JP2004081329A - 液体容器の蒸気排出構造 - Google Patents

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山根 博志
Kunihiro Hoshika
星加 邦博
Hiroaki Tsujii
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Abstract

【課題】電気湯沸かし器において、蒸気通路のシール構造を簡易化し、蒸気排出構造の低コスト化を図ることである。
【解決手段】蓋下部材5に蒸気通路と通じた弁ケース部13を設け、該弁ケース部13内周に薄肉シール部18を設け、ボール32を収納した安全弁セット15を弁ケース部13に嵌合せしめるとともに、該安全弁セット15のつば部25を前記薄肉シール部18に密着させた構成とした。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気湯沸かし器、電気湯沸かし器タイプの加湿器等の液体容器における蒸気排出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記のような液体容器の蓋セットは、通常、蓋上部材、蓋下部材及び内蓋の組み合わせによって構成され、内部に設けた蒸気通路の蒸気入口が内蓋に設けられ、また蒸気出口が蓋上部材に設けられる。また、液体容器の転倒時の湯の漏出を防ぐ安全弁が、蒸気出口下方の蒸気通路の一部に設けられる。このような蒸気排出構造において、蒸気出口を設けた蓋上部材の蒸気通路部分と、安全弁を設けた蒸気通路部分は嵌合され、その嵌合部分のシール手段としては、パッキンを用いることが一般であった(例えば、特開平5−95835公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記のごとき蒸気排出構造によると、蓋上部材の蒸気通路部分と蓋下部材の蒸気通路部分の嵌合部のシール手段としてパッキンが必要であったので、コスト高となる原因の一つとなっていた。また、高温の蒸気が蒸気出口近傍の蓋上部材に当たるため、その部分が熱変形するおそれがあった。
【0004】
そこで、この発明は、蓋に設けられる蒸気排出構造において、蒸気通路のシール手段として独立した部品としてのパッキンを用いないシール手段を提供すること、また、蓋上部材の熱変形の恐れのない蒸気排出構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明は、蓋上部材、蓋下部材及び内蓋の組み合わせからなる蓋セットの内部に蒸気通路を設け、該蒸気通路の蒸気入口を前記内蓋に設けるとともに、蒸気出口を前記蓋上部材に設け、該蒸気出口下部の蒸気通路に安全弁を設けた液体容器の蒸気排出構造において、前記蓋下部材に蒸気通路と通じた弁ケース部を設け、該弁ケース部内周に薄肉シール部を設け、前記安全弁を収納した安全弁セットを該弁ケース部に嵌合せしめるとともに、該安全弁セットの外周面に前記薄肉シール部に密着させ、該安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませた構成を採用した。
【0006】
前記の構成によると、蒸気通路の一部を構成する弁ケース部に安全弁セットが挿入嵌合され、その安全弁セットに弁ケース部の薄肉シール部が密着されることにより、安全弁セットと弁ケース部間が、パッキンを用いることなくシールされる。
【0007】
前記安全弁セットの薄肉シール部に対するシール面は、該安全弁セットの外周面に設けたつば部の上面若しくは下面又は該安全弁セットの胴外周面のいずれかに設けられる。これに対する薄肉シール部は、つば部上面のシール面に対しては下向きに形成され、つば部下面のシール面に対しては上向きに形成される。また胴部外周面のシール面に対しては内向き形成される。いずれの場合も、薄肉シール部を弾性変形させて該シール面に密着させることによりシールするものである。
【0008】
また、前記安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませた態様としては、次の二通りの構成がある。その一は、該安全弁セットの弁孔を形成した上端面を前記蓋上部材の蒸気出口に嵌合させた態様である。この態様によると、安全弁セットの弁孔が直接蓋上部材の表面に露出し、その弁孔から蒸気が排出される。蒸気出口は安全弁セットの嵌合穴となる。蓋上部材に蒸気が触れることがないので、蓋上部材の熱変形を防止することができる。
【0009】
その二は、該安全弁セットと蓋上部材との間に蒸気穴部材を介在し、該蒸気穴部材の下端部を前記弁孔に連通させるとともに、蒸気穴を設けた上端部を前記蒸気出口に嵌合させた態様である。この態様によると、安全弁セットのほかに蒸気穴部材が必要となるが、安全弁セットが外部に露出するのが防止できる。また、弁孔から出た蒸気を蒸気穴部材を経て分散して外部に排出させることができるので、蒸気の噴出圧力を緩和することができる。蓋上部材に蒸気が触れることがないので、蓋上部材の熱変形を防止することができる点は前記のその一の場合と同様である。
【0010】
なお、前記安全弁セットの弁ケース部に対する係合構造がバヨネット構造である構成をとることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示した第1実施形態の電気湯沸かし器の蓋セット1は、その後端部がヒンジ軸2により本体3の肩部材10に対し開閉自在に取付けられる。蓋セット1は、上部の蓋上部材4、下部の蓋下部材5及び内部の内蓋6との組合せからなる。肩部材10の前端部が前方に突き出して口ばし部7が形成され、その口ばし部7の下部に吐出口8が設けられる。また、口ばし部7の上面部には、操作部9が設けられる。
【0012】
前記の内蓋6に蒸気入口11が設けられ、その蒸気入口11に通じた蒸気通路12が、該内蓋6と蓋下部材5の間に設けられ、さらにその蒸気通路12に通じ蒸気通路12の一部をなす筒状の弁ケース部13が蓋下部材5に設けられる。その弁ケース部13の上端は、蓋上部材4に設けられた蒸気出口14の下端に当接される。弁ケース部13の内部には安全弁セット15が収納される。
【0013】
前記の弁ケース部13は、図2に示すように、下端部に大径の嵌合部16が設けられ、その嵌合部16の上方にこれより小径の円筒部17が設けられる。嵌合部16と円筒部17との段部に、その円筒部17の内壁部分を下方へ垂下することにより下端部が自由端となる下向きの薄肉シール部18が設けられる。その薄肉シール部18の外周部にヌスミ19が設けられ、該薄肉シール部18の外方への弾性変形を可能にしている。この薄肉シール部18は、蓋下部材5と一体の部分であり、従って該蓋下部材5の材料(ポリプロピレン)によって決定される弾性を有するが、後述のように、安全弁セット15が押し込まれた際に、そのつば部25のテーパー面に押されて外方に広がるように弾性変形できるように、その肉厚と上下方向の長さが決定される。また、前記の円筒部17の内周面には、同一高さにおいて一定間隔をもって四角形の突起21が設けられる。
【0014】
なお、前記の弁ケース部13の上端部が当接される蓋上部材4の内面には、前記円筒部17の内径と同一径で、前記蒸気出口14より大径の嵌合部22が設けられる。
【0015】
前記の弁ケース部13の内部に収納される安全弁セット15は、図3及び図4に示すように、上端壁23を有する円筒体であり、その外周面の数箇所に前記弁ケース部13の突起21に合致するL形溝24が該突起21と同数同一間隔で設けられる。これらのL形溝24は、その縦方向の溝の上端が前記の上端壁23側に開放され、横方向の溝が一定方向を向いて形成される。これらのL形溝24と前記の突起21とにより、バヨネット構造による嵌合構造が構成される。
【0016】
また、安全弁セット15の下端外周につば部25が設けられ、そのつば部25の上面は外周側が低くなるテーパーが付いており、その面がシール面25aとなる。また、つば部25の下方において、開口部の前後対向2箇所に突片26、26が設けられる。さらに、前記の上端壁23には前後方向に並んで2ヶ所に大径弁孔27、小径弁孔28が設けられる。
【0017】
安全弁セット15の内部には、上下方向のガイド壁29、29が前記の突片26,26を挟んだ左右2ヶ所に対向状に設けられ、その対向面間に設けた浅い溝間に前記の大径弁孔27、小径弁孔28に対応したガイド部31、31が設けられる。これらのガイド部31、31にそれぞれ、安全弁の弁体としての金属製ボール32、32が所要の余裕をもって収納され、下端開口部の前記突片26、26間に挿通された抜け止めピン33により、各ボール32の脱落が防止される。
【0018】
なお、前記安全弁セット15の上端壁23の外周部に嵌合段部34が形成され、また、各弁孔27、28の下端に弁座27’、28’(図3、図4(b)参照)が設けられる。
【0019】
前記の安全弁セット15をその上端壁23を上向きにして弁ケース部13の下端開口部から差し込むとともに、そのL形溝24に突起21を嵌合させて押し込むと、上端壁23が蒸気出口14に嵌合し、嵌合段部34が嵌合部22に嵌合される。また、これと同時に、つば部25のシール面25aに薄肉シール部18が下方から押し当てられ、該薄肉シール部18を外方に拡大する方向に弾性変形させつつ密着させる(図3参照)。さらにその状態から安全弁セット15を水平方向に回転させ、突起21をL形溝24の横向き溝部に嵌入させて、バヨネット嵌合を完成させる。これにより、弁ケース部13の内周面と安全弁セット15の外周面とがシールされる。
【0020】
なお、前記のように、安全弁セット15の上端壁23が蒸気出口14に嵌合し、かつその上端壁23と蓋上部材4の上端面が同一面となった態様(図3参照)は、安全弁セット15の弁孔27、28を設けた上端面を蒸気出口14に臨ませた態様の一つである。その他の態様については、他の実施形態において説明する。
【0021】
第1実施形態の蒸気排出構造は以上のようなものであり、湯沸かしに伴って発生する蒸気は、蒸気入口11から蒸気通路12に入り、さらに安全弁セット15の内部に入る。このとき、安全弁セット15の各ボール32はその自重で抜け止めピン33上にあり各弁孔27、28は開放されている。従って、安全弁セット15内に入った蒸気は、弁孔27,28から直接外部に排出される。また、安全弁セット15の外周面と弁ケース部13の内周面間のすき間は、薄肉シール部18がシール面25aに密着することによりシールされ、このすき間から蒸気が外部に漏れ出すことを防止する。また、安全弁セット15の内部を通過した蒸気は、蓋上部材4に接触することなく外部に排出される。
【0022】
何らかの原因でこの電気湯沸かし器が転倒したときは、安全弁セット15の各ボール32が移動して各弁孔27、28を閉塞し、湯の漏れ出しを防止する。
【0023】
また、通常の使用状態において、蓋セット1を急激に閉鎖した場合、各ボール32に作用する遠心力で各ボール32が浮き上がり、弁孔27,28を閉塞することがある。この場合、同時に閉塞することのないよう弁孔27、28の大きさに差を設けることにより、小径弁孔28側のボール32を先に開放させるようにしている。
【0024】
前記の第1実施形態においては、図3に示したように、安全弁セット15を弁ケース部13に嵌合するバヨネット構造の突起21を弁ケース部13側に設け、L形溝24を安全弁セット15側に設けていたが、これとは逆に、図5に示した第2実施形態のように、突起21を安全弁セット15の外周面に、またL形溝24を弁ケース部13の内面に設けてもよい。その他、安全弁セット15と弁ケース部13との嵌合構造は、ねじ嵌合であってもよい。
【0025】
図6に示した第3実施形態は、弁ケース部13の上下関係を前記の場合と逆にして、上端部に嵌合部16が設けられるとともに、円筒部17が下方に延びるように設けられる。その円筒部17の上端に上向きの薄肉シール部18が設けられる。また円筒部17の内面にバヨネット構造の突起21が設けられる。
【0026】
また、この場合の安全弁セット15は、つば部25が上端壁23の周りに設けられ、テーパーの付いた下面がシール面25aとなっている。その上端壁23に大径弁孔27と、小径弁孔28が設けられること、内部にガイド部31、31が設けられること、各ガイド部31に金属製のボール32が収納されることは、いずれも前述の場合と同様である。金属ボール32の棒状の抜け止め部材36がブリッジ状に嵌合される。また、下端に開放されたバヨネット構造のL形溝24が外周面に設けられる。
【0027】
上記の安全弁セット15は、蓋上部材4と蓋下部材5とが分離されている状態で蓋下部材5の弁ケース部13の上方から差し込まれ、突起21とL形溝24とのバヨネット構造による嵌合を行うとともに、つば部25のシール面25aを薄肉シール部18に押し当て、外方へ拡径するように弾性変形させて密着させる。その後、蓋上部材4を蓋下部材5に嵌合する。このとき、安全弁セット15の上端壁23が蓋上部材4の蒸気出口14に嵌合する。その他の構造及び作用は、前述の場合と同様である。
【0028】
次に、図7(a)(b)に示した第4実施形態は、弁ケース部13の立ち上がりを前述の各実施形態のものより低く形成し、その弁ケース部13の下方から挿入した安全弁セット15の上端と、蓋上部材4との間に蒸気穴部材45を介在している。弁ケース部13の下端部に、安全弁セット15のつば部25の嵌合部16が設けられ、その嵌合部16の内側に下向きの薄肉シール部18が設けられる。その薄肉シール部18がつば部25の上面に形成されたシール面25aに弾性変形して密着することによりシールを行う。安全弁セット15の上端面に、電気湯沸かし器の前方から見て左右方向に並んで、大径弁孔27、小径弁孔28が設けられるとともに、これらに対応してガイド部31、31が設けられ、内部に金属製のボール32、32が収納され、抜け止めピン33により抜け止めが図られる。
【0029】
前記の蒸気穴部材45は楕円形の筒形をなし、安全弁セット15と同様の耐熱性部材(例えば、シンジオタクチックポリスチレンSPS)で形成され、下端部外周に嵌合つば部46が設けられる。また、上端部に複数のスリットからなる蒸気穴47が設けられる。この蒸気穴部材45は、その嵌合つば部46が安全弁セット15の上面に設けられ楕円形のリブ49に嵌合され、これにより、弁孔27、28が蒸気穴部材45の内部に連通される。また、その嵌合つば部46の上面に蓋上部材4に設けた薄肉シール部48が密着されシールされる。蒸気穴部材45の上端部が蓋上部材4の蒸気出口14に嵌合され、蒸気穴47が外部に開放される。
【0030】
上記のように、安全弁セット15と蓋上部材4との間に蒸気穴部材45を介在し、該蒸気穴部材45の下端部を前記弁孔27、28に連通させるとともに、蒸気穴47を設けた上端部を蒸気出口14に嵌合させた態様も、請求項1にいう「安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませた」構成に含まれる。
【0031】
上述の第4実施形態の場合は、安全弁セット15の他に蒸気穴部材45を設けた点で前述の各実施形態のものと相違するが、これは、弁孔27、28を通過した蒸気を直接蓋上部材4に開放するよりも、一旦蒸気穴部材45を通過させ、さらに複数のスリットでなる蒸気穴47に分散して開放する方が、蒸気の噴出圧力が低下され、安全だからである。また、蒸気穴部材45の存在により、安全弁セット15が直接外部に露出することを避けることができる。
【0032】
図8は、第5実施形態であり、薄肉シール部18を内向きに形成し、その自由端部を安全弁セット15の胴部外周面に密着させてシールするようにしたものである。この場合は、安全弁セット15の胴部外周面がシール面25aとなる。
【0033】
なお、図8は、図7に示した第4実施形態の構造に内向きの薄肉シール部18を設けたものを示しているが、前述の第1から第4のいずれの場合にも、同様の内向きシール部18を設けることができる。
【0034】
次に、図9及び図10は、前述した口ばし部7の内部構造を示している。即ち、口ばし部7の内部に取付けられた基板ボックス37に基板38が収納され、その基板38に接続されたリード線39が基板ボックス37を貫通して配線される。このため、リード線39を通過させる穴が必要になるが、その穴は内部に水やホコリが浸入する原因となる。このため、基板ボックス37にコの字形のスリット41とその両端部に接近した直線状のスリット42とにより区画された開閉部43を設け、スリット42の両端部とコの字形のスリット41の両端部との間に、部分的に薄肉に形成した弾性屈曲部44、44(図10(b)参照)を設けている。
【0035】
前記の開閉部43を弾性屈曲部44、44の部分で強制的に開放した状態(図10(b)の二点鎖線参照)でリード線39の配線を行う。配線が終了すると開閉部43は弾性屈曲部44、44の部分の作用により閉鎖状態に戻り、リード線39はスリット41の一部を通過して配線される。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、安全弁セットを弁ケース部の薄肉シール部に密着させることにより両者間のシールを図るようにしたので、パッキンが不要になり、部品の減少による製造コストの低減を図ることができる。また、前記の安全弁セットを蓋上部材の蒸気出口に臨ませることにより、蒸気が蓋上部材に接触することなく放出されるので、蓋上部材の熱変形を防止することができる。蓋上部材を高価な耐熱性樹脂で形成することにより上記の熱変形は防止できるが、これより小さい部品である安全弁セット及びこれに付属する場合がある蒸気穴部材を耐熱性樹脂で形成するだけでよく、大型部品である蓋上部材は通常の低廉な樹脂を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の一部省略断面図
【図2】同上の弁ケース部の断面図
【図3】同上の弁ケース部に安全弁セットを組み合わせた断面図
【図4】(a)同上の安全弁セットの斜視図
(b)同上の安全弁セットの縦断面図
(c)同上の安全弁セットの横断面図
【図5】第2実施形態の一部断面図
【図6】(a)第3実施形態の一部断面図
(b)(a)図の安全弁セットの底面図
【図7】(a)第4実施形態の一部断面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
【図8】第5実施形態の一部断面図
【図9】第1実施形態の一部分解斜視図
【図10】(a)同上の一部底面図
(b)(a)図のb−b線の断面図
【符号の説明】
1 蓋セット
2 ヒンジ軸
3 本体
4 蓋上部材
5 蓋下部材
6 内蓋
7 口ばし部
8 吐出口
9 操作部
10 肩部材
11 蒸気入口
12 蒸気通路
13 弁ケース部
14 蒸気出口
15 安全弁セット
16 嵌合部
17 円筒部
18 薄肉シール部
19 ヌスミ
21 突起
22 嵌合部
23 上端壁
24 L形溝
25 つば部
25a シール面
26 突片
27 大径弁孔
27’ 弁座
28 小径弁孔
28’ 弁座
29 ガイド壁
31 ガイド部
32 ボール
33 抜け止めピン
34 嵌合段部
36 抜け止め部材
37 基板ボックス
38 基板
39 リード線
41 スリット
42 スリット
43 開閉部
44 弾性屈曲部
45 蒸気穴部材
46 嵌合つば部
47 蒸気穴
48 薄肉シール部
49 リブ

Claims (5)

  1. 蓋上部材、蓋下部材及び内蓋の組み合わせからなる蓋セットの内部に蒸気通路を設け、該蒸気通路の蒸気入口を前記内蓋に設けるとともに、蒸気出口を前記蓋上部材に設け、該蒸気出口下部の蒸気通路に安全弁を設けた液体容器の蒸気排出構造において、前記蓋下部材に蒸気通路と通じた弁ケース部を設け、該弁ケース部内周に薄肉シール部を設け、前記安全弁を収納した安全弁セットを該弁ケース部に嵌合せしめるとともに、該安全弁セットの外周面に前記薄肉シール部に密着させ、該安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませたことを特徴とする液体容器の蒸気排出構造。
  2. 前記安全弁セットの薄肉シール部に対するシール面が、外周面に設けたつば部の上面若しくは下面又は胴外周面のいずれかに設けられ、前記薄肉シール部が、つば部上面のシール面に対しては下向きに、つば部下面のシール面に対しては上向きに、又は胴部外周面のシール面に対しては内向きにそれぞれ形成され、該薄肉シール部を弾性変形させて該シール面に密着させることを特徴とする請求項1に記載の液体容器の蒸気排出構造。
  3. 前記安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませた態様が、該安全弁セットの弁孔を形成した上端面を前記蓋上部材の蒸気出口に嵌合させた態様であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器の蒸気排出構造。
  4. 前記安全弁セットの弁孔を設けた上端面を前記蒸気出口に臨ませた態様が、該安全弁セットと蓋上部材との間に蒸気穴部材を介在し、該蒸気穴部材の下端部を前記弁孔に連通させるとともに、蒸気穴を設けた上端部を前記蒸気出口に嵌合させた態様であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体容器の蒸気排出構造。
  5. 前記安全弁セットの弁ケース部に対する嵌合構造がバヨネット構造であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体容器の蒸気排出構造。
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