JP2003331961A - フラットケーブルと接続子の接続部、フラットケーブルと接続子の接続方法及びフラットケーブル接続装置 - Google Patents

フラットケーブルと接続子の接続部、フラットケーブルと接続子の接続方法及びフラットケーブル接続装置

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JP2003331961A
JP2003331961A JP2002135558A JP2002135558A JP2003331961A JP 2003331961 A JP2003331961 A JP 2003331961A JP 2002135558 A JP2002135558 A JP 2002135558A JP 2002135558 A JP2002135558 A JP 2002135558A JP 2003331961 A JP2003331961 A JP 2003331961A
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flat
crimp piece
crimp
connector
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Kenji Enomoto
憲嗣 榎本
Kazumasa Sakata
和正 坂田
Masaru Kamimura
賢 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリンプ片とフラット導体との接続状態を、
より機械的強度が強く、より電気的導通がよい、永久接
続とすることができるフラットケーブルと接続子の接続
部を得る。 【解決手段】 フラット導体1をフラット絶縁層2で被
覆したフラットケーブル3に、接続子から突設したクリ
ンプ片6をフラット導体1の箇所で突き刺し、フラット
ケーブル3を突き抜けたクリンプ片6を折り曲げて加締
める。クリンプ片6とフラット導体1の接続部16を超
音波溶接部23で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器や自動車
等の電気配線に使われるフラットケーブルと接続子の接
続部、フラットケーブルと接続子の接続方法及びフラッ
トケーブル接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器や自動車等の電気配線に、図4
に示すような、平行に並設された銅やアルミニュウム等
の帯状導体よりなる例えば厚さが0.15mm〜0.2 mm,
幅が1.5 mm〜3.0 mm程度の複数のフラット導体1
が、ポリエチレンテレフタレートの如きプラスチックよ
りなるフラット絶縁被覆2で一括して被覆された構造の
フラットケーブル3が用いられるようになってきてい
る。
【0003】このようなフラットケーブル3では、その
接続に、雌形接続子本体4に接続子板部5を連接し、こ
の接続子板部5の幅方向の両側にクリンプ片6を立設し
た構造のフラットケーブル接続子7が用いられている。
接続は、図5に示すようにフラットケーブル3にその各
フラット導体1の箇所で該フラットケーブル接続子7の
各クリンプ片6を突き刺して各フラット導体1に導通さ
せ、フラットケーブル3を突き抜けた各クリンプ片6を
円弧状に屈曲させて加締め、接続子接続部8を形成する
ことが行われている。
【0004】このような接続作業は、図6に示す接続装
置9を用いて行っていた。即ち、フラット導体1がフラ
ットケーブル受け金具10の1対のクリンプ片受け溝1
1に対応して存在するようにしてフラットケーブル3を
フラットケーブル受け金具10の上に配置する。なお、
フラットケーブル受け金具10の1対のクリンプ片受け
溝11は、仕切り突起12で仕切られている。
【0005】かかる状態で、アンビル13をガイド部材
14のガイドで下降させる。アンビル13の下降でフラ
ットケーブル接続子7を下降させ、各クリンプ片6をフ
ラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺す。
【0006】これにより、図示のように各クリンプ片6
はフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺
されてフラット導体1と導通状態になると共に各クリン
プ片6がフラットケーブル3の反対側に導出される。反
対側に導出された各クリンプ片6は、1対のクリンプ片
受け溝11に嵌まり込む。
【0007】しかる後、矢印Aで示すようにフラットケ
ーブル受け金具10を下降させて各クリンプ片6を各ク
リンプ片受け溝11から抜く。次いで、フラットケーブ
ル受け金具10を矢印Bで示すように水平方向に移動さ
せ、各クリンプ片6が該フラットケーブル受け金具10
の別の場所に設けられたクリンプ片曲成加締め凹部15
に対向する位置で停止させる。かかる位置で、矢印Cで
示すようにフラットケーブル受け金具10を上昇させ、
各クリンプ片6をクリンプ片曲成加締め凹部15で図5
や図7に示すように曲成して円弧状に加締める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフラットケーブルと接続子の接続方法では、クリン
プ片6の側面に圧接されるフラット導体1の圧接力がク
リンプ片受け溝11の構造によっては弱いものが発生し
たり、クリンプ片6の先端を折曲げるクリンプ片曲成加
締め凹部15の構造や加締める力のかけ方がアンバラン
スになって、突き刺し時のクリンプ片6とフラット導体
1との接続部16が位置ずれしたり、離れる部位が発生
する問題点があった。
【0009】また、クリンプ片6若しくはクリンプ片6
を含むフラットケーブル接続子7がアルミニュウム若し
くはアルミニュウム合金材で形成されている場合には、
フラットケーブル接続子7が一般に銅若しくは銅合金材
料で形成されている場合に比べ、表面に酸化被膜層が発
生する速度が速く、絶縁体を形成してしまうので、アル
ミニュウム若しくはアルミニュウム合金材または銅若し
くは銅合金材料で形成されたフラット導体1に圧接させ
る場合に電気的導通が非常に弱くなる問題点があった。
【0010】さらに、フラット導体1がアルミニュウム
若しくはアルミニュウム合金材で形成されている場合に
は、クリンプ片6の突き刺しによってアルミニュウム若
しくはアルミニュウム合金の新生面が発生するので、突
き刺し直後はクリンプ片6との圧接部には酸化被膜層が
存在しないが、圧着状態では完全な融着状態と異なり、
スポット的な圧着状態となるので、圧接界面のギャップ
部には酸化被膜が時間と共に形成され、同様に電気的導
通が悪化する問題点があった。
【0011】本発明の目的は、クリンプ片とフラット導
体との接続状態を、より機械的強度が強く、より電気的
導通がよい、永久接続とすることができるフラットケー
ブルと接続子の接続部、フラットケーブルと接続子の接
続方法及びフラットケーブル接続装置を提供することに
ある。
【0012】本発明の他の目的は、クリンプ片とフラッ
ト導体との少なくとも一方がアルミニュウム若しくはア
ルミニュウム合金材であっても、銅若しくは銅合金材料
同士の接続と同様な永久接続ができるフラットケーブル
と接続子の接続部、フラットケーブルと接続子の接続方
法及びフラットケーブル接続装置を提供することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、既存の部材を兼用し
て超音波溶接を行うことができるフラットケーブル接続
装置を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、超音波溶接時にクリ
ンプ片が逃げないように押さえることができるフラット
ケーブル接続装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、フラット導体
がフラット絶縁層で被覆されたフラットケーブルに、接
続子に突設されたクリンプ片がフラット導体の箇所で突
き刺され、フラットケーブルを突き抜けたクリンプ片が
折り曲げて加締められているフラットケーブルと接続子
の接続部を対象とする。
【0016】本発明に係るフラットケーブルと接続子の
接続部では、クリンプ片とフラット導体の接続部が超音
波溶接されている。
【0017】このようにクリンプ片とフラット導体の接
続部が超音波溶接されていると、クリンプ片とフラット
導体との接続状態が、より機械的強度が強く、より電気
的導通がよい、永久接続にすることができる。
【0018】この場合、フラット導体とクリンプ片との
少なくとも一方がアルミニュウム若しくはアルミニュウ
ム合金材料で形成されていても、クリンプ片とフラット
導体の接続部が超音波溶接されていると、電気的導通を
非常に強固に行うことができる。
【0019】また、本発明は、フラット導体がフラット
絶縁層で被覆されたフラットケーブルに、接続子に突設
されたクリンプ片をフラット導体の箇所で突き刺し、フ
ラットケーブルを突き抜けたクリンプ片を折り曲げて加
締めるフラットケーブルと接続子の接続方法を対象とす
る。
【0020】本発明に係るフラットケーブルと接続子の
接続方法では、クリンプ片がフラット導体を突き刺した
状態で、クリンプ片とフラット導体との接触部を超音波
溶接により溶接した後、前記クリンプ片を折り曲げて加
締めることを特徴とする。
【0021】このようにクリンプ片とフラット導体との
接触部を超音波溶接により溶接すると、クリンプ片とフ
ラット導体との接続状態が、より機械的強度が強く、よ
り電気的導通がよい、永久接続にすることができる。
【0022】次に、本発明は、フラット導体がフラット
絶縁層で被覆されたフラットケーブルに、接続子にその
幅方向に突設されているクリンプ片をフラット導体の箇
所で突き刺す際に用いる、各クリンプ片がフラットケー
ブルに突き刺さるように接続子を加圧するアンビルと、
上面のフラットケーブル支持面でフラットケーブルを支
えると共に該フラットケーブル支持面に開口してフラッ
トケーブルを突き抜けた幅方向の両側のクリンプ片を1
対のクリンプ片受け溝で受けると共に1対のクリンプ片
受け溝の間を仕切り突起で仕切っているフラットケーブ
ル受け金具とを備えたフラットケーブル接続装置を対象
とする。
【0023】本発明に係るフラットケーブル接続装置で
は、フラットケーブル受け金具の仕切り突起が超音波溶
接ホーンを兼ねていることを特徴とする。
【0024】このようなフラットケーブル接続装置によ
れば、超音波溶接ホーンを兼ねた仕切り突起の超音波振
動で、クリンプ片とフラット導体との接触部を超音波溶
接することができる。このため、クリンプ片とフラット
導体との接続状態が、より機械的強度が強く、より電気
的導通がよい、永久接続にすることができる。特に、本
発明では、仕切り突起が超音波溶接ホーンを兼ねている
ので、既存の部材を兼用して超音波溶接を行うことがで
きる。
【0025】この場合、仕切り突起の基部に超音波振動
機構が接続されていると、仕切り突起をこの超音波振動
機構で容易に超音波振動させることができる。
【0026】また、フラットケーブル受け金具に、各ク
リンプ片が超音波溶接ホーンのホーン先端部に接触した
状態から後退しないように押さえるクリンプ片押え手段
が設けられていると、超音波溶接時にクリンプ片が逃げ
ず、超音波溶接を確実に行わせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係るフラ
ットケーブル接続装置とフラットケーブルと接続子の接
続方法とフラットケーブルと接続子の接続部の実施の形
態の実施の形態の一例を示したもので、図1は本例のフ
ラットケーブル接続装置とフラットケーブルと接続子の
接続方法の要部構成を示す縦断面図、図2は本例のフラ
ットケーブルと接続子の接続方法の要部の拡大構成を示
す縦断面図、図3は本例のフラットケーブルと接続子の
接続部の要部横断面図である。なお、図6及び図7と対
応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0028】図1に示すように、本例のフラットケーブ
ル接続装置9では、フラットケーブル受け金具10の仕
切り突起12が超音波溶接ホーン17を兼ねている。超
音波溶接ホーン17の先端の幅方向の両端には、ホーン
先端部18がそれぞれ設けられている。この超音波溶接
ホーン17を兼ねた仕切り突起12の基部に、超音波振
動機構19が接続されている。
【0029】各ホーン先端部18に対応したフラットケ
ーブル受け金具10の部分には、クリンプ片6をホーン
先端部18に押圧できるようにする、或いはホーン先端
部18での超音波振動時にクリンプ片6が逃げないよう
にするため、スピンドル20が摺動自在にそれぞれ貫通
されている。これらスピンドル20は、シリンダー21
でそれぞれ前進・後退の駆動がなされるようになってい
る。本例では、スピンドル20とシリンダー21とによ
り、クリンプ片押え手段22が構成されている。なお、
このクリンプ片押え手段22は、ネジ軸をフラットケー
ブル受け金具10に螺合してその先端でクリンプ片6を
押さえる構造であってもよい。
【0030】その他のフラットケーブル接続装置9の構
成は、図6と同様になっている。
【0031】本例のフラットケーブルと接続子の接続方
法では、図1に示すようにクリンプ片6がフラット導体
1を突き刺した状態で、クリンプ片6をクリンプ片押え
手段22でホーン先端部18に接触させた状態で逃げな
いように保持しておく。かかる状態で、クリンプ片6と
フラット導体1との接触部16を超音波溶接ホーン17
のホーン先端部18の振動により超音波溶接して図2に
示すように超音波溶接部23で接続する。しかる後に、
図3に示すように、フラットケーブル3を突き抜けたク
リンプ片6を、図6に示したフラットケーブル受け金具
10のクリンプ片曲成加締め凹部15で折り曲げて加締
める。
【0032】本例のフラットケーブルと接続子の接続部
では、図3に示すように、フラット導体1を突き抜けた
クリンプ片6とフラット導体1との接続部16が超音波
溶接部23で接続され、フラットケーブル3を突き抜け
たクリンプ片6が曲成して加締められた状態になってい
る。
【0033】この場合、フラット導体1とクリンプ片6
とは、両方とも銅若しくは銅合金材料で形成されていて
も、或いは少なくとも一方がアルミニュウム若しくはア
ルミニュウム合金材料で形成されていてもよい。
【0034】以上のように本例のフラットケーブルと接
続子の接続部では、クリンプ片6とフラット導体1の接
続部16が超音波溶接部23で接続されているので、ク
リンプ片6とフラット導体1との接続状態が、より機械
的強度が強く、より電気的導通がよい、永久接続にする
ことができる。
【0035】この場合、フラット導体1とクリンプ片6
との少なくとも一方がアルミニュウム若しくはアルミニ
ュウム合金材料で形成されていても、クリンプ片6とフ
ラット導体1の接続部16が超音波溶接されているの
で、電気的導通を非常に強固に行うことができる。
【0036】また、本例のフラットケーブルと接続子の
接続方法では、クリンプ片6がフラット導体1を突き刺
した状態で、クリンプ片6とフラット導体1との接触部
16を超音波溶接により溶接するので、クリンプ片6と
フラット導体1との接続状態が、より機械的強度が強
く、より電気的導通がよい、永久接続にすることができ
る。
【0037】次に、本例のフラットケーブル接続装置で
は、フラットケーブル受け金具10の仕切り突起11が
超音波溶接ホーン17を兼ねているので、この超音波溶
接ホーンの超音波振動で、クリンプ片6とフラット導体
1との接触部16を超音波溶接することができる。この
ため、クリンプ片6とフラット導体1との接続状態が、
より機械的強度が強く、より電気的導通がよい、永久接
続にすることができる。特に、本例では、仕切り突起1
2が超音波溶接ホーン17を兼ねているので、既存の部
材を兼用して超音波溶接を行うことができる。また、こ
の超音波溶接ホーン17によれば、左右のクリンプ片6
のフラット導体1に対する超音波溶接を1つの超音波溶
接ホーン17で行うことができる。
【0038】この場合、仕切り突起12の基部に超音波
振動機構19が接続されていると、仕切り突起12をこ
の超音波振動機構19で容易に超音波振動させることが
できる。
【0039】また、フラットケーブル受け金具10に、
各クリンプ片6が超音波溶接ホーン17のホーン先端部
18に接触した状態から後退しないように押さえるクリ
ンプ片押え手段22が設けられていると、超音波溶接時
にクリンプ片6が逃げず、超音波溶接を確実に行わせる
ことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るフラットケーブルと接続子
の接続部では、クリンプ片とフラット導体の接続部が超
音波溶接されているので、クリンプ片とフラット導体と
の接続状態が、より機械的強度が強く、より電気的導通
がよい、永久接続にすることができる。
【0041】この場合、フラット導体とクリンプ片との
少なくとも一方がアルミニュウム若しくはアルミニュウ
ム合金材料で形成されていても、クリンプ片とフラット
導体の接続部が超音波溶接されていると、電気的導通を
非常に強固に行うことができる。
【0042】また、本発明に係るフラットケーブルと接
続子の接続方法では、クリンプ片がフラット導体を突き
刺した状態で、クリンプ片とフラット導体との接触部を
超音波溶接により溶接するので、クリンプ片とフラット
導体との接続状態が、より機械的強度が強く、より電気
的導通がよい、永久接続にすることができる。
【0043】次に、本発明に係るフラットケーブル接続
装置では、1対のクリンプ片受け溝の間の仕切り突起が
超音波溶接ホーンを兼ねているので、この超音波溶接ホ
ーンの超音波振動でクリンプ片とフラット導体との接触
部を超音波溶接することができる。このため、クリンプ
片とフラット導体との接続状態が、より機械的強度が強
く、より電気的導通がよい、永久接続にすることができ
る。特に、本発明では、仕切り突起が超音波溶接ホーン
を兼ねているので、既存の部材を兼用して超音波溶接を
行うことができる。
【0044】この場合、仕切り突起の基部に超音波振動
機構が接続されていると、仕切り突起をこの超音波振動
機構で容易に超音波振動させることができる。
【0045】また、フラットケーブル受け金具に、各ク
リンプ片が超音波溶接ホーンのホーン先端部に接触した
状態から後退しないように押さえるクリンプ片押え手段
が設けられていると、超音波溶接時にクリンプ片が逃げ
ず、超音波溶接を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブル接続装置とフラ
ットケーブルと接続子の接続方法の実施の形態の一例の
要部構成を示す縦断面図である。
【図2】本例のフラットケーブルと接続子の接続方法の
要部の拡大構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係るフラットケーブルと接続子の接続
部の実施の形態の一例の要部横断面図である。
【図4】従来のフラットケーブルと接続子の接続前の状
態を示す斜視図である。
【図5】従来のフラットケーブルと接続子の接続後の状
態を示す斜視図である。
【図6】従来のフラットケーブル接続装置とフラットケ
ーブルと接続子の接続方法の要部構成を示す縦断面図で
ある。
【図7】従来のフラットケーブルと接続子の接続部の横
断面図である。
【符号の説明】
1 フラット導体 2 フラット絶縁被覆 3 フラットケーブル 4 接続子本体 5 接続子板部 6 クリンプ片 7 フラットケーブル接続子 8 接続子接続部 9 接続装置 10 フラットケーブル受け金具 11 クリンプ片受け溝 12 仕切り突起 13 アンビル 14 ガイド部材 15 クリンプ片曲成加締め凹部 16 接続部 17 超音波溶接ホーン 18 ホーン先端部 19 超音波振動機構 20 スピンドル 21 シリンダー 22 クリンプ片押え手段 23 超音波溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 賢 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5E012 AA04 AA12 AA23 5E051 LA04 LB06 5E077 BB05 BB23 BB32 BB37 DD03 DD11 DD19 EE03 FF02 FF08 JJ10 5E085 BB05 BB22 CC03 DD04 DD14 DD15 DD18 EE04 EE24 FF01 FF08 FF18 HH11 HH34 JJ06 JJ36 5G355 AA08 BA01 BA11 CA06 CA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット導体がフラット絶縁層で被覆さ
    れたフラットケーブルに、接続子に突設されたクリンプ
    片が前記フラット導体の箇所で突き刺され、前記フラッ
    トケーブルを突き抜けた前記クリンプ片が折り曲げて加
    締められているフラットケーブルと接続子の接続部にお
    いて、 前記クリンプ片と前記フラット導体の接続部が超音波溶
    接されているフラットケーブルと接続子の接続部。
  2. 【請求項2】 前記フラット導体と前記クリンプ片との
    少なくとも一方がアルミニュウム若しくはアルミニュウ
    ム合金材料で形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のフラットケーブルと接続子の接続部。
  3. 【請求項3】 フラット導体がフラット絶縁層で被覆さ
    れたフラットケーブルに、接続子に突設されたクリンプ
    片を前記フラット導体の箇所で突き刺し、前記フラット
    ケーブルを突き抜けた前記クリンプ片を折り曲げて加締
    めるフラットケーブルと接続子の接続方法において、 前記クリンプ片が前記フラット導体を突き刺した状態
    で、前記クリンプ片と前記フラット導体との接触部を超
    音波溶接により溶接した後、前記クリンプ片を折り曲げ
    て加締めることを特徴とするフラットケーブルと接続子
    の接続方法。
  4. 【請求項4】 フラット導体がフラット絶縁層で被覆さ
    れたフラットケーブルに、接続子にその幅方向に突設さ
    れているクリンプ片を前記フラット導体の箇所で突き刺
    す際に用いる、前記各クリンプ片が前記フラットケーブ
    ルに突き刺さるように接続子を加圧するアンビルと、上
    面のフラットケーブル支持面で前記フラットケーブルを
    支えると共に該フラットケーブル支持面に開口して前記
    フラットケーブルを突き抜けた両側の前記クリンプ片を
    1対のクリンプ片受け溝で受けると共に前記1対のクリ
    ンプ片受け溝の間を仕切り突起で仕切っているフラット
    ケーブル受け金具とを備えたフラットケーブル接続装置
    において、 前記フラットケーブル受け金具の前記仕切り突起が超音
    波溶接ホーンを兼ねていることを特徴とするフラットケ
    ーブル接続装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り突起の基部に超音波振動機構
    が接続されていることを特徴とする請求項4に記載のフ
    ラットケーブル接続装置。
  6. 【請求項6】 前記フラットケーブル受け金具には、前
    記各クリンプ片が前記超音波溶接ホーンのホーン先端部
    に接触した状態から後退しないように押さえるクリンプ
    片押え手段が設けられていることを特徴とする請求項4
    または5に記載のフラットケーブル接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034876A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Furukawa Electric Co Ltd:The フラット基板と接続端子との接続構造及びその接続方法
WO2023111679A1 (en) * 2021-12-15 2023-06-22 Gentherm Gmbh Function module for electrical applications

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