JPH06144281A - 移動農機 - Google Patents

移動農機

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JPH06144281A
JPH06144281A JP32726192A JP32726192A JPH06144281A JP H06144281 A JPH06144281 A JP H06144281A JP 32726192 A JP32726192 A JP 32726192A JP 32726192 A JP32726192 A JP 32726192A JP H06144281 A JPH06144281 A JP H06144281A
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power steering
steering
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continuously variable
variable transmission
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Toshio Nakao
尾 敏 夫 中
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】操向ハンドル操作によって作動するパワステア
リング用アクチュエータを備え、該パワステアリング用
アクチュエータ動作を制御するパワステアリング力可変
手段88を設ける移動農機において、車速を変更するベ
ルト無段変速機構64を備え、該ベルト無段変速機構6
4の変速動作によって前記パワステアリング力可変手段
88を連動して作動させる連結手段91を設けたもので
ある。 【効果】ベルト無段変速機構64の変速動作によってパ
ワステアリング力が変更されるから、従来に比べて取扱
い操作性を容易に向上させることができると共に、車速
と連動して操向ハンドル荷重を無段階に変更でき、操向
ハンドルの操作性向上並びに直進走行性能の向上などを
容易に図ることができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う田植機などの移動農機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、操向ハンドル操作によって作動す
るパワステアリング用アクチュエータを備え、該パワス
テアリング用アクチュエータ動作を制御するパワステア
リング力可変手段を設ける技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、パワ
ステアリング力可変手段を副変速レバーに連動連結さ
せ、該レバーの操作によって前記パワステアリング力可
変手段を作動させていたから、前記レバーの操作力を容
易に低減し得ない等の取扱い上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、操向
ハンドル操作によって作動するパワステアリング用アク
チュエータを備え、該パワステアリング用アクチュエー
タ動作を制御するパワステアリング力可変手段を設ける
移動農機において、車速を変更するベルト無段変速機構
を備え、該ベルト無段変速機構の変速動作によって前記
パワステアリング力可変手段を連動して作動させる連結
手段を設けたもので、前記ベルト無段変速機構の変速動
作によってパワステアリング力が変更されるから、従来
に比べて取扱い操作性を容易に向上させ得ると共に、車
速と連動して操向ハンドル荷重を無段階に変更し得、操
向ハンドルの操作性向上並びに直進走行性能の向上など
を容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はベルト無段変速機構部の平面図、図2は乗
用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)
は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車
体フレーム(3)に搭載させ、ミッションケース(4)
前方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行
用前輪(6)を支持させると共に、前記ミッションケー
ス(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、
前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)
を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボン
ネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を形成する車体カバー(12)に
よって前記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体
カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運
転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向
ハンドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレ
ーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介
して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)
をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0007】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は側条施肥機、(3
7)は薬剤散布機である。
【0008】さらに、図4、図5、図6、図7、図8、
図9に示す如く、架台(38)及び防振ゴム(39)を
介してエンジン(2)を左右一対の車体フレーム(3)
(3)に載置させ、前記予備苗載台(10)を両側部に
取付ける苗台フレーム(40)中間を車体フレーム
(3)上面に熔接固定させると共に、筒体(41)に内
挿させる操向ハンドル(14)のステアリング軸(4
2)を減速用ギヤケース(43)上面に立設させ、該ギ
ヤケース(43)前側に前記車体フレーム(3)後側を
ボルト止め固定させるもので、前記ギヤケース(43)
下面側にステアリングケース(44)を一体固定させ、
ステアリングケース(44)下面にステアリング出力軸
(45)を突設させ、平面視L形の操向アーム(46)
中間を前記出力軸(45)に固定させ、前輪(6)のナ
ックルアーム(47)に操向ロッド(48)を介して操
向アーム(46)のL形一端側を連結させる一方、パワ
ステアリング用アクチュエータである油圧操向シリンダ
(49)を操向アーム(46)のL形他端側に連結させ
ている。
【0009】また、図7に示す如く、前記各ケース(4
3)(44)後部両側に左右一対のメインフレーム(5
0)(50)前端のブラケット(51)(51)をボル
ト止め固定させ、車体カバー(12)のステップ(1
1)部を支えるカバーフレーム(52)(53)をメイ
ンフレーム(50)前部上面に熔接固定させると共に、
ステアリングケース(44)後部両側に左右一対のサブ
フレーム(54)前端をボルト止め固定させ、側面視で
メインフレーム(50)とサブフレーム(54)を略平
行に延設させ、メインフレーム(50)前部下面の軸受
体(55)とステアリングケース(44)後部とにフロ
ントアクスルケース(5)をスイング自在に取付け、各
フレーム(50)(54)の間から左右にアクスルケー
ス(5)両側を突出させて左右前輪(6)(6)を装設
させている。
【0010】また、図8に示す如く、前記各フレーム
(50)(54)後端部をリアアクスルケース(7)の
ブラケット(56)にボルト止め固定させ、該ケース
(7)前部のミッションケース(4)をメインフレーム
(50)のブラケット(57)に固定させ、ミッション
ケース(4)前側で各フレーム(50)(54)間をパ
イプ(58)で連結させると共に、各リンク(25)
(26)を設ける門形支柱(59)をメインフレーム
(50)後部に立設させ、該フレーム(50)前部と支
柱(59)間に左右一対の上部フレーム(60)(6
0)を斜設させ、上部フレーム(60)中間部に昇降シ
リンダ(28)を取付けている。
【0011】さらに、図5、図6に示す如く、出入力プ
ーリ(61)(62)及びベルト(63)を有するベル
ト無段変速機構(64)を備え、エンジン(2)の出力
軸(65)にギヤケース(43)の入力軸(66)を前
記無段変速機構(64)を介して連結させると共に、前
記ギヤケース(43)に出力軸(67)を介してミッシ
ョンケース(4)を連結させ、前走行駆動軸(68)を
介してミッションケース(4)にフロントアクスルケー
ス(5)を連結させ、植付駆動軸(69)を介してミッ
ションケース(4)に植付ケース(20)を連結させる
もので、無段変速機構(64)及びギヤケース(43)
を介してエンジン(2)出力をミッションケース(4)
に減速伝達させると共に、ミッションケース(4)の主
変速レバー(29)による多段変速出力を前後輪(6)
(8)に各アクスルケース(5)(7)を介して伝達さ
せるように構成している。
【0012】また、前記ベルト(63)を緊張させるテ
ンションローラ(70)と、各プーリ(61)(62)
のベルト(63)巻付け径を変化させる出入力用カム
(71)(72)と、各カム(71)(72)を連動連
結する連杆(73)と、連杆(73)に連結させてカム
(71)(72)の変位量を検出するポテンショメータ
(74)と、メインフレーム(50)に軸(75)を介
して回転自在に軸支させる変速リンク(76)を設け、
該リンク(76)の一端と連杆(73)を変速ロッド
(77)で連結させる一方、前記リンク(76)他端に
変速モータ(78)の伸縮出力軸(79)を連結させ、
メインフレーム(50)のブラケット(80)に前記モ
ータ(78)を取付けるもので、前記モータ(61)の
正逆転制御によってロッド(76)などを介して出入力
用カム(71)(72)を回転させ、出入力プーリ(6
1)(62)幅を変えてベルト(63)の巻付け径を変
化させ、前記プーリ(61)(62)及びベルト(6
3)の変速比を無段階に変更するように構成している。
【0013】さらに、図10、図11に示す如く、前記
入力プーリ(62)の固定プーリ側に主クラッチケース
(81)を取付け、主クラッチペダル(32)によって
ロッド(82)を介して継断操作する主クラッチ(図示
省略)を主クラッチケース(81)に内設させ、該ケー
ス(81)を介して入力プーリ(62)を入力軸(6
6)に連結させ、減速ギヤ(83)を設ける減速軸(8
4)を介して入力軸(66)を出力軸(67)に連結さ
せている。
【0014】さらに、図1に示す如く、前記ステアリン
グケース(44)に遊星式ギヤ機構(85)を内設さ
せ、ステアリングケース(44)外側に油圧操向バルブ
(86)を設けると共に、バルブ操作ロッド(87)と
パワステアリング力可変手段である流量絞りピン(8
8)とをステアリングケース(44)の左右に対設させ
ると共に、車体フレーム(3)後端のブラケット(8
9)に軸(90)を介して連結手段であるステアリング
力可変レバー(91)を回転自在に設け、該レバー(9
1)の一端を前記ピン(88)に連結させ、また前記レ
バー(91)他端を入力プーリ(62)のカム(71)
にバネ(92)を介して連結させるもので、操向ハンド
ル(14)の回転操作により、ギヤ機構(85)及び前
記ロッド(87)を介して操向バルブ(86)を切換
え、図5に示すエンジン(2)右側の油圧ポンプ(9
3)からの圧油を操向バルブ(86)を介して操向シリ
ンダ(49)に供給し、該シリンダ(49)によって前
輪(6)を左右に方向転換させて走行進路を変更すると
共に、副変速レバー(30)操作によって変速モータ
(78)を作動させ、無段変速機構(64)を制御して
ベルト(63)による伝達出力を増減速させるとき、変
速モータ(78)によって変速カム(71)が作動する
ことにより、ステアリング力可変レバー(91)を介し
て前記カム(71)と連動して流量絞りピン(88)が
作動し、低速走行状態で操向ハンドル(14)のステア
リング荷重が小さくなる一方、高速走行状態で操向ハン
ドル(14)のステアリング荷重が大きくなり、無段変
速機構(64)によって設定される車速と連動して操向
ハンドル(14)荷重と無段階に変更させるように構成
している。
【0015】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、操向ハンドル(14)操作によって作動するパワス
テアリング用アクチュエータ(49)を備え、該パワス
テアリング用アクチュエータ(49)動作を制御するパ
ワステアリング力可変手段(88)を設ける移動農機に
おいて、車速を変更するベルト無段変速機構(64)を
備え、該ベルト無段変速機構(64)の変速動作によっ
て前記パワステアリング力可変手段(88)を連動して
作動させる連結手段(91)を設けたもので、前記ベル
ト無段変速機構(64)の変速動作によってパワステア
リング力が変更されるから、従来に比べて取扱い操作性
を容易に向上させることができると共に、車速と連動し
て操向ハンドル(14)荷重を無段階に変更でき、操向
ハンドル(14)の操作性向上並びに直進走行性能の向
上などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト無段変速機構部の平面図。
【図2】乗用田植機の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行車体の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】ベルト無段変速機構の側面図。
【図7】走行車体前部の側面図。
【図8】走行車体後部の側面図。
【図9】図7の平面図。
【図10】減速用ギヤケース部の側面図。
【図11】同平面図。
【符号の説明】
(14) 操向ハンドル (49) 操向シリンダ(アクチュエータ) (64) ベルト無段変速機構 (88) 流量絞りピン(パワステアリング力可変手
段) (91) ステアリング力可変レバー(連結手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向ハンドル操作によって作動するパワ
    ステアリング用アクチュエータを備え、該パワステアリ
    ング用アクチュエータ動作を制御するパワステアリング
    力可変手段を設ける移動農機において、車速を変更する
    ベルト無段変速機構を備え、該ベルト無段変速機構の変
    速動作によって前記パワステアリング力可変手段を連動
    して作動させる連結手段を設けたことを特徴とする移動
    農機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8321105B2 (en) 2007-10-31 2012-11-27 Caterpillar Inc. Propulsion system with a continuously variable transmission
WO2022176320A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社クボタ 水田作業機

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US8321105B2 (en) 2007-10-31 2012-11-27 Caterpillar Inc. Propulsion system with a continuously variable transmission
US8571774B2 (en) 2007-10-31 2013-10-29 Caterpillar Inc. Propulsion system with a continuously variable transmission
WO2022176320A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社クボタ 水田作業機

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