JP2004075085A - カートンの供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】折り畳みカートン等の補給作業を容易に行うことができ、その姿勢を乱すことなく搬送することで、安定したカートンの抜き出しを実現できる供給装置を提供する。
【解決手段】カートン供給装置は、手前上がりとなるアングル状のカートンホッパ12と、このカートンホッパ12内に設けられて折り畳みカートンCfの2つの辺を少なくとも3点で支持する搬送ベルト32とを備えている。搬送ベルト32には凹凸面が形成されており、この凹凸面はカートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの背となる部位Bkおよび底となる部位Btに係合し、折り畳みカートンCfを起立姿勢に保持する。
【選択図】 図4
【解決手段】カートン供給装置は、手前上がりとなるアングル状のカートンホッパ12と、このカートンホッパ12内に設けられて折り畳みカートンCfの2つの辺を少なくとも3点で支持する搬送ベルト32とを備えている。搬送ベルト32には凹凸面が形成されており、この凹凸面はカートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの背となる部位Bkおよび底となる部位Btに係合し、折り畳みカートンCfを起立姿勢に保持する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳みカートンやパッケージブランク等からなるカートンの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の供給装置に関する従来技術は、例えば特開平9−240621号公報や特開2000−85720号公報等に記載されている。これら従来技術はいずれも、コンベアまたはホッパ上にカートンを立てた状態で一列に並べて搬送し、その取り出し口から吸引ヘッド等によりカートンを1枚ずつ取り出し可能とするものである。特に両者とも、コンベアまたはホッパ上にてカートンが倒れないように、仕切板やフィンガ等の間に一定数量ずつカートンを挟み込んで搬送するものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カートン等はその先の箱詰め工程に連続して供給されることから、その供給ライン上には常に一定量のストックを必要とし、その残量が少なくなると新たにカートンを補給する必要がある。
しかしながら、上述した従来技術ではカートンを補給する際、仕切板やフィンガ等の間に一々カートンを入れる必要があるため補給作業がやりづらいし、また一度に補給できる数量も限られる。この場合、時間あたりカートンの消費数量が増えるほど頻繁な補給作業を強いられるため、供給速度の高速化には不向きである。
【0004】
そこで本発明は、カートンの補給作業を容易に行うことができ、その姿勢を乱すことなく搬送することで、安定したカートンの抜き出しを実現できる供給装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のカートンの供給装置は、カートンを起立姿勢で収容するホッパ内に凹凸面を有した搬送帯を設け、この凹凸面をカートンの底および背となる2つの部位に係合させながら搬送帯を走行させることでカートンを搬送する。このとき、カートンは2つの部位が凹凸面により支持されているため起立姿勢が乱れず、また、ホッパ内に仕切等がないため一度に大量のカートンを補給することができ、その際、2つの辺が凹凸面に確実に係合するため補給作業が容易となる。
【0006】
また搬送帯は、カートンの2つの部位の少なくとも一方に対し複数箇所で凹凸面を係合させている態様が好ましい。この場合、カートンの2つの部位が少なくとも3点で支持されるので、ホッパ内での姿勢が安定する。
特にホッパは、カートンの背となる部位が後方に傾斜し、かつ、底となる部位が上方に傾斜した状態でカートンの列を収容する形態が好ましい。この場合、カートンはその2つの部位が確実に凹凸面に係合するため、起立姿勢を確実に保持することができる。
【0007】
カートンの抜き出しをより確実にするため、供給装置はホッパの出口に設けられた集積傾斜マガジンをさらに備えている。この集積傾斜マガジンは、搬送帯の終端から送出されたカートンを順次受け取って斜めに集積する。これにより、ホッパの出口のカートンに圧力がかかり、抜き出し時のばたつき等が抑えられる。より実用的には、カートンの集積残量を検出する残量検出センサを含んでおり、搬送帯は残量検出センサからの出力に基づいてカートンの搬送動作を行うことができる。この場合、傾斜集積マガジン内に常に一定量のカートンが集積されているので、出口にある先頭のカートンにかかる圧力を一定にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はカートン詰め機を示している。このカートン詰め機は、例えばレトルトパック等の平坦な製品を所定段数だけ集積した後、この集積製品をカートンに収容する動作を連続して行うことができる。このようなカートン詰め機において、本発明はいわゆるワンタッチカートンと称される折り畳みカートンを供給するためのカートン供給装置として好適な一実施形態をとることができる。
【0009】
またカートン詰め機は製品を供給するため製品コンベア2を備えている。製品コンベア2は横方向に延びる搬送面を有し、その搬送面上にて製品Pを順次水平方向に搬送する。この搬送により、個々の製品Pは所定の間隔を存して製品集積部に順次供給される。製品集積部には集積ホッパ4が形成されており、この集積ホッパ4は製品コンベア2から送出された製品Pを受け入れることができる。なお、製品コンベア2はその一部に排除コンベア6を含み、この排除コンベア6は不良の製品Pが通過する際、下方に傾斜して不良製品Pを製品コンベア2上から排除する。
【0010】
集積ホッパ4は製品コンベア2からの製品Pを所定個数ずつ集積し、集積製品Gを形成する。この後、集積製品Gは図示しないプッシャにより包装経路、つまり、この例ではカートン詰め経路8に向けて押し出される。カートン詰め経路8は製品コンベア2と平行に延びており、その途中の製品収容位置で集積製品Gが開箱状態にあるカートンCoに収容される。
【0011】
ここで、カートン詰め経路8は図示しないバケットコンベアからなり、カートンCoはバケットコンベアの1つのバケットが開箱受け位置に受取りバケットとして位置付けられたとき、その受取りバケット内に挿入される。この後、受取りバケットは製品収容位置に向けて間欠的に搬送される。
集積製品Gを収容したカートンCoがバケットコンベアにより間欠的に搬送される際、カートンCoの一対のダストフラップFが先ず折り込まれる。この後、カートンCoのリッドLが起こされると同時に、その先端のタックTが折り込まれる。そして、このタックTがカートンCoに差し込まれることで閉じたカートンCcが得られ、この時点で、集積製品Gのカートン詰めが完了する。
【0012】
なお、カートンCcは、この後、カートン詰め経路8の終端からからプッシャ(図示しない)により排出コンベア10に排出され、この排出コンベア10はカートンCcを次工程に向けて搬送する。
カートン供給装置は横長のカートンホッパ12を備えている。上述したカートンCoは折り畳みカートンCfを開箱して得られており、この折り畳みカートンCfは起立した姿勢で、水平方向に一列に並べてカートンホッパ12に収容されている。折り畳みカートンは上述のようにワンタッチカートンと称されるカートンであって、この種のワンタッチカートンは折り畳み状態にある2重のブランクを両側に引っ張ることで容易に開箱され、この開箱と同時に、その底壁が形成される。なお、カートンホッパ12の出口とカートン詰め経路8との間には、折り畳みカートンCfの開箱装置13が設けられており、開箱装置13はカートンホッパ12から1つずつカートンブランクを抜き出し、これを開箱してバケットコンベアに供給する。
【0013】
図2は上述したカートン詰め機の一部を具体的に示している。上述した製品コンベア2およびカートンホッパ12は機体フレーム14に支持されており、上下方向でみて製品コンベア2より高い位置にカートンホッパ12が配置されている。カートンホッパ12はカートン詰め機の上部を水平方向に延び、その一端がカートン詰め機の側方から突出している。また、カートンホッパ12の他端は供給コンベア2の搬送面上に位置し、この他端にホッパ出口を有している。
【0014】
図3および図4はカートンホッパ12を具体的に示している。カートンホッパ12は外形がアングル状をなしており、その2辺の内側に折り畳みカートンCfを起立した姿勢で収容している。この起立姿勢でみて、折り畳みカートンCfはその背となる部位Bkが鉛直線Vtに対して角度αだけ後方に傾斜し、かつ、底となる部位Btが水平線Hzに対して角度βだけ上向きに傾斜した状態にある。なお、上述のリッドLはその先端部分がカートンホッパ12から機体手前側に突出している。また角度α,βは適宜に設定することができる。なお部位Btと部位Bkとが互いに直交する折り畳みカートンCfでは、角度αと角度βとは相等しくなる。
【0015】
ここで折り畳みカートンCfの背となる部位Bkと称しているのは、あくまでカートンホッパ12内で起立姿勢にある場合のことであり、この部位Bkは、開箱した後にリッドLを上に向けると、製品入りカートンの底に位置する。同様に、底となる部位Btは開箱した後にリッドLを上にすると製品入りカートンの側壁の角となる。
【0016】
このような収容形態を実現するため、カートンホッパ12は平坦面を有する奥壁16および底壁18を有しており、これら奥壁16および底壁18が断面L字状に連なることで、折り畳みカートンCfの背の部位Bkおよび底の部位Btに対向するアングル状の収容面を形成している。
なお、奥壁16および底壁18には、それぞれ上端または前端が折り返されることでフランジ部20,22が形成されている。またこれら奥壁16および底壁18の背面には、それぞれ補強板25,24が宛って取り付けられている。また補強板24にはスタンド26が連結されている。カートンホッパ12はスタンド26の下方位置にてLMガイド27に連結され、このLMガイド27を介して傾斜ブラケット28に支持されている。傾斜ブラケット28は機体手前側で上向きに傾斜しており、これによりカートンホッパ12全体が手前上がりに支持されたものとなっている。なお傾斜ブラケット28は、2本の支持脚30を介して上述の機体フレーム14に支持されている。
【0017】
上述した収容面には、その長手方向に延びる複数の搬送ベルト32が配設されている。具体的には、奥壁16および底壁18についてそれぞれ2本ずつ搬送ベルト32が設けられており、これら搬送ベルト32は奥壁16の高さ方向および底壁18の奥行き方向にそれぞれ間隔を存して離隔し、かつ、互いに平行に配置さている。
【0018】
以下に図5から図9を追加して、搬送ベルト32について説明する。
図6,7等に示されるように、カートンホッパ12の長手方向でみてその両端部に合計四対のプーリ34,36が配置されている。搬送ベルト32はいずれも無端状をなし、カートンホッパ12の両端で各一対をなすプーリ34,36間に掛け回されている。
【0019】
図3,5等に示されるように、これらプーリ34,36は、いずれも径方向でみて大部分が奥壁16および底壁18の内側に没入しているが、一部分は僅かに外側に露出している。それゆえ、搬送ベルト32の走行経路はその半周が奥壁16および底壁18の外側に露出し、あとの半周が奥壁16および底壁18の内側に隠れている。
【0020】
またカートンホッパ12には、機体正面からみて右側端に駆動ユニット38が装備されており、この駆動ユニット38は駆動源としてのモータ40を有している。図8に示されるように、モータ40はカートンホッパ12の下方に取り付けられ、その出力軸が奥壁16の縦方向に合致して上方に向けられている。また、モータ40の出力軸にはカップリング42を介して駆動軸44が接続されており、この駆動軸44に2つのプーリ34が取り付けられている。
【0021】
図8,9等に示されるように、駆動ユニット38は支持フレーム46を有し、この支持フレーム46にモータ40が取り付けられている。支持フレーム46は横向きのT字形状をなしており、カートンホッパ12の下方から奥壁16に沿って上方に延びる部分と、奥壁16の根元から底壁18に沿って機体手前側に延びる部分とから構成されている。
【0022】
支持フレーム46にはブラケット47が取り付けられており、上述の駆動軸44はこれらブラケット47を介して支持フレーム46に回転自在に支持されている。具体的には、駆動軸44は奥壁16の内側を縦方向に延び、奥壁16の根元近傍および上端にて回転自在に支持されている。一方、底壁18の内側にも駆動軸48が配置されており、この駆動軸48に残り2つのプーリ34が取り付けられている。この駆動軸48もまたブラケット47を介して支持フレーム46に回転自在に支持され、底壁18の下方を機体前後方向に延びている。
【0023】
駆動軸44,48には、それぞれ奥壁16の根元近傍の位置または基端部にそれぞれベベルギヤ50が取り付けられており、これらベベルギヤ50は互いに噛み合っている。それゆえ、モータ40の駆動により一方の駆動軸44が回転されると、他方の駆動軸48もまた回転されるものとなっている。
また図3,6,7等に示されるように、機体正面からみてカートンホッパ12の左側端に2本のプーリ軸52が配置されており、これらプーリ軸52は奥壁16および底壁18にブラケット54を介して支持されている。上述のプーリ36は各プーリ軸52に2つずつ取り付けられ、いずれも回転自在に支持されている。これら左側のプーリ36は、右側のプーリ34との間で各搬送ベルト32にテンションを与えるとともに、その走行を案内している。このため上述したモータ40の駆動により駆動軸44が回転されると、各プーリ34の回転に伴い、4本の搬送ベルト32が同期して同方向に走行するものとなっている。
【0024】
次に図10および図11を追加して、傾斜集積マガジンについて説明する。
カートンホッパ12は、機体正面からみて右側にホッパ出口を有している。図6,10等に示されるように、カートンホッパ12の出口に傾斜集積マガジン58が設けられており、この傾斜集積マガジン58は一定数量の折り畳みカートンCfを斜めに集積して蓄えることができる。また図6に示されるように、傾斜集積マガジン58に隣接して抜き出しヘッド60が配置されており、折り畳みカートンCfは傾斜集積マガジン58内で最下層にあるものから順に抜き出しヘッド60に吸着されて1つずつ取り出される。
【0025】
傾斜集積マガジン58は、その底にガイドシュート62を備えている。このガイドシュート62は基端が底壁18に連なるようにして取り付けられ、先端に向かって下方に傾斜している。なおガイドシュート62は底壁18と略同じ奥行きを有している。
また傾斜集積マガジン58は機体奥側にガイドプレート64を備え、このガイドプレート64は奥壁16に連なるようにしてその側方に張り出している。ガイドプレート64は、奥壁16から張り出して上方に突出した形状を有するとともに、その先端縁が折り畳みカートンCfの傾斜に合わせて斜めにカットされている。
【0026】
ガイドプレート64には、その上下にそれぞれアッパホルダ66、ロアホルダ68が取り付けられている。これらアッパホルダ66およびロアホルダ68にそれぞれ2つずつストッパ爪70が取り付けられ、これらストッパ爪70は上下二対をなしている。また、上下のストッパ爪70は傾斜集積マガジン58の奥行き方向に間隔を存して離隔し、適当な位置で折り畳みカートンCfの脱落を制止している。なおストッパ爪70はアッパホルダ66およびロアホルダ68に対してねじ止めされており、そのねじを緩めることで取付位置をそれぞれ調整可能である。また、アッパホルダ66は調整レバー72を介してガイドプレート64に取り付けられており、この調整レバー72を緩めることでアッパホルダ66の取付高さ、つまり、上側のストッパ爪70の取付位置を調整可能となっている。このような取付位置の調整は、折り畳みカートンCfのサイズ変更に合わせて行うことができる。
【0027】
ここで、特に図4に明らかに示されているように、上述した搬送ベルト32はその長手方向に連続する凹凸形状を有しており、それゆえ折り畳みカートンCfに接する面が凹凸面となっている。そして、搬送ベルト32はこの凹凸面にて、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの底となる部位Btおよび背となる部位Bkにそれぞれ対向している。
【0028】
図12は、搬送ベルト32と折り畳みカートンCfとの係合関係を示している。上述のようにカートンホッパ12は、その底壁18が手前上がりで、かつ、奥壁16が後方に傾斜しているため、折り畳みカートンCfの底だけでなく背をも支える収容形態となっている。このためカートンホッパ12の底壁18または奥壁16上にて、起立姿勢で水平方向に並べられた折り畳みカートンCfは、その底となる部位Btまたは背となる部位Bkが搬送ベルト32の凹凸面に接し、このとき各凹みの箇所にこれら部位Bt,Bkが填り込んだ状態となる。
【0029】
このとき図4に示されるように、奥壁16と底壁18とで搬送ベルト32の凹凸形状が同一の鉛直面内にて合致しているので、1つの折り畳みカートンCfについて2つの部位Bt,Bkが同時に搬送ベルト32の凹みの箇所に填り込むことができる。このように、凹みの箇所に填り込んでいる折り畳みカートンCfは底の部位Btと背の部位Bkとで搬送ベルト32により支持される。また搬送ベルト32の凸の箇所に乗り上げた状態にある折り畳みカートンCfは、凹みの箇所に填り込んだ折り畳みカートンCfに隣り合い、これに接することで起立姿勢に保持されるとともに、その底の部位Btと背の部位Bkとが搬送ベルト32と摩擦係合する。したがって、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの列が倒れたり、崩れたりすることはない。
【0030】
この状態で、上述した駆動ユニット38を作動させると、搬送ベルト32がその凹凸面にて折り畳みカートンCfの列に係合しながら水平方向、つまり、カートンホッパ12の出口方向に走行し、この走行に伴い、折り畳みカートンCfの列がホッパ出口に向けて搬送される。なお、このとき折り畳みカートンCfは上述のように起立姿勢に保持されるので、折り畳みカートンCfの搬送中もその列が倒れたり、崩れたりすることはない。
【0031】
特に、本実施形態では奥壁16および底壁18についてそれぞれ複数(2本)の搬送ベルト32が設けられているので、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの2つの辺が少なくとも3点(本実施形態では4点)で支持される。このためカートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの姿勢がより安定したものとなる。
【0032】
搬送ベルト32の走行に伴い、その終端から送出された折り畳みカートンCfは、ガイドシュート62およびガイドプレート64に底の部位Btおよび背の部位Bkを案内されて斜め下方に落ち込み、傾斜集積マガジン58内に集積される。
ここで、ガイドプレート64にはセンサ孔74が形成されており、その背面に光学的な残量検出センサ76が配置されている。残量検出センサ76はセンサ孔74を通じてセンサ光を投受光する。カートン供給装置は、このセンサ信号に基づいて傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量を検出する機能を有している。
【0033】
具体的には、図7に示されるように残量検出センサ76はコントローラ78に接続されており、その取付位置で折り畳みカートンCfの有無を検出し、そのセンサ信号をコントローラ78に出力する。上述の抜き出しヘッド60により折り畳みカートンCfが順次抜き出されていくと、傾斜集積マガジン58内に集積された折り畳みカートンCfはその出口に向かって順次沈降していく。そして、最上層の折り畳みカートンCfが残量検出センサ76の検出エリアから外れると、残量検出センサ76からのセンサ信号に基づき、コントローラ78は傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量が少なくなったものと判断することができる。
【0034】
図には示されていないが、コントローラ78は上述の駆動ユニット38にも接続されており、これによりコントローラ78は、モータ40の作動を制御する機能を有している。コントローラ78は、残量検出センサ76からのセンサ信号に基づいて傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量が少なくなったものと判断すると、モータ40を作動させて折り畳みカートンCfを搬送し、傾斜集積マガジン58内へ折り畳みカートンCfを補充する。なお、このときコントローラ78は予め設定した一定量の折り畳みカートンCfを補充するべくモータ40を作動・停止させるようにしてもよいし、あるいは、モータ40を作動させた後、残量検出センサ76からのセンサ信号をフィードバック信号としてモータ40を停止させるようにしてもよい。
【0035】
このように、傾斜集積マガジン58内に常に一定量の折り畳みカートンCfが集積されるため、その最下層(出口)にある折り畳みカートンCfにかかる圧力が略一定となる。このため、抜き出しヘッド60による折り畳みカートンCfの吸着およびその抜き出し動作を安定化させることができる。
またカートン供給装置は、カートンホッパ12内での折り畳みカートンCfの残量を検出する機能をも有している。すなわち、奥壁16にもセンサ孔80が形成されており、その背面に別の残量検出センサ82が設けられている。この残量検出センサ82からのセンサ信号に基づき、コントローラ78はカートンホッパ12内への折り畳みカートンCfの補充の要否を判断することができる。例えば、コントローラ78はカートンホッパ12内の残量が少なくなったと判断すると、所定の警報を発してオペレータに折り畳みカートンCfの補充を促す。このとき警報は表示装置に出力されるものでもよいし、ランプの点灯・点滅や警報音によって発せられるものであってもよい。
【0036】
ここで、カートンホッパ12内への折り畳みカートンCfの補充を行う際、搬送ベルト32には仕切板等が設けられていないため、折り畳みカートンCfを大量かつランダムに補給することができる。このように一度に大量の折り畳みカートンCfを補給しても、搬送ベルト32の凹凸面に係合することで折り畳みカートンCfが起立姿勢に保持されるので、補給作業が容易となり、その効率を大きく向上することができる。
【0037】
上述した搬送ベルト32の凹凸面は、図12に示されるような波形のものに限られず、種々に変形することができる。
図13から図15は、搬送ベルト32の変形例を示している。搬送ベルト32は、その幅方向に複数の突条が形成されているものでもよい。その例として、断面丸山形の突状84や(図13中(a))、断面角山形で先端が線状となる突条86(図13中(b))等を挙げることができ、その具体的な形状が特に限定されるものではない。
【0038】
また図13中(c)に示されるように、搬送ベルト32の幅方向に延びる溝88を形成し、この溝88を長手方向に複数配列して搬送ベルト32に凹凸面を形成してもよい。なお、ここでも溝88の断面形状は限定されるものではない。
その他、図14,15に示されるように、搬送ベルト32に複数の突起90を配列することで凹凸を形成してもよい。この場合、突起90は規則的に配列されていてもよいし(図14)、あるいは不規則に配列されていてもよい(図15)。また突起90の形状は、図14,15に示される円錐形状の他、円錐台形状や丸山形状等の各種の形状とすることができる。
【0039】
さらに、図16に示されるように、搬送ベルト32に代えてチェーン92を用いて折り畳みカートンCfを搬送してもよい。この場合、チェーン92にアタッチメントとして突起付きのチェーンリンク94を使用することで、同様に凹凸面を形成することができる。
一実施形態では4本の搬送ベルト32が設けられているが、搬送ベルト32は少なくとも3本あればよい。例えば、奥壁16および底壁18のうち一方に1本の搬送ベルト32を配置し、他方に2本の搬送ベルト32を配置することとしてもよい。この場合、折り畳みカートンCfの2つの辺が3点で支持されるため、その姿勢を乱すことなく折り畳みカートンCfの列を搬送することができる。
【0040】
また、上述した搬送ベルト32を広幅タイプのものとして、奥壁16の縦方向および底壁18奥行きの全域または大部分の領域に搬送ベルト32を配置することで2面コンベアを構成してもよいし、いずれか一方だけを面コンベアとしてもよい。
上述の一実施形態ではカートンの例として折り畳みカートンを挙げているが、本発明は折り畳みカートンだけでなく、図17に示されるように一枚カートンClを供給する用途にも適用することができる。この場合も、一枚カートンClはその底となる部位Btまたは背となる部位Bkが搬送ベルト32の凹凸面に接し、このとき各凹みの箇所にこれら部位Bt,Bkが填り込むことができるので、このような一枚カートンClは底の部位Btと背の部位Bkとで搬送ベルト32により支持される。
【0041】
また、図示とともに説明した各種部材の具体的な仕様はあくまで好ましい例示であり、供給するべきカートンに合わせて各種部材の形状や仕様を適宜変更可能であることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
本発明のカートンの供給装置は、ホッパ内へのカートンの補給作業を一度に大量かつ容易に行うことができ、その作業効率を大幅に向上する。
またカートンを安定した姿勢で搬送することができるので、ホッパ出口からの抜き出し動作が途切れることなく、連続的に安定して行うことができる。したがって、この後のカートンによる包装工程等を効率よく稼働させることができる。
【0043】
特に凹凸面による係合が複数箇所でなされるため、カートンの姿勢を乱すことがないし、その搬送中にカートンが抜け落ちることもない。
さらに、ホッパ出口にある先頭のカートンにかかる圧力を常に一定にすることができるため、抜き出し動作を安定かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートン詰め機でのカートンの開箱動作や集積製品の箱詰め動作等を概略的に示した斜視図である。
【図2】カートン供給装置を概略的に示した正面図である。
【図3】カートン供給装置を具体的に示した左側面図である。
【図4】カートン供給装置の概略斜視図である。
【図5】カートン供給装置を具体的に示した右側面図である。
【図6】図5中、矢印VIの方向からカートン供給装置を見た図である。
【図7】図5中、矢印VIIの方向からカートン供給装置を見た図である。
【図8】駆動ユニットを具体的に示した図である。
【図9】駆動ユニットを具体的に示した図である。
【図10】傾斜集積マガジンの詳細図である。
【図11】図10中、矢印XIの方向から傾斜集積マガジンを見た図である。
【図12】折り畳みカートンと搬送ベルトとの係合関係を示した図である。
【図13】搬送ベルトの一変形例を示した図である。
【図14】搬送ベルトの別の変形例を示した図である。
【図15】搬送ベルトの別の変形例を示した図である。
【図16】搬送ベルトに代えて使用できるチェーンの例を示した図である。
【図17】一枚カートンと搬送ベルトとの係合関係を示した図である。
【符号の説明】
12 カートンホッパ
32 搬送ベルト(搬送帯)
58 傾斜集積マガジン
76 残量検出センサ
78 コントローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳みカートンやパッケージブランク等からなるカートンの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の供給装置に関する従来技術は、例えば特開平9−240621号公報や特開2000−85720号公報等に記載されている。これら従来技術はいずれも、コンベアまたはホッパ上にカートンを立てた状態で一列に並べて搬送し、その取り出し口から吸引ヘッド等によりカートンを1枚ずつ取り出し可能とするものである。特に両者とも、コンベアまたはホッパ上にてカートンが倒れないように、仕切板やフィンガ等の間に一定数量ずつカートンを挟み込んで搬送するものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カートン等はその先の箱詰め工程に連続して供給されることから、その供給ライン上には常に一定量のストックを必要とし、その残量が少なくなると新たにカートンを補給する必要がある。
しかしながら、上述した従来技術ではカートンを補給する際、仕切板やフィンガ等の間に一々カートンを入れる必要があるため補給作業がやりづらいし、また一度に補給できる数量も限られる。この場合、時間あたりカートンの消費数量が増えるほど頻繁な補給作業を強いられるため、供給速度の高速化には不向きである。
【0004】
そこで本発明は、カートンの補給作業を容易に行うことができ、その姿勢を乱すことなく搬送することで、安定したカートンの抜き出しを実現できる供給装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のカートンの供給装置は、カートンを起立姿勢で収容するホッパ内に凹凸面を有した搬送帯を設け、この凹凸面をカートンの底および背となる2つの部位に係合させながら搬送帯を走行させることでカートンを搬送する。このとき、カートンは2つの部位が凹凸面により支持されているため起立姿勢が乱れず、また、ホッパ内に仕切等がないため一度に大量のカートンを補給することができ、その際、2つの辺が凹凸面に確実に係合するため補給作業が容易となる。
【0006】
また搬送帯は、カートンの2つの部位の少なくとも一方に対し複数箇所で凹凸面を係合させている態様が好ましい。この場合、カートンの2つの部位が少なくとも3点で支持されるので、ホッパ内での姿勢が安定する。
特にホッパは、カートンの背となる部位が後方に傾斜し、かつ、底となる部位が上方に傾斜した状態でカートンの列を収容する形態が好ましい。この場合、カートンはその2つの部位が確実に凹凸面に係合するため、起立姿勢を確実に保持することができる。
【0007】
カートンの抜き出しをより確実にするため、供給装置はホッパの出口に設けられた集積傾斜マガジンをさらに備えている。この集積傾斜マガジンは、搬送帯の終端から送出されたカートンを順次受け取って斜めに集積する。これにより、ホッパの出口のカートンに圧力がかかり、抜き出し時のばたつき等が抑えられる。より実用的には、カートンの集積残量を検出する残量検出センサを含んでおり、搬送帯は残量検出センサからの出力に基づいてカートンの搬送動作を行うことができる。この場合、傾斜集積マガジン内に常に一定量のカートンが集積されているので、出口にある先頭のカートンにかかる圧力を一定にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はカートン詰め機を示している。このカートン詰め機は、例えばレトルトパック等の平坦な製品を所定段数だけ集積した後、この集積製品をカートンに収容する動作を連続して行うことができる。このようなカートン詰め機において、本発明はいわゆるワンタッチカートンと称される折り畳みカートンを供給するためのカートン供給装置として好適な一実施形態をとることができる。
【0009】
またカートン詰め機は製品を供給するため製品コンベア2を備えている。製品コンベア2は横方向に延びる搬送面を有し、その搬送面上にて製品Pを順次水平方向に搬送する。この搬送により、個々の製品Pは所定の間隔を存して製品集積部に順次供給される。製品集積部には集積ホッパ4が形成されており、この集積ホッパ4は製品コンベア2から送出された製品Pを受け入れることができる。なお、製品コンベア2はその一部に排除コンベア6を含み、この排除コンベア6は不良の製品Pが通過する際、下方に傾斜して不良製品Pを製品コンベア2上から排除する。
【0010】
集積ホッパ4は製品コンベア2からの製品Pを所定個数ずつ集積し、集積製品Gを形成する。この後、集積製品Gは図示しないプッシャにより包装経路、つまり、この例ではカートン詰め経路8に向けて押し出される。カートン詰め経路8は製品コンベア2と平行に延びており、その途中の製品収容位置で集積製品Gが開箱状態にあるカートンCoに収容される。
【0011】
ここで、カートン詰め経路8は図示しないバケットコンベアからなり、カートンCoはバケットコンベアの1つのバケットが開箱受け位置に受取りバケットとして位置付けられたとき、その受取りバケット内に挿入される。この後、受取りバケットは製品収容位置に向けて間欠的に搬送される。
集積製品Gを収容したカートンCoがバケットコンベアにより間欠的に搬送される際、カートンCoの一対のダストフラップFが先ず折り込まれる。この後、カートンCoのリッドLが起こされると同時に、その先端のタックTが折り込まれる。そして、このタックTがカートンCoに差し込まれることで閉じたカートンCcが得られ、この時点で、集積製品Gのカートン詰めが完了する。
【0012】
なお、カートンCcは、この後、カートン詰め経路8の終端からからプッシャ(図示しない)により排出コンベア10に排出され、この排出コンベア10はカートンCcを次工程に向けて搬送する。
カートン供給装置は横長のカートンホッパ12を備えている。上述したカートンCoは折り畳みカートンCfを開箱して得られており、この折り畳みカートンCfは起立した姿勢で、水平方向に一列に並べてカートンホッパ12に収容されている。折り畳みカートンは上述のようにワンタッチカートンと称されるカートンであって、この種のワンタッチカートンは折り畳み状態にある2重のブランクを両側に引っ張ることで容易に開箱され、この開箱と同時に、その底壁が形成される。なお、カートンホッパ12の出口とカートン詰め経路8との間には、折り畳みカートンCfの開箱装置13が設けられており、開箱装置13はカートンホッパ12から1つずつカートンブランクを抜き出し、これを開箱してバケットコンベアに供給する。
【0013】
図2は上述したカートン詰め機の一部を具体的に示している。上述した製品コンベア2およびカートンホッパ12は機体フレーム14に支持されており、上下方向でみて製品コンベア2より高い位置にカートンホッパ12が配置されている。カートンホッパ12はカートン詰め機の上部を水平方向に延び、その一端がカートン詰め機の側方から突出している。また、カートンホッパ12の他端は供給コンベア2の搬送面上に位置し、この他端にホッパ出口を有している。
【0014】
図3および図4はカートンホッパ12を具体的に示している。カートンホッパ12は外形がアングル状をなしており、その2辺の内側に折り畳みカートンCfを起立した姿勢で収容している。この起立姿勢でみて、折り畳みカートンCfはその背となる部位Bkが鉛直線Vtに対して角度αだけ後方に傾斜し、かつ、底となる部位Btが水平線Hzに対して角度βだけ上向きに傾斜した状態にある。なお、上述のリッドLはその先端部分がカートンホッパ12から機体手前側に突出している。また角度α,βは適宜に設定することができる。なお部位Btと部位Bkとが互いに直交する折り畳みカートンCfでは、角度αと角度βとは相等しくなる。
【0015】
ここで折り畳みカートンCfの背となる部位Bkと称しているのは、あくまでカートンホッパ12内で起立姿勢にある場合のことであり、この部位Bkは、開箱した後にリッドLを上に向けると、製品入りカートンの底に位置する。同様に、底となる部位Btは開箱した後にリッドLを上にすると製品入りカートンの側壁の角となる。
【0016】
このような収容形態を実現するため、カートンホッパ12は平坦面を有する奥壁16および底壁18を有しており、これら奥壁16および底壁18が断面L字状に連なることで、折り畳みカートンCfの背の部位Bkおよび底の部位Btに対向するアングル状の収容面を形成している。
なお、奥壁16および底壁18には、それぞれ上端または前端が折り返されることでフランジ部20,22が形成されている。またこれら奥壁16および底壁18の背面には、それぞれ補強板25,24が宛って取り付けられている。また補強板24にはスタンド26が連結されている。カートンホッパ12はスタンド26の下方位置にてLMガイド27に連結され、このLMガイド27を介して傾斜ブラケット28に支持されている。傾斜ブラケット28は機体手前側で上向きに傾斜しており、これによりカートンホッパ12全体が手前上がりに支持されたものとなっている。なお傾斜ブラケット28は、2本の支持脚30を介して上述の機体フレーム14に支持されている。
【0017】
上述した収容面には、その長手方向に延びる複数の搬送ベルト32が配設されている。具体的には、奥壁16および底壁18についてそれぞれ2本ずつ搬送ベルト32が設けられており、これら搬送ベルト32は奥壁16の高さ方向および底壁18の奥行き方向にそれぞれ間隔を存して離隔し、かつ、互いに平行に配置さている。
【0018】
以下に図5から図9を追加して、搬送ベルト32について説明する。
図6,7等に示されるように、カートンホッパ12の長手方向でみてその両端部に合計四対のプーリ34,36が配置されている。搬送ベルト32はいずれも無端状をなし、カートンホッパ12の両端で各一対をなすプーリ34,36間に掛け回されている。
【0019】
図3,5等に示されるように、これらプーリ34,36は、いずれも径方向でみて大部分が奥壁16および底壁18の内側に没入しているが、一部分は僅かに外側に露出している。それゆえ、搬送ベルト32の走行経路はその半周が奥壁16および底壁18の外側に露出し、あとの半周が奥壁16および底壁18の内側に隠れている。
【0020】
またカートンホッパ12には、機体正面からみて右側端に駆動ユニット38が装備されており、この駆動ユニット38は駆動源としてのモータ40を有している。図8に示されるように、モータ40はカートンホッパ12の下方に取り付けられ、その出力軸が奥壁16の縦方向に合致して上方に向けられている。また、モータ40の出力軸にはカップリング42を介して駆動軸44が接続されており、この駆動軸44に2つのプーリ34が取り付けられている。
【0021】
図8,9等に示されるように、駆動ユニット38は支持フレーム46を有し、この支持フレーム46にモータ40が取り付けられている。支持フレーム46は横向きのT字形状をなしており、カートンホッパ12の下方から奥壁16に沿って上方に延びる部分と、奥壁16の根元から底壁18に沿って機体手前側に延びる部分とから構成されている。
【0022】
支持フレーム46にはブラケット47が取り付けられており、上述の駆動軸44はこれらブラケット47を介して支持フレーム46に回転自在に支持されている。具体的には、駆動軸44は奥壁16の内側を縦方向に延び、奥壁16の根元近傍および上端にて回転自在に支持されている。一方、底壁18の内側にも駆動軸48が配置されており、この駆動軸48に残り2つのプーリ34が取り付けられている。この駆動軸48もまたブラケット47を介して支持フレーム46に回転自在に支持され、底壁18の下方を機体前後方向に延びている。
【0023】
駆動軸44,48には、それぞれ奥壁16の根元近傍の位置または基端部にそれぞれベベルギヤ50が取り付けられており、これらベベルギヤ50は互いに噛み合っている。それゆえ、モータ40の駆動により一方の駆動軸44が回転されると、他方の駆動軸48もまた回転されるものとなっている。
また図3,6,7等に示されるように、機体正面からみてカートンホッパ12の左側端に2本のプーリ軸52が配置されており、これらプーリ軸52は奥壁16および底壁18にブラケット54を介して支持されている。上述のプーリ36は各プーリ軸52に2つずつ取り付けられ、いずれも回転自在に支持されている。これら左側のプーリ36は、右側のプーリ34との間で各搬送ベルト32にテンションを与えるとともに、その走行を案内している。このため上述したモータ40の駆動により駆動軸44が回転されると、各プーリ34の回転に伴い、4本の搬送ベルト32が同期して同方向に走行するものとなっている。
【0024】
次に図10および図11を追加して、傾斜集積マガジンについて説明する。
カートンホッパ12は、機体正面からみて右側にホッパ出口を有している。図6,10等に示されるように、カートンホッパ12の出口に傾斜集積マガジン58が設けられており、この傾斜集積マガジン58は一定数量の折り畳みカートンCfを斜めに集積して蓄えることができる。また図6に示されるように、傾斜集積マガジン58に隣接して抜き出しヘッド60が配置されており、折り畳みカートンCfは傾斜集積マガジン58内で最下層にあるものから順に抜き出しヘッド60に吸着されて1つずつ取り出される。
【0025】
傾斜集積マガジン58は、その底にガイドシュート62を備えている。このガイドシュート62は基端が底壁18に連なるようにして取り付けられ、先端に向かって下方に傾斜している。なおガイドシュート62は底壁18と略同じ奥行きを有している。
また傾斜集積マガジン58は機体奥側にガイドプレート64を備え、このガイドプレート64は奥壁16に連なるようにしてその側方に張り出している。ガイドプレート64は、奥壁16から張り出して上方に突出した形状を有するとともに、その先端縁が折り畳みカートンCfの傾斜に合わせて斜めにカットされている。
【0026】
ガイドプレート64には、その上下にそれぞれアッパホルダ66、ロアホルダ68が取り付けられている。これらアッパホルダ66およびロアホルダ68にそれぞれ2つずつストッパ爪70が取り付けられ、これらストッパ爪70は上下二対をなしている。また、上下のストッパ爪70は傾斜集積マガジン58の奥行き方向に間隔を存して離隔し、適当な位置で折り畳みカートンCfの脱落を制止している。なおストッパ爪70はアッパホルダ66およびロアホルダ68に対してねじ止めされており、そのねじを緩めることで取付位置をそれぞれ調整可能である。また、アッパホルダ66は調整レバー72を介してガイドプレート64に取り付けられており、この調整レバー72を緩めることでアッパホルダ66の取付高さ、つまり、上側のストッパ爪70の取付位置を調整可能となっている。このような取付位置の調整は、折り畳みカートンCfのサイズ変更に合わせて行うことができる。
【0027】
ここで、特に図4に明らかに示されているように、上述した搬送ベルト32はその長手方向に連続する凹凸形状を有しており、それゆえ折り畳みカートンCfに接する面が凹凸面となっている。そして、搬送ベルト32はこの凹凸面にて、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの底となる部位Btおよび背となる部位Bkにそれぞれ対向している。
【0028】
図12は、搬送ベルト32と折り畳みカートンCfとの係合関係を示している。上述のようにカートンホッパ12は、その底壁18が手前上がりで、かつ、奥壁16が後方に傾斜しているため、折り畳みカートンCfの底だけでなく背をも支える収容形態となっている。このためカートンホッパ12の底壁18または奥壁16上にて、起立姿勢で水平方向に並べられた折り畳みカートンCfは、その底となる部位Btまたは背となる部位Bkが搬送ベルト32の凹凸面に接し、このとき各凹みの箇所にこれら部位Bt,Bkが填り込んだ状態となる。
【0029】
このとき図4に示されるように、奥壁16と底壁18とで搬送ベルト32の凹凸形状が同一の鉛直面内にて合致しているので、1つの折り畳みカートンCfについて2つの部位Bt,Bkが同時に搬送ベルト32の凹みの箇所に填り込むことができる。このように、凹みの箇所に填り込んでいる折り畳みカートンCfは底の部位Btと背の部位Bkとで搬送ベルト32により支持される。また搬送ベルト32の凸の箇所に乗り上げた状態にある折り畳みカートンCfは、凹みの箇所に填り込んだ折り畳みカートンCfに隣り合い、これに接することで起立姿勢に保持されるとともに、その底の部位Btと背の部位Bkとが搬送ベルト32と摩擦係合する。したがって、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの列が倒れたり、崩れたりすることはない。
【0030】
この状態で、上述した駆動ユニット38を作動させると、搬送ベルト32がその凹凸面にて折り畳みカートンCfの列に係合しながら水平方向、つまり、カートンホッパ12の出口方向に走行し、この走行に伴い、折り畳みカートンCfの列がホッパ出口に向けて搬送される。なお、このとき折り畳みカートンCfは上述のように起立姿勢に保持されるので、折り畳みカートンCfの搬送中もその列が倒れたり、崩れたりすることはない。
【0031】
特に、本実施形態では奥壁16および底壁18についてそれぞれ複数(2本)の搬送ベルト32が設けられているので、カートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの2つの辺が少なくとも3点(本実施形態では4点)で支持される。このためカートンホッパ12内で折り畳みカートンCfの姿勢がより安定したものとなる。
【0032】
搬送ベルト32の走行に伴い、その終端から送出された折り畳みカートンCfは、ガイドシュート62およびガイドプレート64に底の部位Btおよび背の部位Bkを案内されて斜め下方に落ち込み、傾斜集積マガジン58内に集積される。
ここで、ガイドプレート64にはセンサ孔74が形成されており、その背面に光学的な残量検出センサ76が配置されている。残量検出センサ76はセンサ孔74を通じてセンサ光を投受光する。カートン供給装置は、このセンサ信号に基づいて傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量を検出する機能を有している。
【0033】
具体的には、図7に示されるように残量検出センサ76はコントローラ78に接続されており、その取付位置で折り畳みカートンCfの有無を検出し、そのセンサ信号をコントローラ78に出力する。上述の抜き出しヘッド60により折り畳みカートンCfが順次抜き出されていくと、傾斜集積マガジン58内に集積された折り畳みカートンCfはその出口に向かって順次沈降していく。そして、最上層の折り畳みカートンCfが残量検出センサ76の検出エリアから外れると、残量検出センサ76からのセンサ信号に基づき、コントローラ78は傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量が少なくなったものと判断することができる。
【0034】
図には示されていないが、コントローラ78は上述の駆動ユニット38にも接続されており、これによりコントローラ78は、モータ40の作動を制御する機能を有している。コントローラ78は、残量検出センサ76からのセンサ信号に基づいて傾斜集積マガジン58内での折り畳みカートンCfの残量が少なくなったものと判断すると、モータ40を作動させて折り畳みカートンCfを搬送し、傾斜集積マガジン58内へ折り畳みカートンCfを補充する。なお、このときコントローラ78は予め設定した一定量の折り畳みカートンCfを補充するべくモータ40を作動・停止させるようにしてもよいし、あるいは、モータ40を作動させた後、残量検出センサ76からのセンサ信号をフィードバック信号としてモータ40を停止させるようにしてもよい。
【0035】
このように、傾斜集積マガジン58内に常に一定量の折り畳みカートンCfが集積されるため、その最下層(出口)にある折り畳みカートンCfにかかる圧力が略一定となる。このため、抜き出しヘッド60による折り畳みカートンCfの吸着およびその抜き出し動作を安定化させることができる。
またカートン供給装置は、カートンホッパ12内での折り畳みカートンCfの残量を検出する機能をも有している。すなわち、奥壁16にもセンサ孔80が形成されており、その背面に別の残量検出センサ82が設けられている。この残量検出センサ82からのセンサ信号に基づき、コントローラ78はカートンホッパ12内への折り畳みカートンCfの補充の要否を判断することができる。例えば、コントローラ78はカートンホッパ12内の残量が少なくなったと判断すると、所定の警報を発してオペレータに折り畳みカートンCfの補充を促す。このとき警報は表示装置に出力されるものでもよいし、ランプの点灯・点滅や警報音によって発せられるものであってもよい。
【0036】
ここで、カートンホッパ12内への折り畳みカートンCfの補充を行う際、搬送ベルト32には仕切板等が設けられていないため、折り畳みカートンCfを大量かつランダムに補給することができる。このように一度に大量の折り畳みカートンCfを補給しても、搬送ベルト32の凹凸面に係合することで折り畳みカートンCfが起立姿勢に保持されるので、補給作業が容易となり、その効率を大きく向上することができる。
【0037】
上述した搬送ベルト32の凹凸面は、図12に示されるような波形のものに限られず、種々に変形することができる。
図13から図15は、搬送ベルト32の変形例を示している。搬送ベルト32は、その幅方向に複数の突条が形成されているものでもよい。その例として、断面丸山形の突状84や(図13中(a))、断面角山形で先端が線状となる突条86(図13中(b))等を挙げることができ、その具体的な形状が特に限定されるものではない。
【0038】
また図13中(c)に示されるように、搬送ベルト32の幅方向に延びる溝88を形成し、この溝88を長手方向に複数配列して搬送ベルト32に凹凸面を形成してもよい。なお、ここでも溝88の断面形状は限定されるものではない。
その他、図14,15に示されるように、搬送ベルト32に複数の突起90を配列することで凹凸を形成してもよい。この場合、突起90は規則的に配列されていてもよいし(図14)、あるいは不規則に配列されていてもよい(図15)。また突起90の形状は、図14,15に示される円錐形状の他、円錐台形状や丸山形状等の各種の形状とすることができる。
【0039】
さらに、図16に示されるように、搬送ベルト32に代えてチェーン92を用いて折り畳みカートンCfを搬送してもよい。この場合、チェーン92にアタッチメントとして突起付きのチェーンリンク94を使用することで、同様に凹凸面を形成することができる。
一実施形態では4本の搬送ベルト32が設けられているが、搬送ベルト32は少なくとも3本あればよい。例えば、奥壁16および底壁18のうち一方に1本の搬送ベルト32を配置し、他方に2本の搬送ベルト32を配置することとしてもよい。この場合、折り畳みカートンCfの2つの辺が3点で支持されるため、その姿勢を乱すことなく折り畳みカートンCfの列を搬送することができる。
【0040】
また、上述した搬送ベルト32を広幅タイプのものとして、奥壁16の縦方向および底壁18奥行きの全域または大部分の領域に搬送ベルト32を配置することで2面コンベアを構成してもよいし、いずれか一方だけを面コンベアとしてもよい。
上述の一実施形態ではカートンの例として折り畳みカートンを挙げているが、本発明は折り畳みカートンだけでなく、図17に示されるように一枚カートンClを供給する用途にも適用することができる。この場合も、一枚カートンClはその底となる部位Btまたは背となる部位Bkが搬送ベルト32の凹凸面に接し、このとき各凹みの箇所にこれら部位Bt,Bkが填り込むことができるので、このような一枚カートンClは底の部位Btと背の部位Bkとで搬送ベルト32により支持される。
【0041】
また、図示とともに説明した各種部材の具体的な仕様はあくまで好ましい例示であり、供給するべきカートンに合わせて各種部材の形状や仕様を適宜変更可能であることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
本発明のカートンの供給装置は、ホッパ内へのカートンの補給作業を一度に大量かつ容易に行うことができ、その作業効率を大幅に向上する。
またカートンを安定した姿勢で搬送することができるので、ホッパ出口からの抜き出し動作が途切れることなく、連続的に安定して行うことができる。したがって、この後のカートンによる包装工程等を効率よく稼働させることができる。
【0043】
特に凹凸面による係合が複数箇所でなされるため、カートンの姿勢を乱すことがないし、その搬送中にカートンが抜け落ちることもない。
さらに、ホッパ出口にある先頭のカートンにかかる圧力を常に一定にすることができるため、抜き出し動作を安定かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートン詰め機でのカートンの開箱動作や集積製品の箱詰め動作等を概略的に示した斜視図である。
【図2】カートン供給装置を概略的に示した正面図である。
【図3】カートン供給装置を具体的に示した左側面図である。
【図4】カートン供給装置の概略斜視図である。
【図5】カートン供給装置を具体的に示した右側面図である。
【図6】図5中、矢印VIの方向からカートン供給装置を見た図である。
【図7】図5中、矢印VIIの方向からカートン供給装置を見た図である。
【図8】駆動ユニットを具体的に示した図である。
【図9】駆動ユニットを具体的に示した図である。
【図10】傾斜集積マガジンの詳細図である。
【図11】図10中、矢印XIの方向から傾斜集積マガジンを見た図である。
【図12】折り畳みカートンと搬送ベルトとの係合関係を示した図である。
【図13】搬送ベルトの一変形例を示した図である。
【図14】搬送ベルトの別の変形例を示した図である。
【図15】搬送ベルトの別の変形例を示した図である。
【図16】搬送ベルトに代えて使用できるチェーンの例を示した図である。
【図17】一枚カートンと搬送ベルトとの係合関係を示した図である。
【符号の説明】
12 カートンホッパ
32 搬送ベルト(搬送帯)
58 傾斜集積マガジン
76 残量検出センサ
78 コントローラ
Claims (5)
- カートンを起立した姿勢で水平方向に一列に並べて収容するとともに、出口から1枚ずつカートンを抜き出し可能とするホッパと、
前記ホッパ内に設けられ、前記起立姿勢でみてカートンの底および背となる2つの部位にそれぞれ対向する凹凸面を有し、この凹凸面にて前記2つの部位に係合しながら水平方向に走行することでカートンの列を前記出口に向けて搬送する搬送帯と
を具備したことを特徴とするカートンの供給装置。 - 前記搬送帯は、前記2つの部位の少なくとも一方に対し複数の箇所で前記凹凸面を係合させていることを特徴とする請求項1に記載のカートンの供給装置。
- 前記ホッパは、カートンの背となる部位がその後方に傾斜し、かつ、その底となる部位が上方に傾斜した状態でカートンの列を収容することを特徴とする請求項1または2に記載のカートンの供給装置。
- 前記ホッパの出口に設けられ、前記搬送帯の終端から送出されたカートンを順次受け取って斜めに集積する傾斜集積マガジンをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカートンの供給装置。
- 前記傾斜集積マガジンは、カートンの集積残量を検出する残量検出センサを含み、
前記搬送帯は、前記残量検出センサからの出力に基づいてカートンの搬送動作を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカートンの供給装置。
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