JP3400331B2 - 液体容器の蓋 - Google Patents

液体容器の蓋

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気ポット、加
湿器、貯湯容器等の液体容器に関し、内部で発生した蒸
気を外部に放出させるための蒸気通路を有する液体容器
の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸気通路を設けた液体容器の蓋には、そ
の液体容器が転倒した場合に内部の液体がその蒸気通路
を経て外部に漏れ出すおそれがあるので、従来から蒸気
通路の途中に止水弁装置が設けられている。
【0003】従来の止水弁装置は、蓋の内部に組込まれ
た合成樹脂製の蒸気ケースの一部に設けられた弁収納部
に弁孔を設け、その弁収納部の内部に上記弁孔に対向し
てこれを閉塞しうる金属製の球体を収納すると共に、そ
の弁収納部の下端を内蓋によりカバーし、上記の球体を
その内蓋上に静止させるようにしていた(例えば、特開
平5−95835号公報参照)。
【0004】上記の球体は、液体容器が転倒した際に移
動して上記の弁孔を閉塞し、内部の液体の外部への漏出
を防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の止水弁装置を構
成する蒸気ケースは、ポリプロピレン等の耐熱性の合成
樹脂により形成されるが、蒸気ケースは常に高温の蒸気
にさらされるため、樹脂が変形或いは劣化し、球体の作
動を妨げたり、弁孔のまわりのシール部が変形したりし
て、転倒時の止水不良の原因となる。また球体がシール
部に付着して離れなくなり、蒸気の排出を妨げる不具合
が発生することもある。
【0006】そこで、この発明は止水弁装置の球体収納
部分の前記のごとき変形や劣化を防止して、止水弁装置
が長期にわたり安定して作動できるようにすることを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、液体容器の内部で発生した蒸気を外
部に放出させるための蒸気通路を設け、その蒸気通路の
途中に止水弁装置を設けてなる液体容器の蓋において、
上記止水弁装置を金属製の弁ケースと、その内部に収納
した金属製の球体とにより構成し、上記弁ケースの上面
に上記の球体より小径の弁孔を設け、上記球体を上記弁
孔に対向した弁ケースの底面上に収納した構成としたも
のである。
【0008】上記の構成において、上記弁ケースの底面
を上記蓋の内蓋により形成した構成、上記弁ケースの底
面を、上記弁ケースと別体の弁ケース底板により形成
し、該弁ケースと弁ケース底板を蓋の一部にネジ止めし
た構成、上記弁ケースの底面を、該弁ケースと一体の弁
ケース底板により形成した構成、上記弁ケースの底面
を、弁ケースと別体の弁ケース底板により形成し、該弁
ケースと該弁ケース底板とを予めユニット化した組立体
を構成して上記蓋の所定位置に組込み、上記組立体の下
面を上記蓋の内蓋により押さえた構成、更に、上記弁ケ
ースを1枚の金属板を屈曲して形成された四角形の箱形
の収納部と、その弁ケースの底面の対向2辺に設けた取
付け片とにより形成した構成をとることができる。
【0009】更に、上記の球体を収納した弁ケースを2
個併設した構成、上記の弁ケースを2個併設するため
に、独立した2つの弁ケースを用い、各弁ケースの底面
を1枚の弁ケース底板で閉塞した構成、及び上記の弁ケ
ースを2個併設するために、1枚の金属板により形成さ
れた弁ケースの内部を仕切板により2つに仕切って2つ
の収納部を形成し、上記各収納部を1枚の弁ケース底板
で閉塞した構成をとることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて電気ポ
ットにおける蓋について説明する。図1から図4に示し
た第1実施形態の電気ポット1は、外装体2の内部に収
納された容器3の上端開口部を蓋4により開閉自在に閉
止している。蓋4は外蓋5と内蓋6を有し、両者の間に
蒸気ケース7が組込まれ、蒸気ケース7と内蓋6との間
に蒸気通路8が構成される。
【0011】蒸気ケース7の終端部分に止水弁装置9が
設けられ、その止水弁装置9の出側に対向して、外蓋5
に蒸気溜り部11と蒸気口12が設けられる。容器3の
内部の液体が加熱され沸騰することにより発生した蒸気
は、図1に矢印で示すように、内蓋6の穴を通って蒸気
通路8に入り、止水弁装置9、蒸気溜り部11を経て蒸
気口12から外部に放出される。
【0012】なお、蒸気口12はデザイン上の要請から
蒸気溜り部11の後方(蓋4のヒンジ部13側)に片寄
って設けられることがあるので、その場合は蒸気口12
の前方近辺(図1に符号Aで示す部分)も熱くなるが、
視覚的には蒸気口12から離れているので、使用者がそ
の部分に不用意に触れることがあり、その場合に熱く感
じられることがある。これを防ぐために図1、図2
(a)及び図3に破線で示すような規制リブ14を設け
て蒸気溜り11の内部を仕切り、これにより蒸気がA部
分の下方に入り込まないようにすることが望ましい。
【0013】上記の止水弁装置9は、図2に示すよう
に、2つの弁ケース15、15’と、これらの内部に収
納される金属製の球体16、16と、1枚の弁ケース底
板17との組合せから成る。上記の球体16、16は、
いずれも同じ大きさであるが、一方の弁ケース15の上
面に形成された弁孔18は、他方の弁ケース15’の上
面に形成された弁孔18’より大径である。
【0014】これは沸騰中或いは沸騰直後において蓋4
を急激に閉めた際、球体16、16が慣性で弁孔18、
18’を閉塞したまま蓋4が閉鎖されると、内圧の上昇
により球体16、16が弁孔18、18’から離れない
不具合が生じるが、弁孔18、18’の孔径に差を設け
ておくと、小径の弁孔18’の球体16に上向きに作用
する力の方が小さいので、その球体16の方が早く落下
し、その弁孔18’を早期に開放することができ安全で
あることによる。
【0015】上記の2つの弁ケース15、15’は、蓋
4の後端部のヒンジ部13(図1参照)と前端部のくち
ばし部19との間で、小径の弁孔18’を有する弁ケー
ス15’がヒンジ部13側、大径の弁孔18を有する弁
ケース15がくちばし部19側になるよう前後に接近し
て併設される。
【0016】これらの弁ケース15、15’は、図4及
び図5に示すように、いずれも1枚の金属板を屈曲して
六面体のうちの底面が開放された四角形の収納部21、
21’と、その開放端側の左右両側辺を90度屈曲して
取付け片22、22、22’、22’を一体に設けたも
のである。
【0017】大径の弁孔18を有する弁ケース15の一
対の取付け片22は、収納部21の開放端の2辺を単に
90度外方に屈曲して形成されたものであるが、小径の
弁孔18’を有する弁ケース15’の一対の取付け片2
2’は、開放端側の左右両側辺を90度屈曲し、更に同
一面で前方に90度向きを変えて延び出して形成され、
2つの弁ケース15、15’を前記のように前後に接近
併設した場合に、その取付け片22’、22’が他方の
弁ケース15の取付け片22、22の上面に重なるよう
になっている。
【0018】これらの各取付け片22、22、22’、
22’には、上記のように重ねた場合に上下に合致する
取付け穴23、23’が設けられる。また各取付け片2
2’の先端に上向きの屈曲部24が設けられる。
【0019】上記の各収納部15、15’の上面には前
記の弁孔18、18’がそれぞれ設けられると共に、収
納部15、15’の4面の側壁相互により形成された4
箇所のコーナ部分に流入口25、25’が設けられる。
【0020】上記の各弁ケース15、15’の開放され
た底面は両者に共通した前述の弁ケース底板17により
カバーされる。弁ケース底板17は図3に示すように、
前記の各一対の取付け穴23、23’と合致する一対の
取付け穴39を有すると共に、2箇所の開口26を有す
る。これらの開口26は前記の弁ケース15、15’の
底面開放部と部分的に重なることにより、下部流入口3
0a、30b、30cを形成する(図2(b)参照)。
【0021】なお、上記各弁ケース15、15’の4コ
ーナ部における流入口25、25’は1つのコーナ部を
形成する一つの壁面27、27’(図5(a)、(b)
参照)の切欠き28と、隣接する他の壁面29、29’
の切欠き31、31’とが合致することにより形成され
る。また、上記一方の壁面27、27’の切欠き28、
28’の開放側端部にその壁面27、27’と同一面内
で突出する一対の係合片40、40’が設けられ、他方
の壁面29、29’の側辺に係合するようになってい
る。これにより壁面27、27’及びこれと対向した壁
面27、27’の内側への倒れが防止されるが、隣接す
る壁面29、29’(これと対向した壁面29、2
9’)は内側への弾性変形が可能となっている。
【0022】上記の弁ケース15、15’を組込む蒸気
ケース7の止水弁取付け部32は、図4に示すように各
弁ケース15、15’の弁孔18、18’に合致する径
を有する二つの孔33、33’が形成され、その二つの
孔33、33’の中間に仕切りリブ34が形成され、そ
の仕切りリブ34の前後において、各孔33、33’を
中心として、該仕切りリブ34と対向した支持リブ3
5、35’が設けられ、更にこれらと90度位置を異に
した対向位置に一対の支持リブ36、36’、37、3
7’が設けられる。
【0023】上記大径の孔33の一対の支持リブ36、
36’には、ねじ穴を有するねじ穴柱38、38’が一
体に設けられる。
【0024】前記の弁ケース15は大径の孔33のまわ
りの仕切りリブ34と、これに対向した支持リブ35及
びこれらと90度位置を異にした一対の支持リブ36、
36’との間に前記の壁面29、29を若干弾性変形さ
せて挿入され、その一対の取付け片22、22の取付け
穴23、23を上記のねじ穴柱38、38のねじ穴と合
致させる。
【0025】また、もう一つの弁ケース15’は、小径
の孔33’のまわりの仕切りリブ34と、これに対向し
た支持リブ35’及びこれらと90度位置を異にした一
対の支持リブ37、37’の間に、前記の壁面29’、
29’を若干弾性変形させて挿入され、その取付け片2
2’、22’と前記の弁ケース15の取付け片22、2
2上に重ね、その取付け穴23、23’を前記のねじ穴
柱38、38のねじ穴に合致させる。
【0026】そのうえで、各弁ケース15、15’に共
通の弁ケース底板17を載せ、その取付け穴39、39
を前記の各取付け穴23、23’と合致せしめ、ビス4
1により蒸気ケース7に固定する。
【0027】上記のように構成された止水弁装置9は、
電気ポット1が安定よく設置された状態では球体16、
16が弁ケース15、15’の底面上に静止しており、
蒸気通路8を経て蒸気が流出すると、弁ケース15、1
5’の流入口25、25’下部流入口30a〜30cを
通って弁ケース15、15’の内部を通り、弁孔18、
18’から抜け出し、更に蒸気溜り11を経て蒸気口1
2から外部へ排出される。
【0028】電気ポット1が何らかの原因で転倒される
と、球体16、16が転動し、弁孔18、18’を閉塞
して液体の流出を防ぐ。この場合球体16、16は金属
製の弁ケース15、15’内で作動するが、弁ケース1
5、15’が熱の影響で変形・劣化することがないので
長期にわたり安定した作動を行う。
【0029】なお、上記の第1実施形態においては、弁
ケース15、15’の底面をカバーするために、弁ケー
ス底板17を取付けているが、この弁ケース底板17を
省略し、内蓋6の一部に図2の二点鎖線で示すような上
向きに突き出した上面平坦の凸部42を設け、その凸部
42により弁ケース15、15’の底面をカバーするよ
うにしてもよい。また、図6(a)(b)に示すよう
に、弁ケース15、15’の底面開放端の一側辺に弁ケ
ース底板17、17’を一体に設け、これを内側へ折曲
げるようにしてもよい。上記の弁ケース底板17、1
7’には切欠き10、10’や孔が設けられる。
【0030】次に、図7及び図8に示した第2実施形態
は、2つの弁ケース15、15’と一つの弁ケース底板
17を予め組立ててユニット化と、そのユニット化され
た組立体を蒸気ケース7の所定位置に組込むようにした
ものである。
【0031】即ち、弁ケース15、15’及び弁ケース
底板17の構造は前記の場合と同様であるが、一つの弁
ケース15の取付け片22に取付け穴を兼ねたかしめ用
の筒状突起43を設け、これを他の弁ケース15’の取
付け片22’の取付け穴23’と弁ケース底板17の取
付け穴39に挿通し、図7(b)に示すように筒状突起
43の先端をかしめることにより三者をユニット化す
る。
【0032】なお、弁ケース15の取付け片22の筒状
突起43に代えて前述の場合と同様の取付け穴23を設
け、図7(c)に示すように、3つの取付け穴23、2
3’、39にビス44を挿通し、ナット45を締結する
ことによりユニット化してもよい。
【0033】ユニット化された組立体を蒸気ケース7の
所定位置に組込んだ状態で、これを下方から押さえるた
めに、図8に示すように内蓋6の一部を上方に突き出し
た支持用の凸部46を設けている。その他の構成は、前
述の第1実施形態と同様である。
【0034】次に、図9に示した第3実施形態は、一つ
の弁ケース47と、仕切板48及び弁ケース底板49と
の組合せから成るものである。この場合の弁ケース47
は、その収納部51が前記各実施形態の弁ケース15、
15’を合わせた広さを有する箱形のものであり、収納
部51の中間部分の上下方向のスリット52、52に仕
切板48を挿入することにより、二つの収納部に分け、
各収納部にそれぞれ弁孔18、18’を設けると共に球
体16、16を収納するようになっている。また、収納
部51の両側辺に90度屈曲した取付け片53、53が
設けられ、これに弁ケース底板49を重ねて前記の第1
実施形態と同様にビスで蒸気ケース7に取付けるか、又
は第2実施形態と同様にユニット化した上で蒸気ケース
7に取付けられる。
【0035】その他、前述の各実施形態と同様に、4つ
のコーナに流入口54が設けられ、また対向壁面56の
上端両側に係合片55が形成される。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明は蓋の蒸気通路
の途中に設けられる止水弁装置の球体を収納する部分を
金属製の弁ケースを用いて形成したものであるから、そ
の弁ケースは熱による変形や劣化が生じ難いので、球体
の作動が安定し、長期にわたり安定した止水作用を行う
ことができる。
【0037】また、上記の止水弁装置を弁ケースとその
内部に収納された球体及び弁ケース底板によりユニット
化したものは、蓋の組立て作業が容易になり、また、メ
ンテナンス等で蓋を分解した場合でも、球体を紛失する
ことがない。
【0038】更に、第3実施形態のように、1つの弁ケ
ースの内部を仕切板により仕切って2箇所の収納部を設
けたものは、部品点数の低減、収納容積の減少、組立て
の容易さ等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電気ポットの一部省略断面図
【図2】(a)同上の蓋の一部断面図(b)(a)図の
部分の底面図
【図3】同上の蓋の一部平面図
【図4】同上の止水弁装置の分解斜視図
【図5】(a)(b)同上の弁ケースの斜視図
【図6】(a)(b)同上の弁ケースの他の例の斜視図
【図7】(a)第2実施形態の止水弁装置の一部分解斜
視図(b)同上のユニット化した一部断面図(c)同上
のユニット化した他の例の一部断面図
【図8】同上の蓋の一部断面図
【図9】第3実施形態の止水弁装置の一部分解斜視図
【符号の説明】
1 電気ポット 2 外装体 3 容器 4 蓋 5 外蓋 6 内蓋 7 蒸気ケース 8 蒸気通路 9 止水弁装置 10、10’ 切欠き 11 蒸気溜り部 12 蒸気口 13 ヒンジ部 14 規制リブ 15、15’ 弁ケース 16 球体 17 弁ケース底板 18、18’ 弁孔 19 くちばし部 21、21’ 収納部 22、22’ 取付け片 23、23’ 取付け穴 24 屈曲部 25、25’ 流入口 26 開口 27、27’ 壁面 28、28’ 切欠き 29、29’ 壁面 30a、30b、30c 下部流入口 31、31’ 切欠き 32 止水弁取付け部 33、33’ 孔 34 仕切りリブ 35、35’ 支持リブ 36、36’、37、37’ 支持リブ 38、38’ ねじ穴柱 39 取付け穴 40、40’ 係合片 41 ビス 42 凸部 43 筒状突起 44 ビス 45 ナット 46 凸部 47 弁ケース 48 仕切板 49 弁ケース底板 51 収納部 52 スリット 53 取付け片 54 流入口 55 係合片 56 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−322730(JP,A) 特開 平4−176413(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 51/16 A47J 27/21 101 A47J 41/00 301 F24F 6/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器の内部で発生した蒸気を外部に
    放出させるための蒸気通路を設け、その蒸気通路の途中
    に止水弁装置を設けてなる液体容器の蓋において、上記
    止水弁装置を金属製の弁ケースと、その内部に収納した
    金属製の球体とにより構成し、上記弁ケースを1枚の金
    属板を屈曲して形成された四角形の箱形の収納部と、そ
    の弁ケースの底面の対向2辺に設けた取付け片とにより
    形成し上記収納部の上面に上記の球体より小径の弁孔を
    設け、上記球体を上記弁孔に対向した弁ケースの底面上
    に収納したことを特徴とする液体容器の蓋。
  2. 【請求項2】 上記弁ケースの底面を、上記蓋の内蓋に
    より形成したことを特徴とする請求項1に記載の液体容
    器の蓋。
  3. 【請求項3】 上記弁ケースの底面を、上記弁ケースと
    別体の弁ケース底板により形成し、該弁ケースと弁ケー
    ス底板を蓋の一部にネジ止めしたことを特徴とする請求
    項1に記載の液体容器の蓋。
  4. 【請求項4】 上記弁ケースの底面を、該弁ケースと一
    体の弁ケース底板により形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の液体容器の蓋。
  5. 【請求項5】 上記弁ケースの底面を、弁ケースと別体
    の弁ケース底板により形成し、該弁ケースと該弁ケース
    底板とを予めユニット化した組立体を構成して上記蓋の
    所定位置に組込み、上記組立体の下面を上記蓋の内蓋に
    より押さえたことを特徴とする請求項1に記載の液体容
    器の蓋。
  6. 【請求項6】 上記の球体を収納した弁ケースを2個併
    設したことを特徴とする請求項1からのいずれかに記
    載の液体容器の蓋。
  7. 【請求項7】 上記の弁ケースを2個併設するために、
    独立した2つの弁ケースを用い、各弁ケースの底面を1
    枚の弁ケース底板で閉塞したことを特徴とする請求項
    に記載の液体容器の蓋。
  8. 【請求項8】 上記の弁ケースを2個併設するために、
    1枚の金属板により形成された弁ケースの内部を仕切板
    により2つに仕切って2つの収納部を形成し、上記各収
    納部を1枚の弁ケース底板で閉塞したことを特徴とする
    請求項に記載の液体容器の蓋。
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