JPH11338344A - 地図情報システム及びそのシステム構築方法 - Google Patents

地図情報システム及びそのシステム構築方法

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JPH11338344A
JPH11338344A JP10139488A JP13948898A JPH11338344A JP H11338344 A JPH11338344 A JP H11338344A JP 10139488 A JP10139488 A JP 10139488A JP 13948898 A JP13948898 A JP 13948898A JP H11338344 A JPH11338344 A JP H11338344A
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博行 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】利用者に最適化され、開発期間が短く開発コス
トが少ない地図情報システムを提供する。 【解決手段】地図の表示を行う地図基本コアと、地図や
グラフ等のオブジェクトの描画を管理する描画コアと、
地図データや所定のデータベースとのインターフェース
機能をもつデータコア等からなるコアプログラムが、適
用業務に共通に提供される。また、広域地図のデータを
対象とするエリアマーケテクングエンジンや住宅地図の
データを対象とする顧客管理エンジン等のエンジン群か
らなるエンジンプログラムが、適用業務に応じて適宜選
択、組み合わされて提供される。更に、適用業務に最適
なユーザーインターフェースを実現する個有適用業務プ
ログラムが、適用業務毎に開発される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図データと人口
統計データや統計データ等の所定のデータベースとを統
合することにより、地図上に前記データベースのデータ
を表示する地図情報システム、その地図情報システムの
構築方法及びその地図情報システム・プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】地図情報システム(Geographic Informa
tion Systems, GIS)は、地図データと人口統計デー
タや顧客データ等のデータベースとを統合することによ
り、地図上にデータベースのデータを表示する。地図デ
ータは、住所や位置に関連付けられた地形や道路、建物
のデータを有し、データベースは、住所や位置に関連付
けられた人口データや顧客データを有し、地図情報シス
テムは、それらの地図データとデータベースとを住所や
位置にしたがって関連づけることにより、地図上にデー
タベースのデータそのまま或いは集計されたデータを表
示することができる。地図上にデータを表示することに
より、単なるデータの羅列では得られない付加価値のあ
るデータの表示を実現することができる。地図情報シス
テムを利用して顧客データ等を地図上に表示することに
より、例えば、店舗の出店の判断材料にするなど、経営
戦略の策定、展開等に利用することができる。
【0003】上記のデータベースは、地図情報システム
が適用される関連業務の種類によって様々な形態を有
し、地図上への表示も様々な形態が要求される。
【0004】従来の地図情報システムにおいて、地図上
に人口統計データから形成されたグラフを表示したり、
住所や位置に関連付けられたデータベースのデータを表
示したりすることが実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
地図情報システムは、それが適用される関連業務に最適
化されたデータの取り扱い機能、データの表示形態及び
表示機能等を有する様に、適用業務毎にそれぞれ構築さ
れるのが一般的である。即ち、地図情報システムが実現
されるコンピュータのハードウエアとそのハードウエア
を制御するOS以外は、それぞれの適用業務毎に異なる
アプリケーションプログラムが開発されている。したが
って、適用業務が異なる度に、地図情報システムとして
アプリケーションプログラムを全て開発する必要があ
り、開発の工数が多くなり開発コストが高くなるという
問題を有している。
【0006】そこで、本発明の目的は、開発コストを低
減することができる地図情報システム、地図情報システ
ムの構築方法及び地図情報システム・プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
【0007】更に、本発明の目的は、開発工数を短くす
ることができる地図情報システム、地図情報システムの
構築方法及び地図情報システム・プログラムを記録した
記録媒体を提供することにある。
【0008】更に、本発明の目的は、システムのバージ
ョンアップを安価で短期間に行うことができる地図情報
システム、地図情報システムの構築方法及び地図情報シ
ステム・プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における地図情報
システムは、コンピュータのハードウエア及びハードウ
エアを制御するオペレーティング・システムと共働して
動作するものであり、地図の表示を行う地図基本コア
と、地図やグラフ等のオブジェクトの描画を管理する描
画コアと、地図データや所定のデータベースとのインタ
ーフェース機能をもつデータコア等からなるコアプログ
ラムが、適用業務に共通に提供される。また、広域地図
のデータを対象とするエリアマーケテクングエンジンや
住宅地図のデータを対象とする顧客管理エンジン等のエ
ンジン群からなるエンジンプログラムが、適用業務に応
じて適宜選択、組み合わされて提供される。更に、適用
業務に最適なユーザーインターフェースを実現する個有
適用業務プログラムが、適用業務毎に開発される。個有
適用業務プログラムは、エンジンプログラム及びコアプ
ログラムと適宜リンク付けされ、そのプログラムが提供
するGUIを介して与えられた操作命令に対して、前記
エンジンプログラム及びコアプログラムを適宜実行させ
る。
【0010】この様に、本発明によれば、コンピュータ
ハードウエアとそのOS以外に、全ての適用業務に共通
のコアプログラムと、適用業務に応じて適宜選択される
エンジンプログラムと、適用業務毎にカスタマイズされ
る個有適用業務プログラムの三層構造のプログラム構造
にすることで、広い範囲の適用業務に対して、GUIレ
ベルではカスタマイズされ、しかもその開発期間は短く
その開発コストを安くすることが可能な地図情報システ
ムを提供することができる。
【0011】特に、地図情報システムに汎用的に必要に
なる地図の表示機能、各種オブジェクトの描画機能及び
地図データやデータベースとのインターフェース機能を
コアプログラムにまとめることにより、全てのシステム
の利用者に基本機能をもつコアプログラムとして提供す
ることができる。
【0012】上記の目的を達成する為に、本発明は、コ
ンピュータのハードウエア及び該ハードウエアを制御す
るオペレーティング・システムと共働して動作し、地図
データと所定のデータベースとを統合して地図上に前記
所定のデータベースのデータを表示する地図情報システ
ムにおいて、所望領域の地図を表示する地図基本コア
と、描画すべきオブジェクトの描画を管理する描画コア
と、前記地図データ及びデータベースとのインターフェ
ース機能をもつデータコアとを有するコアプログラム
と、少なくとも、広域地図上へのグラフ表示機能をもつ
エリアマーケティングエンジンと、前記広域地図より詳
細な住宅地図に対して建物の属性データを表示する顧客
管理エンジンとを有するエンジン群から、単独で或いは
複数適宜組み合わせられたエンジンプログラムと、個有
適用業務毎に形成され、個有適用業務に対応したGUI
表示機能を有し、前記エンジンプログラム及びコアプロ
グラムと適宜リンク付けされ、前記GUIを介して与え
られた操作命令に対して前記エンジンプログラム及びコ
アプログラムを適宜実行させる個有適用業務プログラム
とを有することを特徴とする。
【0013】上記の通り、地図情報システムを3層のプ
ログラム構造にすることで、適用業務が異なってもその
GUI表示機能だけを適用業務に最適させた個有適用業
務プログラムを構築し、エンジンプログラムから必要な
エンジンを適宜選択組み合わせるだけで良いので、その
開発期間が短く、開発コストの低い地図情報システムを
提供することが可能になる。
【0014】更に、上記の目的を達成するために、本発
明は、コンピュータのハードウエア及び該ハードウエア
を制御するオペレーティング・システムと共働して動作
し、地図データと所定のデータベースとを統合して地図
上に前記所定のデータベースのデータを表示する地図情
報システムの構築方法において、前記ハードウエア及び
オペレーティング・システムに加えて、所望領域の地図
を表示する地図基本コアと、描画すべきオブジェクトの
描画を管理する描画コアと、前記地図データ及びデータ
ベースとのインターフェース機能をもつデータコアとを
有するコアプログラムを共通に設け、少なくとも、広域
地図上へのグラフ表示機能をもつエリアマーケティング
エンジンと、前記広域地図より詳細な住宅地図に対して
建物の形状と属性データを表示する顧客管理エンジンと
を有するエンジン群から、単独で或いは複数適宜組み合
わせてエンジンプログラムを設け、個有適用業務に対応
したGUI表示機能を有し、前記エンジンプログラム及
びコアプログラムと適宜リンク付けされ、前記GUIを
介して与えられた操作命令に対して前記エンジンプログ
ラム及びコアプログラムを適宜実行させる個有適用業務
プログラムを、前記個有適用業務毎に形成して設ける、
ことを特徴とする。
【0015】上記のシステム構築方法によれば、同様に
適用業務に最適のシステムの構築を短時間で行うことが
でき、そのシステム開発コストを抑えることが可能であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。
【0017】図1は、実施の形態例の地図情報システム
の全体構成を示す図である。この例では、例えば汎用の
パーソナルコンピュータとその周辺機器からなるハード
ウエア10及びそのハードウエアの基本的な制御を行う
オペレーティング・システム20と共働して動作するア
プリケーションプログラムからなる地図情報システム
を、地図情報システムの基本的な機能であって異なる適
用業務に汎用的に必要な機能をコンピュータに実現させ
るコアプログラム層20と、個有適用業務の内容に応じ
て適宜選択及び組み合わせ可能に作成された複数のエン
ジンプログラムを有するエンジンプログラム層30と、
個有適用業務毎に最適化したGUI(グラフィック・ユ
ーザ・インターフェース)表示機能を少なくとも有する
個有適用業務プログラムの層50との3層構造にする。
【0018】コアプログラム30には、少なくとも、地
図の表示に必要な機能を有する地図基本コア群C1と、
地図のオブジェクトやグラフのオブジェクト等の描画す
べきオブジェクトの描画機能を有する描画コア群C2
と、データとのインターフェース機能を有するデータコ
ア群C3とを有する。これらのコア群は、個有適用業務
の種類にかかわらず、常に必要とされる基本的な機能を
実現する為のプログラムであり、全ての個有適用業務に
対して使用されるプログラム層である。
【0019】尚、後述するが、地図情報システムがイン
ターネットやイントラネット等のウェブ対応にされる場
合、或いはクライアント・サーバ対応にされる場合は、
コアプログラム30には、ウエブコアC4が追加され
る。このウエブコアC4を設けることにより、通信回線
を通じて不特定多数のクライアントからのアクセスに対
応して、必要なプログラムや必要なデータの送信を可能
とする。
【0020】地図情報システムにより利用されるデータ
には、住所や位置に対応した地形、道路、建物等のデー
タを有する地図データ60と、住所や位置に対応した人
口統計データや顧客管理データ等の所定のデータを有す
るデータベース62とがある。地図データ60は、例え
ば一般に市販されている或いはある目的の為に構築され
たデータを利用することができるが、データベース62
は、人口統計データや企業データ等の中央官庁や私的機
関により調査作成されたデータのほかに、地図情報シス
テムのユーザがもつ顧客管理データ等の固有のデータで
ある。従って、上記のデータコア群C3は、これらのデ
ータ60,62との種々のインターフェース機能を有
し、それぞれのインターフェースにより、地図データ6
0またはデータベース62から必要なデータが取り出さ
れる。
【0021】エンジンプログラム層40には、例えば、
エリアマーケティングエンジン40、顧客管理エンジン
42及びファシリティマネージメントエンジン44が設
けられる。これらのエンジンは、対象となる地図データ
が異なり、それぞれの地図データに対応した地図情報処
理の機能を有する。例えば、エリアマーケティングエン
ジン40は、行政界等の比較的広域の地図データに対応
しており、後述する通りデータの集計機能やグラフ表示
機能を豊富に備える。また、顧客管理エンジン42は、
住宅や建物までの詳細な地図データをもつ住宅地図デー
タに対応しており、従って、顧客管理データとの対応
(マッチング)機能やその顧客管理データの管理機能等
を有する。また、ファシリティマネージメントエンジン
44は、例えば道路、上下水道、ガス配管等の広域に設
置された設備の地図データに対応しており、それらの地
図データに対して設備の状態、状況等の属性データを地
図上に表示したりするものである。このファシリティマ
ネージメントエンジン44を利用することにより、広域
に設置された設備の維持管理、変更管理、工事管理を効
率的に行うことができる。
【0022】エンジンプログラムは、上記のエンジンに
限定されずにそれ以外のエンジンも考えられる。但し、
これらのエンジンは個有適用業務毎に異なるのではな
く、一定の用途に対応して別々に開発される。そして、
個有適用業務の中身に応じて、適宜選択され、或いは組
み合わせられる。そして、そのようにして構築されたエ
ンジンプログラムは、それぞれの地図データに対応した
機能を実現する為に、汎用的に設けられるコアプログラ
ム30と共働して実行される。
【0023】個有適用業務プログラム50は、地図情報
システムを利用する利用者に固有のアプリケーションプ
ログラムとして、利用者毎にカスタマイズされて形成さ
れる。このプログラムは、少なくとも利用者に固有の表
示画面を実現するGUI表示機能を有する。利用者毎に
異なる個有適用業務に対応した最適なトップ画面が、こ
の個有適用業務プログラム50により実現される。しか
しながら、この個有適用業務プログラムの実行により行
われる地図情報システムに必要な機能は、上記したコア
プログラム層とエンジンプログラム層のプログラムにに
より実現される。従って、個有適用業務プログラム50
は、利用者固有のGUI表示機能を少なくとも有し、G
UI画面から与えられた操作命令に対応して、コアプロ
グラム層とエンジンプログラム層の機能を実現させるプ
ログラムとのリンクを発生する。或いは、個有適用業務
プログラム50は、コアプログラムやエンジンプログラ
ムの基本的機能を組み合わせたマクロ命令を実行させる
様に形成される場合もある。
【0024】以上の様に、固定適用業務プログラムは、
地図情報システムの利用者毎に最適なGUI等を提供す
る為に形成される。しかし、エンジンプログラムとコア
プログラムとは、利用者にかかわらず予め形成される。
但し、システムの利用者によって利用するデータベース
や機能が異なることを考慮して、利用者によって異なる
傾向にあるグラフ機能やデータ管理機能等は、それぞれ
異なるエンジンプログラムで実現させ、必要に応じてこ
れらのエンジンプログラムが選択、組み合わせできるよ
うにする。一方、利用者が利用するデータベースや機能
にかかわらず全ての利用者に汎用的に利用される機能と
して、地図を表示する基本的な機能、データベースとの
インターフェース機能、地図のオブジェクトやグラフ等
の任意のオブジェックトを描画する機能を、コアプログ
ラム30で実現する。但し、地図のオブジェクトはコア
プログラムで作成されるが、グラフ等の任意のオブジェ
クトに関してはエンジンプログラムにより作成される。
【0025】図2は、コアプログラム20内の地図基本
コア群C1の機能を示す図である。コアプログラム内の
地図基本コア群には、地図操作機能、地図情報の取得と
更新機能及び地図設定機能等を有する。地図操作機能と
は、表示画面への地図の表示、地図の拡大・縮小、地図
の移動、及び地図の移動の機能である。より具体的に
は、表示用のメモリ内に表示すべき地図のオブジェクト
を記録することでこの機能が実現される。また、地図情
報の取得と更新機能とは、例えば表示画面の地図上で示
された場所の住所や位置(経度と緯度)情報を地図デー
タ60から取得する機能である。更に、地図設定機能と
は、地図データを構成するレイヤーの属性データの設定
機能である。
【0026】図3は、地図データを構成するレイヤーを
示す図である。地図データは、図3に示される通り、地
形、行政界、家屋、建物、河川、道路、鉄道等の複数の
レイヤーに分けて構成される。従って、これらのレイヤ
ーの属性データとして、レイヤーの色、レイヤーの表示
の有無等が準備され、それらの属性データを設定するこ
とにより、必要に応じた最適の地図を表示することがで
きる。従って、上記した地図設定機能とは、この地図デ
ータのレイヤーの属性データを設定する機能である。こ
の機能により、例えば行政界と道路及び鉄道のレイヤー
のみを表示状態に設定することで、地形や河川等を除い
た地図を表示することが可能になる。
【0027】図4は、コアプログラム20内の描画コア
群C2の機能を示す図である。描画コア群は、地図情報
システムに特有の地図オブジェックトやグラフオブジェ
クト等を描画する為の機能であり、地図基本コア群によ
り作成されて登録された地図オブジェクトや、エンジン
層により作成されて登録されたグラフオブジェクト等の
描画すべきオブジェクトに対して、その描画の管理を行
い、オペレーティング・プログラムに描画命令を発行す
る。従って、地図情報システムに固有の機能であるが、
業種や業界にかかわらず地図情報システムに汎用的に必
要な機能である。
【0028】図5は、コアプログラム20内のデータコ
ア群C3の機能を示す図である。地図情報システムに固
有の機能として、地図データ60から住所や位置などの
パラメータに対する必要な地図データを取得し、データ
ベース62に対して必要な所定データを取得する機能が
必要である。そのために、データコア群C3は、種々の
データの取得・変更を可能にする為の複数のインターフ
ェースを有する。これらのインターフェースに、データ
取得のパラメータを与えることにより、そのパラメータ
に対応するデータがそれぞれのデータ60,62から取
得される。
【0029】図2,4,5において示したコアプログラ
ム30は、例えば地図の表示を次の様にして行う。先
ず、地図基本コア群C1により地図設定が行われ、指定
された場所の地図データの取得要求が発行される。それ
に応答して、データコア群C3は、地図データ60から
指定された場所の地図データを取得して、地図基本コア
群C1に渡す。地図基本コア群C1では、その地図デー
タをもとに地図のオブジェクトを作成し、描画コア群C
2に描画すべき地図オブジェクトとして登録する。描画
コア群C2は、登録された地図オブジェクトの描画命令
をオペレーティング・プログラム20に対して発行し、
表示画面内に地図を表示させる。地図の拡大・縮小の要
求があると、地図基本コア群C1により拡大・縮小され
た地図オブジェクトが作成され、登録される。また、地
図の位置の移動の要求があると、地図基本コア群C1
は、移動方向の地図データの取得をデータコア群C3に
要求し、取得された地図データから新たに地図オブジェ
クトを作成し、描画コア群C2に登録して描画させる。
【0030】以上の通り、地図情報システムに汎用的に
必要になる地図の表示という基本的な機能は、全てのシ
ステムの利用者に提供されるコアプログラム層30にて
実現される。
【0031】図6は、図1に示された地図情報システム
を利用して、個有適用業務1に対応して構築した地図情
報システムの構成例を示す図である。図6に示された地
図情報システムの例は、例えば、銀行業務における店舗
の出店計画に利用されたり、新聞業務における勧誘計画
に利用されたりするシステム例である。この様な地図情
報システムの例で特徴的な点は、比較的広域の地図デー
タである行政界地図60を利用して、行政界に対応して
集計されている人口統計データやシステム利用者が個別
に作成した利用者データ等の集計、そのグラフ表示等行
うことにある。また、店舗等のシンボルを地図上に表示
したり、システム利用者に固有の商圏やテリトリを設定
する機能等が求められる。これらの機能は、従来からの
エリアマーケティングの分野において通常使用される機
能であり、これらの機能を地図データと連動させること
で、地図情報システムは新たな付加価値を提供すること
ができる。
【0032】従って、図6の地図情報システム例では、
利用者に最適なGUI表示機能を有する個有適用業務1
のプログラムが作成され、エンジンプログラム層には、
エリアマーケティングエンジン40のみが選択される。
また、データベース62には、人口統計データやシステ
ム利用者のデータが利用される。更に、地図データ60
には行政界地図が採用される。
【0033】図7は、図6のシステム構成例における個
有適用業務1に対応して形成されたGUIの例を示す図
である。このGUI70は、タイトルバーの下のプルダ
ウンメニュー列72,基本機能のアイコン列73の下
に、右側に地図表示領域74と、左側に種々の機能ボタ
ン領域75,76が配置される。図7の例では、地図表
示領域74には、行政界地図上に性別、年齢別に集計さ
れた人口データの3D(三次元)の円グラフが表示され
ている。各行政界の領域には、それぞれの町名が表示さ
れる。
【0034】機能ボタン領域75には、全ての機能ボタ
ンの一部が表示される。上部の矢印をクリックすること
により、表示されない別の機能ボタンが次々に表示され
る。また、機能ボタン領域76には、機能ボタン領域7
5で指定された機能に対応した詳細設定ボタンが表示さ
れる。図7の例では、「グラフ設定」ボタンが選択され
た状態が示され、従って領域76において、表示データ
選択は「人口」、集計単位は「丁目単位」、各性別と年
齢別の色の設定、グラフの種類は「3D円グラフ」がそ
れぞれ選択されている。領域76内の「エリア集計」ボ
タンをクリックすることにより、指定されたデータが集
計単位で集計され、「集計データ表示」ボタンをクリッ
クすることにより、集計データが3D円グラフとして、
行政界地図上に表示される。
【0035】図6に示されたエリアマーケティングエン
ジン40は、データ集計機能Aと、グラフ表示機能B
と、プロット機能Cと、エリア作成機能Dを有する。こ
れらの機能とコアプログラムにより提供される機能と
が、個有適用業務プログラム50により表示されるGU
Iからの操作命令に従って、コンピュータにより実現さ
れる。
【0036】図8は、エリアマーケティングエンジン内
のデータ集計機能Aを示す図である。データの集計機能
Aは、住所情報である市区町村単位或いは郵便番号単位
でデータを集計する機能と、地図上に設定されたメッシ
ュの単位でデータを集計する機能と、地図上に指定した
点を中心とする任意の距離を半径とする同心円単位でデ
ータを集計する機能と、任意に設定したエリア単位でデ
ータを集計する機能と、集計するデータを選択する機能
とを有する。図7に示された、領域76内の「表示デー
タ単位」「集計単位」「エリア集計」等が、このデータ
集計機能に対応するGUIの画面である。
【0037】図9は、エリアマーケティングエンジン内
のグラフ表示機能Bを示す図である。グラフ集計機能B
には、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、3D棒グラ
フ、3D円グラフ、界面塗り等の機能を有する。界面塗
りとは、所定の界面内を集計データに応じて色塗りする
界面グラフ機能であり、一種のグラフ機能である。尚、
ここに示したグラフの種類は一例であり、それ以外のグ
ラフの表示機能を有することもある。このエリアマーケ
ティングエンジン内のグラフ表示機能は、データ集計機
能により集計されたデータに従って指定されたグラフを
作成し、その作成されたグラフのオブジェクトが、コア
プログラム内の描画コア群C2に登録され、描画が依頼
される。
【0038】図10は、エリアマーケティングエンジン
内のプロット機能Cを示す図である。このプロット機能
Cは、例えば店舗や支店等のシンボルを地図上にプロッ
トする機能である。プロット機能は、シンボル登録機能
と、自動マッチング機能と、手動マッチング機能とを有
する。シンボル登録機能では、表示画面内の地図上にシ
ンボルの位置を指定して表示させる機能であり、シンボ
ル登録機能によりシンボルの住所や位置の属性データを
作成し、コアプログラム内の描画コア群C2にシンボル
を登録し、描画させる。例えば店舗に対する属性データ
は、その住所や位置、管理者、売り上げ、設備情報等が
含まれ、かかるシンボル登録により、店舗データが形成
され、データベース62として記録される。
【0039】自動マッチング機能は、利用者データに含
まれる住所や位置の属性データと地図データ内の住所や
位置の属性データとのマッチングを行い、マッチングの
とれた地図上の位置に自動的にシンボルを登録する機能
である。その場合の利用者データは、例えば店舗データ
であれば、店舗の住所や位置の属性データとそれ以外の
売り上げや管理者等の属性データを含む。従って、住所
や位置の属性データが地図データの対応する属性データ
と一致する限りは、この自動マッチング機能により、店
舗のシンボルを地図上に登録して表示することができ
る。
【0040】手動マッチング機能は、上記の自動マッチ
ング機能によってマッチング不能になった店舗等のシン
ボルに対して、手動でマッチングを行わせる機能であ
る。例えば、住所等の属性データが不一致になった場合
は、この手動マッチング機能により、その利用者データ
の住所の属性データを地図データの住所に変更してマッ
チングさせたり、地図上で直接位置を指定することで地
図データの住所に変更させてマッチング・登録したりす
ることができる。
【0041】上記のプロット機能は、図7に示されたG
UI画面内の領域75内の「プロット登録」により実現
される。
【0042】最後に、エリアマーケティングエンジン内
のエリア作成機能Dは、地図データから生成される市区
町村や、メッシュとは別に、システム利用者により任意
に設定されるエリアを作成する機能である。このエリア
作成機能によれば、例えば、任意の市区町村の集合を1
つのエリアとして作成したり、同心円、複数メッシュ等
をエリアとして作成したりすることができる。このエリ
ア作成機能は、図7の領域75内の図示しない「エリア
設定」により実現される。
【0043】個有適用業務プログラム50は、必ずしも
エリアマーケティングエンジンが提供する全ての機能を
使用する必要はない。地図情報システムの利用者によっ
ては、エリアマーケティングエンジンの一部の機能のみ
を利用する場合もある。
【0044】図11は、地図表示を行う場合の、各プロ
グラム層におけるフローチャートを示す図である。地図
表示の機能は、上記した通りインダストリーエンジンを
利用することなく、コアプログラムによって実現され
る。尚、図11は、地図情報システムを形成するクライ
アントが、サーバに接続された地図データを利用する例
で説明されている。従って、スタンダローンの場合は、
単にサーバのデータコアが存在しないだけである。
【0045】図11に従って、地図表示機能が実現され
る様子を説明すると、先ず最初に、個有適用業務プログ
ラム50を介して、ある種類の地図についてある住所の
部分の表示が要求される(S1)。この要求は、コアプ
ログラム30内の地図基本コア群に対して行われる。地
図基本コア群は、データコア群に対して、パラメータを
添付して地図データの取得を要求する(S2)。データ
コアは、地図データ60にアクセスしてデータの取得を
行う(S3,S4)。上記の通り、地図データ60をサ
ーバを介して取得する場合は、図11に示される通り、
サーバ内のデータコアを経由してデータが取得される。
【0046】データコアは、取得した地図データを地図
基本コアに引き渡す(S5)。地図基本コアでは、その
データを保管するとともに(S6)、地図データを利用
して地図のオブジェクト(要素)を作成する(S7)。
そして、地図基本コアは、描画コアに対してその地図の
オブジェクトを登録し、描画するように依頼する(S
8)。そして、最後に描画コアは、登録されたオブジェ
クトを管理して、適宜描画する(S9)。具体的には、
地図基本コアにより作成されたオブジェクトの画像デー
タが、描画コアによりビデオRAM内に転送される。
【0047】以上の通り、個有適用業務プログラムから
要求された地図表示の機能は、コアプログラム内の基本
的なコア群により実現される。
【0048】図12は、界面グラフの表示を行う場合
の、各プログラム層におけるフローチャートを示す図で
ある。グラフ表示は、エリアマーケティングエンジン内
のグラフ表示機能と、コアプログラム内のデータコア及
び描画コアとにより実現される。図12の例も、サーバ
にデータベース62が接続されて、データの取得がサー
バ内のデータコアを経由する様に示されるている。
【0049】図12に従って、界面グラフの表示機能が
実現される様子を説明すると、先ず最初に、個有適用業
務プログラムから界面グラフを表示することが要求され
る(S11)。この要求は、エリアマーケティングエン
ジン内のグラフ表示機能に対してなされる。そこで、グ
ラフ表示機能は、データコアに対して指定されたデータ
の取得を依頼する(S12)。このデータ依頼に応答し
て、データコアでは、データベース62から指定された
データを取得する(S13,S14)。取得したデータ
は、エンジンプログラム内のグラフ表示機能に引き渡さ
れる(S15)。このデータは、グラフ表示機能により
保管され(S16)、界面グラフのオブジェクトが作成
される(S17)。そして、グラフ表示機能は、作成し
た界面グラフのオブジェクトを描画コアに登録し、描画
を依頼する(S18)。最後に、描画コアは、登録され
たオブジェクトを表示する(S19)。
【0050】尚、界面グラフ以外のグラフを表示する場
合も、上記と同様にしてグラフ表示機能によりグラフオ
ブジェクトが形成され、描画コアにより描画される。
【0051】以上のとおり、全ての地図情報システムの
利用者に必要な地図表示の機能は、コアプログラム内の
地図基本コアと描画コア及びデータコアにより実現され
る。一方、システムの利用者により異なる基本的な機能
は、インダストリーエンジン層の分類された複数のエン
ジンプログラムにより実現される。そして、更にそれら
の基本機能を適宜組み合わせて、システムの利用者に固
有の業務に最適化されたマクロ命令が、個有適用業務プ
ログラムにて実現される。但し、かかるマクロ命令は、
基本機能の組み合わせに過ぎず、そのマクロ命令の開発
には、過度の開発工数及び開発コストがかかることはな
い。
【0052】図13は、地図情報システムの別の構成例
(2)を示す図である。この例では、地図情報システム
の利用者に最適なGUI画面表示機能等を有する個有適
用業務プログラム(2)50が新たに生成され、エンジ
ンプログラム層として顧客管理エンジン42が選択さ
れ、更にコアプログラム30が提供される。これらのプ
ログラムからなるシステムが、コンピュータのハードウ
エア10とそのオペレーティング・システム20上に構
築される。
【0053】顧客管理エンジンプログラム42の場合
は、地図データ60として住宅地図が使用され、更に、
データベース62としてシステム利用者の顧客管理デー
タが使用される。顧客管理エンジンの特徴的な点は、広
域地図ではなく、住宅及び建物のレベルまで地図上に表
示し、各住宅及び建物の入居者レベルでデータを管理す
ることを可能にすることにある。そのため、共通のコア
プログラム30に加えて、上記の目的に適合した機能を
有する顧客管理エンジンプログラム42が、エンジンプ
ログラム層として使用される。
【0054】図13に示された顧客管理エンジンプログ
ラム42は、マッチング機能Fと、顧客データ管理機能
Gと、データ検索機能Hと、グラフ機能Iとを有する。
これらの機能については、後で詳述する。
【0055】図14は、図15のシステム構成例におけ
る個有適用業務2に対応して形成されたGUI画面例を
示す図である。個有適用業務2は、顧客管理エンジンプ
ログラム42を利用するものであり、図14に示される
GUI画面例は、主に顧客管理エンジンに対応した画面
である。図14において、画面80のタイトルバーの下
のプルダウンメニュー列81と主な機能のアイコン列8
2の下の、右側に地図表示領域83が設けられる。図示
される通り、建物レベルで表示される住宅地図が領域8
3内に表示される。また、左側の領域84には、地図の
移動操作用の矢印ボタン86に加えて、顧客管理エンジ
ンのマッチング機能や利用者データ管理機能等を実現す
るためのボタン類87が表示される。
【0056】図14は、領域84内の操作ボタン「支店
情報」が押されている状態であり、画面80内には、デ
ータベース62に格納されているある支店の属性データ
が、別のウインドウ85内に表示されている。この属性
データは、住所や支店町名等のテキストデータ、支店の
写真等の画像データ、そして売り上げ額や預金額等の数
値データ等を有する。
【0057】図15は、顧客管理エンジン内のマッチン
グ機能Fを示す図である。このマッチング機能によれ
ば、地図データ60と顧客管理データ62との間で入居
者レベルでのマッチングを可能にする。即ち、住宅地図
データ60は、建物レベルまでのデータを有する。従っ
て、建物の入居者に対応した所定の属性データを有する
顧客管理データ62との間で、マッチングをとる必要が
ある。即ち、法人名、入居者名、世帯主名等の入居者の
レベルで地図データ60と顧客管理データ62との間で
マッチングをとり、マッチングするデータ同士のリンク
を形成することが必要である。そうすることにより、住
宅地図上に顧客管理データから集計したデータを表示す
ることが可能になる。マッチング機能のうち、自動マッ
チング機能は、エリアマーケティングエンジンの場合と
同様に、自動的に住所や入居者のデータでマッチングを
とり、上記にリンクを形成する機能である。また、その
自動マッチングでマッチングがとれなかった場合は、手
動マッチング機能を利用して、手動でマッチングを行う
ことができる。
【0058】図16は、顧客管理エンジン内の顧客管理
データの管理機能を示す図である。具体的には、この機
能は、データベースである顧客管理データの地図上への
登録、修正、表示、引き出し等の機能を有する。顧客管
理データ62内のデータは、入居者レベルでマッチング
機能によりマッチングがとられる。マッチングがとられ
たデータに対して、この顧客管理データの管理機能によ
り、登録し(地図データとのリンクをとる)、必要に応
じてデータの修正を行い、図14に示した通り別のウイ
ンドウ85にてデータの表示が行われる。
【0059】顧客管理エンジンプログラム内のデータ検
索機能Hは、顧客管理データ62を検索して、その検索
結果を住宅地図上に表示する機能である。例えば、預金
額の条件を設定して顧客管理データ62を検索し、その
条件に一致するデータを抽出し、住宅地図上に表示す
る。従って、コアプログラム30内のデータコア群C3
を利用して、データの検索が行われる。例えば、図14
の地図表示領域83内の2つの建物に対して色表示がな
されているが、データ検索機能により検索されて抽出さ
れた建物に対して行われている例である。
【0060】顧客管理エンジンプログラム内のグラフ機
能は、例えば建物に対して色分けして表示する等の限定
的なグラフ機能である。この機能も、データ検索機能に
よりデータを集計してから作成されたグラフオブジェク
トの登録がコアプログラム30内の描画コア群C2に対
して行われる。
【0061】図17は、地図情報システムの別の構成例
(3)を示す図である。この例では、地図情報システム
の利用者に最適なGUI画面表示機能等を有する個有適
用業務プログラム50が新たに生成され、エンジンプロ
グラム層としてエリアマーケティングエンジン40と顧
客管理エンジン42とが選択され、更にコアプログラム
30が提供される。これらのプログラムからなるシステ
ムが、コンピュータのハードウエア10とそのオペレー
ティング・システム20上に構築される。
【0062】従って、図17のシステム例では、地図デ
ータ60として、行政界地図データと住宅地図データと
が利用される。また、システムの利用者のデータベース
62として、例えば顧客管理データと人口統計データと
が利用される。そして、個有適用業務プログラム50に
よるGUI画面を介して与えられる操作命令に対して、
各エンジンプログラムの機能とコアプログラム内の機能
により、操作命令に対応する機能が実現される。
【0063】図17のシステム例における個有適用業務
プログラムによるGUI画面は、例えば、図7及び図1
4に示されたGUI画面が利用される。或いは、それら
の画面を統合した新たな画面が、システムの利用者の業
務形態に対応して新たに生成される場合もある。各コア
プログラムの機能とエンジンプログラムの機能は既に説
明したとおりである。
【0064】図18は、地図情報システムの別の構成例
(4)を示す図である。このシステム例は、スタンダロ
ーンで構成されるシステムではなく、インターネット或
いはイントラネットに対応して、ウエブサーバ100と
不特定多数のクライアント200との間で構成されるシ
ステムである。この場合、コアプログラム層30には、
地図基本コア群、描画コア群及びデータコア群に加え
て、ウエブコア(webコア)が設けられる。
【0065】ウエブサーバ100は、コンピュータのハ
ードウエア10とそれを制御するオペレーティング・シ
ステム20に加えて、コアプログラム層30とエンジン
プログラム層40と個有適用業務プログラム層50で構
成される。そして、ウエブサーバ100には、データベ
ース62と地図データ60とが接続される。
【0066】一方、インターネット或いはイントラネッ
トで接続されるクライアント200は、コンピュータの
ハードウエア210と、その制御を行うオペレーティン
グ・システム220に加えて、コアプログラム層230
とエンジンプログラム層240及び個有適用業務プログ
ラム層250、そしてウエブブラウザ260とで構成さ
れる。
【0067】インターネット対応の地図情報システムの
場合に考慮される点は、不特定多数のクライアントに地
図情報システムを利用させる為には、ウエブサーバ10
0から必要なプログラム30,40,50とデータ6
0,62をクライアント200に送信しなければならな
いことである。クライアント200からの要求に応じ
て、ウエブサーバ100内で表示すべき画面を作成し、
その画面データのみをネットワークを通じて送信する方
法では、クライアント200側での応答時間が長すぎて
スループットが上がらず操作性に欠けることが予想され
る。一方で、全てのデータとプログラムをウエブサーバ
100からクライアントに送信する方法は、ネット上の
トラフィックが膨大になり、現実的ではない。また、ク
ライアント側も全ての機能を必要としているわけではな
く、かかる方法は有効でない。
【0068】そこで、図18に示されたネット対応の地
図情報システムでは、クライアント側が必要とする機能
に対応した一部のプログラムが、ウエブサーバ100か
らネットワークを通じてクライアント200側に送信さ
れる。また、地図データ60及び利用者のデータ62に
関しても、クライアント200側が必要とする部分だけ
を、必要とする時に、ネットワークを通じて送信する。
そうすることにより、ネットワーク上のトラフィックの
問題を解決しつつ、クライアント200内のプログラム
を実行して地図情報システムを操作することができるの
で、クライアントでの操作性をスタンダローン並みに上
げることが可能になる。
【0069】図19は、図18のネットワーク対応の地
図情報システムの動作のフローチャート図である。クラ
イアント200におけるブラウザ260を介して、地図
情報システムのURLアドレスを指定して、ウエブサー
バ100に対しHTML文書を要求する(S31)。そ
れに応答して、ウエブサーバ100は、要求されたHT
ML文書を送信する(S32)。クライアント側のブラ
ウザ260は、このHTML文書を解析し(S33)、
HTML文書内に記述されたJAVAのアプレットを要
求する命令をウエブサーバ100側に送信する(S3
4)。このHTML文書に記述された要求対象のJAV
Aアプレットは、必要最小限のプログラムである。従っ
て、その後ウエブサーバ100からクライアント200
に返送されるプログラムのデータ量はそれほど大きくな
い。
【0070】この様にして必要なプログラムがクライア
ント200に送信されることで、クライアント側ではそ
の後、スタンダローンと同様にして自らが有するプログ
ラムを実行して地図情報システムの機能を提供すること
ができる(S36)。
【0071】更に、新たな機能が要求されると、それに
伴い、クライアント200側のブラウザ260が、その
要求に対応するHLML文書をサーバ100に要求する
(S38)。それに応答して、サーバ100は、クライ
アント200に要求されたHTML文書を送信する(S
39)。そして、同様にして、クライアント200のブ
ラウザ260がこのHTML文書を解析して(S4
0)、中に記述されているJAVAのアプレットのプロ
グラムを、サーバ100に対して要求する(S41)。
サーバ100は、それに応答して、要求されたJAVA
のアプレットをクライアント200に返送する(S4
2)。
【0072】上記の通り、クライアントは、機能に対す
るHTML文書をサーバの要求し、送信されてくるHT
ML文書を分析して、必要なプログラムの送信をサーバ
100に要求する。従って、サーバ100内にあるコア
プログラム、エンジンプログラム、及び個有適用業務プ
ログラムは、細分化されていて、必要な時に必要な部分
のみが、ネットワークを通じてクライアント側に送信さ
せる。地図データについても、同様に必要な時に必要な
量だけ送信される。但し、地図データやデータベースの
データを取得するためには、クライアント200側のデ
ータコアからのデータ取得要求が、ウエブサーバ100
内のコアプログラム内のデータコアに対して発行され、
そのデータコアが、クライアントのデータコアに代わっ
て、データベース62及び地図データ60から必要なデ
ータを取得し、クライアント200に返送する。
【0073】上記の実施の形態例では、ファシリティマ
ネージメントエンジンについてシステムを構築した例は
説明しなかったが、他のエンジンと同様に、施設に関す
る地図データに対応して、施設の部品や状況の属性デー
タを格納したデータベース62に対するデータの検索、
データの管理、及び必要なグラフの作成機能等が、ファ
シリティマネージメントエンジンにより実現される。そ
の場合、他のエンジンと同様にして、共通のコアプログ
ラムの機能が必要に応じて利用される。
【0074】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の地図情報シ
ステムは、地図情報システムの利用者に共通に提供され
るコアプログラムと、利用者の業種や用途に応じて分類
された複数のインダストリーエンジンプログラムと、利
用者に最適化されたGUI表示機能を少なくとも有する
個有適用業務プログラムとで構成する。従って、システ
ムの利用者毎に全てのプログラムを開発作成する必要が
なく、個有適用業務プログラムの作成と、エンジンプロ
グラムの選択・組み合わせを行うだけで、システム利用
者に最適化された地図情報システムを提供することがで
きる。また、プログラムが上記の通り構成される為に、
それぞれのプログラム層でのアップグレード等の機能ア
ップに対しても、柔軟に対応することができ、システム
利用者毎に異なる地図情報システムのアップグレードを
低コストで行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の地図情報システムの全体構成を
示す図である。
【図2】コアプログラム20内の地図基本コア群の機能
を示す図である。
【図3】地図データを構成するレイヤーを示す図であ
る。
【図4】コアプログラム20内の描画コア群の機能を示
す図である。
【図5】コアプログラム20内のデータコア群の機能を
示す図である。
【図6】地図情報システムの構成例を示す図である。
【図7】個有適用業務1に対応して形成されたGUI画
面例を示す図である。
【図8】エリアマーケティングエンジン内のデータ集計
機能を示す図である。
【図9】エリアマーケティングエンジン内のグラフ表示
機能を示す図である。
【図10】エリアマーケティングエンジン内のプロット
機能を示す図である。
【図11】地図表示を行う場合の、各プログラム層にお
けるフローチャートを示す図である。
【図12】界面グラフの表示を行う場合の、各プログラ
ム層におけるフローチャートを示す図である。
【図13】地図情報システムの別の構成例(2)を示す
図である。
【図14】個有適用業務2に対応して形成されたGUI
画面例を示す図である。
【図15】顧客管理エンジン内のマッチング機能Fを示
す図である。
【図16】顧客管理エンジン内の顧客管理データの管理
機能Gを示す図である。
【図17】地図情報システムの別の構成例(3)を示す
図である。
【図18】地図情報システムの別の構成例(4)を示す
図である。
【図19】ネットワーク対応の地図情報システムの動作
のフローチャート図である。
【符号の説明】
10 ハードウエア 20 オペレーティング・システム 30 コアプログラム 40,42 エンジンプログラム 50 個有適用業務プログラム 60 地図データ 62 データベース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータのハードウエア及び該ハード
    ウエアを制御するオペレーティング・システムと共働し
    て動作し、地図データと所定のデータベースとを統合し
    て地図上に前記所定のデータベースのデータを表示する
    地図情報システムにおいて、 所望領域の地図を表示する地図基本コアと、描画すべき
    オブジェクトの描画を管理する描画コアと、前記地図デ
    ータ及びデータベースとのインターフェース機能を有す
    るデータコアとをもつコアプログラムと、 少なくとも、広域地図上へのグラフ表示機能をもつエリ
    アマーケティングエンジンと、前記広域地図より詳細な
    住宅地図に対して建物の属性データを表示する顧客管理
    エンジンとを有するエンジン群から、単独で或いは複数
    適宜組み合わせられたエンジンプログラムと、 個有適用業務毎に形成され、個有適用業務に対応したG
    UI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)表示
    機能を有し、前記エンジンプログラム及びコアプログラ
    ムと適宜リンク付けされ、前記GUIを介して与えられ
    た操作命令に対して前記エンジンプログラム及びコアプ
    ログラムを適宜実行させる個有適用業務プログラムとを
    有することを特徴とする地図情報システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された地図情報システムに
    おいて、 前記地図基本コアは、地図の表示に加えて地図の拡大・
    縮小及び移動を行う地図操作機能を有することを特徴と
    する。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された地図情報システムに
    おいて、 前記描画コアは、前記地図基本コアにより作成された地
    図のオブジェクトとそれ以外の所定のオブジェクトの描
    画を管理する機能を有することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された地図情報システムに
    おいて、 前記データコアは、前記地図基本コアからの地図データ
    要求に応答して、前記地図データから要求された地図デ
    ータを取得し、前記エンジンプログラムからの要求に応
    答して、前記データベースから要求されたデータを取得
    する機能を有することを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項1に記載された地図情報システムに
    おいて、 前記エリアマーケティングエンジンは、前記データベー
    スから所定のデータを集計し、該集計したデータにした
    がって所定のグラフを地図上に作成する機能を有するこ
    とを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項5に記載された地図情報システムに
    おいて、 前記エリアマーケティングエンジンは、更に、所定のシ
    ンボルを地図上に登録し、前記データベース内の住所ま
    たは位置データと前記地図データ内の住所または位置デ
    ータとのマッチングをとるプロット機能を有することを
    特徴とする。
  7. 【請求項7】請求項1に記載された地図情報システムお
    いて、 前記顧客管理エンジンは、前記データベース内の住所ま
    たは位置データと前記地図データ内の住所または位置デ
    ータとのマッチングをとり、前記データベース内のデー
    タを地図上に登録するマッチング機能を有することを特
    徴とする。
  8. 【請求項8】請求項1に記載された地図情報システムお
    いて、 前記顧客管理エンジンは、前記データベース内のデータ
    の属性データの地図データ上への登録、修正、表示画面
    上への表示する機能を有することを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項1に記載された地図情報システムお
    いて、 前記個有適用業務プログラムは、更に、前記コアプログ
    ラム及びエンジンプログラム内の機能を組み合わせたマ
    クロ命令を有することを特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項1に記載された地図情報システム
    おいて、 当該地図情報システムがサーバとクライアント間をネッ
    トワークで接続可能に構成され、前記サーバ内の前記コ
    アプログラムは、更に、前記コアプログラムの機能を細
    分化して前記クライアントに送信するウエブコア機能を
    有することを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項10に記載された地図情報システ
    ムにおいて、 更に、前記サーバ内の前記データコアは、前記クライア
    ント内のデータコアとの間で所定量の地図データを前記
    クライアントからの要求に応じて転送することを特徴と
    する。
  12. 【請求項12】コンピュータのハードウエア及び該ハー
    ドウエアを制御するオペレーティング・システムと共働
    して動作し、地図データと所定のデータベースとを統合
    して地図上に前記所定のデータベースのデータを表示す
    る地図情報システムの構築方法において、 前記ハードウエア及びオペレーティング・システムに加
    えて、所望領域の地図を表示する地図基本コアと、描画
    すべきオブジェクトの描画を管理する描画コアと、前記
    地図データ及びデータベースとのインターフェース機能
    をもつデータコアとを有するコアプログラムを共通に設
    け、 少なくとも、広域地図上へのグラフ表示機能をもつエリ
    アマーケティングエンジンと、前記広域地図より詳細な
    住宅地図に対して建物の属性データを表示する顧客管理
    エンジンとを有するエンジン群から、単独で或いは複数
    適宜組み合わせてエンジンプログラムを設け、 個有適用業務に対応したGUI(グラフィカル・ユーザ
    ・インターフェース)表示機能を有し、前記エンジンプ
    ログラム及びコアプログラムと適宜リンク付けされ、前
    記GUIを介して与えられた操作命令に対して前記エン
    ジンプログラム及びコアプログラムを適宜実行させる個
    有適用業務プログラムを、前記個有適用業務毎に形成し
    て設ける、ことを特徴とする地図情報システムの構築方
    法。
  13. 【請求項13】コンピュータのハードウエア及び該ハー
    ドウエアを制御するオペレーティング・システムと共働
    して動作し、地図データと所定のデータベースとを統合
    して地図上に前記所定のデータベースのデータを表示す
    る地図情報システム・プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 前記地図情報システム・プログラムは、 所望領域の地図を表示する地図基本コアと、描画すべき
    オブジェクトの描画を管理する描画コアと、前記地図デ
    ータ及びデータベースとのインターフェース機能をもつ
    データコアとを有するコアプログラムと、 少なくとも、広域地図上へのグラフ表示機能をもつエリ
    アマーケティングエンジンと、前記広域地図より詳細な
    住宅地図に対して建物の属性データを表示する顧客管理
    エンジンとを有するエンジン群から、単独で或いは複数
    適宜組み合わせられたエンジンプログラムと、 個有適用業務毎に形成され、個有適用業務に対応したG
    UI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)表示
    機能を有し、前記エンジンプログラム及びコアプログラ
    ムと適宜リンク付けされ、前記GUIを介して与えられ
    た操作命令に対して前記エンジンプログラム及びコアプ
    ログラムを適宜実行させる個有適用業務プログラムとを
    有することを特徴とする記録媒体。
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