JP2004036982A - 給湯装置および予熱量算出方法 - Google Patents

給湯装置および予熱量算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギー節減分としての予熱量を簡単に求めることができる給湯装置を提供する。
【解決手段】給湯装置本体1には、混合前の低温水の温度を検出する低温水サーミスタ12と、予熱水と低温水との混合水が燃焼熱交換部16に入る前の温度を検出する混合サーミスタ15と、燃焼熱交換部16からの流出量を検出する流量センサ18とが備えられ、制御部10は、低温水の温度、混合水の温度、ならびにトータル流量としての流出量を所定の演算式に代入し、演算結果として予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予熱水と低温水との混合水を加熱して給湯し得る給湯装置、およびそのような給湯装置に適用される予熱量算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の給湯装置には、たとえば太陽熱温水器やコジェネレーションによる排熱などを利用して熱せられた予熱水を内部に取り込み、予熱水と低温水(常水温の水道水または予熱温水より低い温度の水)とを混合した上で熱交換器により加熱して湯を出湯し得るものがある。
【0003】
このような給湯装置では、上流プロセスで予熱水と低温水とが混合されることによりある程度温かい混合水が作られる一方、ガス、電気、灯油などの二次エネルギーを使用する熱交換器に混合水が通されることでさらに加熱され、リモコンなどでユーザが設定した所望とする温度の湯が得られる。また、予熱水と低温水とを混合するだけで所定の流量および設定温度の湯が得られる場合には、混合水が熱交換器で加熱されることなくそのまま用いられる。いずれにしても、予熱水混合方式の給湯装置によれば、低温水のみを利用する一般的な給湯装置に比べて二次エネルギー消費量が低減し、ひいてはエネルギー使用料金を節約することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、予熱水混合方式の給湯装置では、二次エネルギーの消費量や使用料金を節約できるといっても、どれだけの省エネルギー効果が得られたのかユーザにとって知る術がなく、エネルギー節減分として予熱水よりもたらされた予熱量について全く認識されていなかった。
【0005】
【発明の開示】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、エネルギー節減分としての予熱量を簡単に求めることができる給湯装置、およびそのための予熱量算出方法を提供することを、その課題としている。
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明の第1の側面では、予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置であって、混合前の低温水の温度を検出する低温水温度検出手段と、予熱水と低温水との混合水が熱交換器に入る前の温度を検出する混合水温度検出手段と、熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出手段と、低温水の温度、混合水の温度、ならびに流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出手段とを備えたことを特徴とする、給湯装置が提供される。
【0008】
本発明の第1の側面によれば、たとえば低温水と混合水との温度差に全体として流れる流量を乗算することで単位時間当たりの熱量が求められ、さらにこれを所定時間ごとに積算することにより、熱交換器による熱量と等価的な予熱水により節減されたであろう予熱量が求められる。つまり、予熱水の温度や予熱水と低温水との混合比を直接検出しなくても予熱量が算出されるので、エネルギー節減分としての予熱量を簡単に求めることができる。
【0009】
本発明の第2の側面では、予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置であって、混合前の予熱水の温度を検出する予熱水温度検出手段と、混合前の低温水の温度を検出する低温水温度検出手段と、予熱水と低温水との混合比を検出する混合比検出手段と、熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出手段と、予熱水の温度、低温水の温度、予熱水と低温水との混合比、ならびに流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出手段とを備えたことを特徴とする、給湯装置が提供される。
【0010】
本発明の第2の側面によれば、たとえば全体として流れる流量と混合比とを用いて予熱水の流量分が求められ、それに予熱水と低温水との温度差を乗算することで単位時間当たりの熱量が求められ、さらにこれを所定時間ごとに積算することにより、熱交換器による熱量と等価的な予熱水により節減されたであろう予熱量が求められる。つまり、混合水の温度を検出しなくても予熱量が算出されるので、エネルギー節減分としての予熱量を簡単に求めることができる。
【0011】
好ましい実施の形態としては、予熱量算出手段で算出された予熱量を、所定のエネルギー使用料金または所定のエネルギー消費量に換算する換算手段を有する。また、その予熱量に関する情報を表示するための表示手段を有する。
【0012】
表示手段に表示される予熱量に関する情報は、予熱量算出手段で算出された予熱量そのものや、あるいは換算手段で換算結果として得られたエネルギー使用料金またはエネルギー消費量である。
【0013】
また、表示手段に表示されるエネルギー使用料金またはエネルギー消費量は、予熱量を熱交換器で消費したと仮定した場合のエネルギー使用料金またはエネルギー消費量としても良い。
【0014】
このような実施の形態によれば、算出された予熱量が単位換算され、たとえばガス使用料金、電気使用料金、灯油使用料金などのエネルギー使用料金や、あるいはガス消費量、電気消費量、灯油消費量などのエネルギー消費量が表示されるので、ユーザは、直感的に分かり易い単位体系でどの程度のエネルギー節減効果があったのか的確に知ることができる。
【0015】
特に、予熱量が熱交換器で消費したと仮定した場合のエネルギー使用料金またはエネルギー消費量に換算されて表示される場合、たとえばガス燃焼方式の熱交換器を装備したタイプではガス使用料金もしくはガス消費量が表示され、電気式の熱交換器を装備したタイプでは電気使用料金もしくは電気消費量が表示され、灯油燃焼方式の熱交換器を装備したタイプでは灯油使用料金もしくは灯油消費量が表示されるので、ユーザは、実際の二次エネルギー利用方式に即した単位でどの程度のエネルギー節減効果があったのか的確に知ることができる。
【0016】
本発明の第3の側面では、予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置に適用され、予熱水による予熱量を求めるための予熱量算出方法であって、混合前の低温水の温度を検出する低温水温度検出ステップと、予熱水と低温水との混合水が熱交換器に入る前の温度を検出する混合水温度検出ステップと、熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出ステップと、低温水の温度、混合水の温度、ならびに流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出ステップとを実行することを特徴とする、予熱量算出方法が提供される。
【0017】
本発明の第3の側面によれば、上記した第1の側面による給湯装置と同様の効果を得ることができる。
【0018】
本発明の第4の側面では、予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置に適用され、予熱水による予熱量を求めるための予熱量算出方法であって、混合前の予熱水の温度を検出する予熱水温度検出ステップと、混合前の低温水の温度を検出する低温水温度検出ステップと、予熱水と低温水との混合比を検出する混合比検出ステップと、熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出ステップと、予熱水の温度、低温水の温度、予熱水と低温水との混合比、ならびに流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出ステップとを実行することを特徴とする、予熱量算出方法が提供される。
【0019】
本発明の第4の側面によれば、上記した第2の側面による給湯装置と同様の効果を得ることができる。
【0020】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う発明の実施の形態の説明によって、より明らかになるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】
図1は、本発明に係る給湯装置の一実施形態を示す構成図である。この図に示すように、給湯装置は、予熱水と低温水とを混合した上でさらに加熱して湯を出湯し得る予熱水混合方式を採用したものであり、給湯装置本体1とリモコン2とを具備して構成される。給湯装置本体1とリモコン2とは、通信ケーブル3を介して電気的に接続されている。給湯装置本体1には、2つの別系統からなる配水管と1つの出湯管(図示省略)とが接続されている。一方の配水管には、図外のたとえば太陽熱温水器やコジェネレーション装置などが接続されており、他方の配水管には、低温水としての水道水を取り込むために上水道が接続されている。また、出湯管は、台所や洗面所などの水栓へと湯を導くように配置されている。リモコン2には、給湯運転の開始/終了や給湯温度の設定などを行うための操作スイッチ20〜22や表示パネル23が設けられている。
【0023】
給湯装置本体1は、制御部10、予熱水サーミスタ11、低温水サーミスタ12、混合弁13、フェールセーフ弁14、混合サーミスタ15、燃焼熱交換部16、バイパス制御弁17、流量センサ18、および水量調整サーボ19などを具備して構成される。制御部10は、予熱水サーミスタ11、低温水サーミスタ12、混合弁13、フェールセーフ弁14、混合サーミスタ15、燃焼熱交換部16、バイパス制御弁17、流量センサ18、および水量調整サーボ19と電気的に接続されている。予熱水サーミスタ11、低温水サーミスタ12、混合弁13、フェールセーフ弁14、混合サーミスタ15、燃焼熱交換部16、バイパス制御弁17、流量センサ18、および水量調整サーボ19は、配管経路上の適所に設けられている。
【0024】
まず、配管系統について説明すると、予熱水サーミスタ11は、外部の太陽熱温水器やコジェネレーション装置などで作られた予熱水の温度を混合前に検出し、検出信号を制御部10に伝える。低温水サーミスタ12は、上水道から導かれてきた低温水の温度を混合前に検出し、検出信号を制御部10に伝える。混合弁13は、制御部10の指令に応じて所定の割合(混合比)で予熱水と低温水とを混合し、混合水を燃焼熱交換部16に供給する。フェールセーフ弁14は、故障などが生じた際に開動作し、低温水が混合弁13を迂回して燃焼熱交換部16へと至るように設けられている。混合サーミスタ15は、混合弁13を出て燃焼熱交換部16に入る前の混合水の温度を検出し、検出信号を制御部10に伝える。燃焼熱交換部16は、たとえばガス燃焼方式の熱交換器などからなり、混合弁13を経て導かれてきた混合水をガスの燃焼熱により加熱し、加熱した湯を出湯側へと導く。バイパス制御弁17は、制御部10の指令に応じて開閉動作し、混合水の一部が燃焼熱交換部16を迂回して出湯側へと至るように設けられている。流量センサ18は、燃焼熱交換部16を経てさらに出湯側へと流れていく途中の湯の流量(予熱水と低温水との混合によるトータル流量)を検出し、検出信号を制御部10に伝える。水量調整サーボ19は、制御部10の指令に応じて出湯流量が所定の流量となるように調整する。
【0025】
図2は、給湯装置本体1の電気的な構成を示すブロック図である。この図を参照して電気系統について説明すると、制御部10は、CPU100、ROM101、RAM102、EEPROM103、内部インターフェイス部104、および外部インターフェイス部105を相互に接続したマイクロコンピュータからなる。内部インターフェイス部104には、予熱水サーミスタ11、低温水サーミスタ12、混合弁13、フェールセーフ弁14、混合サーミスタ15、燃焼熱交換部16、バイパス制御弁17、流量センサ18、および水量調整サーボ19が接続されている。外部インターフェイス部105には、通信ケーブル3を介してリモコン2が接続されている。
【0026】
CPU100は、給湯運転に伴い給湯装置全体の動作を制御する。ROM101には、CPU100を機能させるためのプログラムやデータが記憶されている。RAM102は、CPU100のワークエリアやデータの一時記憶領域などを提供する。EEPROM103には、各種の設定情報やデータなどが記憶される。内部インターフェイス部104は、予熱水サーミスタ11や低温水サーミスタ12などの内部デバイスとCPU100との間で信号やコマンドをやり取りする。外部インターフェイス部105は、CPU100とリモコン2との間でデータやコマンドをやり取りする。
【0027】
たとえば、CPU100は、混合サーミスタ15や流量センサ18からの検出信号に応じて混合弁13、水量調整サーボ19などを制御し、リモコン2に設定された温度で所定の流量からなる湯を出湯させる。予熱水と低温水とを混合するだけで所定の流量および設定温度の湯が得られる場合、CPU100は、燃焼熱交換部16に燃焼/加熱させることなく、混合水が燃焼熱交換部16を単に通過していくだけのように制御する。また、ROM101には、給湯運転に伴い燃焼熱交換部16の燃焼/加熱により消費されたガス消費量や、それに応じたガス使用料金を算出するためのプログラムが記憶されている。このプログラムに基づいてCPU100は、ユーザがリモコン2上で所定の操作を行うと、算出したガス消費量やガス使用料金を表示パネル23に表示させる。
【0028】
上記したCPU100の制御処理は、従来でも同様に行われているところであるが、本実施形態が従来と大きく異なる点は、実際に消費/使用されたガス消費量やガス使用料金に相当する分が表示されるだけでなく、予熱水を利用することでその分浮いたエネルギー量、すなわち外部から取り込んだ予熱水により燃焼熱交換部16で節減されたであろう相当分に等しい予熱量を求め、これを単位換算により節約分のガス消費量やガス使用料金として表示パネル23に表示させるようにした点にある。
【0029】
そのため、ROM101には、給湯運転に伴い使用された予熱水による予熱量を算出するためのプログラムが記憶されている。また、詳細な説示は省略するが、EEPROM103には、算出した予熱量をガス消費量やガス使用料金に単位換算するための換算テーブルが記憶されている。たとえば、換算テーブルには、1万kcal当たりの平均ガス消費量X(m)とその単価Y(円/m)が定められており、ガス消費量は、算出した予熱量(kcal)にX/10000 を乗算することで求められる一方、さらにそのガス消費量に単価Yを乗算することでガス使用料金が求められる。この換算テーブルの内容については、ガス種や料金体系の変更に応じて適宜書き換えることができる。
【0030】
また、最終的に出湯される湯は、所定の流量および設定温度となるように混合弁13や燃焼熱交換部16などを制御することで可変調整されるが、その際、混合弁13における予熱水と低温水との混合比が適当に調整される。この混合比については、混合弁13の制御用にROM101などに記憶された混合比制御テーブルから求めることができる。
【0031】
図3は、混合比制御テーブルを説明するための説明図である。この図に示すように、混合比制御テーブルによれば、予熱水と低温水との混合比(低温水の流量に対する予熱水の流量の割合)が横軸に示され、流量が縦軸に示される。そして、混合弁13に流入する前の予熱水の流量(以下、「予熱水量」と呼ぶ)が「Vh」の太線で表され、混合弁13に流入する前の低温水の流量(以下、「低温水量」と呼ぶ)が「Vc」の細線で表される。このように、予熱水量「Vh」と低温水量「Vc」とは、双方ともにあらかじめプログラミングされた線形モデルに沿うものであるが、双方ともに線形である必要はなく、いずれか一方を非線形モデルとしたり、双方ともに非線形モデルとしても勿論良い。つまり、CPU100は、ユーザにより設定された温度で、かつ所定の流量からなる湯が出湯されるように、図3の混合比制御テーブルを参照して適当な混合比を選定するとともに、燃焼熱交換部16を燃焼/加熱制御しつつも選定した混合比に基づく開度となるように混合弁13を制御するのである。そして、CPU100は、給湯運転中の流量や温度条件などに応じて混合弁13の開度を可変調整するが、混合比については、その都度CPU100により選定されることで再帰的に求められる。
【0032】
そして、予熱量は、以下に説示する等価モデルと、この等価モデルより導き出される所定の演算式に基づいて求められる。
【0033】
図4は、予熱量を求めるために導入された等価モデルを説明するための模式図である。この図の(a)に示すように、仮に入水温度「Ct」,入水流量「V」からなる水を加熱部に通し、出湯温度「Nt」,出湯流量「V」からなる湯を出す場合を考えると、加熱部で水に与えられる単位時間当たりの熱量「ΔQ」は、(Nt−Ct)×Vにより求められる。
【0034】
一方、図4の(b)に示すように、上記と同じ入水温度「Ct」,入水流量「V」からなる水を一旦予熱部に通し、この予熱部を経ることで温度「Mt」,流量「V」となった温水をさらに加熱部に通し、出湯温度「Nt」,出湯流量「V」からなる湯を出す場合を考える。この場合、予熱部で水に与えられる単位時間当たりの熱量「ΔQ1」は、(Mt−Ct)×Vにより求められる。一方、加熱部で温水に与えられる単位時間当たりの熱量「ΔQ2」は、(Nt−Mt)×Vにより求められる。
【0035】
つまり、入水および出湯における温度や流量が図4の(a)の場合と同じ条件であれば、ΔQ=ΔQ1+ΔQ2となり、明らかに図4の(b)の場合における加熱部の単位時間当たりの熱量が図4の(a)の場合よりも少なくて済むことがわかる。したがって、予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1」が多いほど、加熱部で消費される熱量「ΔQ2」が少なくなり、このことから予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1」は、加熱部におけるエネルギー節減分を意味することとなる。
【0036】
そして、図4の(b)と実際の装置構成とを比較検討し、加熱部を燃焼熱交換部16に置き換えて考えてみると、予熱部は、給湯装置本体1の外部にある太陽熱温水器やコジェネレーション装置などに相当するものと考えられる。そのため、予熱水を低温水に混合することで燃焼熱交換部16にて節減されたであろう予熱量は、実質的に予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1」と同じものとみなすことができる。したがって、低温水サーミスタ12で検出される低温水の温度を「Ct」、混合サーミスタ15で検出される混合水の温度を「Mt」、流量センサ18で検出される予熱水と低温水との混合によるトータル流量を「V」とすると、単位時間当たりの予熱量「ΔQ1」は、下記の数式1により求められる。
【0037】
【数1】
Figure 2004036982
【0038】
さらに、上記数式1に基づいて時間積算量としての予熱量「Q」は、下記の数式2により求められる。
【0039】
【数2】
Figure 2004036982
【0040】
なお、上記数式2の右辺で総和をとるのは、低温水温度「Ct」、混合水温度「Mt」、トータル量「V」が常に一定ではなく可変検出値として得られるためである。したがって、数式2によれば、所定のタイミングごとに積算した有限時間内の予熱量「Q」が求められる。
【0041】
以上のようにして予熱量「Q」が求められるが、この予熱量「Q」は、ユーザがリモコン2上で所定の操作を行うと、燃焼熱交換部16におけるガス消費量の節約分に相当するガス使用料金に換算された上で表示パネル23に表示される。ユーザは、予熱量「Q」に応じた節約分のガス使用料金を確認することで、どれぐらいの節約効果があったのか的確に知ることができる。
【0042】
次に、予熱量の算出処理について図5のフローチャートを参照して説明する。
【0043】
図5に示すように、給湯運転中のCPU100は、所定のタイミングごとに低温水サーミスタ12を介して低温水の温度「Ct」を検出している(S1)。
【0044】
また、CPU100は、所定のタイミングごとに混合サーミスタ15を介して混合水の温度「Mt」を検出している(S2)。
【0045】
また、CPU100は、所定のタイミングごとに流量センサ18を介して予熱水量「Vh」と低温水量「Vc」とを合わせたトータル流量「V」を検出している(S3)。なお、上記したS1〜S3は、その順に決まって行われるものではなく、ほぼ同時に行われる。
【0046】
そして、CPU100は、先述した数式2に混合水の温度「Mt」、低温水の温度「Ct」、トータル流量「V」を代入することにより、所定のタイミングごとに積算量としての予熱量「Q」を算出する(S4)。なお、S4において、積算をはじめる起算点は、たとえば1日が始まる午前0:00の時点としたり、給湯運転を開始する毎としても良い。前者によれば、1日分の予熱量「Q」が求められ、後者によれば、給湯運転ごとの予熱量「Q」が求められる。
【0047】
以上のようにして予熱量「Q」が求められるが、ユーザが節約分を確認するための所定の操作を行うと、CPU100は、その時点で得られている予熱量「Q」を換算テーブルに基づいてガス使用料金に換算し(S5)、換算したガス使用料金を節約分としてリモコン2の表示パネル23に表示させる(S6)。なお、予熱量「Q」は、換算テーブルに基づいてガス消費量に換算された上で表示されるとしても良い。また、予熱量「Q」そのものが表示されるとしても良い。
【0048】
したがって、本実施形態によれば、一応は予熱水の温度や予熱水と低温水との混合比について検出されるが、これらを直接用いなくても積算量としての予熱量「Q」が簡単に求められ、これを単位換算して節約分としてのガス使用料金やガス消費量が表示されるので、ユーザは、予熱水を利用することでその分どれだけの節約効果があったのかを容易に知ることができる。
【0049】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0050】
たとえば、予熱量「Q」は、以下に説明するような方法で求めるようにしても良い。
【0051】
再び図4を参照してこの図の(c)に示すように、(a)の場合と同じ入水温度「Ct」,入水流量「V」からなる水を分岐させ、その一部の分流量「Vh」を予熱部に通過させる一方、他の残りの分流量「Vc」については予熱部を通過させずにそのままとする。分流量「Vh」については、予熱部を通過することで温度が「Ht」まで昇温されるとする。そして、分流量「Vh」,「Vc」を加熱部に入る前に合流させ、この合流により温度「Mt」,流量「V」となった温水をさらに加熱部に通し、出湯温度「Nt」,出湯流量「V」からなる湯を出す場合を考える。この場合、予熱部で水に与えられる単位時間当たりの熱量「ΔQ1′」は、(Ht−Ct)×Vhにより求められる。分流量「Vc」に対する分流量「Vh」の割合を示す混合比を「μ」とすると、分流量「Vh」は、(μ/μ+1)×Vにより求められる。一方、加熱部で加えられる単位時間当たりの熱量「ΔQ2′」は、先述した(b)の場合と同様に(Nt−Mt)×Vにより求められる。
【0052】
つまり、図4の(c)でも、入水および出湯における温度や流量が図4の(a)の場合と同じ条件であれば、ΔQ=ΔQ1′+ΔQ2′となり、明らかに図4の(c)の場合における加熱部の単位時間当たりの熱量が図4の(a)の場合よりも少なくて済むことがわかる。したがって、予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1′」が多いほど、加熱部で消費される熱量「ΔQ2′」が少なくなり、このことから予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1′」は、加熱部におけるエネルギー節減分を意味することとなる。
【0053】
そして、図4の(c)と実際の装置構成とを比較検討し、加熱部を燃焼熱交換部16に置き換えて考えてみると、この場合も予熱部は、給湯装置本体1の外部にある太陽熱温水器やコジェネレーション装置などに相当するものと考えられる。そのため、予熱水を低温水に混合することで燃焼熱交換部16にて節減されたであろう予熱量は、実質的に予熱部における単位時間当たりの熱量「ΔQ1′」と同じものとみなすことができる。したがって、予熱水サーミスタ11で検出される予熱水の温度を「Ht」、低温水サーミスタ12で検出される低温水の温度を「Ct」、流量センサ18で検出される予熱水と低温水との混合によるトータル流量を「V」、図3の混合比制御テーブルから求められる混合比を「μ」とすると、単位時間当たりの予熱量「ΔQ1′」は、下記の数式3により求められる。
【0054】
【数3】
Figure 2004036982
【0055】
さらに、上記数式3に基づいて時間積算量としての予熱量「Q」は、下記の数式4により求められる。
【0056】
【数4】
Figure 2004036982
【0057】
なお、上記数式4の右辺で総和をとるのは、予熱水温度「Ht」、低温水温度「Ct」、混合比「μ」、トータル量「V」が常に一定ではなく可変検出値として得られるためである。したがって、数式4によれば、所定のタイミングごとに積算した有限時間内の予熱量「Q」が求められる。
【0058】
以上のようにして予熱量「Q」が求められるが、この予熱量「Q」は、ユーザがリモコン2上で所定の操作を行うと、燃焼熱交換部16の燃焼/加熱におけるガス消費量の節約分に相当するガス使用料金に換算された上で表示パネル23に表示される。ユーザは、予熱量「Q」に応じた節約分のガス使用料金を確認することで、どれぐらいの節約効果があったのか的確に知ることができる。
【0059】
次に、他の実施形態による予熱量の算出処理について図6のフローチャートを参照して説明する。
【0060】
図6は、上記数式3,4を用いた予熱量の算出処理を示すフローチャートであって、この図に示すように、給湯運転中のCPU100は、所定のタイミングごとに予熱水サーミスタ11を介して予熱水の温度「Ht」を検出している(S11)。
【0061】
また、CPU100は、所定のタイミングごとに低温水サーミスタ12を介して低温水の温度「Ct」を検出している(S12)。
【0062】
また、CPU100は、図3の混合比制御テーブルで着目中にある混合比「μ」を所定のタイミングごとに検出している(S13)。
【0063】
また、CPU100は、所定のタイミングごとに流量センサ18を介して予熱水量「Vh」と低温水量「Vc」とを合わせたトータル流量「V」を検出している(S14)。なお、上記したS11〜S14は、その順に決まって行われるものではなく、ほぼ同時に行われる。
【0064】
そして、CPU100は、上記数式4に予熱水の温度「Ht」、低温水の温度「Ct」、トータル流量「V」、混合比「μ」を代入することにより、所定のタイミングごとに積算量としての予熱量「Q」を算出する(S15)。なお、S15において、積算をはじめる起算点は、たとえば1日が始まる午前0:00の時点としたり、給湯運転を開始する毎としても良い。前者によれば、1日分の予熱量「Q」が求められ、後者によれば、給湯運転ごとの予熱量「Q」が求められる

【0065】
以上のようにして予熱量「Q」が求められるが、ユーザが節約分を確認するための所定の操作を行うと、CPU100は、その時点で得られている予熱量「Q」を換算テーブルに基づいてガス使用料金に換算し(S16)、換算したガス使用料金を節約分としてリモコン2の表示パネル23に表示させる(S17)。なお、上記数式4から導出される予熱量「Q」でも、換算テーブルに基づいてガス消費量に換算された上で表示されるとしても良い。また、予熱量「Q」そのものが表示されるとしても良い。
【0066】
したがって、数式4を適用した他の実施形態によれば、一応は混合水の温度を検出するが、この混合水の温度「Mt」を用いなくても積算量としての予熱量「Q」が簡単に求められ、これを単位換算して節約分としてのガス使用料金やガス消費量が表示されるので、先述した実施形態と同様にユーザは、予熱水を利用することでその分どれだけの節約効果があったのかを容易に知ることができる。
【0067】
上記の各実施形態では、予熱水と低温水との混合水が給湯用水として利用されるが、混合水を風呂の湯張り用や追い焚き用、あるいは温水暖房用に用いても良い。
【0068】
また、給湯装置本体1は、混合水を加熱する系統に加えて、風呂の湯張り用や追い焚き用、あるいは温水暖房用の循環水を加熱するための系統を別途備えたものであっても良い。
【0069】
流量センサ18は、燃焼熱交換部16より上流側の箇所、たとえば混合弁13の流出口付近に設けられたものであっても良い。
【0070】
混合比「μ」については、図3に示すような混合比制御テーブルから求められるほか、所定の関数演算式から求めるようにしても良い。
【0071】
上記の各実施形態では、燃焼熱交換部16がガス燃焼方式よりなるため、予熱量「Q」をガス使用料金やガス消費量に換算するようにしたが、たとえば、電気加熱方式の場合には、予熱量「Q」を電気料金や電気消費量に換算するのが好ましく、また、灯油燃焼方式の場合には、予熱量「Q」を灯油料金や灯油消費量に換算するのが好ましい。
【0072】
予熱水は、太陽熱温水器やコジェネレーション装置などのほか、たとえば温泉などの熱を利用してあらかじめ温められたものでも良い。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、予熱水の温度や予熱水と低温水との混合比を直接検出しなくても予熱量を算出したり、あるいは混合水の温度を検出しなくても予熱量を算出できるので、エネルギー節減分としての予熱量を簡単に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】給湯装置本体の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】混合比制御テーブルを説明するための説明図である。
【図4】予熱量を求めるために導入された等価モデルを説明するための模式図である。
【図5】予熱量の算出処理を示すフローチャートである。
【図6】他の実施形態による予熱量の算出処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  給湯装置本体
2  リモコン(表示手段)
3  通信ケーブル
10 制御部(混合比検出手段,予熱量算出手段,換算手段)
11 予熱水サーミスタ(予熱水温度検出手段)
12 低温水サーミスタ(低温水温度検出手段)
13 混合弁
14 フェールセーフ弁
15 混合サーミスタ(混合水温度検出手段)
16 燃焼熱交換部
17 バイパス制御弁
18 流量センサ(流量検出手段)
19 水量調整サーボ

Claims (9)

  1. 予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置であって、
    混合前の前記低温水の温度を検出する低温水温度検出手段と、
    前記予熱水と低温水との混合水が前記熱交換器に入る前の温度を検出する混合水温度検出手段と、
    前記熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出手段と、
    前記低温水の温度、前記混合水の温度、ならびに前記流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として前記予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出手段と、
    を備えたことを特徴とする、給湯装置。
  2. 予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置であって、
    混合前の前記予熱水の温度を検出する予熱水温度検出手段と、
    混合前の前記低温水の温度を検出する低温水温度検出手段と、
    前記予熱水と低温水との混合比を検出する混合比検出手段と、
    前記熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出手段と、
    前記予熱水の温度、前記低温水の温度、前記予熱水と低温水との混合比、ならびに前記流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として前記予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出手段と、
    を備えたことを特徴とする、給湯装置。
  3. 前記予熱量算出手段で算出された予熱量を、所定のエネルギー使用料金または所定のエネルギー消費量に換算する換算手段を有する、請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 予熱量に関する情報を表示するための表示手段を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯装置。
  5. 前記表示手段に表示される予熱量に関する情報は、前記予熱量算出手段で算出された予熱量そのものである、請求項4に記載の給湯装置。
  6. 前記表示手段に表示される予熱量に関する情報は、前記換算手段で換算結果として得られたエネルギー使用料金またはエネルギー消費量である、請求項4に記載の給湯装置。
  7. 前記表示手段に表示されるエネルギー使用料金またはエネルギー消費量は、前記予熱量を前記熱交換器で消費したと仮定した場合のエネルギー使用料金またはエネルギー消費量である、請求項6に記載の給湯装置。
  8. 予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置に適用され、前記予熱水による予熱量を求めるための予熱量算出方法であって、
    混合前の前記低温水の温度を検出する低温水温度検出ステップと、
    前記予熱水と低温水との混合水が前記熱交換器に入る前の温度を検出する混合水温度検出ステップと、
    前記熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出ステップと、
    前記低温水の温度、前記混合水の温度、ならびに前記流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として前記予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出ステップと、
    を実行することを特徴とする、予熱量算出方法。
  9. 予熱水と低温水とを混合した上で熱交換器に通し、この熱交換器で加熱した湯を出湯し得る給湯装置に適用され、前記予熱水による予熱量を求めるための予熱量算出方法であって、
    混合前の前記予熱水の温度を検出する予熱水温度検出ステップと、
    混合前の前記低温水の温度を検出する低温水温度検出ステップと、
    前記予熱水と低温水との混合比を検出する混合比検出ステップと、
    前記熱交換器の流出量または流入量を検出する流量検出ステップと、
    前記予熱水の温度、前記低温水の温度、前記予熱水と低温水との混合比、ならびに前記流出量または流入量を所定の演算式に代入し、演算結果として前記予熱水により節減されたであろう予熱量を算出する予熱量算出ステップと、
    を実行することを特徴とする、予熱量算出方法。
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