間の上にあるチャネル部を含
む領域に水素イオン注入領域を有している。この水素イ
オン注入領域が電子移動の障害となる電子移動障害領域
として機能するため、ドレインとソースのそれぞれの直
上にあるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動し
にくくなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビ
ットに記憶している情報は容易に失われず安定に保持で
きる。
【0022】具体的には、この半導体装置は、図1の断
面図に示すように、ゲート絶縁膜5を構成するシリコン
窒化膜3のドレイン7とソース8の中間の上にあるチャ
ネル部を含む領域に水素イオン17をおよそ2×1021
cm3の濃度で含有する電子移動障害領域である水素イ
オン注入領域14を有する。なお、シリコン窒化膜のチ
ャネル部におけるイオン種は、例えば、水素イオン、フ
ッ素イオン、酸素イオン等を用いることができる。ま
た、このイオン濃度は、1018cm3〜1023cm3の範
囲が好ましい。全体の構成について説明すると、この半
導体装置は、いわゆるNROMの構成を有しており、シ
リコン基板1の表面にn+拡散層からなるドレイン7と
n+拡散層からなるソース8が形成されている。なお、
ドレイン7とソースをn+層とする場合、このシリコン
基板1は、好ましくはp型である。また、ドレイン7と
ソース8の上にわたってゲート絶縁膜5が積層され、こ
のゲート絶縁膜5の上にゲート電極13が設けられてメ
モリトランジスタを構成している。またドレイン7とソ
ース8との直上には分離酸化膜(LOCOS)6が形成
され、さらにこの分離酸化膜6の上にはシリコン酸化膜
13が設けられて、各メモリトランジスタを構成するゲ
ート絶縁膜5を分離している。
【0023】なお、このゲート絶縁膜5は、シリコン酸
化膜2、シリコン窒化膜3、シリコン酸化膜4の積層膜
(ONO膜)で構成されている。さらに、このシリコン
窒化膜3は、ドレイン7とソース8の中間部のチャネル
中央において水素注入領域14を有している。また、ゲ
ート電極は、ワード線12とサイドウオール11で構成
されている。
【0024】また、分離酸化膜6としては、ここでは加
熱酸化によるLOCOSを形成する場合について述べた
が、これに限られず、トレンチであってもよい。また、
その他の種類の分離酸化膜であってもよい。
【0025】次に、この半導体装置の製造方法について
以下に説明する。まず、シリコン基板1上に加熱酸化
法、例えば、850℃の水蒸気酸化によって6nmの厚
さのシリコン酸化膜2を成長させる。このシリコン酸化
膜2の上に、SiH2Cl2ガスとNH3ガスとを用い、
減圧CVD法によって10nmの厚さのシリコン窒化膜
3を堆積させる。次いで、このシリコン窒化膜3の上
に、SiH2Cl2ガスとN 2Oガスを用い、減圧CVD
法によって6nmの厚さのシリコン酸化膜4を堆積させ
る。このシリコン酸化膜2、シリコン窒化膜3、それに
シリコン酸化膜4の積層膜によって絶縁膜5を構成す
る。さらに、このシリコン酸化膜4の上に、SiH2
2ガスとNH3ガスとを用い、減圧CVD法によって3
00nmの厚さのシリコン窒化膜9を堆積させる(図
2)。
【0026】次に、フォトリソグラフィとエッチングに
よって、シリコン窒化膜9、それに絶縁膜5を構成する
シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜3、シリコン酸化膜
2をストライプ状に除去して開口部を形成する(図
3)。さらに、この開口部からイオン注入法で砒素イオ
ン2×1015cm-2をシリコン基板1に注入してドープ
領域を形成する。さらに、この開口部からシリコン基板
を加熱酸化して分離酸化膜(LOCOS)6を形成す
る。この加熱酸化の際に、砒素イオンのドープ領域で砒
素が活性化されて、分離酸化膜6の下からシリコン基板
の表面にかけて、n+拡散層からなるドレイン7、ソー
ス8が形成される(図4)。次いで、減圧CVD法によ
り、開口部を埋めるように400nmの厚さのシリコン
酸化膜10を堆積させる(図5)。その後、このシリコ
ン酸化膜10を化学的機械研磨法(CMP:Chemical M
echanical Polishing)によって平坦化し、次いで、ド
ライエッチングによってシリコン酸化膜10をエッチバ
ックしてシリコン酸化膜の部分13を残す(図6)。次
に、熱リン酸を用いてシリコン窒化膜9を除去する。そ
の後、減圧CVD法により400nmの厚さのリンドー
プトポリシリコンを堆積させ、これをドライエッチング
により分離酸化膜6の上に設けられたシリコン酸化膜1
3の周囲にサイドウオール11を形成する(図7)。さ
らに、シリコン酸化膜13とサイドウオール11をマス
クとして、イオン注入法で2×1015cm-2の水素イオ
ン17をドレイン7とソース8との間の露出しているシ
リコン窒化膜3に注入する。これによって、露出部の直
下のシリコン窒化膜3には、水素イオン17がおよそ2
×1021cm3の濃度で注入され、水素イオン注入領域
14が形成される。なお、シリコン窒化膜へ注入するイ
オンの濃度は、1018cm3〜1023cm3の範囲が好ま
しい。
【0027】その後、減圧CVD法により200nmの
厚さのリンドープトポリシリコンを堆積させ、これをフ
ォトリソグラフィとエッチングによってパターニングし
てワード線12を形成する。次いで850℃の熱処理を
施すことにより、ワード線12とサイドウオール11を
構成するリンドープトポリシリコン中のリンが活性化さ
れる。これによって、ワード線12とサイドウオール1
1によってゲート電極が構成される(図8)。
【0028】以上の工程によって、半導体基板1の表面
内部に形成されたドレイン7と、ソース8と、このドレ
イン7とソース8の上にわたって形成された絶縁膜5
と、この絶縁膜5の上に設けられたゲート電極とからな
るメモリトランジスタを有する半導体装置が得られる。
この半導体装置では、ドレイン7とソース8との間の絶
縁膜の一部に電子移動の障害となる水素イオン注入領域
14が設けられている。
【0029】なお、この半導体装置の製造方法では、ゲ
ート絶縁膜5に水素イオン17を注入する領域を、分離
酸化膜6の上に設けられたシリコン酸化膜の周囲に形成
されたサイドウオール11の間のほぼ中央に露出させた
領域として特定している。一方、このようなサイドウオ
ール11を形成することなく、シリコン窒化膜9を全面
的に除去した後、水素イオン注入領域14をパターニン
グして特定する場合には、水素イオン注入領域14とチ
ャネル中央との位置ずれを生じることがある。これはパ
ターニングの際にマスク合わせずれが生じることがある
ためである。この水素イオン注入領域14がドレイン7
直上又はソース8直上のシリコン窒化膜3に形成される
と、ホットエレクトロン注入時に電子捕獲が困難となっ
て書込み速度が低下する。そこで、この半導体装置の製
造方法では、シリコン窒化膜9を除去する前にあらかじ
め分離酸化膜6の上にシリコン酸化膜13を形成してい
る。シリコン窒化膜9の除去後、このシリコン酸化膜1
3の周囲にサイドウオール11を形成することによっ
て、2つのサイドウオール11間のほぼ中央に水素イオ
ン注入領域14であるチャネル中央を精度よく露出させ
ることができる。そのため、サイドウオール11を形成
することが好ましい。
【0030】この半導体装置では、ドレイン7、ソース
8の直上のシリコン窒化膜3に記憶した情報を安定に保
持できる理由については以下のように考えている。通
常、ドレイン直上のシリコン窒化膜3に捕獲された電荷
はシリコン窒化膜3のトラップ準位に捕獲されていると
考えられる。このため、この捕獲された電荷は、熱的に
励起されると、水平方向に連続しているシリコン窒化膜
3の他の電子を捕獲していない空の準位にホッピングに
よって移っていく機構が考えられる。この半導体装置で
は、シリコン窒化膜3の一部にイオン注入された水素
が、熱処理によってダングリングボンドと結合し、シリ
コン窒化膜3のトラップ準位を低減させるものと考えら
れる。これによってドレイン7直上のシリコン窒化膜3
に捕獲された電子のソース8方向への移動が抑制され
る。同様にして、ソース8直上のシリコン窒化膜3に捕
獲された電子のドレイン方向への移動もまた抑制され
る。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビットに記
憶している情報は容易に失われず安定に保持できる。
【0031】さらに、この不揮発性メモリへの書き込み
動作を以下に説明する。この不揮発性半導体記憶装置の
メモリトランジスタでは、ドレイン7の直上のシリコン
窒化膜3に電荷が捕獲されて情報が記憶される場合(ビ
ットAでの記憶)と、ソース8の直上のシリコン窒化膜
3に電荷が捕獲されて情報が記憶される場合(ビットB
での記憶)とがある。まず、ビットAへの書込み動作に
ついて説明する。ここでシリコン基板1は接地されてい
る。ビットAへの書込み動作は、ドレイン7に5V、ソ
ース8に0V、ゲート電極に10Vを加えておき、チャ
ネルホットエレクトロン注入を行ってドレイン7直上の
シリコン窒化膜3に電子を注入することにより行われ
る。この電子はシリコン窒化膜3のトラップ準位に捕獲
される。この書込み動作をビットAへの書込み動作と定
義する。
【0032】一方、ビットBへの書込み動作は次のよう
にして行うことができる。ビットBへの書込み動作は、
シリコン基板1を接地し、例えば、ドレイン7に0V、
ソース8に5V、ゲート電極に10Vを加え、チャネル
ホットエレクトロン注入を行いソース8直上のシリコン
窒化膜3に電子を注入することにより行われる。この電
子は、シリコン窒化膜3のトラップ準位に捕獲される。
この書込み動作をビットBへの書込み動作と定義する。
【0033】また、この不揮発性半導体記憶装置の読出
し動作について説明する。ビットAの読出しの際は、例
えば、ドレイン7に0V、ソース8に2V、ゲート電極
に4Vを加え、シリコン基板1を接地する。これによっ
てソース8近傍に空乏層ができ、ソース8直上のシリコ
ン窒化膜3に捕獲された電子がトランジスタのしきい値
へ及ぼす影響を抑制できる。これによってドレイン7直
上のシリコン窒化膜3に捕獲された電子が主としてトラ
ンジスタのしきい値に作用する。ドレイン7直上のシリ
コン窒化膜3に電子が捕獲された状態では、ビットAの
しきい値は高くなる。このしきい値が相対的に高い状態
を「1」状態と定義する。ドレイン7直上のシリコン窒
化膜3に電子が捕獲されていない状態ではビットAのし
きい値は相対的に低い。この、しきい値が相対的に低い
状態を「0」状態と定義する。
【0034】一方、ビットBの読出し動作の際は、例え
ば、ドレイン7に2V、ソース8に0V、ゲート電極に
4Vを加え、シリコン基板1を接地する。以下、ビット
Aの読出しの際と同様にして、ビットBの「1」状態と
「0」状態が定義される。
【0035】次いで、消去動作について説明する。ビッ
トAの消去動作では、シリコン基板1を接地し、例え
ば、ドレイン7に6V,ソース8に0V、ゲート電極に
−4Vを加え、ドレイン領域においてバンド間トンネリ
ング誘起ホットホール注入を行う。これによってシリコ
ン窒化膜3に正孔を注入し、捕獲されていた電荷との再
結合によって負電荷が消滅する。これによってビットA
の情報の消去を行う。
【0036】ビットBの消去動作では、シリコン基板1
を接地し、例えば、ドレイン7に0V、ソース8に6
V、ゲート電極に−4Vを加える。以下、ビットAと同
様にしてビットBの情報の消去を行う。
【0037】この不揮発性半導体記憶装置では、上記の
通り、ゲート絶縁膜5を構成するシリコン窒化膜3に電
子移動障害領域である水素注入領域14を設けている。
これによって、この水素注入領域14を越えて電荷の移
動が起こり難くなるため、ビットAとビットBに記憶さ
れたそれぞれの情報は互いに容易に失われない。
【0038】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
る不揮発性半導体記憶装置は、ゲート絶縁膜を構成する
シリコン窒化膜にドレインとソースの中間部において、
フッ素イオン注入領域を有している。このフッ素イオン
注入領域が電子移動の障害となる電子移動障害領域とし
て機能するため、ドレインとソースのそれぞれの直上に
あるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにく
くなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビット
に記憶している情報は容易に失われず安定に保持でき
る。
【0039】具体的には、この半導体装置は、実施の形
態1に係る不揮発性半導体記憶装置と比較すると、電子
移動障害領域がフッ素イオン注入領域15からなる点で
相違する。全体の構成について説明すると、この半導体
装置は、シリコン基板1の表面にn+拡散層からなるド
レイン7とn+拡散層からなるソース8が形成されてい
る。また、ドレイン7とソース8の上にわたってゲート
絶縁膜5が積層され、このゲート絶縁膜5の上にワード
線12とサイドウオール11とからなるゲート電極が設
けられてメモリトランジスタを構成している。またドレ
イン7とソース8との直上には分離酸化膜(LOCO
S)6が形成され、さらにこの分離酸化膜6の上にはシ
リコン酸化膜13が設けられて、各メモリトランジスタ
を構成するゲート絶縁膜5を分離している。
【0040】次に、この半導体装置の製造方法について
説明する。この半導体装置の製造方法は、実施の形態1
に係る半導体装置の製造方法と比較すると、ゲート絶縁
膜5を構成するシリコン窒化膜3に、水素イオンではな
くフッ素イオンをイオン注入して電子移動障害領域であ
るフッ素イオン注入領域15を形成している点で相違す
る。
【0041】具体的には、実施の形態1に係る製造方法
と同様にしてサイドウオール11を形成する。次いで、
シリコン酸化膜13とサイドウオール11をマスクとし
てイオン注入法で2×1015cm-2のフッ素イオンをシ
リコン窒化膜3に添加する。これによって、露出部分の
絶縁膜を構成するシリコン窒化膜3の一部にフッ素イオ
ンが2×1021/cm3の濃度で注入された電子移動障
害領域であるフッ素イオン注入領域15を形成する。そ
の後、実施の形態1に係る製造方法と同様にして、減圧
CVD法により200nmの厚さのリンドープトポリシ
リコンを堆積させ、フォトリソグラフィとエッチングに
よりパターニングしてワード線12を形成する。次い
で、850℃の熱処理を施すことによってワード線12
とサイドウオール11を構成するリンドープトポリシリ
コン中のリンが活性化される。このワード線12とサイ
ドウオール11とでゲート電極を構成する。
【0042】以上の工程によって、半導体基板1の表面
内部に形成されたドレイン7と、ソース8と、このドレ
イン7とソース8の上にわたって形成された絶縁膜5
と、この絶縁膜5の上に設けられたワード線12とサイ
ドウオール11とで構成されるゲート電極とからなるメ
モリトランジスタを有する半導体装置が得られる。この
半導体装置では、ドレイン7とソース8との間の絶縁膜
を構成するシリコン窒化膜3の一部に電子移動の障害と
なるフッ素イオン注入領域15が設けられている。
【0043】この半導体装置では、シリコン窒化膜3に
添加されたフッ素が、その後の熱処理によってシリコン
窒化膜3中のダングリングボンドと結合し、シリコン窒
化膜3のトラップ準位を低くすると考えられる。このた
め、ドレイン7直上のシリコン窒化膜3に捕獲された電
子のソース8方向への移動が抑制される。同様にして、
ソース8直上のシリコン窒化膜3に捕獲された電子のド
レイン7方向への移動も抑制される。そこで、ドレイン
7とソース8のそれぞれのビットに記憶している情報は
容易に失われず安定に保持できる。
【0044】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
る半導体装置は、ゲート絶縁膜を構成するシリコン窒化
膜にドレインとソースの中間部において、シリコン酸化
膜が挿入されてなるシリコン窒化膜の不連続部分を有す
る。このシリコン窒化膜の不連続部分は、電子移動の障
害となる電子移動障害領域として機能するため、ドレイ
ンとソースのそれぞれの直上にあるシリコン窒化膜に捕
獲されている電子が移動しにくくなる。そこで、ドレイ
ンとソースのそれぞれのビットに記憶している情報は容
易に失われず安定に保持できる。
【0045】具体的には、この半導体装置は、実施の形
態1に係る不揮発性半導体記憶装置と比較すると、図9
に示すように、電子移動障害領域がシリコン窒化膜3の
一部にシリコン酸化膜16が挿入されてなる不連続部分
からなる点で相違する。全体の構成について説明する
と、この半導体装置は、シリコン基板1の表面にn+拡
散層からなるドレイン7とn+拡散層からなるソース8
が形成されている。また、ドレイン7とソース8の上に
わたってゲート絶縁膜5が積層され、このゲート絶縁膜
5の上にワード線12とサイドウオール11とで構成さ
れるゲート電極が設けられてメモリトランジスタを構成
している。またドレイン7とソース8との直上には分離
酸化膜(LOCOS)6が形成され、さらにこの分離酸
化膜6の上にはシリコン酸化膜13が設けられて、各メ
モリトランジスタを構成するゲート絶縁膜5を分離して
いる。
【0046】次に、この半導体装置の製造方法について
添付図面を用いて説明する。この半導体装置の製造方法
は、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法と比較す
ると、シリコン窒化膜3の一部をエッチングで除去し
て、除去した箇所にシリコン酸化膜16を埋めこんでシ
リコン窒化膜3の不連続部分で電子移動障害領域を形成
している点で相違する。
【0047】具体的には、この半導体装置の製造方法
は、実施の形態1に係る製造方法とほぼ同様にしてサイ
ドウオール11を形成する(図7)。次いで、シリコン
酸化膜13とサイドウオール11をマスクとして、ドラ
イエッチングでシリコン酸化膜4を部分的に除去する。
さらにドライエッチングでシリコン窒化膜3を部分的に
除去する(図10)。次に、減圧CVD法により300
nmの厚さのシリコン酸化膜16を堆積させる(図1
1)。次いで、シリコン窒化膜3を部分的に除去した箇
所(不連続部分)とその上部にのみシリコン酸化膜16
を残して、その他のシリコン酸化膜16をエッチバック
して除去する。これによって、シリコン窒化膜3の一部
にシリコン酸化膜16を挿入してなるシリコン窒化膜3
の不連続部分からなる電子移動障害領域が形成される
(図12)。以下、実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法と同様にして、この半導体装置が得られる。
【0048】この半導体装置では、シリコン窒化膜3が
トランジスタのチャネル中央で分断されている。このた
め、ドレイン7直上のシリコン窒化膜3に捕獲された電
子のソース方向への移動が抑制される。同様にして、ソ
ース直上のシリコン窒化膜3に捕獲された電子のドレイ
ン7方向への移動が抑制される。そこで、ドレイン7と
ソース8のそれぞれのビットに記憶している情報は容易
に失われず安定に保持できる。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明に係る半導
体装置によれば、絶縁膜において、ドレインとソースの
中間の上のチャネル部を含む領域に電子移動障害領域を
有するので、ドレインとソースのそれぞれの直上にある
シリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにくくな
る。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビットに記
憶している情報は容易に失われず安定に保持できる。
【0050】また、本発明に係る半導体装置によれば、
電子移動障害領域が絶縁膜において、チャネル部を含む
領域であって、前記ドレインと前記ソースのいずれにも
平行な方向に延在して設けられてなる。そのため、ドレ
インとソースのそれぞれの直上にあるシリコン窒化膜に
捕獲されている電子が移動しにくくなる。そこで、ドレ
インとソースのそれぞれのビットに記憶している情報は
容易に失われず安定に保持できる。
【0051】さらに、本発明に係る半導体装置によれ
ば、絶縁膜にシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコ
ン酸化膜の積層膜を用いるので、安定した絶縁膜の特性
を得ることができる。
【0052】またさらに、本発明に係る半導体装置によ
れば、電子移動障害領域である水素イオン注入領域を有
するので、ドレインとソースのそれぞれの直上にあるシ
リコン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにくくな
る。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビットに記
憶している情報は容易に失われず安定に保持できる。
【0053】また、本発明に係る半導体装置によれば、
電子移動障害領域であるフッ素イオン注入領域を有する
ので、ドレインとソースのそれぞれの直上にあるシリコ
ン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにくくなる。そ
こで、ドレインとソースのそれぞれのビットに記憶して
いる情報は容易に失われず安定に保持できる。
【0054】さらに、本発明に係る半導体装置によれ
ば、電子移動障害領域として絶縁膜を構成するシリコン
窒化膜の一部にシリコン酸化膜が挿入されたシリコン窒
化膜の不連続部分が設けられているので、ドレインとソ
ースのそれぞれの直上にあるシリコン窒化膜に捕獲され
ている電子が移動しにくくなる。そこで、ドレインとソ
ースのそれぞれのビットに記憶している情報は容易に失
われず安定に保持できる。
【0055】本発明に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、絶縁膜において、ドレインとソースの上のチャネル
部を含む領域に電子移動障害領域を設けているので、ド
レインとソースのそれぞれの直上にあるシリコン窒化膜
に捕獲されている電子が移動しにくくなる。そこで、ド
レインとソースのそれぞれのビットに記憶している情報
は容易に失われず安定に保持できる。
【0056】本発明に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、絶縁膜において、ドレインとソースの上のチャネル
部を含む領域にイオン注入によって電子移動障害領域を
設けているので、ドレインとソースのそれぞれの直上に
あるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにく
くなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビット
に記憶している情報は容易に失われず安定に保持でき
る。また、この製造方法では、サイドウオールを設ける
ことによって、2つのサイドウオール間のほぼ中央に絶
縁膜を露出させることができ、電子移動障害領域である
イオンを注入する領域を精度よく設けることができる。
このため、トランジスタのチャネルを短くし、メモリセ
ルの微細化を行う場合にも適している。
【0057】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
によれば、水素イオンを注入して電子移動障害領域を形
成しているので、ドレインとソースのそれぞれの直上に
あるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動しにく
くなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビット
に記憶している情報は容易に失われず安定に保持でき
る。
【0058】さらに、本発明に係る半導体装置の製造方
法によれば、フッ素イオンを注入して電子移動障害領域
を形成しているので、ドレインとソースのそれぞれの直
上にあるシリコン窒化膜に捕獲されている電子が移動し
にくくなる。そこで、ドレインとソースのそれぞれのビ
ットに記憶している情報は容易に失われず安定に保持で
きる。
【0059】またさらに、本発明に係る半導体装置の製
造方法によれば、電子移動障害領域として絶縁膜を構成
するシリコン窒化膜の一部にシリコン酸化膜を挿入して
シリコン窒化膜の不連続部分を設けているので、ドレイ
ンとソースのそれぞれの直上にあるシリコン窒化膜に捕
獲されている電子が移動しにくくなる。そこで、ドレイ
ンとソースのそれぞれのビットに記憶している情報は容
易に失われず安定に保持できる。
【0060】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
によれば、絶縁膜にシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/
シリコン酸化膜の積層膜を用いるので、安定した絶縁膜
の特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の断
面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、シリコン基板上にゲート絶縁膜、シリ
コン窒化膜をこの順に積層した断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、エッチングを行って半導体基板を露出
させた断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、イオン注入を行ってドープ領域を形成
した後、熱酸化法で分離酸化膜を形成した断面図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、減圧CVD法によって厚いシリコン酸
化膜を堆積させた断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、化学的機械研磨法によってシリコン酸
化膜を平坦にし、エッチバックしてシリコン酸化膜の部
分を残した断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、シリコン窒化膜を除去し、リンドープ
トポリシリコンを堆積させ、ドライエッチングでサイド
ウオールを形成した断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法において、ワード線を形成し、ゲート電極を構成
した断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係る不揮発性半導体
記憶装置の断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態2に係る不揮発性半導
体記憶装置の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係る不揮発性半導
体記憶装置の製造方法の一工程を示す断面図である
【図12】 本発明の実施の形態2に係る不揮発性半導
体記憶装置の製造方法において、シリコン窒化膜の一部
にシリコン酸化膜を挿入してなるシリコン窒化膜不連続
部分からなる電子移動障害領域が形成した断面図であ
る。
【図13】 従来の半導体記憶装置の断面図である。
【図14】 (a)図13の半導体記憶装置のビットA
の書込み動作を説明する図であり、(b)図13の半導
体記憶装置のビットBの書込み動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 シリコン基板、 2 シリコン酸化膜、 3 シリ
コン窒化膜、 4 シリコン酸化膜、 5 ゲート絶縁
膜、 6 分離酸化膜、 7 ドレイン、 8ソース、
9 シリコン窒化膜、 10 シリコン酸化膜、 1
1 サイドウオール(リンドープドポリシリコン)、
12 ワード線(リンドープドポリシリコン)、 13
シリコン酸化膜(残存部)、 14 水素注入領域、
15フッ素注入領域、 16 シリコン酸化膜(窒化
膜不連続部)、 17 水素イオン、 21 ゲート電
極(リンドープドポリシリコン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA13 AA16 AA71 AB02 AC01 AD62 AE02 AE03 AE08 AF06 AG07 AG12 AG25 5F083 EP17 EP18 EP22 EP48 EP49 ER02 ER05 ER06 ER11 GA21 JA04 KA07 KA08 KA13 NA01 NA02 PR05 PR09 PR29 PR36 PR39 PR40 5F101 BA44 BA45 BA48 BB02 BC01 BD37 BE02 BE05 BE07 BF02 BH09 BH10 BH19

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面内部に形成されたドレ
    インと、ソースと、 前記半導体基板の表面に前記ドレインと前記ソースの上
    にわたって形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜の上に設けられたゲート電極とからなり、 前記絶縁膜において、前記ドレインと前記ソースとの中
    間の上のチャネル部を含む領域に電子移動の障害となる
    電子移動障害領域が設けられてなることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 前記電子移動障害領域は、前記絶縁膜に
    おいて、前記チャネル部を含む領域であって、前記ドレ
    インと前記ソースのいずれにも平行な方向に延在して設
    けられてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜は、シリコン酸化膜/シリコ
    ン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜からなることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記電子移動障害領域は、前記絶縁膜の
    前記チャネル部を含む領域に水素イオンを注入してなる
    水素注入領域からなることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記電子移動障害領域は、前記絶縁膜の
    前記チャネル部を含む領域にフッ素イオンを注入してな
    るフッ素注入領域からなることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記電子移動障害領域は、前記絶縁膜を
    構成する前記シリコン窒化膜の不連続部分からなり、 該不連続部分は、前記チャネル部を含むと共に、シリコ
    ン酸化膜が挿入されてなることを特徴とする請求項3に
    記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板の表面内部にドレインと、ソ
    ースとを形成する工程と、 前記半導体基板の表面に前記ドレインと前記ソースの上
    にわたって絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜において、前記ドレインと前記ソースとの中
    間の上のチャネル部を含む領域に電子移動の障害となる
    電子移動障害領域を設ける工程と、 前記絶縁膜の上にゲート電極を設ける工程とからなるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に絶縁膜を積層する工程
    と、 前記絶縁膜の上にレジスト膜をパターニングする工程
    と、 前記パターニングしたレジスト膜をマスクとして前記絶
    縁膜に少なくとも2つの開口部を形成するように前記絶
    縁膜をエッチングする工程と、 前記絶縁膜の前記2つの開口部から前記半導体基板内へ
    イオン注入を行って、前記半導体基板の表面にドープ領
    域を形成する工程と、 前記2つの開口部から半導体表面を加熱酸化して分離酸
    化膜を形成する工程と、 前記2つの開口部を埋めるように前記分離酸化膜の上に
    酸化膜を堆積させる工程と、 前記分離酸化膜上の前記酸化膜を残すようにして前記レ
    ジスト膜を除去する工程と、 前記分離酸化膜上の前記酸化膜の周囲にサイドウオール
    を形成する工程と、 前記サイドウオール間で露出している前記絶縁膜の一部
    にイオン注入を行ってイオン注入領域を形成する工程
    と、 前記露出している前記絶縁膜の上にワード線を形成する
    工程とからなることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記イオン注入領域を形成する工程にお
    いて、前記イオンは、水素イオンであることを特徴とす
    る請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記イオン注入領域を形成する工程に
    おいて、前記イオンは、フッ素イオンであることを特徴
    とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に絶縁膜を積層する工程
    と、 前記絶縁膜の上にレジスト膜をパターニングする工程
    と、 前記パターニングしたレジスト膜をマスクとして前記絶
    縁膜に少なくとも2つの開口部を形成するように前記絶
    縁膜をエッチングする工程と、 前記絶縁膜の前記2つの開口部から前記半導体基板内へ
    イオン注入を行って、前記半導体基板の表面にドープ領
    域を形成する工程と、 前記2つの開口部から半導体表面を加熱酸化して分離酸
    化膜を形成する工程と、 前記2つの開口部を埋めるように前記分離酸化膜の上に
    酸化膜を堆積させる工程と、 前記分離酸化膜上の前記酸化膜を残すようにして前記レ
    ジスト膜を除去する工程と、 前記分離酸化膜上の前記酸化膜の周囲にサイドウオール
    を形成する工程と、 前記サイドウオール間で露出している前記絶縁膜の一部
    をエッチングする工程と、 前記絶縁膜の前記エッチングされた箇所に酸化膜を埋設
    する工程と、 前記埋設酸化膜の上にワード線を形成する工程とからな
    る半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記絶縁膜は、シリコン酸化膜/シリ
    コン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜からなることを特
    徴とする請求項7から請求項11のいずれか一項に記載
    の半導体装置の製造方法。
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