JP2004050473A - 化粧シートおよびその製造方法 - Google Patents

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Yoshiko Fujita
藤田 淑子
Rika Mizutome
水留 理加
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Abstract

【課題】化粧シートを使用して、扉、柱等の造作部材等に、ローラーにより、ラッピング加工する最中や運送中でも、化粧シート表面に、傷が発生しない化粧シートおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層し、同時にエンボスの施された冷却ロールで冷却固化、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合とホモ重合のブレンドタイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷およびエンボスの施された化粧シートおよびその製造方法に関し、詳しくは、木質系ボード類、無機系ボード類、金属板等の表面に、接着剤で貼り合わせて化粧板として用いる化粧シートおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記用途に用いられる化粧シートとしては、環境問題の観点から塩化ビニル樹脂シートを使用しない化粧シートが要求されつつある。このような化粧シートの製造方法としては、例えば、任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層し、同時にエンボスの施された冷却ロールで冷却固化、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合タイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法や前記化粧シートの最表面に、トップコート加工(ウレタン系トップコート等)をした化粧シートが知られている(特許第3058023号公報)。
【0003】
ところが、上記化粧シートを使用して、扉、柱等の造作部材等に、ローラーにより、ラッピング加工する最中や運送中に、化粧シート表面に傷が発生し、意匠性や性能を著しく損ねるといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、化粧シートを使用して、扉、柱等の造作部材等に、加工中や運送中でも、化粧シート表面に、傷が発生しない化粧シートおよびその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明において、上記目的を達成するために、まず第1の発明では、任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層し、同時にエンボスの施された冷却ロールで冷却固化、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合とホモ重合のブレンドタイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法である。
【0006】
また、第2の発明では、第1の発明において、溶融した熱可塑性樹脂を基材シートに積層する直前に、オゾン処理を施すことを特徴とする化粧シートの製造方法である。
【0007】
さらにまた、第3の発明では、第1の発明ないし第2の発明において、積層加工、エンボス加工を施した後、ワイピング加工、トップコート加工を行うことを特徴とする化粧シートの製造方法である。
さらになお、第4の発明では、第1の発明ないし第3の発明のいずれかの製造方法に従って製造された化粧シートである。
【0008】
最後に、第5の発明では、任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層した後、該積層シートをヒーターで加熱し、該透明熱可塑性樹脂の表面を、エンボスの施された冷却ロールで、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合とホモ重合のブレンドタイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に従って、詳細に説明する。図1に、本発明に係わる化粧シートの断面の一例を示し、図2に、本発明に係わる化粧シートの製造工程例を示す。図3に、本発明に係わる化粧シートの別の製造工程例を示す。
【0010】
第1の発明は、押し出し加工機において、エンボスの施された冷却ロール(21)と加圧ロール(22)の間に、任意の絵柄インキ(12)を印刷した基材シート(11)とTダイ(20)から出てきた溶融した透明熱可塑性樹脂(14)を挿入し、接着、冷却固化、エンボス加工を同時に行う。一体化したシートはエンボスの施された冷却ロール(21)の外周に沿って移動し、剥離ロール(24)によって剥離され、エンボスの施されたシートとなる。(図2)
第5の発明は、押し出し加工機において、エンボスの施されていない冷却ロール(31)と加圧ロール(22)の間に、任意の絵柄インキ(12)を印刷した基材シート(11)とTダイ(20)から出てきた溶融した透明熱可塑性樹脂(14)を挿入し、接着、冷却固化した後、該積層シートをヒーター(30)で加熱し、該透明熱可塑性樹脂の表面は、エンボスの施された冷却ロール(21)の外周に沿って移動し、剥離ロール(24)によって剥離され、エンボスの施されたシートとなる。(図3)
【0011】
その後、第1の発明、第5の発明共、エンボスシートの表面に、コロナ処理を施し、エンボス内にワイピングインキ(16)を埋め込み、しかる後、最表面にトップコート層(17)を設けることにより、化粧シート(10)を得る。
【0012】
エンボスの施された冷却ロール(21)、加圧ロール(22)、剥離ロール(24)、エンボスの施されていない冷却ロール(31)は、いずれも内部に冷却機構を備え、溶融した熱可塑性樹脂の温度を下げて、固化させる効果を持つ。通常は、エンボスの施された冷却ロール(21)、エンボスの施されていない冷却ロール(31)を金属製、加圧ロール(22)、剥離ロール(24)は表面をゴム製とする。また、加圧ロール(22)には、内部に冷却機構を備えた金属製のバックアップロール(23)を付け、加圧、冷却を補助するものが一般的である。
【0013】
ここで問題となるのが、基材シート(11)と溶融した熱可塑性樹脂(14)との接着強度である。通常は、基材シート(11)に前もって、アンカーコートと称する接着剤(13)を塗布するのが一般的であり、包装材料の分野では、十分な接着強度が得られるが、本発明の目的、用途である化粧板の表面材としては、まだ不十分な場合がある。そこで、溶融した熱可塑性樹脂(14)を基材シート(11)に積層する直前に、オゾン処理装置(25)から、基材シートの、溶融した熱可塑性樹脂の接着面に向けてオゾンガスを吹き付け、接着面を酸化、活性化することにより十分な接着強度を得るようにしている。
【0014】
本発明に使用される熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレンのランダム重合ポリマー及びホモ重合ポリマーに、軟質成分として低密度ポリエチレン、αオレフィン、エチレン−プロピレン共重合ゴムのいずれか、もしくは混合物を5〜30重量%単純に混合して添加した樹脂からなるものが使用できる。
【0015】
前記ポリプロピレンのポリマーの種類は、得られるシートが耐熱性、硬度等を要求する場合は、ホモポリマーの割合を多くし、また耐衝撃性、低温加工性、透明性を要求する場合は、ランダムポリマーの割合を多くすれば良い。
【0016】
前記添加する軟質成分の量は、5重量%以下では、低温加工性に対する効果がなく、30重量%以上では、得られたシートの弾性が大きすぎる。添加する軟質成分は、単純に混合するだけであるが、これは工程が簡略であるばかりでなく、両者を架橋させると透明性を損なったり、ポリプロピレン中に架橋してドメイン構造を取る軟質成分の界面が、受ける衝撃により白化現象を起こす等の不都合があるからである。
【0017】
本発明における基材シート(11)の材質としては、インキ密着性が良くなるので、押し出し樹脂の中から軟質成分を除いた樹脂を用いることが望ましい。
【0018】
また、本発明における基材シートとしては、主原料がポリプロピレン、エラストマー、着色剤、及び無機充填剤からなる着色フィルム上に、表面シートとして、アイソタクチックポリプロピレンとアタクチックポリプロピレンの混合系からなる分子が複合立体構造を有する無色又は着色透明な軟質ポリプロピレン系樹脂フィルムを積層してなる基材シートでも良い。上記ポリプロピレンとしては、好ましくは、アイソタクチックポリプロピレンであって、結晶化度が高く分子に枝分かれ構造の少ない高分子が用いられる。
【0019】
化粧シートとする際に隠蔽性を得るため、この基材シート(11)は無機顔料等により任意に着色されているものが望ましい。さらに、シートを押し出す際および得られた製品の熱酸化を防止するために酸化防止剤を、また得られた製品の紫外線による劣化を防止するために光安定剤を適宜添加する。これら添加剤の種類および添加量に関しては、規定されるものではなく、オレフィン系に一般的に使用されているものを添加すれば良い。その効果から酸化防止剤にはフェノール系を、光安定剤にはヒンダードアミン系を組み合わせるのが最適である。ただし、ヒンダードアミン系添加剤は、フェノール系の一部の添加剤と光により反応して、キノイド結合を作り所謂ピンキング現象を発生させるので注意が必要である。
【0020】
基材シート(11)に印刷される絵柄インキ(12)としては、基材シート(11)との密着が良ければ特に規定されるものではないが、インキ自体の凝集力、汎用性からウレタン系のインキが最適である。また、オレフィン系シートへの密着ということから塩素化オレフィン系のインキも使用可能であるが、塩素を嫌うという点からは、本発明の趣旨から外れる。
【0021】
エンボスを施す溶融した熱可塑性樹脂(14)も基材シート(11)と同様の理由により、基材シートと同じポリプロピレン系樹脂を選択すれば良い。特にエンボスを施すシートであるため透明性が要求され、場合によっては、ポリプロピレン中に造核剤を添加して、透明性を上げることも可能である。造核剤としては、シリカやステアリン酸等公知のものを使う。
【0022】
表面の熱可塑性樹脂(14)をエンボス加工してなるエンボスシート(18)は、透明であることから、基材シート、接着剤、インキに対して紫外線を防ぐため、熱可塑性樹脂(14)には酸化防止剤および光安定剤だけだなく、ベンゾトリアゾール系に代表される紫外線吸収剤が添加されている。また、透明樹脂層ということで基材シートとは異なり、着色顔料は添加されない。
【0023】
Tダイ(20)から押し出された溶融した熱可塑性樹脂(14)が、エンボスの施された冷却ロール(21)により、冷却固化とエンボス加工が同時になされる第1の発明の場合は(図2)、従来塩化ビニルの化粧シートで行われている加熱ダブリングエンボスのように、機械的にエンボスを施しているのではなく、溶融している樹脂を型に入れている状態なので、例えばホログラムに用いられるような非常に微細なエンボスも問題なく入り、エンボス加工後のエンボスの耐熱性も良好なものが得られる。
【0024】
溶融した熱可塑性樹脂(14)にエンボスを施すために、加圧ロール(22)により溶融した熱可塑性樹脂(14)をエンボスの施された冷却ロール(21)に押し付ける。従来のポリプロピレンの成形等で行われているエアーナイフ方式あるいはエアーチャンバー方式のようなキャスト法では、樹脂をエンボスに押し付ける力が弱く、エンボスの入りが甘くなる。
【0025】
接着剤(13)は、ポリオレフィン用に市販されているものであれば、特に規定されるものではなく、ウレタン系、ポリエステル系、水性アクリルエマルジョン系等が使用できるが、インキとの組み合わせからウレタン系の接着剤が最適と言える。接着剤の塗布方法も一般的な塗布方法であれば良く、特別に制約されるものではない。接着剤の塗布量は、あまり多すぎるとシートの折り曲げ時の白化発生にも影響するため、1〜10μmが良い。
【0026】
オゾン処理装置(25)も一般的なものであれば良く、特別に制約されるものではない。オゾン処理量は、処理装置に低濃度高流量型、高濃度低流量型があり一概には言えないが、あまり流量が多いと溶融樹脂の膜揺れ、温度低下等の悪影響が考えられるため、オゾン濃度  20〜50g/Nm3 、エアー流量1〜10Nm3/hが良い。
【0027】
最終的には、基材シート(11)に透明なエンボスシート(18)を積層し、エンボス模様(15)部に、ワイピングインキ(16)を埋め込み、さらに、トップコート層(17)を設けて本発明の化粧シート(10)を得る。なお、このワイピング加工、トップコート加工は、現状の塩化ビニル樹脂の加工と全く同様で良い。
【0028】
上記トップコート層のバインダーとしては、2液硬化ポリウレタン、塩素化ポリオレフィン等が好ましく、また、電離放射線硬化樹脂も用い得る。電離放射線硬化型樹脂は、具体的には、分子中に重合不飽和結合又はカチオン重合性官能基を有するプレポリマー、ポリマー及び/又はモノマーを適宜混合した電離放射線により硬化可能な組成物が好ましくは用いられる。なお、ここで電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち分子を重合或いは架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味し、通常、紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いられる。
【0029】
上記電離放射線硬化性樹脂は、具体的には、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、エポキシ基等のカチオン重合性官能基又はチオールを2個以上有する単量体、プレポリマー又はポリマーからなる。これら単量体、プレポリマー又はポリマーは単体で用いるか、或いは複数種混合して用いる。なお、ここで、例えば、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイル基又はメタアクリロイル基の意味で用いている。
【0030】
ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリマーの例としては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート等が使用できる。分子量としては、通常250〜10000程度のものが用いられる。ラジカル重合性不飽和基を有するポリマーとしては、上記ポリマーの重合度を10000程度以上としたものが用いられる。
【0031】
カチオン重合性官能基を有するプレポリマーの例としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエーテル系樹脂等のプレポリマーがある。ラジカル重合性不飽和基を有する単量体の例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官能単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等がある。
【0032】
ラジカル重合性不飽和基を有する多官能単量体の例としては、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等がある。
【0033】
カチオン重合性官能基を有する単量体の例としては、上記カチオン重合性官能基を有するプリポリマーの単量体が利用できる。チオール基を有する単量体の例としては、トリメチロールプロパントリチオグリコレート、ジペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等がある。
【0034】
紫外線又は可視光線にて硬化させる場合には、電離放射線硬化樹脂中に光重合開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合して用いることができる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等を単独又は混合物として用いるこができる。なお、これらの光重合開始剤の添加量としては、該電離放射線硬化性樹脂100重量%に対して、0.1〜10重量%程度である。
【0035】
上記トップコート層を艶消しにする場合には、艶消(光拡散)剤を添加する。艶消剤としては、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ(特に球状α−アルミナが好ましい)、硫酸バリウム、ウレタン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹脂ビーズ等の粒径1〜30μm程度の微粒子が有効である。膜厚は、1〜100μm程度が好ましい。
【0036】
本発明の化粧シートは、他の被着体(裏打材)に積層される。その場合に、化粧シート自体では被着体と接着しない場合は、適当な易接着層及び接着剤層を介して積層する。被着体に化粧シート自体が(熱融点等で)接着可能な場合は、接着剤層は省いてもよい。
【0037】
上記被着体としては、各種素材の平板、曲面板等の板材、シート(或いはフィルム)、或いは立体形状物品等の各種形状の物品が対象となる。板材、シート(フィルム)、或いは立体形状物品のいづれにも用いられる素材としては、木材単板、木材合板、パーチックルボード、中密度繊維板(MDF)等の木材板、木質繊維板等の木質板、鉄、アルミニウム等の金属、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテート、ポリエステル樹脂、ポリスチレン、ポリオレフィン樹脂、ABS、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系樹脂、ゴム等の樹脂、専ら板材、或いは立体形状物品として用いられる素材としては、硝子、陶磁器、等のセラミックス、ALC(発泡軽量コンクリート)等のセメント、硅酸カルシウム、石膏等の非セメント窯業系材料、専らシート(或いはフィルム)として用いられる素材としては、上質紙、和紙等の紙、炭素、石綿、チタン酸カリウム、硝子、合成樹脂等の繊維からなる不織布又は織布等がある。
【0038】
これら各種被着体への積層方法としては、例えば、接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラーで加圧して積層する方法、特公昭50−19132号公報、特公昭43−27488号公報等に記載される様に、化粧シートを射出成形の雌雄両金型間に挿入して、両金型を閉じ、雄型のゲートから熔融樹脂を射出充填して後、冷却して樹脂成形品の成形と同時にその表面に化粧シートを接着積層する、所謂射出成形同時ラミネート方法、特公昭56−45768号公報、特公昭60−58014号公報等に記載される様に、成形品の表面に化粧シートを間に接着剤層を介して対向ないしは載置し、成形品側からの真空吸引による圧力差により化粧シートを成形品表面に積層する、所謂真空プレス積層方法、特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号公報等に記載される様に、円柱、多角柱等の柱状基材の長軸方向に、化粧シートを間に接着剤層を介して供給しつつ、複数の向きの異なるローラーにより、柱状体を構成する複数の側面に順次化粧シートを加圧接着して積層してゆく、所謂ラッピング加工方法、実公大15−31122号公報、特開昭48−47972号公報等に記載される様に、先ず化粧シートを板状基材に接着剤層を介して積層し、次いで板状基材の化粧シートとは反対側の面に、化粧シートと板状基材との界面に到達する、断面がV字状、又はU字状溝を切削し、次いで該溝内に接着剤を塗布した上で、該溝を折り曲げ箱体又は柱状体を成形する所謂、Vカット又はUカット加工方法、等がある。
【0039】
本発明の化粧シートは、各種被着体に積層し、所定の成形加工等を施して、各種用途に用いる。例えば、壁、天井、床等建築物の内装、窓枠、扉、手摺等の建具の表面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネットの表面化粧、自動車、電車等の車輛内装、航空機内装、船舶内装、窓硝子の化粧等である。
【0040】
【実施例】
以下実施例により、本発明を詳細に説明する。
【0041】
〈実施例1〉
ランダム重合ポリプロピレンに、無機顔料を6重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を溶融押し出し法によりTダイ(20)より押し出し、基材シート(11)を作製した。この基材シート(11)の片面に、コロナ処理を施した後グラビア印刷法により、絵柄インキ(東洋インキ製造株式会社製  ラミスター)(12)を使用して木目模様を施した。ついで、この上にグラビア印刷法により、ウレタン系アンカー剤(東洋インキ製造株式会社製ADー502)(13)を乾燥厚で5μm塗布して、印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を得た。(図1参照)
【0042】
ランダム重合ポリプロピレン41.9重量%に、ホモ重合ポリプロピレンを41.9重量%、低密度ポリエチレンを15重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を、導管エンボスの施された冷却ロール(21)と加圧ロール(22)の間に、前記印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を介して、溶融押し出し法によりTダイ(20)より押し出し、エンボス加工と貼り合わせ加工を同時に行い、ワイピング加工とトップコート加工の施されていない化粧シートを得た。(図2参照)
なお、基材シートの印刷面が、押し出された熱可塑性樹脂層と貼り合わさるようにしなければならない。
【0043】
このエンボスされた化粧シートのエンボス面に、ワイピングインキ(16)を埋め込み、さらに表面物性、艶調整のためウレタン系トップコートを施し(17)、化粧シート(10)を得た。
扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、上記化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造したところ、化粧シート表面に傷は付きにくく、歩留りは、99.5%でした。
【0044】
〈実施例2〉
高密度ポリエチレンに、無機顔料を6重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を溶融押し出し法によりTダイ(20)より押し出し、基材シート(11)を作製した。この基材シート(11)の片面に、コロナ処理を施した後グラビア印刷法により、絵柄インキ(東洋インキ製造株式会社製  ラミスター)(12)を使用して木目模様を施した。ついで、この上にグラビア印刷法により、ウレタン系アンカー剤(東洋インキ製造株式会社製  ADー502)(13)を乾燥厚で5μm塗布して、印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を得た。(図1参照)
【0045】
ランダム重合ポリプロピレン41.9重量%に、ホモ重合ポリプロピレンを41.9重量%、低密度ポリエチレンを15重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を、導管エンボスの施された冷却ロール(21)と加圧ロール(22)の間に、前記印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を介して、溶融押し出し法によりTダイ(20)より押し出し、エンボス加工と貼り合わせ加工を同時に行い、ワイピング加工とトップコート加工の施されていない化粧シートを得た。(図2参照)
なお、基材シートの印刷面が、押し出された熱可塑性樹脂層と貼り合わさるようにしなければならない。
【0046】
このエンボスされた化粧シートのエンボス面にワイピングインキ(16)を埋め込み、さらに表面物性、艶調整のためウレタン系トップコートを施し(17)、化粧シート(10)を得た。
扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、上記化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造したところ、化粧シート表面に傷は付きにくく、歩留りは、99.5%でした。
【0047】
〈実施例3〉
アイソタクチックポリプロピレン60重量部をベースにエラストマーとしてスチレン−ブタジエンゴムを30重量部、無機添加剤として炭酸カルシウム粉末10重量部、また、着色顔料として弁柄と黄鉛とチタン白とを計5重量部添加して、熱安定剤及びヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤を5重量部ブレンドしたものをカレンダー製法にて厚み100μmに成膜した不透明着色シートを成製した。
【0048】
上記着色シートの表裏両面に、コロナ放電処理を施したあと、裏面側にウレタン系プライマーコート(ヘキサメチレンジイソシアネート+ポリエステルポリオール)、表面側にウレタン系プライマーコート(同上)及び杉柾目柄(バインダーはアクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との1対1重量比の混合体、顔料は弁柄)グラビア印刷を施し、印刷シートを得た。
【0049】
上記印刷シートの上に、厚さ80μmの特公平6−23278号公報記載の如きアイソタクチックポリプロピレン50重量部とアタクチックポリプロピレン50重量部の混合系ポリプロピレンに対して紫外線吸収剤として分子中に水酸基を有するベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を3000ppm、光安定剤としてヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤を5000ppm添加したことからなる軟質透明ポリオレフィンフィルムを、その裏面ラミネート面に、コロナ放電処理を施したのち、塗工厚10μmの接着剤(アクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートとからなる)層を用いて、表面シートとしてラミネートし、印刷された基材シートを得た。
【0050】
ランダム重合ポリプロピレン41.9重量%に、ホモ重合ポリプロピレンを41.9重量%、低密度ポリエチレンを15重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂とポリエチレン系易接着樹脂を、導管エンボスの施された冷却ロールと加圧ロールの間に、前記印刷された基材シートを介して、溶融共押し出し法によりTダイより押し出し、エンボス加工と貼り合わせ加工を同時に行い、ワイピング加工とトップコート加工の施されていない化粧シートを得た。
なお、基材シートの表面シートが、押し出されたポリエチレン系易接着層と貼り合わさるようにしなければならない。
【0051】
このエンボスされた化粧シートのエンボス面に、表面物性、艶調整のためウレタン系トップコートを施し、化粧シートを得た。
扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、上記化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造したところ、化粧シート表面に、傷は付きにくく、歩留りは、99.5%でした。
【0052】
〈実施例4〉
ランダム重合ポリプロピレンに、無機顔料を6重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を溶融押し出し法によりTダイ(20)より押し出し、基材シート(11)を作製した。この基材シート(11)の片面に、コロナ処理を施した後グラビア印刷法により、絵柄インキ(東洋インキ製造株式会社製  ラミスター)(12)を使用して木目模様を施した。ついで、この上にグラビア印刷法により、ウレタン系アンカー剤(東洋インキ製造株式会社製ADー502)(13)を乾燥厚で5μm塗布して、印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を得た。(図1参照)
【0053】
ランダム重合ポリプロピレン41.9重量%に、ホモ重合ポリプロピレンを41.9重量%、低密度ポリエチレンを15重量%、フェノール系酸化防止剤を0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤を0.3重量%、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5重量%、ブロッキング防止剤を0.2重量%添加して得た樹脂を、エンボスの施されていない冷却ロール(31)と加圧ロール(22)の間に、前記印刷・接着剤を塗工した基材シート(19)を介して、溶融押し出し法により、Tダイ(20)より押し出し、接着、冷却固化による貼り合わせ加工を行った後、該積層シートをヒーター(30)で加熱し、該透明熱可塑性樹脂の表面は、導管エンボスの施された冷却ロール(21)の外周に沿って移動し、剥離ロール(24)によって剥離され、エンボスだけ施された、ワイピング加工とトップコート加工の施されていない化粧シートを得た。(図3参照)
なお、基材シートの印刷面が、押し出された熱可塑性樹脂層と貼り合わさるようにしなければならない。
【0054】
このエンボスされた化粧シートのエンボス面に、ワイピングインキ(16)を埋め込み、さらに表面物性、艶調整のためウレタン系トップコートを施し(17)化粧シート(10)を得た。
扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、上記化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造したところ、化粧シート表面に、傷は付きにくく、歩留りは、99.5%でした。
【0055】
〈比較例1〉
上記実施例1において、「ランダム重合ポリプロピレン41.9重量%に、ホモ重合ポリプロピレンを41.9重量%、」を「ランダム重合ポリプロピレン83.8重量%に、」に変えた以外は、実施例1と同様の方法で化粧シートを得た。
扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、上記化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造したところ、化粧シート表面に、傷は付き易く、歩留りは、96.0%でした。
【0056】
【発明の効果】
上記のように、本発明の化粧シートとその製造方法によれば、溶融押し出しを行う熱可塑性樹脂がランダム重合及びホモ重合タイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることにより、従来品より、表面硬度が増して、傷つき難く、さらに、低温加工性をはじめ、耐衝撃性や透明性にも優れ、耐性も付与できる。
そして、本発明の化粧シートを使用して、扉、柱等の造作部材等に、ローラーにより、ラッピング加工する最中や運送中に、化粧シート表面に傷が発生し難く、意匠性や性能を損ねないといった効果がある。例えば、扉形状に加工した木材品の表面に、接着剤層を介して、本発明の化粧シートをローラーにより、ラッピング加工して、扉を製造した場合でも、化粧シート表面に、傷は付き難く、歩留りは、良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧シートの断面図である。
【図2】本発明による化粧シートの製造方法の一実施例を示す概略説明図である。
【図3】本発明による化粧シートの製造方法の別の実施例を示す概略説明図であ  る。
【符号の説明】
10        化粧シート
11        基材シート
12        絵柄インキ
13        接着剤
14        熱可塑性樹脂
15        エンボス模様
16        ワイピングインキ
17        トップコート層
18        エンボスシート
19        印刷・接着剤を塗工した基材シート
20        Tダイ
21        エンボスの施された冷却ロール
22        加圧ロール
23        バックアップロール
24        剥離ロール
25        オゾン処理装置
30             ヒーター
31        エンボスの施されていない冷却ロール
32        加圧ロール
34        剥離ロール
35        ガイドロール

Claims (5)

  1. 任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層し、同時にエンボスの施された冷却ロールで冷却固化、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合とホモ重合のブレンドタイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法。
  2. 溶融した熱可塑性樹脂を基材シートに積層する直前に、オゾン処理を施すことを特徴とする請求項1記載の化粧シートの製造方法。
  3. 前記積層加工、エンボス加工を施した後、ワイピング加工、トップコート加工を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の化粧シートの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シートの製造方法に従って製造された化粧シート。
  5. 任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表面に、押出機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を積層した後、該積層シートをヒーターで加熱し、該透明熱可塑性樹脂の表面を、エンボスの施された冷却ロールで、エンボス加工を行う化粧シートの製造方法であって、前記透明熱可塑性樹脂がランダム重合とホモ重合のブレンドタイプのポリプロピレン樹脂を主成分とすることを特徴とする化粧シートの製造方法。
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