JP2004030563A - 地図表示設備、サーバ装置、および地図表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】営業情報や顧客情報等の情報ソースを基にして商圏や顧客を分析し、営業活動計画や目標管理への活用を行い、さらに地図上の図面を使って、顧客の創造、顧客の維持等を行うことのできる地図表示設備やマーケティング支援プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、対象者を識別する対象者識別子と、その対象者の氏名や住所や対象者に関する情報などの属性値とを、対象者情報データとして格納する対象者情報格納部と、所定の対象者情報データを抽出する対象者抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた対象者抽出条件に基づき、前記対象者情報格納部から該当する対象者情報データを抽出し、さらにこの対象者に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定し、地図上に重ね合わせて表示するようにした。
【選択図】図3
【課題を解決するための手段】住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、対象者を識別する対象者識別子と、その対象者の氏名や住所や対象者に関する情報などの属性値とを、対象者情報データとして格納する対象者情報格納部と、所定の対象者情報データを抽出する対象者抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた対象者抽出条件に基づき、前記対象者情報格納部から該当する対象者情報データを抽出し、さらにこの対象者に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定し、地図上に重ね合わせて表示するようにした。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース化される対象者情報などの情報を地図上に表示する地図表示設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、国内外において情報処理技術等のIT技術の飛躍的な発展があり、これと共にこれらの技術がさまざまな分野において応用されている。
例えば、ビジネス分野では、対象者たる顧客のシェアアップを図るために、顧客の購買履歴等の情報をデータベース化し、これに地図情報を合わせて利用することで、ちらしやダイレクトメールの送達を行うなどの各種マーケティング活動が行われている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、選挙活動など政治の分野では、対象者たる有権者の賛同を得るべく、有権者の支持政党等の情報をデータベース化し、これに地図情報を合わせて利用することで、ちらしやダイレクトメールの送達を行うなどの各種選挙活動が行われている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−325426号公報(第2頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多様化する対象者のニーズに対応する今日においては、ちらしやダイレクトメールの送達などのマーケティング活動で十分な経済的な効果や選挙活動の効果を得ることは困難なことが多い。
【0006】
すなわち、多様化する対象者のニーズなどの情報を、いかにして的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するかが重要であり、対象者の購買動向や政治的関心などの情報をいかに正確に得ることができるかが大きなポイントである。
【0007】
例えば、データベース化された顧客の購買に関するデータからは多様化する顧客のニーズなどの情報をほぼ正確に得ることが可能である。具体的には、購入した商品、その商品を購入した季節・時間・天候、これまでの累計購入金額、平均購入金額、最低購入金額、最高購入金額、購買履歴等の情報をデータベース化し、そして、これらのデータの統計処理を行ったり、本人の性別、年齢、住所、電話番号、家族構成等の顧客個人に関するデータと合わせて統計処理などを行ったりすることで、顧客がどのような購買動向を有しているのかをより正確に予測できる。
【0008】
また、データベース化された有権者のアンケート結果などのデータからは多様化する有権者のニーズなどの情報をほぼ正確に得ることが可能である。具体的には、支持政党、後援会への所属、政治に関連するパーティーや講演会などの会合への出席状況、投票状況等の情報をデータベース化し、そして、これらのデータの統計処理を行ったり、本人の性別、年齢、住所、電話番号、家族構成等の顧客個人に関するデータと合わせて統計処理などを行ったりすることで、有権者がどのような政治的関心を有しているのかをより正確に予測して選挙活動に利用し、また、支援者の創造や維持を行なう。
【0009】
そこで本発明は、営業情報や顧客情報や有権者情報等の情報ソースを基にして商圏や顧客や有権者等を分析し、営業活動計画や目標管理等への活用を行い、さらに地図上の図面を使って、顧客や支援者の創造や従来顧客の維持管理等を行うことのできる地図表示設備やこれら活動を支援する支援プログラムの提供を主たる課題としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するようにしたものである。
【0011】
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。
【0012】
また、より詳細な条件などで顧客を抽出し、抽出した顧客を視覚可能に識別するためには、前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成する集計部を具備し、さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示するようにすることが好ましい。
【0013】
さらに、画面上で顧客情報データを知るためには、顧客情報データの画面表示を希望する顧客に対応する顧客識別子またはその顧客の住所に関するデータを、画面上に表示されるマウスポインタなどを利用して受け付ける表示顧客受付部と、その画面表示を希望した顧客の顧客情報データを表示する顧客情報データ表示部とを具備することが好ましい。
【0014】
ここで、「集計」とは、寄せ集めたいくつかの数を合計することに限らず、
一定集団について、調査すべき事項を定め、その集団の性質・傾向を数量的に表す統計を取ることも含む。また、所定の法則によって分類する場合もある。
【0015】
また、所定の範囲にある顧客を抽出するためには、前記所定のエリアが、住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点から所定の距離にある範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点を含む住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲であることが好ましい。
【0016】
また、ダイレクトメールなどにより商品の購買機会などを増加させるためには、顧客抽出部で抽出された顧客情報データに基づいて、その顧客情報データに含まれる顧客の氏名や住所等の属性値を出力する出力部を具備することが好ましい。
【0017】
なお、顧客管理のための順位付けを行うには、前記顧客情報データに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部を具備すればよく、また、前記ランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部を具備すれば、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類することができる。特に、前記設定条件が、顧客の来店頻度及びその顧客の売上に関するデータであれば、商活動に効果的なランク付けを行うことができる。
【0018】
また、所望のランクを有する顧客の属性値を出力するためには、所定ランクを有する顧客の属性値を出力するための顧客ランクを、1又は複数受け付ける比較ランク範囲受付部を具備することが望ましい。
【0019】
また、本実施形態の具体的態様としては、インターネットなどの通信回線網を介して通信可能に接続され、POSシステムで管理される端末装置及びサーバ装置から構成され、それら端末装置又はサーバ装置のどちらか一方または両方に、前記地図情報格納部と、前記顧客情報格納部と、前記抽出条件受付部と、前記顧客抽出部と、前記表示データ決定部と、前記表示部の各部を少なくとも一以上設けたものであることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態における地図表示設備の全体システムを示した全体機器構成図である。図1において、P1は営業店に設置された端末装置であり、P2は本店に設置されるサーバ装置であり、この端末装置P1とサーバ装置P2とはインターネットINETなどの通信回線網を介して双方向通信可能に接続されている。なお、本実施形態では、複数の営業店と本店とで構成されるクリーニング店において、この端末装置P1とサーバ装置P2とがそれぞれ配置されて好適に使用されるものとしている。また、この端末装置P1は、端末装置P1a、端末装置P1b、端末装置P1cなどの、複数の営業店で使用される通信機能を有した汎用のパーソナルコンピュータなどとして機能する据置型端末とし、そのサーバ装置P2が各端末装置を識別するための識別子として、端末識別子P1a、P1b、P1cをそれぞれに割り当てている。
【0022】
具体的には、端末装置P1は、図2に示すように、CPU101、内部メモリたるRAM102、HDD等の外部記憶装置103、カードに記憶される情報の読み取りや売上などのデータを入力する入力手段104、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手段105、電話回線等を介してインターネットINETに接続するためのモデムなどの送受信部106等を主な構成要素とする。
【0023】
そして、この端末装置P1は、その内部メモリに記憶させたプログラムにしたがって前記CPU101や周辺機器が作動し、図3に示すように、POSデータ受付部11、POSデータ格納部12、送信部13などとしての機能を発揮するようにしている。
【0024】
より具体的に、図3に示した端末装置P1の各部を具体的に詳述する。
【0025】
POSデータ受付部11は、前記入力手段104で構成されるものであって、その顧客の顧客番号と、来店日、来店時間、預かり商品の価格、商品の種類などの商品に関するデータとを、顧客情報データとして受け付ける。
【0026】
なお、顧客番号は、クリーニング店が発行する磁気カードやICカードなどの顧客が携帯可能なカードごとにユニークな値で記憶されているものとし、このカードに記憶されている顧客番号から、顧客を識別できるものとした。
【0027】
POSデータ格納部12は、前記外部記憶装置103の所定領域に形成されるものであって、前記POSデータ受付部11が受け付けた顧客情報データを格納している。
【0028】
送信部13は、前記送受信部106等で構成されるものであって、POSデータ受付部12に格納される顧客情報データと当該端末装置P1の端末識別子とを、電子メールを用いてインターネットINETを介してサーバ装置P2に送信する。
【0029】
一方、サーバ装置P2は、一般的なデータベース機能を具備したもので、図4に示すように、CPU201、内部メモリたるRAM202、HDD等の外部記憶装置203、座標や画面上の位置などを示すマウスポインタMPの制御に用いるマウスやキーボードなどの入力手段204、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手段205、電話回線等を介してインターネットINETに接続するための送受信部206、プリンタなどの出力手段207等を主な構成要素とする。
【0030】
そして本実施形態では、サーバ装置P2は、その内部メモリ202等に記憶させたプログラムにしたがって前記CPU201や周辺機器を作動し、図3に示すように、表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、データ表示部31、出力部32としての機能を発揮するようにしている。
【0031】
具体的に、図3に示したサーバ装置P2の各部を詳述する。
【0032】
表示部20は、画面中を自由に移動するマウスポインタMPやこのマウスポインタMPでクリックされる種々のボタン等を表示手段205に画面表示するものである。
【0033】
本実施形態では、サーバ装置P2の電源を投入したとき、初期画面として図5に示すように、顧客情報データの設定等を行う顧客メンテナンスボタン310、顧客情報データの取得を行う顧客情報データ取込ボタン320、顧客情報データに関する出力を行う帳票印刷ボタン330、顧客や営業店を検索する顧客営業店情報ボタン340、天気の設定を行う天気設定ボタン350、例えば販促用の商品の設定を行う強化商品ボタン360、所定の属性値を有する顧客などの抽出を行う抽出条件ボタン370、営業店システムの変更などを行う営業店メンテナンスボタン380、本店システムの変更などを行うユーザメンテナンスボタン390を表示手段205に表示するように設定している。
【0034】
そして、マウスポインタMPで前記顧客メンテナンスボタン310をクリックすると、図6に示すように、顧客の情報を登録する顧客情報登録ボタン311、顧客の情報を一括に登録する顧客情報一括登録ボタン312、顧客情報データの修正をする顧客情報修正ボタン313、顧客に関する地図情報を確定する地図情報確定ボタン314、顧客に関する地図情報を一括に確定する地図情報一括確定ボタン315、顧客のランクを設定する顧客ランク更新ボタン316、顧客に関する情報を一括に出力する顧客情報一括出力ボタン317、顧客情報データを削除する顧客情報削除ボタン318、前画面に戻るリターンボタン319等が表示手段205に表示される。なお、このリターンボタン319は、この画面以外でも表示されるときがあるが、このときも同様に前画面に戻るボタンとして機能する。
【0035】
ところで、この顧客情報登録ボタン311や顧客情報一括登録ボタン312をマウスポインタMPでクリックし、しかるのち表示される画面(図示省略)で顧客情報データを入力すると、入力された顧客情報データが顧客情報格納部23に格納される。
【0036】
同様にして、顧客情報データの修正や確定をするときには、顧客情報修正ボタン313、地図情報確定ボタン314、地図情報一括確定ボタン315、顧客ランク更新ボタン316をクリックして、しかるのち表示される画面(図示省略)で、顧客情報データを修正したり、確定させたりすると、修正や確定がなされた顧客情報データが顧客情報格納部23に格納される。また、顧客情報格納部23に格納される顧客情報データを出力するときは、顧客情報一括出力ボタン317をクリックして出力させたり、顧客情報格納部23に格納される顧客情報データを削除したりするときには顧客情報削除ボタン318をクリックして削除するようにすればよい。
【0037】
一方、マウスポインタMPで顧客情報データ取込ボタン320をクリックすると、サーバ装置P2が、端末装置P1から顧客情報データを受信する。
【0038】
また、マウスポインタMPで帳票印刷ボタン330をクリックすると、図7に示すように、顧客に関する情報を一覧表示する顧客一覧ボタン331、時間帯ごとの売上に関する情報を表示する時間帯別売上報告ボタン332、商品ごとの売上に関する情報を表示する商品別売上報告ボタン333、月毎の来客に関する情報を表示する月度客数売上管理表ボタン334、売上代金が未収の顧客に関する情報を表示する未収リストボタン335、売上代金が未収であった顧客に関する情報を表示する未収回数リストボタン336、店舗ごとの売上に関する情報を表示する店舗別売上報告ボタン337、売上勘定に関する情報を表示する売上台帳ボタン338等が表示手段205に表示される。
【0039】
さらに、この顧客一覧ボタン331をクリックすると、図8に示すように、印刷する所定の期間の初めを設定する開始日程設定部331aとその所定の期間の終わりを設定する終了日程設定部331b等が表示され、この画面に表示される所定の期間の初めを設定する開始日程設定部331aと所定の期間の終わりを設定する終了日程設定部331bとに所望の所定期間を入力手段240を用いて入力し、印刷ボタンをクリックすればその所定期間に含まれる顧客を一覧表にして印刷することができる。
【0040】
なお、顧客の顧客コード331c、来店回数331d、売上331e、最終来店日331fの各項目で昇順又は降順にソートした印刷をすることができるように設定されている。
【0041】
さらに、このとき、営業店一覧331gに表示される営業店をマウスポインタMPでクリックすることで、その営業店に関する顧客を選択設定して表示することができる。このとき選択された営業店は反転表示するように設定している。
【0042】
またさらに、図27に示すように、顧客一覧ボタン311をクリックした際に、顧客ランクの入力を受け付ける比較ランク範囲受付欄401を表示し、例えば、該比較ランク範囲受付受付欄401に入力されるランクAのみの顧客を出力するための文字Aや、ランクB乃至Dの顧客を出力するために入力される文字B及び文字Dを受け付ける比較ランク範囲受付部(図示せず)を設ければ、より所望の顧客を抽出し出力することができる。
【0043】
時間帯別売上報告ボタン332をクリックすると、図9に示すように、端末識別子たる店コード、店舗名、時間帯ごとの売上と点数とを表示手段205に一覧表示するようにしている。なお、端末識別子とは、端末装置P1に割り当てられたユニークな値を示す識別子であり、また、店舗名はこの端末識別子で識別される店舗の名称を示すものである。点数とは、売上に応じて顧客が店舗から与えられるサービスの一種であって、本実施形態では、所定のポイントをが貯まったときに値引きサービスを受けられるように設定している。
【0044】
なお、本実施形態では、例えば所定のポイントをが貯まったときに値引きサービスを受けられるように設定しているが、これに限らず、貯まったポイントに応じて商品と交換するなど、様々な実施態様が考えられる。
【0045】
商品別売上報告ボタン333をクリックすると、図10に示すように、商品を識別する商品コード、この商品コードで識別される商品名、商品の売上合計、商品の数量、平均単価を表示手段205に一覧表示するようにしている。なお、商品コードとは、本システムにおいて商品を識別するためのユニークな値を示す識別子である。
【0046】
月度客数売上管理表ボタン334をクリックすると、図11に示すように、所定の月に含まれる顧客に関する一覧表を印刷するために、その所定の月を設定する月度設定部334aを表示するように設定している。なお、このとき、営業店一覧に表示される営業店をマウスポインタMPでクリックすることで、その営業店に関する顧客を選択設定することができる。このとき選択された営業店は反転表示するように設定している。
【0047】
また、前記未収リストボタン335、前記未収回数リストボタン336、前記店舗別売上報告ボタン337、前記売上台帳ボタン338をクリックすると、クリックされたボタンに応じた画面(図示せず)が表示手段205に表示されるように設定している。
【0048】
マウスポインタMPで前記顧客営業店情報ボタン340をクリックすると、図12に示すように、顧客情報データから顧客を検索する顧客情報検索ボタン341、地図情報から顧客を検索する住所情報検索ボタン342、営業店情報データから営業店を検索する営業店情報検索ボタン343、地図情報から営業店を検索する営業店住所情報検索ボタン344等が表示手段205に表示されるように設定している。
【0049】
マウスポインタMPで前記天気設定ボタン350をクリックすると、図13に示すように、毎日の天気や温度を入力できる天気入力欄351a、温度入力欄351b等が、表示手段205に表示されるように設定している。なお、ここで入力する天気や温度は、例えばその日の正午の天気や温度を入力するなど、実施態様に応じて入力しても構わない。
【0050】
マウスポインタMPで前記強化商品ボタン360をクリックすると、図14に示すように、毎月の強化商品を入力できる強化商品入力欄361a等が、表示手段205に表示されるように設定している。
【0051】
マウスポインタMPで前記抽出条件ボタン370をクリックすると、図15に示すように、抽出条件受付画面として、所定の属性値を有する顧客を抽出するために、所定のエリアに関するデータを入力するための範囲指定欄371aや、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上などの購買履歴データを入力するための顧客情報指定欄371b等が表示手段205に表示されるように設定している。
【0052】
より具体的には、所定のエリアに関するデータは、任意のポイントと、そのポイントからの距離とから得られる範囲のことであって、本実施形態では、任意のポイントに店舗名たる営業店名を指定し、その営業店からの所定距離とを指定することによって、営業店からの所定距離内にある範囲指定の決定を行うことができる。この範囲指定の方法は、図15に示すように画面上に表示されるマウスポインタMPを利用したり入力手段204を利用したりすればよい。
【0053】
マウスポインタMPで営業店メンテナンスボタン380又はユーザメンテナンスボタン390をクリックすると、営業店や本店のシステムをメンテナンスできる画面(図示せず)が表示手段205に表示されるように設定している。
【0054】
地図情報格納部21は、前記外部記憶装置203の所定領域に形成されるものである。本実施形態に格納される地図は、例えば、第1階層が日本地図、第2階層が都道府県の地図、第3階層に市町村単位が区分地図、第4階層に一軒ごとの住居や建物の形やその名前を表示する住宅地図など、複数層の階層構造をなすものとしている。そしてこの地図は、図16に示すように住所、経度、緯度などの位置情報を示す属性と関連付けされて格納されている。なお、この位置情報を示す属性は、上記の属性に限らず、地図情報と関連する情報であればこの他の属性であっても構わないことはいうまでもない。
【0055】
受信部22は、前記送受信部206で構成されるものであって、前記顧客情報取込ボタンがクリックされたときに、前記端末装置P1から送信される顧客情報データを受信する。
【0056】
顧客情報格納部23は、前記外部記憶装置203の所定領域に形成されるものであって、前記受信部22で受信した顧客情報データに基づき、顧客情報データを、図17に示すように、顧客番号・端末識別子・顧客氏名・顧客住所・顧客電話番号・来店回数・ランク先月・ランク当月・最終来店日・最終来店時間・当月売上などの各属性に分類して格納する。
【0057】
より具体的には、顧客番号は、本システムにおいてユニークな値を示す属性であって、これに格納される属性値は顧客を識別する顧客識別子としての機能を発する。なお、本実施形態では、顧客番号は4桁の数字で構成するように設定したが、これに限らず、英字と組み合わせたり、桁数を増やしたりするなど、具体的な実施態様に応じて適宜設定しても構わない。
【0058】
顧客氏名は、個人名や会社名やニックネームなど、前記顧客番号で識別されるユーザの呼称を属性値とする。
【0059】
顧客住所は、顧客の住所に関する属性である。なお、本実施形態では前記地図情報格納部23に格納される住所に対するキーとした。すなわち、この顧客住所と地図情報格納部21に格納されている住所とが同一であった場合、顧客住所の位置情報が特定できる。
【0060】
顧客電話番号は、顧客の住所を特定できる自宅や会社などの電話番号である。
【0061】
来店回数は、顧客が端末識別子で識別される店舗に来店した累計回数を示すものである。なお、本実施形態では来店回数を店舗に来店した開店当初からの累計回数としたが、これに限らず、例えば、3ヶ月や半年などに区切られた期間に顧客が来店した回数を示すなど、各種実施態様に応じて設定しても構わない。
【0062】
ランク先月は、先月の顧客の優良度をアルファベットで示している。
【0063】
ランク当月は、当月の顧客の優良度をアルファベットで示している。
【0064】
来店日は、顧客が一番近い過去に来店したときの日を示すものである。
【0065】
最終来店時間は、顧客が一番近い過去に来店したときの時間を示すものである。
【0066】
当月売上は、当月に顧客がその営業店で支払った金額の累計を示すものである。
【0067】
顧客ランク設定条件受付部51は、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付けるものである。本実施形態では、図28に示すように、顧客の来店頻度とその顧客の売上に関するデータとを設定条件として受け付ける顧客ランク設定条件受付欄501乃至506を備え、そして、この顧客ランク設定条件受付欄501乃至506で入力された値を、該顧客ランク設定条件受付部51が受け付けることにより、後述する顧客ランク決定部24で優良な顧客から順に4段階のランクA、B、C、Dを付与し得るように構成している。
【0068】
より具体的には、ランクAの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄501、502では、平均来店回数の倍以上と月間売上が平均月売上の倍以上とを設定条件として受け付けた。同様に、ランクBの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄503、504には、平均来店回数以上又は月間売上が平均月売上以上、ランクCの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄505、506には、平均来店回数未満又は月間売上が平均月売上以下といったデータを設定条件として受け付けた。なお、ランクDの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄を設け、平均来店回数の半分未満又は平均月売上の半分以下といったデータを背定条件として受け付けてもよい。
【0069】
また、本実施形態では受け付ける設定条件を、来店頻度と売上に関するデータとを受け付けるように設定しているが、これに限らず、それらのうちいずれか一方としてもよく、あるいは、設定条件を年間累計売上とするなど、種々の方法が考えられる。
【0070】
顧客ランク決定部24は、前記顧客情報格納部23に格納される顧客情報データに含まれる来店回数及び前記顧客ランク設定条件受付部51で受け付け設定されているランクに基づき、顧客のランクを決定するものである。
【0071】
蓄積部25は、前記受信部22が受信した顧客情報データを前記顧客情報格納部23に蓄積するものである。
【0072】
抽出条件受付部26は、入力手段204及び図15に示した前記抽出条件受付画面で入力された所定のエリアに関するデータと、購買履歴データとの抽出条件を受け付ける。
【0073】
本実施形態では、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上の属性値の内、少なくとも1以上の属性値を受け付けるように設定している。
【0074】
本実施形態では、累計売上を指定し顧客を抽出することとした。なお、この指定は、これに限らず、例えば、最終来店日を指定してこれより数ヶ月来店していない顧客を抽出したり、来店回数と累計売上とから顧客のランク付けを行ったりすることができる。すなわち、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上などの情報からなる購買履歴などのデータにおいて、この情報の組み合わせによって、所定の属性値を有する顧客を抽出できる。なお、これら情報は、上述の顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上に限らず、例えば、商品の名前や商品の種類等、平均売上など顧客情報格納部に格納されるデータに関するものであれば任意に設定しても構わない。
【0075】
顧客抽出部27は、抽出条件受付部26で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部23に格納される顧客情報データから顧客を抽出し、図18に示すリストを画面表示するものである。
【0076】
集計部28は、前記顧客輸出部26で抽出された顧客情報データより、所定のエリアにある世帯数、検索条件に該当した顧客数たるお客様数、前記世帯数の内該当したお客様数の比率たるお客様率、お客様の累計売上、そのお客様の昨年の累計売上などの表示集計データを集計する。
【0077】
ここで、累計売上とは、顧客情報データの当月売上などから、顧客がその営業店で支払った金額の、開店当初から当月までの累計金額を集計したものである。また、本実施形態では累計売上を開店当初からの累計売上としたが、これに限らず、例えば、3ヶ月や半年などに区切られた期間に顧客が支払った累計売上を算出したり、顧客の月額平均売上を算出したりするなど、各種実施態様に応じて算出しても構わないことはいうまでもない。さらに、複数の営業店に関する顧客情報データに対して算出する実施態様も考えられる。
【0078】
表示データ決定部29は、前記顧客抽出部27で抽出された抽出顧客情報データに対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定するものである。本実施形態では、累計売上が1万円以上の顧客を赤色の斜線で表示し、1万円に満たない顧客を白色で表示するように表示データを設定しているが、これに限らず、多色で識別できるようにしたり、斜線の幅を変えて識別できるようにしたり、四角形や三角形などのマークで識別できるようにするなど、任意に設定しても構わない。
【0079】
表示顧客受付部30は、入力手段204たるマウスの動きと連動して画面上に表示されるマウスポインタMPなどで構成されるものであって、顧客情報データの表示を希望する顧客があったとき、このマウスポインタMPを画面上に表示される顧客に重ね合わせてクリックすると、その位置にある顧客識別子を受け付けることができる。
【0080】
データ表示部31は、図9に示すように、抽出条件受付部26で受け付けた営業店と、その営業店からの距離と、顧客抽出部27で抽出された顧客と、表示集計データとを視覚化できるように、地図格納部21の第4層の住宅地図に重ね合わせて、表示手段205に画面表示するものである。
【0081】
なお、マウスポインタMPを画面上に表示される顧客に重ね合わせてクリックされた場合には、図20に示すように、クリックされた顧客の顧客情報データが表示画面の左下に画面表示される。このとき、本実施形態では、表示集計データを表示しないものとしたが、表示しても良いことはいうまでもない。
【0082】
より具体的には、抽出条件受付部26で受け付けた営業店は、表示画面の中心に黒色に塗りつぶして表示している。その営業店からの距離は、画面上に円を描いて表示している。顧客抽出部27で抽出された顧客は、その住居や建物を赤色の斜線たる表示データで表示している。また、表示データは、凡例として表示画面の左上に表示している。表示集計データは、所定のエリアにある世帯数、検索条件に該当した顧客数たるお客様数、前記世帯数の内該当したお客様数の比率たるお客様率、お客様の累計売上、そのお客様の昨年の累計売上を表にして、表示画面左下の表示位置に表示するようにしている。なお、この表示集計データや顧客上方データの表示位置は、この限りではない。
【0083】
なお、抽出条件受付部26で受け付けた営業店と、その営業店からの距離と、顧客抽出部27で抽出された顧客と、表示集計データと、顧客上方データとを、画面表示する尺度に応じて第4層以外の層の地図に重ね合わせて表示してもよい。また、抽出条件受付部26で受け付けた営業店を表示画面の中心に表示するように設定したが、これに限らず、営業店の表示位置を表示画面の中心からずらせて表示させたり、この営業店がない位置を表示させたりすることも考えられる。
【0084】
出力部32は、図8、図9、図10、図11、図19、図20、図25、図26に示される印刷ボタンIBをマウスポインタMPでクリックすると、その画面に対応するものを印刷すべく出力する。
【0085】
なお、本実施形態では、出力する方法として、プリンタ207で顧客毎にダイレクトメール用に印字出力して、しかるのち、このダイレクトメールを顧客に送達するものとしている。また、出力する方法はこれに限らず、例えば、顧客のコンピュータや携帯電話に電子メールを利用して送信するなど、様々な方法で出力しても構わない。
【0086】
次に、本実施形態のシステムの動作について、図21〜図24に示すフロー図を用いて説明する。
【0087】
図21は、端末装置P1において、商品に関する顧客情報データを受け付け、そしてこの受け付けた顧客情報データをサーバ装置P2に送信する過程をフロー図で示したものである。
【0088】
図22は、サーバ装置P2において、端末装置P1から送信される前記顧客情報データを受信し、格納する過程をフロー図で示している。
【0089】
図23は、サーバ装置P2において、顧客抽出条件から顧客を抽出し、この抽出した顧客を地図表示し、さらに出力する過程をフロー図で示している。
【0090】
図24は、サーバ装置P2において、画面表示されている顧客の顧客情報データを表示する過程をフロー図で示している。
【0091】
まず、端末装置P1において、POSデータ受付部11が、顧客のカードからその顧客の顧客番号を取得したとき(ステップS101)、同時に端末装置P1に設定されている年月日及び時間を取得する(ステップS102)。そして、さらにPOSデータ受付部11が顧客情報データを取得し(ステップS103)、POSデータ格納部12に蓄積する(ステップS104)。そして、サーバ装置P2から顧客情報データの送信要求を受けたとき(ステップS105)、送信部13がPOSデータ格納部12の顧客情報データをサーバ装置P2に送信する(ステップS106)。
【0092】
なお、本実施形態では、端末装置P1がサーバ装置P2から顧客情報データの送信要求を受けるときとして、POSデータ受付部11が、顧客のカードからその顧客の顧客番号を取得したとき、すなわち、顧客の購買行為があった際に、送信要求を受けたものとして自動的に顧客情報データを送信するように設定している。また、これに限らず、例えば、端末装置P1が顧客情報データをサーバ装置P2に送信するタイミングを、一日一回定時に送信するなど、実施態様に応じて送信するタイミングを設定しても構わない。
【0093】
このようにして、サーバ装置P2が顧客情報データを要求して(ステップS201)、端末装置P1から送信されてきた顧客情報データを、サーバ装置P2が受信すると(ステップS202)、蓄積部25が、その顧客情報データを顧客情報格納部23に格納する(ステップS203)。
【0094】
一方、図15に示す抽出条件受付画面から顧客抽出条件を受け付けると(ステップS301)、顧客抽出部27が図18に示すようにその顧客抽出条件に該当する顧客を抽出し(ステップS302)、また、集計部28が顧客集計データを集計する(ステップS303)。さらに表示データ決定部29が、その抽出された顧客の表示データを決定し(ステップS304)、図19に示すように、表示部20がこの表示データと地図とを重ね合わせて表示し、また前記集計部28で集計した顧客集計データを表示する(ステップS305)。そして、出力の指示があれば(ステップS306)、ダイレクトメール用に印刷を行い(ステップS307)、出力の指示がなければ(ステップS306)、終了する。
【0095】
ところで、上述のステップS301からステップS306の処理中に、マウスポインタなどにより表示顧客受付部30が顧客情報データの表示の指示を受け付けたとき(ステップS401)、図20に示すように表示部31がこの顧客情報データを表示する(ステップS402)。
【0096】
なお、本実施形態では、これら上述のステップS201からステップS202とステップS301からステップS307とステップS401からステップS402とは、並列処理されるプログラムで実行されるものとした。
【0097】
また、図29に示すように、顧客ランクを設定するための設定条件を設定又は変更するのであれば(ステップS501)、顧客ランク設定条件受付部51が、図28に示すように表示手段205へ表示させた顧客ランク設定条件受付欄501乃至506への入力を設定条件として受け付けて顧客ランクを設定する(ステップS502)ようにすればよい。
【0098】
以上のように本発明によれば、顧客情報格納部に格納されるPOSシステムで管理された顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、例えば、所定の範囲にある顧客など、所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、例えば、顧客が商品を購入すればその購入行為を略リアルタイムに且つ判別しやすい情報として把握することができ、顧客の囲い込みといった販促活動に即座に活用可能な非常に有用なシステムを供給することができる。
【0099】
さらに、顧客ランク設定条件受付部51により、より正確で詳細な顧客のランク分けを行うことができるため、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった、営業活動を支援する営業戦略ツールとして非常に有効に活用することができる。このように、各種ランクの顧客に応じた至極細やかな営業活動を実施することができるため、例えば、Aランクの顧客を完全に固定化したり、ランクの高くない顧客をより高いランクの顧客となるような営業活動を行えたりするといった極めて高機能なシステムを提供することができることとなる。
【0100】
さらに、画面上に表示されるマウスポインタなどを利用して画面上で家族構成、年齢、職業、性別、車の保有状況、連絡先といった各種顧客情報データを知ることができる。すなわち、POSシステムで略リアルタイムに集まる各種顧客情報データを即座に営業活動に活用することが可能となる。
【0101】
また、ダイレクトメールなどにより商品の購買機会などを増加させることも可能なシステムを供給できる。
【0102】
なお、図12に示す検索画面を用意すれば、所望の属性を有した顧客情報や営業店情報等を簡単に得ることができ、作業効率の向上も期待される。
【0103】
また、図13に示す天気設定画面を画面表示させて毎日の天気データを設定したり、図14に示す強化商品設定画面を画面表示させて月ごと強化商品を設定したりし、さらにこれらを前記集計部で集計処理して販促用に利用すれば、顧客維持や顧客創造などの販促効果の向上も期待できる。
【0104】
なお、本実施形態では、サーバ装置P2に、表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部を具備する構成としたが、これに限らず、表示部20、抽出条件受付部26、出力部32を端末装置P1が具備する構成としても構わない。このようにすれば、各営業店ごとでより細やかな販促活動などを行うことができる。
【0105】
また、端末装置P1をスタンドアローン型装置として機能させるときには、POSデータ受付部11、表示部20、地図情報格納部21、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部を具備させる実施態様が考えられる。すなわち、本実施形態において端末装置P1に具備したPOSデータ受付部11、送信部13と、サーバ装置P2に具備した表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部とは、端末装置P1及びサーバ装置P2とにおいて、その実施態様に応じて適宜具備しても構わない。
【0106】
さらに、本実施形態では、顧客に関する情報を取り扱うシステムとして説明したが、これに限らず、選挙権を有する有権者など、各種対象者に関する情報を取り扱うこともできる。すなわち、対象者が選挙権を有する有権者であった場合では、その政治的要望等などを情報が対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や政治的要望などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、政治的関心など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して支持者たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0107】
また、本実施形態では、顧客情報データを電子メールを用いてインターネットINETで送信するものとしたが、これに限らず、専用線を介して送信するなど、各種実施態様に応じて適宜設定しても構わない。
【0108】
なお、本実施形態では、所定エリアを任意のポイントと、そのポイントからの距離とから得られる範囲としたが、住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲や、営業店を含む住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲に設定すれば、図25や図26に示すように表示できるなど、これらに限らず、任意に設定することができる。
【0109】
なお、帳票印刷ボタン330などをクリックして表示される画面やその画面に表示されるボタンは、本実施形態で説明したものに限られたものでなく使用態様に応じて自由に設定しても構わない。また、クリックして表示される画面は、同一画面の別ウインドウに表示するように設定して複数のウインドウを表示するなど、表示するウインドウの数や階層も自由に設定しても構わない。
【0110】
また、本実施形態では、システムをクリーニング店で使用されるものとしたが、クリーニング店に限らず他の業種で運用可能であることは言うまでもない。このとき、取り扱う顧客情報データ等を業種毎に適合したものとすれば、上述した効果はその業種においてより顕著なものとなる。
【0111】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、顧客たる対象者が買い物などをすれば、その情報が対象者情報データとして対象者情報格納部に格納され、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や購買履歴などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、購買動向など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、略リアルタイムで的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0112】
また、選挙権を有する有権者の政治的要望等などの情報を対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や政治的要望などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、政治的関心など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して支持者たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0113】
すなわち、顧客や有権者などの対象者の各種情報を対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や購買履歴や政治的要望などの各種対象者情報データから、対象者抽出条件によって、購買動向や政治的関心などの所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用できるシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体機器構成図
【図2】同実施形態における端末装置の内部機器構成図
【図3】同実施形態における端末装置及びサーバ装置の動作を示すフロー図
【図4】同実施形態におけるサーバ装置の内部機器構成図
【図5】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客メンテナンス画面
【図6】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示されるメインメニュー画面
【図7】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される帳票印刷メニュー画面
【図8】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客一覧印刷画面
【図9】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される時間帯別売上報告画面
【図10】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される商品別売上報告画面
【図11】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される月度客数売上管理画面
【図12】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客営業店検索画面
【図13】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される天気設定画面
【図14】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される強化商品設定画面
【図15】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される抽出条件受付画面
【図16】同実施形態におけるサーバ装置の地図情報格納部の格納態様
【図17】同実施形態におけるサーバ装置の顧客情報格納部の位置情報の格納態様
【図18】同実施形態における抽出部で抽出された顧客リスト
【図19】同実施形態における表示画面
【図20】同実施形態における表示画面
【図21】同実施形態における端末装置において、商品に関する顧客情報データを受け付け、そしてこの受け付けた顧客情報データをサーバ装置に送信する過程を示すフロー図
【図22】同実施形態におけるサーバ装置において、端末装置から送信される前記顧客情報データを受信し、格納する過程を示すフロー図
【図23】同実施形態におけるサーバ装置において、顧客抽出条件から顧客を抽出し、この抽出した顧客を地図表示し、さらに出力する過程を示すフロー図
【図24】同実施形態におけるサーバ装置において、画面表示されている顧客の顧客情報データを表示する過程を示すフロー図
【図25】本発明の他の実施形態における画面表示
【図26】本発明の他の実施形態における画面表示
【図27】本発明の他の実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客一覧印刷画面
【図28】本発明の実施形態における顧客ランク設定用表示画面
【図29】同実施形態における顧客ランクを設定するための過程を示すフロー図
【符号の説明】
P1、P1a、P1b、P1c・・・端末装置
P2・・・サーバ装置
INET・・・通信回線網たるインターネット
MP・・・マウスポインタ
21・・・地図情報格納部
22・・・受信部
23・・・顧客情報格納部
24・・・顧客ランク決定部
25・・・蓄積部
26・・・抽出条件受付部
27・・・顧客抽出部
28・・・集計部
29・・・表示データ決定部
30・・・表示顧客受付部
31・・・データ表示部
32・・・出力部
51・・・顧客ランク設定条件受付部
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース化される対象者情報などの情報を地図上に表示する地図表示設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、国内外において情報処理技術等のIT技術の飛躍的な発展があり、これと共にこれらの技術がさまざまな分野において応用されている。
例えば、ビジネス分野では、対象者たる顧客のシェアアップを図るために、顧客の購買履歴等の情報をデータベース化し、これに地図情報を合わせて利用することで、ちらしやダイレクトメールの送達を行うなどの各種マーケティング活動が行われている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、選挙活動など政治の分野では、対象者たる有権者の賛同を得るべく、有権者の支持政党等の情報をデータベース化し、これに地図情報を合わせて利用することで、ちらしやダイレクトメールの送達を行うなどの各種選挙活動が行われている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−325426号公報(第2頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多様化する対象者のニーズに対応する今日においては、ちらしやダイレクトメールの送達などのマーケティング活動で十分な経済的な効果や選挙活動の効果を得ることは困難なことが多い。
【0006】
すなわち、多様化する対象者のニーズなどの情報を、いかにして的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するかが重要であり、対象者の購買動向や政治的関心などの情報をいかに正確に得ることができるかが大きなポイントである。
【0007】
例えば、データベース化された顧客の購買に関するデータからは多様化する顧客のニーズなどの情報をほぼ正確に得ることが可能である。具体的には、購入した商品、その商品を購入した季節・時間・天候、これまでの累計購入金額、平均購入金額、最低購入金額、最高購入金額、購買履歴等の情報をデータベース化し、そして、これらのデータの統計処理を行ったり、本人の性別、年齢、住所、電話番号、家族構成等の顧客個人に関するデータと合わせて統計処理などを行ったりすることで、顧客がどのような購買動向を有しているのかをより正確に予測できる。
【0008】
また、データベース化された有権者のアンケート結果などのデータからは多様化する有権者のニーズなどの情報をほぼ正確に得ることが可能である。具体的には、支持政党、後援会への所属、政治に関連するパーティーや講演会などの会合への出席状況、投票状況等の情報をデータベース化し、そして、これらのデータの統計処理を行ったり、本人の性別、年齢、住所、電話番号、家族構成等の顧客個人に関するデータと合わせて統計処理などを行ったりすることで、有権者がどのような政治的関心を有しているのかをより正確に予測して選挙活動に利用し、また、支援者の創造や維持を行なう。
【0009】
そこで本発明は、営業情報や顧客情報や有権者情報等の情報ソースを基にして商圏や顧客や有権者等を分析し、営業活動計画や目標管理等への活用を行い、さらに地図上の図面を使って、顧客や支援者の創造や従来顧客の維持管理等を行うことのできる地図表示設備やこれら活動を支援する支援プログラムの提供を主たる課題としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するようにしたものである。
【0011】
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。
【0012】
また、より詳細な条件などで顧客を抽出し、抽出した顧客を視覚可能に識別するためには、前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成する集計部を具備し、さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示するようにすることが好ましい。
【0013】
さらに、画面上で顧客情報データを知るためには、顧客情報データの画面表示を希望する顧客に対応する顧客識別子またはその顧客の住所に関するデータを、画面上に表示されるマウスポインタなどを利用して受け付ける表示顧客受付部と、その画面表示を希望した顧客の顧客情報データを表示する顧客情報データ表示部とを具備することが好ましい。
【0014】
ここで、「集計」とは、寄せ集めたいくつかの数を合計することに限らず、
一定集団について、調査すべき事項を定め、その集団の性質・傾向を数量的に表す統計を取ることも含む。また、所定の法則によって分類する場合もある。
【0015】
また、所定の範囲にある顧客を抽出するためには、前記所定のエリアが、住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点から所定の距離にある範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点を含む住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲であることが好ましい。
【0016】
また、ダイレクトメールなどにより商品の購買機会などを増加させるためには、顧客抽出部で抽出された顧客情報データに基づいて、その顧客情報データに含まれる顧客の氏名や住所等の属性値を出力する出力部を具備することが好ましい。
【0017】
なお、顧客管理のための順位付けを行うには、前記顧客情報データに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部を具備すればよく、また、前記ランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部を具備すれば、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類することができる。特に、前記設定条件が、顧客の来店頻度及びその顧客の売上に関するデータであれば、商活動に効果的なランク付けを行うことができる。
【0018】
また、所望のランクを有する顧客の属性値を出力するためには、所定ランクを有する顧客の属性値を出力するための顧客ランクを、1又は複数受け付ける比較ランク範囲受付部を具備することが望ましい。
【0019】
また、本実施形態の具体的態様としては、インターネットなどの通信回線網を介して通信可能に接続され、POSシステムで管理される端末装置及びサーバ装置から構成され、それら端末装置又はサーバ装置のどちらか一方または両方に、前記地図情報格納部と、前記顧客情報格納部と、前記抽出条件受付部と、前記顧客抽出部と、前記表示データ決定部と、前記表示部の各部を少なくとも一以上設けたものであることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態における地図表示設備の全体システムを示した全体機器構成図である。図1において、P1は営業店に設置された端末装置であり、P2は本店に設置されるサーバ装置であり、この端末装置P1とサーバ装置P2とはインターネットINETなどの通信回線網を介して双方向通信可能に接続されている。なお、本実施形態では、複数の営業店と本店とで構成されるクリーニング店において、この端末装置P1とサーバ装置P2とがそれぞれ配置されて好適に使用されるものとしている。また、この端末装置P1は、端末装置P1a、端末装置P1b、端末装置P1cなどの、複数の営業店で使用される通信機能を有した汎用のパーソナルコンピュータなどとして機能する据置型端末とし、そのサーバ装置P2が各端末装置を識別するための識別子として、端末識別子P1a、P1b、P1cをそれぞれに割り当てている。
【0022】
具体的には、端末装置P1は、図2に示すように、CPU101、内部メモリたるRAM102、HDD等の外部記憶装置103、カードに記憶される情報の読み取りや売上などのデータを入力する入力手段104、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手段105、電話回線等を介してインターネットINETに接続するためのモデムなどの送受信部106等を主な構成要素とする。
【0023】
そして、この端末装置P1は、その内部メモリに記憶させたプログラムにしたがって前記CPU101や周辺機器が作動し、図3に示すように、POSデータ受付部11、POSデータ格納部12、送信部13などとしての機能を発揮するようにしている。
【0024】
より具体的に、図3に示した端末装置P1の各部を具体的に詳述する。
【0025】
POSデータ受付部11は、前記入力手段104で構成されるものであって、その顧客の顧客番号と、来店日、来店時間、預かり商品の価格、商品の種類などの商品に関するデータとを、顧客情報データとして受け付ける。
【0026】
なお、顧客番号は、クリーニング店が発行する磁気カードやICカードなどの顧客が携帯可能なカードごとにユニークな値で記憶されているものとし、このカードに記憶されている顧客番号から、顧客を識別できるものとした。
【0027】
POSデータ格納部12は、前記外部記憶装置103の所定領域に形成されるものであって、前記POSデータ受付部11が受け付けた顧客情報データを格納している。
【0028】
送信部13は、前記送受信部106等で構成されるものであって、POSデータ受付部12に格納される顧客情報データと当該端末装置P1の端末識別子とを、電子メールを用いてインターネットINETを介してサーバ装置P2に送信する。
【0029】
一方、サーバ装置P2は、一般的なデータベース機能を具備したもので、図4に示すように、CPU201、内部メモリたるRAM202、HDD等の外部記憶装置203、座標や画面上の位置などを示すマウスポインタMPの制御に用いるマウスやキーボードなどの入力手段204、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手段205、電話回線等を介してインターネットINETに接続するための送受信部206、プリンタなどの出力手段207等を主な構成要素とする。
【0030】
そして本実施形態では、サーバ装置P2は、その内部メモリ202等に記憶させたプログラムにしたがって前記CPU201や周辺機器を作動し、図3に示すように、表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、データ表示部31、出力部32としての機能を発揮するようにしている。
【0031】
具体的に、図3に示したサーバ装置P2の各部を詳述する。
【0032】
表示部20は、画面中を自由に移動するマウスポインタMPやこのマウスポインタMPでクリックされる種々のボタン等を表示手段205に画面表示するものである。
【0033】
本実施形態では、サーバ装置P2の電源を投入したとき、初期画面として図5に示すように、顧客情報データの設定等を行う顧客メンテナンスボタン310、顧客情報データの取得を行う顧客情報データ取込ボタン320、顧客情報データに関する出力を行う帳票印刷ボタン330、顧客や営業店を検索する顧客営業店情報ボタン340、天気の設定を行う天気設定ボタン350、例えば販促用の商品の設定を行う強化商品ボタン360、所定の属性値を有する顧客などの抽出を行う抽出条件ボタン370、営業店システムの変更などを行う営業店メンテナンスボタン380、本店システムの変更などを行うユーザメンテナンスボタン390を表示手段205に表示するように設定している。
【0034】
そして、マウスポインタMPで前記顧客メンテナンスボタン310をクリックすると、図6に示すように、顧客の情報を登録する顧客情報登録ボタン311、顧客の情報を一括に登録する顧客情報一括登録ボタン312、顧客情報データの修正をする顧客情報修正ボタン313、顧客に関する地図情報を確定する地図情報確定ボタン314、顧客に関する地図情報を一括に確定する地図情報一括確定ボタン315、顧客のランクを設定する顧客ランク更新ボタン316、顧客に関する情報を一括に出力する顧客情報一括出力ボタン317、顧客情報データを削除する顧客情報削除ボタン318、前画面に戻るリターンボタン319等が表示手段205に表示される。なお、このリターンボタン319は、この画面以外でも表示されるときがあるが、このときも同様に前画面に戻るボタンとして機能する。
【0035】
ところで、この顧客情報登録ボタン311や顧客情報一括登録ボタン312をマウスポインタMPでクリックし、しかるのち表示される画面(図示省略)で顧客情報データを入力すると、入力された顧客情報データが顧客情報格納部23に格納される。
【0036】
同様にして、顧客情報データの修正や確定をするときには、顧客情報修正ボタン313、地図情報確定ボタン314、地図情報一括確定ボタン315、顧客ランク更新ボタン316をクリックして、しかるのち表示される画面(図示省略)で、顧客情報データを修正したり、確定させたりすると、修正や確定がなされた顧客情報データが顧客情報格納部23に格納される。また、顧客情報格納部23に格納される顧客情報データを出力するときは、顧客情報一括出力ボタン317をクリックして出力させたり、顧客情報格納部23に格納される顧客情報データを削除したりするときには顧客情報削除ボタン318をクリックして削除するようにすればよい。
【0037】
一方、マウスポインタMPで顧客情報データ取込ボタン320をクリックすると、サーバ装置P2が、端末装置P1から顧客情報データを受信する。
【0038】
また、マウスポインタMPで帳票印刷ボタン330をクリックすると、図7に示すように、顧客に関する情報を一覧表示する顧客一覧ボタン331、時間帯ごとの売上に関する情報を表示する時間帯別売上報告ボタン332、商品ごとの売上に関する情報を表示する商品別売上報告ボタン333、月毎の来客に関する情報を表示する月度客数売上管理表ボタン334、売上代金が未収の顧客に関する情報を表示する未収リストボタン335、売上代金が未収であった顧客に関する情報を表示する未収回数リストボタン336、店舗ごとの売上に関する情報を表示する店舗別売上報告ボタン337、売上勘定に関する情報を表示する売上台帳ボタン338等が表示手段205に表示される。
【0039】
さらに、この顧客一覧ボタン331をクリックすると、図8に示すように、印刷する所定の期間の初めを設定する開始日程設定部331aとその所定の期間の終わりを設定する終了日程設定部331b等が表示され、この画面に表示される所定の期間の初めを設定する開始日程設定部331aと所定の期間の終わりを設定する終了日程設定部331bとに所望の所定期間を入力手段240を用いて入力し、印刷ボタンをクリックすればその所定期間に含まれる顧客を一覧表にして印刷することができる。
【0040】
なお、顧客の顧客コード331c、来店回数331d、売上331e、最終来店日331fの各項目で昇順又は降順にソートした印刷をすることができるように設定されている。
【0041】
さらに、このとき、営業店一覧331gに表示される営業店をマウスポインタMPでクリックすることで、その営業店に関する顧客を選択設定して表示することができる。このとき選択された営業店は反転表示するように設定している。
【0042】
またさらに、図27に示すように、顧客一覧ボタン311をクリックした際に、顧客ランクの入力を受け付ける比較ランク範囲受付欄401を表示し、例えば、該比較ランク範囲受付受付欄401に入力されるランクAのみの顧客を出力するための文字Aや、ランクB乃至Dの顧客を出力するために入力される文字B及び文字Dを受け付ける比較ランク範囲受付部(図示せず)を設ければ、より所望の顧客を抽出し出力することができる。
【0043】
時間帯別売上報告ボタン332をクリックすると、図9に示すように、端末識別子たる店コード、店舗名、時間帯ごとの売上と点数とを表示手段205に一覧表示するようにしている。なお、端末識別子とは、端末装置P1に割り当てられたユニークな値を示す識別子であり、また、店舗名はこの端末識別子で識別される店舗の名称を示すものである。点数とは、売上に応じて顧客が店舗から与えられるサービスの一種であって、本実施形態では、所定のポイントをが貯まったときに値引きサービスを受けられるように設定している。
【0044】
なお、本実施形態では、例えば所定のポイントをが貯まったときに値引きサービスを受けられるように設定しているが、これに限らず、貯まったポイントに応じて商品と交換するなど、様々な実施態様が考えられる。
【0045】
商品別売上報告ボタン333をクリックすると、図10に示すように、商品を識別する商品コード、この商品コードで識別される商品名、商品の売上合計、商品の数量、平均単価を表示手段205に一覧表示するようにしている。なお、商品コードとは、本システムにおいて商品を識別するためのユニークな値を示す識別子である。
【0046】
月度客数売上管理表ボタン334をクリックすると、図11に示すように、所定の月に含まれる顧客に関する一覧表を印刷するために、その所定の月を設定する月度設定部334aを表示するように設定している。なお、このとき、営業店一覧に表示される営業店をマウスポインタMPでクリックすることで、その営業店に関する顧客を選択設定することができる。このとき選択された営業店は反転表示するように設定している。
【0047】
また、前記未収リストボタン335、前記未収回数リストボタン336、前記店舗別売上報告ボタン337、前記売上台帳ボタン338をクリックすると、クリックされたボタンに応じた画面(図示せず)が表示手段205に表示されるように設定している。
【0048】
マウスポインタMPで前記顧客営業店情報ボタン340をクリックすると、図12に示すように、顧客情報データから顧客を検索する顧客情報検索ボタン341、地図情報から顧客を検索する住所情報検索ボタン342、営業店情報データから営業店を検索する営業店情報検索ボタン343、地図情報から営業店を検索する営業店住所情報検索ボタン344等が表示手段205に表示されるように設定している。
【0049】
マウスポインタMPで前記天気設定ボタン350をクリックすると、図13に示すように、毎日の天気や温度を入力できる天気入力欄351a、温度入力欄351b等が、表示手段205に表示されるように設定している。なお、ここで入力する天気や温度は、例えばその日の正午の天気や温度を入力するなど、実施態様に応じて入力しても構わない。
【0050】
マウスポインタMPで前記強化商品ボタン360をクリックすると、図14に示すように、毎月の強化商品を入力できる強化商品入力欄361a等が、表示手段205に表示されるように設定している。
【0051】
マウスポインタMPで前記抽出条件ボタン370をクリックすると、図15に示すように、抽出条件受付画面として、所定の属性値を有する顧客を抽出するために、所定のエリアに関するデータを入力するための範囲指定欄371aや、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上などの購買履歴データを入力するための顧客情報指定欄371b等が表示手段205に表示されるように設定している。
【0052】
より具体的には、所定のエリアに関するデータは、任意のポイントと、そのポイントからの距離とから得られる範囲のことであって、本実施形態では、任意のポイントに店舗名たる営業店名を指定し、その営業店からの所定距離とを指定することによって、営業店からの所定距離内にある範囲指定の決定を行うことができる。この範囲指定の方法は、図15に示すように画面上に表示されるマウスポインタMPを利用したり入力手段204を利用したりすればよい。
【0053】
マウスポインタMPで営業店メンテナンスボタン380又はユーザメンテナンスボタン390をクリックすると、営業店や本店のシステムをメンテナンスできる画面(図示せず)が表示手段205に表示されるように設定している。
【0054】
地図情報格納部21は、前記外部記憶装置203の所定領域に形成されるものである。本実施形態に格納される地図は、例えば、第1階層が日本地図、第2階層が都道府県の地図、第3階層に市町村単位が区分地図、第4階層に一軒ごとの住居や建物の形やその名前を表示する住宅地図など、複数層の階層構造をなすものとしている。そしてこの地図は、図16に示すように住所、経度、緯度などの位置情報を示す属性と関連付けされて格納されている。なお、この位置情報を示す属性は、上記の属性に限らず、地図情報と関連する情報であればこの他の属性であっても構わないことはいうまでもない。
【0055】
受信部22は、前記送受信部206で構成されるものであって、前記顧客情報取込ボタンがクリックされたときに、前記端末装置P1から送信される顧客情報データを受信する。
【0056】
顧客情報格納部23は、前記外部記憶装置203の所定領域に形成されるものであって、前記受信部22で受信した顧客情報データに基づき、顧客情報データを、図17に示すように、顧客番号・端末識別子・顧客氏名・顧客住所・顧客電話番号・来店回数・ランク先月・ランク当月・最終来店日・最終来店時間・当月売上などの各属性に分類して格納する。
【0057】
より具体的には、顧客番号は、本システムにおいてユニークな値を示す属性であって、これに格納される属性値は顧客を識別する顧客識別子としての機能を発する。なお、本実施形態では、顧客番号は4桁の数字で構成するように設定したが、これに限らず、英字と組み合わせたり、桁数を増やしたりするなど、具体的な実施態様に応じて適宜設定しても構わない。
【0058】
顧客氏名は、個人名や会社名やニックネームなど、前記顧客番号で識別されるユーザの呼称を属性値とする。
【0059】
顧客住所は、顧客の住所に関する属性である。なお、本実施形態では前記地図情報格納部23に格納される住所に対するキーとした。すなわち、この顧客住所と地図情報格納部21に格納されている住所とが同一であった場合、顧客住所の位置情報が特定できる。
【0060】
顧客電話番号は、顧客の住所を特定できる自宅や会社などの電話番号である。
【0061】
来店回数は、顧客が端末識別子で識別される店舗に来店した累計回数を示すものである。なお、本実施形態では来店回数を店舗に来店した開店当初からの累計回数としたが、これに限らず、例えば、3ヶ月や半年などに区切られた期間に顧客が来店した回数を示すなど、各種実施態様に応じて設定しても構わない。
【0062】
ランク先月は、先月の顧客の優良度をアルファベットで示している。
【0063】
ランク当月は、当月の顧客の優良度をアルファベットで示している。
【0064】
来店日は、顧客が一番近い過去に来店したときの日を示すものである。
【0065】
最終来店時間は、顧客が一番近い過去に来店したときの時間を示すものである。
【0066】
当月売上は、当月に顧客がその営業店で支払った金額の累計を示すものである。
【0067】
顧客ランク設定条件受付部51は、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付けるものである。本実施形態では、図28に示すように、顧客の来店頻度とその顧客の売上に関するデータとを設定条件として受け付ける顧客ランク設定条件受付欄501乃至506を備え、そして、この顧客ランク設定条件受付欄501乃至506で入力された値を、該顧客ランク設定条件受付部51が受け付けることにより、後述する顧客ランク決定部24で優良な顧客から順に4段階のランクA、B、C、Dを付与し得るように構成している。
【0068】
より具体的には、ランクAの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄501、502では、平均来店回数の倍以上と月間売上が平均月売上の倍以上とを設定条件として受け付けた。同様に、ランクBの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄503、504には、平均来店回数以上又は月間売上が平均月売上以上、ランクCの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄505、506には、平均来店回数未満又は月間売上が平均月売上以下といったデータを設定条件として受け付けた。なお、ランクDの顧客を設定する顧客ランク設定条件受付欄を設け、平均来店回数の半分未満又は平均月売上の半分以下といったデータを背定条件として受け付けてもよい。
【0069】
また、本実施形態では受け付ける設定条件を、来店頻度と売上に関するデータとを受け付けるように設定しているが、これに限らず、それらのうちいずれか一方としてもよく、あるいは、設定条件を年間累計売上とするなど、種々の方法が考えられる。
【0070】
顧客ランク決定部24は、前記顧客情報格納部23に格納される顧客情報データに含まれる来店回数及び前記顧客ランク設定条件受付部51で受け付け設定されているランクに基づき、顧客のランクを決定するものである。
【0071】
蓄積部25は、前記受信部22が受信した顧客情報データを前記顧客情報格納部23に蓄積するものである。
【0072】
抽出条件受付部26は、入力手段204及び図15に示した前記抽出条件受付画面で入力された所定のエリアに関するデータと、購買履歴データとの抽出条件を受け付ける。
【0073】
本実施形態では、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上の属性値の内、少なくとも1以上の属性値を受け付けるように設定している。
【0074】
本実施形態では、累計売上を指定し顧客を抽出することとした。なお、この指定は、これに限らず、例えば、最終来店日を指定してこれより数ヶ月来店していない顧客を抽出したり、来店回数と累計売上とから顧客のランク付けを行ったりすることができる。すなわち、顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上などの情報からなる購買履歴などのデータにおいて、この情報の組み合わせによって、所定の属性値を有する顧客を抽出できる。なお、これら情報は、上述の顧客番号、氏名、住所、来店回数、最終来店日、最終来店日来店時間、累計売上に限らず、例えば、商品の名前や商品の種類等、平均売上など顧客情報格納部に格納されるデータに関するものであれば任意に設定しても構わない。
【0075】
顧客抽出部27は、抽出条件受付部26で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部23に格納される顧客情報データから顧客を抽出し、図18に示すリストを画面表示するものである。
【0076】
集計部28は、前記顧客輸出部26で抽出された顧客情報データより、所定のエリアにある世帯数、検索条件に該当した顧客数たるお客様数、前記世帯数の内該当したお客様数の比率たるお客様率、お客様の累計売上、そのお客様の昨年の累計売上などの表示集計データを集計する。
【0077】
ここで、累計売上とは、顧客情報データの当月売上などから、顧客がその営業店で支払った金額の、開店当初から当月までの累計金額を集計したものである。また、本実施形態では累計売上を開店当初からの累計売上としたが、これに限らず、例えば、3ヶ月や半年などに区切られた期間に顧客が支払った累計売上を算出したり、顧客の月額平均売上を算出したりするなど、各種実施態様に応じて算出しても構わないことはいうまでもない。さらに、複数の営業店に関する顧客情報データに対して算出する実施態様も考えられる。
【0078】
表示データ決定部29は、前記顧客抽出部27で抽出された抽出顧客情報データに対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定するものである。本実施形態では、累計売上が1万円以上の顧客を赤色の斜線で表示し、1万円に満たない顧客を白色で表示するように表示データを設定しているが、これに限らず、多色で識別できるようにしたり、斜線の幅を変えて識別できるようにしたり、四角形や三角形などのマークで識別できるようにするなど、任意に設定しても構わない。
【0079】
表示顧客受付部30は、入力手段204たるマウスの動きと連動して画面上に表示されるマウスポインタMPなどで構成されるものであって、顧客情報データの表示を希望する顧客があったとき、このマウスポインタMPを画面上に表示される顧客に重ね合わせてクリックすると、その位置にある顧客識別子を受け付けることができる。
【0080】
データ表示部31は、図9に示すように、抽出条件受付部26で受け付けた営業店と、その営業店からの距離と、顧客抽出部27で抽出された顧客と、表示集計データとを視覚化できるように、地図格納部21の第4層の住宅地図に重ね合わせて、表示手段205に画面表示するものである。
【0081】
なお、マウスポインタMPを画面上に表示される顧客に重ね合わせてクリックされた場合には、図20に示すように、クリックされた顧客の顧客情報データが表示画面の左下に画面表示される。このとき、本実施形態では、表示集計データを表示しないものとしたが、表示しても良いことはいうまでもない。
【0082】
より具体的には、抽出条件受付部26で受け付けた営業店は、表示画面の中心に黒色に塗りつぶして表示している。その営業店からの距離は、画面上に円を描いて表示している。顧客抽出部27で抽出された顧客は、その住居や建物を赤色の斜線たる表示データで表示している。また、表示データは、凡例として表示画面の左上に表示している。表示集計データは、所定のエリアにある世帯数、検索条件に該当した顧客数たるお客様数、前記世帯数の内該当したお客様数の比率たるお客様率、お客様の累計売上、そのお客様の昨年の累計売上を表にして、表示画面左下の表示位置に表示するようにしている。なお、この表示集計データや顧客上方データの表示位置は、この限りではない。
【0083】
なお、抽出条件受付部26で受け付けた営業店と、その営業店からの距離と、顧客抽出部27で抽出された顧客と、表示集計データと、顧客上方データとを、画面表示する尺度に応じて第4層以外の層の地図に重ね合わせて表示してもよい。また、抽出条件受付部26で受け付けた営業店を表示画面の中心に表示するように設定したが、これに限らず、営業店の表示位置を表示画面の中心からずらせて表示させたり、この営業店がない位置を表示させたりすることも考えられる。
【0084】
出力部32は、図8、図9、図10、図11、図19、図20、図25、図26に示される印刷ボタンIBをマウスポインタMPでクリックすると、その画面に対応するものを印刷すべく出力する。
【0085】
なお、本実施形態では、出力する方法として、プリンタ207で顧客毎にダイレクトメール用に印字出力して、しかるのち、このダイレクトメールを顧客に送達するものとしている。また、出力する方法はこれに限らず、例えば、顧客のコンピュータや携帯電話に電子メールを利用して送信するなど、様々な方法で出力しても構わない。
【0086】
次に、本実施形態のシステムの動作について、図21〜図24に示すフロー図を用いて説明する。
【0087】
図21は、端末装置P1において、商品に関する顧客情報データを受け付け、そしてこの受け付けた顧客情報データをサーバ装置P2に送信する過程をフロー図で示したものである。
【0088】
図22は、サーバ装置P2において、端末装置P1から送信される前記顧客情報データを受信し、格納する過程をフロー図で示している。
【0089】
図23は、サーバ装置P2において、顧客抽出条件から顧客を抽出し、この抽出した顧客を地図表示し、さらに出力する過程をフロー図で示している。
【0090】
図24は、サーバ装置P2において、画面表示されている顧客の顧客情報データを表示する過程をフロー図で示している。
【0091】
まず、端末装置P1において、POSデータ受付部11が、顧客のカードからその顧客の顧客番号を取得したとき(ステップS101)、同時に端末装置P1に設定されている年月日及び時間を取得する(ステップS102)。そして、さらにPOSデータ受付部11が顧客情報データを取得し(ステップS103)、POSデータ格納部12に蓄積する(ステップS104)。そして、サーバ装置P2から顧客情報データの送信要求を受けたとき(ステップS105)、送信部13がPOSデータ格納部12の顧客情報データをサーバ装置P2に送信する(ステップS106)。
【0092】
なお、本実施形態では、端末装置P1がサーバ装置P2から顧客情報データの送信要求を受けるときとして、POSデータ受付部11が、顧客のカードからその顧客の顧客番号を取得したとき、すなわち、顧客の購買行為があった際に、送信要求を受けたものとして自動的に顧客情報データを送信するように設定している。また、これに限らず、例えば、端末装置P1が顧客情報データをサーバ装置P2に送信するタイミングを、一日一回定時に送信するなど、実施態様に応じて送信するタイミングを設定しても構わない。
【0093】
このようにして、サーバ装置P2が顧客情報データを要求して(ステップS201)、端末装置P1から送信されてきた顧客情報データを、サーバ装置P2が受信すると(ステップS202)、蓄積部25が、その顧客情報データを顧客情報格納部23に格納する(ステップS203)。
【0094】
一方、図15に示す抽出条件受付画面から顧客抽出条件を受け付けると(ステップS301)、顧客抽出部27が図18に示すようにその顧客抽出条件に該当する顧客を抽出し(ステップS302)、また、集計部28が顧客集計データを集計する(ステップS303)。さらに表示データ決定部29が、その抽出された顧客の表示データを決定し(ステップS304)、図19に示すように、表示部20がこの表示データと地図とを重ね合わせて表示し、また前記集計部28で集計した顧客集計データを表示する(ステップS305)。そして、出力の指示があれば(ステップS306)、ダイレクトメール用に印刷を行い(ステップS307)、出力の指示がなければ(ステップS306)、終了する。
【0095】
ところで、上述のステップS301からステップS306の処理中に、マウスポインタなどにより表示顧客受付部30が顧客情報データの表示の指示を受け付けたとき(ステップS401)、図20に示すように表示部31がこの顧客情報データを表示する(ステップS402)。
【0096】
なお、本実施形態では、これら上述のステップS201からステップS202とステップS301からステップS307とステップS401からステップS402とは、並列処理されるプログラムで実行されるものとした。
【0097】
また、図29に示すように、顧客ランクを設定するための設定条件を設定又は変更するのであれば(ステップS501)、顧客ランク設定条件受付部51が、図28に示すように表示手段205へ表示させた顧客ランク設定条件受付欄501乃至506への入力を設定条件として受け付けて顧客ランクを設定する(ステップS502)ようにすればよい。
【0098】
以上のように本発明によれば、顧客情報格納部に格納されるPOSシステムで管理された顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、例えば、所定の範囲にある顧客など、所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、例えば、顧客が商品を購入すればその購入行為を略リアルタイムに且つ判別しやすい情報として把握することができ、顧客の囲い込みといった販促活動に即座に活用可能な非常に有用なシステムを供給することができる。
【0099】
さらに、顧客ランク設定条件受付部51により、より正確で詳細な顧客のランク分けを行うことができるため、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった、営業活動を支援する営業戦略ツールとして非常に有効に活用することができる。このように、各種ランクの顧客に応じた至極細やかな営業活動を実施することができるため、例えば、Aランクの顧客を完全に固定化したり、ランクの高くない顧客をより高いランクの顧客となるような営業活動を行えたりするといった極めて高機能なシステムを提供することができることとなる。
【0100】
さらに、画面上に表示されるマウスポインタなどを利用して画面上で家族構成、年齢、職業、性別、車の保有状況、連絡先といった各種顧客情報データを知ることができる。すなわち、POSシステムで略リアルタイムに集まる各種顧客情報データを即座に営業活動に活用することが可能となる。
【0101】
また、ダイレクトメールなどにより商品の購買機会などを増加させることも可能なシステムを供給できる。
【0102】
なお、図12に示す検索画面を用意すれば、所望の属性を有した顧客情報や営業店情報等を簡単に得ることができ、作業効率の向上も期待される。
【0103】
また、図13に示す天気設定画面を画面表示させて毎日の天気データを設定したり、図14に示す強化商品設定画面を画面表示させて月ごと強化商品を設定したりし、さらにこれらを前記集計部で集計処理して販促用に利用すれば、顧客維持や顧客創造などの販促効果の向上も期待できる。
【0104】
なお、本実施形態では、サーバ装置P2に、表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部を具備する構成としたが、これに限らず、表示部20、抽出条件受付部26、出力部32を端末装置P1が具備する構成としても構わない。このようにすれば、各営業店ごとでより細やかな販促活動などを行うことができる。
【0105】
また、端末装置P1をスタンドアローン型装置として機能させるときには、POSデータ受付部11、表示部20、地図情報格納部21、顧客情報格納部23、顧客ランク決定部24、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部を具備させる実施態様が考えられる。すなわち、本実施形態において端末装置P1に具備したPOSデータ受付部11、送信部13と、サーバ装置P2に具備した表示部20、地図情報格納部21、受信部22、顧客情報格納部23、蓄積部25、抽出条件受付部26、顧客抽出部27、集計部28、表示データ決定部29、表示顧客受付部30、出力部32の各部とは、端末装置P1及びサーバ装置P2とにおいて、その実施態様に応じて適宜具備しても構わない。
【0106】
さらに、本実施形態では、顧客に関する情報を取り扱うシステムとして説明したが、これに限らず、選挙権を有する有権者など、各種対象者に関する情報を取り扱うこともできる。すなわち、対象者が選挙権を有する有権者であった場合では、その政治的要望等などを情報が対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や政治的要望などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、政治的関心など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して支持者たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0107】
また、本実施形態では、顧客情報データを電子メールを用いてインターネットINETで送信するものとしたが、これに限らず、専用線を介して送信するなど、各種実施態様に応じて適宜設定しても構わない。
【0108】
なお、本実施形態では、所定エリアを任意のポイントと、そのポイントからの距離とから得られる範囲としたが、住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲や、営業店を含む住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲に設定すれば、図25や図26に示すように表示できるなど、これらに限らず、任意に設定することができる。
【0109】
なお、帳票印刷ボタン330などをクリックして表示される画面やその画面に表示されるボタンは、本実施形態で説明したものに限られたものでなく使用態様に応じて自由に設定しても構わない。また、クリックして表示される画面は、同一画面の別ウインドウに表示するように設定して複数のウインドウを表示するなど、表示するウインドウの数や階層も自由に設定しても構わない。
【0110】
また、本実施形態では、システムをクリーニング店で使用されるものとしたが、クリーニング店に限らず他の業種で運用可能であることは言うまでもない。このとき、取り扱う顧客情報データ等を業種毎に適合したものとすれば、上述した効果はその業種においてより顕著なものとなる。
【0111】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、顧客たる対象者が買い物などをすれば、その情報が対象者情報データとして対象者情報格納部に格納され、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や購買履歴などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、購買動向など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、略リアルタイムで的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0112】
また、選挙権を有する有権者の政治的要望等などの情報を対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や政治的要望などの対象者情報データから、対象者抽出条件によって、政治的関心など所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して支持者たる対象者を確保するシステムを実現できる。
【0113】
すなわち、顧客や有権者などの対象者の各種情報を対象者情報データとして対象者情報格納部に格納し、この対象者情報格納部に格納される対象者の氏名や住所や購買履歴や政治的要望などの各種対象者情報データから、対象者抽出条件によって、購買動向や政治的関心などの所定の対象者情報データを有する対象者を抽出し、この抽出した対象者を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する対象者のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用できるシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体機器構成図
【図2】同実施形態における端末装置の内部機器構成図
【図3】同実施形態における端末装置及びサーバ装置の動作を示すフロー図
【図4】同実施形態におけるサーバ装置の内部機器構成図
【図5】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客メンテナンス画面
【図6】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示されるメインメニュー画面
【図7】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される帳票印刷メニュー画面
【図8】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客一覧印刷画面
【図9】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される時間帯別売上報告画面
【図10】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される商品別売上報告画面
【図11】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される月度客数売上管理画面
【図12】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客営業店検索画面
【図13】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される天気設定画面
【図14】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される強化商品設定画面
【図15】同実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される抽出条件受付画面
【図16】同実施形態におけるサーバ装置の地図情報格納部の格納態様
【図17】同実施形態におけるサーバ装置の顧客情報格納部の位置情報の格納態様
【図18】同実施形態における抽出部で抽出された顧客リスト
【図19】同実施形態における表示画面
【図20】同実施形態における表示画面
【図21】同実施形態における端末装置において、商品に関する顧客情報データを受け付け、そしてこの受け付けた顧客情報データをサーバ装置に送信する過程を示すフロー図
【図22】同実施形態におけるサーバ装置において、端末装置から送信される前記顧客情報データを受信し、格納する過程を示すフロー図
【図23】同実施形態におけるサーバ装置において、顧客抽出条件から顧客を抽出し、この抽出した顧客を地図表示し、さらに出力する過程を示すフロー図
【図24】同実施形態におけるサーバ装置において、画面表示されている顧客の顧客情報データを表示する過程を示すフロー図
【図25】本発明の他の実施形態における画面表示
【図26】本発明の他の実施形態における画面表示
【図27】本発明の他の実施形態におけるサーバ装置の表示手段に表示される顧客一覧印刷画面
【図28】本発明の実施形態における顧客ランク設定用表示画面
【図29】同実施形態における顧客ランクを設定するための過程を示すフロー図
【符号の説明】
P1、P1a、P1b、P1c・・・端末装置
P2・・・サーバ装置
INET・・・通信回線網たるインターネット
MP・・・マウスポインタ
21・・・地図情報格納部
22・・・受信部
23・・・顧客情報格納部
24・・・顧客ランク決定部
25・・・蓄積部
26・・・抽出条件受付部
27・・・顧客抽出部
28・・・集計部
29・・・表示データ決定部
30・・・表示顧客受付部
31・・・データ表示部
32・・・出力部
51・・・顧客ランク設定条件受付部
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するようにしたものである。
【0011】
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上に表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
【0017】
特に、前記設定条件が、顧客の来店頻度及びその顧客の売上に関するデータであれば、商活動に効果的なランク付けを行うことができる。
特に、前記設定条件が、顧客の来店頻度及びその顧客の売上に関するデータであれば、商活動に効果的なランク付けを行うことができる。
【0112】
そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
【0113】
このように、所望の設定条件でランク付けされた顧客を抽出して地図上に表示すれば、地図上で所望の設定条件でランク付けされた顧客のランクを知ることができるので、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった営業活動等を支援するツールとして非常に有用な地図表示設備を提供することができる。
このように、所望の設定条件でランク付けされた顧客を抽出して地図上に表示すれば、地図上で所望の設定条件でランク付けされた顧客のランクを知ることができるので、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった営業活動等を支援するツールとして非常に有用な地図表示設備を提供することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、一軒ごとの住居や建物の形を表示するための住宅地図と、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報とを関連付けて格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上の一軒ごとの住居や建物に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するとともに、前記顧客抽出部で抽出された顧客情報データより、所定のエリアにある世帯数、抽出条件に該当した顧客数、前記世帯数の内該当した顧客数の比率を集計する集計部を具備し、前記表示部が、前記集計部で集計した前記世帯数、前記顧客数、前記顧客数の比率を、さらに表示し得るように構成したものである。
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、一軒ごとの住居や建物の形を表示するための住宅地図と、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報とを関連付けて格納する地図情報格納部と、POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部と、所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上の一軒ごとの住居や建物に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部とを具備するとともに、前記顧客抽出部で抽出された顧客情報データより、所定のエリアにある世帯数、抽出条件に該当した顧客数、前記世帯数の内該当した顧客数の比率を集計する集計部を具備し、前記表示部が、前記集計部で集計した前記世帯数、前記顧客数、前記顧客数の比率を、さらに表示し得るように構成したものである。
【0011】
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上の一軒ごとの住居や建物に重ね合わせて表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
このような構成によれば、顧客が買い物などをすれば、その情報が顧客情報データとして略リアルタイムに顧客情報格納部に格納され、この顧客情報格納部に格納される顧客の氏名や住所や購買履歴などの顧客情報データから、顧客抽出条件によって、購買動向など所定の顧客情報データを有する顧客を抽出し、この抽出した顧客を色やマーク等の視覚可能な表示データで地図上の一軒ごとの住居や建物に重ね合わせて表示させることができるため、多様化する顧客のニーズなどの情報を、的確に把握しこれを戦略的に活用して固定客を確保するシステムを実現できる。そして、顧客のランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部と、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データ及び前記顧客ランク設定条件受付部で受け付け設定されるランクに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部とを具備しているので、所望の設定条件でランク付けして顧客を分類し、顧客管理のための順位付けを好適に行える。
【0012】
また、より詳細な条件などで顧客を抽出し、抽出した顧客を視覚可能に識別するためには、前記集計部が、前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成するように、さらに構成したものであって、さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示することが好ましい。
また、より詳細な条件などで顧客を抽出し、抽出した顧客を視覚可能に識別するためには、前記集計部が、前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成するように、さらに構成したものであって、さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示することが好ましい。
【0113】
このように、所望の設定条件でランク付けされた顧客を抽出して地図上の一軒ごとの住居や建物に重ね合わせて表示すれば、地図上で所望の設定条件でランク付けされた顧客のランクを知ることができるので、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった営業活動等を支援するツールとして非常に有用な地図表示設備を提供することができる。
このように、所望の設定条件でランク付けされた顧客を抽出して地図上の一軒ごとの住居や建物に重ね合わせて表示すれば、地図上で所望の設定条件でランク付けされた顧客のランクを知ることができるので、ピンポイントに営業を行ったり、あるいは、無駄な営業活動を改善したりするといった営業活動等を支援するツールとして非常に有用な地図表示設備を提供することができる。
Claims (17)
- 住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、
POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、
所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、
前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、
前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部と
を具備することを特徴とする地図表示設備。 - 前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成する集計部を具備し、
さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、
前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示することを特徴とする請求項1記載の地図表示設備。 - 画面表示を希望する顧客に対応する顧客識別子またはその顧客の住所に関するデータを、画面上に表示されるポインタを利用して受け付ける表示顧客受付部と、その画面表示を希望した顧客の顧客情報データを表示する顧客情報データ表示部とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の地図表示設備。
- 前記所定のエリアが、住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点から所定の距離にある範囲、または、POSシステムで管理される端末装置が配置されている地点を含む住所や郵便番号や学校区等の地域や区分で区切られる範囲であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の地図表示設備。
- 前記顧客抽出部で抽出された顧客情報データに基づいて、その顧客情報データに含まれる顧客の氏名や住所等の属性値を出力する出力部を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の地図表示設備。
- 前記顧客情報データに基づき顧客のランクを決定する顧客ランク決定部を具備することを特長とする請求項1乃至5記載の地図表示設備。
- 前記ランクを設定するための設定条件を受け付ける顧客ランク設定条件受付部を具備することを特徴とする請求項6記載の地図表示設備。
- 前記設定条件が、顧客の来店頻度及びその顧客の売上に関するデータであることを特徴とする請求項7記載の地図表示設備。
- 所定ランクを有する顧客の属性値を出力するための顧客ランクを、1又は複数受け付ける比較ランク範囲受付部を具備することを特徴とする請求項6乃至8記載の地図表示設備。
- インターネットなどの通信回線網を介して通信可能に接続され、POSシステムで管理される端末装置及びサーバ装置から構成され、それら端末装置又はサーバ装置のどちらか一方または両方に、
前記地図情報格納部と、前記顧客情報格納部と、前記抽出条件受付部と、前記顧客抽出部と、前記表示データ決定部と、前記表示部の各部を
少なくとも一以上設けていることを特徴とする請求項1乃至請求項9記載の地図表示設備。 - POSシステムで管理される端末装置とインターネットなどの通信回線網を介して通信可能に接続される地図表示設備を構成するサーバ装置であって、
住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、
POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納部と、
所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出部と、
前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、
前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部の各部を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成する集計部を具備し、
さらに、前記表示データ決定部が、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、
前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示することを特徴とする請求項11記載のサーバ装置。 - 画面表示を希望する顧客に対応する顧客識別子またはその顧客の住所に関するデータを、画面上に表示されるポインタを利用して受け付ける表示顧客受付部と、その画面表示を希望した顧客の顧客情報データを表示する顧客情報データ表示部とを具備することを特徴とする請求項11または請求項12記載のサーバ装置。
- コンピュータを作動させて所定の地図を表示する処理を行わせるプログラムであって、住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納ステップと、
POSシステムで管理される顧客を識別する顧客識別子と、その顧客の氏名や住所や購買履歴などの属性値とを、顧客情報データとして格納する顧客情報格納ステップと、
所定の顧客情報データを抽出する顧客抽出条件を受け付ける抽出条件受付ステップと、
前記抽出条件受付部で受け付けた顧客抽出条件に基づき、前記顧客情報格納部に格納される顧客情報データから該当する顧客情報データを有する顧客を抽出する顧客抽出ステップと、
前記顧客抽出部で抽出された顧客に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定ステップと、
前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示ステップとを含む地図表示プログラム。 - 前記顧客抽出部で抽出された顧客の顧客情報データ、又は、所定のエリア内又は所定のエリアを含む範囲にある顧客の顧客情報データのどちらか一方又は両方を集計して顧客集計データを生成する集計ステップを具備し、
さらに、前記表示データ決定ステップが、この顧客集計データを地図上に表示するための色やマーク等の視覚可能な表示集計データを決定し、
前記表示部が、表示データ決定部で決定された表示集計データを地図上に表示することを特徴とする請求項14記載の地図表示プログラム。 - 画面表示を希望する顧客に対応する顧客識別子またはその顧客の住所に関するデータを、画面上に表示されるポインタを利用して受け付ける表示顧客受付ステップと、その画面表示を希望した顧客の顧客情報データを表示する顧客情報データ表示ステップとを具備することを特徴とする請求項13または請求項15記載の地図表示プログラム。
- 住所、経緯度等の位置情報を含む地図情報を格納する地図情報格納部と、
対象者を識別する対象者識別子と、その対象者の氏名や住所や対象者に関する情報などの属性値とを、対象者情報データとして格納する対象者情報格納部と、
所定の対象者情報データを抽出する対象者抽出条件を受け付ける抽出条件受付部と、
前記抽出条件受付部で受け付けた対象者抽出条件に基づき、前記対象者情報格納部に格納される対象者情報データから該当する対象者情報データを有する対象者を抽出する対象者抽出部と、
前記対象者抽出部で抽出された対象者に対して、地図上に表示する色やマーク等の視覚可能な表示データを決定する表示データ決定部と、
前記地図情報格納部に格納される地図情報に基づく画面表示する地図上に、前記表示データ決定部で決定された表示データを重ね合わせて表示する表示部と
を具備することを特徴とする地図表示設備。
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---|---|
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