JP5550488B2 - 溶銑容器を収容可能な建屋 - Google Patents

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Description

本発明は、溶銑容器、例えば混銑車が除滓のために停車する建屋に関し、特に、溶銑容器を収容すると共に、溶銑容器の除滓に伴って大気中に飛散する微粒子状の塵埃を効果的に集塵することのできる建屋に関する。
製鉄所において、高炉から出銑した溶銑を転炉まで搬送するために、溶銑容器である混銑車(トピートカー)が用いられる。高炉からの溶銑が装入されたトピートカーは、転炉設備に移動する前に、脱硫、脱珪、脱りん等による生成物であってスラグと呼ばれる残滓等を取り除く(除滓する)。
特許文献1は、このような除滓を行う際に、充滓鍋と空滓鍋の交換に伴う除滓中断期間を短縮することを目的とした除滓設備を開示している。この除滓設備は、混銑車内の溶銑上に浮遊する溶滓を掻き出す除滓機と、除滓機によって掻き出される溶滓を受ける複数の滓鍋を積載して受滓位置および滓鍋積み降ろし交換位置に回転移動させるターンテーブルと、ターンテーブルに滓鍋を積み降ろしする手段とを備えている。
この除滓設備においては、混銑車から除滓機の掻き板の前後進よって、溶滓が掻き出されて、ターンテーブル上受滓位置側にある滓鍋に排出される。当該滓鍋に溶滓が充満して充滓鍋となったら掻き出しを停止し、ターンテーブルを回転させて充滓鍋と空滓鍋を入れ換える。
このように溶銑収容筒体から地金やノロを排出すると、発煙と共にキッシュグラファイトと呼ばれる微粒子状の塵埃が飛散することはよく知られている。このキッシュグラファイトは、溶銑に溶けていた炭素成分が溶銑の温度降下によって溶解限界を超え、固体炭素として溶銑から析出した鱗片状黒鉛であって、非常に細かい微粒子である。
このようなキッシュグラファイトについての研究は、例えば「キッシュグラファイトのスラグ層からの浮上分離について」として、日本鉄鋼協会「鉄と鋼」第73ー4号(1987年3月4日発行)に発表されており、当業者間においてキッシュグラファイトの存在は広く認知されている。
析出したキッシュグラファイトは溶銑よりも比重が小さいので、溶銑中で浮上し、溶銑表面に集積しやすい。さらに、混銑車内に精錬スラグが有る場合、キッシュグラファイトは精錬スラグとともに溶銑界面に集積しやすいので、精錬スラグを混銑車から除滓する際に、キッシュグラファイトは自由表面に晒される。これによって、キッシュグラファイト等の微粒子状の塵埃が大気中に飛散する。
さらに、溶銑を転炉設備内の取鍋に移した後にトピートカー内に残るスラグにもキッシュグラファイトが含まれているため、このスラグを溶銑容器から取り除く(排滓する)際にも、キッシュグラファイト等の微粒子状の塵埃が大気中に飛散する。
このように大気中に飛散する微粒子状の塵埃を回収する方法や装置が、以下の特許文献2から特許文献5に開示されている。
特許文献2は、トピート排滓場集塵設備を開示している。このトピート排滓場集塵設備は、排滓時に発生する塵埃を集塵するものであって、トピートカーの平行部を収容し得る長さと、排滓ピットを含みしかもトピートカーの回転を許容する幅とを有し、かつ集塵ダクトに連通した密閉型集塵フードである。
この密閉型集塵フードには、トピートカーの平行部と両コーン部との境界部を細間隙をもって包囲する開口が形成されている。また、集塵フード内に空気旋回流を発生させるエアブロー配管が、集塵フードの下部に配置されている。
特許文献3は、混銑車排滓用集塵装置を開示している。この混銑車排滓用集塵装置は、排滓時に発生する発煙及び発塵を回収する装置であって、建屋状のフードが設けられ、該フード側面の作業用出入口は伸縮式防風板によって開閉自在に閉止されている。
この混銑車排滓用集塵装置では、伸縮式防風板が、作業用出入口の左右方向に伸縮することで該出入口を開閉しており、該出入口が閉止された状態で、伸縮式防風板と地面との間には隙間が形成される。
特許文献4は、製鋼工場滓掻き設備を開示している。この製鋼工場滓掻き設備は、集塵フードを取鍋にできるだけ接近させて設置し、滓掻機の前面と滓受鍋との間に一様空気流吹出装置を設置して、その吹出し口を集塵フード4に向けている。また、製鋼工場滓掻き設備は、滓受鍋上方および取鍋後方に囲い板を設置している。
この製鋼工場滓掻き設備では、滓受鍋上方および取鍋後方を囲い板で囲むと共に、一様空気流吹出装置からの風速を集塵風量の1/2以下に設定し、且つ吹出し口の幅を集塵フードから吹出し口までの距離の1/25以上に設定することで、気流の乱れを防止して該気流の集塵フードからの漏れを防止している。
特許文献5は、移動式溶銑鍋集塵装置を開示している。この移動式溶銑鍋集塵装置は、ノロ掻きがなされる溶銑鍋から発生する塵埃を集塵する装置であって、走行台車の走行方向と平行に2枚の側壁を対向させ、この2枚の側壁間にエアー吹出孔を穿設したエアー吹出パイプを複数配設することで構成されている。
この移動式溶銑鍋集塵装置は、ノロ掻きがなされる溶銑鍋の位置まで移動してエアー吹出パイプからエアーを吹き出し、人工竜巻を発生させることでノロ掻き作業中に発生する粉塵の内、上方に舞い上がる粉塵を集塵するものである。
特開平01−296084号公報 実開平02−53862号公報 実公昭61−1359号公報 特開平05−261521号公報 特公平08−26385号公報
特許文献1に開示の除滓設備では、掻き出される溶滓から発生する塵埃等を集塵する方法が開示されていないため、発生した塵埃等は、除滓設備内だけでなく当該設備外にも飛散する。
これに対し、特許文献2に開示のトピート排滓場集塵設備では、微粒子状の塵埃の発生源であるトピートカーの平行部分を建屋で覆って集塵することで、キッシュグラファイト等の微粒子状の塵埃が建屋外の大気中に飛散しないようにしている。しかし、このトピート排滓場集塵設備はトピートカーの一部だけを覆うものであり、微粒子状の塵埃の大気中への飛散を抑制するには不十分な設備であると思われる。
加えて、トピートカーは、数百トンもの溶銑が装入される容器を持つ非常に大きなものであり、その容器の形状は樽型で特殊なものである。このように大きくて特殊な形状のトピートカーを、特許文献2の如く密閉板を用いてトピートカーとの間に細間隙を形成しつつ一部だけを覆う設備の実現は、非常に困難であると思われる。
また、特許文献3〜5に開示の装置においては、塵埃の発生源の覆いが不完全であるだけでなく、塵埃がその発生源から集塵機へ効率よく向かうための空気の流れが十分に考慮されていない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、キッシュグラファイト等の塵埃が外部に飛散することを確実に防止できる溶銑容器を収容可能な建屋を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明の溶銑容器を収容可能な建屋は、軌道上を移動する溶銑容器とスラグ台車とを全て収容可能であると共に、当該溶銑容器内の溶銑上に存在するスラグをスラグドラッガーで掻き出して前記スラグ台車に除滓する除滓ステーションを覆うように設けられた建屋において、前記建屋には、当該建屋の下部であって且つ除滓ステーションとスラグドラッガーとの間に前記スラグ台車が走行可能な走行ピットが前記軌道に沿うように敷設され、当該建屋の上部であって且つ除滓ステーションの上方に集塵装置が備えられ、前記建屋には、当該建屋の側部に溶銑容器が出入り可能であって且つシャッターが設けられた出入口が設けられ、前記シャッターは、上下に開閉する扉であって、当該シャッターの下方に空隙が存在する状態で閉状態とされ、前記閉状態で前記建屋の側壁に固定されており、前記空隙は、前記シャッターの閉状態において、前記出入口とほぼ等しい幅で、前記軌道とほぼ同じ高さを有し、且つ当該建屋内に外気を取り入れ可能とする開口部とされていることを特徴とする。
ここで、前記建屋に設けられた集塵装置が、走行ピットの上方まで延設されていてもよい。
また、前記建屋の内部において、前記軌道外であってスラグドラッガーの側方に送風手段が配設され、前記送風手段は集塵装置に向けて送風可能となっていてもよい。
さらに、前記溶銑容器が、混銑車であってもよい。
本発明によれば、キッシュグラファイト等の塵埃が外部に飛散することを確実に防止できる溶銑容器を収容可能な建屋を提供することができる。
本発明の第1実施形態による除滓棟の内部を側方から見た側面図である。 本発明の第1実施形態による除滓棟の内部を上方から見た平面図である。 本発明の第1実施形態による除滓棟の出入口、特に開口部を示す図である。 本発明の第1実施形態による除滓棟における送風機の配置構成を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 本発明の第2実施形態による除滓棟の内部を上方から見た平面図である。 従来の除滓棟における粉塵量の測定結果を示すグラフを表す図である。 第3実施形態による粉塵量の測定結果を示すグラフを表す図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による溶銑容器であるトピートカー(混銑車)及び溶銑容器を収容可能な建屋について、以下に説明する。
トピートカー1は、高炉から出た精錬処理前の溶銑を転炉設備まで運搬する運搬車であり、予め敷設された線路によって構成される軌道6上を移動することで溶銑を搬送する。トピートカー1は、まず高炉で溶銑を受銑する。その後、トピートカー1は除滓棟7に移動して、溶銑上のスラグが掻き出されて取り除かれる(除滓される)。除滓後に、トピートカー1は転炉設備まで移動して、溶銑を取鍋に装入する。取鍋への溶銑の装入が完了すると、トピートカー1は排滓棟へ移動して、残存するスラグを排滓する。排滓を完了すると、トピートカー1は、高炉へ戻って新たな溶銑を受銑するか、補修場へ移動して必要な補修を受ける。
図1に示すように、このような役割を果たすトピートカー1は、溶銑が装入される容器本体2と、容器本体2を支持すると共に軌道6上を移動する台車3,4とを備えて構成されている。
容器本体2は、鉄製の殻(シェル)である鉄皮からなる中空かつ樽形状であって、図1に示すように樽を横倒しにしたような状態で用いられる。その容器本体2の周面において容器本体2の長手方向のほぼ中央に、溶銑が装入及び排出される受銑口5が形成されている。容器本体2のシェルの内面は、有機物をバインダーとして含有する耐火物で内張りされている。
台車3,4は、容器本体2を、容器本体2の受銑口5が上方を向くように長手方向両端で支持するものであり、該長手方向の軸芯を中心として回動させることができる。台車3,4は、それぞれ独立した台車であって一体ではないので、容器本体2において少なくとも受銑口5が形成された部位の下方には台車は存在しない。
このように容器本体2と台車3,4とは一体となってトピートカー1となり、線路等の軌道6上を除滓棟7まで移動する。除滓棟7内の所定の位置まで移動したトピートカー1は、溶銑が流出しない程度に容器本体2を若干回動させて受銑口5を斜め上方に向ける。後述するスラグドラッガー40が、スラグを掻き出すための掻き板41を備えたアーム42をこの受銑口5内に挿入し、容器本体2内のスラグを掻き出す(除滓する)。除滓後、トピートカー1は転炉設備に移動する。トピートカー1は、転炉設備内で容器本体2を回動させて受銑口5を側方に向けることで、溶銑を排出する。容器本体2内の溶銑を全て排出した後、トピートカー1は排滓棟に移動する。トピートカー1は、排滓棟内で容器本体2を回動させて受銑口5を下方に向けると、容器本体2内のスラグを排出(排滓)することができる。
次に、図1及び図2を参照して、高炉からの溶銑を転炉設備に運搬する途中でトピートカー1の容器本体2内に浮遊するスラグを除滓する除滓棟7、すなわち本実施形態による溶銑容器を収容可能な建屋について以下に説明する。
図1及び図2において、除滓棟7は、軌道6上を移動するトピートカー1と後述するスラグ台車8とを全て収容可能であると共に、除滓のためにトピートカー1が停止する場所であって、容器本体2内に浮遊するスラグをスラグ台車8へと除滓する除滓ステーション9を覆うように設けられた建屋である。言い換えるならば、除滓棟7のほぼ中央位置の軌道6上が除滓ステーション9として設定されている。
この除滓棟7は、トピートカー1の四方を囲むことのできる4面の側壁と天井とを有している。この4面の側壁は、図2に示す平面視において、軌道6に対してほぼ平行となるように設置された2面の第1側壁10a,10bと、軌道6に対してほぼ垂直となるように設置された2面の第2側壁11a,11bとからなる。2面の第1側壁10a,10bは、それぞれ、軌道6に沿った方向の幅が、トピートカー1の全長よりも十分に大きく、軌道6を挟んで第2側壁11a,11bの幅に相当する間隔を隔てて設置されている。また、2面の第1側壁10a,10bは、設置された地面からの高さも、トピートカー1の全高よりも十分に高い。2面の第2側壁11a,11bはそれぞれ、平面視において、軌道6に対して垂直方向の幅がトピートカー1の全幅よりも十分に大きく、設置された地面からの高さも、トピートカー1の全高よりも十分に高い。
除滓棟7の天井12は、図2における平面視において4面の側壁で囲まれた部分とほぼ同じ形状及び大きさであり、当該囲まれた部分を蓋するように配置される。この天井12は、図1における側面視で示されるように、後述する集塵装置13が配置される中央部が階段状に上方にせり上がっており、当該中央部には、集塵装置13の排気管が通る開口が形成されている。
除滓棟7内において、上方にせり上がった中央部の直下に位置する地面には、入庫したトピートカー1よりも高い位置で集塵装置13を支持するための支柱14が垂直に設置されており、支柱14の上端に集塵装置13が設置されている。
このような除滓棟7の構成について、以下に詳しく説明する。
図2を参照して、除滓棟7において長手方向(軌道6の敷設方向)両端にある第2側壁11a,11bにはトピートカー1が出入り可能な出入口15a,15bが設けられている。図1とあわせて参照すると、出入口15a,15bは、少なくとも軌道6上を移動するトピートカー1が出入り可能な幅及び高さの略方形の開口であり、除滓棟7の第2側壁11a,11bが、軌道6が敷設された地面から上方に向かって切り欠かれたような形状となっている。
この出入口15a,15bには、開閉扉16a,16bが設けられている。開閉扉16a,16bは、出入口15a,15bを全幅に亘って上下方向に開閉する一般的なシャッターなどの開閉部材であり、除滓棟7の第2側壁11a,11bに固定されている。開閉扉16a,16bがシャッターである場合、開閉扉16a,16bは除滓棟7の第2側壁11a,11bにおいて出入口15a,15bの上方に固定されており、除滓棟7の上方から下方に向かって降下することで出入口15a,15bを閉じて閉状態となる。開閉扉16a,16bがシャッター以外の部材である場合、当該部材の固定位置は、出入口15a,15bの上方に限らず、当該部材の特性に合わせて選択すればよい。
図3に示すように、シャッターを含むいずれの部材を開閉扉16a,16bとして用いても、開閉扉16a,16bは軌道6の上端と当接する位置で停止して閉状態となる。このように開閉扉16a,16bが軌道6と当接した閉状態において、開閉扉16a,16bと軌道6が敷設された地面との間には、軌道6を構成する線路の高さ(例えば、20cm前後)分の空隙が形成されるので、出入口15a,15bが開閉扉16a,16bによって完全に閉鎖されることはない。よって、形成された空隙は、出入口15a,15bとほぼ等しい幅で、軌道6とほぼ同じ高さを有することとなる。除滓棟7においては、この空隙を、除滓棟7内に外気を取り入れるための開口部17として利用する。
開閉扉16a,16bの下端部に、線路の形状に合わせた切り欠きを形成すると、開閉扉16a,16bは軌道6が敷設された地面まで降下することができるので、除滓棟7は密閉されて開口部17が形成されることはない。しかし、本発明では、開閉扉16a,16bの下端部に切り欠きを形成せず、あえて開口部17が形成される構成を採用している。
図1及び図2を参照して、上述のように出入口15a,15b及び開閉扉16a,16bが設けられた除滓棟7内のほぼ中央であって、上方にせり上がった天井12の中央部の直下の位置には、トピートカー1が停車して、容器本体2に浮遊するスラグを後述するスラグ台車8に除滓する場所である除滓ステーション9が設けられている。
図1及び図2に示すように、除滓棟7に入庫したトピートカー1は、容器本体2の受銑口5が除滓ステーション9内に位置する所で停車するので、除滓棟7内のほぼ中央位置に停車することになる。
図1及び図2に示すように、除滓棟7内のほぼ中央にある除滓ステーション9の側方には、軌道6に対して平行となるように掘削された溝状の走行ピット18が設けられている。軌道6に対して平行に延びた走行ピット18の長手方向の中央は、除滓ステーション9のほぼ中央位置であって、トピートカー1の受銑口5が停止する位置の側方にほぼ対応している。
このような走行ピット18は、トピートカー1から除滓されたスラグを積載するスラグ台車8が移動する径路である。尚、スラグ台車8の上には、トピートカー1から除滓されたスラグを積載するためのスラグパンが搭載されている。
走行ピット18を挟んで、トピートカー1が停車したときの受銑口5の位置の反対側には、溶銑容器からスラグを掻き出すためのスラグドラッガー40が設置されている。
スラグドラッガー40は、溶銑容器内のスラグを掻き出すための掻き板41と、掻き板41を先端で支持するものであって、スラグドラッガー40の前方から除滓ステーション9の方向に延びたアーム42と、アーム42を伸縮自在に動かすドラッガー本体とを有している。このようなスラグドラッガー40は、アーム42の伸縮によって受銑口5内に挿入した掻き板41を走行ピット18側に引き寄せて、スラグを走行ピット18内のスラグ台車8のスラグパン上に除滓する。
スラグドラッガー40は、除滓棟7の床面である地面から所定の高さに設置された基台43上に載置されている。地面からの基台43の高さは、トピートカー1の受銑口5の高さよりも若干低く、載置されたスラグドラッガー40のアーム42の高さが、受銑口5の高さとほぼ等しくなる程度の高さである。
図1及び図2に示すように、上述の除滓ステーション9の上部には、吸引式の集塵装置13が設けられる。この集塵装置13は、一般的な工場などに設けられるものと同様の構成を有するものであり、空気を吸引する集塵機と、吸引口に取り付けられた集塵フードを含んで構成される。
集塵フードは少なくとも除滓ステーション9を覆っており、集塵装置13は、この集塵フードを経て除滓棟7内の空気を吸引し、吸引した空気から塵埃を分離して回収する。
除滓棟7内の塵埃を効率よく回収するためには、集塵機は除滓棟7の内容積に見合った吸引能力が必要であることは言うまでもない。
上述の構成を有する除滓棟7において、トピートカー1の入庫(入棟)から、スラグの除滓を終えて出庫(出棟)するまでの動作の一例を、時系列に沿って以下に説明する。
まず、除滓棟7の開閉扉16a,16bを開状態として出入口15a,15bを開放する。高炉からの溶銑が容器本体2に装入されたトピートカー1が、開放された出入口15a,15bから除滓棟7内に入棟し、容器本体2の受銑口5が除滓ステーション9上に位置するように停車する。
トピートカー1の停車を確認して開閉扉16a,16bを閉状態とする。開閉扉16a,16bを閉状態とした後に、集塵装置13を始動させると共に、走行ピット18内のスラグ台車8を除滓ステーション9の位置まで移動させる。スラグ台車8は、予め除滓ステーション9の位置まで移動していてもよい。この集塵装置13の始動によって、除滓棟7の開口部17から集塵装置13へ向かう空気の流れが形成される。
スラグ台車8が除滓ステーション9の位置にあることを確認し、トピートカー1の容器本体2を溶銑が流出しない程度に若干回動させて、受銑口5を斜め上方へ向ける。この受銑口5にスラグドラッガー40の掻き板41を挿入して容器本体2からスラグを掻き出す。受銑口5から掻き出されたスラグは、走行ピット18内のスラグ台車8上に載置されたスラグパンへ落下する。このときに多量のキッシュグラファイト等を含む塵埃が舞い上がる。
容器本体2内に浮遊するスラグが全て掻き出されるまで、しばらく開閉扉16a,16bの閉状態と集塵装置13の運転を維持する。スラグの除滓が終了すると、受銑口5が真上に向いて元の位置に戻るまで容器本体2を回動させる。容器本体2の回動が完了しても除滓棟7内には塵埃が舞っているので、トピートカー1を移動させることなく、開閉扉16a,16bの閉状態と集塵装置13の運転とを維持する。
この状態を所定時間維持した後に、除滓棟7内の塵埃がほぼ全て回収されたことを確認して開閉扉16a,16bを開状態とし、トピートカー1を除滓棟7の外へ移動させる。
こうすることで、除滓中に舞う塵埃が除滓棟7の外に飛散することなく集塵装置13に回収されるだけでなく、除滓を終えたトピートカー1が除滓棟7から出て行く際に、塵埃が除滓棟7の外に飛散することもなくなる。
(第2実施形態)
以下に、図4を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。
図4に示すように、以上に説明した第1実施形態の除滓棟7において、送風手段である送風機を配備することができる。図4は、本実施形態による除滓棟7における送風機の配置構成を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
図4に示す送風機19a〜19fのうち送風機19a〜19dは、除滓棟7の出入口15a,15bの下部に形成された開口部17に隣接する位置であって、トピートカー1が移動する軌道6に沿った方向でトピートカー1の両端側より外側で且つ軌道6外に設けられる。また、送風機19e,19fは、スラグドラッガー40の側方で、アーム42より下側に設けられる。
送風機19a〜19fは、一般的にはブロアー又はファンと呼ばれるような前面に向かって風を送り出す装置である。4つの送風機19a〜19dはそれぞれの送風方向を集塵装置13に向けるとともに、送風方向の背面側(吸気側)を開口部17に向けるように配置されている。スラグドラッガー40の側方に設けられる送風機19e,19fは、スラグドラッガー40が載置された基台43又は除滓棟7の床面である地面に設けられ、それぞれの送風方向をスラグドラッガー40の側方から集塵装置13に向けるとともに、送風方向の背面側(吸気側)を、送風方向の正反対方向、つまりスラグドラッガー40から斜め下方向に向けるように配置されている。
送風機19e,19fが基台43に設けられる場合は、文字通りスラグドラッガー40の側方に設けられて、送風方向をスラグドラッガー40の側方から集塵装置13に向けるが、図4に示すように、除滓棟7の床面である地面に設けられる場合は、送風方向をスラグドラッガー40の側方且つ下方から集塵装置13に向ける。
図4(a)に示す平面図において4つの送風機19a〜19dは、トピートカー1と開口部17との間に配置されて、送風方向を白抜きの矢印で示すように除滓棟7の対角線にほぼ沿った方向で集塵装置13に向けている。また、図4(b)に示す側面図において4つの送風機19a〜19dは、トピートカー1と開口部17との間に配置されて、送風方向を白抜きの矢印で示すように斜め上方の集塵装置13に向けている。
このような送風機の配置によって、開口部17から進入した空気が除滓棟7内で淀むことなくスムーズに集塵装置13に向かうと共に、スラグドラッガー40の側方からスラグ台車8上を通って集塵装置13に向かうように空気を整流することができる。
送風機の送風能力は、主に集塵装置13の吸引能力に応じて決定されるが、全ての送風機19a〜19fの送風能力の合計が集塵装置13の吸引能力と同等かわずかに下回る程度とすると、概ね良好な集塵結果が得られる。しかし、これに限らず、全ての送風機の送風能力の合計が、集塵装置13の吸引能力を上回ってもよいし、下回ってもよい。さらに、実際の操業状況にあわせて、送風機の送風能力を様々に変化させてもよい。
図4に示すように、集塵装置13の集塵フードを、除滓ステーション9上だけでなく、除滓ステーション9とスラグドラッガー40の間の走行ピット18上であって、除滓のためにスラグ台車8が停車する位置の上も覆うように設けてもよい。
このように設けられた集塵フードによって除滓時にスラグ台車8から発生する塵埃を確実に回収することができる。また、スラグドラッガー40の側方に送風機が設けられると、さらに効率よく塵埃を回収することができる。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3実施形態による除滓棟20の平面図である。本実施形態による除滓棟20は、第1実施形態による除滓棟7とほぼ同じ構成を有する第1除滓室21と第2除滓室22を有している。第1除滓室21及び第2除滓室22の各構成要素は、第1実施形態による除滓棟7の各構成要素と同様であるので、ここでは、説明を省略する。
第1除滓室21は、第1実施形態の除滓棟7と同様に、2面の第1側壁23a,23bと2面の第2側壁24a,24bとで囲まれると共に、中央部が階段状に上方にせり上がり、当該中央部に集塵装置の排気管が通る開口が形成された天井を有する建屋である。第1除滓室21の内部は、第1実施形態の除滓棟7と同様の構成であるので、スラグ台車8、除滓ステーション9、集塵装置13、出入口15a,15b、開閉扉16a,16b、開口部17、走行ピット18、掻き板41とアーム42を備えたスラグドラッガー40などを有すると共に、トピートカー25aが入出庫するための第1軌道26を有する。
図5に示すように、この第1除滓室21と同様の構成を有する第2除滓室22を設けて、第1除滓室21に隣接し連通するように設置する。以下の説明では、第2除滓室22が有する軌道を第2軌道27という。図5では、第1除滓室21の第1軌道26と第2除滓室22の第2軌道27は平行となっていないため、第1除滓室21における第1軌道26に平行な側壁23aと、第2除滓室22における第2軌道27に平行な側壁28a,28bとは、互いに平行とはなっていない。
第1除滓室21と第2除滓室22は、第1軌道26と第2軌道27とが互いに平行となるように配置されてもよい。除滓棟20における第1除滓室21と第2除滓室22の配置は、除滓棟20が配置される敷地の制約にあわせて様々に変更することができる。
図5は、除滓棟20の平面図であるので、除滓棟20の天井部分が描かれていないが、第1除滓室21及び第2除滓室22の天井部分は、それぞれ第1実施形態の除滓棟7の天井部分と同様の構成を有している。これら第1除滓室21及び第2除滓室22の天井部分は、各除滓室の集塵装置が配置される中央部が階段状に上方にせり上がるとともに、互いに連なって除滓棟20の上部を全て覆っている。
また、図5に示す、第1除滓室21の側壁23bと第2除滓室22の側壁28bとの間には、天井から垂れ壁が設けられていてもよい。垂れ壁が設けられる場合、垂れ壁下端の床面からの高さが、集塵装置の集塵フードの下端の床面からの高さ付近となるように設置されると、一方の除滓室上方で舞う塵埃が他方の除滓室に飛散しにくくなるので好ましい。
上述の構成を有する除滓棟20において、トピートカーの除滓室への入庫から、スラグの除滓を終えて出庫するまでの動作の一例を、時系列に沿って以下に説明する。
まず、第1除滓室21と第2除滓室22の開閉扉を開状態として出入口を開放する。高炉からの溶銑が容器本体に装入された2台のトピートカー25a,25bが、開放された出入口から各除滓室内にそれぞれ入庫し、トピートカー25a,25bの容器本体の受銑口が除滓ステーション上に位置するように停車する。
2台のトピートカー25a,25bの停車を確認して、第1除滓室21と第2除滓室22の開閉扉を閉状態とする。開閉扉を閉状態とした後に、第1除滓室21及び第2除滓室22の集塵装置を始動させると共に、第1除滓室21及び第2除滓室22の走行ピット内のスラグ台車をそれぞれの除滓ステーションの位置まで移動させる。スラグ台車は、予め除滓ステーションの位置まで移動していてもよい。この集塵装置の始動によって、第1除滓室21及び第2除滓室22において、開口部から集塵装置へ向かう空気の流れが形成される。
スラグ台車が除滓ステーションの位置にあることを確認し、各トピートカー25a,25bの容器本体を溶銑が流出しない程度に若干回動させて、それぞれの受銑口を斜め上方へ向ける。この受銑口にスラグドラッガーの掻き板を挿入して容器本体からスラグを掻き出す。受銑口から掻き出されたスラグは、走行ピット内のスラグ台車上に載置されたスラグパンへ落下する。このときに多量のキッシュグラファイト等を含む塵埃が舞い上がる。
容器本体内に浮遊するスラグがスラグドラッガーによって全て掻き出されるまで、しばらく開閉扉の閉状態と集塵装置の運転を維持する。スラグの除滓が終了すると、受銑口が真上に向いて元の位置に戻るまで容器本体を回動させる。容器本体の回動が完了しても除滓棟20内には塵埃が舞っているので、トピートカー25a,25bを移動させることなく、開閉扉の閉状態と集塵装置の運転とを維持する。
この状態を所定時間維持した後に、除滓棟20内の塵埃がほぼ全て回収されたことを確認して開閉扉を開状態とし、トピートカー25a,25bを除滓棟20の外へ移動させる。
こうすることで、除滓中に舞う塵埃が除滓棟20の外に飛散することなく集塵装置に回収されるだけでなく、除滓を終えたトピートカー25a,25bが除滓棟20から出て行く際に、塵埃が除滓棟20の外に飛散することもなくなる。
また、上述のような構成の除滓室を2つ有する除滓棟20を設置すると、2台のトピートカー25a,25bの除滓を同時に行うことができるだけでなく、それぞれの除滓室において開口部から集塵装置に向かう空気の流路が形成されるので、隣の除滓室に飛散する塵埃の量が少なくて済む。よって、一方の除滓室で除滓している間に他方の除滓室でトピートカーを出入りさせることも可能であるため、製鉄所の設備効率の向上に資することができる。
本実施形態による除滓棟20の第1除滓室21と第2除滓室22の一方又は両方の除滓室においても、図4に示す第2実施形態による送風機と同様の構成を有する送風機19a〜19fを送風手段として配備することができる。これら送風機19a〜19fのうち、送風機19a〜19dは、第1除滓室21と第2除滓室22の出入口の下部に形成された開口部に隣接し、トピートカー25a,25bの両端側より外側で且つ軌道外に設けられる。また、送風機19e,19fは、スラグドラッガーの側方で、アームより下側に設けられる。これら送風機19a〜19fの、軌道、集塵装置、及びスラグドラッガーに対する配置位置及び送風方向は、図4に示す第1実施形態による送風機19a〜19fと同様である。
このような送風機の配置によって、開口部から進入した空気が除滓棟20内で淀むことなくスムーズに集塵装置に向かうと共に、スラグドラッガーの側方からスラグ台車上を通って集塵装置に向かうように空気を整流することができる。
上述の実施形態による効果を検証するために、大気中のキッシュグラファイトの飛散量を測定した。以下に、図5〜図7を参照して、本発明の実施形態による除滓棟20を設置する前の飛散量と除滓棟20を設置後の飛散量とを比較する。
飛散量の測定は、図5において、第2除滓室22から第2軌道27に沿って約10m離れ、第1軌道26及び第2軌道27に挟まれた地点Aと、第2除滓室22からから地点Aとは反対側に軌道に沿って約30m離れた地点Bとに水を張ったトレイをそれぞれ設置し、水に浮遊する粉塵量、及び粉塵中のグラファイト量を測定した。この粉塵中のグラファイトは、ほぼ全てがキッシュグラファイト由来のものであるので、測定された粉塵中のグラファイト量の増減が、キッシュグラファイト量の増減を示していると考えることができる。
測定方法は、以下のとおりである。
横約50cm×縦約35cm×深さ約3cmのトレイに約1リットルの水を張って地点Aと地点Bに設置し、このトレイを24時間毎に別のトレイと交換して回収する。回収したトレイを、ドラフトチャンバー内で100℃に加熱し、トレイ内の水を沸騰、蒸発させた後、トレイ上に残った粉塵の重量を測る。
また、粉塵中のグラファイト量は、全粉塵量に、粉塵中C濃度を乗ずることにより求めた。なお、C濃度は、JIS G 1211に記載の炭素定量方法、すなわち、赤外線吸収法により分析した。このようにして、24時間毎の粉塵量および粉塵中グラファイト量を測定した。
図6は、除滓棟20の各除滓室21,22に集塵装置13のみが設けられていたときの測定結果、つまり従来の除滓棟における測定結果を示すグラフを示しており、図7は、除滓棟20の各除滓室21,22に集塵装置13及び開閉扉16a,16bを設けたときの、第3実施形態による測定結果を示すグラフを示している。
図6,図7において、(a)は地点Aにおける結果を示し、(b)は地点Bにおける結果を示している。また、各図において、グラフの横軸は、測定間隔である24時間を単位とした経過日数を示しており、縦軸は、測定された粉塵量および粉塵中グラファイト量をトレイの開口面積(横約0.5m×縦約0.35m)で除して得られた数値を1平方メートル当たりの粉塵堆積量として示している。よって、棒グラフ1本分は、測定間隔である24時間に相当する。
まず、地点Aについての測定結果を検討するために、従来例に対応する図6(a)と第3実施形態に対応する図7(a)を比較すると、粉塵量、及び粉塵中グラファイト量共に大きく減少していることがわかる。グラフ下の表に示すように、図6(a)ではグラファイト以外の堆積量の平均は94.8g/m2であったが、図7(a)ではグラファイト以外の堆積量の平均は9.5g/m2であった。これにより、開閉扉16a,16bを設けることによって、堆積量が約10分の1になったことがわかる。同様に、グラファイト分の堆積量の平均について図6(a)と図7(a)を比較すると、約20分の1以下となっており、開閉扉16a,16bの設置によって、グラファイト分の回収に対して大きな効果が得られたことを確認できた。
地点Bについても、図6(b)と図7(b)を比較すると、図7(b)においてグラファイト以外の堆積量の平均は、4分の1以下になっており、グラファイト分の堆積量の平均は、約10分の1になっている。これにより、地点Aと同様に、開閉扉16a,16bの設置によってグラファイト分の回収に対して大きな効果が得られたことを確認できた。
この測定結果が示すとおり、除滓棟20の設置によってキッシュグラファイトの飛散量は顕著に低下しており、本発明の除滓棟の効果が確認された。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 トピートカー
2 容器本体
3,4 台車
5 受銑口
6 軌道
7,20 除滓棟
8 スラグ台車
9 除滓ステーション
10a,10b 第1側壁
11a,11b 第2側壁
12 天井
13 集塵装置
14 支柱
15a,15b 出入口
16a,16b 開閉扉
17 開口部
18 走行ピット
19a〜19f 送風機
21 第1除滓室
22 第2除滓室

Claims (4)

  1. 軌道上を移動する溶銑容器とスラグ台車とを全て収容可能であると共に、当該溶銑容器内の溶銑上に存在するスラグをスラグドラッガーで掻き出して前記スラグ台車に除滓する除滓ステーションを覆うように設けられた建屋において、
    前記建屋には、当該建屋の下部であって且つ除滓ステーションとスラグドラッガーとの間に前記スラグ台車が走行可能な走行ピットが前記軌道に沿うように敷設され、当該建屋の上部であって且つ除滓ステーションの上方に集塵装置が備えられ、
    前記建屋には、当該建屋の側部に溶銑容器が出入り可能であって且つシャッターが設けられた出入口が設けられ、
    前記シャッターは、上下に開閉する扉であって、当該シャッターの下方に空隙が存在する状態で閉状態とされ、前記閉状態で前記建屋の側壁に固定されており、
    前記空隙は、前記シャッターの閉状態において、前記出入口とほぼ等しい幅で、前記軌道とほぼ同じ高さを有し、且つ当該建屋内に外気を取り入れ可能とする開口部とされていることを特徴とする溶銑容器を収容可能な建屋。
  2. 前記建屋に設けられた集塵装置が、走行ピットの上方まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の溶銑容器を収容可能な建屋。
  3. 前記建屋の内部において、前記軌道外であってスラグドラッガーの側方に送風手段が配設され、前記送風手段は集塵装置に向けて送風可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶銑容器を収容可能な建屋。
  4. 前記溶銑容器が、混銑車であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶銑容器を収容可能な建屋。
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