JP2004078428A - レイアウト検証装置 - Google Patents

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Mitsuhiko Sotozono
外薗 三彦
Tatsuya Ishigami
石上 達也
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Abstract

【課題】解析結果の信頼性を維持したまま、回路シミュレーションを効率的に実行することができるレイアウト検証装置を提供する。
【解決手段】半導体集積回路のレイアウトデータ2から寄生素子を含むネットリスト4を作成する素子抽出部3と、ネットリスト4で規定される回路から配線間容量が接続するノードを抽出し、当該ノードの入力インピーダンスを算出する入力インピーダンス計算部5と、当該入力インピーダンス値を用いて配線間容量が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、当該指標値に基づいてネットリスト4から配線間容量を削除すべきか否かを判定する配線間容量要否判定部6と、当該判定結果に基づいてネットリスト4から配線間容量を削除して、回路解析対象のネットリスト8を作成する配線間容量削除部7とを備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はLSIなどの半導体集積回路のレイアウトに対して回路特性の検証を行うレイアウト検証装置に係り、特にレイアウトから抽出された寄生素子を含む回路シミュレーション用のネットリストから各ノードへの入力インピーダンス値に基づいて回路シミュレーションすべき寄生素子数を削減するレイアウト検証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レイアウト検証の目的は、回路図とレイアウトデータとの特性が一致するか否かを検証するものである。具体的には、LSIなどの半導体集積回路のレイアウトから、回路図には存在しない配線の寄生抵抗や寄生容量などを抽出し、それらを付加したネットリストに対して回路シミュレーションを実行して回路特性を調べる。つまり、LSIチップのどこに生じるかわからない寄生素子に対して検証が行われる。
【0003】
近年の半導体製造における微細加工技術の発展に伴い、隣接して配置される配線間の間隔が狭まって、いわゆる配線間容量値が増大する傾向にある。このような配線間容量は、回路をネットリストの形にして回路シミュレータで回路方程式を解くにあたり、回路マトリックス内の対角要素にならない場合が多い。このため、回路シミュレータとしてより複雑なマトリックスを解く必要があり、シミュレーションに長時間を要したり、収束しにくくなるという不具合が生じていた。
【0004】
このような不具合を解消するために、ある値以下の配線間容量を一律に削除する処理を実行し、シミュレーションすべき素子数を削減して回路シミュレータの負荷を低減する試みがなされていた。
【0005】
図8は従来のレイアウト検証装置の構成を示すブロック図である。図において、100は回路シミュレーションを実行するにあたり、回路シミュレーションすべき寄生素子数を削減する従来のレイアウト検証装置であって、後述する構成要素のプログラムを実行するコンピュータ装置により具現化される。101は検証対象のレイアウトデータで、所望の半導体集積回路のレイアウトを表しており、不図示のレイアウト作成装置によって作成される。102は素子抽出部であって、レイアウトデータ101に応じた回路の素子と寄生素子とを抽出して寄生素子を含むネットリスト103を生成する。
【0006】
103は寄生素子を含むネットリストで、配線間容量算出部104や配線間容量削除部105による素子数削減処理を施された後、シミュレーション対象のネットリスト106となる。104は配線間容量算出部であって、直列や並列に繋がる複数の寄生容量素子がある場合、寄生素子を含むネットリスト103に記述された寄生容量素子の容量値を基にしてその総容量値などを算出する。105は配線間容量削除部で、配線間容量算出部104が算出した容量値やネットリスト103に記述された寄生容量素子の容量値に基づいて、所定値以下となる配線間容量をネットリスト103から削除してネットリスト106を生成する。なお、素子抽出部102、配線間容量算出部104や配線間容量削除部105は、レイアウト検証装置100として機能するコンピュータ装置に実行されるプログラムで具現化することができる。
【0007】
106は所定値以下の配線間容量を削除したネットリストで、回路シミュレーションの対象となる。107は回路シミュレータであって、ネットリスト106に対して回路シミュレーションを実行し回路特性を検証する。また、回路シミュレータ107も、レイアウト検証装置100として機能するコンピュータ装置に実行されるプログラムで具現化することができる。108はネットリスト106に対して回路シミュレーションを実行して得られた解析結果である。
【0008】
次に動作について説明する。
図9は図8中のレイアウト検証装置の動作を示すフロー図であり、この図に沿って回路シミュレーションすべき寄生素子数を削減する処理について説明する。先ず、レイアウト検証装置100は、不図示のレイアウト作成装置からレイアウトデータ101を取得する。レイアウト検証装置100内の素子抽出部102は、レイアウトデータ101のレイアウトパターンに従った回路の素子と寄生素子とを抽出し、レイアウトデータ101に対応した寄生素子を含むネットリスト103を生成する(ステップST100)。
【0009】
次に、配線間容量算出部104は、ネットリスト103中の寄生容量素子の容量値や抽出や直列や並列に繋がる複数の寄生容量素子の総容量値などを算出し、配線間容量削除部105に送出する。配線間容量削除部105では、配線間容量算出部104から取得した容量値に基づいて所定値以下となる配線間容量をネットリスト103から削除してネットリスト106を生成する(ステップST101)。
【0010】
続いて、回路シミュレータ107は、ネットリスト106に対して回路シミュレーションを実行し、回路特性の検証結果を解析結果108として出力する(ステップST102)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレイアウト検証装置は以上のように構成されているので、レイアウトデータ101から配線の寄生抵抗や寄生容量、配線間容量などを抽出した後、所定値以下の寄生抵抗素子や寄生容量素子を一律に削除してしまうことから、回路特性に大きく影響を及ぼす寄生素子が削除されてしまう可能性があるという課題があった。
【0012】
例えば、回路で扱う信号の周波数が高くなると、配線間容量は、その値が小さくともクロストークの影響が大きい場合がある。つまり、各寄生素子が存在する部分における回路の構成や、素子及び配線の寸法・配置、扱われる信号の周波数などによって、寄生素子が実際の回路特性に影響を与えるか否かが決定される。従って、従来のように所定値以下の寄生抵抗素子や寄生容量素子を一律に削除してしまうようなやり方では、実際の回路特性に影響を与え、回路シミュレーションされるべき寄生素子が除かれてしまう可能性がある。これは、レイアウト検証の信頼性を劣化させる要因となる。
【0013】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、レイアウトから抽出された寄生素子を含む回路シミュレーション用のネットリストから、各ノードへの入力インピーダンス値に基づいて回路特性に影響を及ぼす可能性がある配線間容量を残し、当該影響が少ない配線間容量を削除することで、解析結果の信頼性を維持したまま、回路シミュレーションを効率的に実行することができるレイアウト検証装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るレイアウト検証装置は、半導体集積回路のレイアウトデータから寄生素子を含むネットリストを作成するネットリスト作成部と、当該ネットリストで規定される回路から寄生容量素子が接続するノードを抽出し、当該ノードの入力インピーダンスを算出する入力インピーダンス計算部と、入力インピーダンス計算部が算出した入力インピーダンス値を用いて寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、当該指標値に基づいてネットリストから寄生容量素子を削除すべきか否かを判定する素子要否判定部と、当該素子要否判定部の判定結果に基づいてネットリストから寄生容量素子を削除して、回路解析対象のネットリストを作成する素子削除処理部とを備えるものである。
【0015】
この発明に係るレイアウト検証装置は、素子要否判定部が、寄生素子を含むネットリストから抽出したノードに接続する寄生容量素子の容量値をC1、当該ノードの接地電位に対する等価抵抗素子の抵抗値をR1、当該ノードの接地電位に対する等価容量素子の容量値をC2、及び、当該ノードを含む回路で扱う信号の最大周波数をfとすると、2π・f・C1・R1なる式で表される指標値とC1/C2なる式で表される指標値を算出し、これら指標値のうちのいずれかが1より小さい場合、寄生容量素子を削除すべきと判定するものである。
【0016】
この発明に係るレイアウト検証装置は、素子要否判定部が、寄生素子を含むネットリストから2つのノード間に寄生容量素子が抽出されると、一方のノードから信号が入力する経路を考慮して寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、他方のノードから信号が入力する経路を考慮して寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求め、これら指標値のうちのいずれかが1より小さい場合、寄生容量素子を削除すべきと判定するものである。
【0017】
この発明に係るレイアウト検証装置は、素子削除処理部が作成した回路解析対象のネットリストに対して回路解析を実行すると共に、素子要否判定部が指標値を算出するにあたり寄生容量素子が接続するノードを含む回路の等価回路を構成する等価素子の特性値を求める回路シミュレータを備えるものである。
【0018】
この発明に係るレイアウト検証装置は、寄生容量素子が接続するノードを含む等価回路にてディジタル信号が扱われるかアナログ信号が扱われるかを分類し、素子要否判定部が、アナログ信号を扱う回路の場合、当該回路における信号入力源からの信号の振幅に関する指標値の大小に基づいて、寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めることなく寄生容量素子の削除を判定するか、若しくは、回路特性に与える影響を規定する指標値に基づいて寄生容量素子を削除すべきか否かを判定するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるレイアウト検証装置の構成を示すブロック図である。図において、1は実施の形態1によるレイアウト検証装置であって、後述する構成要素のプログラムを実行するコンピュータ装置により具現化される。2は検証対象のレイアウトデータで、所望の半導体集積回路のレイアウトを表しており、不図示のレイアウト作成装置によって作成される。3は素子抽出部(ネットリスト作成部)であって、レイアウトデータ2に応じた回路の素子と寄生素子とを抽出して寄生素子を含むネットリスト4を生成する。4は寄生素子を含むネットリストで、レイアウトデータ2に対応する半導体集積回路の寄生素子を含む回路接続情報が記述されている。
【0020】
5は入力インピーダンス計算部であって、ネットリスト4に含まれる寄生素子のうち配線間容量が繋がる2つのノードの入力インピーダンス値を算出する。6は配線間容量要否判定部(素子要否判定部)で、入力インピーダンス計算部5が算出した入力インピーダンスに基づいて配線間容量の削除の要否を判定する。7は配線間容量削除部(素子削除処理部)であって、配線間容量要否判定部6によって削除が必要と判定された配線間容量を削除する。また、素子抽出部3、入力インピーダンス計算部5、配線間容量要否判定部6及び配線間容量削除部7は、レイアウト検証装置1として機能するコンピュータ装置に実行されるプログラムで具現化することができる。
【0021】
8は配線間容量削除部7によって不要な配線間容量が削除されたネットリストで、回路シミュレーションの対象となる。9は回路シミュレータであって、ネットリスト8に対して回路シミュレーションを実行し回路特性を検証する。また、回路シミュレータ9も、レイアウト検証装置1として機能するコンピュータ装置に実行されるプログラムで具現化することができる。10はネットリスト8に対して回路シミュレーションを実行して得られた解析結果である。
【0022】
次に動作について説明する。
図2は図1中のレイアウト検証装置の動作を示すフロー図であり、この図に沿って回路シミュレーションすべき寄生素子数を削減する処理について説明する。先ず、レイアウト検証装置1は、不図示のレイアウト作成装置からレイアウトデータ2を取得する。レイアウト検証装置1内の素子抽出部3は、レイアウトデータ2のレイアウトパターンに従った回路の素子や配線と寄生素子とを抽出し、レイアウトデータ2に対応した寄生素子を含むネットリスト4を生成する(ステップST1)。
【0023】
具体的に説明すると、素子抽出部3は、レイアウトデータ2より回路素子や配線を認識し、回路情報を抽出する。次に、素子抽出部3は、寄生抵抗素子を抽出するために配線を分割して配線上にノードを生成する。このあと、素子抽出部3は、分割した配線の各部分ごとに寄生抵抗及び寄生容量を抽出し、各寄生素子のターミナルを適切なノードに接続する。このようにして得られた寄生素子に関する情報を反映させた回路情報を基にして、素子抽出部3は、寄生素子を含むネットリスト4を生成する。
【0024】
次に、入力インピーダンス計算部5は、ネットリスト4中の寄生素子のうち配線間容量が繋がる全てのノードに対する入力インピーダンス値を算出する(ステップST2)。
図3は実施の形態1のレイアウト検証装置における寄生素子を含む回路図であり、(a)は1つのノードに繋がる寄生容量素子を含む等価回路、(b)は2つのノード間に存在する寄生容量素子を含む等価回路を示している。この図に沿って、入力インピーダンス計算部5の処理を説明する。
【0025】
先ず、入力インピーダンス計算部5は、素子抽出部3が生成したネットリスト4を読み込んで、寄生容量素子が繋がるノード、例えば(a)に示すように1つのノードN1に寄生容量素子C1が繋がる部分を取り出す。次に、入力インピーダンス計算部5は、ネットリスト4に記述される回路情報に基づいて、当該ノードN1についての入力インピーダンスとして、寄生容量素子C1の容量値、ノードN1の接地電位(GND)に対する等価抵抗R1の抵抗値、ノードN1の接地電位(GND)に対する等価容量C2の容量値を算出し、配線間容量要否判定部6に送出する。
【0026】
続いて、配線間容量要否判定部6は、当該ノードN1で規定される回路で扱う信号の最大周波数f、及び、入力インピーダンス計算部5から取得した各入力インピーダンス値を用いて、配線間容量を削除すべきか否かを判定する。具体的に説明すると、配線間容量要否判定部6は、寄生容量素子C1の容量値、ノードN1の接地電位に対する等価抵抗R1の抵抗値、及び、ノードN1の接地電位に対する等価容量C2の容量値から、下記式(1)、(2)で表される削除要否に関する指標値(寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値)を算出する。
A=2π・f・C1・R1   ・・・(1)
B=C1/C2        ・・・(2)
【0027】
配線間容量要否判定部6は、指標値A,Bのいずれか一方の値が1より十分に小さい場合、回路特性に対する影響が少ないものとして配線間容量C1を削除すべき旨を配線間容量削除部7に通知する。一方、指標値A,Bのどちらも1より大きければ、回路特性に与える影響が無視できず回路シミュレーションすべきものとして配線間容量C1を残す旨を配線間容量削除部7に通知する。
【0028】
また、図3(b)に示す例では、入力インピーダンス計算部5は、ネットリスト4から2つのノードN1,N2間に寄生容量素子C1が抽出された場合を示している。この場合、入力インピーダンス計算部5は、図3(a)の場合と同様に、ネットリスト4に記述される回路情報に基づいて、当該ノードN1についての入力インピーダンスとして、ノードN2の接地電位(GND)に対する等価抵抗R1の抵抗値、ノードN2の接地電位(GND)に対する等価容量C2の容量値、ノードN1の接地電位(GND)に対する等価抵抗R3の抵抗値、ノードN1の接地電位(GND)に対する等価容量C3の容量値を算出し、配線間容量要否判定部6に送出する。
【0029】
配線間容量要否判定部6では、当該ノードN1,N2で規定される回路で扱う信号の最大周波数f、及び、入力インピーダンス計算部5から取得した各入力インピーダンス値を用いて、ノードN2からノードN1を見て配線間容量を削除すべきか否かを判定し、同時にノードN1からノードN2を見て配線間容量を削除すべきか否かを判定する。
【0030】
具体的に説明すると、配線間容量要否判定部6は、ノードN2から信号が配線間容量C1を介してノードN1に流れる場合を考え、寄生容量素子C1の容量値、ノードN1の接地電位に対する等価抵抗R3の抵抗値、及び、ノードN1の接地電位に対する等価容量C3の容量値から、上記式(1)、(2)で表される削除要否に関する指標値を算出する。
同時に、配線間容量要否判定部6は、ノードN1から信号が配線間容量C1を介してノードN2に流れる場合を考え、寄生容量素子C1の容量値、ノードN2の接地電位に対する等価抵抗R1の抵抗値、及び、ノードN2の接地電位に対する等価容量C2の容量値から、上記式(1)、(2)で表される削除要否に関する指標値を算出する。
【0031】
このあと、配線間容量要否判定部6は、上述した両方の処理にて得られた指標値A,Bのうちのいずれかの値が1より十分に小さい場合、回路特性に対する影響が少ないものとして配線間容量C1を削除すべき旨を配線間容量削除部7に通知する。一方、指標値A,Bの全てが1より大きければ、回路特性に与える影響が無視できず回路シミュレーションすべきものとして配線間容量C1を残す旨を配線間容量削除部7に通知する。
【0032】
配線間容量削除部7では、配線間容量要否判定部6からの通知に基づいて削除すべきと判定された配線間容量をネットリスト4から削除し、回路特性に影響がない不要な配線間容量を削除したネットリスト8を生成する(ステップST3)。続いて、回路シミュレータ9は、ネットリスト8に対して回路シミュレーションを実行し、回路特性の検証結果を解析結果10として出力する(ステップST4)。
【0033】
ここで、配線間容量が接続するノードを含む等価回路を構成する等価素子の特性値を求める処理の一例を説明する。
図4は実施の形態1のレイアウト検証装置による寄生素子値を求める処理を説明する説明図であり、(a)はノードN1の接地電位に対する等価抵抗R1の抵抗値を求める処理、(b)はノードN1の接地電位に対する等価容量C2の容量値を求める処理を示している。図において、11は回路ブロックであって、配線間容量C1とノードN1を介した配線で接続する。12は回路シミュレーションを実行する際に配線間容量C1から置き換える直流電流源で、振幅1.0アンペアの直流電流をノードN1が存在する配線に供給する。13は回路シミュレーションを実行する際に配線間容量C1から置き換える交流電流源であって、1.0アンペアの交流電流をノードN1が存在する配線に供給する。なお、(a),(b)の上段の回路は、同一である。
【0034】
先ず、入力インピーダンス計算部5は、図4(a)や図4(b)の上段のような回路ブロック11と接続する配線上に配線間容量C1が存在する回路において、図3(a)に示すようなノードN1の接地電位に対する等価抵抗R1の抵抗値を求める。具体的には、入力インピーダンス計算部5が、図4(a)や図4(b)上の回路における配線間容量C1を直流電源12に置き換えた回路情報を生成して回路シミュレータ9に送出する。
【0035】
回路シミュレータ9では、入力インピーダンス計算部5からの回路情報に基づいて回路シミュレーションを実行し、ノードN1が存在する配線の電圧値Voを求める。この電圧値Voは、回路シミュレータ9から入力インピーダンス計算部5に返信される。入力インピーダンス計算部5では、1.0アンペアの直流電流を供給する直流電源12を用いたことから、ノードN1の接地電位に対する等価抵抗R1=(ノードN1が存在する配線の電圧値Vo)/1.0(アンペア)となる。この等価抵抗R1を含む入力インピーダンス値は配線間容量要否判定部6に送られ、上述した指標値A=2π・f・C1・R1が算出される。
【0036】
次に、入力インピーダンス計算部5は、図4(a)や図4(b)の上段のような回路ブロック11と接続する配線上に配線間容量C1が存在する回路において、図3(a)に示すようなノードN1の接地電位に対する等価容量C2の容量値を求める。具体的には、入力インピーダンス計算部5が、上述のようにして等価抵抗R1を求めたあと、図4(a)や図4(b)上の回路における配線間容量C1を交流電源13に置き換えた回路情報を生成して回路シミュレータ9に送出する。
【0037】
回路シミュレータ9では、入力インピーダンス計算部5からの回路情報に基づいて回路シミュレーションを実行し、ノードN1が存在する配線の電圧値Voのゲイン特性を当該回路で扱う信号の周波数に関して求める。この信号の周波数に対する電圧値Voのゲイン特性の関係は、そのまま信号の周波数fに対する入力インピーダンス絶対値に相当する。
【0038】
図5は図4(b)下段の回路におけるインピーダンス特性を示すグラフであり、信号の周波数fに対する入力インピーダンス絶対値の関係を示している。先ず、回路シミュレータ9は、入力インピーダンス計算部5から配線間容量C1を交流電源13に置き換えた回路情報を取得すると、図5のような関係を求める。このあと、直流時のインピーダンス絶対値から3dBだけダウンしたときの周波数fcを抽出する。
【0039】
この周波数fcは、fc=1/(2π・C2・R1)なる関係を有することから、回路シミュレータ9は、ノードN1の接地電位に対する等価容量C2の容量値を、C2=1/(2π・fc・R1)として求める。このあと、回路シミュレータ9は、回路シミュレーションの結果として得られた容量値C2を入力インピーダンス計算部5に返信する。入力インピーダンス計算部5では、回路シミュレータ9が求めた容量値C2を含む入力インピーダンス値を配線間容量要否判定部6に送出する。配線間容量要否判定部6は、容量値C2を含む入力インピーダンス値を用いて、上述した指標値B=C1/C2を算出する。
【0040】
以上のように、この実施の形態1によれば、レイアウトデータ2から抽出した寄生素子を含むネットリスト4から、各ノードの入力インピーダンスを算出して各ノードの接地電位に対する等価抵抗及び等価容量を求め、この値から配線間容量を通って信号が伝わりやすいか否かを判定し、信号が伝わりにくいノードに繋がる配線間容量を削除するので、回路特性に影響を及ぼす可能性がある配線間容量を残しながら回路シミュレーションすべき素子数を削減することから、シミュレーションにおける回路シミュレータ9の負荷を低減することができ、解析結果10の信頼性を維持したまま回路シミュレーションを効率的に実行することができる。これにより、レイアウト検証に要する時間を短縮化することもできる。
【0041】
実施の形態2.
この実施の形態2では、回路シミュレーションの対象となる回路においてディジタル信号を扱う場合とアナログ信号を扱う場合を考慮して配線間容量の削除の要否を判断するものである。
【0042】
実施の形態2によるレイアウト検証装置は、上記実施の形態1と基本的に同一の構成を有しているが、入力インピーダンス計算部5、配線間容量要否判定部6及び回路シミュレータ9による処理において、ディジタル信号を扱う場合とアナログ信号を扱う場合を考慮して配線間容量の削除の要否を判断する点で異なる。
【0043】
図6はこの発明の実施の形態2によるレイアウト検証装置の寄生素子削除処理を説明する説明図である。素子抽出部3が抽出したネットリスト4で記述される回路として、上段の図に示すように、3つの回路ブロック14,15,16のそれぞれが配線で接続されたものを考える。ここで、ノードN1を回路ブロック14,15間の配線上に規定し、ノードN2を回路ブロック15,16間の配線上に規定する。また、ノードN1を含む配線部分に符号Aを付し、配線間容量C1が抽出されているものとし、ノードN2を含む配線部分にも符号Bを付して配線間容量C2が抽出されているものとする。
【0044】
先ず、入力インピーダンス計算部5は、入力インピーダンスを算出する対象として読み込んだネットリスト4内の回路情報を解析して、当該回路情報で規定される回路のうちディジタル信号を扱うノードとアナログ信号を扱うノードとを分類する。このとき、ディジタル信号を扱うノードについては、上記実施の形態1と同様に、各ノードについての入力インピーダンス値を算出し、配線間容量要否判定部6に送出する。以降の処理は、上記実施の形態1と同様である。
【0045】
一方、アナログ信号を扱うノードがあると、入力インピーダンス計算部5は、当該ノードを含む回路情報を回路シミュレータ9に送出する。回路シミュレータ9では、入力インピーダンス計算部5から取得した上記回路情報に基づいて、信号入力源からアナログ信号を扱う各ノードまでのゲイン(信号の振幅に関する指標値)を回路シミュレーションによって求める。
【0046】
図6上段の回路は、入力インピーダンス計算部5によってアナログ信号を扱うものとして分類されたものを示している。ここで、上述した回路シミュレーションによって、符号Bを付した配線部分におけるノードN2の方が、符号Aを付した配線部分におけるノードN1より信号入力源からのゲインが大きいという結果が得られると、回路シミュレータ9は、当該結果を入力インピーダンス計算部5に送出する。
【0047】
このあと、入力インピーダンス計算部5は、図6上段の回路におけるノードN1,N2に関する入力インピーダンス値及び回路シミュレータ9が求めた上記ゲインの大小判定結果を、配線間容量要否判定部6に送出する。配線間容量要否判定部6では、回路シミュレータ9によってゲインが大きいと判定された符号Bを付した部分のノードN2に対してのみ上記実施の形態1で示した処理を施す。一方、ゲインが小さいと判定された符号Aを付した部分のノードN1に対しては、無条件に配線間容量C1を削除する旨を配線間容量削除部7に通知する。
【0048】
このような処理によって配線間容量を削除した結果が図6下段である。図示の例では、上記実施の形態1で示した処理にて配線間容量C2が残された場合を示している。また、信号入力源からのゲインが予め設定した所定値より大きければ上記実施の形態1で示した処理を施し、当該所定値より小さければ無条件に配線間容量を削除するようにしてもよい。例えば、入力信号のゲインが−3dB以下となった場合、配線間容量を無条件に削除し、それより大きければ、上記実施の形態1で示した処理を施す。当該所定値は、設計する回路種類に応じて適宜最適な特性が得られるように設定される。
【0049】
以上のように、この実施の形態2によれば、回路シミュレーションの対象となる回路においてディジタル信号を扱う場合とアナログ信号を扱う場合を考慮して、ディジタル信号を扱うノードについては配線間容量が繋がる全てのノードに対して上記実施の形態1で示した処理を施し、アナログ信号を扱うノードでは信号入力源からのゲインが大きいものについて上記実施の形態1で示した処理を施し、ゲインが小さいものに対しては一律に削除するので、解析結果10の信頼性を維持したまま回路シミュレーションを効率的に実行することができる。これにより、レイアウト検証に要する時間を短縮化することもできる。
【0050】
なお、上記実施の形態1,2において、素子抽出部3がノードに繋がる配線間容量を抽出する場合について説明したが、これに限定されるものではない。つまり、本発明は、ノードに繋がる配線間容量だけでなく、ネットリスト4で規定される回路素子と回路素子の間や回路素子に繋がる配線間容量を抽出する場合でも適用することができる。以下に具体的に説明する。
【0051】
図7は回路素子に繋がる配線間容量が抽出された場合における削除処理を説明する説明図である。図7上段に示すように、抵抗素子R4と他の配線との間に配線間容量C1が抽出された場合、入力インピーダンス計算部5は、抵抗素子R4を抵抗R4−1,4−2に分割する。そして、入力インピーダンス計算部5は、図7下段に示すように、抵抗R4−1,4−2の間にできたノードを上記実施の形態1,2で示したノードN1と考えて入力インピーダンス値を算出する。このようにすることでも、上記実施の形態1,2と同様に配線間容量の削除処理を実行することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、半導体集積回路のレイアウトデータから寄生素子を含むネットリストを作成し、当該ネットリストで規定される回路から寄生容量素子が接続するノードを抽出し、当該ノードの入力インピーダンス値を用いて寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、当該指標値に基づいてネットリストから寄生容量素子を削除すべきか否かを判定し、当該判定結果に基づいてネットリストから寄生容量素子を削除して回路解析対象のネットリストを作成するので、回路特性に影響を及ぼす可能性がある寄生容量素子を残しながら回路シミュレーションすべき素子数を削減することから、シミュレーションにおける回路シミュレータの負荷を低減することができ、回路解析結果の信頼性を維持したまま回路シミュレーションを効率的に実行することができるという効果がある。これにより、レイアウト検証に要する時間を短縮化することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるレイアウト検証装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のレイアウト検証装置の動作を示すフロー図である。
【図3】実施の形態1のレイアウト検証装置における寄生素子を含む回路図である。
【図4】実施の形態1のレイアウト検証装置による寄生素子値を求める処理を説明する説明図である。
【図5】図4(b)下段の回路におけるインピーダンス特性を示すグラフである。
【図6】この発明の実施の形態2によるレイアウト検証装置の寄生素子削除処理を説明する説明図である。
【図7】回路素子に繋がる配線間容量が抽出された場合における削除処理を説明する説明図である。
【図8】従来のレイアウト検証装置の構成を示すブロック図である。
【図9】図8中のレイアウト検証装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 レイアウト検証装置、2 レイアウトデータ、3 素子抽出部(ネットリスト作成部)、4 寄生素子を含むネットリスト、5 入力インピーダンス計算部、6 配線間容量要否判定部(素子要否判定部)、7 配線間容量削除部(素子削除処理部)、8 不要な配線間容量が削除されたネットリスト、9 回路シミュレータ、10 解析結果、11,14,15,16 回路ブロック、12 直流電源、13 交流電源。

Claims (5)

  1. 半導体集積回路のレイアウトデータから寄生素子を含むネットリストを作成するネットリスト作成部と、
    当該ネットリストで規定される回路から寄生容量素子が接続するノードを抽出し、当該ノードの入力インピーダンスを算出する入力インピーダンス計算部と、上記入力インピーダンス計算部が算出した入力インピーダンス値を用いて上記寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、当該指標値に基づいて上記ネットリストから寄生容量素子を削除すべきか否かを判定する素子要否判定部と、
    当該素子要否判定部の判定結果に基づいて上記ネットリストから寄生容量素子を削除して、回路解析対象のネットリストを作成する素子削除処理部と
    を備えたレイアウト検証装置。
  2. 素子要否判定部は、寄生素子を含むネットリストから抽出したノードに接続する寄生容量素子の容量値をC1、当該ノードの接地電位に対する等価抵抗素子の抵抗値をR1、当該ノードの接地電位に対する等価容量素子の容量値をC2、及び、当該ノードを含む回路で扱う信号の最大周波数をfとすると、2π・f・C1・R1なる式で表される指標値とC1/C2なる式で表される指標値を算出し、これら指標値のうちのいずれかが1より小さい場合、上記寄生容量素子を削除すべきと判定することを特徴とする請求項1記載のレイアウト検証装置。
  3. 素子要否判定部は、寄生素子を含むネットリストから2つのノード間に寄生容量素子が抽出されると、一方のノードから信号が入力する経路を考慮して上記寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めると共に、他方のノードから信号が入力する経路を考慮して上記寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求め、これら指標値のうちのいずれかが1より小さい場合、上記寄生容量素子を削除すべきと判定することを特徴とする請求項1記載のレイアウト検証装置。
  4. 素子削除処理部が作成した回路解析対象のネットリストに対して回路解析を実行すると共に、素子要否判定部が指標値を算出するにあたり寄生容量素子が接続するノードを含む回路の等価回路を構成する等価素子の特性値を求める回路シミュレータを備えたことを特徴とする請求項1記載のレイアウト検証装置。
  5. 寄生容量素子が接続するノードを含む等価回路にてディジタル信号が扱われるかアナログ信号が扱われるかを分類し、
    素子要否判定部は、アナログ信号を扱う回路の場合、当該回路における信号入力源からの信号の振幅に関する指標値の大小に基づいて、寄生容量素子が回路特性に与える影響を規定する指標値を求めることなく寄生容量素子の削除を判定するか、若しくは、上記回路特性に与える影響を規定する指標値に基づいて寄生容量素子を削除すべきか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のレイアウト検証装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007188185A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Sony Corp パターン生成方法
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