JP4345922B2 - 蓋体付きキャップ - Google Patents

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Description

本発明は液体等注出用の蓋体付きキャップに関する。
小ノズルを起立する頂板から容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒と該内筒を囲む外筒とを垂下し、該外筒上端部を小外径筒部とするキャップ本体と、上記小ノズル外面へ嵌合して密閉する小筒部を下面に有する頂壁外周から周壁を垂下して、該周壁下端部を上記小外径筒部へ嵌合させた蓋体とを、各後部でヒンジ連結し、該ヒンジを中心とする回動で蓋体の開閉が自在とし、又容器体外筒の左右両上半部を外筒から切離して弾性板に形成し、これ等弾性板を内方へ押込むと蓋体頂壁の裏面から垂下させた突部の斜面へ弾性板上端から延長された先端部が圧接して、突部を介して蓋体前部を押上げするよう設けた蓋体付きキャップが知られている(特許文献1)。
特許第3273359号公報
本発明も上記従来例のような小ノズル付きのキャップ本体後部へ、小ノズル密閉用の小筒部付き蓋体後部をヒンジ連結させて、蓋体を嵌合させたキャップに関するものであり、従来と異る機構での開蓋が容易としたものである。
本発明は上記課題を解決するため、その第1の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8、8とすると共に、これ等両部外方の外筒部分を、連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10、10を、上端部内面に第1係合突条11、11を、それぞれ有するレバー12、12に形成し、
又蓋体頂壁23の左右両部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26、26の下端部外面へ第2係合突条27、27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11、11下面へ係合させると共に押上げ板10、10上へ位置させ、
上記両レバーの下部内方押込みによる回動で、第1、第2係合突条の係合が外れると共に押上げ板10、10が垂設板を介して蓋体21を押上げ可能に形成した。
第2の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
上記小外径部7の前部を、該前部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔下前方の外筒部分を、連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10を、上端部内面に第1係合突条11を、それぞれ有するレバー12に形成し、
又蓋体頂壁23の前部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26,26の下端部外面へ第2係合突条27,27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11下面へ係合させると共に押上げ板10上へ位置させ、
上記レバーの下部内方押込みによる回動で上記第1、第2係合突条の係合が外れると共に押上げ板10が垂設板を介して蓋体21を押上げ可能に形成した。
第3の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8、8とすると共に、これ等両部下外方の外筒部分を連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に突条10a、10aを、上端部に第1係合突条11,11 を、それぞれ有するレバー12、12に形成し、
又蓋体頂壁23の左右両部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26、26の下部外面へ第2係合突条27、27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11、11下面へ係合させると共にこれ等垂設板の下端面と上記突条上面とのいずれかの一方ないし双方を下内方への傾斜面26a、26aとし、
上記両レバー下部の内方押込みによる回動で、第1、第2係合突条の係合が外れると共に上記傾斜面の一方ないし双方が他方へ圧接し摺動することで垂設板26、26を介して蓋体が上昇可能に形成した。
第4の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から周壁24を垂下させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
上記小外径部7の前部を、該前部へ近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔下外方の外筒部分を、両側に連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に突条10aを、上端部に第1係合突条11をそれぞれ有するレバー12に形成し、
又蓋体頂壁23の前部から挿通孔に通し垂下させた垂設板26の下端前面へ第2係合突条27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11下面へ係合させると共に垂設板の下端面と上記突条上面とのいずれかの一方ないし双方を下内方への傾斜面とし、
上記レバー下部の内方押込みによる回動で、上記第1、第2係合突条の係合が外れると共に上記傾斜面の一方ないし双方が他方へ圧接し摺動することで垂設板26、26を介して蓋体が上昇可能に形成した。
また、第5の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8,8とすると共に、これ等両部外方の外筒部分を、両側に連結子9,9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10,10を、上記小外径部7の下端位置より上方に突出した上端部内面に第1係合突条11,11を、それぞれ有するレバー12,12に形成し、又蓋体周壁24の外面左右に突設した第2係合突条27,27を上記第1係合突条11,11の下面にそれぞれ係合させて開蓋を阻止する係合手段を設けると共に、上記両レバーの下部内方押込みによる回動で、上記係合手段が外れると共に押上げ板10,10が蓋体21を押上げることで蓋体が上昇可能に形成した。
また、第6の手段として、注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、上記小外径部7の前部を、該前部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔前方の外筒部分を、両側に連結子9,9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10を、上記小外径部7の下端位置より上方に突出した上端部内面に第1係合突条11を、それぞれ有するレバー12に形成し、又蓋体周壁24の外面前部突設した第2係合突条27を上記第1係合突条11の下面に係合させて開蓋を阻止する係合手段を設けると共に、上記レバーの下部内方押込みによる回動で、上記係合手段が外れると共に押上げ板10が蓋体21を押上げ可能に形成した。
本発明は既述構成とするもので、各請求項記載のようにすることで、各レバー下部を強く押込まない限り開蓋できず、よって幼児の開蓋を防止して不測の事態を避けることが出来る。
請求項1記載の構成としたことで、外筒5左右両側のレバーの押上げ板10,10 が蓋体頂壁23の左右から垂下する垂設板26,26 を押上げ、蓋体前部を押上げることとなり、その開蓋が容易である。
請求項3のように構成することで、レバーの突条10a,10a の傾斜面10b,10b と垂設板26,26 下端の傾斜面26a,26a とのいずれかの一方が他方へ圧接しかつ摺動して垂設板を介して蓋体を上昇させるから、その開蓋が容易である。
請求項5のように構成することで、外筒5の左右両側のレバーの押上げ板10,10が蓋体下面を押上げ、蓋体前部を押し上げることとなり、その開蓋が容易である。
請求項2および4および6のようにすることで、レバー12と垂設板26或いはレバー12と蓋体下面とで形成する蓋体押上げ機構を簡略化できる。
以下図面について説明する。まず図1から図3が示す第1実施形態について説明すると、1はキャップ本体であり、該キャップ本体は、左右方向へ長い楕円形状としており、小ノズル2を起立する頂板3から、図2が示すように容器体口頸部の外面へ嵌合させる内筒4と該内筒4を囲んで外筒5を垂下し、外筒上端部は図1のように上向き段部6を介して小外径部7に形成している。内筒4は口頸部嵌合のため眞円としており、外筒5は楕円形状をなす。上記小ノズル2は半球形状をなし、その上部前面を斜面として該斜面中心に注出孔2aを開口させている。
上記小外径部7の左右両部はこれ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8、8とすると共に、これ等両部下外方の外筒両側部分を、上記両側に連結子9、9を残して他部は切離され、かつ両連結子を結ぶ直線内方部分から押上げ板10、10を内方突出し、又上端部内面に第1係合突条11、11を横設したレバー12、12に形成している。尚図示例ではレバー12、12の前後両端を切欠き、該切欠き下端内面から押上げ板10、10を内方突出している。
尚13は口頸部内面へ嵌合させるシール筒である。
21は蓋体で、該蓋体はキャップ本体1の後方上部へヒンジを介して連結させている。該ヒンジは弾性反転可能なヒンジで行うとよく、該ヒンジを中心とする回動により蓋体21はキャップ本体上面へ嵌合可能に形成する。該嵌合時において、頂壁23外周から垂下する周壁24下部を小外径部7外面へ嵌合させ、又周壁下端面を上向き段部6上面へ載置可能にしている。該蓋体もキャップ本体と同様に平面楕円形状としている。
該蓋体は既述小ノズル2外面へ嵌合させて注出孔を密閉できる小筒部25を頂壁23下面から垂下する。頂壁23の左右両部からは垂設板26,26 を垂下させており、これ等垂設板下端には、既述第1係合突条11下面へ係合する第2係合突条27を横設する。又垂設板下端は既述押上げ板10,10 上面へ載置ないし近接させる。
尚小外径部7の前部上端と蓋体周壁24の前部下端とには、蓋体閉塞時、互いに係合して蓋体閉塞状態を保持する係合手段を設けるとよく、又蓋体周壁の前部には指掛け用の滑り止め突部28を付設している。
上記構成において、図2が示す閉蓋状態からレバー12,12 下部を内方へ押込みすると、連結子9,9を中心として回動することで、第2係合突条27が第1係合突条11下面から外れると同時に押上げ板10が垂設板26,26 下端面を押上げ、よって蓋体21前部が押上げられる。よって該状態からヒンジを中心に蓋体21を開蓋させればよい。該開蓋状態から容器体胴部を圧搾する等で容器体内液体をノズル口から注出できる。
閉蓋の際はヒンジを中心に回動させて蓋体を戻し、キャップ本体に対して蓋体を押下げする。該押下げで小筒部25は小ノズル外面へ嵌合し、又垂設板26,26 下端面はレバー12,12 の上端内方に形成された下内方への傾斜面を押下げてレバー12,12 上部を外方へ押出した後、第1係合突条11,11 を乗越え押上げ板10,10上面へ接し、このようにしてレバー12,12 は元の位置へ復帰する。
図4は第2実施形態を示す。該実施形態は、第1実施形態において、キャップ左右に設けた蓋体押上げ機構を、キャップ前部にだけ設けたもので、その他部分は第1実施形態の場合と同じである。よって同一部分については同一符号を付することで説明を省略する。
該第2実施形態の場合は、外筒5前部に設けた一箇のレバー12下部を押圧することで、蓋体21前部を押上げでき、又閉蓋によりレバー12は第1実施形態の場合と同様、原位置へ復帰する。
図5から図7は第3実施形態を示す。該実施形態は、既述第1実施形態の押上げ板10,10 を、両連結子9,9を結ぶ直線やや下方の内方部分に横設した、上面を下内方への傾斜面10b,10b とする突条10a,10a に代え、かつ垂設板26下端面を、下内方への傾斜面26a,26a とし、かつこれ等傾斜面上部へ上記突条10a,10a の傾斜面10b,10b を当接ないし近接させて設けたものである。そして両レバー12,12 下部の内方押込みによる両連結子を中心とする回動で、両突条10a,10a が傾斜面26a,26a に圧接しかつ摺動することで、垂設板が押上げられて蓋体が上昇可能としている。閉蓋の際も第1実施形態の場合と同じであり、閉蓋によりレバーおよび垂設板26,26 は元の位置へ復帰する。尚上記傾斜面10b と26a とは、いずれかの一方だけを設けてもよい。
その他部分は第1実施形態と同じであり、同一符号を付することで説明は省略する。
図8は第4実施形態を示し、該実施形態は、第3実施形態のレバーおよび垂設板をキャップの前部に設けたものである。よって同一部分について同一符号を付することで説明は省略する。
図9及び図10は第5実施形態を示し、該実施形態は、同様にキャップ本体1と蓋体21とで形成しており、図1の実施形態と同様に左右方向へ長い楕円形状としており、小ノズル2を起立する頂板3から、図10が示すように容器体口頸部の外面に嵌合させる内筒4と該内筒4を囲んで外筒5を垂下し、外筒上端部は図9のように上向き段部6を介して小外径部7に形成している。内筒4は口頸部嵌合のため眞円としており、外筒5は楕円形状をなす。上記小ノズル2は半球形状をなし、その上部前面を斜面として該斜面中心に注出孔2aを開口させている。
上記小外径部7の左右両部はこれ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8,8とすると共に、これ等両部下外方の外筒両側部分を、両側に連結子9,9を残して他部は切離され、かつ両連結子を結ぶ直線内方部分から押上げ板10,10を内方突出し、又小外径部7下端位置より上方へ突出した上端部内面に第1係合突条11,11を横設したレバー12、12に形成している。尚図示例では上記上向き段部6直下の両側に連結子9,9を設け、また、切り離し部は周壁下端まで到達せずに矩形状に画成しているが、両側の切り離し線が図1の実施形態の如く周壁下端まで到達する如く構成しても良い。
蓋体21はキャップ本体1の後方上部へヒンジ29を介して連結させており、該ヒンジを中心とする回動により蓋体21はキャップ本体上面へ嵌合可能に形成する。また、ヒンジ29の両側に於いて、蓋体周壁24とキャップ本体外筒5との間に弾性板部30をそれぞれ掛け渡しており、蓋体21を常時開方向へ付勢させる如く構成している。各弾性板部30は蛇行板状をなし、開蓋時にはその変形が無い状態或いは殆ど無い状態であり、蓋体21を閉じると圧縮弾性変形してその弾性復元力により開蓋する如く構成している。尚、蓋体21を開方向へ付勢させるための手段としてはこれに限らず、他の構成の弾性板部を使用した公知の手段を採用でき、また、トーションバネを使用することもできる。また、嵌合時において、頂壁23外周から垂下する周壁24下部を小外径部7外面へ嵌合させ、又周壁下端面を上向き段部6上面へ載置可能にしている。該蓋体もキャップ本体と同様に平面楕円形状としている。
また、蓋体周壁24両側所定位置を内方へ凹ませた凹陥部31を設け、この凹陥部31の奥壁面に第2係合突条27を突設している。この凹陥部31は閉蓋時に上記挿通孔8内に挿入される。そして、閉蓋した際に第1係合突条11の下面に第2係合突条27が係合して開蓋を阻止する。また、両レバー12の下部内方押込みによる回動で、上記係合手段が外れるとともに、押上げ板10が蓋体21を押上げ可能に構成している。押上げ板10による蓋体21の押上げは、蓋体周壁24両側の内面に突設したリブ32を上記押上げ板10上面に当接或いは近接させており、このリブ32の下面を押上げ板10が押し上げる如く構成している。
その他の部分は第1実施形態と同様であり、同一符号を付することで説明は省略する。
上記構成において、図10が示す閉蓋状態からレバー12,12下部を内方へ押込みすると、連結子9,9を中心として回動することで、第1係合突条11,11が第2係合突条27,27上面から外れると同時に押上げ板10,10がリブ32,32下端面を押上げ、よって蓋体21前部が押上げられる。次いで弾性板部30の付勢力によりヒンジ29を中心に蓋体21が開く。この開蓋状態から容器体胴部を圧搾する等で容器体内液体をノズル口から注出できる。
閉蓋の際は各弾性板部30の付勢力に抗してヒンジを中心に回動させて蓋体を戻し、キャップ本体に対して蓋体を押下げする。該押下げで小筒部25は小ノズル外面へ嵌合し、又第2係合突条27,27下端面はレバー12,12の上端内方に形成された下内方への傾斜面を押下げてレバー12,12上部を外方へ押出した後、第1係合突条11,11をその下面に係合しこのようにしてレバー12,12は元の位置へ復帰する。
図12は第6実施形態を示す。該実施形態は、第5実施形態において、キャップ左右に設けた蓋体押上げ機構を、キャップ前部にだけ設けたもので、その他の部分は第5実施形態の場合と同じである。よって同一部分については同一符号を付することで説明を省略する。
既述各キャップ本体と蓋体とは合成樹脂材で一体成形している。
尚既述各実施形態において、注出孔と、該注出孔を密閉する蓋体頂壁の密閉部とは、どのように行ってもよく例えば注出孔を頂板3に直接穿設し、又蓋体下面から閉塞栓を垂下させて、閉蓋時に密閉され、開蓋により開孔するようにすることが考えられる。
本発明キャップの蓋体を、少し開いた状態で示す斜視図である。 図1キャップの断面図である。 図2状態からレバー下部を内方へ押込みした状態で示す断面図である。 第2実施形態で、蓋体やや開放状態で示す斜視図である。 第3実施形態で、蓋体やや開放状態で示す斜視図である。 図5キャップの断面図である。 図6状態からレバー下部を内方押込みした状態で示す断面図である。 第4実施形態で、蓋体やや開放状態で示す斜視図である。 第5実施形態で、蓋体開放状態で示す斜視図である。 図9キャップの断面図である。 図10状態からレバー下部を内方へ押込みした状態で示す断面図である。 第6実施形態で、蓋体開放状態で示す斜視図である。
符号の説明
1…キャップ本体,2…小ノズル,3…頂板,4…内筒,5…外筒, 6…上向き段部,7…小外径部,8…挿通孔,9…連結子,10…押上げ板,
10a …突条,11…第1係合突条,12…レバー,21…蓋体,3 …頂壁,25…小筒部,
26…垂設板,26a …傾斜面,27…第2係合突条, 28 …滑り止め突条

Claims (6)

  1. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
    上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8、8とすると共に、これ等両部外方の外筒部分を、連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10、10を、上端部内面に第1係合突条11、11を、それぞれ有するレバー12、12に形成し、
    又蓋体頂壁23の左右両部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26、26の下端部外面へ第2係合突条27、27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11、11下面へ係合させると共に押上げ板10、10上へ位置させ、
    上記両レバーの下部内方押込みによる回動で、第1、第2係合突条の係合が外れると共に押上げ板10、10が垂設板を介して蓋体21を押上げ可能に形成した
    ことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
  2. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
    上記小外径部7の前部を、該前部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔下前方の外筒部分を、連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10を、上端部内面に第1係合突条11を、それぞれ有するレバー12に形成し、
    又蓋体頂壁23の前部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26,26の下端部外面へ第2係合突条27,27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11下面へ係合させると共に押上げ板10上へ位置させ、
    上記レバーの下部内方押込みによる回動で上記第1、第2係合突条の係合が外れると共に押上げ板10が垂設板を介して蓋体21を押上げ可能に形成した
    ことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
  3. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
    上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8、8とすると共に、これ等両部下外方の外筒部分を連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に突条10a、10aを、上端部に第1係合突条11,11 を、それぞれ有するレバー12、12に形成し、
    又蓋体頂壁23の左右両部から上記挿通孔に通し垂下させた垂設板26、26の下部外面へ第2係合突条27、27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11、11下面へ係合させると共にこれ等垂設板の下端面と上記突条上面とのいずれかの一方ないし双方を下内方への傾斜面26a、26aとし、
    上記両レバー下部の内方押込みによる回動で、第1、第2係合突条の係合が外れると共に上記傾斜面の一方ないし双方が他方へ圧接し摺動することで垂設板26、26を介して蓋体が上昇可能に形成した
    ことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
  4. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から周壁24を垂下させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、
    上記小外径部7の前部を、該前部へ近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔下外方の外筒部分を、両側に連結子9、9を残して他部は切離され、かつ内面に突条10aを、上端部に第1係合突条11をそれぞれ有するレバー12に形成し、
    又蓋体頂壁23の前部から挿通孔に通し垂下させた垂設板26の下端前面へ第2係合突条27を付設して、該第2係合突条を第1係合突条11下面へ係合させると共に垂設板の下端面と上記突条上面とのいずれかの一方ないし双方を下内方への傾斜面とし、
    上記レバー下部の内方押込みによる回動で、上記第1、第2係合突条の係合が外れると共に上記傾斜面の一方ないし双方が他方へ圧接し摺動することで垂設板26、26を介して蓋体が上昇可能に形成した
    ことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
  5. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、上記小外径部7の左右両部を、これ等両部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8,8とすると共に、これ等両部外方の外筒部分を、両側に連結子9,9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10,10を、上記小外径部7の下端位置より上方に突出した上端部内面に第1係合突条11,11を、それぞれ有するレバー12,12に形成し、又蓋体周壁24の外面左右に突設した第2係合突条27,27を上記第1係合突条11,11の下面にそれぞれ係合させて開蓋を阻止する係合手段を設けると共に、上記両レバーの下部内方押込みによる回動で、上記係合手段が外れると共に押上げ板10,10が蓋体21を押上げることで蓋体が上昇可能に形成したことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
  6. 注出孔2aを有する頂板3から、容器体口頸部外面へ嵌合させる内筒4と該内筒を囲む外筒5とを垂下し、かつ外筒上端部を小外径部7とするキャップ本体1と、上記注出孔閉塞部付きの頂壁23外周から垂設した周壁24下端部を上記小外径部7へ嵌合させた蓋体21とを、各後部でヒンジ連結したキャップにおいて、上記小外径部7の前部を、該前部に近接する頂板部分と共に切欠いて挿通孔8とすると共に、該挿通孔前方の外筒部分を、両側に連結子9,9を残して他部は切離され、かつ内面に押上げ板10を、上記小外径部7の下端位置より上方に突出した上端部内面に第1係合突条11を、それぞれ有するレバー12に形成し、又蓋体周壁24の外面前部突設した第2係合突条27を上記第1係合突条11の下面に係合させて開蓋を阻止する係合手段を設けると共に、上記レバーの下部内方押込みによる回動で、上記係合手段が外れると共に押上げ板10が蓋体21を押上げ可能に形成したことを特徴とする、蓋体付きキャップ。
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