JPH119335A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH119335A
JPH119335A JP16255497A JP16255497A JPH119335A JP H119335 A JPH119335 A JP H119335A JP 16255497 A JP16255497 A JP 16255497A JP 16255497 A JP16255497 A JP 16255497A JP H119335 A JPH119335 A JP H119335A
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雅彦 名越
Akihito Torii
晶仁 鳥居
Ichiro Kizawa
一郎 鬼沢
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的な合成樹脂材で形成されたコンパクト
やレフィル容器内に揮発性化粧料を長期に亘って収納し
た状態にあっても、該揮発性化粧料中の揮発性成分が該
容器等を透過して発散するのを防止する。 【解決手段】 容器本体12に、第2蝶番32を介して
中蓋18の回動基端部18aを回動可能に設ける。容器
本体12に形成した揮発性化粧料Mを収納する第1,第
2凹部20,22の開口周縁部を囲繞して溝部38を形
成し、この溝部38に連続した環状のパッキング40を
嵌着する。中蓋18の閉止状態でこれの内側面18dを
パッキング40に圧接させる。合成樹脂製のガスバリヤ
ー層42をフィルム状に形成し、このガスバリヤー層4
2を中蓋18の内側面18dの略全域に固着する。第
1,第2凹部20,22の内側に、揮発性化粧料Mを装
填する金皿44を密接嵌合し、この金皿44をガスバリ
ヤー層として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯容易に化粧料
を収納する化粧料容器に関し、とりわけ、収納した揮発
性化粧料の品質を長期に亘って維持することができる化
粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧料の携帯用にコンパクトと
称される化粧料容器が用いられるが、このコンパクトは
容器本体内に化粧料を収納すると共に、容器本体の後端
部に開閉自在に蝶着される蓋体で容器本体上側を全体的
に覆うようになっている。そして、容器本体と蓋体との
前端部間に設けられるフック機構によって蓋体の閉止状
態が保持されるのが一般的な構造となっている。
【0003】また、上記コンパクトには、上記容器本体
内にレフィル容器と称される一回り小さな容器を着脱可
能に収納し、該レフィル容器に化粧料を収納するように
なったものがある。上記レフィル容器は上記コンパクト
と同様に、容器本体と、これに蝶着されて容器本体を密
閉する蓋体とを備え、該容器本体内に化粧料が装填され
るようになっている。そして、それぞれ色とか材料の異
なる化粧料を収納した上記レフィル容器を複数用意し、
その日の化粧に合った化粧料が収納されたレフィル容器
を交換してコンパクトにセットすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の化粧料容器にあっては、コンパクトの容器本体お
よび蓋体がポリプロピレン,塩化ビニル等の一般的な合
成樹脂材で形成されている。また、レフィル容器の容器
本体および蓋体にあっても同様に一般的な合成樹脂材で
形成されている。
【0005】ところが、一般的な合成樹脂材で形成され
た容器本体および蓋体からなるコンパクトまたはレフィ
ル容器に化粧料、特に揮発性化粧料を収納した場合に
は、化粧料中の水分,油分等の揮発性成分が容器本体お
よび蓋体を徐々に透過し、比較的短期間のうちに化粧料
が劣化して品質が低下してしまうという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、一般的な合成樹脂材で形成されたコンパクトやレフ
ィル容器内に揮発性化粧料を長期に亘って収納した状態
にあっても、該化粧料中の揮発性成分が該容器等を透過
して発散するのを防止できる化粧料容器を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示す化粧料容器は、揮発性化粧
料を収納する凹部が形成された合成樹脂製の容器本体
と、この容器本体に開閉可能に取り付けられ上記凹部を
密閉する合成樹脂製の蓋体とを備えた化粧料容器におい
て、上記容器本体および上記蓋体に上記凹部を取り囲ん
でガスバリヤー層を設けることにより構成する。
【0008】また、本発明の請求項2に示す化粧料容器
は、上記蓋体と上記容器本体との間に設けられ上記凹部
を開閉自在に密閉する合成樹脂製の中蓋を備え、該中蓋
の内側面または外側面にガスバリヤー層を設けることに
より構成する。
【0009】更に、本発明の請求項3に示す化粧料容器
は、上記ガスバリヤー層を、少なくとも上記容器本体お
よび上記蓋体もしくは上記中蓋の内側面または外側面の
いずれかに固着したフィルムで形成することにより構成
する。
【0010】更にまた、本発明の請求項4に示す化粧料
容器は、上記ガスバリヤー層を、少なくとも上記容器本
体および上記蓋体もしくは上記中蓋の内側面または外側
面のいずれかに二重成形された合成樹脂材で形成するこ
とにより構成する。
【0011】また、本発明の請求項5に示す化粧料容器
は、上記ガスバリヤー層を、上記凹部に嵌合されて上記
揮発性化粧料を収納する金皿で形成することにより構成
する。
【0012】更に、本発明の請求項6に示す化粧料容器
は、上記凹部の開口周縁部を囲繞して配置した環状のシ
ール部材を備え、該シール部材が上記蓋体もしくは上記
中蓋の閉止状態でその内側面の上記ガスバリヤー層に圧
接される構成とする。
【0013】かかる構成になる本発明の化粧料容器の作
用を以下述べると、請求項1では容器本体および蓋体
に、該容器本体の揮発性化粧料を収納する凹部を取り囲
んでガスバリヤー層を設けたので、蓋体を閉止して上記
凹部を密閉した状態では、該ガスバリヤー層によって揮
発性化粧料を封じ込め、該揮発性化粧料の水分,油分等
の揮発性成分が発散されてしまうのを防止し、もって揮
発性化粧料の品質を長期間に亘って保つことができる。
【0014】また、請求項2では中蓋を閉止して凹部を
密閉した状態で、更に蓋体が上記中蓋を覆って閉止され
るようになっており、そして、中蓋の内側面または外側
面にもガスバリヤー層が設けられているため、凹部内の
揮発性化粧料の揮発性成分が上記中蓋を通して透過する
のを防止することができる。
【0015】更に、請求項3では上記ガスバリヤー層を
フィルムで形成して、少なくとも上記容器本体および上
記蓋体もしくは上記中蓋の内側面または外側面のいずれ
かに固着したので、蓋体もしくは中蓋を閉止した状態で
は上記フィルム化したガスバリヤー層によって、容器本
体の凹部に収納した揮発性化粧料の揮発性成分が、容器
本体および蓋体もしくは中蓋を透過するのを遮断するこ
とができる。
【0016】このとき、上記ガスバリヤー層をフィルム
で形成して固着するようにしたので、接着剤を用いるこ
とにより、また、容器本体および蓋体もしくは中蓋を射
出成形する際に、上記フィルムを予めセットしてインサ
ート成形することにより、簡単に固着して製造すること
ができる。
【0017】更にまた、請求項4では上記ガスバリヤー
層を、少なくとも上記容器本体および上記蓋体もしくは
上記中蓋の内側面または外側面のいずれかに二重成形さ
れた合成樹脂材で形成したので、蓋体もしくは中蓋を閉
止した状態では二重成形したガスバリヤー層によって、
容器本体の凹部に収納した揮発性化粧料の揮発性成分
が、容器本体および蓋体もしくは中蓋を透過するのを遮
断することができる。
【0018】このとき、上記ガスバリヤー層は二重成形
により設けられるため、容器本体および蓋体もしくは中
蓋と一体化されてその製造性を著しく向上することがで
きる。
【0019】また、請求項5では上記ガスバリヤー層
を、上記凹部に嵌合されて上記揮発性化粧料を収納する
金皿で形成したので、凹部に収納した揮発性化粧料の揮
発性成分が透過されるのを、この金皿によっても確実に
防止することができる。
【0020】更に、請求項6では蓋体もしくは中蓋の内
側面に設けたガスバリヤー層が、それらの閉止状態で上
記凹部の開口周縁部を囲繞して配置した環状のシール部
材に圧接されるので、該凹部の開口周縁部はシール部材
とガスバリヤー層によって高精度に密閉されることにな
る。このため、上記凹部内の揮発性化粧料の揮発性成分
が凹部の開口周縁部から発散することを確実に防止する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明の化
粧料容器の第1実施形態を示し、図1は化粧料容器から
中蓋を取外した状態の斜視図、図2は中蓋を取付けて蓋
体を開放した状態の拡大断面図である。
【0022】即ち、本実施形態の化粧料容器10は、図
1,図2に示すように容器本体12と、この容器本体1
2の後端部に第1蝶番14を介して回動可能に蝶着され
る外蓋16とを備え、更には容器本体12と外蓋16と
の間に中蓋18が設けられるようになっている。容器本
体12は上面12aが平坦面として形成され、その前半
部には揮発性化粧料Mを収納するための2つの第1,第
2凹部20,22が左右に形成されると共に、容器本体
12の後半部には前記第1,第2凹部20,22に対し
て仕切壁24で隔成された凹設部26が設けられ、該凹
設部26には筆等の図外の化粧具が収納される。
【0023】前記外蓋16には開閉側端部16aの中央
部に第1爪部28aが突設される一方、容器本体12の
前端部中央に形成された凹所12bに位置して、前記第
1爪部28aに係合可能な第1凸部28bが突設され、
これら第1爪部28aと第1凸部28bとによって第1
フック機構28が構成される。また、前記外蓋16の裏
面16bには、バニティミラー30が該裏面16bと面
一となるように取付けられる。
【0024】容器本体12と外蓋16との間に配置され
る前記中蓋18は、その回動基端部18aに設けられる
第2蝶番32,32を介して仕切壁24位置に回動可能
に取付けられる。第2蝶番32,32は、上記仕切壁2
4の両端部に形成した切欠部24a,24b内に取付け
られる蝶番ピン32a,32bと、上記中蓋18の回動
基端部18aの両端部に、上記蝶番ピン32a,32b
に対応してU字状に突設される二股状凸部32c,32
dとによって構成される。
【0025】前記二股状凸部32c,32dは、前記蝶
番ピン32a,32bの径と等しい間隔をもって対峙さ
れる一対の挟持片32e,32eを備え、これら挟持片
32e,32eの先端部内側には鉤部32f,32fが
突設される。そして、前記二股状凸部32c,32d
は、挟持片32e,32e間に蝶番ピン32a,32b
が着脱可能に嵌合される。該二股状凸部32c,32d
は該蝶番ピン32a,32bを中心として回動可能とな
り、かつ、挟持片32e,32eの内側に沿って蝶番ピ
ン32a,32bと二股状凸部32c,32dとは相対
移動が可能となっている。また、前記鉤部32f,32
fによって蝶番ピン32a,32bから二股状凸部32
c,32dが脱落するのが防止される。
【0026】前記中蓋18の開閉側端部18bには第2
爪部34aが突設されると共に、容器本体12の前記凹
所12bの後方に位置して形成した穴部12cに、前記
第2爪部34aに係合可能な第2凸部34bが形成さ
れ、これら第2爪部34aと第2凸部34bとによって
第2フック機構34が構成される。
【0027】前記中蓋18の外側面18cの中央部に
は、一対の凸部36,36が適宜間隔をもって上方に突
設される。該凸部36,36は中蓋18および外蓋16
を閉止した状態で、該外蓋16の裏面16b(本実施形
態ではバニティミラー30の表面)が圧接されるように
なっている。従って、外蓋16の閉止力が、一対の凸部
36を介して中蓋18に伝達され、該中蓋18を後述の
パッキング40に強く圧接させることができる。
【0028】前記第1,第2凹部20,22の周縁部に
は、これら凹部20,22を全体的に囲繞して溝部38
が形成され、該溝部38にシール部材としての連続した
環状のパッキング40が嵌着される。前記溝部38は下
段部38aが幅狭となり、上段部38bが幅広となる段
差状に形成される。そして、前記パッキング40は前記
下段部38aに圧入される固定部40aと、前記上段部
38bに若干の隙間δをもって遊嵌される圧縮変形部4
0bとで形成される。上記圧縮変形部40bの上端部
は、容器本体12の上面12aから若干突出して配置さ
れ、この突出した先端部が上記中蓋18の内側面18d
に圧接されるようになっている。
【0029】ここで、本実施形態にあっては上記中蓋1
8の内側面18dの略全域に亘って合成樹脂材で形成さ
れるガスバリヤー層42を設けてある。このガスバリヤ
ー層42としては、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)をフィルム状に形成し、これにシリカ系物質
を蒸着したものが好ましい。
【0030】ところで、上記フィルム化したガスバリヤ
ー層42を中蓋18の内側面18dに設けるにあたっ
て、該ガスバリヤー層42を中蓋18の成形型にセット
した後、中蓋18の素材となる合成樹脂材を成形型内に
射出するようにしたインサート成形によって一体化させ
ることができる。また、このインサート成形以外にも接
着剤を用いてガスバリヤー層42を中蓋18に接着する
こともできる。また、揮発性化粧料Mを収納した第1,
第2凹部20,22の内側には、ガスバリヤー層となる
アルミなどの金属製の金皿44が密接嵌合され、該金皿
44内に揮発性化粧料Mが装填されるようになってい
る。
【0031】以上の構成により本実施形態の化粧料容器
10にあっては、外蓋16は第1蝶番14を中心に開閉
されると共に、中蓋18は第2蝶番32を中心に開閉さ
れるようになっており、中蓋18で第1,第2凹部2
0,22を閉止した後、外蓋16が容器本体12を全体
的に覆って閉止される。
【0032】中蓋18は開閉側端部18bを押下げるこ
とにより、第2フック機構34の第2爪部34aが第2
凸部34bに係合して、該中蓋18の閉止状態が保持さ
れる。このとき、前記第2フック機構34が係合される
前段階で、中蓋18の押下げにより、中蓋18の内側面
18dがパッキング40の後方部分の上端に当接され
る。すると、その当接部分を支点として回動基端部18
aに作用する上方への持上げ力によって、二股状凸部3
2c,32dが蝶番ピン32a,32bに対して上方に
移動して持上がるため、前記第2フック機構34が係合
された状態では、中蓋18はパッキング40の全周に亘
って均等に接触される。
【0033】そして、上記外蓋16を閉止する際には、
開閉側端部16aを押下げることにより、第1フック機
構28の第1爪部28aが第1凸部28bに係合して、
外蓋16の閉止状態が保持される。このように外蓋16
の閉止状態では、裏面16bに設けたバニティミラー3
0の鏡面で、中蓋18の外側面18cの凸部36,36
を押圧する。従って、外蓋16の閉止力が前記凸部3
6,36を介して中蓋18に伝達されることになり、中
蓋18は二股状凸部32c,32dの下方移動を伴って
全体的に押下げられる。これによって中蓋18の内側面
18dでパッキング40の上端部を強く押付けることに
なる。
【0034】このとき、上記中蓋18の内側面18dに
はガスバリヤー層42が設けられているので、上記パッ
キング40には該ガスバリヤー層42が直接接触され
て、第1,第2凹部20,22の開口部を気密に密閉す
る。そしてこれらガスバリヤー層42と第1,第2凹部
20,22に対する密閉作用とにより、第1,第2凹部
20,22内の揮発性化粧料Mから発散する水分,油分
等の揮発性成分が中蓋18から透過されるのを防止、若
しくは著しく低減することができる。このため、揮発性
化粧料Mの品質低下を防止することができる。
【0035】また、上記第1,第2凹部20,22の内
側は、これに密接嵌合した金皿44をガスバリヤー層と
して揮発性化粧料Mを収納するようにしたので、この構
成からも揮発性化粧料Mの揮発性成分が透過されるのを
著しい遮断性能をもって防止することができる。このた
め、上記中蓋18のガスバリヤー層42および金皿44
によって第1,第2凹部20,22内を確実に密閉し、
揮発性化粧料Mの品質を長期に亘って保持することがで
きる。このとき、上述したPETのフィルムで形成され
た上記ガスバリヤー層42は、着色樹脂または透明樹脂
を用いて装飾することができる。
【0036】ところで、上記実施形態ではガスバリヤー
層42を中蓋18の内側面18dに設けた場合を開示し
たが、これに限ることなく図3に示すように該ガスバリ
ヤー層42を中蓋18の外側面18cに設けることもで
きる。この場合にあってもガスバリヤー層42はインサ
ート成形若しくは接着剤を介して中蓋18に固着するこ
とができる。
【0037】従って、この実施形態にあっても第1,第
2凹部20,22内の揮発性化粧料Mから発散される揮
発性成分は中蓋18の外側面18cのガスバリヤー層4
2で遮断することができる。また、上記第1,第2凹部
20,22の内側部分は金皿44によるガスバリヤー層
によって、揮発性化粧料Mの揮発性成分の透過を確実に
防止することができる。
【0038】ところで、図2に示したようように中蓋1
8の内側面18dにガスバリヤー層42を設けた場合
は、該ガスバリヤー層42が直接パッキング40に接触
されるため、図3のように中蓋18の外側面18cにガ
スバリヤー層42を設けた場合に比較して、中蓋18と
パッキング40との間からの揮発性成分の発散に対する
遮断性能をより向上することができる。
【0039】図4は本発明の第2実施形態を示し、同図
は本実施形態の化粧料容器の断面図である。即ち、この
実施形態の化粧料容器10aでは、揮発性化粧料Mを収
納するための凹部50aを形成した容器本体50は、蓋
体としての外蓋52および容器本体50と外蓋52との
間に挟み込んで配置される中蓋54を介して開閉され
る。これら外蓋52および中蓋54は共通の蝶番56を
介して開閉可能に容器本体50の後端部に取付けられ
る。容器本体50と外蓋52の前端部間には爪部58a
および凸部58bからなるフック機構58が設けられ、
該フック機構58の係合により外蓋52の閉止状態が維
持される。
【0040】上記外蓋52と上記中蓋54との間には所
定の間隔が設けられ、この空間部にはパフ60が収納さ
れる。上記外蓋52の内側面52aには上記実施形態と
同様にバニティミラー62が取付けられる。上記凹部5
0aの周縁部には、連続した環状のシール部材としての
パッキング64が設けられ、該パッキング64の上端部
は容器本体50の上面50bから突出される。そして、
上記中蓋54の閉止状態で該中蓋54は上記パッキング
64の上端部に圧接されるようになっている。
【0041】ここで、上記中蓋54の内側面54aに合
成樹脂製のガスバリヤー層66を設け、該中蓋54の閉
止状態で該ガスバリヤー層66が上記パッキング64に
直接圧接される。上記ガスバリヤー層66は上記実施形
態と同様であって、これをインサート成形または接着剤
を介して固着することができる。また、上記凹部50a
の内側にはガスバリヤー層としての金皿68が密接して
嵌合され、該金皿68内に上記揮発性化粧料Mが充填さ
れる。
【0042】従って、この実施形態にあっても容器本体
50に形成された凹部50aは、これの開口部が中蓋5
4およびパッキング64を介して気密に密閉される。こ
のとき、中蓋54の内側面54aに設けたガスバリヤー
層66および金皿68によって、揮発性化粧料Mの揮発
性成分が外方へ透過するのを防止することができる。こ
の実施形態にあっては上記中蓋54の内側面54aにガ
スバリヤー層66を設けた場合を開示したが、このガス
バリヤー層66を中蓋54の外側面54bに設けても良
い。
【0043】図5,図6は本発明の第3実施形態を示
し、図5は外蓋を開放してレフィル容器を取出した状態
の斜視図、図6は図5中A−A線からの拡大断面図であ
る。この実施形態の化粧料容器10bはレフィル容器7
0を備えたタイプで、該レフィル容器70内に揮発性化
粧料Mが収納されるようになっている。即ち、上記化粧
料容器10bは主容器本体72と、該主容器本体72の
後端部に主蝶番74を介して開閉自在に蝶着される外蓋
76とを備え、主容器本体72内には仕切り壁78を境
に前後方向に2つの第1,第2凹部80,82が形成さ
れる。そして、第1凹部80内に上記レフィル容器70
が着脱可能に嵌合される一方、第2凹部82内に図外の
化粧用具が収納される。
【0044】また、上記主容器本体72の前端中央部に
形成された凸部84aと、上記外蓋76の開閉側先端7
6aの中央部に形成された爪部84bとによって主フッ
ク機構84が構成され、該主フック機構84が係合され
ることにより、外蓋76の閉止状態が維持される。上記
外蓋76の内側面76bにはバニティミラー86が取り
付けられる。
【0045】上記レフィル容器70は、図6に示すよう
に揮発性化粧料Mを収納するための凹部88aが形成さ
れた容器本体88と、該容器本体88の後端部に副蝶番
90を介して開閉自在に蝶着される蓋体92とを備え
る。容器本体88と蓋体92の前端部間には凸部94a
と爪部94bとでフック機構94が構成され、該フック
機構94の係合によって蓋体92の閉止状態が維持され
る。また、上記凹部88aの周縁部には連続する環状の
パッキング96が設けられ、該パッキング96の上端部
に閉止状態にある上記蓋体92の内側面92aが圧接さ
れる。
【0046】ここで、図6に示すように上記容器本体8
8の外側面88bおよび上記蓋体92の外側面92bに
それぞれガスバリヤー層98を設けてある。該ガスバリ
ヤー層98は上記各実施形態と同様であって、容器本体
88および蓋体92を成形する際にインサート成形する
か、または容器本体88および蓋体92の成形後に接着
剤を介して固着される。
【0047】従って、この実施形態にあってはレフィル
容器70を主容器本体72の第1凹部80に収容した状
態で外蓋76を閉止する。レフィル容器70が第1凹部
80に収容される際、容器本体88から突出される副蝶
番90は、仕切り壁78の中央部に形成された切欠き部
78aに嵌合される。そして、上記容器本体88の凹部
88aに収納された揮発性化粧料Mは、蓋体92とパッ
キング96によって気密に密閉され、かつ、ガスバリヤ
ー層98によって揮発性化粧料Mの揮発性成分が容器本
体88および蓋体92を透過するのを防止することがで
きる。
【0048】ところで、この実施形態では上記ガスバリ
ヤー層98を容器本体88および蓋体92の外側面88
b,92bに設けた場合を開示したが、これに限ること
なく図7に示すように、該ガスバリヤー層98を容器本
体88の内側面88aおよび蓋体92の内側面92aに
設けた場合にあっても、同様の機能を確保することがで
きる。
【0049】更に、上記レフィル容器70は図8に示す
ように凹部88aの内側にガスバリヤー層としての金皿
100を密接して嵌合し、該金皿100内に揮発性化粧
料Mを収納することができる。この場合も、凹部88a
の内側から容器本体88を透過して揮発性化粧料Mの揮
発性成分が発散するのを確実に防止することができる。
また、金皿100を設けたこの実施形態では蓋体92の
内側面92aにガスバリヤー層98を設け、該ガスバリ
ヤー層98を上記パッキング96に直接圧接される場合
を示したが、これに限ることなく図6に示したように蓋
体92の外側面92bにガスバリヤー層98を設けても
良い。
【0050】更にまた、図9に示すレフィル容器70は
合成樹脂材で形成したガスバリヤー層102を二重成形
により設けたもので、該ガスバリヤー層102を上記容
器本体88の凹部88aの内側面と、上記蓋体92の内
側面92aとに設けてある。この場合にあっても、上記
ガスバリヤー層102は上述のPETを用いて射出成形
により形成される。
【0051】従って、この実施形態にあってもガスバリ
ヤー層102によって、揮発性化粧料Mを収納した凹部
88aの内側および開口部を遮断することができるた
め、該揮発性化粧料Mの揮発性成分が容器本体88およ
び蓋体92を透過するのが遮断される。このとき、上記
ガスバリヤー層102は二重成形により設けられるた
め、容器本体88および蓋体92と一体化されてその製
造性を著しく向上することができる。
【0052】また、上記ガスバリヤー層102は凹部8
8aの内側面および蓋体92の内側面92aに設けた場
合を開示したが、これに限ることなく該ガスバリヤー層
102を容器本体88の外側面88bおよび蓋体92の
外側面92bに設けることもできる。
【0053】ところで、上記図6から図9に示したレフ
ィル容器70は、図5に示した主容器本体72の第1凹
部80に収容される場合を開示したが、これらレフィル
容器70を単体の化粧料容器として考慮することもでき
る。また、上記レフィル容器70にガスバリヤー層98
または102を設けると同時に、該レフィル容器70を
収容する上記主容器本体72および外蓋76の内側面ま
たは外側面にも、上記ガスバリヤー層98または102
を設けることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す化粧料容器にあっては、蓋体を閉止して容器本体に
形成した揮発性化粧料を収納する凹部を密閉した状態で
は、容器本体および蓋体に該凹部を取り囲んで設けたガ
スバリヤー層によって揮発性化粧料を封じ込めることが
できる。従って、揮発性化粧料が上記ガスバリヤー層で
封じ込められることにより、該揮発性化粧料中の水分,
油分等の揮発性成分が発散されてしまうのを防止でき、
もって揮発性化粧料の品質を長期間に亘って保つことが
できる。
【0055】また、本発明の請求項2に示す化粧料容器
にあっては、蓋体と容器本体との間に設けた中蓋を閉止
して凹部を密閉した状態では、該中蓋の内側面または外
側面に設けたガスバリヤー層によっても、凹部内の揮発
性化粧料の揮発性成分が上記中蓋を通して透過するのを
防止することができる。また、上記中蓋を覆って更に蓋
体が閉止されるため、上記揮発性化粧料の揮発性成分を
さらに確実に封止することができる。
【0056】更に、本発明の請求項3に示す化粧料容器
にあっては、上記ガスバリヤー層をフィルムで形成し
て、少なくとも上記容器本体および上記蓋体もしくは上
記中蓋の内側面または外側面のいずれかに固着したの
で、蓋体もしくは中蓋を閉止した状態では上記フィルム
化したガスバリヤー層によって、容器本体の凹部に収納
した揮発性化粧料の揮発性成分が、容器本体および蓋体
もしくは中蓋を透過するのを遮断することができる。こ
のとき、上記ガスバリヤー層はフィルムで形成して固着
するようにしたので、接着剤を用いることにより、ある
いは容器本体および蓋体もしくは中蓋を射出成形する際
に上記フィルムを予めセットして行うインサート成形等
によって、簡単に製造することができ、特に後者のイン
サート成形ではその結合強度をより高めることができ
る。
【0057】更にまた、本発明の請求項4に示す化粧料
容器にあっては、上記ガスバリヤー層を、少なくとも上
記容器本体および上記蓋体もしくは上記中蓋の内側面ま
たは外側面のいずれかに二重成形された合成樹脂材で形
成したので、蓋体もしくは中蓋を閉止した状態では二重
成形したガスバリヤー層によって、容器本体の凹部に収
納した揮発性化粧料の揮発性成分が、容器本体および蓋
体もしくは中蓋を透過するのを遮断することができる。
このとき、上記ガスバリヤー層は二重成形により設けら
れるため、容器本体および蓋体もしくは中蓋と一体化さ
れてその製造性を著しく向上することができる。
【0058】また、本発明の請求項5に示す化粧料容器
にあっては、上記ガスバリヤー層を、上記凹部に嵌合さ
れて揮発性化粧料を収納する金皿で形成したので、凹部
に収納した揮発性化粧料の揮発性成分が透過されるの
を、この金皿によっても確実に防止することができる。
【0059】更に、本発明の請求項6に示す化粧料容器
にあっては、蓋体もしくは中蓋の内側面に設けたガスバ
リヤー層が、それらの閉止状態で上記凹部の開口周縁部
を囲繞して配置した環状のシール部材に圧接するように
したので、該凹部の開口周縁部は揮発性成分の発散防止
という点でシール部材とガスバリヤー層とによって高精
度に密閉されることになる。このため、上記凹部内の揮
発性化粧料の揮発性成分が当該凹部の開口周縁部から発
散することを著しく高い遮蔽性能をもって防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す化粧料容器で、中
蓋を取外した状態の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態の中蓋を取付けて蓋体を
開放した状態の拡大断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の他の実施形態を示す図
2に対応する拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す化粧料容器の断面
図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す化粧料容器で、外
蓋を開放してレフィル容器を取出した状態の斜視図であ
る。
【図6】図5中A−A線からの拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の他の実施形態を示す図
6に対応した拡大断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の他の実施形態を示す図
6に対応した拡大断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態の他の実施形態を示す図
6に対応した拡大断面図である。
【符号の説明】
10 化粧料容器 12,50,88 容器本体 16,52,76 外蓋 18 中蓋 20,22 凹部 40,64,96 パッキング(シール部材) 42,66,98,102 ガスバリヤー層 44,100 金皿(ガスバリヤー層) 70 レフィル容器 72 主容器本体 92 蓋体 M 揮発性化粧料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼沢 一郎 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内 (72)発明者 柚原 幸知 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性化粧料を収納する凹部が形成され
    た合成樹脂製の容器本体と、この容器本体に開閉可能に
    取り付けられ上記凹部を密閉する合成樹脂製の蓋体とを
    備えた化粧料容器において、上記容器本体および上記蓋
    体に上記凹部を取り囲んでガスバリヤー層を設けたこと
    を特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 上記蓋体と上記容器本体との間に設けら
    れ上記凹部を開閉自在に密閉する合成樹脂製の中蓋を備
    え、該中蓋の内側面または外側面にガスバリヤー層を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 【請求項3】 上記ガスバリヤー層は、少なくとも上記
    容器本体および上記蓋体もしくは上記中蓋の内側面また
    は外側面のいずれかに固着したフィルムで形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧料容
    器。
  4. 【請求項4】 上記ガスバリヤー層は、少なくとも上記
    容器本体および上記蓋体もしくは上記中蓋の内側面また
    は外側面のいずれかに二重成形された合成樹脂材で形成
    されていることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項
    に記載の化粧料容器。
  5. 【請求項5】 上記ガスバリヤー層は、上記凹部に嵌合
    されて上記揮発性化粧料を収納する金皿で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の
    化粧料容器。
  6. 【請求項6】 上記凹部の開口周縁部を囲繞して配置し
    た環状のシール部材を備え、該シール部材が上記蓋体も
    しくは上記中蓋の閉止状態でその内側面の上記ガスバリ
    ヤー層に圧接されることを特徴とする請求項1〜5いず
    れかの項に記載の化粧料容器。
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