JP4980681B2 - 画像処理装置、用紙の後処理方法、紙処理装置及び紙処理方法 - Google Patents

画像処理装置、用紙の後処理方法、紙処理装置及び紙処理方法 Download PDF

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本発明は、画像処理装置、用紙の後処理方法、紙処理装置及び紙処理方法に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は多機能化してきており、大量の画像を記憶できる記憶装置がついているものが主流となってきている。このような画像出力装置の多機能化を受けてその下流側に配置され、画像形成された用紙に折り処理をしたり、パンチやステイプル処理したり、綴じたり、綴じた用紙をまとめて折ったりするなどの後処理装置もその機能は多様化している。従来の端面綴じに加えて中綴じ処理も可能としたものも提供されている。また画像形成装置本体1台を大勢のユーザで使用するため生産性向上が求められており、後処理装置も折り処理と折り処理された用紙の揃え及びステイプル処理を並行して行えるものも提供されている。
このような後処理装置の多様化の例として、特許文献1に開示されているようないわゆるZ折りと称される折り処理を行う装置がある。特許文献1には、シートをZ折りしつつ搬送を行う第1,2,3折りローラと、第1,2折りローラにより1折りされたシートをガイドするガイド部材と、このガイド部材にガイドされたシートの1折りによる折り目を突き当てる突き当て部材とを有し、前記ガイド部材は、前記突き当て部材近傍に突起を備え、前記突起がシートに縦コシをつけるように湾曲させるようにしたことが開示されている。また、特許文献2には、Z折り原稿と折りなし原稿との識別手段と、Z折り原稿の識別検知出力に基づき記録紙への画像形成時、特定の画像処理を実行する制御手段とを有し、Z折り原稿を混載した原稿から複写する際に、原稿に応じてZ折りの是非を決定し、複写済みの記録紙に対してサイズを統一することができるようにしたことが開示されている。
また、特許文献3には、後処理装置としてシート折り装置と大容量トレイ、トップトレイ、パンチャ、ステイプラ等を備えたフィニッシャ(後処理装置)を備えた画像形成装置が開示されている。さらに、特許文献4には、後処理装置として単葉の紙折り装置と中折り、中綴じ装置、平綴じ装置、大容量積載装置を備えた画像形成装置が開示されている。特許文献5には、同じように紙折り装置とパンチや中綴じ装置を有する後処理装置を備えた画像形成装置が開示されている。
特開2002−274749号公報 特開平05−119556号公報 特開2004−284742号公報([0031]及び図3) 特開2006−30234号公報([0025]〜[0034]及び図1) 特開2003−89472号公報
上述のように、画像処理装置で画像形成された用紙の後処理が高度化され複雑になるとともに、複数の後処理装置がユニット化されて配置されるようになる。複数の後処理装置が配置されるようになると、画像処理された用紙は、必要のない後処理装置をも通過せねばならない場合が多くなる。最近の後処理装置の性能は、非常に向上しているが、処理の高速化に加え、使用される用紙の種類が増え、各種の大きさ、厚さ、腰の強さなどの用紙に対応せねばならない。さらに、使用済みの用紙や規格外用紙なども画像処理に使用されている。このような、多種多様な用紙を高速で後処理装置に導入すれば、用紙のしわ、みみ折れ、キズの発生、ジャム、紙詰まり等各種の後処理トラブルが発生しやすくなる。
このような問題を踏まえ、特許文献3〜5に示されるような複数の後処理装置を備えた画像形成装置においては、後処理装置を選択する手段が開示されている。しかし、これらの装置においては、第1の後処理装置での処理の条件によって、処理された用紙の排出先を決定している。例えば、特許文献3には、封筒折りした用紙は第2の処理装置には搬送しないで直接排出し、Z折りした用紙は必ず第2の処理装置に搬送する制御方法が開示されている。このため、第2以降の後処理装置での処理が不必要な用紙まで第2以降の後処理装置に搬送されたり、第2以降の後処理装置での処理が必要な用紙が第1の後処理装置から直接排出されたりすることになる。後処理が単純な場合は、第1の処理装置での処理条件で、ほぼ第2の処理の要否が判定できたが、後処理が高度化し、複雑化すると、このような装置では、用紙が不必要な後処理装置に搬送されたり、必要な後処理装置に搬送できなかったりすることが生じる。そして、上述のように多種多様な用紙を高速で、処理の必要のない後処理装置にまで導入すれば、用紙のしわ、みみ折れ、キズの発生、ジャム、紙詰まり等各種の後処理トラブルが発生の可能性は増える。また、ステイプルやパンチなど必要な処理ができない場合もある。
本発明の目的は、このような課題を解決するため、複数の後処理装置を備えた画像処理装置方法において、画像処理した用紙を正確に後処理するとともに、用紙の後処理トラブルを起こしにくい画像処理装置及び画像処理された用紙の後処理方法を提供することである。また、本発明の目的は、複数の処理装置からなる紙処理装置において、用紙を正確に後処理するとともに、用紙の処理トラブルを起こしにくい紙処理装置及び紙処理方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、画像形成装置の後処理装置を特定の方法により高度に制御することにより、上記課題が解決できるということを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
本願発明は、用紙を、折られた部分が搬送方向の先頭になるように折り処理し搬送する紙折り部と、前記紙折り部で折り処理された用紙(以下、折り処理用紙という。)を前記紙折り部から仮に排出する中間スタック板と、前記折り処理用紙を前記中間スタック板から折り目方向に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送機構で搬送された前記折り処理用紙が折り目方向に沿って導入される排紙トレイを備え、前記排紙トレイは、前記折り処理用紙を導入する用紙導入口を、底部に備えることを特徴とする紙処理装置を含む。
本願発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体で画像形成された用紙を後処理する第1の処理装置を備えた画像形成装置であって、前記第1の処理装置は、前記紙処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置を含む。
本願発明は、用紙を、折られた部分が搬送方向の先頭になるように折り処理し搬送する紙折り工程と、前記紙折り工程で折り処理された用紙(以下、折り処理用紙という。)を中間スタック板に、仮に排出する仮排出工程と、前記処理用紙を前記中間スタック板から折り目方向に沿って搬送する搬送工程と、前記搬送工程で搬送された前記折り処理用紙を折り目方向に沿って排紙トレイに導入する排紙工程とを備え、前記排紙工程は、前記排紙トレイの底部に備える用紙導入口から前記折り処理用紙を前記排紙トレイに導入することを特徴とする紙処理方法を含む。
本願発明は、画像形成装置で画像形成された用紙を後処理する第1の処理工程と、前記第1の処理工程で後処理された用紙を第2の処理装置により処理する第2の処理工程と、前記第2の処理工程における前記用紙の処理の要否又は処理モードを選択する選択工程と、前記選択工程における選択結果に応じて、前記第1の処理工程で処理された用紙を前記第2の処理装置に搬送する搬送工程と、を有する画像形成された用紙の後処理方法であって、前記第1の処理工程は、前記紙処理方法を含むことを特徴とする画像形成された用紙の後処理方法を含む。
参考発明1は、画像形成装置本体で画像形成された用紙を後処理する第1の処理装置及び該第1の処理装置で処理された前記用紙を処理する第2の処理装置を備えた画像形成装置であって、前記第1の処理装置における前記用紙の処理モード、並びに前記第2の処理装置における前記用紙の処理の要否及び/又は処理モードを選択する選択手段と、第2の処理装置における前記用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、前記第1の処理装置で処理された用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送し、又は第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出するよう第1の処理装置を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置である。
参考発明2は、第1の処理装置は、少なくとも紙折り機能を有し、折り処理された用紙の折り目方向に沿って用紙が排出される前記用紙排出トレイを配置した参考発明1に記載の画像形成装置である。
参考発明3は、少なくとも紙折り機能を有する第1の処理装置から前記用紙排出トレイへの用紙の排出において、前記用紙排出トレイの底部から前記用紙排出トレイに用紙が排出される参考発明2に記載の画像形成装置である。
参考発明4は、第1の処理装置及び第2の処理装置の起動スイッチを画像形成装置本体の起動スイッチと共用する参考発明1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
参考発明5は、第1の処理装置の用紙入り口に、搬入用紙センサを備えた参考発明1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
参考発明6は第2の処理装置の用紙入り口に、搬入用紙センサを備えた参考発明1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置である。
参考発明7は、画像形成装置本体で画像形成された用紙を後処理する第1の処理手段、及び該第1の処理手段で処理された前記用紙を処理する第2の処理手段を有する用紙の後処理方法であって、第2の処理手段における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、前記第1の処理手段で処理された用紙を第1の処理手段から第2の処理手段に搬送し、又は第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接排出する画像形成装置本体で画像形成された用紙の後処理方法である。
参考発明8は、第2の処理手段における用紙の処理及び/又は処理モードが選択された場合は、前記第1の処理手段で処理された用紙を第1の処理手段から第2の処理手段に搬送し、第2の処理手段における用紙の処理が非処理と選択された場合は、第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接用紙を排出する参考発明7に記載の用紙の後処理方法である。
参考発明9は、第2の処理手段の用紙の処理の選択において、用紙の処理も処理モードも選択されなかった場合は、第2の処理手段における用紙の処理は非処理が選択されたとみなして、第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接用紙を排出する参考発明8に記載の用紙の後処理方法である。
参考発明10は、少なくとも用紙を処理する第1の処理装置と、第1の処理装置で処理された用紙を処理する第2の処理装置とを備えた紙処理装置であって、第1の処理装置における用紙の処理モード、並びに第2の処理装置における用紙の処理の要否及び/又は処理モードを選択する選択手段と、第2の処理装置における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、第1の処理装置で処理された用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送し、又は第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出するよう第1の処理装置を制御する制御手段と、を備えた紙処理装置である。
参考発明11は、第1の処理装置は、少なくとも紙折り機能を有し、折り処理された用紙の折り目方向に沿って用紙が排出される前記用紙排出トレイを備えた参考発明10に記載の紙処理装置である。
参考発明12は、第1の処理装置から前記用紙排出トレイへの用紙の排出において、前記用紙排出トレイの底部から前記用紙排出トレイに用紙が排出される参考発明11に記載の紙処理装置である。
参考発明13は、第2の処理装置の起動スイッチを第1の処理装置の起動スイッチと共用する参考発明10乃至12のいずれかに記載の紙処理装置である。
参考発明14は、第2の処理装置の用紙入り口に、搬入用紙センサを備えた参考発明10乃至13のいずれかに記載の紙処理装置である。
参考発明15は、少なくとも用紙を処理する第1の処理手段と、第1の処理手段で処理された用紙を処理する第2の処理手段とを有する紙処理方法であって、第2の処理手段における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、第1の処理手段で処理された用紙を第1の処理手段から第2の処理手段に搬送し、又は第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接排出する紙処理方法である。
参考発明16は、第2の処理手段における用紙の処理及び/又は処理モードが選択された場合は、前記第1の処理手段で処理された用紙を第1の処理手段から第2の処理手段に搬送し、第2の処理手段における用紙の処理が非処理と選択された場合は、第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接用紙を排出する参考発明15に記載の紙処理方法である。
参考発明17は、第2の処理手段の用紙の処理の選択において、用紙の処理も処理モードも選択されなかった場合は、第2の処理手段における用紙の処理は非処理が選択されたとみなして、第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接用紙を排出する参考発明16に記載の紙処理方法である。
本発明の画像処理装置及び画像処理された用紙の後処理方法においては、画像処理された用紙を正確に後処理するとともに、用紙の後処理トラブルの発生を最小限に抑えることができる。また、本発明の紙処理装置及び紙処理方法においては、処理用紙を正確に後処理するとともに、処理用紙の処理トラブルの発生を最小限に抑えることができる。
本発明の第一の形態である画像形成装置は、画像形成装置本体で画像形成された用紙を後処理する第1の処理装置、及び第1の処理装置で処理された用紙を処理する第2の処理装置を備えている。この画像形成装置は、第1の処理装置における用紙の処理モード、並びに第2の処理装置における用紙の処理の要否及び/又は処理モードを選択する選択手段を有している。そして、この画像形成装置は、第1の処理装置の用紙排出箇所を制御する制御手段を備えており、第2の処理装置における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、第1の処理装置で処理された用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送し、又は第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出する制御手段を備えている。この制御手段は、通常は、第2の処理装置における用紙の処理又は処理モードを選択した場合は、用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送し、一方、第2の処理装置における用紙の処理を非処理と選択した場合は、用紙を第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出するように制御する。なお、第2の処理装置における用紙の非処理の選択の代わりに、用紙の処理も処理モードも選択しなかった場合は、第2の処理装置おいて用紙は非処理を選択されたとみなすこともできる。
図1には、この画像形成装置の正面図を示す。図の中央部から画像形成装置本体1、その左に第1の処理装置2及び第2の処理装置3が接続している。第1の処理装置は、画像処理された用紙を二つ折り又は三つ折りなどに折りたたむ紙折り装置を含んでいる場合が多いので、第1の処理装置の例として紙折り装置として説明する。なお、第1の処理装置及び第2の処理装置の用紙の処理としては、紙折り処理の他に、パンチ処理、ステイプル処理、丁合い処理、中折り処理、平綴じ処理、端綴じ処理、中綴じ処理、糊付け処理、裁断処理、製本処理、大量積載排紙処理(スタック)、仕分け排紙処理(ソート)等どのような紙処理でもよい。これらの処理は、一つの処理装置に一種類ずつ機能を持たせてもよいし、一つの処理装置に複数の処理機能を持たせてもよい。図15は、この発明の画像形成装置における用紙を後処理する装置の例を表しており、第1の処理装置が紙折り装置で、第2の処理装置がパンチ処理、ステイプル処理、中綴じ処理などを含む後処理装置として表示している。ただし、処理の例を示す概略図なので第1の処理装置から直接用紙を排出する用紙排出トレイは図示していない。さらに、この発明の画像形成装置は、少なくともふたつの処理装置を備えていればよく、三つ以上の処理装置を備えていてもよい。三つ以上の処理装置を備えている場合は、画像形成された用紙が搬送されていく搬送路の下流側にさらに処理装置が接続されている処理装置であれば、どの処理装置でも第1の処理装置と考えることができる。また、同様に、用紙が搬送されていく搬送路の上流側に処理装置を接続している処理装置であれば、どの処理装置でも第2の処理装置と考えることができる。
図2は、第1の処理装置の一例を示している。この形態の第1の処理装置2は、図2における出口分岐爪24の左側の用紙排出口が第2の処理装置への用紙搬送口になっている。そして、出口排出爪24の上部の上排出口25を通って、用紙を上排出トレイ27へも排出できる。この紙折り装置は、用紙を折らないで通過させる(通過処理モード)、封筒折り(内折り封筒折りモード又は外折り封筒折りモード)及びZ折り(Z折りモード)の三つ折り並びに二つ折りモードで処理することができる。そして、それぞれの処理モードは画像処理装置本体又は紙折り装置に設置した操作パネルから指示できる。操作パネルの例を図16に示す。なお、Z折りの場合は、図16に示すように折り幅を指定する操作ボタンを設置することが好ましい。また、通過処理モードは、折りモードボタンを押さないでスタートボタンを押すことで実現できるので、特に通過処理モードボタンを設置してもよいが、この例のように特に設置する必要はない。
図16においてスタートボタンは、第1の処理装置と第2の処理装置との処理動作を開始させるスタートボタンを兼ねているが、それぞれ別のスタートボタンを設置してもよい。さらに、このスタートボタンは、画像形成装置本体のスタートボタンと兼用することもできる。また、このスタートボタンは、省略して、画像形成装置本体に通電されていれば、常に第1の処理装置及び第2の処理装置には通電可能とすることもできる。逆に、このスタートボタンを、第1の処理装置及び第2の処理装置に通電可能とするための起動ボタン(メインスイッチ)とし、第1の処理装置及び第2の処理装置の実際の処理動作は、処理装置に設けたセンサによって用紙の搬入が確認されてから開始するようにしてもよい。例えば、図2に示す入り口センサ23は、入り口ローラ4や入り口爪6を起動させるセンサとすることができる。第2の処理装置においても入り口にセンサを設けて用紙の搬入を確認したら第2の処理装置が起動するようにすることができる。
まず、この紙折り装置2の制御手段及び制御方法について図16、図17を参照にしながら説明する。図16は、第1の処理装置(紙折り装置)及び第2の処理装置の制御用の操作パネルの例を示している。図17は、紙折り装置の処理フローチャートである。図16に示す操作パネルには、紙折り装置の折りモードを選択する操作ボタンと、第2の処理装置での処理(後処理モード)を選択する操作ボタン、及び紙折り装置及び第2の処理装置の動作開始用のスタートボタンが配置されている。Z折りモードに対しては、さらに折り幅指定ボタンが付属して配置されている。図15に示した第1の処理装置及び第2の処理装置を前提にする操作ボタンの例では、折りモードについては、択一的な選択ができ、後処理モードにおいては、重複した選択が可能である。通常、スタートボタンは画像形成装置本体のスタートボタンと兼用されている。
この紙折り装置における用紙排出の動作の制御方法を図17の紙折り装置の処理フローチャートを参照にして説明する。操作パネルのスタートボタンが押されると、紙折り装置2の作動が開始する(S101)。そして、操作パネル上の紙折り装置の操作モード二つ折りが指定されているかどうかを判断する(S102)。二つ折りモードがNoであれば、次に封筒折り(内折り)が指定されているかどうかを判断する(S103)。さらに、封筒折り(内折り)がNoであれば、次に封筒折り(外折り)が指定されているかどうかを判断する(S104)。さらに、封筒折り(内折り)がNoであれば、次にZ折りが指定されているかどうかを判断する(S105)。Z折りが指定されていれば、その折り幅の指定を読み込む(S106)。上記の判断処理が終了したら、すなわち、S102〜S105のいずれかでNoの判断をした場合及びS106でYesの判断をした場合、並びにS106の折り幅読み込みが終了した時点で、第2の処理が必要かどうかを判断する。この第2の処理の判断においては操作パネル上の後処理モードのボタンが一つでも押されていれば、第2の処理が必要(Yes)、一つも押されていなければ第2の処理は不必要(No)とする(S107)。第2の処理が必要な場合は、紙処理装置で処理された用紙は第2の処理装置への排出口へと排出される(S108)。第2の処理が不必要な場合は、紙処理装置で処理された用紙は直接処理装置外(排紙トレイ)に排出される(S109)。なお、それぞれの処理モードにおける用紙の排出以外の紙処理における各種の動作(紙折りやパンチ動作)については、従来の作動制御方法と同じなので、ここでは説明を省いている。
この紙折り装置2の具体的な作動について、図3を参照しながら説明する。図3aにおいては、紙折り装置2に導入された用紙は、紙折り処理をされて、第2の処理装置へと搬出されていく場合を示している。この場合、例えば図16に示す操作パネルでは、第1の処理装置(折りモード)でZ折りを選択し、第2の処理装置(後処理モード)で何らかの処理、例えばパンチ処理を選択していたとする。Z折り処理の指定により、入り口分岐爪6は、図3aに示すように、図2の状態から支点を中心にして反時計回り方向に回転し、入り口ローラ6を通過した用紙は紙折り装置2の下部へ導かれ、押し込みコロ8、レジストローラ9を通って折り部に到達する。折り部では、後述する折り動作によって用紙はZ折りされて縦排出経路20を通って排出ローラ21により隣接する第2の処理装置へと導かれる。この際、第2の処理装置での何らかの処理が選択されていれば(この場合Z折り処理選択されているとする。)、出口分岐爪24は、図に示すように用紙が第2の処理装置に導入されるようになっている。
次に、第2の処理装置3での処理は何も選択されておらず、紙折り装置においても、折り処理は選択されていない、すなわち通過処理モードの場合は、図16の操作パネルにおいては、単にスタートを押すだけでよい。この場合、紙折り装置は、図3bの状態になり、入り口分岐爪6は、図3aの状態から支点を中心に時計方向に回転し、出口分岐爪24も、図3aの状態から支点を中心に時計方向に回転し、入り口ローラ4を通過した用紙は、紙折り装置2を水平に左へ移動し、排出ローラ21、出口分岐爪24により上排出経路25から上排紙トレイ27へと排紙される。画像形成処理した用紙を紙折り処理はしないが、ステイプル処理、パンチ処理などの第2の処理がしたい場合は、操作パネルの後処理モードの必要な項目のみを選択してスタートボタンを押せば、入り口分岐爪6及び出口分岐爪24は紙折り装置2の図3cに示す状態となり、画像形成装置本体から導入された用紙は、紙折り装置の上部を通過して第2の処理装置へと搬送される。このように、操作パネルを操作して第2の処理装置における何らかの処理を指定すると、紙折り装置は、出口分岐爪24が図3a又は図3cに示すように支点を中心に相対的に反時計方向に回転して用紙を水平方向に通過させ、第2の処理装置へと導いていくように制御されている。操作パネルの後処理モードが何も選択されずにスタートボタンが押されると、図3に示すように、出口分岐爪24は、支点を中心に相対的に時計方向に回転し、紙折り装置から排出される用紙は、上排出経路25の方へ導かれ上排紙トレイ27に排出される。
このような後処理装置を備えた画像処理装置は、必要な後処理を行う場合のみ、必要な処理装置に用紙を導入し、処理の不要な処理装置には用紙を導入しないで取り出すことができる。このため、画像形成した用紙を最小限の後処理装置に導入しただけで取り出せ、画像処理装置全体としてのスピードアップにつながる。また、用紙が不必要な後処理装置を通過しないので、その分、用紙のしわ、みみ折れ、キズの発生、ジャムや詰まりなどの用紙トラブルの可能性も減少する。さらに、後処理装置の一部では用紙を通過させるためだけの部品や部材を必要としなくなり、コストダウンにもつながる。
図4には、図2の変形である紙折り装置の例を示す。図4に示す紙折り装置2'は、図2に示す紙折り装置2における上排紙トレイ27の代わりに下排紙トレイ33を備えている。それに伴って、出口分岐爪24はなく、排出分岐爪30が折り処理された用紙の排出位置を制御している。図5には、排出分岐爪30の制御により折り処理された用紙が、図5aにおいては、第2の処理装置へ、図5bにおいては、下排紙トレイ33へと導かれる状態が図示されている。なお、この場合、折り処理部を通らないで紙折り装置2'を通過する用紙は、すべて第2の処理装置へと導入される。しかし、後述するように折り処理部において用紙を折り処理しないで通過させる方法もあるので、折り処理しない用紙を下排紙トレイ33に導くこともできる。
図6には、さらに他の紙折り装置の例を示している。図6に示す紙折り装置2"は、紙折り機能を有し、折り処理された用紙の折り目方向に沿って用紙が排出される用紙排出トレイを備えている。図6に示すように、この紙折り装置2"は、図4に示した紙折り装置2'に類似している。そして、図4に示した紙折り装置2'においては、その下部に下排紙トレイ33を設けていたが、紙折り装置2"においては、その下部に中間スタック板41を設けて、ここに折り処理した用紙を仮に排出できるようにしている。そして、この紙折り装置2"の前部又は後部、図6で言えば、紙面の手前又は背後に排紙トレイ47を備えている。図7に、この紙折り装置2"の下部排紙部を図6の右側から見た状態の断面図を示している。排紙トレイ47は、紙折り装置2"の前部に配置されており、中間スタック板41に排紙された用紙は、放出ベルト44を通って排紙トレイ47に搬送される。中間スタック板41から排紙トレイ47への用紙の搬送においては、一枚ずつでもよいし、中間スタック板41に所定枚数たまった段階でまとめて排紙トレイ47へ搬送してもよい。
図8では、紙折り装置2"の作動状況を説明している。用紙が中間スタック板41に搬送されるまでは、図4に示す紙折り装置2'において下排紙トレイ33に用紙が排出される動作と同じである。紙折り装置2"においては、中間スタック板41に搬送された用紙が、紙折り装置2"の前部に配置された排紙トレイ47に搬送される機構が付加されている。図9に示すように、中間スタック板41に搬送された用紙71は(図9a)、放出板42によって放出ベル44側に押し出され、引出ローラ43によって放出ベルト上に搬送される(図9b)。搬送ベルト44上を搬送される用紙71は、増し折りローラ45により折り目をさらに押さえつけられて十分に増し折りされる。そして、増し折りされた用紙71は、排紙トレイ47に搬送される(図9c)。この際、用紙71は、排紙トレイ47の側面と中央部との間の底部から斜め上方に向かって排紙トレイ47内に導入される(図9d)ことが好ましい。このようにすることにより、排紙トレイ47を紙折り装置2"の中間スタック板41と十分に接近して配置することができ、紙折り装置本体から前面に飛び出す幅が小さくなり、紙折り装置を操作する際の操作性がよくなる。さらに、排紙トレイ47を放出ベルト44より高い位置に配置できるので、排紙トレイ47、放出ベルト44、中間スタック板41等の配置の自由度が増す。
通常は、排紙トレイに用紙を排出する際、すでに用紙が存在している排紙トレイの底部から排紙する用紙を導入することは難しい。しかし、この形態の紙折り装置においては、封筒折りやZ折りされた用紙が、折り目方向に沿って放出ベルト44及び増し折りローラ45から搬送されて、折り断面を先頭にして排紙トレイ47に導入される。このようにすると、用紙71は、排紙トレイ47への挿入方向に関しては、通常の折られていない用紙に比べ非常に腰が強くなっている。その為、例えば、排紙トレイ47の中にすでに排出された用紙70が存在しても、用紙71は、腰折れすることなく用紙70を押し上げながら十分に排紙トレイ47内に搬送できる。中間スタック板41から搬送する用紙を複数枚まとめてから排紙トレイ47に搬送すれば、搬送される用紙の全体としての腰の強さはさらに増すので好都合である。
図2に示した紙折り装置の変形例として、図10及び図11に示す紙折り装置がある。図10に示した紙折り装置は、上排紙トレイが画像形成装置本体1の上部に配置されている。図11に示した紙折り装置は、上排紙トレイが第2の処理装置3の上部に配置されている。これらの紙折り装置の作動は、図2に示した紙折り装置の作動と同じようなので、図2示した紙折り装置の説明によればよい。
紙折り装置における代表的な紙折り方法と、この発明における紙折り装置の作動状況について説明する。図12、13、14は図2に示す紙折り装置2の折り部を描いた部分図で、それぞれ封筒折り(内折り)、封筒折り(外折り)及びZ折りに用紙が折られていく状況を示している。なお、それぞれの図の上部には、それぞれの形に折られた用紙の折り形状を示す断面図を示している。
まず、封筒折り(内折り)における紙折り装置2の折り部の作動状況を説明する。図12には、封筒折り(内折り)の作動状況を示している。図12aは、用紙がその入り口側であるレジストローラ9側から搬入され、用紙の先端が第1折りローラ12、第2折りローラ13により第1用紙ガイド部14の第1折り先端ストッパ15の位置まで導入された状態を示している。図12bは、さらに用紙が第1折りローラ12と第2折りローラ13との回転により進んでいき、用紙の一部を屈曲して第3折りローラ16へと押しつけられている状態である。そして、用紙が第2折りローラ13と第3折りローラ16との間に挟まると、用紙はここで折り曲げられるとともに、第2折りローラ13と第3折りローラ16との間から第2用紙ガイド部18へと導入される。折られた部分が先頭になって第2用紙ガイド部18へと導入された用紙の先端(折られた部分)が、第2折り先端ストッパ19に達すると、用紙は第3折りローラ16付近で屈曲し(図12d)、第3折りローラ16と第4折りローラ17とで折り曲げられながら、その間隙を通過して縦排出経路20側へ搬送されていく(図12e)。この一連の折り操作で内折りの封筒折りが完成する。この際、内折りの封筒折りとするために重要なことは、第1折り先端ストッパ15と第2折り先端ストッパ19の位置である。第1折り先端ストッパ15は、第1用紙ガイド部14の用紙が挿入できる長さを、用紙の長さのほぼ2/3に近い2/3以上とするように配置する必要がある。また、第2折り先端ストッパ19も、第2用紙ガイド部18の用紙が挿入できる長さを、用紙の長さのほぼ1/3に近い1/3以上とするように配置する必要がある。特に、図12dに示すように、搬入されてきた用紙の最後端が第2用紙ガイド部18に導入された後で、第3折りローラ16と第4折りローラ17とが用紙を巻き込んでいくように第2用紙ガイド部18の長さを調整することが大切である。このようにしないと、内側に折り込まれる用紙が外側の用紙より長くなり、用紙に異常なしわなどが発生する。
次に、封筒折り(外折り)における紙折り装置2の折り部の作動状況を説明する。封筒折り(外折り)は、Z折りの一種とも見なされる折り方で、Z折りのうち、折られた3つの部分がほぼ同じ長さになったものである。図13の上部にその折り形状の断面図を示す。図13aから図13eには、紙折り装置2における封筒折り(外折り)の場合の折り部の作動状況を示している。折り部は、基本的には、図12と同じ構造をしている。図12と異なっているのは、第1用紙ガイド部14に配置されている第1折り先端ストッパ15の位置である。すなわち、第1折り先端ストッパ15及び第2折り先端ストッパ19の位置を調整して、第1用紙ガイド部14の用紙が挿入できる長さ、及び第2用紙ガイド部18の用紙が挿入できる長さを、それぞれ用紙の長さの1/3になるように配置する。このようにすることで、図12c及び図12dに示すように、最初に第1用紙ガイド部14の導入された用紙の前部先端が第2用紙ガイド部18に搬送された後に、用紙が第3折りローラ16と第4折りローラ17との間に巻き込まれていくので、封筒折り(外折り)となる。この場合の注意は、第2用紙ガイド部18の用紙が挿入できる長さを、第1用紙ガイド部14の用紙が挿入できる長さより短くしないことである。この条件が守られないと封筒折り(外折り)にならないことがある。
次に、Z折りにおける紙折り装置2の折り部の作動状況を説明する。図14にZ折りの説明図を示す。Z折りは、封筒折り(外折り)の折られた端の一枚が他の2枚に比べて長い場合である。それ故、封筒折り(外折り)と同じ装置でほぼ同じように折ることができる。封筒折り(外折り)との違いは、第1折り先端ストッパ15を、第1用紙ガイド部14の用紙が挿入できる長さが用紙の長さの1/3より短くなるように配置する。そして、封筒折り(外折り)同様、第2用紙ガイド部18の用紙が挿入できる長さを、第1用紙ガイド部14の用紙が挿入できる長さより短くしないことである。この条件が守られないとZ折りにならないことがある。
この他にも、紙折り装置2の折り部で二つ折りや折り処理をしないで用紙を通過させることもできる。例えば、第1折り先端ストッパ15を、第1用紙ガイド部14の長さが用紙の長さより長くなるように配置すれば、第2折りローラと第3折りローラとの間では、用紙は折られることはなく、用紙の後ろ側が先端になって第2折りローラに巻き込まれて搬送されていく。よって、用紙は、第2用紙ガイド部18の長さに応じて各種の長さ比の二つ折り処理がなされる。また、第2折り先端ストッパ19を第2用紙ガイド部18の長さが、用紙の長さと同じになるように配置すれば、第3折りローラと第4折りローラとの間でも、用紙は折られることはなく、用紙の後ろ側が第4折りローラに巻き込まれて搬送されていく。よって、用紙は全く折り処理をされずに折り部を通過する。
これまでは、画像処理装置に備え付けられた画像処理した用紙の後処理装置について説明してきた。しかし、上記の用紙の後処理装置を、独立した紙処理装置とすることができる。すなわち、本発明の第2の形態としての紙処理装置は、少なくとも第1の処理装置と、第1の処理装置で処理された用紙を処理する第2の処理装置とを備えており、そして、第1の処理装置における用紙の処理モード、並びに第2の処理装置における用紙の処理の要否及び/又は処理モードを選択する選択手段を備えている。さらに、第2の処理装置における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、第1の処理装置で処理された用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送するか、第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出するかを制御する制御手段を備えている。この場合の紙処理も、第1の処理装置、第2の処理装置とも、用紙の処理としては、紙折り処理、パンチ処理、ステイプル処理、丁合い処理、中折り処理、平綴じ処理、端綴じ処理、中綴じ処理、糊付け処理、裁断処理、製本処理、大量積載排紙処理(スタック)、仕分け排紙処理(ソート)等どのような紙処理でもよい。さらに、紙折り処理には、二つ折り、封筒折りやZ折りなどの三つ折り、四つ折り、つづら折りなど各種の折り処理がある。その他、上述の画像形成装置の発明においてした第1の処理装置及び第2の処理装置に係る説明は、この紙処理装置の発明においても当てはめることができる。
また、本発明の形態として、上記の画像形成装置及び紙処理装置の他に、画像形成された用紙の後処理方法及び紙処理方法がある。本発明の画像形成された用紙の後処理方法及び紙処理方法は、好ましくは紙折り機能を有する第1の処理手段と、第1の処理手段で処理された用紙を処理する第2の処理手段とを有する紙処理方法であって、第2の処理手段における用紙の処理の要否又は処理モードの選択に応じて、第1の処理手段で処理された用紙を第1の処理手段から第2の処理手段に搬送し、又は第1の処理手段に備えられた用紙排出トレイに直接排出する方法である。通常は、第2の処理装置における用紙の処理又は処理モードを選択した場合は、用紙を第1の処理装置から第2の処理装置に搬送し、一方、第2の処理装置における用紙の処理を非処理と選択した場合は、用紙を第1の処理装置に備えられた用紙排出トレイに直接排出するように制御する。なお、第2の処理装置における用紙の非処理の選択の代わりに、用紙の処理も処理モードも選択しなかった場合は、第2の処理装置おいて用紙は非処理を選択されたとみなすこともできる。具体的な方法は画像形成装置及び紙処理装置の説明の中で詳述したとおりである。なお、これらの第1の処理手段と第2の処理手段とは、一体の装置になっている必要はなく、搬送ベルトや搬送ローラのような搬送手段や、一時貯蔵トレイのような一時保管手段を介して連結していてもよい。また、第1の処理手段と第2の処理手段との間に、他の装置、例えば第3の処理装置が介在していてもよい。また、制御手段に指示をするための操作パネルや、これに代わる指示手段は、第1の処理手段や第2の処理手段に付随していてもよいし、個別の装置としていてもよい。
画像形成装置の概略図 紙折り装置2の断面図 紙折り装置2の作動説明図 紙折り装置2'の断面図 紙折り装置2'の作動説明図 紙折り装置2"の断面図 紙折り装置2"の下部排紙部の横断面図 紙折り装置2"の作動説明図 紙折り装置2"の下部排紙部の作動説明図 紙折り装置の断面図 紙折り装置の断面図 封筒折り(内折り)の説明図 封筒折り(外折り)の説明図 Z折りの説明図 第1の処理装置及び第2の処理装置の断面図 第1の処理装置及び第2の処理装置の処理指定パネル 第1の処理装置の処理フローチャート
符号の説明
100:画像形成装置
1:画像形成装置本体
2,2',2":第1の処理装置(紙折り装置)
3:第2の処理装置
4:入り口ローラ
5:スルー搬送部
6:入り口分岐爪
8:押し込みころ
9:レジストローラ
12:第1折りローラ
13:第2折りローラ
14:第1用紙ガイド部
15:第1折り先端ストッパ
16:第3折りローラ
17:第4折りローラ
18:第2用紙ガイド部
19:第2折り先端ストッパ
20:縦排出経路
21:排出ローラ
23:入り口センサ
24:出口分岐爪
25:上排出経路
26:上排出ローラ
27:上排紙トレイ
30:排出分岐爪
31:下排出経路
32:下排出ローラ
33:下排紙トレイ
40:下排出経路
41:中間スタック版
42:放出板
43:引出しローラ
44:放出ベルト
45:増し折りローラ
46:放出ローラ
47:排紙トレイ
50:画像形成装置本体側への搬送経路
51:画像形成装置本体側への上排出ローラ
52:画像形成装置本体側への上排出トレイ
60:第2の処理装置上部への上排出経路
61:第2の処理装置上部への上排出ローラ
62:第2の処理装置上部への上排出トレイ
70,71:用紙
A:パンチ部
D,E,F:ステイプル処理部
E:プレスタック部
G:中折り処理部
S1:端綴じステイプラ
S2:中綴じステイプラ
PR:画像形成装置本体
ZF:第1の処理装置(紙折り装置)
PD:第2の処理装置

Claims (15)

  1. 用紙を、折られた部分が搬送方向の先頭になるように折り処理し搬送する紙折り部と、
    前記紙折り部で折り処理された用紙(以下、折り処理用紙という。)を前記紙折り部から仮に排出する中間スタック板と、
    前記折り処理用紙を前記中間スタック板から折り目方向に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構で搬送された前記折り処理用紙が折り目方向に沿って導入される排紙トレイを備え、
    前記排紙トレイは、前記折り処理用紙を導入する用紙導入口を底部に備えることを特徴とする紙処理装置。
  2. 前記搬送機構は、前記折り処理用紙の折り目を押さえつけて増し折りする増し折りローラを備えることを特徴とする請求項1に記載の紙処理装置。
  3. 前記用紙導入口は、前記排紙トレイの側面と中央部との間の底部に位置し、
    前記折り処理用紙は、前記用紙導入口から斜め上方に向かって前記排紙トレイ内に導入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙処理装置。
  4. 前記中間スタック板に排出された前記折り処理用紙を、前記中間スタック板から前記搬送機構に押し出す放出板を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙処理装置。
  5. 前記搬送機構は、前記折り処理用紙を所定枚数まとめて前記排紙トレイに導入可能なことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙処理装置。
  6. 前記搬送機構は、前記折り処理用紙を引き出す引出ローラと、前記引出ローラに引き出された折り処理用紙を前記排紙トレイに搬送する搬送ベルトとを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の紙処理装置。
  7. 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体で画像形成された用紙を後処理する第1の処理装置を備えた画像形成装置であって、
    前記第1の処理装置は、請求項1〜のいずれか1項に記載の紙処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記第1の処理装置で後処理された用紙を処理する第2の処理装置を、更に備えた画像形成装置であって、
    前記第1の処理装置における前記用紙の処理モード、並びに前記第2の処理装置における前記用紙の処理の要否及び/又は処理モードを選択する選択手段と、
    前記第2の処理装置における前記用紙の処理の要否又は処理モードの選択結果に応じて、前記第1の処理装置で後処理された前記用紙を前記第1の処理装置から前記第2の処理装置に搬送し、又は前記第1の処理装置に備えられた排紙トレイに排出するよう前記第1の処理装置を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置本体、前記第1の処理装置、及び前記第2の処理装置は、起動スイッチを共用することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  10. 用紙を、折られた部分が搬送方向の先頭になるように折り処理し搬送する紙折り工程と、前記紙折り工程で折り処理された用紙(以下、折り処理用紙という。)を中間スタック板に、仮に排出する仮排出工程と、前記処理用紙を前記中間スタック板から折り目方向に沿って搬送する搬送工程と、前記搬送工程で搬送された前記折り処理用紙を折り目方向に沿って排紙トレイに導入する排紙工程とを備え、
    前記排紙工程は、前記排紙トレイの底部に備える用紙導入口から前記折り処理用紙を前記排紙トレイに導入することを特徴とする紙処理方法。
  11. 前記搬送工程は、前記折り処理用紙の折り目を増し折りローラで押さえつけて増し折りする増し折り工程を有することを特徴とする請求項10に記載の紙処理方法。
  12. 前記用紙導入口は、前記排紙トレイの側面と中央部との間の底部に位置し、
    前記排紙工程においては、前記折り処理用紙を前記用紙導入口から斜め上方に向かって前記排紙トレイ内に導入することを特徴とする請求項10又は11に記載の紙処理方法。
  13. 前記中間スタック板に排出された前記折り処理用紙を、放出板により前記中間スタック板から前記搬送機構側に押し出す用紙押し出し工程を備えることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の紙処理方法。
  14. 前記搬送工程は、前記折り処理用紙を所定枚数まとめて前記排紙トレイに導入可能なことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の紙処理方法。
  15. 画像形成装置で画像形成された用紙を後処理する第1の処理工程と、
    前記第1の処理工程で後処理された用紙を第2の処理装置により処理する第2の処理工程と、
    前記第2の処理工程における前記用紙の処理の要否又は処理モードを選択する選択工程と、
    前記選択工程における選択結果に応じて、前記第1の処理工程で処理された用紙を前記第2の処理装置に搬送する搬送工程と、
    を有する画像形成された用紙の後処理方法であって、
    前記第1の処理工程は、請求項10〜14のいずれか1項に記載の紙処理方法を含むことを特徴とする画像形成された用紙の後処理方法。
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