JP3945639B2 - 麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法 - Google Patents

麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法に関し、特に折畳み時の折曲げ刃の前進による麺群の形状の崩れを防止するための麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7(A)には、即席めん等の麺群を所定長さに切断後、2つ折りにする従来の2つ折り装置が示されている。同図(A)に示されるように、2つ折り装置9は、2つのガイドロール96,97と、折込み装置6と、ネットコンベヤ7と、を含んで構成される。
【0003】
糊化機ネット92に載置され、図示せぬ蒸し煮機内を通過することにより、蒸し煮工程を終了した麺群8は、麺を切断する刃を備えた切刃ロール91と、受けロール93との間に搬送されて、所定の長さに切断される。切断された麺群8は、そのまま、両面に設置された一対のガイドロール96,97の間に挟まれて、搬送される。麺群8の長手方向中央部付近が、ガイドロール96,97の下部付近に搬送されると、折込み装置6の折込み板61が麺群8に向かって前進し、麺群8は、その中央部付近において折畳まれる。2つ折りされた麺群8は、折込み板61の前進によって、ネットコンベヤ7に押し込まれ、次の工程を行う装置へと搬出される。このような麺の2つ折り装置の詳細な構成は、例えば、特開昭61−231935号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、2つ折り装置は、ガイドロール96,97によって垂直に搬送される麺群8を、折込み板61をほぼ水平に前進させることによって折畳んでいる。そして、この折込み板61の前進による麺群8のショット回数は、例えば1分間に50〜90である。
【0005】
しかし、生産ラインの高速化に対応するためには、2つ折り装置のスピードを120ショット/分程度にまで上げる必要がある。しかし、この場合には、以下のような問題があった。
図7(A)に示されるように、折畳み地点を境に、下半分の麺群8は、折畳み時に進行方向が矢印Y1に示されるように逆転する。また、同図(B)に示されるように、麺群8の下半分は、折込み板61が当てる瞬間には、逆転する進行方向へガイドされることなく、そのまま折込み板61によってネットコンベヤ7に引っ張り込まれる。一方で、麺群8の上半分は、ガイドロール96,97に両面を挟み込まれるようにして案内されている。このような構成であるため、ショット数が多くなり逆転スピードが速くなると、麺群8の下半分は、ショット時に自重等によって、上半分よりも引き伸ばされる傾向がある。
【0006】
図8(A)に示されるようなウェーブ形状が2段になった麺群8は、本来、同図(B)に示されるような上半分と下半分とが均等な長さで畳まれる。しかし、上述したように、麺群8の下半分がショット時に引き伸ばされると、均等な長さで畳まれず、同図(C)のように下半分の麺の方が長い2つ折りとなる。この場合には、2つ折りの麺群が、後の工程で使用される型枠に入らないという問題が生じていた。又、この下半分が長くなる現象は、麺群それぞれが形成するウェーブの状態に応じて、毎回変動するものである。
【0007】
本発明の目的は、折曲げ刃による麺群の折畳み時に、その進行方向が逆転する麺群の一部を、その逆転方向へ搬送することにより、麺群の形状の崩れを防止する麺の2つ折り装置、及び、麺の2つ折り方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による2つ折り装置は、所定長さに切断された麺群を両面から挟んで供給する第1及び第2の回転体と、前記回転体によって供給される麺群に刃先を当てた状態で、前記供給方向に交差する方向に前進して、該麺群をその長手方向中央部において折り畳む折曲げ刃とを含む麺の2つ折り装置であって、前記折曲げ刃が進退移動する移動路を挟んで、前記第1及び第2の回転体のうち前記折曲げ刃の前方に位置する第1の回転体と所定間隙を介して対向し、その間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に設けられ、かつ、前記折曲げ刃の前進時に前記折曲げ刃の前進方向に沿う方向に回転して前記折曲げ刃の前進方向に前記麺群を案内する第3の回転体と、
前記第3の回転体と対向して設けられ、前記折曲げ刃の前進時に該第3の回転体と共に前記麺群の一部を挟み込んで前記折曲げ刃の前進方向に前記麺群を案内する第4の回転体と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2による2つ折り装置は、請求項1において、前記折曲げ刃の前進時にのみ、前記第4の回転体を、前記第3の回転体との間隙に麺群を挟み込む位置に移動させる移動手段を、更に含むことを特徴とする。
本発明の請求項3による2つ折り装置は、請求項1において、前記折曲げ刃が前進する前に、前記折曲げ刃の前進時における前記第3及び第4の回転体それぞれの回転方向を反転する回転方向切替手段を、更に、有することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項4による2つ折り装置は、請求項1において、前記第3の回転体は、前記折曲げ刃の前進時にのみ、前記第1の回転体との間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に配置され、かつ、麺群の幅以上の幅に所定間隔をおいて配列される複数の無端体として構成され、
前記第4の回転体は、前記折曲げ刃の前進時にのみ、それぞれが対向する前記第3の回転体としての無端体と共に前記麺群の一部を挟み込む位置に配置され、かつ、麺群の幅以上の幅に所定間隔をおいて配列される複数の無端体として構成され、
更に、前記第3及び第4の回転体としての無端体と交互に配列され、前記折曲げ刃が前進する前にのみ、前記折曲げ刃の移動路を挟んで供給される前記麺群を両面から挟みこむ位置に配置され、前記供給方向と同一の方向に案内するように回転する複数の無端体を含む1対の回転装置を、有することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項5による麺の2つ折り方法は、所定長さに切断された麺群を第1及び第2の回転体によってその両面から挟んで供給し、前記回転体によって供給される麺群の長手方向中央部に折曲げ刃を当て、該折曲げ刃をその刃先を麺群に当てたまま前記供給方向に対し交差する方向に前進させることにより、該麺群を折り畳む麺の2つ折り方法であって、
前記折曲げ刃の移動路を挟んで、前記第1及び第2の回転体のうち前記折曲げ刃の前方に位置する第1の回転体と所定間隙を介して対向し、その間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に設けられた第3の回転体と、
前記第3の回転体に対向し、その間隙に前記麺群の一部を挟みこむ位置に設けられた第4の回転体とを、
前記折曲げ刃の前進時に回転させて、それらの間隙に挟み込まれた麺群を前記折曲げ刃の前進方向に案内することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等の部分が同一符号によって示されている。
(スイングロールホールド方式)
以下、本発明の第1の実施の形態であるスイングロールホールド搬送方式について説明する。スイングロールホールド搬送方式の2つ折り装置が、図1に示されている。同図に示されるように、本実施の形態にかかる2つ折り装置9は、切刃ロール91と、受けロール93と、2対のガイドロール94,95,96,97と、折込み装置6と、スイングロールA2と、ネットコンベヤ7と、を含んで構成される。
【0013】
[従来の技術]の項において説明した2つ折り装置と同様に、本実施の形態においても、蒸し煮工程を終了した麺群8は、糊化機ネット92に載置されて、切刃ロール91と受けロール93との間に搬送される。この麺群8は、切刃ロール91によって所定長さに切断され、ガイドロール94,95,96,97の間に挟まれて、搬送される。そして、麺群8の長手方向中央部付近が、ガイドロール96,97下部に設置された折込み板61の移動路まで搬送されると、折込み板61が麺群8に向かって前進し、麺群8を折畳む。折畳み後、折込み板61は、矢印Y15で示されるように後退して、破線で示される折畳み前の位置に戻る。
【0014】
スイングロールホルド搬送方式においては、スイングロールA2と、ネットコンベヤ7とが、折畳み時において、ガイドロール96,97による搬送方向とは逆の方向に麺群8を案内するための2つの回転体として用いられている。
ネットコンベヤ7は、ガイドロール96の下方に向かい合い、ガイドロール96との間隙に、折込み板61によって2つ折りにされた麺群8を挟み込むように設置される。また、麺群8を挟み込む駆動車72が、折込み板61の前進前に、ガイドロール96,97から垂直に搬送される麺群8に、接触しない位置に設置される。ネットコンベヤ7は、折込み板61の前進方向に沿う方向に回転し、折込み板61の前進によって押し込まれた2つ折りの麺群8を次工程の装置へと搬出する。この回転による搬出速度は、ガイドロール96の周速と同様である。
【0015】
スイングロールA2は、ガイドロール96,97、及び、ネットコンベヤ7と同一の周速となるような回転をしている。その回転方向は、ネットコンベヤ7の駆動車72との間に麺群8を挟み込んで、折込み板61の前進方向に麺群8を案内するように回転する。また、スイングロールA2は、ロール支持アームA1を介して、設置面に固定されたロール支持具A7において軸支され、軸を中心として回動可能になっている。
【0016】
スイングロールA2は、アーム機構によって、折込み板61の前進に応じて麺群をネットコンベヤ7との間に挟みこむ位置に移動することができる。アーム機構は、本実施の形態においては、ロール支持アームA1と、ロール支持具A7と、連結アームA3と、三角板A6と、ベアリングA4と、アーム支持具A5と、を含んで構成される。
【0017】
三角板A6は、その一端にベアリングA4が設置され、他の一端が設置面に固定されるアーム支持具A5にピン留され、残りの一端にはロール支持アームA1に連結する連結アームA3がピン留されている。ベアリングA4は、折込み装置6の折込み板61を支持し、折込み板61と一緒に前進する支持部62の側面、及び、底面を滑動する。支持部62の側面に接触するベアリングA4は、支持部62の前進によってその前進方向に押し出されると、支持部62の側面を滑動する。これにより、三角板A6は矢印Y3で示されるように、アーム支持具A5による固定点を中心に回動する。この回動に伴って、連結アームA3が図中の破線位置から実線位置に移動し、ロール支持アームA1も、矢印Y2に示されるように揺動する。この結果、スイングロールA2が破線に示される位置から実線に示される位置に移動する。
【0018】
一方、支持部62が麺群8に向かって前進することによりベアリングA4が支持部62の側面から底面に移動する。すると、それ以上同一方向に支持部62が前進しても、三角板A6は回動することなく、図中の実線で示される位置に固定される。ゆえに、折込み板61の移動距離にかかわらず、スイングロールA2を所定の位置で停止させることができる。
【0019】
次に、この2つ折り工程におけるスイングロールA2の動作について説明する。スイングロールA2は、麺群8(1)の中央部が折り畳み位置に搬送される前においては、図中の破線で示されるように、麺群8(1)に接触しないように位置する。麺群8(1)の中央部が折り畳み位置に搬送されると、折込み板61の前進に伴って、スイングロールA2も、ネットコンベヤ7との間に麺群8(2)を挟みこむ位置まで移動して、停止する。折込み板61は、その後も定位置まで前進して、ネットコンベヤ7上で所定長さの麺群8(2)を完全に2つ折りにする。これにより、麺群8が、ネットコンベヤ7とスイングロールA2とに保持されながら、折込み板61の前進方向に沿って案内されるため、ウェーブが引き伸ばされるのを防止することができる。
【0020】
スイングロールA2と対になって麺群8を保持・案内するための回転体は、ネットコンベヤ7に限られるものではない。しかし、ネットコンベヤ7を利用することにより、折込み板61の前進に伴ってネットコンベヤ7にそのまま2つ折りにした麺群8を押し込むことができる。また、別の回転体を設置し同一の周速となるように調節するよりも、装置を簡易なものとすることができる。更に、ネットコンベヤ7は麺群8が接触しない位置に設置されるので、スイングロールA2のみを、折畳み前の麺群に接触しない位置から、折畳み時に麺群を挟持する位置へ移動すればよい。
(チェーンホールド方式)
図2には、チェーンホールド方式の2つ折り装置の構成を説明する側面図が示されている。同図に示されるように、チェーンホールド方式においては、相互に逆方向に麺群8を搬送する1対の供給方向回転装置1と、1対の折畳み方向回転装置2とが、麺群8を搬送する回転体として、用いられている。
【0021】
供給方向回転装置1は、所定間隔を持って配列される複数のチェーン11と、それらを連結するチェーン連結シャフト13と、チェーン11の回転を駆動する支点駆動シャフト14と、チェーン11のリンクとかみ合って支点駆動シャフト14の回転を伝達するスプロケット17と、を含んで構成される。本装置においては、1対の供給方向回転装置1が折込み板61の下部に設置される。供給方向回転装置1の複数のチェーン11は、同一の支点駆動シャフト14によって駆動されることから全て同一の周速、回転方向となる。しかし、向かい合う供給方向回転装置1のチェーン11同士は、同一の周速で、互いに逆方向に回転して、それらチェーン11同士の間隙に麺群8を挟み込んで、ガイドロール96,97によって搬送される方向と同一の方向に案内するように回転する。すなわち、同図においては、チェーン11Aは矢印13に、チェーン11Bは矢印12に示されるように回転する。これらの周速は、ガイドロール96,97と同様にする。なお、チェーンの素材は特に限定されるものではないが、本実施の形態においては、軽量なプラスチックチェーンを用いる。また、本装置においては、この麺群8に接する無端体としては、チェーンを用いるが、平ベルト、歯つきベルト等のベルトを用いてもよい。チェーンは、麺群8との接触面がより小さいことから、麺群8のウェーブ形状の崩すことなく挟み込むのに適している。
【0022】
折畳み方向回転装置2も、供給方向回転装置1と同様に、複数のチェーン21と、チェーン連結シャフト23と、支点駆動シャフト24と、スプロケット27と、を含んで構成される。後述のように、折畳み方向回転装置2のチェーン21と供給方向回転装置1のチェーン11とは、交互に配列される。このため、折畳み方向回転装置2の支点駆動シャフト24は、供給方向回転装置1のチェーン11の下方であって、チェーン11と接触することのない位置に設置する。ゆえに、図中においては、折畳み方向回転装2のチェーン21は、供給方向回転装置1のチェーン11よりも大きなものを使用している。
【0023】
折畳み方向回転装置2のチェーン21も同様に、向かい合うチェーン21と、同一の周速で、逆方向に回転する。かつ、それらチェーン21同士の間隙に麺群8を挟み込んで、折込み板61の前進方向に案内するように回転する。すなわち、同図においては、チェーン21Aは矢印Y23に、チェーン21Bは矢印Y22に示されるように回転する。これらの周速は、ガイドロール96,97と同様にする。また、折畳み方向装置2の1つは、折畳み方向の前方に位置するガイドロール96と対向し、折畳み時においてそのチェーン21とガイドロール96との間隙に折畳まれた麺群が挟み込まれる位置に設置する。
【0024】
図3には、供給方向回転装置1のチェーン11、及び、折畳み方向回転装置2のチェーン21を麺群の供給方向に向かって見下ろした断面図が示されている。同図に示されるように、供給方向回転装置1のチェーン11、及び、折畳み方向回転装置2のチェーン21は、交互に配列されている。同図の状態では、内側に位置する1対の折畳み方向回転装置2のチェーン21同士の間に、麺群8が挟持されている。このため、同図に示されている麺群8は、上述のガイドロールと逆の方向に搬送される。
【0025】
逆に、図示せぬが、1対の供給方向回転装置1のチェーン11が内側に配置される場合には、このチェーン11同士の間に麺群8が挟持される。ゆえに、折畳み方向回転装置2のチェーン21が内側となる場合とは異なり、上述のガイドロールの搬送方向と同一の方向に麺群8が搬送される。このように、供給方向回転装置1のチェーン11及び折畳み方向回転装置2のチェーン21は交互に内側又は外側となり、麺群8は内側に位置するチェーンの間に挟持され、そのチェーンの回転方向に従って搬送される。供給方向回転装置1においても同様に、全てのチェーン11に共通に軸15Aが設けられ、全てのチェーンが共通して外側又は内側への移動を行う。
【0026】
次に、供給方向回転装置1及び折畳み方向回転装置2のいずれか一方を内側に、他方を外側に位置させるための構成について説明する。図4には、エアシリンダを用いて各回転装置間の間隙を調節する機構を説明するための側面図が示されている。同図(A)は、折畳み方向回転装置2の側面図である。同図に示されるように、エアシリンダ26は、対となる折畳み方向回転装置2の間に設置され、その往復運動が各折畳み方向回転装置2に連結されるアーム25によって伝えられる。すなわち、エアシリンダ26が下方に移動すると、アーム25も図中の矢印Y4に示されるように下方に引っ張られて、アーム25に接続したチェーン連結シャフト23がエアシリンダ26に引き寄せられる。このため、支点駆動シャフト24を支点として、折畳み方向装置2は、同図(A)において破線で示される位置から内側に傾いて、実線で示されるように位置する。よって、1対の折畳み方向回転装置2の上部の間隔が狭まり、それらのチェーン21間に麺群を挟み込むことができるようになる。チェーン連結シャフト23は、折畳み方向回転装置2の全てのチェーン21に共通して設けられ、全てのチェーン21が共通して内側又は外側への移動を行う。ゆえに、全てのチェーン21に共通して設置することができるように、供給方向回転装置1には、同図(B)の実線X2に示されるように、チェーン連結シャフト23の貫通可能な穴を設ける。同様に、折畳み方向回転装置2にも、同図(A)に示されるように、供給方向回転装置1のチェーン連結シャフト13を貫通するための穴を設ける。この穴は、折畳み方向回転装置2及び供給方向回転装置1が外側又は内側へ交互に移動することにより、貫通する他方の装置のチェーン連結シャフトの位置が移動しても接触することのないような大きさのものとする。
【0027】
一方、同図(B)には、同図(A)と同じタイミングにある供給方向回転装置1の側面図が示されている。供給方向回転装置1においても、折畳み方向回転装置2と同様に、供給方向回転装置1同士の間にエアシリンダ16が設置され、アーム15を介して各供給方向回転装置1のチェーン連結シャフト13に接続される。このエアシリンダ16は、折畳み方向回転装置2に連結されたエアシリンダ26が下方に移動するときは、同図(B)の矢印Y5に示されるように上方に移動する。これにより、アーム15は水平に維持されて、同図(B)においては省略されている支点駆動シャフトを支点にして移動する折畳み方向回転装置2の上部同士の間隔は最大となる。よって供給方向回転装置1は外側に位置することとなり、この場合には、チェーン11同士の間に麺群を挟持することはできない。
【0028】
以上のように、エアシリンダの往復運動によって、エアシリンダが上方に移動するときは内側へ、エアシリンダが下方に移動するときは外側へ、図中の矢印Y14に示されるように、支点駆動シャフトを支点として回転装置の上部を移動させることができる。かつ、エアシリンダの伸縮のタイミングを調節することにより、供給方向回転装置間1同士又は折畳み方向回転装置2同士の間隔が交互に広狭となるように調節することができる。これらの装置の間隔を調節するために用いる駆動装置は、エアシリンダに限られず、モータ及びカム等を用いてもよい。
【0029】
図2に戻り、2つ折り工程における供給方向回転装置1、及び、折畳み方向回転装置2の動作について説明する。麺群8の中央部が折り畳み位置に搬送される前においては、供給方向回転装置1のチェーン11同士の間隔が狭まって、麺群8はチェーンに挟み込まれながら、垂直に案内されていく。そして、麺群8の中央部が折り畳み位置に搬送されると、折込み板61が前進してその先端が麺群8の中央に当てられる。更に、麺群8の中央にその先端を当てたまま折込み板61が前進することで、チェーンとガイドロール96との間に麺群8が折り畳まれる。この折込み板61の先端が麺群8に当てられる瞬間には、供給方向回転装置1のチェーン11同士の間隔が広められる。これと同時に、折畳み方向回転装置2のチェーン21同士の間隔は狭められ、麺群8はチェーン21間に挟持されながら折り畳み位置に案内される。このように、折畳み前においても麺群8をガイドロールと同様の方向へホールドしながら搬送することにより、前進方向が逆転する時の麺群8の形状の崩れだけでなく、麺群8の重み等による形状の崩れも防止することができる。
(反転ロールホールド搬送方式)
図5には、反転ロールホールド搬送方式の2つ折り装置9の構成を説明する図が示されている。同図に示されているように、反転ロールホールド方式においては、第3及び第4の回転体は、1対の反転ロール3,4として構成されている。反転ロール3及び4は、折込み板61の下方であって、折込み板61の前進方向に位置するガイドロール96、及びそれと対になったガイドロール97に、それぞれ向かい合うように設置される。そして、反転ロール3及び4との間隔は、ガイドロール96,97によって垂直に搬送される麺群8を挟み込める程度、本実施の形態においては、麺群8の厚みと同等程度になるようにする。
【0030】
反転ロール3及び4は、定位置に固定されたまま、それぞれ回転方向を逆転して、挟み込んだ麺群8の搬送方向を切り替える。図6は、搬送方向の切り替えを行うための機構を示す平面図である。同図に示されているように、本実施の形態においては、搬送方向を切り替えるために、反転ロール3,4の回転方向の切り替えを行うクラッチユニット31,41と、反転ロール3,4の回転方向を互いに逆にするための平ギヤEと、が用いられている。クラッチユニット31は、入力シャフトCからタイミングベルトFによって伝達される回転力の出力軸35への出力制御を行う。同様に、クラッチユニット41は、入力シャフトCからの回転力の出力制御を行う。出力軸35及び45のそれぞれには、互いにかみ合う平ギヤEが設置されている。又、出力軸上に設けられたプーリGと、タイミングベルトFとによって、反転ロール3には出力軸35と同一方向の回転が、反転ロール4には出力軸45と同一方向の回転が伝達される。
【0031】
クラッチユニット31,41の動作に伴って、切り替えられる反転ロールの回転方向について説明する。入力シャフトCは、同図の矢印Y6,Y9に示されているように、常に同一方向に回転している。本実施の形態においては、クラッチユニット31を、ONにするとき、すなわち、クラッチユニット31から出力軸35へ回転力を伝達するときには、クラッチユニット41をOFF、すなわち、出力軸45へ回転力を伝達しないようにする。これにより、出力軸35は矢印Y8に示されるように、入力シャフトCの回転方向と同一方向に回転し、上述のように反転ロール3も同様の回転を行う。出力軸45は、クラッチユニット41がOFFであるため、入力シャフトCから回転が伝達されず、平ギヤEによって伝達される出力軸35とは逆方向、すなわち同図の矢印Y7に示されるような回転を行う。このため、反転ロール4と、反転ロール3とは、互いに逆方向への回転を行って、反転ロール3,4の間隙に挟み込む麺群を一定方向に案内する。反対に、クラッチユニット31を、OFFにするときは、クラッチユニット41をONにする。これにより、今度は出力軸45が、同図の矢印Y10に示されるように、入力シャフトCと同一方向の回転をする。そして、出力軸35が、図中の矢印Y11に示されるように、入力シャフトCとは逆方向の回転を行う。反転ロール3及び4も、同様の回転を行うため、クラッチユニット31がONの場合とは、それぞれの回転方向が反転し、逆方向へ麺群を案内することができる。
【0032】
図5に戻り、2つ折り工程における反転ロール3及び4の動作について説明する。麺群8の中央部が折り畳み位置に搬送される前においては、反転ロール3及び4は、その間隙に麺群8を挟み込みながら、ガイドロール96,97から垂直に搬送されてくる麺群8を受けて、同様の方向に搬送する。そして、麺群8の中央部が折り畳み位置に搬送されると、折込み板61が前進して麺群8の中央にその先端を当てる。そして、更に折込み板61が前進することで麺群が折り畳まれる。この折込み板61の先端が麺群8に当てられる瞬間には、クラッチユニットのON・OFFが切り替えられて、反転ロール3及び4の回転方向が反転し、間隙に挟持される麺群8の搬送方向も反転する。これにより、麺群8は、そのウェーブ形状が崩れないように保持されながら、折込み板61の前進方向に案内される。2つ折りにされた麺群8は、更に、反転ロール3の回転に誘導されて、シュートDに架橋されてネットコンベヤ7まに載置される。その後は、従来と同様にネットコンベヤ7が次工程まで麺群8を搬送する。
【0033】
このように、回転体を回転方向の反転が可能となるように構成することにより、折畳み前においても、回転体の移動等を行うことなく、その搬送方向に麺群を案内し、麺群の形状を維持することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、折曲げ刃の前進による折畳み時に、麺群の搬送方向前方に設置された2つの回転体によって、その間に挟持される麺群を折曲げ刃の前進方向に案内することにより、特に搬送方向前方に位置する麺群の進行方向が逆転しても、折曲げ刃による引っ張りを防止してウェーブ形状を保って折畳むことができる。
【0035】
また、麺群を折曲げ刃の前進方向へ案内するための回転体を、折畳み時にのみ麺群を挟みこむ位置に移動させる移動手段を設けることにより、折畳み時に、折畳み前とは逆の方向へ麺群の搬送を行うことができる。この場合として、例えば、回転体の1つに常時同一方向へ回転するネットコンベヤを利用することにより、他方の回転体のみを移動させるだけで、逆方向への搬送が可能になり装置全体を簡易なものとすることができる。
【0036】
更に、折畳み時の逆方向への搬送を行う回転体を、折畳み前においては、搬送方向へ搬送するように回転させることにより、両面から麺群を挟み込んで、保護しウェーブ形状の崩れを防止することができる。これは、特に、搬送方向が垂直方向であるような場合には、自重によるウェーブ形状の崩れを防止することができる。
【0037】
2つの回転体の回転方向を、折曲げ刃の移動前には、搬送方向に麺群を案内し、かつ、折曲げ刃の移動時には、搬送方向とは逆の方向に、麺群を案内するように切り替える回転方向切替手段を設けることにより、回転体の移動を行うことなく、折畳み前後の麺群の形状を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイングロールホールド搬送方式の2つ折り装置の構成を説明する側面図である。
【図2】チェーンホールド方式の2つ折り装置の構成を説明する側面図である。
【図3】供給方向回転装置のチェーン、及び、折畳み方向回転装置のチェーンを麺群の供給方向に向かって見下ろした断面図である。
【図4】(A)は、エアシリンダを用いて折畳み方向回転装置を内側に配置した状態を説明する側面図、(B)は、供給方向回転装置をを外側に配置した状態を説明するための側面図である。
【図5】反転ロールホールド搬送方式の2つ折り装置の構成を説明する側面図である。
【図6】搬送方向の切り替えを行うための機構を示す平面図である。
【図7】(A)は、従来の2つ折り装置の構成を説明する側面図、(B)は、折込み板の先端が当てられる瞬間の麺群の状態を説明する図である。
【図8】(A)は、2つ折りにされる前の麺群の状態を説明する図、(B)は、正常に2つ折りにされた麺群の状態を説明する図、(C)は、下半分が伸びた麺群の状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 供給方向回転装置
2 折畳み方向回転装置
11,21 チェーン
13,23 チェーン連結シャフト
14,24 支点駆動シャフト
15,25 アーム
16,26 エアシリンダ
3,4 反転ロール
31,41 クラッチユニット
35,45 出力軸
6 折込み装置
61 折込み板
7 ネットコンベヤ
72 駆動車
8 麺群
9 2つ折り装置
91 切刃ロール
92 糊化機ネット
93 受けロール
94,95 ガイドロール
96,97 ガイドロール
A1 ロール支持アーム
A2 スイングロール
A3 連結アーム
A4 ベアリング
A5 アーム支持具
A6 三角板
A7 ロール支持具
C 入力シャフト
D シュート
E 平ギヤ
F タイミングベルト
G プーリ

Claims (5)

  1. 所定長さに切断された麺群を両面から挟んで供給する第1及び第2の回転体と、前記回転体によって供給される麺群に刃先を当てた状態で、前記供給方向に交差する方向に前進して、該麺群をその長手方向中央部において折り畳む折曲げ刃とを含む麺の2つ折り装置であって、
    前記折曲げ刃が進退移動する移動路を挟んで、前記第1及び第2の回転体のうち前記折曲げ刃の前方に位置する第1の回転体と所定間隙を介して対向し、その間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に設けられ、かつ、前記折曲げ刃の前進時に前記折曲げ刃の前進方向に沿う方向に回転して前記折曲げ刃の前進方向に前記麺群を案内する第3の回転体と、
    前記第3の回転体と対向して設けられ、前記折曲げ刃の前進時に該第3の回転体と共に前記麺群の一部を挟み込んで前記折曲げ刃の前進方向に前記麺群を案内する第4の回転体と、を有することを特徴とする麺の2つ折り装置。
  2. 前記折曲げ刃の前進時にのみ、前記第4の回転体を、前記第3の回転体との間隙に麺群を挟み込む位置に移動させる移動手段を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の麺の2つ折り装置。
  3. 前記折曲げ刃が前進する前に、前記折曲げ刃の前進時における前記第3及び第4の回転体それぞれの回転方向を反転する回転方向切替手段を、更に、有することを特徴とする請求項1に記載の麺の2つ折り装置。
  4. 前記第3の回転体は、前記折曲げ刃の前進時にのみ、前記第1の回転体との間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に配置され、かつ、麺群の幅以上の幅に所定間隔をおいて配列される複数の無端体として構成され、
    前記第4の回転体は、前記折曲げ刃の前進時にのみ、それぞれが対向する前記第3の回転体としての無端体と共に前記麺群の一部を挟み込む位置に配置され、かつ、麺群の幅以上の幅に所定間隔をおいて配列される複数の無端体として構成され、
    更に、前記第3及び第4の回転体としての無端体と交互に配列され、前記折曲げ刃が前進する前にのみ、前記折曲げ刃の移動路を挟んで供給される前記麺群を両面から挟みこむ位置に配置され、前記供給方向と同一の方向に案内するように回転する複数の無端体を含む1対の回転装置を、有することを特徴とする請求項1に記載の麺の2つ折り装置。
  5. 所定長さに切断された麺群を第1及び第2の回転体によってその両面から挟んで供給し、前記回転体によって供給される麺群の長手方向中央部に折曲げ刃を当て、該折曲げ刃をその刃先を麺群に当てたまま前記供給方向に対し交差する方向に前進させることにより、該麺群を折り畳む麺の2つ折り方法であって、
    前記折曲げ刃の移動路を挟んで、前記第1及び第2の回転体のうち前記折曲げ刃の前方に位置する第1の回転体と所定間隙を介して対向し、その間隙に該折曲げ刃によって2つ折りにされた麺群を挟み込む位置に設けられた第3の回転体と、
    前記第3の回転体に対向し、その間隙に前記麺群の一部を挟みこむ位置に設けられた第4の回転体とを、
    前記折曲げ刃の前進時に回転させて、それらの間隙に挟み込まれた麺群を前記折曲げ刃の前進方向に案内することを特徴とする麺の2つ折り方法。
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