JP2002157253A - 情報提供サーバ、クライアント及び情報提供検索実行プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報提供サーバ、クライアント及び情報提供検索実行プログラムを記録した記録媒体

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JP2002157253A
JP2002157253A JP2000351500A JP2000351500A JP2002157253A JP 2002157253 A JP2002157253 A JP 2002157253A JP 2000351500 A JP2000351500 A JP 2000351500A JP 2000351500 A JP2000351500 A JP 2000351500A JP 2002157253 A JP2002157253 A JP 2002157253A
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報享受者が居住していたり、興味を持った
場所からの物理的な距離や妥当な時間での到達可能性に
基づいて関連する情報を提供することを可能とする情報
提供装置およびクライアント、サーバの提供ならびにこ
れらの装置を動作させるためのプログラムを記録した記
録媒体の提供。 【解決手段】 ユーザは場所条件入力手段101により
自分の場所嗜好情報および領域条件を入力する。ユーザ
管理手段102はその情報にユーザIDを付与してユー
ザ場所嗜好DB103に格納する。地図情報検索手段1
05は前記ユーザ場所嗜好DB103に格納された場所
嗜好情報と領域条件により地図DB104を検索し対象
領域内に存在する建物名や地名などのリストを取得す
る。文書DB検索手段107では、ここで取得したリス
トを検索キーワードとして文書DB106を検索し、そ
の結果が文書通知手段108よりユーザに提示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書データベース
などを検索してユーザに情報を提供する情報提供サー
バ、クライアント及び情報提供検索実行プログラムを記
録した記録媒体に関し、特に、ユーザや情報提供者が指
定した場所を条件とした検索を行って情報を提供するよ
うな情報提供サーバ、クライアント及び情報提供検索実
行プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザが存在する現実世界の地理
的場所と関係深い生活情報として、テレビやラジオ、新
聞等で提供される天気予報、新聞の折込広告などを利用
して提供される近隣の店の品物案内や安売り広告などが
ある。また、これらの情報とは別に、地理的場所と関係
した情報として、観光地の観光案内パンフレットなどが
あり、このパンフレットなどもユーザが将来訪れる可能
性があり、ユーザが場合によっては即座に知りたい情報
である。このような情報は、近年のインターネットであ
るURLアドレスWWW(WorldWide Web)によっても提
供されている。例えばこのようなインターネットのプロ
バイダであるYAHOO(http://www.yahoo.co.jp/) で
提供されているサービスを利用すれば、自分の住んでい
る場所の天気予報を知ったり、また、旅行先や自宅近く
にある観光スポットなどの情報をたとえばリアルタイム
に得る事も可能である。これは、WWWから得られる情
報をプロバイダであるYAHOO等が、人力によって県
や市などの地域毎に分類して情報を入力し、この入力情
報をユーザに提供しているからである。そしてユーザ
は、YAHOOなどのホームページから、「地域情報」
と書かれたリンクを辿っていくことによって、場所(地
理的情報)や興味分野を絞って行き、最終的に自分の興
味のある地域や場所についての情報を取得する事ができ
る。
【0003】また、特許第2756483号公報「広告
情報の供給方法およびその登録方法」に記述されている
MAPION(http://www.mapion.co.jp/)により提供さ
れているサービスは、情報提供者が自分の発信したい情
報を平面地図上に配置する事が可能となっている。ユー
ザはMAPIONのホームページから自分の興味のある
場所を絞りこみ、その場所が含まれる地域の地図を表示
させることができる。その地域内に情報提供者の登録し
た例えば「花火大会」といったような情報があれば、そ
れがアイコンと文字とによって、地図上に表示されるよ
うになっている。
【0004】さらに、特開平11−72347号公報
「位置対応情報提供システム」には、ユーザの現在位置
に対応した情報を情報システムから取得してユーザに提
供する方式について記述されている。この公報に記載さ
れている方式は、あらかじめインターネット上で公開運
用されている複数の位置関連情報検索サーバに対して、
ユーザの現在位置を示す位置座標を、住所などの情報か
ら、検索サーバが受け取れる形式に変換することによ
り、ユーザの現在位置に関する情報を複数の検索サーバ
から取得する技術に関している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
方式では以下のような問題がある。 (1) 第1の公知例(YAHOO)では、検索される情報
が情報提供者側の都合によって地域毎に分類されている
ため、その地域単位にしか検索する事が出来ない。すな
わち、複数の地域にまたがったり地図上での範囲を指定
した検索が容易に行えない。
【0006】(2) 第2の公知例(特許第2756483
号公報のMAPION)では、平面地図上に情報が配置
されて表示されており、前記(1) の問題を解決すること
はできるが、その場所に至るためにかかる時間や交通手
段等はユーザ側が別途調査したりあるいは推測したりす
る必要がある。すなわち、情報を現実世界で利用するこ
とを考慮した場合に、重要となる自分の現在位置やこれ
から行く予定の場所等からの所要時間および距離といっ
た尺度を利用して取得する情報をコントロールすること
ができないということである。例えば、「旅行の宿泊先
から徒歩圏にある観光スポットを知りたい」といったユ
ーザ要求に対して、第2の公知例ではユーザが簡単に情
報を取得する事ができない。
【0007】(3) 第3の公知例(特開平11−7234
7号公報)では、公開運用されている位置関連情報検索
サーバに対して位置情報を唯一の検索キーとして検索要
求を行うために、位置に関係付けられていない情報は取
得できないという問題がある。例えばユーザの近くに、
ある企業の支店があり、ユーザがその企業の情報を得た
いと考えた場合でも、その支店の情報があらかじめサー
バにその位置に関連する対象物として登録されていなけ
れば、ユーザはその企業について情報を得ることができ
ない。また、位置関連情報検索サーバという位置情報と
関連付けて支店などの特定施設の情報をリンクさせた特
殊な検索サーバを利用するため、既存のデータベースか
ら、簡易に情報源として利用することができないという
問題もある。
【0008】前述した3つの公知例では、情報提供者側
は位置に関する情報のみを唯一のキーワード等として情
報を登録し、それをキーワードとしてユーザが情報を取
得している。しかしながら、この手法によると情報提供
者側が例えば地理的な条件によって情報の配布範囲を制
限しようとしてもそれができない。情報提供者が自分の
店舗のある位置を基準として、たとえば周囲3キロの範
囲の居住者、および興味を持つユーザに情報を配信しよ
うとしても、配信するためにユーザを選択することも容
易ではなく、このような情報提供者側で情報配布条件を
任意に設定することのできる手段を有する情報提供装置
が求められている。
【0009】本発明は、上述したような問題を解決する
ため、実世界の状況と連携して効果的な情報を提供する
事のできる情報提供装置を提供することを目的とする。
すなわち、情報享受者(ユーザ)に対しては、自分が居
住していたり、興味を持った場所からの物理的な距離の
範囲内にあること、あるいは妥当な時間内で到達できる
ような(位置的あるいは時間的に許容できる範囲にあ
る)到達可能な範囲に存在する情報享受者に基づいて情
報を提供し、また、情報提供者に対しては、情報利用者
の登録した位置に対してある距離内の範囲あるいは妥当
な時間内でのユーザの到達可能性に基づいて情報を配信
することのできるような情報提供装置を得ることを目的
とする。
【0010】さらに、本発明は、特に位置に関する情報
検索サーバーを利用せずに、既存のデータベースに事前
に位置情報を登録したり分類する処理を省略可能としつ
つ、簡易な構成で利用可能にする事も目的とする。さら
に、本発明は、地域情報として、ユーザにサービス情報
あるいは商品情報を提供するための第2のクライアント
からの広告等を行うことのできる情報提供装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、位置情報を有する場所情報と、ある場所からの距
離、経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域
条件とを入力して、地図上の施設名称または道路の連接
関係情報を座標情報とともに保持する地図DBから、施
設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出する地
図情報検索手段と、前記地図情報検索手段より抽出され
た施設および/または場所情報を受け取り、該情報をキ
ーワードとしてユーザに提供する文書を保持する文書D
Bから該当する文書を検索する文書DB検索手段と、を
有することを特徴とする情報提供サーバである。
【0012】請求項2に記載の発明は、ユーザ毎のID
を管理し、端末から受け取ったユーザが興味を持った場
所の場所情報またはある場所からの距離、経路、時間お
よび料金の少なくとも1つを含む領域条件にユーザID
を付与するユーザ管理手段と、前記ユーザ管理手段から
受け取った前記場所情報または前記領域条件をユーザI
Dとともに保持するユーザ場所嗜好DBと、前記ユーザ
場所嗜好DBから前記場所情報と前記領域条件とを入力
して、地図上の施設名称または道路の連接関係情報とを
座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報若し
くは場所情報の少なくとも1つを抽出する地図情報検索
手段と、前記地図情報検索手段より抽出された施設また
は場所の情報を受け取り、受け取った該情報をキーワー
ドとしてユーザに提供する文書を保持する文書DBから
該当する文書を検索する文書DB検索手段と、を有する
ことを特徴とする情報提供サーバである。
【0013】請求項3に記載の発明は、端末からユーザ
が興味を持った場所の場所情報またはある場所からの距
離、経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域
条件とを受け取った場合、ユーザを確認するユーザ管理
手段と、前記ユーザ管理手段から前記場所情報と前記領
域条件とを入力して、地図上の施設名称または道路の連
接関係情報とを座標情報とともに保持する地図DBか
ら、施設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出
する地図情報検索手段と、前記地図情報検索手段より抽
出された施設または場所の情報を受け取り、受け取った
該情報をキーワードとしてユーザに提供する文書を保持
する文書DBから該当する文書を検索する文書DB検索
手段と、を有することを特徴とする情報提供サーバであ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、ある場所からの距離、経路、時間および料金の少な
くとも1つを含む領域条件をルール形式で保持する領域
条件ルールDBと、前記地図情報検索手段は、場所情報
解析手段と、1以上の領域算出手段と、地図領域検索手
段とを有し、前記場所条件解析手段により、領域条件ル
ールDBに登録された前記ルール形式を参照して、入力
された前記領域条件が分類され、前記1以上の領域算出
手段は、前記場所条件解析手段により分類した領域条件
を入力して領域が算出され、前記地図領域検索手段は、
前記1以上の領域算出手段の少なくとも1つから出力さ
れた算出結果を用いて地図DBが検索されることを特徴
とする情報提供サーバである。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記1以上の領域算出手段は、前記領域条件として
直線距離が指定された場合には前記場所条件解析手段か
ら前記場所情報と前記領域条件とを受け取り、前記場所
情報により指定された場所を中心に指定された距離半径
の領域を算出する直線距離範囲領域算出手段と、前記領
域条件として経路が指定された場合には前記場所条件解
析手段から前記場所情報と前記領域条件とを受け取り、
指定された経路に沿う領域を算出する経路領域算出手段
と、前記領域条件として到達可能性条件が指定された場
合には前記場所条件解析手段から前記場所情報と前記領
域条件とを受け取り、該条件に従って到達可能な領域を
算出する到達可能領域算出手段と、から選択される少な
くとも1つを有することを特徴とする情報提供サーバで
ある。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に
おいて、前記文書DB検索手段により検索された前記文
書をユーザに提示する文書通知手段を有することを特徴
とする情報提供サーバである。
【0017】請求項7に記載の発明は、ユーザが興味を
持った場所の場所情報、またはある場所からの距離、経
路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件を
入力する場所条件入力手段と、情報提供サーバに対し、
前記場所条件入力手段から場所情報と前記領域条件とを
出力し、前記場所情報と前記領域条件とを用いて地図上
の施設名称または道路に連接した連接関係情報を座標情
報とともに保持する地図DBから施設情報若しくは場所
情報の少なくとも1つを抽出させて得られた施設情報ま
たは場所情報をキーワードとしてユーザに提供する文書
を検索させ、前記検索された文書を送信させ、前記送信
させた文書を受信する受信手段と、前記受信した文書を
表示する表示手段と、を有することを特徴とするクライ
アントである。
【0018】請求項8に記載の発明は、ユーザが興味を
持った場所の場所情報、またはある場所からの距離、経
路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件を
入力する場所条件入力手段と、前記入力された場所情報
と前記領域条件とを保持するユーザ場所嗜好DBと、情
報提供サーバに対し前記場所情報と前記領域条件とを出
力し、前記場所情報と前記領域条件とを用いて地図上の
施設名称または道路に連接した連接関係情報を座標情報
とともに保持する地図DBから、施設情報若しくは場所
情報の少なくとも1つを抽出させ、該施設情報または場
所情報をキーワードとしてユーザに提供する文書を検索
させ、前記検索された文書を送信させ、前記送信された
文書を受信する受信手段と、を有することを特徴とする
クライアントである。
【0019】請求項9に記載の発明は、位置情報を有す
る場所情報と、ある場所からの距離、経路、時間および
料金の少なくとも1つを含む領域条件とを入力するステ
ップと、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報若し
くは場所情報の少なくとも1つを抽出する地図情報検索
ステップと、前記地図情報検索手段より抽出された施設
および/または場所情報を受け取り、該情報をキーワー
ドとしてユーザに提供する文書を保持する文書DBから
該当する文書を検索する文書DB検索ステップと、を有
することを特徴とする地理的情報を検索するための方法
である。
【0020】請求項10に記載の発明は、位置情報を有
する場所情報と、ある場所からの距離、経路、時間およ
び料金の少なくとも1つを含む領域条件とを入力して、
地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
とともに保持する地図DBから、施設情報若しくは場所
情報の少なくとも1つを抽出する地図情報検索処理と、
前記地図情報検索手段より抽出された施設および/また
は場所情報を受け取り、該情報をキーワードとしてユー
ザに提供する文書を保持する文書DBから該当する文書
を検索する文書DB検索処理と、を有することを特徴と
する情報提供装置に処理を実行するためのサーバが読み
取り可能なプログラムを記録した記録媒体である。
【0021】請求項11に記載の発明は、興味を持った
場所の場所情報、または、ある場所からの距離、経路、
時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件を入力
する場所条件入力処理と、情報提供サーバに対し、前記
場所情報と前記領域条件とを出力し、前記場所情報と前
記領域条件とを用いて地図上の施設名称または道路の連
接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBから、
施設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出さ
せ、前記検索された文書を送信させ、前記送信された文
書を受信する受信処理と、前記受信した文書を表示する
表示処理と、を有することを特徴とする情報提供装置の
処理を実行するためのクライアントが読み取り可能なプ
ログラムを記録した記録媒体である。
【0022】請求項12に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの位置をリアルタイムに取得し、端末に
対し、ある場所からの距離、経路、時間および料金の少
なくとも1つを含む領域条件を提示させ、前記端末から
指定された前記領域条件を受け取り、前記領域条件から
地図上の領域を特定し、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、前記領域条件に合致する施設名称若しくは場所の名
称の少なくとも1つを検索する地図情報検索手段と、前
記地図情報検索手段より施設名称または場所名称の少な
くとも1つを受け取り、受け取った該名称をキーワード
としてユーザに提供する文書を保持する文書DBから該
当する文書を検索する文書DB検索手段と、を有するこ
とを特徴とする情報提供サーバである。
【0023】請求項13に記載の発明は、ユーザ毎のI
Dを管理し、端末からリアルタイムに受け取った仮想的
あるいは現実のユーザの場所情報にユーザIDを付与し
てユーザ位置保持手段に渡すユーザ管理手段と、前記ユ
ーザ管理手段から受け取った前記ユーザIDと前記ユー
ザの場所情報とを保持するユーザ位置保持手段と、ある
場所からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1
つを含む領域条件をルール形式で保持する領域条件ルー
ルDBと、前記ユーザ位置保持手段から前記ユーザの場
所情報を受け取り、前記領域条件ルールDBの前記ルー
ル形式を参照して端末に対して前記領域条件を提示し、
前記端末からリアルタイムに指定された領域条件を受け
取り、前記領域条件ルールDBを参照して、前記指定さ
れた領域条件から地図上の領域を特定し、地図上の施設
名称および道路の連接関係情報を座標情報とともに保持
する地図DBから、前記領域条件に合致する施設名称ま
たは場所の名称の少なくとも1つを検索する地図情報検
索手段と、前記地図情報検索手段より施設の名称または
場所の名称を受け取り、受け取った名称をキーワードと
してユーザに提供する文書を保持する文書DBから該当
する文書を検索する文書DB検索手段と、を有すること
を特徴とする情報提供サーバである。
【0024】請求項14に記載の発明は、端末からリア
ルタイムに受け取った仮想的あるいは現実のユーザの場
所情報を受け取った場合に、前記端末を確認するユーザ
管理手段と、ある場所からの距離、経路、時間および料
金の少なくとも1つを含む領域条件のうち、前記端末に
より指定可能な領域条件のルール形式を保持する領域条
件ルールDBと、前記ユーザ管理手段から前記ユーザの
場所情報を受け取り、前記領域条件ルールDBの前記ル
ール形式を参照して端末に対して前記領域条件を提示
し、前記端末からリアルタイムに指定された領域条件を
受け取り、前記領域条件ルールDBを参照して、前記指
定された領域条件から地図上の領域を特定し、地図上の
施設名称および道路の連接関係情報を座標情報とともに
保持する地図DBから、前記領域条件に合致する施設名
称または場所の名称の少なくとも1つを検索する地図情
報検索手段と、前記地図情報検索手段より施設の名称ま
たは場所の名称を受け取り、受け取った名称をキーワー
ドとしてユーザに提供する文書を保持する文書DBから
該当する文書を検索する文書DB検索手段と、を有する
ことを特徴とする情報提供サーバである。
【0025】請求項15に記載の発明は、請求項13ま
たは14において、前記文書DB検索手段により検索さ
れた前記文書をユーザに提示する文書通知手段を有する
ことを特徴とする情報提供サーバである。
【0026】請求項16に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得手段と、ある場所からの距離、経路、時間および
料金を設定した領域条件を、現在位置に対してリアルタ
イムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いてユーザ
の現在位置をリアルタイムに指定する領域条件指定手段
と、情報提供サーバに対し前記ユーザの場所情報をリア
ルタイムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いて、
ユーザの現在位置をリアルタイムに前記領域条件を提示
させ、前記領域条件を出力し、前記場所条件と前記領域
条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の連接関
係情報を座標情報とともに保持する地図DBから、施設
情報または場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出
させた前記施設または場所情報をキーワードとしてユー
ザに提供する文書を検索させ、検索させた前記文書を送
信させることにより前記情報提供サーバから送信された
文書を受信する受信手段と、前記受信した文書を表示す
る表示手段と、を有することを特徴とするクライアント
である。
【0027】請求項17に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得手段と、前記場所取得手段によりリアルタイムに
更新される前記場所情報を保持するユーザ位置保持手段
と、情報提供サーバに対し前記ユーザの場所情報をリア
ルタイムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いて、
ユーザの現在位置をリアルタイムに前記領域条件を提示
させ、前記領域条件を出力し、前記場所条件と前記領域
条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の連接関
係情報を座標情報とともに保持する地図DBから、施設
情報または場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出
させた前記施設または場所情報をキーワードとしてユー
ザに提供する文書を検索させ、検索させた前記文書を送
信させることにより前記情報提供サーバから送信された
文書を受信する受信手段と、前記受信した文書を表示す
る表示手段と、を有することを特徴とするクライアント
である。
【0028】請求項18に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得処理と、ある場所からの距離、経路、時間および
料金の少なくとも1つを含む領域条件のうち、前記端末
に指定可能な領域条件のルール形式を提示し前記領域条
件を入力する処理と、受け取ったユーザ位置を保持し、
ユーザ位置の更新がされる度にユーザ位置を通知する処
理と、前記通知されたユーザ位置と、前記入力された領
域条件とを受け取り、地図上の領域を検索し、地図DB
より検索結果を取得する処理と、前記取得処理により得
られた結果を基に文書DBを用いてキーワードとの関連
情報を検索する処理と、得られた検索結果をユーザに提
示する処理と、を有することを特徴とする地理的情報を
検索するための方法である。
【0029】請求項19に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの位置をリアルタイムに取得し、端末に
対し、ある場所からの距離、経路、時間および料金の少
なくとも1つを含む領域条件を提示させ、前記端末から
指定された前記領域条件を受け取り、前記領域条件から
地図上の領域を特定し、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、前記領域条件に合致する施設名称若しくは場所の名
称の少なくとも1つを検索する地図情報検索処理と、前
記地図情報検索手段より施設名称または場所名称の少な
くとも1つを受け取り、受け取った該名称をキーワード
としてユーザに提供する文書を保持する文書DBから該
当する文書を検索する文書DB検索処理と、を有するこ
とを特徴とする情報提供装置の処理を実行するためのサ
ーバが読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0030】請求項20に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得処理と、ある場所からの距離、経路、時間および
料金を設定した領域条件を提示させ、ある場所からの距
離、経路、時間および料金の少なくとも1つを設定した
領域条件を、仮想的あるいは現実の現在位置に対してリ
アルタイムに指定する領域条件指定処理と、情報提供サ
ーバに対し前記ユーザの場所情報をリアルタイムに更新
させ、前記ユーザの場所情報を用いて、ユーザの現在位
置をリアルタイムに前記領域条件を提示させ、前記領域
条件を出力する処理と、情報提供サーバに対し前記場所
情報と前記領域条件とを用いて、地図上の施設名称また
は道路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図
DBから、施設情報または場所情報の少なくとも1つを
抽出させ、抽出させた前記施設または場所情報をキーワ
ードとしてユーザに提供する文書を検索させ、検索させ
た前記文書を送信させることにより、送信された文書を
前記情報提供サーバから受信する受信処理と、前記受信
した文書を表示する表示処理と、を有する情報検索装置
に処理を実行するためのクライアントが読み取り可能な
プログラムを記録した記録媒体である。
【0031】請求項21に記載の発明は、ユーザの場所
情報をユーザIDとともに保持するユーザ場所嗜好DB
と、端末により入力された文書の文書IDと配布登録場
所との対応関係を保持する文書登録場所インデックス
と、前記端末により入力されたある場所からの距離、経
路、時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条
件のうち、文書を配布するための領域条件である文書配
布条件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布条
件DBと、前記文書登録場所インデックスから前記配布
登録場所を検索して、前記文書配布条件DBから当該文
書の前記文書IDに対応する前記文書配布条件を取得
し、前記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件と
から、文書配布の対象となる領域を決定して、当該領域
を条件として地図上の施設名称または道路の連接関係情
報を座標情報とともに保持する地図DBと、前記ユーザ
場所嗜好DBとを検索し、条件に合致する地理的範囲内
に登録されているユーザIDのリストを取得して前記文
書IDとともに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検
索手段と、前記地図・ユーザ検索手段からの文書IDに
該当する前記文書をユーザへ提供する文書を保持する文
書DBから検索する文書DB検索手段と、を有すること
を特徴とする情報提供サーバである。
【0032】請求項22に記載の発明は、ユーザ毎のI
Dを管理し、端末から受け取った位置情報を有する場所
情報にユーザIDを付与してユーザ場所嗜好DBに登録
するユーザ管理手段と、前記ユーザ場所嗜好情報にユー
ザIDとともに保持するユーザ場所嗜好DBと、端末に
より入力された文書の文書IDと配布登録場所との対応
関係を保持する文書登録場所インデックスと、前記端末
により入力されたある場所からの距離、経路、時間およ
び料金の少なくとも1つを含む領域条件のうち、文書を
配布するための領域条件である文書配布条件を前記文書
IDとともに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索
手段と、前記地図・ユーザ検索手段からの文書IDに該
当する前記文書をユーザに提供する文書を保持する文書
DBから検索し受け取ったユーザIDのリストとともに
前記文書通知手段に渡す文書DB検索手段と、前記文書
DB検索手段からの情報を基に、該当するユーザに文書
内容を通知する文書通知手段と、を有することを特徴と
する情報提供サーバである。
【0033】請求項23に記載の発明は、請求項21に
おいて、ある場所からの距離、経路、時間および料金を
設定した領域条件を、ルール形式で保持する領域条件ル
ールDBと、前記地図・ユーザ検索手段が前記文書登録
場所インデックスから前記文書IDおよび前記配布登録
場所を受け取り、当該文書IDに該当する前記文書配布
条件を前記文書配布条件DBから取得し、前記文書配布
条件DBに登録されている前記ルール形式を参照して前
記領域条件を分類する場所条件解析手段と、前記領域条
件として直線距離が指定された場合には前記場所条件解
析手段から前記場所情報と前記領域条件とを受け取り、
前記場所情報により指定された場所を中心に指定された
距離半径の領域を算出する直線距離範囲領域算出手段
と、前記領域条件として経路が指定された場合には前記
場所条件解析手段から前記場所情報と前記領域条件とを
受け取り、指定された経路に沿う領域を算出する経路領
域算出手段と、前記領域条件として到達可能性条件が指
定された場合には前記場所条件解析手段から前記場所情
報と前記領域条件とを受け取り、該条件に従って到達可
能な領域を算出する到達可能領域算出手段と、から選択
される少なくとも1つの領域算出手段を有し、前記直線
距離範囲領域算出手段、前記経路領域算出手段または前
記到達可能領域算出手段から算出された少なくとも1つ
の領域情報を受け取り、前記端末から指定された前記領
域条件を受け取り、前記地図DBと前記ユーザ場所嗜好
DBとから、その地図領域内に登録されたユーザIDの
リストを取得し、取得したリストを文書IDとともに前
記文書DB検索手段に渡す領域内ユーザ検索手段と、を
有することを特徴とする情報提供サーバである。
【0034】請求項24に記載の発明は、ユーザに文書
を提供するためのクライアントであって、前記クライア
ントは、情報提供サーバに前記ユーザに提供する文書を
入力するための入力手段と、該文書を前記ユーザに配布
するための配布登録場所とユーザに配布するための配布
条件を前記入力手段により入力し情報提供サーバに前記
配布条件および配布登録場所をサーバを介して、当該文
書を前記ユーザに渡すことを特徴とするユーザに文書を
提供するためのクライアントである。
【0035】請求項25に記載の発明は、ユーザが興味
を持った場所の場所情報、またはある場所からの距離、
経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件
を入力する場所条件入力手段と、情報提供サーバに対
し、前記場所条件入力手段から場所情報と前記領域条件
とを出力し、文書IDに対応する文書配布条件を取得
し、前記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件と
から、文書配布の対象となる領域を決定させて、当該領
域を条件として地図上の施設名称または道路の連接関係
情報を座標情報とともに保持する地図DBと、前記ユー
ザ場所嗜好DBとを検索させ、条件に合致する地理的範
囲内に登録されているユーザIDのリストを取得させ、
前記検索された文書を送信させ、前記送信させた文書を
受信する受信手段と、前記受信した文書を表示する表示
手段と、を有することを特徴とするクライアントであ
る。
【0036】請求項26に記載の発明は、ユーザに提供
するための文書を登録する文書登録手段と、情報提供サ
ーバに対し、前記文書登録手段から入力された文書の文
書IDと配布登録場所との対応関係を保持させ、前記領
域条件のうち、文書を配布するための領域条件である文
書配布条件を前記文書IDとともに渡して当該文書ID
に該当する前記文書をユーザに提供する文書を保持する
文書DBから検索させ、受け取ったユーザIDのリスト
とともに前記文書通知手段に渡して、得られた文書内容
を他のクライアントに通知させることを特徴とするクラ
イアントである。
【0037】請求項27に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得処理と、ある場所からの距離、経路、時間および
料金の少なくとも1つを含む領域条件のうち、指定可能
な領域条件のルール形式を提示し前記領域条件を入力す
る処理と、受け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置
の更新がされる度にユーザ位置を通知する処理と、前記
通知されたユーザ位置と、前記入力された領域条件とを
受け取り、地図上の領域を検索し、地図DBより検索結
果を取得する処理と、前記取得処理により得られた結果
を基に文書DBを用いてキーワードとの関連情報を検索
する処理と、得られた検索結果をユーザに提示する処理
と、を有することを特徴とする地理的情報を検索するた
めの方法である。
【0038】請求項28に記載の発明は、ユーザが興味
を持った場所の場所情報、またはある場所からの距離、
経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件
を入力する場所条件入力処理と、情報提供サーバに対
し、前記場所条件入力手段から場所情報と前記領域条件
とを出力し、文書IDに対応する文書配布条件を取得
し、前記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件と
から、文書配布の対象となる領域を決定させて、当該領
域を条件として地図上の施設名称または道路の連接関係
情報を座標情報とともに保持する地図DBと、前記ユー
ザ場所嗜好DBとを検索させ、条件に合致する地理的範
囲内に登録されているユーザIDのリストを取得させ、
前記検索された文書を送信させ、前記送信させた文書を
受信する受信処理と、有することを特徴とする情報検索
装置に処理を実行するためのクライアントが読み取り可
能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体で
ある。
【0039】請求項29に記載の発明は、ユーザに提供
するための文書を登録する文書登録手段と、情報提供サ
ーバに対し、前記文書登録処理により入力された文書の
文書IDと配布登録場所との対応関係を保持させ、前記
領域条件のうち、文書を配布するための領域条件である
文書配布条件を前記文書IDとともに渡して当該文書I
Dに該当する前記文書をユーザに提供する文書を保持す
る文書DBから検索させ、受け取ったユーザIDのリス
トとともに前記文書通知手段に渡して、得られた文書内
容を通知させることを特徴とする情報検索装置に処理を
実行するためのクライアントが読み取り可能なプログラ
ムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0040】請求項30に記載の発明は、ユーザの場所
情報をユーザIDとともに保持するユーザ場所嗜好DB
に保持する処理と、端末により入力された文書の文書I
Dと配布登録場所との対応関係を保持する文書登録場所
インデックスを保持する処理と、前記端末により入力さ
れたある場所からの距離、経路、時間および料金の少な
くとも1つを設定した領域条件のうち、文書を配布する
ための領域条件である文書配布条件を前記文書IDと対
応させて文書配布条件DBに保持する処理と、前記文書
登録場所インデックスに保持する処理から、前記配布登
録場所を検索して、前記文書配布条件DBから当該文書
の前記文書IDに対応する前記文書配布条件を取得し、
前記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件とか
ら、文書配布の対象となる領域を決定して、当該領域を
条件として地図上の施設名称または道路の連接関係情報
を座標情報とともに保持する地図DBと前記ユーザ場所
嗜好DBとを検索し、条件に合致する地理的範囲内に登
録されているユーザIDのリストを取得して前記文書I
Dとともに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索処
理と、前記地図・ユーザ検索処理からの文書IDに該当
する前記文書をユーザへ提供する文書を保持する文書D
Bから検索する文書DB検索処理とを有する情報検索装
置による情報検索の処理を実行するためのサーバが読み
取り可能なプログラムを記録したことを特徴とする記録
媒体である。
【0041】請求項31に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得手段と、端末により入力された文書の文書IDと
配布登録場所との対応関係を保持する文書登録場所イン
デックスと、前記端末により入力されたある場所からの
距離、経路、時間および料金の少なくとも1つを設定し
た領域条件のうち、文書を配布するための領域条件であ
る文書配布条件を前記文書IDと対応させて保持する文
書配布条件DBと、前記文書登録場所インデックスから
前記配布登録場所を読み取り、かつ、前記文書配布条件
DBから当該文書の前記文書IDに対応する前記文書配
布条件を取得し、前記配布登録場所と読み取った前記文
書配布条件とから、地図上の施設名称または道路の連接
関係情報を座標情報とともに保持する地図DBと、前記
ユーザ位置保持手段に記録されている前記ユーザの場所
情報とを検索し、条件に合致する地理的範囲内に登録さ
れているユーザIDのリストを取得して前記文書IDと
ともに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索手段
と、前記地図・ユーザ検索処理から受け取った文書ID
に該当する前記文書をユーザへ提供する文書を保持する
文書DBから検索する文書DB検索し、ユーザIDのリ
ストとともに文書通知手段に渡す文書DB検索手段と、
前記文書検索通知手段からの情報から該当するユーザに
文書内容を通知する文書通知手段と、前記文書通知手段
がユーザに通知する文書の文書IDと前記文書を通知す
るためのユーザIDとを管理し、当該文書が前記文書登
録手段により指定された通知ユーザ数の上限を超えた場
合には削除するように前記文書の文書IDを文書削除手
段に通知する通知ユーザ管理手段と、前記通知ユーザ管
理手段より通知ユーザ数を超えた文書の文書IDを受け
取り、該当する文書の文書IDに対応する前記文書配布
条件および前記配布登録場所をそれぞれ前記文書配布条
件DBおよび前記文書登録場所インデックスより削除す
る文書削除手段と、を有することを特徴とする情報提供
サーバである。
【0042】請求項32に記載の発明は、ユーザ毎のI
Dを管理し、第1の端末からリアルタイムに取得した仮
想的あるいは現実のユーザ位置を含むユーザの場所情報
にユーザIDを付与してユーザ位置保持手段に渡すユー
ザ管理手段と、前記ユーザ管理手段から受け取った前記
ユーザIDと前記ユーザの場所情報とを保持する前記ユ
ーザ位置保持手段と、第2の端末により入力された文書
情報の文書IDと前記文書情報とをユーザに配布するた
めの配布登録場所の対応関係を保持する文書登録場所イ
ンデックスと、前記第2の端末により入力されたある場
所からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1つ
を設定した領域条件の中の文書を配布するための領域条
件である文書配布条件を前記文書IDと対応させて保持
する文書配布条件DBと、前記文書登録場所インデック
スから、前記配布登録場所と前記文書配布条件DBから
当該文書の文書IDに対応する前記文書配布条件とを読
み取り、読み取った前記配布登録場所と読み取った前記
文書配布条件とから、地図上の施設名称または道路の連
接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBと、前
記ユーザ位置保持手段に記録されているユーザの場所情
報とを検索し、条件に合致する地理的範囲内に登録され
ているユーザIDのリストを取得して前記文書IDとと
もに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索手段と、
文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
B検索手段と、前記文書DB検索手段の情報から、該当
するユーザに文書内容を通知する文書通知手段と、前記
文書通知手段がユーザに通知する文書の文書IDと前記
文書を通知するためのユーザIDとを管理し、当該文書
が前記文書登録手段により指定された通知ユーザ数の上
限を超えた場合には削除するように前記文書の文書ID
を文書削除手段に通知する通知ユーザ管理手段と、前記
通知ユーザ管理手段より通知上限を超えた文書の文書I
Dを受け取り、該当する文書の文書IDに対応する前記
文書配布条件および前記配布登録場所をそれぞれ前記文
書配布条件DBおよび前記文書登録場所インデックスよ
り削除する文書削除手段と、を有することを特徴とする
情報提供サーバである。
【0043】請求項33に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報とユーザIDとを保持するユ
ーザ位置保持手段と、第2の端末により入力された文書
の文書IDと、前記文書の配布登録場所との対応関係を
保持する文書登録場所インデックスと、第2の端末によ
り入力されたある場所からの距離、経路、時間および料
金の少なくとも1つを設定した領域条件のうち、文書を
配布するための領域条件である文書配布条件を前記文書
IDと対応させて保持する文書配布条件DBと、前記文
書登録場所インデックスから、前記配布登録場所と前記
文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応する前
記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配布登録
場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図上の施
設名称または道路の連接関係情報を座標情報とともに保
持する地図DBと、前記ユーザ位置保持手段に記録され
ているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致する地
理的範囲内に登録されているユーザIDのリストを取得
して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡す地図
・ユーザ検索手段と、文書DBから、前記地図・ユーザ
検索手段から受け取った文書IDに該当するユーザへ提
供する文書を検索し、ユーザIDのリストとともに文書
通知手段に渡す文書DB検索手段と、ユーザに通知する
文書の文書IDと前記文書を通知するためのユーザID
とを管理し、当該文書が前記文書登録手段により指定さ
れた通知ユーザ数の上限を超えた場合には前記文書の通
知の指示をしない通知ユーザ管理手段と、を有すること
を特徴とする情報提供サーバである。
【0044】請求項34に記載の発明は、ユーザ毎のI
Dを管理し第1の端末からリアルタイムに取得した仮想
的あるいは現実のユーザ位置を含むユーザの場所情報に
ユーザIDを付与してユーザ位置保持手段に渡すユーザ
管理手段と、前記ユーザ管理手段から受け取った前記ユ
ーザIDと前記ユーザ場所情報とを保持するユーザ位置
保持手段と、前記第2の端末により入力されたある場所
からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1つを
設定した領域条件のうち、文書を配布するための領域条
件である文書配布条件を前記文書IDと対応させて保持
する文書配布条件DBと、前記文書登録場所インデック
スから、前記配布登録場所と前記文書配布条件DBから
当該文書の文書IDに対応する前記文書配布条件とを読
み取り、読み取った前記配布登録場所と読み取った前記
文書配布条件とから、地図上の施設名称または道路の連
接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBと、前
記ユーザ位置保持手段に記録されているユーザの場所情
報とを検索し、条件に合致する地理的範囲内に登録され
ているユーザIDのリストを取得して前記文書IDとと
もに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索手段と、
文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
B検索手段と、ユーザに通知する文書の文書IDと前記
文書を通知するためのユーザIDとを管理し、当該文書
が前記文書登録手段により指定された通知ユーザ数の上
限を超えた場合には削除するように前記文書の文書ID
を文書削除手段に通知する通知ユーザ管理手段と、前記
通知ユーザ管理手段の指示により、前記通知ユーザ管理
手段の情報から、該当するユーザに文書内容を通知する
文書通知手段と、を有することを特徴とする情報提供サ
ーバである。
【0045】請求項35に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得手段と、情報提供サーバに対し前記ユーザに提供
する文書情報を文書配布登録場所と配布条件を付して登
録させ、また、前記場所取得手段からリアルタイムに更
新される前記場所情報を保持させて、前記場所条件と前
記領域条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、施設情報または場所情報の少なくとも1つを抽出さ
せ、抽出させた前記施設または場所情報をキーワードと
してユーザに提供する文書を検索させ、当該文書に情報
提供数の上限の存否を確認し、超えている場合には該当
文書と、前記登録場所と配布条件を削除させ、超えない
場合には検索させた前記文書を送信させることにより前
記情報提供サーバから送信された文書を受信する受信手
段と、前記受信した文書を表示する表示手段と、を有す
ることを特徴とするクライアントである。
【0046】請求項36に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得手段と、情報提供サーバに対し前記ユーザに提供
する文書情報を文書配布登録場所と配布条件を付して登
録させ、また、前記場所取得手段からリアルタイムに更
新される前記場所情報を保持させて、前記場所条件と前
記領域条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、施設情報または場所情報の少なくとも1つを抽出さ
せ、抽出させた前記施設または場所情報をキーワードと
してユーザに提供する文書を検索させ、当該文書に情報
提供数の上限の存否を確認し、超えている場合には当該
文書の通知の指示を出さないようにして該当文書を送信
しないようにし、超えない場合には検索させた前記文書
を送信させる指示を与えることにより前記情報提供サー
バから送信された文書を受信する受信手段と、前記受信
した文書を表示する表示手段と、を有することを特徴と
するクライアントである。
【0047】請求項37に記載の発明は、ユーザに文書
を提供するためのクライアントであって、前記クライア
ントは、情報提供サーバに前記ユーザに提供する文書を
入力するための入力手段と、該文書を前記ユーザに配布
するための配布登録場所とユーザに配布するための配布
条件を前記入力手段により入力し情報提供サーバに前記
配布条件および配布登録場所をサーバを介して、当該文
書を他のクライアントに渡し、当該文書にユーザに渡す
上限数の存否を確認し、当該文書に上限数が存在し、上
限数を超えた文書は前記配布登録場所と配布条件と共に
削除し、上限数を超えない文書は送信することを特徴と
するユーザに文書を提供するためのクライアントであ
る。
【0048】請求項38に記載の発明は、ユーザに文書
を提供するためのクライアントであって、前記クライア
ントは、情報提供サーバに前記ユーザに提供する文書を
入力するための入力手段と、該文書を前記ユーザに配布
するための配布登録場所とユーザに配布するための配布
条件を前記入力手段により入力し情報提供サーバに前記
配布条件および配布登録場所をサーバを介して、当該文
書を他のクライアントに渡し、当該文書にユーザに渡す
上限数の存否を確認し、当該文書に上限数が存在し、上
限数を超えた文書は送信する指示をださず、上限数を超
えない文書は送信する指示を出して送信することを特徴
とするユーザに文書を提供するためのクライアントであ
る。
【0049】請求項39に記載の発明は、第2のクライ
アントからの文書情報と、当該文書情報を配布したい地
理的な場所を決定する配布登録場所とを関連付けて文書
登録場所インデックスに登録し、第2のクライアントか
らの文書情報と当該文書情報とをユーザに配布するため
の配布条件を文書配布条件DBに登録する処理と、前記
登録文書に配布上限数の条件があるか否かを判定する処
理と、前記上限数が存在する場合に当該文書の文書ID
と配布上限数とを通知する処理と、ユーザの現在地にユ
ーザIDを付加して、ユーザ位置を保持する処理と、受
け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新がある
度にユーザ位置を通知する処理と、前記文書配布条件D
Bから登録された文書ID毎に前記配布条件を取得し、
前記文書登録場所インデックスから登録された文書ID
毎に前記文書配布登録場所を取得し、領域条件に合致す
るユーザIDのリストを取得する処理と、地図・ユーザ
検索手段から、ユーザIDリストと文書IDを受け取
り、文書DBを検索して当該文書を取得する処理と、前
記文書内容と、ユーザIDリストと、文書IDとを、渡
す処理と、前記上限数が存在する文書か否かを判断する
処理と、超えている場合には、文書配布条件、登録場所
情報を文書配布条件DB、文書登録場所インデックスか
ら削除する処理を、超えていない場合にはユーザに通知
する処理のいずれかを実行する処理を有することを特徴
とする地理的情報を検索する方法である。
【0050】請求項40に記載の発明は、第2のクライ
アントからの文書情報と、当該文書情報を配布したい地
理的な場所を決定する配布登録場所とを関連付けて文書
登録場所インデックスに登録し、第2のクライアントか
らの文書情報と当該文書情報とをユーザに配布するため
の配布条件を文書配布条件DBに登録する処理と、前記
登録文書に配布上限数の条件があるか否かを判定する処
理と、前記上限数が存在する場合に当該文書の文書ID
と配布上限数とを通知する処理と、ユーザの現在地にユ
ーザIDを付加して、ユーザ位置を保持する処理と、受
け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新がある
度にユーザ位置を通知する処理と、前記文書配布条件D
Bから登録された文書ID毎に前記配布条件を取得し、
前記文書登録場所インデックスから登録された文書ID
毎に前記文書配布登録場所を取得し、領域条件に合致す
るユーザIDのリストを取得する処理と、地図・ユーザ
検索手段から、ユーザIDリストと文書IDを受け取
り、文書DBを検索して当該文書を取得する処理と、前
記文書内容と、ユーザIDリストと、文書IDとを、渡
す処理と、前記上限数が存在する文書か否かを判断する
処理と、文書ID毎に文書を通知したユーザ数をカウン
トする処理とを有し、前記カウント値が上限値を超えて
いる場合には、前記第1のクライアントに文書を通知す
る指示を出さず、前記カウント値が上限値を超えていな
い場合にはユーザに通知する指示を出すことを特徴とす
る地理的情報を検索する方法である。
【0051】請求項41に記載の発明は、第1のクライ
アントに文書情報を配布することを目的として、第2の
クライアントは、サーバに対して文書情報を、文書配布
登録場所および配布条件を付加して登録する処理を実行
し、サーバは、登録された当該文書情報に配布上限数の
条件があるか否かを判定する処理を実行し、前記上限数
が存在する場合に当該文書の文書IDと配布上限数とを
通知する処理を実行し、第1のクライアントから、第1
のクライアントの現在地情報を受け取りユーザIDを付
加してユーザ位置を保持する処理を実行し、受け取った
ユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新がある度にユー
ザ位置を通知させ、文書ID毎に文書登録場所と配布条
件とを取得し、文書を通知したユーザ数をカウントして
当該文書に配布上限数である場合に、前記カウントした
通知ユーザ数が上限値を超えている場合には前記第1の
クライアントに当該文書の配布の通知を行わず、超えて
いない場合には配布通知を行って前記第1のクライアン
トに送付することを特徴とする地理的情報を検索する方
法である。
【0052】請求項42に記載の発明は、第2のクライ
アントからの文書情報を、文書配布登録場所および配布
条件を付加して登録する処理と、前記第2のクライアン
トから、サーバに対して前記登録文書の文書IDと配布
上限数を通知する処理と、第1のクライアントによるユ
ーザである第1のクライアントの現在地を取得してユー
ザ位置を保持する処理と、前記ユーザ位置の更新の度に
第1のクライアントから、サーバにユーザ位置を知らせ
る処理と、サーバにより、前記ユーザIDリストと前記
文書IDとを受け取り文書DBを検索して文書を取得す
る処理と、文書ID毎に文書IDと文書を通知したユー
ザIDのリストを記録する処理と、前記記録したユーザ
リスト内のユーザID数が上限値を超えているか判断す
る処理と、前記判断処理した結果、上限値を超えている
場合には文書配布条件と、登録場所情報とを削除する処
理または上限値を超えていない場合には前記第1のクラ
イアントに文書内容を送信する処理と、を有することを
特徴とする地理的情報を検索する方法である。
【0053】請求項43に記載の発明は、第2のクライ
アントからの文書情報を、文書配布登録場所および配布
条件を付加して登録する処理と、前記第2のクライアン
トから、サーバに対して前記登録文書の文書IDと配布
上限数を通知する処理と、第1のクライアントによるユ
ーザである第1のクライアントの現在地を取得してユー
ザ位置を保持する処理と、前記ユーザ位置の更新の度に
第1のクライアントから、サーバにユーザ位置を知らせ
る処理と、サーバにより、前記ユーザIDリストと前記
文書IDとを受け取り文書DBを検索して文書を取得す
る処理と、文書ID毎に文書IDと配布上限数を通知す
る処理と、文書配布条件DBと文書登録場所インデック
スから、登録された文書ID毎に文書登録場所と、配布
条件を取得し、領域条件に合致するユーザIDリストを
取得する処理と、前記文書ID毎に文書を通知したユー
ザをカウントして上限数を確認する処理と、前記確認の
結果、上限値を超えている場合には文書を前記第1のク
ライアントに通知する指示を出さず、前記上限値を超え
ない場合には前記第1のクライアントに文書内容を送信
することを特徴とする地理的情報を検索する方法であ
る。
【0054】請求項44に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報とユーザIDとをユーザ位置
保持手段に保持する処理と、端末により入力された文書
の文書IDと、前記文書の配布登録場所との対応関係を
文書登録場所インデックスに保持する処理と、前記端末
により入力されたある場所からの距離、経路、時間およ
び料金の少なくとも1つを設定した領域条件の中の文書
を配布するための領域条件である文書配布条件を前記文
書IDと対応させて文書配布条件DBに保持する処理
と、前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録
場所と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに
対応する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前
記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、
地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
とともに保持する地図DBと前記ユーザ位置保持手段に
記録されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合
致する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリス
トを取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に
渡す地図・ユーザ検索処理と、ユーザへ提供する文書D
Bから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取った文書
IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、ユーザ
IDのリストとともに文書通知手段に渡す文書DB検索
処理と、前記文書DB検索処理によりユーザに通知する
文書の文書IDと前記文書を通知するためのユーザID
とを管理し、当該文書が前記文書登録手段により指定さ
れた通知ユーザ数の上限を超えた場合には前記文書の通
知の指示をしない通知ユーザ管理処理と、前記通知ユー
ザ管理処理により通知上限を超えた文書の文書IDを受
け取り、該当する文書の文書IDに対応する前記文書配
布条件および前記配布登録場所をそれぞれ前記文書配布
条件DBおよび前記文書登録場所インデックスより削除
する文書削除処理とを有する情報検索装置による情報検
索の処理を実行するためのサーバが読み取り可能なプロ
グラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0055】請求項45に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報とユーザIDとをユーザ位置
保持手段に保持する処理と、端末により入力された文書
の文書IDと、前記文書の配布登録場所との対応関係を
文書登録場所インデックスに保持する処理と、前記端末
により入力されたある場所からの距離、経路、時間およ
び料金の少なくとも1つを設定した領域条件のうち、文
書を配布するための領域条件である文書配布条件を前記
文書IDと対応させて文書配布条件DBに保持する処理
と、前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録
場所と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに
対応する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前
記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、
地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
とともに保持する地図DBと前記ユーザ位置保持手段に
記録されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合
致する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリス
トを取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に
渡す地図・ユーザ検索処理と、文書DBから、前記地図
・ユーザ検索手段から受け取った文書IDに該当するユ
ーザへ提供する文書を検索し、ユーザIDのリストとと
もに文書通知手段に渡す文書DB検索処理と、ユーザに
通知する文書の文書IDと前記文書を通知するためのユ
ーザIDとを管理し、当該文書が前記文書登録手段によ
り指定された通知ユーザ数の上限を超えた場合には前記
文書の通知の指示をしない通知ユーザ管理処理とを有す
る情報検索装置による情報検索の処理を実行するための
サーバが読み取り可能なプログラムを記録したことを特
徴とする記録媒体である。
【0056】請求項46に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得処理と、情報提供サーバに対し前記ユーザに提供
する文書情報を文書配布登録場所と配布条件を付して登
録させ、また、前記場所取得手段からリアルタイムに更
新される前記場所情報を保持させて、前記場所条件と前
記領域条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、施設情報または場所情報の少なくとも1つを抽出さ
せ、抽出させた前記施設または場所情報をキーワードと
してユーザに提供する文書を検索させ、当該文書に情報
提供数の上限の存否を確認し、超えている場合には該当
文書と、前記登録場所と配布条件を削除させ、超えない
場合には検索させた前記文書を送信させることにより前
記情報提供サーバから送信された文書を受信する受信処
理と、前記受信した文書を表示する表示処理と、を有す
る情報検索装置による情報検索の処理を実行するための
クライアントが読み取り可能なプログラムを記録したこ
とを特徴とする記録媒体である。
【0057】請求項47に記載の発明は、仮想的あるい
は現実のユーザの場所情報をリアルタイムに取得する場
所取得処理と、情報提供サーバに対し前記ユーザに提供
する文書情報を文書配布登録場所と配布条件を付して登
録させ、また、前記場所取得手段からリアルタイムに更
新される前記場所情報を保持させて、前記場所条件と前
記領域条件とを用いて、地図上の施設名称または道路の
連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
ら、施設情報または場所情報の少なくとも1つを抽出さ
せ、抽出させた前記施設または場所情報をキーワードと
してユーザに提供する文書を検索させ、当該文書に情報
提供数の上限の存否を確認し、超えている場合には当該
文書の通知の指示を出さないようにして該当文書を送信
しないようにし、超えない場合には検索させた前記文書
を送信させる指示を与えることにより前記情報提供サー
バから送信された文書を受信する受信処理と、前記受信
した文書を表示する表示処理と、有する情報検索装置に
よる情報検索の処理を実行するためのクライアントが読
み取り可能なプログラムを記録したことを特徴とする記
録媒体である。
【0058】請求項48に記載の発明は、情報提供サー
バに、ユーザに提供する文書を入力するための入力処理
と、該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所
とユーザに配布するための配布条件を前記入力手段によ
り入力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録
場所をサーバを介して、当該文書を他のクライアントに
渡し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認し、
当該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は前記
配布登録場所と配布条件と共に削除し、上限数を超えな
い文書は送信する処理を有する情報検索装置による情報
検索の処理を実行するためのクライアントが読み取り可
能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体で
ある。
【0059】請求項49に記載の発明は、情報提供サー
バに、前記ユーザに提供する文書を入力するための入力
処理と、該文書を前記ユーザに配布するための配布登録
場所とユーザに配布するための配布条件を前記入力手段
により入力し情報提供サーバに前記配布条件および配布
登録場所をサーバを介して、当該文書を他のクライアン
トに渡し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認
し、当該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は
送信する指示をださず、上限数を超えない文書は送信す
る指示を出して送信する処理を有する情報検索装置によ
る情報検索の処理を実行するためのクライアントが読み
取り可能なプログラムを記録したことを特徴とする記録
媒体である。
【0060】[作用]請求項1〜11に記載の発明によ
って、ユーザは自分が登録した場所からの物理的な距離
範囲を条件とした検索を行える。また、ユーザへ提供す
る文書の検索には、地理条件に合致した範囲で検索され
た施設名や場所の名称をキーワードとして検索を行うだ
けであり、あらかじめ地図上の位置をポイントして登録
したり、登録された文書を分類するといった事前の作業
行程を必要とせず、簡易な機構でシステムが実現でき
る。このことは、既存の文書DBを何ら特別な作業を必
要とせずに利用できることも意味する。
【0061】また請求項1〜11に記載の発明によっ
て、ユーザは自分が登録した場所からの物理的な距離範
囲を条件とした検索を行える。また、ユーザへ提供する
文書の検索には、地理条件に合致した範囲で検索された
施設名や場所の名称をキーとして検索を行うだけであ
り、あらかじめ地図上の位置をポイントして登録した
り、登録された文書を分類するといった事前の作業行程
を必要とせず、簡易な機構でシステムが実現できる。こ
のことは、既存の文書DBを何ら特別な作業を必要とせ
ずに利用できることも意味する。
【0062】請求項4、5、10、11に記載の発明に
よって、ユーザは自分が登録した興味のある場所や居住
場所からの距離や所要時間を条件としたり、自分がよく
通る道などの経路を条件として関連する情報を取得する
ことができるようになる。またユーザは自分が登録した
興味のある場所や居住場所からの距離や所要時間を条件
としたり、自分がよく通る道などの経路を条件として関
連する情報を取得することができるようになる。
【0063】請求項12〜20に記載の発明によって、
ユーザが非同期に情報を取得できるだけでなく、自分の
位置および領域条件を連続的に変化させ、それに応じて
地理的に関連した情報の検索結果をリアルタイムに取得
する事ができるようになる。
【0064】請求項21〜26に記載の発明によって、
情報提供者側が地理的な配布条件を付加しその条件に従
って例えば実際の店舗の広告など地理的に関連した情報
の提供を近隣のユーザに行なう事が可能になる。
【0065】また請求項21〜26に記載の発明によっ
て、情報提供者側がより詳細に文書の配布条件を指定
し、地理的に関連した情報の提供をユーザに行なう事が
可能になる。
【0066】請求項12〜20、27、31〜36に記
載の発明によって、仮想空間もしくは現実の空間でリア
ルタイムに移動するユーザに対しても、情報提供者側が
条件を指定する事でユーザの位置に関連した情報を提供
することができる。
【0067】請求項31〜49に記載の発明によって、
特定の場所にユーザがいる事だけを条件とするだけでな
く情報提供の回数を限った情報提供が可能となり、例え
ば数量を限定したクーポン券などを文書情報として提供
することができる。
【0068】請求項1〜11に記載の発明によって、ク
ライアントであるユーザは自分が登録した場所からの物
理的な距離範囲を条件とした検索を行える。また、ユー
ザへ提供する文書の検索には、地理条件に合致した範囲
で検索された施設名や場所の名称をキーとして検索を行
うだけであり、あらかじめ地図上の位置をポイントして
登録したり、登録された文書を分類するといった事前の
作業行程を必要とせず、簡易な機構でシステムが実現で
きる。このことは、既存の文書DBを何ら特別な作業を
必要とせずに利用できることも意味する。さらに、ユー
ザは、情報提供者側の文書登録時の分類によらず、上記
同様の作用効果を有する。
【0069】請求項23〜29に記載の発明によって、
情報提供者側の文書登録時の分類によらず、ユーザは自
分が登録した場所からの物理的な距離範囲を予め規定さ
れた条件にしたがってユーザの欲する範囲内の検索を行
うことができる。また、ユーザへ提供する文書の検索に
は、地理条件に合致した範囲で検索された施設名や場所
の名称をキーとして検索を行うだけであり、あらかじめ
地図上の位置をポイントして登録したり、登録された文
書を分類するといった事前の作業行程を必要とせず、簡
易な機構でシステムが実現できる。このことは、既存の
文書DBを何ら特別な作業を必要とせずに利用できるこ
とも意味する。
【0070】請求項12〜20、34〜37に記載の発
明によって、クライアントは、非同期に情報を取得でき
るだけでなく、自分の位置および領域条件を連続的に変
化させ、それに応じて地理的に関連した情報の検索結果
をリアルタイムに取得する事ができるようになる。
【0071】請求項21〜24、28、31〜49に記
載の発明によって、クライアントは、情報提供者側がよ
り詳細に文書の配布条件を指定して、ユーザに文書を配
布でき、またユーザは、地理的に関連した情報の提供を
享受可能になる。
【0072】請求項1〜12に記載の発明によって、ユ
ーザは自分が登録した場所からの物理的な距離範囲を条
件とした検索を行える。また、ユーザへ提供する文書の
検索には、地理条件に合致した範囲で検索された施設名
や場所の名称をキーワードとして検索を行うだけであ
り、あらかじめ地図上の位置をポイントして登録した
り、登録された文書を分類するといった事前の作業行程
を必要とせず、簡易な機構でシステムが実現できる。こ
のことは、既存の文書DBを何ら特別な作業を必要とせ
ずに利用できることも意味する。また、ユーザは、複雑
なシステム構成や、検索のためのシステムの動作と無関
係に、システムを簡便に利用可能である。
【0073】請求項4、5、14〜19、23〜25、
28〜29に記載の発明によって、前記した作用ととも
に、ユーザは自分が登録した興味のある場所や居住場所
からの距離や所要時間を条件としたり、自分がよく通る
道などの経路を条件として関連する情報を取得すること
ができるようになる。また、ユーザは、複雑なシステム
構成や、検索のためのシステムの動作と無関係にシステ
ムを簡便に利用可能である。
【0074】請求項12〜20、27、31〜36に記
載の発明によって、ユーザが非同期に情報を取得できる
だけでなく、自分の位置および領域条件を連続的に変化
させ、それに応じて地理的に関連した情報の検索結果を
リアルタイムに取得する事ができるようになる。また、
ユーザは、複雑なシステム構成や、検索のためのシステ
ムの動作と無関係にシステムを簡便に利用可能である。
【0075】請求項21、24、28、30〜49に記
載の発明によって、情報提供者側がより詳細に文書の配
布条件を指定し、地理的に関連した情報の提供をユーザ
に行なう事が可能になる。また、ユーザは、本人の嗜好
に応じて、ある地域での自由な散策と現実的でアップデ
ートに店内を観察できるのでより現実に即したバーチャ
ルリアリティーな感覚で楽しむことができる。また、ユ
ーザは、複雑なシステム構成や、検索のためのシステム
の動作と無関係にシステムを簡便に利用可能である。
【0076】請求項28、30〜49に記載の発明によ
って、情報提供者側が地理的な配布条件を付加しその条
件に従って例えば実際の店舗の広告など地理的に関連し
た情報の提供を近隣のユーザに行なう事が可能になる。
情報提供者は、ユーザに対してより細やかなサービスを
提供したり、あるいは、季節限定などの商品を時期にか
なってユーザに、サービスを提供でき、また、ユーザ
は、本人の嗜好に応じて、ある地域での自由な散策と現
実的でアップデートに店内を観察できるのでより現実に
即したバーチャルリアリティーな感覚で楽しむことがで
きる。また、ユーザは、複雑なシステム構成や、検索の
ためのシステムの動作と無関係にシステムを簡便に利用
可能である。
【0077】請求項30〜49に記載の発明によって、
前記した作用の他に、情報提供者側が地理的な配布条件
を付加しその条件に従って例えば実際の店舗の広告など
地理的に関連した情報の提供を近隣のユーザに行なう事
が可能になる。また仮想空間もしくは現実の空間でリア
ルタイムに移動するユーザに対しても、情報提供者側が
条件を指定する事でユーザの位置に関連した情報を提供
することができる。さらに、特定の場所にユーザがいる
事だけを条件とするだけでなく情報提供の回数を限った
情報提供が可能となり、例えば数量を限定したクーポン
券などを文書情報として提供することができる。
【0078】請求項30〜49に記載の発明によって、
前記した作用とともに、仮想空間もしくは現実の空間で
リアルタイムに移動するユーザに対しても、情報提供者
側が条件を指定する事でユーザの位置に関連した情報を
提供することができる。また、特定の場所にユーザがい
る事だけを条件とするだけでなく情報提供の回数を限っ
た情報提供が可能となり、例えば数量を限定したクーポ
ン券などを文書情報として提供することができる。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態により、本発明について説明する。 <第1実施形態>図1に示すように、本発明の第1実施形
態は、場所条件入力手段101と、ユーザ管理手段10
2と、利用者場所嗜好DB103と、地図DB104
と、地図情報検索手段105と、文書DB106と、文
書DB検索手段107と、文書通知手段108と、受信
手段109と、表示手段110とを含む。
【0080】たとえばこのような本実施形態において、
下記第2実施形態で述べるようにクライアントとサーバ
に分け、クライアントとして、少なくとも場所条件入力
手段101と、受信手段109と表示手段110を含む
ように構成することもできる。なお場合によっては、表
示手段110または受信手段109は、省略することも
でき、この場合には、この2つの手段のどちらかに含ま
れる場合もある。サーバとしては、少なくとも地図情報
検索手段と、文書DB検索手段とを有している。また、
ユーザ管理手段102と、ユーザ場所嗜好DB103
は、クライアントあるいはサーバのいずれかまたは両方
に含まれるように構成することができる。
【0081】ユーザ管理手段102と、ユーザ場所嗜好
DB103がサーバに含まれる場合には、図1 に示すよ
うに、クライアントは、ユーザ管理手段102を介して
ユーザ場所嗜好DB(データベース)103と接続さ
れ、このDBは、地図情報検索手段と連結される構成と
なっている。またユーザ場所嗜好DB103がクライア
ントに含まれる場合には、クライアントは、ユーザ管理
手段102を介して地図情報検索手段105と接続さ
れ、図1 に示すように、地図情報検索手段105は、文
書DB検索手段107と連結されている。また、前記地
図情報検索手段105と文書DB検索手段107は、そ
れぞれ、地図DBおよび文書DBと連結されている。
【0082】本発明に係る情報提供装置(好ましくはあ
る地点を基準とする特定の近隣地域内を検索するための
近隣情報提供装置)の第1 実施形態では、システムとし
て、位置情報を有する場所情報と、特定場所から特定距
離内領域を設定した領域条件を入力して、地図上の施設
名称および/または道路に連接した施設などの連接関係
情報とを座標情報とともに保持する地図DBから、施設
情報および/または場所情報を抽出する地図情報検索手
段と、前記地図情報検索手段から、施設情報および/ま
たは場所情報を受け取り、該情報をキーワードとして、
ユーザに提供する文書を抽出する文書DB検索手段とを
有している。このような前記施設は、ユーザが利用可能
なものであればよく、特に限定されない。また連接関係
情報は前記施設以外に、海岸、公園、山岳地等の自然の
場所も含んでいる。
【0083】このような本発明に係る情報検索装置を構
成するのに使用される場所条件入力手段101は、ユー
ザが居住していたり興味を持った場所情報を有するユー
ザ場所嗜好情報と情報検索の際の地理的範囲を示す領域
条件とを登録する。ユーザ管理手段102は、ユーザ毎
のIDを管理し、前記場所条件入力手段101より受け
取ったユーザの場所嗜好情報および領域条件にユーザI
Dを付与してユーザ場所嗜好DB103に登録する。ユ
ーザ場所嗜好DB103は、前記ユーザの場所嗜好情報
および地理的検索条件をユーザIDとともに保持する。
地図DB104は、地図上の施設名称や地名、道路の接
続情報を座標情報とともに保持する。
【0084】地図情報検索手段105は、ユーザ場所嗜
好と領域条件を前記ユーザ場所嗜好DB103より受け
取り前記地図DB104から条件に合致する施設や場所
の名称を検索する。文書DB106は、ユーザに提供す
る文書を保持する。文書DB検索手段107は、前記地
図情報検索手段105より検索結果である施設や場所の
名称を受け取り、それをキーワードとして前記文書DB
106から該当する文書を検索する。文書通知手段10
8は、検索された文書をユーザに提示する。
【0085】このような本発明の第1実施形態の動作に
ついて説明する。図2に示すように、情報提供装置を利
用するユーザは、場所条件入力手段101により自分の
住所あるいは居所、情報を入手したい興味を有する場所
等を含む情報である場所嗜好情報を別個にあるいは組み
合わせて登録する。この登録の方法には様々な手段を用
いることができるが、本発明では、例えばユーザが該当
する場所(ユーザ住所または居所およびユーザが情報入
手を希望する地域など)の住所を入力したり、さらに、
少なくとも登録したい場所が表示された地図などを表示
した表示手段110(LCDなどの液晶画面、プラズマ
ディスプレイ、EL素子画面およびブラウン管などあら
ゆる表示手段を含む)上から、インタフェースを使って
ユーザに直接場所をポイントさせ、ポイントされた箇所
から既知の方法により緯度経度情報に変換しこの緯度経
度情報を場所嗜好情報として取得する事ができる。この
ようなインタフェースとしては、ユーザの意思を入力で
きるものであれば、制限無く使用でき、ポインタ等を含
む入力デバイス(ユーザの体の一部による意思表示を入
力できるもの:たとえば視点による入力、指による入
力、音声入力など)が挙げられる。
【0086】さらに場所条件入力手段101では、場所
情報の登録と同時にユーザが必要と判断すれば、提供す
る情報の地理的検索範囲を制限する領域条件の入力も行
う。この情報の入力方法も場所情報(位置情報を有する
嗜好情報、以下、場所情報という)と同様であるが、例
えば検索範囲は上記登録した場所嗜好情報から「半径5
00m以内」といった文字列による表現としてもよい。
さらに他の方法として、ある地点をポイントして、その
地点からの距離範囲を前記表示手段に少なくとも1つを
表示し、これをユーザが会話方式で選択して入力した
り、ユーザが位置を規定することができるインタフェー
ス(上記表示画面からのポインタによる情報の入力を含
む。また、ユーザの現在位置情報などを端末により直接
的あるいは間接的に入手する。)により入力を行い、そ
の後、前記同様に、距離を示す数値的な情報を会話方式
で入力したり、表示された複数の候補の中からユーザが
選択するなどの方法を適宜採用することができる。
【0087】上記のことをさらに詳説すると、以下のよ
うになる。ここで、図2を参照した例を示す。図2に示
すように、場所条件入力手段101で、場所情報として
「東京都港区芝5丁目7−1」とし、領域条件として
「半径500m以内」というデータが入力された場合を
例に挙げる。本発明に使用される場所情報は、たとえば
図2または図7に示すように、「場所名称」、「緯度経
度」などの属性データから構成されている。このよう
に、場所情報は、ユーザが本発明に係る情報提供装置を
利用して入手したい土地情報を、場所情報(ある地点あ
るいはある区域など)を入力することにより検索が実行
されるシステムである。そして、ユーザは、場所情報お
よび領域情報を含む場所嗜好情報を何らかの入力手段を
介して入力すればよく、この際に用いられる場所情報
は、上記のように例示した「場所名称」、「緯度経度」
などの属性データのみには制限されない。すなわち、ユ
ーザが、ある地域を何らかの方法によって指し示すよう
なデータであれば、本発明に使用される場所情報に含ま
れる。そして、このような場所情報を構成する属性デー
タの少なくとも1つを入力すればよく、あるいはこれら
を組み合わせて入力してもよい。
【0088】このような場所条件入力手段101で入力
された情報はユーザ管理手段102に送られる。ユーザ
管理手段2では、システムを利用しているユーザを区別
するために、必要となるユーザのIDを好ましくはユー
ザ毎に管理している。ID管理の手段は、例えばユーザ
毎に発行されたIDとパスワードを使ってシステムにロ
グインする手順を経る事により、現ユーザのIDをシス
テム側(サーバ側またはサーバへの不法侵入を阻止する
ために、設けた手段であり、サーバにアクセスするため
には、この手段を介して、パスワードあるいはその他の
不法侵入阻止手段を介してサーバと接続するような手段
をサーバと別個に設けることもできる。(この手段は図
示しない))と独立して取得可能となる。ユーザ管理手
段102では、場所条件入力手段101からの場所情報
と領域条件に、現ユーザのIDを付加してユーザ場所嗜
好DB103に登録する。
【0089】図2に、このような現ユーザのIDが「1
234」であり、先に例示したデータが入力された場合
のユーザ場所嗜好DB103に登録されたデータフォー
マットの一例を示す。図2に示す例では、ユーザの場所
情報および領域条件の情報は「場所名称」、「緯度経
度」(以上、場所情報)、「ユーザID」、「領域条
件」の各属性から構成されている。また、「場所名称」
と「緯度経度」の属性値は、少なくともどちらか1つが
記述されていれば良い。このように、場所嗜好情報に
は、場所情報と領域情報を含んであるが、場所嗜好情報
として、領域情報を含んでいないこともある。
【0090】本実施の形態では、属性名「場所名称」に
は、たとえば文字情報としてテキストデータを用いて入
力された住所情報が格納されている例を示すが、文字情
報であれば、いかなるデータ形式であってもその様式は
限定されない。また、先に述べたように地図上をポイン
ト等で場所情報を入力した場合には、「場所名称」の代
わりに、例えば「北緯35度38分45秒東経139度
45分5秒」といった「緯度経度」属性としての情報が
格納される事になる。この場合には、先に記したよう
に、ポインタにより入力して入力された値が公知の方法
により緯度経度情報に変換するようにしてもよく、また
前記したような文字情報として入力することもできる。
なおユーザが特に直接的にこれらを入力してもよいが、
携帯端末などの場所条件入力手段を介して入力する場合
などは、ユーザの現在位置をサーバ側で受信するように
することができ、このように、ユーザ位置をユーザは、
直接的に入力せずに検索を実行することもできる。
【0091】さらに、場所嗜好情報に含まれる「領域条
件」も必須項目ではなく、何も条件指定がされていない
場合には、予めシステム側で用意した領域条件によって
検索を実行する事もできる。たとえば「領域条件」は、
ある地点を原点として、この原点を中心として閾値を設
け、この範囲で検索するように設定可能にしてもよい。
また、この閾値は、前記原点を中心とする半径のような
1つの値でもよく、あるいは前記したある地点を中心に
して矩形状の範囲を設けたりするような、閾値を複数設
定してもよく、さらに、ある地点を基準にしてこの地点
から、東側nメートル内に設定するなど適宜設定可能で
ある。また、ある地点を含む区域(市、町、n丁目など
の番地)を設定したり、またはこの区域に隣接する区域
全てなどと設定することも可能である。このような設定
は、特に限定されず、自由に定義可能である。たとえ
ば、このような領域条件の一例を図6に示す。この図に
示すように、領域条件は、直線距離(ある地点を中心に
した範囲)、経路(ある地点を基点にして道筋を指定し
この道筋からの特定範囲)、到達可能性(徒歩での到達
範囲の指定、交通機関の料金の指定、所要時間の指定な
ど)などを含んでいる。
【0092】ここで、前述したようにユーザ場所嗜好D
B103に格納されるデータは、たとえば図2に示す例
によれば、属性名のユーザIDと、属性値の1234な
どのペアで表現されるデータフォーマットを一例として
挙げることができる。たとえば図8に従えば、属性名の
場所名称に対して属性値のX県Y市Z町2−3などと、
属性名は、各項目名(あるいはデータ名)を、属性値
は、その項目名(データ名)の具体的な値あるいはデー
タ値を表すように表現可能である。本発明では、ユーザ
場所嗜好DB103の実現手段として、一般的なリレー
ショナルデータベースシステムを利用することができ
る。すなわち、各属性をフィールドとしてデータベース
スキーマを定義し、一つのレコードでユーザのひとつの
場所嗜好情報(場所情報と領域条件との少なくとも1つ
を含む)を表現する。この場合に利用者が複数の場所や
条件を指定した場合でも、同じユーザIDを持つレコー
ドとして複数登録したり、一連のデータとすることによ
って、対応可能である。これらは、通常のリレーショナ
ルデータベースに従い、適宜、選択、結合、分離等の演
算を実行したりこれらの演算を適宜組み合わせて実行で
きるようになっている。このリレーショナル(関連付
け)の範囲は、例えば辞書機能などを用いて関係する概
念等により関係付けられるものに限定されず、地域的に
密接な関係を有する概念も含まれ、その他、適宜条件を
設けることもできる。なお本発明または本実施形態を含
む実施形態において、リレーショナルデータベースシス
テムではなく、このような関係付けられるかあるいは演
算が実行される他の可能なシステムを用いてもよく、あ
るいはリレーショナルデータベースと他の可能なデータ
ベースあるいはシステムを適宜組み合わせてもよい。以
上説明したここまでが、ユーザが自分の場所嗜好情報を
登録するまでの過程である。
【0093】一方、本発明では、地図情報検索手段10
5は、前述したユーザの場所嗜好情報登録の過程とは独
立して動作している。まず、地図情報検索手段105
は、ユーザ場所嗜好DB103を検索し、登録されてい
るユーザID毎に場所情報と領域条件とを取得する。本
実施形態の場合、前述したように、ユーザIDが「12
34」のユーザの場所情報として「東京都港区芝5丁目
7−1」、領域条件として「半径500m以内」を得
る。次にこの条件を満たす地図領域を対象として地図D
B104を利用した検索を行う。ここで地図DB104
は、一般的な地図に掲載されている建物名や地名などが
位置情報と共に格納されており、一般には地理情報シス
テム(GIS:Geographic Information System)と呼ば
れるシステムで利用されているデータベースと同等のも
ので実現できる。すなわち、本発明では、たとえば、直
線距離や隣接関係、矩形領域といった地理的な条件を指
定して地図データの検索が行えるデータベースであれ
ば、いかなるデータベースであっても、これを使用する
ことができる。
【0094】地図情報検索手段105は、地図DB10
4を検索し、対象領域内に存在する建物名や地名、さら
に店名などのリストを取得する。例えば、「東京都港区
芝5丁目7−1」から「半径500m以内」の領域検索
の結果、「田町駅」や「日本電気」、「田町図書館」と
いった名称および「東京都港区芝4丁目」といった住所
あるいは施設名などの地域情報がこのリストに含まれ
る。地図情報検索手段105はこれらの検索結果のリス
トをユーザIDとともに文書DB検索手段107に渡
す。この地域情報は、文字情報を含んでいる。
【0095】文書DB検索手段107では、地図情報検
索手段105より受け取った検索結果を用い、好ましく
はこの中に含まれている文字情報から、これをさらに検
索キーワードとして文書DB106を対象とした検索を
実行する。文書DB106には、ユーザに提示する文書
が蓄積されており、キーワードによって検索可能であ
る。このような文書DBは、検索可能であり、地理的情
報を有すること以外に制限はなく、いかなるデータベー
スでも利用可能でる。また、WWW(world wideweb)
上のページを利用して検索する事も可能である。この場
合、WWW上のページもしくはそのページのURLアド
レスを最終的にユーザに提示することにより、文書DB
検索手段107における検索機能を用い、既存のウェブ
ページの検索エンジンを利用する事によって検索を実行
することもできる。さらに本発明では、上記したこれら
を適宜組み合わせて検索することもできる。
【0096】文書DB検索手段107では、上記したよ
うな検索の結果、得られた検索結果をユーザIDととも
に文書通知手段108に渡す。この際に、キーワード検
索で用いられるキーワードと、文書DBに記録されてい
るキーワードとが、完全に一致する場合に情報を抽出す
ることもできるが、仮に完全一致しない場合であって
も、その一致具合を公知のたとえばパーセント表示など
により表示し、ユーザに通知することもできる。文書通
知手段108では検索された情報を、ユーザIDを参照
して該当するユーザに通知する。通知する手段は限定さ
れず、例えば電子メールやファックス等を用いてもよ
く、Webサイト上で直接通知してもよい。また、ユー
ザが次回に本システムを利用した時に通知するようにす
ることもできる。なお、通知は、Webサイト上で直接
通知することが好ましい。
【0097】例えば、本発明では、このような情報提供
装置を用いたときの、情報検索の一例を、図3に示すフ
ローチャートで示すことができる。このフローチャート
に示す例は、本発明に係る情報提供装置を用いた場合の
一例を示しているにすぎない。
【0098】すなわち、図3に示すように、場所条件入
力手段101によりユーザの場所情報および領域条件を
入力して、ユーザ場所嗜好DB103に登録する(ステ
ップS101:101→102および102→103
(ここで番号のみの表示は、図番を表す。以下、同
様。))。この登録は、ユーザが前もっていつでも入力
可能である。次いで、登録されたユーザからのこれらの
登録情報を、地図情報検索手段105は、ユーザID毎
に読み取って場所嗜好情報と、領域条件を取得する(ス
テップS102:103→105)。そして取得した情
報と、取得した領域条件から、地図DBを用いて検索す
る(ステップS103:104→105)。これによっ
て、建物名、地名、店名などのリストを取得する(ステ
ップS104)。このリストは、ユーザIDとともに、
文書DB検索手段107に渡され(105→107)、
この中に含まれる文字情報等を使用して、文書DB検索
手段107は、文書DBを検索する(ステップS10
5:106→107)。得られた結果は、通知手段10
8に渡されて(107→108)受信手段を介してユー
ザに通知される(ステップS106:108→10
9)。この通知により、ユーザは、本発明に係る情報提
供装置から、検索結果を直接的あるいは何らかの媒体を
介して受信(受け取り)し、これを見る(好ましくは表
示手段に表示する)ことができる。このように、本実施
形態では、ユーザ認識・確認(ステップS100)と、
場所嗜好情報・領域条件登録(ステップS101)と、
地理的情報・関連文書抽出(ステップS102〜S10
5)と、ユーザ通知(ステップS106)とからなって
いる。また、このように、ユーザ場所嗜好DBがクライ
アント側である場合に、ユーザからのID入力は、前記
したステップS101の後に行うようにすることもでき
る。このようなIDの確認は、いつでも設定可能となっ
ている。使用されるユーザIDとしては、数字や、漢字
などの文字情報に限らず、たとえば、声紋、指紋などの
個人を識別可能とするいかなるものであってもよい。こ
のようにユーザIDは、ある特定の個人と判断できる手
段であればよく、たとえば電気的、磁気的、光学的など
の物理的変化の違いを読み取って、個体(個人)認識・
確認することもできる。他の実施形態でもこのようなユ
ーザIDを使用することができる。なお、前記した場所
嗜好情報DBに記憶された場所嗜好情報に、他の者との
共通の場所嗜好情報がある場合には、共通な情報を共有
して、共有部分にユーザID情報と関連付けておき、こ
のようにして、ユーザ場所嗜好DBの記憶容量を圧縮す
ることもでき、これによって検索時間を省略することも
可能となる。
【0099】以上のようにする事で、ユーザは自分が登
録した場所から、物理的な距離範囲を限定して、情報を
取得する事ができる。また、文書DBに対しては、ユー
ザは何らの前処理も必要としないために、簡易な構成に
よる実現が可能である。しかも既存のデータベースを利
用したり、併用したり適宜組み合わせて検索等に利用す
ることもできる。
【0100】<第2実施形態>第1の実施の形態では、図
1に示すように受信手段109と表示手段110を除く
すべての構成要素がサーバ上にある例を説明した。本第
2実施形態では、前記第1実施形態の項で説明したよう
な、クライアントとサーバに分離した構成となってい
る。このような構成例を図4の(1)、(2)に示す。
これらの図に示すように、クライアントとサーバは、回
線(有線および/または無線の回線)を介して接続され
ている。クライアントとしては、場所条件入力手段10
1と、受信手段109と、表示手段110とを有してい
る。また、サーバとしては、ユーザ管理手段102と、
ユーザ場所嗜好DB103と、地図DB104と、地図
情報検索手段105と、文書DB106と、文書DB検
索手段107と、文書通知手段108とを有している。
【0101】なお前記サーバとして、地図DBおよび文
書DBなどのDB(データベース)は、サーバに含まれ
ずにクライアントとサーバとから独立(分離)して存在
し、回線を介してクライアントおよび/またはサーバと
有機的に連結されるようにすることもできる。すなわ
ち、サーバとしては、地図情報検索手段105と、文書
DB検索手段107とを有していればよい。また、文書
通知手段108は、サーバ側にあることが好ましいの
で、サーバとして、地図情報検索手段105と、文書D
B検索手段107と、文書通知手段108とを最低限有
することが望ましい。これは、他の実施形態でも同様に
採用できる。
【0102】さらに、本第2実施形態では、クライアン
トとして、場所条件入力手段101と、ユーザ場所嗜好
DB103と、受信手段109と、表示手段110とを
有するように構成することもできる。このような、本実
施形態の動作の流れは、ステップS101と、ステップ
S100との順番が入れ替わる以外は、前記第1実施形
態と同様である。なお地図DB104および文書DB1
06を、ネットワーク経由で利用するように構成するこ
とも可能である。
【0103】またユーザ管理手段102は、サーバと独
立して保持するようにし、ユーザであるクライアントか
らのIDデータとの照合を行った後に、本体のサーバに
接続するようにすることもできる。すなわち、本第2実
施形態では、各DB(データベース)は、サーバ側ある
いはクライアント側からのアクセスがあったときに利用
されるように構成されていてもよい。たとえば、ユーザ
場所嗜好DBが、サーバに含まれず、独立して存在する
場合には、ユーザ管理手段に記録されたクライアントの
IDデータ照合を行った後にアクセスされるようにする
こともできる。また、このアクセスが行われた場合に、
ユーザ場所嗜好DB103と、本体のサーバとは、ユー
ザ管理手段からの照合を繰り返さないようにすることも
でき、独立して照合した後に、サーバとクライアント間
でユーザ場所嗜好DB103がインターネットを介して
連結されるようにすることも可能である。このように、
第2実施形態に示されるDBは、サーバ側に実質的に含
まれるように構成したり、あるいはインターネット等を
介して連結し、実質的には、独立して存在するように構
成することも可能である。この点に関しては、以下に示
す実施形態においても、同様である。たとえば、図4の
(1)に示す構成を採用した場合には、上記ステップS
101は、クライアントの場所条件入力手段101から
サーバのユーザ管理手段102に対して行われる。その
後、ステップS105までは、サーバ内での処理とな
り、ステップS106は、サーバの文書通知手段108
から、クライアントの受信手段109で行われることと
なる。
【0104】また図4の(2)に示す構成を採用した場
合には、前記図4の(1)と、異なる点は、ステップS
101がクライアント内の処理(101→103)とな
り、その他は、同様に処理されることになる。ただし、
ユーザIDの確認は、前記ステップS101以降とな
る。
【0105】<第3実施形態>次に、第3の実施の形態
を、図5〜図9を参照して説明する。第3の実施の形態
は図5に示すように、第1実施形態で使用される地図情
報検索手段105が、場所条件解析手段202と、直線
距離範囲領域算出手段203と、経路領域算出手段20
4と、到達可能領域算出手段205と、地図領域検索手
段206とからなり、さらに前記場所条件解析手段20
2と場所条件入力手段とが、領域条件入力手段DBに連
結された構成となっている。
【0106】これによって、第1実施形態の機能に、前
記場所条件として経路や所要時間などを指定できる機能
がさらに追加されている。そして図5に示すように、領
域条件ルールDB201は、ユーザが指定できる領域条
件のルールを保持する。
【0107】上記第1実施形態の構成要素である地図情
報検索手段105が、上記ユーザ場所嗜好DB103か
ら、場所情報と領域条件(たとえば、ある場所からの距
離、経路、時間および料金の少なくとも1つ)を受け取
る。前記した「ある場所からの距離」は、第1実施形態
に記載した領域条件と同様である。また「経路」は、1
以上の場所を含んだ道路などの連続した領域を含んだ概
念として用いられる。また「時間」は、ある一定時間の
こと、ある時刻を始点とする一定時間のことなど、条件
を制約した時間に係わる全ての意味で用いられる。また
「料金」は、あらゆることに費やされる料金を含む意味
で用いられる。たとえば、交通料金、入場料金、参加料
金などが料金として含まれる他、たとえば、ガイド料
金、サービス料金などのある条件に従って算出された料
金なども「料金」の意味に用いられる。
【0108】本実施形態において、場所条件解析手段2
02は、受け取った場所情報と領域条件から、前記領域
条件ルールDBに登録されているルール情報を参照し
て、その内容を解析して対応する各領域算出手段に場所
情報と領域条件とからなる場所嗜好情報を渡す。直線距
離範囲領域算出手段203は、領域条件として直線距離
範囲が指定された場合に、前記場所条件解析手段202
から場所情報および領域条件を受け取り、指定場所を中
心に指定された距離半径の領域を算出する。本実施形態
の説明では、直線距離を半径とする範囲内での説明をす
るが、本実施形態に使用される直線距離範囲領域算出手
段203では、前記した「ある場所からの距離」を用い
て算出することもできる。
【0109】また経路領域算出手段204は、領域条件
として経路が指定された場合に、前記場所条件解析手段
202から場所情報および領域条件を受け取り、指定さ
れた経路沿いの領域を算出する。また到達可能領域算出
手段205は、領域条件として到達可能性条件(例えば
前記「時間」および「料金」など)が指定された場合
に、前記場所条件解析手段202から場所情報および領
域条件を受け取り、当該条件に従って到達が可能な領域
を算出する。また地図領域検索手段206は、前記直線
距離範囲領域算出手段203および前記経路領域算出手
段204、前記到達可能領域算出手段205からの領域
情報を受け取り、地図DB104を利用してその地図領
域内に含まれる建物名や地名、店舗名などを検索する。
【0110】このような前記した本第3実施形態で構成
されている点が、第1実施形態および第2実施形態との
差分(違い)である。なお、前記場所条件解析手段20
2、直線距離範囲領域算出手段203、経路領域算出手
段204および到達可能領域算出手段205のいずれか
1つあるいは2以上の領域算出手段に、領域条件を1以
上、渡してもよい。したがって、領域算出手段203〜
205から送出されるデータは、前記手段の1つから出
力されてもよく、2以上の前記手段から、複数独立して
出力されてもよい。これらの前記手段にデータ入力およ
び/またはデータ出力される場合も自由に設定すること
ができる。
【0111】次に本発明の第3実施形態の動作について
説明する。まずユーザが自分の場所情報と領域条件を登
録するまでの過程は前記第1実施形態と同じである。た
だし、場所条件入力手段101では、複数の領域条件の
指定を可能とするために、領域条件ルールDB201か
らルールの種類を読み込み、ユーザに領域条件の選択肢
を提示(入力条件を提示)する。領域条件ルールDB2
01は、ユーザが選択できる領域条件の種類とその表現
型式を保持している。図6は、領域条件ルールDB20
1に保持されているルールの一例を示したものである。
この例で示すように、条件の種類に対応してそれぞれの
条件がどのような形で表現されるかを規定しており、例
えば徒歩による到達条件を指定した場合には「徒歩$X
分以内」という領域条件の表現の規定により「徒歩10
分以内」という形式で領域条件を記述し、場所表現の
「ポイント」という情報により、場所名称もしくは緯度
経度の属性値として、一地点の情報が格納されるといっ
た規定がされている。ここで、" $X" という記述はそ
れがルール上の変数であることを示している。また、経
路を領域条件として指定する場合には、領域条件として
は「経路指定」という文字列が格納され、場所名称もし
くは緯度経度の属性値として、複数の場所の情報がリス
トとして格納される事を規定している。
【0112】以下、場所条件入力手段101を経由して
ユーザID「5678」のユーザが下記3種類の場所条
件(条件1〜3)を指定した場合を例にして説明する。 条件1(直線距離):「X県Y市Z町1丁目2−3」か
ら「半径500メートル以内」 条件2(経路):「X県Y市Z町1丁目2−3」から
「「X県Y市Z町5丁目6−7」に至る経路 条件3(到達可能):「X県Y市Z町1丁目2−3」か
ら「徒歩15分以内」 図7は、これらの条件1〜3が指定された時に、ユーザ
場所嗜好DB103に格納されるデータの一例を示した
ものである。次に地図情報検索手段105がユーザ場所
嗜好DB103に格納されている図7に示すような場所
条件をユーザID毎(またはユーザ毎)に読み込み、そ
の条件に従って地図上の建物名や地名などを地図DB1
04から検索して、文書DB検索手段107に渡す。こ
の過程で第1実施形態と異なるのは、複数の場所条件を
処理するために、領域条件の種類毎に図5の図番203
〜205に示すような、違った領域算出手段が利用され
る点である。上記のことを詳説すると、まず、地図情報
検索手段105の場所条件解析手段202が、場所嗜好
DB103よりユーザ場所嗜好DB103に格納されて
いる図7の各行に示すような場所条件をユーザID毎
(またはユーザ毎)に読み込み、読み込んだ場所条件の
条件種類(フィールド欄)から、領域条件の種類を直線
距離なのか経路なのか到達可能性なのかを領域条件ルー
ルDB201を参照して区別し、直線距離の場合には、
直線距離領域条件算出手段に渡し、なのかに従い、該当
する領域算出手段へユーザIDと場所条件結果を渡す。
その他の領域の条件である前記条件2の「経路」および
前記条件3の「到達可能性」も同様にして、それぞれ、
経路領域算出手段あるいは到達可能領域算出手段にユー
ザIDデータとともに場所条件結果を渡す。場所表現本
実施の形態では、図6に示すように、直線距離範囲領域
算出手段、経路領域算出手段および到達可能領域算出手
段の3種類の領域算出手段を有する。
【0113】読み込んだ場所嗜好情報の領域条件が、前
記条件1のような直線距離範囲を規定する条件の場合に
は、前記領域算出手段の1つである直線距離範囲領域算
出手段203により場所条件から地図領域算出の処理を
行う。たとえば、「X県Y市Z町1丁目2−3」で示さ
れる地名情報から、地図DB104を利用して地名情報
を緯度経度情報に変換し、この変換した緯度経度情報か
ら、「半径500メートル以内」を示す円領域のデータ
をユーザIDとともに地図領域検索手段206へ渡す。
【0114】また読み込んだ領域条件が、前記条件2の
ような経路を規定する条件であった場合、前記領域算出
手段のもう1つである経路領域算出手段204により地
図領域算出処理が行なわれる。たとえば、領域条件とし
て与えられた複数の地点を通る経路の算出を行ない、そ
れに沿ってある定められた幅の矩形領域の集合を検索対
象領域としてユーザIDとともに地図領域検索手段20
6に渡す。図8は、このような前記条件2の場合の領域
条件による検索対象領域を摸式的に示したものである。
計算された経路に沿って、ある定められた幅dの距離を
おいた領域が検索対象領域である。上記、幅dの値につ
いては、すべての経路に対して一定値でなくともよく、
例えば計算された経路が通る道路幅を基準としてその基
準の道路幅のたとえば1.5倍をdとして定義して検索
するようにする事もできる。
【0115】経路の算出にはいろいろな公知の方法が採
用できるが、例えばカーナビゲーションシステムで利用
されているような経路探索システムを利用してもよい。
これによって、複数の地点間の経路情報を取得する事が
可能である。読み込んだ場所嗜好情報の領域条件が、前
記条件3のような到達可能性を規定する条件であった場
合、到達可能領域算出手段205で地図領域の算出処理
が行なわれる。ここでは、与えられた条件によって以下
のような処理が行なわれる。
【0116】例えば条件3の場合、「徒歩15分」で到
達可能な距離を計算し(たとえば人間の歩行速度の標準
が時速4kmであることから算出できる。なお、この歩
行速度のみでなく、年齢等あるいは地理的条件(たとえ
ば土地の起伏など)あるいは道路を横断する際の平均時
間を加味したり、さらには、地図DBにより、土地の起
伏を読み取りこの起伏を加味して歩行速度を算出し、前
記計算を行ってもよい。) 、この計算値と、地図DB1
04が持つ道路接続情報とを関連させる事によって、登
録された場所である「X県Y市Z町1丁目2−3」から
「徒歩15分」の条件で到達可能な経路の集合を得る。
この経路の集合に対して、前記経路領域算出手段204
で行なったように、経路に沿ったある定められた幅の矩
形領域を検索対象領域として、ユーザIDとともに地図
領域検索手段206に渡す。
【0117】この他、到達可能性を示す条件としては、
運賃(バス、タクシー電車などあらゆる交通機関を含む
運賃)や所要時間(徒歩、自転車および自動2輪車乃至
自動車などの全ての動力機関を用いた場合に要する所要
時間)によって設定あるいは検索することもできる。た
とえば、交通機関等が発行する時刻表データと、地図デ
ータとを利用する事で、与えられた条件で到達可能な経
路に沿った領域(たとえば矩形領域)の算出(検索)は
可能である。次に地図領域検索手段206は、地図DB
104、前記直線距離範囲領域算出手段203、前記経
路領域算出手段204もしくは前記到達可能領域算出手
段205の少なくとも1つから検索対象となる地図領域
データである場所嗜好情報を受け取ると、地図DB10
4を検索する事で、対象領域内に存在する建物名や地
名、さらに店の名前などのリストを取得する。この過程
は、前記第1の実施の形態で述べたものと同様の処理を
行うため、説明を省略する。この処理以降、前記文書D
B検索手段107および前記文書通知手段108で行わ
れる処理も前記第1実施形態で説明したものと同様であ
り、この説明も省略する。
【0118】以上のようにする事で、ユーザは自分が登
録した興味のある場所や居住場所からの距離や所要時
間、運賃などを条件としたり、自分がよく通る道、ある
いは検索したい行程などを含むあらゆる経路を条件とし
て、関連する情報を取得することができるようになる。
このように、ユーザは、検索結果が得たい場所の情報
を、ある特定(任意)地点を起点にして、あるいは経路
からのある範囲内におけることを条件として関連情報を
取得することができる。
【0119】すなわち、図10のフローチャートに示す
ように、場所条件入力手段101により、領域条件ルー
ルDB201から、領域条件の種類および表現形式の一
覧を読み込み、ユーザ(第1のクライアント)に、領域
条件を提示する(ステップS201:201→10
1)。ユーザは、提示された領域条件を参照して場所条
件入力手段101により、必要な条件等を入力して、場
所情報と、領域条件とを含む場所嗜好情報を登録する
(ステップS202:101→(102→)103)。
次いで、地図領域検索手段206は、ユーザ場所嗜好D
B103から、ユーザID毎に、格納された場所条件を
抽出する(ステップS203)。抽出された場所条件か
ら、場所条件解析手段202により、領域条件ルールD
Bを参照して(201→202)、ユーザから入力され
た場所嗜好情報の領域条件が、3つに分類される。本実
施形態では、領域条件は、直線距離範囲領域と、経路領
域と、到達可能領域の3つのうちのいずれかに分類され
る(ステップS204:202→203、202→20
4または202→205の少なくとも1つ)。ユーザか
ら入力される領域条件は、1つであってもよく、また、
複数であってもよい。これらの領域条件は、上記したよ
うに、3つであり、図8に示したように、それぞれ、2
03〜205により算出される(ステップS205〜ス
テップS207:この算出の際に、前記領域算出手段の
少なくとも1つは、地図DBを参照する。:104→2
03、104→204または104→205の少なくと
も1つ)。その結果が、地図領域検索手段206に渡さ
れる(ステップS208:203→206、204→2
06または205→206の少なくとも1つ)。この結
果を用いて地図DBにより検索される(104→20
6)。
【0120】その後は、第1実施形態のステップS10
4〜ステップS106と同様にして、ユーザに結果が知
らされることとなる。このように、本実施形態のフロー
は、第1実施形態と同様のユーザ認識・確認(ステップ
S100)と、領域条件提示(ステップS201)と、
場所嗜好情報・領域条件登録(ステップS202)と、
場所嗜好情報に含まれる領域条件の分類と(ステップS
203〜S208)と、ユーザ通知(ステップS20
9)とからなる。なお、本実施形態でも、ユーザIDの
確認は、第1実施形態と同様にして行われるが、本実施
形態でも、この確認は、ステップS201の前段に、あ
るいはこのステップの直後に行われることが一般的であ
るが、その後に、適宜行われてもよい。たとえば、図4
に示すようなクライアントとして、ユーザ場所嗜好DB
103が構成要素として含まれ、ユーザ管理手段102
がサーバ側にある場合は、好ましくは、ユーザIDの確
認は、ステップS201の直後であり、クライアントと
して、ユーザ場所嗜好DB103およびユーザ管理手段
102の両方を含まない場合には、ステップS201の
前にいわゆるサーバに接続する際に行われることが多
い。
【0121】本実施形態でも第1実施形態と全く同様
に、上述した第3実施形態の構成の他に、第2実施形態
で説明したクライアントと、サーバに分離して構成する
ようにすることもできる。すなわち、地図情報検索手段
105および文書DB検索手段107のみをサーバ上に
構成し、残りの場所条件入力手段101、ユーザ管理手
段102、ユーザ場所嗜好DB103、地図DB10
4、文書DB106および文書通知手段108を例えば
ユーザが持つ端末上にクライアントとして構成し、ネッ
トワーク経由でサーバ上のDB群を利用するように構成
すること。
【0122】またサーバに、地図DB104、地図情報
検索手段105、文書DB106および文書DB検索手
段107を含み、クライアントとして、場所条件入力手
段101およびユーザ場所嗜好DB103を含む構成と
することも可能であり、また、クライアントとして、場
所条件入力手段101と、ユーザ場所嗜好DB103
と、文書通知手段108を構成し、また、サーバとし
て、ユーザ管理手段102を介して地図情報検索手段1
05に接続し、この地図情報検索手段105は、さらに
文書DB検索手段107に接続され、前記地図情報検索
手段105および前記文書DB検索手段107には、そ
れぞれ、地図DB104および文書DB106が連結さ
れ、また、前記文書DB検索手段107は、クライアン
トにインターネット等の回線を介して接続されるように
構成すること。
【0123】さらに、クライアントとして、場所条件入
力手段101と、受信手段109および表示手段110
を構成し、また、サーバとして、ユーザ管理手段102
を介して地図情報検索手段105に接続し、この地図情
報検索手段105は、さらに文書DB検索手段107に
接続され、前記地図情報検索手段105および前記文書
DB検索手段107には、それぞれ、地図DB104お
よび文書DB106が連結され、文書DB検索手段10
7にはユーザ場所嗜好DB文書通知手段108が接続さ
れる。受信手段109は必ずクライアント側にある。場
合によっては、表示手段110を有していなくてもよ
い。また、前記文書DB検索手段107は、クライアン
トにインターネット等の回線を介して接続されるように
構成することもできる。そして、ユーザ場所嗜好DB1
03は、他のサーバとして存在するようにしてもよい。
またユーザ管理手段102は、サーバと独立して保持す
るようにし、ユーザであるクライアントからのIDデー
タとの照合を行った後に、本体のサーバに接続するよう
にすることもできる。
【0124】すなわち、本第3実施形態では、各DB
(データベース)は、サーバ側あるいはクライアント側
からのアクセスがあったときに利用されるように構成さ
れていてもよい。たとえば、ユーザ場所嗜好DBが、サ
ーバに含まれず、独立して存在する場合には、ユーザ管
理手段に記録されたクライアントのIDデータ照合を行
った後にアクセスされるようにすることもできる。ま
た、このアクセスが行われた場合に、ユーザ場所嗜好D
B103と、本体のサーバとは、ユーザ管理手段からの
照合を繰り返して行わないようにすることもでき、独立
して照合した後に、サーバとクライアント間でユーザ場
所嗜好DB103がインターネットを介して連結される
ようにすることも可能である。このように、第1実施形
態に示されるDBは、サーバ側に含まれるように構成し
たり、インターネット等を介して連結されるように構成
し、サーバと独立して存在するように構成することも前
記第2実施形態と同様に可能である。なお、本実施形態
では、領域条件ルールDBが新たに付加されているが、
これをサーバ側に含める構成とすることもでき、この場
合には、前記したように、ステップS201では、サー
バ側の201から、クライアント側の101により領域
条件を提示する処理が新たな処理として付け加わる。ま
た、その他は第1実施形態、または本実施形態と同様と
なる。
【0125】また本第3実施形態で用いられる地図情報
検索手段105の構成は、以下の実施形態の地図情報検
索手段105においても同様に使用することができる。
また、本第3実施形態でも前記第1実施形態および第2
実施形態の項で記載したように、例えば上述した構成の
他に、地図情報検索手段105および文書DB検索手段
107のみをサーバ上に構成し、残りをクライアント側
に構成することを採用することもでき、その他のサーバ
構成およびクライアントの構成を採用することができ
る。
【0126】<第4実施形態>次に本発明の第4実施形態
を、図10を参照して説明する。第4の実施の形態は第
1乃至第3の実施の形態に比較しユーザの指定する場所
と領域条件をリアルタイムに取得しながらその場所条件
に合致する情報をユーザに提供する機能を持つ点がさら
に付加されている。図10を参照すると、本第4の実施
の形態は第1乃至第3の実施の形態に比較し、場所条件
入力手段101、ユーザ場所嗜好DB103の代わり
に、ユーザの指定する場所をリアルタイムに取得する場
所取得手段301と、ユーザ位置保持手段302と、領
域条件指定手段303とを含んでいる。場所取得手段3
01は、ユーザの指定する場所をリアルタイムに取得す
る。ユーザ位置保持手段302は、前記場所取得手段3
01からユーザ管理手段102を通してユーザの場所情
報とユーザIDを取得しその情報を組み合わせて保持す
る。領域条件指定手段303は、ユーザが自分の現在位
置に対してリアルタイムに領域条件を指定する。
【0127】次にこのような第4実施形態の動作につい
て説明する。場所取得手段301はユーザの指定する場
所をリアルタイムあるいはバーチャル(仮想的)に取得
する手段である。例えば端末(携帯電話等の端末、パー
ソナルコンピュータなどのインターネット接続可能な機
器およびその他のインターネット接続可能な機器を含
む:他の実施形態でも同様。)上に、地図(平面的な2
次元地図または立体的な3次元地図)を表示し、その上
に表示されている自分の位置を示すポインタをユーザが
移動させてあるいは現在地を確認ないしは入力して時々
刻々と変化するユーザの位置を取得することができる。
また、実際の景観を再現した3次元の表示内で、ユーザ
が移動することを前記ポインタなどの手段により、リア
ルタイムにユーザの位置を取得することが可能である。
さらに、ユーザが明示的に位置を指定するのではなく、
例えばGPS(Global Positioning System:D−GPS
等も含む) 装置などを利用して、ユーザの現在位置をリ
アルタイムに取得することが可能である。なお、ユーザ
は、前記第1実施形態等に使用される場所入力手段10
1により、仮想的に現在位置を時々刻々と入力すること
により、現在位置を変化させて入力することにより、変
化させたユーザ位置をサーバ側で順次取得することによ
って、ユーザ側等が提示したユーザ位置の時々刻々の位
置の変化情報に応じて、ユーザ側に情報検索結果を報知
することもできる。
【0128】このような本実施形態では、ユーザ管理手
段102は、前記場所取得手段301からのユーザの位
置情報にユーザ毎のIDを付加して、ユーザ位置保持手
段302に渡す。ユーザ位置保持手段302では、前記
ユーザ管理手段102から受け取ったユーザの位置を保
持(記憶)しており、場所取得手段301からユーザ管
理手段102を通して新しい位置の通知がある度に地図
情報検索手段105にユーザの位置を通知する。ユーザ
の位置の表現方法には例えば緯度経度表示にして表現す
る事もできる。一方、領域条件指定手段303では、前
記領域条件ルールDB201から利用可能な領域条件の
種類と、その表現形式の一覧を取得し、ユーザに提示す
る。ユーザはその表現形式のテンプレートを利用して領
域条件をこの領域条件指定手段303を介して入力す
る。ユーザから入力された領域条件は前記地図情報検索
手段3に送られる。以後、地図情報検索手段105、文
書DB検索手段107および文書通知手段108での処
理、および受信手段109および表示手段110での動
作は、前記第1乃至第3実施形態形態の場合と同じであ
る。
【0129】すなわち、地図情報検索手段105は、前
記ユーザ位置保持手段302からユーザの現在位置を、
また、前記領域条件指定手段303からユーザが指定し
た領域条件を受け取り、その場所条件に従って地図上の
領域を検索し、その領域内に含まれる建物名や地名など
を得る。次に、この情報を利用して前記文書DB検索手
段107が文書DB106を検索し、得られた検索結果
を、文書通知手段108、受信手段109を介してユー
ザに提示する。ここで、第1乃至第3実施形態との相違
点は、地図情報検索手段105から文書通知手段108
に至る処理が、前記ユーザ位置保持手段302から新し
いユーザの位置の通知がある度にリアルタイムで処理が
行われる点にある。
【0130】図11は、第4実施形態によるユーザイン
タフェースの一実施例を示したものであり、場所取得手
段301として3次元表示による手段を用いたものであ
る。この画面は、システムにアクセスしたユーザが、例
えば平面地図上の地点を、ポインタ等を用いて指示した
り、あるいは直接住所等を入力することにより、ユーザ
が訪問したい場所を指定することにより表示される画面
である。ユーザは左側の3次元表示された景観表示画面
の空間を、ユーザ位置ポインタによって動き回りながら
このポインタにより自分の位置を指示する。このときの
景観表示画面が、前記場所取得手段301に相当する。
【0131】また、右上の場所条件指定画面中の領域条
件と記述された入力フィールドが領域条件指定手段30
3に相当する。ここで、景観表示画面内に表示されるよ
うな街の景観の3次元表示は、たとえば特公平8−16
930号公報(特開平3−167678号公報)「ステ
レオ画像データから3次元数値データを求める方法」に
記載されている。この公報に示されているように、航空
写真あるいは人工衛星データ(デジタル)等から得られ
る画像を基に、ステレオマッチング(左右画像の対応点
を取得)することにより、地形の3次元データを取得
し、次いでこれを当該公報等の公知方法により処理する
ことによって、街の景観の3次元表示は求めることが可
能となる。本願発明では、このような処理は、従来の方
法で処理する手法を用いることもできる。しかしなが
ら、この処理を行わず、たとえば、ユーザが訪れる可能
性の高い箇所については、その箇所の情報を予め記憶し
ておき、そのユーザが求めたポインタの指示による訪問
の指示が入力されたときに、この記憶した情報を適宜抽
出し、画面に表示するようにすることもできる。以上の
ようにする事で、ユーザは自分の位置および領域条件を
連続的に変化させ、それに応じて地理的に関連した情報
の検索結果をリアルタイムに取得することができるよう
になる。
【0132】本実施形態では、たとえば図12のフロー
チャートに示すように、ユーザは、時々刻々と、現在位
置が変化するような場合に、ユーザの現在位置は、場所
取得手段301により、ユーザの現在地を取得する(ス
テップS301)。ユーザ管理手段102は、取得した
ユーザの現在地にユーザIDを付加して、ユーザ位置保
持手段302にこれを渡す(ステップS302)。ユー
ザ位置保持手段3では、ユーザ管理手段102から受け
取ったユーザ位置を保持し、場所取得手段301からユ
ーザ位置の更新がある度に地図情報検索手段105にユ
ーザ位置を通知する(ステップS303)。またこれと
は独立して、領域条件指定手段303では、領域条件ル
ールDB201から、領域条件と表現形式一覧を取得
し、これをユーザに提示する(ステップS304)。提
示されたこれらの一覧を参照して、ユーザは、領域条件
を入力する。入力の際に使用される入力装置は、いわゆ
る形態端末でもあるいはどのような形式であってもよ
く、限定されない。このようにして、ユーザの現在位置
と、ユーザからの領域条件を入手して、地図情報検索手
段105は、地図DB104を用いて、リストの検索結
果を取得する(ステップS306)。リストには、前記
したような、建物名、地域名、店名、地名、その他の地
理的情報が含まれている。この取得した結果の中から、
キーワードを抽出し、このキーワードを用いて、文書D
B106を検索する(ステップS307(ステップS1
05))。その後、第1実施形態のステップS106と
同様に、ユーザへの通知が行われる(ステップS308
(ステップS106))。本実施形態のフローは、第1
実施形態のユーザ認識・確認はそのフローに記載するこ
とを省略した。本実施形態では、そのフローは、図13
に示すように、ユーザ位置検出(ステップS301〜S
303)と、領域条件提示(ステップS304〜S30
5)と、地理的情報検索・関連文書抽出(ステップS3
06〜S307)と、ユーザ通知(ステップS308)
とを有する。
【0133】以上、第4実施形態の説明では、すべての
構成要素がサーバ上にあることを例として説明した。
【0134】本実施形態では、ユーザの位置が現実的に
時々刻々と変化する場合について説明したが、バーチャ
ル(仮想的)に変化する場合には、本実施形態でも実現
可能であるが、たとえば、第1実施形態の場所条件入力
手段101に、ユーザがユーザ位置を次々に更新してい
き、これをユーザ場所嗜好DBが、時々刻々データを地
図情報検索手段105に更新し、地図情報検索手段10
5では更新されたユーザ位置に基いて次々に地図DBを
検索し、以下、これらの複数の結果から得られた情報に
より、前記複数の結果毎にそれぞれキーワードを抽出し
て各キーワードに応じて文書DB検索手段107では、
文書DBから、前記同様に文書を検索することにより、
実現することもできる。なお、第3実施形態など他の実
施形態でも同様に実現可能である。
【0135】<第5実施形態>本第5実施形態では、前記
第4実施形態の有する構成を、第2実施形態と同様なク
ライアントと、サーバに分離して構成している点にあ
る。本実施形態では、図13(1)に示すように、クラ
イアントとして、場所取得手段301と、領域条件指定
手段303と、受信手段109と、表示手段110とを
有する。そして、サーバとして、ユーザ管理手段102
と、ユーザ位置保持手段302と、地図DB104と、
地図情報検索手段105と、文書DB106と、文書D
B検索手段107と、文書通知手段108と、領域条件
ルールDB201とを有する。
【0136】また、本第5実施形態では、さらに、図1
3(2)に示すように、ユーザ位置保持手段302を有
することもできる。なお図(1)および(2)におい
て、地図DB104と、文書DB106と、領域条件ル
ールDB201とは、サーバおよびクライアントに含ま
れないように構成し、これらのDB(データベース)
は、回線を介して、サーバおよび/またはクライアント
と接続される。
【0137】また、領域条件ルールDB201を場合に
よっては、クライアント側にダウンロード等により設け
ることもでき、このような領域条件ルールDB201を
たとえばサーバとアクセスした際に、最新の領域条件に
自動的にダウンロードして更新することもできる。また
本第5実施形態で示すように、上記第1実施形態同様
に、サーバを地図DB104、地図情報検索手段10
5、文書DB106、文書DB検索手段107および領
域条件ルールDB201によって構成し、クライアント
を、場所取得手段301、ユーザ管理手段102、ユー
ザ位置保持手段302、領域条件指定手段303および
文書通知手段108によってユーザが持つ端末上に構成
することも可能である。
【0138】また、上述したように、図13〜図14に
示すように、クライアントとして、場所取得手段301
と、ユーザ位置保持手段302と、文書通知手段108
を有し、サーバとして、ユーザ管理手段102と、地図
DB104と、地図情報検索手段105と、文書DB1
06と、文書DB検索手段107と、領域条件ルールD
B201と、領域条件指定手段303とから構成されて
いる。この構成は、本実施形態の項で説明した構成と、
ユーザ管理手段102と、ユーザ位置保持手段とが逆転
して構成されている。このような構成によって、ユーザ
を確認するためのユーザID確認が、好ましくは、ユー
ザ場所嗜好DBに登録した後に行われる。その他の動作
は、本実施形態で説明したのと同様に行われる。
【0139】また、本実施形態の構成として、たとえ
ば、クライアントとして、場所取得手段301と、ユー
ザ場所嗜好DB文書通知手段108を構成し、また、サ
ーバとして、ユーザ管理手段102を介して地図情報検
索手段105に接続し、この地図情報検索手段105
は、さらに文書DB検索手段107に接続され、前記地
図情報検索手段105および前記文書DB検索手段10
7には、それぞれ、地図DB104および文書DB10
6が連結され、また、前記文書DB検索手段107は、
クライアントにインターネット等の回線を介して接続さ
れるように構成することもできる。さらに、前記地図情
報検索手段105には、前記したユーザが自分の現在位
置に対してリアルタイムに領域条件を指定する指定領域
条件指定手段303が接続され、この地図情報検索手段
105および指定領域条件指定手段303は、領域条件
ルールDBとアクセス可能となっている。そして、ユー
ザ場所嗜好DB103は、他のサーバとして存在するよ
うにしてもよい。
【0140】なおユーザ管理手段102をサーバと独立
するようにし、ユーザであるクライアントからのIDデ
ータとの照合を行った後に、本体のサーバに接続するよ
うにすることもできる。すなわち、本第5実施形態で
も、第1実施形態と同様に、各DB(データベース)
は、サーバ側あるいはクライアント側からのアクセスが
あったときに利用されるように構成されていてもよい。
また、たとえばユーザ位置保持手段302が、サーバに
含まれず、たとえばインターネットを介してサーバある
いはクライアントと接続される場合には、ユーザ管理手
段に記録されたクライアントのIDデータ照合を行った
後にアクセスされるようにすることもできる。また、こ
のアクセスが行われた場合に、ユーザ場所嗜好DB10
b3と、本体のサーバとは、ユーザ管理手段からの照合
を繰り返して行わないようにすることもでき、独立して
照合した後に、サーバとクライアント間でユーザ場所嗜
好DB103がインターネットを介して連結されるよう
にすることも可能である。このように、第1実施形態に
示されるDBは、サーバ側に実質的に含まれるように構
成したり、あるいはインターネット等を介して連結し、
実質的には、独立して存在するように構成することも可
能である。
【0141】このような第5実施形態の動作は、前記第
4実施形態と同様である。なお、クライアントとサーバ
が図13(1)に示す例に構成された場合には、クライ
アント側では、ステップS301およびS304の処理
が行われ、図13(2)に示す構成が採用された場合に
は、上記処理の他に、ステップS303の処理が付加さ
れる。また図14(1)に示す構成が採用された場合に
は、ステップS301およびS304の処理が行われ、
図14(2)に示す構成が採用された場合には、ステッ
プS301の処理が行われる。上記した残りのステップ
の処理は、サーバ側で行われる。
【0142】<第6実施形態>次に本発明に係る(近隣)
情報提供装置の第6実施形態を、図15を利用して説明
する。第6実施形態は、前述した第1〜5実施形態と比
較して、文書を提供する側がユーザに文書情報を提供す
る際の条件を指定できる機能がさらに加わっている。図
15に示すように、第6実施形態は第1実施形態と比較
して、地図情報検索手段がなく、文書登録手段401
と、文書登録場所インデックス402と、文書配布条件
DB403と、地図・ユーザ検索手段404とを含む事
が相違している。文書登録手段401は、ユーザに提供
するための文書を情報提供者が文書DBに登録する。文
書登録場所インデックス402は、文書とその配布登録
場所の対応関係を保持する。文書配布条件DB403
は、文書をユーザに配布するための条件を保持する。地
図・ユーザ検索手段404は、実施の形態1の地図情報
検索手段105の代わりに前記文書登録場所インデック
ス402からある文書が登録されている場所を読み取
り、また、前記文書配布条件DB403から該当する文
書の配布条件を読み取り、これら2つの情報を利用して
ユーザ場所嗜好DB103を検索し、条件に合致する地
理的範囲内に登録されているユーザの一覧を取得する。
【0143】次にこのような本発明の第6実施形態の動
作について説明する。まず広告などのユーザに提供する
ための文書情報は、情報提供者によって文書登録手段4
01を介して、文書DB106に保存される。この時、
情報提供者は、自分の文書情報を配布したい地理的な場
所を決定する配布登録場所と、文書情報をユーザへ配布
するための配布条件を同時に登録する。文書登録手段4
01では、登録する文書情報に対して定まる1 つの文書
IDを発行し、このIDと配布登録場所のペアを文書登
録場所インデックス402に、また、前記文書IDと配
布条件のペアを、文書配布条件DB403に登録する。
【0144】これらの情報は、第1実施形態におけるユ
ーザの場所嗜好情報および領域条件にそれぞれ対応する
ものであり、記述形式は、例えば配布登録場所について
は地名、特定の地点(たとえばポインタ等による入力
等)、店名、緯度経度の値など、第1〜第3実施形態で
説明したものと同じものが利用可能である。例えば、あ
る商店が店の広告文書Aの配布登録場所として「東京都
港区芝5丁目7−1」という特定の地点、配布条件とし
て「半径1000メートル以内」を登録したとする。こ
れは、「東京都港区芝5丁目7−1」を中心とする半径
1000メートル以内に場所嗜好情報を登録しているユ
ーザに対して、広告文書A(文書情報の広告A)を提示
することを意味する。一方、ユーザ場所嗜好DB103
には、複数のユーザの場所嗜好情報が格納されている。
この情報が格納される過程は、第1実施形態で説明した
ものと同様であるので省略する。
【0145】次に地図・ユーザ検索手段404では、以
下のような手順で処理を行なう。 (1)前記文書登録場所インデックス402より文書I
Dおよび文書配布登録場所情報を取得し、その文書ID
に該当する文書配布条件を前記文書配布条件DB403
より取得する。 (2)取得した配布登録場所と配布条件によって、文書
配布の対象となる領域を決定する。 (3)決定された領域を条件として、ユーザ場所嗜好D
B103を検索し、領域内に自分の場所嗜好情報(少な
くとも場所情報を有する)を登録しているユーザIDの
リストを得る。 (4)取得したユーザIDのリストを文書IDととも
に、文書DB検索手段107に通知する。
【0146】ここで、領域条件に合致するかどうかの決
定は、ユーザの嗜好場所および文書配布登録場所を緯度
経度に変換して、その直線距離など条件判断に必要な数
値を算出するといった通常の地理情報システムが持つ機
能を利用することによって実現可能である。また、ユー
ザが選択した経路の一部が、領域内を通過する場合に、
領域条件に合致すると決定するようにしてもよい。なお
この場合に、後述するように、ユーザは、バナー広告あ
るいは、電子メール等を含むデジタル通信手段により、
あるいはファクス等により、情報提供者から、情報を入
手することができる。
【0147】文書DB検索手段107では、前記地図・
ユーザ検索手段404より、文書IDと文書の通知対象
となるユーザIDのリストを受け取り、受け取った文書
IDに該当する文書を文書DB106より検索し、その
内容を文書通知手段108にユーザIDのリストととも
に渡す。
【0148】文書通知手段108の動作は、第1実施形
態1と全く同じであり、渡された文書を、ユーザIDを
参照する事により、対象となるユーザに例えば電子メー
ルあるいはWWWサイト上等で通知する。第1実施形態
でも述べたように、通知手段は特に限定されず、前述し
たように、WWWサイト上あるいは電子メールその他の
デジタル通信手段により、あるいはファクス等により入
手可能であり、また、そのユーザがシステムにアクセス
したときにバナー広告等で文書内容を通知するようにす
る事も可能である。
【0149】たとえば、図16のフローチャートに示す
ように、以下のように、行われる。まず、第2のクライ
アントである情報提供者は、文書登録手段401を介し
て情報を配布したい配布登録場所とユーザ(第1のクラ
イアント)への配布条件を有する文書情報を文書DB1
06に登録する(ステップS407:401→10
6)。これによって、文書登録手段401は、文書ID
を発行する(ステップS408)。この文書IDと文書
の配布登録場所を文書登録場所インデックス402に登
録し(ステップS409:401→402)、また、文
書IDと配布条件を文書配布条件DB403に登録する
(ステップS410:401→403)。なお、この際
に、文書IDを符号化したり、あるいは暗号化して文書
情報を保護したり、あるいは、文書に配布条件として閾
値が設けられたり、あるいは配布期限がある場合に、そ
の文書のみを削除するようなプログラムをこの文書に付
加しておくこともできる。
【0150】また、上記登録とは独立して、地図・ユー
ザ検索手段404は、文書登録場所インデックス402
から、文書IDおよび配布登録場所情報を取得する。ま
た、地図・ユーザ検索手段404は、文書配布条件を文
書配布条件DBから取得する(ステップS401:40
3→404)。このときに、好ましくは、文書配布条件
により、上限値あるいは閾値を有している文書、クーポ
ン券などの媒体がある場合には、それを確認し(ステッ
プS420)、上限値あるいは閾値を越えた場合には
(ステップS430)、上限値あるいは閾値を有する文
書あるいはクーポン券の配布を停止する(ステップS4
40)。なお本実施形態では、上記ステップS420〜
ステップS440は、省略することもできる。
【0151】次いで、文書を配布する領域を決定した後
(ステップS402)、決定された領域を条件としてユ
ーザ場所嗜好DB103を検索し、嗜好場所を登録した
ユーザIDリストを取得する(ステップS403:10
3→404)。取得したユーザIDリストを文書IDと
ともに文書DB検索手段107に通知する(ステップS
404:404→107)。次いで文書DB検索手段1
07は、地図・ユーザ検索手段404から文書IDとユ
ーザIDリストを受け取り、文書IDを用いて文書DB
を検索する(ステップS405:106→107)。こ
の検索結果を文書通知手段108にユーザIDリストと
ともに渡す。(ステップS406:107→108)。
そして以降のステップは、文書通知手段の動作と同様で
あり、すなわち第1実施形態のステップS106と同様
におこなわれ、ここでは、その説明を省略する(ステッ
プS407(ステップS106))。この本実施形態の
フローは、ユーザ認識・確認(ステップS100と同
様)と、場所嗜好情報・領域条件登録(ステップS10
1と同様)と、文書配布停止(ステップS401、S4
20〜S440)と、情報提供入力(ステップS407
〜S410)と、地図情報・関連文書抽出(ステップS
403〜S406)と、ユーザ通知(ステップS40
7)とに分けることができる。
【0152】以上のようにする事によって、情報提供者
側が地理的な配布条件を付加しその条件に従って、例え
ば実際の店舗の広告など地理的に関連した情報の提供
を、近隣のユーザに行なう事が可能になる。以上、第6
実施形態の説明では、すべての構成要素がサーバ上にあ
ることを例にして説明した。サーバを、ユーザ場所嗜好
DB103、地図DB104、文書DB106、文書登
録手段401、文書登録場所インデックス402、文書
配布条件DB403、ユーザ管理手段102および地図
・ユーザ検索手段404によって構成し、ユーザが持つ
端末上に、場所条件入力手段101、文書DB検索手段
107および文書通知手段108をクライアントとして
構成することも可能である。
【0153】<第7実施形態>本第7実施形態は、第6実
施形態をクライアントとサーバに分けて構成した点にあ
る。クライアントとしては、図17に示すように、場所
条件入力手段101と、ユーザ場所嗜好DB103と、
受信手段109と表示手段110とからなる。サーバと
しては、ユーザ管理手段102と、地図DB104と、
文書DB106と、文書DB検索手段107と、文書通
知手段108と、文書登録手段401と、文書登録場所
インデックス402と、文書配布条件DB403と、地
図・ユーザ検索手段404とからなる。なお、本実施形
態も、地図DB104と、文書DB106と、文書配布
条件DB403とを、サーバ外に設け、これらのDBを
回線を介してクライアントおよび/またはサーバと接続
するようにすることもできる。
【0154】このような本第7実施形態の動作は、前記
第6実施形態と同様である。ただし、本第7実施形態で
は、ステップS403が、クライアントの内のユーザ場
所嗜好DB103からサーバ内の地図・ユーザ検索手段
404にユーザIDが送られ、またステップS407が
サーバがわの文書通知手段108から、クライアント側
の受信手段に検索した文書情報などが送信される。図1
6のフローチャートにおいて、その他のステップは、主
に、サーバ内でのステップとなる。本第7実施形態で
は、第6実施形態の構成をクライアントとサーバに分け
て構成したが、図に示すように、さらに、第1のクライ
アント(ユーザ:本発明の情報検索装置により、地図情
報を検索して入手する者。)と、サーバと、第2のクラ
イアント(サーバを介して、前記ユーザに情報を提供す
る者。)に分けて構成することもできる。
【0155】このような第1のクライアントとしては本
実施形態の前記クライアントと同様の構成を有すること
ができる。また、サーバの構成としては、文書登録手段
401が除かれた以外は本実施形態のサーバと同様の構
成を採用することができる。そして第2クライアントと
しては、文書登録手段401を有している。この場合に
は、本第7実施形態での動作と、比較すると、文書登録
手段が第2のクライアントに含まれることとなるため、
ステップS407、S409およびS410が、第2ク
ライアントと、サーバとのやり取りとなる。なお、第2
クライアントとして、さらに文書入力手段409と表示
手段410を有することもできる。この文書入力手段4
09と表示手段410は、文書登録手段を有する構成を
採用した場合に有することができる。
【0156】本実施形態でも、このように、各DB(デ
ータベース)を、サーバ側あるいはクライアント側(第
1 のクライアントおよび第2 のクライアントの少なくと
も1つ)からのアクセスがあったときに利用されるよう
に構成されていてもよい。そしてたとえば、ユーザ場所
嗜好DBが、サーバに含まれず、独立して存在する場合
には、ユーザ管理手段に記録されたクライアントのID
データ照合を行った後にアクセスされるようにすること
もできる。また、このアクセスが行われた場合に、ユー
ザ場所嗜好DB103と、本体のサーバとは、ユーザ管
理手段からの照合を繰り返して行わないようにすること
もでき、独立して照合した後に、サーバとクライアント
間でユーザ場所嗜好DB103がインターネットを介し
て連結されるようにすることも可能である。このよう
に、第7実施形態に示されるDBは、サーバ側に実質的
に含まれるように構成したり、あるいはインターネット
等を介して連結し、実質的には、独立して存在するよう
に構成することも可能である。
【0157】<第8実施形態>次にこのような本発明の第
8実施形態について図19を利用して説明する。第8実
施形態は、第6実施形態に比較して、より詳細な文書配
布条件を指定できるように拡張したものである。図19
に示すように、第8実施形態は、図15の地図・ユーザ
検索手段404をより詳細化し、第6実施形態に比較し
て、領域条件ルールDB201、場所条件解析手段20
2、直線距離範囲領域算出手段203、経路領域算出手
段204、到達可能領域算出手段205、および領域内
ユーザ検索手段501を有している点が相違している。
【0158】次に第8実施形態の動作について説明す
る。まず、文書情報提供者が文書登録手段401を利用
して文書配布条件DB403への配布条件の登録の過
程、および文書登録場所インデックス402へ場所の登
録を行う過程は、文書配布条件の登録に領域条件ルール
DB201に登録されたものを参照して行う以外は第6
実施形態で説明したものと同じである。また、文書配布
条件および登録場所も、それぞれ第3実施形態における
領域条件および場所嗜好情報と対応付けられるもので、
それぞれの表現形式も第2実施形態と同様である。さら
に、ユーザ場所嗜好DB103へユーザの場所嗜好情報
が登録されるまでの過程も第3実施形態の動作説明の部
分で記したものと同じである。
【0159】次に地図・ユーザ検索手段404を構成す
る各モジュール(各手段)によって、配布条件に合致す
るユーザの一覧が取得される。場所条件解析手段202
および直線距離範囲領域算出手段203、経路領域算出
手段204、到達可能領域算出手段205の動作は、入
力情報として第3実施形態における領域条件に相当する
文書配布条件および、場所嗜好情報に相当する文書配布
登録場所および文書IDを受け取る以外は、第3実施形
態で説明したものと同様である。すなわち、与えられた
文書IDの登録場所と配布条件を利用して条件に合致す
る領域を算出し、算出したその情報を文書IDとともに
領域内ユーザ検索手段に渡す。
【0160】領域内ユーザ検索手段501は、前記直線
距離範囲領域算出手段203、および前記経路領域算出
手段204、および前記到達可能領域算出手段205の
いずれか1つあるいは2以上から、文書配布条件を満た
す地図上の領域情報を受け取る。そして領域内ユーザ検
索手段501は、ユーザ場所指向DB103および地図
DB104を利用して与えられた領域を条件とした地理
的検索を行い、領域内に含まれる地点に場所嗜好情報を
登録しているユーザIDのリストを取得し、文書DB検
索手段107に文書IDとともに渡す。地図領域を条件
とした検索は、第6実施形態でも述べた様に、地理情報
システムの機能を利用する事によって、実現可能であ
る。以後の文書DB検索手段107および文書通知手段
108での動作は、第6実施形態で述べたものと同じで
ある。
【0161】すなわち、そのフローは図22に示すよう
に、情報提供者(第2のクライアント)は、文書登録手
段401を介して、第4実施形態と同様にして、必要な
配布文書を登録する。すなわち、配布登録場所と、ユー
ザへの配布条件を有する文書情報を文書DB106に登
録する(ステップS504(ステップS407:401
→106))。登録されると、文書登録手段401は、
文書IDを発行する(ステップS505(ステップS4
08))。発行された文書IDと、文書の配布登録場所
を文書登録場所インデックス402に、また、前記文書
IDと、文書の配布条件を文書配布条件DB403にそ
れぞれ登録する(ステップS506:401→403
(ステップS409)およびステップS507:401
→402(ステップS410))。これによって、ユー
ザの現在地がアップデートされ、ステップS503によ
り、活用される。
【0162】また前記ステップと独立して、場所条件入
力手段101により、領域条件ルールDB201から、
領域条件の種類と表現形式の一覧を読み込み、ユーザに
領域条件を提示する(ステップS501:201→10
1(ステップS201))。この提示を受けたユーザ
は、場所条件入力手段101により、場所嗜好情報・領
域条件を登録する(ステップS502:101→(10
2→)103(ステップS202))。この登録方法
は、前記同様である。入力情報として、場所条件解析手
段202は、文書配布条件、文書配布登録場所および文
書IDを取得する(ステップS503:403→404
内の202、402→404内の202(ステップS2
03))。次いで、第6実施形態と同様のステップS2
04〜S208のステップと同様に処理され(それぞれ
ステップS508〜S512に対応:それぞれステップ
509:202→203、ステップS510:202→
204、ステップS511:202→205とステップ
512:203→501、204→501および205
→501の少なくとも1つ)、また、その後の処理は、
第6実施形態のステップS403〜S406および第1
実施形態のステップS106(ステップS517に対
応)と同様に処理される((図20参照)たとえばステ
ップS515:106→107、ステップS516:1
07→108、ステップS517:108→109)。
なお、本実施形態でも、他の実施形態と同様に、ユーザ
への登録文書、場所嗜好情報等は、好ましくは組み合わ
せて通知されるが、場合によっては、別個に通知される
ようにすることもできる。
【0163】以上のようにする事によって、情報提供者
側がより詳細に文書の配布条件を指定し、地理的に関連
した情報の提供をユーザに行なう事が可能になる。この
ように本実施形態のフローは、第1実施形態のステップ
S100の記載を省略している。このユーザ認識・確認
は、条件提示(ステップS501)後の条件入力・登録
(ステップS502)の前後に行われることが一般的で
あるが、これに制限されず、随時おこなうことができ
る。本実施形態では、第8実施形態のフローは、前記ユ
ーザ認識・確認と、前記条件提示と、前記条件入力・登
録と、配布文書停止(ステップS520〜S540)
と、領域条件抽出算出(ステップS508〜S512)
と、第2クライアントによる情報提供入力(ステップS
504〜S507)と、地図情報検索・関連文書抽出
(ステップS513〜S516)と、ユーザ通知(ステ
ップS517)とを有している。
【0164】このような本実施形態でも、図23に示す
ように、第4実施形態の項で説明したような、クライア
ントと、サーバの構成を採用することもできる。
【0165】<第9実施形態>本第9実施形態は、図21
に示すように、前記第8実施形態に示すような構成を、
第1のクライアントと、サーバと、第2クライアントに
分けて構成した点にある。第1クライアントとしては、
場所条件入力手段101と、ユーザ嗜好DB103と、
受信手段109と、表示手段110とを有している。サ
ーバとしては、ユーザ管理手段102と、地図DB10
4と、文書DB106と、文書DB検索手段107と、
文書通知手段108と、文書登録場所インデックス40
2と、文書配布条件403と、地図・ユーザ検索手段4
04とを有している。第2クライアントとしては、文書
登録手段401を有している。この401に、ユーザ入
力手段409および表示手段410とを前記第7実施形
態と同様に有することができる。本実施形態の動作は、
前記第8実施形態と同様である。
【0166】本実施形態では、クライアント(ユーザ)
と、サーバとの構成を採用することもできる。この場合
には、第2クライアントの構成がサーバに含まれる。さ
らに、第4実施形態の項で示したように、各データベー
スの少なくとも1つを、インターネットを介してサー
バ、クライアント(第1のクライアントおよび第2のク
ライアントの少なくとも1つ)に接続できる構成を採用
することもできる。このような本実施形態における構成
を図21に示すような構成とした場合、第8実施形態の
動作の説明でしたように、基本的な流れは変わらない
が、本実施形態では、図21に示すような、大きく分け
ると、第1のクライアントと、サーバと、第2のクライ
アントの構成としたので、ステップS501が第2クラ
イアント内の106から第1クライアント内の101へ
の出力となり、ステップS503がサーバ内の403か
らサーバ内の202への出力を含み、同様にステップS
504が第2クライアント内の401からサーバ内の1
06への出力となり、ステップS506が第2クライア
ント内の401からサーバ内の402への出力を含み、
ステップS508がサーバ内の201からサーバ内の2
02への出力を含み、また、ステップS513が第1ク
ライアント内の103からサーバ内の102を介して4
04への出力となり、また、ステップS517がサーバ
内の108から第1クライアント内の109への出力と
なる。なおサーバとクライアント間などのインターネッ
ト等による通信回線を介するような異なる際のアクセス
には、基本的にはアクセス許可のためのやりとりが行わ
れる。また、前記した102を介するような場合におい
て、出力元の103から、出力先の404への出力の場
合のように、出力元の情報が、何ら変化しないで介する
先の102のような条件下に、その情報に対して何ら関
与しない構成要件については、当然に介する構成が採用
されてもよい。そして、前実施形態と本実施形態の違い
のように、103と102の入れ替えが可能となり、こ
のような入れ替えは、したがって、他の構成要件間でも
前記したような条件が保存される限り、可能である。こ
のような条件は、他の実施形態でも同様に、適用され
る。
【0167】<第10実施形態>本第10実施形態の構成
を図22に示す。場所取得手段301から、ユーザ位置
保持手段302の出力までは第4実施形態と同様であ
る。すなわち、場所取得手段301はユーザの指定する
場所をリアルタイムで取得する手段である。例えば端末
(前記第4実施形態の項と同様。)上に、地図を表示
し、その上に表示されている自分の位置を示すポインタ
などを用いてユーザが移動させ、あるいはユーザの現在
地を確認して、時々刻々と変化するユーザの位置を取得
することができる。また、2次元の平面地図ではなく、
実際の景観を再現した3次元の表示内で、ユーザが移動
することを前記ポインタなどの手段により、リアルタイ
ムにユーザの位置を取得することが可能である。さら
に、ユーザが明示的にポインタなどの入力手段を用いて
位置を指定するのではなく、例えばGPS(GlobalPosit
ioning System:D−GPS等も含む) 装置などを利用
して、ユーザの現在位置をリアルタイムに取得すること
が可能である。
【0168】ユーザ管理手段102は、前記場所取得手
段301からのユーザの位置情報にユーザ毎のIDを付
加して、ユーザ位置保持手段302に渡す。ユーザ位置
保持手段302は、複数のユーザの現在位置をユーザI
Dとともに保持しており、第3実施形態の場合と異な
り、ユーザの位置情報を逐次地図・ユーザ検索手段40
4に伝えずに、前記地図ユーザ検索手段404から要求
があったときに、初めて位置情報を伝える。一方、第6
乃至第9実施形態と同様の過程により、情報提供者(第
2のクライアント)は、広告などの文書情報を文書配布
登録場所および配布条件とともに文書登録手段401を
経由して登録する。また、例えばクーポン券(電子的な
情報によるサービス等をユーザに提供する媒体)などを
提供してユーザ数を限定するような情報を登録する場合
には、提供する情報を受け取るユーザの上限数を文書登
録手段401を介して文書IDとともに、通知ユーザ管
理手段601に渡す。このような文書を登録するための
入力手段は特に限定されず、サーバ側で適宜選択した
り、あるいは、第2のクライアントが適宜選択すること
が可能である。
【0169】次に地図・ユーザ検索手段404では、文
書配布条件DB403と文書登録場所インデックス40
2から、登録された文書ID毎に文書登録場所および配
布条件を読み取り、対象となる領域条件に合致するユー
ザIDのリストを取得する。この過程は第4および5実
施形態の場合と同様であるが、本実施形態では、検索対
象となるユーザの位置情報があらかじめ登録されたもの
ではなく、本発明に係る情報提供装置システムを利用し
ているユーザの現在位置がリアルタイムに変化している
点が異なっている。なお本実施形態でもユーザは、仮想
的に自分の位置を変化させたデータを逐次入力すること
等により、時々刻々とユーザ位置を仮想的に変化させる
こともできる。この場合には、第4実施形態の項で説明
したように、本実施形態で使用される場所取得手段30
1およびユーザ位置保持手段302を、それぞれ場所条
件入力手段101およびユーザ場所嗜好DB103に置
きかえることにより、達成できる。
【0170】次に文書DB検索手段107が地図・ユー
ザ検索手段404からユーザIDのリストと文書IDを
受け取り、該当する文書を文書DB106から検索し、
文書内容とユーザIDのリストと文書IDを文書通知手
段108に渡す。文書通知手段108では、まず文書I
Dおよびその通知先であるユーザIDのリストを、通知
ユーザ管理手段601に渡した後、該当する文書を第5
実施形態と同様にユーザに通知する。
【0171】通知ユーザ管理手段601では、前記文書
通知手段108からの文書IDとユーザIDのリストを
文書IDごとに記録する。また、情報提供数あるいは配
布期間(季節限定、期間限定:たとえばバーゲンセール
などの短期、長期の期間限定を含む)の上限が予め設定
されている場合に、これらの上限数を通知ユーザ管理手
段601は文書登録手段401から受け取って、文書I
D毎に管理している。そして前記文書登録手段401か
らの通知管理手段601は、受け取った文書ID毎に管
理された文書IDの配布数値と比較し、この配布数値が
前記上限数と一致した場合には、文書削除手段に通知さ
れることになる。
【0172】文書削除手段602では、通知ユーザ管理
手段601から文書IDの通知を受け、該当する文書I
Dの配布条件および配布登録場所情報をそれぞれ文書配
布条件DB403および文書登録場所インデックス40
2から削除する。以上のようにする事によって、仮想空
間もしくは現実の空間でリアルタイムに移動するユーザ
に対しても、情報提供者側が条件を指定する事によっ
て、ユーザの位置に関連した情報を提供することができ
る。また、その場所にユーザがいる事だけを条件とする
だけでなく情報提供の回数を限った情報提供も可能とな
り、例えば数量を限定したクーポン券などを文書情報と
して提供することが可能となる。
【0173】このようなケースについて、図23のフロ
ーチャートを用いて説明する。情報提供者は(第2のク
ライアント)、文書情報を、文書配布登録場所および配
布条件を付加して登録する(ステップS605)。この
登録文書に配布上限数の条件があるか否かを判定し(ス
テップS606)、ある場合には通知ユーザ管理手段1
02にこの文書の文書IDと配布上限数を通知し(ステ
ップS606)、ない場合にはステップS604に移行
する。
【0174】また、場所取得手段301により、ユーザ
の現在地を取得する(ステップS601)。ユーザ管理
手段102は、ユーザの現在地にユーザIDを付加し
て、ユーザ位置保持手段302にこれを渡す(ステップ
S602:102→103)。ユーザ位置保持手段30
2では、ユーザ管理手段102から受け取ったユーザ位
置を保持し、場所取得手段301から、ユーザ位置の更
新がある度に地図・ユーザ検索手段404に、ユーザ位
置を通知する(ステップS603:302→404)。
地図・ユーザ検索手段404は、文書配布条件DB40
3と、文書登録場所インデックスから、登録された文書
ID毎に文書配布登録場所および配布条件を取得し、領
域条件に合致するユーザIDのリスト(ユーザIDリス
ト)を取得する(ステップS604:403→404と
402→404)。文書DB検索手段107は、地図・
ユーザ検索手段404から、ユーザIDリストと文書I
Dを受け取り(404→107)、文書DB106を検
索して当該文書を取得し、この文書内容と、ユーザID
リストと、文書IDとを文書通知手段108に渡す(1
07→108)(ステップS608)。文書ID、ユー
ザIDリストを通知ユーザ管理手段601に渡す(ステ
ップS609:108→601)。
【0175】通知ユーザ管理手段では、文書通知手段1
08から、文書IDと、ユーザIDリストを文書ID毎
に記録する(ステップS610)。このときに、情報提
供数の上限があるか否かを判断し(ステップS61
1)、超えている場合には(ステップS611でYe
s)、文書削除手段602に知らせ、超えていない場合
には(ステップS611でNo)、文書通知手段108
は、ユーザに通知する。そして文書削除手段では、ユー
ザIDの数が上限数を上回っている場合(601→60
2)、文書配布条件、登録場所情報を文書配布条件DB
403、文書登録場所インデックス402から削除する
(ステップS612:それぞれ602→403と602
→402)。
【0176】そして超えていない場合には、ユーザに通
知する(ステップS613:108→109)。この本
実施形態のフローは、前記した実施形態と同様に、ユー
ザ認識・確認(ステップS100)の記載を省略してい
る。本実施形態では、前記ユーザ認識・確認と、ユーザ
位置検出(ステップS601〜S603)と、配布文書
停止(ステップS605〜S604までの配布上限数の
通知と、ステップS610〜S612までの通知ユーザ
管理手段と文書削除手段による文書)と、第2クライア
ントによる情報提供入力(ステップS605)と、地図
地図情報検索・関連文書抽出(ステップS604および
S608)と、ユーザ通知(ステップS613)とを有
している。
【0177】以上第10実施形態の説明では、すべての
構成要素がサーバ上にあることを例として説明したが、
下記第11実施形態に示すように、ユーザが持つ端末上
に、場所取得手段301、ユーザ管理手段102、文書
DB検索手段107および文書通知手段108のみをク
ライアントとして構成し、残りの構成要素をサーバ上で
動作させる構成とすることも可能である。
【0178】<第11実施形態>本実施形態は、図24に
示すように、第10実施形態の構成を、前記同様に、第
1のクライアントと、サーバと、第2のクライアントに
分けて構成されている。なお第2のクライアントをサー
バ側に設け、情報提供者(第2のクライアント)からの
ユーザへの情報の提供を、情報記録媒体を介して受け付
けることもできる。このような情報提供者からの受付の
方法は、特に限定されず、他の実施形態でも同様に採用
することができ、また、回線を介して受け付けることも
できる。
【0179】このような本実施形態では、第1のクライ
アントとして、場所取得手段301と、受信手段109
と、表示手段110とを有している。図24に示すよう
に、サーバとしては、ユーザ管理手段102と、地図D
B104と、文書DB106と、文書DB検索手段10
7と、文書通知手段108と、文書登録場所インデック
ス402と、文書配布条件DB403と、地図・ユーザ
検索手段404と、通知ユーザ管理手段601および文
書削除手段602とを有する。第2のクライアントとし
ては、文書登録手段401を有する。
【0180】このような第11実施形態の動作は、前記
第10実施形態と同様であり、第11実施形態と基本的
な動作のやり取りは同様であるが、本実施形態では、第
1のクライアントと、サーバと、第2のクライアント
と、大きく3つに分離した構成としたので、302から
102へのステップS603の動作は、第1のクライア
ントからサーバへの出力となり、ステップS604がサ
ーバ内の403からサーバ内の404の出力となり、ス
テップS604が第2クライアント内の403からサー
バ内の404の出力を含むこととなり、同様に、ステッ
プS607が第2クライアント内の401からサーバ内
の601の出力となり、ステップS612がサーバ内の
602から第2クライアント内の403の出力を含むこ
ととなる。その他、上記実施形態の記載に従う。
【0181】<第12実施形態>本第12実施形態では、
図25に示すよう第10実施形態の構成と比較して、文
書削除手段が無い場合に相当している。その他は、第1
0実施形態と構成上同様である。
【0182】このような第12実施形態の動作は、図2
6に示すように、第10実施形態のステップS607ま
で、同一である。その後、通知ユーザ管理手段601
は、上限数を文書登録手段401から受け取る(ステッ
プS620:401→601)。次いで、通知ユーザ管
理手段601は、文書DB検索手段から、文書ID、ユ
ーザIDリストを取得して文書ID毎に文書を通知した
ユーザ数をカウントし(:107→601)、カウント
した値と前記上限数とを比較する。そして通知ユーザ管
理手段601は、カウント値が前記上限数を超えている
場合には、この上限数の定められた文書、チケット、ク
ーポン券などのユーザに有益な情報あるいは利益等をも
たらす媒体の配布通知を文書通知手段に指示しないよう
にし、文書通知手段はこのため文書情報の通知を受信手
段に行わない(ステップS622)。
【0183】そしてその他の情報については、第1 実施
形態と同様に、ユーザに通知し、処理を終了する(ステ
ップS623(ステップS106))。この本実施形態
のフローは、前記した第6実施形態と同様に、ユーザ認
識・確認(ステップS100)の記載を省略している。
本実施形態では、前記ユーザ認識・確認と、ユーザ位置
検出(ステップS601〜S603)と、配布文書停止
(ステップS605〜S604までの配布上限数の通知
と、ステップS620〜S622までの通知ユーザ管理
手段と文書削除手段による文書)と、第2クライアント
による情報提供入力(ステップS605)と、地図地図
情報検索・関連文書抽出(ステップS604およびS6
08)と、ユーザ通知(ステップS613)とを有して
いる。
【0184】なお本実施形態でも、装置構成は、すべて
第10実施形態の項で記載した全ての装置構成が可能で
ある。
【0185】<第13実施形態>本実施形態は、第11実
施形態等と同様の構成を有しており、これらが、回線を
介して有機的に結合している点が異なっている。すなわ
ち、本実施形態では、第1のクライアントと、サーバ
と、第2のクライアントとからなり、第1のクライアン
トは、場所取得手段301と、受信手段109と、表示
手段110とを有している。また、サーバは、ユーザ管
理手段102と、地図DB104と、文書DB106
と、文書DB検索手段107と、文書通知手段108
と、領域条件ルールDB201と、文書登録場所インデ
ックス402と、文書配布条件DB403と、地図・ユ
ーザ検索手段404と、通知ユーザ管理手段601とを
有している。
【0186】第2のクライアントは、前記同様であり、
文書登録手段401を有している。このような第13実
施形態の動作は、前記第12実施形態と同様であるが、
上記ステップのうち、ステップS620は、第2のクラ
イアント内の401→サーバ内の601間でやりとりが
行われる以外は前実施形態と同様であり、その他、他の
実施形態と同様である。
【0187】<第14実施形態>本実施形態は、前記第1
実施形態に説明した情報提供装置を実現するための他の
方法である。本実施形態は図28に示すように、情報提
供装置は、それぞれデータ処理装置、記憶装置を備え、
情報提供装置によって実行される処理を実現するための
プログラムを記録した記録媒体を備える。このような記
録媒体としては、例えば、磁気ディスク、半導体メモ
リ、CD−ROM、DVD−ROM等が挙げられ、その
他、記録可能ないかなる媒体も、記録媒体の範疇に含ま
れる。なお、前記した記録媒体には、一度保存すれば永
久的に保存できるようなものであってもよく、また、保
存後に再書き込み可能なものであってもよく、さらに一
時的に保存できるようなものであってもよい。このよう
な記録媒体は、少なくとも1つ存在する。
【0188】本実施形態では、前記したような記録媒体
から本発明に係る情報提供装置のデータ処理装置に読み
込まれ、データ処理装置に少なくとも地図情報検索手段
と文書DB検索手段とを生成させ、また、場所条件入力
手段とユーザ管理手段を生成する。データ処理装置は、
この端末を制御するプログラムにより第1実施形態にお
ける地図情報検索手段手段および文書DB検索手段と同
一の処理を実行する。なお地図DBおよび文書DBは、
前記記憶装置内に生成されてもよく、あるいは、上記第
1実施形態と同様に、回線を介して接続できるような、
外部のDB(データベース)として設けられていてもよ
い。前記「回線」の概念には、USBあるいはIEEE
1394のようなバスも含む。また、場所条件入力手段
は、ユーザが本発明に係る情報提供装置とアクセスした
際に、当該装置から、使用された端末部に表示可能とな
っているので、ユーザ端末上に設けてもよく、あるいは
情報提供装置上に設けられてもよく、さらに、回線(有
線あるいは無線)により接続可能な外部に設けられてい
てもよく、制限されない。これらの処理のフローは、第
1実施形態で説明したのと同様である。
【0189】<第15実施形態>本実施形態は、前記第2
実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法で
ある。本実施形態でも図28に示すように、クライアン
ト、サーバは、それぞれデータ処理装置、記憶装置を備
え、さらにそれぞれのサーバまたはクライアントの端末
によって実行される処理を実現するためのプログラムを
記録した記録媒体を備える。このような記録媒体として
は、前記実施形態で記載したのと同様のものが挙げられ
る。
【0190】クライアント(ユーザ)を制御するプログ
ラムは、上記したような記録媒体から情報提供装置のデ
ータ処理装置に読み込まれ、場所条件入力手段を生成す
る。なおユーザ場所嗜好DBがクライアントに設けられ
る場合には、クライアントの記憶装置内に当該DBが設
けられる。また、受信手段および表示手段については、
通常使用されているものが用いられてもよい。またサー
バを制御するプログラムは、前記クライアントと同様に
記録媒体から情報提供装置のデータ処理装置に読み込ま
れ、該装置に少なくとも地図情報検索手段と、文書DB
検索手段を生成する。その他、前記第14実施形態と同
様である。
【0191】<第16実施形態>本実施形態は、前記第3
実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法で
ある。本実施形態でも前記第14実施形態と同様に、図
28に示すような構成を有している。さらに情報提供装
置によって実行される処理を実現するためのプログラム
を記録した記録媒体を備える。このような記録媒体は、
前記第14実施形態と同様である。
【0192】本実施形態でも前記第14実施形態同様
に、前記したような記録媒体から本発明に係る情報提供
装置のデータ処理装置に読み込まれ、該データ処理装置
に少なくとも地図情報検索手段と文書DB検索手段とを
生成させ、場所条件入力手段とユーザ管理手段を前記同
様にして生成する。またデータ処理装置も前記同様に、
この端末を制御するプログラムにより第3実施形態にお
ける地図情報検索手段手段および文書DB検索手段と同
一の処理を実行する。また、場所条件入力手段は、前記
第14実施形態と同様であり、このような場所条件入力
手段により入力される領域条件を規定したフォームによ
り入力する際に使用されるフォームは、領域条件ルール
DBにより入手できるようになっている。この領域条件
ルールDBも前記地図DB等と同様に設けられる。これ
らの処理のフローは、第3実施形態で説明したのと同様
である。
【0193】<第17実施形態>本実施形態は、前記第4
実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法で
ある。前記実施形態同様、本実施形態でも図28に示す
ように、情報提供装置は、前記同様にデータ処理装置、
記憶装置を備え、さらに前記同様に、情報提供の処理を
実現するためのプログラムを記録した前記同様の記録媒
体を備える。情報提供装置を制御するプログラムは、上
記したのと同様にして記録媒体から情報提供装置のデー
タ処理装置に読み込まれ、場所取得手段、ユーザ管理手
段、ユーザ位置保持手段、領域条件指定手段、地図情報
検索手段文書DB検索手段および文書通知手段などの各
手段が前記同様に生成し、あるいはデータ処理装置がこ
れらの手段を記憶装置と相互にアクセスすることによっ
て形成され、または更新される。これによって、前記手
段が実質的に確保される。なお場合によっては、文書通
知手段は、外部と通信する機能を有するいわゆる通信部
と記憶装置とが関連して設けることができる。その他、
前記第14実施形態と同様であり、また、処理のフロー
は、第4実施形態と同様である。
【0194】<第18実施形態>本実施形態は、前記第5
実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法で
ある。本実施形態でも図28に示すように、クライアン
トおよびサーバは、それぞれデータ処理装置、記憶装置
を備え、さらにそれぞれのサーバまたはクライアントの
端末によって実行される処理を実現するためのプログラ
ムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体は、前記
と同様である。クライアント(ユーザ)を制御するプロ
グラムは、前記同様、記録媒体から情報提供装置のクラ
イアントに読み込まれ、クライアントのデータ処理装置
に場所取得手段301と領域条件指定手段303の領域
を生成する。また、場合によっては、ユーザ位置保持手
段302を、さらに、ユーザ管理手段102をサーバに
生成することもできる。なおクライアントにプログラム
を読み込む際に使用される記録媒体あるいはこの記録媒
体に記録されたプログラムは、後述するサーバ側の記録
媒体により入手したり、あるいはサーバの記憶装置内の
記録媒体からのプログラムのクライアントの動作に関す
るプログラムを、アクセス等してダウンロード等により
入手することもできる。
【0195】またサーバを制御するプログラムは、前記
クライアントと同様にサーバの記録媒体からサーバのデ
ータ処理装置に読み込まれ、図13(1)に示すような
ユーザ管理手段102と、ユーザ位置保持手段と、地図
情報検索手段105と文書DB検索手段107とが確保
される。なお地図DB104および文書DB106は、
前記したように、サーバの記憶装置内に設けられてもよ
く、サーバ外に設けることもできる。なお前記ユーザ位
置保持手段は、サーバあるいはクライアントのいずれか
に生成あるいは確保されればよい。また、受信手段およ
び表示手段は、クライアントとして、通常使用されてい
るものが用いられる。なおクライアントとして、図13
(1)、(2)に示すように構成したり、領域条件指定
手段303およびユーザ位置保持手段302を図14
(1)、(2)に示すように、サーバ側に設けることも
でき、受信手段と表示手段を除くその他の構成がサーバ
側にあるように、設けることもできる。その他、前記手
段は、前記第14実施形態と同様であり、あるいは前記
第14実施形態と同様にして、クライアントあるいはサ
ーバ内に適宜設けることもできる。
【0196】<第19実施形態>本実施形態は、前記第6
実施形態に説明した情報提供装置を実現するための他の
方法である。本実施形態も図28に示すように、情報提
供装置は、それぞれデータ処理装置、記憶装置を備え、
情報提供装置によって実行される処理を実現するための
プログラムを記録した記録媒体を備える。このような記
録媒体は、前記同様である。
【0197】本実施形態でも、前記同様に、記録媒体か
ら本発明に係る情報提供装置の記憶装置に読み込まれ、
データ処理装置に、図15に示すような地図・ユーザ検
索手段404と文書DB検索手段107とを生成させ、
その動作を制御して、記憶装置に場所条件入力手段10
1とユーザ管理手段102を生成する。データ処理装置
は、この端末を制御するプログラムにより第6実施形態
における地図・ユーザ検索手段および文書DB検索手段
と同一の処理を実行する。さらに、記憶装置に、情報提
供者(広告主を含む)からの情報をユーザに提供するた
めの文書登録手段401を確保する。なお地図DBおよ
び文書DBは、前記記憶装置内に生成されてもよく、あ
るいは、上記第1実施形態と同様に、回線を介して接続
できるような、外部のDB(データベース)として設け
られていてもよい。この前記「回線」の概念には、前記
同様、USBあるいはIEEE1394のようなバス線
も含まれる。また、場所条件入力手段は、ユーザが本発
明に係る情報提供装置とアクセスした際に、当該装置か
ら、使用された端末部に表示可能となっているので、ユ
ーザ端末上に設けてもよく、あるいは情報提供装置上に
設けられてもよく、さらに、回線(有線あるいは無線)
により接続可能な外部に設けられていてもよく、制限さ
れない。また、文書配布条件DBおよび文書登録場所イ
ンデックスは、前記文書登録手段と独立して設けてもよ
く、あるいは文書登録手段と関連付けて設けることもで
きる。これらの処理のフローは、第6実施形態で説明し
たのと同様である。
【0198】<第20実施形態>本実施形態は、前記第7
実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法で
ある。本実施形態でも図28に示すように、クライアン
トおよびサーバは、それぞれデータ処理装置、記憶装置
を備え、さらにそれぞれのサーバまたはクライアントの
端末によって実行される処理を実現するためのプログラ
ムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体は、前記
と同様である。クライアント(ユーザ)を制御するプロ
グラムは、前記同様に、記録媒体から情報提供装置のク
ライアントに読み込まれ、図17に示すようなクライア
ントのデータ処理装置に、場所条件入力手段101とユ
ーザ場所嗜好DB103を生成する。なおクライアント
にプログラムを読み込む際に使用される記録媒体あるい
はこの記録媒体に記録されたプログラムは、後述するサ
ーバ側の記録媒体により入手したり、あるいはサーバの
記憶装置内の記録媒体からのプログラムのクライアント
の動作に関するプログラムを、アクセス等してダウンロ
ード等により入手することもできる。
【0199】またサーバを制御するプログラムは、前記
クライアントと同様にサーバの記録媒体からサーバのデ
ータ処理装置に読み込まれ、ユーザ管理手段102と、
地図・ユーザ検索手段404と、文書DB検索手段10
7と文書文書通知手段108とが生成される。なお地図
DB104および文書DB106は、前記したように、
サーバの記憶装置内に設けられてもよく、サーバ外に設
けることもできる。さらに、文書登録手段401、文書
配布条件DBおよび文書登録場所インデックス等は、前
記第19実施形態と同様であり、また地図DBおよび文
書DBも、前記第19実施形態同様である。また、場所
条件入力手段も前記同様である。
【0200】また、本実施形態が、図18に示すような
第1のクライアントと、サーバと、第2のクライアント
に構成される場合には、第2のクライアントとして、本
実施形態のサーバ内に構成される文書登録手段が構成さ
れることとなり、第2のクライアントの構成は、前記図
28に示す構成が採用される場合には、本実施形態のク
ライアントの項で説明したのと同様にして、文書登録手
段が構成される。これらの処理のフローは、第7実施形
態で説明したのと同様である。
【0201】<第21実施形態>本実施形態は、前記第8
実施形態に説明した情報提供装置を実現するための他の
方法である。本実施形態も図28に示す構成が採用され
る。本実施形態の情報提供装置も、前記同様に、データ
処理装置、記憶装置を備え、情報提供装置によって実行
される処理を実現するためのプログラムを記録した記録
媒体を備える。使用される記録媒体も前記同様である。
【0202】本実施形態でも、前記したような記録媒体
から本発明に係る情報提供装置のデータ処理装置に読み
込まれ、図19に示すような受信手段109および表示
手段110を除く構成が確保される。このときに、たと
えば、データ処理装置は、前記同様に制御して、場所条
件入力手段101とユーザ管理手段102を生成する。
またその他の図19に示す受信手段109および表示手
段110以外の構成を記憶装置内にあるいはデータ処理
装置が、記憶装置内に各手段が各処理を実行するよう
に、たとえば地図・ユーザ検索手段内の各領域算出手段
での処理内容を含むプログラムを記憶装置内に確保し、
確保されたプログラムの処理を読み取って、データ処理
装置が処理を実行するように、前記手段を生成あるいは
確保する。このような手段の生成または確保のしかた
は、他の実施形態でも同様である。その他、第19実施
形態と同様である。これらの処理のフローは、第8実施
形態で説明したのと同様である。
【0203】<第22実施形態>本実施形態は、前記第1
0実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法
である。本実施形態でも図28に示すように、クライア
ントおよびサーバは、それぞれデータ処理装置、記憶装
置を備え、さらにそれぞれのサーバまたはクライアント
の端末によって実行される処理を実現するためのプログ
ラムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体は、前
記と同様である。
【0204】クライアント(ユーザ)を制御するプログ
ラムは、前記同様、記録媒体から情報提供装置のクライ
アントに読み込まれ、クライアントのデータ処理装置に
場所条件入力手段101とユーザ場所嗜好DB103を
生成する。また、場合によっては、ユーザ管理手段10
2をクライアントに生成することもできる。その他、ク
ライアントに関しては、前記同様であり、クライアント
にプログラムを読み込む際に、後述するサーバ側の記録
媒体により入手したりなど、前記同様にして入手するこ
ともできる。なおその他の構成は、図21の第1のクラ
イアントに示す構成と同様である。
【0205】またサーバを制御するプログラムは、前記
クライアントと同様にサーバの記録媒体からサーバのデ
ータ処理装置に読み込まれ、図21のサーバに示される
ような構成に、ユーザ管理手段102と、地図・ユーザ
検索手段(詳細は第9実施形態と同様に、図19の地図
・ユーザ検索手段参照)と、文書DB検索手段107等
が生成または確保される。なお地図DB104および文
書DB106は、前記したように、サーバの記憶装置内
に設けられてもよく、サーバ外に設けることもできる。
また文書配布条件DBおよび文書登録場所インデックス
は、前記第20実施形態と同様に構成することもでき
る。また、受信手段および表示手段は、第1のクライア
ントとして、通常使用されているものが用いられる。な
お第2のクライアントも前記第1のクライアントと同様
にして、第20実施形態と同様にして、図21に示すよ
うに構成することができる。その他、第2のクライアン
トの構成は、第20実施形態と同様であり、また、第2
実施形態の文書登録手段401をサーバ内に生成しある
いは設けることもできる。
【0206】<第23実施形態>本実施形態は、前記第1
0実施形態に説明した情報提供装置を実現するための他
の方法である。本実施形態も図28に示すように、情報
提供装置は、データ処理装置、記憶装置を備え、情報提
供装置によって実行される処理を実現するためのプログ
ラムを記録した記録媒体を備える。このような記録媒体
は、前記同様である。
【0207】本実施形態でも、前記したような記録媒体
から本発明に係る情報提供装置のデータ処理装置に読み
込まれて、データ処理装置に少なくとも地図・ユーザ検
索手段404と文書DB検索手段107とを生成させ、
同様にして場所取得手段とユーザ管理手段とを生成ある
いは確保する。データ処理装置は、この端末を制御する
プログラムにより第10実施形態における地図・ユーザ
検索手段404および文書DB検索手段107と同一の
処理を実行する。なお地図DBおよび文書DBは、前記
第14実施形態同様に設けられる。また、場所取得手段
は、第14実施形態の場所条件入力手段と同様に生成ま
たは設けることができる。これらの処理のフローは、第
10実施形態で説明したのと同様である。
【0208】<第24実施形態>本実施形態は、前記第1
1実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法
である。本実施形態でも図28に示すように、第1及び
第2のクライアントおよびサーバは、それぞれデータ処
理装置、記憶装置を備え、さらにそれぞれのサーバまた
はクライアントの端末によって実行される処理を実現す
るためのプログラムを記録した記録媒体を備える。この
記録媒体は、前記と同様である。クライアント(ユー
ザ)を制御するプログラムは、前記同様、記録媒体から
情報提供装置のクライアントに読み込まれ、クライアン
トのデータ処理装置に少なくとも場所取得手段301
を、さらに領域条件指定手段303の領域を生成または
確保する。また、場合によっては、ユーザ位置保持手段
302を、さらに、ユーザ管理手段102をサーバに生
成または確保することもできる。その他、前記第14実
施形態のクライアントにおいて説明したのと同様であ
る。
【0209】またサーバを制御するプログラムは、前記
クライアントと同様にサーバの記録媒体からサーバのデ
ータ処理装置に読み込まれ、図24に示すようなユーザ
管理手段102と、地図・ユーザ検索手段404等を、
図24のサーバに示す構成として、生成しあるいは確保
するその他、前記手段は、前記第20〜22実施形態と
同様であり、あるいは前記第20〜22実施形態と同様
にして、第1、第2のクライアントあるいはサーバ内に
適宜設けることができる。
【0210】<第25実施形態>本実施形態は、前記第1
2実施形態に説明した情報提供装置を実現するための他
の方法である。本実施形態も前記同様に図28に示す構
成を採用することができる。このようにして、前記第1
4実施形態〜24実施形態と同様にして、図25に示す
ような構成を、図28に示す構成にした装置内に確保す
ることができる。これらの処理のフローは、第12実施
形態で説明したのと同様である。
【0211】<第26実施形態>本実施形態は、前記第1
3実施形態に説明した情報提供装置を実現する他の方法
である。本実施形態でも図28に示す装置の構成が採用
され、図24に示すようなクライアント、サーバあるい
は第1および第2のクライアントとサーバの構成が、前
記第14実施形態〜第25実施形態と同様にして生成し
あるいは確保される。これらの処理のフローは、第13
実施形態で説明したのと同様である。
【0212】以上、説明したように、本発明にかかる情
報提供装置は、ユーザが好む場所から隣接する近隣情報
を、提供するための装置であり、このような装置の提供
により、ユーザは、本人の嗜好に応じて、自由に知らな
い土地情報を得ることができる。また、このような本発
明に係る装置は、前記したような各構成を有しており、
このような情報提供装置による情報検索を行う場合に
は、前記した各フローチャートに従い、動作が実行され
るが、このような動作を実行させるためのプログラム
は、地理情報検索・関連文書抽出をメインプログラムと
して含んだ構成となっており、このメインプログラムと
し、他のプログラムをサブプログラムあるいはアプリケ
ーションソフトとして、作成されていてもよい。
【0213】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれ
ば、ユーザが登録した自分の居住場所や興味を持つ地点
(情報を得たい地点)を基準とした地理的な領域によっ
て、地図データベースを検索し、そこで検索された領域
内に存在する建物名や地名等を基にして、再度文書デー
タベースを検索する事により、ユーザが登録した場所
(情報を得たい地点あるいは起点)に関連した情報を容
易に取得する事が可能となる。
【0214】また、文書データベースに含まれる文書の
登録場所を事前に決定する必要もなく、簡易な構成で既
存のデータベースをシステムで利用可能となる。さら
に、地理的な領域検索の条件として、直線距離や経路領
域、到達可能性などの情報を適宜組み合わせる事によ
り、より詳細な領域条件を指定することによる情報取得
が可能となる。
【0215】また、ユーザが仮想世界の中を移動した
り、ユーザの現実世界での現在位置を取得する手段と組
み合わせる事によって、ユーザが非同期に情報を取得で
きるだけでなく、ユーザの移動に従ってあるいは移動に
伴って、リアルタイムに情報の取得が行えるようにな
る。情報提供者に対しては、広告などを提供する情報に
対して、情報配布の際の地理的条件を付加できるように
する事によって、情報提供者側の利便にかなった地理的
な情報提供が行うことができる。
【0216】また、情報の配布条件に、直線距離や経路
領域、到達可能性による情報を適宜組み合わせる事によ
り、例えば「店舗から徒歩15分以内」の領域を対象と
するといった、より詳細な地理的条件を指定して情報検
索を行なったり情報提供が可能となる。
【0217】さらに、ユーザが仮想世界の中を移動した
り、ユーザの現実世界での現在位置を取得する手段と組
み合わせる事によって、非同期に情報を提供するだけで
なく、ユーザの移動に従ってリアルタイムに情報の提供
が行えるようになる。
【0218】また、本発明では、その装置構成は、シス
テム全体として各要素を有していてもよく、また、クラ
イアントとサーバあるいは第1クライアントとサーバと
第2クライアントとして、それぞれ必要な構成を有し、
これらを1つのシステムととらえた場合に、前記した各
要素が含まれるようになっていればよい。このため、サ
ーバ、クライアント(第1クライアントおよび第2クラ
イアントの少なくともいずれか)が、それぞれ回線(有
線および無線を含む)を介して連結されていれば、本発
明に含有される。
【0219】このようなシステム全体としての動作を規
定するプログラムは、いわば、システム全体に作用して
おり、このようなプログラムは、ある特定の媒体に記憶
されていることに制限されず、任意の記憶装置あるいは
記録媒体に移行したりダウンロードすることが可能であ
る。また、これら装置を使用するために実行されるプロ
グラムは、地理情報検索・関連文書抽出をメインプログ
ラムとして含んだ構成となっているが、他のプログラム
を付加したり、あるいは、サブプログラムとして、メイ
ンプログラムに付加することもできるように構成するこ
ともできる。これらサブプログラム(アプリケーション
プログラム)として、前記したような、ユーザ位置検
出、第2クライアントによる情報提供入力、ユーザ認識
・確認、領域条件提示および領域条件抽出算出、ユーザ
通知、文書配布停止をメインプログラムに含むようにす
ることもできる。これらメインプログラムおよび個々の
サブプログラムは、単一でもあるいは組み合わせて、回
線を介してダウンロード等することにより、入手可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明による第1実施形態のユーザ場所嗜好D
B103に登録されるデータの一例を示す図である。
【図3】第1実施形態の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】第2実施形態の構成例の一例を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第3実施形態の領域条件ルールDB2
01に格納されているルールの一例を示す図である。
【図7】本発明の第3実施形態のユーザ場所嗜好DB1
03に登録されるデータの一例を示す図である。
【図8】本発明の第3実施形態で領域条件として経路領
域を指定した場合の検索対象領域を示す摸式図である。
【図9】本発明の第3実施形態の流れを示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第4実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図11】本発明の第4実施形態のユーザインタフェー
スの一実施例を示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態の流れを示すフローチ
ャートである。
【図13】第5実施形態の他の構成例の一例を示す図で
ある。
【図14】第5実施形態のさらに他の構成例の一例を示
す図である。
【図15】第6実施形態の他の構成例の一例を示す図で
ある。
【図16】本発明の第6実施形態の流れを示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の第7実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図18】本発明の第7実施形態の構成を第1のクライ
アントと、サーバと第2のクライアントに分けた構成例
を示すブロック図である。
【図19】第8実施形態の他の構成例の一例を示す図で
ある。
【図20】第8実施形態の流れを示すフローチャートで
ある。
【図21】本発明の第9実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図22】本発明の第10実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図23】本発明の第10実施形態の流れを示すフロー
チャートである。
【図24】本発明の第11実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図25】本発明の第12実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図26】本発明の第12実施形態の流れを示すフロー
チャートである。
【図27】本発明の第12実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図28】本発明に使用されるサーバまたはクライアン
トの装置構成の例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 3 記憶装置 4 出力装置 6 記録媒体 7 データ処理装置 101 場所条件入力手段 102 ユーザ管理手段 103 ユーザ場所嗜好DB 104 地図DB 105 地図情報検索手段 106 文書DB 107 文書DB検索手段 108 文書通知手段 109 受信手段 110 表示手段 201 領域条件ルールDB 202 場所条件解析手段 203 直線距離範囲領域算出手段 204 経路領域算出手段 205 到達可能領域算出手段 206 地図領域検索手段 301 場所取得手段 302 ユーザ位置保持手段 303 領域条件指定手段 401 文書登録手段 402 文書登録場所インデックス 403 文書配布条件DB 404 地図・ユーザ検索手段 409 (文書)入力手段 410 表示手段 501 領域内ユーザ検索手段 601 通知ユーザ管理手段 602 文書削除手段

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報を有する場所情報と、ある場所
    からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1つを
    含む領域条件とを入力して、地図上の施設名称または道
    路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DB
    から、施設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽
    出する地図情報検索手段と、 前記地図情報検索手段より抽出された施設および/また
    は場所情報を受け取り、該情報をキーワードとしてユー
    ザに提供する文書を保持する文書DBから該当する文書
    を検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 【請求項2】 ユーザ毎のIDを管理し、端末から受け
    取ったユーザが興味を持った場所の場所情報またはある
    場所からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1
    つを含む領域条件にユーザIDを付与するユーザ管理手
    段と、 前記ユーザ管理手段から受け取った前記場所情報または
    前記領域条件をユーザIDとともに保持するユーザ場所
    嗜好DBと、 前記ユーザ場所嗜好DBから前記場所情報と前記領域条
    件とを入力して、地図上の施設名称または道路の連接関
    係情報とを座標情報とともに保持する地図DBから、施
    設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出する地
    図情報検索手段と、 前記地図情報検索手段より抽出された施設または場所の
    情報を受け取り、受け取った該情報をキーワードとして
    ユーザに提供する文書を保持する文書DBから該当する
    文書を検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  3. 【請求項3】 端末からユーザが興味を持った場所の場
    所情報またはある場所からの距離、経路、時間および料
    金の少なくとも1つを含む領域条件とを受け取った場
    合、ユーザを確認するユーザ管理手段と、 前記ユーザ管理手段から前記場所情報と前記領域条件と
    を入力して、地図上の施設名称または道路の連接関係情
    報とを座標情報とともに保持する地図DBから、施設情
    報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出する地図情
    報検索手段と、 前記地図情報検索手段より抽出された施設または場所の
    情報を受け取り、受け取った該情報をキーワードとして
    ユーザに提供する文書を保持する文書DBから該当する
    文書を検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  4. 【請求項4】 ある場所からの距離、経路、時間および
    料金の少なくとも1つを含む領域条件をルール形式で保
    持する領域条件ルールDBと、 前記地図情報検索手段は、場所情報解析手段と、1以上
    の領域算出手段と、地図領域検索手段とを有し、 前記場所条件解析手段により、領域条件ルールDBに登
    録された前記ルール形式を参照して、入力された前記領
    域条件が分類され、 前記1以上の領域算出手段は、前記場所条件解析手段に
    より分類した領域条件を入力して領域が算出され、 前記地図領域検索手段は、前記1以上の領域算出手段の
    少なくとも1つから出力された算出結果を用いて地図D
    Bが検索されることを特徴とする請求項1に記載の情報
    提供サーバ。
  5. 【請求項5】 前記1以上の領域算出手段は、 前記領域条件として直線距離が指定された場合には前記
    場所条件解析手段から前記場所情報と前記領域条件とを
    受け取り、前記場所情報により指定された場所を中心に
    指定された距離半径の領域を算出する直線距離範囲領域
    算出手段と、 前記領域条件として経路が指定された場合には前記場所
    条件解析手段から前記場所情報と前記領域条件とを受け
    取り、指定された経路に沿う領域を算出する経路領域算
    出手段と、 前記領域条件として到達可能性条件が指定された場合に
    は前記場所条件解析手段から前記場所情報と前記領域条
    件とを受け取り、該条件に従って到達可能な領域を算出
    する到達可能領域算出手段と、から選択される少なくと
    も1つを有することを特徴とする請求項4に記載の情報
    提供サーバ。
  6. 【請求項6】 前記文書DB検索手段により検索された
    前記文書をユーザに提示する文書通知手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜5に記載の情報提供サーバ。
  7. 【請求項7】 ユーザが興味を持った場所の場所情報、
    またはある場所からの距離、経路、時間および料金の少
    なくとも1つを含む領域条件を入力する場所条件入力手
    段と、 情報提供サーバに対し、前記場所条件入力手段から場所
    情報と前記領域条件とを出力し、前記場所情報と前記領
    域条件とを用いて地図上の施設名称または道路に連接し
    た連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
    ら施設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを抽出さ
    せて得られた施設情報または場所情報をキーワードとし
    てユーザに提供する文書を検索させ、前記検索された文
    書を送信させ、 前記送信させた文書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  8. 【請求項8】 ユーザが興味を持った場所の場所情報、
    またはある場所からの距離、経路、時間および料金の少
    なくとも1つを含む領域条件を入力する場所条件入力手
    段と、 前記入力された場所情報と前記領域条件とを保持するユ
    ーザ場所嗜好DBと、 情報提供サーバに対し前記場所情報と前記領域条件とを
    出力し、前記場所情報と前記領域条件とを用いて地図上
    の施設名称または道路に連接した連接関係情報を座標情
    報とともに保持する地図DBから、施設情報若しくは場
    所情報の少なくとも1つを抽出させ、該施設情報または
    場所情報をキーワードとしてユーザに提供する文書を検
    索させ、前記検索された文書を送信させ、 前記送信された文書を受信する受信手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  9. 【請求項9】 位置情報を有する場所情報と、ある場所
    からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1つを
    含む領域条件とを入力するステップと、 地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
    とともに保持する地図DBから、施設情報若しくは場所
    情報の少なくとも1つを抽出する地図情報検索ステップ
    と、 前記地図情報検索手段より抽出された施設および/また
    は場所情報を受け取り、該情報をキーワードとしてユー
    ザに提供する文書を保持する文書DBから該当する文書
    を検索する文書DB検索ステップと、 を有することを特徴とする地理的情報を検索するための
    方法。
  10. 【請求項10】 位置情報を有する場所情報と、ある場
    所からの距離、経路、時間および料金の少なくとも1つ
    を含む領域条件とを入力して、地図上の施設名称または
    道路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図D
    Bから、施設情報若しくは場所情報の少なくとも1つを
    抽出する地図情報検索処理と、 前記地図情報検索手段より抽出された施設および/また
    は場所情報を受け取り、該情報をキーワードとしてユー
    ザに提供する文書を保持する文書DBから該当する文書
    を検索する文書DB検索処理と、 を有することを特徴とする情報提供装置に処理を実行す
    るためのサーバが読み取り可能なプログラムを記録した
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 興味を持った場所の場所情報、また
    は、ある場所からの距離、経路、時間および料金の少な
    くとも1つを含む領域条件を入力する場所条件入力処理
    と、 情報提供サーバに対し、前記場所情報と前記領域条件と
    を出力し、前記場所情報と前記領域条件とを用いて地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBから、施設情報若しくは場所情報
    の少なくとも1つを抽出させ、前記検索された文書を送
    信させ、 前記送信された文書を受信する受信処理と、 前記受信した文書を表示する表示処理と、 を有することを特徴とする情報提供装置の処理を実行す
    るためのクライアントが読み取り可能なプログラムを記
    録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 仮想的あるいは現実のユーザの位置を
    リアルタイムに取得し、端末に対し、ある場所からの距
    離、経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域
    条件を提示させ、前記端末から指定された前記領域条件
    を受け取り、前記領域条件から地図上の領域を特定し、
    地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
    とともに保持する地図DBから、前記領域条件に合致す
    る施設名称若しくは場所の名称の少なくとも1つを検索
    する地図情報検索手段と、 前記地図情報検索手段より施設名称または場所名称の少
    なくとも1つを受け取り、受け取った該名称をキーワー
    ドとしてユーザに提供する文書を保持する文書DBから
    該当する文書を検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  13. 【請求項13】 ユーザ毎のIDを管理し、端末からリ
    アルタイムに受け取った仮想的あるいは現実のユーザの
    場所情報にユーザIDを付与してユーザ位置保持手段に
    渡すユーザ管理手段と、 前記ユーザ管理手段から受け取った前記ユーザIDと前
    記ユーザの場所情報とを保持するユーザ位置保持手段
    と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金の少なくと
    も1つを含む領域条件をルール形式で保持する領域条件
    ルールDBと、 前記ユーザ位置保持手段から前記ユーザの場所情報を受
    け取り、前記領域条件ルールDBの前記ルール形式を参
    照して端末に対して前記領域条件を提示し、前記端末か
    らリアルタイムに指定された領域条件を受け取り、前記
    領域条件ルールDBを参照して、前記指定された領域条
    件から地図上の領域を特定し、地図上の施設名称および
    道路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図D
    Bから、前記領域条件に合致する施設名称または場所の
    名称の少なくとも1つを検索する地図情報検索手段と、 前記地図情報検索手段より施設の名称または場所の名称
    を受け取り、受け取った名称をキーワードとしてユーザ
    に提供する文書を保持する文書DBから該当する文書を
    検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  14. 【請求項14】 端末からリアルタイムに受け取った仮
    想的あるいは現実のユーザの場所情報を受け取った場合
    に、前記端末を確認するユーザ管理手段と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金の少なくと
    も1つを含む領域条件のうち、前記端末により指定可能
    な領域条件のルール形式を保持する領域条件ルールDB
    と、 前記ユーザ管理手段から前記ユーザの場所情報を受け取
    り、前記領域条件ルールDBの前記ルール形式を参照し
    て端末に対して前記領域条件を提示し、前記端末からリ
    アルタイムに指定された領域条件を受け取り、前記領域
    条件ルールDBを参照して、前記指定された領域条件か
    ら地図上の領域を特定し、地図上の施設名称および道路
    の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図DBか
    ら、前記領域条件に合致する施設名称または場所の名称
    の少なくとも1つを検索する地図情報検索手段と、 前記地図情報検索手段より施設の名称または場所の名称
    を受け取り、受け取った名称をキーワードとしてユーザ
    に提供する文書を保持する文書DBから該当する文書を
    検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  15. 【請求項15】 前記文書DB検索手段により検索され
    た前記文書をユーザに提示する文書通知手段を有するこ
    とを特徴とする請求項13または14に記載の情報提供
    サーバ。
  16. 【請求項16】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得手段と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金を設定した
    領域条件を、現在位置に対してリアルタイムに更新さ
    せ、前記ユーザの場所情報を用いてユーザの現在位置を
    リアルタイムに指定する領域条件指定手段と、 情報提供サーバに対し前記ユーザの場所情報をリアルタ
    イムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いて、ユー
    ザの現在位置をリアルタイムに前記領域条件を提示さ
    せ、前記領域条件を出力し、前記場所条件と前記領域条
    件とを用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係
    情報を座標情報とともに保持する地図DBから、施設情
    報または場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出さ
    せた前記施設または場所情報をキーワードとしてユーザ
    に提供する文書を検索させ、検索させた前記文書を送信
    させることにより前記情報提供サーバから送信された文
    書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  17. 【請求項17】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得手段と、 前記場所取得手段によりリアルタイムに更新される前記
    場所情報を保持するユーザ位置保持手段と、 情報提供サーバに対し前記ユーザの場所情報をリアルタ
    イムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いて、ユー
    ザの現在位置をリアルタイムに前記領域条件を提示さ
    せ、前記領域条件を出力し、前記場所条件と前記領域条
    件とを用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係
    情報を座標情報とともに保持する地図DBから、施設情
    報または場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出さ
    せた前記施設または場所情報をキーワードとしてユーザ
    に提供する文書を検索させ、検索させた前記文書を送信
    させることにより前記情報提供サーバから送信された文
    書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  18. 【請求項18】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得処理と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金の少なくと
    も1つを含む領域条件のうち、前記端末に指定可能な領
    域条件のルール形式を提示し前記領域条件を入力する処
    理と、 受け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新がさ
    れる度にユーザ位置を通知する処理と、 前記通知されたユーザ位置と、前記入力された領域条件
    とを受け取り、地図上の領域を検索し、地図DBより検
    索結果を取得する処理と、 前記取得処理により得られた結果を基に文書DBを用い
    てキーワードとの関連情報を検索する処理と、 得られた検索結果をユーザに提示する処理と、 を有することを特徴とする地理的情報を検索するための
    方法。
  19. 【請求項19】 仮想的あるいは現実のユーザの位置を
    リアルタイムに取得し、端末に対し、ある場所からの距
    離、経路、時間および料金の少なくとも1つを含む領域
    条件を提示させ、前記端末から指定された前記領域条件
    を受け取り、前記領域条件から地図上の領域を特定し、
    地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
    とともに保持する地図DBから、前記領域条件に合致す
    る施設名称若しくは場所の名称の少なくとも1つを検索
    する地図情報検索処理と、 前記地図情報検索手段より施設名称または場所名称の少
    なくとも1つを受け取り、受け取った該名称をキーワー
    ドとしてユーザに提供する文書を保持する文書DBから
    該当する文書を検索する文書DB検索処理と、 を有することを特徴とする情報提供装置の処理を実行す
    るためのサーバが読み取り可能なプログラムを記録した
    記録媒体。
  20. 【請求項20】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得処理と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金を設定した
    領域条件を提示させ、ある場所からの距離、経路、時間
    および料金の少なくとも1つを設定した領域条件を、仮
    想的あるいは現実の現在位置に対してリアルタイムに指
    定する領域条件指定処理と、 情報提供サーバに対し前記ユーザの場所情報をリアルタ
    イムに更新させ、前記ユーザの場所情報を用いて、ユー
    ザの現在位置をリアルタイムに前記領域条件を提示さ
    せ、前記領域条件を出力する処理と、 情報提供サーバに対し前記場所情報と前記領域条件とを
    用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
    座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報また
    は場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出させた前
    記施設または場所情報をキーワードとしてユーザに提供
    する文書を検索させ、検索させた前記文書を送信させる
    ことにより、送信された文書を前記情報提供サーバから
    受信する受信処理と、 前記受信した文書を表示する表示処理と、 を有する情報検索装置に処理を実行するためのクライア
    ントが読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 ユーザの場所情報をユーザIDととも
    に保持するユーザ場所嗜好DBと、 端末により入力された文書の文書IDと配布登録場所と
    の対応関係を保持する文書登録場所インデックスと、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条件の
    うち、文書を配布するための領域条件である文書配布条
    件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布条件D
    Bと、 前記文書登録場所インデックスから前記配布登録場所を
    検索して、前記文書配布条件DBから当該文書の前記文
    書IDに対応する前記文書配布条件を取得し、前記配布
    登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、文書配
    布の対象となる領域を決定して、当該領域を条件として
    地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
    とともに保持する地図DBと、前記ユーザ場所嗜好DB
    とを検索し、条件に合致する地理的範囲内に登録されて
    いるユーザIDのリストを取得して前記文書IDととも
    に文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ検索手段と、 前記地図・ユーザ検索手段からの文書IDに該当する前
    記文書をユーザへ提供する文書を保持する文書DBから
    検索する文書DB検索手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  22. 【請求項22】 ユーザ毎のIDを管理し、端末から受
    け取った位置情報を有する場所情報にユーザIDを付与
    してユーザ場所嗜好DBに登録するユーザ管理手段と、 前記ユーザ場所嗜好情報にユーザIDとともに保持する
    ユーザ場所嗜好DBと、 端末により入力された文書の文書IDと配布登録場所と
    の対応関係を保持する文書登録場所インデックスと、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを含む領域条件のう
    ち、文書を配布するための領域条件である文書配布条件
    を前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡す地図・
    ユーザ検索手段と、 前記地図・ユーザ検索手段からの文書IDに該当する前
    記文書をユーザに提供する文書を保持する文書DBから
    検索し受け取ったユーザIDのリストとともに前記文書
    通知手段に渡す文書DB検索手段と、 前記文書DB検索手段からの情報を基に、該当するユー
    ザに文書内容を通知する文書通知手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  23. 【請求項23】 ある場所からの距離、経路、時間およ
    び料金を設定した領域条件を、ルール形式で保持する領
    域条件ルールDBと、 前記地図・ユーザ検索手段が前記文書登録場所インデッ
    クスから前記文書IDおよび前記配布登録場所を受け取
    り、当該文書IDに該当する前記文書配布条件を前記文
    書配布条件DBから取得し、前記文書配布条件DBに登
    録されている前記ルール形式を参照して前記領域条件を
    分類する場所条件解析手段と、 前記領域条件として直線距離が指定された場合には前記
    場所条件解析手段から前記場所情報と前記領域条件とを
    受け取り、前記場所情報により指定された場所を中心に
    指定された距離半径の領域を算出する直線距離範囲領域
    算出手段と、 前記領域条件として経路が指定された場合には前記場所
    条件解析手段から前記場所情報と前記領域条件とを受け
    取り、指定された経路に沿う領域を算出する経路領域算
    出手段と、 前記領域条件として到達可能性条件が指定された場合に
    は前記場所条件解析手段から前記場所情報と前記領域条
    件とを受け取り、該条件に従って到達可能な領域を算出
    する到達可能領域算出手段と、から選択される少なくと
    も1つの領域算出手段を有し、 前記直線距離範囲領域算出手段、前記経路領域算出手段
    または前記到達可能領域算出手段から算出された少なく
    とも1つの領域情報を受け取り、前記端末から指定され
    た前記領域条件を受け取り、前記地図DBと前記ユーザ
    場所嗜好DBとから、その地図領域内に登録されたユー
    ザIDのリストを取得し、取得したリストを文書IDと
    ともに前記文書DB検索手段に渡す領域内ユーザ検索手
    段と、 を有することを特徴とする請求項21に記載の情報提供
    サーバ。
  24. 【請求項24】 ユーザに文書を提供するためのクライ
    アントであって、前記クライアントは、情報提供サーバ
    に前記ユーザに提供する文書を入力するための入力手段
    と、 該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所とユ
    ーザに配布するための配布条件を前記入力手段により入
    力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録場所
    をサーバを介して、当該文書を前記ユーザに渡すことを
    特徴とするユーザに文書を提供するためのクライアン
    ト。
  25. 【請求項25】 ユーザが興味を持った場所の場所情
    報、またはある場所からの距離、経路、時間および料金
    の少なくとも1つを含む領域条件を入力する場所条件入
    力手段と、 情報提供サーバに対し、前記場所条件入力手段から場所
    情報と前記領域条件とを出力し、文書IDに対応する文
    書配布条件を取得し、前記配布登録場所と読み取った前
    記文書配布条件とから、文書配布の対象となる領域を決
    定させて、当該領域を条件として地図上の施設名称また
    は道路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図
    DBと、前記ユーザ場所嗜好DBとを検索させ、条件に
    合致する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリ
    ストを取得させ、前記検索された文書を送信させ、 前記送信させた文書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  26. 【請求項26】 ユーザに提供するための文書を登録す
    る文書登録手段と、 情報提供サーバに対し、前記文書登録手段から入力され
    た文書の文書IDと配布登録場所との対応関係を保持さ
    せ、前記領域条件のうち、文書を配布するための領域条
    件である文書配布条件を前記文書IDとともに渡して当
    該文書IDに該当する前記文書をユーザに提供する文書
    を保持する文書DBから検索させ、受け取ったユーザI
    Dのリストとともに前記文書通知手段に渡して、得られ
    た文書内容を他のクライアントに通知させることを特徴
    とするクライアント。
  27. 【請求項27】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得処理と、 ある場所からの距離、経路、時間および料金の少なくと
    も1つを含む領域条件のうち、指定可能な領域条件のル
    ール形式を提示し前記領域条件を入力する処理と、 受け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新がさ
    れる度にユーザ位置を通知する処理と、 前記通知されたユーザ位置と、前記入力された領域条件
    とを受け取り、地図上の領域を検索し、地図DBより検
    索結果を取得する処理と、 前記取得処理により得られた結果を基に文書DBを用い
    てキーワードとの関連情報を検索する処理と、 得られた検索結果をユーザに提示する処理と、 を有することを特徴とする地理的情報を検索するための
    方法。
  28. 【請求項28】 ユーザが興味を持った場所の場所情
    報、またはある場所からの距離、経路、時間および料金
    の少なくとも1つを含む領域条件を入力する場所条件入
    力処理と、 情報提供サーバに対し、前記場所条件入力手段から場所
    情報と前記領域条件とを出力し、文書IDに対応する文
    書配布条件を取得し、前記配布登録場所と読み取った前
    記文書配布条件とから、文書配布の対象となる領域を決
    定させて、当該領域を条件として地図上の施設名称また
    は道路の連接関係情報を座標情報とともに保持する地図
    DBと、前記ユーザ場所嗜好DBとを検索させ、条件に
    合致する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリ
    ストを取得させ、前記検索された文書を送信させ、 前記送信させた文書を受信する受信処理と、 を有することを特徴とする情報検索装置に処理を実行す
    るためのクライアントが読み取り可能なプログラムを記
    録したことを特徴とする記録媒体。
  29. 【請求項29】 ユーザに提供するための文書を登録す
    る文書登録手段と、 情報提供サーバに対し、前記文書登録処理により入力さ
    れた文書の文書IDと配布登録場所との対応関係を保持
    させ、前記領域条件のうち、文書を配布するための領域
    条件である文書配布条件を前記文書IDとともに渡して
    当該文書IDに該当する前記文書をユーザに提供する文
    書を保持する文書DBから検索させ、受け取ったユーザ
    IDのリストとともに前記文書通知手段に渡して、得ら
    れた文書内容を通知させることを特徴とする情報検索装
    置に処理を実行するためのクライアントが読み取り可能
    なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  30. 【請求項30】 ユーザの場所情報をユーザIDととも
    に保持するユーザ場所嗜好DBに保持する処理と、 端末により入力された文書の文書IDと配布登録場所と
    の対応関係を保持する文書登録場所インデックスを保持
    する処理と、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条件の
    うち、文書を配布するための領域条件である文書配布条
    件を前記文書IDと対応させて文書配布条件DBに保持
    する処理と、 前記文書登録場所インデックスに保持する処理から、前
    記配布登録場所を検索して、前記文書配布条件DBから
    当該文書の前記文書IDに対応する前記文書配布条件を
    取得し、前記配布登録場所と読み取った前記文書配布条
    件とから、文書配布の対象となる領域を決定して、当該
    領域を条件として地図上の施設名称または道路の連接関
    係情報を座標情報とともに保持する地図DBと前記ユー
    ザ場所嗜好DBとを検索し、条件に合致する地理的範囲
    内に登録されているユーザIDのリストを取得して前記
    文書IDとともに文書DB検索手段に渡す地図・ユーザ
    検索処理と、 前記地図・ユーザ検索処理からの文書IDに該当する前
    記文書をユーザへ提供する文書を保持する文書DBから
    検索する文書DB検索処理とを有する情報検索装置によ
    る情報検索の処理を実行するためのサーバが読み取り可
    能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  31. 【請求項31】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得手段と、 端末により入力された文書の文書IDと配布登録場所と
    の対応関係を保持する文書登録場所インデックスと、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条件の
    うち、文書を配布するための領域条件である文書配布条
    件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布条件D
    Bと、 前記文書登録場所インデックスから前記配布登録場所を
    読み取り、かつ、前記文書配布条件DBから当該文書の
    前記文書IDに対応する前記文書配布条件を取得し、前
    記配布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、
    地図上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報
    とともに保持する地図DBと、前記ユーザ位置保持手段
    に記録されている前記ユーザの場所情報とを検索し、条
    件に合致する地理的範囲内に登録されているユーザID
    のリストを取得して前記文書IDとともに文書DB検索
    手段に渡す地図・ユーザ検索手段と、 前記地図・ユーザ検索処理から受け取った文書IDに該
    当する前記文書をユーザへ提供する文書を保持する文書
    DBから検索する文書DB検索し、ユーザIDのリスト
    とともに文書通知手段に渡す文書DB検索手段と、 前記文書検索通知手段からの情報から該当するユーザに
    文書内容を通知する文書通知手段と、 前記文書通知手段がユーザに通知する文書の文書IDと
    前記文書を通知するためのユーザIDとを管理し、当該
    文書が前記文書登録手段により指定された通知ユーザ数
    の上限を超えた場合には削除するように前記文書の文書
    IDを文書削除手段に通知する通知ユーザ管理手段と、 前記通知ユーザ管理手段より通知ユーザ数を超えた文書
    の文書IDを受け取り、該当する文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件および前記配布登録場所をそれぞ
    れ前記文書配布条件DBおよび前記文書登録場所インデ
    ックスより削除する文書削除手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  32. 【請求項32】 ユーザ毎のIDを管理し、第1の端末
    からリアルタイムに取得した仮想的あるいは現実のユー
    ザ位置を含むユーザの場所情報にユーザIDを付与して
    ユーザ位置保持手段に渡すユーザ管理手段と、 前記ユーザ管理手段から受け取った前記ユーザIDと前
    記ユーザの場所情報とを保持する前記ユーザ位置保持手
    段と、 第2の端末により入力された文書情報の文書IDと前記
    文書情報とをユーザに配布するための配布登録場所の対
    応関係を保持する文書登録場所インデックスと、 前記第2の端末により入力されたある場所からの距離、
    経路、時間および料金の少なくとも1つを設定した領域
    条件の中の文書を配布するための領域条件である文書配
    布条件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布条
    件DBと、 前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録場所
    と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配
    布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBと、前記ユーザ位置保持手段に記
    録されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致
    する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリスト
    を取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡
    す地図・ユーザ検索手段と、 文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
    た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
    ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
    B検索手段と、 前記文書DB検索手段の情報から、該当するユーザに文
    書内容を通知する文書通知手段と、 前記文書通知手段がユーザに通知する文書の文書IDと
    前記文書を通知するためのユーザIDとを管理し、当該
    文書が前記文書登録手段により指定された通知ユーザ数
    の上限を超えた場合には削除するように前記文書の文書
    IDを文書削除手段に通知する通知ユーザ管理手段と、 前記通知ユーザ管理手段より通知上限を超えた文書の文
    書IDを受け取り、該当する文書の文書IDに対応する
    前記文書配布条件および前記配布登録場所をそれぞれ前
    記文書配布条件DBおよび前記文書登録場所インデック
    スより削除する文書削除手段と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  33. 【請求項33】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報とユーザIDとを保持するユーザ位置保持手段と、 第2の端末により入力された文書の文書IDと、前記文
    書の配布登録場所との対応関係を保持する文書登録場所
    インデックスと、 第2の端末により入力されたある場所からの距離、経
    路、時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条
    件のうち、文書を配布するための領域条件である文書配
    布条件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布条
    件DBと、 前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録場所
    と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配
    布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBと、前記ユーザ位置保持手段に記
    録されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致
    する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリスト
    を取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡
    す地図・ユーザ検索手段と、 文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
    た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
    ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
    B検索手段と、 ユーザに通知する文書の文書IDと前記文書を通知する
    ためのユーザIDとを管理し、当該文書が前記文書登録
    手段により指定された通知ユーザ数の上限を超えた場合
    には前記文書の通知の指示をしない通知ユーザ管理手段
    と、 を有することを特徴とする情報提供サーバ。
  34. 【請求項34】 ユーザ毎のIDを管理し第1の端末か
    らリアルタイムに取得した仮想的あるいは現実のユーザ
    位置を含むユーザの場所情報にユーザIDを付与してユ
    ーザ位置保持手段に渡すユーザ管理手段と、 前記ユーザ管理手段から受け取った前記ユーザIDと前
    記ユーザ場所情報とを保持するユーザ位置保持手段と、 前記第2の端末により入力されたある場所からの距離、
    経路、時間および料金の少なくとも1つを設定した領域
    条件のうち、文書を配布するための領域条件である文書
    配布条件を前記文書IDと対応させて保持する文書配布
    条件DBと、 前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録場所
    と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配
    布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBと、前記ユーザ位置保持手段に記
    録されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致
    する地理的範囲内に登録されているユーザIDのリスト
    を取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡
    す地図・ユーザ検索手段と、 文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
    た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
    ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
    B検索手段と、 ユーザに通知する文書の文書IDと前記文書を通知する
    ためのユーザIDとを管理し、当該文書が前記文書登録
    手段により指定された通知ユーザ数の上限を超えた場合
    には削除するように前記文書の文書IDを文書削除手段
    に通知する通知ユーザ管理手段と、 前記通知ユーザ管理手段の指示により、前記通知ユーザ
    管理手段の情報から、該当するユーザに文書内容を通知
    する文書通知手段と、を有することを特徴とする情報提
    供サーバ。
  35. 【請求項35】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得手段と、 情報提供サーバに対し前記ユーザに提供する文書情報を
    文書配布登録場所と配布条件を付して登録させ、また、
    前記場所取得手段からリアルタイムに更新される前記場
    所情報を保持させて、前記場所条件と前記領域条件とを
    用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
    座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報また
    は場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出させた前
    記施設または場所情報をキーワードとしてユーザに提供
    する文書を検索させ、当該文書に情報提供数の上限の存
    否を確認し、超えている場合には該当文書と、前記登録
    場所と配布条件を削除させ、超えない場合には検索させ
    た前記文書を送信させることにより前記情報提供サーバ
    から送信された文書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  36. 【請求項36】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得手段と、 情報提供サーバに対し前記ユーザに提供する文書情報を
    文書配布登録場所と配布条件を付して登録させ、また、
    前記場所取得手段からリアルタイムに更新される前記場
    所情報を保持させて、前記場所条件と前記領域条件とを
    用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
    座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報また
    は場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出させた前
    記施設または場所情報をキーワードとしてユーザに提供
    する文書を検索させ、当該文書に情報提供数の上限の存
    否を確認し、超えている場合には当該文書の通知の指示
    を出さないようにして該当文書を送信しないようにし、
    超えない場合には検索させた前記文書を送信させる指示
    を与えることにより前記情報提供サーバから送信された
    文書を受信する受信手段と、 前記受信した文書を表示する表示手段と、 を有することを特徴とするクライアント。
  37. 【請求項37】 ユーザに文書を提供するためのクライ
    アントであって、前記クライアントは、情報提供サーバ
    に前記ユーザに提供する文書を入力するための入力手段
    と、 該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所とユ
    ーザに配布するための配布条件を前記入力手段により入
    力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録場所
    をサーバを介して、当該文書を他のクライアントに渡
    し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認し、当
    該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は前記配
    布登録場所と配布条件と共に削除し、上限数を超えない
    文書は送信することを特徴とするユーザに文書を提供す
    るためのクライアント。
  38. 【請求項38】 ユーザに文書を提供するためのクライ
    アントであって、前記クライアントは、情報提供サーバ
    に前記ユーザに提供する文書を入力するための入力手段
    と、 該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所とユ
    ーザに配布するための配布条件を前記入力手段により入
    力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録場所
    をサーバを介して、当該文書を他のクライアントに渡
    し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認し、当
    該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は送信す
    る指示をださず、上限数を超えない文書は送信する指示
    を出して送信することを特徴とするユーザに文書を提供
    するためのクライアント。
  39. 【請求項39】 第2のクライアントからの文書情報
    と、当該文書情報を配布したい地理的な場所を決定する
    配布登録場所とを関連付けて文書登録場所インデックス
    に登録し、第2のクライアントからの文書情報と当該文
    書情報とをユーザに配布するための配布条件を文書配布
    条件DBに登録する処理と、 前記登録文書に配布上限数の条件があるか否かを判定す
    る処理と、 前記上限数が存在する場合に当該文書の文書IDと配布
    上限数とを通知する処理と、 ユーザの現在地にユーザIDを付加して、ユーザ位置を
    保持する処理と、 受け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新があ
    る度にユーザ位置を通知する処理と、 前記文書配布条件DBから登録された文書ID毎に前記
    配布条件を取得し、前記文書登録場所インデックスから
    登録された文書ID毎に前記文書配布登録場所を取得
    し、領域条件に合致するユーザIDのリストを取得する
    処理と、 地図・ユーザ検索手段から、ユーザIDリストと文書I
    Dを受け取り、文書DBを検索して当該文書を取得する
    処理と、 前記文書内容と、ユーザIDリストと、文書IDとを、
    渡す処理と、 前記上限数が存在する文書か否かを判断する処理と、 超えている場合には、文書配布条件、登録場所情報を文
    書配布条件DB、文書登録場所インデックスから削除す
    る処理を、超えていない場合にはユーザに通知する処理
    のいずれかを実行する処理を有することを特徴とする地
    理的情報を検索する方法。
  40. 【請求項40】 第2のクライアントからの文書情報
    と、当該文書情報を配布したい地理的な場所を決定する
    配布登録場所とを関連付けて文書登録場所インデックス
    に登録し、第2のクライアントからの文書情報と当該文
    書情報とをユーザに配布するための配布条件を文書配布
    条件DBに登録する処理と、 前記登録文書に文書IDとユーザIDリストを取得配布
    上限数の条件があるか否かを判定する処理と、 前記上限数が存在する場合に当該文書の文書IDと配布
    上限数とを通知する処理と、 ユーザの現在地にユーザIDを付加して、ユーザ位置を
    保持する処理と、 受け取ったユーザ位置を保持し、ユーザ位置の更新があ
    る度にユーザ位置を通知する処理と、 前記文書配布条件DBから登録された文書ID毎に前記
    配布条件を取得し、前記文書登録場所インデックスから
    登録された文書ID毎に前記文書配布登録場所を取得
    し、領域条件に合致するユーザIDのリストを取得する
    処理と、 地図・ユーザ検索手段から、ユーザIDリストと文書I
    Dを受け取り、文書DBを検索して当該文書を取得する
    処理と、 前記文書内容と、ユーザIDリストと、文書IDとを、
    渡す処理と、 前記上限数が存在する文書か否かを判断する処理と、 文書ID毎に文書を通知したユーザ数をカウントする処
    理とを有し、 前記カウント値が上限値を超えている場合には、前記第
    1のクライアントに文書を通知する指示を出さず、前記
    カウント値が上限値を超えていない場合にはユーザに通
    知する指示を出すことを特徴とする地理的情報を検索す
    る方法。
  41. 【請求項41】 第1のクライアントに文書情報を配布
    することを目的として、第2のクライアントは、サーバ
    に対して文書情報を、文書配布登録場所および配布条件
    を付加して登録する処理を実行し、 サーバは、登録された当該文書情報に配布上限数の条件
    があるか否かを判定する処理を実行し、前記上限数が存
    在する場合に当該文書の文書IDと配布上限数とを通知
    する処理を実行し、 第1のクライアントから、第1のクライアントの現在地
    情報を受け取りユーザIDを付加してユーザ位置を保持
    する処理を実行し、受け取ったユーザ位置を保持し、ユ
    ーザ位置の更新がある度にユーザ位置を通知させ、文書
    ID毎に文書登録場所と配布条件とを取得し、文書を通
    知したユーザ数をカウントして当該文書に配布上限数で
    ある場合に、前記カウントした通知ユーザ数が上限値を
    超えている場合には前記第1のクライアントに当該文書
    の配布の通知を行わず、超えていない場合には配布通知
    を行って前記第1のクライアントに送付することを特徴
    とする地理的情報を検索する方法。
  42. 【請求項42】 第2のクライアントからの文書情報
    を、文書配布登録場所および配布条件を付加して登録す
    る処理と、 前記第2のクライアントから、サーバに対して前記登録
    文書の文書IDと配布上限数を通知する処理と、 第1のクライアントによるユーザである第1のクライア
    ントの現在地を取得してユーザ位置を保持する処理と、 前記ユーザ位置の更新の度に第1のクライアントから、
    サーバにユーザ位置を知らせる処理と、 サーバにより、前記ユーザIDリストと前記文書IDと
    を受け取り文書DBを検索して文書を取得する処理と、 文書ID毎に文書IDと文書を通知したユーザIDのリ
    ストを記録する処理と、 前記記録したユーザリスト内のユーザID数が上限値を
    超えているか判断する処理と、 前記判断処理した結果、上限値を超えている場合には文
    書配布条件と、登録場所情報とを削除する処理または上
    限値を超えていない場合には前記第1のクライアントに
    文書内容を送信する処理と、 を有することを特徴とする地理的情報を検索する方法。
  43. 【請求項43】 第2のクライアントからの文書情報
    を、文書配布登録場所および配布条件を付加して登録す
    る処理と、 前記第2のクライアントから、サーバに対して前記登録
    文書の文書IDと配布上限数を通知する処理と、 第1のクライアントによるユーザである第1のクライア
    ントの現在地を取得してユーザ位置を保持する処理と、 前記ユーザ位置の更新の度に第1のクライアントから、
    サーバにユーザ位置を知らせる処理と、 サーバにより、前記ユーザIDリストと前記文書IDと
    を受け取り文書DBを検索して文書を取得する処理と、 文書ID毎に文書IDと配布上限数を通知する処理と、 文書配布条件DBと文書登録場所インデックスから、登
    録された文書ID毎に文書登録場所と、配布条件を取得
    し、領域条件に合致するユーザIDリストを取得する処
    理と、 前記文書ID毎に文書を通知したユーザをカウントして
    上限数を確認する処理と、 前記確認の結果、上限値を超えている場合には文書を前
    記第1のクライアントに通知する指示を出さず、前記上
    限値を超えない場合には前記第1のクライアントに文書
    内容を送信することを特徴とする地理的情報を検索する
    方法。
  44. 【請求項44】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報とユーザIDとをユーザ位置保持手段に保持する処理
    と、 端末により入力された文書の文書IDと、前記文書の配
    布登録場所との対応関係を文書登録場所インデックスに
    保持する処理と、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条件の
    中の文書を配布するための領域条件である文書配布条件
    を前記文書IDと対応させて文書配布条件DBに保持す
    る処理と、 前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録場所
    と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配
    布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBと前記ユーザ位置保持手段に記録
    されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致す
    る地理的範囲内に登録されているユーザIDのリストを
    取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡す
    地図・ユーザ検索処理と、 ユーザへ提供する文書DBから、前記地図・ユーザ検索
    手段から受け取った文書IDに該当するユーザへ提供す
    る文書を検索し、ユーザIDのリストとともに文書通知
    手段に渡す文書DB検索処理と、 前記文書DB検索処理によりユーザに通知する文書の文
    書IDと前記文書を通知するためのユーザIDとを管理
    し、当該文書が前記文書登録手段により指定された通知
    ユーザ数の上限を超えた場合には前記文書の通知の指示
    をしない通知ユーザ管理処理と、 前記通知ユーザ管理処理により通知上限を超えた文書の
    文書IDを受け取り、該当する文書の文書IDに対応す
    る前記文書配布条件および前記配布登録場所をそれぞれ
    前記文書配布条件DBおよび前記文書登録場所インデッ
    クスより削除する文書削除処理とを有する情報検索装置
    による情報検索の処理を実行するためのサーバが読み取
    り可能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  45. 【請求項45】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報とユーザIDとをユーザ位置保持手段に保持する処理
    と、 端末により入力された文書の文書IDと、前記文書の配
    布登録場所との対応関係を文書登録場所インデックスに
    保持する処理と、 前記端末により入力されたある場所からの距離、経路、
    時間および料金の少なくとも1つを設定した領域条件の
    うち、文書を配布するための領域条件である文書配布条
    件を前記文書IDと対応させて文書配布条件DBに保持
    する処理と、 前記文書登録場所インデックスから、前記配布登録場所
    と前記文書配布条件DBから当該文書の文書IDに対応
    する前記文書配布条件とを読み取り、読み取った前記配
    布登録場所と読み取った前記文書配布条件とから、地図
    上の施設名称または道路の連接関係情報を座標情報とと
    もに保持する地図DBと前記ユーザ位置保持手段に記録
    されているユーザの場所情報とを検索し、条件に合致す
    る地理的範囲内に登録されているユーザIDのリストを
    取得して前記文書IDとともに文書DB検索手段に渡す
    地図・ユーザ検索処理と、 文書DBから、前記地図・ユーザ検索手段から受け取っ
    た文書IDに該当するユーザへ提供する文書を検索し、
    ユーザIDのリストとともに文書通知手段に渡す文書D
    B検索処理と、 ユーザに通知する文書の文書IDと前記文書を通知する
    ためのユーザIDとを管理し、当該文書が前記文書登録
    手段により指定された通知ユーザ数の上限を超えた場合
    には前記文書の通知の指示をしない通知ユーザ管理処理
    とを有する情報検索装置による情報検索の処理を実行す
    るためのサーバが読み取り可能なプログラムを記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  46. 【請求項46】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得処理と、 情報提供サーバに対し前記ユーザに提供する文書情報を
    文書配布登録場所と配布条件を付して登録させ、また、
    前記場所取得手段からリアルタイムに更新される前記場
    所情報を保持させて、前記場所条件と前記領域条件とを
    用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
    座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報また
    は場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出させた前
    記施設または場所情報をキーワードとしてユーザに提供
    する文書を検索させ、当該文書に情報提供数の上限の存
    否を確認し、超えている場合には該当文書と、前記登録
    場所と配布条件を削除させ、超えない場合には検索させ
    た前記文書を送信させることにより前記情報提供サーバ
    から送信された文書を受信する受信処理と、 前記受信した文書を表示する表示処理と、 を有する情報検索装置による情報検索の処理を実行する
    ためのクライアントが読み取り可能なプログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
  47. 【請求項47】 仮想的あるいは現実のユーザの場所情
    報をリアルタイムに取得する場所取得処理と、 情報提供サーバに対し前記ユーザに提供する文書情報を
    文書配布登録場所と配布条件を付して登録させ、また、
    前記場所取得手段からリアルタイムに更新される前記場
    所情報を保持させて、前記場所条件と前記領域条件とを
    用いて、地図上の施設名称または道路の連接関係情報を
    座標情報とともに保持する地図DBから、施設情報また
    は場所情報の少なくとも1つを抽出させ、抽出させた前
    記施設または場所情報をキーワードとしてユーザに提供
    する文書を検索させ、当該文書に情報提供数の上限の存
    否を確認し、超えている場合には当該文書の通知の指示
    を出さないようにして該当文書を送信しないようにし、
    超えない場合には検索させた前記文書を送信させる指示
    を与えることにより前記情報提供サーバから送信された
    文書を受信する受信処理と、 前記受信した文書を表示する表示処理と、 を有する情報検索装置による情報検索の処理を実行する
    ためのクライアントが読み取り可能なプログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
  48. 【請求項48】 情報提供サーバに、ユーザに提供する
    文書を入力するための入力処理と、 該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所とユ
    ーザに配布するための配布条件を前記入力手段により入
    力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録場所
    をサーバを介して、当該文書を他のクライアントに渡
    し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認し、当
    該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は前記配
    布登録場所と配布条件と共に削除し、上限数を超えない
    文書は送信する処理を有する情報検索装置による情報検
    索の処理を実行するためのクライアントが読み取り可能
    なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  49. 【請求項49】 情報提供サーバに、前記ユーザに提供
    する文書を入力するための入力処理と、 該文書を前記ユーザに配布するための配布登録場所とユ
    ーザに配布するための配布条件を前記入力手段により入
    力し情報提供サーバに前記配布条件および配布登録場所
    をサーバを介して、当該文書を他のクライアントに渡
    し、当該文書にユーザに渡す上限数の存否を確認し、当
    該文書に上限数が存在し、上限数を超えた文書は送信す
    る指示をださず、上限数を超えない文書は送信する指示
    を出して送信する処理を有する情報検索装置による情報
    検索の処理を実行するためのクライアントが読み取り可
    能なプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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