JP3847442B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,用紙後処理装置に係り,詳しくは,複写機等の画像形成装置から一定間隔で順次供給される用紙についてステイプル処理等の所定の後処理を行う用紙後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば複写機,プリンタ等の画像形成装置により画像が転写された比較的多量の用紙について綴じ処理(ステイプル処理)や孔あけ処理(パンチ処理)を施したい場合がある。この場合には,上記ステイプル処理やパンチ処理等の所定の後処理を自動的に行う用紙後処理装置,いわゆるフィニッシャーを用いるのが便利である。
図4は,上記フィニッシャーの簡略的な構成の一例を示すものである。
上記フィニッシャー100は複写機等の画像形成装置の用紙排出側に例えば着脱自在に取り付けられ,図4に示す如く,複数枚の用紙Pを収納可能な中間トレイ101を備える。上記画像形成装置から一定の間隔で順次排出された一組の用紙についてステイプル処理等を行う場合には,各用紙Pは,この中間トレイ101に一旦収納される。
この中間トレイ101には,中間トレイ101に沿って移動可能な用紙受け103が設けられている。上記用紙受け103は,用紙搬入時に上記中間トレイ101下部に待機しており,フィニッシャー100上部から上記中間トレイ101に沿って順次搬入された用紙Pの一端は,この用紙受け103で支持される。
上記用紙受け103の待機位置近傍には,例えばステイプル処理を行うステイプラ104が設けられている。このステイプラ104は,上記用紙受け103によって搬送方向端部が整列された一組の用紙についてステイプル処理を行う。
上記ステイプル処理が終了した一組の用紙は,上記用紙受け103によってフィニッシャー100上部へ束搬送され,排出ローラ105を介して排出トレイ106に排出される。
【0003】
ところで,上記中間トレイ100に既に収納された一組の用紙についてステイプル処理を行って,上記中間トレイ100に次組の用紙が搬送可能となるのに必要な時間は,組内の用紙Pが順次搬送される時間間隔よりも長い。
このことは,上記画像形成装置から一定間隔で順次用紙Pが搬送される場合,ステイプル処理が終了して上記中間トレイ100に次組の用紙が搬送可能となるまで,幾らかの時間,次組の用紙の一枚目が搬送路107内で待たなければならないことを意味する。
従来の装置では,例えば通常の搬送路107よりも長い搬送路を別に設けておき,次組の用紙の一枚目は上記長い搬送路側に搬送し,次組の用紙の二枚目は上記通常の搬送路107側に搬送することにより,上記待ち時間を解消していた。
また,2つの中間トレイ101を用意して,一つの中間トレイ101に収納された用紙について所定の後処理を行っている場合には,次組の用紙は他方の中間トレイに搬送することにより,上記待ち時間を解消する従来の装置もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,通常の搬送路より長い搬送路を別に設ける場合,搬送路が長く複雑になるため,紙詰まりが発生しやすくなり,紙詰まり解消処理等のメンテナンスが行い難くなるという問題があった。
また,2つの中間トレイを設ける場合,その分だけ装置の構成が複雑になると共に,装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明は,このような従来の技術における課題を解決するために,用紙後処理装置を改良し,任意の組の用紙と次の組の用紙との間の待ち時間を簡単且つコンパクトな構成により短縮することを図った用紙後処理装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,請求項1に係る発明は,複数枚の用紙が収納可能な中間トレイを備え,上記中間トレイへ一定間隔で順次搬送された一組の用紙について所定の後処理を行う用紙後処理装置であって,上記中間トレイの上部に設けられ,用紙を上記中間トレイへ供給するための搬送経路に,該搬送経路の上部に設けられ,該搬送経路の一部を迂回するバイパス経路が接続され,上記中間トレイへ既に供給された一組の用紙について上記所定の後処理が行われている間に,上記搬送経路内で次組の用紙の一枚目を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目を上記バイパス経路内に搬入し,上記一組の用紙についての所定の後処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目及び二枚目を重ねて上記下部の中間トレイへ供給してなる用紙後処理装置において,
上記搬送経路が,用紙を上記中間トレイへ供給するための複数のローラを含んで直線的に配列されてなるものであり,且つ上記バイパス経路の後端部が,該搬送経路の途中のローラ入り口部に,上記搬送経路に交差する方向に接続されてなり,
上記次組の一枚目の用紙の先端が上記搬送路を構成する途中のローラに噛み込まれて停止した状態で上記次組の二枚目の用紙を上記バイパス経路内に搬入し,
上記次組の一枚目の用紙と二枚目の用紙を重ねて下部の中間トレイへ供給することを特徴とする用紙後処理装置として構成されている。
また,請求項2に係る発明は,上記請求項1に記載の用紙後処理装置において,上記所定の後処理がステイプル処理であることをその要旨とする。
上記請求項1又は2に記載の用紙後処理装置では,上記中間トレイへ既に供給された一組の用紙について処理が行われている間に,上記搬送経路又はバイパス経路内で次組の用紙の一枚目を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目を上記バイパス経路又は搬送経路内に搬入し,上記一組の用紙についての所定の後処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目及び二枚目を重ねて上記中間トレイへ供給するため,簡単且つコンパクトな構成により,組間の用紙の待ち時間を短縮することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下,添付図面を参照して,本発明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
本実施の形態は,本発明に係る用紙後処理装置を複写機のフィニッシャーに適用した具体例である。尚,この具体例は,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の一実施の形態に係るフィニッシャー全体の概略構成を示す図,図2は上記フィニッシャーの要部を説明するための図である。
図1に示すように,本実施の形態に係るフィニッシャーA1は,従来の技術と同様に,複数枚の用紙が収納可能な中間トレイ6を備える。図示せぬ複写機から一定間隔で順次搬送される用紙Pについて綴じ処理(ステイプル処理)を行う場合には,上記中間トレイ6に用紙Pが一旦収納される。
上記フィニッシャーA1は,上記複写機の用紙排出側に着脱自在に連結され,矢印Y1方向から順次搬送される用紙Pは,搬送路50(搬送経路に相当)を介して,上記中間トレイ6に供給される。
図2に示すように,上記フィニッシャーA1が,従来の技術ととりわけ異なる点は,該搬送路50の一部を迂回するバイパス路51(バイパス経路に相当)を備え,上記中間トレイ6へ既に供給された一組の用紙Pについて上記ステイプル処理が行われている間に,上記搬送路50内で次組の用紙の一枚目P1が一旦停止させられ,次組の用紙の二枚目P2は上記バイパス路51内に搬入され,上記一組の用紙Pについてのステイプル処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目P1及び二枚目P2が搬送方向先端を合わせた状態で上記中間トレイ6へ供給される点である。
【0007】
次に,上記フィニッシャーA1の詳細について説明する。
上記フィニッシャーA1において,複写機から一定の間隔で順次排出される画像転写済みの用紙Pは,給紙口1から上記フィニッシャーA1内に搬入される。
上記給紙口1の直下流には,搬入された用紙Pを検知する搬入スイッチSW1が設けられている。上記搬入スイッチSW1は,例えば反射型の光スイッチである。搬入された用紙Pによって上記搬入スイッチSW1からの光が反射されると,用紙Pが検知されていることを示す用紙検知信号が上記搬入スイッチSW1から出力される。上記用紙検知信号が有る状態から無い状態に推移したことを判別すれば,用紙後端の検知を行うことも可能である。
上記給紙口1に連結された搬送路52には,用紙Pをノンソート用トレイ53側に搬送する搬送路54と中間トレイ6側に搬送する搬送路50とが連結されている。上記複写機から搬入される用紙Pは,揺動自在の分岐爪55により上記搬送路50及び54のいずれか一方に搬送される。
上記分岐爪55によって上記搬送路54に案内された用紙Pは,上記複写機から排出されたときと同じ面を向けてノンソート用トレイ53に排出される。
他方,上記分岐爪55によって上記搬送路50に案内された用紙は,上下方向から少し傾いた縦方向に設けられた中間トレイ6側へ搬送される。
図2に示すように,上記搬送路50の上流部には,実線位置と一点鎖線位置との間で揺動自在の分岐爪56が設けられている。上記分岐爪56が実線位置にある場合には,用紙Pは,図に示すように,上記中間トレイの上部に設けられた上記搬送路50内を矢印Y2方向へ搬送される。また,上記分岐爪56が一点鎖線位置にある場合には,用紙Pは上記搬送路50の上部に設けられ,該搬送ローラ50に平行に設けられたバイパス路51内を矢印Y2’方向へ搬送される。
また,上記分岐爪56より下流には,用紙搬送方向上流側から下流側に向けて順に4組の分岐ローラ4(4a,4b,4c,4d)と,3個の分岐爪5(5a,5b,5c)が配列されている。
各分岐爪5は,それぞれ実線位置と一点鎖線位置との間で揺動自在であり,用紙Pは矢印Y3a,Y3b,Y3c,Y3dのいずれかの方向から上記下部の中間トレイ6に搬入される。
各分岐爪5の揺動位置は,動作開始直後のモードスタンバイ時に,用紙Pの搬送方向長さに応じて設定され,例えばA4用紙の場合には矢印Y3d方向から,A3用紙の場合には矢印Y3a方向から上記中間トレイ6に搬入される。
上記中間トレイ6には,用紙搬送方向に直角の方向(用紙幅方向)に往復動可能な一対のカーソル57が設けられている。上記中間トレイ6に搬入される用紙Pは,上記カーソル57によって上記用紙幅方向に整列させられる。
また,上記中間トレイ6は,図面に垂直の方向に分離されており,その分離部(上下方向)に沿って無端ベルト58が張られている。無端ベルト58は,ベルトローラ59間に張られており,矢印X方向に走行することにより無端ベルト58表面に固定された用紙受け7を移動させる。
上記用紙受け7は,用紙搬入時に上記中間トレイ6下部に待機しており,上記中間トレイ1に搬入された用紙Pの搬送方向端部を支持する。
また,上記用紙受け7の待機位置近傍には,例えばステイプラ8が設けられている。このステイプラ8は,上記用紙受け7によって搬送方向端部が整列されると共に,上記カーソル57によって用紙幅方向が整列された一組の用紙についてステイプル処理を行う。
上記ステイプル処理によって搬送方向端部が綴じられた用紙は,上記無端ベルト58の走行により上記用紙受け7に支持された状態で,矢印X方向に向けて搬送される。
上記無端ベルト58の上方には,用紙Pを排出トレイ10に案内するガイド部材60及び排出ローラ9が設けられている。上記排出トレイ10は,端部綴じされた用紙束を受けやすいように,排出方向に向けて上向きに傾斜している。尚,排出トレイ10は,上下に張られた無端ベルト61に固定されており,図示せぬガイド機構に案内されつつ,上記無端ベルト61により,排出される用紙量に応じて上下方向に移動される。
【0008】
次に,上記バイパス路51を用いずにA4サイズの用紙Pを上記中間トレイ6に搬入する場合と,上記バイパス路51を用いてA4サイズの用紙Pを上記中間トレイ6に搬入する場合の用紙搬入動作について説明する。
(上記バイパス路51を用いない場合)
これは,上記中間トレイ6に用紙Pが収納されていない場合や,組内の一連の用紙が上記中間トレイ6に搬送される場合に相当する。分岐爪56は実線位置に設定されおり,複写機から一定間隔で順次供給される一連の用紙Pは,上記矢印Y3d方向に上記搬送路50を通過して連続的に上記中間トレイ6に搬入される。
(上記バイパス路51を用いる場合)
これは,上記中間トレイ6に既に収納された一組の用紙についてステイプル処理が行われており,上記複写機から一定間隔で供給される次組の一枚目の用紙P1が上記中間トレイ6に上記一定間隔通りに搬送できない場合に相当する。
次組の一枚目の用紙P1が搬入される際にも,はじめ上記分岐爪56は実線の位置に設定されている。
次組の一枚目の用紙P1が搬入スイッチSW1を通過して,上記次組の一枚目の用紙P1の後端検知が行われてから所定時間後(用紙後端が分岐爪56を越えたところで),搬送路50内にある用紙P1を搬送していた分岐ローラ4aのクラッチがオフされ,図2に示したような,次組の一枚目の用紙P1の先端が,前記分岐ローラ4cに把持された状態で上記用紙P1は搬送路50内で停止させられる。
次に,上記分岐爪56がソレノイドによって駆動され,一点鎖線の位置に揺動させられ,次組の二枚目の用紙P2が搬送ローラ2により上記バイパス路51内に搬送される。
そして,次組の二枚目の用紙P2が上記搬入スイッチSW1を通過して,上記次組の二枚目の用紙P2の後端検知が行われると,上記分岐ローラ4aのクラッチがオンされる。この状態では,図2に示されるように,用紙P2の先端は,前記一枚目の用紙の先端より後れて分岐ローラ4cの直前にあり,上記のようにクラッチがオンされることで,それまで重ね合わされていなかった上記一枚目の用紙P1と二枚目の用紙P2が重ね合わされた状態で,分岐ローラ4c及び4dによって上記矢印Y3d方向に搬送され,上記中間トレイ6に搬入される。
このように,本実施の形態に係るフィニッシャーA1では,中間トレイ6へ既に供給された一組の用紙についてステイプル処理が行われている間に,搬送路50内で次組の用紙の一枚目P1を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目P2をバイパス路51に搬入し,上記一組の用紙についてのステイプル処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目P1及び二枚目P2を重ねて上記中間トレイ6へ供給することにより,簡単且つコンパクトな構成により,組間の用紙の待ち時間を短縮させることができる。
【0009】
【実施例】
上記実施の形態では,本発明に係る用紙後処理装置を複写機のフィニッシャーA1に適用した具体例を説明したが,本発明は,これに限定されるものではなく,例えばプリンタ等の他の画像形成装置の用紙後処理装置に適用することも可能である。このような用紙後処理装置も本発明における用紙後処理装置の一例である。
また,上記実施の形態では,中間トレイ6の下部にステイプラ8を配したが,その代わりにパンチユニット等の他の処理を行うユニットを配するようにしてもよい。また,中間トレイ6に収納された用紙について必ずしもスイテプル処理やパンチ処理を行う必要はなく,用紙の幅合わせだけを行って排出したりしてもよい。このような用紙後処理装置も本発明における用紙後処理装置の一例である。また,上記実施の形態に係るフィニッシャーA1に代えて,例えば図3に示すような,他のフィニッシャーA2について本発明に係る用紙後処理装置を適用することも可能である。
【0010】
以下,図3を参照して上記フィニッシャーA2について説明する。
上記フィニッシャーA2は、図示の右側側面において図外の画像形成装置と連結される。従って、フィニッシャーA2の右側面には、画像形成装置より排出される画像形成済みの用紙を受け入れる給紙口11が設けられている。
又、上記給紙口11に連結された搬送路12には、搬送路13とバイパス路14が連結されている。上記搬送路12と搬送路13及びバイパス路14の分岐部には、用紙の搬送方向を切り替える分岐爪15が揺動可能に設けられている。上記搬送路13とバイパス路4とは、その合流部16において再び合流すると共に、再度分岐部17において搬送路18と、搬送路19とに分岐する。上記分岐部17には、搬送路17と18とを切り換える分岐爪20が揺動可能に設けられている。ここに、R1、R2、R3、R4は、各搬送路に設けられた搬送ローラである。
上記下側の搬送路19下流には、カム23によって上下に往復動する穴明け用のパンチ24(紙面に直角の方向に複数設けられている)や、用紙載置台25に(中間トレイに相当)載置された用紙に綴じ処理を行うステイプラ35(35a,35b)が設けられており,搬入された用紙について後処理が行われてから,排出トレイ33に排出される。
また,上記搬送ローラR3にはクラッチが設けられており,上記搬送ローラR3のオンオフによって,上記バイパス路14内に用紙を一旦停止した後搬送させること可能である。
従って,上記のようなフィニッシャーA2においても,用紙載置台25へ既に供給された一組の用紙についてステイプル処理が行われている間に,バイパス路14内で次組の用紙の一枚目を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目を搬送路13に搬入し,上記一組の用紙についてのステイプル処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目及び二枚目を重ねて上記用紙載置台25へ供給することが可能となり,簡単且つコンパクトな構成により,組間の用紙の待ち時間を短縮させることができる。
尚、上記フィニッシャーA2では,上記フィニッシャーA1と異なり,次組の用紙の一枚目はバイパス路14内で待機させられる。
即ち,上記次組の用紙の一枚目を待機させる搬送路は,中間トレイへの用紙の収納順序が変わらないように設定すればよい。
【0011】
【発明の効果】
上記請求項1又は2に記載の用紙後処理装置では,用紙を上記中間トレイへ供給するための搬送経路に,該搬送経路の一部を迂回するバイパス経路が設けられており,上記中間トレイへ既に供給された一組の用紙について処理が行われている間に,上記搬送経路又はバイパス経路内で次組の用紙の一枚目を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目を上記バイパス経路又は搬送経路内に搬入し,上記一組の用紙についての所定の後処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目及び二枚目を重ねて上記中間トレイへ供給するため,簡単且つコンパクトな構成により,組間の用紙の待ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るフィニッシャーA1全体の概略構成を示す図。
【図2】 上記フィニッシャーA1の中間トレイ周辺を詳細に示す図。
【図3】 本発明の一実施例に係るフィニッシャーA2の概略構成を示す図。
【図4】 従来の用紙後処理装置の簡略的な構成の一例を示す図。
【符号の説明】
6…中間トレイ
50…搬送路(搬送経路)
51…バイパス路(バイパス経路)
P1…次組の用紙の一枚目
P2…次組の用紙の二枚目
Claims (2)
- 複数枚の用紙が収納可能な中間トレイを備え,上記中間トレイへ一定間隔で順次搬送された一組の用紙について所定の後処理を行う用紙後処理装置であって,上記中間トレイの上部に設けられ,用紙を上記中間トレイへ供給するための搬送経路に,該搬送経路の上部に設けられ,該搬送経路の一部を迂回するバイパス経路が接続され,上記中間トレイへ既に供給された一組の用紙について上記所定の後処理が行われている間に,上記搬送経路内で次組の用紙の一枚目を一旦停止させ,次組の用紙の二枚目を上記バイパス経路内に搬入し,上記一組の用紙についての所定の後処理の終了に合わせて上記次組の用紙の一枚目及び二枚目を重ねて上記下部の中間トレイへ供給してなる用紙後処理装置において,
上記搬送経路が,用紙を上記中間トレイへ供給するための複数のローラを含んで直線的に配列されてなるものであり,且つ上記バイパス経路の後端部が,該搬送経路の途中のローラ入り口部に,上記搬送経路に交差する方向に接続されてなり,
上記次組の一枚目の用紙の先端が上記搬送路を構成する途中のローラに噛み込まれて停止した状態で上記次組の二枚目の用紙を上記バイパス経路内に搬入し,
上記次組の一枚目の用紙と二枚目の用紙を重ねて下部の中間トレイへ供給することを特徴とする用紙後処理装置。 - 上記所定の後処理がステイプル処理である請求項1に記載の用紙後処理装置。
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