JP2004033889A - 散気方法及び散気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】散気膜を備える散気装置を用いて被処理水への散気を行うに際し、散気孔への付着物を確実に除去すると共に通気停止時間を短縮して生物処理における処理効率を高水準に維持することが可能な散気方法及び散気システムを提供すること。
【解決手段】本発明の散気方法は、プレート及びプレートを覆うように配置された散気膜を備え、プレートと散気膜との間に空気収容部を有する散気装置を用いる散気方法であって、被処理水中に配置された散気装置の空気収容部に空気を供給し、空気の圧力により散気膜を膨張させて生じる散気孔から被処理水中に気泡を噴出させる散気工程と、散気装置を被処理水中に配置したまま、空気の供給を停止して洗浄水により散気孔を洗浄する洗浄工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、散気方法及び散気システムに関するものであり、詳しくは、散気膜を備える散気装置を用いた散気方法及び散気システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、排水の生物処理(活性汚泥処理)などにおいて、生物反応槽(活性汚泥処理槽)内の被処理水に散気する際には、例えば板状又は筒状に成形された多孔質セラミックの散気孔から気泡を発生させる散気装置が使用される。一般に、生物処理槽内には複数個の散気装置が配置されて生物処理が行われることが多い。
【0003】
上述の散気装置の場合、被処理水中の浮遊物(汚泥等)の付着により散気孔が閉塞して散気効率が損なわれる場合があるが、閉塞が生じた散気装置を交換又は再生する作業は非常に煩雑である。すなわち、散気装置が被処理水中に配置されたまま通気を停止すると、被処理水中の汚泥が沈降して却って散気孔の閉塞を促進してしまうため、散気装置を交換又は再生する際には、反応液を抜き出して処理槽内を空にしてから散気装置への通気を停止する、あるいは特開平11−165188号公報や特開2000−15286号公報に記載されているように散気装置を被処理水からつり上げたり、つり上げた散気装置を洗浄する等の工程を経なければならない。
【0004】
そこで近年、上記問題点を解消すべく、散気膜を備える散気装置(以下、場合により「膜式散気装置」という)の使用が検討されている(特開2001−504754号公報等)。膜式散気装置は、空気圧により散気膜を膨張させて生じる散気孔から微細な気泡を発生させて散気を行うものである。また、空気の供給(通気)を停止すると散気膜は平滑なシート状に戻って散気孔が見かけ上消失するので、通気停止の際に散気孔の閉塞が起こりにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、膜式散気装置を用いる場合であっても、装置の運転時間が長時間に及ぶと、被処理水中の浮遊物等の付着により散気孔が閉塞して、酸素供給効率の低下や装置内の空気圧上昇が起こる場合がある。
【0006】
なお、膜式散気装置の場合は、通気を停止して散気膜をシート状に戻した後、再度通気することにより散気孔の付着物を除去することが可能である。しかし、散気孔の閉塞を十分に防止するためには、通気停止と再通気とを頻繁に繰り返す必要があり、通気停止時間の短縮及び散気効率の点で改善の余地がある。
【0007】
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、散気膜を備える散気装置を用いて被処理水への散気を行うに際し、散気孔への付着物を確実に除去すると共に通気停止時間を短縮して生物処理における処理効率を高水準に維持することが可能な散気方法及び散気システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の散気方法は、プレート及び該プレートを覆うように配置された散気膜を備え、プレートと散気膜との間に空気収容部を有する散気装置を用いる散気方法であって、被処理水中に配置された散気装置の空気収容部に空気を供給し、該空気の圧力により散気膜を膨張させて生じる散気孔から被処理水中に気泡を噴出させる散気工程と、散気装置を被処理水中に配置したまま、空気の供給を停止して空気収容部に洗浄水を供給して散気孔を洗浄する洗浄工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の散気方法においては、上記構成を有する散気装置(すなわち膜式散気装置)を用いて散気を行うに際し、散気装置を被処理水中に配置したまま、空気収容部への空気の供給(通気)を停止して洗浄水により散気孔を洗浄することによって、当該散気孔に付着した浮遊物等を洗浄水により効率よく且つ確実に除去することができる。従って、処理槽から被処理水を抜き出したり散気装置をつり上げたりするといった煩雑な作業を行わなくとも散気孔の閉塞を長期にわたって防止することができ、通気停止時間を十分に短縮して散気効率を向上させることが可能となる。
【0010】
また、本発明の散気方法は、洗浄工程が、空気収容部への空気の供給を停止して空気収容部に前記洗浄水を供給する洗浄水供給工程と、空気収容部に圧縮空気を供給して洗浄水を散気孔から被処理水中に排出させる洗浄水排出工程とを含むことを特徴としてもよい。このように圧縮空気により洗浄水を押し出すことで、空気収容部に供給された洗浄水を容易に且つ確実に被処理水中に排出させることができ、散気孔の付着物の除去効率を高めることができる。なお、洗浄水排出工程においては、通気を再開することにより空気収容部に供給される空気を圧縮空気として利用してもよく、また、空気収容部と連通する圧縮空気導入管を別途設けて圧縮空気を導入してもよい。
【0011】
また、本発明の散気システムは、被処理水を収容する処理槽と、処理槽内に配置されており、プレート及び該プレートを覆うように配置された散気膜を備え、プレートと散気膜との間に空気収容部を有する散気装置と、一端が空気収容部に連通した流路と、流路の他端に設けられた送風機と、空気収容部への空気の供給及び供給停止を制御する通気制御手段と、空気収容部に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の散気システムによれば、上記本発明の散気方法を有効に実施することができる。
【0013】
また、本発明の散気システムは、空気収容部に供給される洗浄水の供給量を制御する洗浄水供給量制御手段をさらに備え、空気収容部への空気の供給時間に基づいて、通気制御手段及び洗浄水供給量制御手段により空気の供給停止、洗浄水による散気膜の洗浄、空気の供給再開が順次行われるものであることを特徴としてもよい。これにより、所定のタイムスケジュールに基づいて散気工程、洗浄水供給工程及び洗浄水排出工程のサイクル運転を行うことができ、汚泥の沈降による生物処理の不安定化の防止効果及び散気効率の向上効果をより高水準で得ることができる。
【0014】
また、本発明の散気システムは、散気装置に供給される洗浄水の供給量を制御する洗浄水供給量制御手段をさらに備え、空気収容部に供給される空気の圧力に基づいて、通気制御手段及び前記洗浄水供給量制御手段により空気の供給停止、洗浄水による前記散気膜の洗浄、空気の供給再開が順次行われるものであることを特徴としてもよい。この場合も散気工程、洗浄水供給工程及び洗浄水排出工程のサイクル運転が可能となるが、散気装置に供給される空気の圧力が散気孔の目詰まり具合の指標となるので、散気孔を洗浄する必要がないときには散気装置への空気の供給が継続される。従って、通気停止時間を一層短縮することができ、上述の効果をより高めることが可能となる。
【0015】
また、本発明の散気システムは、複数個の散気装置を有し、流路が所定の位置で分岐して散気装置それぞれの空気収容部と連通しており、通気制御手段及び/又は洗浄水供給手段が空気収容部それぞれに供給される空気及び/又は洗浄水の供給量を独立に制御するものであることを特徴としてもよい。複数個の散気装置の各空気収容部に供給される空気及び/又は洗浄水の供給量を独立に制御することによって、一部の散気装置が洗浄されている間も他の散気装置により被処理水への散気が行われるので、汚泥が処理槽底部に沈降して生物処理が不安定化する現象を防止することができ、散気効率をさらに高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0017】
図1は本発明の第1実施形態にかかる散気システムを模式的に示す上面図であり、図1中、処理槽1内には被処理水としての有機性排水及び活性汚泥を含む反応液100が収容されている。処理槽1内の底部には、散気膜を備える散気エレメント2(以下、「膜式散気エレメント」という)が複数個配置されており、膜式散気エレメント2の3個ずつが膜式散気ユニット3を構成している。
【0018】
膜式散気エレメント2のそれぞれには、送風機4に連結されたラインL1から分岐した分岐ラインが接続されている。送風機4に設けられた空気吸入管L2から取り込まれて圧縮された空気はラインL1を通って膜式散気エレメント2のそれぞれに供給される。
【0019】
図2は散気エレメント2の概略構成を模式的に示した断面図である。図2中、膜式散気エレメント2は、板状の金属製プレート20aと、プレート20aの一方の面をシート状に成形した合成樹脂膜で覆うように配置された散気膜20bとを含んで構成されている。プレート20aの周縁部には、嵌合部21aと、嵌合部21aの周囲に凹状に形成された連通部21bとを有するプラスチックカバー21が設けられており、連通部21bにおいて散気膜20bの周縁部をプレート2aの上面から下面にわたって折り返されるように連通させると共に、嵌合部21aとプレート20aの周縁部とを嵌合させることによって、プレート20aと散気膜20bとが一体化されている。更に、プレート20aの上下面方向からプラスチックカバーを挟み込むSUSカバー22によりこれらは強固に固定されている。
【0020】
また、散気膜20bの所定の位置には開口部23が設けられており、開口部23に配管24(分岐ライン)が差し込まれて空気導入口20cが形成されている。散気膜20bの内側において、配管24には散気膜20bと同材質のパッキン25及びゴムパッキン26が装着され、更にその先端は支持部材27で支持されている。また、散気膜20bの外側において、配管24には散気膜2bと同材質のパッキン25及びSUSパッキン28が装着され、これらをナット29と支持部材27とで挟み込むことにより配管24がプレート20aに固定されている。
【0021】
散気膜20bは、膜式散気エレメント2の内部から圧力が加わらないときには平滑なシート状で空気を通さないが、空気導入口20cから空気収容部20d(プレート20aと散気膜20bとの間の空隙)に空気を圧入するとその圧力により膨張し、複数の細孔(散気孔)を生じるものである。散気膜20bに用いられる合成樹脂としては、具体的には、ポリウレタン樹脂などが挙げられる。
【0022】
また、膜式散気エレメント2に接続された各分岐ラインには、上流側(送風機4に近い側)から順に、空気制御弁V1、開放弁V3及び洗浄水供給弁V2、圧力センサー5が設けられている。空気制御弁V1は膜式散気エレメント2への空気の供給量を制御するものである。洗浄水供給弁V2は膜式散気エレメント2に洗浄水を供給するためのものである。開放弁V3は、洗浄水を供給する前に膜式散気エレメント2及び分岐ライン内の空気を大気開放して散気膜20bがプレート20aに密着した状態となるようにし、また、洗浄水供給後に膜式散気エレメント2に圧縮空気を供給して洗浄水を被処理水中に排出させるためのものである。空気制御弁V1、洗浄水供給弁V2、開放弁V3及び圧力センサー5はそれぞれ制御装置6と電気的に接続されており、圧力センサー5で測定される空気の圧力に関するデータ信号が制御装置6に送られ、当該データ信号に基づいて制御装置6から空気制御弁V1、洗浄水供給弁V2、開放弁V3のそれぞれに制御信号が送られることによって、弁V1〜V3の開度が制御される。
【0023】
上記散気システムにおいては、空気制御弁V1を開き、洗浄水供給弁V2及び開放弁V3を閉じた状態で、送風機4から膜式散気エレメント2に空気を供給することによって、散気膜20bの膨張により生じる散気孔から被処理水中に微細気泡を噴出することができる。
【0024】
また、散気システムの運転時間が長時間に及ぶと、浮遊物(活性汚泥等)が散気孔に付着して圧力損失が増加する現象が起こり得るが、その場合には以下の手順で膜式散気エレメント2ごとに散気膜20bの洗浄が行われる。すなわち、圧力センサー5で測定される空気の圧力が所定値に達した場合には、空気制御弁V1を閉じて空気の供給を停止し、洗浄水供給弁V2を開いて膜式散気エレメント2の空気収容部20dに洗浄水を供給する。そして、洗浄水供給弁V2を閉じ、開放弁V3を開いて圧縮空気を空気収容部20dに供給することで、空気収容部20d内の洗浄水が散気膜20bの散気孔から被処理水中に排出される。このとき、散気孔の付着物は洗浄水により除去されて被処理水中に排出されるので、洗浄水の排出後に開放弁V3を閉じ、空気制御弁V1を開くことにより、散気を再開することができる。
【0025】
本発明で用いられる洗浄水としては、酸化剤水溶液や、酸又は塩基の水溶液を用いることができる。かかる酸化剤水溶液としては、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、塩素水、二酸化塩素水等が挙げられる。また、酸又は塩基の水溶液としては、塩酸、硫酸、硝酸、シュウ酸水溶液、クエン酸水溶液、水酸化ナトリウム水溶液等が挙げられる。また、上記水溶液以外に、工業用水等の水を洗浄水として用いてもある程度洗浄を行うことができる。
【0026】
洗浄水の濃度は、酸化剤、酸及び塩基の種類に応じて適宜設定可能であるが、散気孔の付着物を効率よく除去することができ、且つ被処理水中に排出された場合に悪影響を及ぼさない範囲内に設定することが好ましい。例えば次亜塩素酸ナトリウム水溶液の場合、次亜塩素酸ナトリウムの濃度は1〜5000mg/lとすることができ、さらに、1〜100mg/lとすることが好ましい。
【0027】
なお、空気制御弁V1、洗浄水供給弁V2及び開放弁V3の配置の順序は特に制限されないが、図1に示したように、開放弁V3を洗浄水供給弁V2よりも上流側に配置することが好ましい。これにより、洗浄水供給弁V2と膜式散気エレメント2との間のラインに残存する洗浄水を膜式散気エレメント2に送り、散気孔から被処理水中に排出させることができる。
【0028】
本実施形態においては、膜式散気ユニット3ごとに空気の供給及び供給停止、並びに洗浄水の供給及び排出が行われる。したがって、一部の膜式散気ユニット3で洗浄が行われている間はその膜式散気ユニット3での散気は行われないが、その場合も他の膜式散気ユニット3による散気が継続されるので、処理槽1全体としての散気効率は高水準に維持される。
【0029】
このように第1実施形態によれば、複数の膜式散気エレメント2を用いて散気を行うに際し、膜式散気エレメント2のそれぞれに供給される空気の圧力に基づいて、制御装置6及び圧力センサー5により空気制御弁V1、洗浄水供給弁V2及び開放弁V3の開度を膜式散気ユニット3ごとに制御することで、被処理水を抜き出して処理槽1内を空にしたり膜式散気エレメント2又は膜式散気ユニット3を被処理水中からつり上げたりするなどの煩雑な作業を行わなくとも、散気工程、洗浄水供給工程及び洗浄水排出工程のサイクル運転が可能となる。かかるサイクル運転においては、空気の圧力が散気孔の目詰まり具合の指標となるので、散気孔を洗浄する必要がないときには膜式散気エレメント2への空気の供給が継続される。従って本実施形態により、通気停止時間を短縮して散気効率を十分に高めることが可能となる。
【0030】
また、上記のサイクル運転を行う際に、空気の供給及び供給停止並びに洗浄水の供給及び排除を膜式散気エレメントごとに独立に制御することによって、一部の膜式散気エレメント2において空気の供給が停止されていても、他の膜式散気エレメント2において散気が継続されるので、処理槽1全体としての散気効率を高水準に維持することができる。
【0031】
さらに、本実施形態においては、分岐ラインに開放弁V3を設け、送風機4から供給される空気よりも高い圧力を有する圧縮空気(好ましくは供給空気圧力よりも0.001〜0.001MPa高い圧力を有する圧縮空気)を膜式散気エレメント2に供給することにより、空気収容部20d内の洗浄水を効率よく排出させることができるので、通気停止時間を短縮して散気効率を向上することができる。
【0032】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、図1に示した散気システムにおいて、空気制御弁V1、洗浄水供給弁V2及び開放弁V3の開度は、圧力センサー5で測定される空気の圧力に基づいて制御装置6により制御されるが、制御装置6は、空気収容部20dへの空気の供給時間に基づいて弁V1〜V3それぞれの開度を制御するものであってもよい。これにより、所定のタイムスケジュールに基づいて散気工程、洗浄水供給工程及び洗浄水排出工程のサイクル運転を行うことができ、汚泥の沈降による生物処理の不安定化の防止効果及び散気効率の向上効果をより高水準で得ることができる。
【0033】
また、送風機4から膜式散気エレメント2に供給される空気の圧力が十分に高い場合には、開放弁V3を設けずに、送風機4からの通気を再開することによって空気収容部20d内の洗浄水を排出させてもよい。
【0034】
また、図1に示した散気システムにおいては、空気制御弁V1と開放弁V3とが別個に設けられているが、開放弁V3を設けずに空気制御弁V1として三方弁を用いることで同様の機能を有する構成とすることができる。すなわち、散気を行い所定の時間が経過した後、三方弁であるバルブV1を散気エレメント2側が大気開放となるように操作し、散気ユニット2及びラインL2a内の空気を大気開放して散気膜20bがプレート20aに密着した状態となるようにする。次いで、洗浄水供給弁V2から膜式散気エレメント2に洗浄水を供給し、バルブV1から膜式散気エレメント2に圧縮空気を供給することによって洗浄水の排出を行うことができる。洗浄工程が完了した後は、バルブV1を膜式散気エレメント2側に通気する方向となるように操作し、膜式散気エレメント2への通気を再開する。
【0035】
さらに、図1に示した散気システムにおいては、3個の膜式散気エレメント2により1個の膜式散気ユニット3が構成されているが、本発明における膜式散気エレメント2及び膜式散気ユニットの個数はこれらに制限されず、処理槽1の容量等に応じて適宜設定可能である。
【0036】
本発明の散気方法及び散気システムにおいては、後述する第2実施形態のように、膜式散気装置とそれ以外の散気装置とを組み合わせて用いてもよい。
【0037】
図3は本発明の第2実施形態にかかる散気システムを示す上面図である。図3に示した散気システムは、図1に示した散気システムを、散気方式が異なる他の散気システムと組み合わせたもので、処理槽1内には膜式散気ユニット3、処理槽21内には散気板式散気ユニット22がそれぞれ複数個配置されている。また、空気の供給ラインL1はラインL1aとラインL1bとに分岐し、ラインL1aからの分岐ラインは膜式散気エレメント2、ラインL1bからの分岐ラインは散気板式散気エレメント23にそれぞれ接続されている。なお、図3に示した散気システムにおける処理槽1側の構成は、ラインL1aが分岐ラインよりも上流側にバルブV4aを備える点が異なるだけで、それ以外は図1に示した散気システムと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0038】
処理槽21内に配置された散気板式散気ユニット22のそれぞれは、多孔質のセラミックを板状に成形したもの(散気板)をコンクリート又は合成樹脂製のホルダー(上面が開口した容器)の上面に固定した散気板式散気エレメント23を6個ずつ備えるもので、ホルダーに空気を圧入して散気板を通過させることにより被処理水中に気泡を発生させることができる。これらの散気ユニット22に空気を供給するラインL1bにおいては、分岐ラインよりも上流側にバルブV4bが設けられている。
【0039】
図3に示した散気システムにおいて、処理槽1内の被処理水に散気する際には、上述の第1実施形態と同様に、圧力センサー5で測定される空気の圧力に基づいて、膜式散気ユニット3ごとに散気工程、洗浄水供給工程及び洗浄水排出工程のサイクル運転が行われる。この場合、膜式散気エレメント2への空気の供給及び供給停止、並びに洗浄水の供給及び排出は膜式散気ユニット3ごとに制御されるので、他の膜式散気ユニット3、あるいはさらに処理槽21内の散気板式散気ユニット22に供給される空気の圧力変動や風量のバラツキなどを十分に抑制することができる。従って、本発明は、既設の散気システムにおいて散気装置の一部を膜式散気装置に更新する場合にも非常に有用である。
【0040】
なお、処理槽21側の活性汚泥処理中は、散気板式散気ユニット22のうちの一部又は全部への通気を停止せずに、連続的に散気を行うことが好ましい。被処理水中で散気板式散気ユニット22への通気を停止すると活性汚泥等が散気孔に入って散気孔が閉塞するため、散気ユニット22の通気停止は被処理水を抜き出して活性汚泥処理槽21内を空にしてから行うことが望ましい。この場合、バルブV4bを閉じることによって処理槽1内の被処理水への散気を継続することができる。
【0041】
また、図3に示した散気システムは、膜式散気装置と散気板式散気装置とを併用するものであるが、散気板式散気装置の代わりに下記(1)、(2):
(1)多孔質のセラミックを円筒中空状に成形したもの(散気筒)の中空部に空気主管からの枝管を接続し、散気筒の中空部に空気を圧入して散気筒の壁を通過させることにより気泡を発生させる散気装置
(2)外周に通気溝が形成された支持管と、該通気溝を覆うように支持管の外周に取り付けられておりスリットが形成されたゴムメンブレンとを備え、支持管の通気溝を介してゴムメンブレンに空気を供給し、ゴムメンブレンのスリットから気泡を発生させる散気装置
のうちのいずれか1種を用いてもよく、さらにはこれらの散気装置の2種以上を膜式散気装置と組み合わせて用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、散気膜を備える散気装置を用いて被処理水への散気を行うに際し、散気孔への付着物を確実に除去すると共に通気停止時間を短縮して生物処理における処理効率を高水準に維持することが可能な散気方法及び散気システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる散気システムを示す上面図である。
【図2】本発明にかかる膜式散気エレメントの一例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかる散気システムを示す上面図である。
【符号の説明】
1、21…処理槽、2…膜式散気エレメント、3…膜式散気ユニット、4…送風機、5…圧力センサー、6…制御装置、22…散気板式散気ユニット、23…散気板式散気エレメント、L1、L1a、L1b、L2…ライン、V1…空気制御弁、V2…洗浄水供給弁、V3…開放弁。

Claims (6)

  1. プレート及び該プレートを覆うように配置された散気膜を備え、前記プレートと前記散気膜との間に空気収容部を有する散気装置を用いる散気方法であって、
    被処理水中に配置された前記散気装置の前記空気収容部に空気を供給し、該空気の圧力により前記散気膜を膨張させて生じる散気孔から前記被処理水中に気泡を噴出させる散気工程と、
    前記散気装置を前記被処理水中に配置したまま、空気の供給を停止して前記空気収容部に洗浄水を供給して前記散気孔を洗浄する洗浄工程と
    を含むことを特徴とする散気方法。
  2. 前記洗浄工程が、
    前記空気収容部への空気の供給を停止して前記空気収容部に前記洗浄水を供給する洗浄水供給工程と、
    前記空気収容部に圧縮空気を供給して前記洗浄水を前記散気孔から前記被処理水中に排出させる洗浄水排出工程と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の散気方法。
  3. 被処理水を収容する処理槽と、
    前記処理槽内に配置されており、プレート及び該プレートを覆うように配置された散気膜を備え、前記プレートと前記散気膜との間に空気収容部を有する散気装置と、
    一端が前記空気収容部に連通した流路と、
    前記流路の他端に設けられた送風機と、
    前記空気収容部への空気の供給及び供給停止を制御する通気制御手段と、
    前記空気収容部に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と
    を備えることを特徴とする散気システム。
  4. 前記空気収容部に供給される洗浄水の供給量を制御する洗浄水供給量制御手段をさらに備え、前記空気収容部への空気の供給時間に基づいて、前記通気制御手段及び前記洗浄水供給量制御手段により空気の供給停止、洗浄水による前記散気膜の洗浄、空気の供給再開が順次行われるものであることを特徴とする、請求項3に記載の散気システム。
  5. 前記散気装置に供給される洗浄水の供給量を制御する洗浄水供給量制御手段をさらに備え、前記空気収容部に供給される空気の圧力に基づいて、前記通気制御手段及び前記洗浄水供給量制御手段により空気の供給停止、洗浄水による前記散気膜の洗浄、空気の供給再開が順次行われるものであることを特徴とする、請求項3に記載の散気システム。
  6. 複数個の前記散気装置を有し、前記流路が所定の位置で分岐して前記散気装置それぞれの前記空気収容部と連通しており、前記通気制御手段及び/又は前記洗浄水供給手段が前記空気収容部それぞれに供給される空気及び/又は洗浄水の供給量を独立に制御するものであることを特徴とする、請求項3〜5のうちのいずれか一項に記載の散気システム。
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