JP2004065012A - 走行車輌 - Google Patents

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Hisashi Kamiya
神谷 寿
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の走行車輌においては、原動機、無段変速装置及び主ミッションケ−スのうち、重量のある原動機と主ミッションケ−スとが前後に離れて配置されるので、前側又は後側に農作業装置等の作業機を装着した場合、機体全体の重量バランスが作業機を装着した側に偏りやすく悪化しやすい。
【解決手段】エンジン4の出力軸5からの動力をトロイダル型変速装置6を介して主ミッションケ−ス12内へ伝動し、該主ミッションケ−ス12内の動力により前輪16及び後輪20,100を駆動して走行する走行車輌2において、エンジン4の出力軸5を前後方向に向けてエンジン4の後側に突出させて設け、エンジン4の後側にトロイダル型変速装置6を配置すると共に、エンジン4、主ミッションケ−ス12及びトロイダル型変速装置6を機体平面視で前側から順に前後に並べて配置した。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、原動機の出力軸からの動力を無段変速装置を介して主ミッションケ−ス内へ伝動し、該主ミッションケ−ス内の動力により走行推進体を駆動して走行する走行車輌、例えば田植機やトラクタ−等の農作業機の走行車輌の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平9−98613号公報に示されるように、原動機となるエンジンの出力軸からの動力を無段変速装置となるベルト変速ケ−ス内のベルト伝動を介して主ミッションケ−ス内へ伝動し、該主ミッションケ−ス内の動力により走行推進体となる左右一対の前輪及び後輪を駆動して走行する走行車輌において、原動機の出力軸を前後方向に向け、機体平面視で前側から順に原動機、無段変速装置、主ミッションケ−スを前後に並べて配置したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の走行車輌においては、原動機、無段変速装置及び主ミッションケ−スのうち、重量のある原動機と主ミッションケ−スとが前後に離れて配置されるので、前側又は後側に農作業装置等の作業機を装着した場合、機体全体の重量バランスが作業機を装着した側に偏りやすく悪化しやすい。そこで、原動機、無段変速装置及び主ミッションケ−スを左右に配置したり上下に配置したりしてこれらの前後の間隔を狭くすることが考えられるが、その分、左右にスペ−スを要することにより車体幅が広くなって車体を所望の左右幅に収められなかったり、上下にスペ−スを要することにより車高が高くなったり重心が高くなったりして車体の安定度を欠くおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するべく次の技術的手段を講じた。
すなわち、原動機4の出力軸5からの動力を無段変速装置6を介して主ミッションケ−ス12内へ伝動し、該主ミッションケ−ス12内の動力により走行推進体16,20,100を駆動して走行する走行車輌において、原動機4の出力軸5を前後方向に向け、原動機4の出力軸5側に無段変速装置6を配置すると共に、機体平面視で原動機4と無段変速装置6との前後方向の間に主ミッションケ−ス12を配置し、原動機4、主ミッションケ−ス12及び無段変速装置6を機体平面視で前後に並べて配置したことを特徴とする走行車輌とした。
【0005】
従って、本発明の走行車輌は、原動機4の出力軸5を前後方向に向けて該原動機4の出力軸5側に無段変速装置6を配置しているので、原動機4の出力軸5から直接無段変速装置6へ入力でき、該無段変速装置6を介して主ミッションケ−ス12内へ伝動し、主ミッションケ−ス12内からの動力により走行推進体16,20,100を駆動して走行する。
【0006】
【発明の効果】
よって、原動機4の出力軸5から直接無段変速装置6へ入力できるので、原動機4から無段変速装置6への伝動構造を簡単にでき、無段変速装置6を介して走行推進体16,20,100を駆動するので、機体の走行速度を無段階に変速できる。また、原動機4、主ミッションケ−ス12及び無段変速装置6が機体平面視で順に前後に並べて配置されるので、重量のある原動機4と主ミッションケ−ス12とを前後に近づけて配置でき、前側又は後側に農作業装置等の作業機を装着する場合、作業機が装着される側とは反対側の車体の前後一方側に重心位置を寄せることができるため、作業機を装着しても機体全体の重量バランスを良好に維持することができる。しかも、原動機4、主ミッションケ−ス12及び無段変速装置6が機体平面視で前後に並べて配置されるので、これらの構造物4,12,6全体の車体の左右方向のスペ−スを狭くでき、車体を左右幅を狭くすることができると共に、これらの構造物をできるだけ上下に重複しないように略同じ高さに配置することにより車体の上下方向のスペ−スを小さくできるため、車高を低くしたり重心を低くしたりすることができ、車体の安定性の向上を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、乗用型の田植機1を示すものであり、この乗用型の田植機1は、走行車輌2と8条植えの苗植付部3とを備えて構成される。
【0008】
走行車輌2の前部の左右略中央には原動機となるエンジン4を備えており、このエンジン4の後側に設けたエンジン出力軸5から油圧ポンプ9を介してエンジン4の後側の無段変速装置となるトロイダル型変速装置6へ伝動される。そして、トロイダル型変速装置6の前側に設けた出力軸7が主ミッションケ−ス12内に挿入されており、トロイダル型変速装置6からその前側の主ミッションケ−ス12内へ伝動するようになっている。尚、油圧ポンプ9は、主ミッションケ−ス12の上側の上面に固着されており、エンジン4の駆動に伴って駆動されるようになっている。また、トロイダル型変速装置6は、主ミッションケ−ス12の後側の後面に固着されている。そして、前記主ミッションケ−ス12からの動力により、該主ミッションケ−ス12の左右両端部に突出した前輪駆動軸15の駆動で左右一対の前輪16がそれぞれ駆動回転されると共に、主ミッションケ−ス12から左右それぞれの後輪伝動軸17を介して左右の後輪伝動ケ−ス18内に伝動され、該後輪伝動ケ−ス18に設けられた後輪駆動軸19の駆動で左右一対の主後輪20がそれぞれ駆動されるようになっている。また、主ミッションケ−ス12内からの動力により、エンジン4の右側方を通過するように設けられた植付伝動軸40を介して苗植付部3へ伝動される。尚、主後輪20の左右外側には左右それぞれの補助後輪100を設けており、該補助後輪100は、後輪駆動軸19に取り付けられて主後輪20と一体回転する。尚、これらの後輪20、100は、前記主ミッションケ−ス12の後端部に固着した主フレ−ム21に対して前後方向の回動軸22回りに回動自在の後輪ロ−リングフレ−ム23の左右両端に左右それぞれの後輪伝動ケ−ス18を固着して支持され、主フレ−ム21に対して左右方向にロ−リング自在に設けられ、圃場の耕盤の凹凸に追従するようになっている。従って、この走行車輌2は、走行推進体である前輪16及び後輪20,100が駆動して走行する構成となっている。尚、主ミッションケ−ス12内には、前輪16並びに後輪20,100及び苗植付部3への伝動を断つことができる主クラッチ(図示せず)を設けている。
【0009】
走行車輌2の前後左右略中央には操縦席35を設け、該操縦席35の前側にはステアリングハンドル36を設けている。このステアリングハンドル36の操作により、ステアリング軸125、左右のタイロッド102等を介して左右の前輪16を操向するようになっている。この走行車輌2の後部には昇降リンク機構37を設け、該昇降リンク機構37を介して前記苗植付部3を装着し、油圧ポンプ9からの油圧により油圧切替バルブ38を介して作動する油圧昇降シリンダ39の伸縮により前記苗植付部3が昇降するように構成している。また、該苗植付部3は、植付伝動軸40により伝動されて作動する構成となっており、前記植付伝動軸40の中途部には植付クラッチケ−ス41を設けており、該植付クラッチケ−ス41内で苗植付部3の駆動の入切を行えるようになっている。
【0010】
苗植付部3は、苗載置台42、植付伝動部43及び各条の苗植付装置44を備えて構成され、前記植付伝動軸40の動力が入力される前記植付伝動部43を介して伝動され作動する構成となっている。苗植付部3の下部には中央部に2枚のセンタ−フロ−ト46及び両側部にサイドフロ−ト47を設けており、これらの4枚のフロ−ト46,47が圃場面を滑走するようになっている。前記フロ−ト46,47は、それぞれ左右方向の枢支軸48回りに回動自在に取り付けられ、圃場面の凹凸により該フロ−ト46,47の上下方向の傾斜角度が変更されるようになっている。また、前記2枚のセンタ−フロ−ト46の前部上方にはフロ−ト迎い角検出リンク46aを介してフロ−ト迎い角センサ46bを設けており、このフロ−ト迎い角センサ46bにより前記センタ−フロ−ト46の上下方向の傾斜角度が検出されるようになっている。尚、2枚のセンタ−フロ−ト46は、前部で互いに連結されて枢支軸48回りに一体回動するようになっている。そして、前記フロ−ト迎い角センサ46bの検出に基づいて油圧切替バルブ38を作動させ、苗植付部3を下降させた状態で前記センタ−フロ−ト46の迎い角が所定値となるように苗植付部3を昇降制御し、苗植付部3が圃場面から所定の高さに維持されるようにしている。
【0011】
また、苗植付部3は、前後方向のロ−リング軸50回りに走行車輌2に対して左右ロ−リング可能に設けられ、走行車輌2側に設けた機体左右傾斜角速度センサ51及び苗植付部3側に設けた左右傾斜角センサ52の検出値に基づいて左右水平となるように基部を走行車輌2側に設けたロ−リング用油圧シリンダ53へ出力して左右傾斜姿勢が制御されるようになっている。
【0012】
前記苗載置台42は、上部を苗載置台支持ロ−ラ54、下部を左右移動ガイド板55により左右移動可能に支持されている。そして、苗植付部3は、苗植付装置44の作動に伴って、苗載置台42が固着された苗載置台左右移動棒56を左右移動させて苗載置台42を左右移動させ、マット状の苗を苗植付装置44により一株づつ掻き取る構成となっている。尚、前記左右移動ガイド板55には、苗植付装置44の苗掻き取り口55aを設けている。従って、苗載置台42は、左右移動により苗植付装置44が苗を取り出す苗取出位置55aに一株分づつ苗を供給する苗供給装置となっている。尚、苗植付装置44が苗を取り出すときに苗載置台42の左右移動速度が遅くなるように植付伝動部43に備える苗供給変速部(図示せず)により苗載置台左右移動棒56を不等速に左右移動させる構成となっており、苗植付装置44の苗取出周期と同じ周期で苗載置台42の左右移動速度が不等速に変速されるようになっている。
【0013】
苗載置台42には、各条に苗送りベルト57を設けている。各条の前記苗送りベルト57は、下側の駆動ロ−ラ58と上側の従動ロ−ラ59とに巻回されている。苗載置台42の左右移動終端において、植付伝動部43からの動力により、前記駆動ロ−ラ58が所定量回転して苗送りベルト57がマット状の苗を苗植付装置44側に所定量づつ順次移送する構成となっている。
【0014】
苗植付装置44は、植付伝動部43の植付伝動フレ−ム43aの後端部から出力され機体の走行速度に比例して一定速度で回動する苗植付装置駆動軸60の駆動により回転駆動する回転ケ−ス61と該回転ケ−ス61の両端部にそれぞれ装着された苗植付具62とを備えて構成され、該苗植付具62が前記苗掻き取り口55a上の苗を掻き取り、掻き取った苗を圃場に植え付けていくようになっている。
【0015】
ところで、走行車輌2の操縦席35前側のステップ部75bには有段操作される株間変速レバ−63を設けており、この株間変速レバ−63により走行車輌2の走行速度に対する苗植付部3の作動速度を変速できるようになっている。この株間変速レバ−63により、植付作業者が圃場に移植する苗の植付株間を設定できるようになっている。従って、前記株間変速レバ−63を操作しない限り、走行速度に比例した速度で前記苗植付部3が作動するようになっている。尚、主ミッションケース12内にはギヤの噛み合いを変更して変速する株間変速部(図示せず)を設けており、前記株間変速レバー63を操作することにより前記株間変速部の変速操作を行う構成となっている。
【0016】
走行車輌2の後部で苗植付部3の苗載置台42の前方には、予備苗補給装置支持フレ−ム113に支持される予備苗補給装置114を設けている。予備苗補給装置114には苗載置台42の各条部分に対応して苗供給コンベア115を設けており、作業者が該コンベア115上に予備苗を載せておき、苗載置台42の各条の苗減少センサの苗が少なくなったことの検出に基づいて畦際での旋回時等に苗供給モータ116の駆動により自動的に苗載置台42へ苗を補給するようになっている。尚、苗供給モータ116から苗供給コンベア115へ各条の苗供給クラッチ117を介して伝動される構成となっており、苗補給が必要な条のみ苗供給クラッチ117により苗供給コンベア115を駆動するようになっている。予備苗補給装置114は、苗供給コンベア115部分の左右外側にまで延設され、苗供給コンベア115へ載置するための予備の苗を載置できるようになっている。
【0017】
また、走行車輌2は、前部のステアリング軸125を収容してステアリングハンドル36のポストを構成するフロントカバ−81、車輌2の左右にそれぞれ前端部から後端部にかけて設けた主サイドカバ−82並びに副サイドカバ−126及び前記フロントカバ−81の後側で前記左右の主サイドカバ−82の左右間に設けたセンタ−カバ−75を設け、これらにより走行車体を上方から覆った構成となっている。
【0018】
センタ−カバ−75の後部には上方に立ち上がった立上り部75aを構成しており、該立上り部75aの上側に操縦席35を設けた構成となっている。尚、前記立上り部75aの前側となるセンタ−カバ−75の前部は、略水平面のステップフロア部75bとなっている。また、前記立上り部75aの後側となるセンタ−カバ−75の後端部は、略水平面のリヤステップフロア部75cとなっている。尚、前記センタ−カバ−75の立上り部75aの上部は、基部に対して着脱できるように構成されている。
【0019】
左右の主サイドカバ−82は、後輪20,100付近で該後輪20の外周に沿うように前後に傾斜した傾斜部82aを備えており、該傾斜部82aの前側のステップフロア部82bと後側のリヤステップフロア部82cとを備えて構成されている。尚、前記ステップフロア部82b及びリヤステップフロア部82cは、略水平面に構成されている。左右の副サイドカバ−126は、それぞれ主サイドカバ−82の左右外側に設けられ、主サイドカバ−82と同様に傾斜部126aの前側のステップフロア部126bと後側のリヤステップフロア部126cとを備えて構成されている。また、左右のサイドカバ−82,126のステップフロア部82b,126bとセンタ−カバ−75のステップフロア部75bとは、面一に構成され、両者のステップフロア部75b,82b,126bを自由に行き来できるようになっている。また、左右のサイドカバ−82,126cのリヤステップフロア部82cとセンタ−カバ−75のリヤステップフロア部75cとは、面一に構成され、両者のリヤステップフロア部75c,82c,126cを自由に行き来できるようになっている。
【0020】
次に、走行車輌2のフレ−ム構造について説明する。
主ミッションケ−ス12の後端部に固着した主フレ−ム21は、前後に延びる左右2本の前後延設部21aと該左右の前後延設部の後端部をつなぐように左右に延びる左右延設部21bとを備え、左右の前後延設部21a及び左右延設部21bにより機体平面視で略二等辺三角形状に構成されている。前記左右延設部21bの後側に、後輪ロ−リングフレ−ム23の前後方向の回動軸22を固着している。左右延設部21bの上側には、昇降リンク機構37を支持する左右2本の昇降リンク支持フレ−ム129を上方へ向けて延設している。昇降リンク支持フレ−ム129の上端部には、予備苗補給装置114の左右2本の予備苗補給装置支持フレ−ム113の下端が挿入され、予備苗補給装置114を走行車輌2の後部上側に装着する構成となっている。一方、昇降リンク支持フレ−ム129の若干前側には、主フレ−ム21の左右の前後延設部21aからそれぞれカバ−支持用上下フレ−ム130を上方へ向けて延設している。この左右のカバ−支持用上下フレ−ム130と左右の前記昇降リンク支持フレ−ム129とを互いの上部で左右それぞれ接続する接続フレ−ム131を前後方向に設け、主フレ−ム21、カバ−支持用上下フレ−ム130、前記昇降リンク支持フレ−ム129及び接続フレ−ム131により機体側面視で枠状(ル−プ状)に構成され、重量物である苗植付部3及び予備苗補給装置114を支持する昇降リンク支持フレ−ム129の強度向上を図っている。更に、左右それぞれのカバ−支持用上下フレ−ム130の上部から前側へ向けて補強フレーム132を設け、該補強フレーム132は前部で下側へ向けて屈曲しその下端が主フレ−ム21の左右の前後延設部21aにそれぞれ固着されている。
【0021】
左右のカバ−支持用上下フレ−ム130の上端をつなぐ左右方向のリヤステップ支持フレーム133を設け、該フレーム133にセンタ−カバ−75のリヤステップフロア部75cが載置されて支持される。リヤステップ支持フレーム133の左右両端からから前方へ延びる左右それぞれのカバー支持フレーム134を設け、該フレーム134は機体側面視でサイドカバ−82,126に沿うように屈曲している。このカバー支持フレーム134にセンタ−カバ−75及び左右のサイドカバ−82が載置されて支持される。カバー支持フレーム134は、前部で主ミッションケ−ス12の前輪16への伝動部に支持され、機体前端まで延びている。
【0022】
左右のカバー支持フレーム134の主ミッションケ−ス12の前輪への伝動部より前側には該左右のカバー支持フレーム134を跨ぐようにエンジン支持台135を搭載しており、エンジン支持台135は左右のカバー支持フレーム134に上側から締め付ける締付ボルト136により固着されている。尚、エンジン支持台135の左右両端部のカバー支持フレーム134への載置部分135aはエンジン支持台135の中央に対して後寄りに配置され、該載置部分135aより前側にまで左右のカバー支持フレーム134が延びた構成となっている。エンジン支持台135は、前記載置部分135aが上位でその間の左右中間部のエンジン載置部分135bが低位に配置されている。該エンジン載置部分135bにはエンジンマウント137を介してエンジンベース128を載置し、エンジン4を搭載し支持している。
【0023】
ステアリングハンドル36の下方の左側には主クラッチペダル77を設け、この主クラッチペダル77の踏み込み操作により主ミッションケ−ス12内の主クラッチ(図示せず)を操作し走行車輪16,20、100及び苗植付部3への動力を断つようになっている。また、ステアリングハンドル36の下方の右側には、左右の後輪20をそれぞれ制動するためのブレ−キペダル78を設けている。また、操縦席35前側のステップ部75bには前輪デフロックペダル79を設けており、この前輪デフロックペダル79の踏み込み操作により主ミッションケ−ス12内の前輪デフロック爪(図示せず)を操作して左右の前輪16を等速で駆動させるようになっている。尚、この前輪デフロックペダル79は、前記デフロック爪を操作するデフロックシフタ80に上方から当接して前記デフロックシフタ80を操作するものであって、前記デフロックシフタ80と連結されておらずそのまま上方に引き抜くことができる構成となっている。
【0024】
操縦席35の右側には、苗植付部3の昇降及び駆動の入切を操作可能な植付・昇降レバ−66を設けている。また、該植付・昇降レバ−66の後側には、該植付・昇降レバ−66の操作に拘らず苗植付部3の下降動作を規制可能な下降規制レバ−67を設けている。
【0025】
また、ステアリングハンドル36の左側には有段変速可能な主変速レバ−64を設けており、該レバ−64の操作により高速の「移動速」位置と低速の「植付速」位置とに切り替えるようになっている。この「移動速」位置に操作することにより路上での機体の移動時等に高速で走行することができ、「植付速」位置に操作することにより圃場での植付作業に適した走行速度で走行することができる。機体のトラックヘの積込時や圃場の畦越え時等に安全に作業を行うことができる。尚、主変速レバ−64の「植付速」位置への操作に連動して、主ミッションケ−ス12内の後輪デフロック爪(図示せず)を操作して左右の主後輪20及び補助後輪100を等速で駆動させるようになっている。従って、圃場での植付作業時には左右の後輪20、100を等速で駆動させて走行車輌2の走行駆動力及び直進性を向上させて走行不能に陥ったり植付苗列が曲がったりするのを防止すると共に、路上走行時には左右の後輪20、100へ駆動力を分岐する主ミッションケ−ス12内の後輪デフ装置を差動可能状態にして走行車輌2の操向性を向上させることができる。
【0026】
また、ステアリングハンドル36の右側には前記エンジン4の回転数を調節できるスロットルレバ−76を設け、該レバ−76を前後方向に操作してエンジン4の設定回転数を調節できるようになっている。該スロットルレバ−76の更に右側には無段変速レバ−65を設けており、該レバ−65の操作によりトロイダル型変速装置6を変速操作して走行車輌2の前進高速状態から中立状態を介して後進高速状態まで無段変速できるようになっている。無段変速レバ−65の操作経路は、図6に示すように、主として前後方向に操作する一操作経路で、前後方向の操作ストロークの中途部で左右方向に操作するようにクランク状に構成されている。従って、無段変速レバ−65を中立状態を現出する中立位置から前側へ操作すると前進状態となり、前側へ操作するほど高速となる。また、無段変速レバ−65を中立位置で左右外側(右側)に操作した後、後側へ操作すると後進状態となり、後側へ操作するほど高速となる。
【0027】
次に、トロイダル型無段変速装置6の伝動構成について説明する。
エンジン4の出力軸5と同じ軸心の入力軸151には動力上手から順に、第一出力ギヤ152と、後述するダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速部153の前後入力ディスク154を一体回転するように設けると共に、同軸151上で且つ前記前後の入力ディスク154の間に各前後の入力ディスク154と対向させる出力ディスク155及び前記出力ディスク155と一体回転する第二出力ギヤ156を回転自在に設け、更に前記各入出力ディスク155、156間に油圧力により傾倒角を変更し伝達動力を変速するアクチュエータとして、パワーローラ157を設けた構成となっている。
【0028】
また、前記入力軸151の下側にトロイダル型無段変速装置6の出力軸7を前後方向に向けて入力軸151と並列に設け、この出力軸7により、その前側の主ミッションケース12内へ伝動するようになっている。該出力軸7上に、前記第一出力ギヤ152と噛み合い回転を逆転して伝達する第一入力ギヤ158と、前記第二出力ギヤ156の駆動によりチェーン159を介して該第二出力ギヤ156と同じ方向に回転する第二入力ギヤ160とを回転自在に設け、両入力ギヤ158、160間に前記第二入力ギヤ160の回転をサンギヤ161の回転として入力する遊星ギヤ機構162を設けている。
【0029】
この遊星ギヤ機構162は、前記出力軸7上を空転する前記サンギヤ161と、サンギヤ161と噛み合う複数の遊星ギヤ163と、出力軸7と一体的に軸支されたインターナルギヤ164、そして前記遊星ギヤ163間を連結するキャリア165等を有する構成となっている。そして、その後部を主変速レバー64の「植付速」位置への操作に連動してアクチュエータ(内部ピストン)の駆動により圧着する湿式多板形態の植付速クラッチ166の駆動側ディスクを第一入力ギヤ158と一体回転するように設け、該植付速クラッチ166の被駆動側ディスクを前記キャリア165と一体的に構成している。
【0030】
また、出力軸7の後部には、主変速レバー64の「移動速」位置への操作に連動してアクチュエータ(内部ピストン)の駆動により圧着する湿式多板形態の移動速クラッチ167の駆動側ディスクを第二入力ギヤ160と一体回転するように設け、該移動速クラッチ167の被駆動側ディスクを出力軸7上を空転する第一カウンタギヤ168と一体的に構成している。第一カウンタギヤ168の動力は、該第一カウンタギヤ168と噛み合う第二カウンタギヤ169及びカウンタ軸170を介して第二カウンタギヤ169と一体回転する第三カウンタギヤ171を介して出力軸7と一体回転する第四カウンタギヤ172へ伝達される。尚、これらのカウンタギヤ168、169、171、172により、第二入力ギヤ160の動力が出力軸7へ高速で伝達される。第二カウンタギヤ169、第三カウンタギヤ171及びカウンタ軸170は、トロイダル型無段変速部153の後方に設けられている。
【0031】
従って、エンジン4からの動力が、トロイダル型無断変速部153にて無段階に変速されて第二入力ギヤ160へ伝達され、さらに遊星ギヤ機構162のサンギヤ161へ伝達される。一方、主変速レバー64を「植付速」位置へ操作すると、第一出力ギヤ152に伝達された回転動力は、第二入力ギヤ160及び植付速クラッチ166を介して前記遊星ギヤ機構162のキャリア165へ伝達される。そして、この状態で無段変速レバー65の操作でパワーローラ157の傾倒角を操作することにより、前記第一入力ギヤ158と第二入力ギヤ160の合成力(回転トルク)が出力軸7へ正転(前進状態)から、無回転(中立状態)、或いは逆転(後進状態)まで無段階で伝達される。また、主変速レバー64を「移動速」位置へ操作すると、第二入力ギヤ160に伝達された回転動力は、移動速クラッチ167及び第一乃至第四カウンタギヤ168、169、171、172を介して出力軸7へ伝達される。この状態で無段変速レバー65の操作でパワーローラ157の傾倒角を操作することにより、出力軸7が正転(前進状態)で無段階に変速される。
【0032】
以上により、この走行車輌2は、原動機となるエンジン4の出力軸5からの動力を無段変速装置となるトロイダル型変速装置6を介して主ミッションケ−ス12内へ伝動し、該主ミッションケ−ス12内の動力により走行推進体である前輪16及び後輪20,100を駆動して走行し、エンジン4の出力軸5を前後方向に向けてエンジン4の後側に突出させて設け、エンジン4の出力軸5側となる後側にトロイダル型変速装置6を配置すると共に、機体平面視でエンジン4とトロイダル型変速装置6との前後方向の間に主ミッションケ−ス12を配置し、エンジン4、主ミッションケ−ス12及びトロイダル型変速装置6を機体平面視で前側から順に前後に並べて配置している。
【0033】
よって、エンジン4の出力軸5を前後方向に向けて該エンジン4の後側にトロイダル型変速装置6を配置しているので、エンジン4の出力軸5から同じ軸心で直接トロイダル型無段変速装置6の入力軸151へ伝動でき、エンジン4からトロイダル型変速装置6への伝動構造が簡単になり、そして、トロイダル型変速装置6を介して前輪16及び後輪20,100を駆動するので、機体の走行速度を無段階に変速できる。また、エンジン4、主ミッションケ−ス12及びトロイダル型変速装置6が機体平面視で前側から順に配置されるので、重量のあるエンジン4と主ミッションケ−スとを走行車輌2の前部に近づけて配置でき、農作業装置等の作業機となる苗植付部3を後側に装着する本実施の形態の乗用型の田植機1において、苗植付部3とは反対側となる車体の前側に重心位置を寄せることができるため、田植機1全体の重量バランスを良好に維持することができる。しかも、エンジン4、主ミッションケ−ス12及びトロイダル型変速装置6が機体平面視で前後に並べて配置されるので、機体の前部で前輪16の近くに配置されるこれらの伝動構造物4,12,6全体の車体の左右方向のスペ−スを狭くでき、これらの伝動構造物が操向する前輪16と干渉しないように配置しながら、苗植付部3の左右幅に応じた左右の前輪16及び後輪20,100のトレッドに設定できて、車体を左右幅を狭くすることができると共に、これらの伝動構造物を上下に重複しないように略同じ高さに配置することにより車体の上下方向のスペ−スを小さくできるため、その上方のセンタ−カバ−75のステップフロア75b及び主サイドカバー82並びに副サイドカバー126のステップフロア82b,126bを低くして車高を低くしたり重心を低くしたりすることができ、車体の安定性の向上を図ることができる。
【0034】
また、トロイダル型無段変速装置6は、エンジン4及び主ミッションケ−ス12より後側で機体の前後中央寄りに配置され、センタ−カバ−75のステップフロア75bの下方に配置されるので、センタ−カバ−75を取り外すことにより上方から修理、交換等のメンテナンスを容易に行うことができ、構造が複雑で調整が必要であったり故障したりするおそれのあるトロイダル型無段変速装置6のメンテナンス性が向上する。
【0035】
更に、トロイダル型変速装置6は、入力軸151及び出力軸7を前後方向に向けて配置すると共に互いに入力軸151及び出力軸7を上下に配置しているので、左右幅が狭くなり、田植機1において左右の前輪16及び後輪20,100のトレッドを狭く設定できる。
【0036】
また、走行車輌2の前部に配置されるトロイダル型変速装置6を操作する主変速レバー64及び無段変速レバー65をステアリングハンドル36の側方で走行車輌2の前部に配置しているので、これらのレバー64,65からトロイダル型変速装置6への操作連繋構造をコンパクトに構成でき、また前記レバー64,65によるトロイダル型変速装置6の変速操作を高精度で適確に行える構成を得ることができる。尚、トロイダル型変速装置6は機体の略左右中央に配置されるが、機体の左右中央に対して略等距離を隔てて左右に振り分けて主変速レバー64及び無段変速レバー65が配置されるので、これらのレバー64,65からトロイダル型変速装置6への操作連繋構造を交錯させずに左右にバランス良く配置させることができる。
【0037】
図8に示すものは、前述の構成に加えて、苗植付部3を昇降する昇降リンク機構37の上昇作動に連動して強制的にトロイダル型変速装置6のパワーローラ157の傾倒角を操作し、走行車輌2の車速を所定値まで減速する減速連動機構173を設けたものである。この減速連動機構173により、圃場の畦際等で機体を旋回させるのに伴って苗植付部3を上昇させると自動的に走行車輌2の車速を所定値まで減速するので、機体旋回時にオペレ−タが減速操作をする必要がなく、また走行速度が速いことで機体旋回時に機体が転倒するようなことを防止できて安全に旋回することができる。
【0038】
尚、この発明の実施の形態は主変速レバー64の操作でトロイダル型変速装置6内の植付速クラッチ166を伝動する状態と移動速クラッチ167を伝動する状態とに切り替える構成としたが、無段変速レバー65が前進高速域に操作されるのに連動して移動速クラッチ167を伝動する状態に切り替える構成とし、無段変速レバー65によりトロイダル型変速装置6内の全ての変速操作が行える構成としてもよい。
【0039】
また、無段変速レバー65の把持グリップ部に苗植付部3の昇降及び駆動の入切を操作可能な操作スイッチを設け、植付・昇降レバ−66の代わりに該操作スイッチにより苗植付部3の昇降及び駆動の入切の操作が行えるようにすると、圃場での機体旋回時の無段変速レバー65による減速操作と苗植付部3の操作とを無段変速レバー65の把持グリップ部を握ったままで行うことができ、機体旋回時の操作性が向上する。
【0040】
尚、この発明の実施の形態は走行車輌の一例として乗用型の田植機1の走行車輌2について記述したが、本発明は乗用型の田植機のものに限定されるものではない。野菜移植機等の他の苗移植機あるいは農作業機においても利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型の田植機の側面図
【図2】乗用型の田植機の平面図
【図3】走行車輌の要部を示す平面図
【図4】走行車輌の前部の一部を示す正面図
【図5】走行車輌の前部の一部を示す側面図
【図6】無段変速レバ−の操作経路を示す平面図
【図7】トロイダル型無断変速装置の伝動機構図
【図8】他のトロイダル型無断変速装置の伝動機構図
【符号の説明】
2…走行車輌、3…苗植付部、4…エンジン、5…エンジンの出力軸、6…トロイダル型無断変速装置、12…主ミッションケ−ス、16…前輪、20…主後輪、100…補助後輪

Claims (1)

  1. 原動機4の出力軸5からの動力を無段変速装置6を介して主ミッションケ−ス12内へ伝動し、該主ミッションケ−ス12内の動力により走行推進体16,20,100を駆動して走行する走行車輌において、原動機4の出力軸5を前後方向に向け、原動機4の出力軸5側に無段変速装置6を配置すると共に、機体平面視で原動機4と無段変速装置6との前後方向の間に主ミッションケ−ス12を配置し、原動機4、主ミッションケ−ス12及び無段変速装置6を機体平面視で前後に並べて配置したことを特徴とする走行車輌。
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