JP3898172B2 - 充填装置及びptp包装機 - Google Patents

充填装置及びptp包装機 Download PDF

Info

Publication number
JP3898172B2
JP3898172B2 JP2003317955A JP2003317955A JP3898172B2 JP 3898172 B2 JP3898172 B2 JP 3898172B2 JP 2003317955 A JP2003317955 A JP 2003317955A JP 2003317955 A JP2003317955 A JP 2003317955A JP 3898172 B2 JP3898172 B2 JP 3898172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tablet
rotary drum
posture
recess
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003317955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005082211A (ja
Inventor
俊二 丸山
浩志 押見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP2003317955A priority Critical patent/JP3898172B2/ja
Publication of JP2005082211A publication Critical patent/JP2005082211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3898172B2 publication Critical patent/JP3898172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

本発明は、容器フィルムに形成されたポケット部に、錠剤供給シュートから供給される錠剤を充填する充填装置及び該充填装置を備えたPTP包装機を含む技術分野に属するものである。
一般に、PTPシート(いわゆるブリスタシート)は、錠剤が投入されるポケット部が形成された容器フィルムと、その容器フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記容器フィルムに固着される密封用フィルムとから構成されている。ポケット部は、錠剤の形状及び大きさに合わせて形成されている。そして、容器フィルムと密封用フィルムとを固着する前段階において、錠剤はポケット部へと充填される。
容器フィルムに錠剤等を自動的に充填する充填装置として、ロータリドラムと、該ロータリドラムの上部に近接配設される錠剤供給シュートとを備えたものが知られている。そのロータリドラムの外周面には、錠剤を搬送するための収容凹部が多数形成されている。これら収容凹部は、錠剤の形状及び大きさ、及び、ポケット部の配置に合わせて形成されている。
錠剤が細長い形状であって、容器フィルムの移送方向に平行にポケット部の長手方向が形成されている場合には、収容凹部はその長手方向がロータリドラムの回転方向に沿って形成されている。そして、錠剤供給シュートの通路内に長手方向に一列に積み上げられた錠剤が、ロータリドラム側に順次排出されると、収容凹部に収容される。さらに、ロータリドラムが回転させられ、収容された錠剤がロータリドラムの下部まで搬送されると、その錠剤はポケット部内へと落下し充填される(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭56−49704号公報
ところで、錠剤が錠剤供給シュートの通路内を移動させられるようにするため、通路の幅方向の寸法は、錠剤の幅方向よりも若干大きく設計されるのが一般的である。それゆえ、細長い錠剤においては、通路内に縦積みした際に、錠剤が斜めに傾く場合がある。このとき、例えば、特にその長手方向先端が細くなっているような錠剤では、図9に示すように、錠剤51の先端が下側の錠剤52と通路53の壁面との間に入り込み、通路53内に詰まって移動しにくくなり、ロータリドラムへの錠剤の供給が不安定になってしまうといった不具合が生じるおそれがある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、細長い錠剤を安定して供給し、フィルムに形成されたポケット部へと正しい姿勢で充填させることができる充填装置及びPTP包装機を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.細長い錠剤を対象とし、該錠剤を案内するための通路を備え、前記錠剤を供給するための錠剤供給シュートと、前記供給される錠剤を下流側に搬送して容器フィルムのポケット部に充填するための錠剤搬送体とを備える充填装置において、前記錠剤供給シュートの通路は、少なくとも下部では略鉛直方向に延びており、最下部に前記錠剤搬送体に向けて開口した開口部を有し、前記通路の少なくとも下部では、前記錠剤が、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた姿勢で略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成されていることを特徴とする充填装置。
上記手段1によれば、充填装置は、錠剤供給シュートの通路内の錠剤を開口部から排出し、錠剤搬送体に供給させ、該錠剤搬送体によって容器フィルムのポケット部に充填させるものである。前記錠剤供給シュートは、少なくとも下部が鉛直方向に延びる通路を備えている。該通路は、細長い錠剤が、その長手方向が水平に向いた姿勢で略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成されている。このため、錠剤長手方向を略鉛直に向けた姿勢で積み上げると、錠剤の先端が下側の錠剤と通路の壁面との間に入り込み、通路内に詰まって移動しにくくなるような錠剤であっても、通路内をスムーズに下方へと案内させることができ、錠剤搬送体への供給の安定化を図ることができる。ひいては、容器フィルムに形成されたポケット部へと正しい姿勢で充填させることができる。また、通路内において、錠剤は、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向にも向いた姿勢をとるため、例えば、複数の通路を錠剤搬送体における搬送方向に対して直交方向に併設した場合に、錠剤を個別に通路開口部から排出させるためのシャッタ等の機構を設計しやすい。
手段2.前記錠剤供給シュートは、前記錠剤を、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で、前記錠剤搬送体に供給し、前記錠剤搬送体は、錠剤搬送中に、前記錠剤の長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更させるための姿勢変更手段を備えることを特徴とする手段1に記載の充填装置。
上記手段2によれば、細長い錠剤は、錠剤供給シュートによって、通路内と同じ姿勢、すなわち、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で、前記錠剤搬送体に供給される。容器フィルムのポケット部が、錠剤の長手方向を錠剤搬送方向に対し平行方向に向けて充填させるようなものである場合には、供給時と充填時との錠剤の姿勢が異なる。この点手段2においては、供給された錠剤は、搬送中に、錠剤搬送体に備えられた姿勢変更手段によって、錠剤の長手方向の向きを錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更させることができる。このため、容器フィルムに形成されたポケット部へと正しい姿勢で確実に充填させることができる。加えて、必ずしも充填時における錠剤の姿勢と同じ向きに、錠剤搬送体への供給姿勢を揃える必要がなくなるため、錠剤供給シュートの設計を容易なものとすることができる。
手段3.細長い錠剤を対象とし、該錠剤を案内するための通路を備え、前記錠剤を供給するための錠剤供給シュートと、前記供給される錠剤を下流側に搬送して容器フィルムのポケット部に充填するべく、錠剤を収容可能な収容凹部を有する錠剤搬送体とを備える充填装置において、前記錠剤供給シュートの通路は、少なくとも下部では略鉛直方向に延びており、最下部に前記錠剤搬送体に向けて開口した開口部を有し、前記通路の少なくとも下部では、前記錠剤が、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた姿勢で、略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成され、前記錠剤供給シュートは、前記錠剤を、その長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で、収容凹部に供給し、前記錠剤搬送体は、錠剤搬送中に、前記収容凹部内で、前記錠剤の長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更可能であることを特徴とする充填装置。
上記手段3によれば、細長い錠剤は、錠剤供給シュートの通路下部の開口部から排出され、錠剤搬送体に供給され、収容凹部に収容される。このとき、前記通路内の錠剤は、供給の度に下方へと移動する。ここで、通路内の錠剤は、錠剤長手方向が水平に向いた姿勢で略鉛直方向に一列に積み上げられている。このため、錠剤長手方向を略鉛直に向けた姿勢で積み上げると、錠剤の先端が下側の錠剤と通路の壁面との間に入り込み、通路内に詰まって移動しにくくなる錠剤であっても、通路内をスムーズに下方へと案内させることができ、錠剤搬送体への供給の安定化を図ることができる。また、通路内において、錠剤は、水平、かつ、その長手方向が前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた姿勢をとるため、例えば、複数の通路を錠剤搬送体における搬送方向に対して直交方向に併設した場合に、錠剤を個別に通路開口部から排出させるためのシャッタ等の機構を設計しやすい。さらに、錠剤搬送体に供給された錠剤は、その搬送中に、前記収容凹部内で、長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更させられる。このため、容器フィルムのポケット部が、錠剤の長手方向を錠剤搬送方向に対し平行方向に向けて充填させるようなものである場合、すなわち、供給時と充填時において錠剤の長手方向の向きが異なる場合であっても、錠剤をポケット部へと正しい姿勢で確実に充填させることができる。加えて、必ずしも充填時における錠剤の姿勢と同じ向きに、錠剤搬送体への供給姿勢を揃える必要がなくなるため、錠剤供給シュートの設計を容易なものとすることができる。
手段4.前記収容凹部は、前記錠剤供給シュートから供給される錠剤をその長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で受け入れ可能な錠剤受け部と、当該錠剤受け部で受けられた錠剤の姿勢をその搬送途中に前記錠剤の長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に平行に変更する姿勢変更部とを備え、前記姿勢変更部において変更された姿勢を維持する姿勢維持手段を設けたことを特徴とする手段3に記載の充填装置。
上記手段4によれば、収容凹部において、錠剤受け部によって、錠剤がその長手方向が水平、かつ、前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で受け入れられる。そして、姿勢変更部によって、受け入れられた錠剤が、その長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に平行に変更させられる。このため、容器フィルムのポケット部が、錠剤の長手方向を錠剤搬送方向に対し平行方向に向けて充填させるようなものである場合、錠剤の容器フィルムのポケット部へ充填される姿勢が正しい状態となる。加えて、必ずしも充填時における錠剤の姿勢と同じ向きに、錠剤搬送体への供給姿勢を揃える必要がなくなるため、錠剤供給シュートの設計を容易なものとすることができる。さらに、姿勢維持手段によって、変更された錠剤の姿勢が維持される。このため、錠剤は、位置ずれを起こしたり、姿勢を悪化させてしまったりといった事態を抑制できる。従って、錠剤を正しい姿勢で容器フィルムのポケット部へとより確実に充填させることができる。
手段5.前記姿勢維持手段は、前記収容凹部の底部に設けられた吸引孔に前記錠剤を吸着させる吸着機構であることを特徴とする手段4に記載の充填装置。
上記手段5によれば、姿勢変更手段によって姿勢を変更された錠剤は、吸着機構によって、収容凹部の底部に設けられた吸引孔に吸着されることで、正しい姿勢が維持される。
手段6.前記錠剤搬送体は、外周に収容凹部が配設されたロータリドラムであり、該ロータリドラムの回転に伴い、前記錠剤受け部で受けられた錠剤を自重によって前記姿勢変更部へと移動させるように構成したことを特徴とする手段4または5に記載の充填装置。
上記手段6によれば、錠剤供給シュートから供給される錠剤が、ロータリドラムの収容凹部に収容される。収容される錠剤は、錠剤受け部でもって受けられる。受けられた錠剤は、ロータリドラムの回転によって下流へと搬送される。該ロータリドラムを回転させるだけで、別途の特別な手段を設けなくとも、錠剤をその自重に基づき自然に姿勢変更部に移動させることができる。
手段7.前記姿勢変更部は、前記収容凹部を構成する側壁面によって形成され、かつ、前記錠剤がその長手方向を錠剤搬送方向に平行または略平行に向けた状態で、少なくとも前記錠剤の長手方向先端が入り込み可能な窪みを具備していることを特徴とする手段4乃至6のいずれかに記載の充填装置。
上記手段7によれば、姿勢変更部は、収容凹部を構成する側壁面によって形成されている。この姿勢変更部へと移動させられた錠剤は、その長手方向の先端が窪みに入り込むことで、その長手方向を錠剤搬送方向に平行または略平行に向けた状態となり、正しい姿勢に変更させることができる。
手段8.前記姿勢変更部は、前記収容凹部を構成する側壁面によって形成され、かつ、前記窪みに向けて、錠剤搬送方向に対して傾斜する傾斜面を具備していることを特徴とする手段7に記載の充填装置。
上記手段8によれば、収容凹部内で、錠剤受け部から移動させられた錠剤は、錠剤搬送方向に対して傾斜した傾斜面に接触させられることにより、前記錠剤の長手方向が傾斜面に沿った方向に変更させられる。また、同時に錠剤の長手方向の先端が前記窪みに向くことになる。このため、錠剤の先端をスムーズに窪みに入れることができる。従って、錠剤の長手方向を錠剤搬送方向に平行または略平行に容易に向かせることができる。
手段9.前記収容凹部において、前記姿勢変更部が錠剤受け部よりも下流側に配設されていることを特徴とする手段4乃至8のいずれかに記載の遊技機。
上記手段9によれば、姿勢変更部は錠剤受け部より錠剤搬送方向の下流側に配設されている。このため、錠剤搬送方向が下方向である場合には、錠剤受け部で受けられた錠剤は姿勢変更部へ自重で自然に移動させられる。さらに、錠剤が錠剤搬送方向に移動される際に、錠剤の姿勢が姿勢変更部で自然と変更されるので、装置の複雑化を伴うことなく、錠剤の姿勢の変更を容易に行うことができる。
手段10.細長い錠剤を対象とし、該錠剤を案内するための通路を備え、前記錠剤を供給するための錠剤供給シュートと、前記供給される錠剤を下流側に搬送して容器フィルムのポケット部に充填するべく、錠剤を収容可能な収容凹部を有する錠剤搬送体とを備える充填装置において、前記錠剤供給シュートの通路は、少なくとも下部では略鉛直方向に延びており、最下部に前記錠剤搬送体に向けて開口した開口部を有し、前記通路の少なくとも下部では、前記錠剤が、その長手方向が鉛直方向に向いた姿勢で、略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成され、前記錠剤供給シュートは、前記錠剤を、その長手方向が前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対して平行方向に向いた状態で、収容凹部に供給し、前記錠剤搬送体は、錠剤搬送中に、前記収容凹部内で、前記錠剤の長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し直交または略直交に変更可能であることを特徴とする充填装置。
手段10によれば、細長い錠剤は、錠剤供給シュートの通路下部の開口部から排出され、錠剤搬送体に供給され、収容凹部に収容される。このとき、前記通路内の錠剤は、供給の度に下方へと移動する。ここで、通路内の錠剤は、錠剤長手方向が鉛直に向いた姿勢で略鉛直方向に一列に積み上げられている。このため、錠剤長手方向を水平に向けた姿勢で積み上げると、錠剤の先端が下側の錠剤と通路の壁面との間に入り込み、通路内に詰まって移動しにくくなるような錠剤であっても、通路内をスムーズに下方へと案内させることができ、錠剤搬送体への供給の安定化を図ることができる。また、錠剤搬送体に供給された錠剤は、まず、その長手方向を前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し略平行に向けた状態で収容凹部に収容される。さらに、錠剤搬送中に、前記収容凹部内で、前記錠剤の長手方向の向きを前記錠剤搬送体における錠剤搬送方向に対し直交または略直交平行に変更させられる。このため、容器フィルムのポケット部が、錠剤の長手方向を錠剤搬送方向に対し直交方向に向けて充填させるようなものである場合、すなわち、供給時と充填時において錠剤の長手方向の向きが異なる場合であっても、錠剤をポケット部へと正しい姿勢で確実に充填させることができる。加えて、必ずしも充填時における錠剤の姿勢と同じ向きに、錠剤搬送体への供給姿勢を揃える必要がなくなるため、錠剤供給シュートの設計を容易なものとすることができる。
手段11.手段1乃至10のいずれかに記載の充填装置を備えてなるPTP包装機。
上記手段11によれば、錠剤をポケット部へと正しい姿勢で確実に充填させることができるため、得られるPTPシート等の生産性の向上を図ることができる。
以下、一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施の形態では、錠剤の充填装置をPTP包装機に装備することによって、PTP包装機内でPTPシートに設けられたポケット部に錠剤が充填されるようになっている。また、錠剤としては、図2に示すような細長い形状の錠剤1を使用した場合に基づいて説明する。なお、該錠剤1において、長手方向に直交する方向の、長辺を幅、短辺を厚みとする。
図3に示すように、PTP包装機2は、錠剤1を容器フィルムに自動的に包装するものである。具体的には、ポリプロピレン、PVCなどのフィルム3をフィルム送りロール4とテンションロール5,6とで、加熱装置7及び成形装置8に送り込み、錠剤1が充填されるポケット部9(図1参照)をフィルム3に成形する。本実施の形態では、ポケット部9は、錠剤1に合わせた形状であり、フィルム3の移送方向に平行にポケット部9の長手方向が形成されている。そして、フィルム3にポケット部9が成形された容器フィルム10が、錠剤1を充填する手段たる充填装置11の下にまで送られてくると、充填装置11が各ポケット部9に錠剤1を自動的に充填する。
また、錠剤1の充填後、各ポケット部9における錠剤1の有無、充填された錠剤1の欠損、異物の混入等を見付け出すために検査が行われる。該検査は、CCDカメラ12、照明13などから構成される検査装置により行われる。
さらに、各ポケット部9に錠剤1が充填された容器フィルム10の上に、アルミ製の密封用フィルム14を、テンションロール15,16を介して送り込み、シール手段たる一対のシールロール17,18で固着させる。これによって、錠剤1が各ポケット部9に充填された長尺状のPTPシート19が製造される。かかる長尺状のPTPシート19はシート状に裁断された後に、図示しない不良シート排出機構やPTPシート集積機構などへ順に送られる。
さて、図1は、本実施の形態におけるPTP包装機2に適用される充填装置11を示している。充填装置11は、図示しない基台を備えており、該基台には、錠剤1を搬送するための錠剤搬送体としてのロータリドラム22が設けられている。該ロータリドラム22は図示しないモータによって回転可能に支持されている。
ロータリドラム22の上部近傍には、重力による自然落下を利用して、錠剤1をロータリドラム22に供給するための錠剤供給シュート25が配設されている。錠剤供給シュート25は、ロータリドラム22の回転方向に対し頂上よりも下流側(図1左側)に配置されている。錠剤供給シュート25には通路26が設けられている。通路26は、錠剤1を横積状態で鉛直方向に一列に積載できるよう形成されている。なお、本実施の形態では、錠剤1の長手方向が水平かつロータリドラム22の軸線方向、幅方向が鉛直になるように積まれている。さらに、通路26の上流(上部)側は錠剤1の供給部に連結されるとともに、その下流側は積載された錠剤1を排出できるように開口部となっている。
通路26の下部開口部近傍には、1錠ずつ作動するシャッタ29が設けられている。シャッタ29の先端部は、次に供給させる錠剤1の側面(幅方向の面)に接離するように動作する。この接離動作は、ロータリドラム22の回転に同期させられ、錠剤1の供給位置が通路26の下部開口部下方に到達するたびに離間させることで、錠剤1が落下させられる。
また、前記ロータリドラム22の側部(図1左側)近傍には、前記ロータリドラム22の外周面に沿った半月ガイド部材30が設置固定されている。該半月ガイド部材30は、ロータリドラム22に収容された錠剤1を落下させたり逸脱させたりすることなく、ロータリドラム22の下部へと案内させるための部材である。尚、本実施の形態のように、錠剤1が吸引保持される構成であれば、半月ガイド部材22を省略することとしてもよい。また、ロータリドラム22の下部まで搬送された錠剤1は、ロータリドラム22の最下点において、その下方において水平方向に搬送されている前記容器フィルム10のポケット部9に充填されるように構成されている。つまり、ロータリドラム22は、その最下点において、容器フィルム10と最接近し、この時点で前記吸引が解除されるよう構成されている。
併せて、ロータリドラム22の外周面上には、供給された錠剤1を収容するため収容凹部31が多数形成されている。なお、各収容凹部31は、ロータリドラム22の周方向及び軸線方向に所定の間隔で規則的に配列されている。また、収容凹部31の側壁面は、ロータリドラム22の外周側から見て、図4に示されるように、略P字形状に形成されている。具体的には、錠剤1の長手方向よりも若干長い辺L1がロータリドラム22の軸線方向を向き、辺L1の一端から錠剤1の幅方向よりも若干長い辺L2が周方向である錠剤搬送方向に向かって延びている。一方、辺L1の他端からは、錠剤1の長手方向よりも長い辺L3が錠剤搬送方向に向かって延びていると共に、辺L3の先端から略U字形状のラインL4が延びている。なお、ラインL4は、その略U字形状の窪み内側に、錠剤1の長手方向先端部分が入り込み可能な大きさに設定されている。さらに、辺L2とラインL4とを結ぶように傾斜ラインL5が形成されている。なお、ラインL4とラインL5との境界部分は錠剤1の破損を防止するべく、平面曲線状(曲面状)となるように形成されている。
そして、前記辺L1と辺L2とで形成される略四角形状部分によって、錠剤1を受け入れるための錠剤受け部31aが構成され、他の部分によって、前記錠剤受け部31aで受けられた錠剤1の姿勢を、その搬送途中に変更するための姿勢変更部31bが構成される。該姿勢変更部31bの底部には、姿勢が変更された錠剤1を吸引する吸引孔31cが設けられている。該吸引孔31cは、図示しない吸引ポンプ等の吸引手段と連結されている。本実施の形態では、吸引孔31c及び吸引手段によって、姿勢維持手段としての吸着機構が構成されている。また、錠剤受け部31aの底部と姿勢変更部31bの底部とは面一であり、錠剤受け部31aで受けられた錠剤1が支障なく姿勢変更部31bへ移動させられるようになっている。
次に、上記のように構成されてなる充填装置11を用いて、移送される容器フィルム10のポケット部9に錠剤1を充填する場合について説明する。まず、図示しないモータを容器フィルム10の移送動作に同期して作動させ、その容器フィルム10の移送とロータリドラム22の回転とを同期させる。
また、ロータリドラム22の上方では、錠剤1が、供給シュート25の通路26内に幅方向を鉛直にして横積みされる。本実施の形態の錠剤1について検討したところ、縦積みした場合には、通路内で詰まり供給不具合を生じるおそれがあったが、幅方向を鉛直にして横積みすることにより、通路26内での詰まってしまうという不具合の抑制を図ることができた。
さらに、通路26内の最も下に位置する錠剤1の側面にシャッタ29が押し付けられることで、錠剤1はシャッタ29の先端と通路26の壁面とによって挟持され、錠剤供給シュート25からの錠剤1の自由落下が規制される。このとき、錠剤1の厚み方向の面でなく、幅方向の面にシャッタ29の先端が接触するため、接触面積が広くなり、より確実に錠剤1を挟持させることができる。そして、通路26の開口部近傍に到達した収容凹部31に対して、シャッタ29を作動させ、錠剤1を1錠ずつ確実に開口部より落下させる。
前記落下させられた錠剤1は、収容凹部31の錠剤受け部31aへ収容される。このとき、収容された錠剤1は、図5(a),(b)に示すように収容凹部31の底部に対して傾斜しており、その姿勢が不安定である。このため、図6(a),(b)に示すように、錠剤1は自然に倒れ、厚み方向より大きい幅方向の面を収容凹部31の底部に接するように、姿勢変更されることとなる。
加えて、錠剤1を受け入れた収容凹部31では、姿勢変更部31bが錠剤受け部31aよりも下方にある。このため、ロータリドラム2の回転に伴い、錠剤1は、その自重に基づき、錠剤受け部31aから下流側の姿勢変更部31bへと移動する。図7に基づき詳しく説明すると、収容直後に図の位置Eにあった錠剤1が下流側へと移動すると、姿勢変更部31bの傾斜ラインL5を形成する傾斜面に錠剤1が接触する。すると、錠剤1は、傾斜面に沿うようにその長手方向の一端が下流側へと移動させられ、図の位置Fのようにその向きが変更させられることとなる。さらに、錠剤1は、姿勢変更部31b内で下流側へと移動し、図の位置Gのように前記錠剤1の一端が前記ラインL4をなす湾曲面によって形成された窪みの内側へと入り込む。その結果、錠剤1の長手方向が、搬送方向を向いた状態となる。併せて、姿勢が変更された所定のタイミング以降は、錠剤1が吸引手段により吸引孔31cに吸引された状態となる。これにより、錠剤1の姿勢が維持される。
その後更なるロータリドラム22の回転に伴い、前記吸引状態で姿勢変更部31b内の錠剤1がロータリドラム22の真下方向へと搬送される。ロータリドラム22の真下位置では、ポケット部9と、収容凹部31内の姿勢変更部31bとが一致する(位置合わせする)ように設定されている。そして、前記吸引が解除されることによって、姿勢変更部31bに収容されていた錠剤1は、その長手方向と容器フィルム10のポケット部9の長手方向とが一致させられ、正しい姿勢で確実に充填される。
以上詳述したように、錠剤供給シュート25の通路26内に、細長い錠剤1をその形状に適した向きに積み上げている。このため、錠剤1のロータリドラム22への供給の安定化を図ることができる。すなわち、本実施の状態では、錠剤1の長手方向が水平、幅方向が鉛直になるように横積状態とさせている。このため、縦積状態とした場合のように、先細りとなった錠剤1の先端が次の錠剤1と通路26の壁面との間に入り込み、錠剤1が詰まって移動しにくくなり、錠剤1の供給が不安定になってしまうといった不具合の抑制を図ることができる。
また、錠剤供給シュート25からの供給姿勢が、ポケット部9への充填姿勢と異なる場合であっても、錠剤1の姿勢が姿勢変更部31bにより変更される。このため、充填姿勢によって、通路26内での錠剤1の積み方が制限されることなく、適切な積み方を選定することができる。
加えて、ロータリドラム22において収容凹部31を、錠剤受け部31aと姿勢変更部31bとを備えた構成とした。このため、収容凹部31に収容される錠剤1は、錠剤受け部31aでもって受けられた後、その錠剤1の姿勢が、ロータリドラム22の回転に伴い、搬送途中において姿勢変更部31bにて変更される。このとき、錠剤受け部31aに設けられた傾斜面によって、錠剤1の長手方向が水平から搬送方向へ向かってよりスムースに変更させることができる。さらに、錠剤受け部31aのU字形状の湾曲面により形成された窪みに錠剤1の長手方向先端が入り込むことよって、錠剤1の長手方向が錠剤搬送方向と平行になるとともに、その平行状態を安定させることができる。
併せて、姿勢変更部31bは錠剤受け部31aよりロータリドラム22の回転方向の下流側に配設されているので、ロータリドラム22の回転に伴い、錠剤1が下方へと搬送される際に、錠剤受け部31aで受けられた錠剤1は姿勢変更部31bへ移動させられる。従って、ロータリドラム22の回転に伴って、錠剤1の姿勢が自然と変更される。このため、設備の複雑化を伴うことなく、姿勢の変更を容易に行うことができる。
以上説明した実施の形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない他の変更例も当然可能である。
(a)上記実施の形態では、錠剤供給シュート25の通路26内で錠剤1を横積状態としているが、横積みよりも縦積みが適する錠剤を、フィルムの移送方向に対して垂直に長手方向が形成されたポケット部に充填させる場合にも、応用することが可能である。
具体的には、例えば、通路内で長手方向に一列に縦積状態とされた錠剤を、供給シュートから錠剤が供給される際には、錠剤の先端から順に収容凹部へと入ることとなる。このため、錠剤の長手方向がロータリドラムによる錠剤搬送方向と略平行になるように収容凹部へと収容される。収容凹部は、錠剤受け入れ部と姿勢変更部とから構成される。姿勢変更部には、錠剤搬送方向に対して傾斜する傾斜側面が設けられているとともに、最下流側に錠剤を水平方向に収容可能なスペースが設けられている。前記収容凹部へと収容された錠剤は、重力により下方へと移動させられる。このため、錠剤の長手方向の先端が傾斜側面に接触させられ、錠剤は、傾斜側面に沿って姿勢を変更させられる。従って、錠剤は、その長手方向が水平方向に向くこととなる。その後、錠剤は、姿勢変更部の底部に設けられた吸着孔に吸着されて、ロータリドラムの下方へと搬送され、吸着が解除されることでポケット部へと正しい姿勢で充填される。
(b)上記実施の形態では、通路26内の錠剤1は、幅方向が鉛直になるように横積状態とされているが、幅方向を水平とした横積状態としてもよい。その場合、錠剤1は、錠剤供給シュート25から落下させられた錠剤1は、横倒れすることなく、幅方向の面が収容凹部31の底部に接した状態で収容されることとなる。
(c)収容凹部31の形状は、必ずしも上記のものだけに限定されるわけではなく、自重によって自然に姿勢変更されるような形状であればよい。例えば、図8(a)〜(d)に示すような形状の収容凹部32,33,34,35であってもよい。
(d)上記実施の形態におけるロータリドラム22に代えて、別の錠剤搬送体を採用してもよい。例えばベルトのようなものを採用してもよい。
(e)姿勢変更部31bの傾斜面とU字形状の窪みの境界部分は、錠剤を傷つけるものでなければ、必ずしも湾曲面でなくてもよい。
(f)上記実施の形態では姿勢変更部31bの吸引孔31cに錠剤1が吸着されるようになっているが、姿勢変更された錠剤の姿勢を維持できる構成となっていれば、その吸着を省略してもよい。
(g)上記実施の形態ではロータリドラム22の頂点よりも下流側に錠剤供給シュート25を設け、該頂点の下流側(図1左側)において、錠剤供給シュート25から収容凹部31の錠剤受け部31aに錠剤1が受け入れられる構成としたが、例えば次の様に変更してもよい。即ち、ロータリドラム22の頂点よりも上流側(図1右側)に錠剤供給シュートを設けてもよい。さらに、この場合、ロータリドラムに設けられる収容凹部は、その姿勢変更部が錠剤受け部に対し、ロータリドラムの回転方向の上流側に配置されるように形成してもよい。このような構成の場合、ロータリドラムの頂点の上流側において、錠剤供給シュートから収容凹部の錠剤受け部に錠剤が受け入れられると、その錠剤はその自重により回転方向の上流側の姿勢変更部に移動され、錠剤の姿勢が姿勢変更部において変更されることになる。しかしながら、ロータリドラムが更に回転し、錠剤を受け入れた収容凹部の位置がロータリドラムの頂点を越えると、姿勢が変更された錠剤が姿勢変更部から錠剤受け部に向かって再移動する懸念をきたす。この点、上述したような姿勢変更部にて変更された錠剤を吸引保持することによって、錠剤受け部に向かって再移動する懸念を払拭することができる。
一実施の形態に係る錠剤の充填装置の周方向の断面図である。 一実施の形態に係る錠剤の形状を示す図である。 PTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 ロータリドラムの部分側面図であり、収容凹部を示す図である。 錠剤供給シュートから錠剤が供給された直後の様子を示す図である。 収容凹部に供給された錠剤が横倒れした状態を説明するための図である。 収容凹部内を錠剤が移動する様子を説明するための図である。 別の形態の収容凹部の形状を示す図である。 錠剤を縦積みした場合の様子を説明するための図である。
符号の説明
1…錠剤、2…PTP包装機、9…ポケット部、10…容器フィルム、11…充填装置、22…錠剤搬送体としてのロータリドラム、25…錠剤供給シュート、26…通路、31…収容凹部、31a…錠剤受け部、31b…姿勢変更部、31c…吸引孔。

Claims (9)

  1. 細長い錠剤を対象とし、
    該錠剤を案内するための通路を備え、前記錠剤を供給するための錠剤供給シュートと、
    前記供給される錠剤を下流側に搬送して容器フィルムのポケット部に充填するための、外周に収容凹部が配設されたロータリドラムからなり、前記収容凹部がロータリドラムの外周面にほぼ沿った底面を有し、当該底面が錠剤の側面を受けるよう構成された錠剤搬送体とを備える充填装置において、
    前記錠剤供給シュートの通路は、少なくとも下部では略鉛直方向に延びており、最下部に前記ロータリドラムに向けて開口した開口部を有し、前記通路の少なくとも下部では、前記錠剤が、その長手方向が水平、かつ、前記ロータリドラムにおける錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた姿勢で略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成され、
    前記錠剤供給シュートは、前記錠剤を、その長手方向が水平、かつ、前記ロータリドラムにおける錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で、前記錠剤の側面が前記底面で受けられるよう前記ロータリードラムの収容凹部に供給し、
    前記ロータリドラムは、錠剤搬送中に、前記錠剤の長手方向の向きを前記ロータリドラムにおける錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更させるための姿勢変更手段を備えることを特徴とする充填装置。
  2. 細長い錠剤を対象とし、
    該錠剤を案内するための通路を備え、前記錠剤を供給するための錠剤供給シュートと、
    前記供給される錠剤を下流側に搬送して容器フィルムのポケット部に充填するべく、外周に収容凹部が配設されたロータリドラムからなり、前記収容凹部がロータリドラムの外周面にほぼ沿った底面を有し、当該底面が錠剤の側面を受けるよう構成された錠剤搬送体とを備える充填装置において、
    前記錠剤供給シュートの通路は、少なくとも下部では略鉛直方向に延びており、最下部に前記ロータリドラムに向けて開口した開口部を有し、前記通路の少なくとも下部では、前記錠剤が、その長手方向が水平、かつ、前記ロータリドラムにおける錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた姿勢で、略鉛直方向に一列に積み上げられるように構成され、
    前記錠剤供給シュートは、前記錠剤を、その長手方向が水平、かつ、前記ロータリドラムにおける錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で、前記錠剤の側面が前記底面で受けられるよう前記ロータリードラムの収容凹部に供給し、
    前記ロータリードラムは、錠剤搬送中に、前記収容凹部内で、前記錠剤の長手方向の向きを前記ロータリードラムにおける錠剤搬送方向に対し平行または略平行に変更可能であることを特徴とする充填装置。
  3. 前記収容凹部は、前記錠剤供給シュートから供給される錠剤をその長手方向が水平、かつ、前記ロータリードラムにおける錠剤搬送方向に対して直交方向に向いた状態で受け入れ可能な錠剤受け部と、
    当該錠剤受け部で受けられた錠剤の姿勢をその搬送途中に前記錠剤の長手方向の向きを前記ロータリードラムにおける錠剤搬送方向に平行に変更する姿勢変更部とを備え、
    前記姿勢変更部において変更された姿勢を維持する姿勢維持手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の充填装置。
  4. 前記姿勢維持手段は、前記収容凹部の底部に設けられた吸引孔に前記錠剤を吸着させる吸着機構であることを特徴とする請求項3に記載の充填装置。
  5. 記ロータリドラムの回転に伴い、前記錠剤受け部で受けられた錠剤を自重によって前記姿勢変更部へと移動させるように構成したことを特徴とする請求項3または4に記載の充填装置。
  6. 前記姿勢変更部は、前記収容凹部を構成する側壁面によって形成され、かつ、前記錠剤がその長手方向を錠剤搬送方向に平行または略平行に向けた状態で、少なくとも前記錠剤の長手方向先端が入り込み可能な窪みを具備していることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の充填装置。
  7. 前記姿勢変更部は、前記収容凹部を構成する側壁面によって形成され、かつ、前記窪みに向けて、錠剤搬送方向に対して傾斜する傾斜面を具備していることを特徴とする請求項6に記載の充填装置。
  8. 前記収容凹部において、前記姿勢変更部が錠剤受け部よりも下流側に配設されていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の遊技機。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の充填装置を備えてなるPTP包装機。
JP2003317955A 2003-09-10 2003-09-10 充填装置及びptp包装機 Expired - Fee Related JP3898172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003317955A JP3898172B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 充填装置及びptp包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003317955A JP3898172B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 充填装置及びptp包装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005082211A JP2005082211A (ja) 2005-03-31
JP3898172B2 true JP3898172B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=34417368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003317955A Expired - Fee Related JP3898172B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 充填装置及びptp包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3898172B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4680211B2 (ja) * 2007-01-31 2011-05-11 シーケーディ株式会社 錠剤充填装置及びptp包装機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005082211A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6503044B1 (en) Method for emptying parcel containers
US7407050B2 (en) Tablet filling device and PTP packaging machine
JP2000226016A (ja) 不良カプセルの除去機構
US7119299B2 (en) Work inspection system
JP2006124178A (ja) 積層パッキング材料をパッキング機械に供給するユニット
WO2009150755A1 (ja) 積載パックからのパック取り出し装置及びこの装置を使用した豆腐類のパック詰め方法
JP2001261005A (ja) ブランク特にシガレットパック用収入印紙の取り扱い装置
JP3898172B2 (ja) 充填装置及びptp包装機
JP2001219908A (ja) 充填装置及びptp包装機
JP5735889B2 (ja) 充填装置及びptp包装機
JP4160006B2 (ja) 充填装置、状態矯正手段及びptp包装機
JP2005035736A (ja) 搬送機構及び定量充填機
JP2004196422A (ja) 充填装置及びptp包装機
JP5985242B2 (ja) シート状物品の自動装填装置並びにシート状物品の供給装置
JP6198706B2 (ja) 充填装置及びptp包装機
JP4680211B2 (ja) 錠剤充填装置及びptp包装機
JP3839423B2 (ja) 充填装置及びptp包装機
US20190144212A1 (en) Apparatus for transporting, inspecting, and processing pellet-shaped articles
JP5855780B1 (ja) 容器取出装置
JP2005015156A (ja) ワーク送給装置
JP3929945B2 (ja) 充填装置及びptp包装機
JP6889053B2 (ja) 製剤搬送装置および製剤印刷装置
JP2011051642A (ja) 箱の搬送姿勢変更装置およびその方法
JP3402918B2 (ja) ロッド部材のホッパ型供給装置及びシガレット用フィルタロッドの供給機
JP2008115019A (ja) 不良カプセルの除去機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060928

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3898172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees