JP2004039856A - リードの溶着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池セルの溶着位置にリードを自動的に溶着する。
【解決手段】太陽電池セルPを第1搬送装置2Aによって溶着作業位置に搬送し、溶着作業位置に搬送された太陽電池セルPの溶着位置に、移送装置4Aを介してリードLを移送して載置する。この後、太陽電池セルPの溶着位置に載置されたリードLを第1押圧装置5Aのプローブピン53を介して押圧した後、第1熱風装置6Aのヒーター62を介して熱風をリードLに供給して半田を溶融させ、太陽電池セルPにリードLを溶着する。ここで、第1搬送装置2Aの歯付きベルト21の幅が太陽電池セルPの幅よりも小さく設定されており、溶着作業位置において、歯付きベルト21の左右端縁から突出された太陽電池セルPの、リードLの溶着位置を含む左右端部が、第1支持装置7Aのヒートコントロールブロック71によって支持される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池セルにリードを溶着するリードの溶着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、太陽電池モジュールは、複数個の太陽電池セルを接続してストリングを形成し、複数行のストリングを接続して面状に製造される。この場合、複数個の太陽電池セルを接続してストリングを形成する際、隣接する太陽電池セルは、断面偏平な方形状に形成された導体、例えば、銅線からなるリードを介して接続されている。具体的には、図14に示すように、一の太陽電池セルPの表面に半田を介してリードLの一半部を溶着する一方、一の太陽電池セルPに溶着されたリードLの他半部を隣接する他の太陽電池セルPの裏面に半田を介して溶着することにより、複数個の太陽電池セルPを順次接続してストリングSを形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような太陽電池セルに対するリードの溶着を自動的に、かつ、連続的に行うため、太陽電池セルを溶着作業位置に移送した後、太陽電池セルの溶着位置にリードを配置するとともに、リードを押圧し、加熱溶着する自動機が提案されているが、いまだ不良率が高いばかりか、生産効率が低いという問題があった。
【0004】
すなわち、太陽電池セルを作業台に移送するとともに、太陽電池セルにリードを配置して押圧し、加熱して半田を溶融させ、太陽電池セルにリードを半田付けすることから、熱源によっては太陽電池セルが局部的に半田の溶融温度まで急加熱され、また、急加熱させるためには、半田の溶融温度よりもかなりの高温が必要となることから、シリコンウエハ(太陽電池セル)の熱破壊によるクラックや割れが発生したり、変形による溶着不良が発生するとともに、溶融した半田が冷却固化するまでに多くの時間が必要となり、大きなロスタイムを発生させるという問題があった。
【0005】
また、半田を溶融させる加熱装置によって作業台も太陽電池セルを介して加熱されるため、作業台に熱が蓄積されて温度が上昇し、半田の溶融温度を越える温度にまで蓄熱された場合、太陽電池セルの半田が溶融し、あるいは、いったん溶着されたリードが半田の溶融によって離脱することから、太陽電池セルの不良品を発生させる原因ともなる。
【0006】
このような問題から、作業台への熱の蓄積を防止し、溶融した半田の固化を早めるため、作業台を大きな容積に形成するとともに、作業台に冷却装置を設けて対応しているが、作業台が冷却すれば、作業台上に載置された太陽電池セルの半田の溶融が遅延し、大きなロスタイムを発生させるものとなる。したがって、いったん冷却した作業台をヒーターを介して急速に加熱する必要が生じ、作業台を適温に維持するための温度管理が複雑になるとともに、制御がきわめて困難となる。しかも、作業台が設定温度に達するまで待機する必要が生じ、生産効率が低下することを避けることができないばかりか、コストがかさむという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、不良率を低減しつつ、効率よく太陽電池セルにリードを自動的に、かつ、連続的に溶着することのできるリードの溶着装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のリードの溶着装置は、太陽電池セルが溶着作業位置に位置決めされて間欠的に搬送されるとともに、太陽電池セルの溶着位置にリードが移送されて押圧され、リードに向けて熱風が供給されて溶着されるリードの溶着装置であって、太陽電池セルの搬送装置が、歯付きプーリーに巻回される歯付きベルトからなり、歯付きベルトの幅がバスバーピッチよりも小さく設定され、また、太陽電池セルの溶着作業位置に対応して搬送装置の側方に、歯付きベルトの左右端縁から突出される太陽電池セルの下面側左右端部を支持する昇降自在なヒートコントロールブロックを有する支持装置が配設されることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、太陽電池セルが位置決めされて溶着作業位置に搬送され、その溶着位置にリードが移送され、太陽電池セルに押圧されたリードに向けて熱風が供給されて溶着されることにより、リード付き太陽電池セルが自動的に、かつ、連続的に製造される。
【0010】
ここで、太陽電池セルを搬送する搬送装置の歯付きベルトの幅は、太陽電池セルのバスバーピッチよりも小さく設定されており、太陽電池セルが搬送装置に搬入された際、太陽電池セルは、リードの溶着位置を含む左右端部が歯付きベルトの左右端縁から突出されるように、歯付きベルト上に位置決めされて載置され、その状態で溶着作業位置に搬送される。また、ヒートコントロールブロックは、熱伝導の良好な銅から形成されて、温度制御されており、稼働時においては、半田の溶融温度未満の設定温度に達している。この場合、リードを溶着するための熱風が供給されることにより、その熱が太陽電池セルを経てヒートコントロールブロックに蓄積されて温度が上昇したとしても、半田の溶融温度を越えないように、供給される熱量やヒートコントロールブロックの質量などを考慮して設定温度が決定されている。
【0011】
そして、溶着作業位置において、ヒートコントロールブロックが上昇すれば、搬送装置の歯付きベルトの左右端縁から突出された太陽電池セルの左右端部を設定温度に加熱されたヒートコントロールブロックによって支持することができる。このため、太陽電池セルの溶着位置に移送されたリードを押圧する際、その反力をヒートコントロールブロックによって支持することができるとともに、太陽電池セルの下面を設定温度に加熱する。
【0012】
この後、半田を溶融させるためリードに向けて熱風が供給される。この際、太陽電池セルも加熱されることになるが、加熱された太陽電池セルの熱は、太陽電池セルを支持するとともに、それよりも低温の設定温度に制御されているヒートコントロールブロックに吸収される。このため、太陽電池セルが半田の溶融温度以上に温度上昇することはない。一方、ヒートコントロールブロックは、蓄熱されて、設定温度から半田の溶融温度近傍まで温度が上昇する。すなわち、太陽電池セルの上面側は、半田が溶融する温度に達しているのに対し、その下面側は、ヒートコントロールブロックによって支持されて半田の溶融温度近傍に達しているに過ぎず、両者には、温度差が発生している。
【0013】
半田が溶融すれば、熱風の供給は遮断されることから、半田の溶融温度近傍まで温度が上昇したヒートコントロールブロックは、温度降下を開始し、加熱された太陽電池セルの熱を、それよりも相対的に低温のヒートコントロールブロックを通して吸収することができ、溶融した半田を速やかに固化させてリードを溶着することができる。また、太陽電池セルには、半田を溶融するに足る温度以上の熱風が作用することがなく、かつ、大きな温度差も発生しないため、太陽電池セルの熱破壊によるクラックや割れの発生を防止することができるとともに、太陽電池セルやリードの変形による溶着不良の発生を防止することができる。
【0014】
一方、リードが溶着すれば、ヒートコントロールブロックが下降し、リードが溶着された太陽電池セルは、搬送装置を介して次工程に搬送される。この際、下降したヒートコントロールブロックは、周囲の外気に放熱し、次の太陽電池セルが溶着作業位置に搬送される際には、設定温度に低下している。
【0015】
この結果、太陽電池セルにリードを自動的に、かつ、連続的に溶着する際、ヒートコントロールブロックは、太陽電池セルが溶着作業位置に搬送されてから、リードが溶着された太陽電池セルが次工程に搬送されるまでの間に、太陽電池セルを支持しつつ、設定温度と半田の溶融温度近傍までの温度との間で昇降することにより、太陽電池セルやリードに半田の溶融温度を大きく越えるような高熱が作用することがなく、かつ、温度差を可及的に小さくすることができ、太陽電池セルおよびリードの変形を防止するとともに、太陽電池セルの割れやクラックの発生を防止して、速やかにリードを溶着することができる。
【0016】
なお、ヒートコントロールブロックは、設定温度を越えて低下した場合、例えば、初期状態や、溶着作業が中断して設定時間以上空冷された場合を考慮して、加熱装置が設けられている。そして、加熱装置は、温度センサーを用いてヒートコントロールブロックの温度を検出することにより、設定温度を維持するように制御されている。
【0017】
また、本発明のリードの溶着装置は、表裏反転されるとともに、先行するリード付き太陽電離セルに後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が載置されて、リード付き太陽電池セルが位置決めされて溶着作業位置に間欠的に搬送されるとともに、先行するリード付き太陽電池セルに後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が押圧され、リードの他半部に向けて熱風が供給されて溶着されるリードの溶着装置であって、リード付き太陽電池セルの搬送装置が、歯付きプーリーに巻回される歯付きベルトからなり、歯付きベルトの幅が太陽電池セルのバスバーピッチよりも小さく設定され、また、リード付き太陽電池セルの溶着作業位置に対応して搬送装置の側方に、歯付きベルトの左右端縁から突出されるリード付き太陽電池セルの下面側左右端部を支持する昇降自在なヒートコントロールブロックを有する支持装置が配設されることを特徴とするものである。
【0018】
本発明によれば、表裏反転されるとともに、後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部を、先行するリード付き太陽電池セルの上面に載置した状態で、リード付き太陽電池セルが位置決めされて溶着作業位置に搬送され、先行するリード付き太陽電池セルに後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が押圧され、リードの他半部に向けて熱風が供給されて溶着されることにより、先行するリード付き太陽電池セルの上面に後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が溶着された複数個のリード付き太陽電池セルからなるストリングが自動的に、かつ、連続的に製造される。
【0019】
ここで、リード付き太陽電池セルを搬送する搬送装置の歯付きベルトの幅は、太陽電池セルのバスバーピッチよりも小さく設定されており、リード付き太陽電池セルが搬送装置に搬入された際、リード付き太陽電池セルは、そのリードの他半部が先行するリード付き太陽電池セルの上面に載置されるとともに、溶着されたリードを含む左右端部が歯付きベルトの左右端縁から突出されるように、歯付きベルト上に位置決めされて載置され、その状態で溶着作業位置に搬送される。また、ヒートコントロールブロックは、熱伝導の良好な銅から形成されて、温度温度制御されており、稼働時においては、半田の溶融温度未満の設定温度に達している。この場合、リードを溶着するための熱風が供給されることにより、その熱がリード付き太陽電池セルを経てヒートコントロールブロックに蓄積されて温度が上昇したとしても、半田の溶融温度を越えないように、供給される熱量やヒートコントロールブロックの質量などを考慮して設定温度が決定されている。
【0020】
そして、溶着作業位置において、ヒートコントロールブロックが上昇すれば、搬送装置の歯付きベルトの左右端縁から突出されたリード付き太陽電池セルの左右端部を設定温度に加熱されたヒートコントロールブロックによって支持することができる。このため、先行するリード付き太陽電池セルに、後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部を押圧する際、その反力をヒートコントロールブロックによって支持することができるとともに、リード付き太陽電池セルの下面を設定温度に加熱する。
【0021】
この後、半田を溶融させるためリードの他半部に向けて熱風が供給される。この際、リード付き太陽電池セルも加熱されることになるが、加熱されたリード付き太陽電池セルの熱は、リード付き太陽電池セルを支持するとともに、それよりも低温の設定温度に制御されているヒートコントロールブロックに吸収される。このため、リード付き太陽電池セルが半田の溶融温度以上に温度上昇することはない。一方、ヒートコントロールブロックは、蓄熱されて、設定温度から半田の溶融温度近傍まで温度が上昇する。すなわち、リード付き太陽電池セルの上面側は、半田が溶融する温度に達しているのに対し、その下面側は、ヒートコントロールブロックによって支持されて半田の溶融温度近傍に達しているに過ぎず、両者には、温度差が発生している。
【0022】
半田が溶融すれば、熱風の供給は遮断されることから、半田の溶融温度近傍まで温度が上昇したヒートコントロールブロックは、温度の降下を開始し、加熱されたリード付き太陽電池セルの熱を、それよりも相対的に低温のヒートコントロールブロックを通して吸収することができ、溶融した半田を速やかに固化させてリードを溶着することができる。また、リード付き太陽電池セルには、半田が溶融するに足る温度以上の熱風が作用することがなく、かつ、大きな温度差も発生しないため、リード付き太陽電池セルの熱破壊によるクラックや割れの発生を防止することができるとともに、リード付き太陽電池セルやリードの変形による溶着不良の発生を防止することができる。
【0023】
一方、リードが溶着すれば、ヒートコントロールブロックが下降し、後続するリード付き太陽電池セルのリードが溶着された先行するリード付き太陽電池セルは、搬送装置を介して次工程に搬送され、合わせて、後続するリード付き太陽電池セルが溶着作業位置に搬送される。この際、下降したヒートコントロールブロックは、周囲の外気に放熱し、次のリード付き太陽電池セルが溶着作業位置に搬送される際には、設定温度に低下している。
【0024】
この結果、先行するリード付き太陽電池セルに、後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部を自動的に、かつ、連続的に溶着してストリングを成形する際、ヒートコントロールブロックは、リード付き太陽電池セルが溶着作業位置に搬送されてから、後続するリード付き太陽電池セルのリードが溶着されて次工程に搬送されるまでの間に、リード付き太陽電池セルを支持しつつ、設定温度と半田の溶融温度近傍までの温度との間で昇降することにより、リード付き太陽電池セルやリードに半田の溶融温度を大きく越えるような高熱が作用することがなく、かつ、温度差を可及的に小さくすることができ、リード付き太陽電池セルおよびリードの変形を防止するとともに、リード付き太陽電池セルの割れやクラックの発生を防止して、速やかにリードを溶着することができる。また、リード付き太陽電池セルの半田を再び溶融させることもない。
【0025】
なお、ヒートコントロールブロックは、設定温度を越えて低下した場合、例えば、初期状態や、溶着作業が中断して設定時間以上空冷された場合を考慮して、加熱装置が設けられている。そして、加熱装置は、温度センサーを用いてヒートコントロールブロックの温度を検出することにより、設定温度を維持するように制御されている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1には、本発明のリードの溶着装置1の一実施形態が示されている。
【0028】
この溶着装置1は、表リード溶着装置1Aと、裏リード溶着装置1Bと、からなり、このうち、表リード溶着装置1Aは、太陽電池セルPを位置決めして間欠的に搬送する第1搬送装置2Aと、第1搬送装置2Aの搬送開始端側に設けられた第1予備加熱装置3Aと、第1搬送装置2Aを介して搬送された太陽電池セルPの溶着作業位置において、第1搬送装置2Aの側方に臨んで設けられた移送装置4Aと、第1搬送装置2Aの上方に設けられた第1押圧装置5Aと、第1搬送装置2Aの上方に設けられた第1熱風装置6Aと、第1搬送装置2Aの側方に設けられた第1支持装置7Aと、から構成されている。一方、裏リード溶着装置1Bは、リードLが溶着された太陽電池セルPを位置決めして間欠的に搬送する第2搬送装置2Bと、第2搬送装置2Bの搬送開始端側に設けられた第2予備加熱装置3Bと、第2搬送装置2Bを介して搬送された太陽電池セルPの溶着作業位置において、第2搬送装置2B上方に設けられた第2押圧装置5Bと、第2搬送装置2Bの上方に設けられた第2熱風装置6Bと、第2搬送装置2Bの側方に設けられた第2支持装置7Bと、から構成されている。そして、裏リード溶着装置1Bの第2搬送装置2Bは、表リード溶着装置1Aの第1搬送装置2Aと平行に、かつ、その搬送開始端側を第1搬送装置2Aの搬送終了端側と対向させて配設されている。
【0029】
なお、後述するように、表リード溶着装置1Aにおける第1搬送装置2Aの搬送終了端側および裏リード溶着装置1Bにおける第2搬送装置2Bの搬送開始端側にまたがって、表リード溶着装置1Aによって太陽電池セルPの溶着位置にリードLが溶着されて第1搬送装置2Aの搬送終了端に達した太陽電池セルP(以下、リード付き太陽電池セルPLという。)を表裏反転させて、裏リード溶着装置1Bにおける第2搬送装置2Bの搬送開始端に移送する反転装置8が設けられている。
【0030】
第1搬送装置2Aは、詳細には図示しないが、少なくとも1個の歯付きプーリーと、歯付きプーリー間に巻回された歯付きベルト21と、からなり、歯付きプーリーには電動モーター22が連結されている。また、歯付きベルト21には、一定間隔で小孔21a(図4参照)が形成されている他、歯付きベルト21の内面は、図示しない真空源に接続され、歯付きベルト21に噛み合う歯が形成された真空ボックス23(図2および図3参照)に連通されている。
【0031】
したがって、歯付きベルト21に載置された太陽電池セルPは、真空ボックス23および歯付きベルト21の小孔21aを通して吸引されて、歯付きベルト21に位置決めされており、この状態で電動モーター22を駆動させることにより、後方に搬送される。
【0032】
ここで、歯付きベルト21の幅は、太陽電池セルPに溶着されるリードL間の間隔、すなわち、太陽電池セルPのバスバーピッチよりも小さく設定されている。したがって、太陽電池セルPは、その中央部が歯付きベルト21に吸着され、リードLの溶着位置を含む左右端部が歯付きベルト21の左右端縁から突出されて搬送される。このため、後述するように、予備加熱、リードLの溶着、冷却などを容易に行うことができる。
【0033】
なお、第2搬送装置2Bは、搬送対象が、表裏反転されたリード付き太陽電池セルPLであることを除いて前述した第1搬送装置2Aと同一であり、その詳細な説明は省略する。
【0034】
第1予備加熱装置3Aは、図2に示すように、第1搬送装置2Aの搬送開始端側の上方に設けられた上部ヒーター31と、その左右側方に設けられた下部ヒーター32と、からなり、太陽電池セルPの上面全体が上部ヒーター31によって加熱され、また、太陽電池セルPの下面側左右端部が下部ヒーター32によって加熱される。これらの上部ヒーター31および下部ヒーター32からなる第1予備加熱装置3Aによって、太陽電池セルPは、設定温度まで加熱される。
【0035】
ここで、下部ヒーター32は、第1搬送装置2Aの歯付きベルト21の左右外方に臨んで配置されるヒーター本体321および該左右のヒーター本体321を昇降させるシリンダ322から構成され、シリンダ322の伸長作動時、ヒーター本体321は、太陽電池セルPの、歯付きベルト21の左右端縁から突出された左右端部に接触もしくは接触間際まで上昇され、一方、シリンダ322の縮小作動時、ヒーター本体321は下降して、第1搬送装置2Aによる太陽電池セルPの搬送に影響がないように、太陽電池セルPとは非接触状態に保持される。
【0036】
なお、第2予備加熱装置3Bは、予備加熱対象が、表裏反転されたリード付き太陽電池セルPLであることを除いて前述した第1予備加熱装置3Aと同一であり、その詳細な説明は省略する。
【0037】
ただし、後述するように、第2搬送装置2Bにおけるリード付き太陽電池セルPLは、表裏反転されて、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面に、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部が載置された状態で連続して搬送されることから、第2予備加熱装置3Bにおける下部ヒーター32のヒーター本体321は、リード付き太陽電池セルPLが搬入された第2搬送装置の2Bの搬送開始端からリード付き太陽電池セルPLの溶着作業位置の直前までの間にわたって配置されている。
【0038】
移送装置4Aは、図3に示すように、太陽電池セルPの溶着作業位置において、第1搬送装置2Aの左右各側方にそれぞれ配置された受け台41と、図示しない真空源に接続されて、各受け台41に供給された設定長さのリードLをそれぞれ吸着する複数個の吸着部421を有する吸着部材42と、からなり、各吸着部材42は、詳細には図示しないが、通常、対応する受け台41の上方に位置して昇降可能に設けられ、かつ、各受け台41と、第1搬送装置2Aによって溶着作業位置に搬送された太陽電池セルPの溶着位置との間を往復移動可能に設けられている。
【0039】
したがって、各受け台41に供給されたリードLを、吸着部材42を介してそれぞれ吸着し、太陽電池セルPの溶着位置に移送することができる。
【0040】
ここで、太陽電池セルPに対するリードLの溶着位置は、第1搬送装置2Aの歯付きベルト21の左右各端縁よりも外方の、太陽電池セルPの左右端部に設定されている。また、リードLは、太陽電池セルPの長さよりも大きく設定されており、その一半部が太陽電池セルPに載置される。このため、リードLの他半部は太陽電池セルPの前端を越えて突出される(図4参照)。
【0041】
第1押圧装置5Aは、図3および図4に示すように、方形枠状の支持フレーム51と、支持フレーム51の左右外側面に前後方向に間隔をおいて固定された複数個の取付部材52と、各取付部材52にスプリング(図示せず)を介して下方に突出するように付勢されたプローブピン53と、からなり、支持フレーム51は、詳細には図示しないが、シリンダを介して昇降自在に設けられている。
【0042】
したがって、図示しないシリンダを伸縮作動させることにより、支持フレーム51、すなわち、支持フレーム51に取付部材52を介して設けられたプローブピン53が昇降し、太陽電池セルPの溶着位置に移送装置4Aを介して載置されたリードLの一半部を図示しないスプリングによって押圧し、あるいは、押圧位置から上方に退避することができる。この際、太陽電池セルPは、後述する第1支持装置7Aによって支持される。
【0043】
ここで、各プローブピン53は、移送装置4Aにおける吸着部材42の各吸着部421と干渉しないように、配設位置が設定されている。
【0044】
なお、第2押圧装置5Bは、押圧対象が、表裏反転されて、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面に載置された後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部であることを除いて前述した第1押圧装置5Aと同一であるため、その詳細な説明は省略する。
【0045】
第1熱風装置6Aは、図3および図4に示すように、取付フレーム61と、取付フレーム61の左右にそれぞれ前後方向に設定間隔をおいて左右対称に固定されるとともに、図示しない空気源とそれぞれ配管接続された複数本のヒーター62と、からなり、取付フレーム61は、詳細には図示しないが、シリンダを介して昇降自在に設けられている。また、各ヒーター62の先端は、斜め下外方向に向かう吹き出しノズル621に形成されている。
【0046】
したがって、各ヒーター62に供給された空気は、加熱されて吹き出しノズル621から斜め下外方向に向けて吹き出される。この状態で、図示しないシリンダを伸縮作動させることにより、取付フレーム61、すなわち、各ヒーター62が昇降し、太陽電池セルPの溶着位置に載置されたリードLに向けて熱風を供給し、あるいは、上方に退避することができる。この際、各ヒーター62は、第1押圧装置5Aの支持フレーム51によって区画された空間内を昇降する。
【0047】
なお、第2熱風装置6Bは、熱風供給対象が、表裏反転されて、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面に載置された後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部であることを除いて前述した第1熱風装置6Aと同一であり、その詳細な説明は省略する。
【0048】
ただし、第1熱風装置6Aにおけるヒーター62の吹き出しノズル621は、偏平に形成されており、ヒーター62が下降した場合、吹き出しノズル621から斜め下外方向に吹き出される熱風は、太陽電池セルPの溶着位置に載置されたリードLの一半部全体にほぼ均等に作用するように設定される。このため、リードLの一半部全体が溶着される。一方、第2熱風装置6Bにおけるヒーター62の吹き出しノズル621は、先端に向けて徐々に縮径するテーパー状に形成されており、ヒーター62が下降した場合、吹き出しノズル621から斜め下外方向に吹き出される熱風は、リード付き太陽電池セルPLの溶着位置に載置されたリードLの他半部に局部的に作用するように設定される。このため、リードLの他半部は、スポット的に溶着される。
【0049】
この実施形態においては、吹き出しノズル621の開口端から約20cm離れたリードLに半田の溶融温度である約180〜230℃の熱風が作用するように、吹き出しノズル621から吹き出された直後の熱風温度が約600℃に設定されている。
【0050】
第1支持装置7Aは、太陽電池セルPの溶着作業位置において、第1搬送装置2Aの歯付きベルト21の左右端縁に沿ってその外方に配置されたヒートコントロールブロック71と、ヒートコントロールブロック71を昇降させるシリンダ72と、からなり、シリンダ72を伸縮作動させることにより、各ヒートコントロールブロック71を、歯付きベルト21の左右端縁から外方に突出された太陽電池セルPの左右各端部を支持する位置と、下方に退避した位置間に昇降させることができる。
【0051】
ここで、各ヒートコントロールブロック71が上昇して太陽電池セルPの左右各端部を支持した場合、前述した第1押圧装置5Aのプローブピン53による太陽電池セルPの溶着位置に載置されたリードLの押圧を支持することができる。
【0052】
また、ヒートコントロールブロック71は、熱伝導が良好な銅からなり、半田の溶融温度以下の設定温度を維持するように制御されている。このため、第1予備加熱装置3Aによって加熱された太陽電池セルPの設定温度を維持するとともに、前述した第1熱風装置6Aからの熱風によって太陽電池セルPが加熱された場合、太陽電池セルPを通してその熱を吸収し、太陽電池セルが半田の溶融温度以上に加熱されることを防止する。この際、ヒートコントロールブロック71は、太陽電池セルPを通して熱が蓄積され、温度が上昇するが、供給される熱量やヒートコントロールブロック71の質量などを考慮して、半田の溶融温度を越えないように、設定温度が決定されている。すなわち、太陽電池セルPの上面側では、第1熱風装置6Aからの熱風によって半田が溶融する温度に達しているのに対し、その下面側はヒートコントロールブロック71によって支持されていることにより、半田の溶融温度近傍まで達するが、それを越えることはない。このため、太陽電池セルPの上下面に大きな温度差が発生しないことにより、太陽電池セルPの熱破壊によるクラックや割れの発生を防止できるとともに、変形の発生を防止できる。
【0053】
一方、第1熱風装置6Aが上昇した場合において、熱の供給が絶たれることから、加熱された太陽電池セルPの熱を、それよりも相対的に低温のヒートコントロールブロック71を通して吸収することができ、溶融した半田を速やかに固化させてリードLを溶着することができる。
【0054】
なお、第2支持装置7Bは、支持対象がリード付き太陽電池セルPLであることを除いて前述した第1支持装置7Aと同一であり、その詳細な説明を省略する。
【0055】
反転装置8は、図5に示すように、第1搬送装置2Aと第2搬送装置2Bにまたがって架設されたベースプレート81と、各搬送装置2A,2Bの各歯付きベルト21の上方において、ベースプレート81にそれぞれ回転自在に軸支された回転テーブル82,82と、各回転テーブル82に設けられたシリンダ装置83と、シリンダ装置83に連結され、図示しない真空源に配管接続された複数個の吸着パッド841を有する吸着部材84と、から構成され、回転テーブル82は、ベースプレート81に固定されたモーター(図示せず)によって各搬送装置2A,2Bによる太陽電池セルP、リード付き太陽電池セルPLの搬送方向と平行な回転軸回りに回転することができ、また、吸着部材84は、シリンダ装置83によって回転テーブル82の回転軸と直交する方向に進退することができる。
【0056】
したがって、第1搬送装置2A側の吸着部材84をシリンダ装置83を介して進退させるとともに、図示しないモーターおよび回転テーブルを介して90度回転させることにより、第1搬送装置2Aにおける歯付きベルト21上のリード付き太陽電池セルPLを吸着し、第2搬送装置2B側の吸着部材84に対向させて、受け渡すことができる。次いで、第2搬送装置2B側の吸着部材84をシリンダ装置83を介して進退させるとともに、図示しないモーターおよび回転テーブルを介して90度回転させることにより、第1搬送装置2A側の吸着部材84から受け渡されたリード付き太陽電池セルPLを吸着し、第2搬送装置2Bにおける歯付きベルト21上に載置することができる。この場合、第1搬送装置2Aの歯付きベルト21上のリード付き太陽電池セルPLは、表裏反転されて、第2搬送装置2Bの歯付きベルト21上に載置される。
【0057】
次に、このように構成されたリードLの溶着装置1の作動について説明する。
【0058】
まず、初期状態においては、第1、第2押圧装置5A,5Bの支持フレーム51および第1、第2熱風装置6A,6Bの取付フレーム61は、それぞれ上昇位置に退避している他、第1、第2支持装置7A,7Bのヒートコントロールブロック71も、下方位置に退避している。また、詳細には図示しないが、移送装置4は、第1搬送装置2Aによる太陽電池セルPの搬送に同期して作動し、リードLが設定長さに切断されて受け台41上に載置されている。
【0059】
このような状態において、まず、ストッカーから太陽電池セルPが図示しない移送装置を介して第1搬送装置2Aの搬送開始端の設定位置に移送されると、真空源が駆動し、太陽電池セルPは、歯付きベルト21の小孔21aを通して吸引され、設定位置に位置決めされる。この後、第1予備加熱装置3Aを作動させ、搬入された太陽電池セルPを予備加熱する。すなわち、上部ヒーター31によって太陽電池セルPの上面が加熱されるとともに、下部ヒーター32のシリンダ322が伸長作動し、ヒーター本体321が太陽電池セルPの裏面に略接触するように上昇することにより、ヒーター本体321によって太陽電池セルPの下面側左右端部が加熱される(図6参照)。そして、太陽電池セルPが溶着作業位置に搬送されるまでの間、太陽電池セルPは、第1予備加熱装置3Aによって設定温度まで加熱される。
【0060】
設定時間加熱されると、シリンダ322が縮小作動し、ヒーター本体321を下降させた後、第1搬送装置2Aのモーター22を駆動させることにより、歯付きベルト21上に載置された太陽電池セルPは、歯付きベルト21に吸着されて溶着作業位置まで位置決めされて搬送される。太陽電池セルPが溶着作業位置に到達すると、第1搬送装置2Aの作動を停止させるとともに、ストッカーから新たな太陽電池セルPが移送装置を介して第1搬送装置2Aの搬送開始端に移送される。
【0061】
一方、太陽電池セルPが溶着作業位置に到達すれば、第1支持装置7Aのシリンダ72を伸長作動させることにより、ヒートコントロールブロック71を上昇させ、太陽電池セルPが歯付きベルト21の上面からわずかに浮上するように、歯付きベルト21の左右各端縁から突出された太陽電池セルPの左右各端部を支持する。この際、ヒートコントロールブロック71は、設定温度に加熱されていることにより、太陽電池セルPは、予備加熱された温度に維持される(図7参照)。
【0062】
また、移送装置4Aの吸着部材42がリードLを吸着するとともに、溶着作業位置において歯付きベルト21に吸着された太陽電池セルPの溶着位置まで移動して載置する(図7参照)。
【0063】
リードLが太陽電池セルPの溶着位置に載置されたならば、第1押圧装置5Aの図示しないシリンダを作動させることにより、支持フレーム51を下降させ、各吸着部材42の吸着部421と干渉しない位置において、プローブピン53がリードLをスプリングによって太陽電池セルPに押圧する(図8参照)。この際、太陽電池セルPの、リードLの溶着位置を含む下面側左右端部が第1支持装置7Aのヒートコントロールブロック71によって支持されていることから、プローブピン53のスプリングによる付勢力を太陽電池セルPを介してヒートコントロールブロック71が支持することができる。
【0064】
プローブピン53がリードLを太陽電池セルPの溶着位置に押圧したならば、移送装置4Aの各吸着部材42が元の位置に移動した後(図9参照)、第1熱風装置6Aの図示しないシリンダを作動させることにより、取付フレーム61、すなわち、ヒーター62が第1押圧装置5Aの支持フレーム51内を下降し、その吹き出しノズル621からリードLに向けて熱風を供給し、リードLの半田を溶融させる(図10参照)。この際、太陽電池セルPは、第1予備加熱装置3Aおよび第1支持装置7Aのヒートコントロールブロック71によって設定温度まで加熱されていることにより、ヒーター62からの熱風を受けて半田は速やかに溶融する。一方、リードLに向けて供給される熱風によって太陽電池セルPも加熱されるが、その熱は、設定温度に保持されて、太陽電池セルPを支持しているヒートコントロールブロック71に吸収されるため、太陽電池セルPが、半田の溶融温度以上に温度上昇することはない。この際、ヒートコントロールブロック71は、蓄熱されて、設定温度から半田の溶融温度近傍まで温度が上昇する。すなわち、太陽電池セルPの上面側は、半田が溶融する温度に達しているのに対し、その下面側は、ヒートコントロールブロック71に支持されて半田の溶融温度近傍に達するに過ぎず、両者には、温度差が発生している。
【0065】
半田が溶融すれば、溶融した半田にリードLが沈み込むことから、このとき、シリンダを作動させてヒーター62を退避位置に上昇させれば、熱風の供給がなくなったことにより、ヒートコントロールブロック71は、半田の溶融温度近傍から温度の降下を開始する。したがって、加熱された太陽電池セルPの熱を、それよりも相対的に低温のヒートコントロールブロック71を通して吸収することができ、溶融した半田を速やかに固化させてリードLを太陽電池セルPの溶着位置に溶着することができる(図4および図11参照)。また、太陽電池セルPには、半田を溶融させるに必要な温度以上の熱風は作用せず、かつ、大きな温度差が発生しないため、太陽電池セルPの熱破壊によるクラックや割れの発生を防止することができるとともに、太陽電池セルPやリードLの変形による溶着不良の発生を防止することができる。
【0066】
リードLが太陽電池セルPの溶着位置に溶着されたならば、第1押圧装置5Aのシリンダを作動させ、支持フレーム51を退避位置に上昇させ、リードLからプローブピン53を離脱させた後(図12参照)、シリンダ72を縮小作動させてヒートコントロールブロック71を退避位置に下降させる(図13参照)。この際、第1熱風装置6Aの熱風を受けて半田の溶融温度近傍まで上昇した後、ヒーター62が上昇することによって温度降下を開始している第1支持装置7Aのヒートコントロールブロック71は、周囲の外気に放熱し、再び設定温度に低下する。
【0067】
この後、第1搬送装置2Aを作動させ、リード付き太陽電池セルPLを反転作業位置まで搬送するとともに、その搬送開始端において予備加熱された太陽電池セルPを溶着作業位置に搬送する。
【0068】
一方、第1搬送装置2Aの反転作業位置に搬送されたリード付き太陽電池セルPLは、真空圧による吸着状態を解除された後、反転装置8によって表裏反転され、第2搬送装置2Bの搬送開始端に移送される。すなわち、第1搬送装置2A側のシリンダ装置83を伸長作動させ、吸着部材84の吸着パッド841を歯付きベルト21上に載置されたリード付き太陽電池セルPLに接触させた後、吸着パッド841に負圧を作用させ、リード付き太陽電池セルPLを吸着する。リード付き太陽電池セルPLを吸着したならば、シリンダ装置83を縮小作動させ、吸着部材84を上昇させた後、図示しないモーターを作動させ、回転テーブル82を反時計回り方向に90度回転させる。このため、吸着部材84の吸着パッド841に吸着されたリード付き太陽電池セルPLも、反時計回り方向に90度回転し、第2搬送装置2B側に対向する。また、第2搬送装置2B側の吸着部材84もモーターを作動させることにより、その吸着パッド841を第1搬送装置2A側に対向させているとともに、シリンダ装置83を伸長作動させている。
【0069】
ここで、第1搬送装置2A側のシリンダ装置83を伸長作動させれば、吸着しているリード付き太陽電池セルPLを、第2搬送装置2B側の吸着部材84の吸着パッド841に接触させることができる。次いで、第1搬送装置2A側の吸着部材84への負圧の供給を停止するとともに、第2搬送装置2B側の吸着部材84に負圧を作用させれば、リード付き太陽電池セルPLは、第2搬送装置2B側の吸着部材84に移載される。この後、両方のシリンダ装置83を縮小作動させるとともに、モーターを介して各吸着部材84を反時計回り方向に90度回転させれば、吸着部材84をそれぞれの歯付きベルト21に対向させることができる。この状態で、第2搬送装置2B側のシリンダ装置83を伸長作動させることにより、吸着部材84の吸着パッド841に吸着されたリード付き太陽電池セルPLを第2搬送装置2Bの歯付きベルト21の設定位置に載置することができる。この後、負圧の供給を停止すれば、リード付き太陽電池セルPLは、自重によって歯付きベルト21上に載置される。この後、シリンダ装置83を縮小作動させ、吸着部材84を退避位置に上昇させるとともに、図示しない真空源を駆動させてリード付き太陽電池セルPLを歯付きベルト21に吸着する。
【0070】
この場合、第2搬送装置2B側の吸着部材84によるリード付き太陽電池セルPLの吸着面が裏面となることにより、第2搬送装置2Bの歯付きベルト21に載置されたリード付き太陽電池セルPLは、裏面を上面にして載置される。また、第2搬送装置2Bの歯付きベルト21に移送されたリード付き太陽電池セルPLは、先行して第2搬送装置2Bの歯付きベルト21に移送されたリード付き太陽電池セルPLに連続しており、かつ、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面(裏面)に、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部が載置される。
【0071】
次いで、第2搬送装置2Bを駆動させることにより、リード付き太陽電池セルPLは、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部が、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面に載置されて、溶着作業位置に向けて間欠的に搬送される。この際、第2予備加熱装置3Bは、第2搬送装置2Bの間欠的な駆動に合わせてシリンダ322が伸縮作動し、リード付き太陽電池セルPLを第2搬送装置2Bによってその搬送開始端からリード付き太陽電池セルPLの溶着作業位置直前に搬送するまでの間、リード付き太陽電池セルPLを設定温度に加熱する。
【0072】
一方、リード付き太陽電池セルPLが溶着作業位置に到達すれば、第2支持装置7Bのシリンダ72を伸長作動させて、ヒートコントロールブロック71を上昇させ、リード付き太陽電池セルPLの左右各端部を支持する。この際、ヒートコントロールブロック71は、設定温度に加熱されていることにより、リード付き太陽電池セルPLは、予備加熱された温度に維持される。
【0073】
次いで、第2押圧装置5Bのシリンダを作動させて、支持フレーム51を下降させ、プローブピン53がスプリングによって、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードLの他半部を、先行するリード付き太陽電池セルPLの上面に押圧する。この際、リード付き太陽電池セルPLは、その左右端部が第2支持装置7Bのヒートコントロールブロック71によって支持されていることから、プローブピン53のスプリングによる付勢力をリード付き太陽電池セルPLを介してヒートコントロールブロック71が支持することができる。
【0074】
この後、第2熱風装置6Bのシリンダを作動させることにより、ヒーター62が下降し、その吹き出しノズル621からリードLの他半部に向けて熱風を供給し、リードLの他半部の半田を溶融させる。この際、リード付き太陽電池セルPLは、第2予備加熱装置3Bおよび第2支持装置7Bによって設定温度まで加熱されていることにより、ヒーター62からの熱風を受けて半田は速やかに溶融する。一方、リードLに向けて供給される熱風によってリード付き太陽電池セルPLも加熱されるが、その熱は、設定温度に保持されて、リード付き太陽電池セルPLを支持しているヒートコントロールブロック71に吸収されるため、リード付き太陽電池セルPLが、半田の溶融温度以上に温度上昇することはない。この際、ヒートコントロールブロック71は、蓄熱されて、設定温度から半田の溶融温度近傍まで温度が上昇する。すなわち、リード付き太陽電池セルPLの上面側は、半田が溶融する温度に達しているのに対し、その下面側は、ヒートコントロールブロック71に支持されて半田の溶融温度近傍に達するに過ぎず、両者には、温度差が発生している。
【0075】
半田が溶融すれば、溶融した半田にリードLが沈み込むことから、このとき、シリンダを作動させてヒーター62を退避位置に上昇させれば、熱風の供給がなくなったことにより、ヒートコントロールブロック71は、半田の溶融温度近傍から温度の降下を開始する。したがって、加熱されたリード付き太陽電池セルPLの熱を、それよりも相対的に低温のヒートコントロールブロック71を通して吸収することができ、溶融した半田を速やかに固化させて、後続するリード付き太陽電池セルPLのリードLの他半分を、先行するリード付き太陽電池セルPLの溶着位置に溶着することができる。また、リード付き太陽電池セルPLには、半田を溶融させるに必要な温度以上の熱風は作用せず、かつ、大きな温度差が発生しないため、リード付き太陽電池セルPLの熱破壊によるクラックや割れの発生を防止することができるとともに、リード付き太陽電池セルPLやリードLの変形による溶着不良の発生を防止することができる。
【0076】
後続するリード付き太陽電池セルPLのリードLが、先行するリード付き太陽電池セルPLに溶着されたならば、第2押圧装置5Bのシリンダを作動させ、支持フレーム51を退避位置に上昇させ、リードLからプローブピン53を離脱させた後、シリンダ72を縮小作動させてヒートコントロールブロック71を退避位置に下降させる。この際、第2熱風装置6Bの熱風を受けて半田の溶融温度近傍まで上昇した後、ヒーター62が上昇することによって温度降下を開始している第2支持装置7Bのヒートコントロールブロック71は、周囲の外気に放熱し、再び設定温度に低下する。
【0077】
この後、第2搬送装置2Bを駆動させ、リード付き太陽電池セルPLをその長さに相当する距離だけ、先行するリード付き太陽電池セルPLに、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードを溶着した状態で搬送する。
【0078】
以下、同様に作業して、先行するリード付き太陽電池セルPLに、後続するリード付き太陽電池セルPLにおけるリードを順に溶着することにより、複数個のリード付き太陽電池セルPLをリードLを介して互いに連結して、太陽電池セルPのストリングSを形成することができる。そして、ストリングSは、第2搬送装置2Bを駆動することにより、ストリングSのストッカーに搬送される。
【0079】
この場合、ストリングSを形成するリード付き太陽電池セルPLの個数は予め設定されており、設定された個数だけ連続するように制御される。例えば、ストリングSを形成する複数個のリード付き太陽電池セルPLのうち、最先行するリード付き太陽電池セルPLについては、リードLが太陽電池セルPの前端を越えて突出する必要がないため、表リード溶着装置1Aにおいて、太陽電池セルPにリードLを溶着する際、短小なリードLが移送されて溶着される。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、不良率を低減しつつ、効率よく太陽電池セルにリードを自動的に、かつ、連続的に溶着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードの溶着装置の一実施形態を示す概略平面図である。
【図2】本発明のリードの溶着装置を構成する表リード溶着装置の予備加熱装置を模式的に示す正面図である。
【図3】本発明のリードの溶着装置を構成する表リード溶着装置における移送装置、第1押圧装置および第1熱風装置を第1搬送装置、第1支持装置、太陽電池セルおよびリードとともに模式的に示す正面図である。
【図4】本発明のリードの溶着装置を構成する表リード溶着装置における第1押圧装置および第1熱風装置の関係を第1搬送装置に載置された太陽電池セルおよびリードとともに示す斜視図である。
【図5】本発明のリードの溶着装置を構成する反転装置を示す斜視図である。
【図6】図2の予備加熱装置による加熱工程を模式的に示す正面図である。
【図7】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図8】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図9】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図10】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図11】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図12】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図13】図3のリードの溶着装置の溶着工程を模式的に示す正面図である。
【図14】複数個の太陽電池セルをリードを介して接続してなるストリングの平面図およびその側面図である。
【符号の説明】
1 溶着装置
1A,1B 表リード溶着装置、裏リード溶着装置
2A,2B 第1、第2搬送装置
21 歯付きベルト
3A,3B 第1、第2予備加熱装置
4A 移送装置
42 吸着部材
5A,5B 第1、第2押圧装置
51 支持フレーム
52 取付部材
53 プローブピン
6A,6B 第1、第2熱風装置
61 取付フレーム
62 ヒーター
7A,7B 第1、第2支持装置
71 ヒートコントロールブロック
8 反転装置
P 太陽電池セル
L リード
PL リード付き太陽電池セル
S ストリング

Claims (2)

  1. 太陽電池セルが位置決めされて溶着作業位置に間欠的に搬送されるとともに、太陽電池セルの溶着位置にリードが移送されて押圧され、リードに向けて熱風が供給されて溶着されるリードの溶着装置であって、太陽電池セルの搬送装置が、歯付きプーリーに巻回される歯付きベルトからなり、歯付きベルトの幅が太陽電池セルのバスバーピッチよりも小さく設定され、また、太陽電池セルの溶着作業位置に対応して搬送装置の側方に、歯付きベルトの左右端縁から突出される太陽電池セルの下面側左右端部を支持する昇降自在なヒートコントロールブロックを有する支持装置が配設されることを特徴とするリードの溶着装置。
  2. 表裏反転されるとともに、先行するリード付き太陽電池セルに後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が載置されて、リード付き太陽電池セルが位置決めされて溶着作業位置に間欠的に搬送されるとともに、先行するリード付き太陽電池セルに後続するリード付き太陽電池セルにおけるリードの他半部が押圧され、リードの他半部に向けて熱風が供給されて溶着されるリードの溶着装置であって、リード付き太陽電池セルの搬送装置が、歯付きプーリーに巻回される歯付きベルトからなり、歯付きベルトの幅が太陽電池セルのバスバーピッチよりも小さく設定され、また、リード付き太陽電池セルの溶着作業位置に対応して搬送装置の側方に、歯付きベルトの左右端縁から突出されるリード付き太陽電池セルの下面側左右端部を支持する昇降自在なヒートコントロールブロックを有する支持装置が配設されることを特徴とするリードの溶着装置。
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