JP4039547B2 - 安全キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器の口頸部へ装着させる安全キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の安全キャップとして、例えば特開平10−264953号公報に記載されているように、容器の口部に密に組付き、頂板に噴出口を形成した略半球状の噴出頭片を突設した有頂筒形状の組付き部を有し、頂板の周端縁から延出設した外鍔の延出端から短筒状の垂下筒片を垂下設し、垂下筒片の下端から外鍔状の外フランジを介してスカート筒を垂下設し、外鍔と垂下筒片と外フランジとスカート筒との組合せ物の少なくとも一方の側部に切欠きを設けて弾片を起立状に残存作成し、弾片の外側面上端に係止片を突出設したキャップ本体と、キャップ本体の後端部にヒンジ部により開閉回動可能にヒンジ結合され、頂壁下面に噴出口を密閉する栓片を設け、垂下筒片に外嵌する周壁の少なくとも一方の側部に、係止片が内方から嵌入する係止孔を設けた蓋体と、から構成された合成樹脂製のキャップが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公知例では、弾片上部を内方へ押して、係止片を係止孔から内方へ離脱させない限り、栓片をキャップ本体から取り外すことができないため、子供等による誤使用を防止することが可能である。
しかし、子供等がいないなど、誤使用のおそれがない場合には、上記のような操作は不要である。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、誤使用防止を可能にすると共に、誤使用のおそれがない場合の操作性を向上させた安全キャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、切離し線により外周壁2の一部を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板6に形成したキャップ本体1と、該本体上部へ着脱自在に嵌合可能な蓋20とからなり、該蓋周壁21と操作板6の上部外面とを第1係合手段を介して係合可能に設け、かつ操作板6上部を内方へ弾性変形させて蓋周壁21との係合を解除させることで蓋20をキャップ本体1から取外し可能に設けた安全キャップにおいて、上記操作板6を内方へ弾性変形させた位置で第2係合手段を介して操作板6がキャップ本体1へ係合可能に設けた。
【0006】
第2の手段として、第1の手段を有すると共に、本体頂板3から容器の口頸部11外面へ装着可能な嵌合筒12を垂設した。
【0007】
第3の手段として、第2の手段を有すると共に、上記第2係合手段は、上記嵌合筒12aより外方のキャップ本体頂板3部分下面に形成した、上記操作板上端部が係合可能な突部9からなる。
【0008】
第4の手段として、第2の手段を有すると共に、上記第2係合手段は、上記嵌合筒12aより外方のキャップ本体頂板3部分の一部に切離し線30穿設で形成した、上記操作板上端部へ係合可能な弾性折曲板32からなる。
【0009】
第5の手段として、第2の手段を有すると共に、上記第2係合手段は、上記嵌合筒12aより外方のキャップ本体頂板部分に形成した、上記操作板の上端部が係合可能な切欠部41からなる。
【0010】
第6の手段として、第2の手段を有すると共に、上記第2係合手段は、上記嵌合筒12a外面に縦設した係合突条50と、上記操作板6内面に形成されて係合突条50へ係合可能な係合溝51とからなる。
【0011】
第7の手段として、第1ないし第6のいずれかの手段を有すると共に、上記操作板、第1係合手段および第2係合手段のそれぞれをほぼ軸対称に位置させて各一対形成した。
【0012】
第8の手段として、第1ないし第6のいずれかの手段を有すると共に、上記蓋20をヒンジ25を介してキャップ本体の外周壁2へ連結した。
【0013】
第9の手段として、第8の手段を有すると共に、上記操作板、第1係合手段および第2係合手段のそれぞれを上記ヒンジ25と対向する位置にそれぞれ1つ形成した。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1ないし図4は本発明に係る安全キャップの第1の実施形態を示す。なお、以下において、説明の便宜上図面の左右をキャップの左右方向とする。
1はキャップ本体で、外周壁2の上端部外面を上向き段部を介して小外径部に形成して、該小外径部上面を頂板3で閉塞すると共に、該頂板の中央部を半球形状に隆起させて、該隆起部の頂部に噴出口4を形成する。
【0015】
また、外周壁2の左右両部に上方からみてコ字形状の割溝5を下端部を残し縦設して、該割溝により切離された外周壁部分を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板6に形成する。その際、該操作板は上外方へ傾斜させると共に、操作板の小外径部外面に嵌合突条7を周方向へ形成する。
【0016】
一方、頂板3の左右両部に操作板6の上端部が遊嵌可能な切欠部8を形成すると共に、該切欠部の周縁部下面に突条部9を形成して、該突条部の外面を下内方へ傾斜させることで、操作板6の上端部が弾性変形時に突条部9を乗り越えて突条部内面へ係合可能にする。この突条部は第2係合手段を構成する。また、頂板3の中央部下面から容器10の口頸部11上部へ嵌合させる内外2重筒12を垂設する。
【0017】
20は蓋で、キャップ本体1の小外径部へ下部を着脱自在に嵌合可能な周壁21の左右両部へ嵌合突条7が着脱自在に嵌合可能な嵌合長孔22を形成する。これら嵌合突条7と嵌合長孔22とは第1係合手段を構成する。また、周壁21上面を閉塞する頂壁23下面中央部から噴出口4付き隆起部外面へ着脱自在に嵌合可能な嵌合筒24を垂設する。
【0018】
さらに、周壁21後部をキャップ本体の上向き段部外周へヒンジ部25を介して連結する。該ヒンジ部は薄肉ヒンジと該ヒンジの左右両側に位置する引張ばねとからなり、該引張ばねは蓋20を図1に示す開状態に保持させる役割を果たす。
なお、図1において、26はキャップ本体外周壁2の小外径部の前部外面から突設した弾性掛止板、27は蓋周壁21の前部外面に形成した滑り止め、28は蓋周壁の前部下端内面に付設した係合部で、閉蓋により係合部28が掛止板26に係合可能となっている。
【0019】
次に本実施形態の作用について説明する。
図2は蓋を省略した閉蓋時のキャップ本体1を示すもので、嵌合突条7は嵌合長孔22へ嵌合されている。したがって、この状態では蓋20をヒンジ部25を中心に上方へ回動させて開蓋させることができず、誤使用防止が可能である。
【0020】
開蓋するには、左右両操作板6上部を内方へ押して弾性変形させることにより、嵌合突条7を嵌合長孔22から内方へ離脱させた後、蓋20を上方へ回動させればよい。なお、操作板6を内方へ押すと、その上端部が突条部9外面へ当接可能に形成されているため、通常の開蓋に際してはその当接時点で操作板を押すことを止めればよい。
【0021】
誤使用のおそれがない場合には、開蓋に際しての上記操作板6による操作は面倒である。この面倒を避けるためには嵌合突条7を嵌合長孔22から常時内方へ離脱させておけばよい。そのためには図3および図4に示すように、通常の開蓋時におけるよりも強く操作板6を内方へ押して、突条部9を強制的に乗り越えさせることで、操作板上端部を突条部9内面へ係合させればよい。なお、再度、誤使用防止を可能とするためには、操作板6を突条部9から離脱させればよい。
【0022】
図5ないし図9は第2の実施形態を示す。第1実施形態とは第2係合手段においてのみ異なるため、ここでは第2係合手段について説明し、その他の構成については説明を省略する。第1の実施形態では第2係合手段は突条部9で構成するが、本実施形態では弾性折曲板で構成する。
【0023】
すなわち、頂板3の左右両部に、それぞれ一対の幅狭の切欠部30を形成して、これら両切欠部間の頂板部分の基端部を、図8に明示するように薄肉部31にして、両切欠部間の頂板部分を下方へ折曲可能な弾性折曲板32に形成すると共に、該折曲板に操作板6の上端部が遊嵌可能な長孔33を形成する。
【0024】
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図5および図6に示すように、誤使用防止を目的とする場合には、弾性折曲板32は操作板6の上方に位置しているため、開蓋可能とするためには、第1実施形態と同様に、両操作板6を内方へ押して嵌合突条7を嵌合長孔22から離脱させることが必要である。
【0025】
誤使用のおそれがない場合には、図7ないし図9に示すように両操作板6を内方へ押しつつ弾性折曲板32を下方へ折曲して、長孔33を操作板6の上端部へ遊嵌させることで、嵌合突条7を嵌合長孔22から内方へ離脱させた状態に保持させる。この状態では操作板6の操作を要することなく自由に開蓋可能である。再度、誤使用防止を可能とするためには、弾性折曲板32を操作板6から上方へ離脱させればよい。
【0026】
図10および図11は第3実施形態を示す。第1実施形態とは第2係合手段においてのみ相違するため、ここではその相違点について説明し、その他の構成については説明を省略する。本実施形態では第2係合手段を凹凸の係合手段で構成する。
【0027】
すなわち、頂板3の左右両部に操作板6の上端部が遊嵌可能な第1切欠部40を形成すると共に、該第1切欠部の前後方向中間部に円弧状の第2切欠部41を形成し、かつ、操作板6の上端部に横断面円弧状の突部42を形成する。そして、これら第2切欠部41と突部42とは該突部の押圧で、突部42が第2切欠部41の開口部を弾性復元可能に押し広げて嵌合可能に形成する。
【0028】
次に、第3実施形態の作用について説明する。
図10に示すように、誤使用防止を可能とする場合には、突部42を第2切欠部41から離脱させておく。開蓋可能とするためには、両操作板6の突部42先端部が第2切欠部41の開口部へ当接するまで押して、嵌合突条7を嵌合長孔22から離脱させればよい。
【0029】
誤使用のおそれがない場合には、両操作板6を第2切欠部42の開口部へ当接させた後、さらに押し込んで突部42を第2切欠部41へ嵌合させればよい。再度、誤使用防止を目的とする場合には、突部42を第2切欠部41から外方へ離脱させればよい。
【0030】
図12ないし図16は第4実施形態を示す。第1実施形態とは第2係合手段においてのみ相違するため、ここでは第2係合手段について説明し、その他の構成については説明を省略する。本実施形態では内外2重筒12を形成する外筒12aの左右両部に断面円弧状の係合突条50を縦設すると共に、操作板6の内面に断面円弧状で、かつ開口部が弾性変形により拡開自在な係合溝51を縦設することで第2係合手段を形成する。
【0031】
次に、第4実施形態の作用について説明する。
図12および図13に示すように、誤使用防止を可能とする場合には、係合溝51を係合突条50から離脱させておく。開蓋可能とするためには、両操作板6の係合溝51が係合突条50へ当接するまで押して、嵌合突条7を嵌合長孔22から離脱させればよい。
【0032】
誤使用のおそれがない場合には、両操作板6の係合溝51を係合突条50へ当接させた後、さらに押し込んで係合溝51を係合突条50へ嵌合させればよい。再度、誤使用防止を目的とする場合には、操作板6の上端部に指を掛けて外方へ弾性変形させることで係合溝51を係合突条50から離脱させればよい。
【0033】
なお、第1ないし第4のいずれの実施形態においても、上記では操作板、第1係合手段および第2係合手段のそれぞれをキャップの左右両部に設けているが、これに限らずキャップの前部にのみ1つだけ設けることも可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、操作板を押すことで第1係合手段を解除させて、蓋をキャップ本体から取外し可能に設けると共に、操作板をキャップ本体へ係合させる第2係合手段を設けたので、開蓋に際しては、操作板を内方へ押さない限り蓋を取り外すことができず、このため子供等による誤使用を防止することができることはもちろんのこと、誤使用のおそれがない場合には、第2係合手段により操作板をキャップ本体に係合させることが可能であり、従って、開蓋に際して操作板による操作を不要にすることができるため、開蓋が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全キャップの斜視図である。
【図2】同じく、蓋を省略したキャップ本体の半断面図である。
【図3】同じく、作用説明図である。
【図4】同じく、操作板をキャップ本体へロックさせた状態を示す半断面図である。
【図5】キャップ本体の第2の実施形態を示す半断面図である。
【図6】同じく、図5の斜視図である。
【図7】同じく、操作板のロック状態を示す半断面図である。
【図8】同じく、図7の一部拡大図である。
【図9】同じく、図7の斜視図である。
【図10】キャップの第3実施形態を示す斜視図である。
【図11】同じく、操作板のロック状態を示す斜視図である。
【図12】安全キャップの第4実施形態を示す半断面図である。
【図13】同じく、図12のX−X線に沿う断面図である。
【図14】同じく、開蓋状態を示す斜視図である。
【図15】同じく、操作板のロック状態を示す半断面図である。
【図16】同じく、図15のY−Y線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 2 外周壁
3 頂板 6 操作板
9 突部 10 容器
11 口頸部 12 嵌合筒
20 蓋 21 周壁
25 ヒンジ 30 切離し線
32 弾性折曲板 40,41 切欠部
42 突部 50 係合突条
51 係合溝

Claims (7)

  1. 切離し線により外周壁(2)の一部を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板(6)に形成すると共に、外周壁 ( ) 上面を閉塞する頂板 ( ) から容器の口頸部 ( 11 ) 外面へ装着可能な嵌合筒 ( 12 ) を垂設したキャップ本体(1)と、該キャップ本体上部へ着脱自在に嵌合可能な蓋(20)とからなり、
    該蓋周壁 ( 21 )と操作板(6)の上部外面とを第1係合手段を介して係合可能に設け、かつ
    操作板(6)上部を内方へ弾性変形させて蓋周壁(21)との係合を解除させることで蓋(20)をキャップ本体(1)から取外し可能に設け
    上記操作板 ( ) を内方へ弾性変形させた位置で第2係合手段を介して操作板 ( ) がキャップ本体 ( ) へ係合可能に設けた安全キャップにおいて、
    上記第2係合手段は、上記嵌合筒 ( 12a ) 外のキャップ本体頂板 ( ) 部分下面に形成した、上記操作板上端部が係合可能な突部 ( ) からなることを特徴とする安全キャップ。
  2. 切離し線により外周壁 ( ) の一部を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板 ( ) に形成すると共に、外周壁 ( ) 上面を閉塞する頂板 ( ) から容器の口頸部 ( 11 ) 外面へ装着可能な嵌合筒 ( 12 ) を垂設したキャップ本体 ( ) と、該キャップ本体上部へ着脱自在に嵌合可能な蓋 ( 20 ) とからなり、
    該蓋周壁 ( 21 ) と操作板 ( ) の上部外面とを第1係合手段を介して係合可能に設け、かつ
    操作板 ( ) 上部を内方へ弾性変形させて蓋周壁 ( 21 ) との係合を解除させることで蓋 ( 20 ) をキャップ本体 ( ) から取外し可能に設け、
    上記操作板 ( ) を内方へ弾性変形させた位置で第2係合手段を介して操作板 ( ) がキャップ本体 ( ) へ係合可能に設けた安全キャップにおいて、
    上記第2係合手段は、上記嵌合筒 ( 12a ) 外のキャップ本体頂板 ( ) 部分の一部に切離し線 ( 30 ) 穿設で形成した、上記操作板上端部へ係合可能な弾性折曲板 ( 32 ) からなることを特徴とする安全キャップ。
  3. 切離し線により外周壁 ( ) の一部を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板 ( ) に形成すると共に、外周壁 ( ) 上面を閉塞する頂板 ( ) から容器の口頸部 ( 11 ) 外面へ装着可能な嵌合筒 ( 12 ) を垂設したキャップ本体 ( ) と、該キャップ本体上部へ着脱自在に嵌合可能な蓋 ( 20 ) とからなり、
    該蓋周壁 ( 21 ) と操作板 ( ) の上部外面とを第1係合手段を介して係合可能に設け、かつ
    操作板 ( ) 上部を内方へ弾性変形させて蓋周壁 ( 21 ) との係合を解除させることで蓋 ( 20 ) をキャップ本体 ( ) から取外し可能に設け、
    上記操作板 ( ) を内方へ弾性変形させた位置で第2係合手段を介して操作板 ( ) がキャップ本体 ( ) へ係合可能に設けた安全キャップにおいて、
    上記第2係合手段は、上記嵌合筒 ( 12a ) 外のキャップ本体頂板部分に形成した、上記操作板の上端部が係合可能な切欠部 ( 41 ) からなることを特徴とする安全キャップ。
  4. 切離し線により外周壁 ( ) の一部を、下端部を固定端として内方へ弾性変形可能な操作板 ( ) に形成すると共に、外周壁 ( ) 上面を閉塞する頂板 ( ) から容器の口頸部 ( 11 ) 外面へ装着可能な嵌合筒 ( 12 ) を垂設したキャップ本体 ( ) と、該キャップ本体上部へ着脱自在に嵌合可能な蓋 ( 20 ) とからなり、
    該蓋周壁 ( 21 ) と操作板 ( ) の上部外面とを第1係合手段を介して係合可能に設け、かつ
    操作板 ( ) 上部を内方へ弾性変形させて蓋周壁 ( 21 ) との係合を解除させることで蓋 ( 20 ) をキャップ本体 ( ) から取外し可能に設け、
    上記操作板 ( ) を内方へ弾性変形させた位置で第2係合手段を介して操作板 ( ) がキャップ本体 ( ) へ係合可能に設けた安全キャップにおいて、
    上記第2係合手段は、上記嵌合筒 ( 12a ) 外面に縦設した係合突条 ( 50 ) と、上記操作板 ( ) 内面に形成されて係合突条 ( 50 ) へ係合可能な係合溝 ( 51 ) とからなることを特徴 とする安全キャップ。
  5. 上記操作板、第1係合手段および第2係合手段のそれぞれをほぼ軸対称に位置させて各一対形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の安全キャップ。
  6. 上記蓋 ( 20 ) をヒンジ ( 25 ) を介してキャップ本体の外周壁 ( ) へ連結したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の安全キャップ。
  7. 上記操作板、第1係合手段および第2係合手段のそれぞれを上記ヒンジ ( 25 ) と対向する位置にそれぞれ1つ形成したことを特徴とする請求項6記載の安全キャップ。
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