JP2004069135A - 焼結鉱用クーラーの除塵装置 - Google Patents

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柴田 大介
Yuichi Yamamura
山村 雄一
Kazutomi Watanabe
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Abstract

【課題】焼結機から排出された焼結鉱を冷却する焼結鉱用クーラーより排出された高温冷却ガス中の粉塵を取り除き焼結鉱用クーラー周囲の粉塵環境を改善することが可能な焼結鉱用クーラーの除塵装置を提供する。
【解決手段】焼結機からの高温焼結鉱14を給鉱部15から冷却槽17に受入れ、冷却槽17の下方から供給された冷却ガスにより高温焼結鉱14を冷却し、冷却された焼結鉱を排鉱部18から払出す焼結鉱用クーラー11から排出された高温冷却ガス中に含まれる粉塵28を取り除く焼結鉱用クーラーの除塵装置10は、冷却槽17の上部を覆って高温冷却ガスを収容するフード19を有し、フード19の側部は高温冷却ガスを水平方向、又はそれより下方に排出する開口部23を備え、開口部23には高温冷却ガス中の粉塵28の流出を妨げる衝突板24が設けられている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高温の焼結鉱を冷却する焼結鉱用クーラーより排出された冷却ガス中の粉塵を取り除く除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、焼結鉱の冷却を行なう焼結鉱用クーラーには、例えば図5(A)、(B)に示すようなビン型クーラー80が使用されている。ビン型クーラー80は、上部が開放され側部が通気自在な環状の容器となって受入れた焼結鉱を貯留しながら冷却する冷却槽81と、冷却槽81を支持して所定速度で軸心周りに回転するクーラーテーブル82と、焼結鉱83を冷却槽81に供給する給鉱部84と、冷却された焼結鉱83を払い出す排鉱部85を有している。更に、クーラーテーブル82の上には中央部から半径方向に向かって複数の空気用配管86が設けられ、回転する冷却槽81に側面から冷却ブロワー87より大気吸引され送風管88を介して導入された冷却ガス(空気)を吹き付ける構造となっている。
【0003】
焼結鉱83の冷却を行なう場合は、焼結鉱83を焼結機の排出部89から排鉱し、1次クラッシャー90で解砕して所定粒径以下となるようにホットスクリーン91で篩分けして、給鉱部84からクーラーテーブル82と共に回転している冷却槽81に給鉱する。そして、冷却槽81と共に回転する焼結鉱83に空気用配管86から送風した冷却ガスと接触させて冷却していた。また、冷却した焼結鉱83は、排鉱部85に設けられたスクレーパー92により冷却槽81の下部から掻き出され、ベルトコンベア93により搬出されて、高炉での使用に適した粒度に調整された後に高炉に供給されていた。焼結鉱83の冷却を行なう場合、冷却ガスは焼結鉱83と接触した際に微粉の焼結鉱を吹き飛ばすので、ビン型クーラー80から排出される高温冷却ガス中には粉塵(微粉の焼結鉱)が混入している。特に、焼結鉱83の移動が顕著となっている給鉱部84と排鉱部85から排出される高温冷却ガスでは含有される粉塵の濃度が高くなっている。このため、給鉱部84と排鉱部85の周囲はフード94でそれぞれ覆われ、給鉱部84と排鉱部85から排出される高温冷却ガスを排ガス配管95を介してファン96で吸引して電気集塵機97内に流入させて除塵し、電気集塵機97で除塵した後の冷却ガスを煙突98を介して大気中に放散していた。一方、給鉱部84と排鉱部85を除いた箇所から排出される高温冷却ガスについては、含まれる粉塵の濃度が比較的低いことから除塵せずに、直接、大気中へ放散していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、給鉱部84と排鉱部85を除いた箇所から排出される高温冷却ガス中の粉塵濃度は、給鉱部84と排鉱部85から排出される高温冷却ガス中の粉塵濃度と比較して低いが、排出される高温冷却ガスの総量は多いため、結果として大気中へ放散される粉塵量は多くなる。このため、ビン型クーラー80の周囲の粉塵環境は著しく悪化していた。
一方、ビン型クーラー80から排出される全ての高温冷却ガスを対象に除塵を行なおうとすると、膨大な風量の高温冷却ガスを処理することが必要となり、集塵機及び送風機等の設備投資額、及び電力代などのランニングコストが課題となる。このため、経済的な要請から、比較的粉塵濃度が高い給鉱部84と排鉱部85から排出される高温冷却ガスのみを除塵対象に限定せざるを得なかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、焼結機から排出された焼結鉱を冷却する焼結鉱用クーラーより排出された高温冷却ガス中の粉塵を取り除き焼結鉱用クーラー周囲の粉塵環境を改善することが可能な焼結鉱用クーラーの除塵装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置は、焼結機からの高温焼結鉱を給鉱部から冷却槽に受入れ、該冷却槽の下方から供給された冷却ガスにより該高温焼結鉱を冷却し、冷却された焼結鉱を排鉱部から払出すと共に前記高温焼結鉱を冷却した後の高温冷却ガスを前記冷却槽の上部より排出する焼結鉱用クーラーにおいて、前記冷却槽の上部を覆って前記高温冷却ガスを収容するフードを設け、該フードの側部には前記高温冷却ガスを水平方向、又はそれより下方に排出する開口部を備え、該開口部には前記高温冷却ガス中の粉塵の流出を妨げる衝突板が設けられている。
【0006】
開口部から放出された高温冷却ガス中に含まれる粉塵の飛散距離は、高温冷却ガスを放出する開口部の有効高さに依存し、有効高さが高いほど粉塵は遠方にまで飛散して降塵する。ここで、開口部の有効高さは、現実の開口部位置の高さ、高温冷却ガスの垂直方向速度に比例する運動量上昇高さ、及び高温冷却ガス温度に比例した浮力上昇高さとの総和として求まる。従って、高温冷却ガスを水平方向、又はそれより下方に排出する開口部を備えることにより、高温冷却ガスの垂直方向速度に比例する運動量上昇高さの寄与を0又はマイナスにすることができる。このため、開口部の有効高さを低く抑えることができる。しかし、冷却中に点検、修理のために冷却槽の近傍に作業者が近づくことがあるので、作業環境に悪影響を与えないように、水平方向から45度下方を見下ろす方向までの範囲に開口部からの高温冷却ガスの排出方向を設定することが好ましい。
衝突板を設けることにより、高温冷却ガス中の粉塵をこの衝突板に衝突させて除去することができる。また、衝突板を設けることにより、高温冷却ガスの温度を低下させることができる。これは、衝突板の設置により開口部の開口面積が狭くなることにより、高温冷却ガスが開口部を通って外部に流出する際の速度が上昇してより遠くまで達することができ、高温冷却ガスの外気との接触機会が多くなって冷却が促進されるためである。更に、開口部を流れる高温冷却ガスの速度上昇に伴って衝突板に衝突する粉塵の速度が上昇することにより、効率的な粉塵の捕集が可能となる。これは、粉塵を含んだ高温冷却ガスが衝突板に衝突すると、高温冷却ガスは流れ方向を瞬時に変えることができるが、粉塵は慣性力のため容易に流れ方向を変えることができず、粉塵は高温冷却ガスの流れから次第に反れて分離していくためである。
【0007】
本発明に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記フードが設けられる前記冷却槽の位置は、前記高温焼結鉱の給鉱部及び冷却された焼結鉱を払出す排鉱部を除く、粉塵濃度が50mg/Nm 以下の領域であることが好ましい。
焼結鉱用クーラーの給鉱部、排鉱部から排出される高温冷却ガスの粉塵濃度は、いずれも500〜1000mg/Nm 程度である。従って、このような高温冷却ガス中の粉塵の除去に衝突板を採用した場合、その集塵効率は60〜70%程度であるため、除塵後の大気へ流出する高温冷却ガス中の粉塵濃度は200〜400mg/Nm 程度となり依然として非常に高いレベル(有視煙の状態)となっている。このため、給鉱部、排鉱部から排出される高温冷却ガスに対する除塵には、電気集塵機等の高度集塵処理が必要不可欠となる。
一方、焼結鉱の給鉱部あるいは排鉱部以外の冷却槽から排出される高温冷却ガスの粉塵濃度は10〜50mg/Nm であり、このような粉塵濃度の高温冷却ガスに対する除塵に衝突板を採用した場合は、除塵後の大気へ流出される高温冷却ガスの粉塵濃度は、4〜20mg/Nm 程度とすることができる。なお、4〜20mg/Nm 程度の粉塵濃度は、一般の高度集塵処理を行なった後の粉塵濃度と同程度である。このため、粉塵濃度が50mg/Nm 以下の領域に対してフードを設け、この領域から排出される高温冷却ガスに対して衝突板により除塵を行なうことにした。
【0008】
本発明に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記衝突板には該衝突板で捕捉された前記粉塵を回収する回収手段が設けられていることが好ましい。
これによって、衝突板で捕捉され衝突板に沿って沈降した粉塵を効率的に回収することができる。
【0009】
本発明に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記冷却槽の上部に加えて側周部より高温冷却ガスが排出されている場合には、該側周部を含んで前記フードで覆うことが好ましい。
冷却槽の側周部を含んでフードで覆うことにより、冷却槽の側周部から排出される高温冷却ガスもフードの開口部より排出させることができ、開口部から流出する高温冷却ガスの速度を更に向上することが可能となる。その結果、衝突板に高温冷却ガス中の粉塵を高速で衝突させて、効率的に粉塵を捕集することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置の平面図、図2は同焼結鉱用クーラーの除塵装置の側断面図、図3(A)、(B)はそれぞれ衝突板の部分側面図、部分平面図、図4は変形例に係る衝突板の部分平面図である。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置10は、例えば焼結鉱用クーラーの一例であるビン型クーラー11から排出された高温冷却ガス中の粉塵28(図2、図3参照)を除塵する装置であって、ビン型クーラー11には、焼結機の排出部12から排鉱され粒度調整部13で解砕され篩分けされて所定粒径以下となった焼結鉱14を受入れる給鉱部15と、ビン型クーラー11の基盤となるクーラーテーブル16と共にその軸心周りに回転しながら焼結鉱14を貯留し吹き込まれた冷却ガスで焼結鉱14の冷却が行なわれる冷却槽17と、冷却された焼結鉱14が排出される排鉱部18とが設けられ、焼結鉱用クーラーの除塵装置10は、給鉱部15及び排鉱部18を除く領域を覆うフード19を有している。以下、詳細に説明する。
【0011】
ビン型クーラー11では、クーラーテーブル16の上方に給鉱部15と2箇所の排鉱部18が離散配置されている。そして、給鉱部15の上方及び側周側には給鉱部覆い板20aが設置され給鉱時の粉塵の飛散を抑制し、各排鉱部18の上方及び側周側にはそれぞれ排鉱部覆い板20bが設けられ排鉱時の粉塵の飛散を抑制している。ここで、フード19は離散配置された給鉱部覆い板20a及び排鉱部覆い板20bの間(すなわち、粉塵濃度が50mg/Nm 以下の領域)に設けられて、冷却槽17の上方及び側周側を覆っている。このため、給鉱部15、排鉱部18、及び冷却槽17は、フード19、給鉱部覆い板20a、及び排鉱部覆い板20bにより一体的に覆われるようになっている。また、フード19は、冷却槽17の上方を覆う上部覆い板20と、一方側が上部覆い板20の内周側に接続し他方側が冷却槽17の上端側よりも下位置まで延びる内側覆い板21と、クーラーテーブル16の外周側のわずかに上方に基端側が位置し先端側が冷却槽17の上端側と実質的に同一高さとなるように立設された外側覆い板22とを有している。そして、上部覆い板20は地表に固定された支柱16aに設けられた連結部材16bにより支持されている。
このため、フード19は固定された上部覆い板20及び内側覆い板21と、クーラーテーブル16と共に回転する外側覆い板22によって、冷却槽17の回転を妨げないで、冷却槽17の周囲(上部、側周部)を覆い、高温冷却ガスを収容することができる。また、このような構成とすることにより、上部覆い板20の外周端と外側覆い板22の先端との間に帯状の開口部23をフード19の側面側に沿って形成することができる。このため、冷却槽17に吹き込まれた冷却ガスは、熱交換されて高温冷却ガスとなって開口部23から実質的に水平方向に排出されることになる。なお、作業環境に悪影響を与えないように水平より下方に排出することもできる。
【0012】
図3(A)に示すように、開口部23には衝突板24が取付けられている。ここで、衝突板24は、例えば図3(B)に示すように、細長い平板の一例である鋼板25を幅方向に隙間を設けて配置して第1層26を形成し、第1層26の内側に第1層26の隙間と互い違いとなるように隙間を設けて鋼板25を配置して第2層27を形成することにより構成することが好ましい。このような構成とすることにより、高温冷却ガスが開口部23を通過する際に、先ず第2層27を形成している鋼板25に衝突して方向を変える。このとき高温冷却ガスの方向変化に対して高温冷却ガス中の粉塵28の方向変化に遅れが生じ、粉塵28は高温冷却ガスの流れから反れて分離する。更に、第2層27の隙間を通って第1層26を形成している鋼板25に衝突すると、高温冷却ガスの方向変化に対して粉塵28の方向変化に更に遅れが生じ、粉塵28は高温冷却ガスの流れから反れて更に分離する。このため、高温冷却ガス中に含まれていた粉塵28は、第1層26と第2層27の間で捕捉されて第1層26と第2層27を形成している鋼板25に沿って沈降していく。
【0013】
衝突板24を形成している各鋼板25の下端の下方には、衝突板24で捕捉された粉塵28を回収する回収手段29が外側覆い板22に沿って複数設けられている。ここで、回収手段29は、各鋼板25の下端に向かって拡幅した捕集ダクト30と、捕集ダクト30の下部側に接続し捕集した粉塵28を回収する回収シュート31を有している。また、回収シュート31は外側覆い板22を外側から内側へ貫通して設けられ、回収シュート31の下端の排出口32はクーラーテーブル16の上方に位置する。このような構成とすることにより、高温冷却ガスが開口部23を通過する際に、第1層26と第2層27の間で捕捉され各鋼板25に沿って沈降する粉塵28を捕集ダクト30で捕集し、回収シュート31を介してクーラーテーブル16上に排出することができる。
【0014】
また、給鉱部覆い板20aには吸引口33、排鉱部覆い板20bには吸引口34、35がそれぞれ設けられている。そして、吸引口33に枝管37の一方側を接続し、他方側を集塵装置の一例である図示しない電気集塵機の吸引本管36に接続することにより、給鉱部15から焼結鉱14を冷却槽17内に供給する際に発生する微粉状の焼結鉱を主体とした粉塵28を局所吸引して、電気集塵機で除塵することができる。また、吸引口34、35にそれぞれ枝管38、39の一方側を接続し、他方側を吸引本管36に接続することにより、排鉱部18で冷却槽17内の焼結鉱14を排出する際に発生する微粉状の焼結鉱を主体とした粉塵28を局所吸引して、電気集塵機で除塵することができる。
【0015】
ここで、衝突板を構成する鋼板の形状として、図4に示す衝突板24aのように両側を鋭角に内側に折り曲げた鋼板25aを使用することが好ましい。両側を鋭角に内側に折り曲げることにより、鋼板25aに衝突した高温冷却ガスの一部は鋼板25aの表面に沿うような流れとなって鋼板25aの両側で渦を形成する。このため、鋼板25aの両側では高温冷却ガスの滞留時間が長くなって、鋼板25aへの衝突頻度が大きくなる。その結果、高温冷却ガス中の粉塵28は高温冷却ガスの流れから分離して、高温冷却ガス中に含まれていた粉塵28は、第1層26aと第2層27aの間で捕捉されて鋼板25aの長さ方向に沿って沈降していく。
【0016】
次に、本発明の一実施の形態に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置10の使用方法について詳細に説明する。
ビン型クーラー11を運転し、始めに、図示しない冷却ガスの送風用ファンを駆動し、送風配管41を介してクーラーテーブル16の下側からクーラーテーブル16の上方に設けた冷却ガス分配部42に冷却ガス(空気)を供給し、更に冷却ガス配管43を用いて冷却槽17に向けて送風する。そして、冷却槽17からフード19の内側に排出した冷却ガスを、衝突板24が設けられた開口部23から大気中に放散する。なお、給鉱部15及び排鉱部18の箇所にそれぞれ排出した冷却ガスは、図示しない吸引装置を用いて、給鉱部覆い板20aに設けられた吸引口33、排鉱部覆い板20bに設けられた吸引口34、35からそれぞれ枝管37、38、39を経由して吸引本管36内に吸引し、図示しない電気集塵機に送風する。更に、枝管37から分岐した枝管40を用いて粒度調整部13内を吸引し、吸引本管36を介して電気集塵機に送風する。
【0017】
次いで、焼結機で製造された高温の焼結鉱14を排出部12から排鉱し、粒度調整部13で解砕し篩分けして所定粒径以下に調製して、給鉱部15からクーラーテーブル16と共に回転する冷却槽17に供給する。ここで、焼結鉱14の解砕及び篩分け時に発生した粉塵は、粒度調整部13に接続された枝管40から枝管37を経由して吸引本管36内に吸引され、電気集塵機で除塵される。また、給鉱部15から冷却層17に焼結鉱14を供給する際に発生する粉塵は、給鉱部15を覆う給鉱部覆い板20aで飛散を抑制し吸引口33から枝管37を経由して吸引本管36内に吸引し、電気集塵機で除塵する。冷却槽17には冷却ガス配管43を介して冷却ガスが供給されているので、冷却槽17内に供給された焼結鉱14は、この冷却ガスで冷却される。冷却ガスは焼結鉱14と接触して熱交換しながら、焼結鉱14の表面に存在する微粉状の焼結鉱を吹き飛ばし焼結鉱14の隙間を流れて冷却槽17の上部及び外側の側部から高温冷却ガスとなって排出する。このため、冷却槽17から排出する高温冷却ガス中には微粉状の焼結鉱を主体とした粉塵28が含有される。
【0018】
冷却槽17の周囲はフード19で覆われているため、高温冷却ガス中の粉塵28の飛散は抑制される。そして、フード19の外周側には開口部23が設けられているため、粉塵28を含んだ高温冷却ガスは、開口部23から実質的に水平方向に排出される。ここで、開口部23には、高温冷却ガスの流れを妨げるように、細長い平板状の鋼板25が幅方向に隙間を設けて配置して第1層26と第2層27から構成される衝突板24が設けられている。このため、高温冷却ガスは開口部23を通過する際に、先ず第2層27を形成している鋼板25に衝突して流れ方向を変える。このとき高温冷却ガスの方向変化と高温冷却ガス中の粉塵28の方向変化に遅れが生じ、粉塵28は高温冷却ガスの流れから反れて分離する。更に、第2層27の隙間を通過して第1層26を形成している鋼板25に衝突して、高温冷却ガスの方向変化と高温冷却ガス中の粉塵28の方向変化に更に遅れが生じ、粉塵28は高温冷却ガスの流れから更に反れて分離する。このため、冷却ガス中に含まれていた粉塵28は、第1層26と第2層27の間で捕捉されて、第1層26と第2層27を形成している鋼板25に沿って沈降する。そして、沈降した粉塵28は、各鋼板25の下方に設けられている回収手段29の捕集ダクト30内に落下し、回収シュート31を介してクーラーテーブル16上に排出される。
【0019】
所定時間冷却ガスを流入させて焼結鉱14の冷却が完了すると、排鉱部18に設けられたスクレーパー44により冷却槽17の下部から掻き出し、ベルトコンベア45により搬出する。ここで、焼結鉱14を掻き出すときに発生する粉塵28は、排鉱部覆い板20bで飛散を抑制し各吸引口34、35からそれぞれ枝管38、39を経由して吸引本管36内に吸引し、電気集塵機で除塵する。また、衝突板24で捕捉されて回収手段29によりクーラーテーブル16上に排出された粉塵28は、スクレーパー44により掻き出されるときに再び舞い上がるが、排鉱部覆い板20bで飛散を抑制すると共に各吸引口34、35からそれぞれ枝管38、39を経由して吸引本管36内に吸引し電気集塵機で除塵する。
【0020】
【実施例】
直径46mのビン型クーラーの冷却槽を覆うフードを取付け、フードの外周側の側面に高温冷却ガスを実質的に水平方向に排出するように開口部を設けた。ここで、冷却槽の高さ(クーラーテーブルより冷却槽上端までの高さ)は4800mm、幅(冷却槽上端の外側から内側までの距離)は3400mmである。フードの高さ(冷却槽上端からフードの上端までの高さ)は3000〜5000mm、開口部の寸法は、高さ3000〜5000mm、幅5000mmである。この開口部の内側に、厚み2mm、幅150mm、長さ3000〜5000mmで、両側が鋭角に内側に折り曲げられて高さ80mmの突起部が形成された鋼板を使用して衝突板を構成した。なお、衝突板は、鋼板を80mmの間隔で幅方向に配設した第1層と、第1層の内側に第1層の隙間と互い違いに80mmの間隔を設けて鋼板を幅方向に配設した第2層から構成した。
温度が400〜550℃の焼結鉱を冷却層に受け入れて、風量30000Nm /min、押し込み圧力+300Paで空気を冷却ガスとして供給すると、冷却槽から排出される際の高温冷却ガスの温度は200〜400℃、圧力は+50Paであり、冷却槽から排出した際の高温冷却ガスの流速は2m/sであった。また、高温冷却ガス中の粉塵濃度は10〜50mg/Nm であった。なお、フード内の圧損は20〜30mmAqであった。
この高温冷却ガスを開口部から流出させると、その際の高温冷却ガスの流速は5m/sであり、衝突板の下流側の高温冷却ガス中の粉塵濃度は、上流側の粉塵濃度に対して、60〜70%低減した。また、降塵分布の測定から、粉塵飛散距離は50〜70%低減された。
【0021】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記した実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の焼結鉱用クーラーの除塵装置を構成する場合にも本発明は適用される。例えば、焼結鉱用クーラーとしてビン型クーラーを使用したが、直線型クーラーに対しても適用できる。また、鋼板を2層に配置して衝突板を構成したが、1層又は3層以上にすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】
請求項1〜4記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置においては、冷却槽の上部を覆って高温冷却ガスを収容するフードを設け、フードの側部には高温冷却ガスを水平方向、又はそれより下方に排出する開口部を備え、開口部には高温冷却ガス中の粉塵の流出を妨げる衝突板が設けられているので、衝突板によりフード内で大半の粉塵を除去することが可能になると共に、除去できなかった粉塵は開口部から水平方向又はそれより下方に排出されるため遠方への飛散を抑制することが可能となる。その結果、焼結鉱用クーラー周辺及び遠隔地での粉塵環境を改善することが可能となる。
【0023】
請求項2記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置においては、フードが設けられる冷却槽の位置は高温焼結鉱の給鉱部、冷却された焼結鉱を払出す排鉱部を除く、粉塵濃度が50mg/Nm 以下の領域であるので、焼結鉱用クーラーから排出される高温冷却ガスの大部分を占める粉塵濃度が50mg/Nm 以下となる高温冷却ガスを対象とした除塵を行なうことができ、低コストで焼結鉱用クーラー周辺及び遠隔地での粉塵環境を改善することが可能となる。
【0024】
請求項3記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置においては、衝突板には衝突板で捕捉された粉塵を回収する回収手段が設けられているので、衝突板に沿って沈降した粉塵を効率的に回収して、冷却した焼結鉱と共に焼結鉱用クーラーから排出したり、焼結鉱用クーラーの外部に直接排出させることが可能となる。
【0025】
請求項4記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置においては、冷却槽の上部に加えて側周部より高温冷却ガスが排出されている場合には、側周部を含んでフードで覆うので、焼結鉱用クーラーから排出される高温冷却ガスから粉塵をより効率的に回収することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る焼結鉱用クーラーの除塵装置の平面図である。
【図2】同焼結鉱用クーラーの除塵装置の側断面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ衝突板の部分側面図、部分平面図である。
【図4】変形例に係る衝突板の部分平面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ従来例に係る焼結鉱用クーラーの平面図、側断面図である。
【符号の説明】
10:焼結鉱用クーラーの除塵装置、11:ビン型クーラー、12:排出部、13:粒度調整部、14:焼結鉱、15:給鉱部、16:クーラーテーブル、16a:支柱、16b:連結部材、17:冷却槽、18:排鉱部、19:フード、20:上部覆い板、20a:給鉱部覆い板、20b:排鉱部覆い板、21:内側覆い板、22:外側覆い板、23:開口部、24、24a:衝突板、25、25a:鋼板、26、26a:第1層、27、27a:第2層、28:粉塵、29:回収手段、30:捕集ダクト、31:回収シュート、32:排出口、33、34、35:吸引口、36:吸引本管、37、38、39、40:枝管、41:送風配管、42:冷却ガス分配部、43:冷却ガス配管、44:スクレーパー、45:ベルトコンベア

Claims (4)

  1. 焼結機からの高温焼結鉱を給鉱部から冷却槽に受入れ、該冷却槽の下方から供給された冷却ガスにより該高温焼結鉱を冷却し、冷却された焼結鉱を排鉱部から払出すと共に前記高温焼結鉱を冷却した後の高温冷却ガスを前記冷却槽の上部より排出する焼結鉱用クーラーにおいて、前記冷却槽の上部を覆って前記高温冷却ガスを収容するフードを有し、該フードの側部には前記高温冷却ガスを水平方向、又はそれより下方に排出する開口部を備え、該開口部には前記高温冷却ガス中の粉塵の流出を妨げる衝突板が設けられていることを特徴とする焼結鉱用クーラーの除塵装置。
  2. 請求項1記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記フードが設けられる前記冷却槽の位置は、前記高温焼結鉱の給鉱部及び冷却された焼結鉱を払出す排鉱部を除く、粉塵濃度が50mg/Nm 以下の領域であることを特徴とする焼結鉱用クーラーの除塵装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記衝突板には該衝突板で捕捉された前記粉塵を回収する回収手段が設けられていることを特徴とする焼結鉱用クーラーの除塵装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の焼結鉱用クーラーの除塵装置において、前記冷却槽の上部に加えて側周部より高温冷却ガスが排出されている場合には、該側周部を含んで前記フードで覆うことを特徴とする焼結鉱用クーラーの除塵装置。
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