JP2004071180A - フラットケーブル接続治具及びフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法 - Google Patents

フラットケーブル接続治具及びフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができるフラットケーブル接続治具を得る。
【解決手段】フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11をクランク形に設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットケーブル接続金具をフラットケーブルに接続する際に用いるフラットケーブル接続治具及びこのフラットケーブル接続治具を用いたフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気機器や自動車等の電気配線に、図6に示すように、平行に並設された帯状導体よりなる例えば厚さが0.15mm〜0.2 mm、幅が1.5 mm 〜3.0 mm程度の複数のフラット導体1が、ポリエチレンテレフタレートの如きプラスチックよりなるフラット絶縁被覆2で一括して被覆された構造のフラットケーブル3が用いられるようになってきている。
【0003】
このようなフラットケーブル3には、例えば図5に示すようなフラットケーブル接続金具4が各フラット導体1の箇所に接続されている。このフラットケーブル接続金具4は、例えば雌形の嵌め合わせ接続体5に長方形の接続板部6が連接され、この接続板部6の幅方向の両側に複数のクリンプ片7が対として立設された構造になっている。
【0004】
このようなフラットケーブル接続金具4のフラットケーブル3に対する接続は、フラット導体1に対応した位置で、フラットケーブル3にフラットケーブル接続金具4の各クリンプ片7を突き刺してフラット導体1に導通させ、フラットケーブル3を突き抜けた各クリンプ片7を円弧状に曲成して加締めて抜止めし、接続部8を形成することにより行っている。この場合、隣接する接続部8の間では、隣接するフラット導体1の間のフラット絶縁被覆2の箇所にトリミングスリット9を設けて隣接する接続部8を独立させている。
【0005】
かかるフラットケーブル接続金具4のフラットケーブル3に対する接続作業は、図7に示すフラットケーブル接続治具10を用いて行っている。このフラットケーブル接続治具10は、フラットケーブル3を支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の幅方向の各側のクリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11を平行に2列に仕切り壁12を介して開口させ、且つその隣に2つの溝を左右に連続させた形状のクリンプ片曲成加締め凹部13を開口させた構造になっている。
【0006】
接続作業は、次のようにして行う。フラットケーブル接続治具10のフラットケーブル支え面10aの上にフラットケーブル3を、そのフラット導体1が1対のクリンプ片受け溝11の上を横切って存在するように配置する。また、このフラット導体1の幅内に両側のクリンプ片7が下向きに存在するようにして、フラットケーブル接続金具4をフラットケーブル3の上方に配置する。かかる状態で、フラットケーブル接続金具4の両側をガイド部材14でガイドしつつ、接続板部6をアンビル15で加圧して各クリンプ片7を突き刺し、フラット導体1と各クリンプ片7を導通させる。次に、矢印A方向に接続治具10を下降させて各クリンプ片7を各クリンプ片受け溝11から抜く。次に、矢印B方向に接続治具10を移動させ、各クリンプ片7がクリンプ片曲成加締め凹部13に対向したところで接続治具10の矢印B方向移動を停止させる。かかる状態で、接続治具10を矢印C方向に移動させ、各クリンプ片7の先端をクリンプ片曲成加締め凹部13に嵌める。しかる後、フラットケーブル接続金具4の両側をガイド部材14でガイドしつつ、接続板部6をアンビル15で加圧して各クリンプ片7を圧縮することにより、フラットケーブル3を突き抜けた各クリンプ片7をクリンプ片曲成加締め凹部13で図8に示すように円弧状に曲成して加締める。この状態で、接続部8では、各クリンプ片7のフラット導体1に対する突き刺し時に、両側のクリンプ片7のそれぞれ内側面に沿って延びたフラット導体1の切り裂き縁部1aが、各クリンプ片7の曲成加締め部で加圧されて電気的に安定した接続状態になっている。
【0007】
接続治具10では、このような接続部8が得られるように、クリンプ片7の外向き面と接続治具10が形成するクリンプ片受け溝11との対向間隔を非常に狭くしてクリンプ片7の突き刺し時にフラット導体1の切断が行えるようにし、且つクリンプ片7の内向き面と仕切り壁12が形成するクリンプ片受け溝11との対向間隔を広くしてクリンプ片7の突き刺し時にフラット導体1の切り裂き縁部1aがクリンプ片7の内側面に沿って延びるようにしている。
【0008】
接続板部6の幅方向の両側に立設されているクリンプ片7の間隔がW1 のように広い場合には、クリンプ片7は図5に示すように対形に立設されているが、接続板部6の幅方向の両側に立設されているクリンプ片7の間隔がW2 =1.5 mmのように狭い場合には、図9に示すように各クリンプ片7は接続板部6の幅方向の両側に千鳥配置で立設されている。このように千鳥配置の各クリンプ片7を有するフラットケーブル接続金具4は、各クリンプ片7が図10に示すようにフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に千鳥配置で突き刺されて円弧状に曲成して加締められている。このように各クリンプ片7を千鳥配置で円弧状に曲成して加締めると、フラット導体1の幅が狭くなっても各クリンプ片7を突き刺して接続部8を容易に形成することができる。
【0009】
このような千鳥配置のクリンプ片7を有するフラットケーブル接続金具4のフラットケーブル3に対する突き刺しは、図11に示すようなフラットケーブル接続治具10で行われる。このフラットケーブル接続治具10は、フラットケーブル3を支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の幅方向の各側のクリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11を平行に2列に仕切り壁12を介して開口させ、且つその隣に1つの溝からなるクリンプ片曲成加締め凹部13を開口させた構造になっている。
【0010】
このようなフラットケーブル接続治具10を用いてフラットケーブル接続金具4をフラットケーブル3に突き刺して接続部8を形成すると、接続部8の横断面図は図12のようになる。この接続部8でも、各クリンプ片7のフラット導体1に対する突き刺し時に、両側のクリンプ片7のそれぞれ内側面に沿って延びたフラット導体1の切り裂き縁部1aが、各クリンプ片7の曲成加締め部で加圧されて電気的に安定した接続状態になっている。
【0011】
この場合、フラットケーブル接続治具10の1対のクリンプ片受け溝11の間に設けられている仕切り壁12の幅Wdは、図13に示すように、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔Wが狭くなるほど狭く(換言すれば、薄く)しなければならない。このようなフラットケーブル接続治具10の1対のクリンプ片受け溝11に、各クリンプ片7は図示のように千鳥配置で突き刺されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11及び図13に示すようなフラットケーブル接続治具10では、図9に示すように接続板部6の幅方向の両側に立設されているクリンプ片7の間隔が狭い間隔W2 になると、仕切り壁12の幅Wdが狭くなり、薄くなる。例えば、通常使われているフラット導体1の幅2.5 mm用の接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔WはW=2.1 mmのものが設計されており、クリンプ片7の板厚0.25mm、仕切り壁12とクリンプ片7のギャップ0.12mmを考慮すると、仕切り壁12の幅WdはWd=2.1 − 2(0.25+0.12)=1.36mmにすることができる。しかるに、実際に使用が要求されているフラット導体1の幅1.5 mmの場合には、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔WはW=1.0 mmで設計されているので、仕切り壁12の幅WdはWd=1.0 − 2(0.25+0.12)=0.26mmとなり、クリンプ片7をクリンプ片受け溝11に突き刺す際に該仕切り壁12が衝撃で折れてしまい、接続作業ができなくなる問題点があった。
【0013】
本発明の目的は、接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができるフラットケーブル接続治具及びフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るフラットケーブル接続治具では、フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝がクランク形に設けられていることを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係るフラットケーブル接続治具では、フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられていることを特徴とする。
【0016】
このような構造のフラットケーブル接続治具によれば、クリンプ片受け溝の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0017】
次に、本発明は、フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が設けられているフラットケーブル接続治具を用い、フラット導体をフラット絶縁被覆で被覆したフラットケーブルを、フラットケーブル支え面の上に、フラット導体がクリンプ片受け溝の上に載るように配置し、フラット導体に対応したフラットケーブルの上からフラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を該フラットケーブルに突き刺してフラット導体に導通させるフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法を対象とする。
【0018】
本発明に係るフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法では、フラットケーブル接続治具として、フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝がクランク形に設けられている構造のものを用いることを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係るフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法では、フラットケーブル接続治具として、フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられている構造のものを用いることを特徴とする。
【0020】
このような構造のフラットケーブル接続治具を用いると、クリンプ片受け溝の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係るフラットケーブル接続治具の実施の形態の第1例を示したもので、図1は本例のフラットケーブル接続金具とフラットケーブル接続治具との関係を示す斜視図、図2は本例のフラットケーブル接続治具にクリンプ片が差し込まれた状態を示す一部横断平面図である。
【0022】
本例のフラットケーブル接続治具10においては、前述したフラットケーブル3を支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11がクランク形に設けられた構造になっている。
【0023】
このような構造のフラットケーブル接続治具10によれば、クリンプ片受け溝11の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片7を突き刺すクリンプ片受け溝11の箇所には、このクリンプ片受け溝11の幅方向の反対側から凸壁16が幅Wtで突き出していて、クリンプ片受け溝11の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具10の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔Wが狭くても、クリンプ片受け溝11にクリンプ片7を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0024】
次に、本例のフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法について説明する。このフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法は、前述したように、フラットケーブル3を支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11が設けられているフラットケーブル接続治具10を用い、フラット導体1をフラット絶縁被覆2で被覆したフラットケーブル3を、フラットケーブル支え面10aの上に、フラット導体1がクリンプ片受け溝11の上に載るように配置し、フラット導体1に対応したフラットケーブル3の上からフラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を該フラットケーブル3に突き刺してフラット導体1に導通させる。本例においては、この際に、フラットケーブル接続治具10として、フラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11がクランク形に設けられている構造のものを用いる。
【0025】
このような構造のフラットケーブル接続治具10を用いると、クリンプ片受け溝11の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片7を突き刺すクリンプ片受け溝11の箇所には、このクリンプ片受け溝11の幅方向の反対側から凸壁16が突き出していて、クリンプ片受け溝11の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具10の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝11にクリンプ片7を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0026】
図3は本発明に係るフラットケーブル接続治具の実施の形態の第2例でフラットケーブル接続治具にクリンプ片が差し込まれた状態を示す一部横断平面図である。
【0027】
本例のフラットケーブル接続金具10においては、前述したフラットケーブル3を支えるフラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11が千鳥配置に設けられている。
【0028】
このような構造のフラットケーブル接続治具10によれば、クリンプ片受け溝11の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝11の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具10の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔Wが狭くても、クリンプ片受け溝11にクリンプ片7を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0029】
次に、本例のフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法は、前述した方法と同じであり、この際に、フラットケーブル接続治具10として、フラットケーブル支え面10aに、フラットケーブル接続金具4の千鳥配置の各クリンプ片7を受けるクリンプ片受け溝11が千鳥配置に設けられている構造のものを用いる。
【0030】
このような構造のフラットケーブル接続治具10を用いると、クリンプ片受け溝11の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝11の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具10の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝11にクリンプ片7を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0031】
なお、フラットケーブル接続金具4は前述した構造のものに限定されるものではなく、図4に示すように接続板部6の長手方向の両側の幅方向の両側に千鳥配置でクリンプ片7が突設された構造のものでもよい。このような構造のフラットケーブル接続金具4は、図示のように1対のフラットケーブル1を相互の端部を突き合わせて配置し、相互のフラット導体1の箇所にこのフラットケーブル接続金具4の長手方向の両側のクリンプ片7を突き刺して相互のフラット導体1に導通させ、各フラットケーブル3を突き抜けたクリンプ片7を円弧状に曲成して加締めてフラットケーブル1を相互に接続する用途にも使用することができる。この際に、フラット導体1の幅が狭く、これに応じてフラットケーブル接続金具4の接続板部6の幅方向のクリンプ片7の間隔が狭くても、図2や図3に示すフラットケーブル接続治具10を用いることにより、支障なく接続作業を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係るフラットケーブル接続治具では、フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝がクランク形に設けられている構造のもの、または、フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられている構造のものを用いるので、クリンプ片受け溝の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【0033】
次に、本発明に係るフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法では、フラットケーブル接続治具として、フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝がクランク形に設けられている構造のもの、または、フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられている構造のものを用いるので、クリンプ片受け溝の間の仕切り壁がなくなり、クリンプ片受け溝の幅方向の両側はいずれもフラットケーブル接続治具の連続した部分の壁面となっているので、機械的強度が強くなり、接続板部の幅方向のクリンプ片の間隔が狭くても、クリンプ片受け溝にクリンプ片を安定して突き刺して接続作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブル接続治具の実施の形態の第1例を示したフラットケーブル接続金具とフラットケーブル接続治具との関係を示す斜視図である。
【図2】第1例のフラットケーブル接続治具にクリンプ片が差し込まれた状態を示す一部横断平面図である。
【図3】本発明に係るフラットケーブル接続治具の実施の形態の第2例でフラットケーブル接続治具にクリンプ片が差し込まれた状態を示す一部横断平面図である。
【図4】本発明で用いるフラットケーブル接続金具の他の例と接続相手のフラットケーブルの状態を示す斜視図である。
【図5】従来のフラットケーブル接続金具の一例の斜視図である。
【図6】従来の一例のフラットケーブル接続金具をフラットケーブルに接続した状態を示す斜視図である。
【図7】従来のフラットケーブル接続治具の一例の使用状態を示す縦断面図である。
【図8】従来の一例のフラットケーブル接続金具をフラットケーブルに接続した状態を示す拡大横断面図である。
【図9】従来のフラットケーブル接続金具の他の例の斜視図である。
【図10】従来の他の例のフラットケーブル接続金具をフラットケーブルに接続した状態を示す斜視図である。
【図11】従来のフラットケーブル接続治具の他の例の使用状態を示す縦断面図である。
【図12】従来の他の例のフラットケーブル接続金具をフラットケーブルに接続した状態を示す拡大横断面図である。
【図13】従来の他の例のフラットケーブル接続治具にクリンプ片が差し込まれた状態を示す一部横断平面図である。
【符号の説明】
1 フラット導体
1a 切り裂き縁部
2 フラット絶縁被覆
3 フラットケーブル
4 フラットケーブル接続金具
5 嵌め合わせ接続体
6 接続板部
7 クリンプ片
8 接続部
9 トリミングスリット
10 フラットケーブル接続治具
10a フラットケーブル支え面
11 クリンプ片受け溝
12 仕切り壁
13 クリンプ片曲成加締め凹部
14 ガイド部材
15 アンビル
16 凸壁

Claims (4)

  1. フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝がクランク形に設けられていることを特徴とするフラットケーブル接続治具。
  2. フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられていることを特徴とするフラットケーブル接続治具。
  3. フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が設けられているフラットケーブル接続治具を用い、フラット導体をフラット絶縁被覆で被覆したフラットケーブルを、前記フラットケーブル支え面の上に、前記フラット導体が前記クリンプ片受け溝の上に載るように配置し、前記フラット導体に対応した前記フラットケーブルの上から前記フラットケーブル接続金具の千鳥配置の前記各クリンプ片を該フラットケーブルに突き刺して前記フラット導体に導通させるフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法において、
    前記フラットケーブル接続治具として、前記フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受ける前記クリンプ片受け溝がクランク形に設けられている構造のものを用いることを特徴とするフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法。
  4. フラットケーブルを支えるフラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が設けられているフラットケーブル接続治具を用い、フラット導体をフラット絶縁被覆で被覆したフラットケーブルを、前記フラットケーブル支え面の上に、前記フラット導体が前記クリンプ片受け溝の上に載るように配置し、前記フラット導体に対応した前記フラットケーブルの上から前記フラットケーブル接続金具の千鳥配置の前記各クリンプ片を該フラットケーブルに突き刺して前記フラット導体に導通させるフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法において、
    前記フラットケーブル接続治具として、前記フラットケーブル支え面に、フラットケーブル接続金具の千鳥配置の各クリンプ片を受ける前記クリンプ片受け溝が千鳥配置に設けられている構造のものを用いることを特徴とするフラットケーブル接続金具のフラットケーブルへの接続方法。
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