JP4238080B2 - エアゾールバルブ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品などの内容物の噴射を行うエアゾール容器に使用するエアゾールバルブに係るものであり、エアゾール容器の外部方向にステムを付勢するスプリングの腐食・劣化を防止するとともに、バルブ体の組み立てを容易にすることを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002−347864号公報
【特許文献2】
特公昭44−32149号公報
【特許文献3】
実開昭64−56859号公報
【0003】
従来より、特許文献1に示すごとく、エアゾール容器の上端開口部内に、ステムガスケットを介してハウジングの上端を固定するとともに、このハウジング内に金属製のスプリングによりステムを外部方向に付勢して装着したエアゾールバルブが存在する。そして、このエアゾールバルブは、金属製のスプリングがエアゾール内容物と常時接触するような構成となっている。
【0004】
また、特許文献2及び3に記載の発明及び考案のごとく、ステムを付勢する金属製のスプリングを押釦とキャップの上面との間に配置し、金属製のスプリングが直接エアゾール内容物と接触しないように形成したものも存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の発明のごとく、金属製のスプリングとエアゾール内容物が接触するようエアゾール容器を形成した場合において、内部に染髪剤のごとく金属に対して腐食性を有する液体や気体などを収納すれば、金属製のスプリングが腐食・劣化するものとなる。その結果、時間の経過とともに、バルブ機構の円滑な作動に影響を及ぼすものとなったり、エアゾール内容物が金属製のスプリングと化学反応を起こすことにより、エアゾール内容物を変化させる可能性が生じていた。
【0007】
また、特許文献2及び3に記載の発明及び考案に係るエアゾール容器は、金属製のスプリングを押釦とキャップとの間に配置するものであるから、特許文献1に記載の発明のごとく、金属製のスプリングに腐食や劣化を生じることはないという利点を有している。しかし、金属製のスプリングの付勢力を押釦で受ける機構とするため、押釦に規格品を用いることができず、新たに金属製のスプリングの付勢力を受けることができる形状のものを製作しなければならない。そのため、製造コストが高くなるとともに、汎用性に乏しいものとなっていた。
【0008】
また、特許文献2の発明おいては、金属製のスプリングの一部がエアゾール容器の外部に晒されている。そのため、金属に対して腐食性を有する液体や気体などが、エアゾール容器の外部から金属製のスプリングに接触する可能性があり、このような場合には金属製のスプリングが腐食・劣化するものとなる。
【0009】
また、金属製のスプリングの外部に露出した部分において、螺旋状に巻いたバネの隙間に異物が挟まったり絡まったりする可能性もあり、このような場合には、金属製のスプリングを十分に圧縮することができなくなるため、押釦などを介してステムを押圧することが困難となる。従って、このような場合にもバルブ機構の円滑な作動に影響を及ぼすこととなる。
【0010】
また、特許文献3に記載の考案のごとく、押釦で金属製のスプリングをカバーする方式のものは、特許文献2に示すような欠点を生じることは少ないが、押釦に規格のものとは異なる専用のものを用いなければならず、高価なものとなる。
【0011】
本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、エアゾール容器の外部方向にステムを突出付勢する金属製のスプリングが、エアゾール内容物や外部からの刺激により腐食・劣化することを防止するとともに、螺旋状に巻いたスプリングの隙間に異物が挟まることを防止して、バルブ機構の円滑な作動を可能とするものである。また、このようなエアゾール装置を、容易に組み立て可能とするとともに、廉価なものにしようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の如き課題を解決するため、エアゾール容器のキャップの内面にハウジングの上端開口を固定し、このハウジング内をステムガスケットにより上部室と下部室とに気密的に区分し、下部室にはエアゾール内容物の流入を可能とするが上部室にはエアゾール内容物の流入を不能とするとともに、ステムガスケットを貫通して上部室と下部室に配置したステムのオリフィスをステムガスケットの内周端面で閉止し、このステムの上部室側にステムとは別体に形成したスプリングストッパーを係合し、このスプリングストッパーの挿通口の上面に断面コ字形でキャップから外方に突出し、ステムの上端を被覆する筒部を設け、この筒部内にステムのハウジング外への突出部を挿通固定するとともに、スプリングストッパーとステムガスケット側との間隔に配置したスプリングにより、ステムをキャップの外面方向に突出付勢するよう形成したものである。
【0013】
また、上部室内には、断面凹字形のステムホルダーを装着し、このステムホルダーの底部をステムガスケットの上面に配置するとともに、この底部とスプリングストッパーとの間にスプリングを配置したものであってもよい。
【0014】
また、内容物と接触する部材及びエアゾール容器を、合成樹脂により形成したものであってもよい。
【0015】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、スプリングとエアゾール内容物とが接触することはない。従って、染髪(毛剤や脱色)剤のごとく、金属に対して腐食性を有する液体や気体などを、エアゾール容器内に収納した場合であっても、高価な耐腐食性の金属を使用したり、耐腐食加工を施す必要がないため、製造コストを安くすることが可能となる。
【0016】
また、スプリングはエアゾール容器の外部に露出することなく、ハウジングの内部に配置されている。そのため、エアゾール容器外部に金属に対して腐食性を有する液体や気体などが存在しても、このような液体や気体がスプリングと接触しないため、外部からの刺激によりスプリングが腐食・劣化することはない。また、螺旋状に巻いたスプリングの隙間に、エアゾール容器外部からもたらされた異物が挟まったり絡まったりすることもないため、ステムを押圧することによりスプリングを十分に圧縮させることができる。従って、バルブ機構の円滑な作動が可能となる。
【0017】
また、スプリングはハウジング内において、ステムに係合したステムストッパーとステムガスケット側との間隔に配置している。そのため、スプリングを押釦とキャップの上面との間に設ける場合とは異なり、特別な形状の押釦を新たに製作する必要がなく、規格品を用いることができる。従って、製造コストを安くすることが可能となる。
【0018】
また、ステムと係合させるスプリングストッパーをステムとは別体に形成することにより、バルブ機構の組み立て時において、スプリングストッパーと他の部材との干渉を防止しながら、ステムにスプリングストッパーを組み付けることが可能となり、ハウジング内にステム、ステムガスケット、スプリングストッパー及びステムホルダーを容易に配置することができる。そのため、ステムとスプリングストッパーを一体に形成したものと比較して、バルブ機構の組み立てが容易となる。
【0019】
また、スプリングストッパーを、挿通口の上面に断面コ字形でキャップから外方に突出してステムの上端を被覆する筒部を設け、この筒部内にステムのハウジング外への突出部を挿通固定しているため、スプリングストッパーに無理なストレスが加えられることがなく、スプリングストッパーとステムとを係合させることが可能となる。また、スプリングストッパーの筒部の上端内面にステムの先端部を当接させて係合するとともに、両者を固定しているため、ステムを押圧しても、ステムとスプリングストッパーが分離することはない。そのため、バルブ機構を円滑に作動させることができる。
【0020】
また、このスプリングストッパーに設けた筒部は、ステムの突出部全体を被覆するよう設けられている。従って、ステムの突出部が筒部によって補強されるため、ステムの突出部に外部から何らかのストレスが加えられても、ステムの破損を防止することができる。
【0021】
また、このスプリングストッパーを用いるステムには、特別にスプリングストッパーを係合するための係合部を設ける必要がないため、従来から規格品として製造されているステムを使用することも可能である。そのため、このスプリングストッパーを用いれば、特別な形状のステムを新たに製造する必要がないため、製造コストを安くすることが可能となる。
【0022】
また、上部室内に断面凹字形のステムホルダーを装着し、このステムホルダーの底部をステムガスケットの上面に配置するとともに、この底部とスプリングストッパーとの間にスプリングを配置すれば、スプリングはステムガスケットの上面に直に当接しない。従って、ステムの押圧によりステムガスケットが弾性変形しても、この弾性変形がスプリングの作動に直接影響を及ぼすことはない。そのため、バルブ機構を円滑に作動させることが可能となる。
【0023】
また、上述の如く金属製のステム発条が内容物と接触する事のない構造とするだけでなく、エアゾール容器の内容物との接触部を合成樹脂で形成すれば、内容物と金属部品との接触がなく、内容物による金属部品の腐食防止効果の高いものとなる。また、エアゾール容器の内容物との接触部を合成樹脂で形成する場合、例えば、金属製の外容器内に、合成樹脂製の内袋を挿入配置した二重構造のエアゾール容器を形成し、内袋内に内容物を充填しても良い。また、PET等の合成樹脂でエアゾール容器を形成し、その内部に内容物を充填しても良い。また、蓋体が内容物と接触する場合には、この接触部を合成樹脂で形成すれば、耐腐食性を更に高める事ができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例を図1において説明すれば、(1)はハウジングで、図1に示すごとく、上端部をエアゾール容器(2)の上端開口(3)内に固定し、上端を平板状のキャップ(4)により密閉している。本実施例では図1に示すごとく、エアゾール容器(2)のキャップ(4)を平板状のものとしたが、平板状のキャップ(4)を使用せずにマウンテンカップ(33)によってキャップ(4)を構成することも可能である。また、ハウジング(1)内の上下方向の略中間部にステムガスケット(5)を配置し、このステムガスケット(5)によりハウジング(1)内を上部室(6)と下部室(7)とに気密的に区分している。そして、下部室(7)は、エアゾール容器(2)内部と下端の導入口(8)を介して常時連通し、エアゾール内容物を導入可能に形成するとともに、上部室(6)は、ステムガスケット(5)によってエアゾール内容物の流入を遮断するよう形成している。
【0025】
また、ステム(10)は、ステムガスケット(5)を貫通して上部室(6)と下部室(7)に配置され、ステム(10)の非押圧時には、オリフィス(11)を、ステムガスケット(5)の内周端面(12)に密着させることにより閉止している。また、ステム(10)の上部室(6)側には、別体に形成したスプリングストッパー(13)をステム(10)に係合している。このスプリングストッパー(13)は、挿通口(15)の上面に断面コ字形の筒部(35)を形成し、この筒部(35)をキャップ(4)から突出し、ステム(10)の上端を被覆している。この筒部(35)にステム(10)の突出部(26)を挿通固定することにより、このスプリングストッパー(13)をバルブ機構に組み付けることが可能となる。また、筒部(35)の上端には、ステム(10)の導出路(32)と連通する導出口(36)を形成している。
【0026】
この実施例では、スプリングストッパー(13)にひずみ変形を生じさせずに、容易にステム(10)に係合させることができる。また、スプリングストッパー(13)とステム(10)とを固定しているため、スプリング(21)による付勢力が確実に伝達され、スプリングストッパー(13)を介してステム(10)の押圧を解除した時に、ステム(10)を元の位置に復元させることができる。そのため、バルブ機構を円滑に作動させることが可能となる。また、ステム(10)の突出部(26)全体が、スプリングストッパー(13)により被覆されているため、これにより突出部(26)が補強される。
【0027】
また、ステム(10)にスプリングストッパー(13)を係合させるための係合部を設ける必要がない。そのため、従来から規格品として製造されているステム(10)を使用することが可能であるため、製造コストを安くすることも可能である。また、図1に示すごとく、このスプリングストッパー(13)には押釦(31)を別体に固定形成しているが、他の実施例として、成形時に押釦(31)をスプリングストッパー(13)と一体に成形することも可能である。
【0028】
そして、上部室(6)において、ステムガスケット(5)の上面には、ステムホルダー(18)の底部(20)を配置し、この底部(20)とスプリングストッパー(13)との間に、金属製のスプリング(21)を配置している。そして、スプリングストッパー(13)がこのスプリング(21)の付勢力を直接受けることにより、ステム(10)は、キャップ(4)の外面方向に付勢されている。
【0029】
また、上記の部材の組み立て順序は、第1実施例において、まずステム(10)にステムガスケット(5)を、内周端面(12)とオリフィス(11)とが密着するようステム(10)の嵌合部(22)で嵌合させる。また、ステム(10)とは別個に配置したスプリングストッパー(13)の上面に、スプリング(21)を垂直方向に配置し、スプリング(21)側からステムホルダー(18)を被せる。このような状態で、ステムガスケット(5)を嵌合させたステム(10)を、導出路(32)の先端開口(24)側からステムホルダー(18)の貫通口(23)に貫通するとともに、ステム(10)の先端をスプリングストッパー(13)の挿通口(15)に挿通する。
【0030】
そして、上記の方法で組み立てたユニットをハウジング(1)の内部に装着し、キャップ(4)の中央に設けたステム挿通口(25)からステム(10)の突出部(26)を突出させ、キャップ(4)をハウジング(1)の上端部に被せて固定する。これにより、上記の部材の組み立てが完成する。
【0031】
上述のように構成したものにおいて、エアゾール容器(2)内に、染髪剤など金属に対する腐食性を有するエアゾール内容物を収納した場合であっても、上部室(6)にはエアゾール内容物が流入することがないため、上部室(6)に設けたスプリング(21)はエアゾール内容物と接触しない。従って、スプリング(21)が金属製であっても、エアゾール内容物により腐食・劣化することがないため、バルブ機構を円滑に作動させることが可能となる。
【0032】
また、スプリング(21)はエアゾール容器(2)内に収納されており、特許文献2に示すごとく、外部に露出するよう形成したものではないため、スプリング(21)が外部からの刺激によって腐食したり劣化することはない。また、外部からの異物が螺旋状に巻いたスプリング(21)の間隙に挟まったり絡まったりすることもない。従って、外部環境によって、バルブ機構の作動に支障が生じることはないため、バルブ機構を円滑に作動させることができる。
【0033】
また、エアゾール内容物を噴射するには、図1に示すごとく、押釦(31)を介してステム(10)を押圧することにより、ステム(10)がハウジング(1)内を下方に移動し、ステムガスケット(5)が弾性変形して、このステムガスケット(5)の内周端面(12)とオリフィス(11)が分離する。そのため、オリフィス(11)が開放され、下部室(7)に収納されたエアゾール内容物がオリフィス(11)からステム(10)の導出路(32)を介して押釦(31)から外部に噴出する。
【0034】
また、ステム(10)とスプリングストッパー(13)が別体に設けられているため、バルブ機構を組み立てる際には、他の部材との干渉を防止しながら、ステム(10)にスプリングストッパー(13)を組み付けることが可能となる。従って、ステム(10)、スプリングストッパー(13)のみならず、スプリング(21)など他の部材についても容易にバルブ機構に配置することができるため、バルブ機構の組み立てが容易となり、製造コストを廉価なものとすることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、上述のごとく構成したものであるから、キャップの外面方向にステムを突出付勢するスプリングは、エアゾール内容物が流入しないハウジングの上部室に配置されている。従って、エアゾール内容物や外部からの刺激によりスプリングの腐食・劣化することを防止するとともに、螺旋状に巻いたスプリングの間隙に異物が挟まることを防止することができることから、バルブ機構の円滑な作動を可能としたものである。また、ステムとスプリングストッパーとを別体に設けているため、両者をバルブ機構に容易に組み付けることができることから、製造コストを安くすることを可能としたものである。
【0036】
また、スプリングストッパーを、挿通口の上面に断面コ字形でキャップから外方に突出してステムの上端を被覆する筒部を設け、この筒部内にステムのハウジング外への突出部を挿通固定しているため、スプリングストッパーに無理なストレスが加えられることがなく、スプリングストッパーとステムとを係合させることが可能となる。また、スプリングストッパーの筒部の上端内面にステムの先端部を当接させて係合するとともに、両者を固定しているため、ステムを押圧しても、ステムとスプリングストッパーが分離することはない。そのため、バルブ機構を円滑に作動させることができる。
【0037】
また、このスプリングストッパーに設けた筒部は、ステムの突出部全体を被覆するよう設けられている。従って、ステムの突出部が筒部によって補強されるため、ステムの突出部に外部から何らかのストレスが加えられても、ステムの破損を防止することができる。
【0038】
また、このスプリングストッパーを用いるステムには、特別にスプリングストッパーを係合するための係合部を設ける必要がないため、従来から規格品として製造されているステムを使用することも可能である。そのため、このスプリングストッパーを用いれば、特別な形状のステムを新たに製造する必要がないため、製造コストを安くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 エアゾール容器
3 上端開口
4 キャップ
5 ステムガスケット
6 上部室
7 下部室
10 ステム
11 オリフィス
12 内周端面
13 スプリングストッパー
15 挿通口
18 ステムホルダー
20 底部
21 スプリング
26 突出部
35 筒部
Claims (3)
- エアゾール容器のキャップの内面にハウジングの上端開口を固定し、このハウジング内をステムガスケットにより上部室と下部室とに気密的に区分し、下部室にはエアゾール内容物の流入を可能とするが上部室にはエアゾール内容物の流入を不能とするとともに、ステムガスケットを貫通して上部室と下部室に配置したステムのオリフィスをステムガスケットの内周端面で閉止し、このステムの上部室側にステムとは別体に形成したスプリングストッパーを係合し、このスプリングストッパーの挿通口の上面に断面コ字形でキャップから外方に突出し、ステムの上端を被覆する筒部を設け、この筒部内にステムのハウジング外への突出部を挿通固定するとともに、スプリングストッパーとステムガスケット側との間隔に配置したスプリングにより、ステムをキャップの外面方向に突出付勢したことを特徴とする、エアゾールバルブ。
- 上部室内には、断面凹字形のステムホルダーを装着し、このステムホルダーの底部をステムガスケットの上面に配置するとともに、この底部とスプリングストッパーとの間にスプリングを配置したことを特徴とする、請求項1のエアゾールバルブ。
- 内容物と接触する部材及びエアゾール容器を、合成樹脂により形成したものであることを特徴とする、請求項1のエアゾールバルブ。
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JP2003198894A JP4238080B2 (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | エアゾールバルブ |
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Family Applications (1)
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JP2003198894A Expired - Lifetime JP4238080B2 (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | エアゾールバルブ |
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2003
- 2003-07-18 JP JP2003198894A patent/JP4238080B2/ja not_active Expired - Lifetime
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