JP2011046438A - 計量注出器及びそれを備える計量注出容器 - Google Patents

計量注出器及びそれを備える計量注出容器 Download PDF

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Abstract

【課題】可動栓をシェル部材から最大まで引き出したときに、その状態を確実に維持することができる計量注出器を提供する。
【解決手段】計量注出器1は、容器口部51に装着されてその内側に内容物の充填空間Sが形成されるシェル部材11と、シェルを摺動可能に貫通してその引き出しによって空間を容器に通じさせる一方、その押し込みによって空間を外界に開放させる可動栓13とを有し、可動栓をシェル部材から最大まで引き出したとき、互いに着脱可能に係止されて当該可動栓を位置決めする位置決め手段Lを設け、当該手段Lは、可動栓の外周面から突出して、シェル部材の内面に形成された突起11pに着脱可能に係止される、可撓性を有する舌片13Lである。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器との間が仕切られた状態から可動栓を引き出すことによって容器内に通じさせることで内容物を計量室に充填した後、当該可動栓を初期状態に復帰させることで充填された内容物の容器内への逆流を阻止すると共に、当該内容物の注出を可能にする計量注出器に関するものである。
従来の計量注出器としては、例えば、容器から育毛剤を所定量だけ計量して取り出す際、シェル部材から可動栓を最大まで引き出すことによって、容器の内側に通じさせると共に可動栓からの注出を阻止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3759428号明細書
しかしながら、従来の計量注出器には、可動栓をいっぱいまで引き出しても、その位置(いわゆる上死点)で位置決めする手段が存在しない。このため、可動栓を上死点まで引き出したつもりにもかかわらず、実際には上死点に達していない場合等、容器からの内容物の導入を許容しつつ、可動栓を通しての外界への漏れも許容してしまうことが考えられる。
本発明の目的とするところは、可動栓をシェル部材から最大まで引き出したときに、その状態を確実に維持することができる計量注出器を提供することにある。
本発明の計量注出器は、容器の口部に装着されてその内側に内容物の充填空間が形成されるシェル部材と、このシェル部材を摺動可能に貫通してその引き出しによって充填空間を容器に通じさせる一方、その押し込みによって充填空間を外界に開放させる可動栓とを有する計量注出器であって、
可動栓をシェル部材から最大まで引き出したとき、互いに着脱可能に係止されて当該可動栓を位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、前記位置決め手段を、可動栓の外面から突出して、シェル部材の内面に着脱可能に係止される、可撓性を有する舌片とすることができる。この場合、舌片は、シェル部材の内面に直接引っ掛かってシェル部材に係止されるものの他、シェル部材の内面に突起又は凹部を形成することで、当該突起又は凹部に係止されるものも含む。また、舌片は、可動栓の軸線周りに間隔を空けて複数設けることができる。
また、本発明によれば、前記位置決め手段を、シェル部材の内面から垂下して、可動栓の外面に着脱可能に係止される、可撓性を有する脚部とすることもできる。この場合、脚部は、可動栓の外面に直接引っ掛かって当該可動栓を係止するものの他、可動栓の外面に突起又は凹部を形成し、当該突起又は凹部を係止するよう、凹部又は突起を設けたものも含む。また、脚部は、可動栓を取り囲むように間隔を空けて複数設けることができる。
また、本発明である、計量注出器付き容器は、上述した計量注出器と、当該計量注出器を装着する口部を有する容器本体とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、シェル部材から可動栓を最大まで引き出したとき、当該可動栓をその状態のまま位置決めすることができる。即ち、本発明によれば、可動栓を最大まで引き出しさえすれば、可動栓を最大まで引き出した状態を維持することができる。
このため、例えば、可動栓が最大まで引き出されなければ、容器の内側や充填空間が可動栓を通して外界に通じてしまう場合も、可動栓を最大まで引き出しさえすれば、その後に、内容物が可動栓を通して外界に漏れることがない。即ち、本発明を採用すれば、操作中の予期せぬ漏れを防止することができる。
また、上記位置決め手段を、可動栓の外面から突出して、シェル部材の内面に着脱可能に係止される、可撓性を有する舌片とすれば、比較的スムースな係止動作で、可動栓の位置決めを実現できる。
また、位置決め手段を、シェル部材の内面から垂下して、可動栓の外面に着脱可能に係止される、可撓性を有する脚部とすれば、比較的スムースな係止動作で、可動栓の位置決めを実現できる。
本発明の第1の形態である、計量注出容器にオーバーキャップが装着された状態を一部断面で示す側面図である。 同形態に係る、計量注出容器からオーバーキャップを取り外した状態を示す要部断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態からの注出が可能な状態及び、その注出時の状態を示す要部断面図である。 本発明の第2の形態である、計量注出容器にオーバーキャップが装着された状態を一部断面で示す側面図である。 同形態に係る、計量注出容器からオーバーキャップを取り外した状態を一部断面で示す側面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態からの注出が可能な状態及び、その注出時の状態を示す要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に従う、計量注出器と、それを装着した計量注出容器とを詳細に説明する。
符号1は、本発明の第1の形態である、計量注出器である。符号11は、後述の中栓12と共に充填空間Sを形成するシェル部材である。シェル部材11は、容器本体50の口部51の外周に装着される装着筒11aを有する。装着筒11aには、口部51の外周に設けられた凸部52を、引っ掛かりにより係止する貫通孔11hが形成されている。
また、装着筒11aの上端には、当該装着筒11aから上方に向かって膨出するドーム部11bが形成されている。ドーム部11bは、その上端から筒状部11cが起立することで、充填空間Sを外界に通じさせる。
中栓12は、シェル部材11の内側に嵌合することで、シェル部材11との間に充填空間Sを形成する。
中栓12には、充填空間Sを形成する内面側に、軸線O周りに下向きに窪んだ環状凹部12aで取り囲まれた軸線Oに沿って起立する突出部12bが形成されている。
環状凹部12aと突出部12bとの間には、軸線O周りに間隔を空けて、3つの貫通孔A1が形成されている。貫通孔A1は、図3に示すように、容器本体50を倒立させて下向きにすることで、この容器本体50からの内容物を充填空間Sに供給する。
中栓12の裏面(下面)には、環状凹部12aを取り囲むように、口部51の内側を垂下する筒状部12cが一体に設けられている。この筒状部12cの外面には更に、当該外面の一部から膨出し、口部51の内面を液密状態に保持する環状のシール部12dが一体に設けられている。
可動栓13は、その内側に貫通孔が形成された中空の筒体として構成されている。
可動栓13には、図1等に示すように、その外周側に、軸線O周りに外向きに突出する環状段差13aが形成されている。この環状段差13aは、筒状部11cの下端内縁を軸線O周りに環状に窪ませてなる環状段差11dと接触することで、可動栓13の上死点を規定する。これにより、可動栓13が上死点に達しても、可動栓13は、図2等に示すように、シェル部材11から抜け落ちることがない。
また、可動栓13は、図1等に示すように、その内側に、軸線O周りに内向きに突出する環状段差13bが形成されている。この環状段差13bは、突出部12bの先端外縁を軸線O周りに環状に窪ませてなる環状段差12eと接触することで、可動栓13の下死点を規定する。可動栓13の先端13eは、可動栓13が下死点にある状態でも、図3等に示すように、シェル部材11の筒状部11cを通って外界に露出する。
更に可動栓13には、複数の貫通孔A2が形成されている。これらの貫通孔A2を通して充填空間Sを先端開口部A3に通じさせる。また、可動栓13の内面には、突出部12bに摺動可能に接触する環状のシール部13dが一体に形成されている。環状のシール部13dは、突出部12bとの間の液密性を確保すると共に、突出部12bに沿った可動栓13のスムースな上下動も確保する。これにより、可動栓13には、可動栓13の貫通孔のうち、内面シール部13dよりも上方に、先端開口部A3に通じる流路rが形成される。
なお、筒状部11cの内面には、可動栓13を取り囲んで内向きに膨出する環状のシール部11eが一体に形成されている。シール部11eは、可動栓13に摺動可能に接触することで、可動栓13との間の液密性を確保すると共に、筒状部11cに沿った可動栓13のスムースな上下動も確保する。
加えて、可動栓13の最大径部13fは、その内周面に、図2等に示すように、軸線O周りに環状に突出するシール部13f1を有する。シール部13f1は、図3に示すように、環状凹部12aの内周側側面12f1に摺動可能に接触することで、可動栓13の押し込みにより、貫通孔A1を液密に封止すると共に、内周側側面12f1に沿った可動栓13のスムースな上下動も確保する。
同様に、最大径部13fは、図2等に示すように、その外周面シール部13f2を有する。シール部13f2も、図3に示すように、環状凹部12aの外周側側面12f2に摺動可能に接触することで、可動栓13の押し込みにより、貫通孔A1を液密に封止すると共に、外周側側面12f2に沿った可動栓13のスムースな上下動も確保する。
これにより、可動栓13は、筒状部11cを通してのシェル部材11からの引き上げで、図2に示すように、貫通孔A1を開いて充填空間Sを容器本体50に通じさせると共に貫通孔A2を閉じる一方、可動栓13の押し込みで、図1に示すように、貫通孔A1を閉じて充填空間Sを容器本体50から遮断すると共に貫通孔A2を開放する。
符号14は、突出部12bに一体に形成された弾性弁である。弾性弁14は、可動栓13の流路rに配置された弁体14aを有する。弁体14aは、図2等に示すように、頭皮等に接触させるための押圧部14a1を有し、その下端に形成されたフランジ部14a2が、先端開口部A3を形作る内径縁部13gに抜け止め保持される。なお、弁体14aは、可動栓13を押し込んだとき、図1等に示すように、先端開口部A3から露出する。
また、弁体14aは、図2等に示すように、波形の弾性部材14bを介して突出部12bと一体成形されている。これにより、弁体14aは、突出部12bに対して変形及び復元が可能に弾支されている。
加えて、押圧部14a1には、その軸線O周りに複数の縦溝14a3が形成されている。これにより、弁体14aが弾性部材14bからの付勢力に抗して可動栓13の流路r内に押し込まれて、フランジ部14a2が内径縁部13gから離間すると、図3(b)に示すように、流路r内の内容物は、先端開口部A3と縦溝14a3との間の隙間を経て外界に注出することができる。逆に、弁体14aの押し込みを解除すれば、図3(a)に示すように、フランジ部14a2が内径縁部13gに着座することで、弁体14aは弾性部材14bからの付勢力により先端開口部A3を封止する。
また、本形態では、可動栓13の先端開口部A3周りに、外向きに膨出する環状の係合用リップ(以下、「リップ」という)13hが設けられている。
図1の符号30は、容器本体50の口部51に着脱可能に螺合し、その内側に計量注出器1を収納するオーバーキャップである。オーバーキャップ30は、その裏面から周壁31が垂下し、この周壁31の内面には、軸線O周りに内向きに突出して、リップ13hと着脱可能に嵌合する係止用リブ(以下、「リブ」という)32が形成されている。
これにより、オーバーキャップ30を装着すれば、図1に示すように、リブ32がリップ13hと嵌合することに伴い、可動栓13を押し込む一方、オーバーキャップ30の取り外しに際し、図2に示すように、リブ32がリップ13hを引き上げるのに伴い、可動栓13を引き出すように構成している。
加えて、可動栓13に係る、最大径部13fに繋がる傾斜部の外周面には、可動栓13をシェル部材11から最大(上死点)、まで引き出したとき、互いに着脱可能に係止されて、可動栓13を位置決めする位置決め手段L1が設けられている。
位置決め手段L1は、可動栓13の外周面から突出して、シェル部材11の内面に着脱可能に係止される、可撓性を有する舌片13Lと、シェル部材11の内面に形成された突起11pとで構成され、当該突起11pに舌片13Lが着脱可能に引っ掛かって係止される。舌片13Lは、軸線O周りに間隔を空けて複数の箇所(例えば、3箇所)に設けられている。また、上述の突起11pを設けず、上述のような舌片13Lをシェル部材11の内面に圧接させてもよい。
次に、本形態の作用を説明する。
まず図1に示す状態からキャップ30を回して引き上げると、キャップ30のリブ32が可動栓13のリップ13hに引っ掛かっているため、可動栓13もいっしょに引き上がる。リブ32とリップ13hとの引っ掛かりは、一定の力で外れるため、最終的には、図2に示すように、可動栓13を上死点まで引き上げた後、キャップ30は容器本体50の口部51から外れる。
このとき、可動栓13は、その舌片13Lが突起11pに引っ掛かって係止されることで、上死点での位置を維持する。これにより、可動栓13は、図2に示すように、確実に、連通孔A2を環状段差11d及び13aとの間で閉じると共に貫通孔A1を開く位置に位置決めされる。これにより、可動栓13の先端開口部A3が下向きになるように、容器本体50ごと倒立させれば、容器本体50の内容物は、先端開口部A3から予期しない形で漏れを生じることなく、その口部51から貫通孔A1を経て充填空間S内に供給される。
次いで、可動栓13を頭皮(被塗布面)に当てる等して弁体14aと共にシェル部材11内に再び押し込めば、舌片13Lが復元可能に変形して突起11pを乗り超えることで、可動栓13の押し込みを可能とする。これにより、可動栓13の最大径部13fが環状凹部12aに押し込まれた状態になることで、図3(a)に示すように、貫通孔A1と充填空間Sとの間は、最大径部13fによって封止されるものの、貫通孔A2は、充填空間Sを流路rに連通させる。
即ち、可動栓13を押し込んだことで、容器本体50から遮断された充填空間Sは、流路rを通して外界に通じることになるが、弁体14aは、図3(a)に示すように、弾性部材14bによって先端開口部A3を封止する向きに付勢し続ける。これにより、可動栓13を押し込んでも、先端開口部A3は封止された状態に維持されるので、充填空間Sと流路rとの間に一定量の内容物を閉じ込めることができる。即ち、本形態の計量注出容器では、一度、可動栓13を引き出して逆さまにしたのち、再度、可動栓13を押し込めば、常に一定量の内容物を計量・保持することができる。
このため、計量が終了した後、可動栓13を押し込んだ状態で、弁体14aに外力を加えなければ、可動栓13の先端開口部A3は、図3(a)に示すように弾性弁14で封止されることになるため、可動栓13を押し込んだ後も、不用意に、計量された内容物が先端注出口A3から飛散するようなことがない。
従って、内容物の注出に際しては、図3(b)に示すように、可動栓13から突出する弁体14aを頭皮等の被注出部(被塗布面)に押し当てて押し込めば、計量済みの内容物を、その押し込み時間に応じた量だけ、小出しにすることができる。
上述のとおり、本形態によれば、シェル部材11から可動栓13を最大まで引き出したとき、可動栓13をその状態のまま位置決めすることができる。即ち、本形態によれば、可動栓13を最大まで引き出しさえすれば、可動栓13を最大まで引き出した状態を維持することができる。
このため、例えば、可動栓13が最大まで引き出されなければ、容器本体50の内側や充填空間Sが可動栓13を通して外界に通じてしまう場合も、可動栓13を最大まで引き出しさえすれば、その後に、内容物が可動栓13を通して外界に漏れることがない。即ち、本形態によれば、操作中の予期せぬ漏れを防止することができる。
また、上記位置決め手段L1を、可動栓13の外面から突出して、シェル部材11の内面に着脱可能に係止される、可撓性を有する舌片13Lとすれば、比較的スムースな係止動作で、可動栓13の位置決めを実現できる。
なお、本発明に従えば、舌片13Lは、本形態の如く、シェル部材11の内面に突起11pを形成することで、当該突起11pに係止されるものの他、突起11pに替えて凹部を形成することで、当該凹部に係止されるもの、或いは、シェル部材11の内面に直接引っ掛かってシェル部材に係止されるものも含む。
図4〜6はそれぞれ、本発明に従う、計量注出容器の第2の形態である。本形態において、第1の形態と同一部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
本形態の計量注出器2では、可動栓13(最大径部13f)の外周面には、可動栓13をシェル部材11から最大(上死点)まで引き出したとき、互いに着脱可能に係止されて、可動栓13を位置決めする位置決め手段L2が設けられている。
位置決め手段L2は、シェル部材11の内面から垂下して、可動栓13の外周面に着脱可能に引っ掛かって係止される、可撓性を有する脚部11Lと、可動栓13の外周面に形成された突起13pとで構成され、脚部11Lに形成した凹部11nが突起13pに着脱可能に引っ掛かって係止されるように構成されている。また、上述のような突起13p及び凹部11nを形成することなく、脚部11Lの内面が可動栓の外周面に圧接するように構成してもよい。この場合も、脚部11Lは、軸線O周りに間隔を空けて複数の箇所(例えば、3箇所)に設けられている。
本形態のように、位置決め手段L2を、シェル部材11の内面から垂下して、可動栓13の外周面に着脱可能に係止される可撓性を有する脚部11Lとしても、比較的スムースな係止動作で、可動栓13の位置決めを実現できる。
なお、本発明に従えば、脚部11Lは、本形態の如く、可動栓13の外周面に形成した突起13pを係止するよう、凹部11nを設けたものの他、凹部11nに替えて、可動栓13の外面に形成した凹部を係止するよう、突起を設けたもの、或いは、可動栓13の外周面に直接引っ掛かって当該可動栓を係止するものも含む。
上述したところは、本発明の一形態を示したに過ぎず、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、可動栓の外観形状は、本形態のような円筒形状ではなく、角形状とすることもできる。
本発明は、一定量だけ計量した後、かかる計量済みの内容物を小出しに注出することが求められるものに採用することができ、その内容物には、例えば、育毛剤等の薬液や化粧液等が挙げられる。
1 計量注出器(第1の形態)
2 計量注出器(第2の形態)
11 シェル部材
11a 装着筒
11b ドーム部
11c 筒状部
11d 嵌合溝部
11e 環状段差
11f 環状シール部
11g 係止段部
11L 脚部(第2の位置決め手段)
11n 脚部に形成した凹部(第2の位置決め手段)
11p シェル部材側突起(第1の位置決め手段)
12 中栓
12a 環状凹部
12f1 環状凹部内周側側面
12f2 環状凹部外周側側面
12b 突出部
12c 筒状部
12d 環状シール部
12e 環状段差
13 可動栓
13a 外側環状段差
13b 内側環状段差
13c 内側環状段差
13d シール部
13e 可動栓先端
13f 可動栓最大径部
13f1 可動栓最大径部内周側シール部
13f2 可動栓最大径部外周側シール部
13g 先端開口部縁部
13h 係合用リップ
13L 可撓性を有する舌片(第1の位置決め手段)
13p 可動栓に設けた突起(第2の位置決め手段)
14 弾性弁
14a 弁体
14a1 押圧部
14a2 フランジ部
14a3 縦溝
14b 弾性部材
30 オーバーキャップ
31 オーバーキャップ周壁
32 オーバーキャップ側係止用リブ
50 容器本体
51 容器本体口部
52 計量注出器係止用凸部
1 貫通孔(供給孔)
2 貫通孔(連通孔)
3 先端開口部
1 位置決め手段(第1の形態)
2 位置決め手段(第2の形態)
r 流路
S 充填空間

Claims (4)

  1. 容器の口部に装着されてその内側に内容物の充填空間が形成されるシェル部材と、このシェル部材を摺動可能に貫通してその引き出しによって充填空間を容器に通じさせ、その押し込みによって充填空間を外界に開放させる可動栓とを有する計量注出器であって、
    可動栓をシェル部材から最大まで引き出したとき、互いに着脱可能に係止されて当該可動栓を位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする計量注出器。
  2. 請求項1において、前記位置決め手段は、可動栓の外面から突出して、シェル部材の内面に着脱可能に係止される可撓性を有する舌片であることを特徴とする計量注出器。
  3. 請求項1において、前記位置決め手段は、シェル部材の内面から垂下して、可動栓の外面に着脱可能に係止される可撓性を有する脚部であることを特徴とする計量注出器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の計量注出器と、当該計量注出器を装着する口部を有する容器本体とを備えることを特徴とする計量注出器付き容器。
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