JP2004068164A - 製織用筬 - Google Patents

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  • Looms (AREA)

Abstract

【課題】緯入れのし易い案内溝を有しかつ筬羽の強度の低下を招かないようにすることにある。
【解決手段】製織用筬は、それぞれが凹欠部を前縁部に有する複数の筬羽を凹欠部が互いに連通するように配置して緯糸案内溝を形成し、少なくとも一端部に位置する複数の筬羽の凹欠部の深さ寸法を、他の筬羽の凹欠部の深さ寸法より大きくすると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくして他の筬羽の前記凹欠部の深さ寸法に近づけ、さらに複数の筬羽の後縁部のうち凹欠部に対応する箇所を含む領域を後方側に突出させたことを特徴とする。
【選択図】     図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機に用いられる分割筬や一枚筬のような製織用筬に関する。
【0002】
【従来の技術】
織機は、複数の経糸を複数の経糸群に分け、それらの経糸群毎に開口装置により上下動させることにより経糸開口を形成し、その経糸開口に緯糸を飛走させた後にその緯糸を、複数の筬羽を含む製織用筬で筬打ちを行う工程を繰り返すことにより織物を生産する。
【0003】
各筬羽は、一方側に位置する前縁部に突出部を設け、その突出部には凹欠部を形成しており、他方側に位置する後縁部を平坦にしている。筬は、そのような複数の筬羽を凹欠部が互いに連通して緯糸の案内溝を形成するように互いに組み合わせることにより、形成される。
【0004】
ところで、織機の性能の要因の一つとして、緯糸の飛走の円滑性があげられる。緯入れ側からの緯糸が飛走し易いようにする技術として、例えば、特開平2−269833号公報や特開平9−268454号公報に記載されているように、緯糸用案内溝の上下間寸法を緯入れ側ほど大きくする技術がある。
【0005】
両従来技術における案内溝は、共に、緯入れ側に位置する複数の筬羽の凹欠部の深さ寸法が、他の筬羽の凹欠部の深さ寸法より大きくされていると共に、緯入れ方向中央側に位置するほど小さく(浅く)されて、他の筬羽の凹欠部の深さ寸法に近づけられる、いわゆるテーパー形状を有している。ここで他の筬羽とは、詳細には筬羽間に経糸が通されることになる筬羽のことである。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかし、上記の両従来技術では、緯入れ側に位置する複数の筬羽の後縁部の形状が、他の筬羽の後縁部の形状と略同じ平坦とされているので、案内溝のテーパー形状をより大きく拡大するために凹欠部の深さ寸法を大きくすると、凹欠部と後縁部との距離が著しく短くなり、筬羽自体の強度の低下を招来してしまう。
【0007】
本発明の目的は、緯入れのし易い案内溝を有しかつ筬羽の強度の低下を招かないようにすることにある。
【0008】
【解決手段、作用、効果】
本発明に係る筬は、前縁部及び後縁部を含む複数の筬羽であってそれぞれが緯糸案内用の凹欠部を前記前縁部に有する複数の筬羽を、緯糸の案内溝を形成すべく前記凹欠部が互いに連通するように配置し、少なくとも一端部に位置する複数の筬羽の凹欠部の深さ寸法を、他の筬羽の前記凹欠部の深さ寸法より大きくすると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくして前記他の筬羽の前記凹欠部の深さ寸法に近づけており、また前記複数の筬羽の前記後縁部のうち前記凹欠部に対応する箇所を含む領域を後方側に突出させている。
【0009】
上記の筬は、凹欠部の深さ寸法が大きい筬羽の側を緯入れ側とした状態に織機に組み付けられる。緯入れ側に位置する複数の筬羽の後縁部のうち凹欠部に対応する箇所を含む領域が後方側に突出されていると、それら複数の筬羽の凹欠部の深さ寸法を大きくして、緯入れのし易さ及び円滑性を高くしても、それら筬羽の強度低下を招かない。
【0010】
前記他の筬羽の後縁部を平坦にすることが好ましい。そのようにすれば、他の筬羽の前後方向における寸法が小さくなるから、筬を全体的に軽量にして、筬打ち運動にともなう筬の慣性力を小さくすることができる。その結果、筬の動きが早くなるから、筬打ち時間を短くすることができ、織機を高速で稼働させることができる。
【0011】
前記複数の筬羽の凹欠部の上下間寸法を他の筬羽の前記凹欠部の上下間寸法より大きくすると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくすることができる。そのようにすれば、より安定した緯入れをすることができる。
【0012】
本発明に係る筬は、複数の筬羽を共通の上下の口金(固定部材)に組み付けたいわゆる一枚筬に適用してもよいし、それぞれが複数の筬羽を上下の口金に組み付けたいわゆる分割筬に適用してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1を参照するに、製織用筬10は、1幅目の分割筬12と、2幅目の分割筬14と、3幅目(最終幅)の分割筬16とを緯入れ方向(左右方向)に間隔をおいて直列的に織機に配置される。緯糸18は圧縮空気と共に緯入れノズル20から噴出されて、経糸の開口に緯入れされる。
【0014】
分割筬12,14,16の各々は、複数の筬羽22を緯入れ方向に間隔をおいて互いに平行に配置しており、また複数の筬羽22に形成された凹欠部24により緯糸18の案内溝26を形成している。各凹欠部24は、上下面24a,24aと奥底部(奥底面)24bとにより、角部を丸くされたコ字状の形状を有している。
【0015】
図2に示すように、各筬羽22は、上下方向に長くかつ略一定の厚みを有する帯板状に形成されており、また、両先端部を丸くされている。各筬羽22は、後に説明するように、織前側とされる前縁部30と、反織前側とされる後縁部32とを有している。
【0016】
分割筬12,14,16の各々は、図3及び図4に示す製織用筬28のように、複数の筬羽22と、上下の口金(取付部材)34及び36と、左右側部の口金(結合部材)38及び40とによって形成されている。各案内溝26は、各筬羽22に形成された凹欠部24を分割筬12,14,16毎に連通させることによって形成されている。
【0017】
筬羽22は、各筬羽22がその厚み方向を緯入れ方向とされかつ凹欠部24が整列して分割筬毎に案内溝26を形成するように、緯入れ方向に並列的に並べられた状態に、上部分及び下部分を、それぞれ、コの字状の断面形状を有する上部口金34の溝34a及び下部口金36の溝36aに挿入されている。
【0018】
隣り合う筬羽22の空間は、上下方向に間隔をおいて配置された一対のスペーサ42により、経糸を通すための空間44とされている(図4参照)。図示の例では、スペーサ42は圧縮又は引張タイプのコイルばねであり、またコイルばね42の各リング状部は隣り合う筬羽22の間に位置されて前記空間を維持している。
【0019】
製織用筬28は、複数の筬羽22を上記のように配置した状態で、親羽として作用する側部口金38及び40を、それぞれ、緯入れ側及び反緯入れ側に差し込み、側部口金38及び40を上下の口金34及び36にリベットや止めねじ等で取り付けることにより、組み立てられる。
【0020】
側部口金38,40の各々は、筬羽22よりやや厚い厚さを有する帯状の板材の両端部を厚さ方向に曲げてコ字状に形成されており、また端部に位置する筬羽22の凹欠部24を閉塞しないように、上下の口金34,36に取り付けられている。例えば、側部口金38及び40は、それぞれ、緯入れ側端及び反緯入れ側端に位置する筬羽22の後縁部32から凹欠部24までの寸法と略同じ上下間寸法を有することができる。
【0021】
上記のように組み立てられた製織用筬28を用いる分割筬12,14,16は、案内溝26が経糸の存在する領域に位置すると共に、案内溝26が互いに連通すると共に織布の織り前と対向するように、下部口金36においてアーム(図示せず)に取り付けられた筬スレー(図示せず)に直列的に組み付けられる。
【0022】
図2(A)及び(B)に示すように、各筬羽22は織布の織り前側とされる前縁部30の略中央に突出部46を有しており、その突出部46に凹欠部24を有している。
【0023】
図2(A)に示すように、緯入れ側の端部に位置される複数の筬羽22aの凹欠部24の奥底部24bの位置は、前後方向における前縁部30の延長線上より後縁部32側の位置とされている。これにより、各筬羽22aの凹欠部の深さを大きくすることができる。
【0024】
筬羽22aの後縁部32のうち、凹欠部24に対応する箇所を含む上下方向における中央領域は、前後方向における上下の口金34,36に挿入される筬羽部分の後縁部32の両端部の位置よりも後方に突出されて、突出領域48とされている。これにより、各筬羽22aの凹欠部の深さを十分な大きさにして、緯入れのし易さ及び円滑性を高くしても、突出領域48が確保できるため筬羽22aの強度低下を招かない。
【0025】
図示の例において、筬羽22aの突出領域48の範囲は突出部46の範囲と略同じであり、その突出領域48の形状は略台形として示しているが、これに限定されない。突出領域48は、筬羽22aの強度を維持することができる範囲及び形状を有していればよく、例えば、凹欠部24に対応する箇所を含む領域において突出領域48の後端縁から凹欠部24の奥底部24bまでの上下間寸法が一定になるように、突出領域48の形状が円弧形状であってもよい。
【0026】
これに対し、他の各筬羽22bの奥底部24bは、図2(B)に示すように、前後方向における前縁部30の延長線上と略同じ位置とされている。また、他の各筬羽22bの他方の後縁部32は筬羽22bの上下方向全体にわたって直線状(すなわち、平坦)とされている。
【0027】
他の各筬羽22bの凹欠部24の深さ寸法は、同じとされている。しかし、各筬羽22bの奥底部24bから後縁部32までの上下間寸法は、筬羽22bの下端部領域の上下間寸法と略同じとされている。これにより、筬羽22b全体において、機械的強度が均一に保たれると共に、各分割筬の軽量化が計られている。
【0028】
緯入れ側の端部に位置される複数の筬羽22aの凹欠部24の深さ寸法は、図2(B)に示す他の筬羽22bの凹欠部24の深さ寸法より大きくされていると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽22aの凹欠部24ほど小さくされて、他の筬羽22bの凹欠部24の深さ寸法に近づけられている。これにより、各分割筬の案内溝26のまでの深さ寸法は、緯入れ側から反緯入れ側に向けて漸次浅くされ、緯入れ方向における途中から一定にされている。
【0029】
しかし、緯入れ側の端部に位置される複数の筬羽22aにおいては、突出領域48を後縁部32に有しているから、突出領域48の後端縁から凹欠部24の奥底部24bまでの上下間寸法を、筬羽22aの上下端領域の上下間寸法、又は筬羽22bの奥底部24bから後縁部32までの寸法と略同じにすることができる。このため、筬羽22aにおいても、凹欠部24付近の機械的強度が他の箇所の強度より低下することがない。
【0030】
緯入れ側に位置する複数の筬羽22aの凹欠部24の上下間寸法は、緯入れ方向中央側に位置する筬羽22aの凹欠部24ほど漸次狭くされ、他の筬羽22bに最も近い筬羽22aの凹欠部24の上下間寸法が他の筬羽22bの凹欠部24の上下間寸法に最も近づけられるように、他の筬羽22bの凹欠部24の上下間寸法より大きくすることが好ましい。これにより、各分割筬の案内溝26の上下間寸法は、緯入れ側から反緯入れ側に向けて漸次狭くされ、緯入れ方向における途中から一定にされている。このように深さ方向に加えて、幅方向にもテーパー形状にしてもよい。
【0031】
図示の例においては、上記のような形状を有する筬羽22aは、5つであるが、そのような筬羽22aの数は5つに限定されない。
【0032】
また、凹欠部24の深さ寸法が他の筬羽22bの凹欠部24の深さ寸法より大きい全ての筬羽22aが、後縁部32側に突出領域48を有する代わりに、例えば、それら筬羽22aのうち緯入れ側の4つ以下の筬羽22aのみが後縁部32に突出領域48を有し、残りの1以上の筬羽22aの後縁部32は筬羽22bと同様の平坦な形状を有していてもよい。
【0033】
さらに、全ての突出領域48の大きさは同じである必要はなく、筬羽22aの強度が維持できる範囲で、突出領域48の大きさを筬羽22a毎に変えてもよい。例えば、突出領域48の大きさを反緯入れ側に向けて漸次小さくしてもよい。
【0034】
上記のように、各分割筬の案内溝26の深さ寸法及び上下間寸法が緯入れ側から反緯入れ側に向けて漸次小さくされていると、緯入れのし易さ及び円滑性が向上する。
【0035】
また、筬羽22aの後縁部32の中央領域に後方に突出する突出領域48を形成すれば、複数の筬羽22aの凹欠部24の深さ寸法を大きくし、そのような突出領域を他の筬羽22bに形成しないならば、筬羽22aの強度低下を招かないから、分割筬全体が軽量であるにもかかわらず、分割筬の機械的強度が低下しない。
【0036】
さらに、筬羽22aの後縁部32に突出領域48を形成し、筬羽22bの後縁部32を平坦にするならば、筬羽22bの前後方向における寸法が小さくなるから、分割筬が全体的に軽量になり、筬打ち運動にともなう分割筬の慣性力が小さくなる。その結果、筬の動きが早くなるから、筬打ち時間を短くすることができ、織機を高速で稼働させることができる。
【0037】
分割筬12,14,16は、いずれも上記した形状を有することができるが、他の形状、例えば図5に示す形状を有していてもよい。特に、最終幅目(反緯入れ側の)分割筬16は図5に示す形状を有することが好ましい。
【0038】
図5を参照するに、製織用筬50は、上端側に2つのスペーサ42を備えていることと、反緯入れ側の端部に位置する側部親羽52が筬羽22bの後縁部32から凹欠部24の奥底部24bまでの上下間寸法とほぼ同じ厚さ寸法を有する帯状の板部材により形成されていることとを除いて、図3及び図4に示す製織用筬28と同じに形成されている。
【0039】
したがって、図5に示す製織用筬50は、図3及び図4に示す製織用筬28と同様に用いることができ、また図3及び図4に示す製織用筬28を用いる場合と同様の作用及び効果を生じる。図6を参照するに、図3の実施例に対して、反緯入れ側端部に位置する複数の筬羽の凹欠部の上下間寸法を、反緯入れ側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくされている筬である。この製織用筬28を使用すれば反緯入れ側にある筬に対して緯入れのし易さ及び円滑性が向上する。
【0040】
図3、図4及び図6に示す製織用筬28の構造並びに図5に示す製織用筬50の構造は、多数の筬羽を緯入れ方向に間隔をおいて配置して一体的に形成した一枚筬にも適用することができる。
【0041】
分割筬及び一枚筬のいずれの場合も、全ての筬羽22の後縁部32に突出領域48を形成し、凹欠部24の深さ寸法を大きくして、案内溝26の深さ寸法を大きくしてもよい。この場合においても、緯入れ側に位置する複数の筬羽22aの凹欠部24は上記実施例における筬羽22aのように形成される。
【0042】
全ての分割筬の案内溝26を上記のようにテーパー形状に形成する代わりに、緯入れ側に位置する1以上の分割筬、例えば分割筬12又は分割筬12,14の案内溝26を上記のようなテーパー形状に形成してもよい。
【0043】
織機には、緯入れ側が、左方側となる織機、右方となる織機、及び左右両側となる織機等がある。上記の実施例はいずれも、左方側から緯入れされる織機に用いられる。
【0044】
しかし、右方側から緯入れされる織機に用いられる筬は、それらの右端部に位置する複数の筬羽の凹欠部24が上記筬羽22aのような形状に形成される。また、左右両側から緯入れされる織機に用いられる筬は、それらの図において左右の各端部に位置する複数の筬羽の凹欠部24が上記筬羽22aのような形状に形成される。
【0045】
それゆえに、本発明に係る製織用筬は、左右方向における少なくとも一端部に位置する複数の筬羽が上記筬羽22aのような凹欠部24とされていればよい。
【0046】
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製織用筬の実施例を示す概略図である。
【図2】図1に示す製織用筬で用いる筬羽の一実施例を示す図であって、(A)は緯入れ側に位置する筬羽の概略側面図であり、(B)は筬羽の概略側面図である。
【図3】製織用筬(分割筬又は一枚筬)の詳細を示す図であって、(A)は緯入れ側の側面図であり、(B)は緯入れ側の正面図であり、(C)は中央部分の側面図である、(D)は反緯入れ側の正面図である。
【図4】図3に示す製織用筬の部分拡大図であって、(A)は側面図であり、(B)は緯入れ側の正面図である。
【図5】製織用筬(分割筬又は一枚筬)の他の実施例を示す図であって、(A)は緯入れ側の側面図であり、(B)は緯入れ側の正面図であり、(C)は中央部分の側面図であり、(D)は反緯入れ側の正面図である。
【図6】製織用筬(分割筬又は一枚筬)の他の実施例を示す図であって、(A)は緯入れ側の側面図であり、(B)は緯入れ側の正面図であり、(C)は中央部分の側面図であり、(D)は反緯入れ側の正面図である。
【符号の説明】
10,28,50 製織用筬
12,14,16 分割筬
18 緯糸
20 緯入れノズル
22 筬羽
22a 緯入れ側の筬羽
22b 他の筬羽
24 凹欠部
24a 凹欠部の側面
26b 凹欠部の奥底部
26 案内溝
30 筬羽の前縁部
32 筬羽の後縁部
48 筬羽の突出領域

Claims (5)

  1. 前縁部及び後縁部を含む複数の筬羽であってそれぞれが緯糸案内用の凹欠部を前記前縁部に有する複数の筬羽を、緯糸の案内溝を形成すべく前記凹欠部が互いに連通するように配置した織機用筬において、
    少なくとも一端部に位置する複数の筬羽の凹欠部の深さ寸法は、他の筬羽の前記凹欠部の深さ寸法より大きくされていると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくされて、前記他の筬羽の前記凹欠部の深さ寸法に近づけられており、
    前記複数の筬羽は前記後縁部のうち前記凹欠部に対応する箇所を含む領域が後方側に突出されている、製織用筬。
  2. 前記複数の筬羽の凹欠部の上下間寸法は他の筬羽の前記凹欠部の上下間寸法より大きくされていると共に、緯入れ方向中央側に位置する筬羽の凹欠部ほど小さくされている、請求項1に記載の筬。
  3. 前記他の筬羽の後縁部は平坦とされている、請求項1又は請求項2に記載の筬。
  4. 当該筬は一枚筬として形成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の筬。
  5. 当該筬は分割筬として形成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の筬。
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