JP2004082357A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙経路を変更する場合に、プリンタ背面にレリースレバーが配置されていると、操作者がプリンタの背面に手を回したり、プリンタの位置を変更し操作者に背面を向けた状態で操作を行わなければならず操作性が悪かった。レリースレバーのポジション表示も背面に設けられた場合には、視認性が悪く用紙経路の選択状態を確認するには不便であった。また、レリースレバーはプリンタ両側のどちらか一方のケース内の領域に配置されるので、レリースレバーを配置するためのスペースが必要となり、プリンタの横幅が広くなり装置が大型化するという問題もあった。
【解決手段】レリースレバーはプラテンノブと同一端側にプラテン軸を回転軸とし回動自在に取り付けられる。レリースレバーのポジション表示は、透光性を有するプラテンノブの中空部に、ケースから突出する表示部にて構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】レリースレバーはプラテンノブと同一端側にプラテン軸を回転軸とし回動自在に取り付けられる。レリースレバーのポジション表示は、透光性を有するプラテンノブの中空部に、ケースから突出する表示部にて構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字する用紙の種類に応じてレリース機構を操作し、用紙経路を切り換えて印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
事務所や銀行等において使用される伝票発行、通帳印字用の業務用プリンタは、帳票や単票紙、連続紙などといった種々の用紙を取り扱う。このようなプリンタにおいて、例えば、通帳に印字を行う場合には、搬送ローラによって水平搬送にて給紙を行う。また、用紙の幅方向両端に複数の穴を有したスプロケット紙に印字を行う場合には、プリンタのピントラクタにこの穴を引っかけて、水平搬送やプラテンに用紙を巻き付た状態で給紙を行う。このように取り扱う用紙の種類によって用紙経路を選択し、用紙の形態に適応した搬送状態を選択している。
【0003】
また、伝票等のように用紙を一枚ずつ供給し印字を行う場合には、用紙をプリンタ前方から供給し、印字終了後に再び前方に排出すると用紙の取扱性が良く利便性が高い。一方、連続紙の場合には、連なった複数の用紙をプリンタ底部や後方に配置し、そこから用紙を引出して供給し、前方に排出するのが良い。このように使用者の使い勝手によっても、用紙経路は順次切り換えられる。用紙経路の切り替えは、使用者がレリースレバーを適宜操作して行われる。
【0004】
従来のプリンタにおいては、プリンタのレイアウト上、レリースレバーはプリンタ前面または背面であって、プリンタの両側端のどちらか一方に配置されることが一般的である。このレリースレバーは、金属板でできたシャーシにカシメにて設けられた専用ピンを中心として回転自在となるように設けられる。操作者がこのレリースレバーを回転操作すると、選択された用紙経路に配設されるトラクタや搬送ローラなどの各搬送機構に対して、ステッピングモータの駆動力が伝達されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のプリンタにあっては、用紙経路を変更する場合に、プリンタ背面にレリースレバーが配置されていると、操作者がプリンタの背面に手を回したり、プリンタの位置を変更し操作者に背面を向けた状態で操作を行わなければならず操作性が悪かった。レリースレバーのポジション表示においても、レリースレバーと同様の位置に配置されることが一般的であるため、背面に設けられていた場合には、視認性が悪く用紙経路の選択状態を確認することが困難であった。また、レリースレバーはプリンタ両側端のどちらか一方のプリンタケースの領域に配置されるので、レリースレバーを配置するためのスペースが必要となり、プリンタケースの横幅が広くなり、装置が大型化するという問題もあった。
【0006】
さらに従来のプリンタでは、レリースレバーの回転軸はシャーシ等にカシメにて設けられた専用ピンを使用しているため、レリース機構の構成部品が多くコスト高となり、また、組立のための工程も増えるという問題もあった。
【0007】
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、用紙経路の切り換えにおけるレリースレバーの操作性を向上し、またレリースレバーのポジション表示の視認性を高め、さらには装置の小型化、低コスト化を可能としたプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明によるプリンタは、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、操作者がレリースレバーを操作することによって用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、レリースレバーはプラテン軸を回転中心として取り付けられていることを特徴とするものである。
【0009】
また上記発明において、プラテン軸にさらに操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブを取り付け、プラテン軸の同一端側にレリースレバー及びプラテンノブを配置することが望ましい。
【0010】
本願発明に関わる他のプリンタは、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、プラテン軸に取り付けられ操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブと、印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、操作者がレリースレバーを操作することにより用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、レリースレバーはプラテン軸を回転中心として取り付けられており、プラテンノブは透光性を有すると共に内周には中空部を有し、プリンタケースからプラテンノブ中空部に向かって突出し中空部内に配置される表示部を有することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明について図面を参照して以下に説明する。第1図は本発明のプリンタの外観を表す斜視図であり、第2図は正面から見た右側部の簡略化した部分断面図である。また第3図は第1図のプリンタの右側面から見た簡略化した部分断面図であり、第4図はレリース機構とトラクタとの関係を詳細に説明するための図面である。さらに、第5図はレリースレバーのポジション表示を説明するための簡略化した斜視図である。
【0012】
第1図に示すように、プリンタ1はケース2の前面に一対の可動ガイド4を備えた用紙ガイド3を有している。この可動ガイド4はプリンタ1の幅方向に移動可能となっており、供給される用紙の幅と印字を行う位置に合わせてその間隔が調整される。また、ケース2の右側面には、操作者の操作によってプラテン23を回転するためのプラテンノブ5、後述するレリース機構31のレリースレバー6、図示しないホスト装置と接続されホスト装置との間でデータを送受するためのインターフェース7を備えている。さらに、第3図に示すようにプリンタ1の背面側にはスプロケット用紙等を搬送するためのトラクタ32を備え、プリンタ1の上面には操作者によって操作され、ON−LINE/OFF−LINEの切り換え、用紙送り等を実行するための操作パネル8を備えている。
【0013】
ケース2内部には、第2図において左右方向に移動可能なキャリッジ21と、このキャリッジ21に搭載されインパクト力によって印字を行う印字ヘッド22と、シャーシ25に軸受け26を介して回動自在に取り付けられたプラテン23により構成される印字部27を備え、用紙ガイド3やトラクタ32から供給される用紙に印字を行う。
【0014】
このプリンタ1においては、第1図の矢印A方向から供給される用紙を搬送する第1用紙経路と、矢印B方向から供給される用紙を搬送する第2用紙経路を有し、各用紙経路には、用紙を搬送するための第1、第2搬送機構が配置されている。
【0015】
第1搬送機構は、図示しない搬送ローラと搬送ローラ対33とによって構成され、用紙ガイド3に矢印A方向から供給された用紙を印字部27に搬送し、印字が終了した後、印字された用紙をプリンタ前面側または背面側に排出する。この第1搬送機構は紙厚の厚い用紙や複数枚で構成される帳票類、ブック型の通帳などを印字する場合に使用される。
【0016】
一方、第2搬送機構は、トラクタ32と搬送ローラ対33とによって構成され、矢印B方向から供給された用紙を印字部27に搬送し、印字が終了した後、印字された用紙をプリンタ前面側に排出する。この第2搬送機構はトラクタ32による搬送に適応するスプロケット紙を印字する場合に使用される。
【0017】
これら2つの搬送機構は、用紙経路の選択に応じてレリース機構31を操作することにより切り換えられる。第3図及び第4図を用いて、このレリース機構31を詳細に説明する。
【0018】
レリース機構31はレリースレバー6と、レリースギヤ28、レバー位置保持部34、リンク35、作用部30、移動ギヤ36とにより構成される。
【0019】
レリースレバー6は、円柱状の本体部6aと、本体部6aに突状に形成されたボス6bと、本体部6aから円周方向に延びた棒状の操作部6cよりなる。ボス6bの内周部はプラテンノブ5を取り付けるための貫通穴6dとなっており、先端にはフック6eが形成されている。また操作部6cには、レリースレバー6の用紙経路の選択状態を示すための指示部6fが形成されている。このレリースレバー6は、ケース2に形成された貫通穴2aを介して、ケース2内部に配置されるレリースギヤ28に嵌合すると共に、プラテン軸24を回転中心として取り付けられている。さらに、レリースレバー6の外側(第2図中右側)には、貫通穴6dを貫くようにして後述するプラテンノブ5がプラテン23のプラテン軸24に取り付けられ、一体にて回転するようになっている。
【0020】
レリースギヤ28は本体部28aを有しており、本体部28aは取付穴28bとギヤ部28c、連結部28d、嵌合部28eよりなり、プラテン軸24を取付穴28bに嵌通させ、Eリング29により位置決めすることによって、プラテン軸24に対してケース2の内側で回動自在に取り付けられる。嵌合部28eはレリースレバー6のフック6eと嵌合しており、レリースギヤ28はレリースレバー6の操作に応じて一体的に回動するようになっている。
【0021】
レバー位置保持部34はレバー位置保持ギヤ41とロック機構42とセンサ部43とにより構成され、レリースレバー6に操作時のクリック感を与えるとともに、操作位置を保持し、またその位置を検出する機能を有する。レバー位置保持ギヤ41はギヤ部41aとカム部41bを有し、シャーシ25に設けられたピン41cに回動自在に取り付けられている。ギヤ部41aはレリースギヤ28のギヤ部28cと噛み合っており、レリースレバー6の操作に応じて回転力を伝達する。カム部41bはカム面を有しておりロック機構42からの押圧力を受け、レリースレバー6に操作時のクリック感を与えるとともに、操作位置の保持を行っている。ロック機構42はロック部42aとバネ42bで構成され、ロック部42aはシャーシ25に設けられたピン42cに回動自在に取り付けられ、バネ42bのバネ力で下方に押しつけられており、カム部41bのカム面と接触し押圧力を与えている。センサ部43はリーフスイッチ等で構成されており、レバー位置保持ギヤ41の回転状態から搬送機構の選択状態を検出し、不図示の制御回路に送出する。
【0022】
レリースギヤ28の連結部28dはリンク35の一端と連結しており、レリースレバー6の操作によってリンク35を矢印D、D’方向に移動させている。リンク35はガイド35aによって、シャーシ25に沿って往復動可能となっており、他端にはU字状をなした作用部30が設けられ、第4図に示すようにその断面は先端部から傾斜面30a及び平面30bが形成されてる。
【0023】
作用部30は、移動ギヤ36に形成された傾斜面36aと接触することにより、移動ギヤ36を第4図に示す矢印E方向に移動し、移動ギヤ36とトラクタギヤ37を非連結状態とする。移動ギヤ36は、シャーシ25に設けられたピン39を回転中心とし、矢印E方向又は矢印E’方向に移動可能に設けられている。移動ギヤ36の上方であってピン39の同軸上には、一端がEリング40で固定されたバネ38が配置されていて、移動ギヤ36に対して矢印E’方向に押圧力を与えている。
【0024】
第4図(a)は、トラクタ32によって用紙搬送を行う第2搬送機構が選択されたときの移動ギヤ36とトラクタギヤ37、リンク35の状態を示している。第3図の実線で示される位置にレリースレバー6が操作され、第2搬送機構が選択されたときには、移動ギヤ36はバネ38の押圧力によって矢印E’方向に移動しており、トラクタギヤ37と噛み合って、モータピニオン49から減速ギヤ48を介して図示しないモータの駆動力を伝達することによってトラクタ32を駆動している。
【0025】
また、不図示のモータの駆動力は、モータピニオン49から減速ギヤ46及びアイドラギヤ47を介してプラテンギヤ44やギヤ45にも伝達されており、これによってプラテン23、搬送ローラ対33の駆動を行っている。なお、本実施例の場合には、用紙経路の選択に関わらず、プラテン23と搬送ローラ対33については、モータの駆動力が常に伝達された状態となっている。
【0026】
一方、第4図(b)は、搬送ローラ対33によって用紙搬送を行う第1搬送機構が選択されたときの移動ギヤ36とトラクタギヤ37、リンク35の様子を示すものである。第3図の仮想線で示される位置にレリースレバー6が操作され、第1搬送機構が選択されたときには、リンク35が矢印D方向に移動し、作用部30の傾斜面30aが移動ギヤ36の傾斜面36aと接触し、バネ38の押圧力に抗して移動ギヤ36をトラクタギヤ37、減速ギヤ48から離間する方向に押し上げていき(矢印E方向)、作用部30のU字状部分がピン39に入り込んで、作用部30の平面30bと移動ギヤ36の平面36bが対向した状態で停止する。このように、移動ギヤ36を矢印E方向に移動することによって、モータからの駆動力を遮断し、トラクタ32の駆動を停止している。
【0027】
なお、詳細な説明は省略するが各用紙経路の選択時にレリースレバー6の操作に連動させて、選択されなかった経路をシャッターで塞いでもよい。シャッターによって一方の経路を塞ぐことによって、選択されていない経路に誤って用紙を挿入することはない。
【0028】
次に第2図及び第5図を用いてレリースレバー6のポジション表示について説明する。プラテンノブ5はボス5aと中空部を有するハンドル5bで構成されていて、少なくともハンドル5bはABS等の材料で透光性を有するように構成されており、内部が視認できるようになっている。前述のように、このプラテンノブ5はレリースレバー6の貫通穴6dを貫通するボス5aを介して、プラテン軸24に取り付けられており、ハンドル5bを操作することにより、プラテン23を回転することができる。
【0029】
ケース2には、ケース2から突出させて、プラテンノブ5のハンドル5b中空部内に位置するように表示部9が設けられている。プラテンノブ5は透光性を有しているので、プラテンノブ5を介して表示部9を外部から視認することができる。この表示部9には用紙経路を示す文字、記号9bが記されており、レリースレバー6の指示部6fとの協働によって、用紙経路の選択状態を表している。
【0030】
上記のように、ケース2の右側面にプラテンノブ5と同軸上にレリースレバー6を配置したため、操作性が良く、ケース2の幅方向の大きさを小型化することができる。また、レリースレバー6にプラテン軸24を嵌通し回転軸としているため、レリースレバー6の取付けのための専用ピンが不要となり、部品点数が削減され低コスト化が実現できる。
【0031】
さらに、透光性を有したプラテンノブ5の中空部内に表示部9を配置したので、プリンタ前方や上方、側方から、レリースレバー6の位置を視認することができ、用紙経路の選択状態を確認することを容易にしている。
【0032】
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、視認性は低下するが、透光性を有するプラテンノブ5を使用する替わりに、ケース2の右側面に刻印や印刷にて文字、記号を記し、レリースレバー6のポジション表示を行ってもよい。また、本実施例では2つの用紙経路を選択するための機構を示したが、プリンタ底部からの供給を加えた3経路のものであっても適応が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、用紙経路の切り換えにおけるレリースレバーの操作性を向上し、またレリースレバーのポジション表示の視認性を高め、さらには装置の小型化、低コスト化を可能としたプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタの全体斜視図である。
【図2】本発明によるプリンタの正面からみた右側部の簡略化した部分断面図である。
【図3】本発明によるプリンタの右側面からみた簡略化した部分断面図である。
【図4】本発明によるプリンタの用紙経路切換機構を説明するための図面である。
【図5】本発明によるプリンタのレリースレバーのポジション表示を説明するための簡略化した斜視図である。
【符号の説明】
2 ケース
3 用紙ガイド
5 プラテンノブ
6 レリースレバー
23 プラテン
24 プラテン軸
28 レリースギヤ
30 作用部
31 レリース機構
32 トラクタ
34 レバー位置保持部
35 リンク
36 移動ギヤ
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字する用紙の種類に応じてレリース機構を操作し、用紙経路を切り換えて印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
事務所や銀行等において使用される伝票発行、通帳印字用の業務用プリンタは、帳票や単票紙、連続紙などといった種々の用紙を取り扱う。このようなプリンタにおいて、例えば、通帳に印字を行う場合には、搬送ローラによって水平搬送にて給紙を行う。また、用紙の幅方向両端に複数の穴を有したスプロケット紙に印字を行う場合には、プリンタのピントラクタにこの穴を引っかけて、水平搬送やプラテンに用紙を巻き付た状態で給紙を行う。このように取り扱う用紙の種類によって用紙経路を選択し、用紙の形態に適応した搬送状態を選択している。
【0003】
また、伝票等のように用紙を一枚ずつ供給し印字を行う場合には、用紙をプリンタ前方から供給し、印字終了後に再び前方に排出すると用紙の取扱性が良く利便性が高い。一方、連続紙の場合には、連なった複数の用紙をプリンタ底部や後方に配置し、そこから用紙を引出して供給し、前方に排出するのが良い。このように使用者の使い勝手によっても、用紙経路は順次切り換えられる。用紙経路の切り替えは、使用者がレリースレバーを適宜操作して行われる。
【0004】
従来のプリンタにおいては、プリンタのレイアウト上、レリースレバーはプリンタ前面または背面であって、プリンタの両側端のどちらか一方に配置されることが一般的である。このレリースレバーは、金属板でできたシャーシにカシメにて設けられた専用ピンを中心として回転自在となるように設けられる。操作者がこのレリースレバーを回転操作すると、選択された用紙経路に配設されるトラクタや搬送ローラなどの各搬送機構に対して、ステッピングモータの駆動力が伝達されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のプリンタにあっては、用紙経路を変更する場合に、プリンタ背面にレリースレバーが配置されていると、操作者がプリンタの背面に手を回したり、プリンタの位置を変更し操作者に背面を向けた状態で操作を行わなければならず操作性が悪かった。レリースレバーのポジション表示においても、レリースレバーと同様の位置に配置されることが一般的であるため、背面に設けられていた場合には、視認性が悪く用紙経路の選択状態を確認することが困難であった。また、レリースレバーはプリンタ両側端のどちらか一方のプリンタケースの領域に配置されるので、レリースレバーを配置するためのスペースが必要となり、プリンタケースの横幅が広くなり、装置が大型化するという問題もあった。
【0006】
さらに従来のプリンタでは、レリースレバーの回転軸はシャーシ等にカシメにて設けられた専用ピンを使用しているため、レリース機構の構成部品が多くコスト高となり、また、組立のための工程も増えるという問題もあった。
【0007】
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、用紙経路の切り換えにおけるレリースレバーの操作性を向上し、またレリースレバーのポジション表示の視認性を高め、さらには装置の小型化、低コスト化を可能としたプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明によるプリンタは、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、操作者がレリースレバーを操作することによって用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、レリースレバーはプラテン軸を回転中心として取り付けられていることを特徴とするものである。
【0009】
また上記発明において、プラテン軸にさらに操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブを取り付け、プラテン軸の同一端側にレリースレバー及びプラテンノブを配置することが望ましい。
【0010】
本願発明に関わる他のプリンタは、用紙に印字を行うための印字ヘッドと、印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、プラテン軸に取り付けられ操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブと、印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、操作者がレリースレバーを操作することにより用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、レリースレバーはプラテン軸を回転中心として取り付けられており、プラテンノブは透光性を有すると共に内周には中空部を有し、プリンタケースからプラテンノブ中空部に向かって突出し中空部内に配置される表示部を有することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明について図面を参照して以下に説明する。第1図は本発明のプリンタの外観を表す斜視図であり、第2図は正面から見た右側部の簡略化した部分断面図である。また第3図は第1図のプリンタの右側面から見た簡略化した部分断面図であり、第4図はレリース機構とトラクタとの関係を詳細に説明するための図面である。さらに、第5図はレリースレバーのポジション表示を説明するための簡略化した斜視図である。
【0012】
第1図に示すように、プリンタ1はケース2の前面に一対の可動ガイド4を備えた用紙ガイド3を有している。この可動ガイド4はプリンタ1の幅方向に移動可能となっており、供給される用紙の幅と印字を行う位置に合わせてその間隔が調整される。また、ケース2の右側面には、操作者の操作によってプラテン23を回転するためのプラテンノブ5、後述するレリース機構31のレリースレバー6、図示しないホスト装置と接続されホスト装置との間でデータを送受するためのインターフェース7を備えている。さらに、第3図に示すようにプリンタ1の背面側にはスプロケット用紙等を搬送するためのトラクタ32を備え、プリンタ1の上面には操作者によって操作され、ON−LINE/OFF−LINEの切り換え、用紙送り等を実行するための操作パネル8を備えている。
【0013】
ケース2内部には、第2図において左右方向に移動可能なキャリッジ21と、このキャリッジ21に搭載されインパクト力によって印字を行う印字ヘッド22と、シャーシ25に軸受け26を介して回動自在に取り付けられたプラテン23により構成される印字部27を備え、用紙ガイド3やトラクタ32から供給される用紙に印字を行う。
【0014】
このプリンタ1においては、第1図の矢印A方向から供給される用紙を搬送する第1用紙経路と、矢印B方向から供給される用紙を搬送する第2用紙経路を有し、各用紙経路には、用紙を搬送するための第1、第2搬送機構が配置されている。
【0015】
第1搬送機構は、図示しない搬送ローラと搬送ローラ対33とによって構成され、用紙ガイド3に矢印A方向から供給された用紙を印字部27に搬送し、印字が終了した後、印字された用紙をプリンタ前面側または背面側に排出する。この第1搬送機構は紙厚の厚い用紙や複数枚で構成される帳票類、ブック型の通帳などを印字する場合に使用される。
【0016】
一方、第2搬送機構は、トラクタ32と搬送ローラ対33とによって構成され、矢印B方向から供給された用紙を印字部27に搬送し、印字が終了した後、印字された用紙をプリンタ前面側に排出する。この第2搬送機構はトラクタ32による搬送に適応するスプロケット紙を印字する場合に使用される。
【0017】
これら2つの搬送機構は、用紙経路の選択に応じてレリース機構31を操作することにより切り換えられる。第3図及び第4図を用いて、このレリース機構31を詳細に説明する。
【0018】
レリース機構31はレリースレバー6と、レリースギヤ28、レバー位置保持部34、リンク35、作用部30、移動ギヤ36とにより構成される。
【0019】
レリースレバー6は、円柱状の本体部6aと、本体部6aに突状に形成されたボス6bと、本体部6aから円周方向に延びた棒状の操作部6cよりなる。ボス6bの内周部はプラテンノブ5を取り付けるための貫通穴6dとなっており、先端にはフック6eが形成されている。また操作部6cには、レリースレバー6の用紙経路の選択状態を示すための指示部6fが形成されている。このレリースレバー6は、ケース2に形成された貫通穴2aを介して、ケース2内部に配置されるレリースギヤ28に嵌合すると共に、プラテン軸24を回転中心として取り付けられている。さらに、レリースレバー6の外側(第2図中右側)には、貫通穴6dを貫くようにして後述するプラテンノブ5がプラテン23のプラテン軸24に取り付けられ、一体にて回転するようになっている。
【0020】
レリースギヤ28は本体部28aを有しており、本体部28aは取付穴28bとギヤ部28c、連結部28d、嵌合部28eよりなり、プラテン軸24を取付穴28bに嵌通させ、Eリング29により位置決めすることによって、プラテン軸24に対してケース2の内側で回動自在に取り付けられる。嵌合部28eはレリースレバー6のフック6eと嵌合しており、レリースギヤ28はレリースレバー6の操作に応じて一体的に回動するようになっている。
【0021】
レバー位置保持部34はレバー位置保持ギヤ41とロック機構42とセンサ部43とにより構成され、レリースレバー6に操作時のクリック感を与えるとともに、操作位置を保持し、またその位置を検出する機能を有する。レバー位置保持ギヤ41はギヤ部41aとカム部41bを有し、シャーシ25に設けられたピン41cに回動自在に取り付けられている。ギヤ部41aはレリースギヤ28のギヤ部28cと噛み合っており、レリースレバー6の操作に応じて回転力を伝達する。カム部41bはカム面を有しておりロック機構42からの押圧力を受け、レリースレバー6に操作時のクリック感を与えるとともに、操作位置の保持を行っている。ロック機構42はロック部42aとバネ42bで構成され、ロック部42aはシャーシ25に設けられたピン42cに回動自在に取り付けられ、バネ42bのバネ力で下方に押しつけられており、カム部41bのカム面と接触し押圧力を与えている。センサ部43はリーフスイッチ等で構成されており、レバー位置保持ギヤ41の回転状態から搬送機構の選択状態を検出し、不図示の制御回路に送出する。
【0022】
レリースギヤ28の連結部28dはリンク35の一端と連結しており、レリースレバー6の操作によってリンク35を矢印D、D’方向に移動させている。リンク35はガイド35aによって、シャーシ25に沿って往復動可能となっており、他端にはU字状をなした作用部30が設けられ、第4図に示すようにその断面は先端部から傾斜面30a及び平面30bが形成されてる。
【0023】
作用部30は、移動ギヤ36に形成された傾斜面36aと接触することにより、移動ギヤ36を第4図に示す矢印E方向に移動し、移動ギヤ36とトラクタギヤ37を非連結状態とする。移動ギヤ36は、シャーシ25に設けられたピン39を回転中心とし、矢印E方向又は矢印E’方向に移動可能に設けられている。移動ギヤ36の上方であってピン39の同軸上には、一端がEリング40で固定されたバネ38が配置されていて、移動ギヤ36に対して矢印E’方向に押圧力を与えている。
【0024】
第4図(a)は、トラクタ32によって用紙搬送を行う第2搬送機構が選択されたときの移動ギヤ36とトラクタギヤ37、リンク35の状態を示している。第3図の実線で示される位置にレリースレバー6が操作され、第2搬送機構が選択されたときには、移動ギヤ36はバネ38の押圧力によって矢印E’方向に移動しており、トラクタギヤ37と噛み合って、モータピニオン49から減速ギヤ48を介して図示しないモータの駆動力を伝達することによってトラクタ32を駆動している。
【0025】
また、不図示のモータの駆動力は、モータピニオン49から減速ギヤ46及びアイドラギヤ47を介してプラテンギヤ44やギヤ45にも伝達されており、これによってプラテン23、搬送ローラ対33の駆動を行っている。なお、本実施例の場合には、用紙経路の選択に関わらず、プラテン23と搬送ローラ対33については、モータの駆動力が常に伝達された状態となっている。
【0026】
一方、第4図(b)は、搬送ローラ対33によって用紙搬送を行う第1搬送機構が選択されたときの移動ギヤ36とトラクタギヤ37、リンク35の様子を示すものである。第3図の仮想線で示される位置にレリースレバー6が操作され、第1搬送機構が選択されたときには、リンク35が矢印D方向に移動し、作用部30の傾斜面30aが移動ギヤ36の傾斜面36aと接触し、バネ38の押圧力に抗して移動ギヤ36をトラクタギヤ37、減速ギヤ48から離間する方向に押し上げていき(矢印E方向)、作用部30のU字状部分がピン39に入り込んで、作用部30の平面30bと移動ギヤ36の平面36bが対向した状態で停止する。このように、移動ギヤ36を矢印E方向に移動することによって、モータからの駆動力を遮断し、トラクタ32の駆動を停止している。
【0027】
なお、詳細な説明は省略するが各用紙経路の選択時にレリースレバー6の操作に連動させて、選択されなかった経路をシャッターで塞いでもよい。シャッターによって一方の経路を塞ぐことによって、選択されていない経路に誤って用紙を挿入することはない。
【0028】
次に第2図及び第5図を用いてレリースレバー6のポジション表示について説明する。プラテンノブ5はボス5aと中空部を有するハンドル5bで構成されていて、少なくともハンドル5bはABS等の材料で透光性を有するように構成されており、内部が視認できるようになっている。前述のように、このプラテンノブ5はレリースレバー6の貫通穴6dを貫通するボス5aを介して、プラテン軸24に取り付けられており、ハンドル5bを操作することにより、プラテン23を回転することができる。
【0029】
ケース2には、ケース2から突出させて、プラテンノブ5のハンドル5b中空部内に位置するように表示部9が設けられている。プラテンノブ5は透光性を有しているので、プラテンノブ5を介して表示部9を外部から視認することができる。この表示部9には用紙経路を示す文字、記号9bが記されており、レリースレバー6の指示部6fとの協働によって、用紙経路の選択状態を表している。
【0030】
上記のように、ケース2の右側面にプラテンノブ5と同軸上にレリースレバー6を配置したため、操作性が良く、ケース2の幅方向の大きさを小型化することができる。また、レリースレバー6にプラテン軸24を嵌通し回転軸としているため、レリースレバー6の取付けのための専用ピンが不要となり、部品点数が削減され低コスト化が実現できる。
【0031】
さらに、透光性を有したプラテンノブ5の中空部内に表示部9を配置したので、プリンタ前方や上方、側方から、レリースレバー6の位置を視認することができ、用紙経路の選択状態を確認することを容易にしている。
【0032】
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、視認性は低下するが、透光性を有するプラテンノブ5を使用する替わりに、ケース2の右側面に刻印や印刷にて文字、記号を記し、レリースレバー6のポジション表示を行ってもよい。また、本実施例では2つの用紙経路を選択するための機構を示したが、プリンタ底部からの供給を加えた3経路のものであっても適応が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、用紙経路の切り換えにおけるレリースレバーの操作性を向上し、またレリースレバーのポジション表示の視認性を高め、さらには装置の小型化、低コスト化を可能としたプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタの全体斜視図である。
【図2】本発明によるプリンタの正面からみた右側部の簡略化した部分断面図である。
【図3】本発明によるプリンタの右側面からみた簡略化した部分断面図である。
【図4】本発明によるプリンタの用紙経路切換機構を説明するための図面である。
【図5】本発明によるプリンタのレリースレバーのポジション表示を説明するための簡略化した斜視図である。
【符号の説明】
2 ケース
3 用紙ガイド
5 プラテンノブ
6 レリースレバー
23 プラテン
24 プラテン軸
28 レリースギヤ
30 作用部
31 レリース機構
32 トラクタ
34 レバー位置保持部
35 リンク
36 移動ギヤ
Claims (3)
- 用紙に印字を行うための印字ヘッドと、
前記印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、
前記印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、
操作者がレリースレバーを操作することによって前記用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、
前記レリースレバーは前記プラテン軸を回転中心として取り付けられていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1記載のプリンタにおいて、
前記プラテン軸にはさらに操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブが取り付けられており、
前記プラテン軸の同一端側に前記レリースレバー及び前記プラテンノブを配置したことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 用紙に印字を行うための印字ヘッドと、
前記印字ヘッドに対向配置されプラテン軸にてプリンタ筐体に支持されるプラテンと、
前記プラテン軸に取り付けられ操作者がプラテンを回転操作するためのプラテンノブと、
前記印字ヘッドに用紙を供給するための複数の用紙経路と、
操作者がレリースレバーを操作することにより前記用紙経路を切り換えるレリース機構を有するプリンタにおいて、
前記レリースレバーは前記プラテン軸を回転中心として取り付けられており、
前記プラテンノブは透光性を有すると共に内周には中空部を有し、
プリンタケースから前記プラテンノブ中空部に向かって突出し中空部内に配置される表示部を有することを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (2)
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Family Applications (1)
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JP2002242891A Pending JP2004082357A (ja) | 2002-08-23 | 2002-08-23 | プリンタ |
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CN (1) | CN1476982A (ja) |
Families Citing this family (1)
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CN108944011A (zh) * | 2018-06-01 | 2018-12-07 | 苏州市东成办公科技有限公司 | 一种数字印刷机的印刷装置 |
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2002
- 2002-08-23 JP JP2002242891A patent/JP2004082357A/ja active Pending
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2003
- 2003-06-30 CN CNA031482570A patent/CN1476982A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CN1476982A (zh) | 2004-02-25 |
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