JP2004067253A - シート後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体をコンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供する。
【解決手段】第1の後処理を行うシートsを載置する第1トレイ31の上に、第2の後処理を行うシートを載置する第2トレイ32を設けるとともに、第1トレイおよび第2トレイを筐体21外に設けるシート後処理装置において、第1の後処理および第2の後処理を行う後処理位置24を同一とし、第1の後処理を行うとき、第1トレイを後処理位置まで移動して後、第1トレイ上にシートを載置してから第1の後処理を行い、一方、第2の後処理を行うとき、第2トレイを後処理位置まで移動して後、第2トレイ上にシートを載置してから第2の後処理を行い、その第2の後処理後のシートを第2トレイ上にスタックする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コピーやプリンタやファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置に付属して備え、その画像形成装置からの画像形成済みシートに、中綴じ、端綴じ、ステッチ綴じ、中折り、糊付け、背貼り、またはテープ貼りなどの後処理を行うシート後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、中綴じおよび端綴じを行うシート後処理装置には、例えば、以下の公報に記載されるものがあった。
【0003】
▲1▼ 特開平8−301512号公報には、図5に示すように、第1トレイ1上のシート束を整合してから筐体2内に引き込み、そのシート束にステイプラ3を用い、後処理位置である中綴じ位置4で中綴じ(第1の後処理)、または端綴じ位置5で端綴じ(第2の後処理)のいずれかの後処理を行ってから、後処理後のシート束を筐体2内の後処理後搬送路6を通過させ、排出トレイ7上に排出するシート後処理装置が記載されていた。
【0004】
▲2▼ さらにまた、特開2000−211803号公報には、筐体内に中綴じ用の第1トレイおよびステイプラならびに端綴じ用の第2トレイおよびステイプラをそれぞれ別個に設けるシート後処理装置が記載されていた。このシート後処理装置は、中綴じを行う場合、第1トレイ上にシート束を載置してから、中綴じ用のステイプラを用いて中綴じを行って後、排出トレイ上に排出し、一方、端綴じを行う場合、第2トレイ上にシート束を載置してから、端綴じ用のステイプラを用いて端綴じを行って後、排出トレイ上に排出していた。
【0005】
▲3▼ また、特開2001−240303号公報には、図6に示すように、筐体11内の第1トレイ12上のシート束を整合してから筐体11内に引き込み、そのシート束にステイプラ13を用い、後処理位置である中綴じ位置15で中綴じ(第1の後処理)、または端綴じ位置14で端綴じ(第2の後処理)のいずれかの後処理を行ってから、後処理後のシート束を筐体11外の排出トレイ16上に排出するシート後処理装置が記載されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
▲1▼ しかし、特開平8−301512号公報に記載の技術は、後処理位置である中綴じ位置4、または端綴じ位置5から後処理後のシートを排出トレイ7へ搬送するための後処理後搬送路6を筐体2内に設けるため、筐体2が大型化する問題があった。
【0007】
▲2▼ また、特開2001−240303号公報に記載の技術は、筐体内に中綴じ用の第1トレイおよびステイプラならびに端綴じ用の第2トレイおよびステイプラをそれぞれ別個に設け、それらを設けるためのスペースを筐体内に必要とするため、筐体が大型化する問題があった。
【0008】
▲3▼ さらにまた、特開2000−211803号公報に記載の技術は、筐体11内に第1トレイ12のためのスペース必要とするため、筐体11が大型化する問題があった。
【0009】
このように、▲1▼ないし▲3▼のいずれのシート後処理装置も筐体が大型化する問題があった。
【0010】
そこで、この発明の第1の目的は、筐体をコンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0011】
この発明の第2の目的は、筐体を一層コンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0012】
この発明の第3の目的は、第1トレイを移動する駆動手段と、第2トレイを移動する駆動手段とを共用し、それにより安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0013】
この発明の第4の目的は、第1トレイを移動する駆動手段と、排出トレイを移動する駆動手段とを共用し、それにより安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0014】
この発明の第5の目的は、ユーザーの要望に応じて、第1の後処理機能の追加または削除を簡単とすることにある。
【0015】
この発明の第6の目的は、第1トレイ上に載置したシートを整合する整合手段と、第2トレイ上に載置したシートを整合する整合手段とを共用し、それにより安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0016】
この発明の第7の目的は、排出トレイと第2トレイとを兼用させることにより、安価なシート後処理装置を提供することにある。
【0017】
この発明の第8の目的は、第2トレイ上に載置する第2の後処理後のシートを多く積載することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、
第1の後処理を行うシートを載置する第1トレイの上または下に、第2の後処理を行うシートを載置する第2トレイを設けるとともに、第1トレイおよび第2トレイを筐体外に設けるシート後処理装置において、
第1の後処理および第2の後処理を行う後処理位置を同一とし、
第1の後処理を行うとき、第1トレイを後処理位置まで移動して後、第1トレイ上にシートを載置してから第1の後処理を行い、
一方、第2の後処理を行うとき、第2トレイを後処理位置まで移動して後、第2トレイ上にシートを載置してから第2の後処理を行い、その第2の後処理後のシートを第2トレイ上にスタックすることを特徴とする。
【0019】
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、
請求項1に記載のシート後処理装置において、
第1トレイから第1の後処理後のシートを排出トレイへ搬送してそこにスタックする後処理後搬送路を筐体外に設けることを特徴とする。
【0020】
請求項3に記載の発明は、上述した第3の目的を達成すべく、
請求項1、または2に記載のシート後処理装置において、
第1トレイと第2トレイとを一体として設けることを特徴とする。
【0021】
請求項4に記載の発明は、上述した第4の目的を達成すべく、
請求項1、または2に記載のシート後処理装置において、
第1トレイと排出トレイとを一体として設けることを特徴とする。
【0022】
請求項5に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、
請求項1、または2に記載のシート後処理装置において、
第1トレイを着脱自在に設けることを特徴とする。
【0023】
請求項6に記載の発明は、上述した第5の目的を達成すべく、
請求項3または4に記載のシート後処理装置において、
第1トレイと第2トレイと排出トレイとを一体とする排出トレイユニットを設け、その排出トレイユニットと第2トレイとを交換自在に設けることを特徴とする。
【0024】
請求項7に記載の発明は、上述した第6の目的を達成すべく、
請求項1ないし6のいずれか1に記載のシート後処理装置において、
後処理位置に、
第1トレイまたは第2トレイ上のシートの一部を載置する整合トレイと、
整合トレイ上に載置したシートを整合する整合手段とを設けることを特徴とする。
【0025】
請求項8に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、
請求項1、2、3、5、または7に記載のシート後処理装置において、
排出トレイと第2トレイとを兼用することを特徴とする。
【0026】
請求項9に記載の発明は、上述した第8の目的を達成すべく、
請求項1、2、3、5、または7に記載のシート後処理装置において、
排出トレイを筐体内に設けることを特徴とする。
【0027】
請求項10に記載の発明は、
請求項1ないし9のいずれか1に記載のシート後処理装置において、
第1の後処理がシートの中綴じであることを特徴とする。
【0028】
請求項11に記載の発明は、
請求項1ないし9のいずれか1に記載のシート後処理装置において、
第1の後処理がシートの中折りであることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、この発明によるシート後処理装置の全体構成を示す。
【0030】
このシート後処理装置の筐体21内には、不図示の画像形成装置から排出されたシートsが右側から送り込まれ、図1中一点鎖線で示すシート搬送路Aに沿って矢印方向に搬送される。
【0031】
そのシート搬送路Aには、回動自在の切換爪22と、シートsを排出する一対の第1排出ローラ23とを順に設ける。
【0032】
シート搬送路Aの下流には、後述する第1の後処理および第2の後処理を行う、後処理位置24を同一として備える。その後処理位置24に、シートsの一部を載置する整合トレイ25と、その整合トレイ25上に載置したシートsを整合する整合手段とを設ける。その整合手段には、シート搬送方向の整合を行うタタキコロ26とシート横方向の整合を行う不図示のジョガーとがある。
【0033】
整合トレイ25の図中右には、第2の後処理である例えばシートsの端綴じを行う第2ステイプラー27を設ける。
【0034】
その第2ステイプラー27の近傍には、整合トレイ25上のシートsを移動する移動手段28を設ける。
【0035】
ところで、このシート後処理装置には、シート搬送路Aの途中から分岐する縦搬送路Bを備える。
【0036】
その縦搬送路Bの出口付近には、シートsを排出する一対の第2排出ローラ29を設ける。また、筐体21には、第2排出ローラ29から排出するシートsをスタックするプルーフトレイ30を設ける。
【0037】
ところで、筐体21外には、第1の後処理を行うシートsを載置する第1トレイ31と、第2の後処理を行うシートsを載置する第2トレイ32と、第1の後処理後のシートsをスタックする排出トレイ33とを一体とする排出トレイユニット34を設ける。
【0038】
図1に示す排出トレイユニット34は、第1トレイ31の上に第2トレイ32を設け、第1トレイ31の下に排出トレイ33を設けている。
【0039】
さらに、その排出トレイユニット34には、第1トレイ31上のシートsに第1の後処理である例えばシートsの中綴じを行う第1ステイプラー35と、同じく第1の後処理である例えば中折りを行う押爪36および一対の折りローラ37と、第1トレイ31から第1の後処理後のシートsを排出トレイ33へ搬送する後処理後搬送路38とを設ける。
【0040】
したがって、第1トレイ31と第2トレイ32と後処理後搬送路38とは、筐体21外に設けている。
【0041】
また、上述した排出トレイユニット34は、着脱自在に筐体21に取り付けるとともに、不図示の駆動手段により上下に移動可能としている。
【0042】
さて、いまこのシート後処理装置を用いてシートsを排出する場合、シートsに後処理を行わないノンステイプルモードと、第1の後処理であるシート束Sの中央にステイプルを行い、かつシート束Sの中央で中折りを行う中綴・中折ステイプルモードと、第2の後処理であるシート束Sの端にステイプルを行う端綴ステイプルモードとの3つのモードがある。
【0043】
ノンステイプルモードのとき、あらかじめ切換爪22を回動する。
【0044】
そして、不図示の画像形成装置から排出されたシートsが、シート搬送路Aに沿って搬送されるが、切換爪22により、シート搬送路Aから縦搬送路Bへと搬送された後、第2排出ローラ29により排出され、プルーフトレイ30上にスタックされる。
【0045】
ところで、中綴・中折ステイプルモードでシート束Sに第1の後処理を行うとき、あらかじめ切換爪22を回動せずに図示のとおりとするとともに、排出トレイユニット34を上下に移動することにより、図示のとおり第1トレイ31を後処理位置24まで移動する。また、タタキコロ26をシート搬送路Aへ進出させるとともに、そのタタキコロ26のローラを反時計回り、すなわちシート搬送方向と反対の方向に回転させる。
【0046】
そして、不図示の画像形成装置から排出されたシートsが、シート搬送路Aに沿って搬送され、第1排出ローラ23によって排出されるが、シートsがタタキコロ26のローラに接触すると、そのローラの回転により整合トレイ25上に載置されるとともに、第2スイテイプラ27の上流側基準位置Cに押し当てられて、シート搬送方向の整合を行う。また、このとき、不図示のジョガーによりシート横方向の整合も行う。その後、タタキコロ26をシート搬送路Aから後退するとともに、次のシートsの搬送に備える。
【0047】
以下同様にして、所要のシートsを第1トレイ31および整合トレイ25上に載置して、シート束Sとする。その後、そのシート束Sのサイズに応じて、シート束Sの中央が第1ステイプラ35の綴じ位置となるまで、シート束Sを移動手段28により移動する。そして、その位置となると、移動手段28は停止する。
【0048】
一方、シート束Sは、第1ステイプラー35によりその中央をステイプルされる。その後、移動手段28により、シート束Sの中央が押爪36の直下となるまで、再びシート束Sを移動する。その後、移動手段28は後退し、元の位置まで戻ると停止して待機し、次のシート束Sの移動に備える。
【0049】
次に、排出トレイユニット34では、押爪36を押し下げるとともに、折りローラ37を回転させて、シート束Sの中央を折って中折りし、第1の後処理を行う。
【0050】
その後、さらに折りローラ37を回転させて、シート束Sを後処理後搬送路38へ搬送し、その後、シート束Sは自重により排出トレイ33にスタックされる。
【0051】
ところで、端綴ステイプルモードでシート束Sに第2の後処理を行うとき、あらかじめ切換爪22を回動せずに図示のとおりとするとともに、排出トレイユニット34を上下に移動することにより、第2トレイ32を上述した後処理位置24まで移動する。また、タタキコロ26をシート搬送路Aへ進出させるとともに、そのタタキコロ26のローラを反時計回り、すなわちシート搬送方向と反対の方向に回転させる。
【0052】
そして、不図示の画像形成装置から排出されたシートsが、シート搬送路Aに沿って搬送され、第1排出ローラ23によって排出されるが、シートsがタタキコロ26のローラに接触すると、そのローラの回転により整合トレイ25上に載置されるとともに、第2スイテイプラ27の上流側基準位置Cに押し当てられて、シート搬送方向の整合を行う。また、このとき、不図示のジョガーによりシート横方向の整合も行う。その後、タタキコロ26をシート搬送路Aから後退するとともに、次のシートsの搬送に備える。
【0053】
以下同様にして、所要のシートsを第2トレイ32および整合トレイ25上に載置して、シート束Sとする。
【0054】
その後、第2ステイプラー27によりシート束Sの端をステイプルして、第2の後処理を行ってから、移動手段28により、シート束Sを整合トレイ25上から移動するとともに、排出トレイユニット34をシート束Sの厚さ、下に移動し、第2の後処理後のシートを第2トレイ32上にスタックして後、次のシートsの搬送に備える。
【0055】
なお、前述したように、図1のシート後処理装置は、第1トレイ31の上に第2トレイ32を設けるが、図示省略するが、それらの位置を入れ替えて、第1トレイの下に第2トレイを設けても、もちろんよい。
【0056】
ところで、このようなシート後処理装置において、上述した第1トレイ31を排出トレイユニット34に着脱自在に設けてもよい。
【0057】
そして、シートに中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能を削除したい場合は、排出トレイユニット34から第1トレイ31を取り外す。
【0058】
一方、シートに中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能を追加したい場合は、排出トレイユニット34に第1トレイ31を取り付ける。
【0059】
よって、第1トレイ31を着脱自在に設け、ユーザーの要望に応じて、第1トレイ31を簡単に着脱できるため、シートに中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能の追加または削除を簡単にできる。
【0060】
また、上述した例は、第1の後処理として、シートsに中折り、および中綴じを行うものの例を示したが、この発明はこれに限られず、第1の後処理が、シートsにステッチ綴じ、糊付け、背張り、またはテープ貼りなど、もしくは中折りのみ、または中綴じのみを行うものでもよい。
【0061】
ところで、このようなシート後処理装置において、排出トレイユニット34と第2トレイ32とを交換自在に設けてもよい。
【0062】
そして、シートに中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能を削除したい場合は、図2に示すように、排出トレイユニット34を取り外して、第2トレイ32を取り付ける。
【0063】
一方、シートに中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能を追加したい場合は、第2トレイ32を取り外して、排出トレイユニット34を取り付ける。
【0064】
よって、排出トレイユニット34と第2トレイ32とを交換自在に設け、ユーザーの要望に応じて、排出トレイユニット34と第2トレイ32とを簡単に交換できるため、中綴じ、および中折りを行う第1の後処理機能の追加または削除を簡単にできる。
【0065】
また、この発明によるシート後処理装置の他例の全体構成を図3に示す。
【0066】
このシート後処理装置は、上述した排出トレイユニット34から排出トレイ33と後処理後搬送路38とをのぞいてトレイユニット40としている。つまり、このトレイユニット40は、第1トレイ31の上に第2トレイ32を一体として設けている。また、排出トレイ42を第2トレイ32と同一形状として設けている。
【0067】
このようにするとともに、前述したように、第1の後処理を行うとき、第1トレイ31を後処理位置47まで移動して後、第1トレイ31上にシートを載置してから第1の後処理を行い、第1の後処理後のシートを排出トレイ42上にスタックする一方、第2の後処理を行うとき、排出トレイ42を後処理位置47まで移動して後、排出トレイ42上にシートを載置してから、第2の後処理を行い、その第2の後処理後のシートを排出トレイ42上にスタックしてもよい。
【0068】
このようにすると、排出トレイと第2トレイとを兼用するので、それによりシート後処理装置を安価にできる。
【0069】
なお、図示省略するが、上述した排出トレイ42を複数備えてもよい。このように排出トレイを複数設け、出力先を複数有するマルチトレイフニィシュヤーとすると、それら複数の排出トレイ42に、中綴じ、および中折りを行った第1の後処理後のシートを仕分けて、それぞれの排出トレイに排出するので、簡単に仕分けることができる。
【0070】
さらにまた、この発明によるシート後処理装置のさらに他例の全体構成を図4に示す。
【0071】
このシート後処理装置は、上述と同様にトレイユニット40を備えている。また、排出トレイ43を筐体21内に設けている。さらに、折りローラ37の下に後処理後搬送路ガイド44を図示のとおり設けることにより、後処理後搬送路46を筐体21外から筐体21内へ戻るように備える。その後処理後搬送路46の出口には、シート束Sを排出するときのみに開く開閉手段45を設けている。
【0072】
このようにすると、トレイユニット40の長さを排出トレイユニット34より短くし、それにより第2トレイ32の稼動範囲を大きくするので、第2トレイ32上に載置する第2の後処理後のシート束Sを多く積載することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、筐体外に第1トレイおよび第2トレイを設けるとともに、第1トレイの上または下に第2トレイを設け、第1トレイと第2トレイとを上下に重ねて設けるので、シート後処理装置の筐体をコンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供できる。
【0074】
加えて、第2の後処理後のシートを第2トレイ上にスタックするので、第2の後処理後のシートをスタックするためのトレイや、そのトレイへ搬送するための搬送路等を不要にできるので、シート後処理装置をコンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供できる。
【0075】
加えて、第1の後処理および第2の後処理を行う後処理位置を同一とし、第1の後処理を行うとき、第1トレイを後処理位置まで移動して後、第1トレイ上にシートを載置してから第1の後処理を行い、一方、第2の後処理を行うとき、第2トレイを後処理位置まで移動して後、第2トレイ上にシートを載置してから第2の後処理を行い、後処理位置のトレイを切り換えるだけで、第1の後処理と第2の後処理とを切り換えられるので、後処理の変更を簡単にできる。
【0076】
請求項2に記載の発明によれば、第1トレイから第1の後処理後のシートを排出トレイへ搬送してそこにスタックする後処理後搬送路を筐体外に設けるので、筐体を一層コンパクトにし、それにより安価なシート後処理装置を提供できる。
【0077】
請求項3に記載の発明によれば、第1トレイと第2トレイとを一体として設け、第1トレイと第2トレイとを連動して移動し、第1トレイを移動する駆動手段と、第2トレイを移動する駆動手段とを共用とするので、シート後処理装置を安価にできる。
【0078】
請求項4に記載の発明によれば、第1トレイと排出トレイとを一体として設け、第1トレイと排出トレイとを連動して移動し、第1トレイを移動する駆動手段と、排出トレイを移動する駆動手段とを共用とするので、シート後処理装置を安価にできる。
【0079】
請求項5に記載の発明によれば、第1トレイを着脱自在に設け、ユーザーの要望に応じて、第1トレイを簡単に着脱できるため、第1の後処理機能の追加または削除を簡単にできる。
【0080】
請求項6に記載の発明によれば、第1トレイと第2トレイと排出トレイとを一体とする排出トレイユニットを設け、その排出トレイユニットと第2トレイとを交換自在に設け、ユーザーの要望に応じて、排出トレイユニットと第2トレイを簡単に交換できるため、第1の後処理機能の追加または削除を簡単にできる。
【0081】
請求項7に記載の発明によれば、後処理位置に、第1トレイまたは第2トレイ上のシートの一部を載置する整合トレイと、整合トレイ上に載置したシートを整合する整合手段とを設け、第1トレイ上のシートを整合する整合手段と、第2トレイ上のシートを整合する整合手段とを共用するので、安価なシート後処理装置を提供できる。
【0082】
請求項8に記載の発明によれば、排出トレイと第2トレイとを兼用するので、安価なシート後処理装置を提供できる。
【0083】
請求項9に記載の発明によれば、排出トレイを筐体内に設け、それにより第2トレイの稼動範囲を大きくするので、第2トレイ上に載置する第2の後処理後のシートを多く積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるシート後処理装置の一例の全体概略構成図である。
【図2】そのシート後処理装置において、排出トレイユニットを取り外し、第2トレイを取り付ける説明図である。
【図3】この発明によるシート後処理装置の他例の全体概略構成図である。
【図4】この発明によるシート後処理装置のさらに他例の全体概略構成図である。
【図5】従来のシート後処理装置の全体概略構成図である。
【図6】従来のシート後処理装置の全体概略構成図である。
【符号の説明】
21  筐体
24、47  後処理位置
25  整合トレイ
26  タタキコロ(整合手段)
31  第1トレイ
32  第2トレイ
33、42、43  排出トレイ
38、46  後処理後搬送路
s  シート

Claims (11)

  1. 第1の後処理を行うシートを載置する第1トレイの上または下に、第2の後処理を行うシートを載置する第2トレイを設けるとともに、前記第1トレイおよび前記第2トレイを筐体外に設けるシート後処理装置において、
    前記第1の後処理および前記第2の後処理を行う後処理位置を同一とし、
    前記第1の後処理を行うとき、前記第1トレイを前記後処理位置まで移動して後、前記第1トレイ上にシートを載置してから前記第1の後処理を行い、
    一方、前記第2の後処理を行うとき、前記第2トレイを後処理位置まで移動して後、前記第2トレイ上にシートを載置してから前記第2の後処理を行い、その第2の後処理後のシートを第2トレイ上にスタックする、ことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記第1トレイから前記第1の後処理後のシートを排出トレイへ搬送してそこにスタックする後処理後搬送路を筐体外に設ける、ことを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記第1トレイと前記第2トレイとを一体として設ける、ことを特徴とする請求項1、または2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記第1トレイと前記排出トレイとを一体として設ける、ことを特徴とする請求項1、または2に記載のシート後処理装置。
  5. 前記第1トレイを着脱自在に設ける、ことを特徴とする請求項1、または2に記載のシート後処理装置。
  6. 前記第1トレイと前記第2トレイと前記排出トレイとを一体とする排出トレイユニットを設け、その排出トレイユニットと前記第2トレイとを交換自在に設ける、ことを特徴とする請求項3または4に記載のシート後処理装置。
  7. 前記後処理位置に、
    前記第1トレイまたは前記第2トレイ上のシートの一部を載置する整合トレイと、
    前記整合トレイ上に載置したシートを整合する整合手段とを設ける、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1に記載のシート後処理装置。
  8. 前記排出トレイと前記第2トレイとを兼用する、ことを特徴とする請求項1、2、3、5、または7に記載のシート後処理装置。
  9. 前記排出トレイを前記筐体内に設ける、ことを特徴とする請求項1、2、3、5、または7に記載のシート後処理装置。
  10. 前記第1の後処理がシートの中綴じである、ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1に記載のシート後処理装置。
  11. 前記第1の後処理がシートの中折りである、ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1に記載のシート後処理装置。
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