JP2004034991A - 収納容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器体1に蓋体14を設けた収納容器であって、容器体1の底壁3の上面に回動限を設定する係止部4を内周面に突設した小円筒部5と、内周面下部に内方に突出する係止突条6を周設した軸筒部7とを起立設し、蓋体14の下面に外周面下部に係合突条9を周設した円筒ピン10と、該円筒ピン10の外側に、内周面にトルク調整突部11および係止片12を突設した軸筒部7を垂下設し、円筒ピン10と軸筒部7、および該軸筒部7と回動筒13との相対回動により容器体1に対して蓋板8を水平に回動して、開閉する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容物を収納する容器体に対して、蓋体が水平に回動して、容器体を開閉する収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、化粧料等の容器として、化粧料を収納する収納部と化粧料パフを収納する収納部とを有し、蓋体として機能する部材を、水平に回動して、容器を開閉する収納容器が知られている。
【0003】
この種の容器は、蓋体に回動用の支軸を設け、一方容器体の方には、蓋体の支軸受け用の孔部等を設け、蓋体の支軸を中心として、蓋体を水平に回動することにより、容器を開閉している。
【0004】
特開2002−2742号公報には、容器本体に対して、回動支軸を中心として中蓋を水平に回動し、化粧料等を収納する容器本体を開閉し、閉状態の中蓋上に化粧料パフ等を収納して、該中蓋を覆うように外蓋を被せ、該外蓋を容器本体に螺合させて、外蓋の螺合時のねじ込み力を中蓋に作用させて、容器本体の開口の密閉性を向上する気密容器の記述がある。
【0005】
この気密容器にあっては、中蓋に、先端部に先細りのテーパ部分を備えた大径の円錐部を形成して、該円錐部の中央部に縦方向に割り溝を設けた回動支軸を設け、一方容器本体には、下部に拡径部を設け、該拡径部から連設して段部を設けた嵌合穴を設けた構成となっている。中蓋は、回動支軸を、容器本体の嵌合穴に差し込み、嵌合穴内で、回転支軸の円錐部が拡径して、嵌合穴の段部に拡径した円錐部が係止して抜止めされた状態となり、容器本体に対して、中蓋が回動支軸を中心として回動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、容器本体に対して蓋体を水平に回動して開閉する容器にあっては、回動支軸と嵌合穴とのフリクションによって、蓋体の回転トルクが定まるが、回転支軸と嵌合穴とのフリクションのみで、適度な抵抗感のある使用感の良い適正な回転トルクを得ることが困難である、と云う問題があった。
【0007】
適度な抵抗感を得るために、蓋体の回動支軸と容器本体の嵌合穴とのフリクションを大きく設定すると、蓋体の開閉の都度、回動する回転支軸と嵌合穴に大きな負荷が加わり、該負荷によって、回動支軸と嵌合穴の結合部分が破損しやすくなる、と云う問題があった。
【0008】
また、容器本体に対して蓋板の回動方向が定まらず、容器本体に対して蓋体が360°回動可能であると、せっかく開放した蓋板が何らかの作用で容器本体を閉塞してしまう場合もあり、蓋体の開閉状態が不安定で、蓋体の確かな開放感若しくは閉塞感等を得られないため、収納容器の使用に際して満足感がなく、収納容器の良好な使用感を得ることができない、という問題があった。
【0009】
更には、容器本体に対して蓋体が180°開放すると、回動支軸と嵌合穴との結合により容器本体と蓋体とが重なる部分でのみ蓋体を容器本体が支えていることになり、この状態で蓋体に何らかの力が加わると、下部が空間状態となっている蓋体が破損しやすい、と云う問題もあった。
【0010】
その他、化粧料と化粧料パフのように、異なる二つの収納物を収納する場合は、例えば、化粧料を収納する容器には密閉性が要求され、化粧料パフを収納する容器には通気性が要求され、一つの収納容器に異なる機能が要求される場合がある。
【0011】
そこで、本発明は上記した叙述の問題点を鑑みて創案されたもので、容器体に対して蓋体が水平に回動して開閉する収納容器において、蓋体が適度な抵抗感を有して回動する回転トルクを設定するとともに、蓋体の回動限を設定することを技術的課題とし、もって容器体に対する蓋体の回動を補強して、充実した使用感を得ることができ、収納する内容物に適した機能を有する収納部を設けた収納容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1記載の発明は、収納容器であること、
筒壁を有し、該筒壁に底壁を設け、該底壁の上面に、回動限を設定する少なくとも一つの係止部を内周面に突設した小円筒部、および該小円筒部の中央部に、該小円筒部よりも小径であり、内周面下部に内方に突出する係止突条を周設した軸筒部を起立設した容器体と、
容器体の筒壁を閉塞する蓋板を有し、該蓋板の下面に、容器体の軸筒部に嵌入し、外周面下部に容器体の軸筒部の係止突周条と係合する係合突条を周設した円筒ピン、および該円筒ピンの外側に、内周面に容器体の軸筒部の外周面の縦方向に亘って摺接し、回転トルクを調節するトルク調節突部を突設し、外周面に容器体の小円筒部の係止部に係止する少なくとも一つの係止片を突設した、容器体の軸筒部に外嵌する回動筒を垂下設し、円筒ピンと容器体の軸筒部、および該軸筒部と回動筒との相対回動により、容器体に対して蓋板を水平に回動する蓋体とから成ること、
にある。
【0013】
請求項1記載の発明にあっては、容器体と蓋体は、蓋体の円筒ピンが微小に縮径するとともに、容器体の軸筒部が微小に拡径し、該軸筒部に円筒ピンが嵌入し、軸筒部の内周面下部に設けた係止周条と円筒ピン外周面下部に設けた係合周条が互いに係止して、容器体と蓋体とが回動自在に結合する。
【0014】
蓋体の円筒ピンと容器体の軸筒部の嵌合に伴い、該軸筒部に蓋体の回動筒が外嵌し、該回動筒の内周面に設けたトルク調節突部が、軸筒部の外周面縦方向に亘って摺接して、蓋体の回動時に適度な抵抗感を生じる回転トルクを設定する。
【0015】
蓋体は、蓋体の円筒ピンと容器体の軸筒部、および該軸筒部と蓋体の回動筒との相対回動により、適度な抵抗感で、容器体に対して蓋板が水平に開閉回動する。
【0016】
蓋体の円筒ピンと容器体の軸筒部、および該軸筒部と蓋体の回動筒との二重構造であるため、強度が向上する。
【0017】
蓋体の円筒ピンと容器体の軸筒部、および該軸筒部と蓋体の回動筒との嵌合に伴い、該回動筒の外周面に突設した係止片と、容器体の小円筒部の内周面に設けた係止部とが互いに当接して、容器体に対して蓋体の回動を規制し、蓋体の回動限を設定する。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、容器体の底壁を、筒壁の縦方向略中間部に設け、該底壁の下部の内周面に、組付き部(18)を設け、容器体と略同形状の外筒体と、該外筒体の内部に収納部と、外筒体の外周面上部に、容器体の組付き部に嵌入組付きする嵌入組付き部とを有する第二容器体を設けたこと、
にある。
【0019】
容器体の下部には、第二容器体を組付けることができ、容器体の底壁が第二容器体の蓋体として機能して、収納容器に二つの収納部を設けることができるため、同時に使用する、異なる種類の収納物、例えば、化粧料と化粧料パフを一つの収納容器に収納しておくことができ、便利である。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成において、蓋体の回動筒に、180°未満の開放角度を設定する一対の係止片を突設したこと、容器体の小円筒部に、蓋体の一つの係止片に回動方向から突き当たって、閉回動限を設定する突起部と、開回動限を設定する突起部と、該開閉回動限において、蓋体の他方の係止片に回動方向から突き当たる突起部とを突設したこと、を加えたものである。
【0021】
請求項3記載の発明にあっては、閉回動限及び開放回動限において、回動限を設定する容器体の一つの係止部に蓋体の一つの係止片が突き当たるとともに、180°未満の開放角度で、容器体の他の係止部と蓋体の他の係止部が突き当たり、安定した状態で蓋体の回動を停止する。
【0022】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の発明において、容器体の筒壁の上端縁に、閉回動限の蓋体との間に隙間を形成する少なくとも一つの凹部を設けたこと、にある。
【0023】
請求項4記載の発明にあっては、閉回動限の蓋体との間に隙間を形成する凹部を、容器体の筒壁の上端縁に設けたため、この隙間が空気の流通孔として機能し、例えば、化粧料パフを収納した場合、通気性により化粧料パフにかびが発生しない。なお、容器体に設ける凹部は、一つのみならず、空気の流通性を考慮し、複数設けても良い。
【0024】
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の発明において、開放回動限で容器体と重なる蓋体の周端縁直下の容器体の底壁に、該容器体内に収納した収納物の移動を阻止する堰止め片を突設したこと、を加えたものである。
【0025】
請求項5記載の発明にあっては、底壁に設けた堰止め片により、収納物の移動が堰き止められて、蓋体と容器体が重なっている部分に収納物が移動しないため、容器体から収納物を取り出しやすい。
【0026】
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3、4または5記載の発明において、蓋体の蓋板の外周縁に、容器体から外方に僅かに突出する引っ掛け部を設けたこと、を加えたものである。
【0027】
請求項6記載の発明にあっては、容器体から僅かに突出する蓋体の引っ掛け部を手掛かりとして、閉状態の蓋体を容易に開放回動することができる。
【0028】
請求項7記載の発明は、請求項2、3、4、5または6記載の発明において、容器体の底壁下部の筒壁の内周面に螺溝を刻設し、底壁の下面にパッキン片を設けたこと、
第二容器体の外筒体の外周面に、容器体の螺溝と螺合する嵌入組付き部となる螺条を設けたこと、
外筒体の上端よりも若干下がった位置に内鍔状の段部を形成するとともに、該段部を介して、閉状態で容器体に設けたパッキン片を押圧する突周条を設けたこと、
該突周条から凹形状の収納部に連設したこと、
にある。
【0029】
請求項7記載の発明にあっては、容器体の底壁の下部に第二容器体を螺合すると、第二容器体の閉状態で、第二容器体の突周条が全周にわたって均等にパッキン片を押圧するため、容器体に第二容器体が気密に組付く。
【0030】
このため、容器体と第二容器体とは異なる機能を有することとなり、例えば、気密性を要する化粧料等を第二容器体に収納し、通気性を要する化粧料パフを容器体に収納しておくことが可能となる。
【0031】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、容器体の筒壁の内周面下端部に、内方に突出する突起部を設け、第二容器体の外周面の螺条の下部に、容器体の突起部を乗り越えて、容器体と第二容器体との螺合組付きを知らせる音を発する、乗り越え係止部を突設したこと、にある。
【0032】
請求項8記載の発明にあっては、容器体と第二容器体の螺合組付きが終了する直前に、第二容器体の乗り越え係止部が容器体の突起部に乗り上げて音を発し、乗り越え係止部が突起部の乗り越えを終了した時点で、容器体と第二容器体との螺合組付きが終了するため、使用者は、音の発生により、第二容器体が容器体に気密に組付いたことを知ることができる。
【0033】
請求項9記載の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の発明に、容器体の小円筒部の内側に、回動方向の押圧により上端部が揺動可能な音出し突片を突設し、蓋体に、該蓋体の回動により、容器体の音出し突片を押し退けて音を発生させる突片を突設したこと、にある。
【0034】
請求項9記載の発明にあっては、蓋体の回動に伴って蓋体に設けた突片が、容器体の音出し突片を押し退けて音を発生させるため、使用者は、蓋体の開放回動または閉回動状態を聴覚的に認識することができる。音出し突片を押し退ける突片は、一つに限らず複数設けることも可能であり、例えば、回動開始時点及び回動終了時点に音を発生するようにすることも可能である。
【0035】
請求項10記載の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の発明に、蓋体の蓋板の下面に、蓋体の開放回動限で、容器体の筒壁の上端に突き当たる、係止突片を設けたこと、にある。
【0036】
蓋体は、開放回動限で、蓋体の二つの係止片および容器体の二つの係止部が互いに係止することによって、確実に開放回動が停止されるとともに、蓋体の係止突片が容器体の筒壁に突き当たってより安定に、蓋体の水平な開放回動動作が停止し、安定な開放状態を維持する。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照にしながら説明する。
図1は、収納容器を示す縦断面図である。図1に示すように、収納容器は、容器体1、容器体1を開閉する蓋体14、および容器体1の下部に組付いた第二容器体21から成っている。
【0038】
図2は、容器体1を示す縦断面図であり、図3は、容器体1の平面図である。図2及び図3に示すように、容器体1は、円筒状の筒壁2の略中央部に底壁3を設け、筒壁2と底壁3とで内容物を収納する収納部を構成している。
【0039】
底壁3下部の筒壁2の内周面には、第二容器体21を組付ける組付け部となる螺溝18が刻設されている。筒壁2の下端部には、内方に突出する突起部28を設けている。また、底壁3の下面には、パッキン片19を設けている。
【0040】
該底壁3の上面には、筒壁2に接するように、内周面に蓋体14の回動限を設定する三つの係止部4(4a,4b,4c)を設けた小円筒部5を起立設している。係止部4は、蓋体14の閉回動限を設定する係止部4cと、開放回動限を設定する係止部4bと、係止部4c又は係止部4bに対して、180°未満の蓋体14の開放角度と同一角度となるように係止部4aとを突設している。係止部4bと係止部4cの間には、周方向に揺動可能な音出し突片29を起立設している。係止部4は、2つの当接面を備えた横断面台形状に形成している。
【0041】
小円筒部5の内側には、内周面下部に、内方に突出する係止突条6を周設した、軸筒部7を起立設している。また、蓋板14の開放回動限の周端縁位置となる底壁3の上面に、堰止め片16を突設している。
【0042】
図4は、蓋体14の側面図であり、図5は、蓋体14の底面図であり、図6は、蓋体14の平面図である。図4乃至図6に示すように、蓋体14は、筒壁3と略同径の蓋板8を有し、該蓋板8の下面に、容器体1の軸筒部7に嵌入する円筒ピン10を垂下設している。該円筒ピン10の外周面下部には、軸筒部7の係止突条6に係合する係合周条9を周設している。
【0043】
円筒ピン10の外側には、軸筒部7に嵌合する回動筒13を垂下設している。回動筒10の内周面には、軸筒部7と外周面縦方向に亘って摺接し、軸筒部7と回動筒13との回転トルクを調整するトルク調節突部11を設けている。
【0044】
回動筒13の外周面には、蓋体14の閉回動限及び開放回動限で、容器体1の係止部4と当接する一対の係止片12(12a、12b)と、蓋体14回動時に、音出し突片29を押し退けた時に音を発生させる、突片30を突設している。係止片12は、容器体1の係止部4の当接面に面当接する、板状に形成している。
【0045】
蓋板8下面の外周縁部には、蓋体14の開放回動限で、開放回動方向から容器体1の筒壁3の上端に突き当たる係止突片31を突設している。
【0046】
また、蓋体14は、図6に示すように、蓋板8の外周縁に、容器体1の筒壁2から僅かに突出する引っ掛け部17を設けている。
【0047】
図7は、容器体1に蓋体14が組付き、開放回動限となっている状態を示す平面図である。蓋体14の円筒ピン10は、微小に縮径し、一方、軸筒部7が微小に拡径して、軸筒部7の係止突条6に円筒ピン10の係合突条11が、回動自在に係止した状態で、軸筒部7に嵌入する。
【0048】
軸筒部7と円筒ピン10との嵌合に伴い、回動筒13の内周面に設けたトルク調節部11が軸筒部7の外周面縦方向に摺接した状態で、回動筒13が軸筒部7に外嵌する。トルク調節部11によって、軸筒部7と回動筒13の適度な抵抗感を有する回転トルクが設定される。
【0049】
蓋体14は、円筒ピン10と軸筒部7および該軸筒部7と回動軸13との相対回動により、適度な抵抗感で、容器体1に対して、蓋板8が水平にスライド回動する。この際に、容器体1から僅かに突出している引っ掛け部17を手掛かりとして、容器体1の筒壁2と略同一径の蓋板8を水平に回動させることができる。
【0050】
円筒ピン10と軸筒部7、および軸筒部7と回動筒13との二重構造であるため、強度が向上し、収納容器の耐久性、安全性が向上する。
【0051】
図8(A)は、閉回動限の容器体1と蓋体14の状態を示し、図8(B)は、開放回動限の容器体1と蓋体14の状態を示している。図8(A)に示すように、閉回動限の蓋体14にあっては、係止片12bが閉回動限を設定する係止部4cに閉回動方向から突き当り、蓋体14の開放角度と同一角度の位置に起立設している係止部4aに、係止片12aが閉回動方向から突き当たって、蓋体14の回動を安定に停止する。なお、図中矢印aは、閉回動方向を示している。
【0052】
蓋体14を開放回動すると、係止片12aが移動して、開放回動限を設定する係止部4bに開放回動方向から突き当り、係止片12bは、開放回動方向から係止部4bに突き当たって、蓋体14の回動が安定に停止する。なお図中矢印bは、開放回動方向を示している。
【0053】
蓋体14の回動限において、開放角度で一対の係止部4と一対の係止片12が突き当たって、蓋体14の回動を安定に停止するため、使用者は、蓋体14の閉回動限及び開放回動限を感覚的に認識することができ、安定した良好な使用感を得ることができる。なお、係止部4と係止片12は、面当接するため、蓋体14の回動を確実に停止する。
【0054】
蓋体14に無理な力が加わった場合であっても、てこの作用により、円筒ピン10と軸筒部7及び該軸筒部7と回動筒13との結合部分を支点として、一方の係止部4と係止片12との当接部分に加わる力を、略径方向に対向した他方の係止部4と係止片12とで受け止めるため、てこ作用による作用力が一方の係止部4と係止片12のみに加わらず、収納容器の耐久性、安全性を向上する。
【0055】
開放回動限で容器体1と重なる蓋体14の周端縁直下の容器体1の底壁3には、堰止め片16を突設し、収納物の移動を阻止しているため、開放回動限で容器体1と蓋体14が重なる部分に、収納物が入り込むことなく、容器体1から収納物を取り出しやすい。
【0056】
また、蓋体14の回動を開始すると、蓋体14に設けた突片30が、音出し突片29を周方向に押し退けて、音出し突片29に音を発生させる。蓋体14の回動を開始した時点で、一方の突片30aが音出し突片29を押し退けて、回動の開始を知らせる音を発生させ、回動限が近くなると、他方の突片30bが音出し突片29を押し退けて、回動を終了が近いことを知らせる音を発させる。
【0057】
このため、使用者は、聴覚的に、蓋体14の回動開始および終了が近いことを認識することができ、収納容器の使用の満足感を得ることができる。
【0058】
図9は、収納容器を示す側面図である。容器体1の筒壁2の上端縁には、二つの凹部15を設けている。この凹部15は、閉状態の蓋体14と筒壁2との間に隙間を形成し、この隙間が空気の通気孔として機能する。
【0059】
容器体1には、通気性を要する内容物、例えば、化粧料パフ等を収納した場合、通気性により、化粧料パフのカビの発生を防止することができる。
【0060】
図10は、容器体1に組付く第二容器体21の半縦断面図である。図10に示すように、第二容器体21は、外筒体22の外周面上部に、容器体1の螺溝18に組付く螺条23を設けている。螺条23の下部は、容器体1の突起部27を乗り越える、外方に突出した乗り越え係止部28を設けている。
【0061】
第二容器体21は、外筒体22の上端縁より若干下がった位置に内鍔状の段部24を形成するとともに、該段部24を介して、上方に突出する突周条25を設けて、この突周条25から凹形状の収納部26を連設している。
【0062】
容器体1の螺溝18に、第二容器体21の螺条23を螺合組付けすると、突周条25が、容器体1のパッキン片19を全周にわたって均等に押圧し、容器体1に第二容器体21が気密に組付く。
【0063】
このため、化粧料等の気密性を要求する収納物を、第二容器体21に収納することができ、同時に使用する、異なる二種類の収納物を同一の収納容器に、別々に収納することができ、便利である。
【0064】
図11は、容器体1の底面図、図12は、第二容器体21の平面図である。図11に示すように、容器体1の筒壁2の内周面下端部には、筒壁2の円周上、同角度で内方に突出する三つの突起部27が設けられている。これに対して、第二容器体21の螺条23の外周面下部には、三つの突起部27と同一角度で、該突起部27に乗り越えて音を発する、三つの乗り越え係止部28を設けている。
【0065】
図13に示すように、容器体1に第二容器体21を螺合組付けすると、螺合組付きが終了する直前に、乗り越え係止部28が、突起部27を乗り越え、乗り越係止部28が乗り越えたクリック感と共に、パチンという音を発生した後、容器体1と第二容器体21との螺合組付きが終了する。
【0066】
このため、使用者は、第二容器体21が気密に組付いたことを、音の発生で聴覚的に認識し、および乗り越え係止部28が突起部27を乗り越えたことを感覚的に認識することができ、容器体1に第二容器体21が確実に組付いたことを知ることができる。
【0067】
なお、本例においては、容器体1の下部に嵌入組付きする第二容器体21を設けたが、収納物が一つである場合は、第二容器体21を設けず、容器体1に蓋体14のみを設けてもよい。また、本例においては、筒壁2を円筒状とし、該円筒状の筒壁2に併せて、第二容器体21の外筒体22を円筒状とし、蓋体14の蓋板8を円盤状としたが、本例に限らず、筒壁2を矩形状とし、これに併せて、外筒体22および蓋板8の形状を形成してもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、蓋体の円筒ピンの係止周条と容器体の軸筒部の係合周条とが互いに係止した状態で円筒ピンが軸筒部に嵌入するとともに、トルク調節突部が容器体の軸筒部と摺接して、適度な回転トルクが調整された状態で、該軸筒部に蓋体の回動筒が外嵌し、円筒ピンと軸筒部及び該軸筒部と回動筒との相対回動により、容器体に対して適度な抵抗感で蓋体を水平に回動することができるため、収納容器の使用に際し、使用者は、良好な使用感を得ることができる。
【0069】
また、円筒ピンと軸筒部及び該軸筒部と回動筒の二重構造で、容器本体に対して蓋体が回動するため、強度が向上し、収納容器の耐久性及び安全性を向上することができる。
【0070】
蓋体は、適度な回転トルクで開閉回動するため、蓋体に触れた程度では蓋体が開方向に回動せず、安全に容器体内に収納物を収納しておくことができる。
【0071】
蓋体は、容器本体の係止部に蓋体の係止片が突き当たって、所定位置で回動が規制されるため、使用者が蓋体の回動限を確実に認識することができ、安定した使用感を得ることができる。
【0072】
請求項2記載の発明にあっては、容器体及び第二容器体に別々の収納物を収納しておくことができ、便利である。
【0073】
請求項3記載の発明にあっては、閉回動限及び開放回動限において、180°未満の開放角度で、容器本体の一対の係止部と蓋体の一対の係止部が突き当たって、蓋体の回動が安定に停止するため、使用者の安心感を得ることができる。
【0074】
また、蓋体の回動限で、蓋体に無理な力が加わった場合であっても、てこ作用により、円筒ピンと軸筒部及び軸筒部と回動筒との結合部分を支点とした、係止部と係止片との当接部分に加わる力を、他方の係止部と係止片とで受け止めるため、てこ作用による作用力が一方の係止部と係止片のみに加わらず、収納容器の耐久性、安全性が向上する。
【0075】
請求項4記載の発明にあっては、閉回動限の蓋体との間に隙間を形成する凹部を容器体に設けたため、この隙間が空気の流通孔として機能し、通気性を要求する収納物の収納に適する。
【0076】
請求項5記載の発明にあっては、開放回動限で容器体と重なる蓋体の周端縁直下の容器体の底壁に、堰き止め片を突設したことにより、容器体と蓋体とが重なる部位に収納物が入り込むのを防止することができ、収納物が取り出し易い。
【0077】
請求項6記載の発明にあっては、蓋体に、容器体から外方に僅かに突出する引っ掛け部を設けたため、蓋体の開放回動を行いやすく、収納容器を使いやすい。
【0078】
請求項7記載の発明にあっては、容器体と第二容器体が螺合組付きするとともに、第二容器体の外筒体の内部に設けた突周条が、容器体の底壁の下面に設けたパッキン片を全周に亘って均等に押圧するため、容器体と第二容器体とを気密に組付けることができる。
【0079】
請求項8記載の発明にあっては、第二容器体の乗り越え係止部が容器体の突起部に乗り上げ、乗り越えたクリック感と共に、乗り越えた音を発するため、使用者は、聴覚的および感覚的に容器体と第二容器体との気密な螺合組付きを、聴覚的及び感覚的に知ることができ、確実に第二容器体が容器体に組付いた安心感と満足感を得ることにより、良好な使用感を得ることができる。
【0080】
請求項9記載の発明にあっては、蓋体の回動に伴って、突片が、容器体の音出し突片を押し退けて音を発生させるため、使用者は、蓋体の開放回動または閉回動状態を聴覚的に認識することができ、収納容器の使用の満足感を得ることができる。
【0081】
請求項10記載の発明にあっては、蓋体の開放回動限において、蓋体の係止突片が容器体の筒壁に突き当たるため、蓋体の回動をより安定に停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、収納容器の縦断面図。
【図2】図1に示す、容器体の縦断面図。
【図3】容器体の平面図。
【図4】図1に示す、蓋体の側面図。
【図5】蓋体の底面図。
【図6】蓋体の平面図。
【図7】容器体に蓋体が組付いた状態を示す平面図。
【図8】(A)閉回動限にある、蓋体の円筒ピンと回動筒、および容器体の軸筒部と小円筒部の状態を示す説明図、(B)開放回動限にある、蓋体の円筒ピンと回動筒、および容器体の軸筒部と小円筒部の状態を示す説明図。
【図9】図1に示す、収納容器の側面図。
【図10】図1に示す、第二容器体の半縦断面図。
【図11】図1に示す、容器体の底面図。
【図12】第二容器体の平面図。
【図13】容器体の突起部と、第二容器体の乗り越え係止部の係合状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 ; 容器体
2 ; 筒壁
3 ; 底壁
4 ; 係止部
5 ; 小円筒部
6 ; 係止突条
7 ; 軸筒部
8 ; 蓋板
9 ; 係止突条
10 ; 円筒ピン
11 ; トルク調節突部
12 ; 係止片
13 ; 回動筒
14 ; 蓋体
15 ; 凹部
16 ; 堰止め片
17 ; 引っ掛かり片
18 ; 螺溝
19 ; パッキン片
21 ; 第二容器体
22 ; 外筒体
23 ; 螺条
24 ; 段部
25 ; 突周条
26 ; 収納部
27 ; 突起部
28 ; 乗り越え係止部
29 ; 音出し突片
30 ; 突片
31 ; 係止突片
Claims (10)
- 筒壁(2)を有し、該筒壁(2)に底壁(3)を設け、該底壁(3)の上面に、回動限を設定する少なくとも一つの係止部(4)を内周面に突設した小円筒部(5)、および該小円筒部(5)の中央部に、該小円筒部(5)よりも小径であり、内周面下部に内方に突出する係止突条(6)を周設した軸筒部(7)を起立設した容器体(1)と、
前記筒壁(2)を閉塞する蓋板(8)を有し、該蓋板(8)の下面に、前記軸筒部(7)に嵌入し、外周面下部に前記係止突周条(6)と係合する係合突条(9)を周設した円筒ピン(10)、および該円筒ピン(10)の外側に、内周面に前記軸筒部(7)の外周面の縦方向に亘って摺接し、回転トルクを調節するトルク調節突部(11)を突設し、外周面に前記係止部(4)に係止する少なくとも一つの係止片(12)を突設した前記軸筒部(7)に外嵌する回動筒(13)を垂下設し、前記円筒ピン(10)と前記軸筒部(7)、および該軸筒部(7)と回動筒(13)との相対回動により、容器体(1)に対して蓋板(8)を水平に回動する蓋体(14)と、
から成る収納容器。 - 容器体(1)の底壁(3)を、筒壁(2)の縦方向略中間部に設け、該底壁(3)の下部の内周面に、組付き部(18)を設け、
前記容器体(1)と略同形状の外筒体(22)と、該外筒体(22)の内部に収納部(26)と、前記外筒体(22)の外周面上部に、前記組付き部(18)に嵌入組付きする嵌入組付き部(23)とを有する第二容器体(21)を設けた請求項1記載の収納容器。 - 蓋体(14)の回動筒(13)に、180°未満の開放角度を設定する一対の係止片(12)を突設し、容器体(1)の小円筒部(5)に、一つの係止片(12)に回動方向から突き当たり、閉回動限を設定する突起部(4c)と、開回動限を設定する突起部(4b)と、該開閉回動限において、他方の係止片(12)に回動方向から突き当たる突起部(4a)とを突設した請求項1または2記載の収納容器。
- 容器体(1)の筒壁(2)の上端縁に、閉姿勢の蓋体(14)との間に隙間を形成する少なくとも一つの凹部(15)を設けた請求項1、2または3記載の収納容器。
- 開放回動限で容器体(1)と重なる蓋体(14)の周端縁直下の容器体(1)の底壁(3)に、該容器体(1)内に収納した収納物の移動を阻止する堰止め片(16)を突設した請求項1、2、3または4記載の収納容器。
- 蓋体(14)の蓋板(8)の外周縁に、容器体(1)から外方に、僅かに突出する引っ掛け部(17)を設けた請求項1、2、3、4または5記載の収納容器。
- 容器体(1)の底壁(3)下部の筒壁(2)の内周面に螺溝(18)を刻設し、前記底壁(3)の下面にパッキン片(19)を設け、第二容器体(21)の外筒体(22)の外周面に、前記螺溝(18)と螺合する螺条(23)を設け、前記外筒体(22)の上端よりも若干下がった位置に内鍔状の段部(24)を形成するとともに、該段部(24)を介して、閉状態で前記パッキン片(19)を押圧する突周条(25)を設け、該突周条(25)から凹形状の収納部(26)を連設した請求項2、3、4、5または6記載の収納容器。
- 容器体(1)の筒壁(2)の内周面下端部に、内方に突出する突起部(27)を設け、第二容器体(21)の外周面の螺条(23)の下部に、前記突起部(27)を乗り越えて、容器体(1)と第二容器体(21)の螺合組付きを知らせる音を発する、乗り越え係止部(28)を突設した請求項7記載の収納容器。
- 容器体(1)の小円筒部(5)の内側に、上端部が周方向に揺動可能な音出し突片(29)を突設し、蓋体(14)に、該蓋体(14)の回動により、前記音出し突片(29)を押し退けて音を発生させる突片(30)を突設した請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の収納容器。
- 蓋体(14)の下面に、蓋体(14)の開放回動限で、容器体(1)の筒壁(2)の上端に突き当たる、係止突片(31)を突設した請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の収納容器。
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