JP2004083197A - ベルトコンベア装置 - Google Patents
ベルトコンベア装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004083197A JP2004083197A JP2002246217A JP2002246217A JP2004083197A JP 2004083197 A JP2004083197 A JP 2004083197A JP 2002246217 A JP2002246217 A JP 2002246217A JP 2002246217 A JP2002246217 A JP 2002246217A JP 2004083197 A JP2004083197 A JP 2004083197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyor device
- belt conveyor
- head
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
【課題】従来の伸縮ベルトコンベア装置は、ヘッドベルト車を2段に設ける必要があり、また、コンベアベルトが流れる向きを変換するための中間ベルト車が必要になり、また、長いコンベアベルトが必要になるので、構成が複雑となる。
【解決手段】環状のベルト3の両端内側が掛け渡された両側のベルト車4,5の中心Cを、中心軸4a,5aと直交する方向に同方向に同じ距離(移動ストロークS)だけ移動させることで、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるように構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】環状のベルト3の両端内側が掛け渡された両側のベルト車4,5の中心Cを、中心軸4a,5aと直交する方向に同方向に同じ距離(移動ストロークS)だけ移動させることで、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるように構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤのゴム部材等の帯状材料を搬送するためのベルトコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばタイヤ生産に用いるゴム部材等の帯状材料を搬送する際に、送り側あるいは受取り側の搬送速度が変化したり、断続的な送りとなる場合には、帯状材料の搬送経路長を調整できる搬送手段として、図2に示すような伸縮ベルトコンベア装置を用いる場合がある。図2において、10は伸縮ベルトコンベア装置、20は伸縮ベルトコンベア装置10の上方上流側に設けられる固定ベルトコンベア装置である。ここでは、帯状材料が図の矢印Aに示すように固定ベルトコンベア装置20から伸縮ベルトコンベア装置10を介して受取り側(巻取り側)に搬送される例を示している。
固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10は別々のサーボモータ等で個々に駆動され、各々、搬送速度が同じになるように制御される。ここで送り側の搬送速度が受取り側の搬送速度より速くなった場合には、搬送中に帯状材料が縮んだりする場合があるので、伸縮ベルトコンベア装置10の搬送経路長を長くする。即ち、図2の点線で示すように、伸縮ベルトコンベア装置10の上右側のヘッドベルト車11を右側に移動させるとともに、伸縮ベルトコンベア装置10の下右側のヘッドベルト車12を左側に移動させる。逆に、送り側の搬送速度が受取り側の搬送速度より遅くなった場合には、搬送中に材料が引張られて材料が伸びたりする場合があるので、伸縮ベルトコンベア装置10の搬送経路長を短くする。即ち、伸縮ベルトコンベア装置10の上右側のヘッドベルト車11を左側に移動させるとともに、伸縮ベルトコンベア装置10の下右側のヘッドベルト車12を右側に移動させる。伸縮ベルトコンベア装置10は上記ヘッドベルト車11,12以外のベルト車13,14,15のいずれかのベルト車の中心軸をサーボモータ等で駆動することでコンベアベルト16を回転させており、固定ベルトコンベア装置20は両端のいずれかのベルト車21,22の軸をサーボモータ等で駆動することでコンベアベルト23を回転させている。また、伸縮ベルトコンベア装置10の上側のヘッドベルト車11及び下側のヘッドベルト車12は、サーボモータで駆動する駆動軸とボールねじなどで結合され、各駆動軸が別々のサーボモータ等で駆動制御されることでヘッドベルト車11,12が移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記伸縮ベルトコンベア装置10においては、ヘッドベルト車11,12を逆方向に移動させる構成なので、ヘッドベルト車11,12を2段に設ける必要があり、また、コンベアベルト16が流れる向きを変換するための中間ベルト車13が必要になり、また、長いコンベアベルト16が必要になるので、構成が複雑となる。また、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10を駆動する別々のモータが必要となり、また、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度が同じになるように別々のモータを制御しなければならない。また、別々のモータを制御して固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度が同じになるようにしても、伸縮ベルトコンベア装置10において移動制御されるヘッドベルト車11,12は中間ベルト車13を介して上下に配置されている構成なので、ヘッドベルト車11,12の移動制御時に伸縮ベルトコンベア装置10に速度変化が生じる。このため、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度に速度差が生じ、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりする可能性がある等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のベルトコンベア装置は、環状のベルトの両端内側が掛け渡された両側のベルト車の中心を、中心軸と直交する方向に同方向に同じ距離だけ移動させることで、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるように構成した。これにより、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるベルトコンベア装置の構成を簡単にできた。
さらに、両側のベルト車とは別にベルト駆動軸を設け、当該ベルトコンベア装置に連なる帯状材料の搬送路を形成する別のベルトコンベア装置に上記ベルト駆動軸の駆動力を伝達して当該別のベルトコンベア装置を同速度で駆動させるように構成した。これにより、1つの駆動源で別のベルトコンベア装置を同じ搬送速度で駆動することができるようにした。
さらに、上記ベルト駆動軸は、コンベアベルトによる搬送面より上側に設け、これにより、両側のベルト車の移動制御時にベルトコンベア装置に速度変化が生じないようにし、別のベルトコンベア装置との間に搬送速度に速度差が生じないようにできた。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1に基づき説明する。
図1において、1は帯状材料の搬送経路長を調整できる移動ベルトコンベア装置、2は移動ベルトコンベア装置1の上方上流側に設けられた固定ベルトコンベア装置である。移動ベルトコンベア装置1は、環状のコンベアベルト3の両端内側が掛け渡された両側のベルト車であるヘッドベルト車4,テールベルト車5とは別にモータ6により駆動される駆動軸7を有する駆動ベルト車8を備え、当該移動ベルトコンベア装置1に連なる帯状材料の搬送路を形成する固定ベルトコンベア装置2に上記駆動ベルト車8の駆動力を伝達手段としての伝達ベルト9を介して固定ベルトコンベア装置2の従動ベルト車80に伝達することにより固定ベルトコンベア装置2のコンベアベルト81を回して、固定ベルトコンベア装置2を移動ベルトコンベア装置1と同速度で駆動させる。また、移動ベルトコンベア装置1は、駆動ベルト車8による駆動で回るコンベアベルト3により回転するベルト車である上記ヘッドベルト車4,テールベルト車5の中心Cを、中心軸4a,5aと直交する方向に同方向に同じ距離だけ移動させる。即ち、ヘッドベルト車4,テールベルト車5を、図1の横方向に同じ方向に移動ストロークS分の距離だけ移動させることで帯状材料を搬送する搬送経路長を移動ストロークS分だけ調整できるように構成されている。このベルト車4,5は、エアシリンダー等の移動力付与手段により移動制御され、各ベルト車4,5の中心軸4a,5aをそれぞれエアシリンダー等で同じ方向に同じ距離だけ同時に動かす。これにより、移動ベルトコンベア装置1は擬似的に従来の伸縮ベルトコンベア装置10と同様の機能を果たすので、帯状材料の搬送経路長を調整できるようになる。さらに、上記駆動ベルト車8は移動ベルトコンベア装置1のコンベアベルト3の搬送面より上側に設けた。
【0006】
本実施の形態による移動ベルトコンベア装置1によれば、ヘッドベルト車4は1つ設けるだけでよく、中間ベルト車13も不要で、また、コンベアベルト3も短くできるので、従来の伸縮ベルトコンベア装置1に比べて簡単な構成で、伸縮ベルトコンベア装置10と同様に搬送経路長を調整できる機能を備えた移動コンベア装置1が得られる。また、1つのモータ6で固定ベルトコンベア装置2を移動ベルトコンベア装置1と同じ搬送速度で駆動することができる。また、駆動源は1つのモータ6だけなので、固定ベルトコンベア装置2と移動ベルトコンベア装置1の搬送速度が同じになるように制御しなくてもよくなる。さらに、ヘッドベルト車4,テールベルト車5をそれぞれエアシリンダー等で同じ方向に同じ距離だけ同時に動かす構成とし、かつ、固定ベルトコンベア装置2を同速度で駆動させるための駆動ベルト車8をコンベアベルト3の搬送面より上側に設けたために、ヘッドベルト車4及びテールベルト車5の移動制御時に移動ベルトコンベア装置1に速度変化が生じず、固定ベルトコンベア装置2と移動ベルトコンベア装置1の搬送速度に速度差が生じないので、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりするような不具合を防止できる。
【0007】
【発明の効果】
請求項1によれば、従来の伸縮ベルトコンベア装置に比べて簡単な構成で、この伸縮ベルトコンベア装置と同様に搬送経路長を調整できる機能を備えたベルトコンベア装置が得られる。
請求項2によれば、さらに、1つの駆動源で別のベルトコンベア装置を同じ搬送速度で駆動することができ、また、駆動源は1つのモータだけなので、別のベルトコンベア装置と搬送速度が同じになるように制御しなくてもよくなるベルトコンベア装置が得られる。
請求項3によれば、さらに、両側のベルト車の移動制御時にベルトコンベア装置に速度変化が生じなくなるので、別のベルトコンベア装置との間に搬送速度に速度差が生じず、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりするような不具合を防止できるベルトコンベア装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるベルトコンベア装置を示す図。
【図2】従来のベルトコンベア装置を示す図。
【符号の説明】
1 移動ベルトコンベア装置(ベルトコンベア装置)、2 固定ベルトコンベア装置(別のベルトコンベア装置)、3 環状のコンベアベルト、4 ヘッドベルト車、4a,5a ヘッドベルト車の中心軸、5 テールベルト車、7 駆動軸、8 駆動ベルト車、9 伝達ベルト、C ヘッドベルト車,テールベルト車の中心。
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤのゴム部材等の帯状材料を搬送するためのベルトコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばタイヤ生産に用いるゴム部材等の帯状材料を搬送する際に、送り側あるいは受取り側の搬送速度が変化したり、断続的な送りとなる場合には、帯状材料の搬送経路長を調整できる搬送手段として、図2に示すような伸縮ベルトコンベア装置を用いる場合がある。図2において、10は伸縮ベルトコンベア装置、20は伸縮ベルトコンベア装置10の上方上流側に設けられる固定ベルトコンベア装置である。ここでは、帯状材料が図の矢印Aに示すように固定ベルトコンベア装置20から伸縮ベルトコンベア装置10を介して受取り側(巻取り側)に搬送される例を示している。
固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10は別々のサーボモータ等で個々に駆動され、各々、搬送速度が同じになるように制御される。ここで送り側の搬送速度が受取り側の搬送速度より速くなった場合には、搬送中に帯状材料が縮んだりする場合があるので、伸縮ベルトコンベア装置10の搬送経路長を長くする。即ち、図2の点線で示すように、伸縮ベルトコンベア装置10の上右側のヘッドベルト車11を右側に移動させるとともに、伸縮ベルトコンベア装置10の下右側のヘッドベルト車12を左側に移動させる。逆に、送り側の搬送速度が受取り側の搬送速度より遅くなった場合には、搬送中に材料が引張られて材料が伸びたりする場合があるので、伸縮ベルトコンベア装置10の搬送経路長を短くする。即ち、伸縮ベルトコンベア装置10の上右側のヘッドベルト車11を左側に移動させるとともに、伸縮ベルトコンベア装置10の下右側のヘッドベルト車12を右側に移動させる。伸縮ベルトコンベア装置10は上記ヘッドベルト車11,12以外のベルト車13,14,15のいずれかのベルト車の中心軸をサーボモータ等で駆動することでコンベアベルト16を回転させており、固定ベルトコンベア装置20は両端のいずれかのベルト車21,22の軸をサーボモータ等で駆動することでコンベアベルト23を回転させている。また、伸縮ベルトコンベア装置10の上側のヘッドベルト車11及び下側のヘッドベルト車12は、サーボモータで駆動する駆動軸とボールねじなどで結合され、各駆動軸が別々のサーボモータ等で駆動制御されることでヘッドベルト車11,12が移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記伸縮ベルトコンベア装置10においては、ヘッドベルト車11,12を逆方向に移動させる構成なので、ヘッドベルト車11,12を2段に設ける必要があり、また、コンベアベルト16が流れる向きを変換するための中間ベルト車13が必要になり、また、長いコンベアベルト16が必要になるので、構成が複雑となる。また、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10を駆動する別々のモータが必要となり、また、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度が同じになるように別々のモータを制御しなければならない。また、別々のモータを制御して固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度が同じになるようにしても、伸縮ベルトコンベア装置10において移動制御されるヘッドベルト車11,12は中間ベルト車13を介して上下に配置されている構成なので、ヘッドベルト車11,12の移動制御時に伸縮ベルトコンベア装置10に速度変化が生じる。このため、固定ベルトコンベア装置20と伸縮ベルトコンベア装置10の搬送速度に速度差が生じ、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりする可能性がある等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のベルトコンベア装置は、環状のベルトの両端内側が掛け渡された両側のベルト車の中心を、中心軸と直交する方向に同方向に同じ距離だけ移動させることで、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるように構成した。これにより、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるベルトコンベア装置の構成を簡単にできた。
さらに、両側のベルト車とは別にベルト駆動軸を設け、当該ベルトコンベア装置に連なる帯状材料の搬送路を形成する別のベルトコンベア装置に上記ベルト駆動軸の駆動力を伝達して当該別のベルトコンベア装置を同速度で駆動させるように構成した。これにより、1つの駆動源で別のベルトコンベア装置を同じ搬送速度で駆動することができるようにした。
さらに、上記ベルト駆動軸は、コンベアベルトによる搬送面より上側に設け、これにより、両側のベルト車の移動制御時にベルトコンベア装置に速度変化が生じないようにし、別のベルトコンベア装置との間に搬送速度に速度差が生じないようにできた。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1に基づき説明する。
図1において、1は帯状材料の搬送経路長を調整できる移動ベルトコンベア装置、2は移動ベルトコンベア装置1の上方上流側に設けられた固定ベルトコンベア装置である。移動ベルトコンベア装置1は、環状のコンベアベルト3の両端内側が掛け渡された両側のベルト車であるヘッドベルト車4,テールベルト車5とは別にモータ6により駆動される駆動軸7を有する駆動ベルト車8を備え、当該移動ベルトコンベア装置1に連なる帯状材料の搬送路を形成する固定ベルトコンベア装置2に上記駆動ベルト車8の駆動力を伝達手段としての伝達ベルト9を介して固定ベルトコンベア装置2の従動ベルト車80に伝達することにより固定ベルトコンベア装置2のコンベアベルト81を回して、固定ベルトコンベア装置2を移動ベルトコンベア装置1と同速度で駆動させる。また、移動ベルトコンベア装置1は、駆動ベルト車8による駆動で回るコンベアベルト3により回転するベルト車である上記ヘッドベルト車4,テールベルト車5の中心Cを、中心軸4a,5aと直交する方向に同方向に同じ距離だけ移動させる。即ち、ヘッドベルト車4,テールベルト車5を、図1の横方向に同じ方向に移動ストロークS分の距離だけ移動させることで帯状材料を搬送する搬送経路長を移動ストロークS分だけ調整できるように構成されている。このベルト車4,5は、エアシリンダー等の移動力付与手段により移動制御され、各ベルト車4,5の中心軸4a,5aをそれぞれエアシリンダー等で同じ方向に同じ距離だけ同時に動かす。これにより、移動ベルトコンベア装置1は擬似的に従来の伸縮ベルトコンベア装置10と同様の機能を果たすので、帯状材料の搬送経路長を調整できるようになる。さらに、上記駆動ベルト車8は移動ベルトコンベア装置1のコンベアベルト3の搬送面より上側に設けた。
【0006】
本実施の形態による移動ベルトコンベア装置1によれば、ヘッドベルト車4は1つ設けるだけでよく、中間ベルト車13も不要で、また、コンベアベルト3も短くできるので、従来の伸縮ベルトコンベア装置1に比べて簡単な構成で、伸縮ベルトコンベア装置10と同様に搬送経路長を調整できる機能を備えた移動コンベア装置1が得られる。また、1つのモータ6で固定ベルトコンベア装置2を移動ベルトコンベア装置1と同じ搬送速度で駆動することができる。また、駆動源は1つのモータ6だけなので、固定ベルトコンベア装置2と移動ベルトコンベア装置1の搬送速度が同じになるように制御しなくてもよくなる。さらに、ヘッドベルト車4,テールベルト車5をそれぞれエアシリンダー等で同じ方向に同じ距離だけ同時に動かす構成とし、かつ、固定ベルトコンベア装置2を同速度で駆動させるための駆動ベルト車8をコンベアベルト3の搬送面より上側に設けたために、ヘッドベルト車4及びテールベルト車5の移動制御時に移動ベルトコンベア装置1に速度変化が生じず、固定ベルトコンベア装置2と移動ベルトコンベア装置1の搬送速度に速度差が生じないので、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりするような不具合を防止できる。
【0007】
【発明の効果】
請求項1によれば、従来の伸縮ベルトコンベア装置に比べて簡単な構成で、この伸縮ベルトコンベア装置と同様に搬送経路長を調整できる機能を備えたベルトコンベア装置が得られる。
請求項2によれば、さらに、1つの駆動源で別のベルトコンベア装置を同じ搬送速度で駆動することができ、また、駆動源は1つのモータだけなので、別のベルトコンベア装置と搬送速度が同じになるように制御しなくてもよくなるベルトコンベア装置が得られる。
請求項3によれば、さらに、両側のベルト車の移動制御時にベルトコンベア装置に速度変化が生じなくなるので、別のベルトコンベア装置との間に搬送速度に速度差が生じず、搬送中の帯状材料が引っ張られたり縮んだりするような不具合を防止できるベルトコンベア装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるベルトコンベア装置を示す図。
【図2】従来のベルトコンベア装置を示す図。
【符号の説明】
1 移動ベルトコンベア装置(ベルトコンベア装置)、2 固定ベルトコンベア装置(別のベルトコンベア装置)、3 環状のコンベアベルト、4 ヘッドベルト車、4a,5a ヘッドベルト車の中心軸、5 テールベルト車、7 駆動軸、8 駆動ベルト車、9 伝達ベルト、C ヘッドベルト車,テールベルト車の中心。
Claims (3)
- 環状のコンベアベルトの両端内側が掛け渡された両側のベルト車の中心を、中心軸と直交する方向に同方向に同じ距離だけ移動させることで、帯状材料を搬送する搬送経路長を調整できるように構成したことを特徴とするベルトコンベア装置。
- 両側のベルト車とは別にベルト駆動軸を設け、当該ベルトコンベア装置に連なる帯状材料の搬送路を形成する別のベルトコンベア装置に上記ベルト駆動軸の駆動力を伝達して当該別のベルトコンベア装置を同速度で駆動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のベルトコンベア装置。
- 上記ベルト駆動軸は、コンベアベルトによる搬送面より上側に設けたことを特徴とする請求項2に記載のベルトコンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002246217A JP2004083197A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | ベルトコンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002246217A JP2004083197A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | ベルトコンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004083197A true JP2004083197A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32054159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002246217A Pending JP2004083197A (ja) | 2002-08-27 | 2002-08-27 | ベルトコンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004083197A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108639703A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-10-12 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种生产线用运载接驳机构 |
CN108792449A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-13 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种高精度输送的生产线 |
CN109178490A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-11 | 深圳市思榕科技有限公司 | 入袋平台及包膜设备 |
RU197907U1 (ru) * | 2019-07-09 | 2020-06-04 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Красноярский государственный аграрный университет" | Передвижной ленточный электротранспортер |
-
2002
- 2002-08-27 JP JP2002246217A patent/JP2004083197A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108639703A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-10-12 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种生产线用运载接驳机构 |
CN108792449A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-13 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种高精度输送的生产线 |
CN108792449B (zh) * | 2018-07-11 | 2023-12-12 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种高精度输送的生产线 |
CN108639703B (zh) * | 2018-07-11 | 2023-12-12 | 东莞市敏顺自动化科技有限公司 | 一种生产线用运载接驳机构 |
CN109178490A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-11 | 深圳市思榕科技有限公司 | 入袋平台及包膜设备 |
RU197907U1 (ru) * | 2019-07-09 | 2020-06-04 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Красноярский государственный аграрный университет" | Передвижной ленточный электротранспортер |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4361562B2 (ja) | ウエブの溶着システム | |
JP2683317B2 (ja) | コンベア | |
JP5503146B2 (ja) | 搬送対象物のスペーシングを制御するためのコンベヤシステム及び対象物搬送方法 | |
US3979964A (en) | Power transmission devices | |
JPH09117969A (ja) | タイヤ構成部材の圧着装置 | |
JP2004083197A (ja) | ベルトコンベア装置 | |
WO2005005296A1 (ja) | 変速装置及び処理装置 | |
US11932496B2 (en) | Method of operating an alignment station for slices, and an alignment station for performing said method | |
JP7216115B2 (ja) | 吸収性物品の製造装置および製造方法 | |
JP5022677B2 (ja) | タイヤ構成部材の製造装置 | |
JP2001199513A (ja) | カーブローラコンベヤ | |
JP4219149B2 (ja) | トッピングシート成形装置及び成形方法 | |
JP2001301934A (ja) | カーブローラコンベヤ | |
US20240182249A1 (en) | Method of operating an alignment station for slices, and an alignment station for performing said method | |
KR101638468B1 (ko) | 판상요소 선회장치 | |
US4671760A (en) | Apparatus for stretching a plastic raw material | |
JP2004299859A (ja) | 物品揃え装置 | |
JPH11278621A (ja) | コンベア | |
JPH07136912A (ja) | 板状材の面取り装置 | |
JP2706663B2 (ja) | 搬送装置 | |
JPH01176714A (ja) | 長尺冷却コンベヤーの駆動装置 | |
JP3945639B2 (ja) | 麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法 | |
JPH1149319A (ja) | コンベア用分岐装置 | |
JPH06312820A (ja) | 無端ベルト掛け渡し用プーリ | |
KR100478207B1 (ko) | 스틸벨트 이송컨베이어의 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080805 |