JPH0219393Y2 - - Google Patents

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JPH0219393Y2
JPH0219393Y2 JP1982091473U JP9147382U JPH0219393Y2 JP H0219393 Y2 JPH0219393 Y2 JP H0219393Y2 JP 1982091473 U JP1982091473 U JP 1982091473U JP 9147382 U JP9147382 U JP 9147382U JP H0219393 Y2 JPH0219393 Y2 JP H0219393Y2
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JP
Japan
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lid
container body
container
inner lid
double
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JP1982091473U
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JPS58194151U (ja
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Priority to JP9147382U priority Critical patent/JPS58194151U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は有底容器本体を閉塞する内蓋と外蓋と
からなる二重蓋容器に関するもので、より具体的
には香料や揮発性成分を含有した内容物を密封す
るに適した二重蓋容器に関するものである。
《従来の技術》 一般的な二重蓋容器では例えば実開昭55−
127054号公報に示されているように、蓋体は外蓋
とこの軸方向に移動可能な内蓋とからなり、外蓋
を容器本体に対して螺合すると内蓋が圧縮されて
容器本体の口部を密封するように構成されてい
る。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、このような二重蓋容器では容器
本体と蓋体とが別体として分離形成されているた
め、蓋体を分離した時にこの蓋体の置き場所がな
かつたり蓋体が不用意に落下したりして使用上不
便をきたしていた。
本考案は上記のような不都合に鑑みてなされた
もので、その目的は蓋体を容器本体に対して回転
することによつて内蓋を容器本体の開口縁部に密
着させて止錠するとともに蓋体を容器本体に対し
て枢着開放可能に結合してなる二重蓋容器を提供
するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するため、本考案によれば有底
容器本体を閉塞する内蓋と外蓋とからなる二重蓋
容器において、該有底容器本体の筒状首部に横方
向のピンを取り付け、該内蓋の一端に該内蓋の閉
止位置に於て垂直方向に延長する割溝付スリツト
を形成し、該スリツトを該ピンに嵌合することに
よつて該内蓋を該有底容器本体に枢着し、該内蓋
には筒状周壁を有する該外蓋を回転可能に包被す
るとともに該内蓋が該外蓋から開閉方向に離脱し
ないように係合し、該外蓋の該筒状周壁を該有底
容器本体の該筒状首部に回転係合可能にするとと
もにこの回転係合時に該外蓋が下降して該内蓋を
該容器本体の開口縁部に押圧するようにしてなる
のである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例に係る二重蓋容器
について添附図面を参照にして説明する。
1は有底容器本体を示し、内部に化粧用クリー
ム等を充填する凹所2が形成されている。この容
器本体1の上端部は筒状首部3となつていて、こ
こに蓋体を回転係止するための突条4が複数個
(本実施例の場合は3個)所定間隔を置いて形成
されている。各突条4の先端4aはテーパー状と
なつて、その後方の案内面4bは下方に向けて
徐々に傾斜し、次いでストツパー段部4cが形成
されている。容器本体1の後方上端縁部には凹状
切欠部5が形成され、この凹状切欠部5内に横ピ
ン6が渡設されている。
蓋体7は内蓋8と外蓋9とからなり、内蓋8は
パツキング効果を奏する環状弾性材10を内面に
付着した比較的偏平な円板から形成されている。
内蓋8の後端部には下方に延長する突片11が一
体的に形成され、この突片11には蓋体の閉止位
置において垂直方向に延長する割溝付スリツト1
2が形成され、このスリツト12が前記横ピン6
に嵌着され、これによつて内蓋8が容器本体1に
対して上下に開閉自在に枢着されている。なお、
好ましくは内蓋8の環状弾性材10で囲まれた中
央部には鏡13を取り付けることである。外蓋9
は内蓋8を内部に格納する筒状周壁14を有し、
この筒状周壁14の内側環状突起15が内蓋8の
内側端面及び凹溝16に摺動自在に嵌合し、これ
によつて外蓋9は内蓋8に対して回転自在に係合
されるとともに内蓋8が外蓋9から開閉方向に離
脱されることはない。また、外蓋9の筒状周壁1
4の内側開口端部には複数個(本実施例の場合は
3個)の小突起17が形成されている。
上記のような構成に係る二重蓋容器の蓋体7を
第1図及び第2図の状態から後方枢着部を中心と
して前方へ倒すと、外蓋9の内周面の小突起17
が容器本体1の突条4−4間の空〓部を通つて蓋
体7が容器本体1に被せられる。この状態から外
蓋9を矢印の方向に回転すると、その小突起17
が容器本体1の突条4の下面に沿つて摺動し、ス
トツパー段部4cに当接して止錠されそれ以上の
回転が規制される。この小突起17が突条4の下
面に沿つて摺動する時この案内面4bは下方に向
けて徐々に傾斜しているため、外蓋9は回転とと
もに下方に移動して内蓋8の環状弾性材10を容
器本体1の開口縁部に押圧して第3図の示すよう
にこれを密閉する。この時、内蓋8の後端枢着部
では突片11内に形成したスリツト12が容器本
体1の横ピン6に嵌合している構造のため、外蓋
9の回転によつてこの内部の内蓋8が下方に押圧
される時に内蓋8はその後端枢着部も上下動自在
のため内蓋8は全体的に平均して下方に移動す
る。
第3図に示した密閉状態から蓋体7を第1図の
矢印と反対方向に回転すると、外蓋9の小突起1
7が容器本体1の筒状首部3に形成された突条4
−4間の空〓部に至るため解錠され、この状態か
ら蓋体7を上方へ起こしてやると、内蓋8の後端
部の突片11内に形成されたスリツト12と容器
本体1の横ピン6との枢着部を中心として蓋体7
は上方へ回転して容器本体1を開口する。
《効果》 以上のように本考案に係る二重蓋容器では、蓋
体は容器本体1に対して開閉自在に枢着されてい
るとともに蓋体の外蓋の回動によつて止錠或いは
解錠されるため、外蓋9を回転して解錠した後に
蓋体7全体を枢着開放することができ容器本体を
開口した後にも蓋体7が容器本体から分離しない
ため使用上極めて便利である。
さらに本考案の二重蓋容器では、容器本体1の
筒状首部3に横方向のピン6を取り付け内蓋8の
一端に内蓋の閉止位置に於て垂直方向に延長する
割溝付スリツト12を形成し、このスリツトを横
方向のピン6に嵌合して内蓋を容器本体に対して
開閉自在に枢着しているため、外蓋9を回転して
止錠した時に内蓋8が全体的に降下して容器本体
1の開口部に密着して閉じることができる。
また、好ましい実施例として、内蓋8の内面を
弾性力を有する材料から形成し、外蓋9を容器本
体1に回転係合した場合に内蓋の該弾性材が容器
本体の筒状首部3の開口端面に押圧されてこれを
密閉するように構成した場合には、香料とか揮発
性成分を含有する内容物を収納するのに適した気
密性を有する二重蓋容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る二重蓋容器の斜視図、第
2図は第1図の縦断面図、第3図は第2図の状態
から蓋体を閉じ次いで止錠した状態を示す断面
図、第4図は第3図の−線に沿つた断面図で
ある。 1……容器本体、3……筒状首部、6……横ピ
ン、7……蓋体、8……内蓋、9……外蓋、10
……弾性材、12……スリツト、14……筒状周
壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 有底容器本体を閉塞する内蓋と外蓋とからな
    る二重蓋容器において、該有底容器本体の筒状
    首部に横方向のピンを取り付け、該内蓋の一端
    に該内蓋の閉止位置に於て垂直方向に延長する
    割溝付スリツトを形成し、該スリツトを該ピン
    に嵌合することによつて該内蓋を該有底容器本
    体に枢着し、該内蓋には筒状周壁を有する該外
    蓋を回転可能に包被するとともに該内蓋が該外
    蓋から開閉方向に離脱しないように係合し、該
    外蓋の該筒状周壁を該有底容器本体の該筒状首
    部に回転係合可能にするとともにこの回転係合
    時に該外蓋が下降して該内蓋を該容器本体の開
    口縁部に押圧するようにしてなることを特徴と
    する二重蓋容器。 (2) 前記内蓋の内面を弾性力を有する材料から形
    成し、該外蓋を該容器本体に回転係合した時に
    該内蓋の該弾性材が該容器本体の該筒状首部の
    開口端面に押圧されてこれを密閉してなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の二重蓋容器。
JP9147382U 1982-06-21 1982-06-21 二重蓋容器 Granted JPS58194151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9147382U JPS58194151U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 二重蓋容器

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JP9147382U JPS58194151U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 二重蓋容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58194151U JPS58194151U (ja) 1983-12-23
JPH0219393Y2 true JPH0219393Y2 (ja) 1990-05-29

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ID=30099846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9147382U Granted JPS58194151U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 二重蓋容器

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JP2528257Y2 (ja) * 1990-03-22 1997-03-05 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
WO2007103514A2 (en) * 2006-03-07 2007-09-13 Csp Technologies, Inc. Twist and lift closure for containers
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JPS56109946U (ja) * 1980-01-22 1981-08-25

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JPS58194151U (ja) 1983-12-23

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