JP2011238874A - リードの溶着方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに熱応力の歪みによる割れなどの発生を可及的に防止してリードを同時に溶着する。
【解決手段】太陽電池セルPを吸着して溶着作業位置に間欠的に搬送した後、リードLが表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ溶着されて先行する太陽電池セルの後端縁から延出するリードLの他半部を太陽電池セルの裏面側バスバーに接触させて支持するとともに、リードLの他半部が太陽電池セルPの後端縁から延出するようにリードLの一半部を太陽電池セルPの表面側バスバーに移送して押圧し、次いで、太陽電池セルPの吸着を解除し、太陽電池セルPを押し上げて搬送面から浮上させた後、太陽電池セルPの表面側バスバーに押圧されたリードに向けて熱風を供給して太陽電池セルPの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードLを同時に溶着する。
【選択図】図9

Description

本発明は、太陽電池セルにリードを溶着するリードの溶着方法およびその装置に関するものである。
一般に、太陽電池モジュールは、複数枚の太陽電池セルを接続してストリングを形成し、複数行のストリングを接続して面状に製造される。この場合、複数枚の太陽電池セルを接続してストリングを形成する際、隣接する太陽電池セルは、断面偏平な方形状に形成された導体、例えば、銅や銅合金からなるリードを介して接続される。具体的には、図21に示すように、一の太陽電池セルPの表面に形成されたバスバーに半田を介してリードLの一半部を溶着する一方、一の太陽電池セルPに溶着されたリードLの他半部を隣接する他の太陽電池セルPの裏面に形成されたバスバーに半田を介して溶着することにより、複数枚の太陽電池セルPを順次接続してストリングSを形成するようにしている。
このように、太陽電池セルに対してリードを自動的に、かつ、連続的に溶着するため、太陽電池セルを搬送装置に吸着し、位置決め状態で溶着作業位置に搬送した後、ヒートコントロールブロックによって搬送装置の左右端縁から突出される太陽電池セルの裏面側左右端部をそれぞれ支持し、次いで、太陽電池セルのバスバーにリードをそれぞれ移送して載置するとともに、各リードを太陽電池セルにそれぞれ押圧した後、各リードに熱風を供給し、各リードを太陽電池セルのバスバーにそれぞれ溶着する溶着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前述したリードの溶着装置においては、太陽電池セルの表面側バスバーにリードの一半部を溶着した後、リードが溶着された太陽電池セルを反転し、そのリードの他半部を、反転されて先行するリードが溶着された太陽電池セルの表面側バスバー(実際は反転されているため裏面側バスバー)に順に溶着することでストリングを形成している。すなわち、太陽電池セルは、その表面側バスバーにリードを溶着するため加熱された後、裏面側バスバーにリードを溶着するため再び加熱されるものである。
一方、太陽電池セルを加熱すると、太陽電池セルには温度差によって熱応力が作用し、脆弱な性状と厚みが薄いことと相俟ってクラックや割れが発生しやすい。この場合、前述したように、太陽電池セルの表面側および裏面側にそれぞれリードを順に溶着するには、2度加熱する必要があり、1度だけ加熱する場合に比較して熱応力による不良の発生が増加し、歩留りが低下するものとなる。
このため、出願人は、太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに同時にリードを溶着することを提案している。具体的には、太陽電池セルを吸着して溶着作業位置に間欠的に搬送した後、溶着作業位置において、リードの他半部が太陽電池セルの後端縁から延出するように、リードの一半部を太陽電池セルの表面側バスバーに移送して押圧するとともに、リードの一半部が表面側バスバーに溶着されて先行する太陽電池セルのリードの他半部を太陽電池セルの裏面側バスバーに押圧し、表面側バスバーに押圧されたリードに向けて熱風を供給して太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードを同時に溶着するものである(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−39856号公報 特開2006−135258号公報
ところで、前述した太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに同時にリードを溶着する場合、必要以上の温度上昇を抑えるとともに、より少ない加熱時間で溶着するようにしているが、半田が溶融する温度まで加熱しなければならないことに変わりなく、リードと太陽電池セルの線膨張係数の差に基づく熱応力が発生するとともに、その熱応力による歪みが発生することが避けられない。すなわち、リードの溶着に際して、太陽電池セルは吸着されて熱膨張が規制されているのに対し、リードは、プローブピンおよびリード受けプレートを介して挟み込まれて熱膨張は規制されていない。このため、太陽電池セル(珪素)よりも線熱膨張係数の大きなリード(銅または銅合金)の熱膨張に太陽電池セルが追従することができず、太陽電池セルには、リードの熱膨張に基づいて熱応力が発生するとともに、その熱応力による歪みが発生するものとなる。しかも、近年、太陽電池セルは、厚みが0.15〜0.20mmとより薄くなっていることから、太陽電池セルに熱応力による歪みが発生すると、わずかな歪みによっても割れやクラックが発生するおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに熱応力の歪みによる割れなどの発生を可及的に防止してリードを同時に溶着することのできるリードの溶着方法およびその装置を提供するものである。
本発明のリードの溶着方法は、太陽電池セルを吸着して溶着作業位置に間欠的に搬送した後、溶着作業位置において、リードが表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ溶着されて先行する太陽電池セルの後端縁から延出するリードの他半部を太陽電池セルの裏面側バスバーに接触させるとともに、リードの他半部が太陽電池セルの後端縁から延出するようにリードの一半部を太陽電池セルの表面側バスバーに移送して押圧し、次いで、太陽電池セルの吸着を解除し、太陽電池セルをリードを介して押し上げて搬送面から浮上させた後、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧されたリードに向けて熱風を供給して太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードを同時に溶着することを特徴とするものである。
本発明によれば、太陽電池セルを吸着して溶着作業位置に間欠的に搬送すると、先に溶着作業位置においてリードの一半部が表面側バスバーに溶着されるとともに、リードの他半部が裏面側バスバーに溶着された先行する太陽電池セルも溶着作業位置の前方位置に搬送される。そして、先行する太陽電池セルの後端縁から延出するリードの他半部を溶着作業位置に搬送された太陽電池セルの裏面側バスバーに接触させて支持するとともに、リードの他半部が太陽電池セルの後端縁から延出するようにリードの一半部をその太陽電池セルの表面側バスバーに移送して押圧する。次いで、太陽電池セルの吸着を解除し、太陽電池セルをリードを介して押し上げて搬送面から浮上させた後、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧されたリードの一半部に向けて熱風を供給し、その表面側バスバーにリードの一半部を溶着すると同時に、裏面側バスバーに先行する太陽電池セルのリードの他半部を溶着する。
この結果、太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードを同時に溶着することができる。しかも、太陽電池セルは、吸着が解除されて、搬送面から浮上した状態で表面側リードおよび裏面側リードを介して支持されていることから、相対的に線膨張係数の大きなリードの加熱に伴う膨張に追従して自由に変形することができるとともに、冷却に伴う収縮に追従して自由に変形を回復することができる。したがって、線膨張係数の差に基づく熱応力による歪みの発生を抑えて太陽電池セルにリードを溶着することができることから、太陽電池セルにクラックや割れが発生することを可及的に防止してストリングを製造することができる。
本発明のリードの溶着装置は、2本バスバーまたは3本バスバーを有する太陽電池セルを左右のバスバー外方の左右各側端部をそれぞれ吸着して間欠的に搬送する左右の搬送装置と、搬送装置の搬送面よりも下方に表面を有し、太陽電池セルに対するリードの溶着作業位置に臨んで左右の搬送装置の間に配設されたヒートブロックと、各リードの一半部を太陽電池セルの表面側バスバーに配置するとともに、各リードの他半部を太陽電池セルの後端縁から延出するようにそれぞれリードを移送するリード移送装置と、太陽電池セルの表面側バスバーに配置された各リードの一半部をそれぞれ押圧する上部押圧装置と、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧された各リードの一半部に向けてそれぞれ熱風を供給する熱風装置と、各リードが表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ溶着されて先行する太陽電池セルの後端縁から延出された各リードの他半部をヒートブロックを通して太陽電池セルの裏面側バスバーにそれぞれ押し上げるリードベースを有する下部押圧装置とから構成され、吸着を解除した太陽電池セルをリードおよびリードベースを介して押し上げて搬送装置の搬送面から浮上させ、各リードの一半部に向けて熱風を供給して太陽電池セルの表面側バスバーにリードの一半部を溶着すると同時に、その裏面側バスバーに各リードの他半部を溶着することを特徴とするものである。
本発明によれば、太陽電池セルを左右のバスバー外方の左右各側端部を搬送装置に吸着して位置決めした後、搬送装置を作動させ、溶着作業位置に順次間欠的に搬送する。これにより、先に溶着作業位置において各リードの一半部が表面側バスバーにそれぞれ溶着されるとともに、各リードの他半部が裏面側バスバーにそれぞれ溶着された先行する太陽電池セルも溶着作業位置の前方位置に搬送される。この状態において、下部押圧装置を作動させてリードベースをヒートブロックを通して上昇させ、先行する太陽電池セルの後端縁から延出する各リードの他半部を溶着作業位置に搬送された太陽電池セルの裏面側バスバーにそれぞれ接触させ、太陽電池セルをリードおよびリードベースを介して支持する。次いで、リード移送装置を作動させ、各リードの他半部が太陽電池セルの後端縁から延出するように各リードの一半部をその太陽電池セルの表面側バスバーにそれぞれ移送して配置した後、上部押圧装置を作動させ、太陽電池セルの表面側バスバーに配置された各リードの一半部をそれぞれ押圧する。太陽電池セルの裏面側をリードおよびリードベースを介して支持するとともに、その表面側を上部押圧装置およびリードを介して押圧して挟み込んだならば、搬送装置による太陽電池セルの吸着を解除した後、リードベースをさらに上昇させ、上部押圧装置による押圧に抗して太陽電池セルをリードを介して押し上げて搬送装置の搬送面から浮上させる。次いで、熱風装置を作動させ、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧された各リードの一半部に向けて熱風を供給し、その表面側バスバーにリードの一半部を溶着すると同時に、その裏面側バスバーに先行する太陽電池セルの後端縁から延出する各リードの他半部を溶着する。
この結果、各リードを太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ同時に溶着することができる。しかも、太陽電池セルは、搬送装置による吸着が解除されて搬送面から浮上した状態で、裏面側がリードおよびリードベースを介して支持されるとともに、表面側が上部押圧装置およびリードを介して押圧されて挟み込まれていることから、相対的に線膨張係数の大きなリードの加熱に伴う膨張に追従して自由に変形することができるとともに、冷却に伴う収縮に追従して自由に変形を回復することができる。したがって、線膨張係数の差に基づく熱応力による歪みの発生を抑えて太陽電池セルにリードを溶着することができることから、太陽電池セルにクラックや割れが発生することを可及的に防止してストリングを製造することができる。
本発明において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの2本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する2本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることが好ましい。これにより、リード移送装置を介して太陽電池セルの2本の表面側バスバーに各リードの一半部を移送して配置した際、その後端縁から延出する他半部をヒートブロックの各保持溝にそれぞれ収容し、設定温度に加熱することができる。また、先行する太陽電池セルの2本の表面側バスバーに一半部が溶着されて後端縁から延出する各リードの他半部をヒートブロックの保持溝を経て挿通穴に収容することができる。この際、リードベースは、その上端面が保持溝の底面に連続する平面上に位置するように挿通穴に配置され、各リードの他半部を支持することができる。
本発明において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの3本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する3本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることが好ましい。これにより、リード移送装置を介して太陽電池セルの3本の表面側バスバーに各リードの一半部を移送して配置した際、その後端縁から延出する他半部をヒートブロックの各保持溝にそれぞれ収容し、設定温度に加熱することができる。また、先行する太陽電池セルの3本の表面側バスバーに一半部が溶着されて後端縁から延出する各リードの他半部をヒートブロックの保持溝を経て挿通穴に収容することができる。この際、リードベースは、その上端面が保持溝の底面に連続する平面上に位置するように挿通穴に配置され、各リードの他半部を支持することができる。
本発明において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの2本バスバーまたは3本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する5本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることが好ましい。これにより、リード移送装置を介して太陽電池セルの2本または3本の表面側バスバーに各リードの一半部を移送して配置した際、その後端縁から延出する他半部をヒートブロックの対応する各保持溝にそれぞれ収容し、設定温度に加熱することができる。また、先行する太陽電池セルの2本または3本の表面側バスバーに一半部が溶着されて後端縁から延出する各リードの他半部をヒートブロックの対応する保持溝を経て挿通穴に収容することができる。この際、リードベースは、その上端面が保持溝の底面に連続する平面上に位置するように挿通穴に配置され、各リードの他半部を支持することができる。
この場合、予め3本バスバーに対応する各部を有するリード移送装置、上部押圧装置、熱風装置、下部押圧装置を組み付けておき、2本バスバーの太陽電池セルの場合に、2本バスバーに対応して、リード移送装置、上部押圧装置、熱風装置、下部押圧装置の各部の取付位置を変更し、また、中央のリードに対応する各部が機能しないように制御すればよい。
本発明において、前記下部押圧装置の各リードベースがその上端部に複数の切欠凹部が形成されることが好ましい。これにより、太陽電池セルの裏面側バスバーにリードを溶着する際、リードは、切欠凹部を除くリードベースの上端面で間欠的に支持されていることから、リードベースの上端面が接触しているリードの下面は、リードベースに熱が吸収されて、切欠凹部によって接触しない部分よりも相対的に低温となっている。このため、余剰の半田は、リードベースの切欠凹部と対向して半田の溶融温度に達しているリードの下面に流れ込んで半田溜まりを形成し、余剰の半田が裏面側バスバー以外の外方にはみ出すことを防止できる。
本発明において、前記リードベースにヒータが設けられることが好ましい。これにより、先行する太陽電池セルの後端縁から延出する各リードの他半部を挿通穴内においてリードベースで支持した際にリードを設定温度に加熱することができる。
本発明によれば、太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに熱応力の歪みによる割れなどの発生を可及的に防止してリードを同時に溶着することができる。
本発明のリードの溶着装置を設けた生産ラインを示す平面図である。 本発明のリードの溶着装置の一実施形態を模式的に示す正面図である。 図2のリードの溶着装置を一部省略して示す断面側面図である。 図2のリードの溶着装置を一部省略して示す斜視図である。 本発明のリードの溶着装置を構成するヒートブロックを搬送装置とともに示す平面図である。 図5のA−A線端面図およびそのX部拡大図である。 図5のB−B線端面図である。 ヒートブロック、太陽電池セル、リードおよび下部押圧装置の関係を示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置による太陽電池セルに対するリードの溶着工程を側面側から模式的に示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置の溶着工程を図2に対応して示す説明図である。 本発明のリードの溶着装置のヒートブロックの変形例を示す平面図である。 複数個の太陽電池セルをリードを介して接続してなるストリングを模式的に示す平面図およびその側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図4には、本発明のリードLの溶着装置1の一実施形態が示されている。
この溶着装置1は、3本バスバーを有する太陽電池セルPにそれぞれリードLを溶着するもので、太陽電池セルPを吸着した位置決め状態で間欠的に搬送する左右一対の搬送装置2,2と、搬送装置2,2によって搬送された太陽電池セルPの溶着作業位置において、左右の搬送装置2,2に挟まれて配設されたヒートブロック3と、左右の搬送装置2,2の一方に臨んで設けられ、太陽電池セルPの表面側バスバーにリードLをそれぞれ移送するリード移送装置4と、ヒートブロック3の上方に設けられ、太陽電池セルPの表面側バスバーに移送された各リードLを押圧する上部押圧装置5と、ヒートブロック3の上方に設けられ、太陽電池セルPの表面側バスバーに押圧された各リードLに向けて熱風を供給する熱風装置6と、ヒートブロック3の下方に設けられ、太陽電池セルPの裏面側バスバーにリードLをそれぞれ押圧する下部押圧装置7とから構成されている。
各搬送装置2は、図2および図4に示すように、駆動側および従動側の歯付きプーリ(図示せず)と、歯付きプーリの歯に噛み合う歯が形成されて一対の歯付きプーリ間に無端状に巻回された搬送ベルト21と、駆動側歯付きプーリに連結されたサーボモータ22(図1参照)とからなり、搬送ベルト21には、設定間隔で1列の小孔21a(図4参照)が形成されている他、その内面は、図示しない空気源としての送風機に接続された真空ボックス23に支持されている。そして、左右の搬送装置2,2は、それぞれサーボモータ22,22を介して同期して駆動するように制御される。
ここで、搬送ベルト21は、太陽電池セルPの左右各側端部、すなわち、3本バスバーのうちの中央を除く左右のバスバーよりも外方の各側端部をそれぞれ支持できるように設定されている。このため、太陽電池セルPを、その幅方向中心線が左右の搬送装置2,2間の幅方向中心線と合致するように、左右の搬送ベルト21,21にわたって載置した際に、3本のバスバーは、各搬送ベルト21の内端縁よりも内方側に位置するようになっている。
なお、図4に示すように、真空ボックス23には、その上面に搬送ベルト21の小孔21aに対向して1列の通気溝23aが形成されるとともに、各通気溝23aに設定間隔をおいて通気孔23bが形成されており、このため、搬送ベルト21の小孔21aは、通気溝23aおよび通気孔23bを介して真空ボックス23の内部に連通されている。
したがって、左右の搬送ベルト21,21にわたって載置された太陽電池セルPは、その左右各側端部がそれぞれ搬送ベルト21の小孔21aおよび真空ボックス23の通気溝23a、通気孔23bを通して吸引されることにより、搬送ベルト21に吸着されて位置決めされる。これにより、サーボモータ22を駆動させると、太陽電池セルPを搬送ベルト21に位置決めした状態で前方(搬送装置2による太陽電池セルPの搬送方向を前方、その逆方向を後方とする。)に搬送することができる。
ヒートブロック3は、熱伝導が良好な材質、例えば、銅または銅合金などから形成され、図5乃至図8に詳細に示すように、太陽電池セルPの長さのほぼ2倍の長さと、太陽電池セルPの左右のバスバー間の間隔よりも大きな幅とを有する直方体形状に形成されて、左右の搬送装置2,2間に配設されている。そして、ヒートブロック3の表面は、左右の搬送装置2,2における搬送ベルト21,21の搬送面よりもわずかに低く位置するように設定されている。また、ヒートブロック3は、その前半部が溶着作業位置に、後半部が図示しないストッカーに積層された太陽電池セルPを吸着して移送する移送位置(搬送装置2による搬送開始位置)にそれぞれ対向するように配置されている。
一方、ヒートブロック3には、カートリッジヒータ31が設けられており、ヒートブロック3を介して太陽電池セルPが半田の溶融温度未満の設定温度を維持するように制御されている。すなわち、搬送装置2に移送された太陽電池セルPをヒートブロック3によって半田の溶融温度未満の設定温度に加熱することができる。また、ヒートブロック3には、その表面に太陽電池セルPの3本バスバーに対応して中央、左右の計3本の保持溝3aが前端縁から後端縁にわたって形成されるとともに、各保持溝3aの前半部には、挿通穴3bがそれぞれ上下方向に貫通して形成されている。
ここで、ヒートブロック3の各保持溝3aは、リードLを位置決め状態で収容することができるように、幅がリードLの幅にほぼ一致し、深さd(図6(b)参照)がリードLの厚みよりもわずかに大きく設定されている。また、ヒートブロック3の各挿通穴3bには、後述する下部押圧装置7のリードベース72が昇降可能に配置されている。したがって、太陽電池セルPの表面側バスバーにリードLの一半部が溶着された太陽電池セルPが溶着作業位置から前方に搬送されると、先行する太陽電池セルPの後端縁から延出するリードLの他半部が各保持溝3aに沿って移動しつつ連続する各挿通穴3bに収容される(図8参照)。この際、下部押圧装置7におけるリードベース72の上端面が、通常、保持溝3aの底面に連続する高さ位置に支持されていることから、挿通穴3bに収容されたリードLの他半部は、リードベース72の上端面に支持される。
リード移送装置4は、図2に示すように、溶着作業位置において、一方の搬送装置2の外方に配置された受け台41と、図示しない空気源に接続されて、各受け台41に供給された設定長さのリードLをそれぞれ吸着する複数個の吸着部421を有する吸着部材42とからなり、吸着部材42は、詳細には図示しないが、通常、各吸着部421を対応する受け台41の上方に位置して昇降可能に、かつ、各受け台41および太陽電池セルPの表面側バスバーとの間を往復移動可能に設けられている。
したがって、各受け台41に供給されたリードLを、吸着部材42の各吸着部421を介してそれぞれ吸着し、太陽電池セルPの表面側バスバーに移送して載置することができる。
ここで、リードLは、太陽電池セルPの長さの略2倍の長さに設定されており、その一半部が太陽電池セルPの表面側バスバーに載置される。このため、リードLの他半部は太陽電池セルPの後端縁を越えて延出され、ヒートブロック3上に載置される(図8参照)。すなわち、溶着作業位置において、太陽電池セルPの表面側バスバーにリードLの一半部を載置した際、リードLの他半部は、太陽電池セルPの後端縁を越えて後方に延出され、ヒートブロック3の各保持溝3aに収容される。
上部押圧装置5は、図2乃至図4に示すように、方形枠状の支持フレーム51と、支持フレーム51の内面に固定された取付部材52と、取付部材52に前後方向に間隔をおいてスプリング53を介して下方に突出するように付勢された複数本のプローブピン54とからなり、支持フレーム51は、詳細には図示しないが、サーボモータおよびボールスクリューを介して昇降自在に設けられている。
したがって、図示しないサーボモータを駆動させることにより、支持フレーム51、すなわち、支持フレーム51に取付部材52を介して設けられたプローブピン54を昇降させ、太陽電池セルPの表面側バスバーにリード移送装置4を介してそれぞれ載置された各リードLの一半部に押し当ててリードLの一半部をスプリング53の付勢力によって押圧し、あるいは、押圧する位置から上方に退避させることができる。
ここで、各プローブピン54は、移送装置4における吸着部材42の各吸着部421と干渉しないように、配設位置が設定されている。
なお、支持フレーム51には、各プローブピン54の先端に向けて開口する複数個の吹き出し口(図示せず)が形成されるとともに、各吹き出し口に連通する接続口(図示せず)が形成されており、図示しない空気源から圧縮空気を支持フレーム51の接続口を通して供給することにより、各吹き出し口からプローブピン54の先端に向けて圧縮空気を噴出させることができる。
熱風装置6は、図2および図4に示すように、取付フレーム61と、取付フレーム61にそれぞれ前後方向に設定間隔をおいて固定されるとともに、図示しない送風機とそれぞれ配管接続された各列複数本の3列のヒータ62と、からなり、取付フレーム61は、詳細には図示しないが、サーボモータおよびボールスクリューを介して昇降自在に設けられている。また、各ヒータ62の先端は、斜め下内方向に向かう吹き出しノズル621に形成されている。
したがって、各ヒータ62に供給された空気は、加熱されて吹き出しノズル621から斜め下内方向に向けて吹き出される。この状態で、図示しないサーボモータを駆動させることにより、取付フレーム61、すなわち、各ヒータ62を昇降させ、太陽電池セルPの表面側バスバーにそれぞれ載置されて押圧された各リードLに向けて熱風を供給し、あるいは、熱風の供給を遮断した状態で上方に退避させることができる。この際、各ヒータ62は、上部押圧装置5の支持フレーム51によって区画された空間内およびその外方を昇降する。
なお、熱風装置6におけるヒータ62の吹き出しノズル621は、偏平に形成されており、ヒータ62が下降した場合、吹き出しノズル621から斜め下内方向に吹き出される熱風は、太陽電池セルPの表面側バスバーにそれぞれ押圧された各リードLの一半部全体にほぼ均等に作用するように設定されている。
下部押圧装置7は、図2乃至図4に示すように、支持フレーム71と、支持フレーム71に固定された銅または銅合金などからなるリードベース72とからなり、支持フレーム71は、詳細には図示しないが、サーボモータおよびボールスクリューを介して昇降自在に設けられている。そして、リードベース72は、前述した各ヒートブロック3に形成された挿通穴3bの幅よりも厚みが小さく、かつ、その長さよりも長さが短く形成されるとともに、その上端部には、複数個の切欠凹部72aが形成されている。また、リードベース72は、通常、その上端面が保持溝3aの底面に連続する高さ位置にあって該挿通穴3b内に配置されている。さらに、リードベース72には、カートリッジヒータ73が設けられており、リードベース72を介してリードLが半田の溶融温度未満の設定温度を維持するように制御されている。このため、リードベース72の上端面に載置されたリードL(先行する太陽電池セルPの後端縁から延びるリードLの他半部)を半田の溶融温度未満の設定温度に加熱することができる。
したがって、図示しないサーボモータを駆動させることにより、支持フレーム71、すなわち、リードベース72をヒートブロック3の挿通穴3bを通して昇降させ、太陽電池セルPの裏面側バスバーに各リードLの他半部をそれぞれ接触させて太陽電池セルPを支持する一方、太陽電池セルPを支持する位置からさらに太陽電池セルPを押し上げ、あるいは、太陽電池セルPを押し上げた位置からその上端面が保持溝3aの底面と連続するように挿通穴3b内に退避させることができる。このリードベース72が最上昇したときの上端面の高さ位置は、リードベース72を介して押し上げられたリードLの上端面が搬送装置2における搬送ベルト21の搬送面を若干越えるように設定されている。これにより、リードベース72が最上昇したとき、リードベース72は、リードLを介して太陽電池セルPを搬送ベルト21の搬送面から若干浮上する位置に押し上げることができる。この際、太陽電池セルPの表面側バスバーに配置された各リードLは、スプリング53およびプローブピン54を介して押圧されていることから、スプリング53を圧縮してプローブピン54を押し上げる。このため、リードベース72による押圧力およびスプリング53を介してプローブピン54による反力は、リードLが支持することから、太陽電池セルPにストレスが作用することはない。
なお、リードベース72が太陽電池セルPの裏面側バスバーに各リードLの他半部を押し当てるとき、リードLは、リードベース72の切欠凹部72aを除く上端面によって間欠的に支持される。
次に、このように構成されたリードLの溶着装置1の作動について説明する。
まず、初期状態においては、上部押圧装置5の支持フレーム51および熱風装置6の取付フレーム61は、それぞれ上昇位置に退避している他、下部押圧装置7の支持フレーム71も、下方位置に退避している。また、詳細には図示しないが、搬送装置2による太陽電池セルPの搬送に同期してリード供給装置が作動し、リードLを初期長さ(最初のリードLaは、太陽電池セルPの長さに略相当する、通常の長さの約半分の長さ)に切断してリード移送装置4の受け台41上に供給している(図10参照)。
このような状態において、まず、リード移送装置4の吸着部材42が受け台41に供給された短いリードLaを吸着するとともに、ヒートブロック3に形成された挿通穴3bに移動して載置する。このとき、ヒートブロック3の挿通穴3bには、上端面を保持溝3aの底面と同一平面上に位置してリードベース72が配置されており、挿通穴3bに載置されたリードLaは、リードベース72の上端面に支持されるとともに、ヒートブロック3およびリードベース72によって設定温度に加熱される(図9(a)、図11参照)。
一方、リード移送装置4の作動と並行して、空気源を駆動するとともに、ストッカーから太陽電池セルPを移送装置(図示せず)を介して搬送装置2の移送位置に移送すると、太陽電池セルPは、その左右各側端部がそれぞれ真空ボックス23の通気孔23b、通気溝23aおよび搬送ベルト21の小孔21aを通して吸引され、移送位置に吸着されて位置決めされる。この場合、移送位置に位置決めされた太陽電池セルPは、ヒートブロック3の後半部上方に臨んでおり、ヒートブロック3による加熱が開始される(図9(b)参照)。
太陽電池セルPが移送位置に移送されると、搬送装置2のサーボモータ22を駆動させることにより、搬送ベルト21に吸着された太陽電池セルPは、搬送ベルト21上に位置決めされて移送位置から溶着作業位置に搬送される。太陽電池セルPが溶着作業位置に到達すれば、搬送装置2の作動を停止させる。この間、太陽電池セルPは、ヒートブロック3の上方、さらには、リードベース72に支持されたリードLaの上方を移動し、リードLとともに加熱が継続される(図9(c)、図12参照)。また、設定長さ(太陽電池セルPの長さの約2倍の長さに略相当する、通常の長さ)に切断されたリードLが受け台41に供給される。
太陽電池セルPが溶着作業位置に到達したならば、元の位置に戻ったリード移送装置4の吸着部材42が受け台41のリードLを吸着するとともに、搬送ベルト21に吸着された太陽電池セルPの表面側バスバーまで移動して載置する。この際、太陽電池セルPの表面側バスバーにリードLを載置するのに先立って、下部押圧装置7の図示しないサーボモータを駆動させて支持フレーム71を上昇させ、リードベース72の上端面に支持された各リードLaの上面を太陽電池セルPの裏面側バスバーに接触させ、太陽電池セルPを短いリードLaおよびリードベース72を介して支持する。したがって、リード移送装置4を介してリードLの一半部が太陽電池セルPの表面側バスバーに載置されるとき、太陽電池セルPは、短いリードLaを介してリードベース72によって支持されている。また、太陽電池セルPの表面側バスバーに載置された各リードLの他半部は、太陽電池セルPの後端縁を越えて後方に延出され、ヒートブロック3の各保持溝3aにそれぞれ収容される(図9(d)、図13参照)。
リードLが太陽電池セルPの表面側バスバーに載置されたならば、太陽電池セルPを短いリードLaおよびリードベース72を介して支持した状態で、上部押圧装置5の図示しないサーボモータを駆動させることにより、支持フレーム51を下降させ、吸着部材42の各吸着部421と干渉しない位置において、プローブピン54をリードLの一半部に押し当て、スプリング53によって太陽電池セルPに押圧する(図14参照)。
プローブピン54を介して各リードLの一半部を太陽電池セルPの表面側バスバーに押圧したならば、リード移送装置4の吸着部材42を元の位置に移動させた後(図15参照)、搬送装置2の搬送ベルト21に対する太陽電池セルPの吸着を解除するとともに、下部押圧装置7の図示しないサーボモータを駆動させ、リードベース72をさらに上昇させる。これにより、太陽電池セルPは、リードベース72および短いリードLaを介して押し上げられ、搬送ベルト21の搬送面から浮上する。つまり、太陽電池セルPを上部押圧装置5のプローブピン54および表面側のリードLの一半部と下部押圧装置7のリードベース72および裏面側の短いリードLaを介して挟み込み、搬送ベルト21の搬送面から浮上させた状態に支持する(図16参照)。このとき、下部押圧装置7のリードベース72による太陽電池セルPの押し上げにより、上部押圧装置5のスプリング53を圧縮させてプローブピン54を上方に押し上げる。
太陽電池セルPを浮上状態に支持したならば、熱風装置6の図示しない熱源を作動させるとともに、サーボモータを駆動させることにより、取付フレーム61、すなわち、ヒータ62を上部押圧装置5の支持フレーム51内外で下降させ、その吹き出しノズル621から各リードLの一半部に向けて半田を溶融するのに必要な熱風を供給する(図9(e)、図17参照)。この際、太陽電池セルPおよび裏面側の短いリードLaは、ヒートブロック3およびリードベース72によって設定温度まで加熱されていることにより、ヒータ62からの熱風を受けて、表面側リードL、太陽電池セルPの表裏面側バスバーおよびその近傍とともに、裏面側リードLaは、速やかに半田の溶融温度に到達し、半田を溶融させる。
半田が溶融すれば、溶融した半田にリードLが沈み込むことから、このとき、熱源の作動を停止するとともに、サーボモータを駆動させてヒータ62を退避位置に上昇させ、さらに、上部押圧装置5の図示しない吹き出し口からプローブピン54の先端であるリードLに向けて空気を噴出させ、溶融した半田を固化させるとともに、太陽電池セルPを空冷する。すなわち、熱風の供給を停止するとともに、冷却空気の供給により、表面側リードLおよび裏面側リードLaをそれぞれ太陽電池セルPの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに速やかに溶着させる(図18参照)。
この際、太陽電池セルPおよびリードL,Laは、半田を溶融させる温度に加熱され、それぞれ固有の線膨張係数に基づいて膨張するが、太陽電池セルPは、搬送装置2による吸着が解除されて浮上した位置にあり、表面側リードLおよび裏面側リードLaを介してプローブピン54とリードベース72とによって挟み込まれていることから、相対的に線膨張係数の大きなリードL,Laの膨張に追従して変形し、線膨張係数の差による熱応力の発生を吸収する。
一方、冷却空気の供給によって半田が固化する際、加熱によって膨張した分太陽電池セルPおよびリードL,Laは、それぞれ線膨張係数に基づいて収縮する。ここでも、太陽電池セルPは、搬送装置2による吸着は解除されて浮上していることにより、相対的に線膨張係数の大きなリードL,Laの収縮に追従して変形が回復し、線膨張係数の差による熱応力の発生を吸収する。
このように、太陽電池セルPを拘束することなく加熱し、空冷することにより、リードL,Laの膨張および収縮に追従して太陽電池セルPを自由に変形させ、変形を回復させることができる。このため、太陽電池セルPにリードL,Laとの線膨張係数の差に基づく熱応力による歪みが発生することを抑えることができ、太陽電池セルPにクラックや割れが発生することを可及的に防止することができる。
また、太陽電池セルPの裏面側リードLaは、下部押圧装置7のリードベース72の上端面と接触していることにより、太陽電池セルPの裏面側バスバーに各リードLaが接触して溶融した半田の余剰分は、リードベース72の切欠凹部72aと対向する位置のリードLaの下面に流れ込み、半田溜まりを形成することから、裏面側バスバー以外の外方にはみ出すことはない。
なお、溶着作業位置において、リードLを太陽電池セルPに溶着する際、ストッカーから新たな太陽電池セルPを図示しない移送装置を介して搬送装置2の移送位置に移送しており、この移送位置に移送された太陽電池セルPは、真空ボックス23の通気孔23b、通気溝23aおよび搬送ベルト21の小孔21aを通して吸引され、位置決めされている(図9(e)参照)。また、図示しないリード供給装置が作動し、設定長さに切断されたリードLが受け台41に供給される。
溶着作業位置において、太陽電池セルPの表面側バスバーに各リードLの一半部がそれぞれ溶着されると同時に、その裏面側バスバーに短いリードLaがそれぞれ溶着されたならば、下部押圧装置7のサーボモータを駆動させてリードベース72を退避位置に下降させるとともに、空気源を作動させ、リードL,Laがそれぞれ表面側バスバーおよび裏面側バスバーに溶着された太陽電池セルPの左右各側端部を吸着し、位置決めする。この後、上部押圧装置5のサーボモータを駆動させて支持フレーム51を退避位置に上昇させ、表面側リードLからプローブピン54を離脱させる(図19参照)。
次いで、搬送装置2のサーボモータ22を駆動させることにより、搬送ベルト21上の移送位置に吸着された太陽電池セルPおよびリードL,Laが溶着されて溶着作業位置に吸着された先行する太陽電池セルPを、それぞれ搬送ベルト21に位置決めして溶着作業位置および溶着作業位置の前方位置にそれぞれ搬送する。この際、先行する太陽電池セルPの表面側バスバーに一半部が溶着された各リードLの他半部は、ヒートブロック3の各保持溝3aに沿って移動し、挿通穴3bに収容されてリードベース72に支持される(図9(f)参照)。
太陽電池セルPが溶着作業位置に、リードL,Laが溶着されて先行する太陽電池セルPが溶着作業位置の前方位置にそれぞれ到達すれば、搬送装置2の作動を停止させた後、下部押圧装置7を作動させて支持フレーム71を上昇させ、先行する太陽電池セルPの後端縁から延出してリードベース72の上端面に支持された各リードLの他半部上面を太陽電池セルPの裏面側バスバーに接触させ、太陽電池セルPをリードLを介してリードベース72によって支持する。また、リードベース72による太陽電池セルPの支持と並行して、リード移送装置4の吸着部材42がリードLを吸着するとともに、搬送ベルト21に吸着された太陽電池セルPの表面側バスバーまで移動して載置する(図9(g)、図13参照)。この際、各リードLの一半部が太陽電池セルPの表面側バスバーにそれぞれ載置され、その他半部は、太陽電池セルPの後端縁を越えて後方に延出され、ヒートブロック3の後半部における各保持溝3aにそれぞれ収容される。
各リードLの一半部が太陽電池セルPの表面側バスバーにそれぞれ載置されたならば、太陽電池セルPをリードLおよびリードベース72を介して支持した状態で、上部押圧装置5を作動させて支持フレーム51を下降させ、吸着部材42の各吸着部421と干渉しない位置において、プローブピン54をリードLに押し当て、スプリング53によって太陽電池セルPに押圧する(図14参照)。
プローブピン54を介して各リードLの一半部を太陽電池セルPの表面側バスバーに押圧したならば、リード移送装置4の吸着部材42を元の位置に移動させた後(図15参照)、搬送装置2の搬送ベルト21に対する太陽電池セルPの吸着を解除するとともに、下部押圧装置7のリードベース72をさらに上昇させ、リードベース72および先行する太陽電池セルPの後端縁から延出してリードベース72に支持されたリードLの他半部を介して太陽電池セルPを押し上げ、搬送ベルト21の搬送面から浮上させる。つまり、太陽電池セルPを上部押圧装置5のプローブピン54および表面側リードLと下部押圧装置7のリードベース72および裏面側リードLを介して挟み込み、搬送ベルト21の搬送面から浮上させた状態に支持する(図16参照)。このとき、下部押圧装置7のリードベース72による太陽電池セルPの押し上げにより、上部押圧装置5のスプリング53を圧縮させてプローブピン54を上方に押し上げる。
太陽電池セルPを浮上状態に支持したならば、熱風装置6を作動させることにより、ヒータ62を下降させ、その吹き出しノズル621からリードLの一半部に向けて熱風を供給する(図9(h)、図17参照)。この際、太陽電池セルPの表裏面側バスバーおよびその近傍ならびに表裏面側のリードLは、ヒータ62からの熱風を受けて速やかに半田の溶融温度に到達し、半田を溶融させる。
半田が溶融すれば、溶融した半田にリードLが沈み込むことから、このとき、熱源の作動を停止するとともに、ヒータ62を退避位置に上昇させ、さらに、上部押圧装置5の図示しない吹き出し口からリードLに向けて空気を噴出させ、溶融した半田を固化させるとともに、太陽電池セルPを空冷し、各リードLをそれぞれ太陽電池セルPの表面側バスバーおよび裏面側バスバーに速やかに溶着させる(図18参照)。
この際、太陽電池セルPおよびリードLは、半田を溶融させる温度に加熱され、それぞれ線膨張係数に基づいて膨張するが、太陽電池セルPは、搬送装置2による吸着が解除されて浮上した位置にあり、表面側リードLおよび裏面側リードLを介してプローブピン54とリードベース72とによって挟み込まれていることから、相対的に線膨張係数の大きなリードLの膨張に追従して変形し、線膨張係数の差による熱応力の発生を吸収することができる。
一方、冷却空気の供給によって半田が固化する際、加熱によって膨張した分太陽電池セルPおよびリードLは、それぞれ線膨張係数に基づいて収縮する。ここでも、太陽電池セルPは、搬送装置2による吸着は解除されて浮上していることにより、相対的に線膨張係数の大きなリードLの収縮に追従して変形が回復し、線膨張係数の差による熱応力の発生を吸収する。
このように、太陽電池セルPを拘束することなく加熱し、冷却することにより、リードLの膨張および収縮に追従して太陽電池セルPを自由に変形させ、変形を回復させることができる。このため、太陽電池セルPにリードLとの線膨張係数の差に基づく熱応力による歪みが発生することを抑えることができ、太陽電池セルPにクラックや割れが発生することを可及的に防止することができる。
また、太陽電池セルPの裏面側リードLは、下部押圧装置7のリードベース72の上端面と接触していることにより、太陽電池セルPの裏面側バスバーに各リードLが接触して溶融した半田の余剰分は、リードベース72の切欠凹部72aと対向する位置のリードLの下面に流れ込み、半田溜まりを形成することから、裏面側バスバー以外の外方にはみ出すことはない。
溶着作業位置において、太陽電池セルPの表面側バスバーに各リードLの一半部がそれぞれ溶着されると同時に、その裏面側バスバーに各リードLの他半部がそれぞれ溶着されたならば、下部押圧装置7を作動させてリードベース72を退避位置に下降させるとともに、空気源を作動させて、各リードLがそれぞれ表面側バスバーおよび裏面側バスバーに溶着された太陽電池セルPの左右各側端部を吸着し、位置決めする。この後、上部押圧装置5を作動させて支持フレーム41を退避位置に上昇させ、表面側リードLからプローブピン54を離脱させる(図19参照)。
この際、リードLの溶着と並行して、ストッカーから新たな太陽電池セルPを図示しない移送装置を介して搬送装置2の移送位置に移送しており、この移送位置に移送された太陽電池セルPは、真空ボックス23の通気孔23b、通気溝23aおよび搬送ベルト21の小孔21aを通して吸引され、位置決めされる(図9(h)参照)。また、図示しないリード供給装置が作動し、設定長さに切断されたリードLが受け台41に供給される。
次いで、搬送装置2を作動させて、搬送ベルト21上の移送位置に載置された太陽電池セルPおよび溶着作業位置に載置されてリードLが溶着された先行する太陽電池セルPを、それぞれ搬送ベルト21に吸着して溶着作業位置および溶着作業位置の前方位置にそれぞれ搬送する。この際、先行する太陽電池セルPの表面側バスバーに一半部が溶着されたリードLの他半部は、ヒートブロック3の挿通穴3bに収容されてリードベース72に支持される(図9(f)参照)。
以下、前述したように、図13から図19に示した工程および図9(f)、(g)、(h)の工程を繰り返すことにより、溶着作業位置において、太陽電池セルPの表面側バスバーに各リードLの一半部を溶着すると同時に、その裏面側バスバーに先行する太陽電池セルPの各リードLの他半部を溶着し、3本のリードLを介して設定枚数の太陽電池セルPを接続してストリングSを形成する。
ストリングSを形成したならば、再び1枚目の太陽電池セルPの表面側バスバーにリードLの一半部を溶着すると同時に、その裏面側バスバーに短いリードLaを溶着した後、同様に作業を継続すればよい。
なお、詳細には図示しないが、ストリングSは、搬送装置2に連続する搬送装置に搬送された後、ストリングSのストッカーに移送される。
このように構成された本願発明の溶着装置を用いて、セルロットA(厚みが190〜210μmで、3本バスバーの太陽電池セル)について、リードを溶着したところ、生産枚数1836枚のうちの割れ枚数は12枚で、割れ率は0.65%であった。これに対し、従来の溶着装置を用いた場合は、生産枚数2322枚のうちの割れ枚数が21枚で、割れ率が0.90%であった。
同様に、セルロットB(厚みが190〜210μmで、3本バスバーの太陽電池セル)について、本願発明の溶着装置を用いてリードを溶着したところ、生産枚数1566枚のうちの割れ枚数は6枚で、割れ率は0.38%であった。これに対し、従来の溶着装置を用いた場合は、生産枚数2484枚のうちの割れ枚数が17枚で、割れ率が0.68%であった。
さらに、セルロットC(厚みが170〜190μmで、3本バスバーの太陽電池セル)について、本願発明の溶着装置を用いてリードを溶着したところ、生産枚数1566枚のうちの割れ枚数は3枚で、割れ率は0.19%であった。これに対し、従来の溶着装置を用いた場合は、生産枚数2160枚のうちの割れ枚数が21枚で、割れ率が0.97%であった。
これらの結果を表1に示す。
Figure 2011238874
ところで、前述した実施形態においては、3本のリードLを太陽電池セルPに形成された3本バスバーにそれぞれ溶着する場合を説明したが、2本バスバーの太陽電池セルPにそれぞれ2本のリードを溶着する場合は、前述した実施形態の溶着装置1にリードLの本数に対応する構成に変更することにより、太陽電池セルPのそれぞれ2本の表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードLを同時に溶着することができる。
また、3本バスバーを有する太陽電池セルPおよび2本バスバーを有する太陽電池セルPにそれぞれ対応するように溶着装置1を構成することもできる。
具体的には、図20に示すように、3本バスバーの太陽電池セルPに対応する3本の保持溝3aおよび挿通穴3bの他に、2本バスバーの太陽電池セルPに対応する2本の保持溝3a1および挿通穴3b1を形成したヒートブロック3を採用すればよい。
このようなヒートブロック3を用いる場合は、リード移送装置4、上部押圧装置5、熱風装置6および下部押圧装置7を、通常、3本バスバーおよびそれらに溶着する3本のリードLに対応するように取り付けておき、2本バスバーの太陽電池セルPの場合に、2本バスバーおよびそれらに溶着する2本のリードLに対応するように取付位置を変更し、さらに、中央のバスバーに対応する構成が作動しないように制御すればよい。例えば、リード移送装置4については、受け台41および吸着部材42の取付位置を太陽電池セルPの2本バスバーに対応するように、すなわち、2本の保持溝3a1に対応するように変更するとともに、中央の受け台41にリードLを供給しないように制御すればよい。
1溶着装置
2搬送装置
21搬送ベルト
3ヒートブロック
3a 保持溝
3b 挿通穴
31 カートリッジヒータ
4リード移送装置
42吸着部材
5上部押圧装置
53 スプリング
54プローブピン
6熱風装置
62ヒータ
7下部押圧装置
72リードベース
72a切欠凹部
73 カートリッジヒータ
P太陽電池セル
Lリード
Sストリング

Claims (7)

  1. 太陽電池セルを吸着して溶着作業位置に間欠的に搬送した後、溶着作業位置において、リードが表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ溶着されて先行する太陽電池セルの後端縁から延出するリードの他半部を太陽電池セルの裏面側バスバーに接触させるとともに、リードの他半部が太陽電池セルの後端縁から延出するようにリードの一半部を太陽電池セルの表面側バスバーに移送して押圧し、次いで、太陽電池セルの吸着を解除し、太陽電池セルをリードを介して押し上げて搬送面から浮上させた後、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧されたリードに向けて熱風を供給して太陽電池セルの表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれリードを同時に溶着することを特徴とするリードの溶着方法。
  2. 2本バスバーまたは3本バスバーを有する太陽電池セルを左右のバスバー外方の左右各側端部をそれぞれ吸着して間欠的に搬送する左右の搬送装置と、搬送装置の搬送面よりも下方に表面を有し、太陽電池セルに対するリードの溶着作業位置に臨んで左右の搬送装置の間に配設されたヒートブロックと、各リードの一半部を太陽電池セルの表面側バスバーに配置するとともに、各リードの他半部を太陽電池セルの後端縁から延出するようにそれぞれリードを移送するリード移送装置と、太陽電池セルの表面側バスバーに配置された各リードの一半部をそれぞれ押圧する上部押圧装置と、太陽電池セルの表面側バスバーに押圧された各リードの一半部に向けてそれぞれ熱風を供給する熱風装置と、各リードが表面側バスバーおよび裏面側バスバーにそれぞれ溶着されて先行する太陽電池セルの後端縁から延出された各リードの他半部をヒートブロックを通して太陽電池セルの裏面側バスバーにそれぞれ押し上げるリードベースを有する下部押圧装置とから構成され、吸着を解除した太陽電池セルをリードおよびリードベースを介して押し上げて搬送装置の搬送面から浮上させ、各リードの一半部に向けて熱風を供給して太陽電池セルの表面側バスバーにリードの一半部を溶着すると同時に、その裏面側バスバーに各リードの他半部を溶着することを特徴とするリードの溶着装置。
  3. 請求項2に記載のリードの溶着装置において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの2本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する2本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることを特徴とするリードの溶着装置。
  4. 請求項2に記載のリードの溶着装置において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの3本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する3本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることを特徴とするリードの溶着装置。
  5. 請求項2に記載のリードの溶着装置において、前記ヒートブロックが太陽電池セルを設定温度に加熱するヒータを備え、その表面に太陽電池セルの2本バスバーまたは3本バスバーに対応して各リードをそれぞれ収容する5本の保持溝が長手方向に沿って形成されるとともに、溶着作業位置に対応して各保持溝の前半部にリードベースを昇降可能な挿通穴が形成され、各保持溝はリードの幅に略相当する幅と、リードの厚みよりもわずかに深い深さに形成されることを特徴とするリードの溶着装置。
  6. 請求項2に記載のリードの溶着装置において、前記リードベースの上端部に複数の切欠凹部が形成されることを特徴とするリードの溶着装置。
  7. 請求項6に記載のリードの溶着装置において、前記リードベースにヒータが設けられることを特徴とするリードの溶着装置。
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