JPH03213431A - 乗用作業機のトランスミッション構造 - Google Patents

乗用作業機のトランスミッション構造

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Publication number
JPH03213431A
JPH03213431A JP737190A JP737190A JPH03213431A JP H03213431 A JPH03213431 A JP H03213431A JP 737190 A JP737190 A JP 737190A JP 737190 A JP737190 A JP 737190A JP H03213431 A JPH03213431 A JP H03213431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
transmission
transmission case
shaft
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP737190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Tanaka
周二 田中
Nobuhiro Aoki
伸浩 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP737190A priority Critical patent/JPH03213431A/ja
Publication of JPH03213431A publication Critical patent/JPH03213431A/ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機体の前部にエンジンを搭載した乗用作業機
におけるトランスミッション構造に係るものである。
〔従来の技術〕
一般に、田植機等の乗用作業機は、機体の前部にエンジ
ンを搭載し、エンジンからの動力をフロントアクスルの
上方に設けたトランスミッションを介して機体各部に伝
達しているが、従来のトランスミッションは、ミッショ
ンケースの前部から変速レバーやステアリング軸等の運
転操作機構の取付部が上方に向って突出しているので、
機体に搭載されるエンジンをトランスミッションの前方
上方に配設している。
〔本発明が解決しようとする課題〕
ところが、機体に搭載されるエンジンをトランスミッシ
ョンの前方上方に配設したものでは、重いトランスミッ
ションが後方に位置するので、機体の前後重量バランス
が悪くなり、機体が作業中ヘッドアップして植付性能が
低下する。しかもフロントアクスルから機体の前端まで
の長さが長くなるので、畦際等における回行時の回行半
径が増大して作業能率が悪いうえ、機体の運搬時等には
、車輛への積載が困難になる等の問題があった。
本発明は上記の如き実情に鑑み創案されたものであって
、機体の前後重量バランスを良好にして、作業中機体が
ヘッドアップするのを確実に防止でき、しかも機体の前
部を短かくし、畦際等における回行性を向上させて作業
の能率化を図ることができるうえ、機体の運搬時等には
容易に車輛へ積載することができる乗用作業機のトラン
スミッション構造を提供することを目的課題としたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため本発明が講じた技術的手段は
、機体前部にエンジンを搭載し、エンジンからの動力を
フロントアクスルの上方に配けたトランスミッションを
介して機体各部に伝達するようにした乗用作業機におい
て、上記トランスミッションのミッションケース後部側
に運転操作機構の取付部を設けると共に、上記ミッショ
ンケースの上面を略水平状に形成して、ミッションケー
スの上部にエンジンを配設したことを特徴とするもので
ある。
〔発明の作用〕 したがって本発明によれば、ミッションケースの上面が
略水平状に形成しであるので、機体に搭載されるエンジ
ンをミッションケースの上部に安定した状態で配設する
ことかできる。しかも、エンジンの後端がミッションケ
ースの後部側に設けた運転操作機構に当接しないので、
エンジンを後退させてミッションケースから前方に突出
しないコンパクトな状態とすることができる。このため
、エンジンとトランスミッションとの重量が機体の前部
に作用して前後の重量バランスを良好にし、機体がヘッ
ドアップするのを確実に防止する。さらに、フロントア
クスルから機体先端までの長さが短かくなり、畦際等に
おける回行性が向−Iニして作業の能率化を図ることが
できるうえ、機体の運搬時等には容易に車輌へ積載する
ことができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を添付した図面に基いて詳述する。
■は乗用作業機として例示した乗用田植機の走行機体で
あって、左右の前輪2,2および後輪3,3を備えた機
体フレーム4の前部にエンジン5が搭載され、該エンジ
ン5を覆うボンネット6の後方には、ステアリングホイ
ール7、主変速レバー8、副変速レバー9等を有する運
転操作部IOが設けられている。11は運転シートであ
る。また機体の後部には、苗載台12、フロート13等
を備えた植付部14が、アッパーリンク15、ロアリン
ク16からなるリンク機構を介して昇降自在に装着され
ている。
17はエンジン5からの動力を走行部および作業各部に
伝達するトランスミッションであって、該トランスミッ
ション17はフロントアクスル18の上方に位置してい
る。
上記トランスミッション17には、ミッションケース1
9の後部にフロント入力軸20が配置され、その前方に
はエンジン5に連動する主軸21が配置されている。上
記主軸21の近接位置には、歯車機構を備えた中間軸2
2、植付部側動軸23および後進軸24が配置され、フ
ロント入力軸20の後方には後輪駆動軸25が配置され
ている。上記植付部側動軸23と後輪駆動軸25は、そ
れぞれ植付PTO軸26および後輪PTO軸27に噛合
されている。そして主軸21に設けた変速歯車の切換に
よる選択噛合により、中間軸22を介してフロント人力
軸20に動力が伝達されて前輪2を駆動し、同時にフロ
ント入力軸20に噛合する後輪駆動軸25を駆動するよ
うになっている。また切換機構を介して植付部側動軸2
3および後進軸24が駆動されるようになっている。2
8はエンジン5に連動する油圧ポンプである。
そして前記ミッションケース■9の後部側には運転操作
機構の取付部が設けられていて、ミッションケース19
の上面が略水平状となっている。すなわち、29は上端
にステアリングホイール7を取付けたステアリング軸で
あって、該ステアリング軸29の下端側がミッションケ
ース19の後端部を貫通してミッションケース19の底
部に設けたステアリングギヤ減速部30に連結されてい
て、ミッションケース19がステアリングギヤボックス
に兼用されている。31はピットマンアームである。ま
た前記主変速レバー8は、下端側がステアリングコラム
32の側方に枢支され、前方下方に延出した連結ロッド
33の先端が、ミッションケース19に設けた変速シフ
タ34の回動支点35にアーム36を介して連結されて
いるが、上記回動支点35がミッションケース19の後
部側に設けられていて、ミッションケース19に略水平
状の上面37が形成されている。38はシフトホーク、
39は主軸21に設けた変速ギヤである。そしてエンジ
ン5をミッションケース19の後端側とバンパー40の
フレーム41間に上面37と対向して架設した水平状の
取付枠42に固定することにより、エンジン5がミッシ
ョンケース19の上部に配設されてミッションケース1
9から前方に突出しないコンパクトな状態となっている
また、エンジン5の出力軸43と主軸21とが前後に略
同−位置に配置されていて、出力軸43と主軸21を連
動連結する伝動ベルト44が略垂直状となっている。エ
ンジン5の肚力軸43と主軸21には、変速比の異る三
組のプーリ45が取付けられ、それぞれに伝動ベルト4
4が懸回されており、各伝動ベルト44に対応するタイ
トプーリ46が設けられていて、副変速レバー9の操作
により、エンジン5からの動力を高速、中速、低速に変
速して主軸21に伝達するようになっている。すなわち
、副変速レバー9の下端にはカム形状の異る三枚プレー
ト47が固定され、副変速レバー9の操作によりプレー
ト47が回動すると、作動部材48が選択的に回動して
対応するロッド49を引き、これに伴ってタイトアーム
50が回動してタイトプーリ46が所望する変速比のプ
ーリ45に懸回された伝動ベルト44を作用方向に押圧
するものである。51はタイトアーム支持軸、52はテ
ンションスプリング、53はクラッチペダルである。
上記の如き構成において、エンジン5からの動力はトラ
ンスミッション17を経て前輪2、後輪3および植付部
14等に伝達され、機体の走行に伴って植付作業を行う
ことができる。そしてミッションケース19の上面37
が略水平状に形成されているので、エンジン5をミッシ
ョンケース19の上部に安定した状態で配設することが
できる。しかもエンジン5がミッションケース19の後
部側に設けたステアリング軸29、変速シフタ34の回
動支点35等に当接しないので、エンジン5をミッショ
ンケース19から突出しない位置まで後退させてコンパ
クトに配置することができる。このためエンジン5とト
ランスミッション17との重量が機体の前部に作用して
機体がヘッドアップするのを確実に防止でき、さらにフ
ロントアクスル18から機体前端までの長さが短かくな
るので、畦際等における同行性が向上して作業の能率化
を図ることができるうえ、機体の運搬時等には容易に車
輌へ積載することができる。
また、エンジン5の出力軸43と主軸21とを連動連結
する伝動ベルト44が略垂直状となっているので、伝動
ベルトが傾斜した従来のものに比べ、伝動ベルトの懸回
距離が短かくなってコンパクトに配置できるうえ、タイ
トプーリ46による動力の断続作動を余裕をもって行う
ことができる。
〔発明の効果〕
これを要するに本発明は、機体前部にエンジンを搭載し
、エンジンからの動力をフロントアクスルの上方に設け
たトランスミッションを介して機体各部に伝達するよう
にした乗用作業機において、上記トランスミッションの
ミッションケース後部側に運転操作機構の取付部を設け
ると共に、上記ミッションケースの上面を略水平状に形
成して、ミッションケースの上部にエンジンを配設した
から、機体前部に搭載されるエンジンを、上面が略水平
状に形成されたミッションケースの上部に安定した状態
で無理なく配設することができる。しかもミッションケ
ースの後端部に設けた運転操作機構の取付部がエンジン
に当接しないので、エンジンをミッションケースから前
方に突出させることなくミッションケースとエンジンと
をコンパクトに配置することができる。そしてミッショ
ンケースとエンジンとの重量が機体の前部に作用するの
で、機体の重量バランスが良好となってヘッドアップを
起すことなく円滑に作業を行うことができ、しかもフロ
ント軸から機体前端までの前部長さが短かくなるので、
畦際等における回行性が向上して作業の能率化を図るこ
とができ、そのうえ機体の運搬時等には、容易に車輌等
に積載することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る乗用作業機のトランスミッション構
造の一実施例を示すものであって、第1図は乗用作業機
の全体側面図、第2図はトランスミッションの拡大断面
図、第3図は主変速レバーの側面図、第4図は第3図の
A矢視図、第5図は第3図の一部断面図、第6図は伝動
ベルトの状態を示す側面図、第7図は第6図のB矢視図
、第8図は同上C矢視図、第9図は同上り矢視図である
。 図中、5・・・エンジン、8・・・主変速レバー、17
・・・トランスミッション、18・・・フロントアクス
ル、19・・・ミッションケース、29・・・ステアリ
ング軸である。 ■ ■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機体前部にエンジンを搭載し、エンジンからの動力をフ
    ロントアクスルの上方に配けたトランスミッションを介
    して機体各部に伝達するようにした乗用作業機において
    、上記トランスミッションのミッションケース後部側に
    運転操作機構の取付部を設けると共に、ミッションケー
    スの上面を略水平状に形成して、ミッションケースの上
    部にエンジンを配設したことを特徴とする乗用作業機の
    トランスミッション構造。
JP737190A 1990-01-16 1990-01-16 乗用作業機のトランスミッション構造 Pending JPH03213431A (ja)

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JP737190A JPH03213431A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 乗用作業機のトランスミッション構造

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JPH03213431A true JPH03213431A (ja) 1991-09-18

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ID=11664112

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JP (1) JPH03213431A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068028A (ja) * 2000-08-24 2002-03-08 Kubota Corp 水田作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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