JP5625760B2 - 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法 - Google Patents

広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5625760B2
JP5625760B2 JP2010245725A JP2010245725A JP5625760B2 JP 5625760 B2 JP5625760 B2 JP 5625760B2 JP 2010245725 A JP2010245725 A JP 2010245725A JP 2010245725 A JP2010245725 A JP 2010245725A JP 5625760 B2 JP5625760 B2 JP 5625760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analysis
advertisement
user
unit
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010245725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012098897A (ja
Inventor
祥晃 山岸
祥晃 山岸
一也 阿部
一也 阿部
大介 村尾
大介 村尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2010245725A priority Critical patent/JP5625760B2/ja
Publication of JP2012098897A publication Critical patent/JP2012098897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625760B2 publication Critical patent/JP5625760B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、インターネット上で提供される電子広告についての広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法に関する。
近年、店舗を構える企業では、新聞と一緒に配達される折込チラシにより、店舗周辺の消費者に来店を促すと同時に、インターネットを利用して消費者に広告を配信している広告主も多い。
一方、特許文献1には、企業や店舗が出店を予定している地域周辺についてのユーザのニーズをエリア毎に分析し、地図上に表示させることが記載されている。
特開2008−269493号公報
店舗や企業などの広告主は、限られた広告費の中で最も効率よく集客ができるよう、折込チラシの配付にかける経費と、インターネットによる広告配信にかける経費とを配分したいと考えている。そこで、折込チラシの配付地域を決定する参考とするために、インターネット配信した広告の閲覧状況を地域毎に確認したいという要望があった。しかし、上述した特許文献1の技術は、出店前の計画に用いるものであり、すでに店舗を構えている広告主が、インターネット配信した広告の閲覧状況を地域毎に分析するものではない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、店舗がインターネット配信した広告の閲覧状況を地域毎に分析することができる広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、広告識別情報と広告の配信先ユーザのユーザ識別情報とを対応付けて記憶するとともに、前記ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分けした分析エリアとして記憶する記憶部と、ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信部と、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて前記記憶部に書き込む履歴更新部と、分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析部と、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力部と、を備え、前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、前記分析部は、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、ことを特徴とする広告アクセス分析装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の広告アクセス分析装置であって、前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、前記分析結果出力部は、分析対象となる前記広告データによる分析を要求した広告主の店舗の所在地を前記記憶部から読み出し、読み出した前記所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、前記分析結果出力部は、前記記憶部から読み出した前記分析対象の広告主の店舗の所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに含まれる前記分析エリアについてのみ、前記所定の条件に合致する前記ユーザの数を算出する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記所定の条件は、前記分析対象となる広告、または、前記分析対象となる広告主の広告を閲覧した全ユーザである、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記所定の条件は、性別または年齢であり、前記記憶部は、前記ユーザの年齢または性別を記憶し、前記分析部は、特定した前記ユーザの年齢または性別を前記記憶部から読み出して前記所定の条件に合致するかを判断する、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、前記分析部は、分析対象となる広告の広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報及び配信日時と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、異なる期間に前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出し、分析結果出力部は、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数の前記異なる期間における変化に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、前記所定の条件は、広告データの配信回数または配信頻度であり、前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに属する前記ユーザのユーザ識別情報に対応して前記記憶部に記憶されている配信日時に基づいて広告データの配信回数または配信頻度を取得し、前記所定の条件に合致するユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、ことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置であって、前記ユーザの数に応じた情報は、数値、グラフ、記号、マーク、図形、キャラクター、または、色であることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、広告アクセス分析装置が実行する広告アクセス分析方法であって、前記広告アクセス分析装置は、ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分けした分析エリアとして記憶する記憶部を備えており、配信部が、ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信過程と、履歴更新部が、前記配信過程において配信された前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて記憶部に書き込む履歴更新過程と、分析部が、分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析過程と、分析結果出力部が、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力過程と、を有し、前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、前記分析過程においては、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、ことを特徴とする広告アクセス分析方法である。
請求項1及び10の発明によれば、特定の広告主の広告を閲覧したユーザのうち、店舗が指定した分析条件に合致するユーザの数に応じた情報を、地図上に分析エリア毎に表示させることができる。これにより、分析結果を視覚的にわかりやすく提示することができることに加え、地理的な特徴によって、店舗に興味のあるユーザの傾向がどのように変化しているかを把握することができる。
請求項2及び3の発明によれば、広告主の店舗との距離によって、店舗に興味のあるユーザの傾向がどのように変化しているかを把握することができる。
請求項4の発明によれば、広告主が商圏エリアとしている分析エリアのみについて、ユーザに関する情報の分析結果を表示させるため、折込チラシの配付域との比較が容易になる。
請求項5の発明によれば、特定の広告、あるいは、特定の広告主の広告を閲覧したユーザの人数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項6の発明によれば、特定の広告、あるいは、特定の広告主の広告を閲覧したユーザの年齢や性別が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項7の発明によれば、例えば、販促などを行った前後で、ユーザのある広告配信サービスの利用頻度や利用回数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項8の発明によれば、広告配信サービスの利用頻度や利用回数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項9の発明によれば、分析結果を視覚的にわかりやすく提示することができる。
本発明の一実施形態による広告アクセス分析システムの構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態による広告主データのデータ構成例を示す図である 同実施形態による広告管理データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による会員データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による配信履歴データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態によるクーポン発行履歴データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による買い物履歴データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置におけるサービス登録ユーザの広告閲覧処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置におけるサービス非登録ユーザの広告閲覧の処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による広告アクセス分析装置における分析処理フローを示す図である。 同実施形態による分析結果表示画面の表示イメージを示す図である。 同実施形態による分析結果表示画面の表示イメージを示す図である。 同実施形態による分析結果表示画面の表示イメージを示す図である。 同実施形態による分析結果表示画面の表示イメージを示す図である。 他の実施形態による広告アクセス分析システムの構成を示す機能ブロック図である。 他の実施形態による広告アクセス分析装置の分析部が出力する分析結果の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による広告アクセス分析システムの構成を示すブロック図である。同図において、広告アクセス分析システムは、広告配信業者が保有する広告アクセス分析装置1と、消費者であるユーザが保有するユーザ端末2と、広告主の広告主端末3、クーポン発行端末4、及び、POS(Point Of Sale)システム5とをネットワークNを介して接続して構成される。同図においては、ユーザ端末2、広告主端末3、クーポン発行端末4、及び、POSシステム5をそれぞれ1台のみ記載しているが、複数台がネットワークNに接続される。ここでは、広告主を販売や各種サービスなどを提供する企業の店舗として説明する。
広告配信業者は、ユーザに広告配信サービスを提供する。広告配信サービスとは、ユーザが所望の店舗の広告データを広告アクセス分析装置1からユーザ端末2に配信するサービスである。広告データは、例えば、一部の地域に新聞と一緒に配達された折込チラシの画像データである。広告配信サービスは、会員登録をしなくても利用可能であるが、会員登録したユーザには、登録のインセンティブとして広告データの閲覧によってポイントを付与したり、情報を配信したりするなどの会員サービスを提供することができる。ポイントとは、ユーザに対して特典を提供するために使用する情報であり、ここでは、買い物や各種サービスなどの料金の支払に利用できるクーポンを提供する用途に使用する。クーポンは、店舗に設置されているクーポン発行端末4により発行される。このほか、クーポンに相当するQRコード等の2次元バーコードや、電子クーポンなどをユーザの端末に電子メール等によって配信する方法でもよい。
このように広告配信業者は、ユーザに対して広告配信サービスを提供しながら、ユーザ毎の広告アクセス状況を収集する。その一方、広告主である店舗に対しては、ユーザから収集した広告アクセス分析サービスを提供する。広告アクセス分析サービスとは、店舗の広告データを閲覧したユーザに関する情報を、ユーザの居住地域(ユーザが属する地域)毎に分析した結果を提供するサービスである。広告アクセス分析装置1は、広告データを要求したユーザの属性を居住地域毎に区分して分析し、分析結果を表す情報を地図上にマッピングした画像を広告主端末3に表示させる。これにより、分析結果をエリア毎に可視化して表示させることができる。ここでは、分析結果の集計単位となるエリア(居住地域)である分析エリアを、郵便番号に対応した区域である郵便番号区域として説明する。
また、広告配信サービスに会員登録しているユーザを「会員」、広告配信サービスに会員登録していないユーザを「非会員」とも記載する。
広告アクセス分析装置1は、例えば、1台または複数台のサーバ等で実現することができ、通信部11、記憶部12、及び、処理部13を備えて構成される。
通信部11は、ネットワークNを介して情報を送受信する。記憶部12は、管理情報記憶部121、履歴情報記憶部122、及び、地図情報記憶部123を備える。
管理情報記憶部121は、広告主データ、会員データ、広告管理データなどの管理データを記憶する。広告主データは、各店舗に関する情報を示す。会員データは、広告配信サービスの会員となっているユーザに関する情報を示す。広告管理データは、配信する広告データを管理する情報である。
履歴情報記憶部122は、配信履歴データ、クーポン発行履歴データ、買い物履歴データなどの履歴データを記憶する。配信履歴データは、ユーザに広告データを配信した履歴を示す情報である。クーポン発行履歴データは、ユーザに発行したクーポンに関する情報を示す。買い物履歴データは、店舗で買い物したユーザに関する情報を示す。
地図情報記憶部123は、地図画像データ、郵便番号区域地図情報、基礎統計情報、変換情報など地図や地域に関するデータを記憶する。地図画像データは、地図のイメージデータである。地図画像データが示す地図の画像上の位置は、緯度及び経度と対応付けられている。郵便番号区域地図情報は、各郵便番号の郵便番号区域に対応した地図の画像上の領域を示す。基礎統計情報は、郵便番号区域毎の全体人口や、男女別、年齢別の人口などの情報を示す。変換情報は、郵便番号と、町丁目と、緯度及び経度との対応付けを示す。町丁目とは、都道府県、市、区、郡、町、村、大字、丁目、字などである。
処理部13は、会員登録部131、所在地取得部132、広告配信部133、クーポン引換部134、履歴更新部135、履歴受信部136、分析部137、分析結果出力部138を備える。
会員登録部131は、会員登録をするユーザのユーザ端末2から会員登録情報を受信し、受信した会員登録情報に基づいて会員データを登録する。所在地取得部132は、会員登録をしていないユーザの所在地を収集する。広告配信部133は、ユーザ端末2から広告の配信要求を受信し、管理情報記憶部121に記憶されている広告管理データに基づいて広告データを読み出し、ユーザ端末2へ返送する。クーポン引換部134は、会員登録しているユーザへのクーポン発行処理を行なう。履歴更新部135は、広告配信部133が広告を配信した履歴を履歴情報記憶部122の配信履歴データに書き込む。履歴更新部135は、店舗に設置されているクーポン発行端末4からクーポンが発行された旨の通知を受信し、履歴情報記憶部122内のクーポン発行履歴に書き込む。履歴受信部136は、POSシステム5から店舗で買い物をした会員の情報を受信し、履歴情報記憶部122に記憶されている買い物履歴データに書き込む。
分析部137は、広告主端末3から分析要求を受信し、履歴情報記憶部122に記憶されている会員データあるいは履歴データに基づいて、分析エリア毎に分析条件に合致するユーザの人数をカウントする。分析結果出力部138は、地図情報記憶部123から店舗の住所を中心とした所定範囲内の地図画像データを読み出し、分析部137により得られた分析エリア毎のユーザの人数を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示するための分析結果表示画像を生成し、広告主端末3に出力する。分析結果表示画像は、地図上の各分析エリアの領域の上に、当該分析エリアの分析結果の数値、あるいは、分析結果を示すグラフを表示させた画像、あるいは、地図上の各分析エリアの領域を、当該地域の分析結果の数値に応じた色で表した画像である。また、このように、ユーザの人数を表す情報を数、グラフ、色とするほか、記号、マーク、キャラクター、図形などとしてもよい。
ユーザ端末2は、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話端末などであり、通信部21、入力部22、表示部23、処理部24及び記憶部25を備える。
通信部21は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部22は、キーボードやマウス、ボタン、タッチパネルなどであり、ユーザの操作による情報の入力を受ける。表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(cathode ray tube)などのディスプレイである。処理部24は、通信部21を介して広告アクセス分析装置1から受信した画面データをウェブブラウザにより表示部23へ表示させたり、ウェブブラウザの画面上で入力部22により入力された指示に従って、通信部21を介して広告アクセス分析装置1に情報を送信する。記憶部25は、各種情報を記憶する。
広告主端末3は、例えば、パーソナルコンピュータであり、通信部31、入力部32、表示部33、及び、処理部34を備える。
通信部31は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部32は、キーボードやマウスなどであり、ユーザの操作による情報の入力を受ける。表示部33は、LCDやCRTなどのディスプレイである。処理部34は、通信部31を介して広告アクセス分析装置1から受信した画面データを表示部33へ表示させたり、入力部32によって入力された指示に従って、通信部31を介して広告アクセス分析装置1に情報を送信する。
図2は、広告アクセス分析装置1の管理情報記憶部121に記憶される広告主データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、広告主データは、店舗ID、店舗名、店舗の住所、店舗の所在地の緯度経度、カテゴリ、商圏エリアなどの情報を含むレコードにより構成される。
店舗IDは、店舗を一意に特定する。なお、同じ企業に複数店舗がある場合、店舗IDの所定部分、例えば、先頭から5文字目までを企業を特定する企業IDとして用いてもよいし、店舗ID以外に別途企業IDを設定しても良い。企業IDを設けない場合、店舗名には、さらに企業名が含まれる。商圏エリアは、店舗が商圏としている地域を示し、ここでは、郵便番号が設定される。
図3は、広告アクセス分析装置1の管理情報記憶部121に記憶される広告管理データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、広告管理データは、広告データを一意に特定する広告ID、広告主、広告データの格納場所、広告データの配信期間などを含むレコードにより構成される。広告主には、店舗IDが設定される。
図4は、広告アクセス分析装置1の管理情報記憶部121に記憶される会員データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、会員データは、広告配信サービスに加入しているユーザの会員ID、パスワード、名前、郵便番号、住所、年齢、性別、お気に入り登録店舗、取得ポイント数、クーポン番号、クーポン金額、店舗カード番号などの情報を含むレコードにより構成される。
会員IDは、広告配信サービスに加入しているユーザを一意に特定する。お気に入り登録店舗は、広告を頻繁に閲覧したいなどの目的によってユーザが登録した店舗を示し、店舗IDが設定される。取得ポイント数は、ユーザが現在保有しているポイント数を示す。クーポン番号は、ユーザが利用を予約したクーポンを特定する。店舗カード番号は、ユーザが店舗のサービス会員カードを保有している場合、そのカード番号を示す。
図5は、広告アクセス分析装置1の履歴情報記憶部122に記憶される配信履歴データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、配信履歴データは、配信した広告データの広告ID及び配信日時、当該広告データの配信先のユーザのユーザID及び居住地域、当該ユーザが広告配信サービスの会員であるか否かのフラグなどの情報を含むレコードにより構成される。なお、ユーザが広告配信サービスの会員であればユーザIDとして会員IDが用いられ、非会員であるときには、ユーザ端末2に表示されている地図画像上で自宅がある場所としてユーザにより指定された緯度及び経度にブラウザの番号を付加した所在地情報がユーザIDとして用いられる。居住地域には、ユーザの居住地域の郵便番号が設定される。
図6は、広告アクセス分析装置1の履歴情報記憶部122に記憶されるクーポン発行履歴データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、クーポン発行履歴データは、クーポンを一意に特定するクーポンID、クーポンの発行日時、クーポンの発行店舗の店舗ID、クーポンを発行した会員の会員IDを含むレコードにより構成される。
図7は、広告アクセス分析装置1の履歴情報記憶部122に記憶される買い物履歴データのデータ構成例を示す図である。同図に示すように、買い物履歴データは、買い物をしたユーザの店舗カード番号、買い物をした店舗の店舗ID、買い物をした日時などの情報を含んだレコードにより構成される。
次に、広告アクセス分析システムの処理手順について説明する。なお、広告アクセス分析装置1の処理部13は、通信部11を介して他の装置とデータの送受信を行い、ユーザ端末2の処理部24は、通信部21を介して他の装置とデータの送受信を行い、広告主端末3の処理部34は、通信部31を介して他の装置とデータの送受信を行うが、以下の処理では省略して記載する。
まず、広告アクセス分析装置1の管理情報記憶部121に広告主データ及び広告管理データを登録しておく。店舗から新たな広告の配信が広告配信業者に依頼されるたびに、依頼された広告についてのレコードが広告管理データに追加される。
また、ユーザが広告配信サービスへ加入した際、広告アクセス分析装置1の管理情報記憶部121に記憶されている会員データに、当該ユーザに関するレコードが追加される。具体的には、ユーザは、ユーザ端末2から広告アクセス分析装置1にアクセスし、入力部22により会員ID、パスワード、名前、郵便番号、住所、年齢、店舗カード番号などの登録情報と、登録指示とを入力する。処理部24は、登録情報及びサービス登録要求を広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の会員登録部131は、ユーザ端末2から受信した登録情報を設定したレコードを会員データに追加する。ユーザは、広告配信サービスへの登録が終了すると、広告を閲覧してポイントを蓄積する。
図8は、広告アクセス分析装置1におけるサービス登録ユーザ(会員)の広告閲覧処理フローを示す。
会員登録をしているユーザは、ユーザ端末2から広告アクセス分析装置1の広告配信サイトにアクセスし、入力部22により会員ID及びパスワードと、送信指示を入力する。処理部24は、入力された会員ID及びパスワードを広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、ユーザ端末2から会員ID及びパスワードを受信する(ステップS105)。広告配信部133は、受信した会員IDにより管理情報記憶部121に登録されている会員データのレコードを特定する。以下、この特定された会員データのレコードを「特定会員データレコード」と記載する。広告配信部133は、特定会員データレコードに設定されているパスワードと受信したパスワードとを用いて認証を行う(ステップS110)。
認証が成功した場合、広告配信部133は、特定会員データレコードからユーザの名前、取得ポイント、お気に入り登録店舗の店舗IDを読み出し、さらに、読み出した店舗IDに対応した店舗名を管理情報記憶部121に記憶されている広告主データから読み出す。広告配信部133は、読み出したユーザの名前、取得ポイント、及び、お気に入り店舗の店舗名と、店舗を検索するためのフィールドを含んだ会員トップページの画面データを生成し、ユーザ端末2に送信する(ステップS115)。
ユーザ端末2の処理部24は、広告アクセス分析装置1から返送された会員トップページの画面データを表示部23に表示させる。ユーザが入力部22によりお気に入り店舗を選択すると、処理部24は、選択されたお気に入り店舗の情報を広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、選択されたお気に入り店舗の情報を受信すると(ステップS120:お気に入り店舗選択)、管理情報記憶部121に記憶されている広告管理データから、受信した情報が示すお気に入り店舗の店舗IDと、現在の日時が含まれる配信期間とが設定されているレコードを特定する(ステップS125)。広告配信部133は、特定した広告管理データのレコードから格納場所を読み出し、読み出した格納場所から広告データを読み出す。広告配信部133は、読み出した広告データを表示させるための広告表示画面データを生成してユーザ端末2に返送する(ステップS130)。ユーザ端末2の処理部24は、受信した広告表示画面データを表示部23に表示させる。
履歴更新部135は、配信した広告データの広告ID、配信日時、会員ID、居住地域、及び、広告配信サービスの会員であることを示す会員フラグを設定したレコードを履歴情報記憶部122に記憶されている配信履歴データに追加する(ステップS135)。居住地域には、特定会員データレコードから読み出した郵便番号が設定される。
広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、特定会員データレコードに設定されている取得ポイント数を、所定のポイント数を加算したポイント数に更新する(ステップS140)。加算するポイント数は、配信した広告データの広告ID、配信した広告IDに対応した店舗ID、配信日、配信時間帯などに応じて決定してもよく、一律のポイント数としてもよい。また、配信履歴データにすでに同じ広告データを配信したことを示すレコードが含まれている場合、ポイントを加算しないようにしてもよい。
一方、ステップS115の処理の後、ユーザがユーザ端末2の入力部22により検索条件と検索指示を入力した場合、広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、ユーザ端末2から入力された検索条件を受信する(ステップS120:検索条件)。検索条件には、例えば、店舗名、郵便番号などを使用することができる。管理情報記憶部121に記憶されている広告主データから、検索条件に合致するレコードを特定する。例えば、検索条件が店舗名であれば、店舗名が合致するレコードを特定し、検索条件が郵便番号であれば、商圏エリアに当該郵便番号が含まれるレコードを特定する。広告配信部133は、特定した広告主データのレコードから読み出した店舗名、住所、カテゴリ等のリストをユーザ端末2に返送する(ステップS145)。
ユーザはユーザ端末2の入力部22により表示部23に表示されているリストの中から店舗を選択する。広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、ユーザ端末2からユーザが選択した店舗の情報を受信する(ステップS150)。広告配信部133は、管理情報記憶部121に記憶されている広告管理データから、ステップS150において受信した情報が示す店舗IDと、現在の日時が含まれる配信期間とが設定されているレコードを特定すると(ステップS155)、ステップS130からの処理を行なう。
また、ステップS115の処理の後、ユーザがユーザ端末2の入力部22によりクーポン引換を入力した場合、広告アクセス分析装置1のクーポン引換部134は、ユーザ端末2からクーポン引換要求を受信する(ステップS120:クーポン引換)。クーポン引換部134は、クーポンへの引換ポイント数を入力させるための引換ポイント入力画面データをユーザ端末2に返送する(ステップS160)。ユーザ端末2の処理部24は、受信した引換ポイント入力画面データを表示部23に表示させ、ユーザは、入力部22により、引換ポイント数を入力する。
広告アクセス分析装置1のクーポン引換部134は、ユーザ端末2から入力された引換ポイント数を受信する(ステップS165)。クーポン引換部134は、予め決められた料率に従って引換ポイント数に対応したクーポン金額を決定するとともに、クーポン番号を割り当てる。クーポン引換部134は、特定会員データレコードに設定されている取得ポイント数を、引換ポイント数を減算したポイント数に更新し、クーポン番号とクーポン金額を書き込む(ステップS170)。クーポン引換部134は、クーポン金額、クーポン番号、及び、クーポン番号の二次元バーコードを表示するクーポン発行画面データを生成してユーザ端末2に返送する(ステップS175)。ユーザ端末2の処理部24は、受信したクーポン発行画面データを表示部23に表示させる。
ステップS140またはステップS175の処理の後、ユーザ端末2から終了を受信しない場合(ステップS180:NO)、広告アクセス分析装置1は、ステップS120からの処理を繰り返し、終了を受信した場合(ステップS180:YES)、処理を終了する。なお、ステップS145において送信したリストの中から他の店舗の広告を閲覧する場合、ステップS150からの処理を繰り返す。
上記処理によりクーポンを予約したユーザは、店舗に出向き、この店舗に設置してあるクーポン発行端末4によりクーポンを発行する。具体的には、ユーザは、店舗に設置されているクーポン発行端末4に、ステップS175においてユーザ端末2が受信した二次元バーコードを読み込ませるか、ボタン等によりクーポン番号を入力する。クーポン発行端末4は、クーポン番号と店舗IDを広告アクセス分析装置1に送信する。
広告アクセス分析装置1のクーポン引換部134は、クーポン発行端末4から受信したクーポン番号により管理情報記憶部121に記憶されている会員データのレコードを特定し、特定したレコードからクーポン金額を読み出して返送する。クーポン発行端末4は、受信したクーポン金額のクーポンを印刷する。広告アクセス分析装置1のクーポン引換部134は、特定した会員データのレコードからクーポン番号及びクーポン金額を削除する。履歴更新部135は、クーポン発行端末4から受信したクーポン番号及び店舗IDと、クーポン発行日時と、特定した会員データのレコードに設定されている会員IDとを設定したレコードを履歴情報記憶部122に記憶されているクーポン発行履歴データに追加する。
ユーザは、印刷されたクーポンをレジでの支払い時に店員に渡すことによって、クーポン金額が割り引かれる。
なお、上記形態では、固有のクーポン番号を持ったクーポンを発行し、クーポン番号によりユーザを特定しているが、クーポン発行端末4が、クーポン番号と共にユーザIDを広告アクセス分析装置1に送信することにより、ユーザを特定してもよい。
また、店舗でユーザが買い物をして、支払時にサービス会員カードを提示した場合、レジでサービス会員カードを読み取る。これにより、POSシステム5に、サービス会員カードから読み取られた店舗カード番号が、支払日時とともに記憶される。POSシステム5は、店舗カード番号及び支払日時と、店舗IDを広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の履歴受信部136は、受信した店舗カード番号、支払日時を設定した買い物日時、店舗IDを設定した買い物店舗の情報からなるレコードを履歴情報記憶部122に記憶されている買い物履歴データに追加する。
図9は、広告アクセス分析装置1におけるサービス非登録ユーザ(非会員)の広告閲覧の処理フローを示す。
非会員のユーザが、ユーザ端末2から広告アクセス分析装置1の広告配信サイトにアクセスする。ユーザ端末2から受信したアクセス要求に、ユーザの所在地情報が付加されていない場合(ステップS205:NO)、広告アクセス分析装置1の所在地取得部132は、ユーザの居住地域を選択させるため地域選択画面データを生成し、ユーザ端末2に返送する(ステップS210)。ユーザ端末2の処理部24は、地域選択画面データを表示部23に表示させる。ユーザは、ユーザ端末2の入力部22により市区町村や郵便番号などの居住地域を選択し、送信指示を入力する。
広告アクセス分析装置1の所在地取得部132は、ユーザ端末2から居住地域を受信し(ステップS215)、受信した居住地域が市区町村を示している場合は、地図情報記憶部123に記憶されている変換情報を用いて郵便番号に変換する。所在地取得部132は、居住地域の郵便番号に対応した地図の画像上の領域を地図情報記憶部123に記憶されている郵便番号区域地図情報から読み出す。所在地取得部132は、読み出した地図の画像上の領域を中心とした所定範囲の領域の地図画像データを地図情報記憶部123から読み出す。所在地取得部132は、読み出した地図画像データを表示するとともに、この地図画像データにより表示された地図の中からユーザの自宅がある位置を選択させるための所在地選択画面データを生成してユーザ端末2に送信する(ステップS220)。なお居住地域は、例えば、ユーザ端末2が携帯情報端末の場合には、地理情報システム(GIS:Geographic Information Systems)等を用いて所定範囲の領域の地図画像データを送信した後、ユーザに正確な居住情報を確認するものであっても良い。
ユーザ端末2の処理部24は、受信した所在地選択画面データを表示部23に表示させる。ユーザは、表示部23に表示されている地図画像の上で、自宅の所在地付近を入力部22により指定する。これは、例えば、マウスにより地図画像上の所在地の地点をクリックすることにより指定することができる。表示部23は、指定された地図画像上の位置を選択位置情報として広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の所在地取得部132は、ユーザ端末2から選択位置情報を受信すると(ステップS225)、受信した選択位置情報が示す画像上の位置を、緯度及び経度に変換する(ステップS230)。所在地取得部132は、サイトの提供者がブラウザを通じてユーザのコンピュータ端末に一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みであるCookieにより、変換した緯度及び経度をユーザ端末2の記憶部25に書き込む(ステップS235)。以降、ユーザ端末2の処理部24は、広告アクセス分析装置1の広告配信サイトにアクセスする場合、記憶部25に記憶されている緯度及び経度と、広告配信サイトの閲覧に使用しているブラウザの番号とからなる所在地情報を送信する。
広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、店舗を検索するためのフィールドを含んだ検索画面データを生成し、ユーザ端末2に送信する(ステップS240)。ユーザはユーザ端末2の入力部22により検索条件と、検索指示を入力する。広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、ユーザ端末2から検索条件を受信すると(ステップS245)、図8のステップS145〜S155、S130と同様の処理を実行する。すなわち、広告配信部133は、検索条件に合致する広告主データのレコードから読み出した店舗名、住所、カテゴリ等のリストをユーザ端末2に送信し、このリストの中からユーザが選択した店舗の情報を受信し、選択された店舗の店舗IDと、現在の日時が含まれる配信期間とが設定されている広告管理データのレコードを特定する。そして、特定したレコードにより示される格納場所から広告データを読み出して広告表示画面データを生成し、ユーザ端末2に返送する(ステップS250〜S265)。ユーザ端末2の処理部24は、受信した広告表示画面データを表示部23に表示させる。
履歴更新部135は、配信した広告の広告IDと、配信日時と、所在地情報を設定したユーザIDと、居住地域と、広告配信サービスの会員ではないことを示す会員フラグとを含むレコードを履歴情報記憶部122に記憶されている配信履歴データに追加する(ステップS270)。居住地域は、ステップS215において受信した郵便番号、あるいは、地図情報記憶部123に記憶されている変換情報を用いて、ステップS230において得られた緯度及び経度から変換した郵便番号が設定される。
なお、ユーザが続けてステップS250において送信したリストの中から他の店舗の広告を閲覧する場合、ステップS255からの処理を繰り返す。
なお、ステップS205において、広告配信部133は、アクセス要求にユーザの所在地情報が付加されていると判断した場合(ステップS205:YES)、ステップS240からの処理を行なう。この場合、ステップS270において追加される配信履歴データの居住地域には、地図情報記憶部123に記憶されている変換情報を用いて、受信した所在地情報内の緯度及び経度から変換した郵便番号が設定される。
図10〜図17は、広告アクセス分析装置1における分析サービス処理フローを示す。
図10において、広告主は、広告主端末3から広告アクセス分析装置1の広告主用サイトにアクセスし、入力部32により店舗IDと、送信指示を入力する。処理部34は、店舗ID及び認証情報を広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の分析部137は、広告主端末3から送信された店舗ID及び認証情報を受信する(ステップS305)。この受信した店舗IDを受信店舗IDと記載する。分析部137は、認証情報による認証が成功した場合、受信店舗IDにより、管理情報記憶部121に記憶されている広告主データのレコードを特定し、特定したレコードから店舗の緯度及び経度、及び、商圏エリアを読み出す(ステップS310)。
分析部137は、広告主端末3に分析項目及び詳細分析項目の入力を指示する分析条件入力画面データを送信し、広告主端末3の表示部33に表示させる(ステップS315)。広告主は、広告主端末3の入力部32により、分析項目及び詳細分析項目を入力する。広告主端末3の処理部34は、入力された分析項目及び詳細分析項目からなる分析条件を広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の分析部137は、広告主端末3から分析条件を受信する(ステップS320)。分析部137は、分析項目の設定内容を判断する(ステップS325)。
図11は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「閲覧ユーザ数」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧ユーザ数」であると判断した場合(ステップS325:閲覧ユーザ数)、図10のステップS310において読み出した商圏エリアが示す郵便番号のいずれかが居住地域に設定されている配信履歴のデータレコードを抽出する(ステップS405)。
次に、分析部137は、詳細分析項目に広告IDが設定されているかを判断する(ステップS410)。分析部137は、詳細分析項目に広告IDが設定されていると判断した場合(ステップS410:YES)、ステップS405において抽出した配信履歴データのレコードのうち、詳細分析項目に設定されている広告IDが設定されているレコードを分析対象とする(ステップS415)。一方、分析部137は、詳細分析項目に広告IDが設定されていないと判断した場合(ステップS410:NO)、受信店舗IDに対応した広告IDを広告管理データから読み出し、ステップS405において抽出した配信履歴データのレコードのうち、読み出した広告IDのいずれかが設定されているレコードを分析対象とする(ステップS420)。
続いて、分析部137は、詳細分析項目に期間が設定されていると判断した場合(ステップS425:YES)、ステップS415またはステップS420において分析対象とした配信履歴データのレコードのうち、この期間内の配信日時が設定されている配信履歴データのレコードを新たな分析対象とし(ステップS430)、ステップS435の処理を行なう。詳細分析項目に期間が設定されていないと判断した場合(ステップS425:NO)、分析部137はそのままステップS435の処理を行なう。ステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に分析対象年齢、年代別、男女別、会員、非会員、全ユーザのうちいずれが対象ユーザとして設定されているかを判断する(ステップS420)。
分析部137は、詳細分析項目に分析対象年齢が設定されていると判断した場合(ステップS435:分析対象年齢)、分析対象の配信履歴データのレコードからユーザIDを読み出す。分析対象年齢には、例えば、30代〜50代などの年齢が設定される。分析部137は、読み出したユーザIDが設定されている会員データのレコードのうち、分析対象年齢に含まれる年齢が設定されているレコードを特定する(ステップS440)。分析部137は、特定した会員データのレコードの数を、当該レコードに設定されている郵便番号毎にカウントする(ステップS445)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる分析対象年齢の会員のうち、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した会員の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、各郵便番号について得られた人数を分析結果出力部138に出力する。
分析結果出力部138は、各郵便番号について得られた人数に応じて当該郵便番号に対応した郵便番号区域の表示色を決定する(ステップS450)。分析結果出力部138は、図10のステップS310において読み出した店舗の緯度及び経度を中心にした所定範囲の地図画像データを地図情報記憶部123から読み出す。所定範囲は、例えば、予め決められていてもよく、商圏エリアの郵便番号に対応した郵便番号区域が含まれる範囲としてもよい。さらに、分析結果出力部138は、地図情報記憶部123に記憶されている郵便番号区域地図情報から、分析部137より受信した郵便番号に対応した郵便番号区域の地図の画像上の領域を読み出す。分析結果出力部138は、地図画像データで示される地図画像上に、分析部137より受信した郵便番号に対応した郵便番号区域を、当該郵便番号区域について決定した表示色により表示させる分析結果表示画面データを生成し、広告主端末3に送信する(ステップS455)。広告主端末3の処理部34は、表示部33に受信した分析結果表示画面データを表示させる。
広告主が、広告主端末3の入力部32により再び分析項目及び詳細分析項目を入力した場合、分析部137は、分析項目及び詳細分析項目を受信し(ステップS460:NO)、図10のステップS320からの処理を繰り返す。広告主端末3から終了を受信した場合(ステップS460:YES)、分析部137は処理を終了する。
ステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「年代別」が設定されていると判断した場合(ステップS435:年代別)、分析対象の配信履歴データのレコードからユーザIDを読み出す。分析部137は、読み出したユーザIDが設定されている会員データのレコードを特定する。分析部137は、特定した会員データのレコードに設定されている郵便番号及び年齢を参照し、特定した会員データのレコード数を郵便番号及び年代の組み合わせ別にカウントする(ステップS465)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した会員の年代別の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、郵便番号について得られた年代別の会員数を分析結果出力部138に出力する。
分析結果出力部138は、各郵便番号について得られた年代毎の会員数のグラフを生成する(ステップS470)。分析結果出力部138は、店舗の緯度及び経度を中心にした所定範囲の地図画像データを地図情報記憶部123から読み出す。さらに、分析結果出力部138は、地図情報記憶部123に記憶されている郵便番号区域地図情報から、分析部137より受信した郵便番号に対応した郵便番号区域の地図の画像上の領域を読み出す。分析結果出力部138は、地図画像データで示される地図画像における郵便番号区域上に、当該郵便番号区域について生成したグラフを表示させる分析結果表示画面データを生成し、広告主端末3に送信する(ステップS475)。広告主端末3の処理部34は、表示部33に受信した分析結果表示画面データを表示させる。広告アクセス分析装置1は、ステップS460からの処理を実行する。
ステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「男女別」が設定されていると判断した場合(ステップS435:男女別)、分析対象の配信履歴データのレコードからユーザIDを読み出す。分析部137は、読み出したユーザIDが設定されている会員データのレコードを特定する。分析部137は、特定した会員データのレコードに設定されている郵便番号及び性別を参照し、特定した会員データのレコード数を郵便番号及び性別の組別にカウントする(ステップS480)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した会員の男女別の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、郵便番号について得られた男女別の会員数を分析結果出力部138に出力する。分析結果出力部138は、各郵便番号について得られた男女毎の会員数のグラフを生成すると(ステップS485)、ステップS475からの処理を行なう。
なお、ステップS435において、詳細分析項目に「分析対象年齢」及び「年代別」が設定されていると判断した場合、分析部137は、ステップS440を実行した後、ステップS465からの処理を行なう。この場合、店舗の商圏エリアに住んでいる分析対象年齢の会員の中で、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した会員の年代別の人数が郵便番号毎に得られ、分析結果出力部138によりグラフ化される。
図12は、図11のステップS435において、分析部137が、詳細分析項目に「会員」、「非会員」または「全ユーザ」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図11のステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「全ユーザ」が設定されていると判断した場合(ステップS425:全ユーザ)、分析対象の配信履歴データのレコードに設定されている郵便番号とユーザIDの組を抽出し、同じ郵便番号とユーザIDの組がある場合には1つのみを残す。そして、分析部137は、残っている郵便番号とユーザIDの組みに基づいて、郵便番号毎にユーザIDの数をカウントする(ステップS505)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでおり、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した全ユーザの人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、郵便番号について得られた人数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
一方、図11のステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「会員」が設定されていると判断した場合(ステップS435:会員)、分析対象の配信履歴データのレコードのうち、会員フラグが会員を示しているレコードのみを新たな分析対象のレコードとする(ステップS510)。分析部137は、新たな分析対象のレコードについて、ステップS505からの処理を行なう。この場合、ステップS505では、店舗の商圏エリアに住んでおり、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した会員の人数が郵便番号毎に得られる。
また、図11のステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「非会員」が設定されていると判断した場合(ステップS435:非会員)、分析対象の配信履歴データのレコードのうち、会員フラグが非会員を示しているレコードのみを新たな分析対象のレコードとする(ステップS515)。分析部137は、新たな分析対象のレコードについて、ステップS505からの処理を行なう。この場合、ステップS505では、店舗の商圏エリアに住んでおり、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した非会員の人数が郵便番号毎に得られる。
図13は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「閲覧数」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧数」であると判断した場合(ステップS320:閲覧数)、続いて、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS605)。分析部137は、詳細分析項目に期間が設定されていると判断した場合(ステップS605:YES)、配信履歴データのレコードのうち、詳細分析項目に設定されている期間内の配信日時が設定されている配信履歴データのレコードのみを新たな分析対象とする(ステップS610)。詳細分析項目に期間が設定されていないと判断した場合(ステップS610:NO)、配信履歴データの全レコードを分析対象とする。分析部137は、詳細分析項目に会員、非会員、全ユーザのうちいずれが対象ユーザとして設定されているかを判断する(ステップS615)。
分析部137は、詳細分析項目に「会員」が設定されていると判断した場合(ステップS615:会員)、分析対象の配信履歴データのレコードのうち、会員を示す会員フラグが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを新たな分析対象のレコードとする(ステップS620)。なお、分析対象閲覧数は、1〜5回や、10回以上などの範囲を設定することが可能である。
一方、ステップS615において、分析部137は、詳細分析項目に「非会員」が設定されていると判断した場合(ステップS605:非会員)、分析対象の配信履歴データのレコードのうち、非会員を示す会員フラグが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを新たな分析対象のレコードとする(ステップS625)。
また、ステップS615において、分析部137は、詳細分析項目に「全ユーザ」が設定されていると判断した場合(ステップS615:全ユーザ)、分析対象の配信履歴データのレコードのうち、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを新たな分析対象のレコードとする(ステップS630)。
分析部137は、ステップS620、S625、または、S630において得られた分析対象の配信履歴データのレコードをユーザIDによりソートし、同じユーザIDが設定されているレコード数をカウントする(ステップS635)。これによって、各ユーザIDにより特定されるユーザの広告データの閲覧数が得られる。
分析部137は、詳細分析項目に分析対象閲覧数が設定されていると判断した場合(ステップS640:YES)、ステップS635において得られた広告データの閲覧数が分析対象閲覧数に合致するユーザIDを抽出する。分析部137は、抽出したユーザIDに対応した郵便番号を、分析対象の配信履歴データのレコード、あるいは、会員データのレコードから取得すると、抽出したユーザIDの数を郵便番号毎にカウントする(ステップS645)。分析部137は、郵便番号について得られた人数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
一方、ステップS640において、分析部137は、詳細分析項目に分析対象閲覧数が設定されていないと判断した場合(ステップS640:NO)、郵便番号毎に、ステップS635において得られた広告データの閲覧数別に(例えば、1〜4回、5〜9回、10〜19回、20回以上など)ユーザIDの数をカウントする(ステップS650)。分析部137は、各郵便番号毎に、閲覧数別のユーザ数のグラフを生成し、分析結果出力部138に出力する(ステップS655)。分析結果出力部138は、図11のステップS475からの処理を実行する。
図14は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「閲覧間隔」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧間隔」であると判断した場合(ステップS325:閲覧数)、詳細分析項目に会員、非会員、全ユーザのうちいずれが対象ユーザとして設定されているかを判断する(ステップS705)。
分析部137は、詳細分析項目に「会員」が設定されていると判断した場合(ステップS705:会員)、配信履歴データのレコードのうち、会員を示す会員フラグが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを分析対象のレコードとする(ステップS710)。
一方、ステップS705において、分析部137は、詳細分析項目に「非会員」が設定されていると判断した場合(ステップS705:非会員)、配信履歴データのレコードのうち、非会員を示す会員フラグが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを分析対象のレコードとする(ステップS715)。
また、ステップS615において、分析部137は、詳細分析項目に「全ユーザ」が設定されていると判断した場合(ステップS615:全ユーザ)、配信履歴データのレコードのうち、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が居住地域に設定されているレコードを分析対象のレコードとする(ステップS720)。
分析部137は、分析対象の配信履歴データのレコードに設定されているユーザID及び配信日時を参照し、各ユーザIDについて配信日時が所定時間内(例えば、3時間以内など)に含まれるレコード群に分割する。そして、ユーザID毎に、最も配信日時が新しいレコード群から得られた配信日時、次に配信日時が新しいレコード群から得られた配信日時との差から閲覧間隔を算出する(ステップS725)。算出した閲覧間隔は、最近広告配信サービスを利用したときと、その直前に広告配信サービスを利用したときの間隔を示す。なお、レコード群から配信日時を得る際は、当該レコード群内において最も新しい配信日時、あるいは、最も古い配信日時のいずれを用いてもよい。分析部137は、各ユーザIDについて閲覧間隔を算出する。
分析部137は、詳細分析項目に分析対象閲覧間隔が設定されていると判断した場合(ステップS730:YES)、ステップS725において得られた広告データの閲覧間隔が分析対象閲覧間隔に合致するユーザIDを抽出する。分析部137は、抽出したユーザIDに対応した郵便番号を、分析対象の配信履歴データのレコード、あるいは、会員データのレコードから取得すると、抽出したユーザIDの数を郵便番号毎にカウントする(ステップS735)。分析部137は、郵便番号について得られた人数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
分析部137は、詳細分析項目に分析対象閲覧間隔が設定されていないと判断した場合(ステップS730:NO)、分析部137は、ユーザIDに対応した郵便番号を、分析対象の配信履歴データのレコード、あるいは、会員データのレコードから取得する。分析部137は、郵便番号毎に、ステップS725において得られた広告データの閲覧間隔別にユーザIDの数をカウントする(ステップS640)。分析部137は、郵便番号毎に、閲覧間隔別のユーザ数のグラフを生成し、分析結果出力部138に出力する(ステップS745)。分析結果出力部138は、図11のステップS475からの処理を実行する。
図15は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「お気に入り登録」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「お気に入り登録」であると判断した場合(ステップS325:お気に入り登録)、管理情報記憶部121に記憶されている会員データから、お気に入り登録店舗に受信店舗IDが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が設定されているレコードを特定する(ステップS705)。分析部137は、特定した会員データのレコードの数を、当該レコードに設定されている郵便番号毎にカウントする(ステップS710)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗をお気に入り登録している会員の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、各郵便番号について得られた会員数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS360からの処理を実行する。
図16は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「クーポン利用」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「クーポン利用」であると判断した場合(ステップS325:クーポン利用)、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS905)。分析部137は、期間が設定されていると判断した場合(ステップS905:YES)、クーポン発行履歴データのレコードのうち、発行日時が詳細分析項目に設定されている期間内のレコードを分析対象とする(ステップS910)。なお、分析部137は、期間が設定されていないと判断した場合(ステップS905:NO)、全てのクーポン発行履歴データのレコードを分析対象とする。
分析部137は、分析対象のクーポン発行履歴データのレコードのうち、発行店舗に受信店舗IDが設定されているレコードから会員IDを読み出す(ステップS915)。分析部137は、ステップS915において読み出した会員IDが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が設定されている会員データのレコードを特定する(ステップS920)。分析部137は、特定した会員データのレコードの数を、当該レコードに設定されている郵便番号毎にカウントする(ステップS925)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗でクーポンを発行した会員の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、各郵便番号について得られた会員数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
図17は、図10のステップS325において、分析部137が、分析項目に「店舗利用」が設定されていると判断したときの分析サービス処理フローを示す。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「店舗利用」であると判断した場合(ステップS325店舗利用)、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS1105)。分析部137は、期間が設定されていると判断した場合(ステップS1105:YES)、買い物履歴データのレコードのうち、買い物日時が詳細分析項目に設定されている期間内のレコードを分析対象とする(ステップS1010)。なお、分析部137は、期間が設定されていないと判断した場合(ステップS1005:NO)、全ての買い物履歴データのレコードを分析対象とする。
分析部137は、分析対象の買い物履歴データのレコードうち、買い物舗に受信店舗IDが設定されている買い物履歴データのレコードから店舗カード番号を読み出す(ステップS1015)。分析部137は、ステップS1005において読み出した店舗カード番号が設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が設定されている会員データのレコードを特定する(ステップS1020)。分析部137は、特定した会員データのレコードの数を、当該レコードに設定されている郵便番号毎にカウントする(ステップS1025)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗を利用した店舗会員の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、各郵便番号について得られた会員数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
以上、広告アクセス分析装置1の分析サービス処理フローを説明したが、分析結果出力部138は、図11のステップS450において各郵便番号の人数に対応した表示色を決定する場合、例えば、各郵便番号についての人数の平均からの乖離に応じて表示色を決定したり、各郵便番号に対応した人数の合計に対する割合によって決定したり、予め決められた段階的な閾値に応じて決定したりすることができる。
また、図11のステップS450において、分析結果出力部138は、地図画像上に、郵便番号に対応した郵便番号区域に、当該郵便番号について得られた人数をさらに表示させる分析結果表示画面データを生成してもよい。あるいは、当該郵便番号について得られた人数を、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の人口により除算した値を出力してもよい。
また、分析結果出力部138は、図11のステップS470、S485、図13のステップS655、図14のステップS745においてグラフを生成する場合、円グラフ、棒グラフなど任意のグラフとすることができる。
また、分析結果出力部138は、ステップS470、S485、図13のステップS655、図14のステップS745において、分析部137は、郵便番号毎に集計した各分析項目の人数を分析結果出力部138に出力してもよい。この場合、分析結果出力部138は、地図画像上に、郵便番号に対応した郵便番号区域に、当該郵便番号について得られた項目毎の人数をさらに表示させる分析結果表示画面データを生成する。項目は、ステップS470の場合は年代、ステップS485の場合は性別、ステップS655の場合は閲覧数、ステップS745については閲覧間隔である。また、当該郵便番号について得られた人数を、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の人口により除算した値を出力してもよい。なお、項目が性別である場合、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の当該性別の人口によって除算する。
また、詳細分析項目に2以上の期間を設定することも可能である。この場合、分析部137は、期間以外の分析項目及び詳細分析項目は同様であるものとしてそれぞれの期間についての分析を行う。分析部137は、それぞれの期間について得られた分析結果の変化を郵便番号毎に求め、分析結果出力部138は、地図画面上に、その変化を郵便番号に対応した郵便番号領域に色やグラフ、数値によって示す分析結果表示画面データを生成する。
また、分析結果出力部138は、2以上の分析条件を受信し、異なる分析条件を用いた分析部137による分析結果を同時に分析結果表示画面に表示させてもよい。
また、分析結果出力部138は、地図画面上の位置にユーザの所在をプロットした分析結果表示画面を生成してもよい。分析部137は、ユーザが会員の場合、会員データから住所を読み出し、住所を緯度及び経度に変換する。ユーザが非会員の場合、履歴データに設定されているユーザIDからユーザの住所の緯度及び経度を読み出す。分析結果出力部138は、分析部137から入力された緯度及び経度に対応した地図の画面上の位置に、ユーザの住所を示す所定のマークを表示した分析結果表示画面データを生成する。
図18〜図21は、広告主端末3に表示される分析結果表示画面の表示イメージを示す図である。
図18は、分析項目が閲覧ユーザ数であり、詳細分析項目に期間、対象ユーザが指定されている場合の分析結果表示画面を示す。
分析条件入力領域G1には、広告主がチェックボックスにより分析項目や詳細分析項目を選択するためのチェックボックスが表示されている。分析条件入力領域G1は、図10のステップS315において広告主端末3に表示される分析条件入力画面データに含まれる。同図においては、チラシ閲覧者(会員・非会員)のチェックボックスにチェックがされており、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目の対象ユーザ「全ユーザ」に対応する。また、チェックボックスにチェックがされている日付は、詳細分析項目の期間に対応する。
分析結果表示領域G2には、店舗の緯度及び経度を中心とした地図画像上に、指定された分析条件による分析結果を、郵便番号区域毎に表示色により示している。表示画面G2では、閲覧ユーザ数に対応させて、郵便番号区域の表示色を赤から黄色までの4段階のグラデーションにより示している。
分析結果表示領域G2では、閲覧ユーザ数が線路の北東側は多く、南西側が少ないことが示されている。これによって、線路をはさんで自店舗側に住んでいるユーザは自店舗の広告に興味を持っており、線路の向こう側に住んでいるユーザは、自店舗の広告への興味が比較的薄いことがわかる。また、店舗の近くに住んでいるほど、自店舗の広告へ興味があるユーザが多いことがわかる。また、競合店舗付近は、自店舗の広告の閲覧者が少ないことがわかる。
図19は、分析項目が閲覧ユーザ数であり、詳細分析項目に2つの期間と、対象ユーザが指定されている場合の分析結果表示画面を示す。
分析条件入力領域G3には、会員ランクの変化に対応するチェックボックスにチェックがされており、分析項目に「閲覧ユーザ数」が、詳細分析項目に対象ユーザ「会員」とロイヤリティ会員と判断される「分析対象閲覧数」と、2つの期間が設定されている場合に対応する。期間は、チェックボックスにチェックがされている日付、及び、この日付から所定期間前の日付となる。広告アクセス分析装置1の分析部137は、詳細分析項目に設定されている2つの期間それぞれについて分析を行い、各郵便番号別の会員の人数を得る。そして、その人数からA,B,C,の3つのランクいずれに該当するかを決定し、さらに、郵便番号毎に、2つの期間でランクがどのように変化したかを判断し、分析結果出力部138に出力する。分析結果出力部138は、各郵便番号に対応したランクの変化から、表示色を決定する。分析結果出力部138は、地図画像データで示される地図画像上に、分析部137より受信した郵便番号に対応した郵便番号区域を、当該郵便番号区域について決定した表示色により表示させる分析結果表示画面データを生成する。
分析結果表示領域G4では、店舗の緯度及び経度を中心とした地図画像上に、指定された分析条件による分析結果の変化を郵便番号区域毎に表示色により示している。表示色は、前回のランクが高いほうから赤、黄、青の3つとし、また、今回のランクが高いほどそれらを濃い色としている。
これにより例えば、販促を行なった地域について、会員ランクの変化を確認することによって、販促の効果を確認することができる。
図20は、複数の分析条件による分析結果を1つの分析結果表示画面により表示している例である。分析結果表示画面G5においては、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目「全ユーザ」についての分析結果を郵便番号領域の表示色として表示しながら、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目「会員」と、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目「非会員」と、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目「年代別」についての析結果を数値により表示している。分析結果表示画面G5においては、この表示を、ポインタにより指定されている郵便番号区域に対応した郵便番号についてのみ行なっている。また、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目「年代別」についての分析結果が、郵便番号領域に棒グラフによってしめされている。
図21は、分析項目がクーポン利用であり、詳細分析項目に期間、対象ユーザが指定されている場合の分析結果表示画面を示す。分析結果表示画面G6においては、店舗でクーポンを利用した会員の住所を、店舗の緯度及び経度を中心とした地図画像上に表示している。
この場合、広告アクセス分析装置1の分析部137は、ステップS920において特定した会員データのレコードから住所の情報を読み出し、読み出した住所を地図情報記憶部123に記憶されている変換情報を用いて緯度及び経度の情報に変換し、分析結果出力部138に出力する。分析結果出力部138は、分析部137から入力された緯度及び経度に対応した地図の画面上の位置に、ユーザの住所を示す所定のマークを表示した分析結果表示画面データを生成する。
次に、他の実施形態の広告アクセス分析システムについて説明する。以下では、上述した実施形態との差分のみ示す。
図22は、他の実施形態に広告アクセス分析システムの構成を示す機能ブロック図である。この図において、図1に示す広告アクセス分析システムと同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図22に示す広告アクセス分析システムは、図1に示す広告アクセス分析装置1を、広告アクセス分析装置1aと分析結果出力装置6により実現している。同図に示す広告アクセス分析装置1aが、図1に示す広告アクセス分析装置1と異なる点は、広告アクセス分析装置1の処理部13に代えて、処理部13から分析結果出力部138を除いた構成である処理部13aを備える点である。
分析結果出力装置6は、通信部61、記憶部62、及び、分析結果出力部138aを備える。通信部61は、ネットワークNを介して情報を送受信する。記憶部62は、地図画像データ、郵便番号区域地図情報を記憶する。分析結果出力部138aは、広告アクセス分析装置1aの分析部137から分析結果を受信し、図1に示す広告アクセス分析装置1の分析結果出力部138と同様の処理を行なう。分析結果とは、図11のステップS445、図12のステップS505、図13のステップS645、図14のステップS735、図15のステップS810、図16のステップS925、または、図17のステップS1025において郵便番号毎にカウントしたユーザの人数、あるいは、図11のステップS465において郵便番号別にカウントした年代別のユーザの人数、図11のステップS480において郵便番号別にカウントした男女別のユーザの人数、図13のステップS650において郵便番号別にカウントした閲覧数別のユーザの人数、図14のステップS740において郵便番号別にカウントした閲覧間隔別のユーザの人数である。但し、分析結果出力部138aは、地図情報記憶部123に記憶されている地図画像データ、郵便番号区域地図情報の代わりに、記憶部61に記憶されている地図画像データ、郵便番号区域地図情報を参照する。
図23は、広告アクセス分析装置1aの分析部137から分析結果出力装置6に送信される分析結果の例を示す図である。同図では、図11のステップS465において郵便番号別にカウントした年代別の人数を出力する場合を示しており、店舗名が付加されている。各エリアA、B、C、D…は、郵便番号に対応している。
図22に示す広告アクセス分析システムでは、広告アクセス分析装置1aの分析部137が広告主端末3から店舗ID及び分析条件を受信してもよく、分析結果出力装置6の分析結果出力部138aが広告主端末3から店舗ID及び分析条件を受信し、受信した店舗ID及び分析条件を広告アクセス分析装置1aに送信してもよい。これによって、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、分析結果出力装置6から受信した店舗ID及び分析条件によって、広告アクセス分析装置1の分析部137と同様の処理を行なう。
また、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、広告主端末3から直接、または、分析結果出力装置6を介して店舗ID及び分析要求を受信してもよい。この場合、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、受信した店舗IDと、予め決められた複数の分析条件それぞれを用いて得られた分析結果を分析結果出力装置6に出力する。あるいは、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、1日に1回など所定の時間毎に、各店舗IDについて、予め決められた複数の分析条件それぞれを用いて得た分析結果を分析結果出力装置6に送信してもよい。
分析結果出力装置6の分析結果出力部138aは、広告アクセス分析装置1aから受信した分析結果のうち、広告主端末3から受信した分析条件に対応した分析結果を表示するための分析結果表示画面データを生成する。また、広告主端末3が予め決められた分析条件とは異なる分析条件を送信した場合、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、広告主端末3から直接、または、分析結果出力装置6を介して受信した店舗ID及び分析条件により得た分析結果を分析結果出力装置6に出力する。分析結果出力装置6は、広告アクセス分析装置1aから受信した分析結果を表示するための分析結果表示画面データを生成する。
このように、広告アクセス分析装置1aと分析結果出力装置6を別の装置により実現することで、ユーザの履歴に関する情報や、会員に関する情報を保持し、これらの情報を参照しながら分析を行なう装置と、広告主端末3へ分析結果表示画像を提供する装置とが分離され、個人情報のデータの安全性を高めることができる。
なお、上記各実施形態においては、郵便番号区域単位として分析を行なっているが、ユーザが任意に設定した区域を単位として分析を行なってもよい。
また、広告アクセス分析装置1は、自装置が備える入力部によって入力された店舗ID、分析項目及び詳細条件により、上述した分析サービス処理を実行してもよい。この場合、広告アクセス分析装置1は、自装置が備える表示部に分析結果表示画面データを表示させる。
また、図1に示す広告アクセス分析装置1の分析部137は、1日に1回など所定の時間毎に、各店舗IDについて、予め決められた複数の分析条件それぞれを用いて得た分析結果を生成し、記憶部12に書き込んでもよい。広告アクセス分析装置1の分析結果出力部138は、記憶部12に記憶されている分析結果のうち、広告主端末3から受信した分析条件に対応した分析結果を表示するための分析結果表示画面データを生成する。そして、広告主端末3から予め決められた分析条件とは異なる分析条件を送信した場合、広告アクセス分析装置1の分析部137は、広告主端末3から受信した店舗ID及び分析条件により図10のステップS320以降の処理を行なう。
上記各実施形態によれば、各店舗に、商圏エリアにおける広告配信の利用状況を提供する。これによって、各店舗は、商圏エリア毎に、どのように消費者へインセンティブを提供するかなど、効果的な広告へのコスト配分を決定するための参考とすることができる。例えば、店舗は、広告データを閲覧している人数や割合の多いエリアには、折込チラシの配付を中止するなどして、広告コストを低減することができる。また、広告データを閲覧しているユーザのうち会員との割合が少ないエリアについては、非会員であるユーザのユーザ端末に、クーポンの提供などの画像データを表示させ、会員登録を促すことが可能となる。
なお、上述の広告アクセス分析装置1、広告アクセス分析装置1a、ユーザ端末2、広告主端末3、分析結果出力装置6は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、広告アクセス分析装置1の処理部13、広告アクセス分析装置1aの処理部13a、ユーザ端末2の処理部24、広告主端末3の処理部34、及び、分析結果出力装置6の分析結果出力部138aの動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1、1a…広告アクセス分析装置
11、21、31、61…通信部
12、25、62…記憶部
13、13a、24、34…処理部
131…会員登録部
132…所在地取得部
133…広告配信部
134…クーポン引換部
135…履歴更新部
136…履歴受信部
137…分析部
138、138a…分析結果出力部
2…ユーザ端末
22、32…入力部
23、33…表示部
3…広告主端末
4…クーポン発行端末
5…POSシステム
6…分析結果出力装置

Claims (10)

  1. 広告識別情報と広告の配信先ユーザのユーザ識別情報とを対応付けて記憶するとともに、前記ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分した分析エリアとして記憶する記憶部と、
    ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信部と、
    前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて前記記憶部に書き込む履歴更新部と、
    分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析部と、
    地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力部と、
    を備え
    前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、
    前記分析部は、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
    ことを特徴とする広告アクセス分析装置。
  2. 前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、
    前記分析結果出力部は、分析対象となる前記広告データによる分析を要求した広告主の店舗の所在地を前記記憶部から読み出し、読み出した前記所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の広告アクセス分析装置。
  3. 前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、
    前記分析結果出力部は、前記記憶部から読み出した前記分析対象の広告主の店舗の所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
    ことを特徴とする請求項に記載の広告アクセス分析装置。
  4. 前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、
    前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに含まれる前記分析エリアについてのみ、前記所定の条件に合致する前記ユーザの数を算出する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  5. 前記所定の条件は、前記分析対象となる広告、または、前記分析対象となる広告主の広告を閲覧した全ユーザである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  6. 前記所定の条件は、性別または年齢であり、
    前記記憶部は、前記ユーザの年齢または性別を記憶し、
    前記分析部は、特定した前記ユーザの年齢または性別を前記記憶部から読み出して前記所定の条件に合致するかを判断する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  7. 前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、
    前記分析部は、分析対象となる広告の広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報及び配信日時と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、異なる期間に前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出し、
    分析結果出力部は、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数の前記異なる期間における変化に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  8. 前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、
    前記所定の条件は、広告データの配信回数または配信頻度であり、
    前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、
    前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに属する前記ユーザのユーザ識別情報に対応して前記記憶部に記憶されている配信日時に基づいて広告データの配信回数または配信頻度を取得し、前記所定の条件に合致するユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
    ことを特徴とする請求項から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  9. 前記ユーザの数に応じた情報は、数値、グラフ、記号、マーク、図形、キャラクター、または、色であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
  10. 広告アクセス分析装置が実行する広告アクセス分析方法であって、
    前記広告アクセス分析装置は、ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分けした分析エリアとして記憶する記憶部を備えており、
    配信部が、ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信過程と、
    履歴更新部が、前記配信過程において配信された前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて前記記憶部に書き込む履歴更新過程と、
    分析部が、分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析過程と、
    分析結果出力部が、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザ数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力過程と、
    を有し、
    前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、
    前記分析過程においては、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
    ことを特徴とする広告アクセス分析方法。
JP2010245725A 2010-11-01 2010-11-01 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法 Expired - Fee Related JP5625760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245725A JP5625760B2 (ja) 2010-11-01 2010-11-01 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245725A JP5625760B2 (ja) 2010-11-01 2010-11-01 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012098897A JP2012098897A (ja) 2012-05-24
JP5625760B2 true JP5625760B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=46390732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010245725A Expired - Fee Related JP5625760B2 (ja) 2010-11-01 2010-11-01 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5625760B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153774A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Tab Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2014203191A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 パイオニア株式会社 情報提供システム、情報要求端末、情報処理システム、制御方法及びプログラム
JP6183755B2 (ja) * 2014-05-27 2017-08-23 有限会社ハタ・ヒューマン・システム 利用情報表示装置及び方法
JP2016071671A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 凸版印刷株式会社 ユーザ分析装置、及びユーザ分析方法
JP6646465B2 (ja) * 2015-03-10 2020-02-14 技研商事インターナショナル株式会社 商圏分析システム
JP6875095B2 (ja) * 2016-10-03 2021-05-19 ダイコク電機株式会社 会員管理システム
JP6444442B2 (ja) * 2017-03-17 2018-12-26 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6445065B2 (ja) * 2017-03-17 2018-12-26 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6879962B2 (ja) * 2018-02-14 2021-06-02 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7368287B2 (ja) * 2020-03-18 2023-10-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7185664B2 (ja) * 2020-07-08 2022-12-07 楽天グループ株式会社 広告区域提示装置、広告区域提示方法、及び広告区域提示プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296539A (ja) * 1998-04-13 1999-10-29 Omron Corp データ処理装置
JP2002014997A (ja) * 2000-04-27 2002-01-18 Ntt Comware Corp 広告情報配信方法及び広告情報配信システム
JP2002083116A (ja) * 2000-06-20 2002-03-22 Disparce Inc ネットワークを利用した顧客情報収集方法、顧客情報提供方法、ポイント付与方法、商品情報提供方法、顧客情報収集装置
JP2002133067A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Sony Communication Network Corp マーケットリサーチシステムおよびマーケットリサーチ方法
JP2003044626A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Casio Comput Co Ltd 情報出力装置、情報出力方法、情報出力プログラム
JP2005025645A (ja) * 2003-05-06 2005-01-27 Hiroshi Sato 情報提供システム並びに情報処理システム
JP2007079657A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Xing Inc サーバシステム、情報配信システム及びサーバ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012098897A (ja) 2012-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5625760B2 (ja) 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法
JP5073846B1 (ja) 質問回答処理装置、質問回答処理方法、質問回答処理プログラム及び記録媒体
US8150733B2 (en) Advertisement distribution system, device and method, and advertisement distribution program
JP4473339B1 (ja) 広告情報提供サーバ、広告情報提供システム、及び広告情報提供プログラム
JP2011210263A (ja) リアルタイムキーワード連動型広告表示システムおよびリアルタイムキーワード連動型広告表示方法
JP6177536B2 (ja) 情報処理装置
JP2015201107A (ja) ポイント管理装置、ポイント管理システム、及びプログラム
JP5982533B1 (ja) 広告配信装置
JP2016191978A (ja) 特典付与管理システム及び特典付与管理方法
JP2007183721A (ja) 販売促進システム
JP2003058672A (ja) 店舗の評価情報提供システム
JP5453895B2 (ja) 広告配信装置、広告配信システム、広告配信方法
JP5497852B2 (ja) 営業支援方法、営業支援システム及びコンピュータプログラム
JP7086365B2 (ja) 情報収集システム
JP2009238148A (ja) 動線情報を利用した広告表示システム
JP2002140333A (ja) 店舗情報提供方法
JP6707020B2 (ja) 抽出装置、抽出方法及び抽出プログラム
JP2020013215A (ja) 物件情報提示装置、物件情報提示プログラム、物件情報提示方法、及び情報提供システム
JP7185664B2 (ja) 広告区域提示装置、広告区域提示方法、及び広告区域提示プログラム
JP4859887B2 (ja) プラン情報配信装置およびプラン情報配信システム
JP6563556B1 (ja) 口コミ促進支援システム、方法、およびプログラム
JP2014056302A (ja) 商品又はサービスの推薦システム並びに商品又はサービスの推薦方法
JP2004185234A (ja) 目的地情報提供サーバ、それを用いた目的地情報提供システム、目的地情報提供方法及び目的地情報提供プログラム並びに目的地情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20210131021A (ko) 핫키 등록을 이용한 광고 노출 서비스 제공 시스템 및 방법
JP2014035658A (ja) スポンサー広告配信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5625760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees