JP5625760B2 - 広告アクセス分析装置及び広告アクセス分析方法 - Google Patents
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Description
一方、特許文献1には、企業や店舗が出店を予定している地域周辺についてのユーザのニーズをエリア毎に分析し、地図上に表示させることが記載されている。
請求項2及び3の発明によれば、広告主の店舗との距離によって、店舗に興味のあるユーザの傾向がどのように変化しているかを把握することができる。
請求項4の発明によれば、広告主が商圏エリアとしている分析エリアのみについて、ユーザに関する情報の分析結果を表示させるため、折込チラシの配付域との比較が容易になる。
請求項5の発明によれば、特定の広告、あるいは、特定の広告主の広告を閲覧したユーザの人数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項6の発明によれば、特定の広告、あるいは、特定の広告主の広告を閲覧したユーザの年齢や性別が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項7の発明によれば、例えば、販促などを行った前後で、ユーザのある広告配信サービスの利用頻度や利用回数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項8の発明によれば、広告配信サービスの利用頻度や利用回数が地理的な特徴によってどのように変化しているかの傾向を把握することができる。
請求項9の発明によれば、分析結果を視覚的にわかりやすく提示することができる。
図1は、本発明の一実施形態による広告アクセス分析システムの構成を示すブロック図である。同図において、広告アクセス分析システムは、広告配信業者が保有する広告アクセス分析装置1と、消費者であるユーザが保有するユーザ端末2と、広告主の広告主端末3、クーポン発行端末4、及び、POS(Point Of Sale)システム5とをネットワークNを介して接続して構成される。同図においては、ユーザ端末2、広告主端末3、クーポン発行端末4、及び、POSシステム5をそれぞれ1台のみ記載しているが、複数台がネットワークNに接続される。ここでは、広告主を販売や各種サービスなどを提供する企業の店舗として説明する。
また、広告配信サービスに会員登録しているユーザを「会員」、広告配信サービスに会員登録していないユーザを「非会員」とも記載する。
通信部11は、ネットワークNを介して情報を送受信する。記憶部12は、管理情報記憶部121、履歴情報記憶部122、及び、地図情報記憶部123を備える。
会員登録部131は、会員登録をするユーザのユーザ端末2から会員登録情報を受信し、受信した会員登録情報に基づいて会員データを登録する。所在地取得部132は、会員登録をしていないユーザの所在地を収集する。広告配信部133は、ユーザ端末2から広告の配信要求を受信し、管理情報記憶部121に記憶されている広告管理データに基づいて広告データを読み出し、ユーザ端末2へ返送する。クーポン引換部134は、会員登録しているユーザへのクーポン発行処理を行なう。履歴更新部135は、広告配信部133が広告を配信した履歴を履歴情報記憶部122の配信履歴データに書き込む。履歴更新部135は、店舗に設置されているクーポン発行端末4からクーポンが発行された旨の通知を受信し、履歴情報記憶部122内のクーポン発行履歴に書き込む。履歴受信部136は、POSシステム5から店舗で買い物をした会員の情報を受信し、履歴情報記憶部122に記憶されている買い物履歴データに書き込む。
通信部21は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部22は、キーボードやマウス、ボタン、タッチパネルなどであり、ユーザの操作による情報の入力を受ける。表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(cathode ray tube)などのディスプレイである。処理部24は、通信部21を介して広告アクセス分析装置1から受信した画面データをウェブブラウザにより表示部23へ表示させたり、ウェブブラウザの画面上で入力部22により入力された指示に従って、通信部21を介して広告アクセス分析装置1に情報を送信する。記憶部25は、各種情報を記憶する。
通信部31は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部32は、キーボードやマウスなどであり、ユーザの操作による情報の入力を受ける。表示部33は、LCDやCRTなどのディスプレイである。処理部34は、通信部31を介して広告アクセス分析装置1から受信した画面データを表示部33へ表示させたり、入力部32によって入力された指示に従って、通信部31を介して広告アクセス分析装置1に情報を送信する。
店舗IDは、店舗を一意に特定する。なお、同じ企業に複数店舗がある場合、店舗IDの所定部分、例えば、先頭から5文字目までを企業を特定する企業IDとして用いてもよいし、店舗ID以外に別途企業IDを設定しても良い。企業IDを設けない場合、店舗名には、さらに企業名が含まれる。商圏エリアは、店舗が商圏としている地域を示し、ここでは、郵便番号が設定される。
会員IDは、広告配信サービスに加入しているユーザを一意に特定する。お気に入り登録店舗は、広告を頻繁に閲覧したいなどの目的によってユーザが登録した店舗を示し、店舗IDが設定される。取得ポイント数は、ユーザが現在保有しているポイント数を示す。クーポン番号は、ユーザが利用を予約したクーポンを特定する。店舗カード番号は、ユーザが店舗のサービス会員カードを保有している場合、そのカード番号を示す。
会員登録をしているユーザは、ユーザ端末2から広告アクセス分析装置1の広告配信サイトにアクセスし、入力部22により会員ID及びパスワードと、送信指示を入力する。処理部24は、入力された会員ID及びパスワードを広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の広告配信部133は、ユーザ端末2から会員ID及びパスワードを受信する(ステップS105)。広告配信部133は、受信した会員IDにより管理情報記憶部121に登録されている会員データのレコードを特定する。以下、この特定された会員データのレコードを「特定会員データレコード」と記載する。広告配信部133は、特定会員データレコードに設定されているパスワードと受信したパスワードとを用いて認証を行う(ステップS110)。
ユーザは、印刷されたクーポンをレジでの支払い時に店員に渡すことによって、クーポン金額が割り引かれる。
なお、上記形態では、固有のクーポン番号を持ったクーポンを発行し、クーポン番号によりユーザを特定しているが、クーポン発行端末4が、クーポン番号と共にユーザIDを広告アクセス分析装置1に送信することにより、ユーザを特定してもよい。
非会員のユーザが、ユーザ端末2から広告アクセス分析装置1の広告配信サイトにアクセスする。ユーザ端末2から受信したアクセス要求に、ユーザの所在地情報が付加されていない場合(ステップS205:NO)、広告アクセス分析装置1の所在地取得部132は、ユーザの居住地域を選択させるため地域選択画面データを生成し、ユーザ端末2に返送する(ステップS210)。ユーザ端末2の処理部24は、地域選択画面データを表示部23に表示させる。ユーザは、ユーザ端末2の入力部22により市区町村や郵便番号などの居住地域を選択し、送信指示を入力する。
図10において、広告主は、広告主端末3から広告アクセス分析装置1の広告主用サイトにアクセスし、入力部32により店舗IDと、送信指示を入力する。処理部34は、店舗ID及び認証情報を広告アクセス分析装置1に送信する。広告アクセス分析装置1の分析部137は、広告主端末3から送信された店舗ID及び認証情報を受信する(ステップS305)。この受信した店舗IDを受信店舗IDと記載する。分析部137は、認証情報による認証が成功した場合、受信店舗IDにより、管理情報記憶部121に記憶されている広告主データのレコードを特定し、特定したレコードから店舗の緯度及び経度、及び、商圏エリアを読み出す(ステップS310)。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧ユーザ数」であると判断した場合(ステップS325:閲覧ユーザ数)、図10のステップS310において読み出した商圏エリアが示す郵便番号のいずれかが居住地域に設定されている配信履歴のデータレコードを抽出する(ステップS405)。
図11のステップS435において、分析部137は、詳細分析項目に「全ユーザ」が設定されていると判断した場合(ステップS425:全ユーザ)、分析対象の配信履歴データのレコードに設定されている郵便番号とユーザIDの組を抽出し、同じ郵便番号とユーザIDの組がある場合には1つのみを残す。そして、分析部137は、残っている郵便番号とユーザIDの組みに基づいて、郵便番号毎にユーザIDの数をカウントする(ステップS505)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでおり、当該店舗の広告、あるいは、店舗が指定した広告を閲覧した全ユーザの人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、郵便番号について得られた人数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS450からの処理を実行する。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧数」であると判断した場合(ステップS320:閲覧数)、続いて、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS605)。分析部137は、詳細分析項目に期間が設定されていると判断した場合(ステップS605:YES)、配信履歴データのレコードのうち、詳細分析項目に設定されている期間内の配信日時が設定されている配信履歴データのレコードのみを新たな分析対象とする(ステップS610)。詳細分析項目に期間が設定されていないと判断した場合(ステップS610:NO)、配信履歴データの全レコードを分析対象とする。分析部137は、詳細分析項目に会員、非会員、全ユーザのうちいずれが対象ユーザとして設定されているかを判断する(ステップS615)。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「閲覧間隔」であると判断した場合(ステップS325:閲覧数)、詳細分析項目に会員、非会員、全ユーザのうちいずれが対象ユーザとして設定されているかを判断する(ステップS705)。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「お気に入り登録」であると判断した場合(ステップS325:お気に入り登録)、管理情報記憶部121に記憶されている会員データから、お気に入り登録店舗に受信店舗IDが設定されており、かつ、図10のステップ310において読み出した商圏エリアに含まれるいずれかの郵便番号が設定されているレコードを特定する(ステップS705)。分析部137は、特定した会員データのレコードの数を、当該レコードに設定されている郵便番号毎にカウントする(ステップS710)。これにより、店舗の商圏エリアに住んでいる会員のうち、当該店舗をお気に入り登録している会員の人数が郵便番号毎に得られる。分析部137は、各郵便番号について得られた会員数を分析結果出力部138に出力する。広告アクセス分析装置1は、図11のステップS360からの処理を実行する。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「クーポン利用」であると判断した場合(ステップS325:クーポン利用)、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS905)。分析部137は、期間が設定されていると判断した場合(ステップS905:YES)、クーポン発行履歴データのレコードのうち、発行日時が詳細分析項目に設定されている期間内のレコードを分析対象とする(ステップS910)。なお、分析部137は、期間が設定されていないと判断した場合(ステップS905:NO)、全てのクーポン発行履歴データのレコードを分析対象とする。
図10のステップS325において、分析部137は、分析項目が「店舗利用」であると判断した場合(ステップS325店舗利用)、詳細分析項目に期間が設定されているかを判断する(ステップS1105)。分析部137は、期間が設定されていると判断した場合(ステップS1105:YES)、買い物履歴データのレコードのうち、買い物日時が詳細分析項目に設定されている期間内のレコードを分析対象とする(ステップS1010)。なお、分析部137は、期間が設定されていないと判断した場合(ステップS1005:NO)、全ての買い物履歴データのレコードを分析対象とする。
また、図11のステップS450において、分析結果出力部138は、地図画像上に、郵便番号に対応した郵便番号区域に、当該郵便番号について得られた人数をさらに表示させる分析結果表示画面データを生成してもよい。あるいは、当該郵便番号について得られた人数を、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の人口により除算した値を出力してもよい。
また、分析結果出力部138は、ステップS470、S485、図13のステップS655、図14のステップS745において、分析部137は、郵便番号毎に集計した各分析項目の人数を分析結果出力部138に出力してもよい。この場合、分析結果出力部138は、地図画像上に、郵便番号に対応した郵便番号区域に、当該郵便番号について得られた項目毎の人数をさらに表示させる分析結果表示画面データを生成する。項目は、ステップS470の場合は年代、ステップS485の場合は性別、ステップS655の場合は閲覧数、ステップS745については閲覧間隔である。また、当該郵便番号について得られた人数を、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の人口により除算した値を出力してもよい。なお、項目が性別である場合、基礎統計情報により示される当該郵便番号に対応した郵便番号区域の当該性別の人口によって除算する。
図18は、分析項目が閲覧ユーザ数であり、詳細分析項目に期間、対象ユーザが指定されている場合の分析結果表示画面を示す。
分析条件入力領域G1には、広告主がチェックボックスにより分析項目や詳細分析項目を選択するためのチェックボックスが表示されている。分析条件入力領域G1は、図10のステップS315において広告主端末3に表示される分析条件入力画面データに含まれる。同図においては、チラシ閲覧者(会員・非会員)のチェックボックスにチェックがされており、分析項目「閲覧ユーザ数」、詳細分析項目の対象ユーザ「全ユーザ」に対応する。また、チェックボックスにチェックがされている日付は、詳細分析項目の期間に対応する。
分析結果表示領域G2では、閲覧ユーザ数が線路の北東側は多く、南西側が少ないことが示されている。これによって、線路をはさんで自店舗側に住んでいるユーザは自店舗の広告に興味を持っており、線路の向こう側に住んでいるユーザは、自店舗の広告への興味が比較的薄いことがわかる。また、店舗の近くに住んでいるほど、自店舗の広告へ興味があるユーザが多いことがわかる。また、競合店舗付近は、自店舗の広告の閲覧者が少ないことがわかる。
分析条件入力領域G3には、会員ランクの変化に対応するチェックボックスにチェックがされており、分析項目に「閲覧ユーザ数」が、詳細分析項目に対象ユーザ「会員」とロイヤリティ会員と判断される「分析対象閲覧数」と、2つの期間が設定されている場合に対応する。期間は、チェックボックスにチェックがされている日付、及び、この日付から所定期間前の日付となる。広告アクセス分析装置1の分析部137は、詳細分析項目に設定されている2つの期間それぞれについて分析を行い、各郵便番号別の会員の人数を得る。そして、その人数からA,B,C,の3つのランクいずれに該当するかを決定し、さらに、郵便番号毎に、2つの期間でランクがどのように変化したかを判断し、分析結果出力部138に出力する。分析結果出力部138は、各郵便番号に対応したランクの変化から、表示色を決定する。分析結果出力部138は、地図画像データで示される地図画像上に、分析部137より受信した郵便番号に対応した郵便番号区域を、当該郵便番号区域について決定した表示色により表示させる分析結果表示画面データを生成する。
これにより例えば、販促を行なった地域について、会員ランクの変化を確認することによって、販促の効果を確認することができる。
この場合、広告アクセス分析装置1の分析部137は、ステップS920において特定した会員データのレコードから住所の情報を読み出し、読み出した住所を地図情報記憶部123に記憶されている変換情報を用いて緯度及び経度の情報に変換し、分析結果出力部138に出力する。分析結果出力部138は、分析部137から入力された緯度及び経度に対応した地図の画面上の位置に、ユーザの住所を示す所定のマークを表示した分析結果表示画面データを生成する。
図22に示す広告アクセス分析システムは、図1に示す広告アクセス分析装置1を、広告アクセス分析装置1aと分析結果出力装置6により実現している。同図に示す広告アクセス分析装置1aが、図1に示す広告アクセス分析装置1と異なる点は、広告アクセス分析装置1の処理部13に代えて、処理部13から分析結果出力部138を除いた構成である処理部13aを備える点である。
分析結果出力装置6の分析結果出力部138aは、広告アクセス分析装置1aから受信した分析結果のうち、広告主端末3から受信した分析条件に対応した分析結果を表示するための分析結果表示画面データを生成する。また、広告主端末3が予め決められた分析条件とは異なる分析条件を送信した場合、広告アクセス分析装置1aの分析部137は、広告主端末3から直接、または、分析結果出力装置6を介して受信した店舗ID及び分析条件により得た分析結果を分析結果出力装置6に出力する。分析結果出力装置6は、広告アクセス分析装置1aから受信した分析結果を表示するための分析結果表示画面データを生成する。
また、広告アクセス分析装置1は、自装置が備える入力部によって入力された店舗ID、分析項目及び詳細条件により、上述した分析サービス処理を実行してもよい。この場合、広告アクセス分析装置1は、自装置が備える表示部に分析結果表示画面データを表示させる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11、21、31、61…通信部
12、25、62…記憶部
13、13a、24、34…処理部
131…会員登録部
132…所在地取得部
133…広告配信部
134…クーポン引換部
135…履歴更新部
136…履歴受信部
137…分析部
138、138a…分析結果出力部
2…ユーザ端末
22、32…入力部
23、33…表示部
3…広告主端末
4…クーポン発行端末
5…POSシステム
6…分析結果出力装置
Claims (10)
- 広告識別情報と広告の配信先ユーザのユーザ識別情報とを対応付けて記憶するとともに、前記ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分した分析エリアとして記憶する記憶部と、
ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信部と、
前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて前記記憶部に書き込む履歴更新部と、
分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析部と、
地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力部と、
を備え、
前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、
前記分析部は、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
ことを特徴とする広告アクセス分析装置。 - 前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、
前記分析結果出力部は、分析対象となる前記広告データによる分析を要求した広告主の店舗の所在地を前記記憶部から読み出し、読み出した前記所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記記憶部は、前記広告主の店舗の所在地を記憶しており、
前記分析結果出力部は、前記記憶部から読み出した前記分析対象の広告主の店舗の所在地を中心とした地図画像上に、前記分析部により得られた前記分析エリア毎の前記ユーザに関する情報の分析結果を表す情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、
前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに含まれる前記分析エリアについてのみ、前記所定の条件に合致する前記ユーザの数を算出する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記所定の条件は、前記分析対象となる広告、または、前記分析対象となる広告主の広告を閲覧した全ユーザである、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記所定の条件は、性別または年齢であり、
前記記憶部は、前記ユーザの年齢または性別を記憶し、
前記分析部は、特定した前記ユーザの年齢または性別を前記記憶部から読み出して前記所定の条件に合致するかを判断する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、
前記分析部は、分析対象となる広告の広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報及び配信日時と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、異なる期間に前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出し、
分析結果出力部は、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数の前記異なる期間における変化に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記記憶部は、前記広告主の商圏エリアを記憶しており、
前記所定の条件は、広告データの配信回数または配信頻度であり、
前記履歴更新部は、前記配信部が配信した前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先の前記ユーザ端末から受信したユーザ識別情報と、配信日時とを対応付けて前記記憶部に書き込み、
前記分析部は、前記記憶部から前記分析対象となる広告主の商圏エリアを読み出し、読み出した前記商圏エリアに属する前記ユーザのユーザ識別情報に対応して前記記憶部に記憶されている配信日時に基づいて広告データの配信回数または配信頻度を取得し、前記所定の条件に合致するユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。 - 前記ユーザの数に応じた情報は、数値、グラフ、記号、マーク、図形、キャラクター、または、色であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の広告アクセス分析装置。
- 広告アクセス分析装置が実行する広告アクセス分析方法であって、
前記広告アクセス分析装置は、ユーザの属する地域を一定の地図領域に区分けした分析エリアとして記憶する記憶部を備えており、
配信部が、ユーザ端末から広告の配信要求を受信し、当該要求に対応した広告データを配信する配信過程と、
履歴更新部が、前記配信過程において配信された前記広告データの広告識別情報と、当該広告データの配信先のユーザを示すユーザ識別情報とを対応付けて前記記憶部に書き込む履歴更新過程と、
分析部が、分析対象となる広告データの広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する分析過程と、
分析結果出力部が、地図画像上に、前記分析部により算出された前記分析エリア毎の前記ユーザの数に応じた情報を、当該分析エリアに対応した地図上の領域に表示した分析結果表示画像を生成し、出力する分析結果出力過程と、
を有し、
前記記憶部は、前記広告識別情報と広告主識別情報との対応付けを記憶し、
前記分析過程においては、分析対象となる広告主の広告主識別情報に対応した前記広告識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した広告識別情報に対応して前記記憶部に記憶されているユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報のユーザが属する分析エリアとに基づいて、前記広告識別情報が示す広告を閲覧したユーザを前記分析エリア毎に特定し、特定した前記ユーザのうち所定の条件に合致する前記ユーザの数を前記分析エリア毎に算出する、
ことを特徴とする広告アクセス分析方法。
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