JP2008519666A - 色合いを示す化粧品ケース - Google Patents
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Abstract
購入時に、容器基部(124)において製品の色合いを視認できるようにカバー(128)と基部(124)が包装される化粧品包装体を提供する。
Description
本発明は、ケースに包装された有色化粧品の色合いの確認を容易にする、特に支柱固定式/回転式のヒンジを有する化粧品ケースに関する。
数世紀にわたり、消費者は、「完璧な」外見を達成することを望んで、ケースに入れられた粉末化粧品を購入してきた。一般に、特定の色合いの粉末が、化粧品ケース内にて、消費者の所望の肌の色に適合しているか判明する。
しかしながら、コンパクト内の内容物を見ることができない場合には、製品の色合いと適合させることが幾分困難となり得る。不透明な包装がしばしば望まれるために、包装されている特定の製品の色合いを棚上で明瞭に見ることが不可能になるという矛盾が生じる。しばしば、べた色のコンパクトが特に粉末化粧品の場合に使用されるが、これは、べた色はより高品質とみなされ、又、内部に鏡を配置することは不可欠の利便性とみなされているからである。これまでに、包装体又は標示カードに色見本を標示することによって「色合いを示す」という試みは存在した。これは、消費者が自身の所望の色を選択する上では役立つものであったが、消費者が色見本のみに基づいて特定の製品を購入した時に間違いが生じる可能性があった。時折、その見本の色は、消費者が包装内の内容物に予想したものと一致しないこともあった。透明な蓋を用いることもできるが、これは、鏡が存在するために、不透明なコンパクトほどには、審美的に好ましくない。「色合いを示す」ための別の代替案は、開位置でコンパクトを提示することであるが、これは空間を無駄にしたり、消費者に包装体を開けさせたりすることになる。そのような選択肢は望ましくなく、又販売を妨げることがある。
本発明は、高品質な外観を維持しながらも、包装体から製品を取り出す必要なく実際の製品を視認することによって、消費者が所望の製品の色合いを迅速に選択するのを援助する、独自設計の化粧品ケースを提供する。
本発明はさらに、消費者が所望の製品の色合いを視認し選択することができる特定の構造でケースのカバーと基部を包装することを可能にする、独自設計のヒンジを有する化粧ケースを提供する。
本発明は又、消費者が選択することができる一連の化粧品の色合いから、ある化粧品の色合いを独力で選択する際の援助の手段として、本発明の化粧品ケース及び本発明の組み立て体を利用する、ビジネスの実施方法を提供する。
本発明によれば、基部において製品の色合いを視認することができるように、カバーと容器基部が包装される化粧品ケースが提供される。購入時以降に、消費者は、カバーを基部の上で裏返し、受け部にロック用突出部をスナップ式で結合するか、又は容器基部の上方でカバーをある角度を成す位置から対等の位置へと回転させることによって、カバーと基部とを結合する。カバーは次いで、ロック用出っ張り部によって基部にロックされ、そのロック用出っ張り部は、ヒンジ受け部におけるより直径の小さい空孔を収縮して通り抜け、ヒンジ受け部の内壁上にある内部のロック用棚状部に達する。消費者は次いで、コンパクトを従来通りに操作し、前側の押しボタンを介してヒンジの周りでコンパクトを開閉する。このときにはコンパクトは操作性のためにヒンジ周りに固定されているため、もはやカバーと基部とを組み合わせたり、カバーを回転させて基部と整列させたりする必要はない。
本発明の一実施形態は、スナップ組み立て式化粧品ケースを提供し、そのスナップ組み立て式化粧品ケースにおいて、カバーは、容器基部から取り外されて、ブリスター包装のような包装の中で容器基部の内容物を消費者が視認できるように包装される。カバーは、例えば、容器基部を内に置くような構造で容器基部の下側に包装することができる。そのような構造によって、容器基部の上のカバーの障害なく容器基部の内容物を視認することが可能となるため、この構造は消費者にとって有利である。基部又はカバーの一方は、先端下部に平坦面を用いることによって形成された出っ張り部を有する突出部を含んでいる。消費者は、容器基部又はカバーそれぞれのうちの一方のヒンジ受け部に突出部をスナップ式で結合してケースを組み立てるように指示される。突出部は、容器基部とカバーを係合させるロック用棚状部によってロックし、カバーと基部は分離することができなくなる。その結果、化粧品ケースは、しかるべき開閉の操作が可能となる。
本発明の他の実施形態は回転組み立て式化粧品ケースを提供し、その回転組み立て式化粧品ケースにおいて、カバーと基部は、容器基部がカバーの内面に位置するように、上記のスナップ組み立て式ケースと同様に包装される。しかしながら、このカバーと容器基部は、包装の間に回転式ヒンジによって既に係合されている。購入時以降に、消費者は、容器基部の下からカバーを回転させて、カバーと容器基部が同じ軸線に沿って位置するようにする。ロック用の突起部がヒンジ受け部の切り欠き部と係合して、カバーと基部の回転を阻止する。その結果化粧品ケースは、ヒンジの周りに関節構造を呈して、開閉するようになる。
本発明の他の実施形態は旋回組み立て式化粧品ケースを提供し、その旋回組み立て式化粧品ケースにおいて、カバーと基部は包装の間に回転式ヒンジによって既に係合しており、回転されて引き離されるが、カバーと容器基部は、製品の色合いを示すために互いに対してある角度を成している。先と区別される実施形態は、カバーと容器基部の内部領域が互いに面する第1の位置を含む。購入時以降に、消費者は、カバーと容器基部を、いずれかの部分を回転させることによって結合して、カバーと容器基部の内側表面が、少なくとも互いの上でほぼぴったりな位置となるようにする。組み立ての後、並びにカバー及び/又は基部を完全に回転させた後、ロック用突起部がヒンジ受け部の切り欠き部と係合し、ヒンジ結合した構成でコンパクトをロックする。その結果、コンパクトは、しかるべくヒンジの周りを回転するよう機能する。このときコンパクトはヒンジの周りを回転するようにロックされているため、もはやカバーと基部を回転させる必要はなくなる。
本発明は、製品が棚に配列されているか又は展示されており、且つ販売の妨げにならないように包装されている状態で、消費者がその製品の色合いを視認することができる化粧品ケースを提供する。本明細書で使用する時、「包装」とは、本発明の化粧品ケースが棚に配列される、展示される、保管される、又は出荷されるという統一された意味である。外側包装材には、ブリスター、カートン、熱成形クラムシェル、収縮スリーブ、プラスチックスリーブ及びバッグ、射出成型容器などのような、様々な材料を含めてもよい。
本明細書で使用する時、カバーと基部とが1つの包装単位として共に包装される際の、容器基部に対するカバーの位置を「第1の位置」と表している。本明細書で使用する時、「第2の位置」は、ヒンジの周りを回転するカバーによって化粧品ケースを開閉することができるように、カバー(ロックした)が基部と係合する位置を表している。第1の位置において、カバーは、カバーと基部の双方の組み合わせ投影面積が、カバー単独の全面積と基部単独の全面積との合計以下となるように配置される。換言すれば、包装単位内では、結合した基部とカバーとによって規定される全面積は、基部とカバーの単独の全面積を合計したもの以下である。そのようになるのは、図1、10及び13に示すように、包装単位におけるカバーと基部が、平面図において少なくとも部分的に重なり合うからである。カバーの面積と基部の面積は、当業者には明らかとなるように、それぞれの周辺の長さによって画定される。上述のように互いに加算された場合、これらの面積を本明細書では「累計面積」と呼ぶ。例えば、カバーの面積が「A」であり、容器底部の面積が「B」である場合、累計面積はA+Bである。本明細書で使用する時、「投影面積」は、カバーが第1の位置にある時の、包装単位におけるカバーの面積と基部の面積の結合面積を指す。累計面積とは異なり、投影面積は、基部に対するカバーの位置に応じて変化し得る。所与の大きさの化粧品ケースに対し、累計面積は一定であり、カバー及び基部の配置に関わらず変化しない。包装単位において、本発明の化粧品ケースは、累計面積の約95%以下の組み合わせ投影面積を含む。具体的には、組み合わせ投影面積は、化粧品ケースの累計面積の約85%以下、より具体的には約75%以下、より具体的には約65%以下、さらにより具体的には約50%以下である。本発明の化粧品ケースの第2の位置は、図5に全体的に示すように閉位置に、又は図8に全体的に示すように開位置にあるのがわかる。閉じた時の第2の位置において、基部若しくはカバーのいずれかが、それぞれ基部若しくはカバーに対して平行に又は少なくともほぼ平行に回転される。
本明細書において説明する仕組みにより、本発明の化粧品ケースは、様々な手段によって係合することができ、それによって組み立てることができる。具体的には、本発明は、ヒンジのような係合手段を提供する。本発明の化粧品ケースは、ファンデーション、パウダー、頬紅、アイシャドウ、リップ製品などのような様々な製品を保持するために、様々な寸法を含むことができる。
本発明は、図1においては、一般に化粧品ケース100を提供するものであり、この化粧品ケース100において、カバーと容器基部は、基部において製品の色合いを視認することができるように包装される。本発明は、そのような化粧品ケースの3つのバリエーションを提供するが、様々な化粧品ケースの中でも多数の要素が共通していることが、当業者には理解される。具体的には、様々な化粧品ケースを本明細書において、図1〜8のスナップ組み立て式の101、図9〜12の旋回組み立て式の102、図9、11〜15の回転組み立て式の103として表している。
全体として図1は、化粧品ケース100を、より具体的にはスナップ組み立て式化粧品ケース101を表しており、このスナップ組み立て式化粧品ケース101は、棚に配列されているか又は展示されているが販売の妨げとならないように包装されている状態で、製品の色合いを顧客が視認することを可能にする。化粧品ケース100は、容器基部124と対応するカバー128とを含む。容器基部124と対応するカバー128は、寸法に応じて変化することができ、約20ミリメートル〜約200ミリメートルの寸法を取ることができる外周を有する。
図2を全体的に参照すると、容器基部124は底部132と周壁136とを有する。底部132は約1ミリメートル〜約5ミリメートルの厚さを有することができる。容器基部の周囲壁136は、好ましくは、前面領域においては約1ミリメートル〜約5ミリメートルの厚さ、側部の中心では約5ミリメートル〜約15ミリメートルの高さを有する。容器基部124は、化粧製品を収容するための内部区画を含む。内部区画の領域は全ての製品をその区画内に含むことができ、又、その内部区画は、2つ以上の内部区画を含むように分割されてもよい。例えば、2つの内部区画(それぞれ上側及び下側又は左側及び右側)が存在してもよい。上側の内部区画140は、フェイスパウダー、コンパクトフェイスパウダー、ファンデーションパウダー、アイシャドウ、頬紅などのような化粧製品を収容するためのものである。化粧製品は、化粧品を保持するためのパン138(図1)内に位置することができ、このパン138(図1)は化粧品ケースの上側の内部区画140内にある。上側の内部区画140は、容器基部の全面積の、約30%以上から、具体的には約60%以上且つ80%以下、具体的には約60%以下の面積を有することができる。下側の内部区画144は、塗布具(例えば、スポンジ、パフ、ブラシなど)を収容するための領域を含むことができる。下側の内部区画144は、容器基部の全面積の約20%以上から、具体的には約40%以上且つ約70%以下、具体的には約40%以下の面積を有することができる。下側の内部区画144は中実であってもよいが、塗布装置が適切に保管されるように、通気孔146を有する容器基部124の底部を通じて通気することもできる。掛け止め装置184が、容器基部124の前側端部壁180に配置されている。掛け止め装置184は、開口及びロック/固定機能を化粧品ケース100にもたらすいくつかの構成要素を含んでもよい。そのような機能をもたらす掛け止め装置184の一構成要素に、押しボタン188がある。閉じると、押しボタン188は、使用中でない時にコンパクトを閉じた状態に保つために、カバー128のカバー鉤192(図4)と係合する。
再び図1を全体的に参照すると、容器基部の周壁136は、壁136の後方に基部切り欠き部148を有している。基部切り欠き部148は、本発明のヒンジ受け部150を保持するように寸法決めされている。基部周壁136、基部切欠き部148及びヒンジ受け部150はピン孔160を含んでおり、そのピン孔160に、ピン162が、ヒンジ受け部150を容器基部124に係合させる手段として挿入される(ピン孔160及びピン162は図9に概略的に示されている)。ヒンジ受け部150のピン孔160は、ヒンジ受け部150の側部に挿入されている。ヒンジ受け部150が特にスナップ組み立て式化粧品ケース101に設けられる場合、ヒンジ受け部151は、ヒンジ受け部151の少なくとも1つの壁内にロック用棚状部156を備える正方形の上部開口部153を有することができる。具体的には、ロック用棚状部156は、ヒンジ受け部151の前側及び/又は後ろ側の壁内に配置することができる。詳細に図9を参照すると、ヒンジ受け部150が、本発明の旋回組み立て式化粧品ケース102又は回転組み立て式化粧品ケース103に設けられる場合、ヒンジ受け部152の上部開口部154は円形であってもよく、ヒンジ受け部の少なくとも1つの壁内のロック用棚状部156と、ヒンジ受け部152の一領域内のロック用切り欠き部158とを備えてもよい(図11及び12にも示す)。ロック用棚状部156により、化粧品ケースのカバー128を組み立て後に容器基部128にロックすることが可能となり、一方で、ロック用切り欠き部158によって、カバー128が組み立て後に回転することが防止される。
図3及び4を全体的に参照すると、カバー128は上蓋198とカバーの周壁202とを有している。上蓋198は約1ミリメートル〜約5ミリメートルの厚さを有している。カバーの周囲壁202は約1ミリメートル〜5ミリメートルの厚さと高さを有している。図4を参照すると、カバー128は、鏡207(図8)又は反射装置及び/若しくは採光窓(light)を収容するための容積を設ける上側の内部領域204を有することができ、この上側の内部領域204を本明細書において「鏡用くぼみ(mirro well)」204と呼ぶ。カバー128は又、容器基部124内に保持された内容物の上方で密着する圧縮可能なシール206(図8)を収容するための容積を設ける下側の内部領域を有することができ、この下側の内部領域を本明細書において「シール用くぼみ(seal well)」208と呼ぶ。
図6及び7を全体的に参照すると、カバー128は、成形された又はヒンジ式の突出部170をカバーの上蓋198の下に含んでおり、その突出部170は、スナップ組み立て式のヒンジ受け部151の上部開口部153又は旋回組み立て式/回転組み立て式のヒンジ受け部152(図9)の上部開口部154内に、ロック用棚状部156と係合するように形作られ、且つ寸法決めされたロック用出っ張り部173を含んでいる。突出部170は、カバーの上蓋198の約10ミリメートル以下且つ約3ミリメートル以上、下方に配置されており、又、突出部170は、ヒンジ受け部150と相互作用して、その結果、カバー128が容器基部124に取り付けられると突出部170がロックして、カバー128と容器基部124が取り外されるのを防止するように設計されている。スナップ組み立て式化粧品ケース101の場合、突出部171及びヒンジ受け部151は、正しい組み立てを確実にするため、カバー128が逆方向に組み立てられることのないように設計されている。ヒンジ受け部150は、化粧品ケース100が開閉するための手段となる。カバー128は、ヒンジ受け部150の周りを回転するようになる。本明細書で使用する時、「ヒンジ受け部の周りを回転する」とは、カバー128がヒンジ150の周りを回転して開け閉めすることができるように、突出部がヒンジ受け部150内でロックされ且つ保持されているという事実を指す。化粧品ケース100の第2の位置に達した後、化粧品ケース100は、従来の化粧品ケースと同様に開閉することによって動作するようになる。好ましくは、本発明の化粧品ケース100は、y軸に沿って開閉する。化粧品ケース100は又、x軸及びy軸に沿って開閉してもよい。
図8を参照する。化粧品ケース100は、押しボタン188を内側に押すことによって開くことができる。押しボタン188の押圧表面を内側に押すと、ボタン188がカバー128の鉤192から解放され、コンパクトカバー128の鉤留めを解放することが可能となる。化粧品ケース100を閉じる時、カバー128と容器基部124は、カバー128の鉤192が押しボタン188と係合するまでヒンジ150の周りを回転するようにして、接合させる。化粧品ケース100がその閉位置(図5)にある状態では、化粧品ケース100は、上述のように押しボタン188を内側に押すことによって直ちに開く。化粧品ケース100がその閉位置(図5)にある状態では、圧縮可能なシール206によって、容器基部124内の製品は揮発性の構成成分を含有することが可能となる。突出部170(図4)の長さ及びヒンジ受け部150の長さを調節して、シール206に対する圧縮量を決定することができる。
化粧品ケース100は、合成樹脂などの弾性材料で作られてもよい。本発明に有用な合成樹脂の例には、アクリロニトリルスチレン樹脂(SAN)又はアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)がある。ヒンジ受け部150は、化粧品ケースよりも強固な材料で成形することができる。これまでは、コンパクト、特に円形のコンパクトは、比較的脆弱なヒンジ装置を有していた。
ピンヒンジとあいまった湾曲形状を有していたコンパクトは通常、ヒンジ内に破断点を生じさせる応力集中の影響を受けやすいものであった。ヒンジ受け部150は化粧品ケースとは別個の部分であるため、異なる材料で形成することができ、これによって、使用される材料をケースと受け部とで異なるものとすることが可能となることから、全体的な機能性に有利となる。異なる材料を有することによって、ヒンジ受け部150はより強固な材料で作ることが可能となり、それによって、ヒンジ装置全体が強化され、化粧品ケース100の応力効果が軽減される。ヒンジ受け部150の材料は強固であり、且つ破砕したり変形したりすることはない。化粧品ケース100の強度を向上させるために使用する材料は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリカーボネート、及びナイロンから成る群から選択される。これらの材料は滑らかで耐久性のある表面をもたらし、この表面は化粧品ケースに高級な質感を与える。強度をもたらすことに加えて、ヒンジ受け部150の材料が破壊することなく十分な可撓性を実現することも又望ましい。本発明において有用な可撓性材料は、動作範囲内で動作しなければならず、応力降伏点を超えてはならない。ヒンジ受け部150に可撓性をもたらすのに有用な材料は、ポリプロピレン、ポリエチレン、熱可塑性エラストマー(TPE)及びこれらの混合物から成る群から選択された材料で作ることができる。ヒンジ受け部150を使用することにより、化粧品ケース100の物理的特性を大いに変化させることができる。これまでは、押しボタンが係合した時にカバーが急激に開くようにヒンジ内に圧力を生じさせるコンパクトが、低コストな材料で作られてきた。しかしながら、これらの材料はクリープを生じ、又、復元特性が低いことから形状を損なう。本明細書で使用する「クリープ」とは、プラスチックがその元の形状を失う作用を指す。本明細書で使用する時、「復元」とは、プラスチックがその元の製造時の形状の戻る能力に関する。したがって、本発明の化粧品ケース100には、高度な復元特性を有し且つクリープを生じたり形状を失ったりすることのない材料を用いることが望ましい。そのような高度な復元性の材料の例には、TPE、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ポリブチル、ポリエチレン及びこれらの混合物があるが、これらに限定はされない。
ヒンジ受け部150は又、カバー128をヒンジ受け部150内で自在に動かすことができ、且つパン138の上方で均一に動かすことができ、コンパクトのまわりを均等に封止することができる、自動浮動動作を含むことができる。又、その浮動動作によって、カバー128は、ヒンジ150の範囲内で上昇することができ、それによって、カバー128を閉じた時のシール206の周りの圧力が低下する。又、カバー128が達成する浮動量を決めるために、シール206に及ぼされる圧力は、突出部170の長さを調節することによって変化させることができる。突出部170は、ロック用棚状部156を通り越した所で取り付けるのに必要な距離よりもわずかに長くなるように設計されている。ヒンジ受け部150及び突出部170のこの設計により、カバー128と容器基部124との間の圧縮量及び/又は間隙が制御され、それによって、均一な圧力と良好な封止を確実にする、カバー128とベース124との均一な接触の提供を助ける。
本発明の特定の実施形態について示し説明したが、本発明の教示内容から逸脱することなく、化粧品ケース100に対して修正を行うことができる。本明細書において本発明及びその構成の説明に使用した表現は、限定の表現としてではなく説明の意味で使用されたものであり、その全ての均等物が添付の特許請求の範囲の趣旨に含まれることが意図されている。前述した販売上の利点を得るために行うあらゆる構成は、この説明の趣旨に含まれている。
スナップ組み立て式化粧品ケース
図1を参照すると、本発明のスナップ組み立て式化粧品ケース101は、容器基部124から外された第1の位置に配置されたカバーを備えている。容器基部124内の内容物は、完全に露出していなくても、少なくとも部分的に露出している。例えば、化粧品ケース101を包装する時、その化粧品ケース101は抱き抱えの配置で包装することができる。その抱き抱えの配置において、容器基部101はカバー128の上蓋の上に置かれ、その結果、容器基部124の上側の内部ほ領域140内のパン138内に保持された製品の内容物を確認することができる。具体的には、その抱き抱えの配置では、容器基部124を上向きにして包装しカバー128の上に積み重ねて、容器基部124の底部の表面がカバー128の内面と接触するようにすることができる。
図1を参照すると、本発明のスナップ組み立て式化粧品ケース101は、容器基部124から外された第1の位置に配置されたカバーを備えている。容器基部124内の内容物は、完全に露出していなくても、少なくとも部分的に露出している。例えば、化粧品ケース101を包装する時、その化粧品ケース101は抱き抱えの配置で包装することができる。その抱き抱えの配置において、容器基部101はカバー128の上蓋の上に置かれ、その結果、容器基部124の上側の内部ほ領域140内のパン138内に保持された製品の内容物を確認することができる。具体的には、その抱き抱えの配置では、容器基部124を上向きにして包装しカバー128の上に積み重ねて、容器基部124の底部の表面がカバー128の内面と接触するようにすることができる。
図6及び7を参照すると、消費者がこの製品を購入する時、カバー128を容器基部124の上で裏返し、突出部171をヒンジ受け部151にスナップ式で結合することによって、カバー128は容器基部124と係合される。カバー128と容器基部124は、この時にロックされた突出部171によって係合される。ヒンジ受け部151内のロック用棚状部156及び突出部171のロック用出っ張り部173により、消費者は、カバー128が逆向きにスナップ式で結合されないように、ケースを正しく組み立てることができる。ロック用棚状部156及びロック用出っ張り部173は又、カバーが容器基部124から取り外されるのを防止する。化粧品ケース101は依然として、先に概説したように作動し、図8のように開く。
旋回組み立て式化粧品ケース
図9を参照すると、本発明の旋回組み立て式ケース102は、カバー128と容器基部124を備えており、カバーと容器基部は、カバー128と容器基部124がヒンジ152によって係合するように包装される。ヒンジ受け部152内のロック用棚状部156及び突出部172のロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する(図11及び12も参照)。図10を参照すると、カバー128は、包装されている製品の色合いを示すために、容器基部124に対してある角度で回転されている。再び図9を参照すると、カバー128又は容器基部124は、係合した突出部172によってヒンジ受け部152内で回転することができ、容器ベース124の内容物が露出するようにある角度を成している。本明細書で使用する時、「ヒンジ受け部内で回転する」ことは、「ヒンジ受け部の周りで回転する」ことと区別される。ヒンジ受け部152内で回転するとは、突出部172がヒンジ受け部152の上部開口部154に挿入されているがまだロックはされておらず、したがって、カバー128がヒンジ受け部152内で360°回転できるという意味である。回転は、ロック用突起部157とヒンジ受け部152のロック用切り欠き部158とが係合することによって、最終的には防止される。回転が防止されると、カバー128は、ヒンジ受け部152の周りでのみ回転して、先に概説したように従来通りに化粧品ケース102を開閉する。包装されている間、カバー128は、容器基部124の軸線から約180°以下、具体的には約120°以下、より具体的には90°以下、さらにより具体的には約75°以下、さらにより具体的には約60°以下、且つ約40°以上、より具体的には約20°以上、さらにより具体的には10°以上、ヒンジ受け部152内で回転することができる。組み立ての間、消費者はある角度を成す位置からカバー128を旋回させて容器基部124の上にぴったりに配置し、ここでカバー128は同じ軸線に沿って整列して第2の位置を形成する。ロック用突起部157とロック用切り欠き部158は、カバー128が依然として旋回するのを防ぐために、カバー128を所定位置にロックする。ロック用棚状部156とロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する。
図9を参照すると、本発明の旋回組み立て式ケース102は、カバー128と容器基部124を備えており、カバーと容器基部は、カバー128と容器基部124がヒンジ152によって係合するように包装される。ヒンジ受け部152内のロック用棚状部156及び突出部172のロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する(図11及び12も参照)。図10を参照すると、カバー128は、包装されている製品の色合いを示すために、容器基部124に対してある角度で回転されている。再び図9を参照すると、カバー128又は容器基部124は、係合した突出部172によってヒンジ受け部152内で回転することができ、容器ベース124の内容物が露出するようにある角度を成している。本明細書で使用する時、「ヒンジ受け部内で回転する」ことは、「ヒンジ受け部の周りで回転する」ことと区別される。ヒンジ受け部152内で回転するとは、突出部172がヒンジ受け部152の上部開口部154に挿入されているがまだロックはされておらず、したがって、カバー128がヒンジ受け部152内で360°回転できるという意味である。回転は、ロック用突起部157とヒンジ受け部152のロック用切り欠き部158とが係合することによって、最終的には防止される。回転が防止されると、カバー128は、ヒンジ受け部152の周りでのみ回転して、先に概説したように従来通りに化粧品ケース102を開閉する。包装されている間、カバー128は、容器基部124の軸線から約180°以下、具体的には約120°以下、より具体的には90°以下、さらにより具体的には約75°以下、さらにより具体的には約60°以下、且つ約40°以上、より具体的には約20°以上、さらにより具体的には10°以上、ヒンジ受け部152内で回転することができる。組み立ての間、消費者はある角度を成す位置からカバー128を旋回させて容器基部124の上にぴったりに配置し、ここでカバー128は同じ軸線に沿って整列して第2の位置を形成する。ロック用突起部157とロック用切り欠き部158は、カバー128が依然として旋回するのを防ぐために、カバー128を所定位置にロックする。ロック用棚状部156とロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する。
回転組み立て式化粧品ケース
図13を参照すると、回転組み立て式ケース103も又、包装の間に係合されるカバー128と容器基部124とを備えている。しかしながら、容器基部124は、抱えられることができ、そこで容器基部124はカバー128内に位置する。ロック用棚状部156とロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する(図11及び12)。回転組み立て式ケースを組み立てるために、消費者は、図14に示すように、容器基部124の下方からカバー128を回転させる。カバー128は360°回転することができるが、回転は、ロック用突起部157とロック用切り欠き部158とが係合することを利用して食い止められる(図11及び12)。具体的には、カバー128はヒンジ受け部152内で180°回転することができる。図15を参照すると、容器基部103は、先に概説したように、従来通りに動作して開閉するように配置されている。
図13を参照すると、回転組み立て式ケース103も又、包装の間に係合されるカバー128と容器基部124とを備えている。しかしながら、容器基部124は、抱えられることができ、そこで容器基部124はカバー128内に位置する。ロック用棚状部156とロック用出っ張り部173は、カバー128が容器基部124から取り外されるのを防止する(図11及び12)。回転組み立て式ケースを組み立てるために、消費者は、図14に示すように、容器基部124の下方からカバー128を回転させる。カバー128は360°回転することができるが、回転は、ロック用突起部157とロック用切り欠き部158とが係合することを利用して食い止められる(図11及び12)。具体的には、カバー128はヒンジ受け部152内で180°回転することができる。図15を参照すると、容器基部103は、先に概説したように、従来通りに動作して開閉するように配置されている。
本発明の化粧品ケースの好ましい手法において、化粧品ケースの要素は前述の寸法を有する。しかしながら、それらの寸法は密接に関連しており、1つの要素の寸法が大幅に変更された場合、対応する寸法の変更を他の要素においても行わなければならないことがあることは理解されよう。
「発明を実施するための最良の形態」において引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを認めるものと解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本明細書は、本発明を特定して指摘し明白に請求する特許請求にて結論とするが、以下の好ましい実施形態の説明を添付図面と関連して読むことにより、本発明をさらによく理解できると考えられる。
Claims (9)
- 化粧製品を中に有する容器基部と、前記容器基部から取り外された又は前記容器基部と係合されたカバーとを備えた化粧品包装体であって、前記カバーは化粧製品が少なくとも部分的に露出される第1の位置に配置され、前記容器基部と前記第1の位置にある前記カバーとの結合投影面積は、前記容器基部と前記カバーとの累計面積よりも小さいことを特徴とする化粧品包装体。
- 前記容器基部は前記カバー内に置かれ、前記容器基部と前記カバーとの前記結合投影面積は、前記容器基部と前記カバーとの前記累計面積の約50パーセント未満であることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装体。
- 前記基部と前記カバーのうちの一方は、開口部と、前記基部又は前記カバーそれぞれに概ね平行な回転軸とを有するヒンジ式受け部を備え、前記基部と前記カバーのうちの他方は、前記ヒンジ受け部との係合のために前記ヒンジ受け部の開口部に嵌るように形作られた突出部を備え、その結果、そのようにして前記ヒンジ式受け部と前記突出部とを介して前記基部と係合した前記カバーが、前記ヒンジ受け部の周りを回転して開閉することができることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装体。
- 前記カバーは、前記突出部上のロック用出っ張り部が前記ヒンジ受け部内のロック用棚状部と係合することによって、前記容器基部と係合することを特徴とする請求項3に記載の化粧品包装体。
- 前記化粧品包装体は外側包装材内にあることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装体。
- ブリスター包装材、カートン、熱成形クラムシェル、収縮スリーブ、プラスチックスリーブ及びバッグ、並びに射出成型容器からなる群から選択されることを特徴とする請求項5に記載の外側包装材。
- 前記カバーは、前記第1の位置から前記第2の位置へと前記ヒンジ受け部内で回転され、回転は、前記ヒンジ受け部のロック用切り欠き部と係合する前記突出部のロック用突起部によって最終的には制止されることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装体。
- 前記カバーは圧縮可能なシールを備えることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装品。
- 前記容器基部は前記カバー内に置かれ、前記容器基部と前記カバーとの前記結合投影面積は、前記容器基部と前記カバーとの累計面積の50%であることを特徴とする請求項1に記載の化粧品包装体。
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KR20090129750A (ko) | 색조화장품 케이스 |
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